はてなキーワード: 日本画とは
逆に言うと、夢に一度もそういうキャラクターが出てきてないって人はオタクじゃないと判断していいと思う。
何作品見てきたとか、どのぐらいの時間や金を費やしてるとか、といったものを尺度とする人が多いけど、
これは一見定量的で優れて客観的であるように見えて、漠然としていていくらでもごまかしがきく気がする。
作品やキャラクターに対する愛を語ってみるのもいいが、こうした非定型の情報からなにかを結論付けるのはそもそも難しい。
なんといっても、いくら自分がオタクとして精力的に活動しているつもりになっていても、それは行動上の話でしかないわけ。
物理的に接触している時間と、精神的な親密さはそう単純に比例するものではない。
これらに比べ、夢にも出てきたかどうかという基準は、まず、見たか見てないかという二値的なものだから分かりやすい。
また夢は、自分がどういうつもりかに関係なく、ある対象との無意識の領域の精神的な親密さを映し出すだろう。
そういう理屈だから、夢にまでキャラクターなどが出てくるということは、それだけオタク的なことに対して精神的に親密だということだと思う。
裏を返せば、こういう基準に基づけば、
逆に全然その自覚がないのに実はオタクに精神の深層までどっぷりという人の差がはっきり出るということ。
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右にも左にも奥にも自由に動き回れるしそれに伴って視界も変わっていくから、三次元の空間にいるのは確か。
でもキャラクターが出てきても違和感がないという空間の制約上、目の前の風景は、まるで日本画のような特殊なパースで視界に投射されているようなんだ。
今のVtuber御用達のVRは変に立体化が進んでいるけど、そういうある意味での不純物を取り去った感じといったらいいか。
もっと単純に、テレビアニメの主人公と行動と視界と心情が一致している感じといえばいいだけかも。
自分がその空間を動くに従って、あたかもテレビに映っているアニメの映像が変化していくのと全く同じような具合で視界が変わるわけだ。
極端に言えば、三次元の空間にいるはずなのに、視界は全くセル画のよう。
それでいてあくまで自由意志に基づいているという自覚にたって、そこにいる、これまた変に(フィギュアや2dliveのような)三次元ではない全くアニメ的で漫画的な見た目のヒロインと会話している。
長編小説のエントリをお見かけしたとき、自分の思考整理のために書いていたものを投げます。
私自身が誰になにを言われたわけでもないんだけど
今いる界隈で字数マウントっぽいのちょこちょこ見るようになったので。
いっぱい書いた貴方はえらいし褒めるし優勝!てなるのはわかるんだけど
じゃあいっぱい書いてない貴方はえらくないのかってことは全然ない。
ひとつの話を完成させてること自体を誇っていこうなという動機です。
というのは、自分が二次創作における文章の文字数に一回仮死状態になったからです。
筆を折ったというよりは筆を止めた。
家にスキャナがなかったので文字を書くことにした類の人間でした。
思いついたお話をかければなんでもよかったし「サイト」をやってみたかっただけです。
自分の考えたことが形になるのは楽しい。というのを繰り返して、
感想をもらって同好の方と交流を持つようになって、同人誌という存在に行き当たりました。
小説とは別にデッサンを習っていたのでそちらの言葉を使いますが
私にとって「書く」ことはクロッキーのようなものでした。速写です。
短時間でいかに核心をつけるか、そのものらしい一瞬をつかめるかが要点でした。
ワンシーンの抜粋、動作の美しさを描写して書き留めておきたい。
けれど本を作ろう、それも折本ではないものを作ろうとするとそれでは持たない。
シーンを複数用意して時系列や構成を思考して配置する必要が出てきて、それが正直めちゃくちゃ面倒だった。
でも油彩や日本画をしようとしたらもっと別の画材がいる。段取りもいる。
デッサンとするにしたって、完成度をあげるなら技法と知識がいる。
30秒や、長くても3分で完結するものばかり描いていた人間が、それを自覚せずに2時間以上、
下手すると無限に時間をかけてもいいものに着手するとそれはもう混乱する。
鉛筆一本だし、チラ裏に描いてたものを本格的に描こうとして「アレッ」てなるのは当たり前なんですね。
今思い返すとこういう言語化ができるけど、当時はできなかったので苦しんだ。
物語を読むことはできるし愛してはいたけど、私が傾倒して読んでいたのはほとんどが詩や短歌でした。
「情景を切り取って見せ方を演出する」が共通していても、小説のそれとは方向性が違う。
あと短時間でたくさん読める。
などの短文の魅力が好きでした。今も好き。
絵に関しても、美しく整えられて丁寧に塗られたカラー絵よりも
要点だけを的確に抑えて踊る筆致に傾倒しがちなので単に好みの問題です。
一口に長編といっても、実際は短編連作だったりする場合もあるので。
読んだの10年以上前なのに今でも思い出すお話あるけど、文字数とか覚えてないしね。
物量と、自分や誰かにとって魅力があるかは全く別なので混同しなくていい。
それがわかっていればよかったんだけど
小説というからには長いほうが立派で、分厚くないとならない。と無言の圧を感じて
(実際、紙媒体として本の形が成り立つためには物理的に必須なのですが)
それは私にはできなかったので、書くことから遠ざかりました。
今は自分がいちばん書きやすい文字数と話のスケールがわかってきたのでまた書いてる。
