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2018-10-11

anond:20181011153801

それが本当なら、刑事事件として告発すればいいじゃん。

嘘ならできないけどね?

2018-10-09

[] #63-1「イタガリアン」

信号無視して道を渡ったことはあるだろうか。

実際はどうあれ、パブリックな場ではノーと答えるのを俺たちは知っている。

そして、その答えが欺瞞であると反射的に思える程度には容認された、ありふれた光景であることも。

利己的に考えるなら、車にぶつからないと分かりきっている状態でも立ち止まるのは、実質的時間無駄からだ。

だが、その“車にぶつからないと分かりきっている状態”、その認識を俺たちは共有できているのだろうか。

……なんて話をしていると、今回は交通に関する話かと思うかもしれないが、生憎ハズレだ。

信号信号でも、それは俺たちの身体にあるもの

“痛み”だ。


…………

俺たちの地元には、人気のローカル番組がある。

少し前までは『ライトクイズ』っていう企画が目玉だった。

如何に簡単クイズを出題できるかで競うんだが、参加者たちの分析によって攻略法が編み出されていくと内容がマンネリ化。

それを避けるためにルールを複雑にしていくが、そのせいで大半の視聴者はついていけなくなった。

結局『ライトクイズ』は一年ほどでなくなり、番組側は新たな企画を作る必要に迫られる。

まずは『命の洗濯屋』という企画で、「疲れている人に様々な気晴らし方法提供する」という趣旨だった。

だが、その実は無名芸能人一般人による観光番組の延長でしかなく、明らかな低予算感も相まって打ち切り

もっと個性的な、誰もがやらない企画が求められた。

そこで次に出たのが『あえての粗探し』という、賞賛の声が多い作品に対して批判点もあげていこうという企画

他の番組ほとんど取り上げないようなレビューが見れるとして、これは割と好評だった。

だがある日、作品ファンによる抗議活動が行われ、その番組ファンとの間で争いが発生。

それが刑事事件にまで発展してしまい、番組は「不毛対立煽り助長した」として、已む無く打ち切りとなる。


その後は色々と迷走をするが、それを止めたのは『ライトクイズ』での成功体験だった。

「やはり一般人参加型のゲーム企画こそ花形

そうして出来たのが『イタガリアン』。

要はリアクション芸人がやっているようなことを、ゲーム形式一般人もやってみようという企画だ。

これが見事に当たった。

ライトクイズ』での反省も踏まえてルールシンプルにし、審査基準もあえてユルくすることで間口を広げた。

リアクション芸人たちのような体験が出来ることで番組は大盛り上がり。

更には、これがきっかけで俳優デビューする人まで出てきたことで一躍、有名企画となった。

ここまで話しといてナンだが、正直なところ俺はそこまで面白いとは思っていない。

同級生の一部で盛り上がっているので、情報として知っているだけ。

じゃあ、俺はなんでこんな話をしたのか。

それは今回、その番組ロケ場所として、俺たちの住む町を選んだからだ。

(#63-2へ続く)

2018-10-05

anond:20181005004216

叩いてもいいと思うけど、それの妥当性ってどれだけ保証されているのかな。

キズナアイ大好き!」「あのグラビアアイドル巨乳大好き!」という個人的な嗜好をTwitterで言う人に対して「それは差別であり搾取です」というリプライを飛ばす人は、その批判果たして妥当なのだろうか。

発表された表現に対しての「大好き」ならば、それは単純なる賛辞であり、その賛辞自体問題なのだと「無根拠に」非難しているという不当性があるのではないか

表現自体差別であり女性に対する抑圧を促しているというのであれば、それ自体表現することが抑圧」だと言えるという言葉反論しないといけない。

もう出尽くしてるし難癖に難癖を返している状態で分断と憎悪拡張をしている状況なので、そんなことしたって本当にどうしようもないけど。

まあ、エロさについてキワッキワな表現に対する欲望発露に対して書いてるんだと思うけど、ブロックすれば?

不意に入り込んでくる「不快表現」って必ずしもマンガアニメゲームアイドルAVといったものだけではないのだと思うけど、なぜそこだけ突出して攻撃するのか。

個人的な事を言うと、政治とか刑事事件に対してテキトー感情だけの話をされると不愉快で傷つくのでそういうの全部Twitterはてなは全削除して欲しい。醜いじゃんああいうの。

2018-10-03

世田谷区役所仕事したまんが」について公務員から

まんが家山本さほさんの件で区役所炎上してますね。

b:entry:twitter.com:sahoobb:status:1047061214176661504

データの紛失と配付資料コピーの件は(マンガの主張の通りなら)相手(M山氏)がクソだね、で終わりだけど、肝心の会場キャンセル料のギャラから天引き埋め合わせについてどうしても公務員として引っかかる部分があるので。

役所の支払いとして絶対にありえないんですよ。公務員やってたら冗談でも思いつかない発想なんです。

最初可能性を並べると、

①すべてM山氏の冗談最初からギャラは全額払うつもりだった。

②M山氏は区の職員だが、マンガ教室は区の事業ではなく、区職員M山氏個人資金による個人事業だった。

③M山氏は区の職員ではく、ギャラの支払いも区役所からではなかった。((M山氏は役所から教室開催を委託された業者団体従業員で、「役所事業マンガ教室をやります」と言うのをさほ氏が「役所職員なのでそう言っている」と勘違いした。))

のいずれかしかあり得ない。個人的には③の可能性が高いと思います

①はそんな冗談を言っても相手不快にさせるだけで実行不能意味がないし、②は役所職員がそんな資金豊富だとは思えないので。

以下、天引きが実行不可能理由制度から説明します。

役所(に限らず県庁や省庁でも基本は同じ)の何の創造みもない予算執行契約業務説明なので面白くもなんともありません。①~⑤は飛ばして⑥だけで結構です。いや全部読まなくてもいいんだけど。

役所の中ではこんな事やってんだな、こんな世界があるんだなってことで。

予算を確保

役所が何か事業をやるときお金必要になります

そのために確保しておくお金の枠を「予算」と言います。(マンガでもこの言葉が出てきますね)

役所がやりたい事業計画を立てて、必要経費の見積もりをとって足し上げたものが「予算」額になります

ちなみに「予算」は使途ごとに「費目」が決まっていて、費目ごとに金額を決めて予算を作らなければならず、今回の場合は「マンガ子どもに教える」事を役場から個人団体委託するので、「委託料」になります

委託料として確保した予算は、委託する事以外には使えません。(たとえば会場借用料とかキャンセル料とかには使えません。「使用料」とか「補填賠償金」になります。)

縛りガチガチですね。公金ですから好き勝手に使えたら困りますからね。

(費目間流用という例外処理もありますが、非常に面倒な手続き必要だし、事前手続き必須で「当日現場でいきなり」できることではないので省略します。)

