はてなキーワード: 水戸泉とは
水戸泉『ヴァンパイア・ホリック~永遠にあなただけ』ティアラ文庫発売中
@mittochi
何度も書いてるけど、今の表現戦士の行動にはかなり反社に近いものも混じっている。特に女性は絶対に関わらないほうがいい。陰湿で下品で気持ち悪い嫌がらせが実際に起きている。非モテだのミソジニーだのを拗らせたバケモノみたいな中高年オタク男が沢山いる。
@basadayobengosh
昨今はまた、温泉むすめを燃やしたからColaboはその報いを受けたのだとか、フェミニストがオタクと対話しなかったから攻撃されたのだとか言っている方が多いみたいですね。
要するに、萌え絵を批判したら現実で襲われるんだぞ分かったか!という脅迫めいた主張ですよ。言ってて理解してないのかな。 twitter.com/po_jama_people…
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https://twitter.com/mittochi/status/1644021418794049537?s=20
そもそも嫌がらせを受けたどころか裏切っているので批判は普通にある。
水戸泉『ヴァンパイア・ホリック~永遠にあなただけ』ティアラ文庫発売中
返信先: @mittochiさん
私が彼らに望むのは、もう誰にも迷惑をかけずに消えてくれることだけだわ。少なくとも私には関わるなよと思うわ。もう何も「お前ら」に協力なんかしないし、お前らがこのまま年を取って孤独に消え去るのを祈るだけだから安心しろっていう冷た〜いお気持ちだけ。それだけの嫌がらせ被害はあったからね。
水戸泉『ヴァンパイア・ホリック~永遠にあなただけ』ティアラ文庫発売中
19時間
いいんじゃないの、教祖様に沢山寄付して教祖様は独りで桜の下で札びらビラビラ。皆が家族や友達、恋人と美しい桜を見ている中で、独りで札びら見せびらかして白眼視されて「こんなことしちゃう僕ちゃんってカッコい〜い!」って幼稚なナルシシズムで老後まで独りぼっち。それがオタクの末路か。
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結局彼らは「オタクにすらなりきれなかった」。何者にもなれなかった。彼らはオタクなんかじゃなくて、孤独と承認欲求と支配欲と性欲をこじらせた、ただの醜い中年男。そのままハーメルンの笛吹き男にくっついて、老後まで突っ走ればいい。その先に何があるんですかね。
人間が消えるわけないので。
生き生きと先陣を切ってフェミ叩いて、周りに「名誉男性扱いされながらよく言ってくれた!フェミどもザマァ!あなたは立派な女性だ!真のフェミニストだ!」とヨイショされてたのに、
ふとしたきっかけで「お前も所詮女だ!フェミと同じだ!敵だ!」って掌返されるパターン多すぎィ!
