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はてなキーワード: 経済格差とは

2018-10-14

似たような容姿で集まる時代なのか

高校というクラスを思い出すと何だかんだ多様性というのは保たれていた気がする。

いや、そんなことは無かった。

自分は最終的に私立文系クラスにいたがウェイな人間ばかりがいるクラス孤独だった。

ただ、その前は似たようなアニメ趣味やらインナー系の人間が沢山いるクラス何だかんだ居てよかったと思ったものだった。

それでも、中学のころよりも高校の時のほうが分断が激しかった気がする。

ある程度の容姿学力というもの差異が開き、もはや埋めがたい格差となっているのだ。

そのあと自分大学受験で散々な目に遭い、低偏差値大学に進学するのだった。

そこではもっとからさまで、人間容姿で分裂している。

似たような容姿で皆が集っているのだ。

そして、ただただ享楽を得ようとする。

正しく、これは「分断」というものだろう。もはや、どこか交わる気配などないのだ。

精々、就職活動えぐい闘争を繰り広げるだけである

思い返せば、中学の時というのは何だかんだ差異がないから分断がなかった。

割と誰でも居てもいい雰囲気だった。

思えば容姿の差が少なかったからだろう。

最近卒論相談先生とした。

もう、国民国家のもとで皆で国民なんて言える時代じゃないよなという話になった。

そうなるともっと小さい単位 民族容姿で集うことになると。

それがエグい分断になる。

ただ、その間にも経済格差は広がる。貧しい者が集って格差是正を目指さなければいけないのに、容姿やらで無慈悲な分断でどうにもない。

酷い時代である

2018-10-11

経済格差よりも能力格差のほうが怖い

よく、「能力がある人間が恵まれない これは間違っている」という言説を見ることがある。

自分からすると醒めて見えるものだ。

なぜなら自分能力がなにもないのだ。

それなら、親の資産で決まる人生のほうがマシである

それで今までギリギリなんとかしてこれたからだ。

よく経済的平等批判するとき能力差別を称賛する人間が多い。

しかし、それは間違いだろう。

大抵は世の中に好かれる「能力」なるものがあれば経済格差でも極端には苦しまない。

結局、能力がないとされる人間はなんの思想に飛びつけばいいのかわからなくなるのだ。

無能自分能力を得られる社会システムがあれば別だが。

そんなものないなら経済格差のほうがマシだ。

2018-10-10

anond:20181010153804

世界的な経済格差の減少が起きてるってのは、経済格差の分野で世界トップボトムの距離が縮んだってだけのことで、それ以上でもそれ以下でもなく、統計的にはそれが今現在起きている事実だよ。世界的な経済格差の減少が起きつつも、ある特定国家視点では、国内格差が減らなかったり、あるいは拡大するなんてことは普通に起きうる。逆にいえば、ある国で格差が広がっていたとしても、それだけでは世界的な経済格差は減少してないなんて証拠にはなってないってわけ。

新聞社サイト広告

朝日新聞の「女が大学なんて」進学させぬ風潮、背景にある経済格差 の記事を真面目に読んでいる時に、

セイバー湯浴みフィギュア広告を出さないでくれ。

頼むから・・・

2018-10-05

anond:20181005054838

増田は、親がそこそこ金あるし、ひとまず経済格差問題クリア

そこで次なる問題として、容姿問題が浮上したってことか。

 

悪いが、個人問題社会問題ストレートに繋ぐと、説得力が落ちるぞ。

(まぁ、そういう問題もあるのは認めるが。そこそこ大きい問題としてな。)

 

格差容姿問題クリアした人間が、「自己実現」かなんかを増田と同じ論調で書いていたらどうか。

短絡と言わざるを得ないだろう。修正バージョン期待ということで。

2018-09-26

anond:20180926162832

増田の言うことが正しいとすると、その問題って要するに、先行者利益問題ってことになるわけよ。

今の人間社会男性有利なのは古代とか中世個人戦能力重要だった時代男性男性有利な社会形成して、その有利性で女性排除し続けてきた結果いまでもその先行者利益をもって男性有利な社会を維持してるわけね(まあすくなくとも概ねの研究ではそういうことになってるし、ここではその論ですすめる)。そういう社会において女性が有利な「もうひとつ社会」を作るのは非常に難しい。男性側が後続を蹴落とすというような特別努力をしなくても、今現在体制で有利な側にいる存在が多くの社会資源を抑えているからね。