分量があってスケールの大きい物語を書きたくて目指すのは楽しいけれど
だからといって分量がないものを下に見たり、情けなく思う必要はない。
「こうしなくてはならない」を勝手に制定して自分をジャッジする必要はない。
なかったなぁという回想です。本当になかった。本当にないよ。
万字単位がかけるようになっても、140字以内にあるキラーフレーズが好きだし
3000字以下のショートショートに胸を打たれることがあります。
それに分量があるということはその分その世界に浸っていられる。
これは強い。好きな文章をずっと読んでいられるのは最高に楽しいです。
でも、短い文章が弱いわけでは決してない。恥じる必要は微塵もない。
「削ぎ落としてつくる」を考えさせられるのでとても好き。
長かろうが短かろうが、創りたいものが創れるようになるというのが理想だと思います。
私はインターネットお絵描きマンとか、字書きという呼称が好きです。
軽やかなので。
重厚で肉厚なものと一緒に、インスタントで軽やかなものが同じ空間で息をできるのが創作の醍醐味だとも思う。
そういう覚書でした。
(一般の出版物におけるショートショートは800〜4000字、
短編は4000〜32000字、中編は12万字までのようですが
二次創作においてはもっと細かくて感覚的な区分けがある、という認識です)
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 95 | 12788 | 134.6 | 50 |
01 | 55 | 7201 | 130.9 | 50 |
02 | 64 | 11112 | 173.6 | 61 |
03 | 41 | 3405 | 83.0 | 54 |
04 | 20 | 6687 | 334.4 | 78.5 |
05 | 56 | 3411 | 60.9 | 46 |
06 | 75 | 6597 | 88.0 | 65 |
07 | 68 | 6235 | 91.7 | 53.5 |
08 | 64 | 7847 | 122.6 | 64 |
09 | 97 | 7727 | 79.7 | 42 |
10 | 112 | 22330 | 199.4 | 83 |
11 | 168 | 16790 | 99.9 | 56.5 |
12 | 201 | 15833 | 78.8 | 35 |
13 | 217 | 23045 | 106.2 | 46 |
14 | 164 | 17424 | 106.2 | 39 |
15 | 158 | 15275 | 96.7 | 38 |
16 | 157 | 20459 | 130.3 | 43 |
17 | 129 | 13289 | 103.0 | 45 |
18 | 119 | 14598 | 122.7 | 48 |
19 | 116 | 19999 | 172.4 | 49.5 |
20 | 128 | 13935 | 108.9 | 40 |
21 | 160 | 19011 | 118.8 | 43 |
22 | 160 | 23682 | 148.0 | 43 |
23 | 168 | 30661 | 182.5 | 58 |
1日 | 2792 | 339341 | 121.5 | 47 |
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■他人への恨みが忘れられない人へ贈る言葉2選 /20200712090100(40), ■アニメに詳しい方に教えて欲しい /20200712161517(22), ■上野千鶴子の不倫肯定は一世代前の進歩的発想のに、それがわかってない人いるんだね /20200710030004(21), ■一生油絵やらないと思い込んでる人へ /20200711235534(18), ■「実家は大丈夫?」がつらい /20200712131522(16), ■祖父が死んだら大量の百円ライターが出てきたんだけど、どうすんのこれ… /20200711214754(14), ■貧乏人にオタクは難しい /20200712103445(13), ■そこそこのポジションなのに名前がないキャラ /20200712144012(12), ■「根に持つ」という事が本当に理解できない /20200712090402(10), ■とある商業漫画家からBL二次創作同人の民へ告ぐ /20200712141747(9), ■裸で何が悪い! /20200712152040(8), ■なろう小説の変遷と現在のトレンド /20200711005458(8), ■特盛の人 /20200712124137(8), ■ /20200712165407(7), ■いい加減女性向けならOKという考えを改めてほしい /20200711112347(7), ■ /20200712111209(7), ■インターネット最期の希望、はてな匿名ダイアリー /20190712192340(7), ■教えてはてな /20200712022417(6), ■ /20200712154559(6), ■星井美希は生きていない /20200711193631(6), ■オタク女は何で増田でお気持ち表明するのか /20200712142444(6)
ブクマしようと思ったけどオマケ()のウエメセがムカつくからやめた
あと無知をバカにしておきながら自分が言葉の使い方間違ってるのはどうなの
しった‐か‐ぶり【知ったか振り】
[名](スル)本当は知らないのに、いかにも知っているようなそぶりをすること。
