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2023-04-18

ヘタクソしかいないマイナージャンル地獄

今いる女性向けマイナージャンル二次創作界隈、絵も文もヘタクソなうえにメンヘラしかいなくてつらい

「え?こんな絵、30分で描けますよ」みたいなキモいこと言ってるけど、そりゃその画力でえんぴつ絵でど正面の絵だったらそうでしょうね…

「僕またなにかやっちゃいました?」みたいなすとぼけして、周りの数人から「30分でこの神絵!?」とかチヤホヤされているけど、どうしてその画力でイキれるのか、まわりもチヤホヤできるのかわからない…

ひとり言い出すと周りみんなで褒め称えないといけない空気になっているのもしんどい

画力アップしたいのか、いつもお絵かきのコツみたいなものRTしてるけど、おまえ、手どころか、ナナメの顔もうまく描けないじゃん…なんで絵がヘタクソな人ってナナメかいとき、口の位置おかしい上に顎が爆発してるの

おそろしいことにこれがほとんどなのがキツイ10人ぐらいこんなかんじ。

しかもほぼみんなアラサーなのもキツイ。このジャンル以外に友達いないのか、すぐ集まって、もらっても嬉しくないようなアナログ絵交換してるし…。

会うたびに誰々さんが美人で・かわいくて・おしゃれで、の大合唱がはじまる。アラサーでそのファッションセンス、正直キッッッッツ!

さら最近はみんな調子に乗りまくって自撮りをあげるようになってきた、髪の毛ボサボサで、どうしてあげようと思ったの…っていうかまず痩せろ…

歌手志望()の人がスペースでカラオケ配信し始めたときは、ついにここまできたか…!って思った。

二次創作アカウントで、オタクアイドル化はキツイよ…10代なら可愛いですむけど、みんな20代後半~30代でしょ…

そういう空気が無理で、ガン無視して、少ないけどちゃんと描いてる人だけいいねしてたら、ジャンルの大半に嫌われてて草生えた

みんなが絵をあげても一桁いいねのところ、私が絵を上げると100いいねはつくもんね…ごめんね画力が高いばかりに…

界隈の人だれも私の絵をいいねRTしないし話題にしないから、時々自分空気のように感じるけど、見る専の方々がいいねを押してくれるので、見てもらえてるんだとモチベになっている

2023-04-17

山田太郎議員とこども家庭庁ポスターについて

体で性暴力問題を共有しようという啓発ポスターについて、

与党議員がとりさげさせようとする理由がよくわからなかったが、

大学教授批判で少し見当がついた

https://hokke-ookami.hatenablog.com/entry/20230414/1681484184

こちらのブログ(山田批判する立場)で騒動を知った。

話を把握した上でブログの内容には「ん?」となる点もあるので

ブログやその周辺のコメントによる山田批判妥当性も含め以下検討したい。

    

 

1.ブログ主らの論法の怪しい部分

まず山田太郎議員の主張が妥当か否かの検討をする以前に、

ブログ主達は山田太郎の主張を適切に取り扱っているのか」

という問題がある。

  

  

以下の二人の発言を読んでほしい。

 

ブログ主のほっけうるふさん

こうした権力関係で抗議できない想像できない立場それぞれを啓発する表現として、

冒頭のポスターはかぎられた情報量制限があるなかでは完成されている。

ブログ同調するトップブコメのcinefukさん

cinefuk NOと言えない状況に追い込むテクニック(たとえばロリコンの使うグルーミング家庭内暴力職場ハラスメントがある訳で

「NOと言わないのは自己責任」は、性暴力矮小化したい勢力だけに寄り添う想像力の貧困

性犯罪 表現規制 オタク 自民党 ミソジニー ハラスメント

2023/04/15

  

お気付きだろうか?

 

二人の挙げる全てが蝶ネクデブ問題視したポスターの状況とは異なるである

https://twitter.com/yamadataro43/status/1646452603415560192

         

     

   

2.詭弁の見破り方について

二人の作為に逆らい、話を「蝶ネクが論じていたもの」へ戻そう。

https://twitter.com/KodomoKatei/status/1645230118015586305

蝶ネクが言っていたのはこのポスターの図案と文言だ。

みんなでもう一度ポスターのものを見よう。

  

  

https://pbs.twimg.com/media/FtE8SrwaEAAhQB9?format=jpg&name=4096x4096

どうだろうか。

チェックポイントを並べてみよう。

 

・この男女間に権力関係表現されていない。

・男女間に年齢差は見えず、ロリコンの使うグルーミング表現されていない。

・父子ではないし兄妹の示唆もなく、家庭内暴力表現されていない。

職場ディテールや背景もなく、職場ハラスメント表現されていない。

    

なんと一つのチェックも入らなかった。

ほっけさんシネフクさんが持ち出した要素は図案の中に一切存在していない。

要するにこれはそのような要素の無いフラットな男女を描いた図案なのだ。   

   

蝶ネク「この若い男女について、男性を悪と断じるのは問題

ほっけ「でもこの2人が上司と部下だったら?

しねふく「でもこの2人がロリコン幼女だったら?父子だったら?

それはもう別の話だろう。

   

話の性質が変わってしまう要素を付け足してから反論するのは

誠実な論法ではないし意味のある議論でもない。

 

こういうのは決して「別の言い方でわかりやす問題を紐解いた」のではない。

相手の主張を別内容にすり替えしまった」と言ってよいだろう。

そもそも詭弁をやる気のない者は相手の言ったことにそのまま反論するものだ。 

   

  

3.本題となる「ポスターの是非」について

私は少なくとも蝶デブの言いたいことは分かる気がした。

要するに無限告発問題だ。

 

フラット若者同士の間で

意思表示がされていなかったにも関わらず

から「実は」と言い出すことにお墨付きを与えるならば

わりとなんでもありになってしま

という問題だ。

  

 

もちろん交際相手に甚だしく支配的に振る舞う人間というものは実際にいる。

しかしそこには大抵何かしらの暴力脅迫が伴う。  

  

皆さんご存じのように、暴力脅迫社会的にも法律的にもアウトだ。

そんなとっくにアウトと知れ切ったモロ犯罪行為についていまさら啓蒙しているわけではなかろうから

まりこのポスターがアウトだと言っている行為とは、

暴力脅迫もない関係の中での行為

なのだ。 

   

男が顔を赤らめ「喜んでると思ってた」と言っていることからもわかるように

暴力脅迫で言うこと聞かせてはダメですよ」なんて話をしてるのではなく

より繊細な領域について啓発していると取るのがポスター解釈としても無理がないだろう

  

 

繰り返しになるが、

当該ポスターカップル間での暴力脅迫について啓蒙する意図なら率直にそう書けるし必ず書く。

そんなものは絵にも文にもずっと描きやすいし、何より「これらは犯罪です!」と書けるからだ。

 

もう少しハラスメントの程度を落として

怒声や罵倒による圧迫・強要というものもある。

が、それらについて啓蒙したいならやはり率直にそう書けるし必ずそう書く。

(ほっけさんシネフクさんですら、そういう明白な脅迫威圧等は無い、より微妙な状況下の話をしている)

  

 

まり

暴力脅迫も怒声も罵倒も無い関係の中で

片方が「NO」と意思表示できなかったことについて

もう片方の重大な落ち度とする

というのがこのポスターの周知せんとしている内容だ。

  

これはどんなもんだろうか?

適切な内容だろうか?    

  

  

4 そのルールは成り立つの? 

私はこれはさすがにポスター内容に問題があると思う。

というかポスター女性を一人前扱いしない場合に限って成り立つルールだと思う。

 

図案は少なくとも性交同意年齢以上の想定で描かれた男女であるはずで

にもかかわらず特別困難な状況も無いのに自分意思表示が出来ない責任が取れないというなら

それはもう当局の定めた性交同意年齢の設定が間違っているのではないか

保護者同意なき若年層のセックス禁止」としたほうがすっきりしないか。 

(ちなみに若年層というのはおよそ20代までを含む。)   

  

強い力関係もなく、

暴力脅迫も怒声も罵倒もなく、

でも意志表示が出来ません、

言い出さなかったけど本当は「NO」なんです。

   

これは我々の社会の中の責任能力者とは見なせない。

これを保護して相手を責めるとなると今度は相手立場権利と正面衝突することになる。  

   

そのような強力な保護を発動できる対象とはどういう人か。

まず思いつけるのは知的障碍者痴呆老人などだろう。

要するに対等な責任能力を求めるのが酷な人達だ。

そういう感じの人達に与える特別保護

特に障害も無い性交同意年齢以上・成年以上の女性達に広く与えてどうするのか。

  

まるで女性全員を知的障碍者に準ずる何かだと言ってるようにすら見える。

というより、これは殆ど家父長制の再来ではなかろうか。

 

娘が自由意思で異性と交際していても実はそれは「NO」であって

娘の当時の意思表示がどのようなものであれ手を出した男は不法泥棒であって

娘の父や兄はその泥棒ショットガンで追いまわして石打でぶっ殺すのが名誉を守る術である

みたいなそういう社会のアレである。  

 

私が女性でも猶更このポスターには反対する。

自分を「禁治産者」や「父兄管理財産」などではなく責任権利のある人間として扱ってほしいし

お豆扱いの啓蒙するぐらいなら暴力脅迫について駆け込むホットラインを充実させてほしい。

  

 

5.詭弁に必ず動機あり

というか私だけでなくて

ほっけさんシネフクさんも本心のところ

「このポスターにはちょっと問題があるな、庇って戦うには苦しい部分があるな」

と感じていたのではないだろうか?

   

何故そう推測できるかと言えば、

上で見たように彼等が詭弁を弄して内容をすり替えたからだ。

 

ポスターの内容に弱みが無ければ、

ポスターの内容そのままを扱って反論を展開したはずだ。

他の話をせずにただひたすら絵の内容と議員発言だけを取り上げて

「この絵のどこが問題だ変な首輪しやがってこのブタが」と言えばいいではないか

  

少なくとも私なら絶対にそうする。

それが最も強い論法から

  

だが彼等は 

権力関係

ロリコンの使うグルーミング

家庭内暴力

職場ハラスメント

という持ち込みマヨネーズを添加し内容を別物にしてから反論した。 

     

 

まさに彼等の言うとおり、

権力者と被支配者、成人と未成年保護者被保護者上司と部下、

そのような強力な力関係があれば強要はぐっと簡単になる。 

いちいち暴力脅迫や怒声や罵倒なんかを示さずとも相手を従わせることも可能になる。

  

からこそ現行で既に、

上司が部下に告発されたら、成年が未成年告発されたら、保護者被保護者告発されたら

事実関係さえ確認されれば(場合によってはそれすら省略されて)即アウトという相場になっている。  

  

「実際のカウアン少年が老け専のゲイ自分から望んで喜多川恋愛関係にあった可能性は?」とか

「当時のカウアン少年は本当に「NO」だったのか?」とか

そんなことは考慮する必要すらないのだ。

喜多川が成年かつ保護者かつ使用者で、カウアンは未成年かつ被保護者かつ使用人だったから。、

    

そしてポスターの男女はそのような関係ではないのだ。

ほっけさんらの言が山田太郎批判のつもりであれば、それは完全に破綻している。

  

   

6.その要求妥当なの?

より粗く攻撃的な詭弁として

ブログの周辺にはとぼけ書き込みも多数あった。

  

複数統合するとおおよそ

「性同意を取ればいいだけではないか、何故それが嫌なのか?」          

「このブタと支持者たちは性加害擁護したいんだろう」

セカンドレイプがしたいんだな」

のような。

 

 

しかし上で見た通り

脅迫等をされてないのに自分意思表示をしねえ&後から「NOだった」と言い出せるルールならば

それはもう例えYESの言質を取ったって同じではないだろうか?

YESと言わされた」で同様にひっくり返せるわけだから

 

そういうことを言える身分の人相手では例え書面の同意を取っても意味がないだろう。

(たぶん必要なのは後見人同意とかだ。)

    

それとは別にそもそも、 

同意を毎回相手の口から言わせて確認取るコミュニケーションなんてもの現実的に有り得ないわけだし、

「無条件に後出しOK相手から、決して後から変わることのないYESを取り付ける」

に至っては論理的不可能だ。 

   

そういう達成不可能ハードルを突き付けておいて

「何故飛ぼうとしないんだ」などと相手倫理的問題であるかのように責める、

これはパワハラ上司モラハラ運動部監督のあの低レベルな対人テクニックと何が違うのだろうか。

 

  

果ては

「やろうとしないってことは悪意があるんだな」

「性加害擁護したいんだな」

セカンドレイプ目的だな」

などと凄まじいレッテル貼り戦法に展開するに至っては

なにか一ミリでも建設性があるのだろうか?