フキさん
性欲をなくす薬が作られたらいいねと言ったら「ファシスト!ナチス!」と罵倒され炎上し「フェミニスト」とされてしまった。
フェミニスト「福祉として性欲抑制剤を投与すれば男は性加害で苦しまず幸せになれる」当然の炎上に「正しいのに何故怒られるの?」 https://togetter.com/li/1772270 #Togetter @togetter_jpより
藤本由香里さん
表現規制に反対してくれる素晴らしい真のフェミニスト!として持ち上げられ、実際にあらゆる努力をして非実在青少年規制反対運動を成功に導いた功労者である。
だが、これフェミで「フェミニズムは一人一派」と発言したことで「所詮こいつもクソフェミだ!規制派だ!そもそもフェミを名乗ってる時点でおかしい!」と叩かれまくった
#これフェミ vol.3後の藤本由香里氏の発言への批判とそれをアンチフェミからのパッシング認定する辺りの流れの保管 及び 第三者である自分の雑感 https://togetter.com/li/1752899 #Togetter @togetter_jpより
水戸泉さんもそうだった
「性的暴力を描写したビデオや漫画の販売の禁止」の反対署名を集め、自分の仕事の時間を削り、諸経費自腹であちこちに頭を下げてお願いして、個人情報の管理や協力者の安全への配慮に神経を尖らせ、作家100人とか法曹や大学学長にお願いして英訳もして国連に抗議声明を出した方である
フェミ叩きもきっちりしており、持ち上げられていた
そんな水戸泉さんがツイッターで「所詮女だ!負の性欲!弱者男性の敵!」と叩かれ、
「体の汚れた女、殺してやりたい」という殺害予告や性的嫌がらせ仕事先への嫌がらせまでされたそうな
それで今は表現規制反対運動から手を引き、ミソジニーオタク嫌いになっている。かつての仲間からは敵認定されてる模様
水戸泉先生、「アルファオスを持ち上げて弱者男性を差別した!女の本能!負の性欲!」と叩かれる https://togetter.com/li/1577224 #Togetter @togetter_jpより
フェミと生き生きと戦い、「こんな素晴らしい正論をいうあなたを姫呼ばわりするフェミはクソですよね!」とヨイショされてきた表自女性達が、「所詮お前も腐女子だ!女だ!だから同罪だ!クソだ!お前ら腐女子は何もしてこなかった!!」と味方から撃たれまくって、それに対して悪態をつけば益々ヒートアップしてほら見ろ女は敵だ腐女子は敵だ姫しぐさだと叩かれている。
藤本由香里さんも水戸泉さんも今回叩かれたくりした議員を支えていた星崎レオさんも、しょうがないよ。
だって、表自戦士にとってもっとも尊い表現規制反対運動は、苦労して国や法に働きかけることなんかじゃなくて、ネットでフェミとレスバすることなんだから
思えば、ナンパ男にキモいと言ったJKが殴られた事件でも、キモいという言葉は加害だ許されないと吹き上がるアンフェにセカンドレイプだと苦言を呈していたのはアンフェ女性だったな
「女はうっすらフェミ」というのは本当なんだよな
フェミな面をどうしても捨てきれない
アンフェ姫、ミサンドリーフェミよりある意味タチが悪いのもいるよ。見知らぬ男に盗撮冤罪着せたアンフェ姫もいたし。パパ活まがいなことしてぴえんしたアンフェ姫もいたような。
弱者男性のセックスボランティアだかをしていた豆腐ちゃんもなんか、弱者男性の敵になったし。
「絶対盗撮してるよね?そうじゃなくても、こんな携帯の持ち方しないで欲しい」新藤加菜さん、電車内でのスマホマナーを呼びかける https://togetter.com/li/1882575 #Togetter @togetter_jpより
なんというか、アンフェ女性は表自、アンフェに関わるの控えめにしたほうがいい
今は「素晴らしい良識的な女性だ!フェミどもによく言ってくれた!」とヨイショされていても、いつ「所詮女だ!女はクソ!」と掌返されるかわからんのだから
時代が変わったと思うのは、ここ数年で人気が出たおそらく20代くらいのコミケに出てる絵師さんたちは、オタクであることにもエロ表現にも劣等感や差別意識がない。明るくて屈託がない。本当によかったな、宮崎事件はやっと『終わった』んだなと思うと涙出た( ;∀;)わかる人だけわかってくれればいいw— 水戸泉・4月17日ティアラ文庫禁断童話アンソロジー発売 (@mittochi) 2019年12月27日
