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はてなキーワード: レベルデザインとは

2024-04-21

スマホゲーのオートバトル

基本的にはCSしかやらないからスマホゲーに疑問がある。

それはオートバトルについて。

自動戦闘をやってくれる…ってそれゲームやる意味あるの?

誰でも手軽にできるためにとか、そういう文言を見かけるけど、それはレベルデザインやら仕様問題で、オートバトルを解決策にするのはゲームとしてどうなんだ?

他に、オートバトルあると楽とかも聞くけど、難しいもの攻略していくのがゲーム醍醐味じゃないのかよ!!

2024-02-04

フリゲなんて有難がるのは金のない学生だけで、社会人になったらタイパ重視でプロの作ったゲームやるもんなんだよ

昔のフリーゲームは良かった。

なんでフリゲが衰退したのかってことについて、1日ぐらい俺もこのことについて考えたんだけど、やっぱどうしてもここに行き着くんだよな。

フリーゲームって結局はゲーム買う金も作る金もない学生の遊び場なんだろうな。

その昔凄いフリーゲーム作ってた人が後々にプロになったりして当時の年齢を逆算していくと学生時代にやってたことが判明したりするじゃん。

学生時代の趣味の延長で大人になっても続けている人はいるけど、基本的にはやっぱ学生が作るものなんだと思うわけよ。

そういう意味では学生サークル製のゲームって凄く理想的制作環境なんだろうな。

ステラのまほうって漫画みたいな感じ。

ニュー・スーパーフックガールがまさにそんな感じで作られていてこういうの実在するんだなと思ったし、凄くいい思い出になってるんだろうなとも。

作ってるのが学生なら、プレイしてるのも学生なんだろうと思うわけよ。

大人になるとゲームをやるにもタイパ重視になってきて、そうなるとフリーゲームってなんとなーくテンポが悪く感じるんだよな。

あと学生時代には読み込めなかった難しい本とが読めるようになると、作者の哲学に触れたいなら古い有名文学漁ってきゃいくらでも会えるじゃんってなるわけ。

そうしてくとゲームに求めるものは優れたレスポンスや入念なゲームバランス・レベルデザイン経験値テーブル、そして美麗なグラフィックや豪華声優となっていくわけでさ。

すると少なくともインディーズゲームが最低ラインで、フリーゲームちょっと刺激が薄すぎるようになっていく。

学生場合は金が無いからタダなのが嬉しいってのもあるんだろうけど、それとは別に自分自身が作る側だから他のフリーゲームも遊んでみたくなるってのがあるんじゃねえかな。

同人誌即売会に参加する人は自分同人誌作ってる人が多いのと同じで、素人同士でお互いに作品見せ合うってこと自体を楽しんでる感じ。

VIP RPGなんかがまさにそうでしょ?

アレはまあ割りとオッサンも紛れ込んでいる気がするけど、お互いに自分の作ったのを見せあって互いに影響されあうのを楽しんでる。

ゲームを通して自分晒して、他人ゲームを通して晒してきた赤裸々な部分を見て楽しむ、ヌードビーチ的なノリの文化があるんかなと。

まあそうなると結局楽しいのは作ってる人間同士だけで、フリーゲームを作ることに人生を使えない変に忙しいおっさん達は金払ってプロメイドゲームを遊ぶようになっていく流れがあるというのが俺のイメージ

まあ結局さ、「お前がフリーゲーム終わったと思うのは、お前がオッサンになって時間がないかフリーゲームじゃなくて有料ゲーばっか遊ぶようになったからじゃね?」って思うわけさ。

ぶっちゃけ作らない側だったとしても心のどっかで「まあ俺もツールもっとよくなったら作る側に回りますし?その前にライバルの実力とかリスペクト対象とするようなロールモデルでも探しますかね?」と考えながら遊んでたんじゃねえのかね?

それがもう完全に自分ゲーム作らない側の人間だって分かり切ってくると、段々とゲームの奥に造り手の拘りを見出すセンスが錆びついていき、工数バリバリかかったコンテンツからしか興奮を摂取できなくなった……こういう仮説はどう思うね?

まあぶっちゃけ、これは俺のことだな。

俺がまさにそうだったと思うわけだな。

なんかもうさ、フリーゲームやるのが面倒になってきてるんだよな。

というか名前全然売れてないゲームに手を出す余裕が全然なくなった。

日本中でマジスゲーって言われてるゲームやるだけでもう時間がねえんだわ。

ブルアカとか原神とかウマ娘とかACVとかのメインストリー追うだけでもう結構時間がカツカツっていうかな。

もうゲーム選びで失敗する余裕さえないんだ。

フリゲによくある後半の難易度急上昇とかぶん投げ脚本とかそういうのにつきあわされる時間人生にもう残ってないような肌感覚というかだな。

マジでまらねえゲームの遊び方になってきてる感じがする。

ほんのちょっと話題になったフリーゲームを片っ端から齧って5時間10時間してから口に合わないって吐き出して次のゲームにどんどん移るようなバイタリティはもうないわ。

絶対に楽しめるゲームだけ遊びたい。

まあフリーゲームでもその年で一番面白そうな3つぐらいは遊ぶけどね。

5年に1度ぐらい急にやりたくなって3ヶ月ぐらいで10作ぐらいババって遊んでまた5年触れないとかそんな感じ。

そういうのんびりした距離感フリゲ見てる自分からするとフリゲもまだまだ全然元気に感じるけどな。

インディーズに行ったゲームもあるけど、その前にフリゲとして公開して話題になったから完全版開発したとか、同じコンセプトのブラッシュアップ版を作ったとか、踏み台にされてる感じはあるにしろ後にインディーズ話題になる作者がフリーで公開してたりするわけじゃんか今も。

全然元気じゃねと思う。

ゆーて俺はタイパが気になって全然フリゲ遊べてないんだけど。

ロザリオーとかそのうちやろうとしたんだけどさー気づいたらダウンロード出来なくなってやんのー。

でも今落とせてもやらなかったと思うわ。

シナリオがよくても何十時間フリゲSRPGやるだけの覚悟がもう俺にねえんだ。

魔法少女もはよやらんと公開停止になるんかなー。

今のうちに落とすだけ落とすかー。

普通PCゲーでもWIN11対応してないからWIN10のうちに遊んでおかないといけないゲームがあったりするんだよなー。

もう遊べずに終わったゲームは諦めるか。

2024-01-25

anond:20240125121128

トレーナーボール投げがアクションになっただけで、ポケモン同士になるとコマンドバトルなんよ

そしてアクション要素は最初から最後まで一切強化されない初代マリオ相当のレベルデザイン

これをフルプライスで出すのはやめてほしいな

anond:20240124140609

単にいいとこ取りや模倣をすれば売れるっていうなら苦労しないし、今までも模倣ゲームを作ってきた小規模企業なんて山程ある。

著作権的に完全アウトなゲームなんて今でもアプリでいっぱい出てるぞ。「鬼殺の剣」は日本でも話題になったし、話題にならないパチモンは山程ある。

モラル低下を嘆くのは「なにを今更」だろう。

 

