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はてなキーワード: 結婚式とは

2023-06-01

anond:20230601105101

結婚は金か掛かるでー

おまえらがどれだけバカにしようと、結婚式を挙げる人はいるし、その結婚式代もバカにならんしな

あとは家具家電も一人ぐらいのときのものは、案外使い回せないから、買い直す必要もあるし

そもそも結婚によって生じる追加費用なんて大してない(今時結婚やる夫婦も減ってるし)ので

「金がないか結婚できない」っていうのは結局「金がないか子供無理」→「じゃあ結婚する意味ない」ってことなので

2023-05-31

anond:20230531214354

結婚式とか葬式宗教行事だなんて思ってないからな。宗教=神さま信仰する変な趣味結婚式葬式=みんなやってる普通のこと。大抵の人はこういう認識だろうな。

妥協恋愛

今付き合っている子はそんなに可愛くない

顔もブスで大きいし、首も短い。スタイルもなんか変だ。

でも自分には身の丈に合った女性だと思う

思えば昔からこんな恋愛ばっかりだった

綺麗な子がいい、スタイルのいい子がいい、なんて言ってたら一生女性と付き合えないので手近な子とばかり付き合っていた

話は変わって最近友達結婚式があり参加してきた

とても綺麗な奥さんだった

友達はこんな女性キスしたりセックスしたりしてるのかな思うとなんか自分が悲しくなってきた

彼女も作らずに画面の中のイラスト俺の嫁wと言っている人たちの生きかたの方が正しいんじゃないかとすら思えてくる

理想恋愛ができない人は恋愛なんかしなくていいんだよ

結婚無理な理由自称HSPと蛙化現象の増田を見て思うところあるので自分恋愛経験を吐く

結論は「職場の先輩の紹介で会った人と交流を続けるのが面倒になったので未読無視フェードアウトした」という感じ。

フェイクはもちろん入れている。

 

先輩の結婚式に招待され、人生であまりにつまらなかった二次会を経て職場への出勤日、

出社してきた先輩に「二次会にいた女の子をおまえとくっつけたい」といわれた。

その先輩は夢見がちなのか「結婚式出会った二人がめでたく結婚したらハッピー運命じゃね??」とか若干スピみたいなことも思って生きてるような人。

当時、自分彼女もいなかったしすぐOKしてLINEIDをもらってやり取りを始めた。

とはいえ二次会は盛り上がるとかもなく他者との交流もなかった気もするしその子ことなんて全く覚えてなかった。

いろいろやりとりしてどこか出かけるかって話になったけど、恋愛経験値の低いチー牛オタクからデート場所とかは勝手がわからず、初デートとかは季節柄のやつでオクフェスとか行った気がする。

その後は外出る予定があったらランチ行ったりとかもしたけど、最終的にLINEを未読無視にしてフェードアウトしてしまった。

 

理由は今考えると3つあったと思う。

1つ目は単純に肌が合わないというかすれ違ってるというか、付き合っているビジョンが見えなかったこと。

腹の底で何考えてるのかわからなかったし、仮に好意をもっているとしてもどこに好意があるのかがわから

2つ目はメッセージが長文になりすぎて返すのが面倒になってきてしまたこと。

これは長文になるまでやり取りしていた自分も悪いが、雑談程度でもそこまで長い分にしなければよかったと思う。

あと友人関係でもあまり軽口叩くような会話より連絡手段くらいにしか使ってこなかったので程度がわからなかったのもある。

3つ目はそのころから仕事が忙しくなりすぎてメンタルがキツくてそれどころじゃなかったのもあった気がする。

こうやって理不尽友止めみたいなかんじでスパッと連絡を絶ちました。

 

余談1

その後何度かメッセージが来て、最後の方は何かあったのか返してくれないのかみたいな文言があり、

最後不明ユーザーになったようなどうだったか

 

余談2

LINEのやり取り始めた頃に部署異動&育休した先輩が連絡をやめてから1年後くらいに自分の席に来て

最近調子どう?」「あの子と何かあったん?」みたいに聞かれたけど、「まぁいろいろあって……」と濁すことしかできなかった。

2023-05-29

anond:20230529151106

大学教員攻略それとなくわかるからアドバイスはあるけど,疑問として彼のポスト説明に謎が多い.

(補足)はてな記法コピペしても確認画面で出力を確認できなかったので見づらいと思うけどご容赦を.

というか (連続した空白の行2つ) をしても改行すら挿入されないしはてな記法は難しすぎる.みんなよく書けるね.

