「経済格差」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 経済格差とは

2021-07-17

文化カーストは1ミリも解消されてないしむしろ拡大してるでしょ

90年代文化カースト東京地方格差であって、渋谷ブイブイ言わす()地方で畑に囲まれて育つかの違いだった。

インターネットが発達して情報格差は確かに埋まったけど、経済格差はむしろ拡大し、非情報的なネットワークコネクションの差が目立つようになった。

かつて文化カースト上位に位置していた奴らに対応する層は、今なら10代のうちにアメリカヨーロッパに行ってしまってそのまま日本ことなんて感知せず活動してるよ。

東京地方の差だったもの欧米日本の差になり、格差さらに大きくなった。

2021-07-05

anond:20210705044734

共感くださって嬉しいです。今は趣味友達が集まるSNSに唯一の居場所を持っていますが、趣味が同じでも世代が離れているとギャップも感じはじめています

例えば遠征する時間経済的問題、そして体力。

老いによる「もうついていくのが大変」な感じと、経済格差しょんぼりしがちです。

かといって「同世代」というだけでは、まったく話もスタンスも合わないので、今のところ趣味の数少ない友達大事にしていくしかいかなって思っています。そちらも何か趣味や打ち込めるものがあるといいですね、いかがですか?

2021-06-26

anond:20210626201108

高卒・専門卒も別に都会に出て来なければ幸せに生きる道があると思うんだけどなんで出てきちゃうんだろうね。

生活費高いんだから当然経済格差モロに感じる羽目になるのに。

それなりの収入目指すんでなきゃ出てくる意味ないでしょ。

2021-06-15

どっかのレズ作家が、外国で起きた未成年搾取事件を引き合いに出して「真剣交際なら成人するまで待てという話があるが、グルーミングされていたらそんなの関係ねぇ」みたいな話をしててさ

何が正しい性愛なのか俺には分からないけどさ、14歳の子供へ結ばれたいって思うのは、俺は脳がバグってるとは思うわけ。ただそれと同じように、同性の相手に向かって結ばれたいって思うのも脳がバグってると思うわけよ。俺は。俺が個人的に。

でも、それが本当にバグってるかなんて、同じ人間の俺には判断できないわけよ。俺の脳がバグってる可能性があるわけだから。だから何に対して好意を持つかなんて、そのことについては特にジャッジできないと思ってるわけ。なので、そのことについては公におかしいとは言わないし、俺の内心より外へはできる限り持ち出そうとは思わないわけ。

一方で現実的な話として、14歳相手と子を成すのは無茶だと思うわけ。相手父親だとしても母親だとしても、精神的にも肉体的にも人を育てることに耐えられると思えない。そこでせめての線引きとして結婚可能な成人としての年齢設定があると思うわけ。せめての線引きとして。それが本当に正しいか、全人類一律に適用できるかは知らないよ。

と言う考えから真剣交際なら相手が成人するまで待て」というのは、せめての線引きとして許容されるところじゃないのかなぁ、と思うわけよ。そうじゃなければ、それじゃお前の同性愛もまたバグってるのかあるいは真実の愛なのかって話になるのよ。

パートナーとの関係が不当な物かどうかとは、ひとまずは直接関係ないと思うわけ。直接関係あるみたいな話になると、それこそ大量のセクシャルマイノリティが不幸になって終わるだけの未来になりかねんよ。

もっと乱暴なことを言おうとすれば、男女の経済格差(賃金格差)が存在する国で、男女間の正当な恋愛の結果としての結婚不可能では? 女性は仕方なしに不本意恋愛結婚を選んでいるのでは? みたいな論じ方になるじゃん? それでいいならそれでいいけどよ。

都合良く、手前の同性愛は訴える一方で、建前だけでも世界流儀に従った合法年の差婚ケチ付けてんじゃねぇよ。

ホモエイズみたいな雑な決めつけをしないのが現代人間じゃないんですかね。年齢差があるだけで性加害者だみたいな決めつけと何が違うんですかね。

2021-06-09

anond:20210608130243

ファッションなんて、世代間格差経済格差情報格差と都鄙の格差美的感覚格差容姿格差と……あらゆる格差を燃料に駆動する邪悪な代物なんだから、考えたり関わり合ったりするだけ有害無益で徒労。棘付きショルダー装備してて隣にいると刺さるとかでもない限り、他人がどんな格好しててもいいよ。

リンク先も一応見てみたけど、田舎おっさんみたいでいいじゃん。ああいう格好してても今は問題ないってことだろ(「ああいう格好しないと笑われる」だとしたらきついと感じる人も多々いるだろうが)。

2021-06-06

anond:20210606083245

ルッキズムがなくなったらなくなったで単純に頭がいい人間だとか金がある人間けがモテるようになるだけなんじゃないの?

同様に頭だけがいい人間反知性主義や反能力主義で割を食うだろうし、金だけしかない人間経済格差是正していくと顔のいい人間性格のいい人間に勝てなくなっていくだろう。

人種差別男女差別をなくしていこうとした結果下流白人男性が割を食って歪んだインセルなるみたいになんかしわ寄せありそうなんだよな。

平等主義によって自分の持ち味を生かすことを禁じられた人間はどうなるんだ?

結局ポリコレ度での競争を強いられるだけでそこでまた絶望的な格差が生まれるだけじゃないのか?