完全にアウトのパクリゲームが出たとして、つまらなかったら遊ばれない。

たいていの模倣ゲームはそこを上手く作れないから売れない。

結局のところあの会社技術力はあってUIレベルデザインみたいな「遊びやすさ」の要素を作るのがうまいから売れたんだよ。

売り方とか企画炎上狙いっぽいのが勿体ないと思う。

2024-01-23

パルワールドについて思ったこと雑に書く自分用のメモ

パルワールド解説記事結構上がってるけど、完成度が高い、は絶対にない

アクションゲームとしての挙動が雑すぎてしんどいインディーとして十分では?という観点ではそれはそう。

ポケットペア社長が書いてるような今までにないゲームシステムって煽りは、炎上商法目的のただの煽りなので額面通りに受け取らない方がいいとして、B級ゲームとしては面白いかもぐらいで見た方が良い。プロになりたい人は真似しない方がいいです。

体験としてはレベルデザイン微妙結構間延びしてて動線の割にスカスカだなとも思うので、そこもB級感を醸し出している。

システムとしてはダメダメ過ぎたクラフトピアよりはよく出来てて、ARKダメなところ解消してるので頑張ってる感は出てる。

インディーズの傾向として、ニーディオバードーズだったかも同じだが、昨今露悪的なコンセプトのゲーム流行る傾向にあるけど、シンプルに好きじゃない。これは自分感情的問題なので、気にならない人は気にならない。

職業倫理として良いか否か、でいえばよくないと思う。ポケットペアの人ですって言われて身構える程度。売れてれば正義だと思う。売れてるうちは。任天堂の倒し方知ってます的な発言同義だと思ってます

一方でパルワールドの良い点を挙げると、

・見た目:著作権観点からいえば問題なさそう。意匠的にも見た目が似てる、類似性があるだけで別物だと言える。感情的に飲み込めるかは別だし、攻撃材料にしてはダメだと思う。ちゃんとどうあったら可愛い理解してキャラ設計できていると思う。

ゲームコンセプト:ポケモンが生きてる感を出す、みたいな部分でかなり頑張ってると思う。ありがちなゲームシステムを詰め合わせただけだと、商業で決済通らないようなプロジェクトを完遂したという一点に置いて素晴らしい。信じ抜いてやったのは良い。

ゲームシステム:ゲームシステム切り貼りをしたという面もあるものの、接合に関してはツギハギで未完成っていう程ではなくちゃんと成立するように作られている。後ポケモン自律行動にしたのは偉い。ここは素晴らしい。個別指示するシステムより取っ付きやすさがかなり変わる。

バランス調整:全然序盤だけどチュートリアル的な設計だったり、直接攻撃ポケモンでの支援バランスだったりはよく作られている。

と言ったところ。

結論、諸手を挙げて褒められないし、死ぬほど面白いか、でいえば別にそうでも無い。あくまでもB級としては面白い

純粋ゲームとして見ると、そういうゲーム好きな人は好きなんじゃない?って程度かな。ポケモン暮らしたかったって方には刺さるはず。

こういう感じでワーワー言うユーザーコミュニケーション含めての盛り上がりだから、今のうちは面白いのかも。

2024-01-13

anond:20240113130131

そのへんの週替りコンテンツは、そもそも課金者向けの接待から最終層が難しいのはまあ妥当でしょ

そのクリア報酬とるために石を投資したところで、元がとれるようなもんじゃないしな

個人的には、スタレも原神と同じコツコツゲーかつ組み合わせゲーだから、いたずらに凸や餅を取るよりも

使いまわしやすい厳選のための石割りを重視してキャラ確保くらいに留めた方が長期的にはコスパよく育成できると思う

中華ゲーの石割り前提レベルデザイン日本人は甘く見がちだからガチャ解決しようとしがち

2023-12-04

臭いガチャゲー観で草

この手のヤツはどんなモバイルゲーでもガチャがあればソシャゲと呼んでくだらないと決めつけてくるんよな

まだゲームは何でもファミコンと呼ぶ親の方が悪意がない分マシやぞ

買い切り至上主義者は今のゲーム市場の5割がモバイル、8割がライブサービス型なのを直視してないんよな

そんだけホット領域から一口ガチャ有りと言っても全体の課金形態ゲーム性との結びつき方も急速に良くなってるの想像できんのかな?

ガチャと言っても拝金主義みたいなえげつないしょーもないガチャ仕様のやつはもう売れないんだよ

上位のやつなんかトータル700億円以上かけて作ってるのもあるし、据え置きの大作超えるくらいスゲー作り込みで

欧米企業主催する主要なアワードでもガチャ有りゲーが評価されノミネートされてる例がいくつもある

まりガチャ機能があるからと言って、ガチャが楽しさの大半を占めてる「ガチャゲー」みたいに捉える印象はもうズレてきてるし

昔のソシャゲばりの射幸性は薄まって、ガチャもどきのワクワク感だけ残して健全化されつつあん

しろ買い切りDLC販売方式よりも、ユーザーモチベを維持しつつ中身で勝負する世界になってるから進歩的

ユーザーが今でも自嘲的にガチャゲーとか言うかもしれないが、それを真に受けてたら老害まっしぐら

中身は昔と比べ物にならんほどゲームになってんだよ

バトルパス流行しだした初期はまだゲーム設計ミスマッチモバイルゲーが多かったが

今はバトルパスや月額課金という任意サブスクリソース課金ベースにした育成レベルデザインになってる

そうしたサブスク課金副産物で回すガチャキャラプールは「着実に」充実する作りになってんのよ

こうした課金スキーム微妙な変化によって、昔のようにガチャ課金主体で一部の廃課金者によって買い支えられる

胡散臭いエセゲームビジネスを脱却できる道筋が立ち、ロールモデルとなるタイトルも出てきたのが最近モバイルゲームの質が向上した要因

まあそれに引っ張られて開発費もやべーくらい高騰してるわけだがそれは置いといて

これによってモバグレベルソシャゲどころか、パズドラ白猫時代みたいなインフレ前提のゲーム設計も新作においては珍しくなった

まあ日本市場特殊で古臭い設計のやつも上位にしぶとく残ってるんだけど、それは日本人ソシャゲ常識に過剰適応してるせい

特殊市場日本では未だにガチャ確率を緩くする事を好み、つまりランダム性・射幸性を高めてバラマキする(必要があるほどインフレ課金煽りがキツい)作品ユーザーが歓迎してしまう部分があるけど

グローバル成功してるガチャありゲーム真逆で、確率は極めて低くして、ほぼ確定の排出ポイントしか出ないようにするかわりに

ガチャ機能に費やした石が無駄にならないような、実質的な配布システムが好まれから、バトルパスと合わせたコツコツプレイが報われるゲーマー好みの設計になる

臭いガチャゲーだと無課金や微課金じゃ数ヶ月かけて溜め込まないと天井にはまるで届かないくらい高い天井だったせいで

運による格差が致命的になるし、引くタイミングが「人権キャラ」みたいなインフレ加速の環境チェンジャーを皆が狙うから、手持ちや戦略がみんな同じになるしでゲー無感が強かった