事業執行する部署(今回でいうと文化振興課かこども育成課か)が好き勝手予算額を決めることはできず、まずは役所内で「(予算を決定する部署である財政課による査定」を受けます

財政課は常に「財政赤字を減らさねば。予算を削減せねば、部署節約させねば。」と考えてますので、事業や経費の必要性を説明しても根拠資料不足だと差し戻しされたり、事業全部が不要だと却下されたりして、何度も査定室に足を運び、ようやく認められたものが「予算案」になります

「案」です。

財政課内でも査定担当VS上司のバトルがあるんですが省略します)

それを全部局分まとめて議会に提出します。

議会予算決算委員会委員から細かく審議されたあと、問題なければ本会議にかけられて可決されたら正式な「来年予算」として成立します。(これは首長議会が激しく対立してない限り、否決されることはまずありません。委員会で審査されるのも事業のもの必要性で、積算まで見られることはありません。良くありませんね。でも議員さんが役所の全部署事業予算案を積算レベルまで細かく分析するのは現実的ではないでしょう。)

事業に関わる予算要求~支払までの文書公文書であり公開請求すれば見られるので、オンブズマンがチェックしてる部分もあります。)


契約予算執行

さあ、新年度になりました。さっそく予算を使って事業を始めましょう。

これも事業担当職員で好き勝手にはできません。なんせ使うのは公金ですからね。

まずは「予算執行伺」の決済を取らなければなりません。「こんな感じの事業でこのくらいの金額を、この予算のこの費目から使いたいんですが、いいですか」という伺いを文書化して、契約書の案(印鑑が押して無いだけで実際の契約書と同じ)を添付して、担当係長課長審査をうけて決済をもらいます。だいたい文書を回すだけですが、目新しい事業や大きな事業だとデスクの前に呼ばれて口頭説明必要になります。(金額によっては部長とか首長レベルまで決済をもらわないといけないが、だいたいは課長決裁。)

まあ前年度に予算案を作る段階で課内でも財政課でも厳しくチェックされてるので、今更なんですが。


次は、事業のためお金を出す人・団体契約します。今回でいうと、さほ氏や会場店ガリレオですね。

契約相手はどうやって選ぶ?なるべく費用を抑えるために原則は入札。

だけど細かい契約まで入札・開札作業してたら大変なので、限定された使途と一定以下の金額に限り、担当職員契約相手を選ぶ随意契約をして良いことになっています

その場合相見積もりと言って、複数相手から複数見積書をもらって最も安い相手を選ばないといけません。

「この付近にはこの会場しかない」とか「この技能を持つのはこの人しかいない」と合理的理由がある場合には一業者・一人だけ選んで見積もりを取っても良いことになっていますが、これは例外処理なので本当にその相手しかいないのか起案文書できちんと説明しておかないといけないし、上司からも細かくチェックされます


次はまた決済です。今度は「支出負担行為」の文書を回さないといけません。

使う予算の費目(今回なら使用料委託料)、使途、実行月日、円単位金額、支払い相手先名、振込口座情報役所の支払いは原則口座振込です。研修参加費を現地受付で払うとかでない限り、職員から現金払いする事はありません。)を記載した上で、イベント関係書類見積書を添付して、また職員係長課長と決済を回します。今回は課長で終わりません。

課長から決裁印をもらったら、今度は役所の対外支払機能を一手に担う会計からも決済をもらわないといけません。

そう、お金の支払いは事業執行部署ではできないんです。

首長から独立した「会計管理者」が役所資金口座を握っていて、会計管理者の部下である会計職員役所お金の出入りの全てを行っているんです。

会計管理者は「部長」並みの偉い人なので大きい金額契約を見ていて、今回会計課に持ち込んだ「支出負担行為書」は、会計担当係長会計課長で決済されたのでしょう。(会計課にいたことがないので細かい内部処理は不明

支出負担行為書が会計課で決済を終えて戻ってきました。

そうやって初めて、相手契約できます。「依頼」ではありません。「契約」です。

役所契約行為は極一部に限定された例外職員出張で使うJRきっぷとか航空券とかの購入)を除いて、必ず文書契約です。口頭での契約絶対にできません。(お金を出す証拠が残らないので不正支出になる。)

契約書はだいたいテンプレートが決まっていて、支払い相手金額がきっちり明記されています

これを2部用意して、2部ともさほ氏に渡して押印してもらい受け取って、役所では総務課に行って総務課員のチェックを受けたうえで公印(首長印)を押印し、1部をさほ氏に渡して1部は役所で保管して契約成立です。


そうして無事契約が成立して、ようやく「役所から依頼された」ことになります

契約を結んではじめて役所はさほ氏に「教室子どもマンガを教える債務」を負わせることができます


そして教室開催当日を迎えました。

ん?担当者が会場を2カ所抑えていて、キャンセル料が必要になった?一カ所は有料のところ(ガリレオ)で、もう一カ所は無料のところ(公民館とか)だったのかな。

キャンセル料は「費目・使用料」では払えないので、帰庁して急ぎキャンセル料の支払いのため「費目・補填賠償金」の支出手続きをしないといけません。

でも、一店だけ予約していたのが講師の都合で急に開催できなくなってキャンセル、なら支払う理由も成り立つんですが、担当個人ミスで2会場予約していて、しかも当日までキャンセルしてなかったかキャンセル料が必要になった、なんて理由上司会計課に説明しづらいし、公金の支出としても市民からツッこまれそうです。(自分だったら、ダブルブッキングは無かったことにして自分の財布からします。それが一番簡単なので)


③「差し引き払い」が可能なの?

ここでM山氏が言った「さほ氏へのギャラからキャンセル料を差し引いて払いますね」は可能でしょうか。

まず「決まった報酬委託料)から急に発生した別費用差し引く」というのは不適切支出です。相手委託する業務内容に対してこの金額委託すると一度決めたのですから業務内容が変わらないのに減額するなんて役所内の決済で絶対に認められません。

これまで支出するために役所内で行った支出負担行為書には支払相手・支払口座・支払金額が明記されています契約書にも相手金額記載されています

会計課はこの通りにしか支払いしません。

から支出負担行為書を二重線で消して訂正印を押して見え消し修正する・・・無理です。訂正が効くのは誤字脱字くらいで、支払金額とか支払相手先とかの重要項目の修正はどの役所でも認められてません。契約書の訂正も必要です。

役所保管の契約書を担当者が首長印をコッソリ使って勝手に訂正したとしても(今はどこも公印の管理は厳重になってるので難しいけど)、会計課はそれによる支払を認めないし、さほ氏の持っている契約書には修正前の金額記載されている(双方の合意に基づいてない)ので、奇跡的に会計課チェックをスルーして(ありえない)減額した金額でのギャラ払いが成功したとしても、後からさほ氏保管の契約書を提示されて不足分の支払請求をされたら、口座振込による支払金額記録が残ってますから役所は追加払いしなければなりません。

