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2019-10-14

ジークリサの弟?」

「俺の命令に従え!!すべてのユミルの民から生殖能力を奪えと言っているんだ!!今すぐやれ!!ユミル!!」

ジークは叫んだ。

「俺は王家の血を引く者だ!!」

ジーク最後に目にしたのは、涙する始祖ユミルと、それを支えるエレンだった。次の瞬間、すべてが暗転した。

いかなる原理によるものか。宇宙真空の量子揺らぎからインフレーションにより生じたものだと言う。ある世界線の内部を往来するうち、量子的に絡みあう複数世界線が混線した。そして、ジークは他の世界線へと転落した…

店舗と住居を兼ねる北沢精肉店の二階で、はぐみの兄は目を覚ました。

はぐみの兄はボリボリと頭を掻き、寝惚け眼で放心した。朝日がその横顔を照らしている。大学講義もなく、朝の身支度をする必要がなかった。

しばらくして、はぐみの兄は股間をまさぐり、やがて絶叫した。

「た、勃たなくなってるーッ!」

その大声でジークは体を起こした。眼鏡位置を直す。

「《うるさいな…》」

マーレ語で言ったが、はぐみの兄には通じなかった。

(《ここは…ヒィズル国か?俺は始祖ユミルといたはずだが、どうしてここにいるんだ?あれからどうなったんだ?ユミルの民から生殖能力を奪うことはできたのか?》)

思考に沈潜するジークに対し、はぐみの兄はふたたび絶叫した。

「うわーッ!裸にジーパンの髭のオッサンが、俺の部屋にーッ!」

地上から商店街を走る自転車チリンチリンというベルの音が聞こえていた。

「あたしがもう一人!?どういうことだ!?しかもなんか胸がデケェし!」

「うるせー!胸のことは言うんじゃねー!」

流星堂の土蔵の前で、二人の有咲が言いあいをしていた。

「うわー、有咲が二人!これで次の定期試験は楽勝だね!」

「はァ…もう一人の私、声が大きくて苦手かも」

二人の香澄が声を出すと、二人の有咲はさっとそれぞれの香澄の背後に回った。異なる香澄とはいえ、対人恐怖症は拭えないらしい。

香澄と有咲に偽物がいる。…双子の入替わりトリック?」

「これがもう一人の自分っスか。正直、信じたくないっス…」

一人のたえの泰然とした様子に、もう一人のたえは肩を落とした。

「いったい何が起きたんだろうね。うち、すこし怖いかも。あ、関西弁が出ちゃった!」

りみがわざとらしく怖がる。が、混乱の最中にあって誰も反応しなかった。

「うわー。ポピパはまた大変なことになってるね」

流星堂の門内を覗いたリサが大げさに言う。おどけた態度と裏腹に、表情に疲労が滲んでいた。

リサの腰には小学生ほどの少年がまとわりついていた。

リサさん、そのガキ…いや、子供は?」

胸が大きいほうの有咲が尋ねる。もう一人の有咲はリサと面識がないため、対人恐怖症を発揮しオドオドとしていた。

「アタシの弟ってことみたい。気づいたらいたんだ。どうにも、ポピパでも似たようなことが起きているみたいだね」

リサの後ろにはRoseliaの残りのメンバーもいた。

「でもリサさん、いくらガキとはいえ、知らない異性が家にいるのはキツくないですか?」

リサはすばやく片目で瞬きした。

「え?《年下の少年性的な目で見られて気持ち悪いけど、それを口にして傷つけるほどでもないし、気付かないフリをしている》?リサさんすげー!一瞬のアイコンタクトでこれだけの情報を伝えてきた!」

有咲は感嘆した。一方、リサの弟はリサ本音暴露されてショックを受けていた。

「でも、異常は人が増えたり現れたりしていることだけじゃないみたいよ」

千聖流星堂の門内に入る。

「あッ、紗夜さん!助けてください!」

「待ってください、紗夜さん!助けるなら私を!」

日菜の両脇につぐみが一人ずつ抱えられていた。

「は、羽沢さんが二人…」

紗夜はその光景を見て呆然とした。

「アハハ。面白いよね。こっちのつぐちゃんおっぱいちょっと大きくてー、こっちのつぐちゃんはまっ平らなんだ」

「また人が増えた…それで白鷺先輩、他の異常ってなんですか」

「なんと言ったらいいのかわからないのだけど…

千聖ちゃん生理が来なくなったんだよねー」

言葉を濁す千聖無視し、日菜は直接的に言った。

「それはオメデタ…じゃないですよね。ピルを飲んだりとかしたんですか?」

千聖の殺気立った気配を感じ、有咲はすばやく言葉を変えた。

「そうね。昨日までは普通に生理は来てたのよ。それで、この異常でしょう。気になってスタッフさんたちや知人に尋ねてみたら、やはり急に生理がとまった人がいたのよ。というより、生理という現象がなくなったというほうが自然ね。個人的にはありがたいけれど…」

千聖ちゃん、いつも生理中はイライラしてるもんねー」

彩は自分失言に気付き、顔を青ざめさせた。

花音たちにも同じような異常が起きているみたいなの。ここに呼ぶわね」

しばらくして、ハローハッピーワールドメンバーが現れた。

はぐみはスーツを着た会社勤めらしい女性に背負われている。

「見て見て。この人、はぐみのお姉ちゃんなんだ。はぐみ、ずっとお姉ちゃんがほしかたから嬉しい!」

紗夜は口元に手を当てた。

「つまり、今現在わかる異常はこのようになるでしょうか。第一に、異なる可能性の同一人物が同時に存在している。第二に、存在しないはずの兄弟姉妹存在している。第三に、広い範囲で人々の生殖能力が停止している」

「第二の異常が重要だと思うな。もし第二の異常が第一の異常と同じ原因なら、第三の異常は独立した問題ってことになるもん。ただ、第二の異常が第一と第三、それぞれの異常と同じ原因のものが混ざってるってこともありえるけどねー」

日菜が紗夜の分析をすばやく補足した。

「でも本当、どうしたらいいだろうねー。もう一人の私に学校に行ってもらって、私たちバンド練習しよっか。あ、でもさーやはもう一人のさーやが夜学らしいから、どのみち二人とも学校に行かなきゃ!」

「うー。やっぱり、この私は苦手だ…」

暗いほうの香澄がため息をつく。

そのとき、怒声が聞こえた。

「待てー!モカ!」

一同が路上に出ると、上半身が裸でジーパンを履いた髭男が走ってきた。その後ろをモカが追っていて、時折ふり返りつつ、石を投げている。

大学生らしい青年と、Afterglowメンバーが二人を追っていた。

「あッ、はぐみ」

「兄ちゃん!」

大学生らしい青年ははぐみを認めた。

そいつを止めてくれ!俺のEDそいつが原因なんだ!」

一同は髭男を見た。

「みんな、ジークさんの邪魔をしないで!」

モカが鬼気迫る表情で叫ぶ。

「よくわからないけど、あの男、友希那のお父さんと同じ雰囲気がする!自堕落無責任無能力だけど、ときどき妙な行動力を発揮して周囲に大きな迷惑をかけるタイプだよ!」

リサあなた、私のお父さんのことをそう思っていたの…」

友希那は表情に微妙なショックを浮かべた。

一同が道を塞ぎ、モカジークは包囲された。

「はァはァ…ヒィズル国の言葉が通じて協力者を得ることができたのはいいが、そのために敵もできてしまったな。まあいい…どういうわけか、いまの俺は《始祖の巨人》の力を手にしているのだからな。舞台は変わったが、計画は続行する!このまま、この世界のすべての住民生殖能力剥奪する!」

「そんなこといいわけないでしょ!モカ、なんでそんな気持ち悪いオジさんに手助けするの!もうあたしの『ゼクシィ』貸さないよ!」

「そうだぞ、モカ人間は守るべき家族をもって一人前だろうが!そして自分を産んで育ててくれた親と町、国に感謝だ!ソイヤぁ!」

まりと巴が問詰する。

モカ淡々と言った。

「ごめーん。でも、モカちゃんもう決めたから。あたしたちが最後人類になるの。それで、これまでのすべての人類の屍の上に、あたしと蘭だけがきのこるんだ。それって素敵じゃない?」

蘭は甲高い声をあげた。

「はァ!?意味わかんないよ!なに言ってんの、モカ!?っていうか、気持ち悪いよ…」

「蘭にはわからないだろうね。けど、あたし、もう蘭の背中を追いかけるのは疲れちゃったよ…」

微笑するモカの目は、涙に濡れて見えた。

「あたしたちはみんな、生まれてこなければ幸せだったんだよ。音楽コンプレックスからはじまる。ここにいるみんなも、生まれてこなければ良かったって思ったことが絶対あるよね!?それが正解なんだよ!もう、そんな過ちをくり返しちゃいけない。全部ここで終わらせるんだ」

その言葉に、その場の数人は沈黙した。

千聖が輪のなかに踏みだした。麻弥はハッとした。思索的で感受性の高い麻弥には、千聖モカ言葉共感したことがわかっていた。

千聖はポツリと言った。

「私の人生に、いいことはほとんどなかったわ」全員が千聖注視する。「思いだすことのできる最初記憶は、母に子役として振舞うことを無理強いされたときのものよ。私は母に褒めてもらいたくて、必死努力したわ。けど、母が私を肯定してくれることはなかった…努力過程けが残って、私は自尊心ばかり高い、空っぽ人間になった。それが向上心という形で、攻撃的にあらわれてしまうこともあったわ。パスパレのみんなと知りあって、ようやくそんな自分を変えることができた。けど、たしかに生まれてこないほうが良かったと言われれば、それを否定することはできないわ」

千聖ちゃん…」

彩が目に涙を浮かべる。

「けれど、たしかに言えるのは、自分人生が悪かったという理由で、他人生殖能力を奪うような自分は、生まれてきたことよりもなお悪いと言うことよ!」

千聖は啖呵を切った。

千聖ちゃん!」

千聖さん!」

Pastel*Palettesメンバーが抱きつく。

千聖さんの言うとおりです!モカさん、あなた大和撫子の風上にもおけません!子孫繁栄富国強兵ブシドー天誅です!」

イヴたまたま持っていた竹刀モカジークに襲いかかる。

あんたたち、こっち!」

胸が小さいほうの有咲が声をかける。門内を示され、モカジークはすばやく駆けこんだ。二人が入ると、有咲は鍵をかけた。

「何やってんだ、お前ーッ!」

胸が大きいほうの有咲が怒鳴る。しかし、有咲は鍵を握りしめて離さなかった。

「ごめんね。でも、私、どうしても生まれてきたほうが良かったと思えない…!」

有咲はその場に座りこんだ。膝に顔をうずめ、しばらくすると嗚咽が聞こえてきた。

「有咲…」

暗いほうの香澄が呟く。有咲の苦しみを知っている香澄は、その言葉を軽々に否定できなかった。

そのとき、いくつかの弦の音が聞こえた。

「生まれ場所から、すこし、はなーれてー」

うるさいほうの香澄ランダムスターを手に、歌を口ずさんでいた。

有咲が顔をあげる。香澄の歌は次第に勢いを強めていった。『Returns』。はじめに合唱に加わったのは、もう一人の香澄だった。有咲、二人のたえと、次々と合唱に加わった。

「あったかもしれない未来のことー、なかったかもしれない過去のことォー!自分の姿を鏡に映し、キミは誰なのと、問いかけてみたァー!」

やがて、Poppin’Partyの全員が合唱した。有咲は涙を拭い、門の鍵を開けた。

門内に突入し、モカジークを囲む。

「《チッ、使えないヤツだ…》」

ジークマーレ語で毒づいた。

「俺の《安楽死計画》はまだ生まれてこない子供対象にしたものだ。いま生きているもの犠牲にすることは避けたかったが、仕方ない…始末させてもらう!」

ジーク自分の腕を噛み千切った。一瞬であたり一面が蒸気と熱気に包まれた。

「おいおい。人間が増えたり減ったりする怪奇現象が起きてるって言うから取材に来てみりゃよォ…またこの姿になるとはな」

有咲は怖々と目を開いた。触手で全身が構成された巨人が有咲たち全員を蒸気と熱気から守っていた。

気付くと、ラフ服装女性と、テレビカメラハンチング帽の男性が傍らにいた。

女性挨拶する。

「私は映像制作会社ADをしている市川と言います。こっちはカメラマンの田代です。えーと、あと、あの大きいのがディレクター工藤です」

「おう!撮影許可も貰っとけよ!」

市川は苦々しそうな表情をした。

巨大化した工藤は、類人猿のように見える巨人をとり押さえていた。

「俺も業界にいて長いからよォ。てめェみたいなツラのヤツはよく知ってるぜ。おめェらみてェなヤツはよ、いろいろもっともらしい理屈を捏ねるけど、要は部屋に引きこもって一人で◯◯◯◯してるのがお似合いなんだよ!」

「う…」

巨大化したジークは呻いた。だが、それは哄笑の前触れだった。

ハハハハ!わかっていないようだな。格闘戦で俺に勝とうが、なんの意味もないということが。俺は《始祖の巨人》の力を手にした。それは、この世界のすべての生物操作できるということだ!はじめからお前らに勝目はないんだよ!もうお前らの体を直接、操作して全員、絶滅させてやる!」

その場の全員が硬直した。

「もし、いまの俺を倒せるとしたら、直接、因果律に介入できるヤツだけだ!ハハハハ!」

「呼んだか?」

空中に亀裂が走った。裂開したなかから、冴えない中年男性が出てきた。背中制服姿の少女を乗せている。

「よッ、白石君。助けに来たで。おっと。いけない、田代君やったな」

「助太刀にきたでござる。ニンニン」

「りみ!」

背中にいる少女を見て、暗いほうの香澄が声をあげた。

冴えない中年男性は巨大化したジークに言った。

「知っとるか?高圧鍋や圧力釜なんかは、威力の高い爆弾材料になるんやで。つまり炊飯器はえ爆弾材料になるんや。ゆうても、炊飯器がなんなのかわからんやろうけどな」

まさかうちの炊飯器をこんなことに使うとは思わんかったわ。まあええわ。みんなを助けられるんならな。御免」

もう一人のりみは炊飯器を巨大化したジークの延髄部に放った。

「《や、やめろおおおお!》」

ジークマーレ語で絶叫したが、その言葉理解できるものはいなかった。

爆音とともに、巨大化したジークの延髄部が爆散した。

全身に火傷を負い、四肢の断裂したジーク中年男性は担ぎあげた。

「お前はアッチの世界に連れていくわ。案外、お前みたいなヤツにはアッチの世界のほうが居心地がええかもな」

ふたたび、りみと裂開のなかに飛びこむ。その間際に言った。「もろもろの因果律も俺が修復しとくから、まあ安心しといてな。じゃ、またな、白石君」

「江野さん…」

田代呆然と呟く。しかし、その声を聞くものはもういなかった。

モカ…」

蘭は涙を流して放心するモカの肩を抱いた。しかし、モカがその声に応えることはなかった。

リサやはぐみは、つかの間の兄弟姉妹と別れを告げた。千聖生理が復活して沈鬱な表情をしていた。

二人の有咲が対面する。胸の小さいほうの有咲が言った。

「いろいろ、迷惑をかけて悪かったな」

別にいいって。あたしのしたことだしな」

有咲たちは同時に笑った。

「いろいろあったけどさ、あたしはちがう可能性のあたしを見て、なんだかんだ、いまの自分が好きなんだってわかったよ。…ありがとな」

「お前はもう一人のあたしだ。すこしでも運命歯車がズレてたら、あたしもお前みたいになっていたかもしんねー。いまのあたしのことも、すべて受けいれられるわけじゃねーし。だから、お前を助けられたなら良かったよ」

ちがう世界の有咲はこの世界香澄に言った。

「お前も…サンキュ」

「うー。有咲がいなくなって寂しくなるよ」

「お前にはあたしがいるだろうが!」

この世界の有咲が叫ぶ。

「えッ、有咲…?」

「うるせー!いまのはなし!」

「有咲ー!」

香澄は有咲に抱きついた。そうしているうち、ちがう世界住民たちはいなくなっていた。

「離せ!妊娠したらどうすんだ!」

「なに変なことを言ってるの、有咲ァ」

「あれ?本当だ。どうしてそう思ったんだ?」

江野は因果律の修復である間違いを犯したようだった。

些細ないまちがいと綻びで、この世界はできている。

(終)

2019-07-31

真実は明らかにならない

人間が口をつぐみ、嘘をつき、物を忘れる生き物である以上、どれだけ考えを巡らせても物的証拠から推察できる以上の事柄は明らかにならない

2019-01-16

anond:20190114230510

こういうの見たらTwitterおすすめ漫画情報PR結構はばひろい所まで流れてるのだろうかと思う

広告ってめぐみつぐみのアレだよね多分

2018-02-28

人生で僕が傷付け、失った人の多さに気づき泣いている

【0】

2004年、中学生の僕は初めてけいこちゃんという彼女ができる。元々陰キャでダサくて奥手の僕は、なかなか積極的になれず、どのデートもまともな会話もできずひどいものだった。それでも彼女は僕を好きと言ってくれた。1年間付き合って手をつなぐことしかできなかった。好きなのに気を遣う関係に疲れて、僕から別れを告げた。彼女は嫌だと言ってくれたが、無理やり別れた。その後僕は引っ越し疎遠になったが、大学の通学路にあるデパートケーキ屋で彼女を偶然見つけた時は、何かの運命かと思ったが声をかけられずに卒業してしまった。フェイスブックでは元気そうだが、友達申請をできずにいる。向こうも多分こっちに気づいているが、友達申請は来ない。

