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はてなキーワード: 戦後日本とは

2017-11-17

子無しでいくつもりの人は出産育児補助の増額には反対なのだろうか

タイトルどおりの話。

不倒城

赤ちゃんだけじゃなくて子どもは正直いってめちゃくちゃ可愛い

http://mubou.seesaa.net/article/454914968.html

シロクマの屑籠

子ども権利を守りながら出生率を増やすなら、核家族的な子育てをやめるしかないのでは

http://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20171116/1510812000

このへん ↑ の子作り・子育ての話が盛り上がるたびに思うんだけど。

子供を持つ気が無い人の気持ちの話。

 自分子供を育てる気がない人たちはどの程度なら他家の子供の養育費負担する気があるのかな。税金を含めて。戦後日本人口統計を見ると(*1)、社会育児リソース(要は税金)は配分ではなく量そのものが足りないと思っている(*2)。

 で、子育て世帯やこれから子供作るor作りたい世帯育児補助なり出産補助なりの増加に賛成だと思うんですけど、本人の嗜好なり思想なりで子供を持つ気が無い人たちや、子育てたかったけど諦めた人たちはこれ以上の負担をするくらいなら出生率が減り続けてもかまわない(=人口自体は減少速度を増しながら減り続ける)と思ってるのかな。

 じっさい「自分子供を作らないから知ったことではない」と言い切る人はそんなに多数ではないと思うんだよね。長い老後が予想されるのに、ほとんど若者子供がいない社会なんて暮らしにくいでしょ。

 このくらいの負担で、このくらいの次世代人口生産されるのが望ましい、という社会的合意があれば政治行政も動きやすいと思うんだけども。

 子供を持たない・子供を持つのを諦めた皆さんは、子供が今いる、あるいは子供をこれから持ちたいと思ってる世帯に今より多くの資源(=税金)が配分されることに賛成ですか?

 そのための増税は許容できますか?

 子供を持たない・子供を持つのを諦めた皆さんにとって望ましい、あるいは許容可能日本出生率はどの程度でしょうか?(いまのままで問題ない/人口が減少してもどこかで安定するからいい/人口置換水準で安定するのが望ましい) あるいはそんなことはまったく気にならないのでしょうか?

好むと好まざるとを問わず、子無しで行くつもりの人はすでに極少数とは言いがたいのに、出産育児周りの話で部外者あつかいなのは変だなあといつも思う。その人たちがどれほどの負担をする気があり、代わりに社会は何を差し出せるのか、もっと議論されるべきだ。

 最初から子供を持たないと決めている人と、子供を持つのを諦めた人の間には大きな温度差があるはずだから(ここまで一緒にしてるみたいな書き方でごめんなさい)、どっちかわかる形で教えてもらえるとありがたいです。

 まあ上のリンクシロクマ先生が書いてるように、家族と親に集中している子育て責任を、子供に関わりたい子供のいない人も社会的に共有できればいいんだと思うんだけど、これはまた別の話(育児リソースの分配の話になるかと思う)。

 ちなみに増田は男で子供が好きで、むかしから駅で子供を見るとニコニコするほう。

 20代の頃は非正規雇用なので子供は持てないだろうけど出産育児補助の増額には賛成でした。

 30代で幸運にも転職して結婚して子供もできた。子供は思ってたより面倒だけどかわいいです。

1:いうまでもないが出生率戦後ずっと低下傾向で、1974年人口置換水準を割って、まだまだ下がり続けている。つまり5歳以下は物心ついて無かったものと考えれば、戦後を生きている現日本人ほとんど(2016年統計75歳未満は87% http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2016np/pdf/gaiyou2.pdf)は、国外生活経験者を除き、人口を維持できない国の生活しか知らない。増田なら誰も知らないだろう。実感を持って出生が多かった時代を語れる人間はもうほとんどいないはずなんだが、高齢者ふくめこれが意外と共有されてない。

2:配分に問題が無いというつもりはない

2017-11-14

anond:20171114035926

民主主義だと利権争いで改革が進まないので

改革必要局面

例えば今みたいな日本には何かを変えようとするなら独裁体制になるしかないんだよね

過去、困窮に陥って復活を遂げた歴史を持つ国って独裁ハイスピード改革を成し遂げた国以外は有り得ない

戦後日本で言えばGHQ独裁高度経済成長期に至ったわけだし

中国文化大革命からの超実力主義国家同意形成なんて無くなったおかげで文化が無くなったのに超再生した

ドイツ戦後処理からほぼ独裁再生したし

もっと過去にさかのぼればフランスナポレオン独裁で強力な国家を作ったわけだし

 

なので今日本の与党に対して独裁だなんだってのは批判にならないんだよね

この先、どうにもならない超高齢化社会に至ったら与党野党も等しく死ぬんだから

もう独裁して間に合うかどうかも分からん瀬戸際独裁だなんだとかい次元じゃない

民主主義国家にしたいなら改革が終わってからやるしかない

もちろん独裁で良い結果が得られるかは不明だけど

このまま低速だと100%死ぬから賭けてみるしかない段階

国民は薄々理解してるから独裁を当分許すし

現状その選択しかないし、ここまで放置したのは政治家全員の責任

2017-11-02

アメリカの銃規制が進まないのには3つの原因があると思うという話

表題の件について、自分が納得できるだけの解説をしている記事があまりない、というか、前々から日本一般の人々にはあまりこの問題認知されていないような気がしていたので、需要があるかは分からないが個人的見解をまとめる私的メモという意味も含め、ここに記載しておく。

1つはアメリカ建国理念から来ていて、もし政府民衆に圧制を強いるとき民衆には武装して蜂起する権利憲法で認められているためである

もともとアメリカという国自体が、イギリスをはじめとする欧州圧政から独立してできたものなので、国家民衆が作るという意識が強い。そのためアメリカ合衆国は、政府暴走した場合対処法を、憲法公式に認めている。これが有名な「合衆国憲法修正第2条」である政府民衆国家権力で押さえつけ、搾取するような事態になれば、国民武装して現政府を打倒し、新たな政府を打ち立てることができる。(もちろん、他国から侵略に対する抵抗の意味もある)

そして最も重要な点は、そうするために国民武装することを、政府制限してはならないということだ。銃の所持を規制することは、すなわち武装することの規制に繋がる。これは国民のための権利であるから政府主導で銃規制をすることに対して、「そうやって武装できないようにして、俺たちに圧政を敷くんだろう?」という反発が生まれる。から規制は是か非かについて、明確に政治的正しさを持つ答えがなかなか出ないのである。極端な話、トラ○プが本当に危険独裁体制を築いたとき、現憲法下であれば銃規制を叫ぶリベラリストたちでも平等武装蜂起する権利を有している。

2つ目はより現実的市民生活に関する問題で、アメリカの広大な土地に起因する。

アメリカ田舎は、日本人には想像も付かない規模で広い。隣家まで車で何十分というケースはざらだ。たとえばワイオミング州鳥取県両国において最も人口が少なく、約56万人とほぼ同じだが、人口密度はおおよそ70倍以上にもなる。そんな地域でもし何か起こったとき警察保安官が到着するのを30分とか1時間、悠長に待っていられるだろうか?

こういった背景からアメリカでは田舎に行くほど、セルフディフェンスとかホームディフェンスと呼ばれる概念が浸透している。異常に治安が良いと言われる日本でも、ご近所同士のいさかいが原因で刃傷沙汰に発展するというのはよくある話だし、痴話喧嘩もあれば家庭内暴力もある。野生の危険動物だっているだろう。そういった事態に陥ったとき自分の身を守れるのは自分だけだ。だからみんな銃を買う。西部開拓時代、多くの人が傍らに銃を置いて眠っていた頃と、根本的には変わっていない。

なお、アメリカでこういった田舎に暮らす人たちは、人口の1割である3000万人ほどもいるという。3000万人と言えば近年急速な発展を遂げたメガティ中国重慶市と同じくらいだ。メガティ1つ分の国民安全自衛に委ねられているという、ある種異常な状態なのだ

3つ目はもっと単純で、ここまで広がってしまった銃を今さら回収するのが非常に困難な点にある。

アメリカでは1億丁以上の銃がすでに流通販売されており、およそ国民の2人に1人は銃を持っていると言われている。これほどまでに庶民の手に広まった銃を没収していくのは、そもそも物理的に難しいし、誰が何の権限でどのように回収するのか、抵抗に遭わず安全に回収できるのか、回収した大量の銃はどう保管あるいは処分するのか、これらのコストは、回収に応じない場合罰則は、などといった行政上問題も山のようにある。

ちなみに例として、戦後日本で行われた武装解除の際に提出された刀剣類の保有数は、平均して大体3軒に1軒くらいだったらしい。しかしもちろんそれがすべてではなく、未だに先祖の持っていたものが蔵から出てきたというニュースもあれば、土中に埋めるなどして隠匿したなどの話も聞こえてくる。またこの中に近代火器は含んでいない(登録された刀剣類の数を参考)。しかもこれが実行できたのは、敗戦という歴史的大事と、それに伴う武装解除のための占領政策GHQによる外圧という側面が大きい。平時にこれ以上の規模の銃規制を実現するのがいかに難しいか分かっていただけるだろう。

ここまで記したように、アメリカ国民にとっての「銃」とは何よりもまず自分自身安全保障するための道具なのである政府侵略者犯罪者、敵意を持った隣人たち、危険な野生生物などから自分生命財産家族、そして自由権利を守るための唯一にして最強の道具だ。

これが決して建前ではなく、国家の根幹と現実に即した実態であるというのが、今回私の言いたかった見解だ。これを読んだ方の、この問題に対する理解一助にでもなればと思う。

なお、一部の人たちが馬鹿ひとつ覚えのように諸悪の根源として扱ってしまうので、ここでは敢えてNRA=全米ライフル協会に関する記述は控えさせていただいた。ただ、誰もが銃を規制したいのに一部の頭おかしい人によって阻止されているという構図が正しくないということは、これを読んだ方になら分かっていただけると思う。