追加払いするためにはまた一連の予算執行手続きがイチから必要になりますし、M山氏はいずれにせよこの段階で不正支出公文書偽造により懲戒処分です。金額という重要項目の訂正・契約書の片方印だけによる訂正を見逃して支払ってしまった会計課の担当上司処分を受けるでしょう。(まあ会計課はどこも細かいのであり得ないけど)


④支払(ようやく)

教室が無事に終わりました。

役所の支払のもう一つの原則は「精算払い(後払い)」です。

相手債務を履行したのを会計担当確認してからでないと支払えません。(例外もあるけど省略)

帰庁後、担当者は会計課にお金支出してもらうための書類支出調書」を作ります文書仕事ばかりでウンザリですか?公金だから仕方ないんです。

ここでもまた、予算の種類、費目、支払相手名、支払金額、支払口座、支払予定日、債務発生日(教室実行日)、支払内容、等を記載して、(システム化されてて支出負担行為と紐付けられてるので、ほぼ自動入力

先に決済済みの予算執行伺・支出負担行為書・役所保管分の契約原本相手委託内容を実行した証拠マンガ教室写真等)と検査調書を添付して、

課内で担当係長課長と決済をもらって、会計課に持ち込んで会計課内でもまた会計担当係長会計課長と決済を経て、

はれて会計課が銀行口座振替依頼データ送信して、さほ氏の口座にギャラが振り込まれることになります

これで「役所事業」は終了です。

もちろん課内でも会計課でも、事前に決済を受けた支出負担行為書や契約書に記載された金額相手名と、支出調書に記載された金額相手名は照合されますので、「こっそり減額した金額で支払い」しようとしても「書類間不一致」でハネられます

まあ、減額したとしてもガリレオさんへのキャンセル料の支払い手続きはされて無いので、予算が余るだけで意味ないんですけどね。


⑤その後(蛇足

これで「事業」としては終わり、なんですが、担当仕事はまだあります

年度末の決算作業決算書ができたら決算特別委員会の想定問答の作成

翌年度に行われる部内監査((事業執行課の総括課が行う))、定期監査((外部から任命された弁護士有識者監査委員会の下部機関である監査事務局による、昨年度に誤った処理がなかったか検査。支払関係特に細かくチェックされる。こっそり書類書き換えとかしてもここでまずバレる。))、監査委員自らによる委員監査監査資料作成や当日の対応

もし予算国庫補助金が入っていたら、補助金の実績報告書提出や受け入れ手続き、国の会計検査院による検査の受検((非常に細かく厳しい。ここで不適切支出とされたら国庫補助金返還となり、返還金の予算確保のために予算流用手続補正予算編成作業議会対応が出てきて死ぬ))。来年度の補助金事業計画交付申請、等々・・・


と長々と説明してきましたが、帰宅してからずっと書いてて誰が読むんだこんなの。


もっと簡単方法

役所担当が持ってる事業は1つではありません。複数分野を担当していて分野ごとに複数事業があります

マンガ教室以外にも十数~数十の事業を持ってるはずです。

教室も1回で終わりではなく年間に何回かやるんでしょう。

教室開催ごとに講師をやってくれそうなマンガ家を探して、コンタクトを取って、ギャラ交渉して、日程調整して、契約して・・・

広さと場所が適した会場を探して、見積もりとって、後払い振込払いの了解もらって、予約(契約)して・・・

講師から教材データをもらって内容チェックして、コピー製本して必要部数を用意して、当日会場に教材持ち込んで様子を写真撮影して・・・

という仕事が出てきます

そして毎回ごとに講師と会場に②~④の予算執行契約・支払手続きもせにゃいかんわけです。

マンガ教室だけじゃなく他の事業でも。

はい、無理です。一人の担当では手に負えません。

ということで、役所がこの手のイベントをやる場合教室講師の手配などイベント開催をまるごと民間業者NPO団体などに「業務委託 このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2018-09-11

地方の豊かな自然に親しむ子育て

https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20180910/1536574144

地方の豊かな自然に親しむ子育て」って地方子育てをするメリットとして語られるわけなんだけど、それってなんか有意統計的な結果として現れてるものなのかなあ。たとえば、地方の方が都心部よりもいじめの発生率が低いとか、不登校が少ないとか、刑事事件が少ないとか。

寡聞にしてそういう統計を見たことはないのだけれど、印象論で言えば「豊かな自然に囲まれ子育て」って、彼らが喧伝するような「精神的な豊かさ」に、全く寄与してないように感じてる。マイナスの影響があるとまでは言わないけれど、いじめなんてどこでも同じように起きてるんじゃないかなあ。

「豊かな自然の中で子供を育てたい」って、それってたとえば「子供ピアノを習わせたい」なんかと似たような、ある種の親のエゴであって、きつい言い方で言えば、「親が他人アピールしたいライフスタイル小道具として子供を利用しているだけ」ってのはあるのじゃないか。もちろんそれはアーバンライフタワーマンション子育てをしたいってのも、全く同じような意味で、「田舎暮らし」とは別種の「アーバンライフ」っていうスタイルの誇示にすぎないわけだけど、だからこそその両者は、「そんなもの子供にしてみればどの親のもとに生まれるのか選択できないように、結局は生まれた親の趣味で育成される以外にない」という意味等価でしょう。

なんかこう、最近少子化につながる息苦しさの一端は、「子供幸福に導かなければならない」「その意識がない親は害悪である」みたいな強迫観念にあると思うのだよね。いやあ、もちろん、親になったからには子供幸せを願うし努力もするんだろうけれどさ、一方でその努力ってのはいつもどこか空回りで一方的であり、小児教育ってのは洗脳とほぼ同義であるってのは忘れちゃいけないと思うんだよ。

もちろん虐待はゆるされないわけだけど、じゃあどこまで子供に尽くせば合格なのか? みたいな競争を始めると、際限なく子育てハードルが上がっていってしまう(そして実際自分ハードルを上げすぎて自滅して病んでしまう親もいる)。今回の件で言えば「子供を育てるために田舎に(あるいは都会に)引っ越すべきなのか?」みたいなのがそれ。正解を定義するってのは同時に正解以外、つまり不正解定義するに等しい。そこまでハードルを上げれば、ほとんどすべての親が失格になってしまわないかな。そして今生きてる殆ど日本人が「失敗した教育環境製造された人間」になってしまわないかなあ。

