はてなキーワード: 上伸とは
no | 投稿日 | 記事名 | URL | ブクマ数 |
---|---|---|---|---|
① | 2020-01-06 | ねとらぼを取り巻く(はてブ)世論の変化 | anond:20200106145316 | 607 users |
② | 2020-02-10 | 白人「VTuberが女性ばかりなのは差別じゃないかい?」 | anond:20200210221414 | 140 users |
③ | 2020-03-15 | はてブ民って自分らが見られる側になるとパニクるよね | anond:20200315165251 | 314 users |
④ | 2020-11-01 | え、ちょっと待って?これ【PR】じゃないの!?媒体の誇りも何もかも捨てたBuzzFeedの"コンビニ新商品記事"が神すぎる…!!「昇天する」「毎日読みたい!」 | anond:20201101212817 | 310 users |
⑤ | 2020-11-03 | 例の絵師さん個人の垢、いまこんなリプライスクラム状態だからね | anond:20201103233933 | 345 users |
⑥ | 2020-11-05 | 肛門コンプレッサーまとめ | anond:20201105214157 | 411 users |
⑦ | 2020-12-01 | 韓国語になったガンダム用語、흑역사(フギョッサ、黒歴史) | anond:20201201220444 | 109 users |
⑧ | 2020-12-04 | アニメオタクはアニメに何も貢献していない。むしろ害悪だ。 | anond:20201204203420 | 188 users |
⑨ | 2020-12-05 | 楽曲ランキング50位まで見てもほぼ全部アニソンでわろた | anond:20201205195227 | 173 users |
⑩ | 2020-12-10 | サンデル教授「エリートは人種・性差別は非難するが、低学歴者への否定的な態度は恥ずかしいと思っていない」 | anond:20201210121639 | 890 users |
⑪ | 2020-12-15 | 昔のゲーム業界人、若すぎワロタ!!ワロタ!ワロタ、、、、 | anond:20201215164115 | 499 users |
①は、「そう言えば最近『さすがねとらぼさんはしっかり裏取りしてるなぁ』みたいなブコメをよく見かけるな、昔はボロクソ言われてたのに……」という思いからまとめてみたもの。一応、検証可能なように参考ブコメをまとめてみたけれど、増田のリミット(改行数)が思ったより短くて何度も分けて投稿しなくてはいけなくて大変だった。
②が伸びるのはアホ。一方、「黒人「なぜブクマカは泉佐野市に『ごめんなさい』が言えないんだい?」 anond:20200630203258 「黒人「どうして日本人は映画館でのスマホ操作に不寛容なんだい?」」 anond:20200813121216 は伸びなかった。日本の黒人差別は異常。日本の黒人差別は異常。
④は松屋のステーキ丼が大炎上していて、いやいや他にもいろいろありますよ、ってことでまとめたもの。記事にもあるように本当はファミマもセブンもこれくらいゴミ以下の記事が量産されているのだが、あまりに量が多すぎてローソンしか紹介できなかった。ローソンごめんね。
⑥はブコメにもあるように半年に1回くらいのペースで起きているように思えたのだが、実際はそんなことなくて拍子抜けした。なんでこんなに伸びたんだろう。
⑧は2008年の再投稿増田 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20081118225445 (なおオリジナルの投稿者は私ではないので再投稿っていうかパクリ再投稿増田)。「そのとおり!」って賛同してる意見も「この増田は馬鹿!」ってキレてる意見も楽しかった。
⑩は、以前投稿したときはほぼ完全なる無風(2 users、みたいな)だったのに、「お前ら明らかに「地方」と「低学歴(非大卒)」見下してるよね」 anond:20201029182524 や「「多様性が大事」と叫ぶ同僚が私立中学受験させるらしい」 anond:20201209202741 を見てなんとなく機運だなと再投稿したら時流に乗って890ブクマ。ツイッターでも佐々木俊尚先生や青二才先生やシロクマ先生といった知の巨人たちによって紹介されていた。
ちなみにこれはコメントツリーにある anond:20201211182832 の指摘が超しっかりしてるので当時この増田を読んだ人は必ずこちらも読んでください!!増田発の誤訳に気をつけて下さい!!