そういうゲーム面でみたときのしょーもなさに対しても進歩してて改善が働いてるし、そういう作りに反発するプレイヤーから圧力も高くなった

このへんの微妙な変化は長年モバイルを含むマルチプラットフォームF2Pタイトルを追ってる人じゃないと凄さ分からんだろうが

「周回してガチャ引くだけのゲーム」という揶揄ものすごく局所的に見ればそう解釈できる部分があるとはいえ

全体としてはコンシューマよりコンシューマらしいゲーム体験の上にそれが乗っかってる場合すらあり、馬鹿にできん

だいたいそういう穿った目で見れば買い切りコンシューマだってやってることは反復作業と言い張れる

一括りにF2Pゲーを馬鹿にするやつは俺がぷち転がしていくゾ

だいたい、まあ一部のプラットフォームなら試用や返金が充実してるとはいえ、中身が分からんもんに先に金を払うというシステム

通用する時代じゃなくなってることは誰でも分かるだろうし10年前の増田ですら未来のあらゆるコンテンツ基本無料主体ってことは予見してた

モダンアップデートされたガチャ機能を含むF2Pモデルこそが万人にとって柔軟に付き合える優れたゲームを生む土壌になるんだよ

ガチャありゲーを作ってる中にも、いや中にこそ、本物の素晴らしいクリエイター魂が宿ってるってことをいつか理解らせてやるぜ

カニだと思ってたものカニカマになってて、カニカマだと思ってたのがカニになってた事にあとから気づいても発狂するなよ頼むから

しらんけどな

anond:20231204094422

anond:20231204092444

2023-10-17

サムライレムナントが思ったよりずっと面白い

何がびっくりってFateなのに普通ぐらいに面白い

Fate連作品って信者忖度して評価するんでしょって思ってるひとにすら勧められる。コーエー頑張った

 

先に書いとくがストーリーは手放しには誉めにくい。というかゲームシステムが先行してて、ゲーム中の大まかなイベントを先に作る都合で話のあらすじはだいぶ大味になった感じ。

FGOやったことある人は、だいたいFGOシナリオ平均と同じぐらいだと思っとけばいい。

いつものFateと同様、ストーリーはふんわりでもキャラ立てはしっかりしてるのでキャラだけ味が良ければいいって人はアリ。

(これはナスキノそもそもドラマストーリー作れない、設定だけ用意しておいて、あとはキャラの心情で話が進むって作風なので、そういうもんだと了解するしかない)

 

ゲーム部分はなぜか知らないが開発元の違う Fate/EXTELLA のリファインのよう。

ただしエクステラサーヴァント操作して戦ってたが今回の操作キャラ普通人間サーヴァントサポート

エクステラであったエリアの取り合いはFGO聖杯戦線みたいなマップと組み合わせて遊びやすく。

エクステラで殺風景の極みだったステージ江戸時代の街並み再現Fateとは思えないぐらい現実世界と連動した奥行きある空間に。

 

たぶん全員が誉めるだろうが、主人公サーヴァントの間に圧倒的な格差があるのがいい。

ゲーム内で出てくる敵は

人間雑魚人間の強キャラ(達人クラス)≦怪異雑魚怪異ボス<<<<サーヴァント

といった強さヒエラルキーがあり、主人公宮本伊織は当初は人間雑魚と強キャラ中間ぐらいの強さ。

そこからレベル上げてくとだんだんサーヴァントの足元ぐらいまで辿り着く。

強さがゲームデザインやグラフィックでわかりやすく示されるの本当にFateかって驚く。

 

なんせextraやEXTELLAは敵キャラグラフィックがどうしてもしょぼいし、FGOソシャゲなので課金優先の都合上レベルデザインなんか存在しないし、

メルブラキャラデザインの差別化が難しくてグラフィックで訴えるの難しいし

(まあ今どきのコンプラだとブランカダルシム不知火幻庵みたいな視覚的にきっちり差別化されたグラフィック採用できないんだろうけど。ゲーム上の差別化人権上の差別ってことになっちゃうし)

そんななので、ゲームデザインを通してサーヴァントの強さというFate世界観が表現されてるの、Fate嗜み勢からしたらそら嬉しい。

ゲームとして遊べるって外に向けて言えるの、extraの1作目ぶりぐらいじゃないか

(cccはシナリオは以降の型月的に必須なんだろうけど、ゲーム的にはextraとまるで変わらないんで流石に辛いっていうか飽きるっていうか)

2023-07-31

anond:20230731001659

ニンテンドースイッチゲーム50本遊んで感想書いたのでまとめ(23〜47)

探偵・癸生川凌介事件譚 永劫会事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第十弾。

シーズン1最終作ということで、今までの縦筋として伏線が貼られていた過去事件永劫会事件がついに描かれる。

今までの癸生川シリーズ全部盛りな贅沢な作品で、ミステリらしい意外な展開、文書の書き方で読者を騙すものマルチサイト構成の妙、小説として情緒的な染みる文章と、良かったところが沢山ある。

シリーズを通じての伏線が回収される展開も多いため、必ず全作遊んでからここに辿り着きたい。

人によってはこの作品シリーズで一番に据える人がいそうな、ゲームとしての完成度は抜群だった。


探偵・癸生川凌介事件譚 対交錯事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第六弾。

マルチサイトシステムを導入していて、伊綱さんと、生王の視点を行き来しながら事件を追う。

構造自体に仕掛けがある系の作品になっていて、ミステリやってる感がかなり強い。

人によってはこの作品シリーズで一番に据える人がいそうな、トリックの魅せ方としての完成度は抜群だった。


探偵・癸生川凌介事件譚 白鷺に紅の羽

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第四弾。

助手の伊綱さんの過去編で、とても情緒豊かな小説的な作品

もちろん、ミステリらしい意外な展開や、文章での表現を利用したトリックなどもあってそちらも楽しめる。

人によってはこの作品シリーズで一番に据える人がいそうな、物語としての完成度は抜群だった。


少女首領の推理領域 -黄金島の密約-

株式会社オレンジロマンティックミステリの第二弾で、女性主人公事件捜査して解決しながら男性キャラといい感じになっていくストーリー

普通女子大生が突然マフィアボスになるという突飛な開幕ながら、割と丁寧で良い意味で地味な捜査解決をしていく。

とはいえマフィアボスらしく、違法行為をしてでも事件の手がかりを集めるところなんかは今作独自の魅力があり、このシリーズ女性主人公の成長も魅力なんだけど、今作ではマフィアボスらしくなっていくという本当にその方向で成長していいのか? と困惑しながら遊ぶことになる。

そして本当にマフィアボスらしくなっていくのが本当に面白くて、好きなところだ。


ルートフィルム

あのルートレターシリーズ的には続編に当たる角川ミステリシリーズの第二弾。

奇作、怪作としか言いようがない前作とは違い、しっかりと地に足が着いた丁寧な良作だった。

主人公八雲マックス映像作家としての矜持を持つプロに徹する人間性なのも好印象で、熱苦しいものの痛快な好男子で好きなキャラだった。

またもう一人の主人公新人女優のリホも駄洒落に拾い食いと評されるひょうきんなキャラで、主人公がどちらも魅力的な作品だった。


ゴシックマーダー-運命を変えるアドベンチャー-

株式会社オレンジロマンティックミステリ第一弾で、女性主人公事件捜査して解決しながら男性キャラといい感じになっていくストーリー

主人公他人の死を夢で予知できる能力を持っているが、メイドという立場なのでそれをありのまま報告しても信じてもらえないので、色々と工夫して殺人事件を阻止するという展開。

