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はてなキーワード: 性別違和とは

2024-04-11

脳に性差はある

男性女性の脳の差異存在する。

主な原因は、性ホルモンが脳の発達に大きく影響しているため。

成人男性と成人女性の群を比較対照すると、体積に差がある部位が多数見つかっている。

具体的には前頭前野および上頭頂皮質では女性が大きく、腹側後頭側頭領域および皮質下分布領域では男性が大きい。

ソース米国立衛生研究所NIH)で神経ゲノミクス発達部門チーフを務めるアーミン・ラズナハンの論文

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32690678/

さらに言えば、脳の発達には社会的環境も大きく影響しており、男女不平等が大きい国ほど脳の特定部位の体積の差異もまた大きい。

https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2023-05-10-1

18~40歳までの健康男性3,798人と女性4,078人のMRIの脳の構造データを用いて、脳の皮質の厚さや表面積と性別間の不平等指標関係を調べ、右半球の皮質厚の男女差は性別間の不平等と関連が認められました。領域ごとの解析では、特に右前部帯状回で同じ関連を認めました。これは社会的文化的な要因が脳の発達に影響すること、ひいては性別間の不平等改善する政策平等で公正な社会を実現するために求められることを示唆しています

なお、胎児期のアンドロゲンの分泌異常により、生まれ持った外性器とは異なる性自認を持つようになるようだ。

性別違和は脳神経系とそれ以外が不一致を起こしている状態だと推定される。

こうした知見は、特定分野における男女能力の差を説明するものでは(まだ)ない。

男子は○○は好み、女子は××を好むという傾向に対して、科学的根拠提供する段階にはなさそうだ。

一方、脳発達における性ホルモンの影響を過小評価するのは、あまりにもイデオロギー発言と思う。

英国青少年トランス薬物治療を中止 欧州における大きな転換(NYT)

https://www.nytimes.com/2024/04/09/health/europe-transgender-youth-hormone-treatments.html

ヨーロッパ5カ国は最近性別に悩みを抱える青少年に対するホルモン治療制限した。

英国の今回の変更は、独立した小児科であるヒラリー・キャス博士火曜日夕方に発表した4年間のレビューによるものである。「ほとんどの若者にとって、医学的な治療法は性別に関連した苦痛管理する最良の方法ではない」と報告書結論づけた。医学雑誌掲載された関連論説の中で、キャス博士は、若者ジェンダー治療有益であるという証拠は "不安定な基礎の上に成り立っている "と述べた。

NHSは今後、臨床研究登録された患者を除いて、思春期を阻害する薬を提供しない。そして報告書は、テストステロンエストロゲンのような永久的な身体的変化を促すホルモンは、"細心の注意 "をもって未成年に処方するよう勧告した。

英国の動きは、北欧におけるより広範なシフトの一部であり、保健当局は近年、思春期性別治療需要が急増していることに懸念を抱いている。

12月ノルウェー地方保健当局は、青少年性別医療を「試験中の治療」に指定し、臨床試験に参加している青少年にのホルモン剤が処方されることになった。デンマークでは、今年最終決定される新ガイドラインにより、ホルモン治療幼児期から性別違和を経験したトランスジェンダー青少年限定されることになる。

若者に対するジェンダー治療先駆者ヨーロッパである1990年代アムステルダムのあるクリニックは、幼少期から自分は違う性別だと感じていた青少年思春期抑制剤を投与し始めた。

世界中のクリニックがオランダプロトコルに倣うようになった。これらのクリニックへの紹介は2014年から急増し始めた。例えばスウェーデンのクリニックでは、2014年には約50人だった紹介患者が、2022年には350人にまで増加した。英国では、その数は2014年の470件から2022年には3,600件に増加している。

そして、オリジナルオランダ研究参加者とは異なり、新しい患者の多くは思春期まで性別苦痛経験せず、うつ病自閉症を含む他の精神健康状態を持っていた。

現在オランダで発表された当初の知見が現在患者にとって妥当なのか疑問が呈されている。

フィンランド2011年から青少年ジェンダープログラムを率い、この治療を声高に批判するようになった精神科医、リイッタケルトゥ・カルティアラ博士は、「世界中が、何千、何万もの若者に対して、1つの研究に基づいて治療を行っている」と述べた。

カルティアラ医師自身調査によると、フィンランドのクリニックに入院している患者の約80%は女性として生まれ思春期の後半に性別の悩みを経験するようになった。多くの患者心理的問題も抱えており、ホルモン治療では改善されないことがわかった。2020年フィンランドは薬の使用を厳しく制限した。

同じ頃、スウェーデン政府は厳密な研究レビューを依頼し、青少年に対するホルモン療法には「不十分な」エビデンスしかないことを発見した。2022年スウェーデンは「例外的なケース」のみにホルモン療法を推奨し、その理由ひとつに、どれだけの若者がこの先、医学的移行(脱移行と呼ばれる)の中止や逆戻りを選択する可能性があるかという不確実性を挙げている。

2021年、タヴィストック臨床医たちは、思春期阻害剤を服用した44人の子供たちを調査した結果を発表した。

薬によって自傷行為異和感の程度が軽減されることはなかった。2020年、NHSはキャス博士治療法の独立レビューを依頼した。彼女科学レビューを依頼し、国際的ケアガイドライン検討した。また、若者とその家族トランス成人、離脱者、擁護団体臨床医と面会した。

