はてなキーワード: 縁の下の力持ちとは
噂話が絶えない船→goship
白昼堂々ヒルクライム
千夜一夜/一粒万倍/一日千秋/一石二鳥/七転八倒/二束三文/八十八夜/三々五々/十人十色/千載一遇/一期一会/一栄一辱/一攫千金/一望千里/一喜一憂/一向一揆/一進一退/百姓一揆/百人一首/三位一体/一都六県/百発百中/一朝一夕/一言一句/一汁一菜/三寒四温/一挙一動/一国一城/万世一系/一世一代/千差万別/五代十国
一都六県に含まれるtrocken
美容師が住んでる岬→襟足岬
ありがたい寺→御の寺
疑似餌のジビエ
舌鋒鋭い蜂
すかしっぺ/スカラシップ
煙に巻かれたフィリップモリス
ロキソ人(ろきそんちゅ)
ビザン人(びざんちゅ)
啼き声がGAFAの烏
UMAの馬
ジュラ紀/受話器
ビビッとくる鮮やかさ
ボー君/暴君
コニャック/こんにゃく
試してgoddamn
コックの訛り→コックニー
名前がローチのコック
酒「人を飲んでも飲まれるな」
(3) 要約
むざむざに含まれるザムザ
うーんガンダム
仁和寺の法師→ドツボにハマる
ヴォルリモート
山→n字谷
全然やりたくない人→やりたいのは川川ですが..
ひらくごま
水質オタク
絵売りピデス
さすが官房長官
カルツォーネは重い
明るい寺→カン寺
猪突猛進する豚
ラクダに乗った人「楽だな」
掛け値なし(税込)
ベルリン昼ハーモーニー
うるさい猫じゃらし→猫じゃかし
苔のムース
予告された殺人の記録↔︎受胎告知
物憂い株主
春眠打破
ハーシム家/拍子抜け
有無を言わせるな「うむ、分かった」
哲学書→形而モノ
聖書→啓示モノ
メメント森
地上のもつれ
この誰何(Suica)だれの?
予備のスペアリブ
お好み焼きが嫌いな人
焦点をshorten
掛け算で答えを割り出す
あるざますロレーヌ
夫妻肺片↔︎親子丼
心行くままに書く→まにmanuscript
頭抜けた手腕
東大前頭葉
親のコシヒカリ
アタワルパ「能うるか?」
非jokin’ 講師
新宿ぴえん
声が低いハスキー犬
八十八夜の二子玉の五十六と、四十九日の九十九里の三四郎のミニ四駆
十+八十八ハ/10+88=
88歳に似合う色→ベージュ
すごい夢中な人→ゴリ夢中
onの字
さだまさしの妻「そんなせっしょうな」
Uber「同乗するなら金をくれ」
nicheもsuchもいかない
鋭意ままよ
麦とホッブズ
金曜労働しよう
マシンガンの真贋
ドッジボールの在野
包丁とかけて露と解く→どちらも刃/葉の淵から零/毀れるでしよう
珈琲とかけて狂言回しと解く→どちらも引き立てが美味い/上手いでしょう
製紙とかけて調髪と解く
→どちらも髪を梳く/紙を漉くでしょう
未完成のセーターとかかけまして、文字の強調と解きます→どちらも編みかけ/網掛けでしょう
凍死神託
紅蓮グールド
今どこ?/イタリアに至りました/おシエナい/ナポリ葉掘り/信用をおトスカーナ/取り柄ステていいの?/サンジミアーノ惨事見あの
レンジ老婆
手をこまねくコマネチ
ジングルベルジングルベル駿河なる宇津の山べのうつつにも夢にも人に逢はぬなりけり
非売品のシナモン
ブルシットバルドー
あんぐり口を開けて怒る(angry)
人を殺めたゲシュタポ→下手タポ
お魚くわえたドラレコ
政調と分配
アパレルなんてざらにあるよ
スロバキアのクソガキ嫌
当方見聞録
当たり前ロマ二
He developed cancer because he had eaten too many crabs.
カルチェ羅漢
What is your New Year’s resolution?
I’d like to buy a 24 megapixel camera.
I had a Japanese breakfast in the morning, which made me had diarrhea, because it’s incontinental.
同時に笑う人々→一斉にやけ
とかや列島
噂話が絶えない船→goship
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物憂い株主
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地上のもつれ
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掛け算で答えを割り出す
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親のコシヒカリ
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(3) 要約
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仁和寺の法師→ドツボにハマる
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山→n字谷
全然やりたくない人→やりたいのは川川ですが..