材料はここで全部揃う
会員登録で1割引アリ。
麻紙ボード → 雲肌麻紙ボード SMサイズあたりが手頃。¥1,496(税込)
三千本膠 → 10本入りだけど三千本膠。1本を50ccの水で一晩うるかしてから湯煎して使う。毎晩要冷蔵保存。飛鳥 10本入 ¥660 (税込)
膠さじ → 100均で買える。
岩絵の具 → 岩絵具48色セット、10番と12番があるけど初心者は12番の方が使いやすい。番手が小さいほど粒子が粗い。¥26,400 (税込)
胡粉 → 日本画の白絵の具の基本。胡粉 寿 箱入150g。¥1,265 (税込)
絵の具皿 → 真っ白い陶器の皿。大一枚、中2枚、小5枚もあればだいたいOK。100均でも買える。
筆 → 天然則妙 線描筆 清晨堂製がオールラウンダー。別中 ¥2,640(税込) と 小 ¥1,320(税込)があればだいたいなんでも描ける。
箔を使うなら竹ばさみ要る。あかし紙を買えばバレンや椿油は不要。
ミョウバンと膠でドーサ液作って塗布すると銀箔を硫化から防げる。
30過ぎて
知らないなら知らないで、せめて
「日本画ってどういう絵のこと?」
と聞こうな。
韓国のコンテンツ、小説や映画をわずかにかじっただけだけど「社会のどこから見ている物語なのか」がすごく意識的に描かれているのを感じる、日本のコンテンツは一億総中流幻想の名残なのかなんなのか視点がそういうのがない、でも韓国はある、社会のどこから見ている物語なのか、視点がある— 水上文 (@livingdead312) June 21, 2020
あんま関係ないかもだけど日本のコンテンツって常にそうかも、遠近法を開発した西洋画は「どこから見るか」の視点がある、平面を描く日本画にはない、西洋近代小説は社会がある、でも日本に近代小説が入ってくると私小説になった、あまりに粗雑なまとめ方だけど思えばこの国には常に視点が欠けている https://t.co/P6IUSDkUxu— 水上文 (@livingdead312) June 21, 2020
2020/06/10
2020年6月9日、当社元取締役が業務上横領の容疑で逮捕されました。
このような事態に至ったことを大変重く受け止め、関係の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを、まずは深くお詫び申し上げます。
当社は、元取締役による不正行為が発覚後、直ちに捜査当局に相談の上で刑事告訴を行い、全面的に捜査協力してまいりました。一日も早い信頼回復に向けて、引き続き、管理体制の強化や法令順守の徹底に努めてまいります。
1.1
当社元取締役(2019年12月27日付で解任)が、2017年4月から2019年1月まで、会社資金を元取締役個人名義の銀行預金口座に多数回にわたって振込送金し、横領していました。被害額は、約33億5000万円となっております。ただし、そのうち約5億9500万円については、横領行為の発覚前に元取締役が当社口座に返還しております。
1.2
本横領行為の発覚を免れるため、元取締役は該当する振込送金が記帳された当社銀行預金口座の預金通帳写しを改ざんしていました。
1.3
社内調査において任意提出された元取締役の個人預金口座通帳(写し)の一部及びFX取引(外国為替証拠金取引)の取引残高報告書により、主な費消先がFX取引であることを確認しております。
2. 当社の対応
2019年12月20日、警視庁本富士警察署への相談を開始し、2020年1月20日、刑事告訴状が受理されております。
2020年5月27日、本件により当社が被った損害について、元取締役に対し、賠償請求訴訟を提起いたしました。
2020年1月17日、以下3名の社外有資格者による特別調査委員会を設置し、2020年2月末までに、本調査委による本件の事実関係及び損害額の解明、原因分析、再発防止提言を受けております。
3. 再発防止に向けて
特別調査委員会による提言を受け、経営陣はもとより会社全体として、コーポレート・ガバナンス及び内部統制の体制を構築するとともに、コンプライアンスに対する意識を高め、徹底してまいります。特に、業務権限の集中、預金及び印章管理体制、内部及び外部監査の実施状況等を踏まえ、以下に取り組んでおります。
経理規程や印章管理規程を策定し、業務権限が集中しないよう実務者と管理者の職務分掌の見直しをいたしました。また、2020年3月1日付で内部監査室を設置し、定められた手続き通りに業務が行われているか業務監査を実施しております。
新たに常勤監査役1名を増員し経営監視体制の強化を図るとともに、当社の会計処理や計算書類作成が適切に実施されているかについて、前期決算より会計監査法人に財務調査を依頼しております。
4. 今後の経営について
経営執行体制の強化に向け、代表取締役を2名体制といたしました。
2020年5月、当社はCYBERDYNE株式会社ほかを引受先とする第三者割当増資及び新株予約権付社債の発行により、総額約10億円の資金調達を実施しました。今回の資金調達によって、これまで当社が取り組んできたAI画像診断支援技術「EIRL(エイル)」、研究者を対象としたAIを活用したクラウド型画像解析プラットフォーム「IMACEL(イマセル)」、科学論文の不正画像自動検出システム 「ImaChek(イマチェック)」の各事業を推し進め、ライフサイエンスと画像情報処理技術の両方に強みを持つ我々にしかできない挑戦を続けることで社会に貢献してまいります。
▼参加ベンチャーキャピタル他
・TomyK Ltd.