    

相手の主張をちゃんと聞いたうえで批判するぞの姿勢すらない。

社会を良くしようと真面目に考える気持ちも見られない。

   

相手の話を聞かなくてもレッテル貼りでもなんでもいいか

 とにかくこいつを否定してワーワー言えればそれでいいや。」

本当にそれでいいのか?

   

 

ネクがどういう人なのか詳しくは知らない。

何故一部の人から執拗な敵意を向けられてるのかも掴めない。

しかし彼がどれほど見下げはてた不道徳な豚であったとしても

このあたりのハチャメチャな論客たちより議論姿勢は誠実に見える。

  

   

7 まとめ

ネットリベラル論客がやりがちなこと    

相手の主張内容を別物にすり替えから反論してしま

現実的不可能ハードル他者に突き付けることで

 際限のない倫理的糾弾者の地位をゲットしてしま

・敵視した者の話はまともに読まず

 セカンドレイパーだの性暴力擁護者だののような

 凄まじいレッテルを貼って攻撃してしまう  

        

対等な男女間で無条件後出し「NO」は認めるべきか?

・言いにくい意志でもきちんと言うのが責任能力者の権利であり義務では。

・どうしてもできないなら成年後見人を立てたらよいし

 契約する時とセックスする時ついてきてもらえ。

   

全体に言えること

・せめて「社会をよくするために真面目に考える」という姿勢は持つべき。

 そこを守った上で論敵を超えられないならその議論時間使う価値はない。

詭弁論法や無茶要求論法自分気持ち良くなってるだけで

 人の役に立たないし自分の頭も悪くする。

  

 

8.【蛇足】こども家庭庁について 

これ書いてるうちに気になって庁のツイートwebサイトを見たんだが、

蝶ネクマンとは別の観点からなんだかいろいろ気になった。

https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/jakunengekkan/index.html

これがwebサイトなんだけど。

 

AV出演被害JKビジネスレイプドラッグ問題、酔わせて性的行為強要SNSを利用した性被害

セクシュアルハラスメント痴漢等、若年層の様々な性暴力被害の予防啓発や性暴力被害に関する相談先の周知、

周りからの声掛けの必要性などの啓発を行うほか、若年層が性暴力加害者被害者、傍観者にならないことの啓発を行います

ここまで一緒に見てきた人はみんな「えっ?」ってならないか

   

AV出演は年齢クリアしてりゃ好きにしろの話であって性暴力じゃないし、

JKビジネスはいかがわしい業者の話だし、

レイプドラッグはもろの強姦罪だし、

泥酔させてレイプもばっちり逮捕されるやつだし、

セクハラ痴漢もふつーに告発して社会的に法的に罰を与えられるやつだよね。  

なんかこれ、啓発内容とポスターが別内容過ぎない?

https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/jakunengekkan/img/r05_poster.png

 

サイト記載文章の啓発内容は「AV出演」を除いて明確に違法行為のクロばっかりで、

一方当該ポスターの図案は男女交際におけるグレー領域……少なくともクロにしちゃうと色々問題だろという繊細で曖昧領域のことが描かれている。

このポスター見て「性サービス業痴漢レイプのこと言ってんだな」と思う人間がどこにいる? 

  

  

山田とは別論点なのかもしれないが、何かがおかしい感じは凄く感じる。

文章の啓発内容はごもっともというか「クロ」であるコンセンサスがとれたものばかり(AV出演を除く)なのに対して

ポスターものすごく曖昧な部分で男をクロとする踏み込みまくった内容になっている。

これは制作とチェックの混乱でこうなっただけなのか?ほんとに?

   

ほっけさんたちに軽く突っ込むつもりで書いてきて、最後に不気味な謎にぶちあたってしまった。

  

 

追記

tzt いや「怖くて何も言えなかった」て書いてるやん。メッセージ迂遠だという批判はあり得たとしてもお前の批判については完全に的外れだよ。

2023/04/17

いや、そういう

「明らかな脅迫等は無くても権力関係を背景にNOを言えない状況」

については私とほっけさんシネフクさんの3人で散々確認したよね?

くどいかな?ってぐらい何回も書いたよね?

   

でもあのポスターはそれらのどの状況にも当てはまらないんだわ。

 

そういう特別な困難のない条件下で

「言えなかったんです!」という後出しを免責して

「遡ってあのセックスにNO!だからこの人は性暴力!」という告発をアリにしていいの?

  

そんなのやり出したら

交際において片方だけを知的障碍者レベル責任問わないルールになるんだけど

本当にそんなことをして誰かの為になると思う?

男女双方に不利益しか生まないと思うんだけど。

 

こういう時に問題点に目をつぶってとりあえず賛同すると簡単にいい人ぶれるし、

もしくはあなたはひょっとすると能力的にそもそもこのポスター問題に気付かないかもしれない。

でも例えばほっけうるふさんとシネフクさんは本心ではちょっと問題点に気付いてると思うよ。 既に書いた通り。

彼等は多分あなたよりは頭がいい。 

 

hate_flag

いやほんと、このポスターに対する反発が強ければ強い程「やっぱこのポスター必要だったな」って結論しかならんわ

2023/04/17

この「私達が反論受けたということは私達は正しいということ!」っていう論法、無敵すぎない?

日蓮宗かなんかなの?

  

誰があなた信心を問うたのよ。

誰にでも理解可能一般的話題について

具体的な形で考えを述べて理屈を添えたし、

から誰でも幾らでも再反論可能なはず。

 

なのに具体的再反論ではなく

非難反論されることがわたしたちの正しさの証明Q.E.D!」という

どっかの学会みたいな絶叫で終わりで、

これがわたしへ反発する側の人気一位になるの?

あなた達の知性は本当にそれでいいの?

いいならあなた達はそれでいいや…。

2023-04-01

便器になって彼女を口いっぱいにだっこしてしまった。いやなのはお前じゃないんだよ」旦那とぼけている。なぜこんなことをしてしまったのかわからない。私は泣いている。泣きつかれる旦那を慰めるためだ。私は泣いている。泣きながらなんやかんやと旦那に夫の愚痴押し付けてご機嫌になる。そうこうしている間に夫が帰宅した。私は玄関で先に彼が帰宅していることを確認し、中に入って玄関で待っていた。すると夫がドア

Anond AI作成

2023-03-13

母さんがガンで死んだ(追記

から連絡があり、母さんの体調が悪いこと、癌の可能性もあることを知らされる。母さんは自分意志でがん検診は受けていなかったから、不安を感じつつも、「姉は大袈裟からなー」と、大ごとになるとは思っていなかった。

ただ、残念ながら婦人科系の癌だった。コロナ禍ではあったものの、運良く地域の基幹病院入院することができ、溜まっていた腹水を抜いてもらったり、検査をしたりと、色々と処置をしてもらったらしい。

医者から一般論として「5年後にはいないだろう」という話をされたが、「医者は短めに言うんだろうな」と、前向きに捉えようとした。仕事の帰り、一つ手前の駅で降りて、歩きながら母さんに電話した。

「そうじゃないかと思ってたから、分かってスッキリしてるよ。子供たちは立派に独立して、みんな家族もいるし、私は思い残すことはないから。」

とサラッと話していた。なんとか気丈に話そうとしたが、涙が出た。帰宅し、妻に報告したら、また涙が出た。祖父を癌で看取った妻は「そんな簡単に亡くなりはしないよ」と、怒っていた。彼女なりに励ましてくれてたんだろう。

「何で癌で人が死ぬのか」ということすら知らないことに気づいて、いくつかの本を読んで、「多臓器不全で死ぬ」ということを今さらながら知った。

翌月、帰省すると、「で、何しに帰ってきたの?」と、とぼけたことを聞かれたので「様子見にだわ」と。特段変わった様子はなく、いつもの調子

溜まっていた腹水を抜いてもらって、楽になったらしい。「しばらくは大丈夫かな」と思う。翌朝、母さんは「そのうち、『あれが最後に作ってもらった朝ごはんだったな』ってなるわよ」と軽口を叩きながら、目玉焼きを焼いてくれた。

その後の検査で、癌はそれなりに進行していて、「ステージⅢの後ろの方」と評価された。外科手術や放射線治療を行う段階にはなく、化学療法プラチナ製剤)を試してみて、癌細胞が小さくなるようであれば、外科手術や放射線治療検討しようということに。

母さんは「『髪の毛が抜けることがある』じゃなくて『絶対抜ける』って言われたわ」と笑っていた。

程なく、抗がん剤治療が開始され、母さんの髪の毛が抜けた。この頃は、抗がん剤副作用が抜ければ、食べたいものだとかも色々あったから、買いだめしといてあげたりした。

実家家族帰省して、夜遅くまで母さんも交えて酒を飲んだりもした。まだ、言葉もしゃべれなかった娘も、母さんにはよく懐いていた。

副作用に耐えながら抗がん剤治療を続けたものの、思うような効果は得られなかった。

「癌の専門医先生の方がいいんじゃないか」という思いもあり、主治医先生にも相談の上で、セカンドオピニオンを取ることにした。

その道の専門医先生2名にお話を伺いに行ったが、どちらも「うちなら治るかもよ」だとか「この治療法よりも、こっちの方がいい」なんて話は、当然なく、今診てもらってる病院で、「そのままお世話になる方が良い」とやんわりと伝えられた。

それでも、「やっぱり経験値が高い専門医先生の方がいいんじゃないか」と、先の2名の先生のうちお一人にお世話になることにした。

細かく検査もしてもらったが、「やれることは限られている。選択肢がないわけではないが、リスキーな上、効果期待値は低いので、おススメはしない。本人の希望に沿うならば、通いやすい、もともと診てもらっていた病院で改めて診てもらっては。」

とのお話があり、結局、出戻ることにした。その病院からの帰路、高速道路の大きなSAに寄った。

あなたたちが小さい頃には、旅行の度に、いつもこのSAに寄ってたのよ」と懐かしそうに話していた。

ちなみに、今でもそのSAを通過すると、その時の母さんを思い出して、なんだか泣きそうになる。

改めてもともと診てもらっていた病院に伺ったところ、事前に調整はしていたこともあってか、主治医先生は嫌な顔一つ見せず引き受けてくださり、次の段階の抗がん剤(単剤)にトライすることになった。

これ以降、段々と体力の低下、食欲不振が顕著になりだし、当初は「抗がん剤副作用かな」と考えていた。思うような効果が得られず、抗がん剤の投与を中止してから状態改善しなかった。

母さんが癌であることは、母さんの希望もあって、積極的に知らせることもせず、また隠すこともしなかったが、状況を知った遠方の親類達が揃って見舞いにきてくれたりもした。

この頃は、まだ座ってコーヒー飲むらいのことはできていて、楽しそうにお喋りもしていた。

妹が介護休業を取り、母さんの面倒を見てくれることになった。その時点では、自分のことは自分でできていたし、正直言って「早いんじゃないかな」と思っていたが、結果的には、ドンピシャタイミングだった。

死ぬまでに行きたいと言っていたスカイツリー東京結婚式に出席したので、その足でスカイツリーに行き、ビデオ通話で見てもらった。「すごいねー」と笑ってくれた。

12月下旬は、早めの冬休みを取って実家に。妹からは、体力の低下が著しいということは聞いていたが、想像よりずっと悪かった。

ベッドの脇に座って吐いてばかりいた。思っていた以上の状態言葉が出なかった。夜も眠れず、食事も摂れず、水分を摂れば吐き。かわいそうで見ていられなかった。

足のむくみもひどく、母さん曰く、頭の中は「しんどい」一色だった様子。肩をさすったり、足を揉んであげたりしかできない。足をマッサージしてあげていると、少しの間だけ、寝てくれたのが、せめてもの救いだった。

そんな中、母さんは「とても渡せそうにないから」と、お年玉と一緒に娘の七五三の祝いを渡してくれた。涙が溢れた。母さんも「湿っぽくなってごめんね。」と言いながら泣いていた。年明けも早々に再入院。あまりに辛そうな母さんの姿に、打ちのめされてしまった。