ネグレクト推奨という意味ではなくて、子供って(つまり人間という存在って)結局自分でかってに幸せになっていく生き物だよ。周囲の教育環境をキョロキョロ見回して、自分たちを減点主義で採点し、劣等感やら罪悪感をこじらせて結局子供にあたってしまう前に、「まあこんくらいでいいだろう」みたいな落とし所みつけるのが重要だと思う。

2018-09-01

me tooに代表されるある種の「正義」と、その恣意性が孕む課題について

岡田斗司夫朝日新聞で連載している悩み相談を読んだ。

https://digital.asahi.com/articles/ASL8R4S75L8RUCFI00B.html

回答としてとても全うで、納得のいくものだった。だったのだが、当然回答者岡田斗司夫である以上、「朝日新聞岡田斗司夫指導者という立場を利用したりして精神不安定女性数十人と異性関係を持ったことが判明したあとも、彼を切らなかった。metooと程遠い人権感覚会社だと思ってる。 」というブコメがついている。

ブコメをつけた人を非難したいわけじゃなくて、これは正にme tooにおけるある種の「正義」の本質を表している。つまり、「言動のものや、その人が作り出したものの是非ではなく、その人の社会的状況に応じてその人の言動判断する」。

これは、不正義の是正を誰かに任せるのではなく、評価自身判断不正義を是正するものだ、ということになる。一面の真理はあると思う。社会完璧ではないので社会公的機関が必ずしも正しい在り方をしているわけじゃなく、それを正すのは社会に生きる人間であるべきだ。そのような仕組みが市民社会であり、社会的不正義に対して暴動や大規模なデモが起きるのはある種「健全」なこととは言えて、そういう事例が散見されるアメリカフランスと違ってどうして日本は……という話題は、本筋からズレるので閑話休題(こういったある種の国ごとの政治態度や市民感覚の違いをまとめてる研究書どっかにないですかね。真面目に読むので割と本気で募集している)。

そういった考えの裏には、実のところかつてのモヒカン族とは全く逆の価値観がある。評価するかしないか、という価値判断だ。

上記の例で言えば、岡田斗司夫評価されていい人間かどうかである。とりあえず自分評価差し控える。その全く真逆の例で言えば、〈ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズ監督を務めていたジェームズ・ガンが、過去不適切ツイート理由シリーズ監督から降板させられた事件だ。その二つの違いはなんなのか。違いはいくらでも挙げられる。実際に問題になっているのが実在女性との実際の関係に関する話題か、不特定多数に対する言及だけか。日本国内で活躍する批評家か、全世界的にヒットした作品を生み出した監督か。社会的評価の違い。味方についた人がどの程度いたか、それが大きく報じられたかどうか。「不正義」とされるものは白か黒かではなく様々なグラデーション存在し、「灰色は白である」=推定無罪価値観あくま刑事事件公的権力市民を罰する際に発生するものであり、このような違いが発生するのは当然である。だが一方で、ジェームズ・ガン擁護されるのに、『二度目の人生を異世界で』の原作者「まいん」氏が炎上した挙げ句アニメ化が中止になるのは当然であるとされる。問題発言が日本における大きな政治的争点かどうか、という違いはあるが、それ以上に大きな違いは、2人がどんな作品を書いていたか、と言ってしまっても差し支えないのではないか、と個人的には思っている。一方で、慰安婦揶揄していた「月曜日のたわわ」の比村奇石はさほど炎上せずに未だに活動を続けている。比村奇石炎上しないのは不思議だなと思っているが、とはいえ自分自身、「うっわー気持ち悪いことしかやってねーなこの人、でもめっちゃエロい作品書くな。もっとやれ」って思いながら毎週月曜日を楽しみにしている。しかし本当に邪悪

雑多になってしまったが、何が言いたいかというと、me tooというのは「何が正しいか」ではなく「どんなかたちの正義を指示するか」というある種の価値観、雑な表現であるところの「政治的態度」を求められている。正義に対するコミットメントである。だが正義一枚岩ではなく、黒と白の間には無限グラデーション存在し、結果me tooのような価値観はある種のダブルスタンダードを許容する。

社会において「理性的判断」というのは存在せず、人間社会のなかでしか行動ができず、社会のなかで行動するなら結果的社会コミットしなければならない。あたか村上春樹デタッチメントからコミットメントへの転換をした(「せざるを得なかった」と言っていいのかは、正直わからない)ように、これはある種当たり前のことなのだが、その事実を前に困惑するひとは少なからずいるのではないか、と思っている。自分比較的その変化を受け入れている側の人間ではあると思うが、困惑する人間がいるのはよくわかる。人間矛盾する生き物だからね。

だがはあちゅうてめーは駄目だ。

2018-08-26

アニメロサマーライブ迷惑厄介が追い出せたのなら、コミケ徹夜組も追い出せるんじゃない?

アニメロサマーライブ迷惑厄介が追い出せたのなら、コミケ徹夜組も追い出せるんじゃない?

運営ガチ対応した結果、迷惑行為してる人間ガードマン身分証提示をさせ、説教して、さらには出禁にする報告がめっちゃ上がってる。

コミケもやろうと思えば徹夜組追い出せるんじゃない?

厄介は確実に減った。まだ結構いるけれど。でも、減った。

アニメロは刑事事件になってから本腰入れたけれど、徹夜組刑事事件が起きた場合、本気で追い出そうと思えばできるんじゃないの?

六〇〇〇人ぐらい徹夜組がいるみたいだけど、一〇〇〇人ぐらいまで減らせるんじゃないの?

経費はかかるだろうけれど。




追記 やはり黒人武闘派ガードマン警棒を持って「近所にたむろするやつはいねーかー? と一〇〇〇人ぐらい警戒態勢」を敷いて、身分証提示させて、タクシーに乗せて追い返す、とかやるのがいいのだろうか? 1億円以上かかりそう。

2018-08-25

anond:20180824200532

俺。

という個人的な思いは置いておいて、刑事事件で弁護する弁護士

人の仕事にいちにち文句つけるなと思う。

2018-08-23

ametsub

この事件が明るみになるまでcuusheをまったく知らなかった時点で中途半端エレクトロニカファンだとわかるだろうが、まあ、そんな程度の人間だ。

音楽レーベルのflauが何やらの被害に遭ったらしい、とだけ聞いて、ググった結果、このリリースにたどり着いた。

空き巣被害容疑者逮捕のご報告 / burglary

http://flau.jp/2017/09/24/burglary/

何も知らずに読み進めるうちにametsub文字が目に入る。

意味理解できるまで3回は読み直した。

被害者じゃなくて、加害者だと、、、ametsubが?

なんで空き巣

そんなにお金に困ってた?

