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2023-11-14

ユダヤ人ってなあに? 〜中東からまらない中東史〜(改定版)

ユダヤ人とはそもそも何か。

常識的には、紀元前600年頃にあったパレスチナユダヤ国家から説明を始めるのが一般的だ。

そこら辺からは「歴史」に残ってるから事実だということだが、これは本当に正しいのか?

現代ユダヤ人ほとんどは、遺伝的に同族と見られる要素は何一つ持っていない。

彼らは実のところ、パレスチナユダヤ国家の子ではない

では何なのか。

一言でいえば、欧州マジョリティが元々ユダヤ教の一派であるキリスト教信者になったように、ただ正統派ユダヤ教徒改宗したヨーロッパ人を、今「ユダヤ人」と呼んでいるに過ぎない。

 

知ってるようで知らない、ヨーロッパキリスト教ユダヤ

日本人キリスト教についてはよく知っているつもりでいるが、実際その歴史を断片的に暗記しているに過ぎない。

ナザレのイエスによって紀元30年ごろにローマ帝国ユダヤ地方で起こった新宗教である

ローマ皇帝ネロによる迫害を受けた。

紆余曲折を経てローマ国内に浸透し、国教化されて、晴れて現代にも繋がる欧州統一宗教になった。

特に最後のあたりの流れは非常に曖昧で、なんでそうなった? という感じだ。

 

また、ユダヤ教についてはさら曖昧模糊としている。

我々はユダヤコミュニティヨーロッパに点在するようになった経緯について何を知っているだろうか?

実は私たちは(ユダヤ人イメージを損なわないために)歴史的に確定している事実すらあまり知らされていない。

その事実ひとつひとつ紐解きながら、間違ったイメージを訂正していこう。

 

ユダヤ人は、国を失ったか欧州に離散したのではない

ユダヤ教のディアスポラ歴史は、実はローマ帝国によるユダヤ国家解体よりも前から始まる。

もともと「ユダヤ人」というものは、ローマ帝国だけでなく地中海地域進出して、近世ヨーロッパでそうであったように、コミュニティをつくり異教徒相手商売をしていたのだ。

ユダヤ人戒律は、異教徒相手商売をするのにとても都合の良いものであることは有名だ。

当然、これにあやかろうと改宗ユダヤ人になる元異教徒も出てくる。

こうして作られたビジネスのためのコミュニティが、現代に繋がるヨーロッパの「ユダヤ人コミュニティ」の本当の始まりである

 

キリスト教は、ユダヤ批判として広まった

そもそもキリスト教はなぜヨーロッパ全土に広まったのか?

本来ユダヤ教と同じく、ユダヤ人のための新興宗教だったのがキリスト教だ。

キリスト教本来教義には、人種を越えた人類平等などというものは書かれていない。

政治情勢の混乱した当時のユダヤ地方のために、文字通りの「隣人」愛を説いただけのものキリスト教だ。

それがなぜ欧州という異人種の地で普及したのか。

理由は、「ユダヤ批判」だったからに他ならない。

欧州にはまず「ユダヤ人コミュニティ」があり、それに対するカウンターとして、ユダヤ新興宗教であるキリスト教も広まったのだ。

 

皇帝ネロによる「キリスト教弾圧」は、イエス活動と死の、たった20年ほど後のことだ。

それだけの間に大きなコミュニティができるほど、既にユダヤ人社会の基盤は欧州にあったということだ。

 

本来の「ユダヤ人の子孫こそがアラブ人であり、イスラム教徒である

これは最近では割と知られてきたことだが、イスラム教には「ユダヤ教」という異教のくくりがない。

イスラム教の信じる神はユダヤの神であり、教義においてはユダヤ人モーゼイエス・キリストも預言者と認められている。

イスラム教あくま中東地域におけるユダヤ教の新解釈新興宗教という立ち位置に過ぎない。

これが意味することは、彼らこそ中東におけるユダヤ国家の正統な子孫だということだ。

ユダヤの教えもユダヤの神も、ちゃん中東地域に残っていた。

ユダヤから追い出され、ヨーロッパ各地に離散したユダヤ人」というストーリー自体が、根も葉もない嘘なのだ

 

その「欧州で生まれ自称ユダヤ人」が今、中東侵略し、本当のユダヤの子孫を虐殺している。

これは欧州の新しいナチズムに過ぎない。

欧州パレスチナ人にanti-semitismなどというとんでもないレッテルを貼ろうとしている。

semiteとは「セム語を話す人」、アラビア語ヘブライ語を話す人という意味だ。

アラブ人の命を弄ぶ鬼畜白人が、殺されるアラブ人を「反セム」として悪魔化する恐ろしい現実

1984ニュースピーク世界は、欧州に既に完成していたのだ。

 

ユダヤ人ってなあに? 〜中東からまらない中東史〜(ドラフト

ユダヤ人とはそもそも何か。

常識的には、紀元前600年頃にあったパレスチナユダヤ国家から説明を始めるのが一般的だ。

そこら辺からは「歴史」に残ってるから事実だということだが、これは本当に正しいのか?