傷ついたよね、悲しかったよね、いわれのない差別も受けたよね、でももう「戦争は終わった」んだよ、みたいな気持ちー( ;∀;) 10年前の都条例騒動の時ですら石原都知事に「卑しい職業」言われたもんなー 公人に卑しいって公言される職業とか趣味嗜好ちょっとないわ逆に思い出になったわ!! https://t.co/lTJJNMoPzT— 水戸泉・4月17日ティアラ文庫禁断童話アンソロジー発売 (@mittochi) 2019年12月27日
これはオタクに限らず、にわかや表現規制問題に少しでも関わった事がある人間ならば誰しも感じていると思う。
特に現在30以上の人間はマスコミのこの手の報道のせいで偏見も強く、オタクは幾ら叩いても構わない程度の人種と本当に思っていたからね。
当時の宮崎事件以降、ロリコンだのフィギュア萌え族だのマスコミとタッグを組んで、あの人達規制を煽りまくっていたからね。
(ただ実際はその差別をして規制を押し進めてきたキリスト教や国連が後に実在児童に対して性的虐待や売春等と言うトンでも無いニュースが出てくるわけだが(苦笑))
今は朝日新聞がその先兵になっているけど、当時は変態新聞と呼ばれた毎日や読売とかが規制ばかり煽っていて本当に酷かったからね。
それと弾圧と言う意味では宮崎事件からだけど、規制と言う意味合いでは10年前が一番危険且つ、最も規制側が勢いがあって、本当の意味で危うかった時期だったと思う。
あの時は児童ポルノ規制だの都条例だのあらゆる方向で潰しにかかってきたからね。
今のヘイトスピーチ禁止条例みたいに地方条例を奴等は利用して、規制を押し付ける手口もこの当時されていたのは事実としてあるからね。
後、石原元都知事もだけど、個人的には猪瀬元副知事の方がより印象が悪いね。
しかしこれも山田太郎議員が国連の一件で奔走して、票に繋がった事から流れが良くなっていったのは事実だと思うよ。
国連の件なんて山田太郎議員以外動いてくれる議員なんていなかったからね。
もし山田太郎議員が動かなかったら、今はないと思っても良い位当時良い仕事をしたのは事実。
ブキッキオ氏の件なんてまさに彼等がいつも行っていたマッチポンプの結果そのものの行動だし、こう言う国連等の権威を外圧に利用した手法はそれこそこの手のフェミ団体の得意技だったからね。
山田太郎議員がいなければ、本当にここで終わっていた可能性は高かったよ。
更に言えば、当時オタクは票にならないとか散々煽られたり貶されたりしたしね。
しかし思い出してみると当時と言い、今と言い、票田と言う意味に関して言えば、逆にフェミこそサゲマンなんじゃないかとこの件については思ったりもする(苦笑)
自民の時は民主に政権交代される羽目になったし、今じゃリベラルは消費税選挙ですら勝てないしな。
大真面目にそれ以外の票をドン引きさせて、その党に投票させなくなる効果がある事が実証されている様に思うのだけどね。
ただ当時は自民、今は野党の左派政党で暗躍していた片割れの一つであるキリスト系団体のあの方々やフェミ団体の人達は今も宇崎ちゃんだのグラビアだのセックスドールだのでまだ児童ポルノ規制を盾に子供の権利を悪用しようとしているのも事実としてある。
彼等昨今増長して、先鋭化しすぎて、国連で条約違反を指摘されておきながら、ガイドライン変更を強行する等の行為を行っていたりしているからね。
今の方が当時よりも形振り構わずな行動に出ているのも事実としてあるし、この様な先鋭化しだして、暴走している組織や団体は本当に危険なので、警戒はしておいた方が良いのは事実だよ。
それこそ米国だと先鋭化しすぎて、ニンフの絵画やゴーギャンまで狩り始めると言うまさにフェミナチと言う名に相応しい退廃芸術と言っても良い事までし始めているからね。
しかし当時は自民党がしていた規制を今や何を思ったのかしばき隊以降に野党議員や支持者がそれを喚き散らした結果、更に先鋭化して、今ではそのせいで一般人からもリベラル政党やフェミそのものが毛嫌いされているのも皮肉以外何者でもないよね。
何も日本に限らず、ポリコレ棒や子供女性の権利や人権、LGBT等を振り回して規制しすぎて、昨今ではどこもリベラルが嫌われ勝てなくなり、更に当人ら同士で内輪揉めまでし始めたのは皮肉。
女性誌の視線を集めたいとか好かれたいって「女性から」って前提が普通じゃないの?
