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はてなキーワード: 屋敷とは

2016-03-29

http://kanasoku.info/articles/82480.html

http://kanasoku.info/articles/82480.html自己責任論一色のコメントむちゃくちゃ腹が立ったので向こうの掲示板に書こうとしたら不適切ワードで弾かれたのでこっちに書く。

受験前の1,2年間夫婦不和問題絶頂の家で過ごした俺は最後の8ヶ月で学年トップクラス(まあ5位以内、県内模試なら8千人中200位前後から順位が二桁中盤まで転がり落ちて、無事別居・引越ランク落とした高校にはTOP3で入ったが、おとなしかった弟はヤンキー化。中学卒業ごろには族の勧誘が強くて入れられそうになってたぐらい。

俺も無事卒業までにはケツから3位。予備校はおろか参考書も買えない、先生の質も低くひたすら板書と暗記しろというクソ授業。聞けども聞けども解説しない。反抗的とすらレッテルを貼られる。

ちなみに俺はノート一切取らずに90点代をキープしてたタイプ。良い授業ならその授業だけで大体頭に入るタイプ

あー点数で思い出した。満点のハズのテストに限って1 が 7 に見えるとか7がクに見えるとか5が"ち”に見えるとかい理由で何回100点を取らせて貰えなかったとか。あれでもう学校教育先生絶望したね。あー正解しても意味ねーんだ、頑張って考えて正解出しても意味ねーんだだっていう。

それにたまに学年トップ取ると先生悪態ついてくるんだぞ?ノートも取らない不真面目な奴がトップ取ったら、他の真面目な奴(必死に板書写して授業聞いてないけど予備校通ってる馬鹿ども)が順位とれなくて可哀想だろ?と。授業聞いて努力して点取れねぇ方が馬鹿だっつの。それ以来卒業まで赤点ギリギリしか取らないようにして過ごしてた。

別居先の借家には自分の部屋はないしエアコンもない、弟の先輩ヤンキーが家のなかをうろつく。別居先の近所は族のたまり場と県内No2ヤクザ屋敷の近くで発砲事件東京キー局TVニュース報道されるほどで、碌に眠れない。

担任にはおまえは絶対大学進学はおろか就職絶対出来ないぞ!と脅されて学校サボって適当私立受けて合格した報告した時のツラと言って見たらww

お前の数学教師のクセに公式公理の暗記ばかりで証明過程、応用すっ飛ばし杉なんだよ。だからお前の授業は聞いてなかったんだよ。教科書見れば書いておあるレベルから意味ねーんだよ。

んでそんな環境を作った愛のない両親を見て10代のうちに結婚なんかするかと決めて30年。俺の誓いは果たした。ざまあみろクソ親ども。俺は長男だがお前らはかってに一人で死ね。俺ら兄弟人生をぶっ壊した責任をとれ。

話がずれた。おまえらこの環境中学高校と過ごして国公立宮廷クラスいける勉強精神モラルが育つと思ってるのか?

俺の実話だぞ。おれも孤独死するだろうがな。こんな人生だったから未だになんで結婚して家庭持ちたいと思うのかが全く分からん

あと、正直言うと弟の方が俺より不幸だったと思う。学力発揮する前にグレざるを得なかったからな。地頭は悪くないんだ。ただ環境価値観をひねくれさせてしまった。

俺は大学進学とともに家を離れてしまって弟をサポートできなかったからな。少しは罪悪感を持っている。

2016-03-18

[]

パンパンでも食べられる鯖は何かあなた知ってるかしら?

正解は鯖サンドですわ。

待ち合わせは鯖サンド屋さんの前にいたしましょうか?

おごってさしあげてもよろしくってよ。

むろん私は庶民食べ物なぞ食べませんが、

私め屋敷の鯖師にとびきりのを作らせますわ。

そして、ワルツを踊りながら食べるんですわ。

あら私ったらはしたない。

2016-02-07

[]2月7日

○朝食:カレーピラフ、鯨の角煮

○昼食:サンドイッチシロノワール

○夕食:カツ丼、豚汁

調子

むきゅー!

今日仕事はお休みなので、ゆっくりしていた。

掃除洗濯を午前中に済ませて、午後からゆっくり読書ゲームかなあ、と思っていたら。

近所に住んでいる伯母さんが遊びにきてくれた。

なので、その人と買い物にいったり、喫茶店お茶したりしていた。

その伯母さんはお笑いマニアなんだけど、彼女最近オススメ芸人さんが出演しているテレビ独自編集したDVDを貸してくれた。

僕はこの日記にもたまにDVD感想を書いてる東京03とか、バカリズムみたいな、ネタを作り込んでる系っていうのかな? ああいう感じのが好きなんだけど、

この芸人さんは、勢いが凄まじいのが面白い

滅茶苦茶面白いから単独ライブとかしてDVD化されないかなあ。

いや本当、まじでオススメです、ハンバーグ師匠


ポケモンピクロス

ステージ20までプレイ

ダークライステージが難しくて、なんかぐちゃぐちゃになっちゃったので途中で諦めた。

20かける15はシンドイけど、プレイ中の脳汁出る感ぱないね

それにしても楽しいゲームだなあ、ステージ30まであるけど、ミッションとかアナザーモードとかもあるから、まだまだ遊べそうだ。

ゲームニュース

頼むから走れ「ぽんこつ車」、壊れかけの車を修理したりメンテしながら走る車旅シミュレーションゲーム『Jalopy』が開発中

http://jp.automaton.am/articles/iotw/indie-pick-222-jalopy/


なにこれ、超楽しそう!

想像しか語れないけど、ローグをより落とし込んだゲーム性のような感じがするなあ。

うーむ、先日のミュージカルアクションゲーといい、なんか最近海外インディー面白そうなのが多いなあ、Windowsが欲しいなあ。


ボールをぶつけて相手をK.O.!近未来舞台ドッジボール×シミュレーションRPGコズミックボールGT」を遊んでみました

http://www.gamer.ne.jp/news/201602060007/

なんか雰囲気いい感じ。

けど、キャラガチャ系かあ。

お金ないから今は出来ないなあ、残念。


WiiUPS4どっち買うか問題

WiiUPS4に欲しいソフトが続々とそろってきているので、ちょっと自分用に整理。

現行機はXboxOneしか持ってないので、どっちを買うか悩み中なのです。


WiiU
ポッ拳

僕の大好きなポケモンシリーズのかなり本格的な対人系アクション

ゲーセンマニューラを使っていたんだけど、財布ごとカードを無くしてからご無沙汰。

でも、対人ゲーはXboxOneのキラーインスティンクトのシーズン3が待ってるんだよなあ。

(KIは2D格闘で、ポッ拳3D格闘だからちょっとノリが違うけどね)

マニューラも大好きなんだけど、アービターもっと好きなんだよなあ。


トガビトノセンリツ

ノベルゲ。

所謂デスゲームものって感じっぽい。

ってあれ? よく調べたらこiOSプレイできる上に、なぜか購入済みじゃないか!

うん、iPad miniでやるよ。


D.M.L.C.-デスマッチラブコメ-

ギャルゲと思わせて何やらある系のノベルゲ。

ってあれあれ、これもiOS版あるし、購入済みだった……

なんじゃそら。


ポケパークシリーズ

WiiUじゃなくてWiiソフトだけど、WiiUでも遊べるのでチョイス。(Wii実家に置いてきたので今手元にないんだよなあ)

発売当時はポケモンは本編の対戦一辺倒だったんだけど、最近ポケモン全体が好きなので、改めてプレイしたい所存。

特にポケパーク2は愛してるダークライが大活躍らしいので興味津々。

スマブラforWiiU

対人アクションゲー。

3DSあるんだからそっち買えばいい感もあるんだけど、僕の3DSは旧Verなのでアミーボを使った遊びが出来ないんだよなあ。

僕の愛してる悪ポケの一人ゲッコウガのアミーボを育てる遊びがしたいので、WiiU版が欲しい感じです。


PS4
フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと

なんか動画とか説明を見ても、ジャンルがよくわからないけど、雰囲気が楽しそう。

パンチライン

ADV

ライターが大大大大大好きな人なので、欲しい。

けど、Vitaでも出るのか、じゃあVitaでいいかなあ。

Overwatch

MOBA

最近MOBA系のプレイ動画をよく見るので自分でもプレイしたい感じ。

なんだけど、まだハピヲぐらいしかやったことがないから自分がどんなのが好きなのかわかんないんだよなあ。

なら同じようなジャンルのXboxOneのギガンテックでもいいかなーって感じ。

シュタゲゼロ

ノベルゲ。

外伝三部作は持ってるからゲームはいいかなーってスルーしてるけど、ハード買うなら買いたいかも。

僕がXboxOneを買った理由は、科学ADVが出ることってのがかなりの割合をしめていたので、

ゼロがXboxOneで出なかった時点で、正直XboxOneへの愛着はかなり落ちてるんだよなあ。

けどこれVitaでも出てるのか、じゃあ別にいいかなあ。

√Letter ルートレター

ノベルゲ。

なんだけど、これもVitaで出るのかあ、じゃあVitaでいいかなあ。

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

ノベルゲ。

リメイクからどうするか悩み中なんだけど、良い感じに内容を忘れてるので気にせず遊べそう。

ただVitaでも出るから、そっちでいいかな感がある。


あ、あれ、WiiUポケモン系ばっかりだし、PS4Vitaマルチソフトばっかりじゃん。

そんなに欲しくないのかなあ。

Windowsにも欲しいゲームがあるので、いつかそっちもまとめようと思う。

いや、本当に欲しいゲームあるんだって

AoE2HDでしょ、AoE3でしょ、えーっと、あと、えーと、えーーーと。


うん、XboxOneと3DSVitaだけでいいかなあ。

(と言いつつ、Vitaゲームって長らく買ってないな、白衣恋愛依存症最後かな?)

2016-02-05

[]犬屋敷

話に脈絡が無く、衝撃からの衝撃でスリルを与えている印象。

とにかく絵が上手いので読みやす

グロは多めだが、青年漫画ありがちなエロがあまり無いため読んでいて深いな気分にはならない。

新手の俺強ぇー!では有るが、面白い

おそらく絵が上手いのが一番良い所。

2016-01-19

寒い日になると思い出す

あの日も、東京に雪が降る、そんな予報が流れていた日だった。当時俺はとある芸事の女師匠弟子として使えていた。稽古場兼住居に住み込みをし、師匠身の回りからから何まで

管理していた。師匠には妹がおり、その妹さんと資産相続の件で揉めていたのだ。師匠の親はもう80を超える年齢で、とある上場企業創業一族都心の一等地に屋敷を構えていたらしく、

その屋敷土地の分け方で姉妹がうまく行っていないというのが専らの噂であった。十数年前の寒い日だった。ニュースでは翌日から関東にも雪が降り、交通の便が乱れるだろう、そんなことを

アナウンサーが伝えていたことは何故かはっきりと覚えている。

夕方、突然師匠の妹さんが訪ねてきた。俺はお茶を準備し応接間にお持ちしたが、二人の険悪な様子は鈍感な俺にも伺い知れた。後から分かったことではあるが、妹さんは親の屋敷に住み、父の介護をしながら、

その屋敷地域の子相手ピアノ教室を開いていた。しかしながら、師匠はその屋敷を取り壊し、大きなマンションにすることに固執していた。勿論それは相続税上、賢い策ではあったため、

妹さんは決して反対ではなかったのだが、せめてピアノ教室のスペースをマンション内に設けてほしいと依頼していたらしい。しかし、師匠はそのお願いを断り、妹をマンション計画から追い出そうとして

いたのだった。

話し合いは平行線に終わり、妹さんは去った。師匠は俺を呼び、「清次郎(仮名)、塩をまいときなさい」と命令した。私はしょうがなく、玄関に塩を撒いたのだった。師匠のそういう部分がとても嫌いだったで、

イライラして沢山の塩を、えいっとまるで水戸泉の真似をしながら撒いた事は覚えている。

さて、翌日俺はいつも通り朝6時に起き、箒を持って、近所の掃除に向かおうとした。近所付き合いも兼ね毎日行っていた習慣だった。引き戸玄関を開けて俺は気を失いかけた。何と師匠玄関

倒れていたのだ。顔に生気はなく、口から血が出ている。俺は気が動転しながらも、師匠を抱きかかえた。身体は冷たくなっていて、呼びかけにも殆ど反応が無かった。すぐに救急車を呼び、俺は近所の知り合いに

助けを求めに一旦外へ出ようとした瞬間、つるっと滑ってしりもちをついた。全く師匠と同じ場所で。雪の予報は外れ、雨が降った程度だったが、冷え込みは激しかった。扉を開けた一面がまるで

アイスリンクの様になってしまっていた。痛めた腰を摩りながらよく見ると、凍っていたのは昨日俺が師匠に言われ塩を撒いた一部分だけであった。そこだけが、まるでそこが死の世界に繋がる入り口のように、黒く艶やかに光っていた。

救急車の中で師匠に呼びかけながらも、俺の手のひらに出てくる脂汗が師匠の容体からではなく、自分が撒いた塩に関しての生体反応であることは気づいていた。師匠はその後入院をしたが、脳内出血をおこしており、