現代ユダヤ人ほとんどは、遺伝的に同族と見られる要素は何一つ持っていない。

彼らは実のところ、パレスチナユダヤ国家の子ではない

では何なのか。

一言でいえば、欧州マジョリティが元々ユダヤ教の一派であるキリスト教信者になったように、ただ正統派ユダヤ教徒改宗したヨーロッパ人を、今「ユダヤ人」と呼んでいるに過ぎない。

 

知ってるようで知らない、ヨーロッパキリスト教ユダヤ

日本人キリスト教についてはよく知っているつもりでいるが、実際その歴史を断片的に暗記しているに過ぎない。

ナザレのイエスによって紀元30年ごろにローマ帝国ユダヤ地方で起こった新宗教である

ローマ皇帝ネロによる迫害を受けた。

紆余曲折を経てローマ国内に浸透し、国教化されて、晴れて現代にも繋がる欧州統一宗教になった。

特に最後のあたりの流れは非常に曖昧で、なんでそうなった? という感じだ。

 

また、ユダヤ教についてはさら曖昧模糊としている。

我々はユダヤコミュニティヨーロッパに点在するようになった経緯について何を知っているだろうか?

実は私たちは(ユダヤ人イメージを損なわないために)歴史的に確定している事実すらあまり知らされていない。

その事実ひとつひとつ紐解きながら、間違ったイメージを訂正していこう。

 

ユダヤ人は、国を失ったか欧州に離散したのではない

ユダヤ教のディアスポラ歴史は、実はローマ帝国によるユダヤ国家解体よりも前から始まる。

もともと「ユダヤ人」というものは、ローマ帝国だけでなく地中海地域進出して、近世ヨーロッパでそうであったように、コミュニティをつくり異教徒相手商売をしていたのだ。

ユダヤ人戒律は、異教徒相手商売をするのにとても都合の良いものであることは有名だ。

当然、これにあやかろうと改宗ユダヤ人になる元異教徒も出てくる。

こうして作られたビジネスのためのコミュニティが、現代に繋がるヨーロッパの「ユダヤ人コミュニティ」の本当の始まりである

 

キリスト教は、ユダヤ批判として広まった

そもそもキリスト教はなぜヨーロッパ全土に広まったのか?

本来ユダヤ教と同じく、ユダヤ人のための新興宗教だったのがキリスト教だ。

キリスト教本来教義には、人種を越えた人類平等などというものは書かれていない。

政治情勢の混乱した当時のユダヤ地方のために、文字通りの「隣人」愛を説いただけのものキリスト教だ。

それがなぜ欧州という異人種の地で普及したのか。

理由は、「ユダヤ批判」だったからに他ならない。

欧州にはまず「ユダヤ人コミュニティ」があり、それに対するカウンターとして、ユダヤ新興宗教であるキリスト教も広まったのだ。

 

皇帝ネロによる「キリスト教弾圧」は、イエス活動と死の、たった20年ほど後のことだ。

それだけの間に大きなコミュニティができるほど、既にユダヤ人社会の基盤は欧州にあったということだ。

 

本来の「ユダヤ人の子孫こそがアラブ人であり、イスラム教徒である

これは最近では割と知られてきたことだが、イスラム教には「ユダヤ教」という異教のくくりがない。

イスラム教の信じる神はユダヤの神であり、教義においてはユダヤ人モーゼイエス・キリストも預言者と認められている。

イスラム教あくま中東地域におけるユダヤ教の新解釈新興宗教という立ち位置に過ぎない。

これが意味することは、彼らこそ中東におけるユダヤ国家の正統な子孫だということだ。

ユダヤの教えもユダヤの神も、ちゃん中東地域に残っていた。

ユダヤから追い出され、ヨーロッパ各地に離散したユダヤ人」というストーリー自体が、根も葉もない嘘なのだ

 

その「欧州で生まれ自称ユダヤ人」が今、中東侵略し、本当のユダヤの子孫を虐殺している。

これは欧州の新しいナチズムに過ぎない。

欧州パレスチナ人にanti-semitismなどというとんでもないレッテルを貼ろうとしている。

semiteとは「セム語を話す人」、アラビア語ヘブライ語を話す人という意味だ。

アラブ人の命を弄ぶ鬼畜白人が、殺されるアラブ人を「反セム」として悪魔化する恐ろしい現実

1984ニュースピーク世界は、欧州に既に完成していたのだ。

 