と思って(雑誌読み放題サービス使ってるので)読んで見たら普通に「女性から」の前提だった
要はお洒落な服着れば女性から素敵な女性だと思われるよ、頼れる友人知人も出来るよ、って感じの特集
(子供の話多いし夫がいる前提だろうに「夫から」と言う要素もパッと見では無いし他の男は勿論無し)
<script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>40代女性向の雑誌が、こういうテーマなんだよ。「都合よくまなざされたい」「若い子と同じようにチヤホヤされたい」「いつまでも助けてもらえる側、お姫様でいたい」いっそ清々しくていい。フェミはこういうには怒らないw pic.twitter.com/mOnOVSzHm6— 水戸泉・4月17日ティアラ文庫禁断童話アンソロジー発売 (@mittochi) October 23, 2019
女という甘えがここに凝縮されておるな。大人になれよ。
この戦争は、千田有紀氏を総大将とする「フェミニスト軍」と、いつもの「キモヲタ軍」との戦争であった。
何をもって勝利とするのかは大変難しいのだが、
①発端となったNHKの特設サイトが閉鎖されずに残っている(2018/10/9現在)
②フェミニスト軍総大将の千田有紀氏のtwitterアカウントが非公開化された
この2点を以ってキモヲタ軍の勝利とするのが妥当であると考える。
「展開が向いた」「強力な援軍を得た」この2点に尽きる。
まず展開に関して、戦線がtwitter界隈(+はてな界隈)から広がらず、キモヲタ軍が得意とする、数を恃みに敵を
強力な援軍としてはBL作家・水戸泉氏の存在が大きかった。経緯に関してはhttp://togetter.com/li/1274363を参照
していただくとして、精神的な痛手となったのか、これ以降、千田氏の発言がはっきりとわかるぐらいトーンダウン
していき、twitterアカウントの非公開化にも寄与したものと思われる。
まず、戦線をtwitter界隈から広げることができず、既存メディアや著名な知識人と連携して上から叩く戦法が取れないまま、
キモヲタ軍が得意とするフィールドに引きずりこまれたのが一番痛かったものと思われる。のうりん事件や駅乃みちか事件の
ときのように電撃空中戦に持ち込めていれば、キモヲタ軍は手も足も出なかっただろう。
総大将の千田氏に隙が多かったのも敗因の一つとして挙げられる。例えば、シュナムル氏のような冷徹なフェミニストが
フェミニスト軍にやられっ放しだったキモヲタ軍にとっては、独力で敵を撃退した今回の勝利は素直に喜んでいいし、東大を
卒業した大学教授のような「知の巨人」に対抗できるゲリラ戦法を習得したのは大きな成果である。
フェミニスト軍にとっても、展開が向かなかっただけで、既存メディア・知識人と連携して敵を捩じ伏せる必殺戦法が通用しなく
なったわけではないので、展開にさえ気を付ければ、まだまだ優位は揺るがないだろう。
id:nekolunaこんな局地戦などどうでもよい。萌え文化は文化勝利しつつある。
そう、まさに局地戦、コップの中の嵐だったからこそ、キモヲタ軍が勝てたのであって、これが社会学界隈との総力戦になっていれば
あの日も、東京に雪が降る、そんな予報が流れていた日だった。当時俺はとある芸事の女師匠に弟子として使えていた。稽古場兼住居に住み込みをし、師匠の身の回りから何から何まで
を管理していた。師匠には妹がおり、その妹さんと資産相続の件で揉めていたのだ。師匠の親はもう80を超える年齢で、とある上場企業の創業一族。都心の一等地に屋敷を構えていたらしく、
その屋敷と土地の分け方で姉妹がうまく行っていないというのが専らの噂であった。十数年前の寒い日だった。ニュースでは翌日から関東にも雪が降り、交通の便が乱れるだろう、そんなことを
夕方、突然師匠の妹さんが訪ねてきた。俺はお茶を準備し応接間にお持ちしたが、二人の険悪な様子は鈍感な俺にも伺い知れた。後から分かったことではあるが、妹さんは親の屋敷に住み、父の介護をしながら、
その屋敷で地域の子供相手にピアノ教室を開いていた。しかしながら、師匠はその屋敷を取り壊し、大きなマンションにすることに固執していた。勿論それは相続税上、賢い策ではあったため、