それとも何記事か書かないとはてな記法使えないとか縛りでもあるの?本文は↓から

> この春に博士号を取得し、出身大学任期付き(任期3年)の助教として就職

PhDとって任期付き助教ってことは理工系なんだろうけど,29歳でPhDは優秀と呼ぶには取得が遅い.

それなのに

大学から特別学生として奨学金をもらっているので、大学卒業後(つまり2023年から)5年は大学職員として働かないといけないらしいです。

大学側としては将来的にポストが空くことが確定しており、助教講師→准教と順当に彼を育てていきたいと思っているらしく、海外留学もその一環とのことです。

というのは非常に謎.それなら少なくとも任期5年つける.

そもそも常勤安定財源の任期付き助教は基本5年(全部じゃないけど傾向はJREC-INで調べらればわかる https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop)だし3年にする意味がわからない.

特任助教とかなら3年というのは納得の数字だけど,それは安定財源じゃない.

そもそも助教は「教員」であり「職員」ではない.「教員」と「職員」は業務上明確に違うのでここの間違えるのは違和感しかない.

通常,ポストが空くことが確定しているならテニュアで採る.テニュアじゃなくて任期付き3年ってことは少なくとも大学側に彼を順当に育てていきたいという思いと矛盾する.

邪推だけど,研究員なら「職員」なので,彼は助教ではなく特任研究員とかなのではないだろうか?任期3年の特任研究員なら29歳PhD取得後の最初キャリアならわりと合点がいく.

まったく将来性のないポジション大学側が彼を育てたい説明とまるで一致しないけど,アカデミアにいない人には,そういうのわからいかからフェイクがすぎるか増田は嘘を付かれていると思う.

邪推はともかく,助教で将来性が本当にあるポストにいると仮定すると一応留学周り,

教授に、論文を1つ書いたら、海外留学の話を持ち出されているそう。ほぼ強制で断ると、ポストに影響がでるから、彼も留学する気でいる。彼の大学教職員留学は、最低半年~最大2年(2年目は休職扱いらしい。)

留学先も提携大学になるだろうけど、いくつかあってどこの国になるかわからない。

など,海外大学で Visiting Researcher をやるのはよくあるはなし.昇進のために必要なところも多く,海外留学がその一環という説明は納得できる.

そして受け入れ先の都合もあるので,別にどこにいつからというのが事前に決まっていないのも少なくない.

兎に角.もし結婚したいなら

・初産は遅く見積もっても35歳以前でないとリスクが跳ね上がっていくのは医学系でよくいわれるので,そういう論文データを集めて結婚子供について説得する

 ・もちろん高齢出産不可能ではないので35歳以降でも諦めることはないけど,常識的な適齢期に入ってからは早ければ早いほどあらゆるリスクが低いのは否定できない事実

 ・なお,理工系的に査読のない書籍情報が古かったり嘘が平気かかれてあるのでデータ集めは論文ベースとすると反撃する隙を潰せる

  ・真っ当かつオープンアクセス論文最近は多い,medRxivはプレプリント情報の確度の判断能力を要するのでおすすめはしない

  ・余談だけど結婚育児雑誌や本は有名どころ含めて信頼性低い情報がかなり多いので真面目な理工・医学系のPhD持ちにこれらの情報提示するときは相当の注意が必要

   ・どうしても雑誌や本の情報使いたい場合信頼性確認する手段として素人でできる範囲としては,本や雑誌専門家意見していたらその専門家研究歴(科研費dbやresearchmap,非公式ものとしてはresearch-er.jpとか)と論文執筆状況(Google Scholar最近記事出てくるか)の確認となる

    業績なかったり本・雑誌ばかり出てくるならその情報居酒屋酔っ払いの与太話と科学信頼度は同じなので,扱わない方が無難

    ・余談の余談だけど,日常的にはそこまで科学信頼度高い情報じゃなくても普通に生活する上でなんとかなるので,そういう雑誌や本読んだり知識を使うのはほどほどにしていれば喧嘩にはならないはず

 ・専門外だから論文に目を通そうともせず話を聞こうともしないなら少なくとも大学教員としての資質はそう高くないので,大学で重宝されて順調に昇進できるタイプには思えないので,よほど好きとかでないなら違う人探したほうがいい

学内男性の育休取得率や育児支援制度は拡充しつつあるので,そういう制度を(表向きだけでも)利用できると大学は実績としてカウントできるので大学側はハッピーになると説得する

 ・ただし研究活動大学の用務ではないので休業できるわけではなく(科研費研究は育休できる),早い昇進で生活を安定させるためにも研究実績が必要で,夫氏が休んで育児に参加するより1本でも論文を書いて出してもらった方が冗談ぬきで1年後から数年後に収入が増えて生活が楽になる可能性はあるので覚悟必要

