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2020-07-07

anond:20200707105546 anond:20200707110010

犬を世話をしたいのは可愛いからか?あるいはお利口だから

子犬〜成年期の間は可愛いと思うしお利口だと思う

でも老犬になったら?

老犬は可愛いくもお利口でもなくなるが多くの飼い主は

『ただ生きて一緒にいてくれる』だけで嬉しいのでは?

2020-07-06

anond:20200706065228

あれは世界のためというより、子供同士の「子犬作戦」で動いてるんだろ。

2020-06-22

2万日前に生まれた男

まれて2万日目を迎えた。覚えていたわけではないが、Googleカレンダーリマインダで気づいた。節目なので、いったん今までの人生を振り返ってみる。1965年まれおっさんである

動物大好き

  • 自分人生を考えるうえで、動物愛は欠かせない。
  • 物心つく前に家で犬を飼っていた。小さい自分がその犬にまたがっている写真が残っていた。その犬の記憶はない。
  • 幼稚園の頃、家に白いモルモットがいた。死んでしまたことは覚えているが、その時は悲しいという気持ちはあまりなかったと思う。
  • ちょうど小学校に上がる頃に近所のお寺から雑種の子犬をもらった。3匹子犬が産まれて好きなのを選んでよいということで、白黒のメスをもらった。子供時代をずっと一緒に過ごし、大事なことはすべてこの犬から学んだといっても過言ではない。この子は19年と長生きした。
  • アパート暮らしをしていた大学3年の春、アパートの押し入れで猫が出産した。生まれたのは2匹だが、気づいたときに1匹は死んでいた。それがショックで、残りの一匹を大事に育てた。外飼いで、部屋にも自由に入れていた。
  • 翌年は4匹の子猫が生まれた。ある時急に4匹ともいなくなったが、詳しいことはわからない。結局、大学卒業の時に残っていたのは母猫だけであった、最後のお別れは部屋で一緒にご飯を食べた。
  • 34歳の頃、当時住んでいたアパート周りで子猫が3匹生まれた。近所に人がご飯を上げていたらしく、うちでは何も出さなかったが、うちの部屋にはよく遊びに来てくれた。
  • 今は、地域猫保護NPOに参加している。といっても、自分は家の周りの猫の面倒だけを見ている。外飼いであるが、家にも自由に出入りできるように、できるだけ窓を猫一匹分開けている。冬は寒いし、夏は虫が入るし、雨の時は泥だらけになるし、苦労は多い。思い出してみると、自分実家を出て、犬が亡くなった後、実家でも外猫を家に自由に出入りさせていた。血は争えないものである
  • 今では猫の外飼いが推奨されないのは重々承知してる。NPOでも、譲渡会で譲渡した猫は室内飼いを必須としている。しかし、すべての猫が譲渡できるわけではない。

家、家族

学校仕事

体のこと

趣味

こんなところである

2020-06-14

柴犬女の子ビデオがつらい

YouTube柴犬女の子の触れ合いの投稿をしているチャンネルを楽しみに見ていた。

ある日、これまでのまとめという感じで、柴犬子犬だったこから映像女の子が生まれた時の映像などをつないだ投稿があった。

その投稿柴犬が2歳くらい、女の子が1歳強ということを知った。

その投稿の〆が「これからも娘を見守っていてね」という感じの柴犬へのメッセージだったのだが、これを見て胸が苦しくなった。

柴犬は2歳くらいでほぼ成犬になっているのに対し、女の子はまだ1歳ちょっと

柴犬寿命12~15歳。

女の子が多感な時期に、柴犬は天に召されるだろう。

その時のことを想像すると涙が出てくる。

2020-06-12

anond:20200612155755

しかに、犬猫くらいのサイズで考えても、子犬から成犬になるまでで毎回脱皮ってなると大変だし、あの大きさで隠れるのも難しい。

面白い

2020-05-11

不妊治療やめろや

せっかく子供が出来にくいんだから、それを機に立ち止まって考えりゃいいだろ なんで高え金かけて何年も苦労してまで苦しむ人間を生み出そうとするのか本当に理解できない

ベーシック・インカム制度があって基本働かなくていい世界なんだったらわかるよ子供作るのも それでも人生に全く苦しみがないってことはないだろうけど、いざとなればずっと寝て過ごしたって衣食住心配がないんだったら人に強制したってそこまで罪はない

でも現実はどうだ よっぽど親に財力がない限り、遅くても26歳くらいからは週5(以上)で8時間(以上)働かないといけなくなる 働きたくて生まれて来たんじゃないなんて言い訳は一切通用せず、社会から強制的に与えられた「恩」に報いよと言われる

まれさえしなければ何もする必要はないんだ あらゆる努力をしなければならない原因は100%親にある

そのわりに世の親は態度がデカいよな 自分の子怠惰からといって叱っていいと思うのはマジで理解不能 「穀潰しを養えない」って何?じゃあ生むなよ 「子犬さんかわいい❤️」つって買ったあとデカくなったら捨てるクソ飼い主と何が違うんだ?