母さんの希望は、「できる限り家にいたい」だったので、妹が訪問看護段取りを取ってくれ、病院には無理を言って予定より早く退院した。この訪問看護のチームが素晴らしく、親身になって、それも超速で対応してくれた。母さんは「病院から逃げ出して正解だった」と、喜んでいた。

急遽、仕事休み実家へ。妹と交代で診る体制に。眠れず、体の置き所がない母さんは、15分おきくらいで、姿勢を変えてあげなければいけなかった。辛そうだった。

少し話ができそうなタイミングで、「今までありがとう。母さんの子どもで良かったよ。」と口に出すと、涙が溢れた。喋るのも辛く、手をあげるのもしんどいはずの母さんは「何を言ってるの。こっちのほうが、ありがとうよ。いい子だね。」と言って、頭や頬を撫でてくれた。涙が止まらなかった。

妹と交代で眠りながら看ていたが、日に日に意思疎通がとれなくなり、意識レベルも低下。せめて、苦しまず、穏やかに逝かせてあげたいと、鎮静剤の量も増やしていった。眠る時間が増え、顔をしかめる頻度も少なくなり。

「母さん、先に横になるね。また後でね。」と声をかけて寝ようとしたところ、ほとんど意識のないはずの母さんが、少し手を上げて応えてくれた。「バイバイしてんの?」と、妹と2人で笑った。

その晩、妹に「やばいかも」と起こされ、会ったときにはほとんど呼吸もなく。子供3人が揃ったところで、母さんは静かに息をひきとった。目を瞑り、とても穏やかな顔だった。皆、口々に「お疲れ様。よく頑張ったね。」と母さんの闘病生活の終わりを労った。

泣き崩れてしまうかもと思っていたが、不思議と涙は出ず、ホッとしたような気持ちになった。

訪問看護に連絡したところ、深夜にも関わらず、看護師さんが来てくれた。死亡診断は医師しかできないとのことだったが、脈拍を見たり、瞳孔を見たりして「確かに亡くなられていますね」と手を合わせてくれた。

そこからは、子供三人で、看護師さんの指示に従って、母さんの体を拭いたり服を着せたり。服は死装束じゃなく、妹が見繕ってくれていた、いつも母さんが来ていた服を着せることにした。

最後看護師さんが、母さんに化粧をしてくれると、すっかり血色が良くなって、まるで寝てるみたいだった。

看護師さんが帰られてからは、葬儀屋を探したり、段取り役割分担を話したり。葬儀屋は、空いてるところに頼むしかなかったというのが実態で、なんなら「火葬場に直送しろ」くらいのことを言っていた母さんの考えとは違ったんだろうけど、普通に葬儀屋に頼むことになった。

一旦、各自寝て、翌日以降に備えた。

翌日は午前6時の医師の死亡診断に始まり、寺や葬儀屋との調整や、親類への連絡、行政関係手続きなどで忙殺され、あっという間に通夜になった。どんな感じで動いたのか、正直、思い出せない。

覚えているのは、いつも気にかけてくれていた母さんの友達が、偶然訪ねて来られ、母さんに会って「信じられない」と泣いてくれたことと、一報を受けた母さんの義姉にあたるおばさんが寄ってくれて、母さんに会って「寝てるみたい」と泣いてくれたこと。

おばさんは「お母さんは若い頃はお父さん(自分祖父自分が小さい頃に他界。)と、喧嘩ばかりしててね。今頃、お父さんから「うるさいのが来た」って言われて、また喧嘩してるかも。」と、知らない話をしてくれた。

納棺ときには、たくさんの花と一緒に父さんの写真や、自分を含む子ども写真を納めた。

短い髪の毛の頭には、ウィッグをつけたかったんだけど、生前に「あんな高いものを燃やすなんてもったいないから棺桶には入れるな。」と言われていたので、やむなく頭はそのままに。誰が使うんだよ。マジで

葬祭会館で通夜を終え、そのままそこに泊まることにし、姉と妹は一旦、家族帰宅。酒を飲みながら待ち、時々、隣室の母さんの顔を覗きに行っては、線香をあげ、その度に泣いた。

夜中の2時になっても、誰も帰って来ず、体力的にも限界だったので、寝た。深夜に姉が、朝型に妹が戻ってきた。

翌日も葬儀火葬バタバタ。孫たちが大騒ぎしてくれたおかげ(?)で、終始、湿っぽくならずに済んだような気がする。母さんも、「あんたらねぇ」と笑ってくれただろう。

母さんが望んでいたような「火葬場に直送」じゃなくて、普通見送り方にはなってしまったけれど、許してくれると思う。

それから職場に復帰するまでは、皆で家の片付けや、クレジットカードの解約やら銀行関係やらのたくさんの事務手続き、親類縁者への連絡などを分担して対応している間に、あっという間に過ぎていった。

その間、近所の方だとか、母さんの旧来の友達だとかがたくさん弔問に訪ねてきてくれた。皆が口々に「いい写真だね」と言ってくれた祭壇の遺影は、母さんが自分で選んで、わざわざトリミングまでしていたものだったから、本人も満足してるだろう。

母さんの旧来の友達からは、母さんの若い頃の話や、その後の友人関係の話しを伺った。学生時代のことや、社会人時代のことだとか、自分が知らない母さんの一面をたくさん知ることになった。

当たり前だけど、母さんは「母」としてだけでなく、一人の人間として、たくさんの人と関係を作り、それを続けていたんだなと気付き、なんだか新鮮な気持ちになった。

そういえば、ウィッグ友達の一人で、自分もよく知っているおばさんが貰い受けてくれることになった。何度も「管理が大変だけど大丈夫?」と聞いたけど、それを踏まえて快く受け取ってくれた。

ウィッグ販売店には、その旨は連絡しておいた。弔問に来てくれた時にお渡ししたところ、母の遺影に向かって「返さないからね」と笑っていた。

思い返してみると、母さんが癌になってからというもの、母さんとは色んな話ができた。父さんのことだとか、嫁いできた経緯だとか、これからのことだとか。

癌との闘いは、とても辛かったと思うけど、近い将来確実に訪れる「死」に向かって、本人も家族も、心の整理も含めて、時間をかけて準備することができたように思う。僕は癌で死にたくないけれど、そんなふうに、ちゃんと準備をして死にたいなと思う。

母さん、ありがとう。母さんの子どもで良かったよ。

追記

たくさんの方に、暖かな言葉いただき、恐縮しておりますありがとうございました。

私自身が、母さんが癌になるまで癌のことを何も知らず、また、どのような経過を辿るのかを知らなかったので、「自分用に書いたけど、同じ境遇を迎えてたり、これから迎えるかもしれない誰かのためになるかも」と、乱文を投稿させていただきました。

野暮かなとも思いましたが、いくつかコメントいただいた内容を踏まえ、その趣旨に合うかなとも思うので、いくつか追記いたします。

母さんが癌の宣告を受けたのは、2月上旬で、翌年の1月中旬に60台後半で他界しました。10月頃まではまずまず元気でしたが、以降は段々と体力の低下が顕著になりました。12月中旬までは、体調が良ければ妹の運転ドライブに行く程度の元気さもあったのですが、食事を受け付けなくなってからは、あっという間でした。思っていたよりもずっと早い経過だったので、「もっと会いに帰ったら良かった」と思うこともありますが、「そうさせないところが母さんらしいな」とも感じています

経過は個人差が非常に大きいものだと思います。母さんよりも早い経過を辿る方もいれば、もっと緩やかな経過を辿る方もおられるでしょう。早い経過を辿ることを前提に、たくさん話し合って、準備をしておいた方が良いと思います特に、残された時間はできたら住み慣れた自宅で過ごしたいという方が多いと思うので、それができるよう、家族介護+訪問看護体制を整えられるかをしっかり考えておくべきだとも思います。うちの場合は、姉が実家比較的近くに住んでいたこと、妹が介護休業に理解のある職場環境だったこと、また、訪問看護のチームが素晴らしかたこと等、様々な要因が重なって、自宅で看取ることができました。

なお、母さんがやっていてくれた事で本当に助かったのは、エンディングノートをしっかり書いていてくれたことと、重要書類(通帳、カード年金手帳マイナンバーカード等)を整理してくれていたことです。特に、亡くなったことを誰に知らせるのかは、親類縁者ならまだしも、友人関係ほとんど分からなかったので、これがなかったら不可能でした。「私も書くから一緒に書かない?」と、提案されてみても良いと思います

長くなってしまいましたが、皆様の一助になりましたら、幸いです。皆様のコメントから、元気をもらいました。改めて、ありがとうございました。

2023-03-05

出産国家貢献?」とか今更も今更でしょ

子持ちが子育てに金や配慮要求する時、決まって持ち出してくるのが「将来の介護年金」だった

そんなもの盾に取る時点で「共同体への貢献」なんか、とっくの昔から前提だったはずで

本当におかしいと思っているなら、その時点で「え? あれ?」と気付かなきゃおかしかった

とぼけてんじゃねえよ

2023-02-27

anond:20230227084207

すでにそう扱ってるでしょ

なんで今更とぼけるの

2023-01-26

園子温告発者を見捨てたはてブ民が揃って口拭ってて超笑える

園子温監督の“性加害”告発女優自殺していた | 週刊文春 電子

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/bunshun.jp/denshiban/articles/b5000

いやいやいやいやw

何を驚いたみたいなコメントや悲痛ぶったコメントしてんのよw

こうなるぞってはっきり予言されてましたよね?

 

 

増田ではこの問題を指摘する人間が出続けててたし

それに対してはてなブックマーク嘲笑黙殺荷担を繰り返してたよな?

歴史修正させないように軽くまとめとくわ。

(ここに挙げた以外にも園問題継続糾弾増田には結構いたのも指摘しとく)

     

    

例1

「たわわ」がNG園子温が"無罪"になる、フェミニスト不都合な真実

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20220506182417

何故か早期話題収拾を図り話題にするのをやめたそうにするリベラル勢力に対し

鋭く問題提起するこういう増田もあった。ホッテントリから覚えてる奴もいるよな?

  

なのにこの問題提起には賛同するどころか

園子温問題継続的に話題にする必要がない理由」を熱弁するブコメばっか上位に押し上げてたのがはてなブックマークだったわけだ。

  

別にそういう立場意見"も"あってもいいと思うけど

それがずらっと人気上位に来るのがはてなブックマークだったやん。

ならおめーらに見捨てられた告発者が自死したくらいでショック受けたようなツラすんなよ。

なんとも思ってもねーくせによ。

 

例2

園子温が「100%有罪」ってどこの異世界の話??

https://anond.hatelabo.jp/20220508104059

上の増田ブックマークへの突っ込み増田だ。

  

ほんとこの問題については

増田たちが「見捨てるな!話題にし続けろ!」つってて

ブクマカたちが「嫌だ!話題性はない!終わった話!」って反発する構造だったよな。

 

こっちの増田は今みたいな展開まで読みきって予言してたか引用するわ。

5.「フェミニズム」「アップデート」が見捨てるもの

園子温はい

発する言葉を最小限にし、威嚇と居直り世間に出る情報を抑えて息を殺してる。

非常に賢いやりかただ。

   

  

これがうまく行くのは

「語るべきものがない」などと言いながら話題にすることを否定牽制までしてくれる市井リベラルの方々、完全ダンマリ追加報道なしを決め込む報道機関の方々(普段なら女性差別に感度の強いリベラルメディア含む)、皆さまのご理解協力があってこそだ。

  

   

こうして「語らない自由」「報道しない自由」によってまんまと疑惑の鎮火・風化が進めばどうなるか?

     

告発は無になり、白黒つかないまま全てが落ち着き、権力持ってる側の勝ちで確定するわけだ。

告発した側一人一人には暗い未来が待ってるだろうな。

  

   

いやーこれでもし告発が本当で園が悪質な性行為強要常習犯だったら大変だな!

     

多重レイプ犯やその共犯者たちを逃げ切らせて、やっぱりあれぐらいやっても大丈夫なんだと思わせて、

勇気出して声をあげたレイプ被害者達を「お前等の声なんか無なんだよ?」って言いながら殺すわけだ。

  

『語るべきものがない』と抜かして口を拭ったお前ら一人一人がな!

   

どうこれ?