 ・そういう大学の用意した制度や中期的な視点をもてない人なら,順調に出世できる資質も疑わしいので,よほど好きとかでないなら違う人探したほうがいい

結婚はいったん棚上げて子育てに向けて貯金すると割り切って,入籍はする.紙出すだけなのでほぼ0円でできる(戸籍謄本取得とかで経費はちょっとかかるけど1000円以下切り捨て)

 ・なお結婚式のおすすめ10年後とかバウリニューアルでと言っておくのがおすすめ

  ・特に10年後なら本当に大学に重宝されているなら少なくとも准教授にはなってるだろうからお金に余裕もでてくるはずで,新婚夫婦のやる盛大な結婚式より数ランク上の結婚式も難なく盛大にすることは可能

   ・盛大にとまでいかなくても,キッズスペース設ける費用もそんな負担にならずできて,同級生とかも子供大きくなってきた頃なので参加しやすいし,たぶん同級生からはすごく評判な結婚式にできる

 ・金銭負担心配なら結婚式などなしで紙出して一緒に住むのが名実ともに一番金銭負担が少なくなる.この金銭合理性同意できないなら結婚的ない不安別にあることなので話し合うか,よほど好きとかでないなら違う人探したほうがいい

・「寄り添えるのは俺以上に居ないと自負する」としながらも「遠距離恋愛したことがないから考え方が変わって、増田のことが好きでいられるか不安」の感性が謎

 ・大学に重宝されるほど優秀な理工系教員基本的思考ではプライベートでもそのような結論安易に出さないし,未知なることへの探求に対して不安は覚えずむしろ挑戦的な傾向を示すorなんとかなるとする傾向が強い

  ・ただし,私調べ,理工系の業績がぱっとしない教員・間違いなく優秀な教員での比較,それぞれn=20±5,なおサンプルは国立の方が少し多めだが十分な私立教員含む

 ・優秀でもただ単に相手はそこまで本気でない可能性が十分に否定できないので,よく話し合うか,よほど好きとかでないなら違う人探したほうがいい

(追記)

邪推がすぎましたね.助教で間違いないのですね,失礼しました.また6年生学部とのことで,こちらも失礼しました.

ただ逆に本当に助教であるなら,より採用側の認識とご本人の認識齟齬があるのではと思われる状況ですね.

分野によりますがAMEDの若手育成枠の採択目指せそうな実績でもあるのでしょうか.とてもとても不思議です.

(追記終わり)

2023-05-28

anond:20230528211150

天理教は知らんけど、結婚式ソングの多くは結婚式という非日常ターゲットにした歌だから刺さりやすいんだよね

個人的には3月9日が好き。

中島みゆきの『糸』って

元々は天理教トップ結婚式のために作った歌だなんて知らなかった。

そういえば実家の近所に天理教教会あったけど、最近どうなんだろ?

作者の価値観が透けて見えるとか、作者が正しいと考える倫理観で動くキャラしか救われないとか、それの何が駄目なのか全然理解できない。全ての作品は作者の創造する世界の中でキャラクターが生きてるのに、スケットダンスはやたらと「思想が強い」と言われるのが謎

私も銀魂オタクからあえて言わせてもらうと「銀魂勧善懲悪でも完全な悪ではなく救いがある、善が全て報われるわけでもない」とスケダン比較して持ち上げられてるのを見たことがあって、それって貴方が「正義も悪も等しく救われなければならない」と思い込んでいてそういう話が好きってだけでは?その方々が結婚式葬式ムービーが入れ替わるのは不謹慎だと仰ってて「原因になったカンシ(モモチ)がお咎めしなのおかしい」「何故痛い目に遭わないのか」と続けてたけど、そもそも仕事として明らかなミスから2人ともクラちゃん(被害者)に謝罪してちゃんと許しを得てるそれなのに「スケダン・ウィウォは正義主人公側は罰せられない」と決め付けるのは飛躍しすぎだし、まず被害者が納得してるのに第三者(読者)が「加害者も罰を受けるべき」とジャッジする権利がどこにある?言わば無関係他人なのに何故他所様の被害に口を出すのか理解しがたい

主人公側がすぐ許されるのが作者の思想なのはどの作品にも言える、許されるのも許されないのも全て作者の作る世界観次第。出てくる悪役が「悪人すぎて主人公側のサンドバッグ」なのもそういう作品ってだけなのに、「悪人にも理由があってやってしまった」展開にならないことを叩いてるようにしか