2017-10-20

anond:20171020204126

政策とかを話しながら選挙カーを走らせたらだめなんだって池上彰さんが話していたよ。

くだらない法律だよね、戦後日本人を政治に無関心にさせるためのGHQ差し金なのかもね。

2017-10-18

anond:20171018122218

林景一


最高裁裁判官としての信条や審理にあたる心構え、仕事の印象、難しさは。

重大な責任を心に留め、公平・公正な審理を尽くしていきたいです。職務上の文書の量が膨大で、あらゆる分野にわたることに強い印象を受け、難しさを日々感じています

国民裁判所に期待する役割は何だと考え、身近な司法とするために取り組んでいることは。

最終審として、公平・公正な裁判を通じて納得のいく判断を下すことが期待されており、そのことが身近な司法ということにつながると思います

これまでに関わり、最も記憶に残っている裁判とその理由は。

まだ、関与してから日が浅いので、件数は限られていますが、どの案件関係者にとって重大な結論を出しているのだという意味で重みがあり、心に残ります

最高裁裁判官の任命手続きについての考え、出身母体出身別の割合妥当だと思うか。

任命された側ですので、個人的な考えを申し述べるべきではないと思います

憲法改正をどう考えるか。

国会が発議し、国民投票で決まる話ですので、最高裁の一員として考えを申し上げることは差し控えます

憲法9条戦後日本で果たした役割と、9条に自衛隊を明文で位置づける論議をどう考えるか。

憲法9条を巡る議論が活発化していることは承知しています最高裁の一員としてこの議論に加わるのは適当でないと思います

国政選挙で「一票の格差」の問題が長く続いていることをどう考えるか。

9月27日に参院選に関する大法廷判決に際して個別意見を申し述べました。私の基本的な考え方は、そこにあるとおりです。

注:16年参院選の「1票の格差」訴訟違憲状態個別意見179月

東京電力福島第一原発事故を踏まえ、司法責任原発関連訴訟への司法姿勢をどう考えるか。

原発訴訟についても、個別事例に即して判断していくべきものと考えます

裁判員制度で、公判前整理手続きの長期化や裁判員候補者の辞退率上昇が問題視される現状をどう考えるか。制度課題や見直すべき点は。

裁判員の方々は、真摯(しんし)に役割果たしておられると承知しています。分かりやすく公正・迅速な刑事裁判国民司法参加という意味で良い制度だということの理解を更に広げていくことが必要かと思います

静岡県で1966年に起きた一家4人殺害事件など、再審無罪判決が続くなか、刑事裁判の現状への感想反省点、冤罪(えんざい)を生まない司法の実現への教訓は。

冤罪(えんざい)はあってはならないことであり、裁判の段階においては先入観にとらわれず、証拠に基づいた裁判をしていくということだと思います

日本弁護士連合会が昨年の人権擁護大会死刑制度の「廃止宣言」を採択した。死刑制度の存廃や、再審請求死刑執行との関係をどう考えるか。

死刑は、刑罰として究極の選択であり、そのあり方については国際的な潮流も踏まえながら、国民の皆様、その代表である国会において議論が深められるべきものだと考えます

取り調べの録音・録画や司法取引制度の導入が刑事裁判にどんな影響を与えると考えるか。新制度導入にあたり、司法判断はどうあるべきか。

今の段階では、具体的な話を述べるのは尚早ですが、所期の目的に沿って刑事司法プロセスへ信頼が高まる一助となることを期待しています

法科大学院募集停止が相次ぎ、法曹志望者が減少するなか、法曹養成制度の現状をどう評価し、どうあるべきだと考えるか。

意見差し控えます

経済活動の国際化に伴い、国をまたぐ法的な争いを円滑に解決するために日本裁判所に求められることは何だと考えるか。

グローバル化につれて国際ルールも変化していきます。そうした国際潮流の展開を的確につかむだけでなく、自ら潮流を作っていくとの気構えが必要だろうと思います

外国裁判手続き電子化が進むなか、国民が使い勝手のよい裁判所にするにはどうすべきだと考えるか。電子手続き導入への賛否アイデアはあるか。

裁判に限らず、電子化賛否問題ではなく必然です。世代ギャップへの配慮必要ですが、日本標準世界標準に乗り遅れないようにすることが必要でしょう。

最近出来事で、最もうれしかたこと、腹立たしく感じたことは何か。

うれしかったのは、サッカー日本代表ワールドカップW杯)本大会出場決定です。腹立たしいというか心配なのは北朝鮮をめぐる情勢です。

趣味尊敬する人物、好きな言葉座右の銘と、それぞれを選んだ理由は。

娯楽としてはサッカー観戦と音楽が好きです。尊敬に値する先達ばかりで、特に一人挙げることは難しいです。日頃の心構えとしているのは「一期一会」という言葉です。

最近読んで感動した本、面白かった本とその感想は。

外交官の一生」(石射猪太郎)。先輩から勧められた戦前の知中派外交官回想録で、内政・軍事外交の交わる難局における身の処し方につき考えさせられました

anond:20171018122103

大谷直人


最高裁裁判官としての信条や審理にあたる心構え、仕事の印象、難しさは。

予断を持たずに事件に取り組み、判決などで具体的な理由を示すにあたっては、最終審としての説明責任を果たす内容になるよう、力を尽くしたい。最高裁には多様な紛争についての不服が申し立てられ、どの事件も最終的な決着が求められている。社会的に影響の大きな事件も少なくなく、責任の重さを日々痛感している。

国民裁判所に期待する役割は何だと考え、身近な司法とするために取り組んでいることは。

広い視野の下で、公正な判断を行うことが期待されていると感じる。その期待に応えるためには、判断の内容を説得力ある分かりやすものにすることが大切である。また、裁判所存在国民に身近なものとなるよう、情報発信手続きの工夫などといった面にも一層留意する必要がある。

これまでに関わり、最も記憶に残っている裁判とその理由は。

地裁高裁で勤務した時代、3人の裁判官の間でさまざまな議論を重ね、充実した判断につながったと感じられた事件は、著名かどうかを問わず長く記憶に残っている。最高裁においても同じだろうと思う。

最高裁裁判官の任命手続きについての考え、出身母体出身別の割合は妥当だと思うか。

任命権限に関わる事柄であり意見差し控えたいが、現在バックグラウンドの異なる同僚裁判官とさまざまな角度から率直な意見交換ができる環境にあり、日々の仕事にとって大きな意義があると感じている。

憲法改正をどう考えるか。

裁判の中で憲法判断を示す立場にあり、お答えは差し控えたいが、憲法は、我が国における「法の支配」の基盤となるものであり、普段からそのありように国民の目が注がれていることは、大切なことであると考える。

憲法9条戦後日本で果たした役割と、9条に自衛隊を明文で位置づける論議をどう考えるか。

前項と同じ。

国政選挙で「一票の格差」の問題が長く続いていることをどう考えるか。

これまでに関与した定数訴訟についての私の意見は、大法廷判決の中で示してきたところであり、これからも個々の事件判断の中で示していきたい。

注:16年参院選の「1票の格差」を合憲とする多数意見(17年9月)

東京電力福島第一原発事故を踏まえ、司法責任原発関連訴訟への司法姿勢をどう考えるか。

法的判断司法に求められている大きな問題の一つであるが、今後訴訟最高裁に係属する可能性があるので、意見差し控えたい。

裁判員制度で、公判前整理手続きの長期化や裁判員候補者の辞退率上昇が問題視される現状をどう考えるか。制度課題や見直すべき点は。

国民の皆さんの理解と協力に支えられて、制度が定着しつつあることを、刑事裁判に携わってきた者としてうれしく思っている。大改革であり長期的なものさしで改善を図っていくべき課題もなお残っているが、刑事裁判が、「開かれた司法」の方向に大きく変わったことは確かである

静岡県で1966年に起きた一家4人殺害事件など、再審無罪判決が続くなか、刑事裁判の現状への感想や反省点、冤罪(えんざい)を生まない司法の実現への教訓は。

誤判を防ぐためには、一つ一つの事件において、当事者が適切な訴訟活動を行い、裁判官が曇りなき目で判断を下すことが、何より重要である制度運用改善点については、法曹三者の間で、実情をもとにして、率直で冷静な検討を深めることが欠かせない。

日本弁護士連合会が昨年の人権擁護大会死刑制度の「廃止宣言」を採択した。死刑制度の存廃や、再審請求と死刑執行との関係をどう考えるか。

国民の間で議論を深めていくべき重要テーマであると思っているが、具体的事件に関与する立場にあるので、立法論に関わるご質問についてはお答えは差し控えたい。

取り調べの録音・録画や司法取引制度の導入が刑事裁判にどんな影響を与えると考えるか。新制度導入にあたり、司法判断はどうあるべきか。

重大な刑事事件裁判員裁判によって審理されており、今回の新制度運用については、裁判員裁判証拠調べにおいてどのような評価が示されるかが、重要ポイントになると思う。裁判員裁判と同様に、長期的なものさしで検討すべき問題であると考える。

法科大学院募集停止が相次ぎ、法曹志望者が減少するなか、法曹養成制度の現状をどう評価し、どうあるべきだと考えるか。

さまざまな課題を抱えていることは認識している。法曹養成制度教育制度の一つであり、時間をかけて行うべき人づくりの土台だといえる。長期的なゴールを見定めて、じっくり検討していく姿勢大事だと思う。

経済活動の国際化に伴い、国をまたぐ法的な争いを円滑に解決するために日本裁判所に求められることは何だと考えるか。

国際的経済活動が原因となった訴訟はこれからますます増加すると思う。裁判官は、紛争の背景にある実情も視野に入れた上で、判断を下すことが求められる。そのためには、研修、人的交流などの機会も一層充実させる必要がある。

外国裁判手続き電子化が進むなか、国民が使い勝手のよい裁判所にするにはどうすべきだと考えるか。電子手続き導入への賛否アイデアはあるか。

「開かれた司法」を推進していく上で、テクノロジー活用重要な柱の一つだと考える。それだけに、単に「便利かどうか」というのにとどまらず、司法へのアクセス裁判手続きの将来のあり方も念頭に置いた上で、総合的に電子化などの改革を進めていく姿勢が大切だと考える。

最近の出来事で、最もうれしかたこと、腹立たしく感じたことは何か。

個人的には、今年は名演と観客席の熱気が一体となったライブ出会う機会が多く、終演後はその場の一員であった幸福感を味わえた(例えば、ロシア劇作家チェーホフの「ワーニャ伯父さん」)。