レビューの結果、NHSのケア水準は不十分であり、性別による苦痛の原因となりうる精神衛生上の懸念対処するルートほとんどないと結論づけられた。NHSは先月タヴィストックセンターを閉鎖した。

キャス医師は、火曜日に発表された『ブリティッシュメディカルジャーナル』誌の編集者とのインタビューの中で、「子供若い人たちは、実にお粗末な扱いを受けてきました」と語った。小児医療において、若い人たちに取り返しのつかない治療を施し、大人になったときにどうなるのか全くわからないというようなことは、他に考えられません」。

今月、NHSによって制定された変更は、「私たち懸念が実際、妥当であったことを認めたものです」と、2018年懸念を表明したタヴィストックスタッフの一人であるロンドン臨床心理学者、アンナハッチンソンは言う。"これらの子供たちに関連する決定について、より強固でエビデンスに基づいた道筋に戻ろうとしていることは心強い。"

フランスでは今年、医師思春期阻害剤やホルモン剤を処方することを禁止する法案が提出され、懲役2年、罰金30,000ユーロを科した。そして月曜日バチカンは性転換を人間尊厳を脅かすものとして非難した。

2024-04-10

性別違和病気にすべきか

性別違和は、性同一性障害の名で知られていたが、最近は「病気」として扱うべきでないという流れ。近年は性不一致と呼ぶべきという人もいる。

生活に著しい困難を生じる程度の性別違和があるときホルモン治療外科処置をとることがある。ホルモン治療保険適用外なので、ホルモン治療を行ってしまうと、他の治療も全額自費負担になってしまうそうだ(混合医療禁止)。

理屈だけ言うと、性別違和病気であるならば、全額保険適用範囲にならないとおかしい。逆に、性は自己意思選択可能なのであれば、自由診療なのもやむなしと思う。

性別違和は、脳や遺伝子といった器質的な影響が強いことが最近の知見でわかってきた。私見では、いっそ病気として扱い、保険負担ホルモン治療が受けられる方がよいと感じる。

2024-04-05

性別違和診断基準

検査等の器質的な診断ではなく、苦痛や行動・精神症状からの診断が標準的

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/

次のような症状がみられる場合(小児または成人)、性別違和と診断されます

自分解剖学的な性別ジェンダーアイデンティティと一致していないと感じており、それが6カ月以上続いている

この感情のために、強い苦痛を感じていたり、日常的な役割普段通り果たすことができない

かに一定の症状がある(年齢層によって様々)

医師性別違和の診断を下すために必要とされる上記以外の症状は、小児と青年および成人の間で若干異なります

小児では、さらに以下の症状の6つ以上がみられる必要もあります

反対のジェンダー(または他のジェンダー)になりたいという持続的で強固な願望をもっている、または反対のジェンダー(または他のジェンダーであると主張する

異性の衣服を着ることを強く好み、女児では典型的女性的な衣服を着ることに抵抗を示す

遊びの中で異性の振る舞いをすることを強く好む

異性に典型的玩具ゲーム活動を強く好む

遊び友達として異性を強く好む

自分解剖学的な性別と一致するジェンダー典型的玩具ゲーム活動を強く拒絶する(例えば、男児トラック玩具フットボールで遊ぼうとしない)

自分解剖学性器を強く嫌悪する

自分ジェンダーアイデンティティと一致する性的特徴を強く望む

青年と成人では、さらに以下の症状が最低でも1つみられる必要があります

自分性的特徴をなくしたいという強い欲求青年期早期では、第二次性徴思春期に生じるもの)の出現を止めたいという強い欲求がある

自分ジェンダーアイデンティティと一致する性的特徴を強く望む

異性(または他のジェンダー)になりたいという強い欲求がある

別のジェンダーとして扱われ、人生を送りたいと強く願う

別のジェンダーと同じように感じ、物事対応しているという強い確信がある

anond:20240405123052

性別違和に苦しんでる人が生きやすい世の中になって欲しいと思うけど、同時に性別違和だと思い込んで手術受けて後悔してる人もいるならそういう人も減らすべきだと思う

だけど後者を考える時点で反トランスだと言い出す人が可視化されて本当にうんざりした

そういう擁護派が腹立つからって本当に反トランスにはなりはしないけどさ

anond:20240404103033

読んで判断するから出版しろと言ってたブクマカたちがこの雑なまとめを読んで「判断」してるのウケる

てか性別違和の伝染の原因として漫画アニメ禁止対象にされてるのは無視

性別違和問題まとめ

・脳には性差がある。

https://www.outjapan.co.jp/pride_japan/news/2021/11/20.html

https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/pn11RwvEEn/

分界条床核は男性の方が女性より大きいのが一般的ですが、トランス女性場合、その大きさは女性に近く、トランス男性場合男性に近いことがわかりました。


・例の本は異なる統計を組み合わせることで、トランスが伝染するという見せ方をしている。

https://sciencebasedmedicine.org/the-science-of-transgender-treatment/

子供たちはそのような若い年齢でそのような選択をすることができず、性同一性がまだ発達段階にあるため、考えが変わり、その決定を後悔する可能性が高いという考えを主に引用して、子供たちへの医療介入について警告していることです。しかし、彼らが引用した(致命的な欠陥のある)統計対象年齢層は医療介入を受けておらず、対象となる年齢層は性自認を変える可能性が低い。これは統計的なおとり商法です。