主人公側・敵側も間違ったことをしたら平等に罰を受けなければならない、受けるべきという読者側の凝り固まった思想こそどうかと思う。ここまではセーフだけどこれはアウトとか作品で扱うテーマや着地点の是非を読者が判断する権利も私は無いと思ってて、創作に対して読者が提示できるのは好悪だけ

結局「重い話が嫌い」「作者の思想が見えるのが嫌」「主人公側だけが報われるのが好きじゃない」という個人の好みの問題を、「時代に合ってない」だの「倫理に反してる」「バランスが下手」だの作品が悪いと下げることで自分の考えを正当化しているにすぎない

結婚式おろしたロングヘア」はマナー違反? 「注意された」投稿議論勃発...識者の見解

5/28(日) 14:00配信

J-CASTニュース

ダウンスタイル髪型マナー違反

 ストレートのロングヘアを下した髪型結婚式に参列したら、友人に『マナー違反だ』と指摘された――。そんな知人の話を紹介した、あるユーザー投稿が、ツイッター議論を呼んでいる。

ばかじゃねーの。そんなこと気にしてるあいだに英単語の一つでも覚えろよ。

祝儀払いたくないけど結婚式には行きたいのでサクラバイトをした

どうやら私は高校時代、彼と部活で共に青春を過ごしたらしい。テンプレートを用意してもらったので丸暗記して臨んだ。

君も、サクラかい

同席は全部サクラにしとくと思う

確認はしてないが。

私たちはありもしない部活談義で盛り上がった

誰と誰が好きあっていただの

部活の思い出だの

よく覚えてなければ合槌を打ってればいい

非常に気楽だ。

周りの人は話しかけてはこなかった

当たり前である

美味いものを食べ

綺麗な参列者新婦をながめ

全力で拍手や声援を送る

なかなか有意義だった。

anond:20230528083422

お前らの結婚式安っぽそうだから出席しねえよ、って断るわけにもいかからしょうがねえじゃん。

anond:20230523205315

結婚式でまあまあなホテルで食べるメシってまずいよな。それとよく似てるような現象かもしれない。

2023-05-27

サイゼリヤテーブルマナー学べるサービスやったらよくね?

講師がついて指導するとかじゃなくて、食器一式とか必要な道具だけ最初にドーンって渡して料理コースの順番でやってくる。

マナー講師が教える動画コンテンツを作って最初QRコードを渡してそれをみんなで観ながらワイワイしながらマナーを学ぶ。

サイゼキラーコンテンツである間違い探しを利用してマナーを学べる冊子をつけてもいい。

結婚式前の予習に!!みたいな感じでそれやったらおもろいのでは?

結婚式したくなかった

結婚式、したくなかったけど嫁と嫁両親から圧力でせざるを得なかった

当日は楽しかったけど、案の定支払いがキツイ

この金で好きなもの買えたのになあって思う

学んだのは、結局やると決めたのは俺だからあとから文句言えないってこと

もし今後、嫁と嫁両親にしたくないことを要求されたらキッパリ拒否しようと思う

イヤイヤ従うよりその方が相手のためでもあると思う

今回は深く考えず従ってしまった俺が悪かった

2023-05-26

サッカーできるだけじゃ人生ダメなんだな 3/3


4. 人生の敗北を味わったこ

 不採用だった。全力は尽くしたが、致し方ないと思った。約一週間後、mixi日記キャプテン君が住友商事内定を取ったことがわかった。第一志望だったので、そこに行くらしい。その日記には、いろいろと別世界のことが書いてあった。

・去年の秋、大学に五大商社の人が来て、体育会部活挨拶に来た。その時に一緒に食事をして、「ぜひ弊社に!!」とスカウトを受けた(五社中の三社)。

・ほかに受けた化学メーカー(東レ)の最終面接では、「御社は第二志望です。住友商事第一志望です。そこに落ちたら弊社にお世話になります」とはっきり宣言したうえで内定を獲得。

三菱商事も、三井物産も、伊藤忠商事も、選考を途中で辞退。自分とは合っていないと感じたため。

 この時ほど、人間力というものの差を実感したことはない。アイツはすごかった。俺とはレベルが違う。俺はサッカーしか頑張ってこなかったけど、あいつはサッカーだけじゃなくって、受験勉強だって人間関係の構築だって頑張れる人だった。

 いやアイツは、どんなことにも本気で取り組むことができる。それでいて人間が好きだ。そういうエリートなのだ。当時も今も、俺はキャプテン君が羨ましい。俺もそんな人間になりたかった。なれなかった。

