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はてなキーワード: アンドロゲンとは

2024-11-21

生物学的/生得的/身体的」な「男性/女性

生物学医学専門家でも「肉体の客観的属性だけで性別を一意に断定する」ことはできないのだが、

断定できる前提でそうした言葉を使うのは乱暴では?と感じている。

・外性器

精巣・卵巣の有無と外性器の形が一致しないケースがある(仮性半陰陽など)。

遺伝子

XY型を持つが膣を持ち胸が膨らむケースもある(アンドロゲン不応症など)。

このような場合自分性別に疑問を持たないまま一生を終えるケースもあるという。

ホルモン

薬物などを一切使わずともテストステロンの値が外れ値になる人がいる。

・精巣・卵巣の有無

真性半陰陽のように、精巣と卵巣どちらも持っている人も存在する。

生殖機能

様々な要因で機能しなかったり失われたりするので、判断材料に適さない。

これらのようなケースでは、どんな性として生きるのかは、さまざまな要素を総合した上で、家族や本人の意向を踏まえて個別判断するようだ。

「肉体の客観的属性だけで性別を一意に断定する」のは乱暴で、肉体的にその属性を持たないシスジェンダー無視してしまう。

また、上記のようなことを考慮しないまま、揶揄中傷意味で「生物学的」「生得的」「身体的」と使っている人も多いように見える。

ので、妥当共存ラインを探りたいだけなのであれば、あまり使わない方がいいと考えている。


13:09

書こうと思ったけどやめた件について言及ついてたので早めに追記しておく。

量的な話:

1%しかいないケースには個別対応したり診断書を求めたりすればいい、同意です。だってトランスジェンダー1%しかいないので。

トランスジェンダーに関しては例外処理なく肉体属性で一律排除せよ、医師診断書があっても戸籍や手術が自分定義と一致しなければ移行先の性別とは認めない、と言う人もいるんですよ。

大事なのはその人がどういう状態かつ何を目的に何を求めてて、それにどう対応するかの、いわゆる合理的配慮と考えています(そのラインをどこに引くはもちろんケースバイケース)

2024-10-03

anond:20241003173441

怒ってないけど、そもそもそれ抗アンドロゲン薬は排尿障害改善するための薬だよ?

仮にそれで健康被害出ても誰も責任取ってくれないし

男性が嫌いで苦しんでほしい~って意図が透けて見えるから叩かれてるんでしょ

2024-08-18

フィジカル競技テストステロン階級つくったらいい

トランス女性スポーツ無双!みたいなニュースを見るたびに、テストステロン階級分けすればいいじゃんって思う。

柔道ボクシング体重階級分けされているのは、体重を同じくらいにすればフェアな戦いになるとされているからだし、それくらい体重重要ファクターであることを意味してるよね。

同じように生物学的な男女、あるいは性染色体に由来するファクター競技に大きな影響を及ぼしているのであれば、そのファクター階級分けをするという発想は自然でしょ。

男女の枠を取っ払って、直近何年のテストステロン平均値とかで階級分けすればフェアになるんじゃない?まあ標本にすべきホルモンアンドロゲンなのか甲状腺ホルモンなのかよくわかんねえけどさ。そうしたらトランス女性だろうが何だろうが全員平等スポーツできてハッピーじゃん。


で、同じことを大学入試かにも思ってるんだけど、これ言うと絶対差別だって言われるの分かってるから匿名で書く。

日本の(というか海外もそうなのかもしれんけど)入試って長時間の集中と反復がモノをいう世界で、これって明らかに一部のASDADHDと相性がいい。で、ASDADHD男性のほうが多い。そうなると、仮に社会的性差別構造が全部なくなったとしても入試における高得点層の男女比は1:1にたぶんならないのよ。アファーマティブアクション女生徒優遇する大学もあるみたいで、現状別にいいとは思うんだけど、「バスケ選手身長を均質化する」みたいないびつな動きになっていくのも容易に想像がつくよね。

そうなると真に平等入試って、(これも標本として適するファクターならなんでもいいが)ASDADHDの度合いで階級分けすることになるんだけど、これって絶対に許されないじゃん。議論することすら許されないでしょ。男子生徒の上位層がとびぬけてテストの点数がいいといえば「統計的差別」と言われ、それがY染色体由来の”病気”だといえばそれも叩かれる。この問題って今後どうすんの?


もっと分かりやすい例でいうと将棋界がそうじゃん。フィジカル世界じゃないのに、男性プロ棋士女流プロ棋士の実力は明らかに違う。女性のほうが頭が悪いから?そんなわけない。正しくは「将棋というスポーツに有利に働く生得特性があり、それを持っているのは男性に多いから上位コンマパーセント抽出すると男性ばかりになってしまうのだが、これを言うと絶対にしばかれるので誰も言えない」が正解だ。遺伝子解析発達障害の度合いが測定できるようになり、男女平等が完全に実現した社会では、真に平等将棋リーグが実現可能になる。でも絶対に実現しない。

2024-08-04

XY染色体ボクサー問題の詳しい背景

今のところ一番科学的背景もしっかり書かれていて参考になる記事

全体的にみると、IOCがクソという結論しかならんな…

https://quillette.com/2024/08/03/xy-athletes-in-womens-olympic-boxing-paris-2024-controversy-explained-khelif-yu-ting/

なぜ彼女たちの女子カテゴリーへの出場資格問題になっているのか?