標準的ケアは、子ども性自認一般的に固定される年齢に達するまで待ち、その後、確実な心理的評価と組み合わせて、最も可逆性の高い介入から最も可逆性の低い介入へと段階的に介入します。さらに、これらの介入を後悔することは依然として非常にまれであり、社会的伝染仮説を支持しません。

さらに、レアケースの過度な一般化がされている(ただし、ガイドラインを遵守していない医者も稀にいる)。 

https://sciencebasedmedicine.org/the-science-of-transgender-treatment/

これらは標準であり、すべての開業医医療のあらゆる側面において標準治療を完全に遵守しているわけではありません。しかし、私たちは外れ値を取り上げて、それを基準批判したり、それが典型的または一般的であるかのように振る舞うために利用したりはしません。トランスジェンダーのケアに携わる人々へのインタビューでは、上で概説した厳格な基準を順守することが標準であることがわかりました。

トランス手術後に後悔する率は1%前後

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8099405/

GAS後のTGNB集団における後悔の有病率は1%でした(CI <1%-2%)。女性化手術に対する後悔の有病率は 1% (CI <1% ~ 2%)、男性化手術に対する後悔の有病率は 1% 未満 (CI <1% ~ <1%) でした。

anond:20240405093935

LGBT当事者自殺率が高い!」っていうのですら「そもそもメンヘラ自称してるからセーテキシコー以前に生きづらく死にやすいだけでした」って、そういうオチかもしれねえじゃん

自閉と性的違和感が併発しやすいことも指摘されてるみたいだね。

https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.24479/pm.0000000430

自閉スペクトラム症ASD)では性別違和感の訴えが比較的多く聞かれる。ASDには性差があり,男性女性の3~9倍多く,より重症に現れるという特徴があり,神経発達症研究でもジェンダーアイデンティティジェンダーディファレンスは注目を集めている。一方,性別不合/性別違和GI/GD)の領域ではジェンダークリニックの受診者に神経発達症,とくにASDが多いことが報告されており,神経発達症,GI/GD,それぞれの領域性別違和感を有する神経発達症の当事者をどのように支援できるか,最善の意思決定支援するにはどのようにしたらよいのかということが長年の課題となっている。

anond:20240404230919

人の美醜の判断文化的価値観を背景にしているので、雄々しく美しいトランスジェンダー女性を目指せばいいのでは?

実際、世の中には顔面不自由な男も女もいるけど、だからと言って美男美女として扱えとは言わない。

自分身体理想と違うのは、性別違和以外にもたくさんあると思うけどね。

個性派美人枠を目指してがんばれ

2024-04-04

anond:20240404175455

https://abcnews.go.com/Health/england-nhs-halts-puberty-blockers-transgender-youth/story?id=108077330

イングランド国民保健サービスは、トランスジェンダー未成年者における性別違和または性別不一致の治療のための思春期ブロッカー使用禁止した。

NHSは、英国国立医療技術評価機構National Institute for Health and Care Excellence)が行ったエビデンスレビュー検討した結果、このような決定を下した、と述べた。

思春期抑制ホルモン安全性や臨床的有効性を支持する十分な証拠がないため、現時点ではこの治療日常的に行うことはできないと結論づけました」と、NHSの広報担当者ABCニュース声明で述べた。

anond:20240404103033

[文献]自称性同一性障害と本物をどう見分けるか

精神科,18(3):326-329,2011

https://ameblo.jp/mydreamchaser/entry-12330537320.html

自称性同一性障害と本物をどう見分けるか

針間克己

性同一性障害本質的に「自称である

まず指摘すべきは、性同一性障害とは、ある意味において本質的にはそもそも自称のものであるという性質を有するということである。すなわち、性同一性障害とは、客観的事実としての性別が明らかに男性ないし女性であるにもかかわらず、主観的には、その性別とは反対に自己性別認識し、ジェンダーアイデンティティを有する疾患なのである。この「主観」を「自称」という言葉に置き換えるならば、医者を含めた周囲の認識いかんにかかわらず、自分性同一性障害だと自称することこそ、性同一性障害の根幹的な特徴だと言えるかもしれないのである

さまざまな性別違和の中で、どのような程度、種類のもの性同一性障害といえるのかは、診断基準の中で必ずしも明確にされているとは言い難いため、なにをもって「本物」と診断するか、その境界不明瞭なのが実状である

女装すると興奮してマスターベーションする」のように、性的興奮を目的として、女装するものや、コスプレのように楽しみ、気晴らしを目的として異性装をするものもいる。彼らの場合自分自身の身体や、普段性役割に関しては、強い違和感はない。ただ、「女装した時により一層女性らしくなりたいから」といった目的で、女性ホルモン投与を希望したりするものなどもいる。

3分まとめ「トランスジェンダーになりたい少女たち」

感想

子宮頸がんワクチン後遺症騒動に似てる。確かにワクチン後遺症は0ではないが、思春期メンタル不調をワクチンのせいと騒ぐ連中がいるように、少女たちのメンタル不調を「それはジェンダーのせい」と決めつける人々が沢山いるとの告発が、本書の中核だと思った