意識が戻ることはなく、数週間後にこの世を旅経つこととなった。

さて、そこから意外な事になる。俺は、そもそも、師匠冗談師匠養子縁組をしていたのだ。師匠には子供はなく、まだ50代であった事もありそれほど深い考えがあって俺を養子にしたとは思えない。

しかしながら、すでに師匠はその土地の一部を生前贈与していたらしく、その土地相続する権利が俺に発生していまい、師匠一族(といっても殆ど死去しており、また、子も少ない一族であったので数人)、

と話し合いをすることになった。俺は勿論その相続が単なる冗談の様なものであったことは理解していたので、放棄する手もあったのだが、妹さんと話していくうちに、何故かこの人を守りたいという気持ちになり、

一部の権利は確保することとなり、マンション建築計画に参画をすることになった。

少ない知識ではあったが、マンションを建てることで相続税も最小限に抑えることができ、勿論そのマンションの一部をピアノ教室にして、更には何とその妹と、お互い50代ではあったが慎ましく結婚をした。

一族も皆無欲な人々で、株券だとか、車だとかそういうものは皆で分けたが、土地権利は我々夫婦で全てをもつこととなったのだった。

ピアノ教室はその素晴らしい立地もあり、多くの高所得者層のご子息が多く通う教室となり、経営成功した。優秀な講師をどんどん雇い入れ、レベルがある程度高い割には、

牧歌的雰囲気もあったことが成功秘訣であった。また、数年後にはそのノウハウを生かしフランチャイズ展開も行った。今では全国に20か所の同じようなピアノ教室運営し、

我々は経営の一線からは退いたが、妻は相変わらず子供たちにピアノを教え、俺は趣味でかつての芸事をやったり、日本全国の登山をしたりと悠々自適晩年を送らせてもらっている。

しかし、こんな寒い日になると、俺はあの日、手にもった塩の感覚が蘇り、汗がじとっと出て一人布団で震えているのだ。人間運命とはかくも不確かで、不安定なものである。それは、ただの偶然の積み重ねだったのだろうか、

それとも、神が定めた運命だったのだろうか。いや、きっと人間一人の人生など、大きな宇宙のうねりの中ではまるで人間にとって小さな蚊が叩いた手からすり抜けていくか、はたまた潰されてその一生を終えるのかの如くであろう。

2015-12-05

http://anond.hatelabo.jp/20151205140912

会話のなかに巧みに織り込んでくんの?

まじかよ…どんな高等テクニック

考えてみた

本日はええお日和どすなぁ~ウチの○代続く屋敷の庇がよう乾きますわ~」

2015-10-29

フリーゲームニコニコカドカワ

この辺りの流れすら把握してない奴が最近になって商業主義だなんだと騒いだりしてるので、備忘録がわりにまとめておく。

実況はメディア展開作品ランキング常連実況者の開始日(つまり大体この実況によって広まったが例外もある)。

メディア展開は最初の展開物&その発売日(一部例外あり)。

 ニコニコメディア展開
08年以前黎明期
【実況】「ゆめにっき」「ニコニコRPG」など
2007年最後コンパクも終わり、ツクールお荷物部門として扱われていた
09/5【実況】「青鬼」/ボルゾイ企画
 ホラーフリゲ実況バブル始まる
とにかくホラゲなら実況された時代
【実況】「包丁さんのうわさ」「タオルケットをもう一度」「いちろ少年忌譚」「奥様は惨殺少女」「操」
 
11/12クリエイター奨励プログラム開始
12/4【実況】「Ib」/多数
【実況】「Paranoiac」/鎌首・わこう
ebがIb製作インタビュー
pixivがIbカレンダーなど
12/10【実況】「魔女の家」/多数 
12/12【実況】「シロノノロイ」/猫マグロ
【実況】「マッドファーザー」/多数
漫画「NOeSIS」(ガンガンONLINE)
13/1ニコニコ自作ゲームフェス」発表 
13/2 小説青鬼」(php)
『Project Yumenikki』発表
13/4ニコニコ自作ゲームフェス 第一回大賞
感染ナイトメア」(サスペンスADV)
 
13/10 小説魔女の家」(eb)
13/11ニコニコ自作ゲームフェス 第二回大賞
「SANXEN WORLD」(マップ共有アクション

【実況】「霧雨が降る森」/キヨ
【実況】「排気ガスサークル」/アブ
 
13/12ニコニコユーザーチャンネル開始

【実況】「Alice mare」/猫マグロレトルト
小説包丁さんのうわさ」(eb)
14/1 小説「シロノノロイ」(MF)
14/3【実況】「クロエレクイエム」/キヨ・鎌首
【実況】「黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない」/recog・こーすけ
小説タオルケットをもう一度」(php)
14/4ニコニコ自作ゲームフェス 第三回大賞
イライラカメラ」(パーティアプリ
 
14/5ドワンゴカドカワ経営統合発表漫画霧雨が降る森」(コミックジーン)
14/6 小説「キミはキメラ」(eb)
小説「いちろ少年忌譚」(朝日新聞出版)
15/7【実況】「恐怖の森」 
14/8【実況】「Hero and Daughter」/アブ小説「奥様は惨殺少女」(カドカワ)
小説「操」(eb)
14/9 小説魔王物語物語」(php)
14/10ドワンゴカドカワ合併 
14/11ニコニコ自作ゲームフェス 第四回大賞
Hero and Daughter」(ハクスラ風RPG)

【実況】「りるれふ」/レトルト
小説マッドファーザー」(php)
小説クロエレクイエム」(カドカワ)
小説「黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない」(カドカワ)
小説排気ガスサークル」(eb)
14/12任天堂、クリ奨を許可映画DEATH FOREST
15/1【実況】「雨宿バス停留所」/猫マグロ小説Alice mare」(php)
映画「PARANOIAC」
15/2【実況】「獄都事変」/キヨ・猫マグロ 
15/4 映画「死臭-つぐのひ異譚-」
15/5ニコニコゲームマガジン」開始漫画「獄都事変」(ジーンpixiv)
15/6 小説Hero and Daughter」(カドカワ)
小説ダンスマカブル」(カドカワ)
15/7ニコニコ自作ゲームフェス 第五回大賞
マヂヤミ彼女」(脱出アプリ
15/8【実況】「殺戮天使」/キヨ漫画大海原と大海原」(ジーンpixiv)
15/9 ほぼほぼフリーゲームマガジン
小説「LiEat」(php)
映画ハロウィンナイトメア
15/10 漫画殺戮天使」(コミックジーン)
15/12 小説「雨宿バス停留所」(KCG文庫)
16/1 小説「りるれふ」(ビーズログ文庫アリス)

追記

ここから先は俺の予断と偏見が大いに入る。情報収集先はほとんどがネット確認できること。

2008年以前
黎明期ユーザー2chと重なっていたため、「ゆめにっき」などはそれなりの人気があった。動画作品ではあるが「ニコニコRPG」も支持を得ていた。
2009/05
ゆめにっき」で基礎を築いていたボルゾイ企画が「青鬼」でランキングを制する。ホラーフリゲ実況バブルの始まり
2009-2011
過去遺産発掘と粗製濫造が続く。ほとんどの実況動画が「絶叫」を売り物にしており、めぼしい新作が出ると一気に飛びつきランキングを埋める有様。

 また、「高橋邦子」のようなツクールを使用した動画作品も別の流れとして栄えつつあった。

2011/12
クリエイター奨励プログラム開始
2012/03
「Ib」ショック。今までのブームあくま動画サイト内だけだったのが、TwitterPixivという新たな場所まで波及し、これまで取り込んでこなかった層を大量に獲得した。ボカロに続く新たな商機として見出されることになる。
2012年後半
魔女の家」「マッドファーザー」などが出て、「Ib」が取り込んだ十代女子層受け作品鉄板となっていく。ただし、この辺りを機にフリゲ実況バブルは弾ける。

 バブルが弾けた原因はいくつかあるが、おおむね以下である

 特に重要なのは後ろ二つ。

 固定ファン層を掴んだ実況者は他との差別化を望み、また視聴者もこの頃から動画かぶる」ことに過敏になりはじめた(「○○のパクリコメントの増加)。他の有名実況者があげたものは避ける傾向が出始め、かつてのように有名実況者が皆同じものを実況することはなくなり、これ以降質の高いものが出てもブームとして機能することは以前より難しくなった。

2013/01
ニコニコ自作ゲームフェス」発表。「Ib」のような作品の出現と、実況可能作品提供を目論んでいたと思われる。フリーゲームではなく「自作ゲーム」という呼び名からも、元来のフリゲ文化とは距離を置きたい姿勢が当初から読み取れた。
2013年
青鬼」「ゆめにっき書籍化。売れたため、カドカワ周りが実況有名作品オファーを乱発するようになる。各編集部の競うような取り合い合戦であるしかもほぼ角川グループ内の争いという。

 一方、有名実況者はホラーフリゲからバカフリゲsteam海外インディに足を移しはじめる。

2013/04
ニコニコ自作ゲームフェス 第一回大賞「感染ナイトメア」(サスペンスADV)

 ぶっちゃけ凡作であるが、このジャンルを大賞にしなくちゃいけなかったのだろう。

 レトルトが実況するが流行することはなく、その直後に敢闘賞の「ぼくらの革命!」でミリオンヒットを飛ばす。実況者のバカゲ流れに拍車をかけ、実況受けと書籍化作品乖離が大きくなりはじめる。

2013/10
カドカワの子会社吸収。多分いろいろごたごたする。
2013/11
ニコニコ自作ゲームフェス 第二回大賞「SANXEN WORLD」(マップ共有アクション

 ぶっちゃけマイクラテラリア狙いだがそこまでのポテンシャルがあるはずもなく。

 敢闘賞に「クロエレクイエム」。泣き系ホラーADV&作者が十代女子ペアという非常にキャッチー構成により、カドカワのあからさまな推しが始まる。二回連続このジャンルを大賞にする訳にはいかなかったのだろう。

2013/11
Alice mare」配布開始。多分観測範囲から外れている人が多いだろうが、カドカワフリゲ干渉を考えるなら非常に重要作品。作者はボカロ出身プロイラストレーター高校生)で、「シロノノロイ書籍で絵を担当する。そして、同編集部(MF)はフリゲ作者に書籍化前提でゲーム作成する企画をもちかけていた。イラストレーターにも奨めた可能性は低くない。

 カドカワが何を狙っているかというと次のカゲプロ枠。あれが電通ら主導の作られたネット流行だったことを、関係者特に隠してない。

2013/12
ニコニコユーザーチャンネル開始。有料枠で実況者が使用できるコンテンツが求められる。
2014/3
有料配信チャンネル・クリ奨)のことで作者と実況者のごたごたが増え始めたこともあり、自作フェス4応募要項に「有料配信許可する」という項目が増える。
2014/4
ニコニコ自作ゲームフェス 第三回大賞「イライラカメラ」(パーティアプリ

 明らかに迷走している。

2014/7
「恐怖の森」流行。珍しく有名実況者ではなくそインパクトランキングなどを席巻した。後追いが増えるかと思いきや、3Dという製作ハードルの高さと、インディ商業との競合でそうでもなかった。
2014/10
ドワンゴカドカワ合併
2014/11
ニコニコ自作ゲームフェス 第四回大賞「Hero and Daughter」(ハクスラ風RPG)

 いわゆるガチャ形式女の子を集める○これ的なRPG。実況&DL数を馬鹿稼ぎした実績を引き下げての、好き嫌いはともかく鉄板受賞。作者はホラーADV→ホラーアクション→これ、と戦略的に当てにいってるので、その点結果を出して偉いと思っている。

 敢闘賞ダンスマカブル」はカドカワ依頼で作られたことを明かしている。

2014/12
任天堂がクリ奨を許可する。これで自作フェスの「有料配信しても問題ないゲーム」という価値がぐんと下がった。当然実況者は任天堂作品に流れる。
2015/5
ニコニコゲームマガジン」開始。連載式ゲーム掲載する。

 持続的に供給しないと流行は作れないよ、という意図は分かるが、二、三か月でゲーム一本作らせる糞企画である不可能ではないが、本業を持つ個人が持続的に可能かっていえばまず無理だろ。実際「コクラセ」の作者は音を上げたし、編集者のひどさを愚痴っていた。

2015/7
ニコニコ自作ゲームフェス 第五回大賞「マヂヤミ彼女」(脱出アプリ

 前から企業アプリとか紛れ込んでいたんだが、ついに今回において「バンドプロモーションのため企業に頼んで作成した」アプリが大賞をとる。次回からは有料作品の応募も可能に。もうそういうコンテストになると宣言しているようなものなので、牧歌的な考えのフリゲ系の人は関わらない方がいい。そんな中で成り上がってやるって奴は頑張れ。

2015/8
ゲームマガジンで「殺戮天使」連載開始。これまでの連載作品のような自作フェス受賞作品の延長ではなく、「霧雨が降る森」という実績ある作者が商業アドバイザーをつけての新作という、明確に商業展開前提の企画
2015/9
ゲームマガジンで「心霊写真使い涙歌」連載開始。発売予定のラノベとのコラボとして企画

別に俺はニコニコカドカワのやりくちは好きでもなんでもないつーかむしろ嫌いだが、フリゲ商業にいっちゃいかんというのも同じぐらいいけ好かないので、一つのルートとして存在してもいいだろと思ってる。ただ、このくっそきな臭さは呑み込んでいけよ。