ただ、これだけ読んでもなんのこっちゃわからなかった。

いろいろ配慮した結果、客観的事実を短くまとめたってことなのかもしれない。

それからずっとこの件が引っかかって、あれこれ調べたらびっくり、なんなんだこの怪事件は。

事件概要をざっくり自分理解でまとめると以下のような感じ。

去年2017年 flauの事務所空き巣被害に遭う

まれたのはpcとか機材とからしい

同年9月ametsub窃盗容疑などで逮捕(ごめん、正式な罪名とかは調べてない)

今年3月刑事裁判終了、途中で示談とかもあったのかな、結果的にはametsub執行猶予が3年、懲役2年6ヶ月

今年6月Taico Clubシークレットでametsubが出演した疑惑

今年8月被害者の一人、アーティストのcuusheが沈黙を破ってametsub告発

facebookで詳細を公開

で、このcuusheのfacebookではじめてなんとなーくだけど、これが単なる窃盗とか空き巣とかじゃないってのがわかってきた。

cuusheの文を読んでもまだ釈然としないのは、ametsub動機がまったく見えてこないこと。

これは単なる妄想しかないけど、つまり、こういうことなんだろうか。

ametsubとcuusheは昔、恋愛関係にあって、なんらかの経緯でその関係が壊れた。

と同時にametsubも壊れた、というか、ストーカー行為に走ってしまった、と。

そのストーカー行為というのが、なかなかこみいっていて、空き巣やら不法侵入やらSNSでの匿名アカウントをつかった執拗いやがらせリベンジポルノ的な行為さらにはcuusheを含めた複数アーティスト作品データ破壊にまで至っている。

あと、確か汚物被害者宅の前に、みたいな話もあったっけ。

本人の作品は徹底した作られっぷりだと感じていたけれど、そういうエネルギーや才能が負の方向に向かうとこうなるんだな、と世の不条理を嘆かずにはいられない。

人に対する性的いやがらせとか、音楽になんなら命かけてるぐらいの人の作品データ破壊するとか、被害者の気持ちを徹底的に蹂躙するやり方で残酷だし途方もなく自分勝手だ。

正しいかどうかは別にして、というか、まったく許されない行為ではあるんだけど、本人のなかではそういう行為にどうしても至ってしまった何かがあったんだろうと想像はした。

天才が闇をこじらせるとやっかいなことになるんだろうか、とか。

とまあ、ここまで知った状態で、まだ作品自体は嫌いになれずにいて、これから聴くことがあるんだろうな、でも聴く度にこの事件を思い出して悲しい気持ちになるんだろうな、と思っていた。

そのあとでこれを読んで、気が滅入った。

http://hissi.org/read.php/nika/20180823/a3BDZWZJaFI.html?p=1

本人なんだろうか。ほぼ100パーセント本人なんじゃないだろうか。

かに誰がこんな書き込みするんだよって。

読む限り、こんなことを思っているなら、この人の地獄は始まったばかりだ。

いつまでも被害者面してんな」「音楽を続けるか止めるかは本人は決める」「一度は止めると言っても心変わりはあるだろうし、言ったことを守らなければいけない法律はない」「当該者が直接叩くならまだしも、大衆を味方につけて集団でたたく方向に持っていったことが悪質」

おいおい、、、、。

裁判の終わりが事件の終わりなわけないだろ。

本人も相当追い詰められてるんだろうけどさ。

被害者の心情に思いがおよばないうえに、苦しい自己弁護を続けてる様子から、年の割に非常に幼稚で軟弱な一面が垣間見える。

この事件について、被害者側の話しか情報が得られないから、両方の言い分を聞かないとわからないと思っていたけど、これが加害者側の言い分ならあまりにもお粗末だ。

言いたいことがあるなら堂々とリリースでもなんでも出せばいい、と思うけど、示談の内容かなんかで出せない事情でもあるんだろうか。

執行猶予で済んだのは、たぶん初犯というか、刑事事件になったのがはじめてだったからとか、今の日本法律だとこの手の犯罪あんまり罪が重くみられないせいでもあるんじゃないか

あとは弁護人が優秀だったのかな。法廷で本人が反省してるような体裁が整ってたんだろうか。

こんな事件があったこと、ぶっちゃけ今でも信じられない。

本当に信じたくない。

ametsub音楽がとても好きで、繰り返し何回も聴いて、心の中で「くううーっ、たまらん!」と喜びもだえていたんだぜ。

Lichen With Pianoとか、Skydroppin'とか。

いつかライブに行きたいな、直接聴きたいなって、ずっと憧れていたんだぜ。

素人が言っても説得力ゼロだろうが、どうしてこんなにすばらしい才能という宝を無駄にするようなことをした?

誰にでも与えられるものじゃないだろ、こういう才能って。

才能さえあれば、どんな過去があっても仕事が来るって思ってる?

人間社会ってそんなに甘いかな、どうだろうね。

どっちにしても、徹底的に落ちてからじゃないと光は見えないんじゃないかな。

光が見えないまま終わる可能性もあるだろうけど。

まず自分のしたこから目をそらさないでくれ。

人のせいにするな。

人の痛みをわかる努力しろ

これ以上被害者を苦しめるような真似だけはしないでほしい。

悪事は倍以上になって自分に返ってくるぞ。

罪を犯した人間が、完全に再起の道を閉ざされてしまうのには反対だ。

つかこ地獄からあなたが抜け出して、新しい作品を生み出して、それが日の目をみることがあればと祈ってる。

でも、そこにたどり着くまでにはまだまだ想像を絶する苦痛を乗り越える必要があるんじゃないかな。

2018-08-14

anond:20180814161934

浮気が「DV借金子供虐待とかのどう頑張っても庇えねーよっての」よりも軽いとでも思ってるのだろうか

軽いだろ。

DV虐待普通に刑事事件となり得るし、

借金も「嫁が稼いだ金も全部ギャンブルに使って逆らうと殴られる」とかだぞ。

2018-08-06

無断駐車も刑事事件にすればいいのにな

コンビニ駐車場一年以上駐車して、コンビニ側が賠償訴訟を起こして勝ったって記事を見た。

こういう駐車場無断使用民事あつかいで、警察は介入しないらしい。

でも、以前Youtuberコンビニでいたずら動画撮影して公開して「買い物以外の目的で店に入ったから不評侵入」みたいな、こじつけ容疑で検挙してたし、それなら無断駐車のほうがよっぽど無断侵入じゃないかって気がする。

anond:20180806113221

どっちにせよ本人じゃないと刑事事件化するのは難しいし、医者には行ったのかという話だ

2018-08-03

anond:20180803161803

実際にパフォーマンス落ちてる女って見た事ないんだよな

セクハラ不倫問題起こした男はリアル知り合い範囲でも片手くらいはいるけど

(実際にやってる男じゃなくて、それが問題になった男ね。実際にやってるのはその倍以上いるわな)