から何までこの増田予言通りに運んでて草なんだわ。

口を拭うって表現もこの増田から学んだけど

くち【口】 を 拭(ぬぐ)う

(盗み食いをした後で、口をふいてそしらぬ顔をする意から) 何か悪いことやまずいことをしていながら、していないふりをする。 また、知っていながら知らないふりをする。

まさにこういう状況をぴったり表現する言い回しだよね。

    

  

 

で、まとめというかアドバイスなんだけどさー 

告発女優の痛ましい自死について世間の誰が衝撃受けても自由なんだけど

はてなブックマーク民だけはショック受けたフリすらするのやめなよ。

   

君たちは告発者を見捨てよう見捨てようって方向でだけ頑張った人たちで、そのログちゃんと残ってるし、増田に窘められてもますます「もういいの!話題にしないの!」って頑張った人たちなんだから。ね。 

   

もちろん園子温告発通りのことをしたとは決めつけられないけど、告発者がすげー弱い立場にあるのはわかってたことだよなー。

最低でも白黒つくまで見守って話題に上げ続けないとどんなことが起きる可能性があるか。

からない人やとぼけたい人のために丸々予言してくれる増田までいたよなー。

なのにはてブではこの問題を語り続けようとする声が結局全然伸びなかったよなー?

    

  

ふだん女の人権だのサベツだのが好みのネタなのに

権力構造人生まるごと圧殺されようとしてる女を平然と見捨てて「話題にする理由がないの!」って吠え猛ってたはてブ民の勇姿は忘れねーからさ。

    

それでなんだっけ?

駅に貼られるアキバ系ポスターは大問題から永続的に話題にしていくんだっけ?

女の権利生命のための戦いなんだっけ?

  

ロードローラーでグチャッてつぶされる寸前みたいな立場の女の人のことはへーぜんと見捨てるけど

オタクキモくてキモくてキモい!って言い続けるのは重要アクションてわけだ

お前ら誰かを助けたいんじゃなくてヘイトしていい被差別民ヘイトしたいだけだろ?

  

  

見捨てて死なせたあとで衝撃受けるフリでさらにシコるネタとして消費しやがってよwww

俺もこの問題話題にし続けないとやばいぞって増田に書いたけど上の二人と違ってホッテントリにもならなかったわ

誰も聞いてくれなくてやっぱりこうなった

無念だ

  

はてななんてクソだ

 

すげークソなはてブがついてた

WinterMute いやいやいや、なんでネットリンチ勝負つけようぜ! ってレギュレーションにしてんの。決着の場は裁判だろ。そんで個々の誹謗中傷ダメ女優中傷した連中も監督死刑! とか吹いた連中も同レベルだわ

2023/01/27

は?

誰が誹謗中傷しろなんて書いてる?

俺も増田2人もそんなこと書いてないよな。

真実がなにかは確定してないってこと俺も増田たちもちゃんと書いてるよな。

 

逆にたとえば園が有罪として落着してるなら告発者は安全だけどそうではないから言ってたんだ。

判決とか出てないし園は認めてないし潜航してるだけだった。

そういう不確定な状態からこそ注視し続けないと関心持ち続けないと話題にし続けないと告発者だけ潰れて終わりになります

ってことを増田たちは予言しててその通りになったって話じゃん。

 

園が有罪だと決めつけろとか誹謗中傷しろとかネットリンチでやっつけろとか俺がどこに書いた?こうやって言われたこと大幅にねじ曲げないと反論できないのはなんでだろうな?今度はこんなんが人気一位になるはてブ民ほんとクソだな。

  

そんで上に挙げた増田への反論ブコメでは「園は有罪と確定してるから話題にする必要がないんだ!」とか言う不思議理屈が一位になってて、今度は「決めつけて誹謗中傷するな!」が一位になってて、

100パー同じ奴らではないとは言え短い時間で完全に正反対な言い分を一位にするのが凄いよな。一貫してるのは何故か話題収束させてえ、ロードローラーの下の告発者の女の運命に全く興味ねえ、という実質的スタンスだけ。

   

書き忘れてたけどハフィントンポストも凄かったよな。ああい論調メディアでいわゆる女性差別はいっとううるさいようなポーズとってきて、園のことは何度も取り上げてたのに、この件は徹底だんまり

 

  

まあお前らがどうしてそうなるのかは興味ないしどうでもいいや。園に共感があるのか、告発するような人間が嫌いなのか、より関心を払うべきずっと重要問題があって(例えばアキバ系ポスター女の子の胸が大きいとか?)手が回らなかったんか、まあどうでもいいや。もはやお前らに興味ない。

ただはてブ民どもも興味もない女の自死に関心あるようなふりすんのだけはやめてくれよ。な。ほんとそれだけ。死んだとたん寄ってきて死体でシコんな。

2023-01-15

anond:20230115012718

なんか君はずっと

プロジェクト存在すること」が「優れている」の証明になるってスタンスでいて、ずっと否定されてるよね。

当然君はとぼけてるだけで知らないわけがないんだけど、

国内ほとんどの大学はNFTを使わない方法での証明サービスだけをやってる。

例えば東京大学

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/alumni/alum-services/f03.html

君の論法で行くと、これで優れてることになるよね。

2023-01-03

母が重い、35歳女の脱出

2023年1月1日、私は限界を迎えて、東京ホテルを予約した。元々3日から予約していたのだけれど、1日からに変更した。実家で絶え間なく続く母の愚痴に耐えられなかった。



子どもの頃のまま、中1のときに貼ったアヴリル・ラヴィーンポスターこちらを見つめる部屋で荷物をまとめていると、ドアから父がその様子を覗く。


「どこ行くの?」

今日から東京に行こうと思って」

「3日からじゃなかったっけ」

「やっぱり今日からにしようと思って。いろいろやることがあるし」

「そう」


しばらくするとまた父が来る。

「なんで行くの? お母さんが泣いてるから理由を教えて」

泣くのか……少しは想像してはいたけれど。

仕事とか渡航準備の関係があるから

「そう…」


父は去ってしばらくすると、今度は母と登場した。

ユニクロの縞模様のフリースを着た母は、部屋にはいると、ドアの前で正座をした。その後ろで、灰色のだるだるのパジャマを着た父が立っている。

私はベッドに座って、ポーチ化粧水を詰めているところだった。


「なんで?」

悔し泣きのような顔で、正座をした母が言う。


仕事とか渡航準備あるから、やっぱり早めに行こうと思って」

「なんで? 私がなにか悪いこと言った? なにがだめだったか、教えてください」

正座した上半身ゆらゆらと前に屈ませながら、母が泣いている。


「いや、別に……」

「教えてください。私があなた子供の頃からしていた所業が悪かったのはわかっています。謝ります。ごめんなさい。でも、言われないとわからないんです。私ばかなので」


正座ゆらゆらと頭を下げる母。泣いて頭を下げる親を上から眺めるなんて、最悪だ。自分が本当に人でなしのように思える。


これが嫌でこれまで距離をとってきたんだったなというのと同時に、これが予想できたとしても最悪のタイミングで拒絶をしたかったんだとも思う。


「5秒ごとにネガティブなことを言われるのに、疲れただけだよ」

ネガティブなことってなに? 教えてよ」

「どれというより、本当に息を吐くように言ってるから、一度録音してみたら…」

「そのときに言ってよ。言われないとわからないよ」


母の涙声の語気が強くなる。本当にわからないのだと思う。それは2人で暮らす両親の習慣なのだ


***


母は父の一挙手一投足に文句を言い、ときに声を荒げる。父はかなり雑で無神経なほうなので、文句を言いたくなるのもわかるときはあるけれど、母の謎のこだわりに沿っていないかったり、さっき母が自分で言ったことを忘れていたりという理由での文句も多い。

煮物を真ん中から食べたとか、思っていたのと違うお皿を使っているとか。


文句を言うとき、母は私のほうをちらりと見る。一緒に文句を言ってほしいという合図だ。祖母ご近所さん芸能人を悪く言うときも一緒だ。


子どもの頃は、これに必死賛同していた。賛同したほうが、家庭内平和だし、「やっぱり父に似て鈍臭くて雑」と言われたくなかった。私は母のなかにあるお皿のルールを覚えて、完璧対応できるのが、誇らしかった。


母の文句合理的ではないと気付いたのは、中学生になった頃だろうか。反抗期を迎えた私は、母の「ちらり」に反応しないことにした。子どもの頃の癖もあるから、反応しないのには一定のパワーがいる。


20年ほど経つのに、未だに母は私の賛同を待っている。目を逸らすと、「冷たい」「つまらない」と残念そうに言うこともある。私は私で、いまだに反応しないのには、パワーを使う。



母は自分にも、ネガティブ言葉を投げかける。料理の味付けが薄かった、もっとこうすればよかった、失敗した……。「そんなことないよ」「おいしいよ」と父はすかさず言う。「心にもないことを」と母が言う。


私も基本的には「おいしいよ」と言って、自分が実際に食べたいと思う以上に食べる。実際にそんなにまずいと思うことはない。おいしいことも多い。絶対に言えないけれど、もっとこうしたらおいしいのにな、夫だったらここはもっと丁寧につくるなと思うことはある。



母と父は2人っきりで、ずっとこの関係を続けているから、自然なのだろう。父は天然で人の話をよく聞かないタイプだし、何十年も家庭を放棄して母に苦労をかけてきた負い目もあるのだろう。なにより退職して、今かまってくれるのは、母しかいない。


そうして自然に任せると、5秒ごとに母が、父の批判か、フォロー待ちの自分批判をすることになる。


「そうだそうだ」と母に賛同しているときは、楽だった。そういうものだった思っていたから。でも、なんだかおかしいなと気づいてからは、食事3回分、24時間くらいが限界らしい。


最近は、夫や弟夫婦帰省することが多く、彼らがいたから、なんとか耐えられていた。

弟の奥さんや夫を気遣う体で、物理的に距離をとれたし、外の目がある手前、母のネガティブも多少減る。

彼らは空気を読むタイプなので、波風を立てない形で、母をなだめ、父へのフォローもできる。弟と私が、そういう伴侶を共通して選んだのは、偶然ではない気がする。



そんな夫が「あんなに失敗したって言われながら、食事を出されると反応に困るんだよなぁ」と、いつかの帰り道にぼやいた。

それで私は、やっと自分がいつも母の絶え間ない自虐に疲れていることに気づいた。


12月29日の夜に帰省した私は、24時間が過ぎた30日の夜に、電池切れしてしまった。


31日はタイミングが悪いことに母の誕生日だったけれど、その日は私はなにも話すことができなくなっていた。そうなると、私は思春期に戻ってしまう。


こうならないように、ここ何年かは、それっぽい理由をつけて一人のとき自分が耐えられる時間だけの滞在にしてきたし、長い時間ときは夫や弟夫婦と一緒に行動するようにしていたのに。

今回は急遽海外への引っ越しスケジュールがずれこんで、直前に長く実家滞在することが決まった。私以外は皆海外にいて、一人での帰省だった。


ゆっくり実家にいれるようになって、よかったね」というまわりの言葉になんとなくそうかなぁと思ったけれど、やはりどうしても私には無理だったらしい。


年末に駆け抜けた引っ越し渡航準備、仕事で、疲れきっていた。さらに悪いことに、家族緩衝材役を担ってくれていた犬が、最近病気で寝たきりだ。

私は母と話せなくなると、犬に話しかけて、場を和ませて、なんとか大人自分に戻っていた。



私は実家にいるとき、3つのモードがある。


①母の文句や笑いに喜んで賛同し、適度に甘える、7歳の無邪気な自分 ←母はこれを一番期待している。25歳くらいまでは、違和感を持ちつつも、これで仲良くやっていた。


②母に反抗して黙りながらも、我慢してその場にとどまる15歳の自分 ←母はこのモードに、世話を焼くのも嫌いではなさそうだ。私はかっこわるくて最悪な気持ちになる。


③母の愚痴ニュートラルに聞き、親切にする35歳の自分 ←母は物足りなそうだけど、自慢の娘というかんじでご機嫌。私も心が安定する。心の余裕がないと、長時間できない。


もちろん、基本的には今の自分の年齢と一致する③でいたい。①は楽で平和だけど、自分のなにかが死んでいく気がして、絶対にやりたくない(実際この形でうまくいっている母娘はけっこういる気がするけど)。