妹さんは決して反対ではなかったのだが、せめてピアノ教室のスペースをマンション内に設けてほしいと依頼していたらしい。しかし、師匠はそのお願いを断り、妹をマンション計画から追い出そうとして
いたのだった。
話し合いは平行線に終わり、妹さんは去った。師匠は俺を呼び、「清次郎(仮名)、塩をまいときなさい」と命令した。私はしょうがなく、玄関に塩を撒いたのだった。師匠のそういう部分がとても嫌いだったで、
イライラして沢山の塩を、えいっとまるで水戸泉の真似をしながら撒いた事は覚えている。
さて、翌日俺はいつも通り朝6時に起き、箒を持って、近所の掃除に向かおうとした。近所付き合いも兼ね毎日行っていた習慣だった。引き戸の玄関を開けて俺は気を失いかけた。何と師匠が玄関に
倒れていたのだ。顔に生気はなく、口から血が出ている。俺は気が動転しながらも、師匠を抱きかかえた。身体は冷たくなっていて、呼びかけにも殆ど反応が無かった。すぐに救急車を呼び、俺は近所の知り合いに
助けを求めに一旦外へ出ようとした瞬間、つるっと滑ってしりもちをついた。全く師匠と同じ場所で。雪の予報は外れ、雨が降った程度だったが、冷え込みは激しかった。扉を開けた一面がまるで
アイスリンクの様になってしまっていた。痛めた腰を摩りながらよく見ると、凍っていたのは昨日俺が師匠に言われ塩を撒いた一部分だけであった。そこだけが、まるでそこが死の世界に繋がる入り口のように、黒く艶やかに光っていた。
救急車の中で師匠に呼びかけながらも、俺の手のひらに出てくる脂汗が師匠の容体からではなく、自分が撒いた塩に関しての生体反応であることは気づいていた。師匠はその後入院をしたが、脳内出血をおこしており、
意識が戻ることはなく、数週間後にこの世を旅経つこととなった。
さて、そこから意外な事になる。俺は、そもそも、師匠の冗談で師匠と養子縁組をしていたのだ。師匠には子供はなく、まだ50代であった事もありそれほど深い考えがあって俺を養子にしたとは思えない。
しかしながら、すでに師匠はその土地の一部を生前贈与していたらしく、その土地の相続する権利が俺に発生していまい、師匠の一族(といっても殆ど死去しており、また、子も少ない一族であったので数人)、
と話し合いをすることになった。俺は勿論その相続が単なる冗談の様なものであったことは理解していたので、放棄する手もあったのだが、妹さんと話していくうちに、何故かこの人を守りたいという気持ちになり、
一部の権利は確保することとなり、マンションの建築計画に参画をすることになった。
少ない知識ではあったが、マンションを建てることで相続税も最小限に抑えることができ、勿論そのマンションの一部をピアノ教室にして、更には何とその妹と、お互い50代ではあったが慎ましく結婚をした。
一族も皆無欲な人々で、株券だとか、車だとかそういうものは皆で分けたが、土地の権利は我々夫婦で全てをもつこととなったのだった。
ピアノ教室はその素晴らしい立地もあり、多くの高所得者層のご子息が多く通う教室となり、経営は成功した。優秀な講師をどんどん雇い入れ、レベルがある程度高い割には、
牧歌的な雰囲気もあったことが成功の秘訣であった。また、数年後にはそのノウハウを生かしフランチャイズ展開も行った。今では全国に20か所の同じようなピアノ教室を運営し、
我々は経営の一線からは退いたが、妻は相変わらず子供たちにピアノを教え、俺は趣味でかつての芸事をやったり、日本全国の登山をしたりと悠々自適な晩年を送らせてもらっている。
しかし、こんな寒い日になると、俺はあの日、手にもった塩の感覚が蘇り、汗がじとっと出て一人布団で震えているのだ。人間の運命とはかくも不確かで、不安定なものである。それは、ただの偶然の積み重ねだったのだろうか、
それとも、神が定めた運命だったのだろうか。いや、きっと人間一人の人生など、大きな宇宙のうねりの中ではまるで人間にとって小さな蚊が叩いた手からすり抜けていくか、はたまた潰されてその一生を終えるのかの如くであろう。
電子書籍の市場について、陳列の区分や自主規制がどの程度なのか詳しくないけれど
↓
これは実現してるストアがたくさんあるので多分問題ない
いまは実現されていても、今後厳しくなる可能性はじゅうぶんにあるのではないか?