あと女子高生買春で捕まったバカとか

でも女だと職場不倫ってケース以外はそういうのいない(刑事事件起こした奴もいない)な

2018-08-01

anond:20180801162307

刑事事件の例は知らんが、警察当局情報を売り渡している例はかなりあるらしいし民事事件にはそこそこ発展してる。匿名から通用しない。少なからはてなIDを出したらアウトだな。

というか低能先生の件もあるし、今後は匿名でも積極的に行き過ぎたやつをBAN&逮捕するケースは増えてくるんじゃねえの。

レイプ犯罪ですか? はい、そうです.....。

レイプ犯罪です。

刑事事件です。

私はレイプされたいとは思いません。

しかし、世の中はレイプしたい人がいるわけです。

レイプしたい人は二つに分けられます

レイプ犯罪から法律違反からレイプをしたくても、我慢する人

犯罪だけど、我慢出来ない人

だが、生殖行為である

レイプ生殖行為なんです。

人間自分遺伝子を残したいと思う気持ち本能的なものです。

だが、犯罪だ。

相手同意がなければ、犯罪だ。

セックスしたいです。

いいよと同意がなければ犯罪だ。

だが、

セックスするさいに、合意言葉でとったり、書面を交わすことはあまりない。

空気の読み合いだったり、雰囲気だったり、流れがセックスに発展する。

そのさいに、合意がないことも、しばしばである

合意がない始まりからレイプ気味なセックスからセックス途中で合意になることも多々ある。

なので、はっきりしてほしい。

レイプかそうでないか、はっきりしてほしい。

明確な線引きをして欲しい。

恋人だろうが、友達だろうが、赤の他人だろうが、婚姻関係にあろうが、セックスするさいに、毎回、同意書を作ってお互いハンコを押してからセックスして欲しい。

事後でも良いかセックス同意書の作成して欲しい。

セックス同意書を作って欲しい。

1回、1回。

毎回、作って欲しい。

出来ることな

証拠動画撮影して欲しい。

というより、同意書のないセックスは全部、レイプ扱いで犯罪にして欲しい。

レイプレイプじゃないかの線引きしっかりくっきり判定出来るようにして欲しい。

同意書があれば合法

同意書がなければ違法

それくらい、明確に分けて欲しい。

そうじゃないなら、レイプ犯罪にしてほしくない。

自由にそこらで無許可セックスできるようにしたらいいんじゃね?

とすら、思ってしまう。

今のままだと、合意があるなしが明確に分からんままに、有罪になったり、無罪になったりする。

なので、セックス同意書を作ってからみんな、セックスして欲しい。

2018-07-15

anond:20180715203154

子供の年齢にもよるけど14歳未満なら刑事事件にならないしよって傷害罪にもならない

2018-07-10

思ってることを述べることについて

死刑について、沢山の投稿がなされている。

自分法律を専門にして生きていているけど、刑事事件とはあまり関係がないから、そこまで詳しいわけでもない。

自分死刑についての投稿とか、それに限らずとも法律関係する投稿を見て、新たな観点だな、と思うことは殆どないと言っていい。既存議論を上手にまとめて紹介しているものとか、自分立場を適切に述べているものはもちろんあるけど、とりわけ断言調で書かれたもので、なるほどなあと唸るようなものはない。大抵の場合、すでに、それに対しての反論議論されているものばかりだな、と思う。

死刑刑罰に関する議論でよく出るものだと、例えば刑罰は何のためにあるのか、というようなものがある。

これについて既存議論簡単にまとめれば、割と最近までは、応報刑論と目的刑論との二つの考え方が対立していたと説明されていて、前者は犯した罪に対して罰を与えるのが刑罰本質であり、後者はもう2度と犯罪を犯さないように矯正したり、社会に対して犯罪を犯すとこういう辛い思いをするからやめたほうがいいよと伝達したり、あるいは犯罪を犯すような人を社会から隔離することで新たな犯罪が発生することを予防することを目的として与えるのが刑罰だというもの

前者はカントヘーゲルに遡るようなクラシックものだけど、罪に対して罰を与えるっていうけど、それは何のためになされるのか、本質というのは何なのかよくわからないよねという批判がある。

後者については、再犯可能性が非常に高い人だと、どんなに軽い犯罪でも、犯罪者なら終身刑にすることになるよね、とか、さらにその考えを進めて、犯罪を犯しそうな(けどまだ犯罪を犯していない)人を刑務所に入れようとかそういう話ななってしまうけど、それでは流石に良くないよね、といった批判がなされている。

それを踏まえて近年では、社会的な規範回復するためになされるのが刑罰である、というような学説も有力で、結局、応報刑論と目的刑論ってそんなに違わないのかも?みたいな話になっているとのことでした。

(この辺の学説的なことは刑事ジャーナルの54号に最近議論がまとまっている。)

で、そういう刑罰本質についての議論自体はどうでも良くて、自分が思っているのは、自分が考えついたことは、誰かすでに考えているだろう、更には批判も尽くされてそれに対する再批判がなされて、という風に議論は進んでいる、という風には思わないのだろうか、ということ。

自分は一応、専門と言えるものがあって、様々な学者が一生を懸けて知恵を絞って、あるいは、実際の社会の中で様々な人たちが工夫を凝らしていろんなことを考えてきてることを感じてきたから、そんなに簡単に新しいものは生まれないということを強く思っている。あるいは逆に、自分の思いつきについては、既に前向きな批判がなされていることが大半で、自分の考えをブラッシュアップするのはその意味では容易だと感じている。だからこそ、自分の専門外のことでも、自分が何か感じたことや思いついたことがあったら、調べてみることは大事だし、軽率発言するのは意味がないことだなとも思う。

から、いろんな社会的なトピックに対して、いろんな人から条件反射的に自分の思っていることを述べて、しかもそれが間違っていたり批判があるということに想いを致さない様子を見ると、心が痛む。人類が協力して分担して、何世代にもわたって知恵を絞ってきて、それを上手にまとめて教えてくれる人すらいるのに、酒の肴にしてるならまだしも、大真面目に自分議論絶対正しいかのように自信満々に理論を展開している人を見るのは辛い。

こういうことを言うと、学問市民感覚はずれがある、学者象牙の塔しょうもない、みたいな意見も出るかもしれないけれど、少なくとも法律学の領域で、市民感覚のようなもの議論全然反映されてない、ということはあり得ないと思う。もちろん、立法対応学会対応が遅い、ということはあるだろうけれど、市民感覚なんてどうでもいいか無視しよう、なんということはなくて、市民感覚がどのように醸成されてきて、今後どうなっていくかということも、議論されているのが普通だと思う。

こんなような感覚は、法律を専門にしてるからまれもので、他の分野を専門にする人は感じないのだろうか?