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明るい寺→カン寺
猪突猛進する豚
ラクダに乗った人「楽だな」
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親のコシヒカリ
日向勃興
サラリーマン予想
急ごしらえのハイサーグラフ
前途洋々前頭葉
買ってよかったものという表現は、どうでもいいものをたくさん買っていることを示唆している
アッサムに着いた人「あっ寒」
大笑いしてごまかす→へそで沸かした茶を濁す
舌打ちするゲバラ
いざこざ/イコイライザ
矢を売ってる店→矢屋
大童↔︎ちっちゃいおっさん
ペン付きの剣
血で血を洗う共洗い
海をデカい水と言う人
偽物のバッタ
いずくにか/ゆめぴりか
棚を見た人「棚だなあ」
自腹↔︎他背
狭い城→2畳城
一晩置くという指示は、昼間に起きていることを想定している
犯罪者だらけの町→犯し町
群馬↔︎県牛
海開き↔︎山閉じ
ガンジー→塩ニズム
餅の写真
石の上にも桃栗三年柿八年
2度あることは3度目の正直
泣きっ面に蜂の巣をつついたような
犬も歩けば棒になった足にあたる
雀、三子の魂百まで踊り忘れず
掃き溜めに鶴の一声
上にたんこぶがある目から鼻に抜ける
怖い仕返し→疾病がえし
猫ひろし↔︎猫の額
月に雁の贋作
若きウェルテルの悩み/若くて売れてる人の悩み
嘘をつく麦→lie麦
ファンであることを言おうとしてモンゴルの君主になってしまった人→「大ハーンなんです!」
ラッパーが好きな飲み物は何かな?→ジントニック(ライムが入っているから)
ポルター概すと
誰かの前をずっと歩き続ける逆ストーカー
ワンダー惚ける
内科医/神内豊
自衛官/大伴真純
噂話が絶えない船→goship
白昼堂々ヒルクライム
千夜一夜/一粒万倍/一日千秋/一石二鳥/七転八倒/二束三文/八十八夜/三々五々/十人十色/千載一遇/一期一会/一栄一辱/一攫千金/一望千里/一喜一憂/一向一揆/一進一退/百姓一揆/百人一首/三位一体/一都六県/百発百中/一朝一夕/一言一句/一汁一菜/三寒四温/一挙一動/一国一城/万世一系/一世一代/千差万別/五代十国
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ロキソ人(ろきそんちゅ)
ビザン人(びざんちゅ)
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山→n字谷
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細田守が『おおかみこどもの雨と雪』や『竜とそばかすの姫』などの作品の中で「社会福祉制度の存在を無視している」「それらの社会制度は役立たずで無意味と見做している」「それらの仕事に携わる縁の下の力持ちの人たちの存在意義を軽視している」として批判されているようである。そのような細田守の特徴そのものについて争うつもりは、私には無い。
しかし、現代日本のエンターテイメント系クリエイターたちの中で、社会制度を軽視したり無視したりしている人間は、別に細田守一人ではない。そういう意味で言うならば、むしろ細田守だけが矢面に立たされて、不当に批判に晒されているようにも見える。
細田守がビッグネームになったのは高々ここ十年ぐらいの話であるが、細田がブレイクする遥か以前から長年に渡ってゴミクズみたいな作品を量産し続けてきた日本の実写ドラマ・映画では、その間ずっと、社会制度の存在意義や、名も無き縁の下の力持ち的な人々の役割を軽視し続けてきたではないか。
ゴミクズ作品揃いの日本の実写ドラマ・映画で主流として用いられてきた物語作りのフォーマットと言えば「やる気も能力も無い無能な人間たちしか存在しない学校や職場に、型破りで能力が高い主人公が現れて、独力で難題を解決する」というものである。このような物語世界における脇役や敵役は、主人公を引き立てる為に、徹底的に無知・無能・無気力であるように設定される。
こういう物語作りはラクである。しかし、主人公を取り巻く社会を構成する庶民たちに対する想像力を奪う。観客からではなく、物語を作る監督や脚本家から奪うのである。正確には、奪ってしまったと言うべきだろう。だから実写ドラマ・映画作品は、細田守作品と同じぐらい社会制度や名も無き縁の下の力持ちの存在意義を無視・軽視したものばかりである。医者とか刑事とか検察官とか銀行マンとかが主人公のドラマを観れば、よく分かるだろう。
「MIRAIには未来はない」理由を、理系のはてなーにわかるように書く の続きで、バス・トラックのFCV化の可能性について書こうとしたんだけど、そこからだんだん水素社会自体について考え始めてしまったのでダダ漏れで書きます。
前増田のブコメで「バス・トラック分野についてはEVよりFCVのほうが優位なのでは?」という指摘を何件かもらった。技術的には概ねその通りだと思う。前増田で挙げたFCVの諸課題は、(2代目MIRAIが実際にそうしたように)車全体のサイズを大きくするほど希釈・軽減されていく性質がある。一方でEVのほうは、車が大型化し、求められる航続距離と出力が大きくなるほど必要な電気容量も増え、それに伴ってバッテリセル部の大型化・重量増・充電時間の長時間化という問題が重くのしかかってくる。
だから、FCVを自家用車のスケールに展開しようとすると技術的に無理が生じてくるし(たとえば、軽自動車サイズで実用的な航続距離を持つFCVを作るのはあまり現実的でない)、逆にEVを大型商用車のスケールに展開しようとすると実用性の面で問題が生じてくる(高価格・高重量で給電にも時間がかかる)。言い換えれば、EVとFCVは、その特性が活かせるスイートスポットが違っている。EVは二輪車〜自家用車レベルに向いていて、それより上へのスケールアップには課題がある。FCVは大型商用車用途なら一定の強みを発揮できる可能性があるけど、自家用車以下へのスケールダウンには向いていない。だから「乗用/大型商用で線を引いて棲み分けする」という選択肢は確かにありうると思うし、当のトラックメーカー側も、日野・いすゞ・ダイムラー・ボルボあたりは現状はEVとFCVの両ベット戦略で進んでて、しかもFCVのほうが将来有望だと考えているように見える。