同様の構造は、発展途上国先進国の間にも言える。前世紀の植民地流行は一応終わったことになってるけれど、今世紀ではそれよりさらに始末に負えない経済植民地治安にも統治にも責任は追わないけれど利益は吸い上げる)っていうのが横行してて、それが地域不安定化や紛争につながってるのは御存知の通り。そういうのも含めて「お前らもお前らの手で自分たち社会作ればいいじゃん?」って上から言い放つのであれば、そこに残るのは国家間だろうが男女間だろうが同国内経済格差間であろうが、テロしかないわけだ。

なので「先行者利益を盗むなよ、不利な側は自助努力自己責任自分世界を作れよ」って言説は、男女間を超えてあらゆる格差テロに変換してっちゃうわけだけど、それでいいんすか? 増田としては? って話になる。

2018-09-21

知能格差経済格差を生む

まりバカ子供を産むと、その子供は不幸になるということだ。

現代バカとは経済力のない奴だ。金の無いバカ子供を作ると、例外なく子供は不幸になる。

下層の人間子供を作って不幸の再生産をすることをやめるべき。

といっても、下層の人はこういうエントリーを読まないか意味ないんだろうな。

2018-09-20

先進国30か国の中で、貧困率世界4位の日本しかも、アメリカに負けてる。

 あの、超格差社会で有名なアメリカにすら負けてんだよ。やばくない?

 もう、一億総中流階級なんて嘘はつけないよね。

 イギリスなんかは、年々貧困率改善傾向にあるらしいけど、日本は年々格差は広がってるよ。

というか、最近日本が嫌いになってきた。

 

 まぁ、日本っていうより日本人なんだけどね。

 ネットにはびこる韓国嫌悪とか、あとは弱者たたきかな。

なんでもかんでも、自分努力が足りなかったからだ―って叩くのはもう間違ってるよね。高校だって無償化されてないし、明らかに教育格差おける経済格差は広まっていくばかりだよ。明らかに教育の不平等なんだって。そりゃ貧困でも一部の天才努力だけで東大に行けるだろうね。

 だけどさ、「少し頭の良い」のレベルだったら、いくら努力しても「少し金持ちの家に生まれた少し頭の良い子」に大受験で勝つのはめちゃくちゃ難しいよ。予備校家庭教師、支払いは自分でできないんだからさ。その上さらに、大学を無事に入学しても、奨学金の返済のためにバイトに追われる日々。そりゃスキル磨く時間ないし、収入良い会社に着けないっての。

 お願いだからわかってほしい。「努力が足りない」って批判するのは間違ってるよね。能力が同じなのに、住む家のせいで教育平等が受けられない。

 もう、違うよ。絶対平等じゃないよ。それを努力で埋めた人が称えられる風潮はもうお門違いなんだって。いや、百歩譲って塾や予備校台のことは抜きにしよう。

  だけど、高校くらいは無償しろやおらああああ!!!!!!

  努力だけで、なんとかい一億総中流階級なんてねぇんだよ!!!!いいかげん自覚しやがれ!!!まぬけ!!!!!

 というか、弱者に厳しすぎrんだよ。なんだよ、「政府自力生活できない人に、対応する必要があるか」で38パーセントが全く思わないだぞ!!!!!

ほかの国8~10パーセントだぞ。ダントツの一位だよ!!!馬鹿野郎!!!!!

 おまえらさ!!頭の出来は一人ひとりちがうんだって!!目の前の人が、お前として生まれてお前として育てられたら、お前自身になってるんだって。いえばさ、目の前の人はあんたの分身じゃん???

 なのにどうしてすぐに見捨てんのかな???