あとRPG作者で文句たらたらな奴、死にかけてたツクール蘇生させたのはこのフリゲバブルだし、一見華やかに見えるこの界隈に集まってるのは元々がお前らの客じゃなかったんだから、手に入らないものに執着せず自分好きな物つくっていけ。

つーか今だって元々のプレイヤーには人気ジャンルじゃねえか。目立つもん作れば普通にふりーむのランキング食い込むぐらいは。

アクションとかSTG界隈なんか昔からずっと悲惨だぞ。

まとめて意外だったのは青鬼からIbまでが結構長めだったのと、Ibからバブル崩壊まで一年なかったことだ。そんなタイムスパンだったのか。実感ではIbが一年繰り上がってた。

大分省いたので、何か詳しく聞きたいところがあったらトラバでもしといてくれ。

2015-10-12

ひどい夢をみた

親と車で出かけるのだが、なぜか今日時間割が思い出せない。

とりあえずそれで悩んで遅刻してもアレなので、体操着と筆箱とノートをかたっぱしかかばんに詰めこんで車に乗った。

運転手は母ではなく、なぜか亡くなったはずの父に変わった。カバンが重い。

行き先は多分学校である。めちゃくちゃ運転が荒い。何度もぶつかりそうになる。

後ろの席から母が声をかける。「ここからじゃいけないんじゃない?」

俺と父が返す。「いや、ここからでもいけるんだよ」

俺はよくわからないけど、いけることを知っていた。

しばらくして、荘厳な建物についた。

めちゃくちゃ運転が荒かったので、扉の10センチほど手前で止まる。ギリギリだ。

しかし、ちょうど向こうの人が扉をあけて車にぶつかる。「コツン」

父は確認する。「ここですか?」なにがここなのかはよくしらないが、「そうです。車ぶつけちゃいました。大丈夫ですか?」

次々と車から降り、屋敷に向かう。

乗っていなかった金にがめつい叔父も車から出てくる。

自分忘れ物がないか最後確認を何度もして、数分遅れて屋敷に向かう。

ここのお焼香は少しかわっている。いや、焼香ではなく、矢のような棒を折って、それを灰箱?にいれるみたいなやつ。

矢には3種類あって、小さいやつと、大きいやつ。それぞれおしりに黒と茶色と赤の丸がついてた。

ランクごとにわけられていて、折り方もランクによって二つ折りか3つ折かちがうようだった。

俺はよくわからず、前に並んでいる人もいなかったので、しばし道具を眺めていたが、列席から罵声が飛ぶ。

「はやくその黒いやつを使え!」

亡くなったはずの祖父から罵声であった。言うとおりにそれを3本手に取り、2つ折りにして灰箱にいれる。

「おまえは誰にそうやって教育されたんだ!」

なくなったはずの父と祖父が罵声を浴びせてくる。よくわからず、手を合わせ、自分なりに故人の冥福を祈ってそこを離れた。

先ほど見えた誰か知らないお偉いさんの遺体遺影は、自分の父のものになっていた。

2015-08-31

人生の平手打ち

昔のとある国での話だ。その国には数万円の借金で、10から20歳前までの女子が売られてくる。

そこの置屋金持ち屋敷で営業してた。玄関を開けると大広間があり、

上階に上がる大階段があった。そこに制服でもないが、白いショーツと白いシミーズの女子が、

30人ほど暮らしている。見た目はネバーランドみたいだった。現実的にもネバーランドなのだが。

そんなありきたりな話はしたくない。

初日、知り合いについて置屋に行った。別になんの気もなかったけど、

ぼーっと待っててもいいけど、待ってなくてもいいので、女子を買った。

16、17歳くらい、その中では年長組の方だろう。腕を組んできたり、

アイコンタクトしたり、アプローチしてくる女子もいるが、そんなに労働的じゃない。

まり、なんとなくそ女子を選んで、いや選ばれたのかもしれない。

その女子が暮らす一畳ほどの湿気った部屋で、セックスをした。

セックス気持ちがいい。

その女子と僕は第二外国語で会話ができた。

次の日も知り合いについて置屋に行った。一晩買っちゃおうかな。とウキウキだったから。

その日は待っていた。昨日の女子はいないかなと考えていると、

別の女子に手を引かれ、その女子を買った。その女子のことは何も思い出せない。

早々に終わって大広間で待っていると、昨日の女子が向こうから笑顔、いま思い出すなら悪魔笑顔

で僕にすたすたと歩いてきて、ぺちん。と平手打ちされた。意味がわからなかったが、

周りの女子はくすくす笑っている。どうして私がいるのに他のこと寝たの?

君がいなかったから…と第二外国語で話してる間もよく分からなかった。

知り合いが後で「そりゃそうだよ」と教えてくれるまで、分からなかった。

その夜は僕もその女子を一晩買った。そしてディスコに行った。

大雨でどうしようかという我々の手を引き、行こう!行こう!とびしょ濡れで行った。

フラッシュコマ送りのように踊る女子二人が、僕の顔を見ながら、

流れる音楽を口ずさみ "It's my life." と繰り返した。

年代想像されるのが嫌だが、書かなくちゃいけないことは、

ボン・ジョビの同名曲より前の話だ。その曲をもう一度聞きたい、

けど、それはその思い出をもう一度繰り返したいと同じことだ。

よくある話だ。誰にでもあるような話だ。

この話はエロ本質では無い。とこんな説明書きたくないが。

人生普遍的気持ちを共有できるのが、ニュータイプだよ、カミーユ

2015-08-16

http://anond.hatelabo.jp/20150815210249

たとえば北斎も肉筆だと

http://fast-uploader.com/file/6995210605446/

こういう写真かよ!っていう絵を描いているんだ。

なんで生首?

うーん、ほら、生首の絵の扇子で扇いだら涼しくなりそうじゃん(笑

単体ならっていうのは、透視遠近法みたいな絵がないっていうことかな?

有名な冨嶽三十六景は70代の作品だが、30代で既にたとえばこんなやつがある。

http://fast-uploader.com/file/6995210740539/

カンペキだね。

これと似たような構図を年代順にならべてやる。

40代

http://fast-uploader.com/file/6995211010479/

かなり透視遠近法に忠実。

消失点は水平線の彼方にある一点透視

枠の中に時間を切り取ったカメラのような絵。

70代

http://fast-uploader.com/file/6995211188891/

これ、よくみると、消失点が1点にならない。

左右の橋の梁の平行線を伸ばしてぶつかる消失点は水平線の彼方、両脇の屋敷屋根平行線を伸ばしてぶつかる水平線は橋の下かその少し奥。

これが、忠実な一点透視だったらつまらない作品だったとおもわん?

絵の中に動きがあるのは、ちょっと崩れてきてるおかげ。

80代

http://fast-uploader.com/file/6995211441686/

もう解説不可能

ぱっとみ同じ構図の一点透視のようで、二点透視にも見え始め、仰ぎ見てるようにも見えたり見下ろしてるようにも見え、ってことは三点透視かとおもいきや、そもそも透視図法(平行線がいつか交わる)じゃなくて投影図法(平行線はどこまでも平行)なんじゃないかと見える。

番手前の人物にフォーカスを合わせるとそういう絵になり、その奥の人物にフォーカスを合わせても絵としてなりたち、人物を辿ってるうちに奥に奥にと視線誘導され、そのたどる先には富士山

多重視点に近い技法

多重視点というのは、「ピカソの絵は右から見た絵と正面から見た絵が合成されていて」みたいな説明をされるあれ。

ピカソ作品はそれだけじゃなくて、いろんな意味で工夫させすぎてて、話が脱線してしまうので、わかりやすキリコ

http://www.geocities.jp/syu_58jp/we2/1.JPG

この絵のようなやつ。

これを分析すると、消失点が狂っており

http://www.geocities.jp/sakushiart/bizu/251.JPG

遠近法的に忠実に描くと、

http://www.geocities.jp/sakushiart/bizu/252_4.JPG

こうなる。

人物やモノ画中にたくさん配置して、奥のモノ、人物は小さく、手前の物を大きく描くことで絵の中の遠近を表現するっていうのは、基本ではあるが、

それをやめて、横一列に均等に配置することで、絵にリズムが生まれ

1905のホドラーという画家作品がこれだ。

https://cakes.mu/posts/7599

これについても、似たようなことを既にやってる北斎

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-94-64/otyaken_suki69/folder/1050996/44/47018044/img_8?1382279701

なんというリズム感。

次、北斎富士をバックにシャチホコがある絵

http://yukiwochannel.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_f71/yukiwochannel/E6B19FE688B8E381AEE4B88DE4BA8C-7fa87.jpg?c=a319

これ、どこがおかしいかわかる?

シャチホコってさ、近くで見ると当然巨大じゃん。そうしたら、本当は

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/0/0a/The_Great_Wave_off_Kanagawa.jpg

波をシャチホコに置き換えたら富士山はこのくらい小さくないと絵としておかしい。

この構図になるのは、望遠レンズズームで覗いてるという設定の絵だっていうこと。

望遠鏡!そんなのおかしい!」って?

いや、まあ北斎からね。科学技術マニアだし。

http://pds.exblog.jp/pds/1/201011/22/10/b0111910_1061561.jpg

http://tenkijuku.com/qa/kisyoudai/hugoku.jpg

当然もう残っていないけど、百二十畳の巨大な紙に、高いところからみないとなんだかさっぱりわからん巨大な絵とか描いたっていうんだ。

そういう高いところからみないとなにを描いているんだか本人もわからない絵というものは、「この座標でこの角度で線を曲げて」っていう座標の概念がないとどうやっても描けないわけで。

北斎というと、80過ぎてるのに110歳くらいまでの人生設計(当然自分画力について)を立てる貪欲さで、当時の平均寿命の倍くらい生きてるのに死ぬ間際に「まだまだ描きたりねぇ(意訳)」といって死んだというエピソードが有名なので、描いて描いて描きまくったというイメージが強い。

しかし、その実際は、それプラス数学物理幾何学も絵に応用して、古今東西、みたこともないものだろうと文献調査だけで描き(中国くらいならまあ、古代インドとかどうやって描くんだよ!!見たことないはずの象を右からも左からも正面からも後ろからもかけるとか、どうかしてる。)、漫画効果線やトーンのかなりを発明し、その後の絵画歴史発明された技法をその100年前に実験しつくし、鎖国時代なのに西洋の銅版画や油絵解説書をつくり、中国画の技法日本画技法も操り、いうなれば、異星人。

写実的な絵の話からすこし話が逸れたな。

まあつまり、線遠近法北斎より少し前の時代に入ってきたんだが、カンペキ理解をしたのが北斎

自在に使いこなし、それを捨て去り、違う境地、もう前衛芸術実験のようなレベルに高めたのが北斎

そのネクストジェネレーション広重、その次が国芳

その後は幕末文明開化西洋画が入ってきて、もう一回遠近法ブームが起きて、

日本画はもう古い!これから西洋画!遠近法!陰影表現!」

みたいなムーブメント

油絵が始まり浮世絵(版画)の絵師たちもそれに近い木版画を作った。

初めてやったのは小林清親って人で、水彩画風の版画、ついには油絵風の版画まで辿り着くが、結局彼の画風はいわゆる浮世絵的な絵に戻る。

https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B0%8F%E6%9E%97%E6%B8%85%E8%A6%AA&es_sm=122&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMIg9bKrtGrxwIVYcamCh0Kcgg-&biw=1920&bih=955

写実的(性格遠近法、陰影表現)ってのは、いちどはそれに熱中する麻疹みたいなもの

おっと、また今回も北斎の話しかしてねぇや。

追記

その後の時代だと、吉田博、川瀬巴水とかが水彩画のような木版画で有名だが、小林清親浮世絵の構図、モチーフ水彩画手法油絵手法で再構築した感じなのに対して、吉田博、川瀬巴水洋画木版画しましたって感じだから浮世絵日本画の子孫じゃあないと思う。

吉田

https://www.google.co.jp/search?q=%E5%90%89%E7%94%B0%E5%8D%9A&es_sm=122&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMI4bGkztGrxwIVwh-mCh1rBg6P&biw=1920&bih=955

川瀬巴水

https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B7%9D%E7%80%AC%E5%B7%B4%E6%B0%B4&es_sm=122&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMI97yT-NGrxwIVCSOUCh3qogIQ&biw=1920&bih=955

2015-06-27

ごみ分別、やめます

いややめないけど。やめたい。やりたくない。

いやめんどくさいって気持ちは確かにあるんだけども、

そもそも個人が分別しなきゃない理由が未だにわからない。おしえて、おしえてはてな民

ふと手に持ったごみが可燃か不燃か、はたまたリサイクル可なのか...そうやって一日の数秒を、

牛乳パックを開き・プラ容器なんかの紙シールをはがしては一日の数分をごみ分別に費やし...