⑪は最も尊敬しているビデオゲーム制作者の一人であるヨコオタロウさんにツイートしてもらってたのが本当に嬉しい(あっ、これは⑩のみたいな意味じゃないです!)。指摘にも多いように桜井政博もめちゃくちゃ若い(22でカービィ、28でスマブラ)。この一覧に桜井さんや遠藤雅伸さんがいないのは、単純にこの記事に霊感を与えた90年代中ごろのゲーム雑誌にそんなに顔出ししてなかったからってだけですね。
伸びなかったやつ
「アスリートの外見褒めるのは悪趣味だが内面はOK的なダブスタあるな? 」 anond:20200310173249
「はてブ民が誰もサンドウィッチマンを知らなくてビックリした 」 anond:20200427094629 ←いくら目を引きたくても「誰も」は欲張りすぎ。強い言葉に甘えすぎ。
我ながらこいつまとめてばっかりで全然自分から積極的に発したいことない人間だな。あともうひとつ600 users以上伸びたやつもあったけど、それは倫理的な問題があるため紹介しません。
実際コレ「あり」なんじゃね?
大人から「スポーツの上手さより大事なことをあのメーカーは大切にしてる」ってイメージが付くなら売上伸びると思うわ。
スポーツするのって何も子供だけじゃないし、子供がスポーツ用品買うのも結局は親の金による場合が多いじゃん。
つうか大人になってから運動に目覚める人って「学生時代はスポーツが得意な同級生・先輩・体育教師にハラスメントを受けてスポーツが嫌いだった。ソイツらがいない空間でスポーツやったら楽しかった」って人が結構いると思うんだよね。
逆に子供時代にヒエラルキー目当てにスポーツやってた連中は大人になると金儲けやキャバクラに熱心になってスポーツから離れがちなイメージもある。
20の頃からハゲてそれがコンプで8年まともに鏡見れなくて鏡に色ついた袋貼り付けたり、外で反射してるの見かけると視線逸らしていた
鏡を見るときは袋の一部をめくって、頭にタオルを巻くか、ニット帽をかぶった状態で見ていたため自分がこれまでどういう髪型をしていたのかは手触り以外では全くわからない
今年に入って毎週坊主にするようになってからは鏡見れるどころかわりと太り気味なのに裸でポージングして結構いけてんじゃんと思うほどになった
ハゲを受け入れたのは21の時、受け入れたというよりは禿頭を見ないことで毛という時からストレスを感じなくなった
はじめて坊主にしたのは23の時、美容院に行くのに抵抗があってネット見て坊主にすることを決めて坊主にした
見た目に気を使うようになったのは26の時、近くの男性用理髪店(カット4000円強でハゲに強いことを売りにしている。ハゲだからか終わりぎわに頭皮マッサージがされて、顔剃後にパックをされて終わる)に3か月に一回通うようになった
半年以上伸ばしていたのに前切ってから3か月ぐらい?と聞かれる程度にはハゲで、カットしてもらった後に強制的に見せられるカットチェックでは前髪だけ遊ばせている小汚いハゲが映っていた
そこに3回ぐらい通って引っ越しし、引っ越し先では1月に一度坊主にしていたのだが(自分では見ないから特に関係ないのだが、手で触ると明らかにハゲてるなぁと感じるため)、ネットで坊主は毎週やれ、みたいな記述を見て毎週することにした
それからしばらくしてキングヌーを聞いてるうちに髭を伸ばそうと思い立ち、髭をはやし始めたが、それが意外といけていた
ずっと6ミリにしていたが、おしゃれに目覚めて髪の長さも変えようと9ミリや12ミリなどで検索して写真の長さで想像して長さを変えたりしていたが、ある日総合点が気になり、おそるおそる鏡を見てみると前髪だけ明らかに薄いハゲがいた
これはまずいと思って毎週6ミリにカットするようになって完全にハゲを克服できた
ブサイクで顔にコンプレックスがあるならばなるべくマメに手入れしよう
人間そういう些細な部分でいくぶんと見た目が良くなるし、まともな顔の人間はそういうことをコツコツとやっているんだなと思った
3連休が終わる。嫌だなあ。
私は社会人4年目の会社員で去年営業からマーケティングに異動になった。
とくに希望を出したわけでもなかったが、まだ20代だし経験できることは全部経験してみようと引き受けた。
マーケティングの仕事は想像以上にストレスが多い。吐きそう。この間睡眠外来もいったし、精神科もいった。