③が崩れそうなときに、①を断固拒否すると、②になり、今回は頼みの綱の夫、弟夫婦、犬の不在で、③に戻れなくて、耐えきれず、物理的な脱出をはかったわけだ。


***


修羅場に戻る。


「なんで嫌ならそのときに言ってくれないの!? 私が子どもの頃、すぐヒステリーになったから、それがトラウマで、普通言葉もすごく嫌に聞こえるんだよね? そう、私が悪いの……」


母は一人で話しつづけている。

しかに、そうなのかもしれない、と思う。


「どうせ私は虐待親ですよ。そう思ってるんでしょ。この家に足を踏み入れるのも辛いんでしょ」


こんなふうに母が言うのは、弟が4年ほど前に、そう言って母に反旗を翻したからだ。


から見て、弟は弟でわりと極端な思い込みがあるほうなで、それは言い過ぎではと思いつつも、面倒なことを伝えてくれて助かったなとも思っていた。


虐待とまでは言わないけれど、母の臆病さや不安定さに、随分振り回されたなと思う。母の年齢に近くなり、いくら大変でも、大人の私はそれはしないなぁということがいろいろある。時代も違い、私には子供がいないから、未体験領域ではあるけれど。


ただ今になって本人を責めたいとも思わないし、お金と労力をかけてもらったぶんそれなりに自分人生を生きらている自覚はあるので、のらりくらりと、どちらの側にもつかずに距離をとっていた。


その間に結婚して、夫という防波堤ができて、このまま平穏にほどほどの距離感でやっていけそうだったのに。ここにきて、こんなことになるとは……。


「ずっと嫌だったんでしょ。無理してこの家に来てるんでしょ」

「まぁ、それはそう」


弟ほど実家に寄りつきたくないわけでもないけれど、母の雰囲気におされて肯定してしまった。実際、いればいるほどエネルギーが吸い取られるかんじがするし。


「嫌なら、なにが嫌かはっきり言ってくれたらいいのに。なんで教えてくれないの?」

「こういうふうになるってわかってるからおかしいなと思っても指摘できないよ。子どもの頃から、言えないように、あなたがしてきたんだよ!」


一度肯定すると、私も感情的になって、涙がでてしまう。


「指摘できないなんて、思わないけどなぁ」

父がとぼけて言う。

だって家にいなかったから、知らないじゃん」


ついでにした父への批判は、なんとなく母が言ってほしい言葉を言ってしまった気がする。


だって、いなかったし、そのうえ、気に入らなかったら、怒鳴ったり暴力振るったじゃん。アル中DVだったときのこと、忘れたの?

と本当の私は言いたかった。


宙吊りにされてテーブルの角に頭を打った母が頭から血を流したことも、ベランダガラスを蹴って割ってくるのを、弟と部屋のなかで怯えて見たことを、私は忘れられない。

部活から帰ってきて眠っていたソファから、突然投げ落とされたことも。

日曜の昼、ウィスキーを飲み始めたら、今日は怒鳴りだす合図だったことも。


でも、それはこの家ではなかったことにされているタブーだ。母の思う「うちは、幸せな家庭でよかったね」の規範から、明らかに外れているからかもしらない。


今の父は穏やかで、母を落ち着かせる役割を担っているし、あの頃のことを申し訳なさそうにする素振りをしているので、私も言わないことにしている。


ある一定の期間だけだった気がするので、仕事ストレスもあったのだろう。その仕事で、大学まで行かせてもらったわけだし。だからって、許されることとも思わないけれど。


そんなことを考えて黙っている間も、母は話し続ける。


「私はひどい親かもしれないけど、あなたのことが大好きだから、楽しみにしてたくさん準備して」


楽しみにしていた誕生日とお正月に、大好きな娘にこんなことをされるなんて、母はとても可哀想で、そんなことをする私はなんてひどい娘なんだろう。

母の憐れさに飲み込まれていく。罪悪感で、頭がぼんやりする。


あなたがしていることは、はっきり言って暴力だよ。無視されることって辛いんだよ。お父さんと同じことを、あなたはする。なんで?」


母は悔しそうに泣く。父にされたことも、思い出しているのかもしれない。


しかに、15歳のモード言葉を話せなくなってしまった自分は、不甲斐ないし、申し訳ない。もう35歳なのに、なにが嫌か言葉でなかなか説明できないなんて。それでも。


「そんなふうに被害者っぽくされるのに、もう疲れたので…」

被害者面なんてしないよ! 絶対しない。でも、被害者って言うなら、言わせてもらうけど」


被害者」というキーワードが、なにかの引き金になったらしい。母がここぞとばかりにまくし立てる。子どもの頃、どれだけ私や弟に尽くして節約し、我慢し、プリントを整理し、時間をさいてきたか自分がこんなふうに拒絶されるのが、どれだけ辛いか


プリントの整理、私嫌いじゃなかったし、別にしてもらわなくてもよかったんだけどなぁと思う。


節約して5歳から18歳まで行かされていた塾も、今思えば先生子供たちに人格攻撃をするやばいやつだったので、あの先生のために節約しなくてよかったのにねとも、思う。

どんどん人が辞めていくなかで、私は一番長くその塾に通った。今思えば、あそこにいた子どもたちは、みんな無表情でか細い声をしていた。


母にも辛くあたった塾の先生祖母を黙らせた私の全国模試順位に、母が満足気にしていたのも思い出す。私に勉強の機会を与えたのは、私のためだったのだろうか。


母がヒートアップするほど、だんだんと冷静になってくる。


母は絶対否定しない父を後ろに据えて跪き、私が絶対罪悪感を抱く言葉を泣きながら放つ。

この人は、本当に自分可哀想で仕方ないんだなと、思う。


過去やってきたことを否定したいわけじゃないよ。ただ今、愚痴を聞き続けるのが疲れたっていうだけだから

「本当に行くのね?」

「うん」


これまでの私だったら、ここで東京に行くのをやめていたかもしれない。そもそも行事を大切にする母の手前、大晦日とお正月実家家族から離れる選択肢なんて、一昨年夫がコロナの濃厚接触者になった一度以外、なかった。


海外駐在中も両親が自宅まで来たし、濃厚接触者になった翌年の新婚ニ年目も年末がちょうど誕生日から義実家より私の実家を優先した。「失敗したかもしれない」と呟く母のおせちづくりを毎年手伝い(「おいしいよ」とフォローしながら)、きれいにできた重箱やお正月風景を撮ってアルバムにして、プレゼントした。


今年は弟夫婦も夫も海外で、犬は寝たきり。それでも母は、親子水入らずでのお正月を楽しみにしていたのだと思う。急遽伸びた海外行きと、それに伴う実家滞在の長期化を、母はもちろん喜んだ。


私は夫と会うのがお預けになってがっかりしたし、なにより自分実家滞在に耐えられる自信がなくてとにかく不安だったけれど、そんなこと、まったく思いもしなかっただろう。



「私はお正月家族で過ごすものだと思ってるから。こんな仕打ちってないよ。〇〇ちゃんの家は母娘でおせちをつくって、●●さんの家ではもっと……」


母が地元に娘が残って、べったり子育てサポートしている家族を羨ましく思ってるいるのは、わかっている。


それが嫌だから上京してよかったと何度思ったか。一方でその願望に多少は答えなくてはと思って、お正月誕生日と、GWお盆帰省した。旅行もした。

でも、今回は無理だった。弟夫婦や夫がいてくれる年を過ごしたら、もう1人では耐えられなくなっていた。



「もう何十年も、十分やってきたでしょ」


そう言うと、母は静かになって、去っていった。


私が喜んでやってきたと思っていたことを義務のように言われて、母は心底悲しくなったのかもしれない。私だって、いつも100%嫌々やっていたわけではない。ある程度、楽しんでいた。


母は本気で自分を直そうとして、泣いて質問しているのもわかる。


それでも、「まだほしい、まだほしい」と千と千尋カオナシのように、やればやるほど依存されて欲しがられるかんじに、耐えられなかった。

母が変わるのを根気強くサポートする気力が、私には残っていない。



母が羨ましがる〇〇ちゃんや●●さんの家だって、娘が気を遣っているところはあるのだろうと、私は思う。彼女たちが一時精神を病んでいた原因に、母との関係がなかったと言えるだろうか。


娘同士で話すと、娘側が母にリップサービスをしたり、話を合わせたり、距離をとったりしていることは多い。

10代の頃は本当に仲の良かった「友達母娘」でも、いつまでもそのままでいられると思っているのは、たいてい母のほうだけだ。それでも、娘は母をがっかりさせないように、大人の振る舞いで和やかに過ごす。


だって、本当はスマートに、本人には気づかず幸せでいてもらったままで、ほどほどの距離感で過ごしたかった。


誕生日やお正月を楽しみに、食材を考えていた母を思うと、胸が痛む。とても。涙がでるほど。

こんな最悪のタイミングで反抗しなくたってとも、思う。しかも、こんな年齢で。


それでも、今、私は自分のために、自分をどうしても逃がしてあげたかった。

脱出した私は、その夜、東京銭湯に行って、ホテルのベッドでぐっすり眠った。

2023年、はじめの自分へのプレゼントだった。


——-


けんか(?)を片方の立場から書くのって、フェアじゃないよなぁと思いつつ。

まずは自分のなかの混乱を整理するために書きました。だからか、うまく削れず、とても長いです。


迷いつつも、シェアするのも悪くないかなと思ったのは、信田さよ子さんの本や記事にでてくる人たちの具体的なエピソードに、私自身が背中を押されたからです。

https://www.amazon.co.jp/dp/4393366255

https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0022/topic025.html


もうおばさんという年齢なのに、いつまで私は子どものようにじたばたするんだろうと思うけれど、自分選択して、書いて、振り返って、前へ進めば、大人としてドライなほどほどの関係を築けると信じて…。

自分ブログ用に書いたけど、さすがになぁという内容なので、ここに載せます

年始早々、兄が離婚しそう

父が入院することになった。期間は数か月に及ぶかもしれないってくらいの長期らしい。

その間、健康に自信のない母は一人では不安があるらしく、家族の中の誰かが引き受けなくてはって事になった。

入院する父の世話もあるので、家族間の役割分担も必要になる。

これは流石の家族間の仲は悪くない我が家でも少しは揉めるかと思ったら、母の「どこかでしばらく置いてもらえない?」との問いに

長兄の「じゃあ、うちにおいでよ。久しぶりに母さんと一緒に暮らせるのは嬉しいよ」で一決。

親の金婚式に贈り物をしたり、海外旅行に連れて行ったり、家族思いの兄は兄妹が揉めてるところすら父母に見せたくなかったんだろう。


それで収まらないのが兄嫁。

同居は嫌だ、と父母が出かけたタイミングでのたまう。

「たった数か月じゃないか、生涯ずっととは言ってない。親孝行させてくれよ。」

と優しく頼む長兄。しかし、兄嫁は首を縦に振らない。

しばらくは優しく頼み込む兄に対して

「私と義母さん、どちらが大事なの?」と兄嫁が言った瞬間に、兄の顔が憤怒のそれになったのが、わたしには分かった。

兄が怒ることなんて滅多にある事じゃない、ただし、一度怒らせると父ですら手が付けられないほど頑固になるので、この先の展開が予想出来て肝が冷えた。

案の定、数年前に晩婚で見合い結婚した長兄には子供もいないのが災いしたのか「分かった、なら別れよう」と。

「お前の代わりになる人は見つかるかもしれないが、両親の代わりはない。お前が、どちらかを選べというなら、俺に悩む理由は全くない。

別れよう。そんな残酷選択肢を突きつけるお前には、用はない。」

この一言には、兄嫁も衝撃を受けたようだ。

年始早々、どうなっちゃうんだろうな・・・

追記

こんなものバズると思わなかった(笑

事前に相談ってコメントがあったけど、出来るはずない。だって帰省するまで、そんな話一切なかったしね。

「じゃあ話し合って決めます」って言うよりも「うちに来い」って言えちゃうのが、何でも先陣切って行動する兄らしさだと思ったくらい。

さて、その後。

怒った兄は全く手に負えない。勝手に怒りが収まるのを待つしかないが、母と既に故人となった前の兄嫁だけは、その怒りを治められる。

あとは母を待つしかないと私はお手上げ状態だった。

「兄嫁子さんは、1月中に家を出てください。結婚前のご自身資産と、結婚後1年強で二人で蓄えた500万ほどは、全額をお持ちください。

引っ越し費用引っ越し半年家賃は私のほうで出しましょう。結婚後に購入したもの必要ものがあれば、全て持って行ってください。

から洗濯機に至るまで、全て差し上げます。」敬語とか、完全に切り捨てモードはいってるなぁと戦慄している私たち妹。

おそらくだけど兄は結婚前に作った相当な資産と、前の結婚時に購入した持ち家がある。

成人した親族に祝いでバイクを買ってあげるくらいには経済的な余裕もある強者だ。

その立場から一方的に追い込んでくる兄の怒りを、故人なら宥めることが出来たと思うけど、兄嫁はオロオロするばかり。

「謝ったほうがいいですよ・・・」って、わたしは言ったが、固まってしまって手もない様だった。

そうこうしてる内に親戚へのあいさつ回りから戻ってきた母が、兄が何かに怒ってるらしいことに気づく。

正月早々に、どうしたの?」と尋ねる母、「何もないよ」と空とぼける兄。

まさか、私のことで兄妹喧嘩でもしたんじゃないでしょうね?」、「まさか。それで喧嘩になんてなるはずがない」と兄。

「「わたしたち」は、喧嘩してないけど」せめてもの援護である

「じゃあ夫婦喧嘩でしょう」と言うと、「喧嘩じゃないよ」と逃げる兄。

そこで感づいて「兄嫁子さん、何があったの?」と母。

事情が明らかになり、逆に怒る父母に「あん酷薄なことを言える女と夫婦で居られるか」と、怒りが収まらない兄だが

「そんな冷たい人の世話になりたくなんかないよ」と母に言われて、明らかに萎んでいく。

そんな感じで家族に対しては兄の怒りは長くは持続しないしから、兄嫁さんはまだそこまでの関係でもないのだろう。

そうした顛末を経て、兄嫁と母の間でも話がもたれ、改めて兄の家に母が厄介になることで落ち着いた。

流石に一方的離婚危機を纏めてもらっては、頭が上がらないといったところでしょう。

でも、まぁ、遅かれ早かれ離婚するでしょうね。そうならなかったら、この先の数か月の母の働きに兄嫁は感謝すべきだと思う。

2022-12-26

増田公認!500円以下で買える Steam ウィンターセールインディー名作ゲーム

ウルトラマイナーはなるべく避けた一方で、超有名どころ!みたいなのは外したつもり。それでも「いやFTLは超有名クラスだろ」とつっこまれるかもですが、ご容赦を。


Cookie Clicker / 208円

いきなり超有名作ですね。いわずとしれたクッキークリッカーの有料版。クリック放置天文学的数字の枚数のクッキーを焼き上げよう。クッキー人生メタファーであり、グランマは母なる地球のことだ。


Punch Club / 245円

ボクサー育成アドベンチャー基本的にはステータス管理ゲーだが、「ストーリー重視」の謳い文句どおり、殺された父の犯人を追うというメインストリーがある。というとシリアスっぽいがパロディネタにあふれたバカゲーでもある。


Celeste / 495円

超高難度スタイリッシュ2Dアクション。色んなアクションギミックを駆使して足場から足場へと渡っていくのだが、とにかく死ぬひとつミスれば即死ぬ。しかし、死んだら即復活してやりなおせるので意外にストレスフリー。そして、困難に見合うだけの感動がある。大傑作。


Monolith / 399円

トップダウン視点2D全方位弾幕シューティングローグライクダンジョンゲーム。有名作でいうと『Enter the Gungeon』(今680円)、『Nuclear Throne』(値下げなし)あたりを想起してくれればいい。まあ要するに、バンバン弾を打ってガンガン弾を避けながらガシガシダンジョンを探索しろってこった。ただこちらは硬派なまでにシンプルグラフィックミニマルマップが特徴。それでいてアートワークが非常に美しい奇跡。そしてなによりタイトゲームバランス。中毒性高し。


The Hex / 252円

去年ゲーム界隈を騒がせた Inscryption(今1230円)の作者の前作。六人のビデオゲーム主人公たちが集まるある館で古典ミスリーを思わせる「殺人犯探し」を行うADV。道中に有名作のパロディっぽいいろいろなミニゲームをやらされる。一見ジャンル出自バラバラな六人に隠されたある共通点とは……。Inscryption が好きならマストプレイアンチゲームメタフィクション


Milk outside a bag of milk outside a bag of milk / 465円

ロシア鬼才が生んだ病み病みアドベンチャーシリーズ第二作。第一作のMilk inside a bag of milk inside a bag of milkも今60円で 超安いのですぐ買ってやれ。十分で終わるから。そして Milk outside ~ をつづけてやれ。永遠に残るから


FTL: Faster Than Light / 245円

宇宙船管理シミュレーション冒険ローグライト。襲撃してくる敵を時には砲撃戦で、時には船内へ誘い込んでの白兵戦で跳ね除けながら船を強化していき、宇宙の深部を目指す。限られたリソースギリギリでやりくりしていく苦しさと、それでなんとか乗り切ったとき快感は比類ない。数々のフォロワーを生んだ超名作であり、これ一作でローグライトインディーゲーム歴史が語れるようになる。


Orwell: Keeping an Eye On You / 252円

ビッグブラザーの一部となり、善良な市民監視するアドベンチャーゲームSNS書き込みを追い、メールを盗み読み、電話を盗聴し、「テロ犯」を捕まよう。管理社会ディストピア体制側の視点のほうがおもしろいことを証明してくれる一作。作業の単調さと日本語訳の質の悪さがたまにキズ


Legal Dungeon / 360

警官となり、さまざまな事件容疑者尋問していく取り調べシミュレーションADV基本的ゲームシステムは『Papers, Please』(今490円)に似ていて、証言事実を突き合わせて容疑者のアラを探していく。しかし本作の一番重要ポイントは「真実を見つけること」ではない。警察という巨大で強権的なシステムのなかで、「真実」いかに脆いものであるか、その苦さを味わうことこそがキモだ。


Detention 返校/ 472円

台湾製学園ホラー。居残りを食らってたまたま夜の校舎に残されたふたり少年少女を襲う怪奇現象の数々、それらに秘められた謎へ迫っていく。システムは『クロックタワーシリーズのようなポイントクリック形式。「1960年代台湾舞台であること」がなにより重要ファクターであり、日本人には馴染みの薄い台湾史の暗部を学ぶ機会にもなる。本国台湾では社会現象となり、映画化もされた。


Her Story / 252円

実写映像を駆使したゲームに拘り続ける異常クリエーター、サム・バーロウの出世作コンピュータの端末に保存されている、ある女性インタビュー映像を視聴して彼女の謎を追う。何百もある映像はいずれも断片的なクリップで、プレイヤーはゲーム内のコンピュータ検索ワードを打ち込んで、そのワードに関連する映像を拾っていく。クセのあるシステムでやや人を選ぶが、ミスリー好きならぜひ。


Salt and Sanctuary / 445円

2Dソウルライク(『ダークソウル』みたいなムズ戦闘アクションのことだぞ!)の嚆矢的な名作。ダークソウル3Dで考えることが多くて難しいよ〜〜〜という人はやってみては。2Dからといって死なないわけじゃないことがよくわかります。もちろんダークファンタジー世界観も単なるフォロワーってだけじゃなくて作り込んである


Understand / 329円

パズルエリアステージごとに設定された特定ルールにしたがって、マス目上に置かれている記号記号一筆書きで結んでいく。最大の問題は「特定ルール」がほとんど一切プレイヤーには明かされないこと。ひたすらトライアル・アンド・エラーを繰り返し、「特定ルール」を解き明かしていくことがこのゲームのカギ。「なんもわかんねえ……」状態から「わかった!」になるとき快感は唯一無二。


Recursed / 230円

再帰アクションパズル。今年は Patrick’s Parabox (今1640円)という「箱の中の箱の中の箱の中に箱が!」な再帰パズルがバズったが、その先駆ともいえる作品。箱の中に空間があり、入ると中には箱がある。その箱の中にはもちろん別の空間が広がっていて中には箱があり、その箱を箱の外に出したり別の箱の中に放り込んだりしてパズルを解いていく。状況によっては箱同士が無限に参照しあって箱の中を永久にさまようハメになるが、まあ、君なら大丈夫だ。


The End Is Nigh / 296

高難度アクション。Celeste と同じく死にまくりアクションゲームで、こちらはこれ系の元祖である『Super Meat Boy』(今148円!)のプレイフィールにより近い。ゴミなんだか黒い餅なんだかよくわからん生き物を操作して理不尽即死ステージクリアしていこう。なにがたのしいかって? 気づいたらクセになっちまうんだ、こういうの。


Neverending Nightmares / 370円

悪夢のなかをさまよい歩く系ホラー怪物に襲われたりなんかして死ぬとまた悪夢の中で目覚めて無限悪夢をさまようことになる。いちおうエンディングなんかもある。エドワード・ゴーリー風のビジュアルがなんともいえない味になっていて、怖さのなかに愛嬌がある。


Evan's Remains / 360

パズルアクションアドベンチャーうつくしいドット絵ビジュアルが特徴。ある少女行方不明天才少年エヴァンからとある無人島へ呼び出され、自分を探してほしいといわれる。最初アクションパズルメインみたいなツラで進行するが、本作の最大の衝撃はストーリーにある。一見価値あり。2時間くらいで終わる。


Reventure (レベンチャー)/ 164円

王道2DアクションRPG……の皮をかぶった死にざま探求ゲームプレイヤーは勇者をあやつり、100種類のエンディングほとんどはバッドな死)を試行錯誤して回収していく。雑魚に殺され、王様殺害犯人として処刑され、溶岩飛び込み自分の仕掛けた爆弾に巻き込まれ……とにかくバカバカしい死に方がもりだくさん。とにかくなんでも試してみよう。


Tacoma / 396円

3Dアドベンチャー無人宇宙ステーションを探索しながら、そこにいたクルーたちの日常、そしてそこで起こったある出来事調査する。名作アドベンチャー、Gone Home(今296円)の開発元といったら伝わる人には伝わるか。Gone Home 同様、本筋以外にも限られたマップなかに散りばめられたディティールが豊かで緻密。


The Shrouded Isle / 147円

終末カルト運営管理シミュレーションとある海辺の村、そこに住まう数世帯はみ〜んな邪神を崇拝するカルト信者! あなたはそこの長として不満が出ないように各種リソース管理しつつ、異端者をあぶりだして処刑したり、年一で適当な生贄を選んで邪神に捧げたりする。時に邪神さまからあーしろだの注文が入ったり、時に信者からこーしてだの要求がされたり、中間管理職的悲哀が味わえる。そういう点では、今年の話題作 Cult of the Lamb (今1927円)とゲーム性こそ違うが似ている。


They Bleed Pixels / 245円

血がドバドバでる死に覚え高難度アクション。血はドバドバでるけどドット絵から怖くないよ。主人公カニハンド少女通称カニちゃん)をはじめとしたらビザールカワイイグラフィックが魅力。


GRIS / 432

アクション。とにかくアーティスティックで美麗なビジュアルに尽きる。マジでれい以外の言葉がでない。ただうつくしいというだけで体験に値する数少ないゲームひとつ


Mini Metro / 490円

駅をつなげて線路電車を増やし、乗客たちをさばいていくシミュレーション。極限まで記号化されたミニマルビジュアルが特徴。ゲームシステムも簡潔ながらも奥深い。


Minit / 300円

1分でゲームオーバーになるアクションRPG。1分で死ぬ呪いにかかった主人公たまごっちみたいな外見)をあやつって何度も死に戻りながら呪いを解く方法模索していく。得たアイテムなどを引き継いだり、ショートカット発見したりしてどんどん行動範囲拡張させていくプロセス気持ちいい。とぼけ世界観キャラも魅力。


Tokyo Dark / 453円

日本在住の英国人制作した異色の伝奇刑事ものADVSAN値などを管理しつつ、行方不明になった相棒の謎を女刑事が追う。精神不安定にさせる演出の数々が見もの日本文化や神話などをフィーチャーした物語ユニーク。惜しむらくはバグが多すぎること。


ケロブラスター / 294円

不朽の名作『洞窟物語』の作者によるカエル労働シューティングアクショングラフィックシステムクラシカルアクションだが、ゲーム内容はストロングスタイル的な歯ごたえがあって秀逸。カエルかわいいしね。