もはや仕事じゃないのか、これ。

業者ならお金をもらってするであろう作業を、数分とはい毎日毎日生活に組み込まれるわけだ。もちろん無償で(いやさらゴミ袋にもお金払ってるからマイナスか?)。強制ボランティア

確かに数分で終わる作業だし、だからこそここまで定着してしまったんだろうけど、

例えばレストランで「数秒のことなので使った食器自分で下げましょう」が義務化されたらやっぱりおかしいと思うんだよね。例えが変かな。変だったらごめん。

別にごみ分別自体否定するつもりはないんです。

ただ素人が何も知らずにあれこれ仕分けするより、ちゃんと知識を持った人間給与をもらって仕事としてやるべきだ、と思うのですよ。

個人がやるべきはあくまで「業者さんがちょっと楽できるようにね」くらいのマナーであって、マナー義務化してはいけないと思う。これは分別以外にも言えるかな。

いやまぁそんな真面目な話ではなくて、

違反ごみは持っていかなかったりとか、袋開けて違反者特定したりとか、もう本末転倒なんじゃないのか。「きれいな街に」っていうんだったら、さっさと処理してくれよ!捨てるものを捨てさせてくれないなんて、うちをごみ屋敷にするつもりか!!って言いたかっただけなんです、はい

こっからさらに別の話、超個人的ワガママになるけど、正直「◯◯ごみの日」というシステムもいらん。

今日発生したごみを2〜3日、あるいは一週間家に置いておくのがやだなぁって思う。

現実的ではあるけれど、

好きな時に好きなものを捨てて→回収→業者分別処分っていうのが理想なんだけど、どうだろう。

2015-05-03

http://anond.hatelabo.jp/20150503081657

だーかーら、鉄道模型の話は

「狭い家を鉄道模型が占拠していて奥さんが何年間も片付けるよう頼んでいたのに無視され続けて奥さんブチキレ」案件だっつーの

そうなる前に事前に片付けろって話だ

お前どうせ子供時代カーチャンに部屋片付けられて逆切れとかしてたんだろ

無人島で一人で所有して一人で住んでいる家ってなら別だが

そうでないならごみ屋敷は周囲の迷惑なんだよ、最初迷惑掛けたのは自分の癖に相手がキレたからって逆切れすんなよ

2015-03-06

http://oimoimomomo.sakura.ne.jp

 ねねは、清正の主たる秀吉の、糟糠の妻だ。

 清正がまだ虎之介と呼ばれた幼い頃から、正則と共に実の子のように可愛がってくれた、所謂母のような存在だった。

 ねねの存在があったからこそ、今この肥後25万石を納める加藤清正があると断言して良い。清正や正則と言った子飼いの将が、他の古参の将兵を差し置いて高禄を食める身分になれたのは、一重にねねによる推挙があったからだ。

 だからこそ清正は、大坂城登城する機会があればねね――いや、北政所となった彼女のご機嫌伺いを欠かさなかった。

 この度の出仕もそうだったはずだ。

 しかし、実はいつもといささか様子が違った。

「清正、今日あなたに紹介したい人がいるのよ」

 簡単な挨拶を済ませた(と言っても、ねね自身が堅苦しい挨拶を好まないので、形式だけのものでさえなかったが)すぐ後に、ねねが言った。

 一体なんだと訝る清正だが、それを面には出さずにただ頷くいた。

 ねねが名を呼ぶ。

 はい、と返事があって、軽い衣擦れの音が耳に入った。「……清正」

 聞いたことのない声が、清正の名を呼ぶ。しかも呼び付けで。

 何事だ、と眉をしかめて声の方向を無遠慮に見た清正は、ますます仏頂面になった。

 現れたのは、年若い娘だった。全くもって見覚えもなければ、呼び捨てにされる筋合いもない。

 とっさにねねの方に視線をやったが、彼女はただにこにこと笑っているだけで何の説明もなされない。

 そうこうしているうちに、娘が清正に駆け寄ってきた。

「清正!?え、本物…」

「おねね様」

 娘の手が清正の身体に触れようとした瞬間、耐えかねて清正は声を上げた。

 清正の拒絶する態度がわかったのか、そう言った瞬間娘は手を引っ込めてぴたりと止まる。

「…あの、説明していただけますか」

 少し不機嫌そうに清正が言うと、ねねはやや困ったような顔をした。ついで苦笑を浮かべて、おいで、と娘に向かって手を差し伸べる。

 すると娘は何の疑問もなくねねの隣に座った。ねねの隣…つまり上座だ。

 いよいよもって清正は訳が分からなくなる。

 恐らくこの天下で二番目に権力を持っているのは彼女関白秀吉の正室、北政所だ。

 余談ながら、秀吉が小身だった頃から夫をよく助けていた彼女に、秀吉は頭が上がらない。また、ねねは豊臣政権の内政や人事も把握し、秀吉によく助言している。秀吉の目に見えないところをねねがカバーしているような格好で、彼女によって取りたてられた者も少なくない。

 雌鳥歌えば家滅ぶという故事もあるが、ねねはそんなものは知らぬとばかりに、秀吉を、国政を支えたのだ。

 ともあれ。

 そんな女性の隣に、図々しくも座れるようなこの小娘とは一体何だ。清正の疑念ますます膨れ、とどまることを知らない。

 さまざまな想像をする清正に、ねねが弾けるように笑い声を上げた。

「やだよ、清正。そんなに怖い顔をしちゃ」

「いえ、…そのようなことは」

「ごめんね、何も説明しないで。紹介したかったっていうのは、この娘のこと。夢子っていうのよ」

 その夢子が一体何なのだと、清正は喉元まででかかった言葉を飲み込んだ。

 無意識視線を動かすと、娘が清正を凝視しているのが目に入る。

 居心地の悪さを覚えて目を逸らすと、清正はねねの次の言葉を待った。

 若干いらいらとする清正に、ねねはどこまでもマイペースかつ笑みすら浮かべて楽しげだ。

「実はね、清正。もの相談なんだけど――」

 紡ぎだされたねねの言葉に、清正は絶句した。

 *** ** ***

 意味が分からない。

 というのが清正の正直な本音だった。納得出来ない。出来るわけがない。

 何故こうなった、と清正は頭を抱え込みながら――隣を歩く娘をちらりと盗み見た。何も考えてなさそうに、少し楽しげに、弾むようにして歩くこの娘。

 着物が変だ。丈が短すぎる。しかし、貧しいから丈を詰めていると言う風でもない。汚れてもいないし擦り切れてもいないし、何より露出した肌には貧困を表すものが何一つとしてなかった。思えば、南蛮人着物の形に近いものがある。

 夢子、というこの娘。

 ねねによると、突如として光の中から現れたという。そこからしてまず、信じることが出来ない。しかし、ねねは清正の大恩人。ここは素直に信じることにした。

 しかし、百歩譲ってこの娘が光の中から現れたとしよう。問題はその次だ。

 この娘が、今から4、500年先の世界からやってきたということ。

 ねねは信じたらしいが、清正には無理だ。第一、4、500年の未来がどうなっているか想像もつかない。

 秀吉やねねは、その人柄と広すぎる懐ゆえか、この怪しすぎる娘を稀なる客人としてもてなしているらしいが、清正には無理だ。

 なのに現状、清正はねねからこの娘を押し付けられてしまった。いや、“押し付けられた”というのは表現が悪い。ねねは無理にとは言わなかった。『出来れば』という表現をした。そして、他ならぬねねの頼みだから断れなかったのは、清正だ。今更この決定を覆していては男が廃るどころか、大恩をあだで返すことにもなりかねない。

 とは言っても、薄気味悪いとは思った。

 なんの変哲もない娘であるが、口を開けばおかしなことしか言わない。

 清正とこの娘が来世では恋人である、とか

 娘は初めから、清正のことを知っていた。

 ねねや秀吉との会話から発展していったらしい。どのような詳細があったかは知らないが、ともかく、娘が“会ってみたい”と言ったそうだ。

 そして今日に至った。

 ねねの言い分としては、『故郷をとても懐かしんでいるから、かりそめとは言え、知った人間の元で過ごすのが一番だろう』とのこと。暗に、その恋人とやらの役をしろと命ぜられているかのようだ。

 何より、本人の希望が強かったらしい。

 今はおとなしいが、先ほどまではうるさいくらいだった。

 清正、清正、と全く見知らぬ人間(それも小娘)から呼び捨てにされるのは、少々我慢がならない。

 しかし、ねねの頼みを断ることは出来ないし、粗略に扱うことも出来ない。お願いよ、なんて手を合わせて頼まれたら断るなんてとんでもない。

 (まったく、人がいい)

 と思わないでもないが、そんなねねが好きだからと思えばそれ以上は何も言えない清正だった。

 ともあれ、“客人の接待”と思えば良い。

 屋敷に戻れば、部屋を確保し、家臣侍女に説明をしなければならないのだが、なんと言ったものか。

 色々と考えをめぐらして、改めて面倒なことになったと思いながら清正は屋敷を目指したのだった。

 ともあれ清正の行動は早く、“北政所から客人をお預かりした。丁重に扱うように”とし、あとは黙殺していようと考えた。

 ねねは、可能ならそばに置いてあげて欲しいと言ったが、機嫌を取れとは言っていない。

 清正には他にも仕事があるし、この娘にばかり構ってはいられないのだ。

 そうやって放置して、半月まりが過ぎたときだった。

 自室にて政務を執る清正は、こっそりと忍び寄ってくる気配を察知した。

 普通なら何者だと人を呼ばうところだが、こんな白昼堂々、しかも気配だだ漏れでやってくる諜者がいるものか。何より、戦時でもないというのに。

 何だ、と思っていると障子戸の向こうから声がかけられた。

 一応返事をすると、控えめに開けられる。暫くぶりに顔を見た、あの娘だった。

 文机に向かう清正を一瞥すると、どこか忍ぶようにして部屋に入ってくる。

政務中だ」

 一言断ると、分かっていると娘はしゃあしゃあと言った。だったら早く出て行けと心の中で思った清正だ。

 娘はそんな清正など構いもせず、部屋の隅にちょこんと腰掛けると、どこから取り出したのか本を膝の上に置いて読む体勢を作った。

邪魔しない、静かにしてるから。いいでしょ?」

「…勝手しろ

 出て行く気配がないところを見ると、清正は嘆息をついてそう答えた。

 初めは娘の視線が清正に寄せられていたが、暫くするとそれもなくなる。

 しかし時折思い出したように娘の瞳が清正を見つめ、逸らされる。

 当然のように会話はなく、わずかな物音さえ許さないそこは沈黙に包まれた。

 それは、次の日も、その次の日も、その次の日もずっと続いた。

 こっそりとやって来ては声をかけ、部屋の隅で本を読む。

 読み終わっても出て行かず、ぼうっとしているか清正の後姿を眺めている。

 そんな日が、続いた。

 (何だ?)

 と清正は訝ったが、その疑問をぶつけるわけでもない。

 別に何かの邪魔になるわけでもなし、放っておくことにした。

 一度など、あまりにも静かで動く気配さえないので振り返ってみると、娘は打掛を布団代わりに部屋の隅で丸まって眠っていた。

 清正は呆れる思いだったが、これを機にと思って気配を忍ばせて近寄ってみた。観察ばかりされているので、観察し返してやろうと。

 よほど寝入っているのか気配に疎いのか、清正が近づいただけでは起きる様子も見せない。

 畳の上に、短い(当代比)髪が散らばっている。

 肌は白く、身体には傷ひとつなく、教養はないくせに読み書きは出来る。行儀作法は全くできていない(どころか常識にも乏しい)が、やはり下層民ということはないらしい。

 小さい顔だと、清正は己の掌と比べて思った。清正のそれで顔面が覆えるのではないかと、興味本位でそろそろと手を伸ばした時。

 折悪しくも娘が目を覚ました。

 慌てて清正が手を引っ込めると、娘はゆっくりと身体を起こして何をしているのかと尋ねる。

 狼狽した清正が正直に答えると、一瞬娘は目を丸くし、ついで笑った。

「同じことしてる」

 誰と、と問えば清正、と娘は答えた。清正が変な顔をして困惑を示すと、娘は手を振って違うと言った。

「私の恋人。来世のあなた?かな」

 それを境に、清正と娘は少しずつ会話をするようになった。

 といっても、大体にして娘がしゃべり清正が相槌を打つという格好。内容も大したことはない世間話から、二人の共通の人物である秀吉やねねのこと。この話題になると、清正も少しばかり言葉を話した。

 だが、一番多いのは“清正”のことだ。――娘の恋人であるという、清正のこと。これは、半ば娘の独り言のようにして語られることが多い。

 回想するように、懐かしむように。

 そして、いとおしそうに。

「……清正、今何してるのかなぁ」

 最後はいつもそれで締めくくられる。

 初めは興味なさそうに聞いていた清正であったが、次第にどんな人間なのか気になりだしてきた。娘の言うことには、清正と同姓同名で背格好人相もそっくり、声まで似ていて性格も類似しているとか。

 そして何より、娘が“清正”を愛していると言う。

 単純に、どんな男なのか気になった。

 しかしある日から、娘が清正の居室に来なくなった。

 最初は放っておいたが、こない日が三日、四日と続くと何かあったのだろうか思うようになった。

 七日連続でそれが続いたとき、とうとう清正は立ち上がった。

 それとなく家臣の者に聞いてみると、屋敷の外に出ているとのこと。供もつけずに。

 放っておこうかとも思ったが、よくよく考えてみると、あの娘は北政所から預かった客人だ。白昼、秀吉のお膝元である大坂武家屋敷で、妙な物がいるわけはないが、万が一ということがある。何より

