2015-10-12

ひどい夢をみた

親と車で出かけるのだが、なぜか今日時間割が思い出せない。

とりあえずそれで悩んで遅刻してもアレなので、体操着と筆箱とノートをかたっぱしかかばんに詰めこんで車に乗った。

運転手は母ではなく、なぜか亡くなったはずの父に変わった。カバンが重い。

行き先は多分学校である。めちゃくちゃ運転が荒い。何度もぶつかりそうになる。

後ろの席から母が声をかける。「ここからじゃいけないんじゃない?」

俺と父が返す。「いや、ここからでもいけるんだよ」

俺はよくわからないけど、いけることを知っていた。

しばらくして、荘厳な建物についた。

めちゃくちゃ運転が荒かったので、扉の10センチほど手前で止まる。ギリギリだ。

しかし、ちょうど向こうの人が扉をあけて車にぶつかる。「コツン」

父は確認する。「ここですか?」なにがここなのかはよくしらないが、「そうです。車ぶつけちゃいました。大丈夫ですか?」

次々と車から降り、屋敷に向かう。

乗っていなかった金にがめつい叔父も車から出てくる。

自分忘れ物がないか最後確認を何度もして、数分遅れて屋敷に向かう。

ここのお焼香は少しかわっている。いや、焼香ではなく、矢のような棒を折って、それを灰箱?にいれるみたいなやつ。

矢には3種類あって、小さいやつと、大きいやつ。それぞれおしりに黒と茶色と赤の丸がついてた。

ランクごとにわけられていて、折り方もランクによって二つ折りか3つ折かちがうようだった。

俺はよくわからず、前に並んでいる人もいなかったので、しばし道具を眺めていたが、列席から罵声が飛ぶ。

「はやくその黒いやつを使え!」

亡くなったはずの祖父から罵声であった。言うとおりにそれを3本手に取り、2つ折りにして灰箱にいれる。

「おまえは誰にそうやって教育されたんだ!」

なくなったはずの父と祖父が罵声を浴びせてくる。よくわからず、手を合わせ、自分なりに故人の冥福を祈ってそこを離れた。

先ほど見えた誰か知らないお偉いさんの遺体遺影は、自分の父のものになっていた。

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