2021-05-25

anond:20210524214751

自殺大国扱いの諸外国経済格差と酒で自殺するらしいけど、日本って仕事で悩んで自殺するらしいね。ほんとかどうかは一旦置いといて、仕事で褒められなくなった結果褒めて欲しい人が多いのかなと思いましたまる

2021-05-15

大人には大人の年相応の責任とか権力があり、それは拒んではならないもの

大人には大人として読むべき機微があり、責任があり、10代やハタチそこそこの子供と同じように大目に見てもらえる余地はない。年齢なんて関係なく、というけど、それはなんというか解放の瞬間に迎える言葉であって、言い訳にしたら多分ダメになるやつ。

子供大人が対等であるわけないのに大人げなさすぎるどころではない。男女格差経済格差の話とかしてても思うが、「平等」の概念をなんか変な風に思ってる人多いよね?平等を「平等なんで同じように殴りまーす」だと思ってる人多すぎる。私は子供すごい苦手で、自分からかわいがったりは絶対できないけど、でも健康大人ひとりより子連れ(とか妊婦さんとかもちろんその他障がいのある方等もですけども!)のほうが優先されるべきというのは常識の部類じゃないかと思う。優遇されてる!ってそんなん当たり前だろと思う。

公共の場で泣く赤ちゃんとか、子供の発達段階的に身につけることが難しいマナールールが躾不足として糾弾されるのを見ると、わたしあなた達も当時の大人にたくさん許されてきたはずだよって思う。子供子供として許容することのできない未熟で狭量な大人が多い社会であれば、そりゃ少子化になる 子育てをして、仕事でも若い人と関わるようになって初めて、かつて自分の幼さや未熟さが、周りの大人や年長者たちから子供から学生から若いからと許されていたことに気づいた。そして、今は自分が許したり、教えたり育てたりする側になったと思ってる。いつまでも許される側にはいられない。

以前女湯に幼児男の子を連れていく話が話題になっていたけど、子供って性的意図がなくても単純な好奇心で人を見つめてしまうことはよくあるし、そこで大人被害者になるのではなく、子供からと受け流し、親としてはその場でそれは相手不快に感じるからいけないことだと教えるしかないと思う。子供を持って痛感するのは、親が経験的に知っていることに基づいて物事善悪を小さな子供に予め想像させることは不可能に近くて、子供自身が身をもって学んだり、失敗したときに親が教えるしかないことも多いということ。躾というのは想像の中だけでなく、公共の場しかできないこともあるんだよね。

子供の頃、近所にアルビノ女性がいて、「絵本妖精みたいで綺麗だ」と思っていつもじっと見ていた。たまたまうちの母と一緒のときにその方がいて見つめていたら、「どんな理由があっても、相手が嫌な気持ちになるから、人をじっと見るのはいけないことだ」と叱られた。言われないと分からなかった。そのとき母が、「子供の頃に指が一本足りない友達がいて、自分は単純になんで4本なんだろう?と不思議に思ってその手を見つめていたら、気づいた本人が泣きそうな顔で手をグーにして隠したことがあって、ハッとした」というようなことを話してくれて、初めて相手気持ちを考えることができたんだよね これは子育てあるあるだと思うんだけど、子供身体に紋様が刻まれたお方を見つめて、「あのおじちゃんは何で腕に絵が描いてあるの?」とか聞いちゃって卒倒しかけることあるけど、善悪以前に単純な好奇心によって突き動かされるのが子供で、生まれてまだ数年で、世の中のことも勉強中の身なんだよね。

anond:20210515101655

フェミは50年以上頑張ってきて、まだジェンダーギャップがあるんだよね。

長年染み付いた慣習を乗り越えるのはとっても大変だけど、それでも50年前よりも遥かに前進してる。

経済格差がなくなれば、確実に下方婚は増える。

まずは男女間の経済格差が無くなるように一緒に頑張ろうね!

例えそれが50年後になろうとも。

2021-05-10

anond:20210510145203

女性が自ら専業主婦を望んだり理系に進学しないのも、それによる経済格差があっても、優劣を言葉に出さなければ差別にはならないっていうこと?

結論ありきのバカ文章をこんだけ書けるのも才能だね

2021-05-05

anond:20210505041540

人間関係は同性間含め自由意志によって構築されて、

その自由意志によって苦しんでるのが弱者男性なんだと思うんだよね。

でもその自由意志現代じゃ差別とは呼べないし、しかしそこには確実に苦しむ弱者存在して、

からこそ難しいんだよね。リベラルには見えないバグみたいな弱者存在

人間関係的な弱者をどう救うか?って矮小化しては行けないと思う。

どうしてほしいの?って解決法は模索するしかないよ。

男女の経済格差是正されれば少なくとも経済的理由結婚できない男女が減るかもしれないし、逆かもしれない。

技術革新セクサロイドみたいなのが性的弱者の解消の一助になるかもしれないし、

少なくとも今何が差別かっていったら貴方みたいに弱者存在しないとか宣って連投で荒らすことかなぁ。

2021-05-01

弱者男性12年前の最前線から語る

 男性が常に強者で勝者であるとするならば、あの真夏なのにエアコンなんてものはなく巨大扇風機が生ぬるい風をだらだらと放出し続ける倉庫で、全員時給1000円で集められた日雇い現場で、女性にはビール段ボールベルトコンベアの上で景品を貼り付ける仕事があてがわれ、男性にはびろんびろんに伸びきったまさに言い訳程度のコルセット安全靴を装着させた上で、ビール350mlが2ダース入った段ボールを上げ下げする仕事があてがわれた思い出はどう処理すればいいんですかね(挨拶)。