この夢で見た予知の死を覆すという展開が短編連作的に続くのだけど、どれも同じ人、攻略対象で主人として支えている男性キャラの死を予知するため、何してもこの人死ぬじゃん、とシリアスな笑いを感じてしまったのは不謹慎から反省したい。

貴族平民という立場の差のエピソードなどは興味深く、伝えたいことの取捨選択がしっかりしてて短いボリュームながらしっかりまとまっている好きな作品


バディミッション BOND

ニンテンドーコーエーテクモがバディを組んで送る超贅沢なアドベンチャーゲーム

タイトルの通り二人組の関係性がかなり重要キーワードになってくるが、あくまでバディなので男女問わず楽しめる王道ストーリー

舞台となるミカグラ島に住む市井の人々にもサブエピソードがいっぱいあって、モブキャラ活躍する展開が大好きな自分としてはそちらの方向も嬉しかった。

ヒーローを目指す主人公ルークに延々とずっと辛い展開が続くので、遊ぶ手が止まりかけるほどだったのだけど、バディのアーロンがそれを引っ張り上げる展開が熱くて沸る燃えるゲームだった。


幻想牢獄のカレイドスコープ

女の子万華鏡、といえば何をやっても良いと思ってるゲロカス美少女デスゲームもの

ふわふわした可愛い4人の美少女が、罵倒有り暴言有り暴力有り可愛げ無しのデスゲームに巻き込まれながら、剥き出しの人間性露出していく。

そんな残酷なデスゲームの間に、いかにもな可愛い萌え過去日常パートが挟まり、この落差の凄まじさが独自の味わいになっている。

罵倒シーンの声優さんの熱演も見所で特に茜屋日海夏さん演じる五条風華暴言下品すぎて、日常パートでの可愛さとの差が凄かった。


死印

ダンジョンRPGの老舗エクスペリエンスが送るホラーアドベンチャーで、怪異の噂をDRPGのような探索パートで調べてからRPGボス戦のような怪異との対決パートに挑む構成で、テキスト主体アドベンチャーゲームらしくない画面構成になっている。

とはいえ、要するにで言うと、事件の手がかりを見つける捜査パートと、容疑者を追い詰める尋問パートみたいなもので、怪異と言いながらも探索パートで手に入れた情報からフェアに対決パート選択肢を推理可能なように作られている。

RPGっぽいパラメーターの表現フレバーに過ぎず、テキストをしっかり読むことが大切なので、そういうゲームが苦手でも問題なく遊べた。

印人と呼ばれる仲間を連れて探索するのが特徴で、中年男性ながらかなり露骨ツンデレキャラ萌え真下悟さんが僕はお気に入り


普通

THREE-3つの記憶-

三つしか記憶を保持できない主人公自身恋人をなぜナイフで刺したのかを巡るサスペンスコマンド選択ADV

時系列未来から過去へ進んでいくため行き来する渋谷の街のモブキャラ達にも物語があり、当時の雰囲気を感じられる。

フラグ記憶出来るにも三つだけという設定をシステムに落とし込んでいるのが見どころ。

ただし、この試みが成功しているのかは若干疑問が残り面倒なだけだったかもしれない。


いづみ事件ファイルVol.1潮騒編

編集者美女としての自覚が強い木戸いづみが担当作家鏡月正宗から無茶振り事件捜査することになるコマンド選択ADV

物語としての起伏は少なく、ミステリというよりはクイズの趣きが強い。

美女自称するいづみの強引な聞き込みパート面白く、話がテンポよく進む。

携帯電話ゲームから移植だが背景絵のクオリティが高くあの当時に遊んでいたらまた違う感想があったかもしれない。


イヌワシ~うらぶれ探偵とお嬢様刑事の池袋事件ファイル~

うらぶれた探偵狗神エイジとお嬢様刑事鷲宮ヒナのバディもの

舞台池袋に住む市井の人々の協力を得ながら様々な事件解決しつつ、エイジの相棒でありヒナの兄が死んだ真相も追う縦筋の物語もある。

協力者の面々がかなり優秀な人が多く、主役の二人よりも探偵として優秀なのでは? と思ってしまう良い意味でのテンポの良さが楽しい

システム面では、よくわからないミニゲームや、頻繁に挟まる話に区切りがついているわけでもない暗転など、運営スマートフォンゲーム移植故のシステム的にしっくりこないところがあった。


神田アリスも推理スル

少女同士の恋愛を描きつつ、幾つかの日常の謎を解決する公称ジャンル百合ミステリ

ただ、ミステリ部分は少女同士の恋愛を際立たせるための背景のようなもので、あっさりと進んでいく。

その分、恋愛に関する描写はかなり多めでかつ濃厚なもので、恋と友情の差を自覚しつつ、はっきりと恋愛的な意味で好きになっていく過程が描かれていた。

それだけに短編連作で4つしかエピソードがないのは、良い意味で物足りなかった。


探偵・癸生川凌介事件譚 五月雨は鈍色の調べ

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第九弾。

白鷺に紅の羽の裏を描く、と言っても時系列人間関係のそれではなくて、モチーフ的なというか、表現が難しいやつだ。

癸生川シリーズを通しての、探偵は何のために事件解決するのかを端的に示した短編になっている。

テーマ性の塊みたいな剥き出しの作品なので好き嫌いは別れそうだけど、僕はかなり好きな方だ。


探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第八弾、元々はDS版の移植である

久々にスピンオフ短編マルチサイトではなく、いつメン達のいつもの構図。

ただ、ボリュームが多いのにいつもの構図をやるせいで、伊綱さんの推理がひっくり返るのが、少しもったいなさを感じてしまった。

あくまであのいつもの構図は短編や中編だから決まるもので、長編にはあまり向いていなかったかもしれない。


探偵・癸生川凌介事件譚 昏い匣の上

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第五弾。

ちょっと今まではとは毛色が違い、いつものレギュラーメンバの出番も控え目で雰囲気ホラー寄り。

とはいえ、我らが名探偵癸生川凌介が出てくるシーンは格好良く決まっている。

彼をなぜかホッとすると評するのは、なるほどな意見で、なかなか自己分析が出来ているセリフだと思った。


探偵・癸生川凌介事件譚 音成刑事の捜査メモ

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第七弾。

今作はちょっと箸休め的なスピンオフ短編で、正直ちょっと読みどころはあまりない。

可愛い可愛いゲーム一言で終わっても良いぐらい犬は可愛い

とはいえ、これだけ遊ばないのも勿体無いので通して遊べば良いと思うな。


探偵・癸生川凌介事件譚 死者の楽園

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第三弾。

三作目ともなると、いつメンのいつもの構図でいつものやつと簡単に評したくなっちゃうね。

とはいえシリーズを通しての縦筋なんかもで出して、探偵・癸生川凌介事件譚として好きになれる要素が増えていくキッカケも多い。

今作は割と聞き込みや証拠品集めから推理が多く、今までの突飛な発想の飛躍が求められるものじゃないのも特徴的かつ、以降はこれが主になっていく。


探偵・癸生川凌介事件譚 海楼館殺人事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズの第二弾。

前作の流れは踏襲しつつも、本格ミステリさながらの大胆なトリックが映える面白作品だった。

とはいえこの類の方向性はしっくりこなかったのか、これ以降はもう少し社会派だったり、テーマ性だったり、文章の書き方で読者に対して何かを隠蔽する類の方向性になっていく。