以上
業務内容:研究及び研究者支援事業/インターネット関連事業/ソフトウェアの企画,研究,設計,開発製造及び販売/前各号に付帯又は関連する一切の事業
資格等:医療機器製造業(登録番号 13BZ201223)/第二種医療機器製造販売業(許可番号 13B2X10317)
【お問い合わせ】
たくさんの反響をいただけて感謝している。初めて4桁のコメントをいただいたのも嬉しかったのだが、ブクマやコメントの体感9割が共感に満ちた、あたたかいものであったことのほうがずっとうれしかった。ツイッター上でも多くのコメントがついた。これほど多くの人が恋愛で何らかの挫折を感じていることを知ることができただけでも、自分の経験を率直につづった意義があった。すべてにコメントを返すことはできないが、非常に励まされた。ほんとうにありがとう。
一方で、デートを繰り返すたびにどのようなトライアンドエラーを繰り返してきたのが不明確で、問題はそこにあるのではないか、という意見をいただいたので、そこを捕捉する。
心掛けたのは清潔感だ。ただ、この清潔感の内容があまり具体的でないことが、多くの人を困惑させている印象を受ける。自分としては逆に、不潔感から減点されることがないことを心掛けた。
まず、身体面について。髪の毛は美容院で短くし、眉も整えてもらう。きちんと入浴し、定期的に歯科医で歯垢を除去してもらい、ブラッシング指導を受ける。爪は短く切りそろえる。デート前にはシャワーをしっかり浴びてさっぱりする。ただし、香水はつけなかった。人によって好き嫌いがかなり大きく出るので、そこはリスクが大きいと判断した。
衣服については、ワイシャツっぽいのとチノパンが多い。靴はスニーカーではなく、革靴に似た質感のものを。眼鏡はJINSをかけている。髪は黒いままだ。学生の頃はコンタクトレンズにと茶髪にしたこともあったが、すぐに目が痛くなってしまったし、染めるのも手間だった。髪を染めたからといって別にモテるようにならなかった、というのも大きい。
ネックなのは、そこまで皮膚がきれいではないということだ。どうも毛穴が開いてしまうし、ニキビ跡が気になる。そこが改善点だろう。
基本的に、自分のなじみのある行動圏内にした。休日を一人で過ごすときにうろつく場所だ。そこでなら、急に予定を変更しても対応が可能だ。美術館を中心に過ごしているので、候補としては新宿、渋谷、六本木、丸の内、上野が真っ先にあがる。次の候補としては水族館のある品川、明治神宮や絵本カフェのある原宿、日本庭園のある美術館のある表参道、それから日本画を見られる恵比寿がある。
その近辺の映画館やカフェを把握しているので。その場の流れで行く場所を考えることになっても対応可能だ。ついでに事前にイタリアンやタイ料理屋などの場所を調べておく。
今後の課題としては、お酒の飲める場所だろうか。自分は下戸なのでそこが困る。アルコールよりは料理にお金をかけたいタイプだ。そうそう、脱線してしまうがwithにはどういう食事デートがいいかのタイプの心理テストもあって、バーが好きとか居酒屋が好きとかお酒よりの料理派とかでもマッチングが行われていた。
基本的に聞き役に回り、共通点があったら話す。体感では相手の話す量とこちらの話す量が7対3だった。知識のひけらかしは絶対にしない。聞かれたときにだけ、ごく簡潔に答える。相手の興味があるジャンルだったらそこに乗っかることも考える。
美術館や映画の感想は、率直に感じたとおりに伝える。ただし、否定的なことはなるべく言わない。面白かったところ、楽しかった点などを話したほうが楽しい。岩井俊二監督の「ラストレター」は、内容はそこまで心に響かなかったが、個人的には庵野秀明が鶴田謙二の絵を描いているという設定がかなり笑えるポイントだった。さいわい、彼女も僕と趣味が共通していたので、そこがおかしいと言って笑ってくれた。その人が結局は音信不通になってしまったのだけれど、もう過去の話なので、どうでもいい。あとは、彼女によれば、岩井俊二の作品には誰かに成り代わって手紙を書くという場面が頻出するそうで、その話をじっくり聞かせてもらった。「花とアリス」にもそういう描写があるそうだ。ずいぶん昔に観たはずなのだが、すっかり忘れてしまっている。
PDCAを回すとすればここなのだろうが、盛り上がるときは盛り上がるし、共通の話題が少ないとなかなか盛り上げられない。共通の話題が少ないと、交際に至っても大変なんじゃないだろうか。あと、実際に顔を合わせないとどうしようもないところも多々ある。さらにPDCAを難しくしているのは、就活と同じで向こうからのフィードバックが原則として一切無いところだ。真っ暗闇の中での手探りとなり、ここで病んでしまう人も多いだろう。
他に心がけたのは、相手の顔を見てゆっくりと話すことと、声を少し低めにすることだ。
趣味は美術鑑賞、読書、ジョギング。無難な趣味で、本は図書館を利用するのでお金がほとんどかからない。
美術鑑賞は、月に1~2回。学生時代は西欧の絵画を見ることが多かったが、最近は日本画も気になっている。現代アートも抵抗がない。それと、古代の出土品なども見るのが好きだ。
読書は小説とノンフィクションを半々。小説は古典や海外文学が多い。ノンフィクションは科学や歴史を扱ったものが中心だ。大体月に12~13冊だが、先月は失恋したのでペースが落ち込み、10冊にとどまっている。
ジョギングは週に1度だけだが近所を10~11km走っている。頻度としては少ないが、やらないよりはずっといい。運動しなかったころに比べると仕事で疲れにくくなっている。加えて、走る前には軽く筋トレをしている。この間失恋した時に行った風俗嬢からは「何か運動されてたんですか?」と尋ねられるくらいの体型だ。ただし、やっぱりここでも顔立ちは褒められたことがない。