 むろんこの場合女性を憎む……のではなく、日雇いという弱者同士で連帯してそこでボーッと突っ立ってる監視役の倉庫社員をぶん殴る……のでもなく、倉庫社員とも連帯してサントリーを誅して社会主義革命を起こすのが唯一の正解であることは皆さん御存知の通りである

 さて、この増田では2009年出版された澁谷知美平成オトコ塾―悩める男子のための全6章』の内容を紹介する。澁谷は上野千鶴子ゼミ出身であるようだが、いわゆる「フェミニズム」的なテーマではなく、『日本童貞』『立身出世下半身』などを出版している、個人的に信用している書き手である

 目次は次の通り。

第1章 その「男の友情」は役に立つか?

第2章 「僕がキミを守る!」と思ってる?

第3章 非モテはいかにして生きていくべきか

第4章 暴力はなぜ、いけないか

第5章 包茎手術はすべきか否か

第6章 性風俗に行ってはダメ

 2009年の本で、いま論じられているテーマの大体が既に出ていることに驚くだろう。我々は弱者男性問題それ自体だけでなく、議論12年でほとんど進んでいないこともまた嘆くべきだろう。というかこういう話になると非モテ論壇とか言って侃々諤々やってたのが昔のはてななんだよな今の新参は昔のはてなを知らないから困る。失われた10年……。

 それはともかく正直、456章はそれまでの言ってきたことと関連性が薄く、また前の章ほど爆発的に面白いわけでもないので、言いたいことはわかるのだがこの本にいるか?という感じはする。なので、とりあえず3章から見ていくことにする。

 3章の冒頭でいきなり研究者としての特大のお気持ちドロップされていて面白いので少し長くなるが引用しておこう。

ヘテロ男性非モテ現象だけを扱うというと、必ず来るのが「ヘテロ女性非モテの方が、あまり苦しみが言語化されないだけに問題が多い。なのに、なぜあなたヘテロ男性非モテを扱うのか」という反応です。世の中には、Aという現象を扱う人に対して「A以外も扱え」と指摘することがエライのだ、これこそ目配りというものだ、と思う方が多数存在するみたいで、かなりの確率で前述のような発言出会います

が、そういう発言魚屋に対して野菜を売れと主張するに等しい。非モテ女子の話がそんなに重要なら、重要と思う人がすればいい〔澁谷注:私もいつかはしたいと思っていますが、「非モテ女の話の方が重要だ!」って言う人はどうぞお先に。止めませんよ。〕。それに、その手の話が見当たらないということは、苦しみがそれだけ大きいことを表しているのかもしれませんが、苦しみの不在を端的に表しているだけかもしれません。有力な傍証でもないかぎり、言語化されていないということから苦しみの有無を推定することはできないという、当たり前の事実も指摘しておきます。(p.75-76)

 「女性問題を扱え」といちゃもんつけられたことが一度や二度ではないのであろうことが怨念の籠もった書きぶりからわかる。まあ、それは12年後のネットを見ていてもよくわかるところで。

 男性について語れば女性の方がつらいか女性について語れと言われ、女性について語れば男性の方がつらいか男性について語れと言われる。もういい加減そういう「やってる感」を出すための100字ですら余るようないちゃもんはやめにしませんか。お前がやれ。俺もそいつもやったのだから

 澁谷は非モテを3種類に分類する。

[a]恋愛したくてもできないタイプ(内発的非モテ

 a-1 性的存在としての異性との関係性を欲しているタイプセックスをしたい、「女性」の存在に癒されたい)

 a-2 とにかく他者承認を欲しているタイプ(オレを認めてほしい!)

[b]「恋愛」をしたくないタイプ(外発的非モテ

 「恋愛」を押しつけてくる世間や、いま現在恋愛」と呼ばれている行為の中身や、それを統制するルール等々に違和を感じているタイプ(p.90)

 この分類に対して何か意見を言うことは誰にとっても容易であり、それは分類表の絶えざる細分化を招くだろう。むろんその行き着く先は完全に無意味な、総人口分のパターンである。だから、ここでは非モテ男性に最低でも三種類ある、という点を強調しておくことが必要だろう。

 男で、かつ非モテ、という狭く見えるテーマに絞っても最低これだけのバリエーションがある。そのことを非モテ男性当人達ですら大抵わかっていない。aのタイプ非モテ男性が「今すぐ女をあてがうべき」とまでは言わなくても「女をあてがってくれると嬉しいのは確か」ぐらいに思うことは自然であるが、bのタイプ非モテ男性から見ればまったく話が合わず、「非モテの中でも過激野蛮人」と感じられることだろう。それをきっとaは「すかした奴だ」とか「きれい事を言っている」とか感じるだろう。まして女性受け手場合さらに混乱が深まるだろう(男女の非対称性については後で論じる)。

 澁谷は当時の主流であった「経済的問題解決すれば結婚は増える」「機会をつくれば結婚は増える」といった主張を論駁し、「フリーター論壇」が経済について述べたフレームワーク非モテ問題スライドさせることを試みている。その過程で澁谷は「あてがえ論」について、2009年の時点ですでに考察している。