2023-11-08

anond:20231107194627

これを見て思ったけど、ユダヤ系移民アラブ系移民ホスト国で大喧嘩を起こした時、どちらに味方するのが政治的に正解なんだろう。

ドイツではゲルマン人ユダヤ人アラブ人に対して批判する資格はないということでいいけど、そのユダヤ人アラブ人の間でさら喧嘩になったら困るな。

2023-11-05

アラブ人民主的イスラエル国籍を得て選挙勝利し、イスラエルでのアラブ人権利を獲得すべきだった。

安易暴力行為テロに傾いてしまたから、現状がある。

anond:20231105003934

この質問は非常に複雑で、多くの感情的政治的歴史的な要素が絡んでいます

ユダヤ人歴史を通じて迫害を受けてきましたが、現在イスラエルパレスチナの衝突は、単に「大昔の仕打ちをやり返す」というものではありません。この地域の緊張は、宗教的な違い、地政学歴史的な主張、民族主義国際法外国の影響力など、非常に多くの要因によって形作られています

第二次世界大戦後、ユダヤ人国家建設する動きが加速し、1948年イスラエル建国されました。これは、国際連盟とその後継者である国際連合によって支持されたものです。しかし、この決定は、すでにその地域に住んでいたアラブ人特にパレスチナ人にとっては、自らの土地に対する主権無視されたと感じるものでした。それ以来、イスラエルパレスチナ人の間には、土地国家正当性安全保障移民資源などに関する衝突が続いています

いじめられた引きこもり犬猫を虐める」という比喩は、この衝突の複雑さと重大さを正確に表しているとは言えません。それぞれの側には、自分たちの行動を正当化する物語がありますイスラエル側では、国家安全保障ユダヤ人歴史的土地への返還重要な要素とされています。一方、パレスチナ人は、自分たち土地自己決定権を守るために戦っています

国際コミュニティでは、この問題に対するさまざまな見解があり、この衝突を終わらせるための解決策が長い間模索されています平和を実現するためには、両方の側の合意相互の譲歩が必要とされています

このような感情的問題について話す際には、全ての側の視点尊重し、事実に基づいて冷静に議論することが大切です。

2023-11-03

イスラエルはなぜガザに残虐な報復攻撃を行っているのか

1.ガザに住むパレスチナ住民ホロコーストを図っている

→全く違うと思う。ガザ地区には200万人以上の人口があり、今のペースではあと200倍の期間を同じ火力で攻撃し続けなければならない。それに執拗かつ徹底的な爆撃でもその地域の人々が全滅しないことは、何よりも日本人がよく知っているはずだ(ベトナム人もよく知っているだろう)。この人数を殺害するにはそれこそナチスドイツが行ったように収容して一か所に集めて殺し、焼却して埋葬する設備を用意してシステマチック殺害のための機関を作る必要がある。ナチスホロコーストは単なる瞬間的な殺害を超えてシステムとして熱量なく淡々ユダヤ人を集めて殺し続ける点において他と一線を画しており、軽々に持ち出すべきではない。

2.イスラエル民間人犠牲を最小限に留めようとしているが、ハマス掃討で止む得ない死者が出ているだけ

→これも違うように思う。パレスチナハマス)とイスラエル軍事力は相当な差があり、人質の救出だけなら得意の暗殺や単なる地上部隊の投入で済みそうなところを空爆まで仕掛けるのは明らかにおかしい。ハマスハマス人質用途拘留されている同胞テロリスト解放から空爆された程度で人質を殺すことはないだろうという読みかもしれないが、いくらなんでも乱暴すぎるように思える。一連の攻撃には政治的動機による報復ハマスインフラ破壊に伴う占領地域の再支配意図が透けて見える。アメリカも1000人殺されたらそりゃ報復必要だろうと支持した後で無茶苦茶攻撃ぶりを見て慌てて態度を変化させたのではないだろうか。

3.ハマスパレスチナ住民区別がつかない(つける気がない)ので、犠牲を気にせず攻撃している

→これが一番近いと思っている。ハマスガザ地区に突然湧いた悪のテロリストではなく、革命後のイランから影響を受けたパレスチナ住民からなる武装集団であるイランイスラム原理主義を引き継いでいるのでハマス目的は「イスラエルから弾圧に対する抵抗運動」などではなく「イスラエルの完全消滅」で、西側陣営から見るとちょっと対話がキツい集団である。この点でかつてイスラエルに何度もテロを仕掛けたPLOとは立場が明確に異なる。PLOイスラエルの和平が中途半端な形で止まりアラファト議長が死に、影響力が弱まるにつれてハマスパレスチナ住民の支持を受けて勢力を拡大、ガザ地区を実効支配するに至った。