※大型商用車のEV化については、バス・トラックのバッテリセル部がモジュール化されて、トラック向けの幹線ガソリンスタンドのような「バッテリ換装ステーション」でメーカーや車種を問わずに換装・課金される仕組みが整う可能性もあるんだけど(外付け換装型の商用EV自体は日本では川崎市のゴミ収集車などで、中国では大型トラックで導入されている)、かなり大規模なインフラ変革になるので、バス・トラック業界全体が早急にこの方向でまとまるとは考えにくい。
一方で、実際に大型商用車がEVとFCVのどちらに寄っていくかは、単純に技術的・コスト的な優位性だけでなく、社会や行政がモビリティの分野で「EVベースの電気社会」と「FCVベースの水素社会」のどちらがリアルな選択肢と考えるかによって大きく左右されるかもしれない。個人的には、大型商用FCVは技術的にはEVに対して現状優位にあるけれど、この「社会的なリアリティ」という点から見ると、だんだん厳しいことになっていくような気もする。国と資エネ庁は、モビリティ分野に留まらず我々の社会全体に水素というエネルギー源が浸透する「水素社会」という壮大な絵図を描いて、自家用FCVをその中核的存在と位置づけてきたわけだけど、自家用FCVの将来が怪しくなってきた今、「水素社会」というエコシステム全体にも、それが翻って大型商用FCVの未来にも、陰が差し始めているんじゃないかと。
資エネ庁の水素社会の見取図には、実現しつつある「水素社会」の具体例として、
が掲げられている。このうち①②は、ガス網を経由して送られた天然ガスを改質して水素を作り、さらにそこから電力と熱を取り出す技術だ。この反応過程に水素が介在していることで、「水素社会」の尖兵みたいな扱われ方をしてるけど、改質段階で結局CO2を排出してるので、実は全然カーボンニュートラルではない。天然ガスの持つ反応ポテンシャルを余すことなく高効率に使ってるだけ。
③④は、水素を何らかのインフラ経由で地上の固定設備に輸送し、そこで電気を取り出す技術だ。カーボンニュートラルな水素には、主に「グリーン水素」(再エネの電気で水を電気分解して作る水素)と「ブルー水素」(天然ガスなどを改質して水素を取り出し、同時に発生するCO2はCCSで地下や海底に圧入貯留する方法で生産される水素)の2種類があるけど、グリーン水素で③④をやるのは「電気で製造した水素を物理的に運んで、その先で水素を使ってまた電気(と熱)を作ること」に等しい。そんなエネルギーロスを繰り返すぐらいなら最初から送電網で送った電気を使えばいいわけで、基本的に③④はブルー水素でしかやる意味がない。
ところが日本政府が「水素社会」実現時期のベンチマークとしている2050年にはブルー水素はグリーン水素よりコスト高になるとの予想も、いや2030年にはそうなるという予想もある。そうなった時点で、③④は「電気より割高なエネルギー源」を使って電気を作る、社会的に無意味なアプリケーションになってしまう。
そう考えると、実は「水素社会」のビジョンって、石油・ガスなどの化石燃料エネルギー関連産業と、その産業に紐づく重電系企業・商社・省庁が、既存の資源や技術やインフラを使い廻しつつ「我々もカーボンニュートラルできます! やります!」つって延命するために目いっぱい膨らませてみた風船なんじゃないか、という気がしてきた。
エネルギー企業はこれまで通りLNGや石油を掘り、それを改質し、ブルー水素を取り出し、CCSでCO2を地中に送り込む。商社は既存エネルギーと同じようにそのブルー水素を輸入する。重電企業は既存のLNG火発のガスタービン技術を使って、ブルー水素で発電する。ガス会社は既存の都市ガス網やプロパンガス供給網への水素混入度を高め、情勢を見つつ緩やかに水素ガス供給網に転換していく。こういう、既存の産業構造がそっくりそのまま生き残れる「ありき」の姿から逆算して「水素社会」のビジョンが立ち上げられ、そこに①②③④が繰り込まれてるんじゃなかろうか、と思ってしまった。
このパンパンに膨らんだビジョンを針でつつくと、「水素社会」の絵図の中には⑤の燃料電池自家用FCV・フォークリフト・バス・トラックだけが残る。確かに「設備と送電網を結線して、そのまま電気を利用する」ことができない分野=非結線のモビリティ(自動車・気動車・船舶・航空機など)なら、エネルギーを一旦「水素」という物体に変えて持ち運ぶ必然性が出てくるし、コストや容量の面でも「送電網から無際限に送られる電力」ではなく「有限のバッテリに蓄電される電力」と競うことになり、水素陣営から見た競争条件はだいぶマシになる。でも前増田でも書いた通り、そのモビリティ市場の核となるはずだった自家用FCVは、技術的にだんだん死に筋に入りつつある。
…と考えているうちに、自分は大型商用FCVの将来にもそれほど明るい見通しが持てなくなってきた。「水素社会」の現実的な利用分野が大型商用FCVぐらいしかないとしたら、我々の社会はそれでも「水素社会」路線を推進するんだろうか。そのとき、FCV向けの高純度水素は現実的な価格で流通するんだろうか。もしかしたら大型商用FCVはEVに対する技術的優位性を発揮して、LPG・CNGバス/トラック/タクシーみたいに(一般人には馴染みが薄いけど、社会を支える縁の下の力持ち的な存在として)地道に普及していくのかもしれない。あるいは、この分野のためだけに「水素インフラ」を全国的に整備するコストを社会が負担できず、大型商用車分野でもバッテリ換装や超急速充電などを駆使してEV化が進んでいくのかもしれない。どっちにしても、いま官民が推し進めている「水素社会」の壮大なビジョンとはだいぶかけ離れた、なんだかシケた未来像が思い浮かんでしまった。
モビリティ分野の他に、「水素社会」の普及・浸透が見込めるような「これだ!」って新分野はあるんですかね〜。水素焼肉? 速い水素乾太くん?