とにかく何でもいいから自信満々に意見を言うのが良いのだろうか?

2018-07-02

TBS山口氏へのはてブリンチがひどい件

BBCの「日本の秘められた恥」の件だけど、伊藤詩織氏の言い分が全面的に正しいという前提に立たなければ、あんな決めつけは出来ないと思う。

物証を出せ、ということだけですよ。

山口氏が既婚者だから不倫だとか、求職者を食っちゃうのはTBS職務規定違反だとか、まー、あさってなことを言う輩もいて、それって刑事事件となんの関係があるんですかね(笑)

行為合意があったかどうか、それだけが問われていて、実際には、伊藤氏にとっては不利な状況証拠のみがある。

ホテル監視カメラ映像では、いやいや連れていかれているようには見えないとか、「事件後」翌日に求職の話を確認するメール山口氏に送っているとか。

知っての通り、日本刑事事件起訴された時点でほぼ有罪なわけ。

冤罪問題ももちろんあるんだけど、警察側も、有罪に持ち込める案件現行犯か、自白があるか、物証目撃者があるか、等々でなければ起訴しないのが基本だということで、今回の件は、言い分が食い違っている、物証自白が無い、むしろ原告側に不利な状況証拠はある、ということで、不起訴にするのがむしろスタンダード

ほぼほぼ起訴になるのは間違いないと言った人は何を根拠にそう言ったんだってことですね。

話を不倫にまで膨らませて、それって法治国家国民がやることなんでしょうかね。

日本の恥ってのはそういう連中のことじゃないかと思うんですが。

2018-06-26

Hagex-day.Infoが「故人サイト」になってしまたことを受け入れられない

「故人サイト」という本がある。

 慣れ親しんだブログサイトが突然更新されなくなっても、多くの場合理由など分からないが、その本に出てくるサイトは、タイトル通り、管理人の死去によって「故人サイト」になったものばかりである

 例えば主が病没した場合家族などがその旨を報告すれば、読者は悲しいけれどブログ主との別れを受容することになる。

 刑事事件や不慮の事故海外旅行先の病気などで命を落とされても、報道された人物と、ブログに綴られた情報とのシンクロに誰かが気づくことによって、多くの読者がブログ終焉理由を知るに至るケースもある。

 まさか、私が最も長い期間読んでいたブログが、これ以上ない衝撃的な形で、NHKトップニュースになるような(6/26朝)経緯で、「故人サイト」の仲間入りをしてしまうなんて。


 6月25日朝7時、いつものように「Hagex-day.Info」をチェック。更新されていない。予約投稿であろう「本日一曲」もない。

 いつだったか、数日単位更新がなかったときは、「Hagex心配する人の声まとめ」みたいなのもできる位マメに、精力的に更新されていたブログなのだが、朝イチでは更新されていないことは時にあるので、この時点ではいもの朝だった。

 25日の朝9時前、Twitterトレンドに「hagex」を発見し、「へ~、何で?」と見に行ってみたら、とても信じられない、悪夢のような文字が。字は読める、意味は分かるのだが頭が理解しなかった。

 確かに地元福岡で24日夜に勉強会をする旨を彼は告知していたが、まさか

 Twitterで「この被害者Hagexさんでは」という書き込みを読み進め、「福岡セミナー講師が刺された」「講師とはHagexさんだったらしい」ということは飲み込めたが、「刺殺」ってなんだ。もう生きてないのか、死んじゃったのか。

 どうしても飲み込めなかった。とてもじゃないが咀嚼できる情報じゃなかった。

 刺された人がいたとしても、「人違いでした」というオチ絶対にあると思っていた(”ロング・グッドバイ”みたいに、仕組まれ替え玉じゃないか…と。代わりに死ぬ人がいなければ成立しない、酷い願望なのに本気で考えた)。

 タブレットに表示されたHagexさんのお顔、お名前、知りたくなかった。知る必要なんてなかった。Hagexさんが自ら開示されるならともかく、いったい誰が、こんな形で彼の素顔を知りたいと考えるだろうか。

 25日は他の事が手につかなかった。たまたま仕事を休んでいたのは幸いだった。26日の朝も、目覚めてすぐに「あれは夢だったのでは?」と思った。

 

 夢ではなかった。


 Hagexさんのブログは04年4月から始まったらしい。

 私が読み始めたのはいつ頃だっけ?と、記憶に残る最も古い記事検索してみたら05年のこれ。

  http://hagex.hatenadiary.jp/entry/20050813/p1

 この少し前から読み始めていると思うので、約14年間の「Hagex-day.Info」の歴史のうち、約13年間、ほぼ毎日読み続けていたことになる。

 きっかけは発言小町だったと思う。

 その頃よく発言小町を読んでいたのだけど、Hagexさんやトピシュさんの言うところの「もやもや」を抱くことが多い。

 「いや、これ創作でしょ」「これ、トピ主が変でしょ」等々、突っ込みを入れて楽しみたかった私が見つけたのが「Hagex-day.Info」だったのだ。

 その他、発言小町まとめサイト複数あったのだけど、小町運営会社から抗議があったらしく、ある時期に全てなくなってしまった。

 Hagexさんも、「小町運営会社からはてな削除依頼があったが、削除依頼があってもきちんとユーザーサイドの意見を聞いてくれるのは大変嬉しかった。」と仰っていた。

 その後、ブログ批判したサイト運営会社から名誉毀損信用毀損」を理由削除要請があった際も、即削除することなく、ユーザー意見を聞いてくれたはてなに対し、「ユーザーに対して誠実な対応をしてくれた、はてな感謝!」と綴られている。

 それらを読んでいたので、私も「はてな」には良い印象を持っていた。


 Hagexさんのブログ、ごく初期は普通日記、その後は発言小町から抜粋発言小町から転載が禁じられて以降は2ちゃんねるからコピペが多くの割合を占める。

 事件で初めてHagexさんのブログを訪れた人は、「ただのまとめサイト管理人じゃん。何を騒ぐことがあるのか」と思ったりするのだろうか。

 そういう方(はてなにそんな人はいいか…)は、是非右側の「人気記事」に並ぶエントリークリックしてほしい。特にFacebookバカばかり」とか。

 私は、2ちゃんから転載別に嫌いじゃないし、読み物として読んでいた。面白いと思ったものブックマークもした。

 しばらくの間は、「Hagexさんは、時折投入する渾身のエントリーをより多くの人に読んでもらうために、せっせとまとめサイト的な投稿をしてるのだろう」と思っていたのだけど、「三度の飯よりインターネットが大好き」な彼は、まとめ的投稿結構楽しんでいるのだろう、と考えるようになった。