まとめ

アメリカ白人少女たちの多くが居場所がなく、メンタルを病んでいる。一方でネット上ではマイノリティが注目を集めている。そこで「自分の生きづらさは、自分トランスジェンダーからではないか」と思い込みやす環境がある

学校病院は、少女に冷静な判断を促す代わりに、自殺を防いだりするために少女の訴えを全面的に受け入れて、ホルモン治療乳房外科手術を勧める

•その結果、少女たちが「自分トランスジェンダーではない」と思い直して治療中断をした時には、家族の絆も、声も胸も生殖機能も元に戻らない状態になってる事態複数ある

誤読しそうな点

•本書の批判は、第一ジェンダーイデオロギー活動家に向けられており、第二に性別移行処置子ども希望通りに行う医療者に向けられている。それらに比較すると性別移行治療を受ける本人と家族への批判は極めて乏しい

•本書で騒いでるのは、本書で主に批判されているジェンダー活動家が、「トランスジェンダー当事者への差別扇動では」と論点をずらしてる場合が多いと思う

日本必要なこと

メディアは、ジェンダー学者の代わりにトランス治療を途中で中断した人や、トランス治療を完遂した人の声を積極的に取り上げよう

学校病院は、男性ホルモン治療をすぐに勧める代わりに、SNS依存などの、他のメンタル問題対処しよう。他のメンタル問題がへれば、性別違和が消える場合も多い可能性がある

トランスジェンダーの人への差別も、突然抱きついて応援してるPRするのもやめよう




追加

〉「トランスジェンダーなどというもの実在しない」という本ではないのね

その通り。ワクチン副作用が出る可能性が0.1%以下の確率でも、1万人受けたら1人以上いるのは自然だよね。この本は「これまでは性別違和を訴える大半が男児だったのに、なぜこの10年で、アメリカだけで、思春期少女が急激に増えたのか」がテーマ

トランスジェンダーについて「滅多にないのでトランスジェンダー主張は棄却せよ」というのが同書の主張の本質

私はそのような主張は読み取れなかった。私が読み取った同書の主張の本質は以下の通り

SNS動画サイトは、子どもが影響を受けやすいことにもっと配慮を。学校子ども健康に親に隠し事をしないで。医療者は医学処置より傾聴を。アメリカ少女の居場所を。」

感想

子宮頸がんワクチン後遺症騒動に似てる。確かにワクチン後遺症は0ではないが、思春期メンタル不調をワクチンのせいと騒ぐ連中がいるように、少女たちのメンタル不調を「それはジェンダーのせい」と決めつける人々が沢山いるとの告発が、本書の中核だと思った

まとめ

アメリカ白人少女たちの多くが居場所がなく、メンタルを病んでいる。一方でネット上ではマイノリティが注目を集めている。そこで「自分の生きづらさは、自分トランスジェンダーからではないか」と思い込みやす環境がある

学校病院は、少女に冷静な判断を促す代わりに、自殺を防いだりするために少女の訴えを全面的に受け入れて、ホルモン治療乳房外科手術を勧める

•その結果、少女たちが「自分トランスジェンダーではない」と思い直して治療中断をした時には、家族の絆も、声も胸も生殖機能も元に戻らない状態になってる事態複数ある

誤読しそうな点

•本書の批判は、第一ジェンダーイデオロギー活動家に向けられており、第二に性別移行処置子ども希望通りに行う医療者に向けられている。それらに比較すると性別移行治療を受ける本人と家族への批判は極めて乏しい

•本書で騒いでるのは、本書で主に批判されているジェンダー活動家が、「トランスジェンダー当事者への差別扇動では」と論点をずらしてる場合が多いと思う

日本必要なこと

メディアは、ジェンダー学者の代わりにトランス治療を途中で中断した人や、トランス治療を完遂した人の声を積極的に取り上げよう

学校病院は、男性ホルモン治療をすぐに勧める代わりに、SNS依存などの、他のメンタル問題対処しよう。他のメンタル問題がへれば、性別違和が消える場合も多い可能性がある

トランスジェンダーの人への差別も、突然抱きついて応援してるPRするのもやめよう




追加

〉「トランスジェンダーなどというもの実在しない」という本ではないのね

その通り。ワクチン副作用が出る可能性が0.1%以下の確率でも、1万人受けたら1人以上いるのは自然だよね。この本は「これまでは性別違和を訴える大半が男児だったのに、なぜこの10年で、アメリカだけで、思春期少女が急激に増えたのか」がテーマ

架空の性虐待虚偽記憶に似てる

私もそう思う。性虐待を受けた人の治療と、治療で偽りの記憶が生まれない配慮を両立出来るように、トランスジェンダー医療もっとバランスが良く改良が出来ると信じたい。

〉上っ面の理解で、本当の性自認否定し、LGBT差別する人がいるのでは

まさに私がこれを書こうと思った理由です。Amazonで一位になったけれど、積読のまま差別に利用する人が出現すると思ったから、その意見を前にした時に「この人、ちゃんと読んでなさそう」と思ってツッコミ出来る人を増やしたかった。

もちろん私の読解にも限界があるから、他の人もどんどん私のまとめを建設的に批判して発信して欲しい。

私はLGBT当事者で、家族とは絶縁しました。私も思春期思い込み大人になったら卒業するかなと思ったけど、どうやら私は「ワクチン副作用が出る0.1%のほう」だったようで。

この本でインタビューに答えてる家庭のように、LGBT理由家族と取り返しのつかない喧嘩から絶縁に至る家族が減って欲しいと思います

ここまで読んでくれたあなた感謝します。

2024-03-20

anond:20240320204651

結局何が言いたいのかわかんないな

世の中の同性婚周りの認識が気に食わないのでなく、騒いでいる人間属性が気に食わないという話?