 こういう日本批判やるとすぐに「じゃあ、日本でてけ」っていわれるけどさ、そういう意見のせいで雇用の流失がいま問題になってんだよ。

 いいかげん問題しっかりみて、根本的な解決しようや。見ないふりすんな。追い出すな。そういう馬鹿な考えに浸ってるから、国全体がどんどんやばくなってんだって

  いいかげん!!!!追い出すんじゃなくて、一緒に解決しようよおおおおお!!!!!!

 

 

 

 

 

2018-09-17

漫画村って良いサイトだったと思う

家に金がない子供でも無料漫画が読めることで友達の輪に入りやすくなったり、

本を多読することで視野が広がって生きるモチベーションが湧いたり、知能指数が上がったりしてたと思う。

本がある家の子供と本がない家の子供では語彙力や思考力や集中力などに明確な差が出るという研究データがある。

漫画村はそれらの格差を埋める役割を担ってたんじゃないかと思う。

漫画村を嫌悪している人が多かったけど、文化資本格差経済格差を埋める良いサイトだったと思うよ。

2018-08-25

中国の闇をもっと見たい

あんなに経済格差があったらもう闇だらけに違いないが

情報発信が阻害されてるのであまり聞こえてこない

2018-08-19

国破れて山河ありというように、地球温暖化により人間が住みにくくなっても山河はあるし、放射能汚染が進んでも山河あるし何回か半減期迎えれば生命も元通りだし、経済格差拡大しても死人が増えるだけだし

そもそも人間が満足いくように世界を変える思想ってどうなのって思うし

いいんだよ 大体のことはそれほど大きな問題ではない

国破れて山河ありというように、地球温暖化により人間が住みにくくなっても山河はあるし、放射能汚染が進んでも山河あるし何回か半減期迎えれば生命も元通りだし、経済格差拡大しても死人が増えるだけだし