【1】

2005年、僕はヤフーゲームチャットでスケベ発言ばかりする常連の猿だった。

そこでルルちゃんという同い年のメンヘラ女子と親密になり共依存になるも、スケベ発言の暗い過去を持っていた僕は周囲の協力が得られず破局。今でも彼女消息は今でも分かっていない。

きっと人生で一番好きになった女の子で、僕の心に大きな傷を残していった。この事件以降、僕は女の子を本気で愛する気持ちをどうしても持てなくなってしまった。その後女の子に対してあるのは所有欲、肉欲だけだ。

【2】

ルルちゃん一派の友人の一人、1個年上のケイスケ先輩にはこのとき凄くお世話になった。

色々話を聞いてくれて、彼の的確で説得力のある話し方に、男だというのに僕は一発で恋に落ちてしまった。

しかし、スケベ発言の暗い過去のせいで彼の一派から総スカンを喰らっており(味方はケイスケ先輩だけだった)、いつの間にか疎遠になってしまう。

今でも彼のことを心から尊敬しているが、もう10年近く彼とは話せていない。彼を今でも待ち続けている。

【3】

大学に入ったばかりの僕は、チャットで知り合った年下のミサキちゃん人生で初めてのキスをする。

年は3歳ごまかしていた。偶然にも出身中学地元が同じで意気投合したが、何せ貧乏大学生だったので本当に遊ぶ金がなく、やむをえず適当理由を付け、大泣きさせて別れた。

その後グリーで見つけて声を掛けたら、信じられないくらい恨まれていた。最近フェイスブックで見つけてメッセージを送ったがもう僕の事なんて覚えていなかった。

【4】

大学チャットで知り合った年下のミオちゃんと初めて同士でセックスをした。金がないので親の目を盗み家に呼んでセックスしたが、大陰唇と小陰唇の間にカスがギッシリ詰まっていた。

金がないのでなかなか会えずにいたら、そのうち飽きられて振られてしまった。フェイスブックで探してみたら、今では結構いい大学に通っていたのでメッセージを送ったらブロックされた。

【5】

ゲーム仲間のモモカとは不思議関係だった。知り合ったのルルちゃんと同じ頃だ。

ルルちゃんを失った後、彼女が心の支えになってくれていた。デブなのだが器の大きい性格で、巨乳だった。20で大学生の僕は、自殺しようと失踪して宮崎まで辿り着いたとき彼女と初めて会い一晩を共にしたがセックスはしなかった。ペッティングまではしたのだが、彼女は僕の中で守るべき最後神聖領域に思えて、挿入することができなかった。彼女就職して上京して来た時にも彼女アパートに一晩泊まったがセックスはしなかった。翌朝彼女の部屋で作ったホットケーキの味を今でも覚えている。その後自然と別れて、時折Facebookメッセージをやりとりしていたが、もう半年くらい返事は来ていない。

【5】

大学時代チャットで知り合った年下のミサキ(その2)ちゃんとは初めてフェラチオをしてもらい、生セックスをした相手だ。ブスだけどとても僕に好意を寄せてくれて、なんでもしてくれた。するのは初めてだというフェラチオはとても愛が籠っていて上手だった。貧乏で遊ぶ金が無く、尽くしてくれすぎて面倒になってしまい大泣きさせて別れた。久しぶりにメールをしたらラインを教えてくれたが、すぐにブロックされた。彼女以上のフェラチオをしてくれる女の子と未だに出会えずにいる。

【6】

大学時代チャットで知り合った年下のつぐみちゃんは、従順な子だった。2回目に会った時、山間公園の便所でセックスをした。過去の男歴を聞くと、大学生の男の性奴隷になっていたことがあるというので、潔癖症の僕は怖くなり、一緒に即日のエイズ検査に連れていき、陰性であることを確認したらデパートトイレフェラチオさせて別れた。復縁を求めるメールが来ていたので無視していたのだが、しばらくして返信したら宛先不明送信できず、音信不通になってしまった。

以下略

書いていてキリが無いのだが、この後も同じように、ネットで後味の悪い出会いと別れを繰り返してきた。

どの女の子もいい子ばかりで、僕の甲斐性が無いばかりに涙を流させたり、憎まれたりしながら別れてきた。

どうにかして、誰か一人でも幸せにできればよかったのに

ももう20代後半になってしまい、今では周りに誰も残っていない。

結局は孤独になってしまった。

現実女の子と親密になれたのは、最初のけいこちゃんだけだ。

僕は今でも、精神的には14歳のままでいる。

これから出会う誰かこそは、幸せにしたい

2018-02-05

[]ドレミの歌いろいろ

イタリア語:

ドレミ音階ルーツが、1024年イタリア僧侶が、

聖ヨハネ賛歌から考え出したとされ、

Ut Re Mi Fa Sol La」に

17世期Sancte Ioannesの頭文字の Si が加わり、

さらに後、Ut発音しにくいので、

DominusのDoに変更されたそうです。

ドレミの歌」

DO se do qualcosa a te

RE e`il re che c`era un di`

MI e`il mi per dire a me

FA la nota dopo il MI

SOL e`il sole in fronte a me

La se proprio non e`qua

SI se non ti dico no

e cosi` ritorno al DO

Tutti insieme appassionatamente)

(訳)

あげる  君になにかをあげるなら

王様  昔いた王様

私    私にと言うためのmi

FA ミの次の音

太陽 私の目の前の太陽

あっち  こっちでないなら

はい   いいえと言わないなら

さあこれでドに戻ります

英語

Do-Re-Mi

Doe, a deer, a female deer

Ray, a drop of golden sun

Me, a name I call myself

Far, a long, long way to run

Sew, a needle pulling thread

La, a note to follow sew

Tea, a drink with jam and bread

That will bring us back to Doe

(訳)

ドゥは 鹿、雌鹿

レイは 金色太陽の光

ミーは 自分自分を呼ぶとき名前

ファーは 遠い、走っていく長い道のり

ソーは 針で糸をひくこと

ラは ソに続く音符

ティは ジャムパンに合う飲み物

そしてまたドゥに戻る(最初からやり直そう!)


フランス語

Do, le Do, il a bon dos

Re, rayon de soleil d'or

Mi, c'est la moitie d'un tout

Fa, c'est facile a chanter

Sol, la terre ou vous marchez

La, l'endroit ou vous allez

Si, c'est siffler comme un merle

Et comme ca on r'vient a Do-o-o-o

(訳)

Do Doは

Re 黄金の太陽の光

Mi 全体の半分

Fa 歌うのは易しい

Sol 貴方の歩く大地

La 貴方の住んでいる場所

Si 黒鶫(くろつぐみ)のさえずり

さあ Doに戻りましょう


トルコ語

Do dir kullah(*) dondorma

Re masmavi bir dere

Mi denizde bir demi

Fa denizde bir tayfa

Sol papatyali(*) bir yol

La yagmurdan(*) bir damla

Si ilknurun kedisi

Do bir kulalr dondorma

(*)トルコ語文字化けするといけないので、u 、i 、g で代用

(訳)

ドは 1カップの アイスクリーム

レは 真っ青な 1つの渓流

ミは 海に 一隻の船

ファは 海に 一人の船員

ソは 真白菊の咲く 一本の道

ラは 雨から 一滴のしずく

シは イルクヌル女性名前)の 猫


英語直訳版:

do wa mesu no shika

re wa hi no hikari

me wa watashi desu

fa wa tooi no koto

so wa hari de nuu

ra no tonari wa so

ti wa pan to tomo ni

soshite mou ichido

三重県公立中学校英語教材として用いられた。

https://web.archive.org/web/20071005084349/http://danceart-web.hp.infoseek.co.jp/doremi.htm

2018-01-24

何故僕勉もヒロインを増やし続けてしまうのか

ニセコイから何も学んでいない。

つぐみマリーに春ちゃんが終盤で適当に切られた悲しみを忘れたのか。

咲ちゃんは…また別の問題だけど。

いちご100%だってこずえちゃんという負け確ヒロインを突然投入したときは正直どうかと思った。

何故ヒロインを増やすのだ。

メリットデメリットを挙げてみよう

メリット

幅広いニーズに応えられる

基本はこれに尽きる。いわゆる萌属性網羅していくことで間口を広げる。

文系理系ダブルヒロインに追加された体育会系、そして先生・先輩etc...

かに商売である以上読者を増やすのが第一で、そのために手っ取り早いのは、未読者が興味を惹かれるようなキャラクターを用意することだ。

今の御時世2次元でも3次元でもアイドルグループ阿呆みたいな数いるし、まあそういう時代なのかもしれない。

ヒロインが増えたことで話が進む

膠着状態だった三角関係が、第3のヒロイン登場により引っ掻き回されるパターンなど。

こうなるとこの第3のヒロインは負け確で存在意義がそれしかなかったりするんだけど、

作者の力量次第では救われたりもする。

登場する必然性があるしメリットといえる。

ただし、三角関係が四角関係になっただけみたいな例も多々ある。

あと「話が進むたびにヒロインが増える」という似て非なるものもある。ラブコメじゃないけど「とある」とかそういうの。

デメリット

一人あたりの出番が減る

まずこれ。ダブルヒロインだと二週に一回メイン回だったのが一月、あるいは二月に一回になるなど。

初期ヒロインファン満足度は間違いなく下がる。

ついでに物語のものの進行速度も落ちてしまいがち。

主人公モテすぎて違和感を覚えるようになる

いわゆる主人公補正

何やねんお前急にモテ期到来ですか?(嫉妬)

主人公にはカッコいいところがあるから納得できる」とか言う声もあるけど

じゃあこいつ今までなんで彼女いなかったんだよ?なんでこんなに女子免疫ないんだよ?みたいな。

ラブコメ大事なのはヒロインもそうだけど、主人公の魅力がいちばん大事な所だと思うわけで、

「なんでコイツモテるんだよ」って思われたらその時点で全て冷めるわけです。

あんなに可愛かったヒロインだって「男を見る目のない女」になってしまう。

楽さんとかそんな感じでした。真中だって高3になるくらいまでは非難轟々だったし。

そうなるとですね

最早ジャンルが変わる

いちご100%を読んでいたと思ったらToLOVEるになっていた!?

1話を読んだ時の期待はどこに行ってしまわれたのか…

なぜジャンプヒロインを増やし続けるのか。もうやめてほしい

魅力的なラブコメもっと読者を集めたい気持ちはわかるけど、その方法ラブコメの質を落としている。

まあ今はまだ先輩も先生フラグ立っては居ないけど、だったらその分を文系理系に回してよって思うし

これでフラグが立とうものならって感じ。

先生の妹の登場はマジで「もう止めてくれ…」と声が出た。

蛇足

逆に最近サンデーは単ヒロインものとか多い感じ。

ハヤテのごとく!神のみぞ知るセカイが終わって、

天野めぐみとか古見さんとか魔王城とか単ヒロイン

だがしかしハジメさん出てきた時はどうなんだと思ったけど、あれは何かもう作品全体が作者の性癖に忠実な感じがして許せる。

からかい上手の高木さんゲッサンだし、ここ数年のサンデーは推せる。

2017-06-16

BUMP OF CHICKENの好きな曲

BUMP OF CHICKENというバンドがある。chikenではない。このバンドファンだったおかげで、中学生の頃の英単語テストスペルを正しく覚えることができた。そういう意味では学業に貢献しているバンドであると言える。

俺は中学の時にCD貸してくれたやつがいて、そっからハマっていった。

そっからまあ色々あって、車校でたまたま知り合った奴らとBUMPのコピバン作ったりして、ライブハウスで歌ったりもした。すまん嘘だ。俺はドラムだったから唄は歌ってない。ライブハウスでポコチャカやったりしていた。

もちろん、ライブにも行った。ファンから「チャマ」って呼ばれてるベースの人(直井さん)がいるんだが、ずっとピョンピョン跳ねてんの。ずっと跳ねてて演奏できるんだから、やっぱプロすげーなとか思った。あと同じドラムスとして、ドラムの升って人に注目してたんだけど、MCとかでも全然しゃべらなかった。無口なのか。

で、ライブ行ったりすると分かるんだが、BUMPって熱狂的なファンメチャクチャ多い。他のバンドライブにも何度か行ったし、他のバンドにもそりゃあ熱狂的なファンはいるんだろうけど、BUMPはちょっと多すぎだろってぐらい多い。俺が行ったライブ会場では、終わった後に「フジくん(※ボーカルの藤原さん)の声がきけたよぉ~」「藤君ありがとう~」とか言って泣いてるやつメッチャ多いの。泣くとかじゃなくて号泣。こう言っちゃ何だが、宗教の信者ってこんな感じなんだろうなって思った。その後ネットで「ファンが痛いと思うバンド」堂々の1位を取ったという事実を知り、さすがの俺もちょっと泣いた。・・・ウソである。涙なんか見せないんだから!

(※現在はさすがに挙がってないと思う。調べてないが。当時は他にRADとかエルレとかの名前もあった。両方好きだった俺はさらに泣いた。)

まぁだから、ネット上とかで宗教戦争かってぐらい荒れてるのよ。もう完全に荒野ですよ荒野。「ヒャッハー!」とか言ってモヒカンが新参のファンから種もみを強奪とかしてんの。なんだよそれ世紀末救世主伝説かよ。藤君はケンシロウかよ。でも聖飢魔IIサイコーだよな。お前も蝋人形にしてやろうか!

いやもちろん良識のあるファンが多いって事は知ってる。黙々と子供たちの為に井戸を掘ってるババアみたいな聖人も多い。嘘つけお前、お前のようなババアいるか。違ったそっちは聖人じゃなかった。ラオウの手下だった。井戸掘ってるのはトヨだった。バット最後だ、母さんと呼んでやれ・・・。母さ~~~~ん!!(号泣

まぁ読んでもらってだいたい分かってもらえたと思うが、良識のあるファンは多い。

そんな中、迂闊に「BUMP OF CHICKENの好きな曲」なんてものをネットに書こうものなら、火薬庫火遊びしてるほうがまだ安全である。それどこのバルカン半島だよ。第一次世界大戦勃発かよ。

俺がもし「BUMP OF CHICKENの好きな曲」なんて凶弾をサラエボ事件よろしくネットにブチかますと、世界大戦は起こらないかも知れないが、即座に「はい開示」→「自宅本名特定」→「コラ素材化」→「一生ネットで晒し上げ」のKRSW弁護士コンボをキメられる事はほぼ確実であり、それを避ける為にもBUMPファンは皆一様に口をつぐみ、例えBUMPファン同士の交流の場であったとしても、暗黙の了解のうちに「BUMP OF CHICKENの好きな曲って何?」等という愚かな問いかけはしない。そんな問いかけをした途端に、指をパチンと鳴らし「そいつオフパコの為だけに参加したエセ野郎だ、連れていけ」と、部屋の外に引きずり出される光景を俺は何度も見てきた。ああはなりたくない。・・・ウソである。俺も何度か引きずり出された。

そんなこんなで、全国に数多存在しているであろうBUMPファンは、息を潜めつつ各地に潜伏している。

諸君!BUMPを心から愛する良識あるファン諸君!諸君らはそんな事でいいのか!!真に良識あるもの、優良たるものが虐げられ、悪逆非道の限りを尽くす浅薄な似非BUMPファン気取りが跋扈する、そんな世界でいいのか!!!

否!!断じてであるッ!!優良が蟄居し、劣等が跋扈するこの世界は、剛毅果断、改革されねばならない!!彼ら劣等は、諸君ら優良による支配でのみ安息の日々を得れると言う事実に、気付かなければならないッ!