あんな調子で他の者に話しかけていては、それが事情を知らぬ人間だったら命がいくつあっても足りない。清正は慣れたが。

 考えあぐねた末、清正は娘の部屋を訪れることにした。事情を聞いて、必要があれば供をつけさせるよう、釘をさすつもりだった。

「供もつけずに、屋敷を抜けているらしいな」

 突然の清正の来訪に、娘は驚いたようだったが、開口一番の清正の言葉もっと驚いたようだ。

 しかし驚いたのも一瞬で、はて、と言うように首をかしげてみせた。

「お供ってつけなきゃダメなの?」

 この調子だ。

 清正がため息を吐くと娘は、何よ、と戸惑ったような顔をする。

「だめも何も、普通身分の高い女性は供回りをつけずに出歩いたりしないもんだ」

「でも、私別に身分が高いわけじゃないし」

「それでも、北政所から預かった客人だろうが。お前に何かあっちゃ困るんだ」

 どこまでも暢気そのものといった娘に呆れながら清正が言うが、彼女はまるで聞いてはいない。

 嬉しそうな顔で、

「清正、私のこと心配してくれたの?」

 などと言い出す始末だ。呆れ果てたヤツだ。

 そんな言葉黙殺して、清正は話を先に進めた。

「とにかく、今度から外へ出るときは供をつけろ。世話役侍女がいるだろ」

あやのさんとお絹さん?」

「お前が勝手にふらふら出歩いて、怠慢だと叱責されるのはその二人だからな」

「え?!そんな、怒らないでね!私が勝手に…」

「これからはそうするな言ってるんだ。大体、何しに行ってんだ」

 清正の問いに、娘は、どこかもじもじしてはっきりと答えない。

 答えたくないのなら、と踵を返そうとした清正の裾を捕まえて、娘が、犬!と答えた。

「…散歩してたら、子犬が捨てられてたの。かわいそうだから、餌やりに行ってただけ」

 別に怪しいことしてないよ、と娘は付け加えたが最初から疑ってはいない。

 そうすると、確かに家臣の言葉と一致する。屋敷を出る前に厨によって、弁当を作ってもらっているというから尚更だ。


 俺も焼きが回ったかな、なんて清正は歩きながら考えた。

 供回りはなし、私的な用事で家臣を連れまわすことは出来ない。ごく軽装に身を包んだ清正は(といって、普段から質素であるが)、娘と二人で通りを歩いている。

 どんどんと入り組んだ道に入って行き、しまいには神社のようなところについた。

 こんなところもあったのか、としげしげと周囲を見渡す清正の視界の中で、娘が境内に走っていく。

 清正が娘の後を追うと、太い木の根元に、布に包まれ子犬がいた。生後三月といったくらいか、すでに顔つきは成犬のそれに近づいている。

 娘はそれを撫で、声をかけた。すると子犬の方も懐いているのか、かがんだ娘に飛びつきじゃれ付いた。

 子犬と戯れる姿は、無邪気そのものだ。そしてその笑顔は、今まで見たこともないほど輝いている。本来はこのように笑うのだろうかと清正は思った。

 むっつりと考え込む清正の名を、娘が呼ぶ。

「ねえ、清正も触ってよ。もう、可愛いんだよ、人懐っこくて」

 懐いているのは餌をもらったからだろうと思ったが、清正がアクションを起こすより先に、子犬の方から清正の足元にじゃれ付いてきた。

 今まで特別犬猫に何か思ったことはなかったが、懐かれて悪い気はしない。

 清正が屈んで手をかざすと、子犬は喜んでそれを舐める

「ほら、可愛いでしょ!名前はね、黒いからクロ」

「…まんまだな」

「いいでしょ、別に

 つっこみを入れた清正に、娘は少しばかり頬を膨らませて抗議した。

 暫く無言で犬を眺めていた清正だが、立ち上がって帰るかと娘を促す。

 一瞬、娘がなんとも言えないような瞳で清正を見たが、何も言わなかった。最後にクロをひとつ撫でて、また来るねと呟く。

 清正は腰に手を当てて、そんな様子を見ている。

 名残惜しそうにする娘に、やれやれ嘆息を吐いてから

「飼うんじゃねえのか?」

 と一言尋ねた。

 すると、弾かれたように娘が顔を上げ、清正を凝視する。

 清正がそれ以上何も言わないところを見ると、娘はありがとうと叫んだ。

「クロ、今日は一緒に帰れるんだよ!」

 娘の言葉に、クロは分かっているのかいないのか、一声鳴いた。

 *** ** ***

 ふと、通りがかった清正の目に、縁側に座り込んだ娘の姿が入ってきた。

 わざと足音を立てて近付くが、娘がそれに気づいた様子はない。相変わらず気配に疎いヤツだと清正は思う。

 娘は、縁の下に座っているクロを撫でながらぼんやりと空を見上げている。

 その視線の先、見事な満月があった。

 ――月からやって来たナントヤラ、というわけでもあるまい。

 しかしその横顔には、そこはかとない哀愁があって、望郷の念に駆られているのは明白だ。

 清正はそんなことを思って、羽織を娘の頭からかぶせるように掛けた。

 それでようやく、娘は清正に気づき、こちらを向いた。

「こんなところでぼんやりしてると、風邪引くぞ」

 清正が声を掛けると、娘は羽織を肩から掛けなおしてありがとうと呟いた。

 そして清正を見上げて、微笑む。

「優しいね

「…別に。おねね様から託された客人に何かあったら事だからな」

 嘘は言っていない。清正がむっつりとして言うと、娘は肩をゆらしてクスクスと笑った。

 そんな笑顔にほっとした己に気づいた清正は、誰から指摘されたわけでも、ましてやその安堵を悟られたわけでもないのに、

 (別に

 と心中言い訳をしている。一体誰のための弁明か。

 そんな狼狽を誤魔化すようにして、清正はどうしたんだ、と言葉を紡ぐ。

「月なんか眺めて。ゲンダイ、とやらが恋しくなったのか」

 紛らわすために適当に吐いた言葉であったが、娘は頷いた。

「分かる?さすがは清正、一心同体ね」

 なんでそうなるんだ、と清正は呆れたように口を閉じた。

 一瞬でも心配した自分が損だ。

 むすっとした清正に構わず、娘は言葉を続けた。

「あのね、考えたことがあるのよ。聞いて。…今、目の前に居る清正と、…あなたのことね。あなたと、私の恋人の清正は、やっぱり違うなって」

「当たり前だ。俺は俺以外の何者にもなった覚えはない」

「それは、そうだけどさあ」

 彼女曰く、清正は“来世の恋人”らしい。

 そして彼女の住まうニジュウイッセイキとやらには、清正とそっくりの“清正”が居て。…なんて途方もない話。

「でも、やっぱり似てる」

「…前にも聞いた」

「しゃべり方もね、むっつりした顔もね、全部全部。ご先祖様かな?それとも前世の姿かしら。不思議だわぁ…」

「俺は、俺だ」

 伸ばされた手が、清正の手に触れた。

 控え目な手つきは、清正の手の重さを測るように軽く持ち上げたあとさっと撤退していった。

「やっぱり、ここは戦国時代なのかぁ…。そうよね、あなた戦国武将で、私のことをお世話してくれたおねね様っていうのも、…北政所様ってやつみたいだし」

「だから最初からそう言ってるだろ」

「そうね。あなたは、清正!っていうよりもはや清正様って感じだもの呼び捨てなんて恐れ多いわ」

 と言うものの、娘は清正を呼びつけにする。

 当初それに抵抗があったものの、慣れとは恐ろしいものだ。今の調子で娘が“清正様”なんて言おうものなら、かゆくて仕方がないだろう。

 娘の話は続く。

「私の“清正”は、なんかちょっと尻に敷かれてる感じはあるし、似ててもやっぱり別人ね」

 どこか苦笑気味に娘が言う。

 清正はどこか違和感を覚えた。清正を呼ぶときのそれと、彼女の。。。清正を呼ぶ声音はまるで違うのだ。

 心なしか、清正の顔から表情が消えた。

「…お前の清正とやらは、よほど腑抜けらしいな」

 違和感をかき消すようにそう呟くと、娘がくわっと睨みつけてきた。

「そんなこと言わないでよ!別に腑抜けじゃない」

「女の尻に敷かれる男なんて、腑抜けだろ」

「そんなことない!っていうか、秀吉さまだっておねね様の尻に敷かれてるでしょ」

「愚弄する気か?!」

「愚弄じゃないもん、本人が言ってたの!“わしゃあねねには頭が上がらんでの~”って」

「……」

 想像するだにかたくない。それゆえ、清正は反論言葉を失った。

 黙りこんだ清正に、娘はすこしばかり申し訳なさそうにした。

「まあ、気分を害したのなら謝るけど。…でも、“清正”を他の人からそんな風に言われるのは、いやだなって」

「悪かったな」

「いいよ。そりゃあ、大名あなたから見たら取るに足らないかも知れないけど、それでも“清正”はい旦那様なんだからね。恋愛面ではちょっとヘタレだけど、それ以外だったら男らしいし、指圧うまいし、ノート超きれいに取るんだから!」

「そーかよ」

「そうよ」

 少しばかり意味の分からない言葉もあったが、清正は適当に流した。

 しかしそんな清正に構わず、娘は大いに胸を張る。自分のことのように誇らしげだ。

「まあ、オカルトちょっと苦手でちょっと照れ屋だけど、料理は出来るし、朝も起こしてくれるし、本当に結婚したいくらい最高なのよ。清正の作るモヤシ炒め、食べたいなぁ…」

「清正は、俺だ」

「そーだけど、でもあなた料理できないでしょ」

料理なんて女の仕事だろ」

ジェンダー!“清正”はそんなこと言わないもん。むしろ『お前料理、味薄すぎるんだよ。俺が作る』とか言ってくれるんだから。最高よねえ、ホント

「だから、俺が清正だ!」

 鼓膜をびびりと揺るがすような清正の声に、娘はびくりと肩を揺する。娘どころか、縁の下のクロまでもピンと耳や尻尾を立てて驚いている。

 覚えず大声を出してしまった清正は、彼女の反応でわれに返った。口をつぐみ、たまらず目を逸らした。

「…悪い」

「いや、大丈夫

 (何を馬鹿なことを)

 清正の心中、後悔の大嵐だ。こんな詮無いことで怒鳴っても仕様がないというのに。

 大体何を苛立っているのだと自問しかけて、清正ははっとした。

 一方で娘は、清正の胸中など少しも知らず悩ましげなため息を吐き、帰りたい、とこぼしながらクロを撫でている。

「お前とのお別れはさびしいけどね。きっと清正が責任持って育ててくれるから安心しな。…清正は、何してるんだろうか」

 清正は、その瞬間意識がとんだように錯覚した。

 無意識に繰り出した手が、娘の手を掴んでいる。驚いて清正を振り返る彼女の肩を、もう一方の手ががっちりと掴んで離さない。

 目を丸くした娘が何事か言葉を紡ぐより先に、清正が言った。

「俺は、ここに居る」

 清正の正面の丸い瞳の中に、清正の姿が映りこんでいる。そして、恐らく清正のそれにも彼女の姿が。

 言葉も出せずに固まっていた娘であるが、子犬が膝にもっとと言うようにじゃれ付いてきた拍子に、金縛りが解けたようだ。

 少し恥ずかしそうに目を逸らしてから、苦笑し、娘はかぶりを振った。

「…参ったな。少しドキッとしちゃった」

「清正は、俺だ。俺が清正だ。。。。。」

「でも、…私は、“清正”じゃないとダメだ。だってね、私の好きな清正は、あなたみたいにびしっと決められない。でも、そういう清正が、私は好きだから

夢子、」

 恐らく初めて、名前を呼んだ清正に娘が目を見開いた。

「…名前、知ってたんだ」

 当然だと、清正が答えようとしたまさにその瞬間。

 すっと娘の身体の輪郭がぼやけた。ぎょっとする清正の前で、娘の身体は色を失い、後ろの風景が透けて見えるまでになった。

「あ、来た。タイムリミットだ」

「どういうことだ…?」

「帰れるみたい。清正“様”、これまでお世話になりました。豊臣ご夫妻にもよろしくお伝えくださいませ。…クロ、元気でね」

 もう随分と薄くなった身体で娘はクロの身体に触れる。感触がないのか、クロは不思議そうな顔をするだけで。

 羽織が、ばさりと音を立てて廊下に落ちた。

 清正は思わず捕まえようとして手を伸ばしたが、透き通るだけで掴むことは出来ない。

ありがとう。清正の所に、帰るね」

 その言葉最後に、清正の前から人一人が消えた。「…っオイ!」

 蛍がいっせいに飛び立ったような光の残像だけを残して。

 どこか呆然として、清正は廊下に落ちた己の羽織を拾った。確かに暖かい。――体温はほのかに残っていると言うのに。

 何もなくなった虚空を見つめていると、縁の下からクロが顔を覗かせて鼻を鳴らす。主の不在を嘆いているようにも見えた。

 無意識に手を伸ばしてそんな子犬の頭をなでると、清正はぽつねんと言葉をこぼした。

「…清正って誰だよ…」








 ~fin

2014-10-20

[]10月20日

○朝食:卵掛け納豆ご飯

○昼食:焼きそば(具は色々)

○夕食:なし

調子

納豆うまい

テラバトル

iOSなどでプレイできるパズルRPG

10-1までクリア

ジョブチェンジアイテムを稼ごうと思ったんだけど、ドロップ率が低く中々でない。

これはハンティングゾーンで狩れってことなのかな?