 もし、今どこかでキャプテン君が俺の増田日記を観ていたとしたら、匿名でいいかコメントがほしい。誰だとわからないように隠してくれて構わない。

 今では俺は、こんなに落ちぶれてしまった。正社員じゃないし、年間収入だって今のキャプテン君の五分の一に満たないだろう。クビになる可能だってある。毎年、戦々恐々だ。

 今でもサッカーが好きだ。自室の中にはサッカーゴールが置いてあるし、今でも試しにそれを蹴ってみることがある。部屋の壁にぶつけないよう、慎重に、慎重に蹴っている。たまに飛び出してしまうこともあるけど。

 キャプテン君はどうだろうか。今でもサッカーをやっているのだろうか。とにかく今は、二十年前の思い出が懐かしくて、愛おしい。涙が止まらない。

 第一志望の企業不採用になった後は、坂道を転がるみたいだった。入りたい会社を受けども受けども、内定は得られない。二次面接までは行くのだが、そこではなんというか、明らかにやる気みたいなのが足りてなかった。

 春を過ぎた頃だったか。同じ京都にあるITベンチャーを受けに行った。詳しい時期はもう覚えてない。はっきり言ってしまうが、㈱はてなだった。実は大学生の頃からはてなユーザーだったりする。

 俺と同じ大学出身の人が面接をしてくれて、縁を感じた。エントリーシート筆記試験も一次面接も、特に問題なく進んだけど、二次面接で一気に苦しくなった。

 志望動機とか、会社を将来どうしたいとか、自分が将来どうなりたいとか、そういうことを喋れなかった。しどろもどろだった。どう考えてもこれは落ちた――そう思った。

 相手面接官は、「自分が入りたい会社というのはね、自分が将来どんなキャリアを描きたいのか、どんな人間になりたいのか、そういうところから逆算して決めていくんですよ」「今のままだと、増田くん、僕らの仲間になれないよ。ほかの会社だって難しいんじゃないかな」「もっとゆっくり立ち止まって考え直そう。増田君がどの会社に行くとか関係ない。真剣に考えて」と、人生アドバイスまでしてくれた。

 後日、大学パソコンログインすると、二次面接の結果通知がきていた。『合格』だった。次の選考に進めるらしい。これが最後通牒だと思った。「次でなんとかしろ」。そういうメッセージだった。

 結局、俺はダメだった。はてなは辞退したし、ほかの選考が続いていた会社も悉く落ちて、ようやく内定を得られたのは夏の終わりだった。烏丸御池の辺りにある小さい広告会社だった。※今は別の場所引っ越している。

 この頃には、千亜子ともあまり会わなくなっていた。就活間中は、お互いに忙しいから会えなくて当然なんだけど、まさか俺のせいでここまで会えなくなるとは。

 千亜子は、その年の初めから一気呵成就活に励んでいた。それで、俺より四か月も早く内定を決めていた。千亜子スチュワーデス(CAのこと。当時は呼び方の過渡期だった)に内定したと聞いて、やはり只者じゃないなと感じた。劣等感だった。

 この頃の自分というのは、なんかもう、劣等感がすごかった。就職活動サッカーはできないわ、千亜子には会えないわ、勉強だって最後単位を取り終えるあたりで躓いていた。

 フツーの人生だったけど、それなりに成果を得てきたつもりだった。持ってる側のつもりだった。でも、俺はダメだった。今でいう抑うつみたいな状態になっていた。

 秋になると千亜子と会うようになっていたのだが、よそよそしくなっていた。俺が内定した会社を告げると、「あー、よかったね。一緒に東京行けないのは残念」と言っていた。

 もうすぐ最後インカレという時期だった。ある日のアルバイト帰り、千亜子キャプテン君が働いている河原町通りの飲食店の近くを通ると、千亜子がいた。ほかの大学生数人と一緒だった。私服だったし、おそらく飲み会帰りだろう。

 店の近くまで行ったところで、自動ドアが開いた。すると千亜子が中に入って行って、上の階へと小階段を昇ろうとする男子学生(※キャプテン君ではない)の背中を掴んで、ぐいっと引きずり降ろしていた。

 ちょっと驚いたけど、別に険悪な雰囲気でもなかった。それで、何やら彼と顔を近づけて話を始めた。この後の段取りとかを話してたんだろうか。俺のすぐ傍にいたほかのアルバイト友達と思しき学生が、こんなやり取りをしていた。