国際ボクシング協会IBA)は7月31日声明を発表し、「認められた」テストにより、ケリフと林が女子競技資格基準を満たしていないことが証明されたと説明した。IBAによれば、これはテストステロン検査ではなく、遺伝子検査のことだという。

2023年3月24日IBAは林玉婷選手とイマーヌ・ケリフ選手IBA女子世界ボクシング選手ニューデリー2023から失格とした。この失格処分は、IBA規則に定められた女子大会への参加資格を満たしていなかったことによるものである。綿密な審査の結果下されたこの決定は、競技の公正さと最大限の完全性を維持するために極めて重要かつ必要ものであった。

注目すべき点は、選手たちはテストステロン検査を受けたわけではなく、別途認められた検査を受けたこである。この検査は、両選手必要資格基準を満たしておらず、他の女子競技者よりも競技上の優位性があることを決定的に示すものであった。

2023年3月24日IBAが下した決定は、その後2023年3月25日IBA理事会によって批准された。この決定の公式記録は、IBAウェブサイトからアクセスできる。

失格処分は、両選手に対して行われた以下の2つの検査に基づいている:

林玉婷はIBAの決定をスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴しなかった。イマネ・ケリフは当初CASに上訴していたが、途中で上訴を取り下げたため、IBAの決定には法的拘束力がある。

IBA関係者は別途、両選手がXY染色体を持ち、テストステロン("高T")レベルが高いことを付け加えている。

「高T」とは、女性カテゴリーに属するアスリートについて語るときに、女性範囲を逸脱したテストステロン値を表現する方法ひとつである。すぐ下の図1からわかるように、男性女性のTレベルは13歳くらいで分岐します。下の図1と図2の両方から思春期初期以降は男性女性のTレベルに重なりがないことが明らかであるドーピング男性であることは、成人アスリートが "高T "である可能性のある2つの方法である

5-ARDおよびPAISのアスリートは、XY染色体補体を持っており、精巣があり、精巣は正常な女性範囲外のテストステロンを産生し、アンドロゲン受容体はその「高T」を読み取り、処理する。その後、彼らの循環Tレベルは、通常のパフォーマンス向上効果を持ち続けます

言い換えれば、5-ARDアスリートトランス女性および性的標準的男性女性比較した以下の図3に示すように、男性標準からの変化(外性器の未発達など)は競技パフォーマンスには無関係である彼女たちが女性競技に参加するときは、男性の優位性を発揮する。

ケリフと林はDSD女子カテゴリーに不適格なのか?

この質問に対する答えは、現在3つのバージョンがある。

ひとつは、IOC信頼性に欠けると主張するIBAのもので、ケリフとリンにはDSDがあり、不適格であるというものだ。つまりIBAまたはその代表者は、彼らが男性優位の遺伝男性であると言っている。後者一般的に、彼らのTが生物学的に利用可能であることを意味し、アンドロゲン不感症ではないことを意味する。

もうひとつは、ソーシャルメディアや一部の報道トレンドになっている、ケリフとリンはXX染色体、卵巣、すべてにおいて完全に女性であるという、根拠もないコメントである選手たちの表現型が男性であるという点は認めるが、多くの女性(彼らはトランス女性を含むと広義に読む傾向がある)が男性的な表現型を持っており、これはその前提を受け入れるだけの問題だと言う人もいる。

3つ目は、IOCの高度に暗号化された声明を注意深く解析すると、IOC現在立場であるように思われる。ケリフとリンには男性優位のXY DSDがあるかもしれないが、彼らは生まれとき女性として識別され、現在もそのように識別され続けているため、女性なのだ

IOCはここ数日、ケリフとリンへの攻撃を嘆くことに多くの時間を費やしている。本当にひどいことだ。しかし、この不安定な状況は、ほとんどIOC自身が作り出したものだ。スポーツにおけるセックスジェンダーとの複雑な関係を考えれば、予想されたことではあるが、どうしようもなく複雑なメッセージを送っている。

IOC6月大会における選手表現性別に基づく表現使用することを禁止し、女性であることを自認する性別多様性XYアスリートの扱いを明確にするよう求める言語ガイドを発表した。

この言語ガイドは、2021年IOCがとった、性別が多様なXYアスリートは、男性であるという理由だけで、アリーナ男性優位とみなされるべきではなく、男性のTレベルは、最高の男性と最高の女性の間のパフォーマンスギャップの主な原動力として、科学的によく理解されている役割にもかかわらず、失格とされるべきではないという立場から導かれたものである

このアイデアは、キャスター・セメンヤやリア・トーマスのようなXYのアスリートに関する論争を、関連する生物学と、それについて話すために私たちが使う言葉を消すことによって、女性カテゴリーから消し去ることだった。

もちろん、IBAがケリフとリン女性カテゴリーに入れたことをIOCに指摘した時点で、IOCはこのまま逃げ切るつもりはなかった。しかし、IOCは事前に自らの手を縛っていたのである。そのため、IOC広報担当者の口から語られたことの多くは、「内部事情」と「手品」の組み合わせであると私は思う。

それでも、『Inside the Games』のアレックス・オラー氏による8月2日付の優れた記事は、この質問に対する2つのXY DSDバージョンの答えのうち、どちらかを選んでいる知識豊富記者たちが間違っていない可能性が高いことを物語っている。Oller氏のレポート全文(およびInside the Games全般)を読むことをお勧めするが、要約すると次のようになる:

形式的には、IOCはケリフとリンパスポート記載されている性別採用している。これはIOC現在性別テストと考えることができ、法的な性別性別および/または女性カテゴリー資格代理として使用している。