奴ら蒙昧な愚民共が自ら気付くことができないというのであれば、我々優良の手をもってして、奴らの蒙を啓いてやらねばならないッ!!(唾を飛ばしながら)

・・・ああ、こうやって扇動する奴がいるから、世界は戦争になるんだなあ、と一瞬だけ考えた。三歩歩いたら忘れた。歩きながらこれ書いてる。・・・ウソである。実際には家でダラダラしながら書いてる。


それにつけても、BUMPの話がしたい。BUMPの好きな曲とか好きな理由とかを思いっきり書きなぐって、

「お前こんなの好きなのかよ!分かってねーな!」

「じゃあお前はどんな曲が好きなんだよ!」

「俺が好きなのは・・・ハイブリッドレインボウ』かな」

「pillowsのカバーじゃねえか」

「違いますぅー、ミスチルカヴァーですぅ~。ってか君、『カヴァー』の発音悪いね」

とかやりたい。でも個人を特定されるのは避けたい。あとカバーの発音とかどうでもいい。日本に20年以上住んでる米国人の知人は、日本語で会話するときは日本人と同じ発音で話してた。俺が「外人ってさ、日本語で話す時にもっとガイジンっぽく発音しないの?トマトをトメーイトゥ、とか、タマゴをタメーイゴゥ、とか」って言ったら、怪訝そうな顔で、「タマゴは日本語でしょ?」って言われた過去を思い出した。・・・ウソである。出典はネットコピペで、俺の実体験じゃない。


・・・と言う訳で、俺の「BUMP OF CHICKENの好きな曲」を書いていく。理由も書く。ランク形式にしたほうが「なんで〇〇が10位なんだよ!ふざけんなよ!」等とより世紀末っぽくなるかなとヨコシマな考えが浮かんだりもしたが、途中まで考えてやめた。漫画とかゲームとか映画とか、よく個人ブログで「本当に面白い、私のオススメする漫画ベスト100ランキング!」とかやってるけど、71位と72位の差がどこにあったのかが気になって夜も眠れなくなった事があったので、ああいうのは本当に止めて欲しい。あとこういうアフィリエイトが目的なだけの互助会クソブログGoogleランキング上位にあがってくるのが本当に害悪でしかないし、そういうブログエントリに限って中身が薄い。サジェストも汚染されるし、あれで得するのって金儲けしてるクソ互助会連中だけじゃねえか。こっちはただ単純に面白い作品知りたいだけなんだよ。あと順位は固定なのかよ。変動しないのかよ。年月とか気分とかでそんなもんいくらでも変わるだろ。互助会連中もブクマで「参考になりました!」とか「いつも素晴らしい記事ですね!」とか、お前らそれしか言えねえのかよ。せめて「〇〇好きなら、ランキングにはないですが△△もオススメですよ!」ぐらい書いとけよ。amazonのアフィリンクでも添えてくれればゴミ度合いが増して尚良し。


BUMPは隠し曲も含めてほぼ全部好きなので、現在音源がリリースされてる全ての曲の好きなところとかを書いても良かったんだが、冒頭の「俺とBUMP」にちょっと行数を使ってしまったので、5曲ほど書き連ねたい。




■リトルブレイバー

BUMP OF CHICKENというバンドインディーズレーベルデビューした際のアルバム、「FLAME VEIN」の中の1曲。

映画や音楽業界では、よく「デビュー作品には、すべてが詰まっている」と言われる。完全に首肯する訳ではないが、何かのきっかけがあってファンになったアーティストの作品群を聴いていくと、「これいいな」って曲がデビューCD収録の曲って事はまれに良くある。

バンドでも映画でも漫画でも、「表現手段として自分にはこれしかないから、これで発表した」っていうのはあるんじゃないだろうか。別に「カネ!名誉!オンナ!」が動機でも作品が良い物であれば一向に構わないのだが、特に若い頃って「なんだかよく分からんがとにかく俺はこんな感じのなんか俺的にスゲェイケてる何かをやりたい!!」みたいな、思春期特有のモヤモヤとかがあるじゃん

で、行動力があるやつはモヤモヤしてるだけじゃなくて、実際に行動する。液タブ買ってきてpixivに絵をアップしたり、大学の映研に入って自主制作でなんだかよくわからん作品を撮ったり、楽器もできやしないのにバンドを組んだりする。そんな感じだから、初期のころの作品にはその人の「やりたいこと」が詰まっている、という理論は分からなくもない。

BUMPも御多聞に漏れずそんな感じだ。今リトルブレイバーを聞くと、最近の楽曲と比べて演奏技術面での拙さが目立つ。だが、そんな事はお構いなしに、BUMPの、メンバーの、藤原の、「俺の曲を聴いてくれ!」って感じが伝わってくる。後発の「グロリアスレボリューション」あたりの楽曲でもそうだが、原始的と言うかなんと言うか・・・。英語だと"primitive"って単語が一番しっくりくるが、聴いていてとても心地良い。




リリィ

インディーズ2枚目のアルバムTHE LIVING DEAD」の中の1曲。

BUMP藤原の書く歌詞は各方面から好評を多々得ている。(ちなみに、BUMPの楽曲はほぼ全て藤原が作詞作曲している)曰く、山田かまちの再来だとか、叙事詩であるとか。ミスチル桜井さんも、「メンバーに入れて欲しいぐらい好きだ」と公言している。

BUMPの曲(歌詞)には、「モノガタリ的」なものがいくつかある。ストーリーラインのようなものがあって、登場人物的なものがあって、結末がある。「モノガタリ的」なBUMPの曲で一番有名なのは「K」という曲だろうか。Youtube等で、有志の作成した動画を見た事がある方も多いのではなかろうか。公式では「カルマ」という曲は人形劇としてリリースされているが、こちらもモノガタリ的な曲として挙がることが多い。くそっ、それにしてもニコル見つからねえ・・・

そういった点から、「叙事詩的」と言われることも多いBUMPの楽曲の中で、俺がオススメしたいのが「リリィ」だ。

ストーリーラインはこうだ。バンドボーカルっぽい男と、その彼女らしき女性の話。男には色々と苦悩があるようだ。

これが藤原自身の話かどうかは知らない。

続きは歌詞を見ながら聴いてもらえばいいとして、この曲の中で俺が良いなと思っている点は、「歌詞が荒い」「言わない」の2つである

まず「歌詞が荒い」点。「出てこい!ウソツキめ!」とか、「ブチまけた」とか、最近のBUMPの楽曲ではなかなかお目にかかれない荒々しい歌詞が並ぶ。これが男の苦悩している様子が伝わってきて良い。もっと言ってしまうと、伝わりすぎて辛い。対する女性側に関係する歌詞が終始穏やかなのも対比としてより一層深く伝わってくる。

もうひとつの「言わない」点は複数ある。例として歌詞をいくつかあげるが、JASRACさんお願いですから個人の特定とか使用料請求とかやめてください。何でもしますから!

膨れたポケット 裏返すとホラ 出てくる弱音の数 一日分想像つくかい?

「実際に弱音という物質がポケットに入っている事態は想定し難い」とか、そういう部分はどうでもいい。「お前に俺のポッケに入ってる一日分の弱音の数が想像つくか?」という問いは、「弱音が多い」という事である。だが、「弱音が多い」とは言っていない。まあ比喩表現のある歌詞なぞ世界にゴマンとあるだろうが、藤原の書く歌詞は、(特に叙事詩的な楽曲において)絶妙なシラブル数と相まって、いわゆる「世界観の構築」に一役買っている。

強がりの裏のウソを 放った ブチまけた

終電を告げる放送 慌てて掛けて行く人 右手に君の左手 もう放さなきゃ

「ブチまけた」後、場面がいきなり「終電を告げる放送」になる。その間に何があったのかは言わない。

思うに、日本語と言う言語は表現力に優れている。同じような事でも、微妙な差で違う表現にする。おそらく皆は普段は気にしてないだろうが、「見る」という表現だけでも、「見つめる」「眺める」「観る」「見上げる」「見渡す」「見通す」など多岐にわたる。こと表現力という方面において、日本語に比肩する言語はそうないだろう。

藤原の歌詞からは、そんな日本語表現力を存分に味わえる。




■Stage of the ground

メジャーデビュー1作目のアルバムjupiter」の中の1曲。

一般の人に「BUMPと言えば」と問うと、「天体観測」という答えが多く返ってくるかと思うが、当時は「天体観測」で爆発的ヒットを飛ばしインディーズバンドが移籍し、メジャーデビュー後に満を持して放つ渾身の1枚!って感じだった。・・・らしい。

「らしい」というのは、当時の俺はBUMPどころか音楽を全然聞いてなくて、ずっとポケモンばっかやってたからである。この話は熱心なBUMPファンから聞いた話なので、当時の「世間一般の」空気感としては間違ってるかも知れない。でも、そんな俺でも一応「天体観測」という曲があって、英会話講師並みにオーイエーアーハンって言いまくっているというのは知っていた。一応補足しておくと、「天体観測」もjupiterの中に入っている。

BUMPの選ぶ言葉には「jupiter」「天体観測」「COSMONAUT」「プラネタリウム」「orbital period」等、宇宙的な・・・もう少し正確に言えば、「宙的な」用語が多く並ぶ。ここまでアピールしておいて宇宙が嫌いという事はないと思うが、「Stage of the ground」をそう言った視点で聴くと、なかなかに味わい深い。

この曲は藤原の友人に子供が生まれて、その記念か何かで作ったらしい。自分がその子供だったらメッチャ嬉しいが。

それはともかくとして、宇宙である。「夜空の応援席」「あの月も あの星も」など、宙を想起させる歌詞が詰まっている。「那由多に広がる宇宙」とあるが、那由多というのは万とか億とかの「数の単位」の一種である。他には「恒河沙」「無量大数」とかもある。「1那由多」で、1の右に50個だか60個ぐらいゼロがついてるぐらい大きな数字、それが那由多なのだが、一説によると、こういった数字の単位は古代の人々が「星の数を数える」為に用いた、という説がある。

友人のエピソードや、那由多という単位の事などを思いながら聴くと、なんだか自分が宙に浮かんで地球を見下ろしているような、そんな不思議な気分になれる。もちろん、そんなエピソードを知らなくても、藤原の優しさと言うか、応援している気持ちと言うか、よくある表現で言えば、「聴いていて元気になれる」曲。




Hello,world!

「そういえばシングル曲全然紹介してないな」と思ったので。あと昔の曲が多いんで、最近の曲の中からという事で1曲。

シングル曲だが、「Butterflies」というアルバムにも収録されている。最近放送された「血界戦線」というアニメOPテーマとして放送されていたので、聴いた事のある方も多いのではないだろうか。

さて、皆さんは「Hello world」を知っているだろうか。「何言ってんだコイツおかしいんじゃねえのかBUMPの曲だろ?」と思われるかもしれないが、とある業界において、この言葉は特別な意味を持つ。それは、プログラム業界である

本職のPGやcoderの方々からは「何だよプログラム業界って。そんなのねーよ」と言われるかもしれないが、まあとりあえず聞いてほしい。プログラム言語というのは本当に数が多くて、「プログラムを書いてご飯を食べている人」でも、仕事で書くのは2言語か3言語ぐらいである。就職時の面接で「10言語書けます!」という奴は信用してはいけない。雇った後にクソみたいなコードを書いた挙句CVSをグッチャグチャにしてある日突然遁走するのがオチだ。雇ってはいけない(戒め)

だが、仕事ではなく、趣味でいくつかの言語を使って書いているという人もたくさんいる。逆に仕事上に必要に迫られて、新しい言語を習得するハメになる人もいる。Swiftとかの比較的新しい言語なんかは当然そうなるケースも多い。まぁプログラム言語を習得する動機は人それぞれなのだが、覚えたてのプログラム言語を使って一番最初にやる事が、「Hello worldである。嘘ではない。詳しくは以下を見ていただきたい。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Hello_world

ともあれ、「Hello world」には意味がある。それはつまり「『世界』に初めて降り立ったものが発する言葉」である。あのビルゲイツも、twitterアカウント開設時の第一声は"Hellow world."だった。それほどに歴史伝統ある言葉であり、作法なのだ

ここでBUMPの「Hello, world!」を改めて聴いてみる。

ご自分だけがヒーロー 世界の真ん中で 終わるまで出ずっぱり ステージの上

どうしよう 空っぽのフリもできない

さあ目を開けて 君は強い人

その目が見たから すべては生まれた

世界は終わる。だが、また新しく生まれる世界もある。いくらでも生まれてくるのだ。よく自殺報道が取り上げられたりしているが、とても悲しい。自殺なんてせずに、そんな世界は終わらせてしまえばいいのだ。「世界を終わらせる」手段は自殺なんかでは断じてない。

世界をはじめよう。そして、その新しい世界で、高らかに叫ぼう「ハローワールド!」と。

藤原は特にそんな事を意識してないだろうが、俺はこの曲を聴いてると本当に勇気が出てくる。




■バトルクライ

もう5曲目かよ。早いよ。まだまだ書き足りねえよ。あと20曲は書かせろよ。って言うか、ここまで読んでくれてる人ってあんまりいないような気がしてきた。あまり長くなると読むほうもダルいだろうし、もし他に書く時があれば、そん時は別の増田で書くわ。

とりあえず5曲目を紹介する。これは記念すべきBUMPのデビューCD「LAMP」の中に収録されていたのだが、LAMPが廃盤となった為、急遽「FLAME VEIN」を「FLAME VEIN+1」と改題し、バトルクライを追加したという話がある。そのせいかどうかは知らないが、歌詞カード歌詞がない。何も知らない人からすれば「???」となること請け合いである。(歌詞はCDトレイの下に書かれている)

デビュー作なので、「リトルブレイバー」で触れた通り、演奏技術に関してはかなり未熟である。だがBUMPにとってそれはマイナスではない。粗削りだが「バトル」であり、「クライ」なのだ

この曲も叙事詩である。「自分に嘘をついたが、その嘘が本当になったんでまだ頑張って歌ってる」奴が出てくる。藤原本人かどうかは知らない。仮にそうだったとしても、インタビューでは「いや、あれは別に・・・フィクションとして聴いて頂ければ」とか言うだろう。俺ならそうする。

ともあれ、まだ頑張っているその男は、戦っている。何と戦っているのかは知らない。そして叫んでいる。

ずっと強がってんだ 強がって またウソついて

ひとつのウソにさえ縋る僕の そのウソが 誓いに変わる

BUMPの唄には「応援するスタンスの曲」が割とある。「才悩人応援歌」というド直球の題名の曲などもある事にはあるが、だいたいは「応援している」という明確な意思表示はしていない。先ほどの「才悩人応援歌だって歌詞中には「応援」という単語は出てこない。

藤原の書く歌詞世界は、概ね「俺はやってるぞ、さあ、お前はどうなんだ」的な、言葉で語らず背中で語る的な世界観の楽曲が多い。歌詞がある時点で「言葉で語ってしまっている」のだが、明確な意図・意志は常にボカしている印象だ。「バトルクライ」では、そんな藤原の「藤原節」とでも言うべきケレン味が存分に味わえる。

実は、冒頭に書いた「中学の頃に友達が貸してくれたCD」がFLAME VEIN+1だった。当時は音楽なんかに全然興味がなくて、どっちかって言うとポケモンばっかやっていた思い出しかない。そんな俺に「絶対ハマるから!いい曲だから!!」と執拗にすすめてきた級友を当時は大変疎んだものである。今では素晴らしいバンドを紹介してくれてありがとうという感謝しかない。

当時は全く興味もなかったし、聴く気もサラサラなかったのだが、諸事情があって結局俺は家にCDを持ち帰って聴くことになった。中学当時の俺が聞いても下手である。「あいつ、こんなバンドすすめてきやがって・・・こいつらの何がいいんだ?」とポケモンやりながら思っていたが、「バトルクライ」を初めて耳にした時、頭を撃ち抜かれたかのかと思った。

俺はGBAの電源をすぐに切った。セーブしてなかった。まあ厳選中だったんでどうでもいい。とにかくこの曲だ。この曲はヤバい。人の頭を平気で撃ち抜く危険物だ。

危険物として「セックスドラッグ、ロケンロール」の3つがよく挙がるが、なるほどよく理解できる。この曲はROCKだ。俺は未だ「ロックとは何ぞや?」という問いに回答できる自信はないが、これだけは断言して言える。

BUMP OF CHICKENの「バトルクライ」、この曲は、ロックだ。

そういう事情もあって、俺の中で「バトルクライ」はちょっと特別なところに位置している。勇気が欲しいとき、悲しいとき、気分を切り替えたいとき、ヒマなとき、ノリノリになりたいとき、戦いに赴くとき、誓いのとき、大事な時。

俺はいつもバトルクライを聴いてきた。ただそれだけの、まあだいたいそんな感じの曲である























































◆(隠し曲)星のアルペジオ

BUMP OF CHICKENの出すCDには、恒例として「隠し曲」という概念がある。

CDプレーヤーだと色々複雑な手順な必要らしいが、iTunes世代からするとあまり意味はない。(ただ、無音部分が50分ほどあるせいで曲の長さが異常に長いケースがあったり、ダミートラックが大量に生成されたりするので、知識のある方はmp3やAACの無音部分はカットしたり、ダミーを除去したほうがいいだろう。)そんな隠し曲の中から1曲。シングル車輪の唄」の中に隠されている。

隠し曲は、普段のBUMPの楽曲と比較した場合、全体的にネタ的な要素が多い。メンバーも(ちょっと違う方向に)ノリノリでやっている。ライブではほぼ演奏されないが、「DANNY」という隠し曲だけはまれに演奏されることもある。

この曲はクリスマスソングなのだが、恋愛要素はない。というか、この曲の主人公である「ある男(BUMPメンバーの誰かだという噂がある)」は、12月24日に自宅でクリスマスパーティーの準備をしているのだが、呼んでいた人が誰も来ずに、一人待ちぼうけている様子を歌っている。巨人の星アニメで似たような展開があるが、その時の星飛雄馬は机をひっくり返し、準備していたケースをグシャグシャにして泣き崩れていた。この曲の「ある男」がその後どうなったかが気になる人は、是非各自で音源を聴いてみて欲しい。