「千亜子さん酔うと暴走するよな笑」

「そういえばキャプテンさん、最近亜子さんにアタックしてる」

飲み会帰りにご飯に誘ってはったで。みんなが見てる前で」

「二人とも一流企業だし。似合ってると思う」

 こんな話をしていた。※当時の日記に書いてあった。

 惨めな気分だった。俺が千亜子釣り合ってないのは確かだ。内定した会社ランクが違うから。俺は就職活動に失敗した。インカレだってスタメンに選ばれなかったし、アルバイト先でも俺よりすごいやつは何人もいる。

 人生で、ここまで負けまくるのは初めてだった。「畜生」と思ったけど、当時の俺にはどうにもできない。

 千亜子にフラれたのは、新年が明けてすぐだった。大学カフェテリアで、夕方に一緒にコーヒー飲んでる時に、「卒業するし、そろそろ終わりにしない? いい人、いるんでしょ。知ってる」と言われた。

 今日、そんな予感はしていた。サッカー試合勘みたいなもので、雰囲気でなんとなくわかる。今年の初詣は千亜子の予定が合わずダメだった。おそらくキャプテン君と一緒に行っていたのだろう。

 当時、『いい人』はいなかったけど、「そうしよう。お幸せに」って言ったら、「お互い、これから人生でいい思い出にしていこうね」と千亜子が言った。

 当時の日記には、そんなことが書いてあった。記憶言葉ごまかしてはいないはずだ。当時の俺は、そこまで弱い人間ではない。40を過ぎて今それを読んでいる。やはり涙が止まらない。



これで結びになる。

就職してからの俺は、うまくいかなかった。仕事の才能は平凡のようだった。しかし、大学時代の失敗を引きずっていたせいで使えない人間だった。「あんた、サッカーすごかったんやないん?」みたいなことは何度も言われた。また、同じ会社で「学生サッカー選手権で活躍するところを観た」という同年代社員もいた。

かにそうだったかもしれないが、最後に出たインカレだって、負けかけの試合で後半でお情けで出してもらったくらいで、別に凄いわけでもない。アルバイトだって、ずっと居酒屋で頑張っていて、そこで最後に新しい彼女作れるかなって頑張ったけど、五人以上にアタックして全く相手にされなかった。素の自分というのは、モテる方ではなかった。ちょっとサッカーができるくらいで女にモテようなんて傲慢だった。

そんなこんなで、気持ちが沈んだまま新年度の四月を迎えたのだ。でもって、実社会通用するはずもなく、新卒で入った広告会社は二年で辞めて、後はずっと契約社員とか派遣社員だ。

キャプテン君と千亜子は、俺が広告会社を辞める頃に結婚した。mixi日記を読んだけど、それはもう凄い結婚式だったらしい。総合商社勤めだけあって、マイミクだったら無条件に結婚式招待OK!! という宣伝をしていた。会場までは知らないが、きっと東京都内のオシャレな会場だったに違いない。

俺は行かなかった。お金がないのもあるが、なんかもう、人生が面倒くさかった。

不惑になった今でも、当時の俺の何が悪かったんだろうと振り返ってる。昨年末も、実家にあった段ボール箱を引っ張り出して、当時の日記を読んだ。大学回生から付けている日記を、半日かけて読んでいったのだ。この増田日記ベースになってる。

俺の何が悪かったのか? 三点にまとめると、次のようなところか。よくない行動のハットトリックみたいだ。

就活で失敗した程度で凹んだのはおかしい。どんな会社に入ろうと未来はあった。

・どんな自分でも自分自身なんだって気が付いてなかった。失敗したって、自分という人間価値が下がるわけじゃない。むしろ、失敗前の自分<失敗後の自分だ。それがわかっていれば卑屈になることもなかった。俺は挑戦したのだ!! そんなメンタルから就活サッカー恋愛もうまくいかなかった。

サッカーができるくらいで調子に乗っていたこと。どれだけサッカーができようが、それは実社会必要とされる力の一部分にすぎない。大事なことはもっとある。

もっと自分を認めること。生きているだけでもすごいんだと、自分を褒めてやりたかった。人間にはみんな価値があるのだ。

いや、四つあるんかーーーーい!! と、大学時代の俺だったら、陣内智則みたいにツッコミを入れていただろう。今はそんな気力もない。

あの頃に戻れたら、とは思わない。いや、本当は戻ってみたいけど、それは間違いだ。これまで負け犬なりに努力してきた自分否定したことになる。過去自分を裏切ってる。だからダメだ。