それはどうなんだという感じがする

今回腹を立ててるのは同性婚周りの話なのに「本当はセクマイではない」人たちの例は「本当はトランスジェンダーではない」人の話だしブレブレで良くわからない

というか性別違和がなくても性表現強制されたくないって人もセクシャルマイノリティではあるのでは?

なんというかトランスジェンダー活動家が気に食わないのであれば直接叩いたほうがまだ誠実な気がしますね

生物学上は女=セクマイ」ではないよという話

ひっそり生きてるセクマイ当事者です。

数日前から「BLGL愛好家は同性婚の支持を!」「版権キャラレインボーフラッグを持たせて何が悪いの?」等の話題が各所で散見されていますが、「当事者置いてけぼりの空中線になってるな」という印象です。こういう流れを見る度に、正直かなり腹が立っています

ちなみに発端になった同性婚自体に関しては、「私自身は婚姻関係に興味ないけど、望んでる人たちが権利享受できるようになったらいいよね」と思っています

で、何がそんなに腹立つのかって話なのですが。

そもそも世間で巻き起こっているLGBTフレンドリー活動は、お金儲けや企業イメージアップとして利用している側面が大きい=マジョリティによるマジョリティの為のもので、そのムーブ適応できる一部の当事者しかピックアップされていない状況なんですね。

その中でも同性婚話題異性愛者にも感覚として伝わりやすいのでエモーショナルな注目を浴びやすく、それにより極端なセクマイ観が広まっていることに大変嫌悪感があります

これを「多様性」と表現するのはあまりにも残酷

そしてタイトルの件。

人の性自認を「それはおかしい」と否定することはモラルに反しているとは思うのですが、女性オタクの中には別の問題から来る生き辛さを自分セクシャリティに由来していると勘違いしている人が大勢いると体感しているのも事実です。

いわゆる一昔前に「生物学上は女」と言っていた人たちですね。

性別違和思い込み?実はそれ性別違和ではないかも…|https://iris-lgbt.com/blogs/gender_dysphoria

こちらの記事から引用させていただきます

性別違和と混合されやすいのは、「男らしさ」「女らしさ」が嫌ってこと?という指摘です。性別という属性で「男らしさ」「女らしさ」を強制せずに、自分らしく生きていこうというのはもちろん望ましいことです。

ただしこのことは、性別違和のある感覚とはズレています(別の事柄ですから、同時に生じる可能性はあります)。

例えば「スカートが嫌」というとき、「スカートという女らしさを押し付けられるのが嫌」なのか、「男性なのに、女性だと見られるのが嫌」は違います。もし後者のように「本当は別の性別なのに、誤った性別で見られるのが嫌」だとしたら、きっと性別違和の強い状態なのだと思います



上記のような混同をしている人が非常に多いように感じており、そういう人たちと我々は性質が全く異なるので残念ながら会話が噛み合わないし、SNSで見当違いの議論が発生しやすい状況になっています

私はそれが非常にナンセンスだと思っていて、やるせない憤りを感じている訳です。

なので、「本当はセクマイではない」人たちが、共感力の高い(あえて悪く言うならば無知の)異性愛者を巻き込んで大盛り上がりしてるのは、実際の当事者大分冷めた目で見ていますよ、ということを知ってほしいです。

一方でそういった人たちが自分自身ときちんと向き合って、抱えている苦しさから解放される日が来るといいなとも思っています

朗報英国公式トランスへの思春期ブロッカーを中止

https://abcnews.go.com/Health/england-nhs-halts-puberty-blockers-transgender-youth/story?id=108077330

イングランド国民保健サービスは、トランスジェンダー未成年者における性別違和または性別不一致の治療のための思春期ブロッカー使用禁止した。

NHSは、英国国立医療技術評価機構National Institute for Health and Care Excellence)が行ったエビデンスレビュー検討した結果、このような決定を下した、と述べた。

思春期抑制ホルモン安全性や臨床的有効性を支持する十分な証拠がないため、現時点ではこの治療日常的に行うことはできないと結論づけました」と、NHSの広報担当者ABCニュース声明で述べた。

やっぱり根拠のないトンデモ医療だったんやね

2024-03-13

anond:20231027213715

[文献]自称性同一性障害と本物をどう見分けるか

精神科,18(3):326-329,2011

https://ameblo.jp/mydreamchaser/entry-12330537320.html

自称性同一性障害と本物をどう見分けるか

針間克己

性同一性障害本質的に「自称である

まず指摘すべきは、性同一性障害とは、ある意味において本質的にはそもそも自称のものであるという性質を有するということである。すなわち、性同一性障害とは、客観的事実としての性別が明らかに男性ないし女性であるにもかかわらず、主観的には、その性別とは反対に自己性別認識し、ジェンダーアイデンティティを有する疾患なのである。この「主観」を「自称」という言葉に置き換えるならば、医者を含めた周囲の認識いかんにかかわらず、自分性同一性障害だと自称することこそ、性同一性障害の根幹的な特徴だと言えるかもしれないのである