BL作家水戸泉さん「電子出版では18歳未満の性表現ほぼ壊滅しました」 #表現規制 - Togetter
とくにインターネットを介して手に入れられるコンテンツについては規制強化されておかしくない。
青少年の保護というお題目の前に、インターネットとアダルトコンテンツは相乗効果でもってぼこぼこにされかねない。
いまは可能性の段階であるけれども。
アップルのようにプラットフォームがそれを許さない、なんてこともある。
数年前、僕は人を傷つけました。卑怯なやり方で。その懺悔を誰かに聞いて欲しくて、今、この文章を起こします。
それは二十歳過ぎの頃のこと。僕は今で言う非モテというヤツで、彼女いない歴=年齢の童貞だった。一方、その頃つるんでいた親友はとてもモテる男で(といってもチャラ男ではありません)、いろんな女性に言い寄られては、付き合ったり別れたり、一夜の関係を築いたりといったことを繰り返しているようだった。もちろん言い寄ってくる女性すべてが美人ではない。そのことについて話を向けると、彼は「○○はいいヤツだと思うけど、うーん」と言葉を濁して苦笑するばかり。“女性を見た目で選んでいる”言葉には出さずとも、それは明白だった。そんなとき、僕はいつも「自分なら、見た目よりも内面を重視するのになあ」と思った。もしかしたら、心のどこかで異性を見た目で判断する彼を軽蔑する気持ちがあったかもしれない。女性関係に恵まれている彼への嫉妬を、歪んだ軽蔑に変えていたのかもしれない。
知らない人から携帯電話にメールが入ってきたのは、ちょうど就職活動にいそしんでいる時期だった。「高校生のレナといいます。よかったらメル友になってくれませんか。」たしか、こんな文面だったかと思う。Jフォンのスカイメールは、電話番号だけでメールをやりとりできる。きっと適当な番号を入力して送っているのだろう。当時はまだ、今ほど迷惑メールはなかったように思う。新しい出会いもなく、就職活動に疲れていた僕は、さして警戒もせずにOKの返事を送った。正直言うと、ちょっとした期待も持っていた。淡い期待だけど。
他愛ないメールのやりとりをしていくうちに、レナと僕は少しずつ打ち解けていった。顔も知らない相手だからか、理想の自分を演じられていたのだと思う。そのうち、電話で話すことになった。「緊張している」と話す彼女の声は、とてもかわいらしく、僕の脳裏にはとても可憐な少女が浮かんでいたことだろう。毎晩のようにメールや電話を繰り返し、仲を深めていたある日のこと、「私たち、かなり気が合うよね」と彼女が言った。「○○の彼女になれたらいいのにな」。冗談めかした言い方だったけれど、僕は冗談だと受けとらなかった。「……うん、付き合ってみる?」。「うそ!ホントに?」。人が聞いたら馬鹿馬鹿しいと思うだろう。二人は会ったこともないのだから。でも、はじめはそれでもかまわないと思った。そして提案した。「じゃあ今度合ってみようか」。勇気を振り絞っての提案だったけれど、返事は沈黙。「……私、かわいくないよ?」そう彼女は言ったけれど、「俺、見た目なんて気にしないよ」と返す。事実、それを自負していた。信じて疑わなかった、自分を。