趣味尊敬する人物、好きな言葉、座右の銘と、それぞれを選んだ理由は。

尊敬」という意味とは少し違うように思うが、強さ、弱さを含めて、人間的魅力に富んだ人物として、最近興味があるのは、森鷗外趣味コンサート観劇。好きな言葉はゲーテの「人間努力する限り迷うものだ」。

最近読んで感動した本、面白かった本とその感想は。

千葉聡の「歌うカタツムリ」。身近な生物を手のひらの上に乗せながら、生物進化に関するダーウィン以降の研究の歴史が物語られており、科学読み物として非常に新鮮だった。


木沢克之


最高裁裁判官としての信条や審理にあたる心構え、仕事の印象、難しさは。

約40年間、弁護士活動から培った経験市民感覚を踏まえ、弁護士出身裁判官であることの自覚と誇りを持って、正義と公平にかない、かつ、健全社会常識にかなう法律解釈適用に努めていきたいと考えております最高裁裁判官に就任して約1年3カ月経過しました。最終審としての判断の重さを更に自覚し、一つ一つの事件謙虚に向き合い、よりよい判断解決のため、誠実に職責を果たしていく覚悟です。

国民裁判所に期待する役割は何だと考え、身近な司法とするために取り組んでいることは。

裁判所に対して、一つ一つの事件について、迅速かつ適正妥当な判断を期待していると思います最高裁判所としては、主な事件判決などについて、ホームページなどでも公表していますし、法廷の傍聴人の方々にも事件の争点など概要がわかるような工夫を積極的に進めています

これまでに関わり、最も記憶に残っている裁判とその理由は。

個別事件判決の中で示した意見のとおりであり、これを離れてお答えするのは控えさせていただきます

最高裁裁判官の任命手続きについての考え、出身母体出身別の割合は妥当だと思うか。

いずれの質問についても、憲法で定められている任命権者が判断する事柄ですので、お答えするのは控えさせていただきます

憲法改正をどう考えるか。

憲法改正は、国会の発議により国民投票を経て行われるもので、主権者としての国民判断される事柄であり、各国民真剣に考え議論すべきものと思います

憲法9条戦後日本で果たした役割と、9条に自衛隊を明文で位置づける論議をどう考えるか。

国家存立の基盤である国の安全保障政策については、各国民自分の問題として真剣に考えるべき事柄であり、司法立場にある者として、個人的意見は控えさせていただきます

国政選挙で「一票の格差」の問題が長く続いていることをどう考えるか。

具体的事件において考えを明らかにすべき事柄と思います

注:16年参院選の「1票の格差」を合憲とする多数意見(17年9月)

東京電力福島第一原発事故を踏まえ、司法責任原発関連訴訟への司法姿勢をどう考えるか。

裁判所は、どのような訴訟においても、法にのっとり公平かつ適正妥当な判断をしていかなければならないものと考えております

裁判員制度で、公判前整理手続きの長期化や裁判員候補者の辞退率上昇が問題視される現状をどう考えるか。制度課題や見直すべき点は。

裁判員制度はおおむね順調に運営されてきていると思いますが、問題点もご指摘のとおりあります。更なる審理の工夫や制度広報に努める必要があると考えております

静岡県で1966年に起きた一家4人殺害事件など、再審無罪判決が続くなか、刑事裁判の現状への感想や反省点、冤罪(えんざい)を生まない司法の実現への教訓は。

誤判絶対にあってはならないものです。刑事事件事実認定においては、思い込みを排し、様々な視点から十分に証拠吟味することが大事です。刑事司法に携わるすべての者が、誤判防止に向けて、それぞれの立場で誠実に職務を行わなければなりません。

日本弁護士連合会が昨年の人権擁護大会死刑制度の「廃止宣言」を採択した。死刑制度の存廃や、再審請求と死刑執行との関係をどう考えるか。

死刑制度の存廃や終身刑の創設などは、最終的に国民意見により決められるべき立法課題であり、司法立場から意見は控えさせていただきます。とはいえ、死刑は究極の刑罰であり、その適用は極めて慎重に行われるべきものと考えております

取り調べの録音・録画や司法取引制度の導入が刑事裁判にどんな影響を与えると考えるか。新制度導入にあたり、司法判断はどうあるべきか。

制度は、捜査公判が取り調べ及び供述調書に過度に依存している状況にあるとの指摘を受けて立法化されたものであり、これにより、刑事手続きにおける証拠収集方法の適正化及び多様化がされ、公判審理の更なる充実が期待されます

法科大学院募集停止が相次ぎ、法曹志望者が減少するなか、法曹養成制度の現状をどう評価し、どうあるべきだと考えるか。

具体的な政策についての発言は控えさせていただきますが、法科大学院で5年間教壇に立った者として、法曹養成の理想に向けて開校した有力な法科大学院募集停止が相次ぐこととなり、残念でなりません。社会の様々な分野で法律家活動することは、法の支配する公正な社会を実現するために必要であり、大変意味のあることだと思います。わが国社会の今後の発展を支える有為人材として質の高い法律家いか計画的に養成するかという観点検討されることを望みます

経済活動の国際化に伴い、国をまたぐ法的な争いを円滑に解決するために日本裁判所に求められることは何だと考えるか。

国際取引事件家事渉外事件をはじめとする国際的紛争事件に十分対応できるよう、裁判所における人材の育成が求められるものと考えております

外国裁判手続き電子化が進むなか、国民が使い勝手のよい裁判所にするにはどうすべきだと考えるか。電子手続き導入への賛否アイデアはあるか。

裁判手続きのIT化のあり方としては、裁判手続き利用者利便性の向上だけでなく、本人訴訟への対応を含む関係者手続き保障情報セキュリティー、事務合理化を含めた費用対効果などの諸般の事情配慮しつつ、裁判手続きにとって真に望ましい姿を探る必要があります

最近の出来事で、最もうれしかたこと、腹立たしく感じたことは何か。

うれしかたことは、稀勢の里関の優勝と横綱昇進です。

趣味尊敬する人物、好きな言葉、座右の銘と、それぞれを選んだ理由は。

趣味は、歌舞伎鑑賞です。尊敬する人物は自分を育ててくれた両親で、感謝尊敬をしています。好きな言葉には「道を伝えて、己を伝えず」という言葉があります日本幕末から明治にかけての動乱期に、キリスト教の伝道を行った宣教師チャニング・ムーアウィリアムズ生き方表現した言葉です。私はキリスト教信徒ではありませんが、ウィリアムズは、幾多の困難に全身全霊で立ち向かいながら人々の心を一つにまとめ、教会や学校病院を造り、社会や世界を動かしました。そのような信仰の姿こそが、「『道を伝え』ることではないか」と思われます。そして「己を伝えず」。真の意味はいまだ計り知れないものの、「自分の考えを相手独善的に押しつけようとしない」とか、「自分名誉欲望のためにけっして人を利用しない」と解釈されています事実ウィリアムズは一介の宣教師に過ぎない自分の名が記憶されることを徹底して拒み、日記手紙の多くを燃やしまでしたとも言われています

最近読んで感動した本、面白かった本とその感想は。

松井今朝子師父遺言」。歌舞伎演出家武智鉄二師弟関係にあった著者の波瀾(はらん)万丈の半生を描いた自伝です。

anond:20171018121656

山口厚


最高裁裁判官としての信条や審理にあたる心構え、仕事の印象、難しさは。

当事者の主張に耳を傾け、証拠に基づいて、中立・公平で公正な判断をすることが必要だと考えています最高裁として判断すべき事件数の多さと事件の多様さに直面して、最高裁判事の使命の重大さを改めて痛感しています

国民裁判所に期待する役割は何だと考え、身近な司法とするために取り組んでいることは。

詰まるところ、中立・公平で公正な裁判を迅速に行うことが求められているのだと思います結論に至る過程をできるだけ分かりやすく示すことも大切だと考えております。また、裁判所としては、情報発信さらに進めていくことが望まれるように思います

これまでに関わり、最も記憶に残っている裁判とその理由は。

就任直後に関与したGPS捜査に関する大法廷判決が、刑事手続き法に関する近年の最も重要判決の一つであるだけに強く印象に残っています

注:令状のない全地球測位システムGPS捜査違法とした大法廷判決173月

最高裁裁判官の任命手続きについての考え、出身母体出身別の割合妥当だと思うか。

任命権者が判断すべき事項ですので、回答は差し控えさせていただきたいと思います

憲法改正をどう考えるか。

憲法改正の是非などは国民判断し、決めるべきことで、憲法尊重擁護する義務を負う立場にある者としては、回答を差し控えさせていただきたいと思います

憲法9条戦後日本で果たした役割と、9条に自衛隊を明文で位置づける論議をどう考えるか。

前項と同様の理由により、回答は差し控えさせていただきたいと思います

国政選挙で「一票の格差」の問題が長く続いていることをどう考えるか。

私の考えは、当審に係属した具体的な事件について判断する中で示すべきものと考えております

注:16年参院選の「1票の格差」を合憲とする多数意見179月

東京電力福島第一原発事故を踏まえ、司法責任原発関連訴訟への司法姿勢をどう考えるか。

今後当審にも関係する事件が係属する可能性がありますので、回答は差し控えさせていただきたいと思います

裁判員制度で、公判前整理手続きの長期化や裁判員候補者の辞退率上昇が問題視される現状をどう考えるか。制度課題や見直すべき点は。

全体的に見れば、課題はあるものの、うまくいっているのではないかと考えておりますが、制度運用上、裁判員負担軽減に配慮することが必要だと思います

静岡県で1966年に起きた一家4人殺害事件など、再審無罪判決が続くなか、刑事裁判の現状への感想反省点、冤罪(えんざい)を生まない司法の実現への教訓は。

判断の誤りを避けるため、様々な観点から証拠評価をしっかりと行い、手続きを適正に運用することが重要だと思います

日本弁護士連合会が昨年の人権擁護大会死刑制度の「廃止宣言」を採択した。死刑制度の存廃や、再審請求死刑執行との関係をどう考えるか。

死刑の存廃などについては国民的な議論が大切だと思います一般論としての回答は差し控えさせていただきます

取り調べの録音・録画や司法取引制度の導入が刑事裁判にどんな影響を与えると考えるか。新制度導入にあたり、司法判断はどうあるべきか。

法改正に向けた法制審の審議には私も参加いたしました。改正法は現状を改善する方向に向けた重要な一歩だと考えております。今後、関係者がそれを適切に運用していくことが大切です。