さまざまな性別違和の中で、どのような程度、種類のもの性同一性障害といえるのかは、診断基準の中で必ずしも明確にされているとは言い難いため、なにをもって「本物」と診断するか、その境界不明瞭なのが実状である

女装すると興奮してマスターベーションする」のように、性的興奮を目的として、女装するものや、コスプレのように楽しみ、気晴らしを目的として異性装をするものもいる。彼らの場合自分自身の身体や、普段性役割に関しては、強い違和感はない。ただ、「女装した時により一層女性らしくなりたいから」といった目的で、女性ホルモン投与を希望したりするものなどもいる。

プロでも本物と偽物の区別自体が難しい、というか明確な根拠はない世界ってわけやね

2024-03-06

anond:20240306172722

久々のggrksだな。

https://www.wpath.org/media/cms/Documents/Public%20Policies/2019/WPATH%20Letter%20to%20Japanese%20Gov%20Officials%20re%20Identity%20Recognition_May%20%2028%202019%20JPN.pdf

世界トランスジェンダーヘルス専門家協会(WPATH)は、性別違和gender dysphoria)

科学研究と、トランスジェンダー健康エビデンスに基づくベストプラクティス

のために活動する、唯一の国際的で学際的な専門職組織です。当協会は、医学メンタル

ヘルス、法と倫理、そして科学研究の分野に 2,200 人以上の会員を持つ非営利団体です。当

協会は、科学者と医療提供者が力を合わせ、当該領域に関する知識を交換することを目的

として 1979 年に設立されました。国際的に認められた「トランスセクシャルトランス

ェンダー、ジェンダーに非同調な人びとのためのケア基準」(最新版は第 7 版)(SOC v7)

作成し、Web サイトwww.wpath.org)には日本語訳も公開しています1。当協会世界

各地の政府に対し、トランスジェンダー健康人権および市民権に関する助言を行って

ます

2024-02-10

狂いつつある独身中年男性増田

https://anond.hatelabo.jp/20230311224417

俺も狂いつつある独身中年男性なので親近感が湧いた。

スペック

37歳170cm65kg年収620万 某国団体職員

資産 現金と株で1000万ほど 車ナシ家ナシ

前職は年収450万の弱小団体職員だったが、最近下記の勉強やら運動やら色々頑張って転職した。

加齢による衰えはある程度対処が効くよ、って話

 

・体力の低下

 自分はもともと慢性的に体力がなかったので35からジム筋トレ水泳を始めた。

 それとビタミンサプリアナバイト)やタンパク質アミノ酸タイムリリースプロテイン)等の栄養をかなり意識して摂るようにした。

 効果はかなり感じており若いから慢性的疲労感が消えた。

 もともと若い頃のほうが鬱で低体力だったため、今のほうが体力あると感じる。

 別に筋トレ信者ではないけど、やはり運動は心身の維持のためしたほうがいいと思う。

 

思考力の低下

 これについてもむしろ若い頃のほうが毎日ぼーっとしていた。

 ジムトレ以外にも頭脳サプリやら日々の食事睡眠見直しなどなど試して

 今は思考がだいぶクリアになった。

 仕事の後に資格英語勉強をしているが特に不都合は感じていない。

 俺はFitbitによる睡眠管理とDMAEなどのサプリを服用してる。

 

 一応、上記対処をすることで俺は36で自分の経歴からしたらかなりのステップアップ転職成功した。

 

・性欲の低下

 これについては正直かなりあった。

 今の増田と同じくらいの頃に悩んで病院血液検査をしてもらったところ、遊離テストステロン値が30代では通常6.5~17程度らしいのだが

 自分は3.9という低値で男性更年期障害に相当していた。

 そのためテストステロン注射療法を試したら、性欲と精神的な元気さはだいぶ回復した。

 謎の不安感や絶望感、焦燥感が明らかに減り、挑戦的な気持ちが湧くようになった。

 どうも若いから俺のテストステロン値は低かったようで

 恥ずかしながら俺はこの年でやっとこの注射で「世の男たちはこんなふうに世界が見えていたのか」という気持ちになった。

 一度、男性更年期障害を診てる泌尿器科血液検査してテストステロン値を調べてもらうと良いと思う。

 

趣味について

 俺も重度のオタク趣味があるのだけど、あるときそれに没頭することに危機感を覚えるようになった。

 自分若いから自分人生を生きることを無意識忌避しており、趣味への没入・忘我によって自我を滅却する快感依存している…ということに気づいたから。

 やりたいからその趣味をしていたはずが、いつの間にかやりたくないことから逃げるための趣味になってしまっていた。

 だから意識的にオタク趣味への傾倒を避け、体力作りや勉強時間を割くようにした。

 

 そうしたら、それでもどうしても「やりたい」と思うときがあり、たまにではあるが結局趣味を完全にやめることはできなかった。

 もう興味がなくなった、と思ってもあるときまたふっとやりたくなることはあるよ。

 趣味のいいところは仕事と違って続けなくてもいいところだ。

 むしろ趣味人であればあるほど、趣味から一度離れることも必要なんじゃないか

 趣味から離れることに罪悪感や喪失感を覚えることはないと思う。

 