何度かやりとりを経て、ついに彼女の地元で会うことになった。電車で20分ほどの距離。これから付き合って行くのに不都合はない。電車に揺られながら、僕は彼女の声を思いだしていた。とても可愛らしい声で、そこから想像されるルックスはけして悪くない。でも、もしも本当に驚くような外見だったとしたら?それでも自分は「見た目なんて気にしない」と言えるのか?いや、言える。車内をこっそり見回す。(例えばこの女性より醜くても?うん、大丈夫。落胆の色なんか絶対に見せない。あるいはこの女性より醜くても?問題ない。)失礼な話だけど、親友なら見向きもしないような女性を見つけては、自分の覚悟を試していた。
待ち合わせ場所に着き、レナにメールをする。ほどなくして、僕は気配に気づいた。柱の影から、ひょこっひょこっと笑顔を除かせては隠れる女の子がいた。きっと、僕の笑顔は引きつっていたと思う。彼女はちょっと太め……いや、そのときの正直な感想を述べよう。第一印象は「髷を解いた力士」だった。水戸泉、水戸泉。ゴメンネ、アタシチョット病気デ太ッテテ。ア、ソウナンダ。気ニシナイヨ。他愛ない会話を二言三言交わし、どこへともなく二人で歩く。アスファルトの道を行く。僕の足音はしないのに、彼女の足音は聞こえる。すごい匂いがする。汗かな。どうしよう。
ふと彼女が足を止めた。ここで雑談しようということらしい。並んで立っているのが怖くて、ガードレールの前に腰を下ろした。目の前の妖しげな建物に気づく。ラブホテル。なんで?なんでこんなとこにいるんだろう。一度も入ったことのないラブホテル。まだ、目を向けるのも恥ずかしいほどウブだった。そんな僕が、どうしてここに?首筋にざわざわとした感触があって、ビクッとして振り向くと、彼女がガードレールの上から長い髪を揺らしていた。背筋にオカンが走る。ネエ、入ッテミル?……エッ、ドコニ?……ら・ぶ・ほ・て・る。助けて!助けて!助けて!助けて!これはお誘いなんかではない。一方的な捕食の前のお遊びだ。僕の意志には関係なく、ラブホテルに、入らされる。直感的にそう感じた僕は、心の中で親友に助けを求めていた。彼女ができた、と言ったら彼は喜んでくれた。会ったことがないことを明かしても「今はそういう人多いんだろ?ネットで出会うとか」とフォローしてくれた親友。やさしい親友。そんな彼に、僕は心のどこかで軽蔑を抱いていた。何が「見た目なんて気にしない」だ。そういえばレナが電話で、ふざけてあえぎ声を出したことがあったっけ。あのとき勃起していたのは誰だ?イケよ、入っちまえよ。それが望みだったんだろう?もう一人の僕が、現実の僕を罵倒する。僕の童貞はここで散るのだ。脂ぎった彼女にとって喰われるのだ。
絶望にうちひしがれていると、彼女の電話がなった。僕は考える。走って逃げるか?でも、でも、それだけは絶対にいけない。傷つける。あんなにヤサシイふりをしておいて。逃げ出すなんて。「う〜ん」。レナがうなる。ドウシタノ?「……友達が〜、入院しちゃったんだって」。何故?なんて聞かない。僕はこれが唯一にして最後のチャンスだと気づく。そう、“いい人”のフリをしたままこの場を切り抜けるための。「本当に!?それは……すぐ行ってあげないと!すぐ!友達なんでしょ!?」う〜ん、とレナがうなる。迷うな、行け。行かないならそんなヤツは絶交だ。そうだ、その論法で行こう。僕は曲がったことが嫌いな“イイヒト”なんだから!