IOCはまた、ケリフとリンパスポート記載されているもの性別と一致していないことを示すものは何も見ていないと述べている。もちろん、IBA声明はそうではないと述べているが、IOCは、IBA声明が「恣意的」な手続きによって得られたものであるため、IBA声明は信用できないとしている。

同時にIOCは、木曜日にケリフが初優勝した後、自らのウェブサイトから、少なくともケリフは-林もそうでないにせよ-T値が高いという表記を削除したことを認めている。その説明のために、T値は関係ない、女性でもT値が高い選手はたくさんいる、と一部で述べている。

T値が高い女性アスリート(多嚢胞性卵巣を持つアスリートを含む)は、T値が女性範囲外でもなく、男性範囲内でもなく、女性範囲の上部にある。彼らの性別は疑わしいものではない。上で説明したように、女性カテゴリー競技しようとするアスリートの「高T」は、国際的スポーツでは、外因性アンドロゲンによるドーピングか、生物学的に利用可能内因性アンドロゲンによる男性であることを意味する。ケリフもリンドーピングをしているという事実はない。

余談だが、多くの連盟IOCが長年にわたってTを性差代用として使ってきたのは、それが優れたものからである。法的な性別よりも生物学的な性別を求めるのであれば、パスポートよりも正確であることは間違いない。

IOCはまた、実用的かつ無差別的に正しく判定する方法がないこと、そして科学的にケリフと林が女性であるというコンセンサスが得られていることから性別判定を断念したと述べている。

ここでのIOC発言整合させることは、内部の人間であっても不可能である専門家選手ファイルを見させたのか、そうでないのか。もしそうでなければ、科学的なコンセンサスを得ることはできない。

オリンピックムーブメント政治は、少なくとも2つの点で、この物語に大きな影響を与えている。

その第一は、IOCIBAの戦いである。IBAは偶然にも、ドーピングウクライナ戦争に対するIOC姿勢に敵意を抱いている。

もうひとつは、IOCトランス権利擁護派と協調し、性差に基づく女性カテゴリー擁護する人々に反対するという政策選択したことだ。ここでIOCIBAだけでなく、世界陸上や世界水泳といったオリンピックムーブメントで最も重要連盟とも対立している。IOCとは異なり、これらの連盟は、女性アスリートのための公正さと女性カテゴリーの維持を優先することを決定している。

女子陸上競技問題において、IOC指導者としての義務放棄している。

遺伝男性遺伝女性凌駕することに関して、明白な証拠を皆に待たせるのは間違っている。

2024-08-03

性分化疾患DSD)の患者男性女性に分類される理由

anond:20240802214227

この文章基本的には正しいけど、ちょっと物足りない部分もあるから詳しく解説してみるね。

染色体による分類

染色体は確かに性別決定に重要だけど、これだけで全てを説明するのは難しい。通常、XY染色体を持ってると男性、XX染色体を持ってると女性とされるけど、性分化疾患DSD)ではこれが混乱を招くことがある。例えば、

ターナー症候群(45,X):この症候群を持つ女性は、通常女性として分類されるけど、性腺(卵巣)が欠如している場合が多い。
クラインフェルター症候群(47,XXY):この症候群の人は通常男性として分類されるけど、性腺の発達やホルモンの分泌が異常なことがある。
アンドロゲン不応症候群AIS):XY染色体を持っているけど、外見は女性。これは、アンドロゲンに対する反応がないためで、染色体だけでは説明がつかない。

染色体だけで「男性」か「女性」かを決めるのは、時に単純すぎるんだよね。

性腺による分類

性腺(卵巣や精巣)は性別決定に影響を与えるけど、これも全てを語るわけじゃない。性腺が発達していない場合や、両方の特徴を持つ場合もある。例えば、

両性腺症(オルガン・アンドロジェニタル症候群など):性腺が卵巣と精巣の両方の特徴を持っている場合、どちらか一方に分類するのが難しい。

ホルモンによる影響

ホルモンエストロゲンアンドロゲン)は性別の特徴に大きな影響を与える。ホルモンバランスが異常な場合でも、ホルモン療法で「男性」または「女性」と分類することがあるけど、これも完璧じゃない。ホルモンの影響で外見や体の特徴が変わることはあるけど、それが医学的な分類にどう影響するかはケースバイケース。

性器の発達

性器形態性別の分類に関わる。例えば、外性器典型的な「男性型」や「女性型」でない場合でも、医学的な判断で分類が行われる。でも、外性器の形だけで全てを決めるわけではない。内分泌的な要因や遺伝的要因が複雑に絡み合うから

法的および社会的認識

法的には「男性」または「女性」として認識されるけど、これが医学的な現実完全に一致するわけではない。出生証明書身分証明書記載された性別は、社会的認識法律問題であって、必ずしも生物学的な状態を反映しているわけじゃない。

まとめ

この文章は、性分化疾患DSD)に関する医学的な分類の基本を説明しているけど、実際にはもっと複雑な事情が絡んでるんだよね。性染色体、性腺、ホルモン、外性器など、いくつもの要素が絡み合っているから、単純に「男性」か「女性」かを決めるのは難しい場合が多いんだ。

2024-08-02

anond:20240802212957

性分化疾患DSD)の患者男性女性のいずれかに分類される理由医学的根拠に基づいて説明します。

染色体による分類

性分化疾患を持つ患者でも、性染色体構成基本的男性(XY)または女性(XX)のいずれかです。性染色体は、個体性別を決定する重要な要素です。例えば、以下のようなケースがあります

