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はてなキーワード: インスタレーションとは

2021-04-18

anond:20210418173213

あれは料理人が客の前で料理を仕上げる行為みたいなもんだと解釈してる。

テーブルに運んだパスタチーズを振りかけたり、焼きあがったステーキフランベして見せたりする。それと同じことだ。

オークションに出してシュレッダーにかけることまで含めて作品インスタレーション

2021-01-21

1/21

今日は在宅勤務。昨晩準備だけで挫折したので、朝から鍋を作った。

野菜が多いので食べてもすぐお腹が空いてしまい、たくさん食べた。

麻雀勉強にやっと取り掛かる。チートイかトイトイかの判断基準について学んだ。オンラインでの友人からたまたま麻雀に誘われたので早速実践に使うことができた。麻雀講座の動画は、導入など無駄な話が見るのが辛いが、ノートを準備して授業だと思って聞けば辛くない。必要情報じゃないなと思いながらも暇だからメモをしたりしていて、会議にも似てるなと思った。youtube再生スピードを最速で2倍にすることができるので、その点、つまらない授業や会議よりマシかもしれない。

HOMME PLISSE ISSEY MIYAKEパリコレを見た。驚いた。

https://www.isseymiyake.com/ja/news/7224

社会歯車、量産される人間たち、どれだけファッション個人を謳おうとそれを着て前ならえをするしかない。平等主義をつきつめた先のディストピア。そのような表現をしている自覚はあるんだろうか。

このブランドカポエイラとかでプロモーションしていたころが一番格好良かった。その動きやすさや、各アイテムの組み合わせのしやすさがアピールポイントなのに、どうしてこんな演出になるのかというと、正直ネタ切れなんだろうなと思う。

ここ最近メンズパリコレに出ているが、そもそもこのブランドメッセージひとつ(非常にわかやすく、三宅一生氏による衣服デザイン理想形のひとつであることは間違いない)しかないのだから、毎シーズンなにか新しいことを発信することが難しいという点で、そもそもパリコレには向いてないだろう。

パリ美術館を貸し切ってインスタレーションをやっていたとき、あまりにも古くて、良くも悪くもそれしかないんだなと思わされたが、その後こうやってパリコレに出続けるとは思わなかった。

もうメンズパリコレから撤退してもいいんじゃないか。

2020-07-22

芸大生になれたのに、自分が分からない

今、帰り道マジ泣きながらこの文章を書いています

ですので句読点とか、とにかく誤字脱字が酷いです、文章怠惰人間が書いたガチクズです。

私は芸術系大学に通い始めた1年生です

18歳です

絵を描いてます

端的に申してしまうと、今の状況がブルピの芸大編の八虎とそっくりで困っています

しかも八虎よりタチが悪い事に、自分の実力の無さを実感して、前期の最終講評会が明日なのに、展示作業を全てやめて、逃げ出しました。助手さんからも「また明日ね」って言われたのに。

自分で言うのもなんですけどリアルブルーピリオドと言うべき経歴です。ですが八虎の明るさを引き抜いた陰キャです

高2から本格的に絵を書き始めました、絵画という名のジャンルをです

それまでは高校時代イラスト漫画部とか入ってて下手くそアニメ絵しか描いてなくて、ニコニコ動画とかひたすらみてたオタクです、絵画に興味もないし展覧会とか美術の展示も全く行ったことありません。

わたしには、技術センスも本当に何もなかったし、芸大生という現状の自分に溺れて身に付けるつもりもなかったんです。

高3の春から予備校に通って、祝!現役合格

私はその称号に溺れていました

でもそれって称号を貰っただけで、私自身は芸大生でもなんでもない、受かっただけのただの絵の趣味が発展したオタクに過ぎなかったんです。

予備校はもちろん基礎的な画力かぶっとんだ発想を身につける事が求められます、でも、でも、教わっているのはどんなに素晴らしい絵でも結局「受かる絵」で、決して「良い絵」ではないような気がします。

私は趣味創作ストーリーとかを考えてて、漫画に出来たら良いなぁとか、芸大受かったら漫画家目指そうかなぁ、いやゲーム作ってみたいなぁ、とか小学生レベルのとりあえず漠然とした創作意欲しか持たないまま芸大入学しました。

自分にとっては、別に書きたいものがないって訳じゃないから困らんだろ、みたいな感じで。

それで今はコロナオンラインなので陰キャの私は安心してイきり散らして怠惰生活を送っていました。

何も考えずにヘラヘラとして、ただ腕を動かすだけで生まれ作品、とりあえず表面をなぞっただけのインスタレーション、とかやりました。

何も考えずに。酷い出来です。

ゼミ、二回受けました。

ウィキペディア名前が載ってるような大層な教授達に、失望と落胆の声を浴びせられました。 

でも、その時の私はなんやかんや傷付きながらも、(でも私は漫画家になりたいし〜wアーティスト?とかなる気ないしわろわろ)って、別に漫画の方では創作意欲あるしって、失敗を踏まえて次の一歩に踏み出すことすらしませんでした。

それで待ちに待った前期の最終講評会です、前期の半年の期間に描いた作品を持っていって、アトリエに展示して、初めて同学年の人たちと顔合わせする事になりました。

初日は何人かとお話しできたり、もともと仲良かった子と一緒に居たのでヘラヘラしてましたが、

2日目、みんなが制作した作品を眺めて、愕然しました、一つだけとんでもないゴミが並んでるんです、私の作品です、あれ、あれ、あれ、え?え、なんか、え、待って、え、なんでこの中に私が居るの?なんで、え…………

芸大生の作品って、上手いとか下手とかではなく、情熱とかとにかくセンスを感じられるっていうか………だけど私の絵は本当に酷いものでした

ただぐちゃぐちゃにキャンバスを燃やしたような焦げた絵、白と黒アクリルでひたすら画面をグチャグチャした絵。ただそれだけです、周りの人たちが大小形を問わない作品で鮮やかに展示作業をする中、私は1人、この現実に耐え切れずスマホをいじってました。

1日目に話した人達が話しかけてくれませんでした。絵が、表現が、作品が、全ての大学です。私の作品が私の本質を表しているようなものです、初めて会う芸大生たちの会話が弾む中、私だけ1人透明人間のように佇んでいました。

絵でカーストが決まるのです。

八虎はコミュ力強のリア充人間ですけど、私は、根暗で、引っ込み思案で、前述する通りすぐにあぐらを掻くような人間です。

この空間に居るのが辛くなって、トイレに篭りました。アトリエに人が居るのが怖くて4時間ぐらい篭りました。

この時は焦りしかなかったです、そもそも前期にあまり作品を描いてなかったんです。それに対する苛立ちも含めて頭の中がパニックになっていました。

私は油絵が苦手です、デッサンもそこまで上手くありません。2次試験試験の数日前直前にアクリル絵の具とモデリングペーストを使った絵画表現で行こうと決めたぐらいです。発想や構図やスケッチ用紙のアイデアは全部自分で決めましたが、絵画表現タッチは数年前の参作の丸パクリでした。