そもそも人間が満足いくように世界を変える思想ってどうなのって思うし

いいんだよ 大体のことはそれほど大きな問題ではない

2018-08-18

反体制フィクションを考えて挫折する

最近反体制的な内容のノベルゲームでも作ろうかという風に考えては一瞬で挫折している。

ネトウヨ気味の大学の友人がエロゲ作りに励んでいることから触発された。

彼と話すたびに思想の薄さが気になっていた。そして呆れていた。

そのため、対抗して「深みのあるもの」を作ろうかと考えたりするのだ。

予算は潤沢にあるし、行き詰った卒論を提出しなければ幾らだって偏差値大学色物学部にいる期間は伸ばせるので時間もないことは無い。

大学院やら留学という時間稼ぎも駆使できる。

ただ、反体制というので行き詰る。

ニュースを見ると、あまりにも行政司法立法が腐敗しているということが分かる。

テレビニュース番組すらエンタメに走り御用的なものになっているのではという意見すらある。

こんな社会をどうすれば良くできるのだろうか。

例えば物語において主人公驚愕事実を知ったとしよう。

ただ、それをどうすれば権力に立ち向かう力に変えられるのだろうか。

それを公開しても人々が真剣に騒がなければ、権力者は結局やりたい放題やるというのが現実社会で分かっている。

バカ国民が支持し続ければいい 選挙当選すればいい 捕まらなければいい それで終わりなのだ

どんなにスクープが飛び出ても、無関心に消費社会能天気に過ごしている低偏差値大学バカ学生を見ているとため息が出てくるものだ。

さら物事は複雑なのだ。そして、それは悲惨なのだ

容姿経済格差などが複雑に絡み合い人間権威に縋ったり、何も考えなかったり様々なのである

例えば、自分の別の友人はオルタナティブ右翼な話が大好きだ。

そして、リベラルバカにする。あれこれ理由を考えたが、恐らく容姿が醜いからに過ぎない。

やはり容姿が醜いと人間人間との交流というもの希望を見いだせないのだ。

から何だかんだ屈折したものになる。

自分容姿が醜いからわかる。

このような現実を目にしていると、権力を倒すフィクションを作るにはどうすればいいのか頭を抱えるのだ。

さらに付け足して言うと、容姿が良くなれば彼がリベラルになるかと言えば怪しい。

自分も彼も容姿が良かったら政治社会問題など気にしなかったはずだ。

高校の時に顔が良かった人間と同じように、ただ政治が腐敗しようが能天気消費社会で消費の自由で満足しているだろう。

そのため、えげつない内容な現実社会フィクションを超えてしまうのだ。

そこをどうすればいいのか。

さら必然的フィクション容姿の良い人間が出るわけだけども、容姿が良い人間反体制になりにくいのではないかとも感じる。

なぜなら現状に満足する傾向が強いだろうからだ。

まり反体制フィクションを考えるとき現実社会悲惨さが足かせになり、身動きが取れなくなる。

とりあえず、現実社会自分容姿が良くするのが先なのかもしれない。

2018-08-15

anond:20180815222650

勝手自分好みのダイバシティだかなんだかへの定義NZのことを重ねておいて、裏切られたとか全く意味不明

国民思いですごく真っ当、近年の日本内閣官僚では決してできないことだね。

自分国民地球のために、とか心地よくのぼせて、地球のためどころか最悪な経済格差貧困戦争地球に撒いている、世界の富の9割をせしめているグローバルエリートの餌食に差し出す魂胆がわからない。無知は明らかに悪であり罪だな、と思った。

2018-08-14

anond:20180814214844

なるほど、ありがとう

でも女は育児するからそこそこ縛られるし、男も女の優遇で割りを食うから自由すぎはしないと思う。

経済格差よりは自由時間お金格差をなくしたい。

2018-07-25

今まで一億総中流自体が実現したことが無い

1990年代前半のバブル崩壊によって日本は長期に渡って経済が停滞し続けている。

その間の期間は失われた20年とも、30年とも呼ばれていて、日本では中流ボリュームゾーン消失し、日本経済のものが縮小し続けていることになっている。

今の若者たちは皆、経済力が無いので結婚して子供を作ることができず、人口再生自体が危ぶまれている。

しかし、今までの約70年間の戦後歴史の中で、本当に一億総中流が実現したことがあったのだろうか。

1980年代バブル経済期にしても、国全体のGDPは増えているけど、実質的経済成長率はそれほど高くはなかったし、国民1人1人の所得も増えていない。

その証拠に、バブル期非婚化や少子化は進んでいたではないか

現在(2018年)の日本人の大半は、1980年代前半の時期の日本人の豊かさと大して変わっていないのではないか

格差社会化と言っても、高度経済成長期の時代から経済格差は存在していて、最近になって現れた問題ではない。

多くの日本人は昔からずっと下流のままであり、一億総中流中流世代消失自体最初から存在していなかったと思う。

2018-07-21

anond:20180721005001

いい旅になるといいね

俺は30年くらいジャカルタに通ってる爺ビジネスマンだが、初めはそんな感じでワクワクしていた。

今もワクワクすることはあるが、増田のような新鮮さはもう持てそうもない。羨ましさしかない。何が羨ましいかと言えば、現在の方が経済格差が少ないことだ。たぶん現地の若者たちと、よりフラットに付き合える。いいなあ。

2018-07-14

anond:20180714142754

単純に経済格差文化収奪的な側面もあるが

かつてのミンストレルショーが黒人モチーフの劇であるにも関わらず

徹底的にリアル黒人を排し、結果的黒人イメージ改善するどころか

しろ差別を深めていったように

その小さな経済的区切りの先にリアル差別がある

 