非モテ問題場合、これ〔若年労働者問題におけるベーシックインカム〕を「ベーシック異性」によって解決する発想がありえます女性をもれなく男性に分配する制度です。(p.95)

 澁谷はこの論が全くの荒唐無稽でないことを、19世紀半ばの宗教的コミュニティ、オナイダコミュニティを例に挙げ示すが、結局現代においては不可能であろうと言う。

当然のことながらこれを現代日本でやることは不可能です。「分配」される側の女性の中には、どうしても相手のことが好きになれない人が出てくるでしょうし、男性つがいになりたくない人だって居ることでしょう。そうした女性男性との共同生活セックス強要するのは、現代日本常識においては、「人権侵害」となります

もちろん、男性にとっても全く同じことが言えますあなた好みの女性あなたのもとに「分配」される保証はありません。〔…〕「なんであいつには美人が来て、おれのとこにはそうでないのが来るんだ!」なんていう新手の「格差問題」も生じるかもしれません。(p.97)

 この「格差問題」という未来予測面白い。「チェンジ」なんて贅沢は、限られた資源女性)をやりくりしないといけない政府が許すはずもない。チェンジOKをうたう風俗でも2回目以降は有料だったりするのだから

 個人的にはこの例示こそ「あてがえ論」に対する何よりのカウンターであると感じる。仮に「あてがえ」とガチに主張する人がいたとして、その人に人権を説いても馬の耳に念仏だろうが、こっちの懸念は聞いてくれるような気がするのである

 澁谷は続いて、経済問題における社会保障にあたるものとして、思想セーフティーネットの構築を提唱する。まあそれ自体は正しいと思うのだが、本田透電波男』における主張ほど面白いものではないのでここでは省略する。『電波男』を読め。

暴力的だったり、女性にたいして思いやりがない場合のぞき、ある男性女性から選ばれないのは、その男性のせいではありません。女性にとっての「よき男性像」が特定の偏り――収入学歴一定以上あり、ある水準以上のルックスをしていて、会話が続く――を見せている限り、そこに当てはまらない人や当てはまろうとしてもできない人が出てくるのは当然のこと。それは、男性陣が特定の偏りを持った「よき女性像」を持っており、そこに当てはまらない女性非モテ女性)が出てくるのと同じことです。(p.100)

 おそらくこの記述で多少救われる人もいるに違いない。KKOは来世に期待するしかないが、それはあなたのせいではない。

 ただここで考えたいのは、「暴力的だったり、女性に対して思いやりがない場合」をしれっと除外している点である。そんな男でも「女をあてがわれた」のがかつての日本社会であったことは、澁谷も指摘している。

とはいえちょっと脇道にそれますと、「分配」の方法は問わずに「男性にもれなく女性がくっついた」という現象だけを切り取ってみれば、それに近いものを一九五〇~六〇年代日本に見出すことができます。当時の男性生涯未婚率(五〇歳時点で一度も結婚したことのない人の割合)はわずか一%台でした。九八%の男性が一度は結婚したことがある、つまり女性を「分配」されたことがあったのです。

何故これだけ広範囲の「女性の分配」が可能になったのか。「男女とも結婚して一人前」という社会規範が強かったこともありますが、なにより男女の経済格差が今以上に大きかったことが上げられます

この時代、一部の職種を除いて、女性が一生続けられるような仕事はありませんでした。有名企業就職できたとしても、当時は、女性にの適用される「三〇歳定年制度」によって追い出されてしまったのです。一方、男性には安定した仕事がありました。給料は毎年上がり、先の見通しも明るい、なんといっても高度成長の時代です。(p.97-98)

 ちなみに本書では2005年男性生涯未婚率15.4%という数字を引いているが、2020年には23.4%になっているらしい。

 それに加えて、上で述べた加害性が必ずしも本人の責任ではないということも、90年代以降の精神医学社会学が明らかにしてきたのではなかったか

 とすれば、KKOのみならず、KKKOキモくて金が無くて加害性があるおっさん)もまた、必ずしも本人のせいとばかりはいえず、社会包摂すべき、という話になってくるかもしれない。その際には「ラベリング」「過剰包摂」など、社会学障害者ホームレスなどについて積み上げてきた知見を生かすことができるだろう。というか、福祉現場の人たちはいまもKKOだけでなくKKKO社会の内側へと復帰させるべく頑張っているのではないか

 なぜ、おっさん問題なのだろうか。あるいはより学術的な言い方をするならば、非モテはなぜ男性問題になるのか。本書はその問いに直接的に答えてはいないが、ヒントは与えてくれる。以下は1章のはじめの方の記述である

皆さんは、なーんか気分が晴れない、ってことありませんか? あるいは、漠然とした不安があるとか。原因不明の体のだるさがあるとか。そういった不快状態、つまり精神的に健康で無い状態を「ディストレス」といいます。そのディストレスが、独身男性と既婚男性とで、どちらが高いかを測った調査があります。〔…〕結果は〔…〕二八歳から七八歳まで、どの年齢層においても既婚男性のディストレスのほうが低かったのです(稲葉昭英「配偶関係精神健康」『日本男性心理学』二〇〇八)。男性にとって、そばに異性(=妻)がいる人生は、いない人の人生にくらべて、ハッピーなようです。(p.15)