から私には、絵画表現の"自分"がありません。

そして、今更気が付いたのですが、漠然とした創作意欲は、創作意欲ではなくただの妄想まりのものしかなかったです。

今まで、私が本当に描きたいものを具体的に形にしていませんでした。

私が持っている創作アイデアというのは、形にする程度のものでなく、形に出来るものでもなかったのです。

芸術という世界真剣に考えている学生達を鼻で笑い、

私は見つけていませんでした。

見つける気も無かったのです。

そもそも自分根本がありませんでした。

全てが崩壊しました。

仮初のプライドの正体に気付き、音を立てて壁が崩れ落ちました。

私は、ブルピの八虎よりはマシだろとか思ってたんです、でも、ブルピの八虎以下だと気が付いてしまいました。

努力もせず、学歴に溺れ、ただずっと肥えて、ありもしない才能とセンスに体を委ねていました。

ある時、助手さんに「〇〇さんは絵を描きたくないの?描けないの?」と聞かれました。

多分どっちもです。

自己が定まってないから無いから描けないし、無い自分を曝け出すのが怖くて描きたくないし、そもそも絵が上手く無いから描きたくないし描けないし、本当は描きたいコミックアートアニメ絵も、描きたいだけで上手く無いから描きたくないし描けないです。

本当にわがままばっかりの文章です。

自分に言い聞かせるように描いたこの文ですけど、情けなくて仕方がないです。

前期の最終講評会も逃げてしまいました。

これから、私は創作テーマをしっかりと探さなきゃいけない、美術館や展示も沢山行きますドローイングとかデッサンとか思い付いたらたくさん描きます、腕をとにかく動かします、とにかく、学びます、今はこれしか思い付きません。闇雲になんでも挑戦してみます

創作者という職業は、この世界に対して批判肯定思考を、諦めずにずっと考え続ける、考えなきゃ負けの世界だと思ってます

でも、思考停止していた私が、また動き出せるか不安で仕方がないです。

全部わがまま芸大生の弱音です。

うそしか言えません。

追加

涙が止んだ後、今いざ冷静にこの文章を読み返してみるとえらいナヨナヨしてるなって思ったか普通に頑張りますいくら自分に言い聞かせる為に書いたとしても、読み返すとややポエミーで恥ずかしくて単純に文章キモい。先輩に相談とかして普通に元気出ました、でもこれは忘れてはいけないから当時の記録として残す。

一応これ再投稿文章なんだけど、再投稿前の文章に寄せられてたコメントでボロクソ叩かれてたので段々悩んでるのがアホになってきました、お前らぶっ叩いてくれてサンクス

2020-06-27

国立新美術館の「古典×現代2020」に行ったんだけど、現代美術ってつまんねえなといまさら

菅木志雄

宣伝動画で「来る人は美術館に石ころがあると考えませんから」なんて言っているけど、感覚が半世紀くらい遅れてんじゃないのこの人。いまどき美術館に石ころがあった程度で、なんも思わんわな。それとも現代美術ファンは、美術館に石ころがあったらびっくりするの? そんなんだったら、徳川美術館で水石「夢の浮橋」見たら、腰抜かしてしまいそうだな。まして国立新美術館美術館ではなくて、美術館詐称する展示場なんだが。

川内倫子

いい写真だと思うよ。インスタで流れてきたら迷わずいいねを押すだろうね。その程度。

棚田康司

円空と並べて展示してつらくなかったのかな? 作品の持つ力の差が歴然と感じたが。まあ、本人やファンが満足ならいいけど。

鴻池朋子

皮緞帳は粗大ごみしか見えんかったというのは置いておくにしても、刀剣とのスケールの差が大きくて「組み合わせた壮大なインスタレーション」と感じ取るのは難しいな。現代美術ファンは器用だ。なお刀剣展示の照明ダメじゃね。刃文見える?

田根剛

中では唯一作品を展示していなかった。仏像展示の演出お仕事。動く照明と録音された声明だけのインスタントでチープな演出。本物の宗教儀式が、さまざまな工夫を凝らして神秘性を演出しようと努力しているのに比べれば、子供だましみたいなものだ。

しりあがり寿

おもしろパロディではある。こっちはツイッター映えか。アニメーションは途中までしか見てないから何とも言えない。

皆川明

印象うすい

横尾忠則

さすがに力のある作品で見応えがある。ただ、「針のない時計は〇〇(忘れた。時間の超越とかそんなんだった気がする)を意味します」みたいな作品解説を読んで、深いなあなんて思わなきゃならないとしたら、俺には現代美術は無理だ。

古典の方は見応えあるよ。念のため。

追記

古典×現代2020」について、古典側も含めて、もう少し詳しく書いてみる。

仙厓×菅木志雄

仙厓の作品は掛軸1つ。円相図といって単なる○が書かれている。○には悟りや真理、仏性宇宙全体などと宗教的歴史的にいろいろな含意があるようだ。添えられた賛がいい。「これくふて御茶まひれ(これ食ってお茶を召し上がれ)」。

洒脱だねえ。かっこいい。この作品初めて見たんだけど、賛を読んで、ふわっと心が軽くなるような感じがして、ああい作品を見たなあと。

それに比べて菅の作品。それっぽい思わせぶり以上の何かだとは思えないな。解説聞いたら納得や感動するの、これ?

花鳥画×川内倫子

川内写真は数が多くて辟易した。いちいちつきあってられんわというのが1番の感想。前回インスタ云々と書いたけど、でかく引き伸ばした写真とかもあり、それはそれででかい会場で展示する意味はあるのかもしれない。ただちゃん選抜してくれ。花鳥画の方は6幅なんだよ。

花鳥画の方で目を引いたのは、森蘭斎筆/梁田象水賛の牡丹図(神戸市博物館蔵)。背景に大きく描かれた太湖石は伝統的な描法。手前の牡丹西洋画の影響をうかがわせる陰影がついている。でありながらうまく調和していると思う。おもしろい。賛は読めんかった。誰か教えて。

円空×棚田康司

棚田作品には全然目が行かなかったんだよなあ。円空いいなと思ってただけだった。荒々しさというか生々しさというか、そういうのがいいよね。というわけで、棚田作については何も言えない。

いちおう言っておくと、もともと円空あんま好きじゃなかったし、今回で好きになったというわけでもない。それでも円空ばっか見てたのだ。

刀剣×鴻池朋子

mitimasu 冷たいドブをさらって原石を見つけるのが楽しくないなら向いてない/刀剣は手に取って角度を変え光の当て方を変え…という見方ができない以上、どこの展示もそんなもんだと思うけど?国立新が特にひどいのか知らんが