結局、同族としてのバックグラウンドがない部外者連中が集まると

それはマイノリティにとって不利益しかならんってこと

2018-07-13

女医学生「女の経済力女医並にすれば自然離婚率は上がります

ネオリベの言説に対しては普段人間社会的動物であり~」と反論する人が、

このツイートRTいいね押していて、肯定的なのが理解に苦しむ。

男女問題的なもの例外なんですかね。

農作物自然の中で放任したら収穫は望めません」とツイートしても、当たり前としか思わないでしょ。

今までの社会で男女に経済格差があるのは、女が甲斐性を持たず、下方婚しないからです。

これからも女が下方婚しないなら、社会是正する必要はありませんし、それは人権侵害でもありません。

2018-07-11

リベラルは「寛容」という標語を取り下げるのが正しい

まりにも寛容すぎるとミソジニーな人とか人種差別的な人も枠の中に入れてしまうということになってしまう。

そのせいで寛容寛容言いまくる人はダブルスタンダード状態に陥ってるように見えてしまう。


リベラル的な「男女平等人種差別がなく経済格差も限りなく薄い世界にしたい」

矛盾なく掲げたいのであれば「寛容」という言葉を使うことをやめるのが正解なんだ。


まりセンセーショナルゴシップ的で扇動的言葉遣いをやめねばならない。

それが果たして彼らにできるだろうか。

2018-06-01

JKおっさん経済格差の件

JKにも二種類いる

デートの時に自分で金を出すつもりがゼロの子と、ちょっとは出そうという遠慮深い子だ

2018-05-30

朝日新聞真人 経済成長永遠なのか 「この200年、むしろ例外

2017年1月4日 [脱成長論][成熟社会][定常社会]

 いつしか経済成長」は私たちにとって当たり前のものになっていた。だが、それは永遠のものなのだろうか。

 アベノミクス大黒柱である日本銀行異次元緩和はお札をどんどん刷って国債買い支えるという、かなり危うい政策である。にもかかわらず世論の支持が高いことが不思議だった。

 思えば「成長よ再び」という威勢のいい掛け声と、「必ず物価は上がって経済は好循環になる」と自信満々の公約に、人々は希望を託したのかもしれない。

 希望をくじいたのはくしくも日銀が放った新たな切り札マイナス金利政策」だった。昨年1月に日銀が打ち出すや世論調査で6割超の人が「評価できない」と答えた。いわばお金を預けたら利息をとられる異常な政策によって、人々がお金を使うようせかす狙いだった。これには、そこまでする必要があるのか、と疑問を抱いた人が多かったのだろう。

 政府国民も高度成長やバブル経済を経て税収や給料が増えることに慣れ、それを前提に制度人生設計してきた。

 だがこの25年間の名目成長率はほぼゼロ。ならばもう一度右肩上がり経済を取り戻そう、と政府財政出動を繰り返してきた結果が世界一借金大国である

 そこで疑問が浮かぶゼロ成長はそれほど「悪」なのか。失われた20年と言われたその間も、私たちの豊かさへの歩みが止まっていたわけではない。

 その間、日本ミシュラン三つ星店は世界最多になったし、宅配便のおかげで遠方の特産生鮮品が手軽に手に入るようになった。温水洗浄便座の急普及でトイレは格段に快適になった。

 若者たちが当たり前に使う1台8万円の最新スマホが、25年前ならいくらの価値があったか想像してほしい。ずっと性能が劣るパソコンは30万円、テレビ20万円、固定電話7万円、カメラ3万円、世界大百科事典は全35巻で20万円超……。控えめに見積もったとしても、軽く80万円を超える。

 スマホに備わるテレビ電話や会話する人工知能機能となると、25年前ならSF映画世界の話だった。

 ただ、この便益の飛躍的な向上は国内総生産GDP)というモノサシで測ったとたんに見えなくなる。80万円超の大型消費が、統計上はスマホの8万円だけに減ることさえあるのだ。

 そこで見えなくなってしまう豊かさの向上を考慮せず、「どんな政策手段を使ってでもとにかくGDPを膨らませよ」というのがアベノミクス思想である

 人間はそうまでして成長を追い求めるべきなのか。

 実は、いまのような経済成長歴史が始まったのは200年前にすぎない。長い人類史のなかでは、ほんの最近だ。GDP統計が初めて作られたのは、さらにずっとあとのこと。1930年代大恐慌、第2次世界大戦がきっかけだった。

GDP、語られぬ限界

 昨年夏、GDP統計をめぐるちょっとした論争があった。所管官庁内閣府日本銀行が「実態より過小評価されているのではないか」と問題提起したのだ。

 きっかけは日銀の若手職員が発表した個人論文。ただ論争には日銀上層部意向も働いていた。アベノミクスの主軸として史上空前の超金融緩和をしながらインフレ目標を実現できず、成長にも結びつかない。現実へのいらだちがあった。