メンバーの実体験を基にしているのかどうかは定かではないが、妙に感情がこもっていて涙無くしては聞けない1曲となっている。繰り返すが、BUMP OF CHICKENギター担当の増川さんとかは一切関係ないので、奇妙な詮索はしないように。

2016-09-21

[]濱田浩輔「はねバド!」8巻まで再読

久しぶりに新刊たから1巻から再読

あらすじ

バドミントンピンポン+ちょこっとお色気

感想

うーんなんとなくとっちらかってきた感があるなあ・・・

言い換えると芯がぶれてきてる感じ

ゲド戦記宮崎吾朗を評して「本人の頭の中にはちゃんと筋道だった物語があるんだろう」ってのを見かけたけど、それに近づいてきてる気がする

あと試合描写が何やってるのかこの上なくわかりづらくなってきた

ピンポンチックな動いてるようで止まってる絵で動きの方向性もわかりづらいし、線もメリハリがなくてみづらくなってきた

通常モード女の子かわいいナギサちゃんみたいなボーイッシュ巨乳とかまじイイと思うんだけど(ニセコイつぐみみたいな

面白くないわけじゃないんだけど、月刊誌のペースとしてはおそすぎるし

うーん

まあだからこそ流行らないんだろうけど

でもamazonだとのきなみ高評価・・・

まあ自分には合わなかったってことなんだろうな

改めてテニプリ読むと、なんだかんだでわかりやすすぎるくらいわかりやすくてものすごく何やってるのか伝わってきてワロタ

2015-11-28

とある若手俳優オタクが待つ理由

三次元オタクはなぜ待つのか。

年間数十時間入り待ち出待ちに費やすオタクの風上にもおけないわたしが、オタクになってからずっと考えてきたことである

基本的三次元オタク世界では、出待ちはだめだという風潮になっている。

公式出待ちのある宝塚は、他のジャンルオタクから「まあ宝塚は別枠だから」と言われる。

そして東京の有名な劇場だと、なぜか事務所出待ち禁止している子達でも、「どこどこ劇場から〜」と出待ちが突然許された風潮になる。

そして、これまで出待ちなんて来たことがなかったようなおばさんのオタクたちが待ち始める。パンフレットサインをしてもらう。握手してもらう。舞台が終わって疲れているはずの◯◯くんが「ありがとうございました」と自分だけのための笑顔を数秒くれる。

すると、これまで「出待ちなんて…」と叩いていたオタクたちが口をつぐみ出し、気づいたら出待ちファンに成り下がっている。

出待ち麻薬だと思う。

アイドルでもなんでもない彼らは、イベントでもない限り、ファンが気軽に言葉をやりとりできる相手ではない。

あんまり人気がない人だとツイートをファボしてくれたり、リプライをくれる場合もあるが、いわゆる若手俳優の中で日常的にそういったことをしている人というのはあまりいない。

からファンと俳優のやりとりはお互いに一方的ものになる。

投げて、キャッチして終わりであるボールは続かない。

ブログ更新されてコメントをしても、そのコメントに対するレスはない。

もちろん手紙を書いたって、もはや読んでいるのかわからないレベルだ。読んでいる子もいるし、正直読んでない子もいる。

けれど、出待ちをすれば最短でも数往復のやりとりができる。よっぽどギスギスした現場でもない限り、「観ました(観ます)!」と言えば、ありがとうございますと言われる。

よっぽど追いかけまわしていない限り、彼らの発する言葉は限られる。

「そうなんですか。」「本当ですか?」「うれしいです、ありがとうございます

彼らは現場botになる。待ち始めた頃、たくさん話せたような気持ちになって会話を思い返してみても、気づけば話しているのはわたしばかりで、向こうは無難レスしかしていないことを知る。

基本的によっぽどでもない限り、彼らは肯定しかしない。

彼らにとって、たとえ出待ちをするファンだとしても「ファン」だからだ。

そもそもそういう職業だと割り切って、自分でここまでは話すと決めている子もいるし、自分ホストではないと絶対出待ちとは話さないと決めている人もいる。

出待ちに慣れてないオタクは断固拒否俳優でもない限り、肯定しかされないから自分出待ちすることを本人が肯定してくれていると思い込む。

それが限りなく消極的な「仕方ない」肯定だということには気づかない。

彼女たちにとって、目の前の俳優自分と同じ人間ではない。その事実は知っているはずなのに、頭で理解しようとしない。

自分職場で誰かに待たれていたらどんな気持ちがするのか、考えたりしない。むしろ、くだらないプレゼント舞台感想を書いた手紙を「あげている」自分出待ちなんかして時間を使って「あげている」自分という気持ちになる。

そういう本当に迷惑なファンに成り下がっても、ほとんどの俳優はそのオタクが消えていなくなるまで待つ。

出待ちファンを拗らせてホラーすぎる行動に出るオタクも世の中にはたくさんいるし、たくさん見てきた。

明らかに嫌がられていて、他の共演者にも困った顔をされ、時には他の共演者がその俳優を守るような素振りを見せても、そこまでまわりが見えなくなったオタクが気づくことはない。

けれど、ある日突然いなくなる。いなくなるものから、どういう気持ちで、なぜ気づけたのかとても気になるけれど、聞けたことはない。

最寄りで待ってしまったり、「ここまでで」と言われても延々着いていったり、ご飯やさんに押しかけたり、そこまで時間を費やして、それが本人に拒絶される原因になってしまったと気づいたとき、どう思うのか全く想像がつかない。

そもそもそういうことをしても許されると思っている時点で自分が何様でどういう発想でそういうことをするのかよくわからないが、あれだけ情熱を傾けていたものをうしなって、なにをして生きているだろうとむしろ心配になる。生死を案ずる。死んでいないかしらと不安になる。誰かしらがどこそこで見かけたと話が回ってきて、よかった生きていたともはや安堵する。

出待ちをすることは本人に嫌がられることだということをわたしは知っている。

けれど、わたしは待つ。なぜなら、本人は待たれることを諦めていることも知っているからだ。

わたしが待たなくても誰かは待つ。出待ち肯定されてはいけない。舞台の観た人全員が出待ちをしたら街は大混乱になる。

一方で、だめでありながら、誰かは絶対に待つこともみんな知っている。だから、わたしは劇場という物語の中で「出待ちをしちゃう最低なファン」という役を割り当てられる。

そして、たくさんの暴言を受け止めながら、しれっとした顔で待つ。面白かろうが面白くなかろうが、入れる限り公演には入って、毎日待つ。

すると個として俳優認識されるようになる。

いつも待つけどいっぱい公演には入ってくれる◯◯ちゃんになる。どれだけつまらない公演でもたくさん入るので、例え舞台がつまらなくても、制作がいい加減でも、俺のチケットノルマ買い支えてくれる◯◯ちゃんにもなる。

そして、一定数の俳優は、どうやってこんなに俺に会いに来るのに、どこかで舞台に通うだけのお金を準備するんだろうと少し興味を持つ。そして、そうでない俳優は、よくわからないけど、出待ちはするけどたくさんお金を使ってくれる人だと自分にとって都合のいい部分で受け止める。

そこで付け上がるオタクは2.3年でいなくなる。

わたしはこんなにたくさんお金を使っているんだから出待ちして対応してもらって当然、イベントでファンサをしてもらって当然、大切にしてもらって当然。

そうやって消えていくオタクもたくさん観てきた。

けれど、世の中には出待ちなんかしなくても、舞台を全通してせっせと手紙を書いて、一生懸命応援しているファンはいるのである

お互いに言葉を交わすことはほとんどないし、本人はその人の顔も知らない場合が多い。

しかし、手紙をもらうたび「この人いつも来てくれるなあ、昔からずっとだなあ、ありがたい」と俳優は思う。

顔すら知らないからイベント俳優から声をかけることはできない。だから俳優「ありがとう」という気持ちはファン本人に届くことなく消えてしまう。

俳優は引き止めることも、直接お礼を言うこともできないけれど、そういったファンもまた自分を支えてくれていることを知っている。

出待ちファンが、これだけお金を積んでいるから、対応されて当たり前は成り立たない。

あくまでそこの繋がりはない。結果論だ。これだけ俺にお金を使ってくれるくらい俺のことが好きな(かわいそうな)子だ。優しくしてあげよう、と思えば、対応は優しくなる。

最初はファンも喜ぶ。わたしは出待ちファンなのにそんなに優しくしてくれてありがとう!と感謝する。

けれど、次にやらないと「どうしてしてくれないの?わたしのなにが悪いの?」と怒る。

大抵そういうオタクは他のファンに嫌われているので、対応されないと「やっぱりあの子出待ちなんかして嫌われてるんだわ」と言われる。

からこそ、オタク必死になる。

嫌われていると思われたくない。みんなの前でわたしの存在肯定してほしい。普段自分の悪口を言い、会場でヒソヒソと遠目に話しているファンを見返したい。

しかし、それにずっと応えていれば、他のファンは興ざめする。

あの人出待ちなのにあんなファンサしちゃうんだ、わたしたちはルールを守って応援してるのにバカみたい、と思う人は一定数いる。

そして俳優はその出待ちファンと他のファンとの板挟みになり、やがてそのファンのことが疎ましくなってくる。

お金は使ってくれるけれど、色々とワガママを言ってきて面倒だ。最初から対応なんかしなきゃよかった、こんなことになるなんて思ってなかった、と思っているだろう俳優も何人も観てきた。

ちゃんとファンとの線引きをできなかった俳優にも非はあると思うが、そもそも出待ちなどの現場でちらっとしかさな自分のファンの性格人間性なんてわかるわけがないし、運が悪かったとしか言えない。

だんだん対応が悪くなっていき、オタクも干されていることに気づき、離れていく。

そうやって消えるオタクもいる。

また、ただ単に対応が慣れから悪くなっていき、それにオタク失望して辞めるパターンもある。

何年も追いかけていると、機嫌が悪い日もたくさんある。けれど、オタクはぐっと堪える。すると、俳優は「俺がどんな態度とってもこの子は俺のことが好きなんだ、追いかけてくるんだ」と勘違いする。

お礼を言うことを忘れてしまう子もいる。全通するからね、と言って「そうなんだ」と返してしま俳優もいる。

けれど、全通は簡単なことではない。プライベートの予定をスケジュールとにらめっこしながら調整して、資金調達して、チケットを買い揃え、毎日劇場までの交通費を払い、など、考えると気が遠くなる行為だ。

俳優は、舞台全通なんてしたことがないからオタクがそのためにどれだけの犠牲を払っているのか、ピンとこない。

俳優にとって、その子が全通やそれに近い劇場通いをしてくれることはもはや当たり前だからだ。

そうなってしまった俳優失望して辞めるオタクも数多く見てきた。

別にお礼を言われたくて全通しているわけではないし、本来お礼を言ってもらえるものではないが、お礼を言う場があるのにお礼を言わないとさすがにオタクの心も着いていけなくなる。

俳優本人に演技などの実力が備わってない場合特にそうだ。

◯◯くんの演技、大根だなと思ってずっと応援してきたけれど、同じお金を使うならもっと有名な人の出ている良い舞台を観ようかなと思うオタクもいる。

こういう結末は結局どっちが悪いのか、わたしには判断がつかないけれど、一番多いと思う。

一方で何年も延々と追いかけてしまオタクがいる。

それは、自分出待ちをして迷惑をかけていると自負しながら追いかけていて、また、俳優側もそのオタク感謝気持ちを忘れなかった場合である

そういったオタクは、自分が叩かれて当然だと思っているので、ファンサをされなくても怒らない。むしろされると、ラッキーくらいの気持ちでいる。

自分出待ちをしてしまう最低なオタクだと思っている傍ら、心から板の上に立つ俳優を好きでいる。

から対応が多少悪くても「そもそも出待ちしてたのが悪い」「疲れてるのに申し訳ない」という気持ちを常に持ち合わせている。

もはや、板の上の俳優が好き過ぎて、出待ちをして迷惑をかけている自分という存在にすらちょっと苦しむ。

俳優も、「この子は俺が嫌なときには空気を読んで帰る子だ」と思うので、だめなときは遠慮なく今日対応しないと通告してくる。オタクもそれを受け止め、おとなしく帰る。

さらオタクの中には、俳優が嫌がっていることをするファンを止めてくれる人すらいる。

ご飯屋さんで待っていたり、タクシーで追いかけようとしたり、延々着いていこうとするファンに声をかけて、止めたりする。

これは俳優本人が絶対にできないことだが、確実に嫌がっていることなので、「この子は俺が電車に乗るまでストーカーを止めていてくれる使えるオタクだ」と思い始める。

若手俳優マネージャーはそこまで仕事をしないので、俳優ストーカー(と化したファン)を自分でなんとかしなくてはいけない一方で、自分対策をしたら逆に喜ばせてしまうこともわかっている。

たとえ男といえど、家まで着いてこようとしたり、自分の待ってほしくないところまで待とうとするファンは、気味が悪いので、代わりにオタク対策すると嬉しいと思っている俳優一定数いる。

そういう悪質なファンの相談オタクにする俳優一定数いる。

オタクは頼られて嬉しいので、頼まれたことを必死遂行しようとする。そして、お互いにWinWinの状態になる。

オタクがもう追っかけ辞めようかなとこぼすと、まだ発表されてないけれどこんなこんな仕事があって俺は◯◯ちゃんにみてほしいって思ってるんだけど!と引き止めようとする。そういう話も珍しいことではなくて、そういうとき俳優人間味を感じる。

けれど、オタク対応されればされる程、不安になる。

わたしがいなくなったら、またわたしみたいなオタクが現れて◯◯くんはその子にもこんなことを言うんだろうかと考え始める。

何時に現場に入るよだとか、何日はどこで仕事があるよだとか、自分から教えてくれるのか、それともこの俳優自分みたいなファンには誰でもそうするのかわからなくなる。きっと答えはYESでありNOでもある。

けれど、その答えを知りたくなくて、オタク現状維持を続けてしまう。俳優に気を使いながら待って、機嫌を損ねないように話して、対応が悪くても落ち込まないようにいつでも受け止める心でいる。

勿論根底に「好き」という気持ちはある。けれど、好きだからこそそれ以上に不安なのだ

自分が大好きな俳優にとって、替えの効く「個」なのか、それとも唯一無二のそれなのか。

その不安に気づかないためにひたすら待つ。

きっとこれこそ、わたしが年間何十時間も何百時間も待ち続ける理由なのだ

2015-11-08

屍者の帝国

 伊藤計劃はディティールの作家だった。

 はっきり言ってしまえば、虐殺器官トリックハーモニーアイディアも、SF観点からするとさして目新しいものではない凡庸ものだ。

 にも関わらず、「夭逝天才作家」として祭り上げられる以前から○○おじさんを含むめんどくさい連中に評価されている理由は何かと考えると、ディティールの積み上げる圧倒的なリアリティにあるのだと思う。

 虐殺器官に出てくる心理マスキング処理、ハーモニーに出てくるアマゾンめいた個人評価スター、これらは今現在からの延長線上の未来として演算される現実的もので、一部の組織企業内では既に現実のものとして実装されているものであろう。

 彼の死から早6年、彼の最後作品である屍者の帝国が、Project itohの最初映像作品として公開される、それも彼が最も愛した映画という形をとってだ。

 6年間、それはあまりにも長い時間でした。僕らの好きだった計劃さんは、どうしようもなくめんどくさい(そして愛すべき)はてダ映画おじさんという存在から、いつの間にかに「夭逝天才作家」という世間を騒がすアイドルになっていてProject itohなるもの始動してしまう始末。

 それでも、それでも、Projectに苦虫を噛み潰したような表情で立ちすくむ○○おじさんたちも、御大小説映像化されることには公開される前は素直に喜んで胸のときめきを抑えきれなかったはず、そう公開される前は。なんなんですか、いざ公開されたとなればハダリーたんのおっぱいとか階差機関に対する言及はあれども映画のものに対しては皆口をつぐみ挙句の果てに「地獄はここにあるんですよ」と指差す始末。

 はっきり言おう、○○おじさんたちは生前の計劃さんから何も学んでいないと。

 映画批評っていうのはレビューではない。もっと体系的だし、少なくともウェブに溢れる「面白い」「つまらない」といった感想程度のゴシップではない。

 批評とはそんなくだらないおしゃべりではなく、もっと体系的で、ボリュームのある読みものだ。もっと厳密にいえば「〜が描写できていない」「キャラクターが弱い」「人間が描けていない」とかいった印象批評規範批評の粗雑な合体であってはいけない。厳密な意味での「批評」は、その映画から思いもよらなかったヴィジョンをひねり出すことができる、面白い読み物だ。

 だから、こいつは映画批評じゃない。まさに印象批評的で、規範批評的で、それはすべて、ぼくが紹介する映画を魅力的に見せるためにとった戦略だ。

 面白い映画面白かった、という。

 このページでいろいろ書いていることは、結局そういうことだ。

「おかえり、フライデー

 人間は死亡すると、生前に比べて21g体重が減少することが確認されている。それが霊素の重さ、いわば魂の重さだ。我々は魂が抜けた肉体に擬似霊素をインストールすることによって死者を蘇らせる。