刀剣の展示は、1つ1つに小さなスポットライトが当たっていて、それを刃文のところに乗せるように見ると刃文が浮かび上がるようになっているのよ。そして横にスライドしながら刃文を見ていくと。刀剣博物館でも東博でもなんでも、刀剣展示ってのはそういうもの

今回の展示ではそのスポットライトがなかったはず。だから見えない。

ひょっとしたら俺が見落としていただけなのかもしれない。また、刃文の見えない展示もありだよねってことなのかもしれない。いずれにせよ、日本刀にそれほど興味ないからなんでもいいんだけど。

会場内で配られていた「アートのとびら×作品リスト」なるガイドブックに、別の機会での皮緞帳の展示の写真が載っていて、それで見るとこの作品なかなかよさげなんだよなあ。ライティングが異なる。あと中央にぶら下がって振り子のように揺れていた首がないのがいいのかな。

そのガイドブックには、「同じ部屋に展示されているのは、美術品としてケースに入れられている刀剣です。刀剣はかつては武器、または切る道具でもありました」とある。これ書いた人って、刀剣の展示を見て、自分の体が切られるようなぞくぞくする感覚を味わったことがないのか。もうちょっと古典作品としっかり向き合おうよって思う。

仏像×田根剛

前回子供だましだと書いたけど、ツイッターみると評価高いのよね。意外だ。

他の作家と違って、この人は作品制作せず、仏像の展示演出を手掛けている。演出手法は光と音で、具体的に言えば動き変化する照明と録音された声明だ。

立体物の屋内展示で照明が固定されているということに以前から不満がある。屋外ならば太陽位置で影の付き方が変わって見え方が違ってくるからね。たとえば上野国立西洋美術館に行く楽しみの1つが、今日ロダン地獄の門がどんな表情を見せてくれるのだろうかということだったりする。

から今回の田根の試みのうち、照明を変化させる、動かすという点自体評価したい。ただその変化のさせ方や動かし方については、もう少し考えがあってもよかったのかもしれないと感じた。

正面下方から照明を当てる瞬間があるけど、これはいい、というか正しい。お堂に安置された仏像は、下の方に置かれたロウソクの火に下から照らされる。だから仏師もそれで映えるように仏像を作っているはずだからしかし、仏像の周囲にいくつかのピンライトがあって、それが上下に等速度直線運動してるってのはどうなのって思った。

まあ、しかし照明の方はまだいい。音の演出の方はちょっとひどいのではないか。録音された声明スピーカーで流しているんだけど、音響についての工夫がまったくないのね。仏像向かって右手、部屋の奥の方にスピーカーがあってそこから流れているんだなってのがわかる。どこからともなく聞こえてきて展示室内を包み込むような感じに聞こえるとかそういうの全くないの。音響について完全になめてる。

さらに言うと、仏像の展示位置が低いと思う。立って見ると正対するほどの高さ。一般仏像は高い位置に据えて、仰ぎ見るもの。その下からの角度で見て映えるように造られているはず。この仏像の一番映える角度がどのあたりかは知らない。しかし今回正面から見て違和感を覚えたから、下からの方がいいと推測する。そういった点、たぶんこの人なにも考えてない。

北斎×しりあがり寿

出品しているのが大きく2種類で、うち1つがアニメーション。これは半分くらいしか見てない。なにも惹かれるところがなかった。

もう1つは、冨嶽三十六景のパロディちょっと可笑しなほぼ三十六景」で、いくつかの作品元ネタ北斎作と並べて展示していた。

北斎の冨嶽三十六景は三十六景といいつつ、追加があって全部で46図ある。一方パロディ版が全部でいくつあるのかしらないけれど、きっちり36ではないからなのか「ほぼ」とついている。三十六景といいつつ平気で10枚追加したあげく、三十六景のまますました顔をしているところの江戸っぽさ(前近代っぽさ)と、きっちりでないので気になって「ほぼ」とつけてしま現代っぽさの対比が興味深い。

それはさておき、このパロディけっこういいのだ。うまくて唸らせるし、おもしろくて笑わせる。

でもね、「和紙インクジェットプリンタ」なんだよ。実物見意味なんて全くないからね。前回「ツイッター映え」と書いたのはそういう意味も含んでいる。なんつーか、いろいろ退化してるね。

乾山×皆川明

ツイッターで見かけた感想なんだけど

伝統×現代アートという切り口から伝統的な作品の「もの」性を再発見していく展覧会だと思いました たとえば皆川明×尾形乾山の展示を見て、私は初めて乾山の器の「素材」を認識しました そうか、これは焼き物だったんだ!という新鮮な驚きがありました

ちょっとびっくりしたよね。乾山見て焼き物だとわからないような〇〇〇がありがたがってるのが現代美術ってことなのかな。

このコラボレーションは2種類に分けることができて、1つは独立ケースに乾山作が収められており、その上に大きく平たい円筒状の布(皆川作)がぶら下がっているというもの。6セットあった。これは両作を同時に視野に納めるのが難しく、あまりうまくいっていないように思えた。

もう1つは、小さな様々な端切れが継ぎ接ぎされた数メートルはあるかという布の上に、ところどころ乾山作の陶器陶片が置いてあるというもの。ごちゃごちゃしたものの上だと乾山は映えないなというのが感想だけど、皆川明、というかそのブランド「ミナ ペルホネン」は明らかに自分ターゲットではない(というかそもそも初めて聞いた)ので、これが素敵だという人がいるなら、その感想についてどうこう言うつもりはない。

乾山の作品では「色絵石垣文角皿」(京都国立博物館蔵)がお気に入りモダンな味わいがある。かわいくてすてきだ。

https://syuweb.kyohaku.go.jp/ibmuseum_public/index.php?app=shiryo&mode=detail&list_id=267439&data_id=20219

蕭白×横尾忠則

この展覧会に行った理由蕭白蕭白が4作出てたら行かざるを得ないよね。で、行ってみたら現代美術作品がつまらなくて、ひどい言い方だけど抱き合わせ商法にあったような気分になったわけ。

新出の游鯉図の眼がリアリティあって見事だった。群仙図屏風(東京藝術大学蔵)が、個人的蕭白と言えばこうのって作品で大好き。

宣伝動画のなかで横尾は、人間本質・魂の表現蕭白作品の中にこめられた重要メッセージで、現代人が見失ったものだみたいなことを言っているんだけど、これ賛同する人ってどれだけいるんだろ。まったくピンとこない。

そのほか

kei_ex 増田近代美術館のドイグ展とか行くとどう思うのか気になる(コンテンポラリーだけど、手法比較古典

行ったよ。特に第1部はすてきだなと思う絵が多かった。ただ基本的個展っていまいちよね。いろんな人の作品が見れた方が楽しいな。そのなかに数点ドイグがあったら、より魅力を感じたかもしれない。個人詩集よりアンソロジー読んだ方が楽しいし、好きな詩がより映えるよねみたいな感じ。個展だとその作家をどのように位置づければいいかもわかりづらいし。いまああいった絵を描きつつ評価されているというのは、いったいどういうことなんだろ。

yama_bousi 現代美術自分好きな人は、淺井裕介氏、高松和樹氏、蔡國強氏、ちょっと古いのではキースへリング藤城清治氏、あとドール世界とか凄いなあ、と思う。現代美術とは違うがぴろぴと氏は大好き。