そんなわけでイランの影はあるものハマス自体パレスチナからまれもので、他所から現れて無辜パレスチナ住民支配している連中ではない。そんなだから国連から送られる支援資金の何割かはハマス中抜きしているし、支援物資武器転用されている(過去にその件でガザ内でデモが起きたが、逆に言えばそれができるぐらいに行政機関もどきとして機能しているわけだ)。というわけでパレスチナ住民ハマスではないがパレスチナ住民ハマスという訳でもない、しかハマスは(本人らの自認はともかく)国家として成立していないし住民を守ろうという気もない(イスラエル攻撃することが最優先だ)ので、平気で民間人に紛れるし自爆テロもやる。自爆テロに関しては歴史が古く80年代からパレスチナ住民神の国に行けるだの殉教すれば殺されても実質勝ちだの言って教化自爆テロを指示してイスラエル軍人民間人わず殺傷しまくっている。

先述した通りハマス正規国家でも軍隊でもないし、その目的イスラエル消滅なので軍人民間人もなく殺す。そんな奴らが無辜パレスチナ住民に紛れて活動している。そんな状況でイスラエル側の指導者右派リクードパレスチナアラブ人なんて全部テロリストだろみたいな奴らとなると報復攻撃の在り方はガザ地区のパレスチナ人の全滅まではいかなくても「ハマス攻撃する上で現地人が何人死のうと知ったことか。パレスチナ人の犠牲いくら出てもハマスに損害を与えることが最優先だ。あそこにいる時点で大なり小なりハマスに与しているんだろう」という態度になり、今回のような惨状引き起こしたのではないだろうか。

これからどうなるのか?

首相ネタニヤフは右派リクード党首でありながら敵のハマス攻撃を許し、イスラエル側に空前の死者と捕虜を生み出してしまった時点で大幅な失点がある。そしてその失点を補うべく現在過激報復攻撃に出たと思われるが、当然そんな殺戮右派の多少の留飲を下げても既にイスラエル国内でデモが起きているように左派が強い拒否反応を起こす。紛争が続くにつれて200人以上の捕虜達も無事とはいかないだろうし、その結末が知らされる度に左右から先制攻撃を許した間抜け」と「大量殺戮イスラエル地位に泥を塗る悪党」のWバッシングは避けられないだろう。

イスラエル政治戦争テロを軸に左右に揺れているので、今回の紛争を機にネタニヤフは退陣総選挙中道カディマあるいは中道左派労働党らが政権を取るのではないだろうか。カディマガザ地区からの完全撤退を掲げているし、ガザ地区をPLOに引き渡して今度こそオスロ合意が履行される…期待が少しは持てるかもしれない。

しか中東に和平の兆しが生まれる度にイスラエル右派は自らの政治生命のために挑発行為を行い、パレスチナ過激勢力(とその後ろにいるイラン)もテロによってイスラエル憎悪を煽るのだった。人間はクソっすね。

余談

現在はクソ外道として名の知れたネタニヤフ首相も、若き頃は軍の精鋭として大規模なハイジャック事件解決のための突入部隊として活躍し、一方で別のハイジャック事件では同じく軍に入った兄を作戦で亡くしている。いずれもパレスチナ過激勢力によるテロだった。ハマステロリスト達が何の背景もなくハマスをやっているわけではないように、イスラエル右翼右翼をやっているだけの壮絶な理由がある。平和を実現するには右手握手しながら左手ナイフを払いのけ、あるいは刺されても握手継続しようとするとてつもない覚悟必要なのかもしれない。

2023-10-21

anond:20231021233333

児童手当も産休育休も日本と大差ないか少ないぐらいだよ

ユダヤ教に基づく価値観問題が大きい

奴らエルサレムユダヤ人が増えることでメシアが復活すると本気で思ってるから

アラブ人追い出すのも子供作るのも神から与えられた使命なの

anond:20231021185307

アラブ人ユダヤ人が共に許しあうのが大事

許しあわないか戦争になるのです

anond:20231021183115

欧米を許すことで殺されたこから殺されるアラブ人たちのことをどう思っているんだ?