親という人種覚悟を全く持たず小学校低学年のガキみたいな発想で子供を産んだあと突然偉そうになって威張り始めて最悪ってイメージしかない

てめえの都合で子供人生を押しつけておいて、その子供が何も生み出さなかったら怒り出すっていう無責任さをほぼ全ての親が持ってる気がするんだけどどうなんでしょう

俺は何かの間違いで資産10億円とかになったり、ベーシックインカム制度ができたりするまで絶対子供は作るまいと思ってるぞ 彼女とも話はつける…つけられるはず……

まあでもな 彼女に「子供作ってくれないなら別れる!」とか言われるとぐらついてしまうかもしれん 所詮子供つっても他人だしな いくら苦しもうと俺には関係ないわけだし 子供人生ひとつ分の苦しみより俺がフラれる苦しみのほうが俺には大事

そういうことか そんな感じの無関心さで子は作られるんだろうな

2020-03-31

年下の男友達結婚してからずっとモヤモヤしている

結婚したと言っても、去年の今ごろの話なんだけれど。

の子のことを考えると割り切れない思いがずっとモヤモヤと残ってしまっている。

の子と知り合ったのはもう五年前。共通の知り合いが開いた飲み会で、たまたま席が隣になった。

自分はそのとき30歳で、その子は4歳下だった。第一印象は「幼いな」。

見た目も年齢より若かったし、私が鍋を取り分けるのを、ただニコニコながら見ていた。

だけど読んでいる本の話やら漫画の話で意気投合して気づいたらずっと話していた。

それから飲み会で会うたびに自然と二人でくっついてずっと話しているようになった。

そのとき、私には同棲している年上の恋人がいて、彼のことを恋愛対象には見れなかった。

しかし、彼の方はなんだか私を恋愛対象と見ているんじゃないか、そういう気配をうっすらと感じていた。

だって、いつも私の横にくるんだ。子犬のようにニコニコしながら。弟を演じて近づいているふしもあった。

けれども、彼の方も私に恋人がいることは知っていたので、それ以上距離を詰めることはなかった。

私の方でも何度も「この子と付き合ったらどうなるんだろうな」と考えることがあった。「きっと楽しいだろうな」と思った。

しばらくして、私は恋人と別れて同棲も解消した。長く付き合っていたし、30歳を過ぎていたので、大きな痛手を負った。

恋人と別れてから彼と会ったら、彼の方には新しい恋人ができていることを知った。

なんだかすれ違いのように感じた。私は「彼に恋人がいなかったら?」「ひょっとしたら付き合うだろうか?」と頭によぎった。

そうこうしているうちに、彼はその恋人結婚してしまった。その報告を聞いて、私は「おめでとう」と言った。

私は独身で、一人暮らしを始めてから猫を飼いだしていた。「30過ぎた女が猫を飼いだすと結婚できない」と誰かに言われた。うるさいよ。

猫の写真SNS投稿すると、たまに彼が「いいね」を押す。そのたびに心にズキンとくる。

かつて彼も含めたグループハイキングに行ったことを思い出す。山の中腹まで登るリフトに、彼と二人きりで乗ることになった。

前のリフトに乗った男たちがこちらを振り返って、「恋人みたい」と言ってきた。

それを聞こえないふりしながら、彼とぽつりぽつり喋っていた。このシーンを何度も思い出す。

もし二人とも恋人がいない期間があって、二人が付き合いだしていたら? 二人が本当に恋人関係だったとしたら?

ちょっとボタンのかけちがえで、その未来はやってきたような気がするのだ。

一度も付き合っていないのに、なぜこんなことを考えてしまうのだろう。でも、考えてしまうのである

2020-03-24

保護犬の成犬を引き取ってから暮らしについて

https://anond.hatelabo.jp/20200228200523

保護犬の子犬を引き取る予定だったが、縁あって成犬を引き取ることにした話のつづき

ベッド

俺たちはこの借家の新居に越してくるにあたり、犬か猫を飼おうと決めていたのに付随して決めていたのが、「ベッドを買おう」だった。ペットとベッドである。それは俺と嫁の憧れだった「犬と一緒に寝る」という行為を実現するためのものだった。残念ながらさほど広い部屋ではなかったのでセミダブルのベッドを一つ買うことにして、俺たちはまだ見ぬ犬(猫)がベッドにもぐり込んで来る様を想像してはIKEAレジの列で鼻の下を伸ばしていた。嫁に至っては子犬がベッドの上り下りがしやすいようにと小さな台まで買おうとしていた。

やがて当初の予定を変更して子犬でなく成犬を引き取ることとなり、トライアル期間はケージ使用する約束だったので夜はケージからさなかったのだが、「大きめの犬だからケージ飛び越えて来ちゃったら仕方ないよなあ」「仕方ないよねえ」と期待しながらベッドから犬を観ていたのだが、暗闇のベッドから自分を見つめる人間二人の目を無視して犬はケージの中で丸くなり、トライアル間中に仕方ないことは起きなかった。当たり前だ。この犬は賢い良い犬だからだ。


そして遂に正式譲渡がなされた日、俺は昼間のうちに思いっき散歩した。そして帰宅すると、ばっちゃばっちゃと水を飲んだばかりの犬を嫁が抱きかかえるように風呂場へ連れて行き今度はシャンプードライヤーだ。犬はドライヤーとか掃除機とか嫌がるときいていたが、顔に温風を浴びながら、なんかうっとりした顔で目を閉じて座っている。その後はエサを与える。これだけすればこの犬は今日もうクタクタのはずである。俺たちもそそくさと食事風呂を済ませると「そろそろ寝るかぁ」と犬と一緒に寝室へ行く。ケージはあけっぱなしで俺たちはベッドに入り犬の名前を呼ぶ。

ところがこの犬、俺たちがベッドの上でポンポンすると一応はお愛想で乗って来るのだが、やがて「そろそろいいかい?」とベッドの下に降りてその場で寝そべる。もしかして前の飼い主に躾けられた習慣なのか、そもそも床に広々と寝そべりたいのかはわからない。とりあえずベッドの上で寛ごうとはしないのである。ただ、ケージの中ではなくベッドの下と言うあたり俺たちの傍にいたいと言う意志は感じられたので、なるほどこの犬は定位置をここに決めたのだと納得することとした。