付け加えるとしたら旅行だろうか。ここからも話題が広げやすい。
男子校に行っていたので、初デートが19歳でのことだった。大学の中国文学での授業で知り合った女性を、夏休み直前にデートに誘った。けれども、あまり盛り上がらなかった。しかも、無理に手をつないだら痛烈な軽蔑のまなざしで睨み返してきた。そして、夏休みの予定がすっかり空になってしまった。たくさんデートしようと期待していたのに打ちのめされた。懐かしい。だが、今でもあのことが胸につかえていて、女性と気軽に手をつなぐことができない。とはいえ、デートした女の子はみんなポケットに手を突っ込んでいたので、勇気を振り絞っても仕方がなかっただろう。
大学での思い出は他にもいろいろとある。講義で、隣の女子に何気なく話しかけた次の週に、まるでボディーガードのようにその女子の友達らしい人物が控えていたのが、悔しかったことを思い出した。普通に友人になりたかっただけなのに。
社会人になってから、都合三回ほど街コンに出かけた。とはいえ、デートにつなげることは一度しかできなかったし、それも一回目で終わってしまった。
街コンのメリットは、マッチングアプリとは違って必ず対面で話ができることなのだが、進展しなければそれまでだ。それに、街コンそのものに何らかのテーマがないと初対面の女性との接点がほとんど持てない。なんとかデートに持ち込めたのは美術館で行われた街コンだった。恐竜に関する企画展で行われた街コンでは、一応テーマがあって理系女子も多かったはずだけれどもほとんど会話ができなかったし、テーマがまったくないときには非常に困ってしまった。なにより、その時に運営側の手際があまりよくなかったうえに男性が余り気味で、男性4に対して女性2でテーブルにつく羽目になった。なお悪いことに、同席した相手があまり柄のよろしくない人で、女性がいないときには平気で卑猥なことを口にしていたのが耐え難かった。女性とマッチングしなかったのはこいつらのせいじゃないか、とも感じられたのだ。おそらくは八つ当たりだ。
しかも、結局は数人のモテる相手だけで連絡先交換が行われていた。たぶん婚活パーティに参加しても、同じ結果になりそうだ。
2回ほど経験がある。
1回目は塾講師をやっている友人とだ。カラオケボックスで2人連れの女性を落とし、その場で交互にセックスしたという剛の者だ。街コンで連敗していた自分は自棄になって彼についてカラオケ屋に行ったのだけれど、そこでもうまくいかなかった。女性連れの部屋を探し、扉を開けて「一緒に歌いませんか?」と何度も言ったけれど、普通に「迷惑だから帰ってください」と言われて終わった。今振り返ってみれば、そりゃそうだろうと思う。反省している。二十代前半の黒歴史で、一番恥ずかしく、忘れてしまいたい。
2回目は湘南の海辺での話だ。獣医をやっている男で、犬を飼っている若い女性に自然な形で話しかけて仲良くなれるタイプだ。二人して江ノ島をうろついていたが、僕がうじうじしていたのもあり、結局うまくいかなかった。その後、彼が勝手に姿を消して、どこに行ったのかと電話を掛けたりメールしたりしているうちに、水着姿の大学生グループを連れてきた。結局僕はビキニギャルとビーチバレーをして遊んで帰った。楽しかったのだけれど、結局は僕がいるからナンパがうまくいかなかったのかもしれない。
とはいえ、そのイケメンの友人も妻の浮気で離婚しているし、失礼な女性にばかり引っかかっているので、イケメンにはイケメンの悩みがあるらしい。別のイケメンの友人も女性側が不倫していた。なんか自分の周囲はこんなのばっかりだ。ただ、基本的に男性側の話しか聞いていないので、バイアスがかかっている可能性は否定できない。
なんにせよ、一番向いていない方法だと学んだ。
ちょうど就職した直後、文学サークルの後輩女子三人とそれぞれ二人きりで会うことになった。パフェだとかガレットだとかチャイだとかをおごって、ああだこうだ話したのはとても楽しかった。けれども、基本的にはそれっきりだった。僕もそれほど期待していたわけではない。学生なら、社会人の先輩からはランチくらい当然おごってもらいたいだろう。SNSを見るとみんなそれなりに元気そうなので良かったけれど、僕もサークル内恋愛がしたかった。
サークル内部の一組のカップルは結局結婚した。誰が見てもイケメンと美女のカップルだった。もう一人のカップルは男が平気ですれ違った女性に対して「あいつはブスだ」とは言うような奴だったし、女性蔑視的な言動が多かったのに、なぜか彼女ができていたのが、今でも不思議で仕方がない。粗野な奴のほうがモテるのか、という疑惑にさいなまれることもあるけれども、こっちが軽蔑したにもかかわらず慕ってくる相手とは、なんというか健全な関係が築けない気がしていて、自分としてはやっぱり相手のことは大切にしたい。ちなみにそのカップルは別れた。
全然関係ないけど、サークルのもう一人のイケメンは新聞記者をやっていて、そのつてで引退した芸能人と結婚していた。うちの大学は偏差値高いんだけど、天は平気で二物を与える。こればかりは仕方がない。
anond:20191127201601今年京都芸術大学のオープンキャンパスに行った際に、色んな先生が「最近は日本画科から任天堂に就職する人が増えている。日本画はデザインや造形と違って芸術の観点や視点、モチーフも他と全然違うから、新鮮な発想や想像力でゲーム制作やデザインができる。任天堂側もそういう人材を求めているので、京都芸術大学などの日本画科を採用することが多い」と話していた。だから別に東藝にこだわらなくてもいいと思う。ついでに、高校3年間は色んな人の話を聞いて視野を広げることができるし、美術科は特にそう。生徒みんな美術が好きだし上手な人も多いから刺激にもなるし、現役で美術に携わってる先生から指導してもらえて話も聞けるからとりあえず美術科がある高校に入って、合ってなかったら中退する。とかの方がいいと思う。拙い文で申し訳ない。応援してます。