結婚

 俺も極度に人付き合いが嫌なタイプで異性の悪いところばかりが目についてしまい、まったく結婚する気が湧かずここまで来てしまった。

 婚活というものしたことがない。

 何人かの女性と付き合いもしたがすぐ醒めてしまった。

 社会的信用については独身というだけで見下されたことはあり、こればっかりは結構メンタルに来るものがある。

 自分健康趣味問題自分コントロール対策できるものだけど

 結婚世間の評判などは自分にはコントロールできない他人から問題から病むよね。

 こればっかりは正直俺も悩んでいる…今更婚活してもしなくてもろくでもない未来しか見えないんだよな

 増田は俺よりは若くてマシだよ

いずれ狂うにせよ、できる対処はしようぜって話

独身中年男性が抱える問題には自分対処可能ものとそうでないものとがあるが、前者についてはある程度取れる手段があると思う。

特に男性更年期障害の疑いはあると思うので、泌尿器科での血液検査を強くおすすめする。

デメリットや体質による可否はあるものテストステロン注射はかなり効く。

心療内科で薬をもらうのもいいが、増田が俺と同じく社会的生物的な「オス」としての役割自分とのギャップに苦しんでいるのであれば

それを埋めてくれるのは精神薬よりは男性ホルモンだと俺は思う。

まぁ自分でできることすべてやったとしても、結婚社会的信用といった他人が絡む問題については自分意志だけでコントロールできるものではないか

結局は俺も増田も狂うのかもしれないけどね。

いずれ狂うにせよ、まだ狂うには早いよ。

願わくば増田増田なりの幸あれ。俺もできれば幸せになりたい。頑張ろうぜ。

 

 

追記

https://anond.hatelabo.jp/20240211070942

一度テストステロン注射するといよいよ体内で作られなくなって一生お注射し続けることになるんじゃない?知らんけど。

 

3ヶ月とか1年とかで経過を見てやめる選択肢もあるけど、打つなら効果副作用トレードオフと割り切るしかないよね。

俺の場合は打つ前からもう体内でテストステロン全然作られてなかったようなので

打たずに低調のまま生きるか副作用を受け入れてでも打つかの二択だった。

で、転職活動転職先で頑張りたい時期なのもあって打つことを選んだ。

これからも定期的に打ってく覚悟。ちなみに保険適用で1回980円。

 

自分若いからずっと憂鬱感や性別違和があり、上記以外にも自己啓発カウンセリング哲学サプリ認知行動療法など色々と試してきたんだけど

ぶっちゃけこの注射1本のほうが遥かに効果があると感じた。

自分というもの気質注射1本、ホルモンバランスひとつで変容してしまうことへの拒否感や絶望感、今までの人生の苦労はなんだったんだ感はあるもの

もともと鬱々とした自分が大嫌いだったので正直この治療には感謝してる。

自分にないものは外から取り入れるしかない。

2024-01-09

anond:20240108091650

人類は、有史以来、男女という2つの性別定型として社会を営んできた。

今の男女を定型とする社会設計を維持したまま非定型である性別違和を感じるマイノリティ社会包摂をするには、男とはなにか。女とはなにか。性別移行する必要がある人はどういう条件を持つ人か。という『トランスジェンダー』の定義必要になる。

だが、例えば視床下部ホルモン値を測定して判定できる客観的指標ではない自認主義を掲げてしまうと、トランスジェンダー定義は極めて困難だ。解釈によってはススキノ殺人事件被害者レイプ女装男も含まれる。ましてや、このTwitter問題発言の多いアコという人がトランスジェンダーでないとする説明にはかなり無理がある。

性同一性障害医者による診断という一定客観性が保たれるが、主流のトランス運動家は、性同一性障害という診断を受けた人、受けたい人への攻撃も行っており、性自認病気ではないという主張をしている。)


一方、今のLGBTQ思想が、性は自認で時系列で変遷するものなので今の社会の男女という二元論的な区分事態廃止しようという考えならば、二元論前提の性区分スペースの利用にこだわらず、誰でも使えるスペース等の拡充を求めるのが筋で、MtF女性トイレに入れないのは差別だという主張は成立しない。社会認識の変遷期に、旧来の二元論運用する社会システムと新しい考えの性自認主義運用する社会システムは併存するものだろうが、一方が一方の存在否定することは包摂ではない。

ただし、自分は従来の男女二元論社会システム否定は、女性差別を透明化すると危惧している。

定型的な生物学女性だけ、望む望まないにかかわらず、生まれつき妊娠出産授乳する機能を持っており、その能力は、物理的な腕力を持った生物学男性から搾取され差別正当化する理由として使われてきた。

産まないという選択をした女も、男と同じ労働時間労働量をやってみせても、生物学女性からという理由差別をされてきた。

女装しているから女言葉を使うから差別されてきたわけではない。

これが最後まで残る差別と言われる女性差別本質だ。

女性差別の緩和のため、いくつかのアフォーマティアクションが始まったのはつい最近のことだ。

自分は、クオータ制が導入された政策決定委員会女性枠がMtFで埋まる状態や、女性スポーツ奨学金や賞金の受賞者リストMtFで埋まる状態を望まない。

かつ、性犯罪被害者社会被害を訴えてもバッシングされまともに取り扱われない状況は今も続いているのに、性被害による妊娠リスクを抱える生物学女性専用のスペースが減らされる状態も望まない。

2024-01-02

トランスジェンダー当事者だけど、心の性別なんて概念はやめて、整形手術・妊娠能力に関する治療として扱いませんか?