パレスチナの肩を持つべきとは思わないけど許すとかそんな単純なことじゃないよね

2023-10-16

タマル・ベン-グヴィル anond:20231016121112

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%B3-%E3%82%B0%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB 

>イタマル・ベン-グヴィル (ヘブライ語: אִיתָמָר בֶּן גְּבִיר‎; 1976年5月6日生) はイスラエル弁護士であり政治家であり、極右政党ユダヤの力(オツマ・イェフディート)の党首である

>ベン-グヴィルは、アラブ人に対するヘイトスピーチでの何十件もの告発に直面してきており、ユダヤテロリストであり、マクペラ洞窟虐殺事件として知られる、1994年ヘブロンで29名のパレスチナ人イスラム教徒殺害し、125名以上に傷害を負わせたバールーフ・ゴールドシュテインの肖像を自宅の居間保有している。彼は政界に入った後でそれを除去した。1995年には、彼は当時のイスラエル首相のイツハク・ラビンキャデラックエンブレムを盗んだ後で、彼を脅迫して、こう発言した。「我々は彼の車を入手した。次は彼自身を入手するだろう。」その2週間後にイツハク・ラビン氏は暗殺された。 

>第25回イスラエル議会総選挙において、ベン-グヴィルの党は史上最大の成功をおさめ、得票数を2倍以上獲得し、第25回クネセトにおいて第3番目の政党になった。ベン-グヴィルと彼の党は、ベンジャミンネタニヤフが率いる内閣と連立して政権入りする見通しである

2022年10月13日には、東エルサレム近隣のシェイク・ジャラー英語版)において、ベン-グヴィルは、イスラエルユダヤ入植者と現地のパレスチナ人住民との衝突に参加し、銃を見せびらかし、その場で石を投げていたパレスチナ人を撃つように警察に言い、彼らに向かって大声で「我々がここの土地の所有者だ、忘れるな、私がお前の土地の所有者だ」と叫んだ。第25回イスラエル議会総選挙の翌朝に、彼がツイッター勝利ツイートをした際に、何回もこの発言を繰り返しツイートした。

2023-10-15

イスラエル建国への道

https://www.l.u-tokyo.ac.jp/tokyo-ias/nihu/publications/mers03/mers03_fulltext.pdf

年表元ネタパレスチナ分割関連略年表のさらに太字部分のみ。

1915/01 H.サミュエルパレスチナの将来』メモ一一英国保護ユダヤコモンウェルス

ttps://en.wikipedia.org/wiki/The_Future_of_Palestine

閣僚シオニズム営業

1917/11/02 パルフォア宣言

ttps://en.wikipedia.org/wiki/Balfour_Declaration

ナショナルホーム設立協力。先住民権利保護

1920/04/20-26 サン・レモ会議

ttps://en.wikipedia.org/wiki/San_Remo_conference

パレスチナバルフォア宣言含めて英に委任統治決議。

1920/07/07 サミュエル、初代高等弁務官就任

1922/06/03 チャーチル白書発表

ttps://en.wikipedia.org/wiki/Churchill_White_Paper

パレスチナユダヤ国家にするとは言ってない。移民経済が吸収出来る範囲で。

1923/09/29 パレスチナ委任統治正式に開始

1929/08/23-29 西の壁事件 J133人、Ar.116人死亡

ttps://en.wikipedia.org/wiki/1929_Palestine_riots

嘆きの壁をめぐるデモからアラブユダヤ人が衝突。ユダヤ人にとって第二神殿遺跡アラブにとってアルアクサモスクの一部。

1930/10/20 パスフィールド白書発表

ttps://en.wikipedia.org/wiki/Passfield_white_paper

ユダヤ移民を大幅に制限土地購入も制限

1931/02/13 マクドナルドの BlackLetter

ttps://en.wikipedia.org/wiki/MacDonald_Letter

パスフィールド白書撤回と扱われる。アラブにとって黒い手紙

1935/11 立法評議会問題11要求

よくわからん1930年ごろからの話とpdfにある。

1936/04/25 アラブ高等委員会結成、全Pスト委員会設置 ゼネスト開始、ゲリラ戦広がる

ttps://en.wikipedia.org/wiki/1936%E2%80%931939_Arab_revolt_in_Palestine

太字じゃないけど重要なので。

1937/07/07 ピー報告書公表 -JA執行委員会検討する」

ttps://en.wikipedia.org/wiki/Peel_Commission

委任統治は実行不能、分割勧告。分割内容の評価は色々な立場があるんじゃないでしょうか。

1937/10/01 アラブ高等委員会非合法化/ハッジアミーンSMC議長解任 ゲリラ戦再発

ttps://en.wikipedia.org/wiki/Arab_Higher_Committee

ttps://en.wikipedia.org/wiki/Supreme_Muslim_Council

ピー委員会にキレて反乱再開。

1938/11/09 ウッドヘッド委員会報告書発表

ttps://en.wikipedia.org/wiki/Woodhead_Commission

ピー委員会を詰めてくで~。分割は実行不可能

1939/02/07 1939年白書発表

ttps://en.wikipedia.org/wiki/White_Paper_of_1939

バルフォア宣言ナショナルホーム国家ではない。マクマホン書簡パレスチナは含まれない。10年以内にパレスチナ国家樹立移民土地購入制限

1939/08/16 アメリカシオニスト緊急委員会設立決定

American Emergency Committee on Zionist Affairs

戦時下シオニズム運動頑張る団体

1942/05/09-11 ピルトモア会議

ttps://en.wikipedia.org/wiki/Biltmore_Conference

"that Palestine be established as a Jewish Commonwealth."ニューヨーク開催。無制限移民を求める。1939年白書拒否