デザ科ではないけど現役の芸大生です。
絵だけ書いているのは分が悪いと思うためです。
「高校」という日本のエンターテインメント界で「異世界」と並んで多用される空間に行かないだなんてもったいないです(最近のFEも学園モノでしたよね)。
行った先でクラスメイトが自分の知らない世界を教えてくれれば儲けものだし、毎日沢山の色々な人と会える場なので、人付き合いの経験値が稼ぎやすいです。
進学先が決まらないなら、偏差値の高いところへ行くことを勧めます。
他の大学生が哲学とかやっている間に、課題をこなさなければいけないため知識が不足、偏りがちです。(47都道府県全部言えない人もちらほらいるレベル。)
知識量は引き出しです。ファインアート系じゃなくてデザインなら人と共有できる知識や感覚を持っておくことは重要だと思います。
受験の段階でも他の受験生よりもモノを知っている方が強いと思っています。
数学のグラフを知って、流行りのデザインを知って、世界中の国の文化を知って、過去の合格者の傾向を分析して、色彩学を学んで、世界中の話題のポスターの構図を勉強してと頭を使いましょう。
他の人が絵を書き続けるところで勝負するんだから、がむしゃらに絵を書くよりも自分だけの強みを磨いて賢く戦う方を勧めます。
予備校に行って画力を伸ばして、デザインを目指す人たちの世界を知ることも大事だけれども、そこばっかりで狭い世界に閉じこもって絵を書き続けても良いことはあんまりないと思います。
僕は図書館とかによく行ってました。作家の文章からイメージされることとか蓄えて問題に対する武器にしてました。
そもそもデザ科の入試サイズなら家でも十分かけます。(色彩構成モチーフなら割と日用品ばかりだし)
予備校で3時間描いて家につくのが10時だとしても、家に帰ってから3時間くらい書いて2時前に寝るみたいな感じで1日6時間できるでしょう。
3年間予備校に通うにしても一日7時間しか描かないのは想定が甘い気がします。
後、スプツニ子さんが教員として入ったりとデザイン科も変わろうとしてます。
デザ科の入試に面接はないですが、ゆくゆくは自分の描いたものがどういう理由でこういう形になったのか喋れないとマズイかもしれません。
そういう意味でも高校で美術とかアートとかデザインに全く興味のない人との接点を増やして、どう考えてこう描いたのか話す機会を持っておくと良いかもしれません。
個人的には、デザイナーだからデザイン科というのは少し違う気がします。
日本画みたいな繊細な世界や、油のような抽象の世界の描き方を学ぶのもありだと思うし、立体がやりたいなら彫刻へ行ってもいいと思うし、ゲーム内の建物が好きで建築へ行ったって良いと思います。どこへいったら分からなくなったら先端でもいいんじゃないでしょうか。
藝大も最近はスクエニの人が来て授業したり、任天堂の人が来てセミナーやってポートフォリオを見たりとゲーム系の業界とのつながりを強くしています。
入った後はどうとでもなると思います。
だいぶ前に藝大デザイン科を卒業し、同窓に任天堂がいるから回答しておく。(ブコメだと書けないからね
デザイナーといっても様々でジャンルの幅が広いが、どのジャンルでも基本的な教養は重要。
CG造形をやりたいということであるが、高校で学ぶような基礎教養、一見無駄な知識と思えるものでも後々重要になる。要求されるものについての文化的な素養や知識があるのとないのとでは大違いである。後々苦労する。なので高校で学ぶ学問を軽視してはいけない。独学では視野が狭くなる。無駄と思える知識まで広げておく必要があるので寧ろ、高校時代は可能な限り学科はやっておくべし。私がいた頃は美校の試験学科の成績は実技と比して全然重視されていなかった(酷いものであった)が、試験勉強していないだけで教養がある学生は多かった。無駄なことまでアンテナを張って知的好奇心を養うことができるのは高校時代である。ちなみにその学科試験も昨今は重視するようなので怠らない方がいいと思う。
浪人時代というのは辛い。私の場合、浪人の時は藝大一本に絞ったので後がなかった。学生証もなく、落ちたら身分のない年月がさらに続く。その危機感で毎日絵を描いていた。一日一枚石膏デッサン。夜は水彩描いていた。日本画の模写もした。このようにして絵を描くマシンになり、見ないでもパジャントが描けるようになってしまった。モリエールやマルス、ブルータスなど木炭紙に入れる比率を体で覚えてしまった。デッサンバカになった。学科なんぞやらない。絵しか描かなかった。二度ともうあの日々には戻りたくない。その一念でなんとか一浪で入ったはいいが、入ったら2浪生が一番多く、デッサンの神様みたいなのまでいて、打ちのめされた。
そのような世界なので、実は芸大生は互いにビクビクしていた。自分が下手なんじゃないかと。自分の絵が下手くそに見えて仕方がなく、他人の天才にビクビクしているのであるが、実はみんなが互いにそう思っていたというのはのちにわかった。実際、弱肉強食な世界なので、下手くそはバカにされる。なので精神を病んでしまう者も少なからずいる。が、概ねは互いに勝手にビクビクしているだけである。
さて件の任天堂に行った同窓であるが、ゲームなんぞやったこともなく(当時はファミコンだった)「任天堂に決まったんだけど、俺よくわかんないんだよな、どうしよう」と困っていた。彼は院まで行ったのであるが、院では木工で立体作品を作っていた。入ってからしばらく周りから話が合わず浮いていて「やめたい」などとぼやいていたが、そのうち「俺の会社は〜」「俺がやったゲームあるからよろしくな!」などと言っていた。