今の俺は、あの時よりも成長してる。だったら、もっと成長できる!! もっと頑張ったら、幸せになる未来があるのかもしれない。結婚はできそうにないけどな。

ここまで読んでくれた人、ありがとう。何人読んでるかはわかんないけど。

気持ちの整理をつけることができた。また来週からは、しみじみと社会人生活をやっていきたい。

どうすれば幸せになれるんだろうかと考えて、ひとまず、今年の春から地元の草サッカークラブに入ってみた。自分自身が練習してるのもあるけど、子ども達に教えることもある。

ひとまずは、こんなところでいいのだろうか。まあ、ゆっくりやってみよう。幸せでありたい。増田ブックマーカーのみんなも幸せにな。

横槍メンゴといえば

https://anond.hatelabo.jp/20201118232352

■ある漫画家Yに殺された話(実話)追記あり

私はある人気漫画家作品の中で殺された。

彼女とは十代の頃とても仲良くしていたが、喧嘩してそれから連絡を取っていなかった。

彼女同人作家を経て商業作家としてデビューしたのは知っていたけれど作品は読まなかった。

趣味にも合わなかったしどうでもよかった。

しかし、ある時、漫画喫茶で気まぐれに彼女短編集を手に取った。パラパラとめくると、十代の頃と変わらずポエミーな作風漫画が数作あり、その中に、若い頃の彼女主人公作品があった。

その友人という設定で、若い頃の私、をモデルにしたであろうキャラが描かれていた。

(正しく言えば、若い頃の私と、他の彼女の友人をミックスしたキャラクターであった)

その人物は最終的に死に、葬式に出される。

そして、主人公はその人物に対して「私は希望していた漫画家になれたよ」と勝利宣言をする。

彼女はそれなりに人気作家である。ここまで描けば作者が誰か分かる人もいるかもしれない。

漫画の中なら、実在の人を殺してもいいんだ」

これが自分の持った感想だ。そして、正直、腹が立った。

それから今の彼女はどうなっているのか検索してみた。

彼女ネット上では大変な善人であるようだ。

Twitter仕事に勤しみ、結婚し、

誰の批判もせず、好きなもの応援している。

こんなことをどこかで言っても頭のおかしファンしか思われないだろう。(批判しようと苦情を言おうと京アニ事件犯人のような妄想癖のある人物とあしらわれるのが関の山だ)

でも、もしこのことを本人に言ったらかならず狼狽えるのは分かっている。あの作品を描いたのは絶対確信犯からだ。

でも私はなんの連絡もせずにいる。腹は立つし人を殺して金を稼いでいるのだから非道な行いだと思う。でも蒸し返して、やりあうのが面倒くさい。

ただ偶然これを読んだ人に、こういう真実もあることを知ってほしくなった。 

追記です。

コメントありがとうございます

ひっそりとアクションを起こしてみました。

結果はご報告します。

(挙げられた中に該当する作者はいます。)

結果次第で動くか考えてみたいので、

法律関係で詳しい方がいればコメントお願いします。

※ここで書くことが不利に働くかも気になってます

裁判で勝ちたいとか慰謝料が欲しいという希望はないです。ただ、作中内であってもフィクションであっても、実在人物モデル殺人のような行為をするのはどういうことなのか、それを商業で売り物にするのはどういうことなのか本人に少しでも考えてもらえればと思います

11/20追記追記です。

今のところ返事はありません。

ただ、いつも開放していたTwitterDMを非公開にしていました。彼女なりに何か思うところはあったのでしょう。

私にも今の生活があるし、過去の話とどちらを大事にしたいかと言えば今の生活です。(ちなみに彼女との関係は私の中で終焉していました。あの作品を読むまでは)

しばらく様子見はしますが、

正直言えばここで憂さ晴らししてさっさと忘れたいです。善人ぶってる人の裏側も大体こんなもんだなと勉強になりました。

Permalink | 記事への反応(17) | 23:23

anond:20201118232352

横槍メンゴ

anond:20201120050851

クズの本懐」などで知られる横槍メンゴ短編集「一生好きってゆったじゃん」が、本日2月28日に発売された。本作にはグランドジャンプめちゃ、週刊ヤングジャンプヤングジャンプラブ(いずれも集英社)、ビッグコミックスペリオール、週刊ビッグコミックスピリッツ(どちらも小学館)で発表された計7編のオムニバスを収録。本当に好きな人を手に入れられなかった女の結婚式を描く「鋼の心」、あるマンガ家のほろ苦い青春時代を切り取った「Neo Dutch Wife」、同級生に憧れ続けた女の姿を綴る「一本花」などが収められた。