俺の嫁は朝から昼までの間パートに出てる。だからその朝も6時前くらいに目覚ましが鳴るわけだが、俺がぼんやりと目を開けると、犬が昨晩は居心地悪そうにしてたベッドに飛び乗ってきた。そして俺と嫁の顔に交互に鼻をつんつんしながらせわしなくモゾモゾしている。ぺろぺろではない。鼻でつんつんである。嫁が寝ぼけながらも「おふとんはいりたいの?ん?」と布団をめくると「そうじゃない!俺は朝だから起こしにきたんだ!」と言いたげにモゾモゾしている。なんとこの犬は俺たちを起こそうとしたのだ。トライアルときも目覚ましは当然毎朝鳴っていたがそのときに犬はケージの中で尻尾を振ってるだけだった。しかし昨日からうちの子になったこの犬は、この家の一員としておそらくは重要であろう仕事を見つけ、初仕事をしようとしていたのだ。「起きろ!朝だよ!」と。そうだ。起こしてくれてありがとう

防犯カメラ導入

嫁が仕事に出て数時間後俺も出勤し、さらに数時間後に嫁が帰宅する。そうすると毎日およそ3時間程度この家は犬が留守番することになる。一応引っ張り出されたり壊されたりされて困るものしまってあるが、とりあえず嫁が帰宅するといつも玄関で座って尻尾振っていて、部屋の中も特に変化がないのだが留守番中の犬がいったい何をして過ごしているのか興味は尽きず、協議の結果「防犯のために必要からな」「居間玄関台所用に3台ね」と言う話になり、事前に中村玉緒似の大家さんからワンちゃん何してるか気になるわよねえ!どぼぼぼぼぼ」と笑顔許可を頂き3台の防犯カメラを購入することにした。VPN接続の工賃も含めて結構金額となったが防犯のためには致し方ない。

俺が出かけると犬はしばらく玄関に座っている。やがて居間に来ると窓辺に座っている。予想したほど家の中を動き回らない。そしてソファに飛び乗ると長々と寝そべっている。ときおり思い出したように台所に来て、ごみ入れ(フタはしてある)の匂いをくんくん嗅いでまたソファに戻って長々と寝そべる。思ったより面白くない。ようするにちゃん留守番している良い子なのだうちの犬は。一番面白かったのは昼に帰宅した嫁がやきそばマヨネーズかけていた所だった。

ドライブ

嫁の実家に行く日、当然のことながら犬も連れて行くことを決めていた。考えてみたらこの犬を車に乗せたのは、トライアルで連れてきたとき以来かもしれない。そのときトランクケージごと入れていたのだが、今回は後部座席に座らせた。車が動き始めるとシートの間から首を出して何やら興味深そうに前を見ている。すると嫁がどっこいしょと犬を助手席自分の膝に乗せた。俺の嫁は小柄なので膝に乗せたと言うよりは自分が犬の下敷きになってるっぽい体勢だ。嫁は右腕にリードをぐるぐる巻きにすると助手席の窓を少しだけ開けた。外から入る風を感じると犬は注意深くではあるがひょいっと窓から顔を出す。

「あぶないかリード離すなよ!ウィンドーのスイッチ気をつけろよ!」「わぁかってるから黙って運転しなさい!」と言い合う飼い主たちを意に介さず犬は顔を進行方向に向ける。どれほど自分が早く走っても決して感じない初めてのスピード、そして風圧。「うぉ!なんだなんだ!早いぞ!俺走ってないのに!うぉぉぉぉ!」と言いたげに犬は嫁の膝の上に立ち上がり尻尾ぶんぶん振りながら上機嫌で前を見てる。やがて信号待ちで止まると不思議そうな顔をして車内に首を引っ込める。隣の車のカップルうちの犬ニコニコながら見ている。可愛いだろ?可愛いだけじゃなくて賢いんだぞ?と俺は心の中で鼻高々である。嫁もである

再び車が動き出すと、今度はためらうことなくまた首を出す。風圧で開けっ放しの口の中が乾いたのか、思い出したように口を閉じて舌なめずりをする。なお途中で運転代わってくれと嫁に頼んだが却下された。高速に乗るときにさすがに窓を閉めて犬を引っ込めると「鼻が冷たくなってる!!」と嫁が笑う。俺は運転しているのでその感触を味わうことができなかった。嫁の実家に着いた頃には俺の車の左側ガラスファイヤーパターンのように犬のよだれが付いていた。

帰宅するとき助手席のドアを開けてシートを前に倒して犬を促すと、一瞬入ろうとして止まっては「え?後ろ?どうしても?さっきのはなし?なんで?」とこっちを見上げて「こっちかぁ。どうしても?ダメ?」という顔をするのを繰り返している。なんて賢い犬なのだろう、たった一回車に乗っただけで窓の外を眺めることを覚えたのだ。いやしかし毎回そんなことを当たり前にさせるわけにもいかないので後部座席に入れた。まず後部座席に座るのを当たり前にして、車が動き始めたら初めてシートの隙間から首を出すというプロセスを覚えさせるのが良い。そう判断してのことだ。

かくして犬を後部座席に収めることに成功した俺は帰りの運転を嫁に頼んだのだが却下された。

2020-02-29

一軒家に引っ越したので、犬を飼うことにした

夫婦そろって犬が好きだ。

去年の暮、ペットを飼える家を借りて、ようやく犬を飼えるようになった。

ペットショップの犬ではなく、保護犬にするつもりだ。

 

その後、街中の里親募集イベントに行ってみた。

猫のほうが多いイベントだったが、ポメラニアンダックスなど子犬も数頭おり、人々の注目を集めていた。

そんな子犬たちのケージから少し離れたところに、成犬が一頭、寝そべっていた。

ポインターかールデンレトリバー雑種だろうか。

俺たち夫婦が近づくと、成犬はごろんと仰向けになった。腹を撫でてやった。

 

子犬たちは確かに可愛かったが、ポメラニアンダックスもいわゆる座敷犬というやつで、そこまで好きな犬ではなかった。

妻に意見を求めると、「どの子可愛いけど、あなたはどう思う?」という返事。どうやら妻も似た考えらしい。

 

もう一度、成犬を見に行った。

さっきと違って成犬はひどく興奮し、立ち上がって何度も尻尾を振った。

俺たちはこの成犬を貰うことにした。

年齢は三歳ぐらいで、山深くに捨てられていたそうだ。

2020-02-28

一軒家(借家だけど)に越したので犬を飼うことにした

俺は犬と猫が好きだ。嫁も猫と犬が好きだ。だからずっと犬を飼いたかったのだが住宅事情仕事関係でずっと飼えなくて、去年の暮に満を持してペット可能の借家を借りることにした。

家は多少ボロいのだがペットOKの条件で探したのでそこは文句なく、中村珠緒似の大家さんに犬を飼っていいか尋ねると「もちろんいいですよぉどぼぼぼぼ」と中村珠緒みたいに笑って許可してくれた。

果たして犬を(願わくば猫も)飼うべく俺たちがまず認識を共有したのは「保護犬(猫)にしよう」ということだった。ここでは生体販売がどうのとか言うつもりはない。ただ、可哀想な子を可愛がろうと思ったのだ。

いくつかの里親募集イベントネットで調べて二人で出かけてみたが、なんか色々と条件を付けられ「それ必要なのか?」って思うようなものまであって、いくつかのイベントを見送ってはめげずに別の里親イベントの予定を作っていた。

その犬に俺たちが出会ったのは、やや騒々しくある比較都市部で行われたイベントであった。その日は猫がやや多めだったが、それでも何頭かい子犬たちがせわしなく動き回り訪れた里親希望者や冷やかしに愛想を振りまいていた。成犬であるその犬、おそらくポインターとかゴールデンレトリバーとかの雑種とおぼしきその犬は子犬たちのケージから少し離れた位置で、子犬目当てで来た人たちに社交辞令的に撫でられては子犬ケージに向かう彼らを見送りながら静かに寝そべっていた。

俺たちも子犬が目当てであったが、とりあえずこいつを一応ひと撫でしようとしたら、俺たちを見るなりその犬は何故か突然ゴロンと仰向けになり腹を撫でるよう促してきた。俺も嫁もそうかそうかと撫でまわしてから子犬ケージに行ったのだが、どうにもその犬が気になる。吠えもしないし立ち上がりもしないでこちらをずっと見つめている雑種の成犬が。

子犬はどの子も可愛かったが、一つだけひっかかった(気に入らないとまでは言わないが)点は、どの子ポメラニアンとかダックスかいわゆる座敷犬系の犬で、どうも俺の中での犬好きメーターがレッドまでは行くが振り切りはしなかったのだ。嫁に意見を求めると「どの子可愛いけど、あなたはどう思う?」と返してきた。こいつがそう言う言い方をするときは「私はピンと来ないんだけどあなたがいいならいいよ私はピンと来ないけどね」と言うときなので、何となくだけどあの成犬が気になると伝えたらありがたいことに「あれね!あれも可愛いよね。それに成犬だからもしかして子犬より手かからいかな?」と好感触だった。

俺たちが再度あの成犬の所へ近寄ると、さっきの腹見せゴロンのときとは違い「え?え?また俺の所へ来た?もしかして俺のこと好き?!」と興奮気味に立ち上がり激しく尻尾を振ってもう待ちきれないとばかりに何度も上半身を上げ下げし始めた。(この上半身の上げ下げと言う表現で伝わるだろうか)

俺はもちろんだが、予想外に嫁が気に入ったので、この推定年齢3歳という犬を引き取ることにした。

引き取ると言ってもその場で決定ではなく、トライアルと言って数日預かって様子を見てから(予防注射などの経費を負担した上で)正式に引き取るというプロセスがあり、後日その犬が俺の家にトライアルに来た。とりあえずどこでトイレをしてもいいようにとペットシートと雑巾を手に持って家の中に犬を入れると、多少遠慮がちではあるがそれでも「お?お?ここはどこだ?これはなんだ?」と2DKの小さな家の中を好奇心旺盛に歩き回る。3周くらいしただろうか、手に持っていたそれとは別にバスルームの前に「ここにしてくれるといいな」と嫁が敷いておいたペットシートの上に犬がおしっこをした。トイレトレーニングは済んでいるとは聞いていたが俺と嫁が「えらい!えらい!」と誉めると「だろ?だろ?」と嬉しそうに寄ってきた。ちなみにこの犬がトイレで失敗したこと今日に至るまでない。

一緒に暮らし始めて気づいたが、この犬は常に俺か嫁を見ている。必ず目が合う。窓辺に寝そべっていてもこっちと目が合うとずっと見ている。そして次第にカーテンに隠れた尻尾がぱんぱんぱんぱんと床を叩き始めてやがて「そうかボールか!ボールを投げたいんだな?」とボールを咥えてこっちに来る。俺がいないときも犬は洗濯機の前に座って、洗濯をしている嫁を笑顔で見上げて「手伝おうか?」と言いたげに尻尾を振る。散歩に出ると(嫁のときもだそうだ)、俺の一歩か二歩前を歩きながら俺を見上げる。あまり激しく引っ張ろうとはしない。やや大きめの犬だから運動量必要だろうと自転車散歩すると今度は別人のように走る走る!「もっとだ!もっと早くこげ!何なら俺引っ張るぞ!」と言わんばかりに飛ぶように走る。そして飛ぶように走りながらもやはりチラッチラッとこちらを見上げる。

俺と嫁が食事していると(食卓構造上俺たちは並んで食事をしている)テーブルの向こう側から鼻だけが出てきて鼻の孔がひくひくしている。ソファに座っていると俺たちの間に飛び乗って来て俺に頭、嫁に腹を向ける。言っておくがこの時点ではトライアルである。とにかく「賢くていい子」なのだ職員の人は「トイレちゃんと訓練済みです」とだけ言っていたが、ここまでいい子なのは訓練によるものじゃなかったのか?持って生まれ性質なのだろうか?

そして俺たちはもうとっくに気づいていた。この犬は愛されたいのだ。愛されても愛されても愛され足りないのだ。事前に遠まわしに事情を聞いたがこの犬は山奥につながれて捨てられていたそうだ。つながれた理由はおそらくはついて来ようとするからだろうと。保護されたあとも、子犬たちと比べれば確実に成犬の自分里親敬遠する経験も沢山したのだろう。だから最初接触したときお腹ゴロンをしたのがこの犬にとっては毎回最初最後のチャンスで、一番可愛い所を見せなくてはいけない勝負ときだったろう。何度もその勝負に敗れた末に俺たちが現れたのだ。

俺は嫁にこの犬を引き取りたいと言ったら「というか私はじめからそのつもりだから」と返ってきた。嫁がこの犬を俺と同じように気に入ってくれて良かった。はじめから決定権が俺になかったのはこの際どうでもいい。

そんな日々の様子を適当写真に撮って(この作業約束だった)送るトライアルの期間が終わり、引き取りの意思最終確認とき、俺たちが当然のように正式譲渡希望すると、職員の人は「まあそうだと思ってました!」と笑った。俺たちの送り続けた写真がやたら多かったのと、写真うつる犬が一枚残らずカメラ目線だったのでこの犬は(もちろん飼い主としての俺たちも)大丈夫と早い段階で判断してもらっていたようだ。

一通りの手続き書類や経費の支払い)を済ませて正式にうちの子になったこの犬に名前をつけよう(トライアル間中施設で呼ばれてる名前で呼んでた)としたら、嫁がすでに決めていた。いい名前だ。俺の意見など無用だったみたいだがいい名前だ。

今日からお前はうちの犬だ。

2020-02-23

anond:20200223150450

両方飼ってみればわかる。

犬と猫が仲良く暮らせるパターンは滅多に無い。

どっちかが子犬子猫状態で小さい時から濃密にスキンシップさせて育てない限り、

ぜったいに猫が犬に喧嘩を売る。

2020-01-12

anond:20200112105029

子猫より大きい猫の方が可愛い

子猫はなんか胎児っぽい

そして犬の方が可愛い

犬も子犬よりも成犬なりたてくらいがかわいい

2020-01-09

anond:20200109015957

酔っぱらってるときかわいい子犬子猫がころころ転がってるだけの動画見ても感極まって泣けてくる

2019-12-31

同じことを二度言うガイジがまじキモい

俺はおっさんだが、キモいおっさんではない。紳士的だと女の子たちが言う。まあまあモテる

キモいおっさん脱出したいおっさんのために、俺のHackを共有する。人の振り見て我が振り直せで集めたHackが多いよ。

清潔感という魔物

脂っぽさを抜く。脂っぽさは毛穴と髪に宿る。
保湿大事
その他
  • 毛先を整える。眉と髪。
  • 先端大事。手の爪、靴のつま先、靴自体
  • 袖口と襟の汚れ、脇の汗染み。
  • 歯医者で歯の表面を磨いてもらうと、白くなれる。メンテ大事

姿勢大事

  • 背筋を伸ばして胸を張る。口は結んで、視線水平。身長計測の姿勢だよ。
  • のけぞらない。肩を耳から遠くに置くつもり。
  • 寒そうにしてると、金が無いおっさんに見える。寒いと思っても背を丸めず、肩をすぼめず、拳を握らず。
  • スマホを胸の前に構えて、でも老眼から顎を目一杯引いてるおっさんがいる。滑稽。老眼を逆手に取って、腰の前らへんで見たほうがスマート

声と物音が大きいおっさんは、ゴキブリより迷惑

話し方

子犬をいつでも殺せる

実家で犬を飼っている。

帰省するたびにその子犬と遊ぶことで仕事人間関係で荒んだ心を鎮めている。

とても可愛くて大好きなはずなのに、その華奢な身体から怪我をしてしまうことが想起される。その想像が発展すると、自分はいつでもこの子犬を殺めることができる状況にあるのだと自覚してしまう。

成人に対しては思ったことがないが、乳児に対しては同様に思ったことがある。大小の違いなのだろうか。

なぜこんなことを考えてしまうのだろう。そういう自分が、自分でなくなったときのことを考えたら、眠れなくなってしまった。

2019-12-29

anond:20191116223448

大昔は犬が怖くてぶるぶる震えていたけど、臆病な子犬を家で飼うようになって慣れた

2019-12-03

anond:20191203150803

嫁の実家子犬の頃から散歩とかしてる犬がいるしそこまで大変でもない

というか自分実家は俺自身が行くの嫌だ

安らげない

他の家がどうとかというより自分の家で過ごしたい…

2019-11-24

anond:20191124125004

その論、犬の子子犬ならわかるんだけどね。この話に親犬子犬は登場していないわけで。

2019-11-23

散歩してた時に出会った犬

いい天気だったしお日様が暖かったんで散歩に出かけた。近所に少し大きい公園があるので、そこでも歩くかと。

そこの外周を犬の散歩コースにしてる人も結構いて、人懐っこい子がよく寄ってくる。さっき出会ったのがタイトルの子ジャーマンシェパード男の子と飼い主さんから聞いた。

ペットショップにもあまりいないし、今まで生で見ることが殆どなかったか増田テンションぶち上げ。賢そうでかっこいい見た目とは裏腹に、人が凄く好きで散歩ですれ違う人につい向かってしまうそうだ。

飼い主さんに触っていいですよと許可を頂き触らせてもらうことになったんだけど、飼い主さんがお座り!って言うと即座にピシッて座るの。でも目はキラキラ輝いててすっごく可愛い

触った瞬間もう幸せだった。もふもふほんともふもふ日向ぼっこが好きだそうでお日様の匂いがした。お日様の匂いがするでっかいもふもふって最高じゃん? すごく癒やされた。

たくさん触らせてもらったので飼い主さんにもわんこにもお礼を言い、幸せな気分で帰路につき今に至る。

いやあほんとでっかいわんこは良い。あんな大きい図体して甘えん坊な子や見た目通り利口な子、やんちゃな子色々いるけどやはりどの子可愛い子犬の時のずんぐりむっくりした見た目や大きい足や絵に描いたようなしょんぼり顔、どれもたまらない。

子どもの頃は大人になったら大きい犬を二匹は飼うんだ!って言ってた気がするんだけど、増田本人はまだ当分叶えられそうにないな……飼いたいな…

2019-11-19

anond:20191118205847

子猫子犬でも駄目なのか…。なんで動物冒険できないんだろうな

2019-11-09

オタクWORSTを見た感想

ハイローとの出会いは「TLで見かけた眼鏡」がきっかけでした。

そしてTLで見かけた眼鏡の話を知人の限界オタクに話したところ、ハイローに行き着いたのです。

劇場版がもうすぐだと言われ、なんとマイフェイバリットヒューマン(訳:推し)の裕太さん(三次元推し現人神として神格化するタイプなので推しに対して敬称をつける)も出るということで、なんやかんや遅れに遅れ一ヶ月ほど乗り遅れてWORSTを観に行きました。

鬼邪高好き、轟くんとオロチ推し狂人の書いた感想文です。

・裕太さん開幕喪服で出てきた💮💮💮

「やっぱこれも青山で買ったんかな?」って真っ先に思ったけどそんなクソはすぐに吹き飛ぶくらい最高of最高の喧嘩、裕太さん動いてる方が素敵だから一生止まらないで欲しい、マグロみたいに生きて下さい。喪服で喧嘩するのなんて人生龍が如くしかたこと無かった。喧嘩してるところスローモーションで見たい、あと倍速でも見たい、裕太さんが動いているシーンをリピートし続けたい。特にキックが最高、来世では足置きになりたい。もしくは特に意味もなく蹴飛ばされるドラム缶

・裕太さんの演技💮💮

「喋らない」役、適材適所の極み。裕太さんは長々とした台詞を喋るよりも身体を動かしているキャラクターの方が向いていると思う(オブラートに包んだポジティブ表現

オロチ兄弟について

正直情報だけ見てた時は「似てねぇだろ腹違いかよ」って思ってたけど見始めたらその辺はどうでも良くなった。腹違いの8人兄弟とか出てきてもおかしくない世界観だもん、血は繋がらない他人でも義兄弟みたいなの何組もいるでしょこの世界

・ドカちゃん幸せになってほしい💮💮💮

ハイローさんは2時間では詰みきれない量のキャラクターを出す癖にそれについて全く説明するつもりが無い、そんな中で「こいつはこういう奴だな」って一瞬で理解(わか)らせたドカちゃん強者。そこに裕太さんも巻き込まれて「なるほどこういう男か」と教えてしまうドカちゃん強者(二度目)。しかもドカちゃんさんったらハイローの世界で一番強い「車」を運転した人間に勝ってましたよね?実質ハイローの世界で最強なんだよな。

これは裕太さんの部分だけの話じゃ無いけど、最後のくっついたシーン(happy end)の「えー!?」って奴、すげぇ棒。ハイローの「えー!?」って全部棒じゃない?個人的にはコメディっぽくって好きだけど。

・轟くんの眼帯💮💮💮💮

捨てるくらいなら売ってくれればいいのに。5万で買う。領収証下さい直筆のサインも宝物にするんで。

友達がいない轟くん💮💮💮

強いのに人望ゼロの轟くん、友達居ない轟くん、お前には誰も着いていかねぇよって評価されてる轟くん、最高の極み、轟くんはそれでいいんだよ。鬼邪高はなんだか絶対数が多い故に仲間の母数が多いからみんなそれぞれの友と一緒に心が成長してしまって微笑ましくも悲しい、そんな中で轟くんにはドブ川のような心を忘れないで歩き続けて欲しい。

ところで轟くんのコバンザメはどうしてジョーカーハーレクインの子どもみたいな髪色になったの?「お前の髪何色だよ!」って私の言いたいこと全部言ってくれたあのヤンキーのこと推すわ。

・轟くんが喧嘩してる💮💮💮

轟くんが殴ってる!轟くんが殴られてる!!轟くんが殴られてる!!!轟くんが殴られてる!!!!0.5倍速で殴られ轟くん見たいので円盤買います、そしたら殴られてるのも髪の毛振り乱してるのも動きに合わせて揺れる学ランも全部見れるよね?轟くんのシンプルピアス大好き、精一杯のイキりでピアス開けたんだろうな、ヤンキーセンスにはなれないしなりたくない轟くん、クロムハーツとか絶対に無理な轟くん、心の根っこがドブになったままの轟くん、流れない水は腐るしかない、その川に流れを与えて轟くんの心を浄化しようとする奴を見つけたら私が猟銃持って家まで行く。ハイローの世界で一番強いのは突っ込んでくる車だが二番目は銃だってことを思い知らせてやる。

・石を投げる轟くん💮💮

最高、向こうが石投げて来たのを見た時点で「お前も投げるだろ?」と脳内で投げろコールが始まる、ピッチャー轟洋介、ボールは石。轟くんなら投げるよね?その前にアピールしたコントロールの良さも「これから轟くんが石を投げますよ〜!」って伏線でしょ?

投げるよね?投げるしょ?投げろよ?投げたぁーーー!!!!あの時の心の瞬間風速は今年最速だったかもしれないですね。

あと今回のが少年漫画とのコラボじゃなかったら絶対に「目」狙ってましたよね?!最高。

・鬼邪高と鳳仙が河原全面戦争するシーン💮

このシーンではぶつかり合いになる前に轟くんが眼鏡を外すんですよ。眼鏡キャラ眼鏡を外すことには賛否あると思いますが轟くんの場合ちゃんと胸ポケットしまうので私としては好感度が高いです。でもね、このシーンでは「轟くんが眼鏡を外して」「胸ポケットしまう」前にカメラが引いてしまって肝心のシーンが見えない、ハゲの頭と背中しか見えない。このシーンだけカメラさんの脳味噌も鳳仙のハゲの頭みたいにツルツルになってたんじゃないかと思います暴言)、君達は分かってない、ちゃんと出来るんだからもっと頑張って欲しい。一度見たからって省いていいもんじゃないんですよ、一番いいシーンは何度だって見たいんだよ。子ども無限アンパンマン見るだろ、同じだよ。

・何故轟くんが「鬼邪高の仲間たち」の一員みたいになってしまっているのか?

違うよネ⁉️どうして轟くん👓に友達🤝がいるのカナ❓❓😅💦

フジオの少年漫画イズムに飲まれて轟くんが「ちょっと捻くれ者っぽいメガネキャラ」みたいになってるじゃないですか、違いますよね?もっと汚いですよね?轟くんの抱え育んできた葛藤や苦しみはそんなポッと出の陽キャに飲まれしまうような浅い物じゃないよね?ね?違うと言ってよ(懇願)殴り倒した相手写真集めてニヤニヤしてた轟くんはどこに行ってしまったの?轟くんの獲物フォルダクラウド侵入したいんだよ私は。ハイローはねぇ、キャラクター殺意がまるで淡雪のように溶けてしまやすいのだけが難点、お前の殺意わたあめかよ、もっと根性見せろや予告で流れたカイジのが全然力(リキ)入っとったぞ?

村山さんが大人なっちゃった

ゆーてバイト先のくだりの時点で読めてましたよ、きっと今後就職ちゃうんだろうなって。でもあまりに早過ぎたのではないか、まだ心の準備出来てないです。やっと私も「プァアー(高い音」のイントロ聞いた時点で元気になれる病気罹患した所だったのに、こんなのってないよ。一生子どもでいてよ、鬼邪高はネバーランドだろ。いちごみるくの子も定時に置いてけぼりやんけ!

村山さんがバイト落ちて暴れる所はマジで最高だった、キラキラ輝く狂った汚い子犬みたいな村山さんでいて欲しかった、でもハイローって少年漫画イズムと青年漫画イズムのキメラみたいな作風から成長しちゃうのも仕方ないかなって思ってるよ。あの狂ってる癖に身内では仲良しでultrahappyな感じの鬼邪高大好きだもん、大好きだから寂しい、嫌じゃないけど嫌だ、永遠高校生からこその定時制だと思ってた、相反する感情反物質としてぶつかり合って私という存在対消滅しそうだ。

サイコパスの狂犬が感情を得てしまう流れ、ただただ悲しい。もう日向一家しか私の求める狂気を満たせないのかな。村山さんには永遠子どもでいて欲しかった。これでもしも万が一次作で村山さん達が山王入っていい子になっちゃった山王は私が潰してやるからな、それまでに大型車免許取る。

・鳳仙のハゲ

あいつらの方がよっぽど達磨一家って感じの見た目じゃん。

追伸、応援上映誘われたから二度目キメに行きます

2019-10-18

なんでパピー子犬なの?

アメリカ父親たちは子犬扱いを受け入れてるの?

2019-10-03

乱れ髪

しりとり』のゲームとしての欠陥について、彼女は述べた。

1.ゲーム勝利ボキャブラリー依存すること。語彙が5万以上ある成人と、子供とでは勝負にならない。

2.戦略性に乏しいこと。言葉の組み合わせが無限にあるので、何か一定戦略に基づいてゲームを進めることは不可能である

3,4,5...とにかく、挙げ始めればきりがないくらいにあるみたいだった。

「じゃあ、どうすればいい?」と、僕は尋ねた。彼女は答えた。

「つまりね、自由すぎるルールに少しの制限つけるの。不自由を与えると、ゲームというのは不思議多様性が増して、そして面白くなるものなのよ。あるいは、ゴールを変えてしまったりとか」

「ゴールを変えるって?」

しりとりって、【ん】が付いた言葉を言ってしまった方が負けだけど、誰かが勝って、もう一方が負けるというゴールをそもそもやめてしまうのもいいと思う。例えば、20しりとりを続けられたら皆ゲームクリア、おめでとう! にしちゃう

「でも、それだと簡単すぎないかな」

「そしたら、さっき言った『ルール制限を加える』といいと思う。簡単には続けられないような縛りを入れてしまえば、そこに試行錯誤が生まれる」

僕は少し考えた。

「こんなのはどう? 『周囲に見えるもの以外、言葉にすることはできない』とか。例えば、僕から見えるのは、君の座っている【ベッド】とか、その本棚の隅っこにいる【ポケモンぬいぐるみ】とか」

「悪くないルールだけど、私の部屋をあまりジロジロ見ないでほしいな」

「ごめん」

彼女は周囲を少しだけ見渡して、片付けきれていないところをチェックした。

「でも、本当に良いルールかもしれない。一度やってみようか」と彼女は言った。

僕は同意した。追加のルールで『細かく彼女の部屋を見すぎない』もできたけれど。

「じゃあ、私からね。【テレビ】」

僕は、【ビ】で始まるもので、彼女の部屋にあるものを探した。

ビ?