ベンチャー企業で働いているとよく思うこと、巷でよく言われている事をまとめておく。
「カオスを楽しめる人」が向いているとよく言われるベンチャーだが、具体的にどういう状況がカオスなのかを一度見直してみたくて書いた。
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会社にお金も評価制度もないため、こんだけ成果出してるんだから給料上げてみたいな話にそもそもならないし、なっても通らない。創業メンバーと業務領域が被らない場合は特に大変。
評価制度がないため、周りからどう思われるかが一番大事。特に創業メンバーが個人的つながりのある人(大学の同期など)から構成されている場合、情報格差や居心地の悪さなどを抱えないためにもコミュニケーションを密に取るか、もしくは可視化できる圧倒的な成果を出す必要がある。一方で、そういう「お友達的なコミュニケーション」を「風通しの良い会社」と表現するのもまた特徴。
難しいのは、ベンチャー企業の創業メンバーや活躍している人たちというのは、大企業に不満があって会社を作っていたりすることが多いということ。「自分がやりたいことをやるために」大企業のキャリアを捨ててそこにいることがよくあるので、ついていけない人は馴染みづらい。結果として組織としてのあり方について考える人がいることは稀で、縁の下の力持ち的な人はいないか、いてもすぐにやめていくことが多い。これは「マネージャー」のポジションで人を採用し始めたフェーズでもあまり変わらず、初期に「マネージャー」というポジションを作っても、社員のモチベーションを上げる事に対する情熱がある人が入ってくることは稀。おそらく今後の市場価値を上げるために組織を作る経験をしてみたいとか、肩書きとかSOみたいな条件面とか、何か自分のためになる他の条件を考えてのことなのだろう。実際に組織が中長期に渡って有機的にワークするよう全体を見ようとする人が現れ始めるのは、人がやめまくって会社が本当に困ったとき。
平社員が1%とかもらえるわけではないので、結局のところどんだけ早くても10年勤めて多くて数千万円もらえるかもらえないか。そもそも大半のベンチャーは上場しないので、その場合SOは1円にもならない。社内では「監査法人や既存投資家と話してる」などそれっぽいことを言っているが、なんやかんや状況が変わらないまま5年が経過みたいなことも普通にある。
初期であればあるほど事業が流動的なため。
この要素があるために、小さいアプリを作ったり大企業のパクリみたいな制度を作ったような初期メンバーがものすごく実績を出したように見えることもよくある。本来、ベンチャーは小回りが効いて浅く広いスキルを持つ人の方が重宝されやすく、会社が大きくなるにつれて徐々にスキルの深さを持つ人が入社する。特にビジネス職に関しては、大してその職種の経験もない社員が、新卒もしくは学生に突撃営業や雑用っぽいことをやらせて「成長」とか「裁量」とか言ってたり、そういう会社の社長クラスの人がミートアップで学生にアピールしている風景もよく目にする。
タスクは無限にあり、職種を超えて降ってくる (エンジニアが採用もイベント企画もやる、バックオフィス業務全般を一人でやるなど)。
良くいえばチャンスはたくさんある。が、逆に大企業に慣れている人から見ると明らかに間違っていると感じることがすんなり通ることも多い。それをチャンスの模索がゆえの行動だと捉えて賛同できない場合はしんどい。
また、誰かが会社のビジョンやミッション、バリューを持ち出して自分の意見を正当化する場面に少なからず遭遇しがち。結局のところそれらは会社の一体感を醸成するためのものなので、理屈として正しいかどうかは関係なく割と思考停止して周りを納得させるために使われる。結果としてビジョンやミッション、バリューの意味は現場レベルにおいては流動的で、形骸化しがち。
社員の地頭が良いとか優秀とか言ってる会社でも、実際にはそうでもないことがよくある (上述の通り、求められるスキルが大企業と異なることも影響しているかもしれない)。優秀云々の前に、ミーティングの時間を守れなかったり、準備しないで参加する人もたくさんいる。さらに、多様性とか実力主義とか主張していても、実際には超有名企業出身のキラキラした経歴の人を採用するとなるとSlackがざわつき、日頃の言動は憧れの裏返しなのかと思えるほど態度を変えてくる人が見られる場合も多い。結局のところ、ベンチャー企業はいかに社員のモチベーションを (低い給料で) 高く保ち続けるか、そういう虚構の世界だと考えると色々と辻褄が合う場面がチラホラある。
例えばその会社のコアとなる技術を担っているエンジニアなど、一部のスタープレイヤーがずば抜けている場合などは特に、スタープレイヤー+スタープレイヤーを崇拝する普通の人、みたいな構図になることもある。この場合厄介なのは、「普通の人」が入社した場合、業務内容が事業から離れていったり、業務が流動的であるがゆえに本来やりたかったことができなくなったりすることもある。その場合、一度モチベーションを下げてしまうと上げることが難しいのも特徴。組織が小さいため異動などがしづらく、また異動できたとしてもどこのチームでも状況は変わらない場合が多い。