性別変更はもはや、現代では整形と大差ないのだからトランスジェンダー特別扱いしなくて良い。ただし性別に限らず、プライバシーは今より尊重されるべきである

そのために、「心の性別」という概念をなくすことが、社会認識を変える第一歩になるというのがこのポストの主張です。


「心の性別」というあいまい言葉が、当事者社会困惑させていると私は思っています

選べないのは性別だけでなく、顔の美醜も頭の良さも同じです。

自分の顔を受け入れられずに社会適応できない場合は、適応障害の部類に入るでしょう。ただ、顔は変えられます性別も同じです。

現代医療技術をもって変えられることは、好きに変えれば良いのです。


性別適合手術は、美容整形妊娠能力に関する治療として扱うべき

昔は整形もタブー扱いされていましたが、医療技術進歩によって著しく敷居が下がりました。

リスクの高い物事社会問題となり特別扱いされるのであって、リスクの下がった行為個人自由となっていきます。そろそろ性別も、自由に変えられるものとして取り扱って良いのではないでしょうか。

仕事がしたいから体力的に有利な男性になることも、女性になって水商売風俗をやることだって、それ自体咎められることではないというのが私の持論です。

良くないのは、他人による強要や一時の感情による行動で、長期的な健康仕事財産を失い、個人QOLの低下、ひいては社会の損失に繋がることです。

性別を変えて気分よく働きどんどん納税できるなら、当事者にとっても、社会にとっても良いことではないでしょうか。


性別変更に必要なのは、現状の性別に対する認識ではなく、性別変更の意思社会性と経済力であると明示すべき

今でも「心の性別が反対であると思う」というのが、性別違和症候群の問診における、典型的な回答例となっているように思います

心の性別などという、定義存在しない概念一般化し、性別を変えたい健康人間適応障害にさせかねない現状には問題があるのではないでしょうか。

性別変更に必要なのは性別を変更したいという持続的な意思と、反対の性別になったときに生きていける社会性と経済力です。

そもそも性別違和症候群に関する診断や治療QOLの向上が目的なのですから当事者適応障害である場合も、治療を行う中で社会性と経済力を身に付け、その先に性別変更が存在するというあり方を明示的にすべきです。


③元の性別に関する情報はより厳格に扱うべき

元の性別原則として、パートナー以外は知る必要のない情報であると思います

親友や親に、性器サイズを伝えますか?

職場若い頃の写真を見せますか?お見合いでもない初デートで、生殖能力の有無を伝えますか?

トランスジェンダーではない人だって、そのようなことをする必要はありません。

正直であろうとして、プライベート情報を過剰に伝えてしまう人は、生きづらい人、要するに仕事も人付き合いも上手くやれないように思います。先に適応障害の治療をした方が良いのではないでしょうか。

性別変更を性器に関する整形手術、不妊に関する治療と同等の扱いにすると、プライバシーの扱い方も分かりやすくなると思います

整形や妊娠能力について、積極的に開示する人もいますが、死んでも知られたくない人もいますよね。少なくとも私は、過去性別に関わる自分情報は、なかったことにしてほしい。

人の噂がどれだけ広まりやすいか、人は断片的な情報から物事を推測するのがどれほど上手いか性別に限らず、世間に明らかにしていない物事がある人なら分かると思います



色々書きましたが、医療技術の発展と誰もが生きやす社会を願いつつ、そんな時代を作るのも私たちだし、自分のことは自分幸せにするしかないよねってことです。

2023-12-30

anond:20231230101231

私も「○○さんって中身男性でしょ」と褒め言葉(?)で言われたり、父からは「キミが男だったら良かったのに」などと言われたりしたけど、性別違和に苦しんだことは特にないなあ

ただ、自分女性という感覚はやや希薄ではある

からは「女性でも男性でもないって感じ」と言われたことがあり、そのときはカチンと来た

図星からカチンと来たのかもしれない

しかしながら、好きになる人は男性しかいないし、毎月生理は来るし、罹患者の9割以上が女性という病気発症したし、客観的に「私は生物学的にも精神的にも女性である」と定期的に再認識させられるので、あんまりそこらへんのアイデンティティには困ってない

anond:20231230034548

お前みたいな考えのやつらに褒め言葉として男性要素があるって言われ続けた結果

自分の体が女なのは間違いなんじゃないだろうかと性別違和を抱くことになって長年苦しんだから本当に迷惑だし改めてほしい。

自分認識と体の性が一致していても、事あるごとに異性の兄弟いるか聞かれたり異性的だと褒められるのは苦痛だ。

単に「この女性面白い」で認めればいいのに、なぜいちいち本人の性別と違う性別の要素を持っていると言って高評価しようとする

本人に努力して得たり高めたスキルが一切ないからそんな愚かな評価方法をするんだろう

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