結局、彼女は病院へ向かった。僕らは笑顔で別れた。電車の中で、何も考えられないでボーッとしていると携帯電話がなった。メールだ。「ねぇ、私たちどうするの?」いつもの文体とは違って、責める空気が感じられた。どうするって、何を?また?また会うのか?俺は見た目を気にシナイ。でも、またレナに会いに行けるのか?その勇気はあるのか?ちょ、「ちょっと待って。」そう返す。すぐに返信が来る。「何を?」ななな何をって何がヤネン。
それ以降、僕とレナは連絡を取っていない。数年が経ち、彼女もできた。自慢できるほどではないけれど、普通の、かわいらしいひと。かつての僕は「見た目なんて気にしない」と考え、自分の美徳とし、そしてそれを裏切った。今の僕は異性の見た目を気にする男。かつての反動で、他人より少し面食いになったかもしれない。でも、もし。ありえないことだけど、もしもレナが今も僕のメールを待っているかもしれないと考えると、ひどく恐ろしく悲しい気分になる。本当に病気でああいう体だったのだとしたら、僕の行動は彼女をひどく傷つけただろうと思う。
本当に「見た目なんて気にしない」という人がいたなら、僕は尊敬の念と、おそらく嫉妬を感じるでしょう。でも、実際にそういう人がいることはわかっているつもりです。自分にその器がなかっただけのこと。僕の懺悔は以上です。もし「自分は見た目なんて気にしない」という若い方がいたら、僕の文章を自分に置き換えて読んでみてください。追体験してみて、それでも気にしないと思えるなら、あなたは僕の憧れる人種です。
週刊新潮6月7日号p.54-p.56(記事中の太字の人名、登場順)
久本雅美 滝沢秀明 上戸彩 石原さとみ 長井秀和 はなわ 氷川きよし
クリスタル・ケイ パパイヤ鈴木 オーランド・ブルーム チョウ・ユンファ
モンキッキー 相田翔子 柴田理恵 山田花子 若槻千夏 鈴木杏 青木さやか
研ナオコ 高橋ジョージ 三船美佳 岸本加世子 AI DefTechのMicro
AquaTimezのメンバー 井沢八郎 木根尚登 山本リンダ
FLASH 6/26号
青木さやか 田中美奈子 市川右近 山田花子 柴田理恵 草彅剛 研ナオコ 岸本加世子
石原さとみ 氷川きよし 長井秀和 パパイヤ鈴木 細川たかし 木根尚登 久本雅美 滝沢秀明
上戸彩 段田安則 三船美佳 中村俊輔 山本リンダ 千堂あきほ 中嶋朋子 島田歌穂 彦摩呂
ティナ・ターナー スティービー・ワンダー 雪村いづみ 朝比奈マリア 桜金造
エレキコミック 松あきら 相田翔子 鈴木早智子 大森隆志 橋本章司 八島順一 加藤ローサ
Micro AI 高橋ジョージ ハービー・ハンコック チョウ・ユンファ 旭道山 ライオネス飛鳥
長与千種 ロベルト・バッジョ クリスタル・ケイ 中川家 オーランド・ブルーム 水戸泉
坂上二郎 岩隈久志 天地真理 仲本工事 上田正樹 森本尚幸 小川菜摘 愛川欽也 平尾昌晃
秋川雅史(「千の風になって」) ヘリョン 滝沢沙織 林家まる子 磯山さやか・和希沙也・
雨宮朋絵・佐藤竹善・清水直行・島村幸男 アグネス・チャン 柳原可奈子(確定)
宮田和幸・平下晃司・岩隈久志 福田麻由子 マキシマムザホルモン(創価大卒)
IKKO 宮本輝 木根尚登 宇都宮隆 小川菜摘 ゆでたまご 藤崎マーケット Crystal Kay