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はてなキーワード: 有機とは

2019-04-11

anond:20190411201151

肉類のほうが寄生虫イメージ強いが野菜に多い寄生虫は加熱すれば問題なし

だいたい有機野菜みたいな高いもん食わんやろ

2019-03-31

けものフレンズ2の最終話を当てに行く

ケムリクサでは悔しい思いをした。最終話の内容を推理することは十分可能だったはずだ。種が赤霧で成長しない。にもかかわらず離脱したあとニョキニョキ生えてくるミドリの木、「たぶん発芽まではうまくいく」。そして記憶の草にはロックが掛かっていた。このあたりを重く捉えていれば、メモを書き換えた「存在しない7人目の姉」を探して時間を浪費することもなかった(むしろ6人である証拠がたくさん集まってしまった)。2つの謎は有機的に絡み合い、シンプルだが残酷な起点に至るのだが、答えを観て「なるほど!」と思ったときに初めて、伏線が浮かび上がった。すべては目に留まっていたはずだったのにも関わらず、気が付かない。パズルピースはすべて事前に提示されていた。アニメ小説ではないから、そういうもんかと軽く流しても気持ちよく観続けられるのが気楽だけれど、しかしそういう態度でいて失うものもある。りな達がブワッと消えて一人に戻るのはコミカルでまるで手品みたいだが、ここを見落とすと桃ちゃんを手放して覚醒する「りなむ」の含意をスルーしてしまう。ありとあらゆる表現意味がありえるのだ。この意識でもって視聴しなければならなかった。

けものフレンズ2の最終話が目前だ。同じじゃないかでは済まない。次は全力で当てに行くぞ。

今期の監督ミスリードを狙ってくるということに気をつけなければならない。俺は伏線管理はしっかりされていると判断している。前期の細かいところまでフォローされてる。かばちゃんが「おうち」を知ってたのはスナネコ意味を教えたからだし、サーバルに与えた砂時計図書館にあったものだろう。アライさんが命の恩人といったのは、掛けた橋で救われた経験を受けてのこと。今期はさらに異なるフレーバーが加わる。襲ってきたセルリアンをいきなり現れて一蹴して去っていった謎のフレンズヒーローは味方でなく実は「ビースト」。誰彼構わずいかかり、フレンズに怖れられる強力なバーサーカーだった。アリツカゲラが再登場したと思ったら、サーバルとも初対面の反応でかばちゃんとも面識が薄い、すなわち別個体だった。かばちゃんから手渡された四角い筐体のラッキービーストは、「三人での旅、楽しかったよ」とつぶやいた後沈んでいった”あの”ラッキーさんか? そうかもしれないが、ひとつの端末に過ぎないって線が濃厚だ。居なくなったヒトを想いだして月を見上げるイエイヌフレンズ… ならば人類は月に消えたのか? なんのことはない、ただの人工衛星だった。未発掘の伏線の絡み合いの中に、ミスリードが混ぜられている。注意して潜るとしよう。

今期最大の謎は「キュルルちゃんは何者か、どこから来たのか、どこへ行くのか」ということだ。ここに焦点を絞って推理する。

キュルルちゃん一行の旅路は「復路」だろうか。パークの廃墟施設の中で目覚めたこども、キュルルちゃんは、カラカルサーバルを連れて施設に戻る。「ボクは長い間ここで眠っていたみたいなんだ」。温かい「おうち」を思い浮かべ、「帰りたい」という。キュルルちゃん自分が眠っていた岩の殻のようなものの中にあった自分の持ち物のスケッチブックを開く。最初の一ページ目には施設の前の池の様子が描かれていたーーただし、池のモニュメントは健在で周りには風景にない建物が建てられている。「ボクは獣じゃないよ、たぶん」というキュルルちゃんに対して、カラカルは「この子もヒトなんじゃない?」と言い切る。3人はモノレールの駅にたどり着く。キュルルちゃんは言う「ここ来たことあるような気がする、あの乗り物、多分ボクもあれに乗ってきたんだと思う」。ここまでの描写で、キュルルちゃんはパークに来た観光客で、何らかの理由施設コールドスリープし、いま目覚めた。そう読み取っていたが、よくよく考えると違和感がある。最初の1ページが池だったのはよく考えるとおかしい。