「いきなり難しすぎない?」

相手が次に言うものまで考えて出題しないといけないみたいだね。20回続けないとゲームオーバーだから、次は気をつける」

僕は彼女CDラックを眺めて、そこから探し当てた。少しズルいとは思ったけど、こう答えた。

「【ビリー・ジョエル】くらいしか見つからなかった」

CDとか本棚は確かに宝庫かもね。あまり使いすぎるのは良くないと思うけど、いいでしょう」

彼女は、ビリー・ジョエルの”Piano man”のメロディーを口ずさみながら周りを見渡した。

「【ルールブック】」

やたら分厚い、未来電話帳みたいなカラフルな本を指差して言った。

「君の好きなゲームの本だっけ?」

「そ。ネットでやってるんだけどね」

彼女の部屋には、結構な数のゲームがあった。最新式のものから、古めかしいものまで。ボードゲームみたいなのも、いくつか見つけられた。僕は、彼女ゲームをしている姿を見るのが好きだった。

「【ク】で始まるもの。意外とありそうで、ないんじゃない?」

「そう?」

単語で探すことは難しかった。

「【黒いプレステ】とかじゃだめ?」

と、ダメ元で聞いてみた。彼女は少し考えた。

「『形容詞+名詞』くらいだったら許容してもいいかもね。同じ形容詞は2回は使えない、とかにして」

これで【黒い】は使えなくなった。

「うーん、【て】……て、て。じゃあ、シンプルに【手】」

僕の手を指差して言った。それって、次の人のことを考えてるのか?

「結局次も【て】じゃないか

「まあ、ゲームが進めばいいでしょ」

「僕もシンプルにいくよ。【テーブル】」

「あ、それがあったか

灯台下暗し

僕らはその新しい不自由しりとりを楽しんだ。探せない時には、視線を送って、ヒントを出し合ったりもした。次の言葉を予想しても、全く違うものを打ち返してきたりした。逆に、予想したものそっくりそのまま返ってきたときには、心が通じ合ったような気がして嬉しかった。

僕は16個目の言葉を答えた。

「【淡い色の毛布】 次は【ふ】だよ」

「ふ……ふ? 【ふ】って、何かあるの?」

「あるよ」

僕は、フード付きのジャージ視線を送った。彼女もそのあたりを探していたが、見つけられないみたいだった。しばらくして、笑みを浮かべながら僕に近づいてきた。そして、僕の耳に触れた。

「あった。【福耳】」

そうきたか

「というか、そんなに福耳ではないんじゃないかな」

福耳だと思う。やらかいし」

「そうかな。あっても、小吉末吉くらいの福耳じゃない?」

「細かいことはともかく」

あいいか。もう少しで終わりだ。

彼女の顔が目の前にあった。耳を触られた仕返しを僕は考えた。

僕は両手を伸ばして、彼女の肩まで伸びた髪に触れた。

そして、髪を乱した。

ちょっと、なにすんの」

「【乱れ髪】」

「手を加えるのはルール違反だし、女の髪に勝手に触れるのは倫理違反

彼女は不機嫌そうに答えた。

「それに、もっと別な言葉で表してよ」

僕は答えた。

「じゃあ、【魅力的な髪】」

調子いいこと言っても許さないけど」

「ごめん」

僕はしばらく、彼女の髪を手ぐしで解いた。少し癖のある髪は、柔らかな子犬のようだった。ストレートの髪を彼女はいつも羨ましがっているけれど、風が吹いたら時折はねてしまうその髪の毛が、僕にはとても愛おしかった。

「【ミステリアスな口】」

ミステリアス

「どの辺が?」

「たまに、変なとこで口だけ笑ってる」

「そうかな」

「今もそう」

彼女はくすくす笑った。

「【茶色い眼】」

ブラウンの、澄んだきれいな瞳を覗いた。

「【メタフォリカルな唇】」

メタフォリカルって、なに?」

隠喩的な、っていうこと」

「【ルナティックな頭】」

【眩しい笑顔】、【温和な表情】、【  】、【 】【】……。

僕らは20個目を言い終えても、ゲームを続けた。僕らが望む限り。僕らが終わらせてしまうまで。

2019-09-05

天狗

子犬を乗せたガンダムが今も地球軌道上をぐるぐると回っている。ガンダムが頭上を通るとAMラジオノイズが入るので、その時は黙祷を捧げることにしている。

小学生の頃、エビの脚が何本だったか友達喧嘩になり、それ以来連絡を取っていない。実際に脚の数が何本だったか確認とっていない。

能面が外れなくなる前はとても美人だったと聞いているけど、その事を教えてくれた人も実際に見たことがあるわけでは無く、伝聞でそう聞いているだけだという。

明日の昼の2時40分から2時51分までの11分間、世界中磁石の磁力が失われるから飛行機には乗らないほうがいいと母から電話があった。

あそこの交差点に定期的に置かれる花束過去交通事故があったとかそういう訳ではないらしい。将来起こる交通事故の死亡者にたむける為の花束だとか。生きてるうちに本人に見せてあげたいから。

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