 数字ひとつ財政金融政策を動かし、人々の景況感にも影響するGDP。その歴史は、長い人類史のなかでは意外と短い。

 世界で初めて国の経済全体の大きさを測ろうとしたのは英国。17世紀の英蘭戦争のためにどれくらい戦費が調達できるか知ろうとしたのだ。そこから現在のようなGDPになったのは、さらにあと。1930年代英国米国大恐慌対策を探り、第2次世界大戦に向けた生産力の分析を進めるためだった。(『GDPダイアン・コイル

 一般的には1760年代英国産業革命が成長の起点とされる。だが西暦1年~2000年代世界の成長を人口歴史資料から推定した経済学者アンガス・マディソンによると、1人当たりGDPがはっきり伸び始めた起点は60年ほど後の1820年ごろだった。

 その理由投資理論家で歴史研究家のウィリアムバーンスタインが『「豊かさ」の誕生』で分析している。1820年ごろになると、ようやく私有財産制度資本市場が整い、迅速で効率的通信輸送手段が発達。技術進歩や新しいアイデア評価する文化制度ができて、成長を後押しする基盤が整ったという。

■もとは冷戦期の産物

 社会思想家の佐伯啓思京都大名教授によると、国家が成長を必要としたのはもともと冷戦期に資本主義陣営が社会主義陣営に勝つためだった。「それだけのことにすぎない。なぜ成長が必要なのかという根源的な問いに、経済理論には実は答えがないのです」

 冷戦が終わったあとも成長への渇望だけが残った。むしろ成長の限界弊害について、以前より語られなくなったのかもしれない。

 1970年代初頭、世界科学者経済学者たちが集まる民間組織ローマクラブがまとめた報告書成長の限界』は、経済成長謳歌(おうか)する人類への警告だった。人口が増え、先進国経済が膨張しすぎると、資源の使いすぎや環境悪化などからいずれ限界が生じる、という問題提起だった。

 いつしかその問題意識は薄れ、成長信仰だけがひとり歩きしはじめた。

 佐伯氏は「ローマクラブが指摘した問題重要性は今も変わらない。これから無理やり市場を膨張させ、成長させようとする試みは競争格差を激しくして、人間にとってますます生きにくい社会にしてしまうのではないか」と話す。

■低成長容認社会に変化の兆し

 紙幣を発行し、金融政策をつかさどる中央銀行。その「元祖」は英国イングランド銀行とされる。もともと民間銀行の一つだったが1844年の制度改正中央銀行進化した。

 つまり1820年ごろに始まる「成長」とともに誕生した機能だった。

 いま世界経済の成長スピードが落ちている。2008年のリーマン・ショックマイナス成長に陥った先進諸国は、危機から回復した後も以前のような成長軌道に戻れていない。

 サマーズ元米財務長官は3年前、物質的に満たされた先進国簡単に低成長から脱せないという「長期停滞論」を唱えた。

 日米欧の中央銀行はまるで自分存在意義を確かめるように、ゼロ金利政策、量的金融緩和マイナス金利政策……と成長を取り戻すための異例の緩和策を次々と繰り出した。

 「これは長い目でみれば中央銀行の終わりの始まりだ」と言うのは日銀出身金融史にも詳しい岩村充・早稲田大大学院教授だ。

 中央銀行政府から独立する必要があるのは、たとえ政権が代わっても、お金価値が変わらない金融政策を続けることが経済の安定には大事からだ。岩村氏は「政府といっしょになって成長のために異常な金融緩和を進める。そんな今の中央銀行独立性はない。存在意義がなくなってしまった」と指摘する。

 経済史の泰斗である猪木武徳大阪大名教授は、成長を謳歌たこの200年間を「経済史のなかではむしろ例外的な時期」と言う。そのうえで無理やり成長率を引き上げようとする最近政策に異を唱える。

 「低成長を受け入れる成熟こそ、いまの私たちに求められているのではないでしょうか」

 成長の意義も認めてきた猪木氏が最近そう考えるのは、成長そのもの役割が変質してきたからだ。

 「かつて経済成長には個人を豊かにし、格差を縮める大きなパワーがあった。最近国家間の経済格差は縮まったものの、上っ面の成長ばかり追い求める風潮が広がり、各国の国内格差が広がってしまった」