まっさらスケッチブックを思い浮かべてみて。そこに旅の風景を絵に次々に描いていく。だけど突然に旅は中断してしまう。さてこのとき最後に描いた絵はスケッチブックのどの位置にあるだろう? キュルルちゃんスケッチブックには以前に描いてきたと示唆されるたくさんの絵があった(一連の絵の最後のページは破られていて、その先は白紙が続いている)。もしパーク内の施設に至る往路の過程で絵を描き連ねて来たというのなら、最後の絵の先は白紙のページが続くはずだ。最初のページにはならない。スケッチブックの表紙は裏表とも同じようなデザインだが、キュルルちゃんはページの片面にだけ絵を描いていたので逆さにめくっているという可能性はない。これにより、キュルルちゃん一行の今回の旅路は、実は、おうちに向かう復路ではなく、二度目の往路であるという推測が成り立つ。

最初の往路をなぞるように、旅をする。ケンキュウセンター(廃墟施設をそう呼ぼう。モノレールの次の駅は「アズアエン」だが、列車の行き先表示が切り替わるときに表れた直前の駅の表示が「ケンキュウセンター」だった)を出て池を描き、花畑に囲まれ風車を描き、竹林の中で公園施設を、海に浮かぶ観光施設、闇夜に輝く蟻塚、ジャングルの奥で玉座に座るゴリラフレンズ荒野をかけるなんだかよくわからない影、ステージでショーをする5人のアイドルたち。最後に、観覧車のある遊園地風景。絵に描かれた風景を順に追う道のりで、キュルルちゃん一行は最後にジャパリホテルにたどりついた。ホテルの窓からは今は水没した観覧車が見えていた。ホテル支配人によると、”うみのごきげん”が悪くなったときに、遊園地は水没してしまったらしい。ホテルも半分は水浸しである(ところでホテル最上階にはヘリポートがある)。

まりこういうことではないか観光客だった女の子ケンキュウセンターの池を描くために新しいスケッチブックを開き、モノレールに乗ってパークを旅した。しかセルリアンが止められなくなる流れで、観光客はまず退避しなくてはならなくなり、ホテルヘリに乗り込む。セルリアンは宙に浮くものがいる。離陸時に襲われてヘリの飛行能力障害が出て、荷を軽くするために物を捨てなければならなくなった、女の子スケッチブックから最後に描いた家族の絵だけをちぎり、バッグもろとも泣く泣く海へ投げ捨てた。時がたって、防水のスケッチブック(今期の11話より。スケッチブックは海に落ちても平気だった)は海流に乗って海底火山へたどり着く。海底火山からは大量のセルリウムサンドスター流出している。サンドスターに包まれスケッチブック溶岩に飲み込まれ、そこで海底火山が大噴火する。噴石となった岩は遠くサバンナちほーのケンキュウセンターに落下し、廃墟となりかけていた施設にとどめを刺す。

この仮説を裏付け証拠がある。一話のケンキュウセンターの描写でキュルルちゃんの居た岩の卵のようなものの周りには同じように前面が破壊された同じ大きさの卵のような物が並べてあった。これらをコールドスリープ装置と捉えてしまっていたが、これがミスリード。並べてある方はよくよく見ると表面がツルツルで、サンバイザーのような覆いがあり、中には椅子が備え付けてあった。いわゆるゴンドラのような見た目だ。キュルルちゃんの岩はそれと異なり、表面がゴツゴツしていて、中はサンドスターと思しきキューブで満たされていて、そして床が砕けている。ゴンドラの方は台座に載っている。この二種類はじつは違うものなのだ。暗い施設のなかで岩の卵は陽の光で照らされていた。つまり天井は空いている。ケンキュウセンターは遊具研究施設だった。コールドスリープではなく。噴石としてケンキュウセンターに落下した岩の卵は殻が崩れ落ちる時を待つ… なかでフレンズ化→飢えて死亡→フレンズ化→飢えて死亡… を繰り返しながら。まあそれは残酷だが、あるいはサンドスター空気に触れて初めて機能する、のようなことがあるかもしれない。

以上が仮説「スケッチブックちゃん説」である研究施設スケッチブックのめくり方などを伏線としての帰結としてフィットしていて、破られた最後のページに説明がつけられた。キュルルちゃんは絵をフレンズに渡すとき、丁寧にページを切り取る。最後のページが破られていたのは火急の状況下で焦っていたからです。皆さん納得できましたか? ボクはできません。なぜなら「ペパプが5人いる」から