法科大学院募集停止が相次ぎ、法曹志望者が減少するなか、法曹養成制度の現状をどう評価し、どうあるべきだと考えるか。

私は最高裁判事就任前には法曹養成教育の一端に携わっており、様々な課題があることを痛感しておりました。関係者の地道な努力が実を結ぶことを願うばかりです。

経済活動の国際化に伴い、国をまたぐ法的な争いを円滑に解決するために日本裁判所に求められることは何だと考えるか。

裁判を行うという点では変わりがないと思いますが、両当事者の主張・立証をしっかりと踏まえた適切な判断可能な限り迅速に行うことが大切だと思います

外国裁判手続き電子化が進むなか、国民が使い勝手のよい裁判所にするにはどうすべきだと考えるか。電子手続き導入への賛否アイデアはあるか。

課題は多いとは思いますが、利用者利便性向上の観点から手続き電子化の導入に向けた検討が行われてよいと思います

最近出来事で、最もうれしかたこと、腹立たしく感じたことは何か。

人生はうれしいこと、腹立たしいことの連続ですが、法科大学院教授時代の教え子から司法試験合格の報告が届いたことは最近うれしく感じたことの一つです。

趣味尊敬する人物、好きな言葉座右の銘と、それぞれを選んだ理由は。

趣味ウォーキング読書(乱読です)。いままでに大変多くの人と出会い、その出会いを大切にするようにして参りました。特定した「尊敬する人物」の名前を挙げるのは難しいように思います。好きな言葉座右の銘というほどのものはありませんが、研究者ときには、どのように小さなもの執筆する場合であっても、常に「全力投球」を心がけておりました。

最近読んで感動した本、面白かった本とその感想は。

多分野の書物を乱読するのが趣味ですので、特定の書名をあげることは難しいように思います小説でいえば、人の生き方を描いたものに感動したり、歴史的事件を題材にしたものをとくに面白いと感じたりしています


菅野博之


最高裁裁判官としての信条や審理にあたる心構え、仕事の印象、難しさは。

誠実と共感信条とし、意識的に多数の観点から見ることを心がけてきました。更に広い視野から見直しながら、バランスのとれた適正な判断ができるよう努めたいと考えます個別事件問題と法解釈問題、更には社会的影響や将来にわたる問題などが混在している事件に接するとき、頭を悩ませることが多いです。

国民裁判所に期待する役割は何だと考え、身近な司法とするために取り組んでいることは。

迅速さを含めた質の高い判断が期待されていると考えます。常に社会進歩・変革に即していくとともに、安定感のある判断が求められているのではないでしょうか。最高裁においても、分かりやす判決留意したいと考えます

これまでに関わり、最も記憶に残っている裁判とその理由は。

外国人の親と子ども退去強制処分事件フィリピン人の子どもたちの国籍事件台湾ハンセン病訴訟、様々な会社更生事件など、多数の事件が心に残っております子ども人権や自立性の確保が難しい事件、あるいは、多数の人々の利害の調整が難しい事件が一番記憶に残るように思います

最高裁裁判官の任命手続きについての考え、出身母体出身別の割合妥当だと思うか。

最高裁判事の任命に関しては、意見差し控えたいと思います

憲法改正をどう考えるか。

憲法改正については、議論のもと、各国民が決めることであり、その解釈適用に当たっている裁判官発言すべきではないと考えます

憲法9条戦後日本で果たした役割と、9条に自衛隊を明文で位置づける論議をどう考えるか。

憲法9条については、国民一人一人が考えていく問題であり、裁判官一般的意見を述べるべきではないと考えます

国政選挙で「一票の格差」の問題が長く続いていることをどう考えるか。

具体的事件において考えを示すべき事柄と考えます

注:16年参院選の「1票の格差」を合憲とする多数意見179月

東京電力福島第一原発事故を踏まえ、司法責任原発関連訴訟への司法姿勢をどう考えるか。

具体的事件にかかわる点については、意見を控えさせていただきます。ただ、一般論として言えば、裁判所は、法令に照らして厳密に検討しているものと考えます

裁判員制度で、公判前整理手続きの長期化や裁判員候補者の辞退率上昇が問題視される現状をどう考えるか。制度課題や見直すべき点は。

裁判員制度については、全体としては順調に進んでいると思います。ただ、迅速さを含めた適正な刑事司法理想に向けて、一層の工夫や研究が欠かせないと考えます

静岡県で1966年に起きた一家4人殺害事件など、再審無罪判決が続くなか、刑事裁判の現状への感想反省点、冤罪(えんざい)を生まない司法の実現への教訓は。

誤判はあってはならないことです。それを防ぐには、各裁判官が、客観的証拠を重視するという裁判の基本を再確認しながら、多面的に考え抜くことが重要と思います

日本弁護士連合会が昨年の人権擁護大会死刑制度の「廃止宣言」を採択した。死刑制度の存廃や、再審請求死刑執行との関係をどう考えるか。

死刑制度の存廃などは、国民意見により決められるべき立法問題と考えます

取り調べの録音・録画や司法取引制度の導入が刑事裁判にどんな影響を与えると考えるか。新制度導入にあたり、司法判断はどうあるべきか。

刑事司法改革関連法の影響などについては、最高裁判事として意見を言う立場にはありませんが、今後各制度趣旨に沿った運用が積み重ねられていくものと考えております

法科大学院募集停止が相次ぎ、法曹志望者が減少するなか、法曹養成制度の現状をどう評価し、どうあるべきだと考えるか。

司法、ひいては法曹界は、専ら人によって支えられていますので、志の高い誠実な法曹候補者が増えていくことを願っております

経済活動の国際化に伴い、国をまたぐ法的な争いを円滑に解決するために日本裁判所に求められることは何だと考えるか。

国をまたぐ争いであっても、スピード費用・公正さに着目されるのは変わりません。また、裁判官が広い視野を持ち、必要場合には専門家の助力も得られるよう、工夫を継続することが重要と考えます

外国裁判手続き電子化が進むなか、国民が使い勝手のよい裁判所にするにはどうすべきだと考えるか。電子手続き導入への賛否アイデアはあるか。

司法手続きにおける国民負担をできる限り減らしていくことが重要です。電子手続き活用も、そのメリットデメリット双方を検討しながら、適する分野につき進展していくのではと期待しております

最近出来事で、最もうれしかたこと、腹立たしく感じたことは何か。

うれしかったのは、この数年、何人もの日本人科学者ノーベル賞を受賞したこと。夢をかきたてられました。

趣味尊敬する人物、好きな言葉座右の銘と、それぞれを選んだ理由は。

好きな言葉は、誠実と共感です。裁判特に民事裁判は、命令や説得ではなく、心を開いて話し合い、それぞれの立場や考えを共有することが重要と考えております

最近読んで感動した本、面白かった本とその感想は。

趣味は、読書特にSF経済関係です。SFでは、J・G・バラードスタニスワフ・レムレイ・ブラッドベリなどが好きです。SFは、思考感性の幅を広げてくれるものと思います。次いで、音楽鑑賞(シャンソンカンツォーネなど)。元々天文学者志望だったので、星を見て宇宙について思いをはせることも好きです。

国民審査を受ける最高裁裁判官7人のアンケート回答全文(整形済・注釈付)

22日投開票衆院選と同時に実施される最高裁裁判官国民審査に向け、朝日新聞社を含む報道各社は、審査対象裁判官7人に共通アンケートを行いました。質問と回答の全文は次の通りです(文意を損なわない範囲で、表現の一部を変えています)。

国民審査を受ける最高裁裁判官7人のアンケート回答全文:朝日新聞デジタル

質問と回答が分かれていて読みづらいので整形した。

参考:国民審査 | 衆議院選挙2017 - Yahoo!みんなの政治

小池


最高裁裁判官としての信条や審理にあたる心構え、仕事の印象、難しさは。

常に中立公正であること。法と良心に従い、幅広い視野から事件に取り組み、考え方の筋道がよく分かる判断をするように努めたい。

国民裁判所に期待する役割は何だと考え、身近な司法とするために取り組んでいることは。

適正迅速で分かりやす裁判をすること。利害や見解の対立する事柄について、証拠と法に基づき筋道立てて判断を示す裁判役割への期待に応えることが大切だと考えている。

これまでに関わり、最も記憶に残っている裁判とその理由は。

これ一つと挙げることは難しい。医療事件は、事実認定法律判断科学的知見の理解当事者の心情などについて考えを巡らせることが多く、深く記憶に残るものが少なくない。

最高裁裁判官の任命手続きについての考え、出身母体出身別の割合妥当だと思うか。

最高裁判事の任命権は内閣にあるので、回答は差し控えたい。

憲法改正をどう考えるか。

国のかたちを定める憲法改正については、国民的な議論を経て国民判断することであるので、回答は差し控えたい。

憲法9条戦後日本で果たした役割と、9条に自衛隊を明文で位置づける論議をどう考えるか。

具体的な事件を離れて、憲法条項の在り方について見解を述べることは差し控えたい。

国政選挙で「一票の格差」の問題が長く続いていることをどう考えるか。

議員定数訴訟判決の中で示した意見のとおりである。具体的な事件を離れて見解を述べることは差し控えたい。

注:14年衆院選の「1票の格差」を違憲状態とする多数意見(15年11月

東京電力福島第一原発事故を踏まえ、司法責任原発関連訴訟への司法姿勢をどう考えるか。

具体的な事件を離れて見解を述べること、個別事件に対する見解を述べることは差し控えたい。

裁判員制度で、公判前整理手続きの長期化や裁判員候補者の辞退率上昇が問題視される現状をどう考えるか。制度課題や見直すべき点は。

裁判員制度は、課題はあるが、おおむね順調に運営されていると考えている。司法国民的基盤に関わる極めて重要制度であるので、課題については実証的な検討を重ね、中長期的な構想をもって粘り強く対応していくことが大切だと考えている。

静岡県で1966年に起きた一家4人殺害事件など、再審無罪判決が続くなか、刑事裁判の現状への感想反省点、冤罪(えんざい)を生まない司法の実現への教訓は。

司法制度改革以降、刑事司法は大きく改善されてきたと思う。事実認定については、常に謙虚さと恐れをもって取り組み、誤りのないよう様々な角度から慎重に証拠吟味することが大切であると考えている。