anond:20201120050851

ヤンジャンで100円で買えるらしいがhttps://ynjn.jp/app/title/784 100円出したくない

2023-05-23

雑談というか対等な立場での話

なんで、相手のことについていきなり聞くんだと思う。

初対面の2人の雑談って最初は、明らかに共通話題である「2人を取り巻く環境について」が普通じゃない

まあ端的に言うと「天気の話」だね。 たとえば、あんまり親しくない社内の人とエレベータに乗り合わせたら「最近暑いですね」とかいうじゃん。

もしもっと尺が長かったら暑いですねから始まって「衣替えっていつしたらいいかからなくないです?」とか展開できる。

たとえば、結婚式で隣り合わせた主賓の友人が自分と接点なかった場合共通話題は主賓、それから料理、会場。そのへんの話になる。

そこで気が合うようだったら2次会で仲良くなれるかもしれない。

マッチングアプリだと趣味とか好きななにかとか居住地とかあって、なんかフックがあるからマッチングしてんでしょ?そしたら、その話すればいいじゃん。

趣味サッカー観戦ならサッカーの話すればいいし、音楽鑑賞なら音楽の話すりゃいい。個人的な話なんて、ある程度仲良くなってからでいいんだよ。

「ついサッカーの話ばっかしちゃいました、これ婚活ですよ? 婚活っぽい話しましょうよ」でいいんだよ。

結局、そういうフックがなんもないのに顔とかスペックだけで相手選んでるから話すことがないんじゃないの?

たいがいの人が、そんな変なご機嫌取りみたいな会話は望んでねえよ。(元増田投稿見て望んでるのもいるんだなとは思った)

いきなり相手フォーカスするから面接とか接待みたいになるんだと思う。

2023-05-21

月の元で彼氏の姿が豹変した件

当方:30台半ば

彼氏:30代前半

 

先々月にプロポーズされ、婚約した。

現在、住居探しと、結婚式段取りを進めている。

 

その彼氏だけど、なぜだか最近性格がキツい。

結婚後の家事分担、お金のこと、生活をする上での決め事をキッチリ決めたいらしい。

それくらいなら「面倒だなあ」で終わりだけど、何が何でも自分のやり方でないと許さない口調で、言い方もキツい。

一度なんて、「ワォーーーン」と言ったくらい。

正直、困っている。

困ると伝えても、彼氏は「ガルルル」と言う。

 

というか、彼氏、柔軟性がないことが分かった。

とにかく融通が利かず、相手に合わせることができない。

自分が決めた「こう」しかできず、しかも、相当細かい

 

婚約破棄、「はい、いいですよ」と言ってみようか…と悩んでる。

交際中は穏やかで優しかったのになあ。

anond:20230521063049

髪だの服装だののマナーはともかく、ご祝儀袋の水引だの短冊だののマナーってあれなんなんだろうな

  

だって新郎新婦はご祝儀袋なんてほぼ接しないじゃん

受付で集めてもらって、式が終わった後に初めて見るけど、祝儀金額を集計整理してきちんと返すことが重要から

外身なんてロクに見ず、内袋まで速攻で剥がしまくるよね

  

数多くの結婚式関連の瑣事の中でも上位レベルで下らんなーーとおもう

 

マナー以上に、名前だけは内袋にも絶対に忘れず書いとけと思う、短冊物理的に分離するし

自分の時も一人だけ書いてない方がいて気を使った、金に関係することだからマナーとかよりもっと事務的にやるべきだと思うわアレ

anond:20230521063049

結婚式なんて20代の時しかいから、あと何回ありそうかなってのを考えて買い物した方が良いよ。2ケタありそうなら一張羅買うのも良いし、数回しかないならレンタルでもいい

人生で初めて結婚式に出席するよ!

高校の友人に招待されて

初めて結婚式に行くよ!

めちゃくちゃキラキラした式場だから楽しみ!

でも知らなかったルールが沢山あってびっくりだよ!

祝儀袋のルールとか!

ペン名前書くとか!お金の向きとか水引の種類とか!男友達に送るなら色に気をつけようとか!

髪はアップにしなきゃだから早朝からアセット頼むとか!バレッタも買わなきゃ!

メイクとかドレスの色とか!バッグも靴もアクセサリー!!!

ふざけんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2023-05-20

社会人なりたての頃に母の再婚につれて名字が変わり、その直後くらいに仕事の場で初恋の人とばったり再開したことがあった

なにやら相手の態度がやけにぎこちなかったのが記憶に残っていたのだが、最近共通の友人の結婚式でまた再開し「学生当時から変わらず好きだったのでアプローチたかったが名字が変わっていたので既婚者なのだと思い諦めた」という話を本人から聞いた、彼の薬指には既に指輪が嵌っていた

どうやら親の再婚のせいで私は婚期を逃したらしい

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