ターナー症候群(45,X): 典型的には女性として分類されます

クラインフェルター症候群(47,XXY): 典型的には男性として分類されます

アンドロゲン不応症候群AIS): 完全型AIS場合、XY染色体を持つが、外見は女性となります

性腺による分類

性腺(卵巣または精巣)の存在性別の分類において重要です。性腺の発達が不完全な場合でも、医学的にはどちらか一方に分類されます

卵巣: 女性の性腺。

精巣: 男性の性腺。

ホルモンによる影響

ホルモンエストロゲンアンドロゲン)の分泌と作用は、性別の特徴を決定する重要な要素です。性分化疾患によりホルモンバランスが異常である場合でも、医学的にはホルモン療法などで男性または女性に分類されます

性器の発達

性器形態性別の分類に影響を与えます。外性器形態典型的男性型または女性型でない場合でも、医学的な判断に基づいて分類が行われます

法的および社会的認識

性分化疾患を持つ患者も、法的には男性または女性として認識されます。これには、出生証明書身分証明書性別記載が含まれます

以上の理由から性分化疾患患者医学的には男性女性のいずれかに分類されます。これにより、適切な治療サポート提供されることが可能となります

anond:20240802205424

性分化疾患の人も染色体はXYかXXの二種類しかない」というのは間違いです。

性分化疾患(Disorders of Sex Development: DSD)のある人々には、染色体がXXまたはXYの典型的な組み合わせ以外の例も存在します。

以下に詳しく説明します。

性分化疾患とは?

性分化疾患DSD)は、性染色体、性腺、または解剖学的な性が典型的パターンから逸脱する状態を指します。

DSDには多様な状態が含まれ染色体ホルモン性器の発達に関わるものがあります

典型的染色体パターン

XX:通常、女性として発達する。

XY:通常、男性として発達する。

性分化疾患における染色体の例

クラインフェルター症候群 (XXY)

通常、1つ以上の余分なX染色体を持つ男性

特徴には、低いテストステロン値、乳腺発達、学習障害が含まれることがあります

ターナー症候群 (45, X)

通常、女性であり、1本のX染色体のみまたは部分的に欠失したX染色体を持つ。

特徴には、低身長心臓の異常、無月経が含まれることがあります

スワイヤー症候群 (XY)

XYの染色体を持つが、女性として発達する。

女性の外見を持ち、月経が起こらないことが多い。

アンドロゲン不応症候群 (AIS, XY)

XYの染色体を持ち、男性ホルモンアンドロゲン)に対する反応が欠如している。

外見は女性であるが、内部には未発達の男性生殖器官が存在することがある。

その他のモザイクおよび異数体

45,X/46,XY モザイク:一部の細胞が45,Xで、他の細胞が46,XYである

46,XX/46,XY モザイク:一部の細胞が46,XXで、他の細胞が46,XYである

これらのモザイク状態個体は、外部性器の発達や内部生殖器構造が異なることがあります

まとめ

性分化疾患を持つ人々の染色体は、典型的なXXまたはXYのパターンから逸脱することがあります

染色体異常には、XXY、X、モザイク(例: 45,X/46,XY)などがあります

性分化疾患は多様であり、個々の状態に応じた理解必要です。

はてブ自分では人権尊重してるつもりの差別主義集団

オリンピックボクシング性別騒動記事へのはてブコメントが酷い。酷すぎる。

「君らふだん人権とか差別反対とか言ってたの、どこに消えてしまったん?」と言いたくなるくらい、

無自覚差別無自覚な悪意、無自覚排除論理のオンパレード

彼女は〇〇とは違う!差別するな!」って、それ〇〇なら差別排除に値するっていうことだからね?こんなブコメがいーっぱいついて、いくつかはスター集めて上位ブコメになってる。

酷すぎる。醜すぎる。

 

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/the-ans.jp/paris-olympic/445555/

より抜粋

・この件は女性として出生して性自認女性、調べたら実はXY染色体を持っていた特殊ケースなのでトランス女性競技参加問題とは異なる

トランスジェンダーじゃないんじゃん。騙されそうになった。

性分化疾患疑いのために性別適格性検査で失格しただけで、トランスジェンダーの人では無いみたいね

"トランスジェンダーの人"でなくて一安心だね。よかったね!

 

トランスジェンダーではなく先天的ものらしい。こういう場合ってどうすればいいのかね

トランスジェンダーだったら頭を悩ませず切って捨てればよかったけど、今回はトランスジェンダーなんかじゃないから悩むよね~、ワカルー

 

身体の作りが違い過ぎると思った。トランスジェンダーではないことだけは把握したけど

・本人は違うこと分かってるのに、勝って面白いかなと思う

自分は周りの"普通女性"とは違う少数異常だということを自覚して、「わきまえ」ないとね!という主張

 

・「ケリフは2021年東京五輪ライト級で出場し、準々決勝まで進出していた」東京での準々決勝でケリフに勝った女子選手を讃えよう!

憎っき「偽物女」ケリフを倒した、強い「真の女性」を讃えよう!だって。これ自分がどんな酷いこと書いてるか自覚できてないだろうな…

 

パラリンピックみたいに、特別な人専用の枠は作らないのかな?

性的少数者障害者のように別枠を作って、通常の大会から排除したいんだね。

パラリンピックは通常大会では活躍できない障碍者活躍の場を広げるため(障碍者自身のため)のもので、障碍者が望んで実力があれば通常大会にも出られるんだよ。

あなたが望む特別枠って「性的少数者から性的多数者を守るため」に隔離して排除しようという趣旨で、当事者に対する差別排除隔離枠だからパラリンピックとはまったく逆の別物だけどね!

 

彼女男性のような骨格なので部分型アンドロゲン不応症候群ではないかな。そっちは男性カテゴライズしないと女性がかわいそう

女性として生まれ女性として生きてきたのに、いきなり男性カテゴライズされる彼女個人に対しては「かわいそう」と思わず(おそらく自殺を考えるほどの排除感、衝撃だろう)彼女の周りの多数女性嫌悪感不快感不公平感を「かわいそう」と感じて排除を主張する。

個人の重大な人権侵害よりも、多数の納得・不快感排除を優先する、典型的差別者の論理

  

プロ競技国際大会は男女別を止めて実質的男女別のテストステロン等の階級別にすべきでしょ。

・ 男がちんちんで有利になってるわけじゃなくてテストステロンで有利になってるんだから、そこらへんを基準にするのが妥当に思われる。

ホルモンの分泌なんて個人差が大きくて、見た目女性遺伝子型が女性型であっても男性平均以上にテストステロン値が高い女性もいるけど、彼女女性競技から排除するの?

逆に見た目男性遺伝子型が男性であっても、テストステロン値が女性平均並みに低いん男性もいるけど、彼は女性競技への参加を認めるの?

こういう少数者への視点が全く欠けた乱暴な線引きをしたがるの、「自分平等主義者だと思い込んでる差別主義者」にあるある

 

・ 出生時の性も自認も女性である人物トランスジェンダーだとフェイクを流して騒ぐ連中のグロテスクさよ。君らが本当に攻撃したいのはいったい誰なのか。

少なくともあなたが「トランスジェンダーではない女性攻撃してはいけないけど、トランスジェンダーなら攻撃してよい」と考えていることはそのコメントからよくわかるよ。

あなたコメントを裏返したらそういうことだもんね。(これに48スター…)

 

 

 

これを「トランスジェンダー→黒人」に置き換えてみると、どれだけ醜悪なことを言ってるかよくわかる。

かつて黒人プールに入るのを排除されてた水泳競技黒人プールに入ると白人が出ていったという時代があった)で、

白人しかいないはずのプールに肌の黒い黒人がいる!? いや、黒人のように見えるが実は肌が黒いだけの白人だった」という事例で、

 

・ 出生時の人種も自認も白人である人物黒人だとフェイクを流して騒ぐ連中のグロテスクさよ。君らが本当に攻撃したいのはいったい誰なのか。

・この件は白人として出生して人種自認も白人、調べたら実は黒人並みのメラニン色素細胞とちぢれ頭髪細胞持っていた特殊ケースなので黒人競技参加問題とは異なる

黒人じゃないんじゃん。騙されそうになった。

メラニン色素量検査のために人種判別検査で失格しただけで、黒人の人では無いみたいね

黒人ではなく先天的ものらしい。こういう場合ってどうすればいいのかね

身体の作りが違い過ぎると思った。黒人ではないことだけは把握したけど

 

こんなコメント書いてんだよ君ら。

はてブでは、トランスジェンダーはかつての黒人並みに「差別していい存在」だと潜在意識に沁みついてる連中が大勢いるってことがよくわかる。

 

とかくはてブは、自分に実害や不快がない差別話題に対しては怒りを露わにし「差別よくない!少数弱者人権を守れ!社会弱者を受け入れる労力・苦労を甘受しろ!」と綺麗事を叫んで差別者を糾弾攻撃したがるのに、

自分に実害や不快が発生する少数弱者(多数女性に対してのトランス女性)に対しては、少数弱者を受け入れる労力・苦労を断固拒否して、平気で「私たち安心のためあいつは私たちだけの場から追い出して!これ差別でなく区別から区別して!」と排除したがるんだよね…その「差別でなく区別」て、何十年も前に黒人公民権運動詭弁として否定されてる典型的な「差別者の論理」なんだが…

黒人は生まれつき肉体能力が優れてて素晴らしいよね!でもそれだと白人黄色人がスポーツ活躍できないから、白人黄色人を守るため区別しないとね!」これ許されると思うの?

2024-04-11

脳に性差はある

男性女性の脳の差異存在する。

主な原因は、性ホルモンが脳の発達に大きく影響しているため。

成人男性と成人女性の群を比較対照すると、体積に差がある部位が多数見つかっている。

具体的には前頭前野および上頭頂皮質では女性が大きく、腹側後頭側頭領域および皮質下分布領域では男性が大きい。

ソース米国立衛生研究所NIH)で神経ゲノミクス発達部門チーフを務めるアーミン・ラズナハンの論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32690678/

さらに言えば、脳の発達には社会的環境も大きく影響しており、男女不平等が大きい国ほど脳の特定部位の体積の差異もまた大きい。

https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2023-05-10-1

18~40歳までの健康男性3,798人と女性4,078人のMRIの脳の構造データを用いて、脳の皮質の厚さや表面積と性別間の不平等指標関係を調べ、右半球の皮質厚の男女差は性別間の不平等と関連が認められました。領域ごとの解析では、特に右前部帯状回で同じ関連を認めました。これは社会的文化的な要因が脳の発達に影響すること、ひいては性別間の不平等改善する政策平等で公正な社会を実現するために求められることを示唆しています

なお、胎児期のアンドロゲンの分泌異常により、生まれ持った外性器とは異なる性自認を持つようになるようだ。

性別違和は脳神経系とそれ以外が不一致を起こしている状態だと推定される。

こうした知見は、特定分野における男女能力の差を説明するものでは(まだ)ない。

男子は○○は好み、女子は××を好むという傾向に対して、科学的根拠提供する段階にはなさそうだ。

一方、脳発達における性ホルモンの影響を過小評価するのは、あまりにもイデオロギー発言と思う。

2024-02-07

anond:20240207121251

男性ホルモン療法ってどんなのがあるだろうと思って、小児性愛障害MSDマニュアルを読んでみた。

アンドロゲン

米国における小児性愛治療

下垂体での黄体形成ホルモンLH)および卵胞刺激ホルモン(FSH)の産生を阻害することでテストステロン産生を減少させ、それにより性欲を低下させる。

下垂体でのLHおよびFSHの産生を減少させることでテストステロン産生を減少させるゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)アゴニスト費用が高額。

欧州における小児性愛治療

テストステロン受容体遮断薬。

男性患者では血清テストステロン濃度をモニタリングして女性の正常範囲内(62ng/dL未満[2.15nmol/L])に維持する。

2023-12-06

『あの子トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブーム悲劇』のレビュー

https://www.psychologytoday.com/intl/blog/checkpoints/202101/review-irreversible-damage-abigail-shrier

翻訳執筆者はステットソン大学心理学教授クリストファー・J・ファーガソン

↓↓↓

2020年に起きた比較マイナーな(トランプ大統領や新型コロナ比較して)炎上ニュースの中に、ジャーナリストアビゲイルシュライアーの『あの子トランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブーム悲劇(Irreversible Damage)』をめぐる論争があった。

本書は、みずからトランス男性として認識するティーンエイジャーの「女子」の急増は、性別違和トランスジェンダリズムが原因ではなく、社会から疎外されたアイデンティティ社会的な影響によって、本来他の精神疾患を持っている少女たちが誤って自分トランスとして認識しているためだと主張している。

この本に自分家族や娘を重ね合わせ、娘たちが直面している現実問題を語っていると考える親もいる。(原注:シュライアー見解を反映し、生物学性別のみを反映することを意図しているため、ここでは「娘(daughters)」という用語使用する。) しかし、多くのトランス活動家たちは、この本をトランスフォビックであり、敵対的であり、より広くトランスの人々にとって有害であるとして非難している。そのため本書への販売反対運動も広まっている。*1

私は最近この本を読んだので、ここに感想を述べておきたい。はじめに言っておくと、これは複雑で微妙問題だと思う。しかし、現代言論は、感情的議論のどちらの側にも、ニュアンスや複雑さを認めることはめったにない。

基本的に以下のふたつの状況は傍から見てほとんど区別がつかないことは、残念ながら確かだ。a)トランスであると自認する青少年を含むほとんどの個人は本当にトランスであり、医学的な移行から恩恵を受けるであろうということ、b)青少年としてトランスであると自認しているが、境界性パーソナリティ障害やその他のパーソナリティ障害自閉症スペクトラム障害など、アイデンティティの混乱を引き起こすような他の精神健康状態にあり、これらの個人医学的な移行からまり恩恵を受けないかもしれない、ということ。

しかし一方で他に2つのことを指摘しておきたい。

第一に、「ジェンダー社会的構築物である」というスローガンシュライアーがその大部分を支持している)に反して、ジェンダーアイデンティティ視床下部存在し、そのようなものとして、ほとんど不変であることが神経生物学証拠から判明している。端的に言えば、トランスジェンダーは、ある性別身体を持ちながら、別の性別の脳を持っているということだ。そのような個人は、尊敬と思いやりに値し、嫌がらせいじめから解放されるべきであり、自分の好む代名詞名前尊重されるべきであり、恋愛結婚子供を持つこと、養子をとることも自由であるべきなのだ

同時に、境界性パーソナリティ障害は、多重人格障害解離性同一性障害)や双極性障害など、他の有名な精神疾患と併発したり、誤診されたりすることが多いという証拠もある。したがって、トランスであると自認する人の一部(すべて、あるいは大多数ではないことは確かだが)が、アイデンティティの混乱というより広範な問題を抱えている懸念もあるにはある。

本書を読んでいて、私はいくらか批判的にならざるを得ない点があった。その主なものは、シュライアー科学への関心が、時として表面的であるという懸念であった。もちろん、これは本書に限ったことではないが、このようなセンセーショナルトピックでは、科学議論のいくつかにもっと精妙な検証要求される。シュライアーは、この分野の学者たちのデータ意見掲載し、リサ・リットマンの「急速発症性別違和」*2と呼ばれる物議を醸した研究過去にはこの研究自体議論対象となったが、研究の是非はともかく、科学的には嘆かわしいものであった)など、重要な(しかし是非の多い)研究をいくつか取り上げている。

ジェンダーアイデンティティ生物学的なものに基づいているという考えを、それを示唆する証拠豊富にあるにもかかわらず、シュライアーが平気で否定するのには呆れた。ある時、シュライアーはこう書いている。「XX染色体刻印された女の子の脳が男の子の体に宿るというのは、生物学的にナンセンスだ」。染色体とは関係なく、子宮内でのアンドロゲン暴露視床下部の発達に影響を与え、性自認に影響を与える可能性はある。そのことを理解していないこの見解に、私は顔面蒼白になった。

もちろん、この見解シュライアー創作とは言い難く、第二波フェミニズムにまでさかのぼる〈ジェンダークリティカル〉なフェミニスト一般的に、この非常に論争的な議論においてトランス活動家対立する側)を反映している。実際、この論争で興味深いことのひとつは、伝統的な右派左派対立というのではなく、左派標榜する2つのグループの間の感情的蔑視がしばしば反映されていることだ。

シュライアーはまた、インターネット時間を費やしすぎることが少女たちにトランスであるという認識を抱かせる原因になっている、という考え方に奇妙なほど執着している。彼女は、ソーシャルメディア精神衛生にどのような影響を与えるかについて、ジャン・マリー・トゥエンジ*3の研究を引き合いに出すが、トゥエンジの主張の多くがかなり徹底的に否定されていることを読者に知らせない。彼女がこの種のモラルパニックにしばしば戻るのは気が散るし、急速に発症する性別違和という概念自体モラルパニックなのではないかと思わせられた。

とはいえ彼女論文を完全に否定する気にはなれない。実際のところ、トランスであると自認する女子割合が本当に増えているのか、あるいは増えていないのかについて、きちんとしたデータ存在しないようだ。私の交友関係でも、伝聞的に、このようなことを耳にする機会が少しずつ増えてきているが、伝聞は証拠ではないし、もっと確かなデータ必要されている。

境界性パーソナリティ障害に加えて、性別違和自閉症スペクトラム思春期女の子に多いという研究がある。この意味で、青少年公言する性自認を、それ以上の診断的評価なしに医学的移行への動きとして受け入れるという肯定的アプローチには、明らかなリスクがある。これが、医学的移行に対するこのアプローチ懐疑的最近英国裁判所判決の背景にある理由のようである

私たちは、どのような青少年医療移行への迅速な移行から最も恩恵を受けるか、またどのような青少年がさまざまな介入からより多くの恩恵を受けるかについて、より良いデータ必要である。いずれも、トランスジェンダー権利福祉、そして彼らに課せられた敬意を損なう必要はない。学者には、急速に発症する性別違和実在するかどうかを研究する余地必要である。私は、査読科学再現性と訂正がこの問題を解明すると確信しているが、ツイッターの怒りに応じる形での科学検閲問題を混乱させるだけだろう。

結論として、ここには検討すべき有効アイデアがいくつかあると思う。しかし、特にアイデンティティポリティクスが激化している時代には、データの複雑さや困難な状況のニュアンス考慮する意欲と、より多くの情報必要であることを認める知的謙虚さを持った、より多くのデータに基づいた研究必要である

私は本書のどのような部分が論議を巻き起こしているか理解するためだけなく。本書に反対する立場から検閲しようと努力する向きにも一読を薦めたい。しかし、科学について慎重かつ忠実な本を期待していたのであれば、この本がそうでないことは確かであり、その点で、本書がトランスコミュニティで集めた否定的な反応はまったく理解できる。将来、質の高い、事前登録された、オープンサイエンスインターネット検閲努力から解放された科学的な取り組みが行われ、この複雑な問題をより明確に理解できるようになることを願うばかりだ。

*1……本書に対する販売反対運動が巻き起こったのは日本だけではない。

Amazonは同書のジェンダーの取り扱いに対するスタンスへの懸念から有料広告キャンペーンを打ち切ったものの、販売自体は行ったため、ヘイトに反対する従業員グループから販売中止の要請を受けた。結局Amazon社は「Amazonコンテンツポリシーには違反していない」として、販売継続し、その態度に失望した一部従業員Amazonを辞めた。

また、大手量販店ターゲットではやはり論争を受けてオンラインでの販売を中止したが、翌日に再開し、三ヶ月後に再度中止した。

ここで興味深いのは、販売反対運動出版社に対してではなく、販売プラットフォームに対してなされたことだ。日本でもヘイト本を扱っている書店に対する苦言などはたまに見られるが、反対活動によって販路を閉ざし実質上の販売中止させようという動きはあまりない。アメリカではAmazon書籍販売について(日本より普及している電子版を含め)かなり独占的な勢力を占めていることなども関係しているように思われる。カナダでは図書館に対しても貸出の中止を求める請願が出されたという。

ちなみに出版であるRegnery Publishingは保守系の老舗で、過去にはインテリジェント・デザイン説を擁護する書籍などを出し、そのたびに批判を受けてきた。『あの子トランスジェンダーになった』で「エモやアニメ無神論共産主義ゲイ」などが批判的な文脈で持ち出されるのもこうした文脈に沿っている。

*2……本書がサポートしている rapid-onset gender dysphoria (ROGD、急速発症性別違和)はリサ・リットマンによって2018年提唱された概念であるが、臨床的・科学的な証拠が不十分であるとして医学的診断としては認められていない。

*3……アメリカ心理学者。2017年に iGen という本で若年世代ナルシシズムインターネット関係を書いた。が、同書は多くの批判を受けた。

2023-06-16

anond:20230616095031

アンドロゲン薬飲んだら全く意見が変わったなとは思わないの??

それも一つの手段だとは思うよ、薬を使うことが男性側がしたいのに出来ないセックスレス解決になるという事例がもっとあればそういう考えに至ったかもしれないけどね。

まぁ、でもセックスコミュニケーション効果ってのも馬鹿にならない話で合うか合わないかからない趣味思考生活様式を無理やりすり合わせていくよりはセックス簡単に心の距離をつめるという方法をとるほうが簡単なのでは?という気もするね。

2022-11-15

anond:20221115215727

存在は知ってるがどんなものだかはよく知らないのでとりあえずwikipediaを見てみた

アンドロゲンホルモン療法は、女性における性欲や性的興奮の要因であるテストステロンを低下させる可能性がある。

これらの薬はまた、乳房腺を収縮させ、乳首サイズを拡大させる。また、骨量の突然の縮小と唇の変色、体毛の減少、および筋肉量の減少も見られる。

乳首サイズを拡大させる

なんで?