1943/08/29-09/02 全米ユダヤ会議ピルトモア綱領採用

ttps://en.wikipedia.org/wiki/American_Jewish_Conference

1946/05/01 A-A調査委員会勧告

ttps://en.wikipedia.org/wiki/Anglo-American_Committee_of_Inquiry

10万人の移民土地譲渡規制撤廃パレスチナユダヤ国家でもアラブ国家でもない。

1947/04/28 国連パレスチナ臨時委員会設置

ttps://en.wikipedia.org/wiki/United_Nations_Special_Committee_on_Palestine

ttps://en.wikipedia.org/wiki/Ad_Hoc_Committee_on_the_Palestinian_Question

もう滅茶苦茶だよ。

1947/05/14 グロムイコ国連演説、「分割も可」

ttps://en.wikipedia.org/wiki/Andrei_Gromyko#United_Nations

ソ連も当然嚙んできます

1947/11/29 国連総会181号決議 ⇒パレスチナ内戦勃発

ttps://en.wikipedia.org/wiki/United_Nations_Partition_Plan_for_Palestine

決議自体は未実行。イギリス委任統治の最終日1948年5月14日イスラエル独立宣言第一次中東戦争へ。

感想:ワイは素人やけど、英国が圧倒的に悪いと思いました。まる。

イスラエルハマスガザ攻撃民間人犠牲が出るのはWin-Win

ハマス

イスラエル攻撃イスラエルから攻撃されることが存在意義ファタハとの違い)でそれをアピールしないと他のアラブ人から資金が集まらない

・よって反撃を受けやすいようにイスラエル攻撃する際も軍民問わず攻撃する。

イスラエルから攻撃される際に民間人にも犠牲者が出た方がイスラエル非道喧伝やす

・よってハマス軍事拠点学校病院偽装したり、または同居させる

イスラエル

ハマス軍事拠点民間施設内部にある以上まとめて攻撃せざるを得ない(これ自体戦時国際法合法

・それを口実にしておけば無差別攻撃しても言い訳が立ちやすい(テロリストと誤認しての民間人攻撃ギリギリグレーだけど無差別は完全違法で)

ガザ地区からパレスチナ人を追い出したいのだから民間人犠牲が出ることを喧伝したい

うん両者の想いがかみあっててWin-Winだね

相思相愛とも言える

そもそも民間人犠牲が出る(戦闘に巻き込まれるだけじゃなくテロリスト民間人の厳格な判断なんてできない)から戦時国際法上もテロリスト保護されないんだけど、その理屈を双方が活用しているとも言える

2023-10-14

中東問題にわかが3日で得た知識をまとめる

間違ってたら教えて 

 

登場人物

パレスチナ人:昔から住んでる、イスラム教軍事力ある

ユダヤ人:大昔住んでた出戻り、ユダヤ教

 

ファタハ穏健派パレスチナ人

ハマス過激派パレスチナ人

 

欧米パレスチナ寄り

アラブ諸国パレスチナ寄り

エジプトサウジアラビアシリアヨルダンイラクレバノン

国連中立だがイスラエル寄り

 

登場地域

イスラエルユダヤ人の国

ヨルダン沿岸西武パレスチナ人の国(主にファタハ

ガザ地区パレスチナ人の国(主にハマス

エルサレムユダヤ教イスラム教キリスト教聖地

 

この地域地図で見るとわかるが地理的重要場所すぎる

 

時系列

大昔は割愛

 

1.第一次世界大戦

ユダヤ人ナチス迫害される

イギリスが三枚舌外交ユダヤ人イスラエル建国約束アラブ人アラブ人国家設立約束ロシアなどに分割統治約束

結果こじれる

イスラエルは帰還法を制定し、ユダヤ人であれば誰でもイスラエル人になれるようにした

 

2.国連が国を両陣営で分割することを提案

イスラエルに有利だったので結果こじれる

 

3.イランイラク戦争が勃発し中東放置される

後ろ盾がなくなったため

 

4.オスロ合意にてイスラエルパレスチナ解放機構(PLO)が和平合意

これが1993年

しかし、両陣営に和平を望まない勢力が居て小競り合いが続く

 

5.和平派だったイスラエルラビン首相暗殺される

これが1995年

 

6.徐々にイスラエルパレスチナ自治区侵略し始め、壁が建設され、パレスチナ人が追いやられる

パレスチナ人ストレスがかかっていく

 

7.ハマス暴走、応戦してイスラエル地上戦を始めた(今ここ)

 

陣営スタンスモチベーション

イスラエルガザ地区絶許、ただやってることがホロコーストみたいになってる、もちろん穏健派も居る

パレスチナ人:我々はハマスではない、とするもハマス否定もできない(イスラエルへの鬱憤からか?)