おお、ありがとう積極的に見に行くことはしないだろうけど、いちおう名前は覚えとくわ。

2019-09-17

2011年以前の旭日旗批判まとめ

旭日旗問題2011年奇誠庸発言から新しく作られたもの」説がガチで広まっているのでそれ以前の事例をまとめておく。

旭日旗 2011年 - Twitter Search

最初に述べておくと、筆者は「旭日旗批判が激化したのは2010年代からだが問題意識はそれ以前から存在した」という考えである

2003年

//www.aya.or.jp/~marukimsn/news/n078.htm

丸木美術館美術館ニュース

ソウル在住の現代美術家・安星金(アン・ソングム)さんの展覧会が終了しました。会期中は3873人の観覧者がありました。「旧日本海軍旗」としての旭日旗現在イージス艦に掲げられるなど、海上自衛隊の中で復活している)をモチーフにした迫力あるインスタレーションが会場の半分を占めました。

(中略)

安星金から観客へのアンケート

1 日の丸の旗は国旗にふさわしいと 思いますか?

はい/154 いいえ/160

2 かつて帝国陸海軍軍旗、今は朝日新聞社マークとして知られている旭日旗の方が日の丸の旗よりもお好きですか?

はい/144 いいえ/174

2005年

//www.wowkorea.jp/news/enter/2005/0803/10002267.html

音楽キャンプ出演メンバー 以前はヒトラーTシャツを着ていた│韓国音楽K-POP│wowKora(ワウコリア)

MBC音楽キャンプ>で、RUXサポーターの“旭日昇天旗”の衣装めぐり軍国主義論争がヒートアップしている。

2007年

//birthofblues.livedoor.biz/archives/50412138.html

人気アイドルの「旭日昇天旗」入りジャンパー非難殺到

今度は人気グループBIG BANGのメンバーTOP本名チェ・スンヒョン)が、日本帝国主義シンボル旭日昇天旗」を連想させる模様が入ったジャンパーを着てテレビ番組に出演し、「親日ファッション」をめぐる論争が巻き起こっている。

//mimizun.com/log/2ch/asia/1189760638/

韓国】「日本自衛隊練習艦隊が旭日旗を掲げて入港したのは許せぬ。直ちに出て行け」

日本自尊心だとされ軍国主義象徴である旭日旗を堂々と翻して仁川港に入港した練習艦「かしま」など3隻には、実習将校180人を含め計750人の自衛隊員が乗り組んでいるという。

2008年

//yawanews.blog82.fc2.com/blog-entry-878.html

柔らかNEWS大日本帝国の再臨だ!』 洋ゲーRed Alert 3』に韓国が猛反発

Red Alert3」には「Empire of the Rising Sun」という新勢力を登場させて、日本帝国主義象徴である旭日昇天旗(旭日旗韓国ではこういってます)」を使っており、まさに日本帝国のものである

2009年

//takeshima.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1240793401/

サーチナ】「挑発行為だ!」 旭日旗掲げ韓国観光名所を歩き回る日本人女性二人に非難殺到[04/27]

この映像をみた韓国ネットユーザたちの反応は様々。ブロガーのBlue2skyは「神風旭日旗を掲げて、しか文化遺跡南大門焼け跡)の前で写真までとっている。許されたものじゃない」と怒りを顕わにした。さらに、「もっと衝撃的なのは、この行動に無関心な市民の姿、抗議する人も、制止した人も誰一人いない」と続けた。ブログコメント欄には、神風旭日旗を掲げての行為への強い非難とともに、「無知な二人に神風旭日旗もつ意味ちゃんと教えるべきだった」という意見が目立っている。

//blog.livedoor.jp/toanewsplus/archives/344071.html

米国/ゴルフミシェル・ウィーが描いた‘旭日昇天旗’の絵で論難[06/05] : 東亜news+

ミシェル・ウィーは独特の感性と秀でた絵の腕前を見せたが、韓国ネチズンたちは不満だという反応を見せている。彼女が公開した絵の中に日本軍国主義象徴する‘旭日昇天旗’が含まれていたためだ。

木村幹旭日旗問題に見る韓国ナショナリズムの新側面」

http://www.research.kobe-u.ac.jp/gsics-publication/jics/27-1/kimura_27-1.pdf

旭日旗批判の経緯が詳しく解説されている。

旭日旗への批判が高まったのは2010年代である」ことを肯定しつつ「奇誠庸発言ターニングポイントではない」としている。

こちらでターニングポイントとして挙げられているのは2013年サッカー東アジアカップ日韓戦である

Googleトレンド

Googleトレンドを使って「旭日旗2011年以前には検索されていない」ということを主張する人もいるが、そこから分かるのは「その2011年ですらほとんど話題になっていない」ことと「2011年以降も旭日旗に対する関心は薄い」ということである

https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=all&geo=KR&q=%EC%9A%B1%EC%9D%BC%EA%B8%B0

2010年以降に最初に山が出来ている2013年8月について検索してみると「サッカー東アジアカップ日韓戦での旭日旗問題」や「東亜日報が旭日旗ファッションの広がりに警鐘を鳴らす」などの記事が引っかかる。奇誠庸よりもこちらのほうが話題になったというわけだ。

もう一つの山は2016年8月に出来ているが、こちらは「少女時代」のメンバーSNS日の丸絵文字旭日旗デザインを掲載して炎上した、という記事が引っかかる。

ただし、たとえば「独島(독도)」や「慰安婦(위안부)」などのトレンド比較してみれば、「旭日旗」の話題性は相対的にかなり低いことが分かる。

Googleトレンドを引き合いに出すなら「2011年」がターニングポイントになったのはむしろ日本の側ではないか

https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=all&geo=JP&q=%E6%97%AD%E6%97%A5%E6%97%97

結論

まとめると、

日韓問題に関心のあるネットユーザーを中心に2000年代から旭日旗問題視する風潮があった

日韓対立が深まるにつれてネットユーザーによる炎上一般にも知られるようになった

2013年ごろから社会的にも「旭日旗」に対する問題意識が形成されていった

とはいえ話題としてはそれほど大きくない

といったあたりだろうか。

日本で言えば昨今のフェミ問題に似ているかもしれない。

女性差別への問題意識は以前から存在したが、「表現狩り」的な炎上2010年代に入って急激に増加した。

先鋭化した一部の人間の行動が大きく取り上げられるものの、大多数の人間はその問題に無関心である、というような。

ともあれ「旭日旗問題2011年奇誠庸発言から作られたもの」という主張は、それ以前から批判はあったという意味でも、奇誠庸発言に影響力はなかったという意味でも、不正確な言説だと言える。

2019-02-28

会田誠事件へのはてブ民のコメントが酷すぎる

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190227-00009302-bengocom-soci

京都造形芸術大の公開講座精神的苦痛を受けたとして訴訟を起こした件へのブックマークコメントだが、

勉強不足」

シラバス読め」

当たり屋

など原告女性を批難するコメントばかり。

なんだこれ。地獄かよ。

そもそもこれ、大学の正課の授業ではなく、「公開講座」だぞ?

こういうコメントつけている奴らは、公開講座が何なのか分かってんのか?

公開講座は、あらゆる人の生涯学習を支えるために行われる大学社会貢献事業であり、

正課の授業とは全く性質が異なるんだよ。

専門分野に属した学生カリキュラムに従って体系的に学ぶものではなく、

お金さえ払えばド素人が単発で受けに来れるものであり、

本当に興味本位でフラッと申込して良い前提のものなんだよ。

実際に公開講座に行ったことがある人ならわかると思うが、

本当に60-70代のおじちゃんおばあちゃんばっかりだったりして、

逆に中学高校生も参加可能な講座もあったりして、

講座によって参加者層は極めて多様なわけだよ。

から、講座内容や講師がこれだからといって、

特定の年齢層や特定分野の前提知識を有する層を対象とすることは、

公開講座場合は全くあり得ないんだよ。

今回はあくま原告が偶然この分野を専門とする人だったというだけで、

公開講座趣旨を鑑みれば、年齢や学歴わず「学ぶ自由」を保障するための仕組みなんだから

勉強してこい』というコメントは全くの的外れなわけだ。

参加者層を限定していない以上、主催側たる大学が、きちんと事前に条件や詳細な内容を説明して

参加者募集をする責務がある。

そもそもシラバス読め」と言っている皆さんは、自分シラバス読んだんですか?

https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/stgg/coursedtls/courseDetail/G1811318

 第3回:ヌードあれこれ話

ヌード、あるいは女性像を画題にした自作を中心に話します。たぶん芸術対立概念になりがちなポルノの話や、第二次性徴期の話、フェミニズムの話なども避けては通れないでしょうね。

会田誠×鈴木芳雄)

担当講師鈴木 芳雄 、 会田 誠 〕

会田 誠 (美術家

1965年新潟県まれ1991年東京藝術大学大学美術館研究科修了。絵画写真、立体、パフォーマンスインスタレーション小説漫画など表現領域国内外多岐に渡る。近年の主な個展に「天才でごめんなさい」(森美術館東京、2012-13年)、「考えない人」(ブルターニュ公爵城、ナントフランス、14年)、「世界遺産への道!!~会いにいけるアーティストAMK48歳」(霧島アートの森、鹿児島、14年)など。


この文章で、残忍で強烈な画像を見せつけられそうな雰囲気が、どこから汲み取れる???

本当に何も知らない人が読んだら、普通アーティストさんにしか見えない文章じゃんか。

これ読んだところで内容の想定は不可能だと思うし、公開講座の受講者がシラバス以上に深い知識

事前に自分で調べないと応募してはならない、なんて義務はどこにもないですよ。

ちなみに、シラバスを見ればわかる通り、受講条件も何も書いていない。

他の科目を見てみると、何らかの条件がある場合は「備考」に書いてあるケースも

あるので、決して書く欄が無かったわけではないことは明白である

(例)"なお、認定の条件は、18歳以上で、"

https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/stgg/coursedtls/courseDetail/G1823304

さらに付け加えると、↓の上部に掲載されている受講規約を見れば、

https://air-u.kyoto-art.ac.jp/gakusha/stgg/matter/matter/

受講資格は、満 15歳以上の藝術学舎で学びたいという意志をもち、本受講

規約を遵守することに同意される方とします。学歴等の制約や選抜試験はあ

りません。

と書いてあり、シラバスで特段の条件指定が無ければ、15歳の中学生が受講する可能だってあるわけで、

そのような前提の講座にも関わらず、事前説明なく記事のような内容の授業が行われたとすれば、

大学側の配慮不足であったことは明らかでしょうよ。

何より、この原告女性は、会田誠芸術表現自体は否定してないじゃんか。

会田誠のような芸術表現が世の中に存在することは理解するとしたうえでも、

それを大学公開講座という学問プラットフォームにのせるのであれば、

その主催者が相応に運営上の配慮や工夫はしてよ、というお話でしょ?

そんなの当然じゃんか。それをやらないなら、大学は何のために存在してるんだ?

その道の経験者や実務家に好き勝手話をさせるだけなら、

大学という枠組みの上でやる必要なんて全く無いわけで。

学問のコーディネータとしての責務を果たせていたかを問われているわけでしょ?

にも関わらず、「会田誠くらい知ってて当然。知らなかったほうが悪い」という論調ブコメばかり。

さすが、はてブ民の皆様は上級国民が多いだけあって、さぞ教養が高いわけですね。

普段はあれほど「弱者の味方」みたいな顔をしているくせに、

こういうときはこぞって被害者側を攻撃する。

まさにセカンドレイプのものじゃねーか。

本当に酷い集団だよ、はてブは。

2018-11-26

私の持つ万博イメージ

クレヨンしんちゃんのオトナ帝国に出てきたやつ。

月の石を見るのに長蛇の列。

コンパニオンのお姉さん。

愛・地球博って万博だったの?

モリゾーピッコロしか知らない。ゆるキャラエコの祭典ぐらいに思ってた。ペットボトルリサイクル過程を紹介してんのかな、ぐらい。

大阪でやる話が出てるけど一体今何を展示するんだろう。

ってか自分が何だったら見に行くかなあってのを考えてたんだけど、チームラボみたいなやつ。

でっかい箱で最新の技術とか駆使したインスタレーションアートみたいなのがあったら行くかも。

うーん……どうだろ。

オリンピックキャラクターなんかもそうだけど、いかにも行政〜!っていうか、日本の内輪感のあるキャラクターデザインとか建て付けがダサダサで嫌だーーー!!

無償のコンペか公募ななんかで集めちゃうのが嫌。

全体のコンセプトデザインが出来て、それに向けてちゃんディレクションができる人なり会社なりにしっかりと設計を任せてほしい。

2018-07-21

女がやれって命令すると男はいくらでも残虐になる、というマリーノ・アブラモヴィッチによる実験芸術がある。

女性芸術家本人を「展示」して、この場で私に何をやっても罪に問いません、とキャプションつけて沈黙してたら最終的には観客の女が彼氏刃物で皮膚を切らせてきゃっきゃ笑ってた、ってインスタレーション

最中マリーノ本人は号泣してて、終わったら総白髪になっていたそうな。

2017-09-05

[]興梠

興梠(こうろき、こうろぎ、こうろ、こうのき、こうまつ、こうりょ、こしき、よのき 、きょうろ、おきの、おこのき、おこりょなど)は日本人の姓である

漢字・読みともに希少かつ難しいが、宮崎県高千穂や五ヶ瀬、熊本県阿蘇では比較的多く見られる。

2016-11-07

http://anond.hatelabo.jp/20161107200256

あれは元々、木材を剛接合したときの強度を示すためのインスタレーションだったんだろうと思う。

その気になれば、木材だけでも公園遊具が作れますよ、というプレゼンも多少はあったかもしれないけどね。

そして無駄な装飾のせいで問題が起きた。

Fランク大学のヤバさを垣間見

いや、俺は普段なら全然学歴差別したりしない人間なんだけど、

今回のTOKYO DESIGN WEEK の事件に関しては正直思ってしまったわ。

ああ、Fランク級のバカだと、悪気なく白熱電球を可燃物の近くに置いてしまえるんだな、って。

まともな知能があったら、白熱電球燃えやすいモノの間近に設置しようとなんて思わないだろ。

しかも、それをインスタレーションじゃなくて遊具的に展示するなんてあり得ない。


電球ソケットを使うというアイデア自体が頭悪すぎる。

LEDテープで十分だし、そちらの方が圧倒的に安全性も高い。

そもそも、なんでLEDじゃなくて白熱電球大丈夫だと思ったのか。

それは基本的知的能力が不足しているからだろう。本当にバカなんだ。

知性が欠如しているなら、欠如しているなりの扱われ方をされるべきだったけど、

開催者側はその他の展示者たちと同様の扱いをしてしまったのが敗因だったな。

2016-02-19

映画を年間何百本観たとかじゃないけど、個人的オススメしたい映画

何か映画を何百本観たとかそれは権威つけ云々とか読んでて、みんなバーカバーカ、お前ら黙って映画見てろって思ったが、これに便乗すれば自分オススメ映画監督を広められるじゃないかと思ったので書く、皆とにかく映画観ろ!!!

1本目「燃え上がる生物監督:ジャックスミス

これはマジで滅茶苦茶意味が分からないけど凄い、ジャックスミスニューヨークアングラ映画界の巨匠でニュー・アメリカンシネマ(アメリカン・ニュー・シネマじゃない)を担う天才だったらしいんだけども、内容は女性の服を着た男性の集団がすごい絡み合う、それが45分間ずっと続く、何が面白いだって聞くかもしれないけど、荒々しさとかポエジーとかオリエンタリズムとか色々な要素が絡み合って、観客の前に完全なカオスがドカンと提示される、マジで何だこりゃって最初観たときは度肝抜かれたよ、映画原始的な力ってものを感じた!!!オススメ!!!ビデオインスタレーションとか配信してる美術サイトUbuwebってとこで配信してるから検索して即鑑賞だ!

2本目「愛しのアクアマリン監督エリザベスアレン

これはなアレだ、女子の友情もの、13歳の少女が2人いて、凄い親友なんだけども片方が引っ越して別れが近づいてる、そんな2人の前に何と人魚が登場、彼女は地上で3日間のうちに婚約者見つけないと父ちゃんが用意した男と結婚しなきゃいけない、ってことで3人力合わせて良い男性を探そう!って映画。これが笑えるやら切ないやら、ひねくれた自分にも友情の大切さってものがもう痛いほど染みた、超素晴らしい!!あと人魚役がタイウェストってホラー作家の良い感じに昔めいた洋館ホラーインキーパーズ」って作品に出てきたサラ・パクストンっていうのも注目だよな!!!

3本目"Within our gates"監督オスカー・ミショー

グリフィスの「國民の創生」、あれは映画史に残る名画とか言われてるけど差別主義者の集まり糞KKKを美化した作品で、今年サンダンス映画祭で"Birth of Nation"ってアフリカ系のネイト・パーカーが作ってオスカーとかの人種差別カウンターとし話題になったけど、「國民の創生」とほぼ同じ時期にこれへのアフリカ映画監督からのアンサー的作品が作られてて、それがこの"Within our Gates"な訳だよ、日本未公開だけどパブリックドメインになってyoutubeに全編アップしてあるからマジでお前ら絶対観ろ!!!

4本目「裸の診療室」監督ヌーク・レオポルド

アメリカ映画ばっか紹介しちゃったから今度はオランダ映画な、これは正直有り体に言っちゃえば、夫とか子供とかい自分医者として活躍して幸せな生活送ってんのに、何か人生に不満抱えてて、それで患者ボコスカ不倫しまくる女性の話な訳、でもな、このあらすじを念頭に入れて本編見てみ、ヤバいからショットショット全部絵画みたいで度がすぎてるほど美しい、監督の美的センス超絶ヤバい主人公感情移入もクソもねーわって人も美術館絵画を眺める感じで見れる、オススメよこれは!!!

5本目「魔 デビルズオーメン監督カイ・チーホン

去年、アンソニー・ウォンの「人肉饅頭」とか「エボラシンドローム」とかモラルとかそういう概念超越したドクソ不謹慎香港映画リバイバルされたじゃん?あれ好きな人、これ観たほうが良い、「燃え上がる生物」とは全く違う意味意味分かんないし、ヤベえほど汚ねえ、ウジ虫とか何らかの虫は数千匹出るし、ワニの死体グッチグッチゃだし、仏教?何か仏教?が超ブワアアアアアアアんとかさなる、この凄まじい汚さはカラーな分「ムカデ人間2」とか「神々のたそがれ」レベル香港が残した最も汚ならしい映画作品、だから大好きなんだ!

6本目「サンダーパンツ!

英国映画史な、「黒水仙」とか「フォー・ウェディング」とか「ファクトリー・ガール」とか「モーリス」とか「怒りをこめて振り返れ」とか「人食いエイリアン」とか「if...」とかヒッチコックの初期作とか「英国に聞け!」とか名作色々あるよ、でもさ英国映画史上最高の映画って聞かれたら、俺は真っ先にこの「サンダーパンツ!」を選ぶね。オナラがコンプレックス少年が親友の力借りてオナラで宇宙へと旅立つんだよ、俺はこれ毎回見るたび深く深く心を揺さぶられて号泣する、全人類にこれ見てほしいよ、それでオナラに泣きながら下積み時代のキーラ・ナイトレイがどこに出演してたか探してほしい!!!

7本目「ソナチネ監督シェリーヌ・ランク

北野武の奴も好きだけど、俺は断然こっちの寒々しいカナダ映画の方を推したい。少女2人の心がさ迷う姿を本当に侘しいまでに凍てついたトーンで描いてる、思春期っていうのは孤独の牢獄だよ、それで彼女たちが物語の最後にやること、これくらい切実な"私たちはここで生きてる!気づいてよ!"って叫び聞いたことないわ。ちなみこの傑作作ったミシェリーヌ・ランクト、これしか映画作ってねーのかなとか悲しく思ってたんだけど、実はバリバリ現役で映画作りまくってて、しかIMDB見たら最近俺が観た映画俳優として出演してたんだよ、もうマジでめっちゃビックリしたよ、でもマジで元気で良かったわ!!!