物理トリックの類はゲームだと映えるんだけど、携帯電話の容量の少なさを考えると難しかったんだろうなあ。


探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻想殺人事件

携帯電話で展開していた探偵・癸生川凌介事件譚シリーズ第一弾。

名探偵癸生川凌介、その助手白鷺洲伊綱、彼らの事件ゲームにしている生王正生、いつもの面々のデビュー作。

伊綱さんと生王が捜査をしてそれらしき答えに辿り着くも、癸生川がどんでん返すいつもの構図は初見だと結構驚く。

携帯電話という限られた容量の中でしっかりとミステリをやろうとする気概が素晴らしい、


マルコと銀河竜

めちゃくちゃ豊富なスチル絵に軽快なBGM、そしてカートゥーン調のアニメーションハイスピード物語が展開していくSFもの

テキストを読むことが主体ゲームって落ち着いた作品が多く、議論をしたり腰を据えてお話を聞いたりが多いんだけど、この作品はとにかく主人公たちが走る! 動く! 飛ぶ! と終始忙しなく動いてばかりで色々な物語が手早く展開していく。

テーマソングの飢餓と宝玉はオープニングテーマでありながら、作品の全てを包括するような歌詞になっていて、クリア後に聞くとまた違った感想になる曲で大好き。

ただ、このスピード感故に細かい部分の整合性説明カットされているのは好みが分かれそうかな。


√Letter Last Answer

奇作としか言いようがない、実写のテキストアドベンチャー

とにかく全体を通じて奇妙な作品で、十数年ぶりに高校時代文通相手との手紙発見して、彼女に会いたくなりその地元島根に向かう。

こんな如何にもな青春振り返り系エモストーリーの導入だが、全くこんなストーリーではなく、罵倒悪口恫喝を繰り返す反社会的主人公に振り回される恐ろしいお話

ストーリーリアリティラインルートによって様々すぎて、突飛な展開が続くかと思いきや、現実的な着地を見せたりと、唯一無二な奇妙すぎる作品だった。


GOODBYE WORLD

インディーゲーム開発者女性二人の関係性を淡いドット絵の演技で描くナラティブアドベンチャー

全てを文章で語らず、キャラクタの演技で語るストーリーが見所でかなり細かい演技が丁寧に表現されている。

また、途中で挿入されるゲームボーイライクなパズルゲームが、レベルデザインでなにかを暗喩しており、キャラクタがなにを感じたのかを、台詞や演技だけでなく、このパズルゲームでも表現しているのが今作独自の特徴的な部分。

なかなかハード現実的な部分が多く、少し心に余裕がある時に遊んだ方が楽しめそうだ。


マリンエクスプレス殺人事件

修学旅行で水中を走る列車に乗り込んだ学生たちの中で起こる殺人事件お話

スペインインディーメーカー作品だが日本サブカルが大好きな人たちが作っているようで、そういうのが好きな人向けの小ネタがたんまり入っている。

とはいえジェンダー政治的な正しさ規定とした問題提起が挟まるなど、日本ではあまり見られないストーリーもあり独自の良さがあった。

殺人事件にまつわる解法も、トリックロジックなどのあれこれではなく、人間関係の妙に重きが置かれているのも、ある種のらしさなのだろうか。


デスカムトゥルー

奇妙なホテルの一室で目覚めた男性がいきなり殺人事件容疑者報道されるニュースを見るところが始まるホットスタートな実写ゲーム

短編ほどのボリュームながら、ゲームシステムを利用した演出や、繰り返しループする世界での面白コメディや、シリアスな男女の恋愛など色々な要素がみっちり詰まってる。

特にヒロインのサチムラアカネは、敵なのか味方なのか、頼れる強キャラなのか守るべき弱い子なのかが目まぐるしく変わる上に、扇状的なシーンも多く、演じている栗山千明さんの魅力が盛りだくさん。

取捨選択がしっかりしてる小粒ながらも好きな作品だ。


48作目以降はこちら

2023-07-25

FF16を少し遅くなったが全クリした。しがないプロデューサー目線の感

前提だけど、好意的な内容だよ。

前提として俺の感想は非常に好意的だ。そういう意味では、バッキバキの同業者目線での批判を期待していた人たちにはごめんな。

俺の非常に好意的感想は、しがないプロデューサーのはしくれの俺に、「吉田プロデューサーFF16が世界での戦い方を示してくれたこと」ことに尽きる。

そして俺がこれを書こうと思い立ったのは、それなりにレビュー感想合戦が一段落して、

を参考までに、みんなに個人的感想として伝えられればと思ったからだ。

FF16はもはやAAA級じゃない

みんな気づいてると思うが、FFはもうAAA級じゃない。

例えば映画でいってもそうだが、宮崎駿作品新海誠映画作品邦画じゃAAA級だが、ハリウッド制作予算に比べれば全然したことないんだ。「君たちはどう生きるか」が3000万ドル~7000万ドルあくまで噂)、すずめの戸締まりが1800万ドルって言われてるが、スパイダーマンスパイダーバースは9000万ドルアクロスザ・スパイダーバースは1億ドルだってよ)、アナ雪は1.5億ドルだそうだ。

正確な数字かはさておき、どう楽観的に見積もってもハリウッド超大作のそれには敵わないんだよ。

FFはみんなが比較に出す洋ゲーAAAと比べれば開発予算限界がある。

FF16はいわばAAA級じゃなくてAA級だ

からFFAA級みたいなもんだ。Aが一個足んないんだよ。(ちなみにAAA級の定義は正確には存在しない。AA級っていうのも存在しない。けど大体、意味、わかるだろ?)

からAAA級と同じ条件で比較しちゃいけない。

AAA級とAA級でなにが違うか?開発予算が違うんだよ。開発予算が違うとなにが変わるか?できることに限りがあるんだよ。

たとえばよく言うゲーマーたちの指摘には、以下のようなものがある。

  • 開発期間を延ばして(発売を少し送らせて)もいいから〜を追加してほしかった。→それ開発費(必要予算)増えるんだわ。
  • 〜の要素を追加してほしかった→それ開発費(必要予算)増えるんだわ。
  • 〜の要素が手を抜きすぎ→それ開発費(必要予算)増えるんだわ。

もちろん正しい意見もあるとは思う。


けど例えば、上でもあげたけど「アナ雪」ってテーマソングの「Let it go」あがったタイミングプロットを大転換してるんだぜ。エルサはアナ姉妹でもないし、王家でもないし、純粋な悪役だったって話だ。

この大転換は結果として大成功だったわけだが、おそらくこのレベルの変更はそれまで進めていたあらゆる製作に影響を及ぼしたはずだ。具体的には製作途中のものを捨てたり、考え直すための制作期間の延長だ。これ、制作費(必要予算)増えるんだよ。

AAA級は天才たちが七転八倒して作ってるんだ。AA級のFFはそれをしてないわけじゃない。それを許される回数が限られてるんだよ。

吉田プロデューサーFF16が教えてくれた、俺たち日本人(AA国)が世界ライバルAAA国)と戦う方法

これは大筋はゲームメディアなんかが大筋語ってくれてる内容と沿うんだけど、まぁ聞いてくれよ。

俺たちはもうAA国なんだ。AAA国みたいに何でもかんでもぶちこんで、やりたいこと全部やるってのは無理なんだよ。(もちろんAAA国やAAAタイトルが全部やれてるってわけじゃないんだが、相対的な話だ)