一連の絵の中でライブステージで描かれたものを思い出してほしい。そこにはステージで歌う五人のペンギンアイドル、ペパプが描かれていた。しかし前期のペパプ復活祭ライブの話によると、初代ペパプは4人、二代目は3人、三代目が5人になった。三代目を結成したフレンズプリンセスは以前に居なかった五人目であることを気にしていたんだった。だからパークに来ていた観光客がペパプを見ていたとして、その人数が5人なのはおかしい。かつて観光客で賑わったジャパリパーク廃園し、パークガイドミライさんも職員を引き連れパークを去った。時が流れ、彼女が遺した帽子サンドスターが降り注ぎ、かばちゃんが生まれた。そんな時代になって初めてペパプは5人になった。実はペパプはコピーバンドだという可能性はありうる。開演時代にはオリジナルたる5人のペンギンアイドルがいて、閉園後に彼女らをパクってペパプが結成された、でもコピーバンドを人数減らしてやる意味があるだろうか? あるいは初代ペパプは5人だったということもありうる。プリンセスがパークの異変の中で夭逝し、だがその後の4人で長い期間頑張っていたので後世の記録には4人として残った。期せずしてプリンセスが救われる結果になりましたね。でもこの仮説、理屈は通るが、当たっていたとしても些末すぎて、説明されないだろうことが予想される。

時代に幅のある絵の内容。これを説明するうまい理屈はないだろうか。キュルルちゃん過去世界から来たのではないか。前期でミライさんが説明した、山頂のサンドスターロウフィルタリング装置の「四神」は説明の感じからすると、パーク職員が作ったものではないらしい。四神を作った古代人がそのサンドスター制御技術を応用してタイムトリップ装置を作った。これがケンキュウセンターの岩塊である。キュルルちゃんはそれに乗って過去からやって来た。しかし… なんのために? かばちゃん一行は四神位置を直すことでフィルタ機能正常化した。だが海底火山から漏出するセルリウム制御する装置は、おそらくあったのだろうが機能をなくしてしまっている。もし四神装置の修理のために過去からキュルルちゃん派遣したとすると、かばちゃんの奮闘のときに何もしなかったのはおかしいし、未来幻視できるレベル古代文明が、将来の位置のズレを考慮して装置保全するつもりなら、修理要員を派遣する前にまず固定装置を充実させるべきだろう。というかキュルルちゃんエンジニアには見えない。年齢が低いし、そも記憶を失ってしまっているではないか。ならばキュルルちゃん未来から来た。しかし… なんのために? 考古学者にも見えないので、パンフなどの資料を読んで好奇心をそそられたキュルルちゃんタイムトリップしてきた線は考えられるが、タイムマシンセキュリティが気になる。強固に利用者制限されているなら、キュルルちゃんはどうやってセキュリティ突破したのかということが引っかかるし、逆にガードがゆるいなら、なぜ一人しか来ないのかが疑問になる。並行世界から来た可能性はどうだ。しかし… なんのために? 絵に描かれていたペパプは楽しそうで、パークの様子には廃墟感はまったくない。なぜわざわざ廃墟の方の世界線に移動してくるのだ? 納得行く説明はつけられそうにない。

うまくいかないが、一連の絵は風景を実際に目で見たものではない、というアイデアはまだ活かせると思う。ジャパリパーク世界に、エリアを超えて通信する無線技術はなかった。そういうものがもしあったなら、かばちゃんがキョウシュウエリアを出立するときに、ボスが先の情報を教えてくれただろう。イエイヌが見上げた月を背後に人工衛星が浮かんでいた。この衛星最近打ち上げられたものだとしたらどうだろう。これを使って、ある職員がパーク内のラッキービーストネットワーク侵入し、パーク内の写真を入手した。父のディスプレイの映る写真を見て、幼い娘はスケッチブックに絵を描いた。写真に今昔が入り混じっているのはそのためである。この想像面白いが、写真があの道のり上に並んでいたことが解せない。ネットワークから引き上げたパークの風景写真を見ていたなら、それは時系列に並ぶか、ランダムになっているかするのではないか。なんでケンキュウセンターを起点とした特定ルートにそった並びになる? だめだ。わからない。

しかしわかることもある。けものフレンズ2はイエイヌ物語でもあった。探偵の二人、センちゃんアルマーさんはイエイヌの命を受けてヒトを捜索していた。捜査が強引なところもあってイエイヌは悪の黒幕のように描写をされたことがあった。キュルルちゃんイエイヌちゃんストーリーラインは二人が邂逅することで交わり、しかし結局二人は別れてしまう。別れは両者の納得したものではあったがすれ違い感は強かった。これが「おうちにおかえり」回である最終話タイトルは「ただいま」だ。イエイヌはキュルルちゃんの元へ向かうかばちゃん一行に加わってはいないが、ポッと出のゲストフレンズではない。

イエイヌはキュルルちゃんを見送ったあと、夜空を見上げ、ひとりドアを開けて自室に戻った。ドアには耳を模した飾りがついており、まごうことなイエイヌのための部屋であることが明示される。このシーンは驚いた。これは一体全体、どういうわけだよ? 「イエイヌの自室にドアノブがある」だと?

(続く)→ anond:20190318002745

2019-03-25

anond:20190325153711

生物が作り出す化合物」だから有機化合物と名付けられたのに人工的に作れるようになって「炭素を含んだ化合物」へと定義が変わったように

MMORPGが出来た時は「多人数」という部分に着目してMMOという名称がついたけど、多人数のインスタンスゲームが出来てから

ワールドが常に存在するゲーム」に定義が変わっとんねん

2019-03-24

anond:20181013021617

前の妄想空想作品より現実的に置き換えてきましたね。

でも時系列感情バラバラのままですね。

書いてて分かると思いますが、されたから仕返したという流れは

人以上の何かに放出しないとただの感想文になりますからね。

次は有機的な偶像を含めて書いてみて下さい。

2019-03-11

理想配偶者に求める10の条件

1.政治運動をしない。右翼活動左翼活動もしない。反原発運動をしないし、SNS政治的話題シェアしない。

2.自然保護環境保護活動をしない。過度に有機食品自然食品を信奉しない。

3.専門家を信じる。アカデミズムを信じる。

4.美味しそうな話を持ってくる人間詐欺師だと疑ってかかる。

5.特定イデオロギーに接近しないようにする。無意識イデオロギーに染められたら自力脱出できる。

6.理想を追求するよりも現実追従してしぶとく生き延びることを重視する。

7.文化芸術を好む。ただし情緒的に好むだけでなく歴史理論としての興味も持つ。

8.サブカルチャーが好きでもよいがメインカルチャーへの敬意を持っている。メインあってこそのサブカルチャーであると考えている。

9.中高生とき運動部に所属していること。メンタルに傷を負ったとき予後が、肉体的強さではるかに良くなるため。

10.両親の仲、両親との仲がよい。経験則として両親の不仲や離婚、心身的虐待経験した人は、人生パートナーとして支えきれないため。

2019-03-08

anond:20190308233543

やべ

ばれてんじゃん

から帰ってシミュレータ覗いてみたら

もう有機生命体が俺たち高次の存在自覚しててワロタ

2019-02-22

怖くも胡散臭くもない「イオン液体」を知ろう

化学界ではここ2,30年ほどイオン液体ブームだ。イオン液体は、バッテリーの電解液や反応溶媒などに応用が期待されている新材料だが、畜生なことに同じ新材料でもカーボンナノチューブとかフラーレンとか導電性ポリマーとか超伝導体みたいなものと比べると格段に知名度が低い。学部生だと化学を専門にしていても知らないやつは多い。

イオンってえと、「ゲッ、プラズマクラスターだ、逃げろ!」みたいな反応をする奴がいるが、イオン液体別にニセ科学でもなんでもない。おそらく健康いいわけでもないし、癒やし効果があるわけでも無え。ただの液体だ。あまり身構えないで読んでくれ。

イオンとはなにか

さて、イオン液体イオンからできている液体であることは字面から想像がつく。じゃあイオンとは何か。イオンぶっちゃけ中学理科で習うんだけど、普通は覚えていないだろう。オレだってそうだった。

全ての物質原子分子からできていると考えている人は多い。でも実はイオンという粒子からできている物質もたくさんある。イオンという粒子からできている物質のことを、化学世界では「塩」と書いて「エン」と読む。エンッ!ファッキン紛らわしいことに、料理で使う塩もエンの一種だ。お塩ナトリウムイオン塩素イオンからできている。

イオンとは電荷を持った原子分子のことだ。電荷とは静電気のことで、静電気なのでプラスマイナスがある。プラス電荷を持った原子分子陽イオンマイナス電荷を持った原子分子を陰イオンと言う。「するってえと増田、陰イオンってえのはマイナスイオンのことだな!」と言いたくなる気持ちはわかる。ところがどっこい陰イオンマイナスイオンは全くの別物だ。まあ話が長くなるからそれは置いておこう。別物だとは思っておいてほしい。

なんで静電気を持つのかっていうと、静電気を持ちたがる元素存在するからだ。例えばナトリウムプラス静電気を持ちたがる。原子プラス静電気を持つ原子核とマイナス静電気を持つ電子からできている。原子分子プラマイゼロになっている。プラマイゼロであるナトリウム原子は、例えば水と接触させると、マイナス静電気を持つ電子放出してナトリウムイオンになる。ナトリウム原子空気中の水分とも反応してしまうからナトリウムは通常石油で満たした容器に入れて保存する。この電子放出するという現象は実は酸化と呼ばれている現象とまったく同じなのだが、それは今はいいだろう。とにかく、そのようにして化学反応を通して電子放出してプラス静電気を持ったり、逆に電子を奪い取ってマイナスになったりする原子分子というのは世の中にたくさんある。静電気を持った原子分子、つまりイオンというのはそうやって作られる。

静電気基本的性質として、プラス静電気を持ったものマイナス静電気をもったものは引っ張り合い、マイナスマイナスは反発し、プラスプラスも反発するというものがある。しらなかった人はそういうものだと思ってくれ。髪の毛で下敷きを擦ると髪の毛が下敷きにくっつくのは、下敷きがマイナスで髪の毛がプラスになるからだ。ちょうど磁石のNとSが引き合い、NとNが反発し合うのと同じような感じだ。

プラスプラスは反発するのだから陽イオンばっかりを集めて物質を作ることは、少なくともビーカーの中では不可能だ。普通陽イオンの周りは陰イオンが取り囲んでいるし、陰イオンの周りは陽イオンが取り囲んでいる。塩(エン)に含まれる陰イオン陽イオンの数は1対1になる。陰イオンが1万個あったら陽イオンも1万個ある。もっとも60グラム食塩には陰イオン陽イオンがそれぞれ約6000垓個も含まれている。ガイだ、ガイ。兆の次が京、京の次が垓だ。そんなにたくさんあるので厳密に1対1かどうかはオレは知らん。

話が長くなったが、プラス静電気を持った原子分子陽イオンと呼び、マイナス静電気を持った原子分子を陰イオンと呼ぶ。また、陽イオンと陰イオンが1対1の比率で集まってできている物質を塩(エン)と呼ぶ。塩(エン)の代表例には、塩化ナトリウム食塩)や塩化カルシウム融雪剤に使う)、水酸化ナトリウム石鹸の原料でパイプユニッシュ有効成分)なんかがある。カメラ趣味の人は蛍石レンズなんかを使うかもしれないが、蛍石というのもフッ素イオンカルシウムイオンから構成される塩(エン)だ。薬を飲む人は、ナンチャラ塩酸塩みたいな名前の薬を摂取するかもしれないが、あれも塩(エン)の一種だ。基本的には、塩(エン)にすると水に溶けやすくなるし長持ちするようになるから医薬品には塩(エン)が多い。

・液体の塩

例としていろいろ塩(エン)を上げたが、コイツらには共通する特徴がある。結晶が白い。まあそれもそうだ。叩くと割れる。これもそうだ。岩塩とか割れるもんな。叩くと割れ性質は「へき開性」っつって中学校か高校で塩(エン)の特徴として習ったはずだ。普通忘れてるけどな。そういうのも重要な特徴だが、ここではもっと別のことに気づいてほしい。今あげたような塩ってえのは、全部常温で固体なんだ。

多くの物質は、アホみたいに加熱してやれば液体になる。鉄だって溶鉱炉ではどろどろに溶けるだろう。ココナッツオイルは人肌くらいで溶けるし、氷は極めて不思議な事にピッタリ0度で溶けて水になる。複雑な構造を持った有機物は加熱すると溶ける前に分解して別の物質なっちゃうが、分解しない物質は加熱してやればかならず溶ける。

もちろん塩(エン)も例外ではない。でも、塩(エン)は溶ける温度がメッチャ高い。例えば、食塩(塩化ナトリウム)の融点は800度だ。水酸化ナトリウム融点ちょっと低めの318度。塩化カルシウムは772度。蛍石融点は993度。溶鉱炉レンズを落としたら諦めよう。とにかく、塩と呼ばれる物質融点が高い。普通は700度くらいだ。ご家庭では溶かすことはできないだろうし、そこまで融点が高いと、液体の状態でなにかに応用することはかなり難しい。

なぜ融点が高くて溶けにくいのかといえば、イオン静電気を持っているからだ。水とかアルコールみたいな静電気を持っていない分子からできている物質は、静電気を持っていないので熱を加えてやるとすぐに分子分子がはなれて液体になる。液体とは、分子分子が熱のせいで離れてしまって結晶を作れない状態だ。どっこいイオンは、静電気が働いてプラスマイナスで引き合ってしまうので、アホみたいに熱をかけても結晶構造が壊れずに固体のままだ。びくともしない。

化学世界では、塩は融点が高いというのが長い間常識だった。ところが、100年ほど前に、12度で液体になる硝酸エチルアンモニウムという物質発見された。何を隠そう、コイツこそがイオン液体なのだイオン液体とは、融点が100度以下の塩(エン)のことだ。100年前に発見されたときはなんの役に立つか不明だったので世間からアウト・オブ・眼中だったが、ここ数十年でまたブームが来て、研究が盛んに行われている。おそらく電気自動車とかモバイルデバイスに使うバッテリーに応用ができることがわかってきたからだ。

イオン液体はなぜイオン液体になれたのか

なぜ食塩蛍石は1000度近くまで加熱しないと液体にならないのに、イオン液体は100度前後で液体になるのか。それは、イオン構造が違うからだ。

例えば食塩は、塩素イオンナトリウムイオンからできている。コイツらはかなり小さいイオンだ。水兵リーベ僕の船、七曲りシップス・・・というのを覚えさせられて、なんだったんだよあれと思っている人は多いハズだが、あれを思い出してほしい。がんばって覚えたアレが役に立つときが今来た。まずはナトリウムだ。H He Li Be B C N O F NeNa・・・あった!11番目だ。元素120番くらいまで発見されているから、11というと結構前の方だ。前の方っていうとどういうことかっていうと、原子が小さいということだ。周期表の前の方の奴ほど原子が小さい。それを考えると、ナトリウムはかなり小さい元素だということになる。ついでに塩素も見てみよう。 H He Li Be B C N O F Ne Na Mg Al Si P S Clあった。Cl塩素だ。塩素英語でクロライン。だから元素記号は頭文字をとってClだし、炭素塩素が3つついた物質のことをクロロホルムと言う。それはそうと塩素17番目だ。これもかなり序盤で出てくる元素だ。つまり原子が小さい。原子が小さいってことは、イオンになっても小さままってことだ。

イオンが小さいとどうなるのかってえと、他のイオンと、より強力にくっつくようになる。よくわからない人は磁石想像してほしい。小さいイオンはむき出しの磁石、でかいイオンは周りが分厚いプラスチックでコーティングされた磁石だ。どっちがくっついてしまったとき引き剥がすのが難しいか?もちろんむき出しのほうだ。むき出しのネオジム磁石が2個くっついちゃった日には全然取れないよな。ムカつくぜ。

自然界に溢れている身近な塩(エン)は、小さいイオンから構成されるものばっかりだ。だから融点がクソ高い。1000度近くまで熱しないと溶けない。

じゃあさ、じゃあだぞ。人工的にメッチャでかいイオンを作ったら、融点もっともっと下がるんじゃね?この発想で、ここ数十年でどんどん融点が低い塩(エン)が作られた。うまいこと行って融点が100度を切ったものは見事「イオン液体」の称号が与えられた。

人工的にデカイオンを作ると言っても、別にそんなにすごいことではない。ナトリウムイオン塩素イオンなんかは一つの原子イオン化したものだが、世の中には分子イオン化したものというのが存在する。先程言った医薬品塩酸塩というのもそれだ。だったらデカ分子イオン化してやればいいだけだ。イオンといってもビーカーで作れるような大したことないものだ。ビームレーザー電磁波超伝導コイルも使わない。ちゃんイオン液体が合成できたか確認するとき電磁波超電導コイルを使うがそれはまた別の話だ。基本的には混ぜるだけで作れる。

デカイオン融点が低いとは言ったが、デカけりゃデカイほどよいというものでもない。デカすぎると、静電気以外にもまた別の力が働いて固体になっちゃう(ファンデルワールス力といって、高校で習った人も多いだろう)。だから、ちょうどいい大きさというのが重要だ。具体的に言うと、ベンゼンくらいの大きさがちょうどいい。まあ炭素6個分くらいだ。デカさ以外にも融点を決める要因はいろいろあるが、余白が足りない。

イオン液体って何に使えるの?

イオン液体は、わりと特殊性質を持つ。それらの特殊性質のすべては、「イオン液体が陰イオン陽イオンからできているから」という理由で全て説明がつく。

まずひとつイオン液体全然蒸発しない。マジで蒸発しない。全然だ。厳密に言うと全く蒸発しないわけではないらしいが、ほとんど誤差レベルしか蒸発しない。だから防毒マスクを付けないで扱っても安全だ。これは保証しよう。蒸発しないから吸い込むことすらできない。蒸発しない理由簡単で、イオン蒸発しようとすると静電気が働いて蒸発しようとしたイオンを引っ張るからだ。静電気で引っ張り合っているからどう頑張っても蒸発することができない。まあ塩(エン)が蒸発しないことは、食塩とか重曹匂いがないことからもわかっていただけるだろう。

蒸発しないと何がいいのかっていうと、宇宙で使うことができるということだ。宇宙真空から普通の液体はすぐに蒸発してなくなってしまう。でもイオン液体蒸発しない。だから、例えば宇宙船の可動部に塗りたくる潤滑油として使うことができる。

もうひとつ。まったく燃えないというのもデカい特徴だ。マジで燃えない。燃えない理由簡単で、蒸発しないからだ。蒸発しないか燃えない。それだけの話しだ。有機物燃え現象というのは、有機物が気化したもの燃えているだけに過ぎない。アルコールを燃やす一見液体が燃えているように見えるが、実際は液体から気化したアルコール分子燃えているだけだ。液体自体は燃焼を起こさない。イオン液体は気化しないか燃えない。簡単な話だ。もし我がラボ燃えたらイオン液体ぶっかけて消火しようと企んでいるのだが、今の所火災はない。喜ばしいことだ。難燃性だと何が良いかというと、バッテリーの電解液に使うことができる。バッテリーの電解液は普通有機溶媒でできている。有機溶媒はメッチャ燃える。だからスマホとかモバイルバッテリー燃えるし爆発する。一方でイオン液体燃えいから、イオン液体バッテリーを作れば燃えないバッテリーがいっちょ上がりだ。もちろん実用化の上で課題は多いから、もっともっと研究必要だ。

さらに一つ。電気伝導度が高い。液体なのに電気を通す。だから同じくバッテリーの電解液に使えるんじゃないかと言われている。

仕上げにもういっちょ。イオン液体静電気を持つイオンからできているから、水とかアルコールとかアセトンとかテトラヒドラフランとかヘキサンみたいな普通の液体とは根本的に違う。だからイオン液体の中で化学反応を起こせば、普通の液体では起こらなかったスゴい特殊化学反応が起こせるかもしれない。普通の液体を使ってメッチャ手間暇をかけて合成していた医薬品プラスチックなんかが、イオン液体を使えば一発で作れる可能性があるかもしれない。イオン液体しか起こせない反応というのも結構報告されているし、オレの専門もイオン液体を使った新しい反応を開発することだ。

この通り、イオン液体結構使えるシロモノだ。でも、研究が十分に進んでいるとは言えない。もっともっと研究が進んで、イオン液体実用化されて、お薬がちょっぴり安くなったり、スマホがちょっぴり軽くなったり、モバイルバッテリーが爆発しなくなったりすると良いなあと思っている。名前だけでも覚えてくれたら幸いだ。