ちょうどハンティングゾーン2も解放できたし、明日からはそっちに通おうかなあ。

ロストオデッセイ

Xbox360RPG

テラバトルが面白いので、積んでたこのゲームもやりおヒゲ成分を接種することにする。

ちょっと大分間が開いてしまったので、最初から

戦場を生き残り国に帰ってくるも、評議会召還されるカイム

そして評議会会議ムービー

ウーラ軍、カント軍に加え、ゴッツァという国もあるらしい。

そしてグランドスタッフという謎の魔動力による建物があるらしい、

さらにその管轄はガンガルというおっさんにあるらしい。

らしい、らしいとばかり書いたが、この時点では固有名詞がわからないので、よくわからん

主人公評議会に出て、ガンガラとカイムが繋がっていることが判明。

でもこれは、ガンガラのはったり臭くもあるなあ、謎い

グランドスタッフへの派遣を命じられました。

というところで、色々あって宿屋で休むとサウンドノベルパートが始まりました。

「千年の夢」ハンナの旅立ち。

ベタな感動エピソードだけど、短いなりに言葉が選ばれてて面白い

さて、ガンガラの屋敷に呼ばれたところで、街を色々探索。

前王ジーハの暗殺疑惑やガンガラの強さなど色々な伏線情報が耳に入る。

で、情報探索がてらゲットした千年の夢の感想

「千年の夢」勇者の帰還。

罪の石の話。うーむブラックだ。

不死者が助けられるというオチも含めてなんとも苦い。

「千年の夢」語り部サミィ。

戦争の語り部の話。

戦争をもり立てることの愚かさと、それに反対することの怖さの両方が書かれていて

ああ、これいいなあ。

今のところ一番好きです。

「千年の夢」囚われの心で。

囚人だったころの記憶、うーんよくわからない。

「千年の夢」母、帰る。

家族愛の話。

あー僕こういうの弱いんだよなあ。

なんかちょっとだけ泣いてしまいました。

「千年の夢」白い花。

昔の嫁の話と地震の話。

普通かなー。

「千年の夢」嘘つきの少女

悲しい嘘の話。

これも家族の話だなあ、弱いんだよなあ。

あれこれ探索した後、ガンガラの屋敷へ。

トルタ王子はガンガラを信頼しきってるようだけど、

どう考えてもガンガラさん怪しいよなあ。

どんなときもひょうひょうとしてるヤンセンは良いキャラしてるなあ、集中的に育ててあげたいな。

山小屋で休憩中、ヤンセンの回想。

どうやら不死者を殺せるような何かをガンガラから託されているらしい。

途中、ガンガラの自作自演事件による、王子との茶番が挿入。

やっぱりガンガラは悪者のようですね、よかったよかった。

「千の夢」さかのぼる民。

旅の話。

うーん、普通かなー。


でまあ色々あり、グランドスタッフに到着。

到着するも、平八みたいなキャラ軍勢に囲まれ、ヌマラ軍に捕まる事に。

ヤンセンさんの活躍もあり脱獄を開始、と言ったところで今日は終了。

うん、楽しい

ブルードラゴンは育成が楽しくて、いつの間にかストーリーものめり込んでたんだけど、

ロストオデッセイストーリーが楽しくて、いつの間にか育成にものめり込んでる感じ。

まだ始めたばかりなのでゆっくり進めて行こうと思う、ディスク四枚組だしね(笑)

2014-10-03

ラノベ以下のしょうもない人気小説10作品

なんか前書いたやつがブクマ300超えちゃったみたい。コメント読んでないんだけど、調子に乗って、ぼくがこれはラノベよりひどいなと思った有名な人気小説を紹介したいと思う。

どれも超人作品なのでぼくの感覚おかしいだけなのは十分わかってはいるのだけど、こう思うひともいるってことで。本気でラノベのほうがマシだと思っている。こういう小説を好んで読んでるくせにラノベ批判してるやつらって頭おかしいんじゃないのって思う。

というか、そもそもフォークナーナボコフ原書で読むような日本に1万人いるかもわからないガチ文学オタクのひとたちがわざわざラノベだけを指定して批判するなんてことがありうるのかってことなんだけど。世界レベルの傑作を読んでしまうと、ラノベも一般層向けの大衆文学も大差ないよねって話になるわけで、ラノベはだめで一般層向けの大衆文学はすばらしいなんて話には絶対にならないと思うんだが。

ラノベはたしかにくだらないが、一般層向けの大衆文学だって同じようにくだらない。一般向けの大衆文学擁護するくせに同じ大衆文学カテゴリーラノベ批判するのは意味がわからない。どっちも同じだよ?

でははじめます

1 湊かなえ告白

ひどすぎて絶句する。プロ小説とは思えない。こんなものが大量に売れる日本は終わってるなと思わせてくれる。ぺらっぺらで何もない。ラノベ1冊読むのに40分かかるぼくが20-30分で読み終わる程度のうすーくかるーいゆるふわ小説

>http://www.amazon.co.jp/dp/457551344X/>

愛美は死にました。しか事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人家族」と次々と変わり、次第に事件全体像が浮き彫りにされていく。

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2 重松清流星ワゴン

重松清って有名だからどんなもんじゃいと思って読んでみたが、ほんとにしょうもない。こういうくだらないの読んでなにかいもの読んだ気になっちゃうのはどうなんだろうな。まあ小中学生までかな。ラノベのほうがまし。

>http://www.amazon.co.jp/dp/406274998X/>

死んじゃってもいいかなあ、もう…。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議ワゴンに拾われた。そして―自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。やり直しは、叶えられるのか―?「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。

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3 村山由佳天使の卵

アホか! と叫んでしまう。「みずみずしい感性」ってこんなものかよ。エンタメのだめさが如実に表れている。こういうのを読んでいい話だと思っちゃうひとはあぶないのでは。『半分の月がのぼる空』でも読んだほうがまし。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4087484920/>

そのひとの横顔はあまりにも清洌で、凛としたたたずまいに満ちていた。19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代ガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、“僕”の心はもう誰にも止められない―。第6回「小説すばる新人賞受賞作品。みずみずしい感性で描かれた純愛小説として選考委員も絶賛した大型新人デビュー作。

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4 薬丸岳天使ナイフ

評価が高かったから読んでみたが、ほんとにしょうもない少年漫画か! と言いたくなる、糞みたいな人間関係ストーリー展開。主人公はさっさと死ねと思った。例外中の例外神様のメモ帳』のほうがまし。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4062761386/>

生後五ヵ月の娘の目の前で妻は殺された。だが、犯行に及んだ三人は、十三歳の少年だったため、罪に問われることはなかった。四年後、犯人の一人が殺され、檜山貴志疑惑の人となる。「殺してやりたかった。でも俺は殺していない」。裁かれなかった真実必死に向き合う男を描いた、第51回江戸川乱歩賞受賞作。

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5 J.K.ローリングハリー・ポッターと賢者の石

日本語訳がひどすぎるという話は知ってる。それにしてもひどすぎる。ファンタジー大好きなぼくでも全然内容が頭に入ってこなかった。かといって原書読もうとも思えない内容だった。要するに俺TUEEE小説。これだったら「さすおに」こと『魔法科高校の劣等生』読んだほうがよい。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4915512371/>

ハリー・ポッター孤児。意地悪な従兄にいじめられながら11歳の誕生日を迎えようとしたときホグワーツ魔法学校から入学許可証が届き、自分魔法使いだと知る。キングズクロス駅、9と3/4番線から紅色汽車に乗り、ハリーは未知の世界へ。親友のロン、ハーマイオニーに助けられ、ハリーの両親を殺した邪悪魔法使いヴォルデモートとの運命の対決までの、息を飲む展開。9歳から108歳までのファンタジー

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6 カーレド・ホッセイニ君のためなら千回でも

ハヤカワepi文庫積極的に集めているのだけど、そのなかでもしょうもなかった作品がこれ。まずタイトルがアホ。原題はこんなんじゃないのだが、日本人向けあほタイトルにしたらしい。もうね、日本人はなめられてるよ。内容はほんとにくだらない。アホかって千回叫んでしまう。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4151200436/>

君のためなら千回でも!」召使いの息子ハッサンはわたしにこう叫び、落ちてゆく凧を追った。同じ乳母の乳を飲み、一緒に育ったハッサン。知恵と勇気にあふれ、頼りになる最良の友。しかし十二歳の冬の凧合戦の日、臆病者のわたしはハッサン裏切り、友の人生破壊した。取り返しのつかない仕打ちだった。だが二十六年を経て、一本の電話がわたしを償いの旅へと導く―全世界八〇〇万人が涙した、衝撃のデビュー長篇。

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7 ジャック・ケッチャム『隣の家の少女

やたらとネットで絶賛されてるので読んでみたが、ほんとにしょうもなかった。構成は下手だし、描写もなんだかなあ。もっとヘビーでまともな文学はいくらでもあるよ。ケッチャムは有名になりすぎちゃったね。一部のカルト的人気でおさまっていればよかったのに。萌えラノベのほうがましなのは言うまでもない。

>http://www.amazon.co.jp/dp/459402534X/>

1958年の夏。当時、12歳のわたし(デイヴィッド)は、隣の家に引っ越して来た美しい少女メグと出会い、一瞬にして、心を奪われる。メグと妹のスーザンは両親を交通事故で亡くし、隣のルースチャンドラーに引き取られて来たのだった。隣家の少女に心躍らせるわたしはある日、ルース姉妹折檻している場面に出会いショックを受けるが、ただ傍観しているだけだった。ルース虐待は日に日にひどくなり、やがてメグは地下室に監禁されさら残酷暴行を―。キングが絶賛する伝説の名作。

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8 トニ・モリスン『ビラヴド』

言わずと知れたノーベル賞作家なのだが、まあつまらないものはつまらない。でも海外サイトおすすめ文学みたいなリストにはよく入ってる。ちょっとよくわからない。これだったらフォークナー読んでたほうがずっといい。モリスンは調子に乗りすぎ。ラノベのほうが読みやすいしおもしろい。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4151200576/>

奴隷のセサとその娘は幽霊屋敷暮らしていた。長年怒れる霊に蹂躙されてきたが、セサはそれが彼女の死んだ赤ん坊復讐と信じ耐え続けた。やがて、旧知の仲間が幽霊を追い払い、屋敷平穏が訪れるかに思えた。しかし、謎の若い女「ビラヴド」の到来が、再び母娘を狂気の日々に追い込む。死んだ赤ん坊の墓碑銘と同じ名のこの女は、一体何者なのか?ノーベル賞受賞の契機となった著者の代表作。ピュリッツァー賞受賞。

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9 カズオ・イシグロわたしを離さないで

しょうもなさすぎる。イシグロはブッカー賞作家なのだが、ブッカー賞作家でいえばクッツェーの足元にも及ばないと思う。ぼくは世界的な作家ではモリスンとイシグロが大嫌い。ラノベ読んでたほうがまし。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4151200517/>

優秀な介護キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設ヘールシャム親友トミールース提供者だった。キャシー施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度…。彼女の回想はヘールシャム残酷真実を明かしていく―全読書人の魂を揺さぶる、ブッカー賞作家の新たなる代表作。

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10 志賀直哉暗夜行路

純文学だが、とにかくつまらない。これ以上つまらない小説存在しないのではないかというくらいにつまらない。文体うつくしいというが、個人的にはそこまでいうほどかなと思う。なんか置きにいってキレイに整えているだけで、文章おもしろさを感じないんだよな。純文学にもラノベ以下のがあったんですねえ。

>http://www.amazon.co.jp/dp/4101030073/>

祖父と母との過失の結果、この世に生を享けた謙作は、母の死後、突然目の前にあらわれた祖父に引きとられて成長する。鬱々とした心をもてあまして日を過す謙作は、京都の娘直子を恋し、やがて結婚するが、直子は謙作の留守中にいとこと過ちを犯す。苛酷な運命に直面し、時には自暴自棄に押し流されそうになりながらも、強い意志力で幸福をとらえようとする謙作の姿を描く。

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と、いろいろ中身のない愚痴を言ってみたけど、これらはどれも超人小説なのであり、世間評価されてるわけで、グダグダ言ってるぼくがおかしいのは間違いない。つまり、逆に言えば、自分が平均的な人間だと思うなら、ここで挙げた小説を読んでみたら楽しめるかもしれないってことだ(『ビラヴド』『暗夜行路』以外は)。ただ、ぼくみたいな人間も一部にはいるというのはたしかなことで、そういう人間にとっては、これらの人気小説よりもラノベのほうが価値がある。ちなみにぼくはべつにラノベばっかり読んでる人間というわけではない。

ラノベ擁護したいのは、一般層向けのくだらない大衆文学しか読まないような人間ラノベ馬鹿にしていたからだ(前も書いたのだけど、かれらはカントヴェーバーアドルノなど文学部で絶対に読むような本すら読んでない。そんな無教養人間が多い)。きみの読んでる小説ラノベと大差ないのだがねといいたいのだけど、いちいち突っ込みいれてたらなんかけんかになるしいえない。というわけでここで書いたわけ。