 原作は我らが伊藤計劃、そして円城塔。といってもたった30枚の遺稿は映画化にあたってオミットされている。メディアミックスなるもの今日当たり前のものになりつつあるのに、なぜかこと映画化に関しては地雷であるという評価が当然のものになりつつある、特にマンガアニメ原作付きのものに関しては顕著だ。本作もその類に漏れず、○○おじさん達から大変な不評を買ってしまっているが、伊藤作品映像化という観点からすれば私は十二分に楽しむことができる傑作だと思った。

 原作付き映画に何を期待するかは人によってそれぞれ違うが、原作ストーリー通りに話が展開するだとか、セリフを忠実に再現するだとか、冒頭の30枚を残すだとか、少なくとも私はそういったことには重みを置かない。小説には文字の、映画には映像の文法がそれぞれあるのだから、単に忠実に再現するだけでは翻訳として成り立たないし、少なくともメディアミックスとしての価値はない。それは原作ファンを称するクラスタに向けた言い訳に過ぎず、怠惰姿勢だと思う。

 文字とはすなわち情報であり、映像もすなわち情報である。その違いがどこにあるかというとtxtファイルwmvファイルの容量を比べるまでもなく、圧倒的な情報量にある。つまり同じシーンを描写するにあっても、映像化のためには不足する情報を画面に徹底的に描き込まなければならない。では不足する情報をどこから補ってくるかといえばやはり原作であるのだが、単に帰納演算に基づいて情報を付加すると、あたかjpeg画像を拡大したように荒く違和感を感じるものになってしまう。そこで映像化にあたっては、原作を入念に読み込み世界観理解したうえで、原作存在しなかった情報を加えることでディティールを明確にする。一方でその情報量が過剰であるが故に、人は文字を3時間追うことができても、映像を3時間観ることは困難なのもまた事実現実的には予算だとか尺の問題だが)。そこで行われるのは物語圧縮である。先に述べた情報の付加と異なり、如何に情報量を減らさずに短い時間に収めるか、如何にディティールを残したまま圧縮できるかが肝になる。

 こうして完成した映像作品は、個々人の頭の中に存在する「原作」とは違ったものとなっているので、ほぼ確実に違和感を与えることになる、場合によってはそれが不評の原因になるかもしれない。だが、ここであえて言わせてもらえば、その違和感こそがメディアミックスとしての醍醐味であって、映画を見る楽しみの観点であろうと。

 私はかつて植民地だった地域によくある上海租界のような場所が好きだ。それは現実宗主国建築物を現地にある材料で模したまがい物に過ぎないのだけれども、望郷の念からか過剰に演出されたそれらの建物は本物のフランスイギリス建物より本物らしく見える。例えるなら歌舞伎女形女性より女らしいようなものだ。

 映像化された屍者の帝国に、私は原作より原作らしいもの、あるいは書かれることがなかった、この世界線には存在しない真の原作面影を感じることができたと思う。

 ボンベイにたむろする屍者の労働者、○○おじさんにも大好評だった圧倒的なディティールの階差機関、白く荒涼としたカザフスタン目黒雅叙園相撲浮世絵ジャパン映像化に際して付加された情報量についてだけでも映画として申し分ない。かつて彼が愛していた世界観型の映画のように、産業革命時代に屍者技術なるもの存在した場合どんな世の中になるかというSF観点なif、たったひとつの嘘による世界構築がなされている。

 「あなたにもう一度逢いたかった、聞かせて欲しかった、あなた言葉の続きを。」

原作ではフライデー円城塔で、ワトソン伊藤計劃にあたる。彼が残したテキストを読み足りない情報を補って、作家伊藤計劃脳内にエミュレートして続編を書くという行為を考えれば当然の配役である小説エピローグで、彼岸に渡ったワトソンを思ってフライデーは自らの意思を持ち動き出す。一方、映画ではその立場が逆転して、ワトソン円城塔フライデー伊藤計劃にあたり、旅の目的伊藤計劃の復活である映画の文法としては旅の目的明確化だが、○○おじさんにとっての不評の元凶となる改変だ。BLノイタミナだとdisる気持ちもわからなくはないけど、ヴィクター書記を手に入れて伊藤計劃を復活させるという話が映像化第一弾として公開されることに意味を感じる。

 冒頭にも書いたが伊藤計劃小説は言ってしまえばそんなでもないし、同じようなものを書ける人は出てくる。けど、彼の映画批評のような愛と薀蓄に溢れた文書を書ける人はもう出てこないような気がする。それでも彼がもし生きていればこの映画をどう評論しただろうか、死んだ彼がこの映画を見たらどう評論しただろうか。

 あなたはここにいるわ、そう思えるような文書をみんなもっと書いて欲しい。

2015-03-06

http://oimoimomomo.sakura.ne.jp

 ねねは、清正の主たる秀吉の、糟糠の妻だ。

 清正がまだ虎之介と呼ばれた幼い頃から、正則と共に実の子のように可愛がってくれた、所謂母のような存在だった。

 ねねの存在があったからこそ、今この肥後25万石を納める加藤清正があると断言して良い。清正や正則と言った子飼いの将が、他の古参の将兵を差し置いて高禄を食める身分になれたのは、一重にねねによる推挙があったからだ。

 だからこそ清正は、大坂城登城する機会があればねね――いや、北政所となった彼女のご機嫌伺いを欠かさなかった。

 この度の出仕もそうだったはずだ。

 しかし、実はいつもといささか様子が違った。

「清正、今日あなたに紹介したい人がいるのよ」

 簡単な挨拶を済ませた(と言っても、ねね自身が堅苦しい挨拶を好まないので、形式だけのものでさえなかったが)すぐ後に、ねねが言った。

 一体なんだと訝る清正だが、それを面には出さずにただ頷くいた。

 ねねが名を呼ぶ。

 はい、と返事があって、軽い衣擦れの音が耳に入った。「……清正」

 聞いたことのない声が、清正の名を呼ぶ。しかも呼び付けで。

 何事だ、と眉をしかめて声の方向を無遠慮に見た清正は、ますます仏頂面になった。

 現れたのは、年若い娘だった。全くもって見覚えもなければ、呼び捨てにされる筋合いもない。

 とっさにねねの方に視線をやったが、彼女はただにこにこと笑っているだけで何の説明もなされない。

 そうこうしているうちに、娘が清正に駆け寄ってきた。

「清正!?え、本物…」

「おねね様」

 娘の手が清正の身体に触れようとした瞬間、耐えかねて清正は声を上げた。

 清正の拒絶する態度がわかったのか、そう言った瞬間娘は手を引っ込めてぴたりと止まる。

「…あの、説明していただけますか」

 少し不機嫌そうに清正が言うと、ねねはやや困ったような顔をした。ついで苦笑を浮かべて、おいで、と娘に向かって手を差し伸べる。

 すると娘は何の疑問もなくねねの隣に座った。ねねの隣…つまり上座だ。

 いよいよもって清正は訳が分からなくなる。

 恐らくこの天下で二番目に権力を持っているのは彼女関白秀吉の正室、北政所だ。

 余談ながら、秀吉が小身だった頃から夫をよく助けていた彼女に、秀吉は頭が上がらない。また、ねねは豊臣政権の内政や人事も把握し、秀吉によく助言している。秀吉の目に見えないところをねねがカバーしているような格好で、彼女によって取りたてられた者も少なくない。

 雌鳥歌えば家滅ぶという故事もあるが、ねねはそんなものは知らぬとばかりに、秀吉を、国政を支えたのだ。

 ともあれ。

 そんな女性の隣に、図々しくも座れるようなこの小娘とは一体何だ。清正の疑念ますます膨れ、とどまることを知らない。

 さまざまな想像をする清正に、ねねが弾けるように笑い声を上げた。

「やだよ、清正。そんなに怖い顔をしちゃ」

「いえ、…そのようなことは」

「ごめんね、何も説明しないで。紹介したかったっていうのは、この娘のこと。夢子っていうのよ」

 その夢子が一体何なのだと、清正は喉元まででかかった言葉を飲み込んだ。

 無意識視線を動かすと、娘が清正を凝視しているのが目に入る。

 居心地の悪さを覚えて目を逸らすと、清正はねねの次の言葉を待った。

 若干いらいらとする清正に、ねねはどこまでもマイペースかつ笑みすら浮かべて楽しげだ。

「実はね、清正。もの相談なんだけど――」

 紡ぎだされたねねの言葉に、清正は絶句した。

 *** ** ***

 意味が分からない。

 というのが清正の正直な本音だった。納得出来ない。出来るわけがない。

 何故こうなった、と清正は頭を抱え込みながら――隣を歩く娘をちらりと盗み見た。何も考えてなさそうに、少し楽しげに、弾むようにして歩くこの娘。

 着物が変だ。丈が短すぎる。しかし、貧しいから丈を詰めていると言う風でもない。汚れてもいないし擦り切れてもいないし、何より露出した肌には貧困を表すものが何一つとしてなかった。思えば、南蛮人着物の形に近いものがある。

 夢子、というこの娘。

 ねねによると、突如として光の中から現れたという。そこからしてまず、信じることが出来ない。しかし、ねねは清正の大恩人。ここは素直に信じることにした。

 しかし、百歩譲ってこの娘が光の中から現れたとしよう。問題はその次だ。

 この娘が、今から4、500年先の世界からやってきたということ。

 ねねは信じたらしいが、清正には無理だ。第一、4、500年の未来がどうなっているか想像もつかない。

 秀吉やねねは、その人柄と広すぎる懐ゆえか、この怪しすぎる娘を稀なる客人としてもてなしているらしいが、清正には無理だ。

 なのに現状、清正はねねからこの娘を押し付けられてしまった。いや、“押し付けられた”というのは表現が悪い。ねねは無理にとは言わなかった。『出来れば』という表現をした。そして、他ならぬねねの頼みだから断れなかったのは、清正だ。今更この決定を覆していては男が廃るどころか、大恩をあだで返すことにもなりかねない。

 とは言っても、薄気味悪いとは思った。

 なんの変哲もない娘であるが、口を開けばおかしなことしか言わない。

 清正とこの娘が来世では恋人である、とか

 娘は初めから、清正のことを知っていた。

 ねねや秀吉との会話から発展していったらしい。どのような詳細があったかは知らないが、ともかく、娘が“会ってみたい”と言ったそうだ。

 そして今日に至った。

 ねねの言い分としては、『故郷をとても懐かしんでいるから、かりそめとは言え、知った人間の元で過ごすのが一番だろう』とのこと。暗に、その恋人とやらの役をしろと命ぜられているかのようだ。

 何より、本人の希望が強かったらしい。

 今はおとなしいが、先ほどまではうるさいくらいだった。

 清正、清正、と全く見知らぬ人間(それも小娘)から呼び捨てにされるのは、少々我慢がならない。

 しかし、ねねの頼みを断ることは出来ないし、粗略に扱うことも出来ない。お願いよ、なんて手を合わせて頼まれたら断るなんてとんでもない。

 (まったく、人がいい)

 と思わないでもないが、そんなねねが好きだからと思えばそれ以上は何も言えない清正だった。

 ともあれ、“客人の接待”と思えば良い。

 屋敷に戻れば、部屋を確保し、家臣侍女に説明をしなければならないのだが、なんと言ったものか。

 色々と考えをめぐらして、改めて面倒なことになったと思いながら清正は屋敷を目指したのだった。

 ともあれ清正の行動は早く、“北政所から客人をお預かりした。丁重に扱うように”とし、あとは黙殺していようと考えた。

 ねねは、可能ならそばに置いてあげて欲しいと言ったが、機嫌を取れとは言っていない。

 清正には他にも仕事があるし、この娘にばかり構ってはいられないのだ。

 そうやって放置して、半月まりが過ぎたときだった。

 自室にて政務を執る清正は、こっそりと忍び寄ってくる気配を察知した。

 普通なら何者だと人を呼ばうところだが、こんな白昼堂々、しかも気配だだ漏れでやってくる諜者がいるものか。何より、戦時でもないというのに。

 何だ、と思っていると障子戸の向こうから声がかけられた。

 一応返事をすると、控えめに開けられる。暫くぶりに顔を見た、あの娘だった。

 文机に向かう清正を一瞥すると、どこか忍ぶようにして部屋に入ってくる。

政務中だ」

 一言断ると、分かっていると娘はしゃあしゃあと言った。だったら早く出て行けと心の中で思った清正だ。

 娘はそんな清正など構いもせず、部屋の隅にちょこんと腰掛けると、どこから取り出したのか本を膝の上に置いて読む体勢を作った。

邪魔しない、静かにしてるから。いいでしょ?」

「…勝手しろ

 出て行く気配がないところを見ると、清正は嘆息をついてそう答えた。

 初めは娘の視線が清正に寄せられていたが、暫くするとそれもなくなる。

 しかし時折思い出したように娘の瞳が清正を見つめ、逸らされる。

 当然のように会話はなく、わずかな物音さえ許さないそこは沈黙に包まれた。

 それは、次の日も、その次の日も、その次の日もずっと続いた。

 こっそりとやって来ては声をかけ、部屋の隅で本を読む。

 読み終わっても出て行かず、ぼうっとしているか清正の後姿を眺めている。

 そんな日が、続いた。

 (何だ?)

 と清正は訝ったが、その疑問をぶつけるわけでもない。

 別に何かの邪魔になるわけでもなし、放っておくことにした。

 一度など、あまりにも静かで動く気配さえないので振り返ってみると、娘は打掛を布団代わりに部屋の隅で丸まって眠っていた。

 清正は呆れる思いだったが、これを機にと思って気配を忍ばせて近寄ってみた。観察ばかりされているので、観察し返してやろうと。

 よほど寝入っているのか気配に疎いのか、清正が近づいただけでは起きる様子も見せない。

 畳の上に、短い(当代比)髪が散らばっている。

 肌は白く、身体には傷ひとつなく、教養はないくせに読み書きは出来る。行儀作法は全くできていない(どころか常識にも乏しい)が、やはり下層民ということはないらしい。

 小さい顔だと、清正は己の掌と比べて思った。清正のそれで顔面が覆えるのではないかと、興味本位でそろそろと手を伸ばした時。

 折悪しくも娘が目を覚ました。

 慌てて清正が手を引っ込めると、娘はゆっくりと身体を起こして何をしているのかと尋ねる。

 狼狽した清正が正直に答えると、一瞬娘は目を丸くし、ついで笑った。

「同じことしてる」

 誰と、と問えば清正、と娘は答えた。清正が変な顔をして困惑を示すと、娘は手を振って違うと言った。

「私の恋人。来世のあなた?かな」

 それを境に、清正と娘は少しずつ会話をするようになった。

 といっても、大体にして娘がしゃべり清正が相槌を打つという格好。内容も大したことはない世間話から、二人の共通の人物である秀吉やねねのこと。この話題になると、清正も少しばかり言葉を話した。

 だが、一番多いのは“清正”のことだ。――娘の恋人であるという、清正のこと。これは、半ば娘の独り言のようにして語られることが多い。

 回想するように、懐かしむように。

 そして、いとおしそうに。

「……清正、今何してるのかなぁ」

 最後はいつもそれで締めくくられる。

 初めは興味なさそうに聞いていた清正であったが、次第にどんな人間なのか気になりだしてきた。娘の言うことには、清正と同姓同名で背格好人相もそっくり、声まで似ていて性格も類似しているとか。

 そして何より、娘が“清正”を愛していると言う。

 単純に、どんな男なのか気になった。

 しかしある日から、娘が清正の居室に来なくなった。

 最初は放っておいたが、こない日が三日、四日と続くと何かあったのだろうか思うようになった。

 七日連続でそれが続いたとき、とうとう清正は立ち上がった。

 それとなく家臣の者に聞いてみると、屋敷の外に出ているとのこと。供もつけずに。

 放っておこうかとも思ったが、よくよく考えてみると、あの娘は北政所から預かった客人だ。白昼、秀吉のお膝元である大坂武家屋敷で、妙な物がいるわけはないが、万が一ということがある。何より