ギリギリ500円以下にならなかった名作たち】

Kaze and the Wild Masks (512円) 目つきの悪いクロノアみたいなのが主人公のスピーディアクションゲーム

The Red Strings Club(510円) Steamサイバーパンクアドベンチャーはいちゃん好き

A Short Hike(533円) 世界いちばん癒やされるゲーム

Hell is Other Demons(505円) ローグライトアクションシューティング。一時期めちゃハマった。かっこいい。

2022-12-22

シャドーボクシング的Whataboutism

赤旗の仁比議員発言(https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/KogaUjisato/status/1605377470257332224)が叩かれているが

間違っている訳でもない一般論的な発言が、なぜ

「それとは別の理由で」「都が」黒塗りにした個別案件に絡めて叩かれているのか分からない。

これが都の担当者コメントだったとしたら「とぼけるな」というのは分かるんですよ。大部分の不開示の理由は別なので。

でもというかだからというか、記事は別の話をしている所じゃないですか。開示決定に関わった人物でもないじゃないですか

それを「定款の黒塗りはどうなんだ」「安全を脅しかねない情報以外も黒塗りにしているだろ」といって叩くのは筋が通ってなくないですか。

仁比議員別にあなたに向けて発言している訳じゃないんですから

そんなことを考えていたら掲題の単語が頭に浮かびました。よろしくお願いします。

2022-12-21

ずっと好きだった友人が結婚した。

もうとっくに諦めた恋だが、その人の結婚式に呼ばれることは決まっていて、そのことを考えると少し心がざわついて、かといって誰かに話すこともできず、その想いをここに書き散らすことにした。

まらない自分語りだが、気持ちの整理のつもりで書き記す。特定に繋がらないよう、念のため一部フェイクを入れたりはしている。

まあきっと、どこにでもあるような話だ。

同性の友人に恋をして人生を一時迷走した、愚かな若者だった頃の話である

その友人に出会ったのは高校生の時。

驚くほど気が合ってすぐに仲良くなった。平日も休日もつるんでいるのが当たり前の関係。いつからそれが恋だったのか、はっきりとは覚えていない。自覚したのは数年後だ。

でも高校二年の夏を迎える頃には既に、恋だったように思う。他の友達と親しくしている姿を見るのが苦しく、時折よくわからない不快感に苛まれるようになっていた。それでも、友人と一緒に過ごす時間は何より楽しく、バカなことも真面目なことも、誘われればいつでもすぐに飛んでいった。

色々な偶然が重なった結果だが、我々は進学先も同じ地域だった。田舎から出てひとり暮らしの家を探す自分に「せっかくなら近くに住まないか」なんて向こうから提案をしてきた時は、嬉しくて嬉しくて、飛び上がらんばかりに喜んだ。

でもそれは、迷走の始まりだった。

ほぼ毎日のように会える友人。食事を共にする機会も多く、互いの部屋を訪れてゲームをしたり漫画を読んだり、だらだらと過ごすのも当たり前になった。試験間中の真夜中にコンビニに行こうと誘われて、適当スウェット姿で並んで歩いた。体調が悪ければ互いに見舞い、薬や飲み物を買って届けたり、食べ物を作って置いていったこともある。

夢のようだった。

唯一無二の相手になれた気がして、それが恋だと自覚もしないまま有頂天になっていた。


だが、当たり前のことながら、相手にとって自分はただの友達のままだった。

ある日、恋愛相談を持ち掛けられた。

薄々は気付いていた、友人に恋人がいるらしいこと。それでも目を逸らしてきたが、面と向かって話されてはどうしようもなかった。まったく気乗りしないまま、それでも頼ってくれたことは少し嬉しくて、夜のファミレスで話を聞いた。

相談を聞くうちに絶望的な気持ちに襲われた。友人は決して付き合っている相手名前を教えてはくれなかったが、誰より友人を見てきた自分相談までされてわからないわけがない。付き合っていた相手は、共通の友人だ。

同性の人だった。

衝撃に頭を撃ち抜かれたような気分のまま、よく冷静に最後まで話を聞けたと思う。「君も知っている人だ」とだけ言う相手に、最後までわからないふりを貫いて「誰だろう、思い付かない」ととぼけ続けた。はっきりと言われなかったのを良いことに、同性との恋の相談であることにすら気付かないふりをした。その事実を認めてしまいたくなかった悪あがきである

その相手とは後々別れて友人に戻ったことも知っているが、最終的に異性のパートナーに落ち着くまで何人と付き合ったのかまでは把握していない。話してくれたのは一部のようだし、自分の知らない人だったこともある。それでも、その時々に恋人いるかいないかくらいはいつもなんとなくわかった。それだけ近くで見ていた。

同性が対象になり得るとわかってもなお決してその恋愛感情自分には向かないのはもどかしく、それでもたまに頼ってくれる友情が嬉しかった。しかし、次第に膨れ上がって制御しきれなくなってきた気持ちは、相手自分の思い通りにならないことへの苛立ちとなって表れた。八つ当たりのような態度が増え、突発的に暴言を吐き、傷つけることもあった。その度に青ざめて謝って、また元の友人におさまった。そんなことを繰り返し、自分が嫌で嫌で仕方なくなった。なぜ自分は大切なはずの友人をこんなに傷つけているのか。

その頃になって遅まきながらようやく一つの可能性に気付いた。もしかして自分はこの友人に恋をしているのではないかと。

それまで自分同性愛者だと思ったことはない。初恋相手小学校同級生で、異性だったのは確かだ。でもどうだろう。その後に恋らしい恋をした記憶がない。友人への想いを「恋」だと認識してみると、これまで何年も自分ですらわかっていなかったもやもやとした気持ちや、たまに暴走する感情ストンと納得がいった。自分は何年もずっと、友人に恋をしていたのだ。

そう理解したら暴走は止んだ。危ないと思ったら距離を置き、"友人"として正しい立ち位置を確かめる。暴れ出しそうな気持ちは表に出ない方法を覚え、平常心で接することができるようになった。友人は魅力的な人だが少々人付き合いの下手なところもあって、学部サークルの仲間とうまくいかないとこぼすこともあった。自分は努めて穏やかに慰め、君の良いところはちゃんと知っていると友人らしく励ます事ができていたと思う。困った時に頼ろうと思える相手でいたいと、いっそ便利な相手でもいいから傍に置いてほしいと、その頃はそんなことを思っていた。

本音は違う。もちろん特別関係になりたかった。しかしこれまでを振り返って、自分が友人に相応しいとは到底思えなかった。数年分無自覚に積もった恋心はもはや相手への執着と成り果てており、こんなものをぶつけてはいけないと感じていた。きっと相手もこんな自分恋愛対象には見てくれないだろう。気持ちを伝えて友人ですらなくなることの方が、当時の自分には恐ろしかった。

結局、辿り着いたのは「この恋を諦める」という結論である。これしかなかった。それは間違っていなかったと、今でもそう思っている。思いたいだけかも知れないけど。

決めたからといって、実行するのは簡単ではない。何せ相手はいつもすぐ近くにいる。夜に部屋で一人になれば、先程まで顔を合わせていた友人のことばかり考えていた。恋だと自覚してしまたからには邪な思いも混じってくる。触れたい。抱きしめてみたい。それ以上も勿論。

その度にそんな自分が嫌になった。

感情ごと消えてなくなりたいと思った。

何とかして気持ちを変えなくてはと悩んだ自分が次にしたのは、同性の恋人を求めることだった。新しい恋をすれば忘れられるのではないかと。


近隣の同性愛者に出会おうと思い立てばそれなりに手段はある。友人と遊ぶ時間を不自然でない程度に減らしながら、両手では収まらない数の人と連絡を取り、そのうちの何人かとは実際に会い、親しくなった。気が合えばホテルにも行った。

しか所詮代用である

無意識だったが、自分が惹かれたと思った相手は皆、今思えばどこか友人に似た雰囲気のある人だった。相手を友人に重ねていただけだ。なんと失礼で最低なことだろう。そんなものがうまくいくわけがない。少し仲良くなってはすぐにダメになることを繰り返した。友人から目を逸らしたつもりになっていた当時の自分ではうまくいかない理由はついぞわからなかったが。

やっと恋人が出来たと思えば、今度は男女の見境すらなくすぐ寝るような遊び人だったこともある。その事実を知った時は流石に少し傷ついたが、今思えばそれも自業自得である


もうやめようと思った。

落ち着きのない恋愛ごっこに振り回されては失敗して傷付き、思い詰めて眠れない日が続くうち人生のものが嫌になった。人に会う事が苦痛で引き籠りがちになり、その頃には学業成績も散々なものになっていた。理由を親に問い詰められても何も答えられなかった。大好きなはずの友人が誰かと楽しそうにしている姿を見るだけで、惨めな気持ちに押し潰され死にたくなる日々だった。

もう何もかもが嫌だと自殺の二文字軽率に頭に浮かび身辺整理を始めた時、見かねて手を差し伸べてくれたのはとある異性の友達だった。自分が同性と付き合っていたこともその人にだけは諸事情あり知られていて、それでも見放さず友でいてくれた稀有な人だった。

自信も何もなく己のどこがいいのか全くわからなかったが、とにかく寂しさで死にそうだった自分は好きだと言ってくれる言葉に甘えてぎこちなく交際を始めた。大好きな友人と重なる部分は何一つない人だったが、その分執着もない。僅かな自己嫌悪を感じながらも、喧嘩ほとんどなく穏やかに関係は続いた。

友人にも、恋人ができたと初めて報告してみた。友人は笑って「いつも一人でふらふらしてるから心配してたんだ。よかった」なんて言ってきた。

その晩は一人で泣いた。

それでやっと、諦めがついた気がした。

自分は今、その人と結婚して家庭を持っている。

恋愛感情があるかと言われれば未だにわからないが、積み重ねてきた情はあるつもりだ。世間体が保たれている安心感もある。この場所を守るのが自分の務めであり、大切にしたいと本気で思ってる。


恋は終わった。はずなのである

かつて恐ろしいほど執着した、かの友人とは今も付かず離れず適度な距離感のままだ。昔ほどべたべたはしていない。それでも気の置けない相手の一人として、それなりに仲良くやれていると思う。


それなのに、友人の結婚の報せを受けた時から、事あるごとにあの頃の自分が顔を出してきて、傷ついた顔をする。

何を言っているんだと自分でも呆れるばかりだが、もやもやするものを一度吐き出してしまたかった。片想いの残骸処理のようなものである



こんなところまで読んでくれた人がいるのかはわからないが、もし居たとしたら、しょうもない昔話にお付き合いありがとうございました。

話はこれでおしまいである

残念ながらオチのようなものもない。

友よ結婚おめでとう。

どうか幸せになってください。

2022-12-16

タバコポイ捨て

つい先ほどの出来事

コンビニ用事があり車を運転していると、前を走る車の窓から右手が出ているのに気づく

よくよく目をこらすとどうやらタバコを持っているようで、一口吸っては車外へ灰を落とす行為を繰り返していた

今時珍しい紙巻きタバコで、またそんな奴がいたのかと少し笑ってしまったが、見ている間だけでも5回以上も路上へ灰を落とす姿に、だんだん苛立ちが募った

コンビニが近づき駐車場へ入ろうとウインカーを出すと、その前走車もウインカーを出しコンビニ駐車場へと入っていった

駐車場には2台並んで空きがあったこともあり、先に前走車が店舗入り口に近い方へと停め、その後、前走車の右側に駐車した

財布を持ちマスクを付けて車を降りると、隣の車は運転席のドアを開けたままガサガサと荷物を漁っているようだった

その様子を横目で見つつ通り過ぎようとした時にふと気がついた

さっきまで右手で持っていたタバコがなかったのだ

タバコを口に咥えているでもなく、両手で何かを漁っているため手で持ったままでもないだろう

ああ、車内の灰皿に入れたのかと思ったが、嫌な予感がして一歩戻ると地面に火がついたままのタバコを見つけた

火を消しもせずポイ捨てしたのだ

意を決して声を掛けた

すみません、車に灰皿ってついてます?」

その男が乗るのはピンク質素軽自動車

おそらく灰皿自体コストカットのためのオプションになっているだろう

こちらを一瞥してから「あ?灰皿ぁ?ついてないなぁ!」と関西訛りの50代くらいの男が気だるそうに答える

地面に転がるタバコを見ながら「タバコポイ捨てやめてもらえます?」伝えると「あ?ああ、捨てよう思ってたんや。やっとくわ」と白々しく答えながら車から降りてくる

160センチもないだろう小さめの男はぶつぶつ言いながらポイ捨てしたタバコを拾った

「あと、車外に灰を落とすのもやめてください」と追加で伝えると、見上げながら凄みをきかせながら「ああ?何がや?灰ぃ?」と意味が伝わらなかったのかとぼけているのか、タバコ臭い息を吹きかけて来た