つまり、ゲームを初めから目指しているよりも、そのズレた新鮮な目線が会社にとって、とても有益であったということ。
どちらかというと音楽が好きで、ファッションに興味があり、ハイデザインに興味があり、およそゲームとはかけ離れた分野の知識があったのが活かされたようだ。
つまり、元に戻るが、広い視野を養うべき。映画を観て、音楽を聴き、友人と交流し、世間で流行っているものに敏感になり、アートについて知識を深め、乱読で様々な本を読み、とにかくあらゆるジャンルに知的好奇心のアンテナを広げておく、それがデザイナーに最も必要な資質なのである。
そしてデッサンは1ピクセルの狂いもズレも許さない、水平垂直の狂いを許さない視点を獲得するために必要なので、そこもしっかり脳が魔改造されておくこと。魔改造されると、定規を持たなくても目視で大きさが把握できるようになるし、カメラ的記憶が発達したりする。フリーハンドで直線も引けるし円も描けるようになる。それはCGを作る際におおいに生きてくると思う。
また自然観察する目を養う必要もある。そこにあるものの細部のディテールまで見なくても再現できる観察力を養う為にデッサンや水彩という訓練が必要なのである。
なので、時間的制約や年齢的な制約よりも、何を学べたかが重要なので、変な時間的制約は設けないほうがいい。クリエイティブ魂にはバイオリズムがあるのでスランプという谷間とアゲアゲな時をなんども繰り返して体験することの方が大切。
あとは・・・・運だ。
こればっかりはどうにもできない。
人生を決めつけすぎて、コケると人生の棒を振るので、その時その時で考えていけばいい。
実際は、どの大学出ようが、どこの会社行こうが、自分がうまくハマったとこで、表現をしていければいいと思う。
フリーで仕事していた時は、出身大学なんぞ意識したことなかった。
社会に出たらその時の仕事内容でしか自分を証明できない。もっと過酷な砂漠である。
頑張ってください。
実質ほぼオペレーターと言っていい名ばかりデザイナーでしたら画力がなくても小手先のデザイン知識とベクターソフトの技術だけで仕事ができますが、
電通や博報堂、任天堂にスクウェア・エニックスといった最難関企業への内定を果たすデザイナーであれば高い画力は必須であり、特に、ゲーム会社だとその傾向はより顕著です。
最近のゲーム会社デザイナーの採用は、デザイン科よりも油画科、日本画科といった、"純粋に画力だけがひたすら高い" 学生の採用が目立ち始めてきています。そういった学生はデザインの専門知識なんて一切持っていませんが、企業はそういった "圧倒的な画力" を持った学生を欲しがっています。画力さえあれば、後の事は全て会社で育成できるからですね。
「私の好きな作品が評価されない世界は間違っている」と言わんばかりだが、
同人女はごく狭いコミュニティの独自ルールに染まりがちである。
そのうえ「文字書き」は幼い頃から一人きりで小説を読んできているためか余計に独善的なきらいがある。
いったい何が間違っているのか?
喩えるなら「ルネサンス絵画だけが正しい絵画だ」と主張しているのが彼女らなのだ。
ゴシックもバロックもロココも印象派もキュビズムもダダイズムも
すべて「下手だ」「間違っている」「真の絵画ではない」と切り捨てながら、
「どうして漫画のようなリアリティのない白黒の絵ばかりが評価されるのだろう」と嘆いている。
「ルネサンス絵画の写実的な美しさと鮮やかな色遣いを理解できないなんて」と。
いや、絵画のことであれば、彼女らも「さまざまな評価軸があるのだ」ということを理解できるだろう。
しかし小説のことになると途端に「正しい表現」「あるべき小説」に囚われてしまう。
美大卒です。
現代アート界には「今までのアートの文脈(流れ)を踏まえ、新しい作品を作らなければならない」という暗黙ルールがあって、
・四肢切断というギリギリ要素すら「アート作品」として鑑賞者に見せる
・日本の伝統的技法で先の大戦を皮肉的に描く(日本画的技法がナショナリズムへの皮肉として使われる)
こういった点が目新しかった。
「作品が綺麗かどうか」「鑑賞者が美しいと感じられるか」はクオリティの問題になってくるので、評価基準としては二の次。
(美大の卒業制作レベルだと上記のようなコンセプトよりもこっちを評価する)
ただ会田誠の絵も、デッサン狂いまくりだったらここまで評価されてなかったと思うので、まあこっちもそれなりに重要。
そんな訳で、会田誠の作品は鑑賞者が不快に思おうと何だろうと、まごうことなきアート作品。
ちなみに現代アート界では「作品がきっかけで炎上」という要素も評価要素。社会に影響を与えたということになるから。どこの団体がどういう理由で怒ったかを批評家が考察してこねくり回し、作品の価値を高めていく。
ほんと狭くてクソな世界だと思う。
先月、母方の祖母が死んだ。
最近は認知症で日時の感覚がわからなくなったり同じ話を繰り返したりしていたが、高校(?)の入試では満点を取ったり、あの時代に大学を卒業している才女だった。
昔は教職につき、あの時代に恋愛結婚をし、映画や革細工や日本画や書道が好きな、穏やかで優しいおばあちゃんだった。
一昨年の冬、私は初めての彼氏とUSJに行くことにした。飛行機に乗る小旅行だ。ついでに母方の祖父母にも彼氏を見せに行こうと思った。母方の実家は大阪にあるのだ。
母に猛烈に反対された。結婚するかもわからないのに変な期待をもたせるなと。そして母方の祖父母に挨拶に行く前に、父方の祖父母に挨拶に行かないと迷惑だと。USJに行くのは構わないが、祖父母に会わせるのはやめとけと。