日本弁護士連合会が昨年の人権擁護大会死刑制度の「廃止宣言」を採択した。死刑制度の存廃や、再審請求死刑執行との関係をどう考えるか。

究極の刑罰である死刑については、様々な意見議論があるところであり、格別の検討必要であると考えているが、具体的な事件を離れて見解を述べることは差し控えたい。

取り調べの録音・録画や司法取引制度の導入が刑事裁判にどんな影響を与えると考えるか。新制度導入にあたり、司法判断はどうあるべきか。

かねてよりの懸案事項が立法化されたものであり、刑事司法適正化などが更に促進されることを期待している。

法科大学院募集停止が相次ぎ、法曹志望者が減少するなか、法曹養成制度の現状をどう評価し、どうあるべきだと考えるか。

具体的な政策についての見解を述べることは控えたいが、幅広い素養を備えた法律家養成され、司法制度を支え、更に様々な分野で活躍することを期待している。

経済活動の国際化に伴い、国をまたぐ法的な争いを円滑に解決するために日本裁判所に求められることは何だと考えるか。

国際取引事件家事渉外事件をはじめとする国際的紛争事件に円滑に対応するためには、手続き的整備のほか、裁判所における人材の育成、専門集中部などの処理態勢の整備を図ることが重要であると考えている。

外国裁判手続き電子化が進むなか、国民が使い勝手のよい裁判所にするにはどうすべきだと考えるか。電子手続き導入への賛否アイデアはあるか。

裁判一種情報処理作用であるから情報処理革命の外にいられない。法的手当て、関係者の発想転換などが必要になるが、情報伝達、情報の整理検索などの切り口から従来方法の思い切った見直しを図ることにより、アクセス、迅速性などが大きく変化するであろう。

最近出来事で、最もうれしかたこと、腹立たしく感じたことは何か。

若いスポーツ選手棋士たちが伸び伸びと活躍していることを頼もしく、うれしく思う。理不尽事柄に対しては、感情によるより、事実を見つめて捉えるようにしている。

趣味、尊敬する人物、好きな言葉座右の銘と、それぞれを選んだ理由は。

好きなことは、読書速歩による散歩、総菜作りなど。好きな言葉は「初心忘るべからず」。市井に生きた両親への感謝と尊敬の念を忘れることはない。

最近読んで感動した本、面白かった本とその感想は。

コリン・パウエル氏の「マイ・アメリカンジャーニー」。パウエル氏の軌跡からアメリカ社会構造を興味深く感じ取ることができた。

戸倉三郎


最高裁裁判官としての信条や審理にあたる心構え、仕事の印象、難しさは。

当事者に主張立証を尽くす機会が与えられ、裁判所が適正で公平な審理判断をしたかという観点から原審までの手続き判断先入観なく審査したい。上告理由など該当性の判断と結果の妥当性とのバランスや従前の判例との整合性など、上告審法律審としての判断の在り方に難しさを感じている。

国民裁判所に期待する役割は何だと考え、身近な司法とするために取り組んでいることは。

納得性の高い審理に基づき、分かりやす理由を示した適正で迅速な裁判が行われ、その内容が社会一般正義観念にも合致するものであること。傍聴して内容を理解できる分かりやすい審理・判断をすることが重要であり、最高裁で行われ始めた判決理由要旨の告知などもよいことだと思う。

これまでに関わり、最も記憶に残っている裁判とその理由は。

任命後半年余りに過ぎず、無我夢中事件に取り組んできたというのが正直なところであり、まだ記憶に残る事件を申し上げられるだけの経験がない。

最高裁裁判官の任命手続きについての考え、出身母体出身別の割合妥当だと思うか。

最高裁判事の任命の在り方などについては、最高裁判事の任命権が属する内閣において検討される事柄であるので、お答えは差し控えたい。

憲法改正をどう考えるか。

憲法改正は、国会による発議と国民投票によるものであり、司法権に属する立場から個人的意見を述べることは差し控えたい。

憲法9条戦後日本で果たした役割と、9条に自衛隊を明文で位置づける論議をどう考えるか。

諸情勢が変化する中で憲法9条を巡り様々な議論があることは承知しているが、司法権に属する立場から個人的意見を述べることは差し控えたい。

国政選挙で「一票の格差」の問題が長く続いていることをどう考えるか。

具体的な事件の中で判断を示すべき事柄であるので、回答は差し控えたい。

注:16年参院選の「1票の格差」を合憲とする多数意見(17年9月)

東京電力福島第一原発事故を踏まえ、司法責任原発関連訴訟への司法姿勢をどう考えるか。

高度な科学技術を用いたシステム効用リスク社会的許容性の的確な判断は困難だが、中立公平な姿勢で双方の意見に耳を傾け、多角的判断をするよう心掛けたい。

裁判員制度で、公判前整理手続きの長期化や裁判員候補者の辞退率上昇が問題視される現状をどう考えるか。制度課題や見直すべき点は。

長期化は証人らの記憶の減退、被告人の身柄拘束の長期化などの弊害を招く。法曹三者が具体的な長期化要因を分析・共有し、改善策を協議することが重要。辞退率上昇の原因は様々だと思うが、法曹三者は、審理期間、審理・判断難易度心理的負担感等、裁判員負担感を軽減するための努力重要

静岡県で1966年に起きた一家4人殺害事件など、再審無罪判決が続くなか、刑事裁判の現状への感想反省点、冤罪(えんざい)を生まない司法の実現への教訓は。

誤判はあってはならず、裁判官は、虚心に被告人の弁解や証拠を精査し、わずかな疑問点でも納得するまで解明する姿勢を堅持しなければと自戒している。

日本弁護士連合会が昨年の人権擁護大会死刑制度の「廃止宣言」を採択した。死刑制度の存廃や、再審請求死刑執行との関係をどう考えるか。

死刑制度の存廃は国民の間で様々な観点から議論されるべき問題であり、司法権に属する立場から個人的意見を述べることは差し控えたい。

取り調べの録音・録画や司法取引制度の導入が刑事裁判にどんな影響を与えると考えるか。新制度導入にあたり、司法判断はどうあるべきか。

制度の下で得られる証拠が事案の解明に効果的であればあるほど、証拠としての適格性や信用性の判断も一層慎重に行わなければならないと考えている。

法科大学院募集停止が相次ぎ、法曹志望者が減少するなか、法曹養成制度の現状をどう評価し、どうあるべきだと考えるか。

法科大学院教育の更なる充実を図るとともに、プロフェッションとしての法曹価値に対する社会評価を高め、需要裾野を広げることも重要

経済活動の国際化に伴い、国をまたぐ法的な争いを円滑に解決するために日本裁判所に求められることは何だと考えるか。

国際感覚を身に付け、事案に応じて外国法制度、文化生活様式価値観などを適切に考慮した判断を行うことのできる裁判官の育成が求められる。

外国裁判手続き電子化が進むなか、国民が使い勝手のよい裁判所にするにはどうすべきだと考えるか。電子手続き導入への賛否アイデアはあるか。

電子手続きは、裁判所へのアクセス負担を軽減する等の効用が期待できるが、当面はコストに見合う利用と効果が期待できる分野から始めるのが現実的

最近出来事で、最もうれしかたこと、腹立たしく感じたことは何か。

うれしかたことは、1968年メキシコ五輪の年に100mで10秒の壁が破られてから49年後に日本人も10秒の壁を破ったこと。体格差を考えると偉業。腹立たしく感じたことは、歩きスマホ自転車スマホの人とぶつかりそうになった時。本人も危ないが、相手に負わせるかもしれない被害想像してほしいと思う。

趣味、尊敬する人物、好きな言葉座右の銘と、それぞれを選んだ理由は。

鉄道趣味全般。古い車両に乗るのが楽しい健康維持で始めたウォーキングは10年になり、街歩き、街道歩き(ゴールは遠い)も楽しんでいる。小学校から高校時代の恩師の中には人間形成面で重要な影響を与えてくださった方がおられ、折に触れて思い出し、感謝の気持ちを新たにしている。好きな言葉座右の銘は、「一隅を照らす」。どんな仕事でも受けた以上責任を持って行わなければならないという戒めとして。「一度に一つずつ」(One thing at a time)。トム・クランシー小説の中で主人公が緊迫した状況で出る言葉で、仕事交錯して煮詰まった時の呪文として。

最近読んで感動した本、面白かった本とその感想は。

少し前に読んだものであるが、鎌田浩毅著「地球歴史(上)(中)(下)」(中公新書)。地球46億年の歴史コンパクト記述され、億年単位の長いスパン地球活動の前では人類は微小な存在であることが素人にもよく分かる。