いや、ほんとにラノベとその辺の大衆文学に差はないよ。基本的にどっちもくだらないのが多い。そしてラノベにも見るべきものはあるってこと。そんなシンプルな話なんだが、なんで議論になるのか。ひとによってはぼくみたいに、ラノベノーベル賞作家作品ですらあるわけ。ラノベからくだらないってのはおかしな話だわな。

ラノベを見下したいやつらってなんなんだろうね。上でも書いたけど、文学オタクラノベを見下すってほとんどありえないことだよ。だってまず最初から相手にしてないんだからラノベを見下しているのは大衆文学のファンなんだよね。ラノベ大衆文学の一部なのに。読み捨てのエンタメ同士仲良くしろよって思う。

 

 

言っておくけど、べつに釣りではないよ。いつも思ってることを書いてみただけ。

2014-08-26

江戸時代(笑)からくり人形とかもそうだし、それこそ忍者屋敷(笑)とかもそうだろうし

手裏剣歌舞伎 浮世絵 etc

日本人イノベーションは昔から すごかった。 ゼロ戦とかな。日本刀とか。SUSHIとか。

 

イノベーション観点で)ダメだったのはバブル期であって、日本時代じゃない。

2014-08-08

池袋西口通信 2014年8月8日

本来ツイッターで書く程度の軽い呟きなんだが、ツイッターだと池袋に住んでることがバレちゃうから増田で。

脱法ドラッグ事件治安の悪さが露呈した池袋西口の話を、今後テキトー増田でつぶやいていく。

最近注目している店:「ペンギンのいるBar」「火星カレー

・大桃豆腐が、恒例の豆腐祭りの準備している。

 豆腐は美味しいのだが、店頭に「集団自衛権・・・」と書かれた黒板とか、週刊金曜日とか置いてあると、さすがに引いてしまう。

・先日、祭り小池百合子が来ていたなあ。

・昔からこのエリアは「コンビニの8割はファミリーマート」というエリアで、セブンイレブンすら滅多にお目にかかれないエリアだったのだが、

 最近ファミリーマートが減って、じわじわセブンイレブンが増えてきた気がする

・みらい館大明の図書コーナーはおススメ。

 普通図書館だと定年退職した暇な老人とか、場合によってはホームレスとか、あと学生とかで席がいっぱいになるが、

 みらい館大命の図書コーナーは、そもそも近所の人でも知名度低いからガラガラゆっくり寝ころべる(カーペット敷き)

 たぶん豊島区民以外でも使えるはずだから池袋での休憩所として、他の人も利用してみては?

今立大学行って来たら、大学の隣にさっそくラーメン屋オープンしてた。

 「ホルモン味のつけ麺」らしい。

 さすがラーメン激戦区

・その隣に、就活生のたまり場として、「ほけんの窓口」ならぬ「しごとの窓口」なんてのがオープンしてたなあ。

立教大学は、部外者でも立ち入りOKなので、よく散歩に入らせてもらってます

 子供が小さかった時は特に

・ハタスポーツプラザの跡地利用がなかなか決まらない・・・

池袋西口再開発三菱地所がやってくる、という噂

・このエリア路地散策していると、案外「井戸」が見つかるのが楽しい

 そして、路地には大体ネコがいる。

・東京交通短期大学とか、昭和鉄道高校とかある。ちびっ子は学園祭が楽しみ。

 (トレインシミュレーターを運転できる)

川越街道の、清掃工場からドン・キホーテまでの間、なんか雰囲気が「暗い」。

 刺青屋とか開業しているし。

 夜とか、男性自分も、通るのが少し怖い。

川越街道北側池袋本町エリアに、AKB的なご当地アイドルが拠点を構えて活動しているらしい。

平和通り商店街を少し入ったところに「池袋の森」という、知る人ぞ知る緑地がある。

 なんでも学者先生のお屋敷跡地なんだとか。

 先日池袋の森でカエルを目撃した

マコト活躍する「池袋ウェストゲートパーク」は、週末は実は2週に1回のペースで、いろんなイベントが行われるスポット

 「フラダンスフェスティバル」とか「古本まつり」とか「台湾祭り」とか。

 で、出店の屋台で買い食いするが、出店のメンツ豊島区姉妹友好都市一関市とか烏山町とか秩父市とか遊佐町とか)が多い

池袋ウェストゲートパークの隣の東京芸術劇場前で、大体日曜日大道芸人マジシャンパフォーマンスしている。

 子供を連れていくと喜ぶ。最後に「紙でできたおひねり」(=千円札以上)をリクエストされるが、払わない。

東京芸術劇場は、名物のロングエスカレーター撤去されちゃったんだな。あれ未来的で好きだったのに・・・

カーシェアタイムズ24が随所に出店しているので、自家用車を持つ必要がなくなってる。

 うちも数年前に手放した。

・9月末から10月にかけて、西口は「池袋まつり」で「おみこし」や「よさこい」で大変なことになる。

 しかし、豊島区民以外の東京人は、そういう祭り存在していること自体を知らない。

西口五叉路の北東側に聳えている高木、なにか謂れがあるのか?

 以前はこの高木、12月になるとクリスマスツリーデコレーションがなされてた。

池袋北口には、「中国語しか書かれていない駅構内広告」がある。

 北口ではよく中国人新聞を配っていて、中国共産党批判している。

・このエリア中国料理店は「東北料理」が多い気がする。(いわゆる満州

 中国残留孤児関係、という話も。

2014-08-06

http://anond.hatelabo.jp/20140806090706

からだけど

銀行に個人の財産、家屋敷まで担保に入れられて、さら保証人まで取られてたりする

のが 金融政策としておかしいのであって、それは金融庁担当

労働基準法を遵守させるよう罰則を強化させる。

のは 厚生労働省担当

 

まり ブラック企業是正すると社長が大変というクレームは 厚生労働省ではなく 担保を取り過ぎている金融庁に言わないとダメ

起業促進といっているんだから融資審査厳格化』と『担保の軽減』はセットなのでは?

 

融資審査を甘くして、担保を強化している現行の政策ブラックを呼んでいるのでは?

キックスターターなんて無担保だぜ? 投資詐欺が横行しているか融資審査を厳しくすることは重要だろうが、

厳しい審査を通ったら、担保や返済に関しては優遇されるべきなのでは?

http://anond.hatelabo.jp/20140805182833

ブラック企業にしてしまうひどい経営者がいるのは確かだが、構造的にブラック企業を作っているのは国だと思う。

経営者側に立ってみると、経営破綻の際のダメージデカ過ぎる。

銀行に個人の財産、家屋敷まで担保に入れられて、さら保証人まで取られてたりすると、絶対に潰すわけにはいかないので、コストを下げようとする努力をするのは仕方ない。

残業代を「いやぁ、うちの社員勝手にやっていることでして」と払わないでいられるなら、その方がいい。

一応禁じられてはいものの、罰則は緩い。

産休、育休、病休はもっと緩い。

制度としては、この辺りをカットするよう仕向けているに近い。

国として出来るのは、労働基準法を遵守させるよう罰則を強化させる。

残業代を払うのは当然、有給産休、育休、病休も全部与えなければならず、破ると指導、悪質なら制裁

あとは、銀行に頼らず起業できるような仕組みづくり。

これは支援金を渡すより、例えば一定規模以下なら数年間の法人税免除とか軽減とかの方がいい。

なにもしないでもらうって人が減る。

さらに、投資家から投資してもらえるような仕組みがあるといいかも。

小口から簡単に投資できると個人も入りやすくなる。これで儲けた、なんて人がメディアに出てくれば爆発的に増える。

この辺は民間でも出来るけど、国としてはこの手の投資税制優遇するとさらによい。

損失が繰り越せて、利益が出ても税金で取られるのが10%とかなら悪くない。

2014-07-11

汚部屋に戻らないための心がけ

私はかつて汚部屋、汚屋敷の住人でした。

ようやく人並みの部屋を維持できるようになって1年ほど経ちました。

部屋を綺麗にしたいけどできない、という人のお役に立てばと思って普段自分が気をつけていることを書きました。

・広い家、広い部屋に住まない

収納スペースがたくさんあったり使わない部屋が多いと、どうしても物を貯めこんでしまうし

掃除おざなり、悪ければ床に荷物が山積み、ホコリも溜まり放題になってしまう。

自分管理できるスペースが他人よりも狭いことをよく自覚して、手狭な部屋に住むほうが片付けやすい。

セールストークにのせられて今使わないものを買わない

あったら便利ですよ、ひとつ持っておくと長く使えますよ、という物は往々にして不要品でタンスの肥やしになってしまう。

どんなにお値打ち品でも、使わないなら100円で買ったとしても損!

必要な物は必要になってから買うほうがお金もスペースも節約できる。

好みのデザイン流行は変わりやすいので、昔買ったけどいざ使う時になるとイマイチ気に入らない、ということもあります

ネットで見つけたいい言葉「あったら便利は無くても平気」

引っ越しするつもりで物を選定する

引越し料金は安くないので「この荷物に大金を払って移動させる価値はあるのか?お金をかけてでも次の部屋でこれを使いたいか?」

自分に問いかけると物が捨てやすくなるし、購入時に慎重に考えられる。

同様にこの荷物を部屋に置いて、そのスペース分の家賃を毎月払う価値はあるんだろうか?と自問自答してもいいと思います

・床に物を置かない

カバンは絶対床に置かないでポールに掛ける。

脱いだ靴は揃えてすぐ下駄箱に入れる。

洗濯物も絶対ダメ。やむを得ず置く時は何時までに片付ける、と制限時間を設ける。

マット、絨毯、ラグズボラ人間には不向き。

床に落ちているものゴミだと思って、目にとまったらすぐゴミ箱に入れる。

5秒も掛からないので気付いたらその場で済ませてしまう。

これを心がければ床に何かが山積み…なんてことは無くなります

ダンボールはホコリと汚れの塊だと認識する

新品のダンボールなら汚れはついていないけれど、一旦流通に乗ったダンボールものすごく汚い。

ダンボールを触る仕事をすればわかるよ、一日で軍手が真っ黒になります。鼻をかむとティッシュが黒くなる。それくらい汚い。

から部屋には絶対に入れない方がいい。荷物は玄関で出してしまう。

たとえ新品ダンボールであっても放置していると綿埃の巣窟になるので部屋には置かない方がいい。

もしダンボールが山積みになったまま放置されているなら、きっとその中身は長く使っていない、全部いらないもの

捨ててしまいましょう。

大事ものならダンボールの中に入れっぱなしなんて絶対しないはず。

掃除を習慣づける

毎日決まった時間に、決まった手順で、必ず掃除をする。

掃除機をかける、モップをかける、だけでも十分。

面倒くさくても絶対する。しない理由を見つけないで、つべこべ言わず掃除する。

気が乗らないなら、掃除が終わったらあのケーキを食べよう!とかゲームをしよう!とか報酬を目の前にぶら下げてでもやり遂げる。

私でも出来たんだからあなたならきっとできる!

応援してます

2014-06-29

オフ会準備の阿鼻叫喚に聞き耳をたてる

 ひょっとして…オフ会ネタをお探しですか?

良かったらご案内しましょうか。いえね、私も行く気はさらさら無いんですが、連中を捕捉している途中なんですよ。

 東京元麻布仙台坂上のこの辺りは古くから屋敷町。そしてこの路地を曲がった先の……ほら、あそこ。

あそこがお探しのイタリアンレストランAVANTI』。なんとも目立たない入り口ですが連日夕方、この店のウェイティングバーは常連客が集まって賑やかになるんです・・さあ、着きました。

おや、あちらのテーブルで齊藤さんたちがオフ会準備の話で盛り上がっていますね、 ちょっと聞き耳を立ててみましょう・・

http://goo.gl/HeQSDK

 良くも悪くも、齊藤さんの資質や進め方がバレ始めたのではないでしょうか。

自分意見でがんがん引っ張るタイプではなく、周りにどんどん突っ込みを入れさせながら収束させていくタイプ、っていう。

 突っ込ませる度量と、反応を集める情報収集力と、最終決定の際のバランス感覚が持ち味だと思うので(観察2カ月での感想)、、、

齊藤さんはガチの天然さんだから突っ込みが入らないと活きない気がします。おそらくご本人も、突っ込まれることを前提に行動パターンを組んでいると思われます

 それが傍目には、「計算」のようにも見えて分かりづらいのだと思いますが、確実に天然さんだと僕は踏んでいます

by コウモリ 2014/06/27 7:15:21


 コウモリさん。理解していただけてないようなので、もっとストレートに書きます

おいらもスペースの方で似たような事を書いたのですが、 ID:sabacurryさんが仰ってるように、今までコウモリさんが仕切ってきた議論の方向性にも問題があるんじゃないかという話が出てきてるわけですよ。

コウモリさんが)やりたい事を山盛りにしすぎて、オフ会の土台の部分すらもきっちり決まっていないわけです。現状。

 コウモリさん、これでもスペースで現在方針を続行されますか?