異世界転生ものってあるでしょ。あれは、現実世界ではうだつが上がらない平凡なあるいは平凡以下の人間が、異世界では圧倒的な能力を発揮して無双できるというのが基本構造。「いまの自分の能力で無双できる」パターンも「転生時に新たな能力を獲得して無双できる」パターンもあるけど、これって所詮は別世界の話なんだよね。日々の生活で、周囲の人達から自分が期待するような承認が得られないことに不満を感じたり鬱屈してる読者からすれば、無敵になった主人公の活躍を通して一定のカタルシスは得られるけど、どこかに虚しさも伴う。なんせ異世界に行っちゃった時点で最初から圧倒的にすごい人なので、『見返す』とか『ざまあ』みたいなスカッと感が演出できない。すごい人がすごいことをしてみせて、知らない人達に感心されたりビビられたりしたって、それは予定調和でしょ。
その点、パーティー解雇物っていうのはいいよ。なんせ、解雇される前もされた後も、主人公は同じ世界にいるでしょ。パーティーから「役立たず」「無能」と嘲笑され侮蔑されてた自分が、実際に放逐されてみると、そのパーティーではあらゆる物事がうまくいかなくなる。一方で、主人公は、同じ能力を持ったまま、それを認めてくれる新たな仲間たちと協力してどんどん成功する。この流れの中で、前のパーティーの仲間たちに「実はあいつは縁の下の力持ちだったんだ、今まで貢献を正当に評価しなくてすまんかった…」と悔やませるシークエンスが描写できる。追いすがってきて「もう一度パーティーに戻ってくれ」と懇願する彼らに、主人公は「もう遅い」と言い放つ。この流れには『いま自分が実際に担っている仕事の真価をわからずに自分を侮ったり虐げたり嗤ったりしてるやつらを、見返したり、痛い目に遭わせたり、反省させたりする』という、異世界転生物にはない強烈なスカッと感がある。侮蔑と屈服の落差がでかい。もうシャーデンフロイデが出まくりよ。
しかもこっちは、現実生活での憂さも多少なりとも晴らしてくれるじゃん。ただファンタジーの世界で無双するんじゃなくて、自分が日々やっている、他人にはなかなか顧みられない仕事や活動が、実はすごく価値があって、自分がその気になったらお前らは大変なことになるんだぞ、という密やかな夢想の快楽に浸らせてくれる。しかもパーティー解雇物だと、新たな仲間たちの方は主人公の真の能力に圧倒されて「主人公さんすごい…抱いて…」ってなっちゃうわけで、ここで異世界転生物のカタルシスもきっちり提供してくれる。だから異世界転生物よりもパーティー解雇物のほうが、読者をより深く承認し、より強い『スカッと感』を与えてくれる、上位互換版の物語類型なんだと思うよ。「読む麻薬」としての作用がさらに激烈になっただけだとも言えるけど、まあいいじゃないの、近代小説というのはもともとそういう性質があって、だから登場当時から保守派に批判されてきたんだもん。
自分も中年になってからギター黙々と一人で練習してるけど、ストレス発散が主な目的だからなあ
YouTubeとか上手すぎる人が多いんで公開する気になんてならない
Li-sa-Xみたいな子供も世界中にいるし、欧米だけでなく東南アジアとか中国も凄い人がいっぱいいるし、
そもそも子供の頃から機材とか環境が恵まれている人とか見ると自分の子供時代と比較して正直ちょっと落ち込むけど、
なんか別世界見てるみたいで、嫉妬よりも、すごいなー、と思うだけになってくるというか
あと、プロみたいな演奏レベルの動画に、まあ嫉妬とかルサンチマンなんだろうけど、
下手糞だのなんだのイチャモンのコメントを書く人がいてげんなりさせられたり
自分が下手なりに演奏したり、演奏は下手でも発見したことの解説動画を公開しようとも思ったけど、
変なコメントに対応したりミュートするのも面倒だよなあと思ったり
そもそも、他人に目立つ派手なことで活躍したり儲けたりできる人って、
そういうやっかみとかアンチに対するストレス耐性がある人だと思うんだよなあ
自分にはそういう耐性はないんで、他人の批判に対応するぐらいだったら、
一人で黙々弾いて採譜したりしてる方が気が楽だし、
目立つことをするから変な奴とエンカウントする確率が上がるわけで、
だったらネットで活躍したりチヤホヤされたり儲けたりできなくても心の平和が一番みたいに思ったり
あと、ベースだけでも完結できるんではないだろうか
ハナワみたいな感じだけど
弾き語りするならエレキギターよりアコギだと思うし、ベースでないギターのコードの方が音の厚みはあるわけだけど、
ベースギターは基音かコードトーンを必ず抑えてるわけで、ベースという名前通り縁の下の力持ちであって、
たまにリードギターとボーカル兼任する人とかいるけど、歌ってギターソロ弾いてまた歌うとかつらいと思うし
ドラムは打ち込みでもいけるから、ハナワみたいな方向性はいけると思う