AAAタイトルに慣れた、舌の肥えた俺たちはAAA級と比較してあれが足りないこれが足りないって言うけど、無理なんだよ。

だけど俺はそんな批判をやめろと言ってるわけじゃない。

もっと生産的な考え方をしようぜ、そしたら俺たち日本人のためになるし得だよって話だ。

それは「この要素を弱めて、この要素を足す」だ。これなら開発費(必要予算)は増えない。

その点でいうと、FF16は限られた予算の中で、どこでならAAA級に匹敵する作品を作れるか?について考えに考え抜いたパッケージングをしていると思う。

吉田プロデューサー天才アーティストではないかもしれないが、天才プロデューサーであると思う。

彼は重圧の中でその取捨選択を、自分意思を中心に、それをやり遂げた。

このあたりはストーリー戦闘システムへのフォーカスだが、そのへんはもうほかにもいっぱい語られてるからここでは言及するのやめるわ。

フロムソフトウェアエルデンリング比較しろって話について


これも実は大きな誤解があると思う。

エルデンリングざっと調べても開発費は分からなかったが、少なくとも過去からモーションを使いまわしてるだの、グラフィックAAA級と比較して見劣りするだの言われてるよな?

それはそうだと思う。そこで開発費の圧縮をしてるってことも事実だと思う。

でも問題はそれじゃない。エルデンリング過去作を通じて積み上げてきた「魅力的な特徴」がゲームシステムの中心にあるんだよ。

方やFF16はみんなが言ってる通り「FFはおわった」「FFブランドなんてもう存在しない」とか言ってるじゃん。FFがこれまで積み上げてきた資産ってむしろそれしかないだろw

FF15のオープンワールド世界通用する資産か?当時からそんな評価じゃなかったろ。

FF15の戦闘システム世界通用する資産か?当時からそんな評価じゃなかったろ。

FF15のレベルデザインフロムゲーのように緻密なデザインだったか?当時からそんな評価じゃなかったろ。

FF16はFF14で積み上げてきた資産(でもMMOから流用できる資産は直接的じゃなかったはずだ)と、FFという今となっては影の落ちたブランドに基づいて、むしろ日本が誇る「漫画」と「特撮」のゲーム産業とは違う強みを強引に(したたかに)輸入して生み出された日本元気玉の一つなんだよ。

PS.それでも吉田プロデューサーFFを諦めていないわけ

これは完全に蛇足だけど、ストーリーの締め方に納得いってない人にネタバレすると、FF16はFF1のストーリーオマージュと対比構造で成り立っている。


からストーリーに納得いってない人も残念だがこればっかりは受け入れるしかない。

その上で期待していいことが一つある。

吉田プロデューサーは、スクエニFF現代において「語り直した」そして戦闘システムストーリーという新しい武器(最強とは言わんが、AAA級に挑戦するキーアイテムだろ)を手に入れた。

AA級がAAA級に挑戦して玉砕してなにも残らなかった。わけじゃない。

ここから語られるFFがきっと始まる(続く)んだ。

2023-07-14

anond:20230714190504

でもゲームレベルデザインは5を含む過去格ゲーノウハウの蓄積から作られているので「コマンドが難しいからこその技性能」がそのままワンボタンで出せるようになってしまった

これだよな

新しいレベルデザイン黎明期なわけでしばらくは仕方がないし、それが嫌なら離れてなよとしか言えない

anond:20230714085032

コマンド入力が難しいから悪いんじゃなくて、コマンド入力というシステムを存分に楽しむにはクソ高いアケコン買わないとだめっていうのが家庭用格ゲーを衰退させた原因

パッドで遊ぼうとおもったら過去冗長コマンドは不向きだからモダンは家庭でネット対戦ができる時代への正当進化だと思う

でもゲームレベルデザインは5を含む過去格ゲーノウハウの蓄積から作られているので「コマンドが難しいからこその技性能」がそのままワンボタンで出せるようになってしまった

モダンを導入するならこの考えを刷新するべきだったと思う そういう意味では6はゲーセン文化から切り離されたまったく新しい格ゲー環境としてアプデに期待

2023-07-10

anond:20230710141837

Skyrimとかのベセスダゲーはレベル連動だ

自分が強くなると、世界も強くなる

ゼルダとかはドラゴンズドグマは、きっちりレベルデザインされてる

レベルデザインされてる世界がどういう世界かというと

北海道の敵は大雪山に登頂しても弱くて

南下するほど敵が強くなり

琵琶湖周辺は北海道でのボスレベル雑魚として現れ

海を渡った四国九州には一匹で北海道を滅ぼせるような敵が闊歩

沖縄に渡ると伝説の武具がないとまともに戦えないとか

そういう世界だぞ?

2023-07-05

anond:20230705140205

大事なのは、「シナリオ」が単なるストーリーテキストだけを指すのではないという事だ

それが「レベルデザイン」とは別物というのなら、より適切な語を教えてもらいたい

anond:20230705104638

RPGなら「戦闘の難しさ」も「シナリオ」だろう

勘違いされがちだが、ゲームシナリオは単なるテキストではない。マップ上の敵やアイテムイベントの配置、つまりレベルデザイン

戦闘結果でシナリオ分岐させればいい」?テキスト分岐など無くても、戦闘に負けたらそこでプレイヤー体験は勝つ結果から分岐しているでしょ。こういう積み重ねがプレイヤー自身物語体験ナラティブ)を生むんだよ

2023-05-28

[]5月28日

ご飯

朝:ナポリタン。昼:なし。夜:天かす、オクラ味噌汁ネギ納豆たまごかけごはんサンドイッチ。間食:プリングス。柿の種ポテチ。スーパカップ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生

・はじめに

わずとしてれた名作中の名作でゲームとしてのシリーズ展開だけでなく、小説漫画アニメなどでのメディアミックスもたくさんある、ダンガンロンパシリーズ第一作目。

勿論僕もプレイ済みなのだけど、シナリオライター小高和剛さんの超探偵事件簿 レインコードという完全新作がリリースされるということで復習としてもう一度遊んだ

超高校級の様々な才能を持つ高校生入学式当日、奇妙な目眩に襲われ気付くと閉鎖された学校に閉じ込められていた。

そこで巻き起こるコロシアイとその犯人(クロ)を特定する学級裁判の果てに絶望意味を知っていく、という後にダンガンロンパフォロワーがいっぱい出るのも納得な魅力的なあらすじ。

デスゲームじみたルール分析解釈の楽しさに、ミステリっぽいフーダニットめいた展開、そして何より超高校級の才能を持つキャラ達の魅力さ、それらとシステムガッツリ絡み合ってまさにゲームになっているのが楽しいポイント

ノンストップ議論という発明

システム部分はアドベンチャーゲームではあるものの、学校を探索するためにキャラ操作するパートや、音ゲーシューティングっぽいミニゲームに、それらを有利に進めるための育成要素もあったりと、出来る範囲で手を変え品を変え楽しませてくれる。