 澁谷はディストレスと妻帯のどちらが原因でどちらが結果かはこの調査からは分からないと述べるが、続いて妻に感情を見せることによって、夫が精神的に健康になっていくことを示す調査引用し、「つまり女性と一緒に暮らすことがディストレスを低くすると考えるのは、間違っていないようです」と一旦の結論を置く。そして次のように続ける。

ならば、男性女性から精神的なケアを引き出している、といえる。「女性だって同じことでは?」という反論に答えておくと、女性独身か既婚かでディストレスに大きな差はありませんでした。〔…〕統計的な傾向でいえば、男性精神健康女性存在は欠かせないが、その逆はない、ということです。(p.16)

 この下りはまったく読んだ記憶がなく、今回読み返して一番驚いた部分である増田の実感としては「男がいないと鬱病になって死にそうな女」はよくいるが、その逆はあまりいない印象であるが、それはどうやら必ずしも正しくないようである(むろん男がいる=結婚ではないとか、ディストレスが高い=鬱病になって死ぬではないとか、そもそも元の調査やその読解がどうなのか、とかは考えなければいけないだろうがそれはそれである)。

 上の論述は、女性強者弱者フェミニストフェミニストを問わず)による「女に頼らずに男同士の友情で満足すればいいじゃん(私であればそれで満足するのに)」という主張が、必ずしも的を射ているとは言えない可能性を示唆している。もちろん逆もしかりで、「男性夫婦になれば女性だって幸せになるはずだ(俺のように)」という男性の主張が間違っている可能性も同時に発生している。

 ここに性にまつわる問題の隠れた難しさがある。「相手気持ちになって考える」ことと「相手気持ちになって考えたつもり」を区別することは、専門家であっても難しい。さらに加えて、先に述べた非モテ男性の三分類といった差異も隠れている。とにかく、話題への参入障壁が低い(男もしくは女であれば誰でも一家言持っている)わりに、トラップが多すぎるのである。これが2009年から今に至っても議論が終わらないし前に進んでもいない一因だろう。

 こうした非対称性が発生する原因として澁谷は、現在社会において女性男性より相手の話をよく聞くように育てられており、それに対して男性競争的に育てられていることを挙げている。その結果として男性女性に癒やされているし、女性女性に癒やされているのだろう。

 一応言っておくとここで澁谷や増田は「男性と違って女性は人を癒やすべきだ」とか、まして「男は働いて女は家にいるべきだ」とか主張しているわけではない。ただ、そういう傾向がいまの社会にあるようだ、と言っているだけである。それを望ましいとか望ましくないとか考えるのは社会科学の領分ではない。「〈こうであるから〈こうであるべし〉を導くことは不可能である」(ウェーバー)。

 12年後のいま、澁谷の主張に触れると、多くの部分はそのまま現在に流用可能であると感じる。しかし、目配りが足りていない部分もある。おそらく澁谷は包茎手術と高須クリニック関係よりも、男性における経済的問題について語るべきであっただろう。「女はホームレスにならなくて済むからいいよな」「いや危険から女はホームレスになれないのだ」「それでも事実として死ぬでもホームレスになるでもない選択肢がある女は恵まれている」云々のあれである。むろんそれは今だから言えることであるのだが。

 それでも増田が望んでしまうのは、そうした議論が両者ともにマジでクソだと考えるためであるホームレスと実地で接しろとは言わないからせめて、ホームレス女性は本当に少ないのか、少ないだとすればホームレスになるはずの女性はどこへ言っているのか、それはほんとうに「恵まれている」といえるのか、といった事実についての認識は両陣営ともに共有すべきであるし、その時点で認識差異があるならどの点で異なるのかを明らかにすべきである

 そうした仕事を澁谷が12年前に済ませてくれていたら、と思う。思うのだが仕方ないことなので、現在を生きる我々がやるしかあるまい。というところまでは澁谷の背中に乗って増田が到達させたので、ここから先はお前の仕事だ。頑張ってください。たまに手伝いに行くかもしれない。

 

===

 

追記

 バズったので宣伝します。狐火という、この記事や通念における弱者男性というカテゴリーからはみ出す部分はありながら、それでも弱者男性であることを納得せざるを得ないリリック10年以上紡ぎ続けているラッパーがいます。売れろ!

27才のリアル狐火(2010

https://www.youtube.com/watch?v=tmJBGEFXOvU

勇気が欲しい

特に上司が活発で生意気な年下でも

余裕で頭を下げられる

勇気が欲しい

月給25万以上社保険出来ればジムの割引券も欲しい

採用面接から働いている自分想像してネガティブにならない

勇気が欲しい

けど、本当は1つの事を信じて続ける勇気が一番欲しい

31才のリアル狐火(2013)

https://www.youtube.com/watch?v=MRLXZGylQRg

チューチュートレインの一番後ろでしゃがんでるだけの人生でいい

絶対こんなはずじゃなかった

オレこんなはずじゃなかったんだよ

上司に怒鳴られトイレで叫んだ

あんたらステージ上じゃ無力だ」

36才のリアル狐火(2019)

https://www.youtube.com/watch?v=loWcv5VEObM

よく聞かれる

「もし音楽成功したら、サラリーマン気持ち

歌えないんじゃないですか?」

サラリーマン気持ちを歌いたくて音楽を始めていたならどれほど楽だったか

37才のリアル狐火(2020)