というか、ベース弾けるなら普通にアコギとか弾けるはずだし、音楽理論も分かってるはずだと思うので、
一人で外で弾き語りはちょっと危険なので、誰か見張りとか用心棒に一人誘って駅前とかどうだろうか
いきものがかりだったか、酔っぱらいにマイクとか楽器を奪われたりとかありうるから、
トイレ休憩で楽器を見張ってもらうためにも一人とか二人とかいる必要があると思う
あと、ボーカルは楽器弾けて音楽理論分かってる人が望ましいけどカラオケが上手い人でもいいわけで、そういう人に歌ってもらうとか、
まあ、外で弾き語りとか夜は怖いこともありうるので市民サークルみたいなのでもいいだろうし
楽器店とかでも、スタジオが設置されてて習えたり、適当なメンバーで弾いたりできる所もあるんで、
仕事から帰宅する途中に寄れそうな範囲で探してみるとか、色々ある気もするのだけど
自分も嫉妬というか、すごい人見て奮起して、三日坊主だったり挫折して、
また思い出したようにやり始めて、の繰り返しの人生なんだけど
現在の実態はともかく、金は天下の回りもの、というように、お金は社会を循環する「血液」だと私は思っています
血液なのだから、社会という身体全体に行き渡らなければ意味がないですし、
動脈硬化とか、血管が詰まってしまうと身体の一部が壊死するように、社会の一部も同様に壊死してしまいます
よく、資本主義が悪い、みたいに言う人がいますが、根本的にはそんなに悪い仕組みだとは私は思いません
なぜなら資本主義だからこそ、分業が可能になり、価格もそこそこで、スーパーで手軽に食材が手に入るようになるからです
問題なのは、神の見えざる手だけに任せてしまっていいのか、資本家や経営者が暴走しないのか、
市場も国や誰かが人為的に崩壊しないように管理しなければいけないのではないか、とかそういう点にあると思ってます
つまり、資本主義自体は原理的には悪い仕組みではないのですが、放っておくとそれが暴走したり、
その仕組みを悪用する人達がいたり、しかしながら、それを中国のように国家が思うがままに介入するのもどうよ、
みたいに問題が山積みであり、最初に書いたように、それによってお金という社会の血液がどこかに偏って蓄積されたり、
お金という血液が行き渡らない箇所の労働者が苦しんだり、そういう点にあると思っています
資本主義が悪いように言う人がいますが、今の生活で何気ないところで資本主義があるからこそ私達の生活が成り立っており、
縁の下の力持ちであるからこそ、その価値を理解できていない人が多いように私には思えるのです
しかし、単に資本主義というだけでは問題が多々あり、その問題が解決していないからこそ、労働者は酷い目に遭ったりする
とにかく、このお金という血液をいかに社会という身体全体に行き渡らせ、循環させ、社会を壊死させないようにしなければならない
そうしなければ、社会全体が死んでしまうのは人体と同じなわけです
しらんけど
先日、ハロプロの某グループのメンバーが文春に恋愛スキャンダルとして撮られてグループ脱退、活動終了しました。ツイッターのトレンドにも恋愛禁止が上がり盛り上がっていたのでそれを眺めながら考えた事をまとめてみます。
道楽ではない以上、ビジネスとして稼がなくてはいけない訳ですが、アイドルの活動における売り上げの大半はCD、音源販売やライブチケット、グッズ販売が占めます。そして顧客であるファンにそれらをより多く買ってもらわなければいけません。筆者のように気に入った曲のみ150円払ってitunesで音源を買うようなライトな層は大して売上の足しにはなりません。アイドルを支えているのは「推すメンバーとの握手券や2ショットチェキ目当てで同じ曲が収録されたCDを何枚も買い、一回でも多く会うために出演するライブを全国足繁く通い、グッズを全て買い集めるファン」です。月に何十万もかける姿は傍から見ると尋常ではありませんが、そういった太い客を無視してこの話は出来ません(極端な例ではありますが、リピーターが重要だという事です)。
ファンがそれ程までにアイドルに熱中するのは容姿が好みだという単純な理由だけではありません。先般ブームになったNiziU然りハロプロの起源とも言えるASAYAN然り、ファンはアイドルが歯を食いしばりながら困難に立ち向かい成功する(または挫折し涙する)姿に感情移入して応援したい気持ちを育みます。実際、容姿や歌唱力が優れたメンバーが必ずしも1番人気になる訳ではなく落ちこぼれから勝ち進んでいくメンバーが1番人気になったりするところが面白くもあるのですが。
歌って踊るアーティストではあるものの、作詞も作曲もしない作家性0のアイドルにおいて、ファンはアイドルが奮闘する姿にこそ作家性を見出すのです。メンバーが予期せず脱退すればまだまだ私たちはやれると一念発起する歌で腕を振り、卒業していくメンバーがいればまたいつかみんなで集まろうと穏やかな曲調に包まれます。リアリティーショーの先駆けとも言えますが、彼女達の普段の姿も含めてエンターテインメントとして見ているのです。グループの危機があればカメラを回し、大きい会場でライブを行えば舞台裏まで公開し、ファンはそれを欠かさずチェックします。一般的な商売における売り手と買い手の間で行われる営業行為ではある訳ですが、それらは多少なりともアイドルのプライベートを侵したエンターテインメントと言えます。何せ枠組みが決められた番組ではないので境界線がはっきりしないのですから。そんなアイドルの普段の姿をチェックするファンにとって、恋愛に興じるアイドルはどう映るでしょうか。まだまだ未熟なのに練習もせずに遊び呆けている?恋愛にかまけているからダメなんだ?好きだったのに幻滅した?どう思おうが個人の勝手ですが、大金を叩き少なからず好意を寄せている応援しているファンがそれで離れるのも個人の勝手です。しかしそういったファンに離れられるとアイドルにとっても困る筈です。彼女達を売上を支えているのですから自らの行いで自分の首を絞める事になりかねません。
恋愛禁止とはあくまでもアイドルが所属する会社と、アイドルと、ファンとの間に交わされた暗黙の了解です。もしアイドルが一般人のようにSNSに交際している人との2ショットを載せたり、寄り添う姿を投稿すれば大金を落とすファンは素直に応援するでしょうか。大金を落とすファンがいなくなった場合、アイドルの活動は継続出来るのでしょうか。人気商売である以上、恋愛をしていても隠し通す必要があるのはここにあります。バレた場合、その皺寄せはアイドル本人に来るのです。
今回文春に撮られ脱退することになったメンバーですが、彼女はグループの結成メンバーであり現役ハロプロの中でも上から5本の指に入るくらいの古株です。最近はその類稀なる歌唱力でピン仕事もするようにはなったものの、人気はトップではなく長年グループの縁の下の力持ちでした。グループ結成当初は、無理難題とも言えるライブ数をこなしたり必死に頑張る姿とパフォーマンスのレベルを着々と上げたことで人気を博したグループでしたが、彼女はその長いアイドル人生の中で良くも悪くもルーティンを卒なくこなせるキャリアにいました。研修生の頃のように必死に汗水垂らす姿を見せる時期はとうに過ぎています。同じ結成メンバーが次々に卒業していき、彼女自身のセカンドキャリアについても考える時期でしょう。
そんな中で起きたこの度のスキャンダルです。同様な理由で辞めた先輩後輩と仲良かった彼女が恋愛スキャンダルを起こした場合どうなるか予想出来ない訳がありません(恋愛感情に理性云々という話ではなく、頭をよぎらない訳がない)。発覚した場合辞めるつもりであったことは、報道から脱退発表までの早さからも推測出来ます。ハロプロの他グループで恋愛スキャンダルを起こしたメンバーは謝罪した後に活動を続けているのですから、継続の選択肢もあった上で彼女自身がそれを望まなかったのではないかと思います。それによって新曲発売延期や諸々の調整作業が必要になってきたとしても。そして、脱退が決定してからの最後のブログに「軽率な行動」と書かれていましたが、半同棲している相手の家からコンサート劇場に通う事は決して一時の迷いからくる「軽率な行動」ではありません。もちろん、彼女が書いたのか会社の意向によるものなのかは定かではありませんが、「彼女の行いは軽率な行動だった」と公式に発信したという事実がある以上、会社としては決して認めていませんよと顧客であるファンにメッセージを送った訳ですね。今後も恋愛禁止という暗黙の了解は有効だと言えます。
恋愛解禁してもアイドルという事業をやっていけるかは、アイドルが所属する会社が現在のビジネスモデルを変えられるかにかかっています。握手会や2ショットチェキで、1体1で向き合わせてアイドルに対するファンの好意を助長させ、そこからくる売上を享受している会社には難しいと思いますが。
あ、あと毎回こういった時にスキャンダルの相手のことを悪くいう人がいますが、誰が誰を好きなるかはお前の知るところじゃねーぞ。
お昼休みに見返したら、たくさん反応頂いて嬉しい!
いくつか返信を。
けど、案外喋る人が少なくて自分が進行せざるを得なくてどっと疲れましたw
飲み会でもミーティングでも、オンラインだと進行役と聞き役ではっきり別れちゃうのかな?
友達とのZoom飲み会はそんなことないから、仕事の関係だとなりやすいのかなと。
>いい歳こい甘ったれた事言うんじゃねえよ
気に障ったらごめんなさい。
環境が嫌で文句言ってるのではなく、プロに求められる水準のパフォーマンスが出せないことに問題を感じて、自問自答するために書いた次第。
発破かけてくれる人なんていないから、久しぶりに緊張感を得られました。ありがとう。
>接触せざるを得ない、リスクに晒されてる低賃金の現業から見ると羨ましい悩み。 いい会社に勤められてよかったな。
大変な状況のなか命がけでお仕事されているみなさん、コロナに限らず風邪やインフルにもお気をつけて。どうぞご自愛ください。
>ディレクターなら嫌な人は無理強いせずともミーティング顔出しにしようと提案しても良いんじゃ?