あんな調子で他の者に話しかけていては、それが事情を知らぬ人間だったら命がいくつあっても足りない。清正は慣れたが。

 考えあぐねた末、清正は娘の部屋を訪れることにした。事情を聞いて、必要があれば供をつけさせるよう、釘をさすつもりだった。

「供もつけずに、屋敷を抜けているらしいな」

 突然の清正の来訪に、娘は驚いたようだったが、開口一番の清正の言葉もっと驚いたようだ。

 しかし驚いたのも一瞬で、はて、と言うように首をかしげてみせた。

「お供ってつけなきゃダメなの?」

 この調子だ。

 清正がため息を吐くと娘は、何よ、と戸惑ったような顔をする。

「だめも何も、普通身分の高い女性は供回りをつけずに出歩いたりしないもんだ」

「でも、私別に身分が高いわけじゃないし」

「それでも、北政所から預かった客人だろうが。お前に何かあっちゃ困るんだ」

 どこまでも暢気そのものといった娘に呆れながら清正が言うが、彼女はまるで聞いてはいない。

 嬉しそうな顔で、

「清正、私のこと心配してくれたの?」

 などと言い出す始末だ。呆れ果てたヤツだ。

 そんな言葉黙殺して、清正は話を先に進めた。

「とにかく、今度から外へ出るときは供をつけろ。世話役侍女がいるだろ」

あやのさんとお絹さん?」

「お前が勝手にふらふら出歩いて、怠慢だと叱責されるのはその二人だからな」

「え?!そんな、怒らないでね!私が勝手に…」

「これからはそうするな言ってるんだ。大体、何しに行ってんだ」

 清正の問いに、娘は、どこかもじもじしてはっきりと答えない。

 答えたくないのなら、と踵を返そうとした清正の裾を捕まえて、娘が、犬!と答えた。

「…散歩してたら、子犬が捨てられてたの。かわいそうだから、餌やりに行ってただけ」

 別に怪しいことしてないよ、と娘は付け加えたが最初から疑ってはいない。

 そうすると、確かに家臣の言葉と一致する。屋敷を出る前に厨によって、弁当を作ってもらっているというから尚更だ。


 俺も焼きが回ったかな、なんて清正は歩きながら考えた。

 供回りはなし、私的な用事で家臣を連れまわすことは出来ない。ごく軽装に身を包んだ清正は(といって、普段から質素であるが)、娘と二人で通りを歩いている。

 どんどんと入り組んだ道に入って行き、しまいには神社のようなところについた。

 こんなところもあったのか、としげしげと周囲を見渡す清正の視界の中で、娘が境内に走っていく。

 清正が娘の後を追うと、太い木の根元に、布に包まれ子犬がいた。生後三月といったくらいか、すでに顔つきは成犬のそれに近づいている。

 娘はそれを撫で、声をかけた。すると子犬の方も懐いているのか、かがんだ娘に飛びつきじゃれ付いた。

 子犬と戯れる姿は、無邪気そのものだ。そしてその笑顔は、今まで見たこともないほど輝いている。本来はこのように笑うのだろうかと清正は思った。

 むっつりと考え込む清正の名を、娘が呼ぶ。

「ねえ、清正も触ってよ。もう、可愛いんだよ、人懐っこくて」

 懐いているのは餌をもらったからだろうと思ったが、清正がアクションを起こすより先に、子犬の方から清正の足元にじゃれ付いてきた。

 今まで特別犬猫に何か思ったことはなかったが、懐かれて悪い気はしない。

 清正が屈んで手をかざすと、子犬は喜んでそれを舐める

「ほら、可愛いでしょ!名前はね、黒いからクロ」

「…まんまだな」

「いいでしょ、別に

 つっこみを入れた清正に、娘は少しばかり頬を膨らませて抗議した。

 暫く無言で犬を眺めていた清正だが、立ち上がって帰るかと娘を促す。

 一瞬、娘がなんとも言えないような瞳で清正を見たが、何も言わなかった。最後にクロをひとつ撫でて、また来るねと呟く。

 清正は腰に手を当てて、そんな様子を見ている。

 名残惜しそうにする娘に、やれやれ嘆息を吐いてから

「飼うんじゃねえのか?」

 と一言尋ねた。

 すると、弾かれたように娘が顔を上げ、清正を凝視する。

 清正がそれ以上何も言わないところを見ると、娘はありがとうと叫んだ。

「クロ、今日は一緒に帰れるんだよ!」

 娘の言葉に、クロは分かっているのかいないのか、一声鳴いた。

 *** ** ***

 ふと、通りがかった清正の目に、縁側に座り込んだ娘の姿が入ってきた。

 わざと足音を立てて近付くが、娘がそれに気づいた様子はない。相変わらず気配に疎いヤツだと清正は思う。

 娘は、縁の下に座っているクロを撫でながらぼんやりと空を見上げている。

 その視線の先、見事な満月があった。

 ――月からやって来たナントヤラ、というわけでもあるまい。

 しかしその横顔には、そこはかとない哀愁があって、望郷の念に駆られているのは明白だ。

 清正はそんなことを思って、羽織を娘の頭からかぶせるように掛けた。

 それでようやく、娘は清正に気づき、こちらを向いた。

「こんなところでぼんやりしてると、風邪引くぞ」

 清正が声を掛けると、娘は羽織を肩から掛けなおしてありがとうと呟いた。

 そして清正を見上げて、微笑む。

「優しいね

「…別に。おねね様から託された客人に何かあったら事だからな」

 嘘は言っていない。清正がむっつりとして言うと、娘は肩をゆらしてクスクスと笑った。

 そんな笑顔にほっとした己に気づいた清正は、誰から指摘されたわけでも、ましてやその安堵を悟られたわけでもないのに、

 (別に

 と心中言い訳をしている。一体誰のための弁明か。

 そんな狼狽を誤魔化すようにして、清正はどうしたんだ、と言葉を紡ぐ。

「月なんか眺めて。ゲンダイ、とやらが恋しくなったのか」

 紛らわすために適当に吐いた言葉であったが、娘は頷いた。

「分かる?さすがは清正、一心同体ね」

 なんでそうなるんだ、と清正は呆れたように口を閉じた。

 一瞬でも心配した自分が損だ。

 むすっとした清正に構わず、娘は言葉を続けた。

「あのね、考えたことがあるのよ。聞いて。…今、目の前に居る清正と、…あなたのことね。あなたと、私の恋人の清正は、やっぱり違うなって」

「当たり前だ。俺は俺以外の何者にもなった覚えはない」

「それは、そうだけどさあ」

 彼女曰く、清正は“来世の恋人”らしい。

 そして彼女の住まうニジュウイッセイキとやらには、清正とそっくりの“清正”が居て。…なんて途方もない話。

「でも、やっぱり似てる」

「…前にも聞いた」

「しゃべり方もね、むっつりした顔もね、全部全部。ご先祖様かな?それとも前世の姿かしら。不思議だわぁ…」

「俺は、俺だ」

 伸ばされた手が、清正の手に触れた。

 控え目な手つきは、清正の手の重さを測るように軽く持ち上げたあとさっと撤退していった。

「やっぱり、ここは戦国時代なのかぁ…。そうよね、あなた戦国武将で、私のことをお世話してくれたおねね様っていうのも、…北政所様ってやつみたいだし」

「だから最初からそう言ってるだろ」

「そうね。あなたは、清正!っていうよりもはや清正様って感じだもの呼び捨てなんて恐れ多いわ」

 と言うものの、娘は清正を呼びつけにする。

 当初それに抵抗があったものの、慣れとは恐ろしいものだ。今の調子で娘が“清正様”なんて言おうものなら、かゆくて仕方がないだろう。

 娘の話は続く。

「私の“清正”は、なんかちょっと尻に敷かれてる感じはあるし、似ててもやっぱり別人ね」

 どこか苦笑気味に娘が言う。

 清正はどこか違和感を覚えた。清正を呼ぶときのそれと、彼女の。。。清正を呼ぶ声音はまるで違うのだ。

 心なしか、清正の顔から表情が消えた。

「…お前の清正とやらは、よほど腑抜けらしいな」

 違和感をかき消すようにそう呟くと、娘がくわっと睨みつけてきた。

「そんなこと言わないでよ!別に腑抜けじゃない」

「女の尻に敷かれる男なんて、腑抜けだろ」

「そんなことない!っていうか、秀吉さまだっておねね様の尻に敷かれてるでしょ」

「愚弄する気か?!」

「愚弄じゃないもん、本人が言ってたの!“わしゃあねねには頭が上がらんでの~”って」

「……」

 想像するだにかたくない。それゆえ、清正は反論言葉を失った。

 黙りこんだ清正に、娘はすこしばかり申し訳なさそうにした。

「まあ、気分を害したのなら謝るけど。…でも、“清正”を他の人からそんな風に言われるのは、いやだなって」

「悪かったな」

「いいよ。そりゃあ、大名あなたから見たら取るに足らないかも知れないけど、それでも“清正”はい旦那様なんだからね。恋愛面ではちょっとヘタレだけど、それ以外だったら男らしいし、指圧うまいし、ノート超きれいに取るんだから!」

「そーかよ」

「そうよ」

 少しばかり意味の分からない言葉もあったが、清正は適当に流した。

 しかしそんな清正に構わず、娘は大いに胸を張る。自分のことのように誇らしげだ。

「まあ、オカルトちょっと苦手でちょっと照れ屋だけど、料理は出来るし、朝も起こしてくれるし、本当に結婚したいくらい最高なのよ。清正の作るモヤシ炒め、食べたいなぁ…」

「清正は、俺だ」

「そーだけど、でもあなた料理できないでしょ」

料理なんて女の仕事だろ」

ジェンダー!“清正”はそんなこと言わないもん。むしろ『お前料理、味薄すぎるんだよ。俺が作る』とか言ってくれるんだから。最高よねえ、ホント

「だから、俺が清正だ!」

 鼓膜をびびりと揺るがすような清正の声に、娘はびくりと肩を揺する。娘どころか、縁の下のクロまでもピンと耳や尻尾を立てて驚いている。

 覚えず大声を出してしまった清正は、彼女の反応でわれに返った。口をつぐみ、たまらず目を逸らした。

「…悪い」

「いや、大丈夫

 (何を馬鹿なことを)

 清正の心中、後悔の大嵐だ。こんな詮無いことで怒鳴っても仕様がないというのに。

 大体何を苛立っているのだと自問しかけて、清正ははっとした。

 一方で娘は、清正の胸中など少しも知らず悩ましげなため息を吐き、帰りたい、とこぼしながらクロを撫でている。

「お前とのお別れはさびしいけどね。きっと清正が責任持って育ててくれるから安心しな。…清正は、何してるんだろうか」

 清正は、その瞬間意識がとんだように錯覚した。

 無意識に繰り出した手が、娘の手を掴んでいる。驚いて清正を振り返る彼女の肩を、もう一方の手ががっちりと掴んで離さない。

 目を丸くした娘が何事か言葉を紡ぐより先に、清正が言った。

「俺は、ここに居る」

 清正の正面の丸い瞳の中に、清正の姿が映りこんでいる。そして、恐らく清正のそれにも彼女の姿が。

 言葉も出せずに固まっていた娘であるが、子犬が膝にもっとと言うようにじゃれ付いてきた拍子に、金縛りが解けたようだ。

 少し恥ずかしそうに目を逸らしてから、苦笑し、娘はかぶりを振った。

「…参ったな。少しドキッとしちゃった」

「清正は、俺だ。俺が清正だ。。。。。」

「でも、…私は、“清正”じゃないとダメだ。だってね、私の好きな清正は、あなたみたいにびしっと決められない。でも、そういう清正が、私は好きだから

夢子、」

 恐らく初めて、名前を呼んだ清正に娘が目を見開いた。

「…名前、知ってたんだ」

 当然だと、清正が答えようとしたまさにその瞬間。

 すっと娘の身体の輪郭がぼやけた。ぎょっとする清正の前で、娘の身体は色を失い、後ろの風景が透けて見えるまでになった。

「あ、来た。タイムリミットだ」

「どういうことだ…?」

「帰れるみたい。清正“様”、これまでお世話になりました。豊臣ご夫妻にもよろしくお伝えくださいませ。…クロ、元気でね」

 もう随分と薄くなった身体で娘はクロの身体に触れる。感触がないのか、クロは不思議そうな顔をするだけで。

 羽織が、ばさりと音を立てて廊下に落ちた。

 清正は思わず捕まえようとして手を伸ばしたが、透き通るだけで掴むことは出来ない。

ありがとう。清正の所に、帰るね」

 その言葉最後に、清正の前から人一人が消えた。「…っオイ!」

 蛍がいっせいに飛び立ったような光の残像だけを残して。

 どこか呆然として、清正は廊下に落ちた己の羽織を拾った。確かに暖かい。――体温はほのかに残っていると言うのに。

 何もなくなった虚空を見つめていると、縁の下からクロが顔を覗かせて鼻を鳴らす。主の不在を嘆いているようにも見えた。

 無意識に手を伸ばしてそんな子犬の頭をなでると、清正はぽつねんと言葉をこぼした。

「…清正って誰だよ…」








 ~fin

2014-10-03

ギルティクラウン 感想

脚本が駄目と散々言われてるが

まず脚本ってなんだよレベル自分には評価できん

キャラクターが事ある毎に態度をころころ替えて意味からないのはあったな

それが人間らしいと言えばそうなのかもしれないが

特にガイは復活後~最終話の解説まで何故そうなったのかさっぱり

解説があっても即理解なんてできなかった

カリスマ満ち溢れたキャラの考えは常人にはわからんでしょう

イノリも本当に理解不能存在

ガイの指示通りとはい視聴者混乱させて何が面白いの?

おまけにバトルし出したり…まずあの露出過多な衣装からして変態

最低キャラすぎる、茅野愛衣は本当にこんなキャラばっか担当だなあ

学校メンツ

集とメンタルで絡むとクソキャラ化する法則

序盤はカスに思えた八尋が一番ブレがなくまともで好印象なキャラ

祭は文句なし良心キャラ、死亡回は本当にきつい

他はカスばっか

葬儀

四分儀けが深く集と関わらなかったためにまともだった

綾瀬は態度ころころ、見てくれときゃら設定がいいだけ

つぐみはもう酷い、クズキャラ筆頭で五月蝿い

アルゴは集を案じる場面が多かったけどモブキャラじゃ物語に入ってこれないわな

GHQ

集と心の部分で絡まなかっただけキャラクズ化しなかった(行いは人道的ではないが

顔ぶれは愉快なのが救い

ダアトとか意味わかんねーよ、隕石から物語が始まるとかうーん

マナと気に入った男で人類進化デデーン

正直緊張感がなさ過ぎ…集が吸収できる時点で全て背負い込んで終わりじゃん

作画とかバトルとかもろもろは凄い良かったと思う

音楽は良かったんでは、けど歌詞入りは結構鬱陶しかったなあゴリ押しぽくて

ロボが進化してったみたいだけどロボ好きにもどうでもいいよねあれ

ロボ名をキャラが口にしてもどうでもよすぎわろた

1話1話がしっかり物語動いてたところが悪くなかった

ギアスは学園パードが好きじゃなかったがこっちは無駄な回がなくてスマート

まあ単に急ぎ足の展開だったせいもあるのかな

ふつーに見れるアニメだと思うから75点くらいが妥当なんでは(適当

おわり

2014-08-06

かんなぎ

かんなぎ9巻」読了伏線が回収されつつ終盤への新展開。これは良いです。つぐみ派にとっては「負け組なのは絶対分かっているんだけど、こういう成就のさせかたをしてもらえて良かった。」という展開です。

2014-02-13

新聞社テレビ局新卒内でも勝ち組。だから弱者叩きが厳しい

コネ学歴ロンダリングその他諸々の理由があるが、新聞社テレビ局に入るには

そのステータスを得るには当然ながらそれ相応の資格必要とする。

その中で勝ち上がってきた人達は皆何がしかの縁繋がりで入社出来た事に感謝する。

しかしながら、そこから焙り出されたいわゆる負け組新卒はどうにかして滑り止めの会社入社する。

そんな中起こった労働問題社会問題に対して、新聞社テレビ局は何を考えたか上の人間には譲歩をし、

下の人間、この場合労働者とか従事者を徹底的に甚振るのだ。

何故なら人生勝ち組は下を見ないのである

総理大臣経験者などを見ても下の大学出身者は皆無であるし、殆ど全ての人が家族に名士とか大地主貴族政治家存在する所を見ると

敷かれたレールをただ歩んできただけなのだ

なので、弱者たる労働者階級の人に比べてメンタルがとても弱く、下の人間を社会を混乱させるゴミ程度にしか見ていない。

この事は現在アベノミクスを見ても明らかである

さて、人生勝ち組新聞社テレビ局に勤めており、負け組ないし弱者はそこでは非正規社員である

この差で更に格差社会強者となっている差別構造が形成され、遂には弱者いじめが激化するのは自然の流れであろう。

先日開かれた遠隔操作ウイルス裁判に立った片山祐輔被告は、そうした社会構造から生まれた被害者なのである

彼のように明らかに弱者であるものを何の証拠もないのにメディアなどでは連日彼を犯人扱いして報道過熱させているのである

一方、チノパンこと千野志摩が犯した不倫の末に自動車運転過失致死、人によっては殺人罪とみなされる事件では、証拠があるにもかかわらず大手メディアは相次いで口をつぐみ

また特定秘密保護法に反対としながらも他方でこういった権力を持つ人間への批判は鳴りを潜める事態となっている。

いわゆる「報道しない自由である

すなわちメディアというものは、弱者を切り捨てに強者を守る事を第一としている、ということである

これは、前述の人生勝ち組であるメディア人達が揃って強者であることからも伺えるのである

新聞社テレビ局に入った人間正社員であればすべからくすべての人間人生勝ち組であるが、そうした人間が今度は人生負け組を叩く始末となっている構造である

メディア弱者を救済せよと口では煽るものの、今回の遠隔操作事件やチノパンの事件、またオノヨーコ安倍昭恵夫人も知り、海外メディア報道しているのに日本ではその存在自体を抹消されてしまった吉松育美ストーカー事件でも分かるようにメディアというものは長い物に巻かれる、都合の悪い事は「報道しない自由」による報道しない、非常に偏った思想信条を持ったジャーナリスト集団なのである

弱者救済が見せかけであることは、新聞社およびテレビ局社員の条件を見ても明らかなのである

要は人生勝ち組になった人間はいじめっ子だったのである

いじめがなくならないのはこうしたいじめっ子社会構造トップに立っているためである

なので、元五輪陸上代表為末大の批判ですらも、結局はこの社会構造犠牲の上にある。

世のブラック企業体質は初めから作られたものだったのだ。

2013-12-29

本当はヒドいグリム童話スレ

虹裏ふたばの「本当はヒドい(ウィキペディアの)グリム童話スレの展開が面白かったので

抜粋保存


○『百槇の話』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E6%A7%87%E3%81%AE%E8%A9%B1


・『イタリア産Z級グロホラーみたいな展開だな』

・『超展開に吹いた

最近ラノベ作家は見習って欲しい』

・『ふと我に返って は別に罪悪感とか兄が可哀想になったとかじゃなく

たんに罪になりそうで他に良い方法がなかったのかという後悔なんだろうな…』

・『それで…貴方はこの物語で読者に何を伝えたかったのですか?