7本目「バチェロレッテ~あの娘が結婚するなんて~」監督レスリー・ヘッドラン

主人公は3人の女性で、ある日学生時代にクソデブっ思って見下してた女子が結婚するって聴いて、はああああ????って思いながら表面的には笑顔浮かべて彼女が開く独身最後のパーティーに行ってクソ騒動起こすって映画。まあ最後にはこいつらクズで最悪に迷惑かけるけど、自分達も良い男見つけて嫉妬心も無くなって最後には全員ハッピーハッピーヘヘーイ、とかなると思うじゃん普通?この3人マジでずっとクズ、救いようがないくらいクズ、結果1歩も成長なんかしない、ここでめちゃ評価別れるけど、でもこの映画は、人間成長なんかしなくたって生きていけりゃいいんだよ!!!ってある意味スゲーポジティブメッセージ送ってくる、ここに感銘受けたね、人間いつかは成長しなくちゃとか成長できるよとかそういうオブラート包んだ欺瞞ばっかこっちに向ける映画ばっかあるけど、この映画はそこらの映画とは気骨が全く違う!!!

8本目「昼間から呑む監督ノ・ヨンソク

昼間から呑む昼間から呑む!!昼間から呑む!!!昼間から呑む!!!マジでこれくらい最高の邦題を俺は聞いたことがない!!!昼間から呑む昼間から呑む昼間から呑む!内容は彼女にフラれた青年が酒呑んで旅して女性に恋して酒呑んで旅して女性に恋して酒呑んで酒呑んで、そして酒を呑む映画だ!だけども観ているうちに、この映画がいかに脚本を丁寧に丁寧に組み立てまくってるかに驚かされる一作になってるってきっと分かる筈だ!!昼間から呑みながら観ろ!!酒呑めない人は何も呑みながらでなくていいから観ろ!!!

9本目「ジュリエット・ビノシュ in ラヴァーズダイアリー監督マウゴジャタ・シュモフスカ

みんな大好きおフランス映画だぜ!!監督ポーランド人だけどそれは気にすんな!!内容はビノシュ演じる雑誌の記者が2人の若い娼婦インタビューすることで、移民がこの国で置かれる状況、学生の困窮ぶりがいかに厳しいか、性差別実態、そういうのを知っていくうちに自分人生も見つめ直さざるを得なくなるストーリー!!エロがあるからこんな邦題にされたけど、監督のマウゴジャタ・シュモフスカは一貫して、自意識が複雑化し、肉体と精神が解離を遂げていく現代において、私たちはいかにして私たちからだを取り戻すべきなのかって深遠なテーマを扱っていて、唯一この映画だけが日本でも普通にDVDで見られるからエロい邦題で敬遠してる人も是非観ろ!!!

10本目「悲愁物語」監督鈴木清順

最後に邦画を一本、俺的には「殺しの烙印」だとか「ツィゴイネルワイゼン」とかよりもこっちだ!!!プロゴルファーテレビ出演して、その疲れからご近所トラブルに巻き込まれて全てが破綻する!!!あらすじ書いてて自分でも意味が分からなかったが、観ても意味は分からない!!だけど異様な熱量に圧倒されること間違いない、意味が分からないという快楽に身を浸せ!!!

ということでオススメ10本紹介終わりだ!!ネットで観られる奴と「ソナチネ」以外は全部DVD出てるから近くのTSUTAYA行くか、ディスカスで借りれるぞ!!本当はラリーサ・シェピチコの「処刑の丘」とか紹介したかったけど、日本じゃ観れないし独りよがりになるから紹介せず!!!でもラリーサ・シェピチコまともに観れねぇ日本はマジにファックだよな!!!

注目の映画監督10人!!!

1.ヨルゴス・ランティモス

籠の中の乙女」はゼロ年代重要映画、最新作「ロブスター」もきっと頭がおかし!!!

2.ミア=ハンセン・ラブ

EDEN」の語りの独特さはテン年代刻印、新作ベルリン金熊賞獲ってくれ!!!

3.サム・エスメイル

映画コメット」とドラマ「Mr.ロボット」でアメリカに殴り込みかけたスゲー奴だ!!

4.ミシェルフランコ

ハネケ直系、不穏なムードを醸し出させたら天下一!!新作はティム・ロス主演「或る終焉」!!

5.アナリリーアマポアー

自分好きな物全部ぶっ混みまくったスタイリッシュフェミニズムヴァンパイアホラーウェスタンヴァンパイア残酷な牙をもつ少女」は何じゃあこりゃ!!!

6.リサンドロ・アロンソ

アルゼンチンからやってきた異才だ!!「約束の地」は筆舌に尽くしがたい時間感覚を持ち合わせた傑作だ!

7.坂本あゆみ

再びのハネケ直系、「FORMA」は何でソフト化されないんじゃ!!!

8.ナ・ホンジン

チェイサー」も「哀しき獣」もとにかく走って走って走りまくる凄まじい圧力と巧みなストーリーテリングに脱帽!新作が観てえ!!!

9.マウゴジャタ・シュモフスカ

さっきも書いたので説明割愛!!!

10.ヨアキム・トリアー

この中で唯一作品が通常公開されてないけども、新作"Louder than Bombs"が日本公開決定したらしいので入れた!!ノルウェーの若き大いなる才能!!

ということで、皆もっと映画観ろよ、じゃあな!!!

2016-01-03

http://anond.hatelabo.jp/20160103012627

そういう個人の主義は勝手だが

ここで紹介されているものの大半は彫刻再現模型インスタレーションなどの

実際目の前にしないと鑑賞のしようのないものばかりだぞ

2013-12-11

クリエイティヴ

何かを表現したいんです、つってわけのわからないアート?みたいのを作ったり、全く自分には意味の感じられないインスタレーションやってみたり、ああいクリエイティヴに何かやりたいっていう情熱ってどこからでてくるんだろ。

あい社会的にも無意味・無価値に見える(まちなかにデンと意味不明彫刻とか、あれ意味あるんだろうか?あってもなくても、全く違いを感じないんだけど)ことを心底楽しめる人って、人生楽しそうだなって思う。

目に見える現実的もの、あるいはごく身近な家族の為になるようなものしか価値を感じられない自分が貧しく思える。

いわゆるアート的な「クリエイティヴ」じゃなくても、他人や社会のために何かしたいとか言う人もいるが、それも思ったことがない。

なんでそこまで他人に好意を持てるのか理解できない。世の中なんて腹の探り合いと、見下しあいじゃんかってね。

そういえば、夢みたいなのを一度も持ったことがなかったな。

ボーっとしてるだけだった。

2010-11-07

映画しんぼる」の正しい解釈ネタバレ

松本人志監督作品の映画しんぼる」を見た。以下「しんぼる」及び「バベル」の相違点について言及しているため、両作品のネタバレ含むので注意。






松本人志テレビで見せるフリートークと、コントで演じる役とのギャップが激しい芸人である。フリートーク自我を全面に押し出して、コントでの演技は別人格かのような憑依型。この二つを偏らず両立させて、しかも成功している。

映画しんぼる」においてもまた、見た目奇抜だが、無口で平凡な思慮の浅い男(それでいてどこか狂気をはらんでいるような)男を自分に憑依させて演じようとしている。

では、何故見た目を奇抜にする必要があったのか、果たしてこの主人公があのような服や髪型のチョイスをするような人間だろうか?