まず社内に味方が少ない。なんでか知らないが・・・・私も営業職のときそうだったのかもしれないけれど、マーケティング部の仕事には必ず他部署の人がケチをつける。
「俺ならこうするのに」と。
じゃあやってみろ。
その権限もなくマーケティングの数字責任も負っていない奴が、だれよりも数字を見て、数字責任を背負っていろんな制限の中で施策を考えてきた人間に上から目線で指図するんじゃねえ
そのくせなぜかマーケティング担当者には「俺ならこうする」「なんでそんな方法にしたの?」「他社はもっとイケてるけど」「こんなこと俺たちもやりたい」など軽々しく言うんだよ
こういうやつらが本当に多い。マーケティング職は舐められているのかな。
「マーケティングはおれにだってできる。チャンスが回ってきていないだけだ」
「マーケティングは俺だって分かっている。だから助言してやる」って。
ふざけんなよ。なんも見えてねえだろうが。
予算獲得するしんどさも、投資したお金を回収するしんどさも、数字を見てひやひやしながら過ごす毎日も。
営業だった数字を追っていた。でもマーケティング部が追う数字はちょっと違う。
マーケティング部は数字達成できないと営業に言い訳にされるんだ。
「俺たちが数字を達成できなかったのは、マーケティング部がお客を集めてこないからだ」って。
だから数字プレッシャーの大きさが全然違う。自分の数字を追っているようで、営業の数字も追っているんだ。
他も同じ。採用がうまくいかないとマーケティングが下手だからイメージ悪いとか認知低いとかブランディングがどうのとか。
全部マーケティング部のせいになる。マーケティングは会社の全部の数字を追うんだ。
マーケティング部の仕事にぐちぐちと「もっとこうしたら」とか言ってくる他部署のやつらも蛆虫のようにウザい。
あんたらの給料も上がるようにって思ってこっちは必至で売上伸ばす方法を考えてんだよ
なのになんで足引っ張るんだよ
だったら相談してくれ?協力してもらえるようにしろ?馬鹿か??
営業とマーケが情報交換するのは分かるけど、目の前のお客様を担当している営業がマーケ部の部長に営業の助言もらうの?
もらわねーだろ。
なんでマーケは全部署にお伺い立てなきゃいけねーんだよ。頭おかしいだろ。
世のマーケティング担当者って他人の数字を背負って、そのうえ数字背負ってねー他人から仕事内容をジャッジされて、こんなシンドイ仕事してたんだ。
よく病まないな。あーなんか愚痴ってたら「仕事したくない」っていう気持ちが「むかつく」になってきた。
結果出して全員見返してやるからな。あいつらのやってたマーケティング戦略は正しかったんだ、と思わせてやるからな。本当に腹立つ。
国内外から安倍政権に対する評価が出てきているけれど、安倍政権を支持するか/しないかの間には、埋まらない断絶があるなと改めて思った。
評価しているポイントが全く異次元なので、互いに、そもそも会話すら出来る気がしないのではないかとも感じる。
リベラルサイドからは、戦争法案の呼称で反対され、かの有名な「女の盾」作戦で女性議員に触れたらセクハラと叫ぶことで議決を阻止しようとしたり、SEALDSが国会外でラップを歌って大活躍した法案だ。
集団的自衛権によって日米同盟が強固になり、その後の中国(尖閣諸島への言動)と、それに対する米国の反応を考えれば、
日本の安全保障にとっておおきな恩恵をもたらしていることは明白で、防衛費の増大という課題はありつつも安倍政権の大きな成果といってもいい。
安全保障が強固になった点は、日本人の経済活動や生活にとって計り知れない利益があるし、安倍政権がのこしてくれた大きな成果だろう。
リベラルサイドからは、特高が出来て逮捕されるぞ、自由がなくなるぞと、国民が監視されると反対されていた法案だ。
これも結局のところ、ファイブアイズとの間で情報を交換する上で、ファイブアイズが納得するだけの法整備が必要であったと言うだけにすぎないと私は理解してるし、
現にシックスアイズにしてもいいよ?という反応が出てくるようになったのは、この法案のおかげでもある。
我々が実感できる機会はないだろうけど同盟国との間で情報共有がしやすくなれば安全保障の上でのメリットは大きいはずだ。