2017-10-15

希望の党小池さん演説を聞いてきたので全文を書き起こす

立憲民主党枝野さんの演説を聞いてきたので全文を書き起こす」

https://anond.hatelabo.jp/20171014230038

を書いたものです。

違う党の人の話も聞きたいという子供要望もあり、またそうやって違う立場の話を聞いて自分なりに考えたほうが教育的にもよかろうと思ったので、

今日小池さんの話を聞きに行きました。

同様に、演説の全文を書き起こしてみたので、ご参考まで。なお、純粋応援演説部分は省略してあります(ここにいるだれだれに一票を、みたいな部分)。

あと個人的感想も省略します。

2017.10.15 新宿にて 希望の党 小池百合子 演説

みなさんこんにちは。雨のなかこうやって足を止めていただいて誠にありがとうございます

あみなさん、いま総選挙がはじまって間もなく終わろうとしている。

あれなんだっけ、なんでこの選挙はじまったんだっけ、みんな忘れてますよねえ。

北朝鮮情勢だってこんな情勢のときそもそも選挙やるのかよ。みなさんそう思ったに違いありません。

いつミサイルが発射されるかわからないような状況において、この選挙、この判断大丈夫ものかと私も思いますよ。

そして二つ目。再来年行われる、この消費税増税、8から10%に引き上げる。

ここまでは、まあ決まっていたかというか、これまでの流れでそうなっている。

しかし今回の総選挙というのは、その使い道をみなさんに聞いてみたいと言われる。

何か後付けのような理由、あとづけとしか思えないような解散総選挙

きっとそのことを追求されるのがいやなために冒頭解散という手を使ったのではないか、わたくしそう思うんですけど、みなさんいかがでしょうか。

からこそ私は、はっきりとさせるものははっきりとさせる。

わたくし、みなさまがたの一票一票で都庁に押し上げていただいた、

最初に行いました都政、その実績は情報公開でございます

情報公開することによって70万件にもおよびます公のお金、みなさんのお金

その使い道がどうであったか

いま都庁ホームページみてください。ぜんぶ出ています

個人情報を除いては徹底して公開するという方向にもう変えたんですよ。

これがわたくしが都知事になって新たにできた条例でございます

そして見える化することによって政治に緊張感を、行政に緊張感を、そして何よりも

無駄遣いを防いでいくと、このようなことをしている。

しかしながら今はあの森友加計問題ひとつとってみても、隠そう隠そうという政府では

ございませんか。

資料がない、破棄した、パソコン変えた。

これでは政治の不信がつのるばかりでございます

総理自らがこのことを明らかにすべきだ。私はそう思います

そして情報公開を徹底することこそ、これから社会保障お金がかかるばかりでございます

そのことを皆様方のご納得がいかないと、これから負担をただただお金負担をお願いするばかりでは、

まりにも政治の役目がおろそかになってしまうではありませんか。

みなさんいかがでしょうか。

みなさん、さらには8から10にあげる。子供さんの授業料無償化、それも結構でありましょう。

しかし私はここで一旦立ち止まって考えましょうと申し上げているのは、

2020年オリンピックパラリンピック。今準備をしております

できるだけコストを削減して、かつ、宴が終わった後の建物廃墟にならないで、

しろ稼ぎ頭になるようなそんな方向性で、民間の力を入れてコンセッション方式というのを

東京都としてはじめて導入することになっております

からこういう形で2020年、その前に2019年W杯もございます

そのために今回みなさんお選びいただいた都民ファースト議員

この3人の都民ファースト議員第一党の責任を持って、このたび

議員条例議員提案による条例を成立させたのをご存知でしょうか。

知らない、知らない。これは子供さんに対する受動喫煙を防止する条例でございます

まさしくこどもファースト条例議員提案によってできたこれがまさしく

都議会が変わったという一番わかりやすい例だと思いますが、みなさん

いかがでしょうか。

成果、まず一つできあがりました。

ちなみにこの条例に反対した政党会派がございました。

いうまでもないです。しがらみまみれの都議会自民党

みごとに反対されました。

こどもファーストよりも業界ファースト利益団体誘導ファースト

その精神自民党スクラムされたわけでございまして、

その成果が現れるのが今回の総選挙といっても過言ではございません。

きっと、受動喫煙防止条例には反対しておきましたぜ、

ということで今回の総選挙よろしくね。

これでどうやって改革ができるんですか。

これでどうやってしがらみから脱却ができるんですか。

これから真の改革をすべきところ、ずーっと既得利益団体のいうことばっかり聞いていたら。

どうなるんですかみなさん。

いま日本代表するような企業がかなりきびしい状況。

マグロ解体ショーではありませんが、

あのかなり有名な企業が、どんどんいいところばっかり売りに出されてしまっている。

このような状態で、日本の稼ぎ頭はいったいどこに行ってしまうのでありましょうか。

しがらみを超えて、そしてまさしくあの森友問題で、ネガティブな印象がついてしまった

あの特区こそ、東京成長戦略としてもっともっと活用していきたい。

そして先日会議を行いました、国際都市東京を取り戻すんだ。

わたくしがキャスターをやっておりましたころは、日経平均バブルといえども4万円でしたよ。

最近株価も上がってアベノミクスも上々だね、とんでもありません。

世界株式はとっくに上昇をきわめていて、たった一つ取り残されていたのは東京で、

その間、値ごろ感が出たので、このところ選挙もあってGPIFもきっと活躍をしてこの株価が上がっていると

言ってみんな思っていることでございましょう。

あみなさん、こうしてしがらみがあるとなかなか動かない。

ぬるま湯のなかの茹でガエルになるのか、

それとも希望の党に夢を託して希望を託して、そして新しい

成長戦略をこの東京一区からつくっていくのか、その選択だとわたくしは

感じておりますいかがでございましょうか。

そしてわたくし、成長戦略いちばん大きな部分を担っているのは女性だと思います

今回、わたくしども希望の党女性候補比率、20%であります

スキルを持った女性弁護士資格を持った女性医師資格を持った女性、これまで子育て

さまざまな苦労を重ねてきた女性、いろいろな女性の方々が手をあげてくださいました。

候補者になってくださいました。

宝くじは買わなければ当たらないといつも申し上げてきた。

女性候補20擁立することができました。

ぜひとも女性候補勝たせていただきたい。そして女性の声をぜひとも国会へとお届けいただきたい。

ちなみに自民党女性候補比率は8%という、そういう数字でございます

わたくしはクールビズを始めた環境大臣でございます

あれは地球温暖化対策、そしてエネルギー対策、そしてまたもちろんCO2対策とか

いろいろございますけれども、まずはみなさんのマインドセット意識から変えた。なぜか。

地球温暖化防止、CO2省エネ、いろいろございますけれども、一番わかりやすい例は

女性事務所でがたがた震えていたことなんですよ。

夏なのに冷房が効きすぎているなかで、ひざ掛けをして、カーディガンをはおって、女性たちは

ずーっと寒い寒い事務所のなかで仕事をしていたんですよ。それで体調を崩す人だっていたことでありましょう。

わたくしは、男性スーツに合わせたオフィス環境女性には不適当であったと、

からそこはクールビズという手法を使った。

社会保障2020年オリンピックパラリンピックの話まではいしました。

その後の5年、2025年にはこの日本姿勢一生懸命つくった団塊の世代のみなさんが、

そろっていよいよ後期高齢者入りでございます

元気な高齢者が多いことはたいへんよろこばしいですが、

これから社会保障どんどん膨らんでいくことでありましょう。

であるならば8%から10%にただただひきあげて、

じゃあ子供さんにこんどは使うんですよといいながら、

これから今度は足りませんので12%、いや15%20%と

ただただ何も無駄を切り詰めることな政治家も身を切る改革をすることもなく、

ただ、たらずまいを増税に求めるのでは政治の知恵もなにもあったもんじゃないじゃないですか

みなさんいかがですか。

女性社会保障。これを考えてみると、

戦後日本が掲げてきた社会保障制度にぴったりあってきた。

いや社会社会保障制度に体を合わせてきたといっても過言ではない。

みてみましょう。

103万の壁、130万円の壁。いろいろありますね。

働きたいけど子育てがあるからその間働けないのよね。

子育てしてるあいだに自分の帰る場所がなくなっちゃったのよね、という

女性たくさんいらっしゃると思います

からこそわたくしは、いま待機児童対策都知事としてまっさきに取り組んで、

1万6千人分増やしたところでございます

その分、待機児童が減った分、働くお母さんが増えたという話。

いま人手不足だといわれている。

どうしてもっと女性の力を、活躍の場を与えていかないのか、

不思議しょうがない。

から都知事していまやっている。

まり高度成長を支えてきたのは、女性は家で家内として子育て

そして親の面倒を見ている、その分103万円の壁、130万円の壁があって

それを体に合わせてきて、その分、配偶者控除があったり、

それに体をあわせて仕事をしてきたんですよ。

でもいま真剣女性が働く時代が来ている。

103万円に合わせていたら途中で仕事パートを辞めちゃわないといけない。

そういう形になってしまうと女性活躍なんてもう、限られた

重箱の中の話にすぎないんですよ。

それでは日本企業伸びません。日本社会も伸びません。

これだけ女性を家庭に縛り付けていながらも、少子化が進んでいることが

おかしいではないですかみなさん、女性のみなさんいかがお考えでしょうか。

変えていきましょうよ。しがらみなく変えていきましょうよ。

そしてこの戦後日本を支えてきた社会制度設計

のものから変えていきましょうよ。

このことを申し上げているわけでございます

過去の延長線だけではもうやっていけません。

日本を大きく変えていく、

そのために私たち希望の党にチャンスをいただきたい。

いまの安倍政治に任せておくと、このままだらだらと続いていって、

日本のものが茹でガエルになってしまう。

気がついたときには遅いんですみなさん。

2025年を前に、真剣に、大胆に変えるべきところは変える。

守るべきは守る。

どうぞみなさん、心意気と政策、しっかり理解をいただいて、わたしたち希望

そしてみなさんの希望、ぜひかなえてまいりましょう。

都政と国政が連携してこそ、都民にもプラスになっていく。

そのためにがんばってまいりますありがとうございました。

2017-10-05

戦後レジーム、脱却したくないんですけど。

保守」ってどこが保守だよ。

戦後日本をめちゃくちゃぶっ壊そうとしてんじゃねーか。

安倍自民党ははどこを「保」って「守」ってんの?

日本国憲法とくに9条GHQ押し付けられた憲法、こんなもの偽物だ!」

みたいなことを右翼の皆さんはやんわりおっしゃいますよね。

どこに戻すの?行き着く先は明治憲法じゃねーか。

日本は古き良き(笑)明治時代に逆戻り。

世襲政治家って怖いわ

あーもう本当にやだ。

いろんな自由がなくなっちゃうんだなぁ…この先

2017-09-24

anond:20170922053438

単なる無知ネトウヨ寝言だが、一つ思うのは、戦後日本における朝鮮文化ローカル化(日本朝鮮化)かなと。

パッと思いつくだけでも類似点結構ある。

 

(1)公務員特権

(2)技術の軽視(技術職の軽視)

(3)他人への厳しさ(真面目にやっている人への揶揄も含め)

(4)中央集権的、官僚主義の強化

(5)ネトウヨコリアン類似性

(6)無気力

等々

 

教育マスコミコリアンの人に握られて徹底的に洗脳されたのですでに日本人の血肉になっている。

Wikipediaで一番更新のあるのは、他の国では政治分野だが、日本場合アニメのような話を聞いた記憶もある。

 