特にノンストップ議論呼称されているパートは抜群の面白さだ。

ミステリ系のアドベンチャーゲームでよくある尋問や追求のようなパート自動文字送りにして、かつ狙い撃つシューティングの要素を足した感じなんだけど、ゲームシナリオの融合が素晴らしい。

ミステリの大きな魅力の一つに議論があるにだけれど、どうしても文章での表現となると「タイミング」や「合いの手」や「野次」みたいな部分が削ぎ落ちてしまうのだけど、ノンストップ議論はそこをゲーム的なレベルデザインに落とし込むことで、議論をディフォルメしつつ楽しめるようにしてくれている。

発言の中の気になる点をシューティングの的にして、証拠証言弾丸見立てて、的を撃ち抜いて論破するからダンガンロンパ」という作品タイトルになるのも納得に素晴らしいシステム

声優さんのボイスや、立ち絵演出バッチリ決まっていて、ノンストップの名に相応しいハイテンポで楽しくかつロジックで考える謎解きの妙がある緩急も良き。

こういうゲームらしい楽しさと、テキストを読む楽しさが、相乗効果でどちらも楽しくなるようなシステムは大歓迎だ。

ただノンストップ議論以外のシステムちょっと取ってつけたというかミニゲームかなといった具合なのは残念だが、それだけで十分お釣りが出るほどに楽しめた。

・魅力的がすぎるキャラクタたち

公称でサイコポップと呼ばれる雰囲気でまとまっているデザインも素晴らしい超高校級キャラたち。

なんといってもココがダンガンロンパ最大の魅力だろう。

自分のことは棚に上げつつ主人公に信頼を要求する強引さが素敵な霧切響子御曹司頭脳明晰ながら割とポカをする十神白夜ギャンブラーとしての生き様が格好いいセレス、オドオドしてて小動物系の愛らしさがある不二咲千尋ギャルとしての一面だけでなく様々な表情を見せてくれる江ノ島盾子辺りが僕の好きなキャラだ。

通信簿会話と呼ばれる好感度を上げて読むことができるキャラ個別シナリオが楽しめるのも嬉しい。

話の都合上すぐリタイアしてしまキャラもそちらで楽しめるのが救いだ。

・腐川冬子好き

僕は自発的にお風呂に入らない女性キャラクタが大好き。

ドMで陰気でオドオドしている割に忘れてたとかでなく自発的にお風呂サボるし言われないと歯磨きもしない、可愛いなあ。

まあこの好きは癖の好きなのであまり掘り下げないでおこう。

・閉鎖空間ならではのフーダニット面白

今作の事件トリックらしいトリックもあるものの、概ね誰が行ったかが焦点に当たる展開が多い。

そのため超高校級の魅力的な仲間たちを疑わないといけないんだけど、これが辛くて面白い二つの気持ちに挟まれる。

なにしろ少し前まで楽しく好感度を上げて個別エピソードを読んでいた相手を疑い告発するのだから

今回リプレイだったこともあり、あえて先回りしながら犯人個別エピソードばかり読んでたんだけど、この辺の構造が辛面白かった。

突然閉じ込められてゲームに巻き込まれ現実にはありえない突飛な設定に加えて、主人公達の中に科学捜査が出来る人がいなかったり、色々ありそうで色々ない閉鎖空間の都合などもあってホワイダニットハウダニットは少な目なんだけど、この辺も良い意味で割り切ってると感じられて謎を解いていく部分が物足りなくはなかった。

仲間を疑うからこそのストーリー葛藤も作中に用語で言う「絶望」らしさがあって恐ろしいからこそだ。

希望絶望の結末はもどかしい

そんなわけで大絶賛なんだけど、締め方は少し雑だったかも。

希望絶望という大きなテーマの掘り下げは正直ちょっと不足していた。

要しちゃうと諦めずに生きるか諦めて死ぬかの二択になってしまうのも、要しすぎただけかもだけど、希望絶望ではなく生対死ってことになっちゃって、そりゃ絶望が不利だよと思ってしまう。

前提条件のために大きく無茶な設定を作ってしまったので苦労している感じの伝わってくるので、この辺はシリーズが続いて良かったなあ、と前向きに捉えておきたい。

・おわりに

10数年ぶりのリプレイだが楽しかった。

犯人トリックを知っていても楽しめるのは本物の面白さがあるからこそだ。

当時なかったスクールモード通信簿会話をお手軽に読めたり、システム面の改修がされているのも嬉しかった。

レインコードまでに2とV3も遊ぼうと思う、特にV3は途中でリタイアしてしまったので、楽しみだ。

2023-03-01

anond:20230301143918

余裕を持って初見クリアするJRPGに慣れきってるから自分もそう思うけど

スピードランとは言わずとも本当はもっと行き当たりばったりで進めていく方が

ゲーム側のレベルデザインにも沿ってるんじゃないかとも思ってる

2023-01-14

Splatoon3の対戦モード問題点

https://splatoon3.toriikengo.com/?p=2333 を読ませて頂いた。

上記記事の原文にも目を通して頂きたいが、内容としては、 「"長射程”に対するメタが“さらなる長射程しか存在しないことが現状の課題(そのため、相手に長射程を押し付け能力に優れるカ二環境に行き着いた)であり、解決手段と起動性や体力のある要素を追加するべきである。」と整理でき、個人的には概ね同意している。

この記事が正しいことは、リッター⇒マルチミサイルカニスクスロを添えて)の環境の変遷を見れば明らかだろう。

しかし、「Splatoonにおいて長射程が有利であることは開発者も流石に自覚しているはずではないか?」とも考えられる。

シリーズ3部作目なのだから、流石にこの程度は気づいているはずと仮定するのが適切と思われる(頼む、そうであってくれ)。

例えば、本作のエクスプロッシャーやオーバーロッシャー、ハイドラント、ジェットスイーパー、トライストリンガー等の長射程ブキは、メインウェポンそれ自体の性能で短射程に近づかれればほぼ撃ち負けることが想定されるようにデザインされていると言える。また、サブウェポン、スペシャルウェポンも短射程に対して有利となるものがセットされているわけではない。これらのメイン・サブ・スペシャルウェポンの調整は、ほぼ完璧と言って良いと個人的には考えている。これは、開発者が長射程有利のゲーム性理解していることの一例として挙げられる印象だ。

しかし、ゲーム性理解しつつも、「一部のブキについては、長射程であるにも関わらず短射程に対しても有利な性能を付加」してしまった。これが、開発者の失敗なのではないか個人的には考えている。

「大きな方針については理解しており、一部の運用に失敗してしまった」というだけであれば、失敗した部分についてパラメータ調整を付加することで解決できるのではないかと考える。

現状問題とされるべきブキはリッター4K、シャープマーカー、スクリュースロッシャーであって、これらのパラメータ調整で解決できる部分も大きいのではないかと考えている。シャープマーカーとスクリュースロッシャーを長射程ブキとして挙げることに違和感のある方もおられるだろうが、メインウエポンだけでなくサブ・スペシャルウェポンとセットで考えた時に、"実質的に長射程"ブキであると扱っている(若干無理やり感はあるが、ここでは言い切ることとする。)。