https://www.youtube.com/watch?v=z1J8BbnBLyQ

27才までに見ていた夢は全て叶った

生意気な年下の上司はオレのファンになった

2021-04-19

anond:20210419072208

うむ。バブルぎりぎり世代だけど、景気が良い時代を知っていたら金持ち枠の中にいた経験が少なからずあるはずなのよね。

のしねしね君は30代そこらじゃないかな。世代経済格差を感じる。

2021-04-11

弱者男性エントリに「弱者女性無視するな」と書き込む馬鹿共へ

結論

そもそも男性強者」「女性弱者」ってクソ雑な分類をしてこようとするから

「オイオちょっと待ってくれよ男性だって弱者はいるんだから強者弱者で区切るなら俺もそっちに入れてくれよ、無視しないでくれよ」

ってカウンターから始まったのが「弱者男性」って言葉から

デフォ状態女性弱者ってコンテクストがあるんだから弱者女性ってのは「甘い甘味料」みたいな言い回しになるから使われないだけ。

あえて例外として修飾するなら「強者女性しかない。

このエントリブコメを見てほしい。

弱者男性っていうか社会的資本弱者なんよな

https://anond.hatelabo.jp/20210410152243

grdgs また「女性は皆楽なはずだ」と透明化し弱者女性がいないことに。「男性は皆強者」という扱いをするなと言ってきたくせに、それはないだろう

元増田は「社会的資本弱者」って言葉を使って「雑談相手すらいない状態・誰にも相手にされない状態」を定義してる。

結局人と人が長期的に共助できる仕組みに恋愛結婚家族を持つ以上の方法なんてなくて、

女の場合社会的孤立してる状態でもマッチングアプリでも始めれば市場原理的にはよっぽどじゃなければ需要殺到するから脱却しやすいけど、

男の場合は平均年収平均身長平均顔面偏差値平均的学歴程度じゃマッチングアプリ結婚相談所でもマジで土俵にすら上がれないことが大半なんよな。

弱者男性っていうか正確には社会的資本弱者で、今の社会構造的にそこに陥りやすいのが男の方なだけ。

こいつの言うようにアプリ統計を見たら間違いなく女性の方がメッセージ殺到する。

そりゃ中には例外的に誰にも話しかけられないような女性いるかもよ?でもそれをカウンターとして持ち出して満足するんだったら、属性による格差を論じる意味なんて全くないじゃん。

収入高学歴男性いるかもしれないし、職場で不当な扱いを受けている白人いるかもよ。でも「全体の傾向としては有利」っていうのは一旦認めなよ。

そうでなきゃ男女や白人黒人経済格差問題も全部その語り口で無効化されますよね。

あと、マッチングアプリで求められてるのはセックス相手から連絡が殺到したところで〜て言ってる人。

何が需要の源泉だろうがそれは結果を否定するものじゃないからね。

例えば金持ち男性ほど未婚率が低い統計があるけど、「でもそれって所詮カネ目当てだから結婚できたところで〜」ってカウンターしてるのと何も変わんないんだけど。論点のすり替えだよね。

理由はどうあれ(というか理由自体どうでもいい)そういった傾向や格差がありますよって話をなんで素直に受け止められないのかな。

2021-04-10

弱者男性問題経済問題

なんで弱者男性問題が発生したのかって、それは経済問題であり、いわゆるネオリベ政策が推進されたから。

ここを抑えてない人が多い。

具体的に言うと竹中平蔵政策が発生してからである

草食系男子問題になったのもそのせい。

結婚なんかできない。自分で生きるので手一杯」って社会になったからだよね。

から貧困問題であるということを、「非モテ問題」にすりかえている。

「女をあてがえっていうのか?」と言い出すのは大きな間違い。

非モテは結果であって、原因ではない。

原因は、低賃金長時間労働残業代不払い、労働者権利基盤の弱体化などなど、労働問題で、中間層労働者恋愛に金を使えない貧困層に転落したことにある。

でも、その現実高学歴差別問題大好き人間たちは認めたくないんだよね。

自分タワーマンションで高級外車を乗り回しつつ、「差別は許せない」という人間たちにとって、「経済格差はむしろ歓迎すべき事柄」なんだよ。

貧困層の労働者が増えることは彼ら彼女らにとっては自分たちが勝ち組足るための必要条件だ。

から非モテ問題」にすり替えている。

社会欧米化たから、欧米格差社会日本に発生したとも言えるけれどね。

2021-04-06

anond:20210406110902

それで既得権益からうまい汁を啜りつつ、二級市民同士が争うのを高みの見物してるのは保守エスタブリッシュメントなんだけどな。一例としては「俺たちの麻生」って言えば分かりやすいか(彼は漫画愛好家のイメージオタクの歓心を買っているが、実際にはわいせつ表現規制積極的人物経済格差の面でも、国の事業への一族人材派遣会社アソウ・ヒューマニーセンター)の押し込み等を通じて搾取を行っている)。

2021-04-02

anond:20210402141837

経済格差による差別を良しとするグループと外見による差別を良しとするグループのどちらも地獄だよな。

2021-03-31

日本スポーツコンテンツって凄い!

プロ野球が凄い!