ハマス徹底抗戦

アラブ諸国:一応パレスチナ人応援する立場だけど消極的

欧米:一応イスラエル応援する立場だけど消極的

日本アラブ諸国への石油依存度も高く、当事者ではないのでかなり中立、実はパレスチナ人支援も割りとしてる

 

今後どうなるか

地上戦が数ヶ月続くと見られる(ガザ地区は地下が深いらしいのと、ハマスの今回の動きが計画的から

ゲリラ戦であるため、ガザ地区一般市民ハマスに協力すると見られ、非戦闘員に多数の死者が出ると見られる

エジプトへの人道回廊が作られる可能性も少しあるが、エジプトにとってメリットがないのと、エジプトに入ったらガザ地区へ戻れない可能性が高いとのことで、どちらにせよ結局ガザ地区に留まる人が多いのではないかという予想がされている

なお人質救出は無理そう

 

その他情報

ヨルダン川西岸地区:約380万人(うちユダヤ人70万人)

ガザ地区:約200万人

イスラエル人:930万人

 

なおパレスチナは130ヶ国以上で国として認められている、日本未承認

 

所感

あまちにも詰んでる、本格的に地獄になりそう

パレスチナ問題根本的な原因は

ユダヤ人ヨーロッパの人々、特にキリスト教徒が長きに渡って差別し続けたかである

特にカトリックの主流派は、ユダヤ人キリストを殺したとかなんとか言って、ユダヤ人差別しまくった。

そして、キリスト教では卑しい仕事とされた金融業ユダヤ人がやるようになると、今度は金持ちになったユダヤ人を妬むようになったのである

こうして社会的に何か不安なことが生じると、何もかもユダヤ人のせいだと言って、ユダヤ人集団暴行虐殺まで行うようになった。

そして、これほどまでに差別されるのは限界だと、ユダヤ人差別されないよう自分たちの国を持つべきであり、パレスチナの地に帰ろうと、シオニズム運動が起こったのである

それでもまだ当初は、シオニストユダヤ人パレスチナで元々いたアラブ人と半ば共生的に緩やかに暮らそうとしていただけだったが、第二次世界大戦が始まるとナチスドイツユダヤ人絶滅を企んでホロコースト引き起こし、600万人ものユダヤ人の命を奪う事態にまで発展してしまった。

から戦後、そのホロコースト驚愕事態に同情せざるを得なくなった国際社会は、シオニストユダヤ人の望んだイスラエルという国をさっさと認めてしまったのであるアラブの人々の同意も得ずに。

しかホロコーストは、決してナチスドイツのみの責任にはあらず、ユダヤ人差別の土壌が欧州の多くの国で根付いていたから起きた出来事なのである。600万人ものユダヤ人の命をナチスドイツだけで奪えたわけがないのだ。

ユダヤ人たちはディアスポラ以降、各地に離散したが、特に聖地に戻ろうとしたわけでもなく、その各地で小さなコミュニティを作って、それなりに平和暮らしていただけだったのである

そのユダヤ人シオニズムを引き起こさせたのは、キリスト教徒たちのユダヤ人に対する苛烈差別が原因である

キリスト教徒たちは、現在パレスチナの地で起きている惨劇は、ユダヤ教イスラム教の争いだとしかわず自分たちに原因があるとは思ってもいないに違いない。

だが、歴史を辿ればキリスト教が原因を作ったと言わざるを得ないのである

2023-10-13

anond:20231013081115

元増田は何か上手いこと言ったつもりかもしれないけど、歴史的経緯無視して「2000年前はともかく、今のエルサレムアラブ人が住んでいるかアラブ人のもの」って言いだすのはちょっとまずいんだよね。