心配されたような恣意的な運用どころか、機密情報漏洩による立件も数件しかないようなので、外交的なメリットだけが残ったと言ってよく、安倍政権の成果の一つとなった。
リベラルサイドからは、共謀罪だ、国民が監視されると反対された法案だ。
これのメリットはシンプルに、TOC条約の締結と加盟だった。これによって犯罪捜査、テロ対策において国家間で協力しやすくなったことで、
当時は予定されていた東京五輪開催に向けての不安材料の一つが解消されたと言ってもいい。
反政府活動家にとってはさぞかし窮屈だろうと思うが、我々にとっては日常の安全がまた一つ保障されたわけで、これも安倍政権の成果の一つと言える。
当時は、アメリカが承認しない可能性が濃厚となることから、強く反対しないまでも私にも疑問はあった。
だが、TPP11加盟を推進して以降の、日本の国際的な地位の向上や、英国が加盟を望んで接近してくるなどの外交面でのメリット
知的財産権の保護、政府調達、国有企業の改革などでルールが定まった事によるメリットを考えると、これは正解だったなと思える。
株価、GDPなど経済的な指標が軒並み大きく回復し、雇用状況も改善された。
個人的には、壊滅的だった金融資産が復活し、所得が10%以上伸び、賞与も毎年5か月分受け取れるようになったなど、大きすぎるメリットがあった。
GDP600兆円未達で達成までの道のりも示されたとは言えず、大成功だったとまではいわないが、アベノミクスの成果には個人的には高評価しかない。
説明不要だろう。これによって長らく続いた不毛な議論から解放された事は大きい。
その後、日韓慰安婦合意を無効にしたがる、日韓請求権協定を無視するなど、国際法違反連発するに至って、国内外に韓国の実態が知れ渡った功績は小さくはない。
他の功績に比較すれば、大きなものではないが、国民的には拍手喝采を送りたい成果だろう。
何かと批判があったアベノマスクにしても、その後にはWHOもCDCも布マスクにも有効性を認めマスクを推奨するに至った。
施策を打ち出した当時はマスクの流通がなく、買い占めを抑制する意味でもマスク配布決定そのものに意味はあったし、経済対策にしても世界的に見ても屈指といっていい規模のものになった。
国民に10万円支給はやりすぎかつ不要だと私には思えていたが、それによって助かった人もいるのだろうし、まったくダメとは思わない。
被害者数も世界的には非常に少なく、強制的なロックダウンを憲法違反になるために行えないという制約がありながらも、世界的に高い評価が得られる防疫実績を残している。
他国を見た時に、非常によくやった国の一つになったことは、専門家を信じ切った安倍政権の成果だろう。
仰る通り。維新の党も含めて、与野党の折衷案に携わった政治家はいい仕事をしたと思う。維新のおときたが動画で手柄を自慢してたね。
訪日観光客の増加、対インド外交、消費税増税なども成果とは言えるか。
消費税増税は、2050年には医療費が年間50兆円に達し、医療の崩壊は確実視されるなかでは避けられないものだったし、いつかは誰かがやるべきものだった。
その点では、野田政権もそうだし、泥をかぶった政権を高く評価したい。50年後に私たちの孫や子供の負担軽減の為にも消費税増税は必要だったと思っている。
振り返ってみると、とりわけ大きな話題に限っても安倍政権が残した実績は小さくない。
10年未来の方向性を定めることは出来たし安倍政権で良かったと思うが、懸案事項だった改憲が達成できなかったなど、更に未来にまで残る大きな功績は残せなかったなとも思う。
また、対露・対北朝鮮外交においては、北方領土問題、拉致被害者問題解決に向けて失敗したのではないかと思う。この点では評価を下げざるを得ない。
「関与していれば首相を辞める」と言わなくてもいい発言をしたことで、その後、モリカケ桜でくだらない時間を浪費して、首を最後まで狙われ続ける事になった。
ストレスが病状の悪化の一因になっていた可能性は高いだろうし、その意味では野党は嫌がらせの目的は達成したのかもしれない。
官公庁の問題が明るみに出たから、全く無駄な時間だったとまでは言わないが、官庁の問題を正すに必要以上の時間を使い、生産性の低い難癖に終始するだけで時間を浪費した原因は不用意な一言にあったと言っていい。
国会運営において老練の手腕を示すどころか、青いなと思わされる発言もあった。その点が悔やまれる。
長期間にわたって国会運営を邪魔され、時間を空費してなければ、より大きな成果を遺せたはずだ。
既にいくつも報道があったように海外メディア、政治家の安倍政権にたいする評価はおおむね高い(朝鮮は除く)。国内世論調査でも70%の人が肯定的に評価している。それも当然だろう。
私も同様に概ね安倍政権を高く評価しているけれど、安倍政権を評価できない人の頭の中にはモリカケしかなく、互いにまるで理解できないだろうとは思う。
恐らくは、この記事のブコメを見てもそう感じる事になるだろうし、両者には相当な断絶がある。
安倍を評価しないという人々にとっては上記は成果ではない。政権を支持すれば、偉大な知性ではない死んだほうがいい、とまで博士号を取得した大学教員に言われるほどだ。
博士を取得した最高の知性の持ち主まで、出てくる言葉が「死んだ方がいい」となると、相互の理解など、まず不可能だろう。
政権を吹き飛ばす証拠として修正液で名前を消したように見せた書類を持ち出すくらい妄想にまみれた彼らからはモリカケ以外の語彙が失われている。
彼らの感情に寄り添えない私は諦めたよw
全て見てないけど、見る感じではブコメは想像通りに、モリカケでしか安倍政権を評価したくない人々が並んでるはずだ
一方で、他国からは世界の損失とまで評価され、日本でも私とは多少の違いはあってもプラス評価と言う人も多くいるのは事実ではある。
断絶は明白だし、次元の低い方へ高い方が歩み寄らないと会話は成立しない訳だけど、ただの官僚のミスや民主党政権時代もあった官庁の欠陥(それを知ってたから利用したのだろうが)
を大袈裟に騒いで首相のクビを狙うどころか、官庁における出世を絶望的状態にして自殺に追いやって、しかも無自覚な連中の視点に降りるのもね・・・
(大学教員が、死んだ方がいいと公言して、まともな謝罪も出来ない程、死に無自覚で残酷なリベラルらしいと思うが)
彼女は2人いたと思う
1人は気位が高いというか、いい意味で冷めているというか、渇いているというか、ドライというか、とにかく気高に振る舞っていた
もう1人は酒に酔っている時と風邪をひいたときに現れて、好きな人に好かれないことを嘆いて涙で枕を濡らすような人だった
愛して止まない男がいるのに俺に抱かれる気持ちはわからなかったが、彼女の心と身体はばらばらなのだと思っていた
そう思いながら抱いていた
俺は恋人がいたけれど、だからといって何一つ悪いと思うことはなかった
俺もまた、心と身体がばらばらだったようだった
どうやらそれは真面目な話ではなく、会話の中で生まれたノリのようで、海の中で息を吐いたときに出てくる泡のように自然なものだったのだろうけれど、それでも彼女は飴を食べたりガムを噛んだりしてニコチンとタールから離れる努力をしていた
なのに禁煙しろだなんて、ムシのいい話だと、少なからず情が湧いてしまっていた俺は、そう思ったのを覚えている
ある金曜日、事の後に彼女はベイプの水蒸気を吐きながら俺にこう語った
「いつも会う前に思うんですよね、会ったら諦めきれるんだって」
温泉か台所か、あるいはシーシャカフェでしかお目にかかれないような量の水蒸気が彼女と俺を包んだ
「でも諦められないんですよ、不思議なことに。そしてまた会う前に会ったら諦めきれるからって思っちゃって。人間って学習したくないことはできないようにできてるんです」
泣いているのかどうかはよくわからなかった
彼女を呪って止まない例の男の顔を、俺は知らなかった
ヒトが学習できない生き物だというのは俺もよく知っていた
この時の恋人も、その前も、その前も、なんていうか生まれてからこれまでずっと、俺は同じような顔、髪型、背格好、性格の女と付き合っていた
エキゾチックな顔立ちで
髪の毛は肩くらいのロングボブにしていて
少しおしゃれさんで
160センチを少し越えるくらいの、少しムチッとしている
それでいて、連絡が途絶えると何度も電話をかけてくるような女と
湿っていたと思っていた彼女はそのあとこう呟いた
「ま、学習できている証拠があるとすれば、セックスのたびに精度が上がっているところくらいですかね」
あばらの浮いている華奢な体も
それらすべて美しいと感じる彼女だけれど、俺との間に色恋はなかった
お互い割り切って楽しんでいた
・
ただの先輩後輩だった俺たちを繋いだのは喫煙所
それでしかなかった
ある寒い日の「ウチは喫煙可物件ですよ」の一言がきっかけだった
2人でいると変な気を起こさずにいられない彼女に対して、(彼女の中ではきっと)俺も例外ではなく変な気を起こした
不思議と後悔しなかった
彼女の好きな人は、大阪の営業マンだと、初めての時に聞かされた
だから割り切れた
東京にいながら大阪の男を想えるような器があるくせに、違う男とひっきりなしに寝ることができる彼女だからこそ、割り切れた
・
彼女と会った回数がわからなくなったくらいに、俺は恋人に振られた
俺としては浮気のつもりはなかったけれど、あの子と寝たんでしょと言われた
まあその通りだったので、黙ってうんと言うしかなかった
少しわがままなところがかわいくて、シンプルに顔が好きで、いい子で、まあまあ好きだったけれど、ダメージは少なかった
それどころか、恋人(元)と彼女の間柄を心配する余裕すらあった
珍しいタイプの子だから、あんまり不仲にならない方が、恋人(元)のためにもいいのではないかと思ったのだが、わかりやすく不仲になっていた
恋人(元)が騒いでいるだけのようにも思えたけれど、それでも彼女は渇いた空気を絶やさず普通に振る舞っていた
・
その恋人(元)と別れて最初に会った彼女は、背中くらいまでの髪の毛をショートボブにしていた
別れてから1ヶ月ほど経っていた
これがまた違和感しかなかったけれど、不思議とめちゃくちゃに似合っていた
恋人(元)が、ショートが似合う女でロングが似合う女はなかなかいないんだ、だから私はこれ以上伸ばせない、そう話していたことがあったので、割と呆気にとられた
「やったね、いよいよ」
「ライターで毛先焦がしちゃって。めんどくさくなっちゃったから切ったんですよ」
と、オプションに火をつけた
ベイプは持っていないようだった
「そろそろ学習できる人間にならなきゃと思って。違う方向から攻めてみようかなって」
学習できる人間は、遠く離れたよくわからない人間への思いを捨てることなんて容易いと思うよ、と、言うことはしなかった
できなかった
「彼女ちゃん、いい女ですね。私の悪口言いふらさずに噛みしめてる」
「確信がなかったんじゃないですか? 根も葉もない、でも自分の中では間違いない。そういうときは黙って恨むのが吉だって知ってる賢い子だ」
それをいい女だと言える度胸は、俺にはなかった
そうか、いい女なのか
彼女が言うならそうかもしれない、と、漠然と思ったとき、少しずつ罪悪感が出てきた
「下ネタ?」
彼女が一本吸い終わったところで、注文したコーヒーとクリームソーダがきた
「振られるのなんか慣れてるんだけどね」
と言う俺に、彼女はにやりと笑った
また次も、ロングボブで中肉中背の、少しおしゃれさんで、少しわがままで、少し心配しすぎる女の子と付き合う気がした
彼女がいつまで大阪の男を好きでい続けるかも、わからなかったけれど
その日のベッドで彼女はまた泣いていた
彼女が泣かなくなるまでは、会い続ける気がした
Amazonで買うって言っても、どの店で買うかってだけで、新しい需要を作ってるわけではないように思う。
Amazonができ始めた時は、他所よりも安いから買っちゃったということはあっただろうが、デフォルトになると財布の紐は固くなる。
またAmazonがこれ買ったらより良い生活できますよと宣伝してくれるわけじゃない。
セールを定期的に行っているが数十ページめくっても買いたくなるわけじゃない。
ヤフーのTOPページに広告を載せればアクセス数が増えるというのはわかるが、
現実世界で言えば東京駅で宣伝すれば人が来るといった感じではないか。
本当に解決したいものは、地方の人のいなかったところに人を呼べるようになるとか、
地方の物を東京の広告代理店に頼まなくても自動で宣伝してくれるとか、そういうのではないだろうか。
東京で行われていた北海道展で見つけたので、キャンペーン売る代わりに価格を下げて販売して一時的に売上伸ばすとか、そういうのでは続かなかった。
YouTubeなら新しい表現ができるといわれたが、結局昔のテレビの焼き直しであったりする。