チーム数が世界第二位プロリーグを擁していて、年間の観客動員数世界第二位試合数は年間140試合くらいあり、日本国民日常として長く定着。選手年俸も、3年連続活躍すればまず1億円は超える。凄い!

Jリーグが凄い!

トップリーグのチーム数18(今年は20)は、欧州5大リーグと引けを取らない数。

年間の観客動員数は、トップリーグであるJ1はコロナ前の2019年では世界第8位!「魔境」と呼ばれる二部リーグJ2はなんと世界第5位!イタリアより多い!試合数がプロ野球の半分もないか選手年俸はそれなりだけど、それでも日本代表クラスになると1億円クラスが出てくる。凄い!

Vリーグが凄い!

バレーボールプロリーグが3部まである国は日本イタリアだけ!凄い!

Bリーグが凄い!

あのアメリカNBAに次ぐチーム数!凄い!

ラグビートップリーグが凄い!

トップリーグのチーム数16は、実は世界タイなんだよ!凄い!

大相撲が凄い!

年間6場所、90番もやってるなんて凄い!

高校野球が凄い!

夏と春の風物詩になっているね!凄い!

マラソン駅伝が凄い!

箱根駅伝とか、MGCとかはかなり話題になるね!凄い!

競馬が凄い!

毎週末確実に開かれるし、賞金額欧米よりも高額。凄い!

フィギュアスケートが凄い!

ただの定例大会視聴率20%は確実に取れるなんて凄い!

カーリングが凄い!

競技人口はたいしたことないけど、それでも毎年日本選手権や世界選手権などは確実にテレビで中継されるね!カーリング大国と呼ばれるカナダスウェーデンでもこんなにテレビ中継してくれないみたいだね!テレビ中継の機会は世界一!凄い!

日本スポーツコンテンツがあり過ぎ!凄い!

こんなに国民レベル話題に出来るスポーツコンテンツがいっぱいある国は日本くらいだよね!欧米諸国は上に挙げたコンテンツのうち、半分は規模がしょぼかったりそもそも競技がなかったりするからね。日本スポーツコンテンツって凄いんだね!

こんなにいっぱいコンテンツがあって大変だあ。そりゃ見る側もハイライト早送りで十分ってなるよね!

今後は人口も減っていくし、経済格差も広がっていくし、そもそもスポーツヘイトを向ける層も拡大中だし、スポーツコンテンツはじり貧になっていくんだろうね!

2021-03-21

anond:20210321003457

コメントありがとう

あなたのような実際に結婚された方の考え方や意見を聞きたかった。

子供はまだなので、教育費の負担の辺りや、教育方針とかで意見が食い違うことはあると思う。

だが、都度話し合って、乗り越えていけると思っている。

格差があっても、相手の両親や家族が、良い家族だなと思えるかどうかが大事なのでは。

ぐっとくる。話し合いながら乗り越えていく、こういう建設的な家庭を考えている。

彼女に対し尊敬できる点が多々ある。(思いやりや、人に対するやさしさなど)

ただ、彼女家族に会うのをためらっている自分がいる。

喪女喪男カップルで両親にパートーナーを紹介するタイミング先延ばしにしあっているのだ。

一方で相手家族に会って幻滅したらどうしよかと。そのため、顔を合わせるのを先送りしている。

増田は、話が通じない、セックス疑念を感じる等、相手に対して匿名で書いてしまうほどの違和感がある時点で、結婚準備〜結婚後に大きな衝突がありそう。経済格差だけの問題では無いと思う。違和感を受け入れられなければ、乗り越えられないのでは?

100%納得して結婚できる状況ではないのはたしか

現段階で結婚したらの話しは一切していない。このまま結婚は到底できない。

違和感を解消する話し合いや、結婚して具体的な生活(互いの仕事の話など)どうするか、とか。

今抱えている疑念や悩みが解消できないと、結婚を前提とした次のステップ(顔合わせや結婚生活の話)には進めない

格差を感じるときは、会いに行った年2回くらい。

もしよかったら、この点を詳しく聞きたい。

相手家族はい人達だった?どんなところに格差を感じた?

anond:20210319220355

私も経済格差婚だ。

相手実家までの物理距離電車で3時間

年末年始お盆に会いに行く程度。

なんでも自主性にまかせる教育方針だったためか、特に相手実家から干渉も無い。

なので、格差を感じるときは、会いに行った年2回くらい。

子供はまだなので、教育費の負担の辺りや、教育方針とかで意見が食い違うことはあると思う。

だが、都度話し合って、乗り越えていけると思っている。

格差があっても、相手の両親や家族が、良い家族だなと思えるかどうかが大事なのでは。

(変な家族と金トラブルとかありそう)

セックスについては、いい育ちでも性欲モンスターはいるので、まったく経済格差関係ない。

増田は、話が通じない、セックス疑念を感じる等、相手に対して匿名で書いてしまうほどの違和感がある時点で、結婚準備〜結婚後に大きな衝突がありそう。経済格差だけの問題では無いと思う。違和感を受け入れられなければ、乗り越えられないのでは?