既に人間関係出来上がってるところに、顔出ししたがるオバハン現れても引かれない?っていままで躊躇してました。
退職する人の最後の挨拶でも顔出ししないんですよね。オフィシャルじゃないところで別途やってるかもしれないけど。社風はそんな感じです。
>新年なんだしたまにはビデオつないで顔が見たいと言うくらいは言ってみてもいいのではないだろうか。
このアドバイス早速拝借しまして、強制じゃないんで、と前置きしてカメラつないで新年の挨拶したら、「じゃぁ自分も」とカメラ繋げてくれる人がちらほら。ありがたい。
>矢文バンバン撃って的確に指示だけ出していくタイプと、兵糧背負って戦線を奔走するタイプとでは後者の方が現環境下では圧倒的に不利よな。
仰るとおりで自分の仕事の進め方と現状は相性が悪いと実感しました。
ウェブ業界はコロナ禍後もリモート継続する会社が多いと思うので、矢文のスキル上げて方向転換しても損は無いのかな。
>くしゃみはしないのか……
同僚たちもリモートだから、私の噂話なんてしないんじゃないかな、と思って。省略しちゃった。気付いてくれてありがとう。
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元々はデザイナーだったが、ある日会社からジョブチェンジの打診を受け、給与の高さに目がくらんで了承した。
手を動かして制作するのも好きだったが、プロジェクトで関わる人達のために、あれこれ忙しくするのは性に合っていた。単純だが、「ありがとう」と感謝されることがモチベーションになっていた。
そんな性分なので、会社から与えられた「ディレクター」という肩書に気が引けている。何かを推進するというよりは縁の下の力持ちなキャラでやってきた。ただのおせっかいおばさんだ。
昨年の10月に転職し、モチベーションに頼って働いてきたことを激しく後悔した。
現職ではフルリモートで稼働している。
上司もデザイナーも開発も総務もクライアントも、みーんなリモートで働いている。
だもんで、入社時の受け入れ以外で会社の人に対面したことがない。
面識もなく、コミュニケーション手段はチャットか音声でのミーティング。現職ではミーティング時にカメラを繋がない風習らしい。
誰とも直接顔を合わせない状況なためか「この人のために頑張ろう」と思えない。どうしてもモチベーションが上がらない…。
転職して2ヶ月、仕事の進みは遅いし、質も悪いと自覚するほど影響を受けている。
責任感を強く持つ。今までと変わらず対人の仕事であると想像力を強く持つ。モチベーションではなく習慣化で仕事をこなす。
解決策はわかっちゃいるけど、具体的に何したらいいかわからん。
こんな時に言うもんじゃないけど、緊急事態宣言がまた出そうでがっかりした。
宣言するなって意味じゃなくて、また在宅勤務が伸びるじゃん、振り出し(去年の春頃)に戻ってるどころか状況は酷くなってるじゃんか。
いつになったら同僚やクライアントと仕事してるって実感持てるようになるんだ。
自分とは比にならないくらい深刻な状況の人が沢山いるのも知ってる。不安でない人なんていないだろう。
そんな人たちを助けられる訳でもない場所で、自分の悩みがが浅く申し訳なくなる。
そんな新年早々の呟き。
地域柄もあるが、僕が小学生の頃ピアノを習っている男子はクラスに1人いるかいないかくらいだった。当時「男のくせにピアノかよ」「ピアノとかお坊ちゃんかよ」みたいな、今風にいうと”ハラスメント”を受けていた記憶がある。
だがピアノという楽器を取り巻く世の中は大きく変わってきた。状況を整理したくなったので書き留める。
中高の頃バンド活動に興味を持った時にはじめに手に取った楽器はギターだった。僕は小さい頃からピアノをやっていたが、バンドで鍵盤を弾くという選択肢は頭に浮かばなかった。バンドといえばボーカル・ギター・ベース・ドラムという編成が主流だと思っていたからだ。当時の僕の周りではバンドでやる曲といえばアジカン、バンプ、エルレなどが主流だったし、もっと前から人気があったミスチルやラルクなんかもキーボードは正規メンバーにはいない。
しかし数年後にはバンドにキーボードがいるのが当たり前という感覚になっていた。東京事変などのバンドやボカロ曲、アニソンを演奏する人が増えて、大学のサークルではキーボーディストが引っ張りだこになっていた。「けいおん!」の影響もあるのかもしれない。さらにゲス極、セカオワ、ヒゲダンなどピアノが目立つバンドは増えていった。
YouTubeやニコニコ動画でピアノを弾いている人は10数年前からいたが、そういう動画を見るのはネットに入り浸った一部のオタクという感じだった。だがここ数年で状況は大きく変わってきている。
スマホを全世代のほとんどの人が持つことにより、ネット動画を見るのは一部のオタクの趣味ではなくなった。YouTubeで音楽を聴くのはどの世代でも当たり前のこととなっている。そして、今までテレビだけ見ていたような人たちでも自然に楽しめるような「顔出しアングル」、「観客の反応」、「解説テロップ」、「ドッキリ」等の要素を持つストリートピアノ動画が2019年に流行った。
2020年には外出自粛の影響もあり、それまでコンサートをメインでやっていた演奏家もYouTubeチャンネルを持つことが当たり前になった。メジャーアーティストも「無観客ライブ」を行うことが増えて、ネット配信を見ることがどんどん一般的になってきている。
僕が小さい頃ピアノは教育ママが女の子に習わせるお稽古で、ピアノコンサートは一部の金持ちが見る高尚なもので、流行りの音楽に含まれるピアノは縁の下の力持ちポジションだった。ピアノを弾くといえばほとんどクラシックかジャズの二択しかなかったように思う。
それが今や、ピアノを弾きたがる男の子も(実感としては)増え、アニソンやポップスのピアノを弾くYouTuberを一般大衆が聴き、バンドのMVでは派手にピアノを弾くカットが流れる世の中になっている。クラシックでもジャズでもないポピュラー音楽を耳コピしてアレンジしながら弾く人も増え、彼らは発表会やコンサートという閉じた空間ではなく誰でも気軽にアクセスできるYouTubeやストリートピアノで、プロとアマチュアやジャンルという垣根もなく演奏を楽しんでいる。
質の低い演奏が蔓延しているとか、正統派のプロよりYouTuberが持て囃されるのはどうなのかとかネガティブな考え方もあるけど、個人的にはピアノをより多くの人が多様な形で楽しめるようになっていくのは嬉しい。
僕の狭い視野で感じたことなので「昔からサザンとかX JAPANとかいたじゃん」等の反論もあるかもしれないが、なんとなく思っていたことを整理できてスッキリした。今後はどうなっていくのだろうか。ピアノ演奏者にとっては、披露する機会も多いがライバルも多いという状況になっていきそう。