斎藤さんだけではなく、コウモリさんも同様に問題になってるわけです。残念ですが。

by ドラちゃん 2014/06/27 8:49:22


 あまりにもヤキモキしてもう俺がしきるわーとか言いたいところなのですが、はてブ界隈での自分認知度が足りないのと、そんなに時間とれないので…。

半端に関わるとストレス溜まるだけですね。

 船頭多くして、みんなが好き勝手言う、ではなくて誰か決めるだろーって感じで何も決まらない状況になってるような気がします。

齊藤さんのアレは冗談で言ってるのか本気で言ってるのかわかりにくいので正直もう言わないで欲しいです。

by sabacurry 2014/06/27 1:34:00


 企画なのですが、LT希望が4本集まっているので、(発表10分+準備5分)*4=60で、ほぼ1時間が割かれる形です。PDGTCBもやりたいのは山々ですが、既にご指摘が出ているようにみんなで歓談する時間大事でしょうから、そちらで1時間

残り1時間で何かもう1つ企画をやる感じで行こうと思います

by 齊藤貴義 2014/06/28 6:24:12


 ええと、なんか全企画が俺の担当ってことになってないですか?

メイン発案者というか、前回の企画会議では議事進行をしていた役割だと認識しているので、ブレスト的にアイデアを出しつつも、実現性を考慮した上で皆の意見を集約することを心掛けてました。それが「仕切るなら全部やれよ」ということになってたのなら、残念です。

ただ、スペースの自己紹介でも最初に書いたように非常に多忙なため、申し訳ありませんが企画全ての運営の主担当にはなれません。

 今のままだと斎藤さんは暴走気味の広報担当しかないので、リーダーシップを取るなら取って下さい。

取らないのであれば、自分広告塔に徹して id:Rlee1984 コウモリさんに全権を委任するべきかと。

 ちなみに、前からちょっと気になってたんですが、一般的でない言葉LT,PD,GT,CB)を略字で表記するのはわかりにくいので、やめていただけると嬉しいです。

by モフモフ社長 2014/06/28 9:59:00

 いやぁ楽しいオフ会の準備のはずが、タスク押し付け合うことに必死な船頭だらけで混沌としていますねぇ・・

ここに野良増田オフパーコ要員とかメンヘル女子が投入されたら阿鼻叫喚になること必至。

 え?私? 私はもうヲチも面倒臭くなったんで、当日は自分休日エンジョイ、誰かが適当にまとめてくれるのを待ちますけどね?

タンマティーニをもう一杯!

2014-04-20

江戸時代大名だったらしい家系だけれど、

なんだかんだで家屋敷はなく、(だましとられたんだか寄付なんだか)

戦争で全部焼けちゃったらしいし、

でもなんとか大学は行かせてもらえて、(国立から安かったけど)

自分年収3000万行くかどうか程度の給料取りなんだけど、

(つまり家柄の良いきらびやかエリートしか周囲には見えてない)

税金で半分無くなっちゃうし、

子供教育費を一生懸命ためなくちゃいけないし、

ミシュランで星のある店で飯なんか食ったことはないぞ?

お前らうまいもん食ってて良いなあ。

奥さんが質素な人でほんと助かってる。

先祖?そんなもんにぶら下がってどーすんの、って怒られてる。


今の資産家たち見ていると、こいつら戦中戦後になにをやりやがったんだ?って思う。

2014-04-01

先日祖母が亡くなった

オレはもう30になるのだがどこかで自分は年をとるけれども周りの環境はずっと同じような

状態が続くんじゃないだろうかとどこか期待していた.まあ当然そんなことはなく祖母は亡くなってしまった.

うちの家は典型的嫁姑中の悪い家庭だった.

どちらが悪いというわけではなくお互い自分の居場所を守ろうとしてのことだったのだろう.

3人兄弟長男だった自分は幼いころから母と祖母の板ばさみだった.

互いから互いの愚痴を聞かされながらも幼いながらにどちらかにつくべきではないと感じていたようで

お互いの愚痴に相槌を打つだけだった.どちらの敵にもどちらの見方にもならなかった.この環境結構きつかった.

中学にもなると多少みんなも経験あると思うけれど,

思春期で祖母のやや過剰な面倒が面倒くさくなり,距離を置いてしまった.

過剰な面倒というのは特にほしくもないお菓子をくれたり,

ゲームをしているときにやたら話しかけてくるとかだったり.

母親もやや過保護気味ではあったが,仕事をしながらの子育で,

かつ末っ子は手を焼く存在だったのでその過保護っぷりなりを潜めていた.

祖母からみると母親側についたように見えたかもしれない.

嫁姑の不仲は年月を重ねるにつれて悪化し,

兄弟3人は不仲であることを認識しつつも見て見ぬふりをした.

そしてオレと同じ用に弟たちも次第に距離を置き始めた.

もう遅すぎるけれども今ではこのことをとても後悔している.

祖母にとって不幸だったのは祖父がずいぶんも前になくなっていたことだ.

オレが生まれたときにはすでになくなっていた.

オレたち孫が距離を置いてしまったせいで家庭内での祖母はやや孤立してしまった.

親父はこのことにはわれ関せずだし大学進学時点でオレが家を出て,

次に次男が,次に三男がという風に物理的な距離もだんだんと離れていった.

話が脇にそれるが祖父と祖母ははもともと自宅を事務所として小さな会社運営していた.

祖父がなくなったと同時にこの会社はたたんだらしいが,オレの生まれる前の話なので詳細はよくわからない.

わかっているのはオレの親父とその兄弟はその会社を継がなかったということ.

おそらくだけれど,親父兄弟はまだその当時学生学校を辞めてまでやりたい仕事ではなかったんじゃないかと思う.

父兄弟は全員大学に行っていたらしいし.

祖父の死と一緒に切り盛りしていた会社をたたまなければならかったことで祖母の人生は大きく道を変えざるを得なくなってしまった.

祖母はお世辞にも常識人とは言えず,かなり変わった人格の人だったがこのあたりがなにか関係があるのかもしれない.

また先日の葬儀で初めて知ったのだけれどもこのとき祖母はすでに癌を患っていたらしい.

手術はしたけれども完全に取り除けたわけではなかったらしい.このことはまったくしらなかった.

実は祖母はかなり厳しい生活をしていたんだろうと思った.今となっては周りにあたりたくなるのもわからんでもない.

息子である親父は何をしていたかというとこちらは極度の面倒くさがりやで,

決して嫁姑問題をなんとかしようとはしていなかった.

子供のころのオレは親父のこういうところが大嫌いだった.

オレが大学院を出て就職するころには祖母はボケが進んでいたらしく,

おかしな言動が目立つようになったという話を母親づてに聞いた.

祖母は昔から懸賞はがきを出すのが好きだったようなのだが,明らかに詐欺めいた手紙が届くようになっていた.

あといくら払えば宝くじ当選確立があがります!みたいな.

母親は不仲ではあったがなんだかんだでずっと祖母の面倒を見ていた.

詐欺めいたはがきのことで注意したりもしたらしいが,祖母は頑固で母親に言われることが癪だったようで

やめる気配はなかった.注意してもけんかになるだけだし

家計に重大な問題になるレベルのものでもなかったのこの件は放置したらしい.

また祖母は自分の周りをごみ屋敷のようにすることが多かった.本当にごみ屋敷

お盆とかで実家に帰ると異臭がするレベルだった.

さすがにこれには母親も耐えかね,数ヶ月に一度たまったごみ(祖母にとってはごみではないのだけれども)を半ば強制的に捨てていた.

祖母はこのことにも大いに腹を立てそのたびにけんかをしていたらしい.久しぶりに実家に帰ると毎回こういったことの愚痴を聞かされた.

こういうこともあってたまに実家に帰ってもオレは祖母と積極的コミュニケーションをとることはしなかった.

会社に入って数年すると,ボケも進行してきて両親だけでは面倒が見れなくなって,介護施設に入ってもらうことに決めた.

その当時は祖母本人も嫌がり,祖母の実家家族も文句をたれた.

施設に入れるとは何事か.人でなし.人道にはずれたことをするなと.

さすがにこれについては親父も間に入って説明し,理解を得る努力をした.

最終的に理解は得られなかったが,実家でこのまま面倒を見ることもできないので結局施設には入ってもらった.

はじめこそやや問題があったものの祖母は以外にも施設になじんだらしい.

おしゃべりが好きだったにもかかわらず実家では話し相手がおらず,寂しい思いをしていが,

話し相手ができたのがうれしかったんだろう.これを聞いたとき結構胸がいたんだ.

施設に入ってもらってから実家に帰ったとき母親に連れられて何度か施設に顔を見に行った.

以外にも施設に入ってから母親との関係は同居していたときに比べてましになっているように見えた.

祖母はぼけが進み,孫のオレたちも自分の息子である父親も判別がつかなくなっていた.

ただ,近しい誰かということだけはわかっていたらしいく,たわいもない世間話をする分には問題がなかった.

皮肉にも祖母が最後まで唯一覚えていたのは母親のことだった.

母親は誰よりも祖母の面倒を見てくれた.

昔あれだけいがみあっていたのに本当によく面倒を見てくれた.

母親介護系の仕事をしていたのでなれていたというのはあれど本当に大変だったと思う.

祖母もいつしか母親を信頼するようになり昔のようなけんかはなくなった.

しろ祖母のよい話し相手になってあげていたようだ.施設に入ってから数年間は

お互いにまあまあ穏やかな時間をすごしていたようだった.

数週間前に祖母の容態は一気に悪化した.施設の人も驚くほど急なことだった.

救急車で運ばれたときには医者から余命1週間を告げられた.

それからはヘッドの上でほとんど動くこともできず点滴をされていた.

ただ,意識はあったのなくなる1週間前に帰ってちょっと会話した.

オレのことはたぶん誰だかわかっていなかったが,もうちょっとで元気になるから帰ったらパーティをしようとずっといっていた.

小説漫画で言えばべた過ぎるフラグなわけだけれども,リアルに聞くととてもつらかった.

でも会話をしている限りは全体としてはつじつまはあってないけれども,会話のキャッチボール自体はできていた.

からしかしたら本当に元気になるんじゃないかと思いもした.

だけども先日その祖母が亡くなった.余命1週間宣告から2週間後のことだった.

オレは特別おばあちゃん子ではなく,むしろ高校進学以降はやや苦手だった.

でも葬儀最後は涙がとまらなかった.なんの涙なのかよくわからなかった.

ただいなくなってしまうことのへの悲しみだったのか,やさしくできなかったことへの後悔なのか.とにかくとまらなかった.

こんなに泣いたのはほんとにひさしぶりだった.

オレたちは火葬された祖母の骨を拾わせてもらった.

比較対象がないのでわからないけれども年の割にはしっかりとした骨,ということらしい.

骨を拾いはじめてからはもう作業というかなんと言うか涙は出てこなかった.小さくなったなぁとただ思った.

葬儀の次の日は親父が死亡届やら銀行口座の凍結やらの手続きをして回るのについていった.

長男だし親のときはこういったことをしなけりゃならん可能性は高いしな.

さらに一日たって仕事はいった.仕事が手につかないとうことはなかったが何かとてももやもやしていた.

というか何か書いて残さないといけないなという気持ちがうちからわいてきた.これもよくわからん

祖母から特別何かを学んだということはなかったが,祖母の死は本当にいろんなことを教えてくれた.

通夜から葬儀終了までは大変だったいうこと,喪主は悲しむ暇すらないということ,人の骨は案外小さいということ,人は死んでしまうということ.

もう届かないかもしれないけれど,ばあちゃん,今までおつかれさま.ありがとう

2014-01-18

ぼやき

風邪を引いた旦那病院に行けといったら感情的過ぎる人にモノを頼む態度じゃないお願いするならどこそこの病院がいつなら開いていて診察券が要るか要らないかを伝え、などという。

何で感情的になるかって、小さな子供も居るっていうのに二週間も咳は所構わずする、注意するとお前は馬鹿か、見てんのかとキレるし病院に行って早く治してと云っても忙しいからいけるわけないと行かない。寒いのに家ではシャツと年中おんなじ綿の半そでの肌着でだらだらしてて寒いから上に羽織れとやさしく言ったり強く言ったりして何とか着たり着なかったり。挙句自分のためにそういう事云ってるんだろと。

幼稚園児か。

今日は何も予定がなくいけると思って云ったらキレて俺を隔離したいんだろうなどと云う挙句には実家に帰るとか言う・・・

お前こそ馬鹿だよね~と思うが云わなかった。

きれい好きじゃないし仕事用のスーツも替えなんかいらないカネの無駄だとか云ってよれよれの着てるし一緒に住むまで気がつかなかったけどシャツの襟を下洗いする習慣もない家の人でそれでもきれいなほうを気に入ってこの習慣をいいと思ってくれればいいけどどうも余計なことしてると思ってる節がある。義母は普通に見えるのになぁ・・・でも実家では洗濯は義母だったらしいから・・・実家訪問をすっごい拒否されるのは汚屋敷なのか????

何でこんな人を選んだのかというと一緒になることを選んだとき、ずっと鬱っぽくなってて自分絶望してて自分を罰するような気持ちでいたからだ。

まあ、付き合ってたときからこんなこと全開ではないしいいところももちろんいろいろあるけどね・・・

後悔していないとは云わない。

でも自分でまいた種だから自分でどうにかするしかない・・・

体が弱いだけかと思ったら薬を飲むとか食事に気をつけるとか着るものに気を遣って悪化しないようにするという養生もしないする気もない言われてそんなことはしないといって延々げほげほずるずるとうっとおしい。

自分で治そうと悪くならないようにしてるならいいよ、違うんだものな。

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