2021-03-03

anond:20210303000736

学歴コンプで憤死するやつもいるぐらいだし、経済格差はそれ以上に心身を蝕んでくる

わざわざ博士課程に進学したぐらいなんだから、少なくとも本人は自分ポテンシャルに賭けてるんだろう

まあアホだから身の程わきまえずそんな博打をするわけだが

2021-03-01

anond:20210301123845

私はあのオーナー発言自己正当化のために特に深い考えもなく受け入れている都合のいい考えだと勝手に思っている。

オーナーロジック

 1.ヴィーガンが広がる

→2.ヴィーガンになれるのは経済的余裕のある人だけ

→3.高価で高品質な肉は売れなくなり、安価で質の悪い肉だけが売られるようになる

→4.牛の待遇のいい、高価な牛肉を生み出す牛舎は潰れ、劣悪な環境の牛舎が残る

→5.苦痛に満ちた生を送る牛が増える

という感じだと思う。まあ分からなくもない。

まず前提としてオーナー発言アニマルウェルフェアの観点から言っているのは文脈上間違いない。

アニマルウェルフェアの観点から言って畜産問題点は、私のすぐに思いつくものでは(元の文章にも書いたが)

動物生命を奪うことの是非

動物苦痛に満ちた生を送らせることの是非

の2つ。

で、ヴィーガンといっても一枚岩ではないから、前者と後者のどちらに重きを置くかは人による部分があり、

その意味で「殺すのは悪(1の論点)」というのを完全に否定する人は殆どいないだろうが、

しかし実際には「殺すのはよくないが仕方ない面もあるので、可能な限り牛の生に配慮すべき」ぐらいの立場の人も割といると思う。

で、先のオーナーロジックによればヴィーガンが広がることは後者問題点を逆に悪化させるらしい。

私としてはオーナー論理可能性としては言い得るが、あまりに単純すぎると思っていて、

どうなるかは割と不確定だと思っている(もちろんこの回答は曖昧で不誠実だ)。

例えば、ヴィーガンが広がることによって待遇のいい牛舎がむしろ増えるロジックも展開できる。

 1.ヴィーガンが広がる

→2.ヴィーガン市場の規模が拡大し、商品生産流通が拡大、安く扱いやすヴィーガン食材を手に入れられるようになる

(実のところそもそも現在でも豆は肉よりも安価ではあるが)。また食肉の消費が減り、肉の価格が上がる

現在基本的畜産政府によるバックアップがあるのでそれが減れば一層値上がりするはず)。

→3.低所得者にとってヴィーガン食が現実的選択肢になり、広がる

→4.畜産業界は安い肉を売っても利益が薄いので、富裕層向けの高付加価値肉の生産が増す

という風に言えるわけだ。

ただここではある程度「肉の付加価値」と「畜産環境の良さ」が正の相関を持つと仮定しているけれども、

和牛生産を見ても分かるように必ずしもそうではないので、少しペテン的ではある。

まあでもヴィーガンが増えると食肉業界嫌悪を抱く人が増えるだろうから

それに対するエクスキューズとして、「でも可能な限り牛に配慮しています」というポーズは今以上に必要になるはず。

ともかくヴィーガンが増えると言っても、ある日突然増える訳でなく、徐々に増えるはずで、

それにつれて市場も変化していく。その変化につれて、食肉業界ヴィーガン食材生産業界広告宣伝が活発化するはずで、

その広告戦争勝敗によって人々がどっちに流れるかがかなりの程度決まるのではないかと思う。

ここからは余談になるが、そもそもヴィーガン生活経済的余裕のある人しかできないというのは一面では真理だが、嘘でもある。

嘘というのは、実際、豆や野菜は安い。カルディでも大きめのスーパーでも乾燥豆は売っているので、

是非一度見てほしい(料理に使うには大豆結構使いにくいのでひよこ豆レンズマメ、ムングダールあたりがおすすめ)。

あとご存じの通り、豆腐納豆も安い。非常に安い鶏肉比較すると流石にたんぱく質効率で負けるかもしれないが、

今の段階でも豆によって安価たんぱく質を十分量摂取するのは現実的可能だ。

というわけで経済的余裕のある人しかできないというのはネガキャンだと思うのだが、

一応真理でもあって、それは豆を使った料理というのがあまり浸透していないということだ。

まり乾燥豆を渡されてもどう調理していいかからないし、料理レパートリーもないという人は割と多いはず。

で、そういう情報アクセスするにはある種のリテラシー必要で、経済格差教育格差に正の相関があることを考えると

ある意味では経済的余裕がないとヴィーガン食は作れないというのは真実になる。

また慣れ親しんできた食生活を捨ててヴィーガン食を作るというのには、ある種の趣味的な精神必要になるはずで、

やはりこの意味でも生活に余裕があり、精神的余裕を持つ人でないと障害はあるといえるかもしれない。

しかし繰り返しながら強調するが、ヴィーガン食材価格自体は決して高くない。

anond:20210301111235

差別定義して、どんな差別を受けてきているかしっかり説明しているからだよ。

それを聞いた世論が、その差別は良くないと判断たからだよ。

BLMがただ俺は可哀想と言ってるだけの活動に見えているかもしれないが、BLMの活動ちゃんとそこを説明している。

KKOとか非モテとか黒人を羨む層はそれをしてるか?

説明する努力をしているか

運動を起こしているか

なんもしてないのに人が動くと思うな。

逆に、それをちゃんとすれば世論だって動いてくれるかもしれない。

KKO経済格差問題でもあるから

特にピケティとかがやってるのに乗っかればなんか良いんじゃね?と思ってる。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん