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はてなキーワード: 染色体とは

2024-11-14

anond:20241114103124

ダウン症染色体異常なので劣性遺伝子のような自然淘汰が働かず、一定数発生する。

発達障害遺伝子エラーではないので本来自然淘汰or社会淘汰されるはずだが、そうなっていない。

恐らく、人類集団にとって何らかの存在意義がある(あるいはあった)はず。

ADHD狩猟民に特化した脳の特性だという説もある。

(注意散漫(全方向を観察するのに適する)、一時的な過集中、不安の高さ(常に警戒を怠らない)など)

2024-11-09

女だけの国が子供を作るとき

iPS細胞精子を作ることはできるし、人工子宮もそのうちできるのかもしれないし、サロゲートもできるのかもしれない。技術的にはできたりできなかったりする。コスト面ではだいぶ大変だと思う。

それ以前の話として「精子iPS細胞からつくる」ときにX染色体を持った精子を作って受精させるということ自体が、生まれ子供属性によってカテゴリーした上で選ぶことになる。

これは、率直に言って、毎度毎度散々炎上する「優生学」そのものである

ユダヤ人から障碍者から、云々。

全くこういうことを考えることに意味は元々何もないのだが、意味が何もないことほど考えたくなってしまう。

なんのかんのリベラルとか社会正義みたいなことを言っていたって頭で考えると結局は優生学になるのはおかしな話だ。

まり優生学を盛大に援用して女だけの国(? 街? 星?)を作るだけのはなしだ。もし優生学を避けたいなら原理的に子供はできない。そうすると単に絶滅するだけだ。

2024-10-24

トランスさん、歴史修正主義だった

https://x.com/chin_chiro_rinn/status/1849434753533133263

それは……単に事実から、ですね……。

アウシュビッツガス室存在したことは疑いようがないため議論無駄であるのと同じように、染色体XYの人間議論余地なくオスです……。

2024-10-18

anond:20241017234157

おめでとう御座います

染色体多そうだったら…どうする?

2024-10-17

anond:20241014233406

主です。文章が途中で切れてたので追記します。

内容確認段階では最後まで表示されるのに、実際に投稿されたものは途中で切れている謎…。

あと、コメントいっぱい頂いて本当にありがとう

こんなにコメント貰えるなんて思っていなかったし、実際参考になったって人がいたのは本当に良かった。

ツッコミを入れてくださる人たちについては「全くその通りで申し開きもございません、至らぬ夫で申し訳ない」という感情です。

ともあれ、以下、続きです。

先進医療医療保険ガンガン使った方がいい

少なくとも東京都では、不妊治療に際して先進医療分の補助金存在する。

補助金不妊治療の「周期(採卵→着床→妊娠判定のサイクル)」ごとに支払われる。

補助額はかかった費用の最大7割(上限あり)。

更に、我々の住む市区町村では、東京都助成上限を超えた際に適用可能助成金もあった。

こういった制度自治体にあるなら、先進医療ガンガン使って問題ない。

ちなみに、我々は上記10万円(受給額はその7割)でも補助金の上限額を全く使い切れていない。

こればっかりは小池百合子感謝

また、各種保険制度で直接のカバーはできなくとも、国保・社保には医療費自己負担上限額が設定されているので、私は精子採取手術について、後から詐欺じゃない本物の還付金(微々たるものだが)が受け取れた。

もちろんレターパックではない。

年間の医療費10万円を超えたら、年末調整で控除にも使える。

これら保険制度適用することで、先進医療を含めてもだいぶ現実的な値段に見えてきたんじゃないかと思う。

勿論、決して「安い!不妊治療まじコスパいいわ!」と言えるような額ではないけれど、ビビるような金額でもないのだ。

■余談2

妻については、その後出産時の「帝王切開入院」でも民間保険金が下りたので、不妊治療開始から出産まで含めたトータルの収支は最終的にトントン黒字になった様子。

出産時には国から一時金(執筆時は50万円)が出るし、妊婦検診のクーポンも配られるので、「妊娠さえしてしまえば」国と自治体保護は「思っているよりは」手厚い印象。

とはいえなんだかんだ焦る

タイムリミットまでやってダメだったら素直に諦める」覚悟を決めて臨んだとはいえ、やはり大小様々な要因で時間は食われるので、焦る。

この焦りが地味に厄介だった。

我々のケースでいえば、

男性不妊の発覚→手術で3ヶ月のロス

母体疲弊による1ヵ月の休養

・採卵した卵子が全て受精に至らない

 (そもそも年齢により、一度に採卵できる数が少ない)

といった理由で、次の生理周期まで待たなければならないケースが発生した。

次の生理周期を待つということは、丸一か月間、妊活サプリ(葉酸コエンザイムQ10大事らしい)飲む以外の行動が何もできないということ。

当初、「年間の保険適用回数は3回(採卵→受精→着床のセットを1回と換算)」という説明に「少ない…ということは妻のタイムリミットまでに試行回数が6回くらいしかないということか?!」と思っていたけど、なんだかんだ若くても年間6回フルにやれる人は多くないんじゃないかと思えてきた。

特に40代場合妊娠成功率10%程度な中、試行可能回数が6~9回…これは随分と排出率の悪いガチャだな…と思う。

つくづく、我々は割と運がいい方だったんだと思っている。

■顕微受精が一番いい

ここまでやった感想としては、誤解を恐れずに書くと「子供が欲しいなら顕微授精が一番いい」と感じている。

以下は妻から出た言葉の要約だが、

健康卵子を選別し

 (妊娠できない卵子は除外)

健康精子も選別し

 (同じく妊娠できない精子も除外)

・人の手で卵子の中に直接精子を入れて確実に受精させ、成長した卵子のみを保存

 (受精させても分裂が始まらない卵子もある)

・事前に子供への障がいの発生しやすさも把握できて

 (染色体検査で障がいの残りやすさが事前に分かる)

妊娠に適さない体調ならデータ準拠で保留してくれて

 (なんとなくの気分ではなく、ホルモン値で判断)

・最も着床率の高い場所受精卵を戻してくれる

 (自然妊娠では絶対にできない)

これら、妊娠確率を上げるための非常にストレートで堅実な対策が全て取られている。

前述したように、40代の我々では卵子ちゃん受精する率がそもそも20%なのだ

プラスちゃんと着床する率も考えると、自然妊娠タイミング法ではまず妊娠に至らなかったと思う。

どれもこれも、自然妊娠ではできないことだし、「ここまでやって妊娠できないならもう何をやってもダメだ」と逆に諦めがつく。

気持ちの面で、よほど自然妊娠にこだわりがないのであれば、下手にタイミング法などに手を出すよりは、初めから顕微授精に全力投球した方が妊娠確率も高く、最終的な母体への負荷や、2人の精神ストレスも低いんじゃないかと感じた。

このエントリを書くに当たってタイミング法を調べたが、私は率直に「精神の消耗激しそうでやりたくない…」と思ってしまった。

最初から全力 & 知識は走りながら増やす

知識を詰めてから…」「まずはお互い、精子卵子検査をしっかりしてから…」「最初お金のかからない方法で…」なんてしてると、ズルズルと時間お金を浪費し、タイムリミット(何度も書くけど保険適用は43歳になる前日まで)が近くなる。

年齢が高くなると、年間で保険適用できる体外受精試行回数自体も減る(6回→3回)。

総じて高齢での受診は色々なハンデを抱えることになる。

「徐々にグレードアップ」は本当に良いことがない。

運が良ければ安く済むかもしれないが、ダメだったとき精神的負荷が高すぎる。

そんな中、二人で決心して一気に走り出せば、治療過程で必ずお互い検査が入り、何か異常があるなら炙り出されるからそれから考えればいい。

最初から二人で全力」であることが大事

結果的にその選択は正しかったと思う。

でないと、私の男不妊に気づかないまま情報に踊らされてタイムリミットを迎えていた可能だってあるのだ。

■顕微受精だと子供ができた実感がない?

実際そんなこと言われたことないけど、保守的な人が言いそうなことに先回りしておくと、こちとら自分の子供が卵子の時から写真があるのだ。

これ以上の思い入れエピソードはないだろう。

いつか子供が成長した時、卵子の頃の写真を見せたいと思っている。

(嫌がるかもしれないが

ここまで読んでくれてありがとう

不妊治療をやるか悩んでいる人に、少しでも多く届けば幸い。

2024-10-14

[]精子が出ない体でも子供ができた

不妊治療を始めたら、自分精子の全く出ない体だと判明した。

(途中で切れてたので、続きはこっち https://anond.hatelabo.jp/20241017030144 )

(コメントへのかいつまんだ返信はこっち https://anond.hatelabo.jp/20241021145456 )


…と、見出しは引きの良さで付けてしまったが、我々が体験した体外受精(保険適用)、更に男性不妊という状況での妊娠出産について、教訓の多い体験だったので、経緯をちゃんと残しておきたいと思った。

本音としては「こんな面白い体験文字にして残しておくしかないだろ!」という面が強い。

特に不妊治療において男性側と女性側両方を体験した事例はそんなに多くないと思う。

結果としては、精子はいたし妊娠もできたし、先日無事出産したので、めちゃくちゃ不幸な話を期待した人がいたらごめん。

この経験を書き残すことで、体外受精高齢での不妊治療男性不妊現実的なところ、また費用面の不安を感じている人に、それらの不安を少しでも現実昇華できればいいなと願う。

不安は「よく分からない」が原因の面が大きいと思っているし、そしてたぶん「思っているよりは」費用はかからない

しろ、妻に関しては妊娠出産に関して出ていくお金と入ってくるお金トントンに近かったので、「最高の不妊治療を受けて実質無料子供を作った」と言ってもいいくらい。

何より、実際やってみて我々は夫婦ともに「不妊治療やるなら体外受精(特に顕微授精)一択」と感じている。

インターネット上には不妊治療高齢出産に対してネガティブ寄り(というか慎重論というか)の意見が多いように感じるので、たまにはポジティブ寄りな意見があってもいいんじゃないかな。

もちろん、若いうちに子供を作れたら理想ではあるけれど、40過ぎてチャレンジしたって罰が当たるようなものではないのだ。

本筋含め長いエントリだけど、興味のある人は付き合ってくれれば幸い。

ワードとしての伝わりやすからここまでは「体外受精」と書いたが、実際は顕微授精なので以下は「顕微授精」統一で書いていく

=====

■経緯

詳細は後述するが、夫婦(私は40、妻は41)で不妊治療を始め、最初から体外受精、それも顕微受精(精子卵子を別個に採取し、人工的に受精培養させる方法)を選択した。

顕微受精となると、一度の採卵で母体から何個も卵子を取り出す(別途採取した精子受精させ、ちゃんと分裂始まった卵子のみを冷凍ストックする)ので、排卵誘発剤の自宅注射を2日に1度くらいのペースですることになる。

Falloutみたいだ!」「今日もヤク入れるよ!」と二人で笑いながら自宅で注射をしていた。

(Falloutのスティムパックのように、針を腹に刺して薬剤を注入する方式なのだ)

採卵日間近になると、今度は貯まった卵子が出てこないよう、点鼻薬による排卵抑制剤の投与が始まる。

妻は前日22時以降禁食、当日朝は水しか飲めない。

一方私は朝一で精子採取し、医院へ。

妻は座薬(痛み止め)を入れ、施術着に着替え、採卵の待機を…といったところで、私に医院から呼び出しがかかる。

「もう一度精子採取させてくれ」

一抹の不安を感じつつ、再度提出。

しばらくの後、言い渡される「男性不妊」。

どうやら、精液の中に私の精子が一切出ていないらしい。

「少ない」とか「元気がない」なら年齢的に覚悟していたが、掛け値なしゼロとなるとショック度が違う。

医院先生が、ちょっと歯切れの悪い、バツが悪そうな言い方をしていたのが印象に残っている。

ということで、ここまで妻が色々頑張ってくれた経緯は全て無駄となり、その日の採卵は中止となる。

■「絶対妊娠できない」宣告はめちゃ堪える

先生曰く、「ウチではこれが一時的もの先天的もの判断ができない」と。

通っていたところの系列医院なら男性不妊対応できるというので、その日のうちに速攻で仮予約の連絡を入れた。

ただ、その日は土曜日

仮予約の返信が来て、診察日が決まるのが最短で月曜日

この2日間はなんだかすごく長かった気がする。

恥ずかしながら、今まで「自分精子が出ていない」ということを疑う機会・症状などなかったので、かなり頭が混乱した。

今までは、年齢とか仕事とかお互いのストレスとか、子供を作らない(作れない)原因は色々あると思っていたのが、不妊治療を始めて一気に100 : 0になってしまったのだ。

精子が出ないなら出ないでいい。

そもそも高齢だし、もう子供ができる可能性がゼロならば、それはそれで諦めがつくのだ。

ただ、何もかもハッキリしないのがひたすら怖い。

月曜に医院からの返信が来たときは、まだ何も始まっていないのにすごく安心した。

男性不妊の種類を調査

初診で訪れた産科医院は、当たり前だけど女性9割超の空間

学生時代(大学女子9割の学部だった)を思い出し、懐かしいと思うなどする。

先生は後述する「この医院らしい」先生で、現実的なことを淡々と包み隠さず話してくれ、安心感があった。

曰く、無精子症はいくつかあるらしい

1 : 主な一つは精子通り道が何らかの原因(性病や各種炎症の後遺症など)で詰まる機能不妊

2 : 主なもう一つは先天的睾丸機能が弱く、精子作成能力が低い遺伝的な不妊

3 : あとはストレスホルモン異常による一時的精子減少などなど

2~3週かけて何度か採精し、毎度精子ゼロだったため、3の可能性はほぼなくなった。

ということは、可能性は1か2。

併せて行ったエコー診断や採血染色体検査を見て、先生的には「データと診断の限りはどこを見ても健康体で、健康精子がいる可能性が高い」とのこと。

染色体に異常がないので、精子が採れた場合、障がい児が生まれ可能性も下がるらしい(結果を聞いて、思っていたより安心感強かったので、子を望む人は染色体検査やった方がいいと思う。

そして、この「おそらくいるであろう精子」を取り出すには、手術の必要がある。

まり、「睾丸を開いてみないと実際いるかどうか分からない(開いてから取り出す方法を決める)」ということだ。

ちなみに、症状が1なら高確率妊娠可能精子が採れ、2だったら30%とからしい。

人生初の手術が精子の取り出しになる

まさか人生初の手術が「精子を取り出す」になるとは思わなかった。

そして人生初の全身麻酔も同時に達成することになる。

前日は22時以降禁食、当日も朝から厳密な制限を経て、朝早くから通院。

手術台に寝かされ、麻酔科医の先生世間話をしたと思ったら、



次の瞬間に手術が終わっていた。

ビックリするくらいあっけない。

ソ連SF映画不思議惑星キン・ザ・ザ」を思い出した。

(分かる人だけ感覚を分かってほしい

健康精子が採れた

結果からすると、精子はいたし(前述の状態でいう1)、数値を見る限り年齢なりの衰えはあるっぽいが、先生曰く「健康精子いっぱい採れました」とのことなので、顕微受精に支障が出るようなものではないようだった。

精子ストックは「10回分」(「10匹」ではないらしい)。

これを冷凍してストックする(年額で維持費がかかる)。

もし使い切ったら、もう一度同じ手術をすることになる。

(ちなみに、冷凍精子原則として婚姻関係又は事実婚相手しか使えない)

手術はものの1時間で終了。

術前の待機時間と術後の様子見の時間の方が長く感じたくらい。

以降、不妊治療の主役は再度妻にバトンタッチすることになる。

ちなみに、切開したのは1~2cmほど。

いわゆる「金的を蹴られたような痛み」が、その後1週間は続いたことも記しておく。

結構痛くて寝るのに支障があった。

ともあれ精子ちゃんと採れた!

事前に「まあほぼほぼ大丈夫でしょう」と言われていたので、喜びや安堵はそこまで大きいものでもなかったが、「ハードルを1つ越えた」実感があった。

■余談1

術後、なんとなく興味本位で「精子を取り出す」以外の選択肢(例えば元のように精子が精液に混ざって出てくるようになる術とか)があるのか聞いてみた。

先生曰く「かつては詰まった精子の管をバイパスする手術があった」らしい。

ただ、術式的に「精子だけ取り出す」より難易度が高く、ニーズも低いため今は殆ど行われていないとのこと。

まあ、精子が再度出るようになって得するケースは確かに少なそうだと思った。

スペック

改めて我々のスペックは以下の感じ。

不妊治療開始時 : 私40歳, 妻41歳

結婚して数年、都内賃貸在住、一応車は持っている。

不妊治療保険適用は43歳(になる前日)までなのと、私の本厄を目の前にしての治療開始なのが、なかなかヘヴィなところ。

現代で似たような年齢・タイミング高齢出産考える人結構多いんじゃないか

前述のとおり精子は手術で取り出して凍結済。

そこからのざっくり経緯としては、

生理周期に合わせての採卵2回(男性不妊発覚で中止した回は除外)

・着床試行回数1回

妊娠成功、そのまま出産

最終的に採れた卵子が2回合わせて10個くらい(中止した初回を入れれば15くらい?

若い人は1回に20~30個採れる人もいるらしいので、ここはやはり年齢が出るところなのかもしれない。

その10個の中で、受精可能そうな卵子が4つほど。

さらに、受精させてちゃん細胞分裂が始まった卵子が2個。

ちなみに1回目の採卵で採った卵子は全滅(受精させても細胞分裂が始まらなかった。

単純計算妊娠に適した卵子が出る確率が40%、妊娠まで到達した卵子20%。

これを自然妊娠(タイミング法含む)でやろうとしたら更に確率が下がるのは想像に難くないので、この時点で既に、我々の年齢で自然妊娠は相当に難易度が高いというのが分かる。

そもそも、「卵子精子注射針で直接ぶち込む」という超・直接的な手法をもってしても妊娠に至らないケースがあるんだと驚いた(成功率は我々で50%

とはいえ、そんな状況でも通院開始から男性不妊治療を経て、妊娠判定まで半年ちょっとなので、我々は総合的に比較的運がいい方だったんだとは自覚している。

妊娠判定時で妻42歳、私は41歳になる直前。

保険適用期間の治療で、なんとか成功できた。

から考えると、

病院選び

最初から体外受精(顕微授精)一択

先進医療を惜しまない

あたりが妊娠成功率を上げるポイントなんだと思ったので、それぞれの感想とか以下に書いていく。

勿論だけど、顕微受精は採卵時の母体への負荷があるので、母体が許すなら、という条件は付くが、何度も書くけど我々は「それでも顕微授精が最も良い」と感じている。

また、後述するが「思っているよりは」お金はかからない(金額について知りたい人は飛ばしてほしい。

病院選びについて1

なんとなくぼんやり子供欲しいよね」くらいの気持ちで、不妊治療保険適用になったことだし、そろそろ…と思いつつ、不妊治療自体には少し二の足を踏む。

…と、これ自体は我々含めよくあるケースだと思うけれど、やってみて分かる二の足を踏むには事情がある。

そもそも病院をどこにすべきか分からない。

みんな実際ちょっとGoogleマップとかで「不妊治療」で調べてみてほしい。

我々の場合(都内在住)、一番近所の不妊治療クリニックが「魂のこもった~」とかなんかラーメン屋みたいなこと書いてあり、この時点で結構キツい。

それ以外も「不妊治療専門の鍼灸院」というよく分からないトコがあったり、口コミ医師への愚痴が延々書いてあったり、「子供」というある種神聖ものを取り扱うからか、とにかく情報ノイズが多い!しか口コミでみんな専門用語使うから、ふわっと興味で調べてみた勢は口コミ勢の知識マウントでだいぶ気持ちが挫かれる(それだけみんな真剣なんだとは理解するが。

そのうえ、病院ではよくあることだけど、どこも口コミ評価が1か5に完全に二分している。

特に不妊治療ともなれば、子供ができたら高評価になるだろうし、できなかったら低評価になるだろうことそれ自体は分かるが、手探りでこれら情報ノイズを潜り抜けて「ここにしよう」と思える場所を決められる人はそんなにいないんじゃないか

私の場合は、調べ始めた一発目が明らかに相性悪めな「魂のこもった」ラーメン医院だったので、だいぶ「これは大変だ…」と思ったのをよく覚えている。

病院選び2

そんな折、知人女性たまたまXで話してお茶することになり、話の流れで不妊治療話題になった(相手は顕微受精子供を産んでいる。

曰く、

最初にかかった医院は合わなかったので乗り換えた

お金はかかるが絶対に顕微受精がいい

・2つめの医院自分に合っていた

実際に転院をしている人の意見は心強い。

この知人はハッキリとデータで話す人を好むタイプなので、そんな人が「自分に合っている」と感じた医院なら、前述のラーメン医院みたいな要素が薄そうでいいな、と思い、後日妻と相談の上、同じ医院受診

名前は一応隠すが、場所都心オフィス街

なんだかすごいエレガントな門構えの高級感ある医院だった。

少し遠いので、私が毎回車で送迎することにした。

病院選び3

結果から言うと、我々が選択した医院目的への最短経路を選ぶ傾向があって良いと思った。

初診時の説明は、ふんわりとした要約ではあるが、

あなたたち、その年齢で顕微授精以外の選択肢があると思ってるの?」

的なことを、データと共にハッキリキッパリ説明してくれた。

当初、顕微受精大前提とした説明が始まったので、「我々は知識がない、他の方法はどんなのがあるのか?」と割り込んで質問したところで、↑の回答。

一応他の方法も形だけの説明はしてくれたが、提示されたデータからは、現実的に「顕微受精(保険適用)+随時先進医療」以外の選択肢がなさそうなのは明らかだった(結果として、それが一番二人のストレスが少なく、かつ費用的に安くなりそうだとも。

成功率の高い妊娠を最速且つ確実にさせる」「その際、女性キャリアを極力邪魔しない」ことを是としたような医院で、さすが都心オフィス街ど真ん中にある医院だと思う。

加えて、医院の「ウチは高いですよ」オーラによるのか、客層がいい(こういう書き方をすると角が立つとは承知しているが。

客側に理解力があるので、ギスギスもしていないし、医師相手咀嚼できることを前提にハッキリ説明してくれる。

年齢による態度の変化もないし、100%の確約もしないし、変な励ましも空約束もしない(確率の低いことは隠さず低いと言ってくれる。

あと、待ち時間が少なかった(これ重要

予約した時間に行ったら、30分以内には何がしかアクション(診察・採血等)が起こる。

「これが民度の高い医院…」等と思わずはいられない。

私見にはなるが、この医院は「魂」とか「寄り添う」とかやらなかった。

目の前の患者に対して「結果」への最短距離データ準拠提示する。

人によっては冷淡に映るかもしれないが、我々にとっては初診の時点で「もうここしかないな」と思わせるには十分な明快さだった。

結果として、初診時に顕微受精以外の選択肢を閉じてくれたことで、男性不妊の発覚も早かったとも言える。

体外受精費用について

ざっくりと妊娠成立までにかかった費用(窓口で支払った費用のみ、交通費など諸経費は入れない)については、

男性不妊治療 : 合計10万円ちょっと(実は男性不妊手術も保険適用)

顕微受精(採卵3回、着床1回) : 50万円くらい

これだけ見ると高いと感じるかもしれないが、ちょっと待って欲しい。

これはあくま国保・社保のみ適用した場合金額(自己負担3割+自費治療 + 先進医療)で、実際は様々な要因でここからお金が返ってくる。

まず、上記の内、妻の先進医療分約10万円が、東京都助成金で7割補填される(上限額あり。

また、我々のケースでは使えなかったが、東京都助成の上限額を超えた場合は、市区町村助成金が出るケースもある。

さらに、民間医療保険不妊治療(正確には先進医療+日帰り手術)をカバーしているものがあり、それを適用することで妻は30万円くらい保険金が入ったようだ。

よって、最終的な妻の負担分は10~15万円程度。

私の最終的な負担額は5~6万円程度(民間医療保険国保の上限制度で多少補填された。

「最新の医療を駆使して子供一人作るのに15万円」

男性不妊治療込みで20万円」

こう考えると、まあまあお金持ちでなくても払えなくはない額に収まっていると思う。

ただ、重ねて書くが、これは我々が比較的運がいい方だったからの金額だ。

もし受精卵のストックが切れるまで着床を試してダメだったら、また採卵→受精→着床のサイクルが始まり上記女性側の金額が単純に倍になる。

予期せぬトラブル流産が起きないとも限らないし、民間医療保険審査が通らないことだってあるだろう。

治療中の気持ちとしては、最終的に自己負担分50~100万円くらいまでは使う覚悟をしていたし、実際そのくらいの覚悟で臨むのが適正だと思う。

(続き→ https://anond.hatelabo.jp/20241017030144 )

先進医療医療保険ガンガン使った方がいい

少なくとも東京都

2024-09-24

anond:20240924223136

これはけっこう微妙な話で、色覚に優れた女性というのが、X染色体の色覚に関する遺伝子が不完全優性で、微妙に波長特性の違う視神経を構成することに由来する可能性があって、

この場合は「色覚に優れた女性」に相当するような色覚を持った男性存在しない可能性がある

2024-09-11

anond:20230913203459

チョンとジャップメスヒトモドキは猿にすら劣る害虫なのよ

梅毒を撒き散らすか子殺しするしか能のない染色体が一個多いゴキブリ

それがマンコの存在証明

日本の面汚しw

2024-09-10

anond:20240910025803

うそんなテキトーなことぬかすなあ。

出産前、ことに中絶可能週齢の検査でわかるのは染色体異常だよ。発達障害胎児期に分かるわけないだろ。

染色体異常だって障害イコールじゃないんだけどな。

でもそんな知識はどうでもいいんだ。俺だって専門家でも何でもなくコウノドリ知識だし。

おまえは人んちの子自閉症だと聞いて「本来ならおろすべきだった」って言ってるんだよ。

綺麗事とかじゃなくてさあ、社会人としてねーよ。「うちの子障害があって大変なんだ」「へえ、堕胎すればよかったのにね」なんて会話する大人はいないんだよ。

どんな人生送ってんの?

なんで2人目を?

1人目の時点で、手いっぱいのはずだっただろ?

追記

他のトラバで回答あった。

の子自閉症知的障害と診断される前に2人目を妊娠してたということね。

普通は避けようがないな。

テーマ変わるけど、裕福な家庭以外は、出生前診断した方がいいな。

2024-09-07

anond:20240907105528

ガチャは「排出される染色体プール(=ピックアップ対象)を決める」段階

実際に遺伝子が確定するのはその次に引く「染色体ガチャ

anond:20240907101753

親が決まれ遺伝子自動的に一意に決まるわけじゃなくて、

染色体について対のどっちが選ばれるのか

そのときに組み換えは起きたか

もう片方の親の方の染色体ガチャで選ばれた組み合わせはどうだったか

で子に発現する形質は変わってくるじゃん

染色体ガチャの方が直接的に形質に影響が出る

 

ガチャの後に染色体ガチャ23×2=46回あって、そこに毎回組み換え判定もあって、しか染色体ガチャと親ガチャの「組み合わせ」でもさらに結果が変わるわけだから

ガチャでどの親を引いたか」だけでは決まらないわけよ

ガチャは「どのピックアップガチャを引くか」をサイコロで決めるようなもので、本当のガチャ染色体ガチャ

2024-09-03

anond:20240902174941

?????」って思って開いたら染色体の話じゃなくてすっげえつまんねえ今更な「お気持ち」のタワ言だった。

2024-09-02

牛角の割引

心が女性場合は割引になるんかな

性同一性障害場合は?

先天的に性染色体異常の場合は?

その辺はっきりさせてもらいたいね

まんこチェックするならそれでいいけどちゃんとチェックしろ

わかったね牛角

2024-08-28

anond:20240828131336

増田くん生物とか論理と集合とか苦手だった感じ?

ハッタショ遺伝子が優性遺伝ならハッタショ親の子がハッタショになるとは限らないよ

 

優性遺伝なら、ハッタショ遺伝子をH、定型遺伝子をTとしたとき

Hが優性であればハッタショ母の遺伝子がHHである場合もHTである場合もあり、子にTが受け継がれる可能性もあるからして、

ハッタショ母からまれる子がハッタショであるとは限らない

 