 でも、Hagexさんの真骨頂は、やはり時折アップされる舌鋒鋭いネット批評

 Hagexさんのお蔭で、仕事子育てに追われる私も、「デマは怖い。デマは、面倒でも火消ししなければすぐに広がってしまう」とか、「これ、掘って行ったらココと繋がるのか。やばいよね」等、ネットと、それに連なる世間の怖さを垣間見ることができた気がする。

 あるいは、TwitterRTされてきて、「何これ、こんな安い話によく食いつくよね」と鼻白む思いで見たサイトが、Hagexさんによってコテンパンに貶されているのを読んでスッキリしたり。

 「“落としどころ”なんて言葉はオレの辞書にはない」と言わんばかりの、どこまでもしつこく、容赦ない筆致に、「これ、食いつかれたら大変だわ…」と嘆息することもしばしばだった。

 一方、Hagexさんの映画音楽評は実にユーモラスで、「観て(聴いて)みようかな」と思わせるものだった。Hagexさんのエントリーが切っ掛けで観た映画は少なくない。

 その中でも最も素晴らしく、紹介してくれたHagexさんに感謝しているのは「ザ・フォール 落下の王国である

 ハゲ子の社畜ぶりを自嘲するエントリー最近飼い始めた「猫先生」を含む、Hagexさんの身辺雑記も楽しかった。

 そういえば、「古本屋さんで買った本にかなり昔の写真が入っていた。アップしたら持ち主が見つかるかな?」というエントリー写真とともにアップされていたこともあった。「写真、アップしちゃって大丈夫?」と思う一方、「Hagexさんロマンチストなのかな」と微笑ましく感じたエピソードだった。


 Hagexさんは福岡出身で、貶しながらもこよなく故郷博多弁を愛していること、タバコが大嫌いなこと、小児を性の対象にする行為断じてさないこと(当たり前の事ではあるけど、これに関しては殊に強いHagexさんの意思を感じた。)など、ブログを通じてHagexさんの人となりが、断片的にだけど見えてきたような気もしていた。



 そんなHagexさんが、故郷で開催する初めての勉強会、その終了直後に問答無用で殺されてしまうなんて。

 あれほどネット上の戦いに精通し、危機管理に自信を持っていたように見えた彼が、理不尽暴力の前にはあまりにも無力だった(というか、誰だって無力だ)。

 Hagexさんは、容疑者とされる人物が、自分と同郷だということを知っていたのだろうか。


 酷すぎて、酷すぎて。

 使い古された言葉だけど、これまでの人生で使う機会もなかった言葉だけど、「神も仏もないものか」という叫びが、私の中で暴れ続けている。

 心中で叫ぶだけでは、やりきれなくて辛いので、心の赴くままにだらだらと綴ったのがこのエントリーです。

 東京で行われた一回目の勉強会結構本気で行きたかったのだが、幼い子を持つ身なので諦めていた。「これから勉強会を定例化するのであれば、いつか行く機会もあるだろう」と思っていたが、その機会はもう訪れない。私はHagexさんに会えない。

 「落下の王国、素晴らしくてソフトも買っちゃいました!」と、なぜコメントを入れなかったのか。

 明日明後日も、ずっと続くはずの日常は、いとも簡単に、あっけなく断ち切られるものでもある。その理不尽さに、恥ずかしながらこの歳になって初めて接した気がする。

 十数年の間、ブログへのアクセスが毎朝の日課だったので、今朝もつアクセスしてしまった。「注目記事」のトップにある記事タイトルにまた悲しい気持ちになる。

 「お前は一体彼の何だからこんなに湿っぽい記事をアップするのだ」と問われれば、「スミマセン、コメントも1~2度つけただけの一読者です」としか言えないのだけど、「それなのに、どうしてこんなに辛いのかな、悲しいのかな。」と自問自答しながら、べそべそと泣きながら、Hagexさんにこの駄文を捧げます


 日常どころか人生を、あっという間に断ち切られてしまったHagexさんはどれほど無念だろう。「安らかに」なんて白々しく言える心境じゃない…と思いつつも、それでもHagexさんの眠りが安らかであることを祈らずにはいられない。

「長い間、本当にありがとうございました。どうか安らかにお眠りください」

低能先生」のようなケースは刑事民事での対応必要ではないか

まだ犯人の事についてあまり情報が出ていないのであるが、社会から孤立した人物の、社会に対する唯一の接点がウェブサービスであったとすれば、社会福祉を強制的に導入できる契機はウェブ企業による刑事事件しかない。これが普通アル中で隣近所に散々迷惑をかけるような事案であれば、ご近所さん通報警察行政問題認識できる。実生活上において問題を起こさなければ、地元警察行政問題認識できない。

このように書くとウェブ企業慈善事業負担を負わせるのかとか、警察通報たからと言って問題解決できるわけではない、と思う人もいるかもしれない。しかし、増田への投稿犯人によるものであれば、犯人は、はてな本社にも行こうと考えていたのであるはてな本社や社員安全上も必要ではないか。確かにはてなには他人低能と罵ることでしかコミュニケーションできない人物を受け入れる義務はない。とはいえ、拒否した場合逆恨みでお宅訪問を受ける可能性がある。どうせ訪問を受けるなら、相手が何者かわからないで不意打ちを受けるよりは、何者か認識できていた方がまだ被害を減らせる可能性も出てくるのではないかそもそも相手が本当にどれだけヤバイか実はヤバくもないかなんて、相手が何者か認識できなければ、評価しようがないではないか

2018-06-25

https://anond.hatelabo.jp/20180625173135

今の知能犯はこの抜け穴を知っていて、利用されてしまってると思う。

外国ではこんな生ぬるい対応はしてないはずだと予想するけど、実際どうなんだろ?

日本でも現実はそんなに生ぬるくないです。

刑事事件について詐病をすることは昔から行われていて、警察検察官はこれを防ぐためにかなりの努力をしてきており、検察官が書いた論考なんかも多く発表されているところです。

特に無理な心神喪失・耗弱の主張に対する警察検察官の反応は、一般人何となく抱く忌避感以上に苛烈もので、これを封じようと全力を尽くしてきます。具体的には刑事訴訟法223条・224条により精神鑑定を行い、心神喪失・耗弱には当らないとの主張立証をしてくることになります

何となくの思い付きで心神喪失・耗弱の主張をしたところでまず通らないというのが実情でしょう。

それでもたまに微妙な事例というのが存在するところですが、その当否はそれぞれ個別の事例に即して具体的に議論すべきでしょうね。

2018-06-21

anond:20180621132118

それはただの同人屋の自己正当化の為の流説だろ

任天堂警察がそう言った訳じゃない


いきなり刑事事件化して大々的に報道される例は稀でも

著作権元に注意されて謝って二次創作やめた」って話は同人界でごろごろしてるよ

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