そういうふうな、過去歴史より今現在、そこに居住している民族実効支配を優先させるような論理は、それはそれで問題があるんだよ。

なぜなら、それを認めると、今、エルサレム支配しているのはユダヤ人からエルサレムユダヤ人のものって言い分に正当性を与えてしまう。

もっと言うなら竹島韓国が実行支配しているか韓国のものっていう理論も認めないといけなくなる。

北方領土とかもそう。例え2000年ロシア北方領土実効支配したとしても、北方領土日本のものでしょ。

からエルサレム問題においても「昔、そこに住んでいたとかは無効で~す」ってわけにはいかないんよ

anond:20231013134810

パレスチナはもともとオスマントルコ帝国領域で、多宗教混住の地

アラブ人の固有の領土ではないよ

ハシーム家の次男アブドッラーシリア王国のファイサルの兄)がイギリス建国を認めてもらって建国したヨルダン王国(当時はトランスヨルダン)が、第一次中東戦争ヨルダン西岸パレスチナ国家予定地)に侵攻・占領したのが問題の発端

ヨルダンが余計なことしないでパレスチナ国家建国できていれば、こんな紛争にはなっていない

anond:20231013073334

増田も持ってないよな

"バラクは「ガザ西岸で、聖地入植地戦略的拠点を除いても、十分にアラブ人暮らしていける土地は確保できる」と語り、あくまイスラエルに有利な境界線と、パレスチナ非武装化のもとでの2国家併存策を主張し、「ユダヤ右派は一国家策で起きる問題への解決策を持っていない」としている。"

anond:20231012183427

明々白々なことに気づいていないバカ増田なのかバカのふりをしている増田なのかわからないが、イスラエルを支持するアラブ人がいるのと同じでパレスチナ人ハマスを支持している国民ばかりではない。

 

ユダヤ人パレスチナ人という構図やイスラエルハマスという構図に落とし込むと雑なことになる

2023-10-12

ユダヤ人ガザ地区アラブ人抹殺する!!て吹き上がってるから、ウチらも核の炎を手に入れて太平洋の向こうにぶっ放してやろうぜ

みんな少しはイスラエル歴史を遡って考えてみてくれ、

この数十年だけの問題じゃないんだよ、某放送局の掻いつまんだ説明を少しは読んでみてほしい。

...

パレスチナ問題がわかる イスラエルパレスチナ 対立のわけ

どうしてイスラエルはこの土地建国されたのか。それを知るには、2000年前に歴史を遡る必要があります

イスラエル建国までの歴史
70年 ローマ軍がユダヤ人王国神殿崩壊
2世紀前半|「ディアスポラ」本格化

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1897年|第1回シオニスト会議
1914年第1次世界大戦始まる
1915年フセイン・マクホン協定(アラブ人独立国家約束)
1916年サイクス・ピコ協定(英仏が中東を分割支配する密約)
1917年バルフォア宣言(ユダヤ人国家建設を支持)
1933年ナチス政権につく ホロコーストユダヤ人迫害虐殺
1939年第2次世界大戦始まる
1947年国連パレスチナ分割決議採択
1948年イスラエル建国


パレスチナの地には、ユダヤ教を信じるユダヤ人王国がありました。しかし、この国は2000年ほど前にローマ帝国に滅ぼされてしまます。このときユダヤ人は、パレスチナを追い出されて世界に散り散りになります。これを「ディアスポラ」と言います


その後パレスチナ土地支配者は、歴史に応じて変わっていきますが、アラブ人、今で言うパレスチナ人が住み続けることになりました。散り散りになったユダヤ人ヨーロッパ中東アフリカで暮らすことになります。ただ、特にヨーロッパでは差別迫害に苦しむことになりました。ユダヤ教の国で新しい教えを広めたのがイエス・キリストです。彼はユダヤ教聖職者たちと対立し、十字架にかけられてしまいました。このため、のちにヨーロッパキリスト教が広がると、ユダヤ人キリスト処刑した人たちとみなされ、差別迫害対象になってしまますユダヤ人はそれぞれの土地で、普通の人がなかなか就かないような仕事に就かざるを得ませんでした。その代表例が金融業です。やがて金融業需要が増すにつれ、その土地土地で富を握るようになります。また、昔から自分たち宗教を守るのに熱心で、子ども教育にも力を入れてきました。識字率が高く、知識階級の中でも影響力を持つようになります。いろいろなことが重なって、疫病などの災難が起きるとユダヤ人迫害する、という歴史が繰り返されてきました。


迫害が続く中、19世紀ユダヤ人たちの中で、かつて王国があったパレスチナの地に戻ろう、国をつくろうという運動が起こります。これを「シオニズム運動」と言います。それが現実化してくるのが第1次世界大戦の時です。イギリスが「ユダヤ人国家建設を支持します」と約束して。ユダヤ系財閥ロスチャイルドから資金援助を引き出そうという狙いです。

...

https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/topic015.html

anond:20231011121558

そもそも多くの日本人バビロン捕囚とかユダ王国とか知らんと思われる

アラブ人土地に後からユダヤ人がやってきて領有権を主張していると思っている

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