ハッタショ母からまれ男子が必ずハッタショになるのは、ハッタショ遺伝子が劣性で、かつその対立遺伝子がX染色体上にあるケース

この場合、ハッタショ遺伝子は劣性であるためハッタショ母は必ずHHとなり、男親からT遺伝子を受け継ぐことがないため、

ハッタショ母からまれ男子は必ずHのみを持ち、ハッタショとなる

緑色覚異常や血友病がこのケース

2024-08-18

フィジカル競技テストステロン階級つくったらいい

トランス女性スポーツ無双!みたいなニュースを見るたびに、テストステロン階級分けすればいいじゃんって思う。

柔道ボクシング体重階級分けされているのは、体重を同じくらいにすればフェアな戦いになるとされているからだし、それくらい体重重要ファクターであることを意味してるよね。

同じように生物学的な男女、あるいは性染色体に由来するファクター競技に大きな影響を及ぼしているのであれば、そのファクター階級分けをするという発想は自然でしょ。

男女の枠を取っ払って、直近何年のテストステロン平均値とかで階級分けすればフェアになるんじゃない?まあ標本にすべきホルモンアンドロゲンなのか甲状腺ホルモンなのかよくわかんねえけどさ。そうしたらトランス女性だろうが何だろうが全員平等スポーツできてハッピーじゃん。


で、同じことを大学入試かにも思ってるんだけど、これ言うと絶対差別だって言われるの分かってるから匿名で書く。

日本の(というか海外もそうなのかもしれんけど)入試って長時間の集中と反復がモノをいう世界で、これって明らかに一部のASDADHDと相性がいい。で、ASDADHD男性のほうが多い。そうなると、仮に社会的性差別構造が全部なくなったとしても入試における高得点層の男女比は1:1にたぶんならないのよ。アファーマティブアクション女生徒優遇する大学もあるみたいで、現状別にいいとは思うんだけど、「バスケ選手身長を均質化する」みたいないびつな動きになっていくのも容易に想像がつくよね。

そうなると真に平等入試って、(これも標本として適するファクターならなんでもいいが)ASDADHDの度合いで階級分けすることになるんだけど、これって絶対に許されないじゃん。議論することすら許されないでしょ。男子生徒の上位層がとびぬけてテストの点数がいいといえば「統計的差別」と言われ、それがY染色体由来の”病気”だといえばそれも叩かれる。この問題って今後どうすんの?


もっと分かりやすい例でいうと将棋界がそうじゃん。フィジカル世界じゃないのに、男性プロ棋士女流プロ棋士の実力は明らかに違う。女性のほうが頭が悪いから?そんなわけない。正しくは「将棋というスポーツに有利に働く生得特性があり、それを持っているのは男性に多いから上位コンマパーセント抽出すると男性ばかりになってしまうのだが、これを言うと絶対にしばかれるので誰も言えない」が正解だ。遺伝子解析発達障害の度合いが測定できるようになり、男女平等が完全に実現した社会では、真に平等将棋リーグが実現可能になる。でも絶対に実現しない。

2024-08-14

anond:20240813142257

スポーツ自体が骨格などで人を差別する考え方というのはそう。

でもそのことと人種性別は必ずしも結びつくわけではない。アジア人からみんな身長が低いわけでもないし、そもそもオリンピックに出場してる時点で、身体能力のかなり上位に位置している。そもそも女性ボコるXY染色体」はデマだしね。ああ、デマ以前に、染色体が人をボコれるわけないか。中期の染色体は1マイクロメートルから10マイクロメートルの大きさで、かりに1000立方マイクロメートルとする。ヒトの体積を70Lとすると、その差は実に70兆倍となる。どうやって人をボコれるのだろうか?

2024-08-10

女性の色覚の繊細さを実感した出来事

幼稚園の頃、マーブリングという水面に絵の具を垂らしてできた模様を紙に転写する遊びをやったんだけど、女の子はみんなピンクオレンジ、水色などのパステルカラーや混色を選んでいたのに対して、男の子は赤や黒、青みたいなザ・原色を選んでいたのを思い出した。

「いやいや、黒なんて選んだらマーブル模様が汚くなるでしょ」と思ったし、どうして男の子は汚い色を平気で選ぶのか理解できなかったけど、今思うと色彩感覚の違いだよなぁと思う。

女性は幼少期から色覚が発達してるからパステルカラーや混色を好むし、男性は色の識別能力が劣っているから赤青黒みたいな分かりやすくて強い色を好む。

色覚異常割合も男女で大きく違うようだし、X染色体が2本あることは色覚において重要なんだなぁと思う。

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