ちなみに、弱体化によって評価が落ち着いたラクトやヴァリアブルローラーも、マルチミサイルによって長射程(無限であるにも関わらず短射程に対しても強い性能であり、しかも発動機会が多すぎることが問題であったと言える。現在は発動機会が抑えられたことでかなり弱体化されている(適切な強さに落ち着いた程度とも言える)。射程無限で全ブキに対して効果的で、キル性能も高いスぺシャルであったため、何かしらのデメリットが付加されるのは当然の帰結と言える。

改めて、「Splatoonにおいて長射程が有利であることは開発者も流石に自覚している」ものの、「一部のブキについては調整を単に誤ってしまった」のではないか、と考えている。

なお、ブキ間の有利不利の関係性について、理想的には

 長射程は中射程に有利で、

 中射程は短射程に有利で、

 短射程は長射程には有利…

との3すくみの関係性が構築されていることと思われるところ、一部のブキについては、メイン・サブ・スペシャルウェポンのセットとして見た時に上記関係性を無視することが可能となっていることが問題と思われる。

上記関係性が正しく構築されることで、すべてのブキが活躍の機会を得ることで、多様な対戦環境を生み出すことができ、多くのプレイヤが幸せプレイできるゲームに成長していくのではないかと考えている。

Splatoon個人的にはかなり好きな作品なので、より良い方向に進化していって欲しい。本記事Splatoon3の発展に寄与することを願っている。

(余談)

  • リッターはメインは言うまでもなく、チャージキープによる機動力、最長射程にも関わらず一撃必殺、 サブとスペシャル+半チャで近中距離も戦える、フルチャージで大きく塗れる等、 "常時長射程"であるにも関わらずその他で性能を抑制されるどころか抑制されるべき箇所が全て補われる性能をしているのが問題使用者には申し訳ないが、使われている側の髪を守る為になんとか対戦の環境からは消え去って欲しいと切実に考えている。
  • 長射程ブキに対する短射程ブキ側の対抗策として、"一時的に長射程になる"スペシャルが用意委されているが、この対抗策はあまり機能していない印象。 対抗策のうちの1つの方向性としては有りだとは思いつつ、現状の性能では”一時的しか長射程になれないリスクを背負っている割にはリターンが少ないような印象(例えばウルショはSPだし3発しか撃てない。 射程がなんだかんだそこまで長くない、判定が防御側判定と思われる為安定しない…等の問題を抱えている)ため、 長射程ブキに対するメタとして機能していないのが現状である
  • 実践では、長射程ブキの周囲には短・中射程ブキがセットで存在するということを考慮すると、短射程ブキが長射程ブキに触るための手段は「劇的に強い」くらいの調整が望ましいように感じる。短射程が長射程にそもそも近づくのが難しいのが現状なので、短射程が長射程に近づくのに必要障壁を取り除いてあげる、能力を付加してあげるというのが重要と思われる(ボールドスパッタリーくらい短いブキは長射程の背後にワープさせてもいいんじゃないかとすら思える。)。
  • 2で一緒にやっていた周りの人の多くがSplatoon3を継続的プレイすることをやめてしまった現状に焦りを感じている。なんとかして戻ってきてもらいたいという感情がある。

Splatoon3 Ver. 2.0.1 の話。

2022-11-10

全然話題になってないけど『無期迷途』がジェネリックアークナイツとして面白い

俺はアークナイツの「基地の細かい管理ダルい」「スキップがないのでオート周回に毎日1、2時間かかる」ってのがしんどすぎて辞めた。

無期迷途はぶっちゃけアークナイツ二匹目のドジョウ狙いがすぎるぐらいの作品だけど、本家よりもシステム的に進化してたりマイナーチェンジがいい感じに効いてるのもあって大満足だと思ってる。

アイギス』に対する『モン娘TD』みたいなもんだと思う。

ぶっちゃけこの2作はマジでトップクラス面白い新作ゲームだと思うんだが、全然話題になっているのを聞かないので勿体ないなと感じる。

世間的にはドルフィンウェーブやNIKKEみたいな分かりやすい「おっぱいぼよ~~~ん」「ポチポチでいいよ~~ん」が望まれてるのかな。

「多少頭使ってもいいかゲームとして成立しているソシャゲをやりたい」って人が居たらどっちかプレイしてみるのがオススメ

まあ確かにTD買い切りの方がゲームバランスがよくてレベルデザイン芸術性を感じられるのはそうなんだけど、買い切り場合は「このステージで満点取る方法はこれしかないですよ」が結構多くて息が詰まるんだよね。

ソシャゲ場合は困ったらレベルレア度で押しつぶして陰湿ギミックにざまーみろ出来るのもあって、選択肢が凄い広いなと感じる利点がある。

今どきのソシャゲTDは昔のソシャゲTDみたいに「失敗した?じゃあスタミナ払い直してね」してこないで何度でもやり直させてくれるから試行錯誤もしやすくてTDとして普通に楽しめてしまうのでかなりオススメジャンルだと思う。

まあそもそもソシャゲ試行錯誤や細かい操作は求めてないよって層は多いんだろうけどね。

2022-11-05

anond:20221105104052

ぜんぜん違うやろ。

たとえばエルデンリングフィールドスパイダーマンニューヨークにしたらゲームが成り立たへんけど、スパイダーマンフィールド狭間の地にしてもゲームは成り立つ。

まりエルデンリングは「こういう通路を作って敵をこう配置して…」というリニアレベルデザインゲーム性を依存しているかフィールドの代えが効かへん。

しかしアサクリやスパイダーマンは、極論、ある程度の起伏がある地形なら何でもいいのであって、だからこそニューヨーク古代エジプトをそのまま再現してフィールドにすることができるわけや。

いや、思考の順番としては逆で、広大なオープンワールドにしたらリニアレベルデザインをしきれへん→ほなリニアじゃなくても楽しめるゲーム性ってどんなんや?ということなんやろけどな。

まりオープンワールドにすることでゲームの何が面白くなるんや?」という疑問に対して、エルデンリングのような「2D的な移動」しかできないゲームは「いろんなクエストを好きな順に進められます」くらいしか回答できへんかった。

しか前後左右はもちろん上下も含めた「3D的な移動」の自由保証することで「そのクエスト上下前後左右どの方向からでも自由攻略できるようになります」という回答ができるようになったのが近年のオープンワールドの流れなんや

せやからリニアゲームではオープンワールドを活かしきれへん、オープンワールドである意味があらへん、っちゅうとんのやね。

2022-11-04

anond:20221104175150

レベルデザインの話じゃないし一本道でもないし詰まないし万が一詰んだとしてもお前のせいというのがこのゲームなので何もかも間違ってるね

anond:20221104184104

やっぱ「好み」の問題なのね

それならそれでいいけどさ

エルデンリングレベルデザインが好きな俺としてはかなり楽しめたのよ

後半の数エリアを除くほとんどの場所に、ぶらりと旅が出来る

世界様相地域で違っていて、歩く楽しさがある

アサクリとか怠かったんだよね

FF15に至っては「やらされてる」感がすさまじかった

ミニクエとか掛け合いではなくて、ただただ歩き回りたいと思わせるものはなかった

そういう意味では私から見たFF15オープンワールドゲーとしては失敗なのだけど

こういうの単なる「好み」の問題よね

anond:20221104164456

「一本道でボスを倒せないと詰む」がレベルデザインの話でなくてなんなんだよ

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