多分、日本李氏朝鮮化(某所では東朝鮮と言われているが)したから、支える側が苦しい。

結局、「いかにおいしいところを持っていくか」「良いポジションを取るか」という話になり、「誰にババを引かせるか」という話になる。

人を助けたり、真面目にやると損なので誰も真面目にやらなくなる。

朝鮮半島は北も南も大変なことになっているが、遅かれ早かれ日本あんな感じになる可能性も高いかも知れない。

2017-09-05

anond:20100904050444

お母さんの言うことは当たり前だと思うよ

そしてあなたの言うことも当たり前

自分明治まれの親戚に子供の頃よく朝鮮人は大嫌いと悪口言われた

その親戚は大好きだったけどその言葉だけは子供ながら許せなかった

ところが彼らについての信頼ある書籍のいくつかを勉強して、彼らが何をしてきたか、なぜ戦後隠され続けてきたのかその意味を知った。

からあなたもえたと言われる人たちの真実を書いた書物自分の力で探して勉強すると良いよ。

なぜそう言われて差別されたか理解できるはず。

何でも相手の言うことを徹底的に理解してみてから反論しようよ。

差別はいけない。だけれど、戦後日本はこの差別を利用して日本人お金を吸い上げて日本国民を裏で支配し続けている人が現実にいることを知った方が良いよ。

日本戦争が、実はまったくの自衛のための正義戦争で、南北戦争アジア植民地主義出遅れ出遅れアメリカルーズベルトらが画策した戦争を、アメリカ人類史に残る歴史すり替えを行ったと言う事実が厳然とあることに気づくよ。

2017-08-17

TOYOTA象徴する戦後日本の始まりと終わり

戦後日本経済を牽引したのは「とにかく奴隷低賃金で雇って、物を作りまくって売れば勝てる」というスキームだった。これは「とにかくガムシャラに働く」という昭和価値観のもので、何しろ頭脳労働でなく、体を動かせばいいだけだった労働者たちはとにかく働いた。昭和労働者たちは、家族のために、未来のためにバカ丸出し精神論を振りかざしてガムシャラに働いたんだ。しかしそれはうまくいった。考えてこのやり方を選んだのか、それともただ“今まで通り”やっていただけなのか。このやり方というのは「欲しがりません勝つまでは」という戦時体制をそっくりそのまま引き継いだだけだった。しかし偶然にしろ何にしろ、これがその時代の勝ちパターンだったので、うまくいったんだ。日本高度経済成長を迎えた。そしてこの黄金の勝ちパターンに乗っかって世界を席巻した最も代表的企業といえばTOYOTAだろう。自動車産業はずっと日本花形だった。今までは。

今、2017年になってまで、ほとんど同じやり方しかできない日本に本当にヤバさを感じる。製造業からサービス業に至るまで、戦時体制をそのまま引き継いだかのような奴隷労働の名残りが未だに色濃く残っている。いわゆるブラック企業だ。“それしか知らない”んだ。日本人はそれしかできない。

もはや物を作って売れば良い時代は終わった。より品質の良い“物”を、より安い値段で大量に売ればよかった時代は、終わった。ではこれから先「価値」となるものとは一体何だろうか。

一つ例を挙げよう。今、googleなど世界有数の企業自動運転カーの開発をしている。自動で動く車は世界を変えるだろう。都市計画を丸ごとひっくり返し、遊びから仕事まで個々人の生活スタイルに重大な変革をもたらす。電話の登場のように、ラジオの登場のように、スマートフォンの登場のように。自動運転カーは世界を変えるだろう。

これから先、人類の間で求められる「価値」とはこのようなものだ。物を情報化できれば、今まで以上に圧倒的な活用ができる。ここにはまだまだ開拓余地がある。ほとんど全てのものインターネット接続させることができる(が、まだされていない)。ここに伸びしろがある。付加価値を与える余地がある。機械学習有効な分野であれば、それによって大変な革新が得られるかも知れない。ただ物を作って売れば良い時代は終わった。しかしただネットに繋げば良いというわけでもない。物を“どのように”情報化できるか、だ。或いは有形物でなくとも、コミュニケーションや、異性との出会いや、他人から承認など、元々無形物であるものを、どのように高度に情報化活用できるか、だと思う。これから先、求められる価値とはこのようなものだ。

TOYOTAは車を作れる。しかしその車に(これから時代それが当然になるであろう“自動運転”という)付加価値を加えることは、できない。これが先進国であった日本の象徴的かつ決定的な終わりとなるだろう。

ブラック企業組織構造組織体質は「ただ物を作れば良かった時代」には最適なものだった。憎まれようが嫌われようが、昭和時代にはあれが最適解だった、という事実は認めなければならない。しかしこれから時代はそうではない、ということだ。俺は日本人をとりわけ優秀だとも無能だとも思わない。問題組織の体質、社会構造にある。これを変えるのにあと何十年かかるだろうか。それまでに一体、どれほど落ちぶれるだろうか。

2017-08-11

今の東京原住民薩長江戸っ子虐殺で上澄みのハイソサエティ破壊つくした後に台頭してきた勢力なんで下品で当然。

戦後日本のあちこちに生えてきた在日みたいなもんだ

2017-07-10

https://anond.hatelabo.jp/20170710071817

童貞社会に出てれば1950年代日本は再度戦争突入して全滅してたわ、戦後日本復興したのは影で童貞排除し続けた中野学校努力が有ったからこそ。

これは非童貞の間じゃ常識なんだが。

お前童貞かぁ。死ね

2017-07-09

自分の今過ごしている世界に気に入らないことがあったからってさあ

一足飛びになんとかしようとして

世界革命する力を!」

とか大声で叫んだって薔薇花嫁とエンゲージしてるわけでもないんだから何も起こらないんだよなあ

いやあれもよくわからん大して力のあるわけでもない単なる片手剣が出てくるだけで特に世界革命はされてなかったけど。なんかあれはおっさん的にはやる気が可視化されたものと今になっては思ってるんだけど。心のちんこというか。

なんだっけ、なんだっけそう自分世界が気に入らない人な。

そう革命だとかいうけど革命はまず自分の気に入らないことが改善されるか考える必要がある

革命起こしていろいろぶっ壊したら同胞めっちゃ死んだりなんか殺す羽目になって今度はぶっ壊される羽目になるとか笑えない

ええっと仮に戦後日本に限ろうか

武力革命成功したものがないけど、現行の国のシステムにのっとった政権交代は何度か成功してる。自民党あんまりひどいことになると他の党がトップをとる。

でさ、なんか成功した?

ぶっ壊すのは良いよ。気に入らないことがあったんだろ。そのあとつくるものが丸投げでぶっ壊された奴任せってほんとマジでふざけんなよと思うよ。チャンス全く生かせてないじゃん。だったらぶっ壊すなよ。ひっくり返した意味ないじゃん。

こういうのが続くと必要な時にぶっ壊せなくなるんだよ。ほんとむかつくわ。

なんのはなしだっけ。そもそもジャンプ文句言った馬鹿の話をしようとしてたんだよ。なんかもうめんどくさくなった。もう生まれてくんなよ人間に。次は魚とかになれよ。性的な悩みはなくなるだろ多分。

2017-07-03

https://anond.hatelabo.jp/20170702214545

WW1で人手不足になったイギリス

女の社会進出が進んだって歴史あるから

男が外国勝手に乳繰り合ってると結構都合よかったりする

 

戦後日本ブラジル北朝鮮に売り飛ばすくらい人手余っちゃったしな

2017-06-18

安倍独裁政治を許さな

総理の御意向」に関し質問攻めにあう官房長官の会見を見ると

「なぜ絶対権力の我々に歯向かうのか。ただじゃすまさんぞ」という「威圧」を感じる。

総理スローガンの「美しい国へ」は実は「おぞましい国へ」で「日本を取り戻す」は「戦後日本を取り壊す」だったということが今や明らか。

括目すべき。

小沢一郎事務所) @ozawa_jimusho6月12

安倍はおぞましい国を目指している。

総理の御意向」に関し質問攻めにあう官房長官の会見を見ると

「なぜ絶対権力の我々に歯向かうのか。ただじゃすまさんぞ」という「威圧」を感じる。

総理スローガンの「美しい国へ」は実は「おぞましい国へ」で「日本を取り戻す」は「戦後日本を取り壊す」だったということが今や明らか。

括目すべき。

小沢一郎事務所) @ozawa_jimusho6月12

2017-06-04

http://anond.hatelabo.jp/20170604204919

今の高校教科書別に価値中立に書かれているわけではなく、マルクス主義史観全盛の時代研究ベースとして書かれているということが、

成田龍一『近現代日本史と歴史学』(2012年 中公新書

で扱われています書評 http://blog.livedoor.jp/yamasitayu/archives/51968564.htmlhttp://blog.goo.ne.jp/jchz/e/6d0a500cfe4c61cdc6c8334c84ea5bb3 など。

また中国史では東京学派(歴史学研究会)と京都学派の間で時代区分論争があり(谷川道雄編『戦後日本中国史論争』2001年 河合出版)、日本史でも時代区分についての議論があったようなので(こちらについてはあまり知らない)、そうした議論との距離の取り方も教科書の書き方に影響があるのかもしれません。

参考になれば。

あと出来れば続きを書いてほしい。

2017-05-30

http://anond.hatelabo.jp/20170522072925

まさに、ブルマーについて「なぜそれが使われてきたのか」という研究出版された。

おそらく制服についてもほぼ同じ論理で読み解けると思うので一読を勧める。

ブルマーの謎 〈女子身体〉と戦後日本

http://www.seikyusha.co.jp/wp/books/isbn978-4-7872-3410-0

女子体操着であるブルマーは、ブルセラブームを契機に批判を受け、1990年代半ば以降に学校現場から急速に姿を消した。消滅社会的背景はこれまでも断片的には語られてきたが、では、腰に密着して身体の線があらわになる服装が、なぜ60年代に一気に広がり、その後30年間も定着・継続したのだろうか。

地道な資料探索や学校体育団体企業への聞き取り調査を通して浮かび上がってきたのは、中学校体育連盟存在だった。そこから、中体連の資金難、企業との提携などのブルマー普及の背景を解き明かす。また、受容の文化的素地として、東京オリンピック女子体操が与えたインパクト戦前から続くスカートの下の2枚ばきの伝統などとの関連も検証する。

ブルマーは導入当初から性的まなざしさらされてきた。にもかかわらず、学校現場ブルマーが存続してきたのは、ブルマーをはく女子身体女子修身教育の幻を見る戦前回帰派と、美と健康を見る戦後民主主義派とが思わぬかたちで共謀していたためではないかと指摘する問題提起の一書。

2017-03-31

戦前の超克ー日本戦後森友学園戦後

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.tukamotoyouchien.ed.jp/wp-content/uploads/07216f9fab6acf7d288005900360f996.pdf

森友学園理事長が変わり、声明が発表された。

多くのブコメの指摘に気付かされたが、蓋しこれは日本太平洋戦争終戦を歩んだ道のカリカチュアだ。

 

たが、森友が戦後を迎え、マトモな(私と同じ)立場に来たという点では心から歓迎するが、一方で失望もした。

それはなぜか。

結局、「戦前」を総括しモダン人権水準に持っていくために、戦前思想はほぼ全否定国際的西洋的)を移植するという、戦後日本が歩んだ道そのものだったからだろう。

 

教育勅語を読ませる森友に賛辞を送っていた人たちは、この全否定というプロセス拒否反応を示していると個人的には思っている。

からいくら理性的に説こうが、心が拒絶してしまう。

彼らを私達の仲間に向かい入れるには、新しい戦前の超克の手法必要なのではないか

 

森友があちらの立場にいたからこそ、もっとこう、保守の人をも包含できる、新しい戦前の超克の仕方を期待していたのだ。

今後の森友に期待する。

2017-02-19

上野千鶴子さんを批判するのは分かるが落胆や失望ダメだよ

上野千鶴子さんは単に専門を女性学とする社会学者なだけであってそれ以上でもそれ以下でもないからね。

しろ彼女は「日本人」で「異性愛」で「シスジェンダー」で「定型発達」の女性以外には割と攻撃的で尊大な態度をとるお方だから

上野さんが配慮のない発言したとき今回の移住連もそうだけどアカーだったり発達障害の子を持つ親だったりが上野さんを批判して上野さんが自己批判を公開が1つのサイクルみたいなもの

まあ上野さんの問題とされる点は他にもたくさんあって結局批判されても50:50の両論併記なんだよね。

持論を批判されてもあくまで他の説もありますよという形式を取って持論にこだわる。

発達障害母親の育て方が原因だという説 と そうでない説 を両論併記

同性愛自分選択して同性愛になったのだという説 と そうでない説 を両論併記

今回の件だと 移民政治的選択 と 選択余地無く戦後日本に残った外国人がいるという現実

 

今回の件で上野千鶴子さんを経済人権の面から批判するのはいいことだと思うけど

批判して上野さんに自己批判させてそれでまた上野さんを担ぎ上げるのはやめよう。

いや実際は多方から上野はなされてるんだけど無理やり理屈付けて上野さんをかばおうとするどうしようもなく優しい人に言ってる。

彼女は専門外の領域に関しては保守だということを認識していただいて多方面からまれながらおひとりさまの老後を満喫していただくべき。

フェミニズムはお前のママじゃないという立場であれば上野さんにもう頼るべきではないし

フェミニズムは他のマイノリティママでもいられるという立場でも上野さんを頼るべきじゃない。

後者立場で言っても上野さんほどの毒親はそうそういないし本人もある意味それに自覚的であろう。

2017-02-13

夢は南海トラフ上野女史への反感―

本来、三大命題二つ目を書きたかったところだが、こちらの問題を先に論じさせてもらう。

この論考は以下のURLにたいする一人の若者から反論である

https://togetter.com/li/1080097

以上の新聞記事で、上野女史は「経済犠牲にしてでも、平和国家として衰退すればいい」と主張している。

この主張にたいする批判等は、本職の社会学者に任せるとして、ここでは私の純粋なる反感について述べていきたい。

平和国家という「ファンタジー

上野女史は無邪気にも、戦後日本を「平和国家」としてとらえている。

この考えはまったくの見識違いといわざるをえない。

そもそも、戦後日本社会体制1940年代の「総力戦体制を「経済最優先」の形として再編したものである

扶養控除、源泉徴収終身雇用制、護送船団方式のすべてが元々「戦争を想定して」造られたものだ。

社会実態についても、「平和」と呼ぶにはほど遠い。

1950~60年代には、「高度経済成長」の美称の裏で、世界でも稀にみる学生運動市民運動社会不安が吹き荒れていた。

70~90年代にかけては、家庭や企業社会体制のガタが入り、人々を「死へと誘う」システムへと変貌していった。

これが少年非行いじめ過労死などの狂気的な状況を引き起こした。

戦後日本とは、世界的にも稀にみるただの「ゆたか社会である

まったく「平和」でも「民主的」でも「自由」でもなかった。ただただ「ゆたか」だっただけである

後期近代―不確実な私、国家社会

しかも、「ゆたか社会」は90年代2011年にかけて完全に崩壊した。

まず、政府安全神話が崩れ、

企業身分制保障崩壊し、

最後に、原発事故とともに社会安全神話が吹き飛んでしまった。

この事実について語らない者はすべて、今の時代にたいして不誠実である

では、現在社会とはどのような社会なのか。

それはギデンズやバウマン、ジョッグ・ヤングなどを見てもらえば分かるが「流動的、効率的である

企業におけるセーフティーネットが「生産性自己実現神話」の名のもとに縮小され、

パートフリーターという不安定生活者が生まれた。

政府が担っていた安全保障は「構造改革」の名のもとに縮小され、

監視カメラSNS監視なしに、人々は安心して生きることができない。

不誠実な脳科学認知神経科学AI研究によって人間という「私」の特権性が失われ、

人々は常に失職と人間尊厳消失心配するようになっている。

そして、このような多様な人々が同じ町で同じように暮らしている。

このように、後期近代社会とは

当たり前だったものがすべて崩れ去り、人間永遠の虚無へと投げ出すのである

相対的剥奪感と存在論不安

このような状況では、人々は二つのレベル不安を抱えることになる。

一つは生活レベル不安相対的剥奪感―

もう一つは存在レベル不安存在論不安

である

私たち人生ほとんどを仕事をして、生きている。

しかし、その仕事価値が急速に低下してしまった。

人生の多くを占める活動である仕事にふさわしい「対価」が支払われなくなってしまった。

一方、ただ一日中パソコンを見つめて投資とやらというギャンブルをするだけでも「対価」を得られる人々もいる。

この二極化する現実は人々に

「不当な地位にいる!」

「ふさわしい金額、敬意をもらっていない!」

という相対的剥奪感を抱かせる。

また、後期近代社会はいわゆる「コミュ力」の高い人々が成功する。

軽薄に仕事にたいする敬意なく、強者追従する人々が「評価」され、グローバルエリートとして出世していく。

そして、仕事に真面目ながらも報われない弱者は常に「自己批判」と「変革」を迫られる。

二極化する現実に人々は「私は人間らしい扱いを受けていない」という存在論不安を抱かせる。

しかに、ここであげた例は極論である

しかし、似たような体験をする人は多いだろう。

そして、人々はつねに不平不満をもらすのだ。

「私はこうなれたのに……」

「私もこうしたかった……」

ここでは深く述べないが、この可能性としての私=‹他我›にたいする深い怒りの感情現代社会不安の核心にあるように思う。

上野女史は「みんな貧しくなる」ことによって、この怒りを無くせるなんて無邪気にも思っている。しかし、それは不可能である

この感情こそが永遠の虚無において、私を生きることのできる唯一の鍵だからである

夢は南海トラフ赤木理論の失効―

――常に人々に嫉妬を抱かせながら、その嫉妬を用いて欲望を加速させる。そして、その嫉妬を全身に受ける者は高笑いしつづける。

このような後期近代グロテスクさに最初に抗議をあげたのが赤木智弘だった。

彼はある論考で「夢は戦争」とドゥルーズ的な集団自殺理論を主張した。

しかし、私は「戦争」を夢にはできない。

今や「戦争」こそが「富裕層」を富ませ、「貧困層」を殺すことを知っているからだ。

今や「自殺」ですら「富裕層」を富ませる資本である

加藤智大植松聖などの社会的自殺者は、情報として処理され資本となる。

そして、情報となった「自殺」は「貧困層」による社会転覆不可能性を解き、

「後期近代」の隊列にから逸脱しないことを促進させる。

後期近代において、「自殺」こそが「富裕層」へのもっと積極的な「支援行為なのだ

私の夢は「南海トラフである

防ぎようのない「天災」によって、

嫉妬の中心地である太平洋ベルト東京

ありとあらゆる社会資本が壊され、嫉妬の根源が無化される。

私はベンヤミンのいう「法維持暴力」に立つ者であるが、

この瞬間を心の底から待ち望む。

私はそのとき、心の底から嗤うことができるだろう。

109崩壊し、秋葉原が灰塵に帰し、大手町サーバーがダウンし

白金の御婦人たちが焼け出され、お台場の子どもたちが押しつぶされるとき

後期近代はその柔らかな恥部を表出する。

私は笑顔でその恥部憎悪の限りをぶつけてやり、

後期近代を殺し、末期近代を出現させてやるのだ。

そのときに来るのが、

東のいう変質したファシズムなのか

笠井のいう生存のためのサンディカなのか

佐藤のいう無慈悲アナーキズムなのか

知ったことではない。

私が心の底から嗤いたいのである

相対的剥奪感や存在論不安に晒されることなく嗤いたいのである

そして、私は嗤いながら確信する。

東北の「土」と「血」が正しかったことを

東京の「コンクリート」と「鉄道」が虚妄であったことを

このような自己破滅願望について納得する解答を提示できない上野女史に

後期近代現代社会を語る権利はない。

彼女はせいぜい自らの理念後生大事に背負って、大学瓦礫に押しつぶされて死ぬのがお似合いだ。

2017-02-08

http://anond.hatelabo.jp/20170207224412

そろそろ戦後日本からの古い教育システム体制革新して、必要な科目、必要ではない科目の取捨選択をして効率的学習を目指し、国としての教育レベル底上げしてほしいと思うけど、なにしろ教育トップ文科省から

日本教育の根幹とか考えない。教育の根幹は家庭からだろ。そういうの指導しろよ。学校はできること限られてるんだよ。家庭と学校の線引きのガイドラインつくれよ。家庭ですべきことを明確にして示唆しろよ。

でもそんなの誰もしない。目先の業績をちょっとあれこれしておしまい挙句の果てに天下りニュースっすよ。

その下が教育委員会から

やっぱり期待できない。現場意見くみ上げて学校をよくしようとかしない。社会も変わって家庭の姿も変わってるのに、なにかと上物を取り繕うだけ。

現場先生待遇がよくなるわけもない。一番大変なのは先生なのにな。

どうしたらいいのだろう。国の教育予算も下がっていく一方。みんな自分生活を守るのに精いっぱい。先生負担は増える一方。

どうしたらいいのだろう。

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