少しも悪びれた風もない姿にイラッとして「そんなことも分からないなら、もうタバコ吸うなよ」というと「なんやぁ!喧嘩売っとんのか!ああぁ?!」と小さな体を震わせて威嚇してきた

この様子では注意されたことに腹を立てて、どうせタバコを灰皿に入れることすらしないのではと見ていると、火がついたままのタバコをそのままコンビニの灰皿にねじ込み「ほら!これでええやろ!」と悪態をついてコンビニへと入っていった

喧嘩になったとしても負ける気はしないほどの体格差と年齢差があったし、威嚇だけは上手な男は手を出す素振りもなかったが、こちらは腸が煮えくり返る思いだった

帰宅してから、こういう場面の際にどう立ち振る舞えばいいのだろうと考えている

男が店内に行ってから火のついたタバコをそっとワイパーの上にでも置けばよかったのか

それとも見て見ぬふりをしてそのまま用事を済ませればよかったのか

ポイ捨てときでは警察は動かないだろうし、警察を呼んだところで口だけは達者そうな男は逆に因縁を付けれて困っているとでも言いそうだ

タバコを吸っているすべての人々が悪だとは思わない

しかし、JTが多額の金額啓蒙活動投資しようが、パッケージの大半を注意喚起に割り当てようが、結局は一人の非常識な振る舞いですべてを台無しにする

ポイ捨てされたタバコが及ぼす環境への負荷を、この男は知ろうともしないだろうし、見たところで理解することもできないだろう

こういった時には決まって必ず「数千本に一本ずつ、特別タバコを混入させて喫煙者を減らす」という過激書き込みを思い出してしま

2022-11-27

アンフェ仕草あるある

雀魂の咲コラボ広告炎上しているようだが、表現の自由戦士とやらは学習能力なさすぎないか

いい加減見飽きたアンフェの反論あるあるを載せていく

これのどこが性的なんですかね?

まずはこれ。とぼけてるのか本気で感覚麻痺しているのか定かではないが「未成年女性表象」「肌の大半を露出しているバニーガール」「男がメインターゲット」これだけの条件を満たしていて性的でないというのは無理があるだろう。明らかに男の性欲を喚起させるための広告だ。

作者は女性ですが?

で? 作者が女性であることと、その広告公共の場に適したものかどうかは全く別の問題だろう。

たかが絵じゃんᴡ

いや…逆に絵だから性的消費にならないと思ってるの?

これがダメならananBLは〜

知るか、問題があると思うなら自分で声を上げろ

そもそも性犯罪者の99%が男で性犯罪被害者の9割が女性のこの国で、男女で性的消費の深刻度が同じと思える方がおかしいだろ

こういうことを抜かす奴ら全員この漫画を読めと言いたい

https://twitter.com/orz404/status/1188476644232613888

他にもあれば教えてほしい

2022-11-02

たった1つのことをブクマカへ伝えたい

自分の心のバランスを保つため他者を蔑んではならない」

人間はどうしても心が揺れ動く、特にネガティブな方向の心の揺れ、それこそ動揺だったり怒りだったり悲しみだったり恐れだったり、ネガティブに心が揺れ動くと心のバランスを取ろうとする。

心のバランスを取ること自体が悪いというわけじゃない。
ただその方法として他者を蔑むという手段を選ぶことは決して褒められたことではない。

みんな心当たりあるだろう?
これを書いている自分自身の過去言動へ多くの心当たりがあるし、他人を見てもそういう個人集団思想にも心当たりがある。

例えば、嘲笑
このエントリへ対して嘲笑気持ちから言葉を発したとしよう。
それは心が揺れ動いてしまたかバランスを取るために出た言葉だ。

例えば、とぼける。
このエントリへ「わからない」と一言発するのは心のバランスを取るため。
「私はわからない」ではなく「あなたのことがわからない」でもなく「○○がわからない」でもなく単に「わからない」と発しているのは心が揺れ動いて自分の心のバランスを守るために出る言葉だ。

自分は、動揺したとき、悲しいとき、怒ってしまったとき、いつも「心のバランス」という言葉を思い出すようにしている。
そしてまた、他者を蔑んだり、暴言を吐いたり、嫌味を言ったり、とぼけたりしている人を見たときは「この人は心のバランスを取ることに必死なんだ」と思って接して寄り添うようにしている。

心のバランス大事だ、大事からこそ良くない方法で心のバランスを取ってはダメだよ。
それは一層あなたを傷つけることへ他ならないんだから

2022-11-01

anond:20221031202950

海外作品をろくに見もせずに露骨に見下し、都合の悪い情報から目を瞑って被害者を気取ってクールジャパン妄想自慰行為にふけるのはライオン・キングアトランティスの頃からずっとそうだよ

里中:私は「大変、似通ってはいるが、これは偶然の一致かもしれません」とまで言いました。後からジャングル大帝」を読んで、「ライオンキング」の真似だと思った子供が、アメリカにいたのです。これだけは避けなければいけないと思いました。

手塚治虫なんて知らない。「ジャングル大帝」なんて見たことない」ということを、撤回していただきたい。当然、アニメに携わる人だったら、全米で放映された作品は知っているはずで、敬意を表するくらい言ってほしいということだったのです。

 だから、「こういう文面でディズニープロもの申したいのですが、手塚プロの方はどうですか」と、松谷さんにお伺いしました。「手塚プロとしては、そういうことはできない」というご返事でした。

ただ、このまま放っておくと、ファンから、「手塚プロは何をやっている、抗議しないのか」という声がすごく出てきているので、個人として行動したのです。

http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2001/00082/contents/00003.htm

ってな感じで手塚治虫なんて知らないととぼけているディズニーを許すなって言説が長年続いているわけなんですが、実はディズニー側がキチンと回答してるって事実はあまり知られてないんだよな

手塚眞:これは実はテレビ放送されていた『ジャングル大帝』のイメージです。本当の原作手塚治虫漫画には似たような場面はほとんどありません。嘘だと想うならぜひ漫画を読み返してみてください。つまり真似だと言われている部分は、テレビ番組の一部なのです。

その演出手塚治虫本人ではなく、山本暎一さんという当時の虫プロ監督のものです。ですから本来山本監督が訴えるべきなのです。しか山本さんご本人は「いいよ、気にしないよ」とおっしゃっていたので、それ以上の話の発展はありません。

この騒動はどのように収束たかと言えば、里中満智子さんが日本漫画家の代表として、ディズニープロ手紙を出しました。「真似をしたのですか?」と彼女は問いただしました。ディズニーからはていねいな返事が届き、

そこには自分たちは決して真似をしたつもりではないが、手塚治虫さんの業績についてはよく知っているし敬意を表している、といったことが書かれてありました。それを公的場所でも言ってほしかった。

https://cure.hatenadiary.org/entry/20041112/p1

そもそもこのネタを振りかざすのはエセ著作権だってことをもっと自覚するべきなんだよな 

ディズニー社は、確かに権利侵害に対して毅然とした対応を取る傾向がある。しかし、それは相手が確実に権利侵害をしていた場合の話である。小さな罪でも「黒」は見逃さないという意味での厳しさだ。

(中略)一方、作品の設定が少々似ているだけというような合法行為に対して、エセ著作権を振りかざすことはほとんどしていないのではないか(少なくとも表立っては聞かれない)。

(中略)正確な知識を身に付けることなく、「著作権大事」「特にディズニーは厳しい」という思い込みだけを強め、その結果、合法表現行為まで過剰に自粛してしまっているのだ。

もちろん、自己判断自粛するのは勝手だ。だが同じレベルの自制を『ライオン・キング』に求めるというなら逆恨みも甚だしい。「こちらはここまで自粛しているんだから自粛をさせたお前も自重しろ」と言っているのと同じである

ディズニーからしたら、お前が勝手にした自粛に、何故付き合わなきゃならんのだ、といったところだろう。

──有利昴著 エセ著作権事件簿: 著作権ヤクザ・パクられ妄想著作権厨・トレパク冤罪 (過剰権利主張ケーススタディーズ) p68~69より引用

2022-10-30

Youtubeにある隠れた名曲ライブ)を紹介してほしい

Youtubeには数えきれないほどの動画アップロードされている。その中には、あまり知られていないがとんでもないクオリティライブがあがっていることがある。僕個人はまぁまぁな音楽オタクなので、いくつか秘蔵のものがある。それをシェアするので、みんなのとっておきを教えてほしい。ジャンルは問いません。5は本当に消されたくないので、知っていてもネタバレしないでください。

1. Pat Martino Trio with John Scofield - Sunny

Pat Martino TrioにJohn Schofieldが加わってSunny演奏したもの。後半のJohn Scofieldジャズギターが本当にロックしていて、ジャズも好きだけどロックもやりたい!というギター少年の心をがっちりと掴んでいたと思う。

2. Bernard "Pretty" Purdie: The Legendary Purdie Shuffle

スタジオミュージシャンの神、Bernard Purdieの教則ビデオの一節。ドラマ死ぬほど、本当に死ぬほど上手いので、教則ビデオすら音楽昇華されている代物。本人の説明さえ何かグルーヴィー。これで踊れる人いると思う。

3.たま イカ天初出演

たまがイカ天に初めて出演した時の動画演奏より前、登場からすべて残っている。とぼけた知久さんとの会話からまり、どんな曲が始まるんだろうと思ったら素晴らしい「らんちゅう」がはじまる。もう何度も見ているが、初めて見る人は、飛ばさないでちゃんとじっくり見てほしい。この曲から始まって紅白に出る、という凄さよ。

4. NIPPS / ISLAND(REMIX)未発表音源!!

寡作NIPPSソロで出したISLANDの謎のりみっく。正直、どのバージョンISLAND正式なのか分からないが、この生っぽい感じは素晴らしい。本人のやる気のない声が重ねられているのもまた雰囲気がいい。

5. ???

これは本当に消されたくないので、自分で探してほしい。分かる人は分かると思う。ある芸能人が司会をしている番組で、アーティスト二人がアコギ一本でゆるゆると曲をセッションを始めるという動画だ。ほんとに緩く始まったのに、とてつもなく息のあったハーモニーを見せつける二人。間奏において「これ贅沢だよなぁ」とつぶやく司会も含めて、素晴らしい雰囲気ライブになっている。いつ聞いても感動してしまう。

2022-10-28

anond:20221028181116

元増田弁護士ですが、法テラスは滅ぶべしと個人的には思います

ただ、法テラス(の民事扶助)は、基本的には弁護士費用の立替えなので、費用決定権がこちらにはありません。

着手金も報酬金も法テラス様の基準のとおり。(一応不服は言えます

なので、原則法テラス経由の案件でも着手金はとるしビタイチからん」のは事実そのとおりかと。

リンク先の件って何で着手金返金になったんでしたっけ?契約解除?

契約解除の場合は、法テラスから依頼者に返金しろと指示があるのでその場合は返しますし返さなきゃならんです。

一方でリンク先の弁護士対応は悪質でしたね。その点はおっしゃるとおりです。弁護士警察が「ほとんど大差ない」かどうかは判断が難しいですね。(とぼけているわけではなく、立ち位置や見えている景色が違いすぎるので)

数秒ググれば返金が不可避なことは新人でもわかるはずなのにホントなんで5ヶ月もかかったんだろ。。。

2022-10-22

anond:20221022140801

とぼけんじゃねえ

ホッテントリに入ってる記事にキレてんだろ?

だったら分かりきった話じゃねえか

2022-10-13

増田♂52歳のナントカ

https://ncode.syosetu.com/n0617fd/

(´・ω・`)「…はぁ~♪大河ドラマやったでぇ」

(´・ω・`)「マンガも読んでみたけど、鬼畜退場キャラがキラッキラええ奴で主人公メンバーになっとったからなぁ…主人公もおとぼけツッコミキャラやなくなっとるし」

2022-09-11

anond:20220911010513

わかっててとぼけてんのか?

異性とのセックスへの心理的ハードルの低さが

男と女じゃ違いすぎる

男がボロンとチャックを下ろすのと

女がパカッと股をひらくのとでは

セックスの得やすさが違いすぎる

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