2022-09-30

[]まつ毛に男女差はない

男性男性ホルモンの影響多く女性は少ない(ゼロではない

頭皮男性ホルモンが多いと産毛に変化してハゲ

ひげ:男性ホルモンの影響で女性より男性のほうが濃い

脇:男性ホルモンの影響で女性より男性のほうが濃い

陰毛男性ホルモンの影響で女性より男性のほうが濃い

まつ毛:男性ホルモンの影響がないので男女差はない

男性ホルモンであるアンドロゲンは、人間の正常な髪の成長の主な調節因子です。

思春期以降、アンドロゲン腋窩などの多くの部位で、色素のない小さな毛を作る有毛胞から、色素のある大きな毛を形成する終毛胞への変化を促します。しかし、睫毛には明らかな効果はなく、頭皮では逆の変化を引き起こし、毛髪が産毛に置き換わり、徐々に男性型脱毛症が発症する可能性があります

2022-09-21

[] 脳の性差男性ホルモンのせい

ヒトにおける男女間の脳差の生物学的基盤を解明することは困難であった。最も顕著な形態差は大きさであり、男性女性よりも平均して脳が大きい。しかし、この差がどのように生じるかについての機構理解は依然としてわかっていなかった。

ヒトにおける性特異的な量的な差異は十分に確立されており、成人男性は平均して脳容積が大きく、ニューロン密度が増加し、いくつかの脳領域灰白質が増加している。出生時体重補正した後でさえも、新生児の大きさの差が存在することは、発達起源示唆しているが、これらの大きさの差がどのように生じるかはまだ明らかにされていない。

男性の脳では発生時に男性ホルモンであるアンドロゲン神経細胞が大量に浴びるが女性の脳ではこれは起こらない。なのでアンドロゲンが脳の男性化に関係している可能性が考えられた。

オルガノイドを用いてこの問題アプローチした結果

1 細胞の性染色体は神経発生に対して影響を及ぼさなかった

2 アンドロゲン投与は細胞の増殖を増加させた。この効果女性ホルモンエストロゲン投与では見られなかった

3 アンドロゲン投与は興奮性神細胞を増加させるが、抑制性は増加させない

4 アンドロゲン投与による神経細胞数の増加は9.4%で男性脳で見られる9.8%と非常に近かった

以上の結果は興奮性神細胞数の調節におけるアンドロゲン役割を明らかにし、ヒトにおける性に関連した脳の差異起源理解するための一歩を示すものである

Nature  602, 112–116 (2022)

2021-10-09

性欲をコントロールする薬ってもうあるよね?

『性欲抑制剤』で検索すれば出てくるよね?

アンドロゲン薬、個人輸入も出来る。

アンドロクールとか。

ゾーニング話題になる度、はてブの人はフィールドワークしねぇなぁと思ってたが

検索すらせずにブコメしたりスター付けたりするのはちょっと酷いぞ。

2021-09-13

「男の性欲は女の生理と同じくらい辛いんだー!」とあんなにアピールしてたアンチフェミ達が女性から「だったら性欲を抑える薬があったらいいね」と言われて怒ってるけどなぜ怒ってるのか理解できない。

ダイエット用の食欲抑制剤(サノレックス等)や眠気を抑える栄養ドリンクカフェイン剤とかあるんだし何が悪いのかと思う。

生殖能力がなくなるからって言ってるけど、普通にそうじゃない薬もあると思うんだけど。例えば抗アンドロゲン剤や女性ホルモン剤は精子が作られなくなるらしいけど、抗うつ剤副作用勃起不全や性欲減退は別に生殖能力問題はないよね。

別にフェミではないがこの件に関してはアンチフェミが「女が負の性欲をなくしたらいい」とか「子宮摘出と同じ」とか言ってて、何言ってるの?と思ってしまう。

2021-06-15

anond:20210614113522

違う肉体なのに同じ条件で試合をするのは正々堂々ではなく「卑怯」だからだよ

女性ホルモン打ったら同じとかいトンデモ理論流行ってるけど、胎児の時点でアンドロゲンの影響受けて女から別の生き物になるんだよ

出産後すぐにホルモン治療しても女性と全く同一にはなれない

ホルモン治療した人間は、シス男性とは違うけどシス女性と同一の肉体になれることは一生無い

その中でどうジェンダーを獲得するのかとは別の話

2021-04-11

anond:20210411061931

普及はしてないけどあることはあるよ

ただアンチアンドロゲン、つまり男性ホルモンを抑える薬が主流で副作用が怖い

性欲を抑える薬として使っている人も結構いるけども、MTFの薬としても使われている

あとはハゲの薬として使っている人もいるね

性欲を抑えるための用量守ってたら3ヶ月後には金玉萎縮してない?ってなるからみんな分割するなどしているみたい

副作用のなさだったり気軽に手に入れやすさだったりは研究ほんとに進んでほしいよね

増田の言う通り性欲の意識してコントロールするのはもっと普及していいと思う

ちなみに用量を守った使い方では外国では性犯罪者化学去勢処置をやったりしてるよ

もちろん人権問題はかなり重点を置いて議論されてるけど

日本だとこんな感じ

https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11350011_po_082402.pdf?contentNo=1

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