 主要国の成長戦略金融政策は往々にして強く富めるものを、さらに強くさらに富ませる傾向がある。それがトリクルダウン(滴がしたたり落ちること)で中間層低所得層に広がるという想定だ。現実にはそうなっていない。

 19世紀の経済思想ジョン・スチュアート・ミルゼロ成長の「定常社会」を構想した。だが近代経済学事実上、成長ぬきには語られなくなった。いつしかあらゆる経済理論が成長の持続を前提に組み立てられるようになったからだ。

 むしろ現実社会に変化の兆しが出てきた。たとえば最近広がりつつある、買わずにモノを共有するシェアリングエコノミー。大量消費と一線を画す動きだ。

 四半世紀にわたるゼロ成長期を過ごした日本人の意識に変化もうかがえる。

 博報堂生活総合研究所定点観測調査によると、「日本の現状はこの先も、とくに変化はない」と見る人は昨年54%で、9年前より22ポイントも増えた。さら身の回りで「楽しいことが多い」人が増え、「いやなことが多い」人は減った。

 同総研の石寺修三所長は「人々の意識が定常社会を前向きに受け止めつつある変化がはっきり示されている。いわば『常温』を楽しむ社会です」と話す。

 いま世界が直面する低成長が「成長の限界」を示すものかどうかは、はっきりしない。ただマディソンの2千年の成長率推計を見れば、この200年の2~3%成長が、まるでバブルを示す急騰曲線のようだとわかる。

 成長の鈍化はむしろ経済活動の「正常化」を意味しているのかもしれない。少なくとも成長は「永遠」だと思わないほうがいい。(編集委員・原真人

元ページ(リンク切れ): http://www.asahi.com/articles/ASJDY5DR2JDYULZU005.html

ブコメhttp://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/articles/ASJDY5DR2JDYULZU005.html

2018-05-23

経済格差問題視するのに、性の格差問題視されない。承認格差問題視されない。

なぜなのか。

経済格差は「政府」「企業」の責任をある程度求めるのに、

性の格差はすべて「自己責任」。


なぜなのか。

食欲も性欲も三大欲求の一つ。

なのに、なぜ性欲は蔑にされるのか。

食べるものがなく、飢え死にを避けるためにパンを盗む。同情できるだろうか。

性欲を満たされず、強姦をする。同情できるだろうか。


その違いはどこにあるのだろうか?

経済と同じく、性も再分配するべきなのではないだろうか?

「神の見えざる手」では、救われない人々がいるのは経済も性も同じ。

もっとパブリックに、性を考える議論必要だ。

2018-05-07

清潔感なんか作れる?

ウェブを見ていると、アニメの中ですらデブが女から嫌われイケメン発情しているとかいう話が話題になっていた。

最近見ていない『ダーリン・イン・ザ・フランキス』とかい作品の内容だがデブはやはり嫌われるようだ。

そして、イケメンは好かれる。

確か、あの作品内は其処まで資本主義的な世界観を描いているわけでもない。

経済格差が広がって世界は大変らしく、マルクス生誕200周年らしいが資本主義の外部の世界でも容姿格差永遠に残りそうな気がしてならない。

よく、容姿なんだろというと、なぜか容姿差別をしていないと主張したいのか清潔感が大切だ それは作れるという言説をみる。

そんなことはない。そうだったら、そこまで人々は容姿にこだわらないし悩んでいない。

風呂に入れば実現できるのなら、誰でもできるがそんなんで出るわけがない。

結局は肌の綺麗さや顔と体のプロポーション、顔の造形といった容姿を主張しているに過ぎない。

大学院に進学せざる得ない感じになっている自分就活中だ。

清潔感という容姿大事という言説に醜い自分は耐えられない。いつだって容姿で苦しんでいたが、今回もそうだ。

自分清潔感など出せそうにない。

2018-05-05

今日時点で流通している貨幣存在している価値明日からその辺の石ころに移らないかな 

そうすれば経済格差は多少はリセットされるで

人間全員がそんな催眠に急にかかればこの世界は多少救われるのに

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