それが全く見えてこない!

キャラクタも魅力に欠けるし行動に一貫性がない

これじゃ読者は乗れない。ついてこれませんよ!

まぁ、貴方の場合、年齢的なこともありますから

そろそろ別の道を視野にいれるのも、一つありなのかな、と思います



○『兄と妹』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%84%E3%81%A8%E5%A6%B9

・『兄は馬鹿なの?』

・『役立たずのバカのくせして恩恵だけ受けやがって!』

・『キリストの復活よりすごいだろこれ』

・『これもうわかんねえな…お前どう?』

・『としあきならこの物語四字熟語の組み合わせできっちり表現できるはず』

→『人生色々』



○『子どもたちが屠殺ごっこをした話』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%8C%E5%B1%A0%E6%AE%BA%E3%81%94%E3%81%A3%E3%81%93%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%9F%E8%A9%B1



・『二話…』

・『ちょっと待てよ

なんだこれ

なにこれ』

・『子供長老の言ったことを普通に聞いてて

りんご選べば無罪っしょーギャハハちょれーって笑いながら取ったと思うと怒り心頭



○コルベスさま

http://www.ab.auone-net.jp/~grimms/grimm160/korbes.html


・『コルベスさまとはいったい…』  →  『酷い殺され方をしたから酷い人に違いないという逆転の発想』

・『酷い事をするような人の悪口をいうのは我が身がやばくなるから言いたい事はあっても深く追求してはいけない

とりあえず最後の一文に反語的な含みを持たせて終わりとする

という現実的な処世法とも言える』

・『中世では物語暇つぶしの一種でしかなくて話し終えるまでの時間が潰せればそれでよかったんだろうな

「これで終わりだ。さぁ、寝た寝た」ってな具合

教訓とか感動とか意味とかが重要になるのは後の時代



○『人ごろし城』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E3%81%94%E3%82%8D%E3%81%97%E5%9F%8E



・『B級スプラッター

・『やるなよ、絶対にやるなよって約束を破る話は古今東西を問わない』



○『強盗のおむこさん』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E7%9B%97%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%82%80%E3%81%93%E3%81%95%E3%82%93


・『まんま人ごろし城である

・『こっちのほうが直截的だね

まんまホラー映画にできそう』

・『モブはいつの世もひどい目にしかあわないな』

・『ソニービーンといい水滸伝といい

山賊人間喰ってるのは洋の東西問わない話だね

合理的と言えばそうなんだろうけど』



○『つぐみのひげの王さま』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A4%E3%81%90%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%81%B2%E3%81%92%E3%81%AE%E7%8E%8B%E3%81%95%E3%81%BE


・『口直しの良い話』

・『つぐみ権力王女なんかいつでも生殺与奪できちゃいます

みたいで何かムカツクんですが』

・『王女様はこれから一生つぐみ権力に怯えながら生きていくんだな…

さすがに可哀想だな』

・『あなたって本当に最低ねって小馬鹿にしてた姫騎士アンジェリカをちんぽで屈服させて喜ぶとしあきなら理解できるだろ』

・『王女は改心したってより衆目に笑われながらネタばらしされた瞬間レイプ目になってもう反抗しなくなっただけだと思う』

・『手取り足取りそばにいて更生につきあってるつぐみが何故叩かれるのか

俺のトサカヘッドでは理解が及ばないな

楽してるクズとでも、楽しんでるドMとでも思ってんのか』

・『ちなみ王女つぐみを初めて見た時に一目惚れをしたけど傲慢さ故に毒舌を吐いてしまうと言う所がウィキペディアで省かれてます

まり王女ツンデレ



○『森のなかのばあさん』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%AE%E3%81%B0%E3%81%82%E3%81%95%E3%82%93


・『投げっぱなしEND』

・『おわりかーい』

・『投げっぱなしENDのはもやもやするんで英語wiki読んで来た

すっきりした』



○『飢死しそうな子どもたち』

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%A2%E6%AD%BB%E3%81%97%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%AA%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%9F%E3%81%A1


・『何この怖いエンド』

・『なんか宗教的意味ありそうな』

・『母親は寝てるのにどっか行ったのか』

・『寝てる相手なら文句言わんし殺して食料にしそうなもんだがそういうのが含まれる話なのだろうか』

→『寝たまま死んで新鮮じゃなくなったので生きている新鮮な血肉を求めてお母さんは出て行った』

・『色んな解釈があって面白い

上手く改変すりゃ新ネタにできるんじゃね』





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 最後の話が叙述トリックみたいでわけわからなくて面白かった(小並感)

2013-06-22

渡邉美樹さんは選挙に通るよ。我々のせいで。

より正確に言えば、日本社会は彼を政治家にすることを仕組み上拒否できない。

法律よりも情動を尊ぶ

最近車いすの人と料理のお店で揉め事が起こったときに、強く感じた。

現状の法律がどうであるとか、法律にどう違反しているかではなく、それが正しいのか間違っているのかを話そうとした。

少なくとも、僕が見聞きしたネットではそうだったし、会社や知人もそうだった。

「これは名誉毀損から、客側が悪い」

侮辱罪だから、店側が悪い」

といった、「法律違反しているから悪いのだ」という話にはなっていなかった。

まず社会的にはこうあるべきだろうという理想があり、それに対して法律がどうだろうか、という話になっていた。

これはある意味ではとても正しい社会の有り様だとも言える。

法律が先にあって、その結果として正義が成されるのではなく、

正義がまずあって、その結果として法律が形作られる。

から法律はその解釈正義制度趣旨)を念頭において、世の中に合わせて柔軟に運用される。

我々はそれを自然なことだと感じているし、法律が間違っていると考えることも出来る。

公職選挙法が具体性故に現状にそぐわない(時代に追いついていない)と考える人が多いが、

公職選挙法に沿わない現代は、間違って進歩してしまった(時代が誤っている)と考える人が少ないのと、ほとんど同じ意味だ。

情動を尊ぶので、正義不正義は変質する

これは、とても良くまとまっていてかつ、典型的な例なので、是非読んで欲しい。

モズグス型」という類型――渡邉美樹戸塚宏永守重信などの共通点

http://www.amakanata.com/2013/06/blog-post_21.html

法律の枠組みや、その会社が良いかいかではなく、その創業者人間性で店に行きたくないと始めている。

もちろん彼(もしくは彼女)に悪気はないだろうし、不当に貶めてやろうという悪意があるわけでは無いと思う。

ごく自然に、「一私企業はい社長なのだし、ほぼ公人だから、多少の揶揄は許されるだろう」と考えているだろうと思う。

厳密に法解釈すれば問題ないかも知れないが、さきに言ったように、我々は法律に縛られて何かを判断しない。

まり、「自分正義に照らして間違っている(不正義)のであれば、多少の揶揄は良いのだ」と考えてしまう。

素直に読めば、渡邉美樹さんはブラック起業創業者で、その人間性に傾倒するのはカルト宗教にはまるのと同じで、

漫画キャラクターでは悪役として描かれる「モズグス」とそっくりだと言っているわけだ。

これを、好意を持って解説しているとは受け取れないし、中立的に公益性のある情報開示ともやはり言えない。

「ま、有名税だろ。それに当たってるし面白いし」と、思ってしまう。

少なくとも僕は面白いと思ってしまった。

ブコメで袋だたきにあって大炎上するような構造なのにも関わらず、だ。

これがTwitterで「俺のクラス渡邉と永守って、すげー気持ち悪い。モズグスそっくりだ」と

特定できる形で解説して、クラス全員で笑いものにして楽しんでいるとしたら、どうだろうか。

すなおに笑ってまとめを読んで、サイコパスやっかいだよな、狂信者はどの時代でもこまったモンだよなとコメントできるだろうか。

僕はそれは、やってはならない不正義だと感じるし、恐らく不愉快な気分になるだろうと思う。

まり、ある役割、ある属性を持つと感じる人物に対して、我々の正義感は少し変質するのだ。

正義不正義は変質するので、立場を重んじる

なぜ変質するかと言えば、情動を尊ぶからだ。トートロジーではなく。

具体的に言えば、電車が来ないことに対して、自分の友人を怒鳴りつける人はたぶん凄く少ない。

たとえ、その友人が予約をした特急が来ないとしても、いらだつ人はごく少数だろう。

なぜならば、その友人には責任がないのだから

でも、これが「駅員」などの「属性」が付くと、簡単にタガが外れる。

その駅にいるその駅員の責任電車が遅れたわけではないのにも関わらず、「駅員であれば電車の運行に関して責任があるはずだ」と感じる。

その駅員は、その鉄道会社の一員で、つまり鉄道会社責任は、「その駅員」にぶつけても構わないと感じる人は、そこそこ居るハズだ。

実際に怒鳴るかどうかは自制の問題で、ある会社に属している一社員を、ある会社と同一視する事は、そこまで特殊じゃない。

近所に住む53歳のおじさんを実名ネットさらすことは不正義だと感じるが、

ワタミ株式会社取締役会長なら、少なくとも不正義ではないと感じる。

これも個人ではなく属性で判断するからだ。

まり属性正義不正義を変質させる。

属性とはつまり立場だ。

「ある立場にいる人は、ある責任を背負うべきだ」と感じているからだ。法律とは無関係に。

「ある責任を背負っていないのであれば、ある立場にいてはならない」と感じているわけだ。

(その思いにはもちろん個人差があるし、あまりにも突出していれば「モンスター」と言われるだろう)

これは容易に「その立場なら、これぐらいの責任を負うのが当然だ」にすり替わる。

道徳規範が、責任の要求になる。

立場を重んじるので、責任も重んじる。

そう、ネット上でも多く感じるし、実際に知人友人に聞いても、自分でもそうだが、

法律とは無関係に、ある立場に対して、自らの正義でもって責任を問いたくなるのだ。

企業トップであれば、本人が知る知らないは別にして、その企業責任を取って当然だ、と言いたくなる。

法律とは無関係に、だ。

それは企業トップから見ても、同じだ。

法律とは無関係に、ある立場に対して、自らの正義でもって責任を問いたくなるのだ。

従業員であればこの程度の責任を持って仕事に臨んで当然だ、と言いたくなるし、実際に言うだろう。

法律とは無関係に、だ。(もちろん企業は個人よりもずっと遵法精神を問われるが)

法律がこうだから自分はこれを正義としよう、ではなく、

自分はこれが正義から法律はこうあるべきだ、この立場人間はこの責任を負うべきだ、そう感じるわけだ。

そしてそれは、全員が一致しているわけではない。だから、議論になるのだ。

その議論の結果、各々の正義感をすりあわせた結果が、法律になる。

責任を重んじるのは正義感故に。そしてそれは法律になる。

まったく逆の発想で言えば、法律違反していないことは、社会的不正義ではない、とも言える。

ある正義感を持ち、そのうえで法律違反していなければ、「自分正義は、他者の正義と競合していない」と感じる。

ある人から見れば「法律が不整備なだけで、それは不正義だ!」と感じることも、

他者には「正義なのだから当然法律規制されていない」となりうる。

これは単に、世の中という漠然としたものが、何を不正義だと思うかにかかっている。

例えば、FX外国為替証拠金取引)の証拠金割合は、自己責任論で言えばいくらでも良いはずだ。

でも「無制限のままで、良く判っていない人が取引をした結果、大きな損失を負うのは、社会的不正義だ」と考えられた結果、

金融庁は取引の額の4%以上の証拠金を預けることなく取引することはいかん、と証拠金規制を行った。

でも、証拠金取引のものを禁止するところまでは行かなかった。それは不正義だとはみなされなかったわけだ。

児童買春・児童ポルノ処罰法単純所持の禁止を加えようとするのも、つまり正義感故だ。

だが、誰の正義感だろうか。ネット上ではずいぶんと反対されているように見える。

世の中とは、なんだろうか。もちろん我々日本国民のことだ。

では、全国民を代表しているのは?国会議員だ。

まり国会議員正義感が、法律を作る。

これは他でもない我々が、法律よりも情動を尊ぶからだ。

国会議員を選ぶ人達が、正義を規定する。

ワタミ株式会社取締役会長渡邉美樹さんの正義感を、どう感じるだろうか。

彼は悪意を持って従業員を搾取しているだろうか。

ネット上ではそういう声はあまり聞こえてこないし、僕も違うと思う。

彼は、自らの信じる正義の基に行動しているし、当然その行動が正義だと感じている。

そして、我々と同じように、法律よりも情動を尊ぶ。

公職選挙法が世の中にそぐわない、時代遅れだと感じるのと同じように、

自らの正義が世の中と違った場合時代遅れだと感じているわけだ。

それは、我々となんら変わりはない。

単に「正義」が異なるだけだ。

そして、そういった「正義」を是とする人達が多いからこそ、選挙に担ぎ出されている。

(分かりやすく言えば、例えそれが不正義であったとしてもなおメリットがあると思われているわけだ)

そしておそらくそ正義は、投票率の高い人達にも正義だと見なされている。

東京都知事選で100万票を集めているというのは、選挙に行った人達17%が、彼の正義を肯定したという事だ。

どうすれば、自分正義を通せるだろうか

まず法律を守ろう。正義感よりも現状の法律こそが絶対だ。

そんな立場は結局、「幸福であることは義務です」と書かれる未来になる。

我々は、自らが信じる道徳正義感社会のあるべき姿を信じて、それに沿った形で法律が整備されることを望む。

まり、自らが信じる正義に従って欲しい。

社会的に正しい事だと明記し、そういう社会になるように強制して欲しいと思っている。

でもそれは、国民一人一人がそう思っている。

厳密に法律を守れ、自らの権利を主張したいときには、相手の権利も尊重しろ

ネット上で相手を揶揄しても醜悪なだけだし、裏付けなく広げるのはデマと同じだ、

そこまでは僕も言えない。

それが一個人の人権から言えばマズイ事だと理解できても、モズグス型とは面白いと思う自分がいるし、

経営者立場が重いか情報開示だという主張は理解しても株主手紙はマズイんでないの?と裏取りせずに考える自分がいる。

から投票には行こうと思っている。

そして、自分正義に関しては、周りに伝えていこうと思っている。

国会議員国民の代表というのは、全ての国会議員がそうだ。

何かをするときには多数決をとって、全国民多数決に代えている。

から自分正義を託せる人に投票して、自分不正義と思うことを正義だという国民の代表と戦って欲しいと思っている。

から自分と同じ正義感を持つ国会議員が、自分と同じ正義を信じる人達が増えて欲しいと思っている。

から、僕は自分の信じる正義の基に、不正義は不正義だと声高く言い続ける。

渡邉美樹さんが選挙に通るのは、我々が法律よりも情動を尊ぶからだ。

そして、それぞれの正義が異なるからだ。

からこそ、日本社会の仕組み上、彼は不正義だと信じて選挙に行く人が多ければ、彼の正義は「世の中」では不正義になる。

即効性はない。報われるかも分からない。やらない理由は星の数ほど思いつく。

でも、投票しないことで口をつぐみ白票を投じることで選挙揶揄するよりも、ずっとずっとマシなハズだ。

僕はそう信じている。

2013-01-08

帰国者の手紙より

手頃な試験問題がないだろうかと講義名をネット検索すると、ときどき同じ学科学生ブログに行き当たることがある。ブログの文章だけで判断してはいけない、そのような判断は間違った思い上がりなのだ自分を制しつつも、こみ上げる嫌悪感を俺はどうしてもとどめることができない。ああ彼は本当に内面生活というものをもたない人間で、うんざりするほど取るに足りない存在なのだな、と。内省とまるで縁のない、産業社会権化のような人間に混じって勉強することが耐えがたい屈辱に思えてきて、俺はあらゆるしがらみを振り払って山のなかに逃げ込みたくなる。

『人の顔というのは一種の象形文字であり、はっきりそれと定まった聖なる符号なのだ』とホフマンスタールは言う。それをもじるならば、精神の仕種もまた聖なる符号なのだ。「産業社会権化」といった。それは確かにロボットではないだろう。『魂がないというふうではけっしてない。また魂の光がきらめくことがじつに稀、というわけでもない』。だがどうだろう。『この人たちは別のことをも口にしうるのではないか、ああ言おうとこう言おうとどうでもいいのではないか』。彼は確かにロボットではない。ところが、精神の仕種が思想に欠けていれば、そこにはもう象形文字の神聖さが失われている。『あのけっして言い表しえない一箇の大いなる背後の思想、人の口から出てくるもののすべてに核を与え、響きを与えるもの、ちょうどつぐみにはつぐみの、豹には豹の声があり、かつその声のうちに言葉はとらええないその存在本質がすべてあらわれているように、およそ語りなるもの人間の語りへと変える背後の思想は・・・・・・』。精神の仕種を俺は求める。『むしろ言葉に出すことなくそれを語ってほしいのだ。声の調子が、立っているさまが、顔が、振る舞いや行ないがそれを語るべきなのだ』。ああ、俺はそれを精神の仕種と呼ぶ。

上下があり、優劣、精粗、左右、賛否があり、市民階級貴族階級があり、同窓仲間があれば貸借関係がある。だがこれらのいずれにも、真の関係の緊密さが欠けているのだ。』相互の関係でなく、個人内部の関係もまた空転している。ロボットならまだしも歯車があったろう。彼らには歯車がない。『互いを噛み合わせるものがない。何かが欠けているのだ。それを表すべき術語は見つからない』。それが大学という場所なのだ

2010-10-08

いちゃいちゃしたい

くーすまでいかないでも、いちゃいちゃしたい。

割り切って1時間だけとか決めていちゃいちゃしたい。

10vs10くらい集めて、このなかで生理的にいちゃいちゃしたくない人は外れてもらって、

まあこの中でなら誰とでもいちゃいちゃできそうだとなったら、

時間集中していちゃいちゃしたい。キスの有り無しは事前協議

でも「雰囲気次第で」というところに落ち着くだろう。

時間内に言われた「世界一好き」とか「結婚しよう」とかの言葉は引きずらない。

多分これを運命の出会いと思っちゃって突っ走る人もいるだろうけど、

それはそれでよし。いちゃいちゃが上手い下手も出てきて、

人気選手も出てきて予約いっぱいとか。

いちゃいちゃの基本は「つぐみ座り」が基本だと思うがいかがだろうか。

ごめん、チラシの裏だと誰も読んでくれないから。

2010-08-29

今年の24時間TV2次元世界からたくさん応援が届いているようだな

No.306

 ■タイトル あともう少し☆

 ■氏名 フェイトちゃん

 ■日時 2010/08/29 19:09:42

応援してます!頑張ってください!

No.290

 ■タイトル お父さんお母さん育ててくれてありがとう

 ■氏名 渚

 ■日時 2010/08/29 16:37:00

私は小さかった頃に病気になってしまったのでお父さんとお母さんは大好きなお

仕事をやめてパン屋さんになりました。

私は体が弱くて高校3年生を3回もしましたが、何とか卒業し2回目の3年生の時に

知り合った大好きな人結婚する事ができました。

お父さんとお母さんのおかげです。

No.289

 ■タイトル 頑張って!

 ■氏名 陽菜

 ■日時 2010/08/29 16:36:10

同じ「はるな」ということで親近感が湧きます(笑)

私は学校の寮で、寮長の姉と視ています。

昨夜は姉が寮長なのに「一晩中視る!」と言いだして消灯時間を過ぎても自分

部屋に戻ろうとしませんでした(笑)

私は幼くして母を亡くし、以来姉を心の拠り所にしてきました。でも、シスコン

卒業ですね。はるなさんを見ていてそう思いました。

でも今は、姉と二人で見る24時間テレビ、この幸せ時間を楽しんでいたいです。

No.288

 ■タイトル 大好き

 ■氏名 なぎさ

 ■日時 2010/08/29 16:34:10

友達も家族もみんな大切で好きだけど

お兄ちゃんが一番大好きです。

でも照れくさくて「大好き」なんて伝えられない

「大好き」どころか恥ずかしくて「ありがとう」すら言えません。

でもいつかちゃんと伝えたいと思います。

ずっと見てるからねお兄ちゃん… 大好きだよ…

No.287

 ■タイトル 人生

 ■氏名 ゆり

 ■日時 2010/08/29 16:32:56

私は自分人生を恨んでいる。自分人生全然納得していない。でも、24時間

テレビを見ていたら、人の生きる力が伝わってきた。つらいことがあっても、そ

れでも前を向いて人生を歩んでいく力強さを感じた。

もしかすると、人生もいいものなのかなって・・・私の人生も捨てたのもじゃな

いのかなって、そう思えた。

だから、私も前を向けるように、何かしてみようと思う。これから、今すぐに。

だって、人は10分ぽっちだって、待ってはくれないんだから。

No.285

 ■タイトル はるなさん、がんばってください

 ■氏名 おかざき潮

 ■日時 2010/08/29 16:28:56

はるなさんがんばってください

私は今お父さんとみています

私は小さいころ体が弱くてすごく苦しかったんですけど、お父さんがずっと一緒

にいてくれて病気と戦ってくれました

今はすごく元気です!

はるなさんも今苦しいけど最後まではしってください

No.280

 ■タイトル この青空に約束を

 ■氏名 つぐみ寮一同

 ■日時 2010/08/29 16:25:21

昨日から島の寮でみんなと一緒に応援させていただいてます。

はるなさん頑張ってください!

僕たちもこの寮を守りきるために頑張ります!

No.279

 ■タイトル 家族みんなチャリTシャツ着て応援しています

 ■氏名 ひろし

 ■日時 2010/08/29 16:25:35

家内幼稚園の息子と生まれたばかりの娘と一緒に見ています

地球「ありがとう」言葉が広がるといいなと思っております。

No.278

 ■タイトル 大切な人

 ■氏名 直井

 ■日時 2010/08/29 16:24:37

大切な人には普通感謝を伝えきれませんよね?

だからぼくは唯一出来る事「ありがとう」を伝える事を怠らないようにしています!

音無さん、ありがとう!

No.267

 ■タイトル 募金しました

 ■氏名 ことぶき

 ■日時 2010/08/29 16:16:00

今年友人に進められてはじめて24時間テレビを見ました!とても感動しています!

私の家は若干余裕があるので、できるだけたくさんのお金募金してきました。

是非、恵まれない人たちのために使ってください。

No.266

 ■タイトル 応援してます!!

 ■氏名 特車2課

 ■日時 2010/08/29 16:16:22

私の職場はちょっと特殊で、とても大変なんです。

またメンバー個性的で普段はバラバラです(笑)

でもいざとなるとみんなで力を合わせて、とてつもないパワーを生みだします!

出演者の皆さんもチームワークで乗り切ってください!!

No.261

 ■タイトル がんばってー!!

 ■氏名 山中さわちゃん

 ■日時 2010/08/29 14:17:25

私は高校の先生をしています。

まだ独身部活の子から、そのことをよくいじられます。

ですががんばって楽しくしてます。

部活には障害者の子がいるんですが、周りのサポートもあり、学園祭ライブも成

功しました!!

みんなありがとう!!

No.255

 ■タイトル カバンのバカーン

 ■氏名 りっちゃん

 ■日時 2010/08/29 14:15:01

最後学園祭が終わってしまい、寂しい気持ちでしたが、この番組部活の皆で

見ている今、とても楽しいです。

大切な仲間達とこの番組を見れることがとても嬉しいです。

応援しています!

No.254

 ■タイトル がんばって!

 ■氏名 前原圭一

 ■日時 2010/08/29 14:14:17

毎年6月から忙しくなって見れませんでしたが、

今年初めて24時間テレビを見ました。

とてもいい内容で心も温まりました。

はるなさん、マラソンがんばってください!

テレビの前で応援しています!

どうか完走してください。

それだけが私の望みです。

No.251

 ■タイトル この番組を見ないとおっくれってるーーーーー

 ■氏名 浅羽特派員

 ■日時 2010/08/29 14:11:16

いつのまにか夏も終わり、ついに24時間テレビがきた!ランナー愛さんはム

リをせずに最後まで走り切って!僕は合宿で山にいたのですが帰ってきました!

やっぱりこの番組を見ないと夏は終わらない!!!!!

No.239

 ■タイトル この番組で・・・

 ■氏名 キョン

 ■日時 2010/08/29 13:59:35

とても勇気を貰いました。

古泉明日告白します。

ありがとうございましたアッーーーー!

No.237

 ■タイトル ありがとう、君に会えて嬉しかったよ

 ■氏名 最後の送シン者

 ■日時 2010/08/29 13:56:50

僕は最初、何のために生まれてきたのか分からなかった。でも、彼と出合って人

間の愛を感じた。僕は彼を好きになった。たぶん、彼も僕を好きだった。

でも僕がいると彼は幸せになれない。だから僕は自ら消えることを願った。

24時間テレビを見てもう一度彼に会おうと思いました。ありがとう24時間

レビ。

No.235

 ■タイトル 24TV見ています

 ■氏名 ういうい

 ■日時 2010/08/29 13:55:31

私は24テレビ部活のみんなと見ています。

100㌔マラソンを見てるといつもハートがドキドキします。

友達の瞳もマシュマロみたいにふわふわです。

憂ちゃん、いつもがんばる君の横顔

ずっと見てても気付かないよね。

夢の中なら二人の距離縮められるのになー。

嗚呼、、神様お願い二人だけの

夢のような時間ください。

そして応援してくれる部活のみんな、そしていろんなことを教えてくれる憂ちゃん

ありがとう!!!

No.232

 ■タイトル フンガー!!

 ■氏名 美羽

 ■日時 2010/08/29 13:54:45

私は小学6年生ですが、今までは友達とふざけてるだけの人生でした。

これからは一日一日を大切にしていきたいです。

No.231

 ■タイトル 祝福の風

 ■氏名 Hayate.Y

 ■日時 2010/08/29 13:52:59

私は幼いころに両親を亡くし、更に病気車いすの生活をしていました。

でも、海外から来た親戚や友人のお陰で、笑顔で過ごすことが出来ました。

今は、病気も治り、その友人と同じ職場で働くことが出来ました。

私は、その親戚と友人にありがとうの言葉を送りたいです。

そしてはるな愛さん、みなさんの応援という祝福の風を受けて、がんばるんや

で~!!

No.219

 ■タイトル ネットから応援してます!!

 ■氏名 草薙素子

 ■日時 2010/08/29 11:32:41

私も幼い頃に大きな事故にあって大変な思いをしたことがあります。

そのときにたまたま病室が一緒だった人が、不自由な体で折り紙を折ってくれた

んです。その折り紙はまだ大事にとってあります。

私にとっては24時間テレビはその折り紙のようなものです。

私たちに元気を与えてくれて、本当にありがとう。

No.211

 ■タイトル ありがとう

 ■氏名 みっちゃん

 ■日時 2010/08/29 11:27:50

私には大切な友達がいます

今は世界中で困ってる人のために一生懸命頑張っているのでありがとう芳佳ちゃ

んと伝えたいです

No.209

 ■タイトル 柱になれ

 ■氏名 手塚

 ■日時 2010/08/29 11:27:13

私はテニス部部長をしています。

はるな愛さんの、勝利に向かって突き進む姿は

我々テニス部員の志気を高めさせてくれます。

頑張ってください、応援しています。

No.200

 ■タイトル 勇気をいただきました。

 ■氏名 和ちゃん

 ■日時 2010/08/29 11:22:36

24時間テレビ、多くの方のチャレンジを見て勇気をもらっています。

私も、ショートケーキイチゴを取り合って以来二ヶ月間絶交している幼馴染の

友達に、

勇気を出して仲直りのメールを送ってみようと思いました。

はるなさん、みなさん、頑張って!!

じゃ、私はこれから生徒会に行きます。

No.198

 ■タイトル 本当にありがとう

 ■氏名 碓氷拓海

 ■日時 2010/08/29 11:21:14

この番組を見て鮎沢さんに告白する勇気を貰いました。みなさんも頑張ってください

No.194

 ■タイトル 私も頑張ります!

 ■氏名 中野あずにゃん

 ■日時 2010/08/29 11:19:13

私の先輩は色んな所にシールを貼るので困っていました

はるな愛さんの頑張りを見て、そんな先輩についていこうと思うようになりました

私の地方ではまだ学園祭ライブはやっていないので頑張って成功出来るよう頑

張ります!!

No.187

 ■タイトル 頑張ってください!

 ■氏名 みっちゃん

 ■日時 2010/08/29 11:16:08

私は走るのが苦手なので、はるなさんは凄いと思います!

最後まで頑張って走ってください^^

お菓子を食べながら応援しています^^

o.183

 ■タイトル 夢を忘れた古い地球人

 ■氏名 ジュドー・アーシタ

 ■日時 2010/08/29 11:14:21

今仲間達と一緒に観てます。

以前俺も大人の都合に付き合わされて大変な時期があったけど、仲間達がいたか

ら乗り越える事ができた。

24時間マラソンは大変だと思うけど、「辛い」とか「キツイ」とか、自分の頭だ

けで考えるな!

はるな愛さん、頑張ってくれ!!

アニメじゃない!!!!!!

No.171

 ■タイトル ありがとう

 ■氏名 山中

 ■日時 2010/08/29 10:25:17

私はとある高校の軽音楽部で顧問をしています

放課後に部室にあつまりお菓子を食べたりみんなと会話したり・・・もちろん

ちゃんと練習もしています。

時にはやんちゃもするけどそんなみんなが私は大好きです

そんな軽音楽部のみんなに「ありがとう」

イモトさん頑張ってください

GO!GO!IMOTO!

No.168

 ■タイトル がんばって

 ■氏名 高町なのは

 ■日時 2010/08/29 10:23:13

がんばってください

今局の友達と一緒に見てます。

私もフェイトちゃんも応援してますなの。

No.167

 ■タイトル 大好きをありがとう!!

 ■氏名 あずにゃん

 ■日時 2010/08/29 10:21:57

私は部活の先輩と顧問先生と友人にありがとうを言いたいです。

面と向かっては恥ずかしいのでここで伝えます。

今の私があるのはみなさんのおかげです

本当にありがとうございます!!

No.143

 ■タイトル がんばってください!

 ■氏名 ムギ

 ■日時 2010/08/29 09:58:40

24時間テレビのみなさんがんばってください!!

同じ部活障害者と一緒に見てます!

No.141

 ■タイトル やったね!

 ■氏名 たえちゃん

 ■日時 2010/08/29 09:58:19

いま私はコロちゃんテレビを見ています。じんじん暑い日ですが

めげずに頑張ってください。辛くてなきたいときは泣けばいい

いまから叔父の家にいってくるんで実は見れませんでもみんな頑張ってね!

No.140

 ■タイトル がんばって!

 ■氏名 とみたけじろう

 ■日時 2010/08/29 09:58:31

はるな愛さん頑張ってください!

僕はとある村でカメラマンをやっているんですが、

ぜひはるなさんを撮りたいです!

気分をリフラッシュしつつ、頑張ってください!

No.121

 ■タイトル がんばってください!

 ■氏名 シンジ

 ■日時 2010/08/29 09:49:48

はるな愛さん壮絶なマラソンだと思いますが逃げずにがんばってください!!

ゴールしたときはともに泣きましょう!そして心のそこからおめでとうと言わせ

てください!

No.112

 ■タイトル ありがとう

 ■氏名 高町なのは

 ■日時 2010/08/29 09:46:17

「ありがとう」

その一言の大切さを24時間テレビを通して見つめ直したいと思います。はるな

愛さんガンバ

No.111

 ■タイトル はるなさんがんばって!!

 ■氏名 秋山澪

 ■日時 2010/08/29 09:46:30

はるな愛さんマラソンがんばってください!!

軽音部のメンバー全員で応援しています!

No.109

 ■タイトル 楽しみです

 ■氏名 大河

 ■日時 2010/08/29 09:45:47

夫と一緒に拝見しています。おしゃれというのには興味があるので楽しみです。

ですが私は背が低いので参考になるかは分かりません(笑)

No.23

 ■タイトル がんばってください!

 ■氏名 中野 梓

 ■日時 2010/08/28 15:44:24

24時間テレビの皆さん、がんばってください!

軽音部の皆さんと見るつもりです!!

2009-01-14

http://anond.hatelabo.jp/20090114164042

めぞん一刻は最高だ

しかしつぐみって誰だ?

もしやこずえの間違い?

めぞん一刻って最高じゃないか

めぞん一刻の内包したテーマ、響子さんの魅力、処女非処女について、

何故つぐみ委員長ダメだったのか、について学校サボってまで読んで語ろうかと思ったけど

家に帰ってくる途中で全部忘れてしまった

ダメだなあ、俺

2008-12-07

anond:20081207154237

ナギ様が仁とラブラブチュッチュするストーリーが見たいわけで

自分で書いたマンガにはヒロインは大昔に彼氏はいないけれどもナギ様も仁もつぐみもざんげちゃんもいないわけで。

かといって似たような話を書くと「どこかで見たことあるストーリーだね」と苦笑交じりに言われるし

同人でやれというなら増田も言ってるが「同人誌に出ているのは良く似たそっくりさん」なんだよね。

http://anond.hatelabo.jp/20081206183946

おい、漫画アニメ一緒にするな。

漫画はどうでもいいが、アニメかんなぎを愛してるんだ。

つぐみの声すごくいいよ!つぐみ

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