私はその彼と結婚する気だったので、変な期待ではないと判断した。OK。
祖母の認知症は、ゆっくりだけど着実に進んでいる。私が結婚するまでに死んじゃうかもしらないし、それなら彼氏いない歴=年齢だった孫の恋人(結婚相手候補)を見てからの方が安心して死ねるだろう。
2つ目が問題だった。父方の祖母は形式にこだわり、また嫉妬深い性格なので「ウチを後回しにされた!普通は先に父方の祖父母に挨拶する!」みたいに怒るそうだ。それくらいのことでとおもったが、過去似たようなことでトラブルになったらしい。
結婚するなら親戚づきあいでトラブルは起こしたくない。USJ旅行の前に、宮城に住む父方の祖父母に、日帰りで会いに行くことにした。
宮城に行った2週間後に大阪に行くという、面白いスケジュールになった。快く承諾してくれた彼に感謝。何度もお礼を言った。
父方の祖父母に「今度彼氏を連れて日帰りで遊びに行くよ」と電話した数日後、「父方の祖母は私と彼を本家に挨拶に行かせたがっている」と父から聞いた。祖父が10人兄弟の9番目だから親戚から今まで軽んじられてきたけど、孫がまともな人と付き合っていて結婚もするらしいということで、自慢したいらしい。私が返事をするより先に父が断ってくれていた。
朝早く新幹線に乗って、挨拶して青葉城を見ておいしい牛タンを食べて、夜遅く東京に帰った。
挨拶の前、彼はとても緊張していたが、終わってからは「いい人だった」とケロっとしていた。
2週間後に大阪に行った。USJはとても楽しかった。次の日に祖父母に会いに行った。
持って行ったケーキをみんなで食べながら、祖母は「このケーキ綺麗やなぁ。飾りが繊細で、王冠みたいな形になっとって、綺麗なぁ。いやほんまに。作った人は、こういうのどうやって思いつくんやろなぁ」「増田ちゃん、いい人見つけてよかったなあ」と何度も言っていた。
帰り際になると祖父は別の長くなりそうな話をして引き止めようとした。
挨拶の後彼は「先々週より疲れた。引き止めようとしてたね。帰っちゃうの申し訳ないね」と言っていた。
昨年の12月、母方の祖父母に電話をすると、祖母は「来年結婚式たのしみにしてます。おばあちゃんはどんな人か知らんけど、増田ちゃんが選んだならきっといい人だと思うわ。本当に楽しみにしてるで」と言っていた。
母方の祖母は先月、お風呂で寝てのぼせて死んだ。多分苦しくなく、あったかいなあって思いながらの、幸せな最期だったと思う。
やっぱり、無理はしたけど、一昨年彼と会わせておいてよかったなあ。
私はアラサーの女なんだけど「あまちゃん」で薬師丸ひろ子の歌を初めてまじめに聴いてものすごい衝撃を受けて
もちろんそれまでも演技をしてる彼女は知ってはいたしごく普通に好きだったんだけど
歌聴いて初めてこんなすごい人がいたんだ!ってその姿が急にすごく鮮明になってそれからファンになった
昔の歌も掘り起こして聴いたり昔の写真集も買ってみたり色々してて(角川映画で活躍してた頃もほんとめっちゃくちゃかわいいのね)
昔のアイドル時代の薬師丸さんもすごいすてきだけど、今の彼女の方が1000倍10000倍くらいすてきだと思う
「寒椿、 咲いた」って曲なんか特に今の薬師丸さんが歌うことで
逆に曲の中の若い張りつめた世界が鮮明になってる感じとか静かな凄みがあってなんてかっこいいんだと思う
歌ってる時の薬師丸さんがとてもいいなと思う 歌も曲も詩も舞台の演出も全部すばらしいんだけど何より声そのものの魅力がでかくて
なんか夜そのものみたいな声っていうか暗いんじゃなくてしーんと澄みきっててもうちょっとで明けてくるその直前の一番深い夜っぽさっていうか
円山応挙の「氷図屏風」って日本画があるんだけどのあの絵にある空気感を声そのものに感じたりとにかくちょっと唯一無二だと思う
ただきれいというだけでは全然なくて若くも歳をとってもいなくて誰でもない声だけが確かにそこにある感じで
もちろんご本人が表現する部分の大きさやこちら側では知る由もないだろう練習量あってこそのそれなんだと思うけど、
それを凌駕していく圧倒的な声そのものの存在感がすごくてそれをただただ貪欲に受け取り続けたいって気持ちがすごくてこんなの初めてで
「アイドル」っていうもののその感じとかニュアンスとか存在みたいなものを身をもってひしひしとこの数年感じ続けてる
「元アイドル」という受け止められ方の今でもとてもすてきに活躍してる40代50代の女性はたくさんいるけど
internetarchivebooksで、日本画での波の描写をまとめた本がダウンロードできるとハテブで上がってきてて、自分が好きなアルフォンス・ミュシャがないか探そうと、muchaで検索をかけたんです。
後はよくわからんと思っていたところ、muchakuchadaisukiというタイトルで、英訳された漫画がまるっと一冊。2巻以降もある様で。
サムネの左上にカーソルを持っていくと、マンガライブラリというグループが出てきます。そこを選ぶとずらっと出てくる漫画といくつかのラノベ。エロなのかぼかしが入っている物もあります。
投稿は2013年かららしく、アイテム数はもうすぐ2万件。閲覧数は昨年末から急激に数を増やし、累計300万を超えています。
カリフォルニア、フィリピン、インドネシア、コスタリカとアクセス数の多いリージョンが表示されているのは面白いです。
また、今回の投稿者のリストを見ると、大量の資料の中にいくつものゲームソフト、メディアや雑誌などもありまして、
これをもとに広告付きのサイトも作れることを考えると、早いとこどうにかしてほしいものです。
もっともこれでも氷山の一角で、ほかに大量にあるように思いますし、そもそもアーカイブとして集めることが目的なら、公開の前にしっかり著作権を確認しているのでしょうか。