見ているとそのような矛盾や違和感が何度も起こる、矛盾や違和感だけを繋げて映画にしたといっても良いぐらい出てくる。しだいに全てに何か理由があるんじゃないかと思うようになり、どうしてもそれを考えてしまう。最終的に「くだらない」が「面白い」って事ね、という所に一応行き着くが、やっぱり「で、それが何なの?」という疑問の答えにはなっていない。

この映画が、観客の解釈や理解をうながす為に作られているのは間違い無い。「もっと理由や意味を考えてみて!」と言われているような、そうやって考えるのが面白いという事だろうか。その結果裏切られてしまうカタルシスを楽しめ、そういう作品なのかもしれない。


解釈や理解しようとする事自体を楽しめ、というテーマだとして、ではその映画に正しい理解や解釈の正解は存在するのか? 存在しているはずだ。その方が面白いから。

という訳で、正解を探す事にする。

僕が考えた正解なんじゃないかと思う答えを検索してみると、バラバラの要素としては既出なのだが、統一されたものが無いのでここにその解説を書いてみよう。

タイトルを付けるなら「小日本人」

しんぼる」は、日本人海外に対するコンプレックス表現した作品だ! と強く断言してみる。


しんぼる」は、2006年カンヌ国際映画祭監督賞を受賞した「バベル」という映画を非常に意識した作品である。

バベルネタバレになるが、バベルメキシコ出身の監督脚本家による映画で、ナショナリズム的な視点から観ると、思慮の浅い日本人のせいで、モラルの無いモロッコ人の子供が銃を使い殺され、それに巻き込まれた白人自分達の事しか考えない。それにひきかえ他民族子供低賃金で助けるメキシコ人は陽気で善人だ、という解釈が出来る。松本人志ナショナリズムが強い思想の持ち主なので、バベルを観てメキシコ人ふざけんなよと、日本馬鹿にすんなと怒ったはずだ。

だからしんぼるでは、同じ文脈で皮肉たっぷりに、思慮の浅いヘンな日本人のせいで、メキシコで不条理な出来事が起こり子供が不幸になる、バベルと同じくそ因果関係に理由は無い。また物語舞台となる国の数も同じ。バベルアメリカモロッコで起こる出来事と違い、しんぼるでのロシア中国で起こる出来事は不幸ではなく、ただくだらない出来事なのだが、これはバベルの偶然性による不幸に対する皮肉なのだろう。バベルの偶然性による不幸が、メキシコ監督恣意的なナショナリズムにすぎない事への批判である。

さらに、映画撮影の仕方も同じで、カットバックを使った演出もさる事ながら、しんぼるにおいてメキシコの場面での映像は、ドキュメンタリーのような手ぶれのあるハンディカメラ映像なのだが、これはバベルが終始そのように手ぶれのある映像だからである。


次いで、上記のバベルに対する皮肉を、さらに拡大して日本の文化による世界に対する皮肉、あるいはバベルを絶賛したカンヌフランス)のアートシーンに対する皮肉として、現代アートの文脈でアイテムが構成されている。

まず主人公の髪型衣装は、フランス芸術文化勲章を持つ海外でも評価の高い草間彌生の格好で間違いない。脱出劇としては広すぎるあの白い部屋もインスタレーションそのもの。飛び出てくる意図的に日本の物に偏ったアイテム、それを使っての笑いは日本の文化の文脈のようでいて海外向けの笑いでもあり、これは海外でウケる日本現代アートのコンセプトそのものである。

バベルカンヌに反発を覚えながらも、欧米文化の中で迎合して同じ舞台に立たないかぎり世界的に受け入れられないというジレンマを抱え、それに対して下ネタパロディという形で皮肉をこめ、彼らの持つ日本人イメージを利用して、滑稽な道化のふりをして笑いを取り、しっかり世界にウケる現代アートの文脈にそって作品を作っている。

そして映画クライマックス最後最後に、神のような姿になった主人公の背後の壁に立体的な世界地図が現れる。多くの日本人は何の疑問も持たないと思うが、外国人にとっては違和感のあるシーンである、その世界地図日本が中心となっている。


このように「しんぼる」という映画は、日本日本以外の世界意識した作品である。世界に向けて表現しながら、媚びずに日本的であろうとした訳だ、しんぼるというタイトルも、英語ひらがな表記であるのはそういう理由だろう。

要約すると、松本人志による海外アートシーンを皮肉った「日本最高!」を世界に向けて表現した映画


おそらくアートの文脈を松本人志が知っていたとは思えないので、その文脈を組み込んだのは脚本を共同作成している放送作家高須氏によるものなんじゃないかと思われる。


憶測だが、バベル脚本家監督菊地凛子演じる聾唖女子高生イメージを、例の毎日新聞waiwai事件の、元ネタの記事を見て得たんじゃないだろうか。元ネタ(http://www8.atwiki.jp/mainichi-matome/pages/435.html) 女子高生ノーパン、チラ見せ、男を誘惑、家で裸、という点が同じである。最もリアルに創り込むべき役なのに、日本にそんな女の子居る訳がないというような人物を設定した矛盾。海外受けするメジャーアニメ映画でその様なイメージ女子高生キャラが居てそれの影響を受けたとは思えないんだが、しいて挙げるなら岩井俊二作品の女子高生不安定さと元ネタの記事を合わせた感じだろうか。

2007-08-19

ネットで話題にならないアングラ

http://anond.hatelabo.jp/20070818165740

どーも昔の印象が抜けないのか、アングラというと暗黒舞踏とか左翼ミニコミとかクラブSMイベントとかインスタレーションを作ってる人の個展のオープニングパーティーとかの、中央線沿線に生息している白髪まじりのヒゲ生えた仙人みたいな甚平着たオヤジと、パッツンとした黒髪で化粧気なく民族衣装を着たオバサンがモリモリいる、そして何故かそこに金魚の糞のごとく集まるオヤジオバサン予備軍の若者の、変な楽器を演奏し合う馴れ合い感みたいのが思い出されて微笑ましい気分になるなー。

今でもそういったのやっているけど、彼らはITリテラシーが低いのでネットで活動したりしないから不可視存在になってる。

 
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