2019-02-10

量子力学の本が数学ばかりなのはなぜ何だろう。

光学をやっているんだけど。

量子力学系の問題って、結構ものが、光学的な実験から出てきている。

なので、実験的な手法理論対応させながら本を書くのがいいんじゃないかなと思う。

  

光電効果陰極線とかの話があって、理屈ができて。

理屈からレーザーとかが1960年にできて。

レーザー実験から理論をまた作っていく。

このあたりの有機的なつながりがあるのに。

なぜか、量子力学数学理論物理が仲良くしていて、工学系の話はイマイチ普及が進んでいないと思う。

2019-02-06

anond:20190206112148

炭酸炭酸水に切り替える

ストレスが原因だと思うので職を変える

休職中か学生ならウォーキングする

いきなり砂糖断ちするときついので、

黒糖舐めるか、果物食う

ジュース欲しくて死にそうになったらクソ高い超うまいジュース飲む

有機ジンジャエールとかなんか知らんけどそういうの

ヨーグルトも高いの飲む

飲んでもいいけど高いのしダメと設定して、それでも飲みたいか常に自分に問う

2019-01-31

孫は今日も肩叩き

そう、彼は全ての感情を既に失っており、祖父の肩を叩くだけの有機的な機械へと成り果ててしまっていたのだった。

[]

最近自分を追ってくる存在について考えてみたけど、ある程度ジャンルがあるっぽい。

いずれも開けた場所や、自分テリトリー内なら逃げ切ることができるけど、そうじゃないなら九分九厘ダメ

離脱余儀なくされる。

特にエレベーターに乗りこんでくるパターンマジでやめてほしい。

逃げようがないじゃないか

おもむろに包丁を取り出して、ゆっくり近づいてくるのがゲンナリする。

2019-01-28

anond:20190128232026

有機じゃなくて勇気だた

キレる若者の話か……

意思表示していきましょう的な感じなのかな

anond:20190128231320

アドラー先生の本読みたいけど、読んでない

嫌われる有機とか、読んでたら感想教えて欲しいな・・

2019-01-19

anond:20190119221303

人間人類有機生命体程度まで主語を大きくすることで角が立たなくなるというハックが知られていますね。

ウチの業界でこの本知らなかったらモグリといった、どう調べりゃ良いんだ?

プログラミング関係以外は、書く人少なすぎてわからん

有機だとウォーレンみたいな本。

2019-01-02

anond:20190102131623

化学世界には鏡像異性体という概念があります

右手左手は、構造相対的位置関係が全く同じであるにもかかわらず立体的に重なり合うことがありません。

それと同様に、結合している元素が同じで、元素同士の相対的位置関係が全く同じであるにもかかわらず立体的に重なり合わない分子化学世界には存在します。そのような、構造が同じであるにもかかわらず立体的に重なり合わない2種類の分子関係を「鏡像異性体関係にある」と言います

鏡像異性体関係にある化合物は、R体、S体という呼び方区別されます生化学の分野では、L体、D体と呼ぶことも多いです。L-メントールとか、L-アスコルビン酸という名前を耳にしたことがある方も多いと思います

R体を鏡に写すと、鏡に写ったR体は、S体の立体構造をしています。逆に、S体を鏡に写すと、R体の構造が鏡には写っています。ですから、R体とS体の関係鏡像異性体と言うわけです。これは右手左手関係と全く同じです。右手を鏡に移すと、その像は左手と同じ立体構造のものです。

鏡像異性体関係にある分子は、化学的な性質(沸点や色や反応性など)が全く同じであるにもかかわらず、生体内での働きが全く異なることがあります。これは、生体内の酵素が立体的な分子であり、薬理効果酵素の立体構造分子の立体構造作用した結果であるからです。右手にピッタリと合うように設計された鍵穴に、立体的な配置以外は全く同じ構造をしている左手を入れてもはまらないのと同じです。酵素は鍵穴のような形状をしていて、多くの薬理作用を持つ化合物は、鍵穴に適切な分子がはまったとき薬理作用を発揮します。

例えば、ミントに多く含まれるL-メントールは皮膚に対して清涼感を与えることで知られますが、その鏡像異性体であるD-メントールは清涼感を与えません。

また、サリドマイドと呼ばれる物質は、R体のみ薬理効果を示し、S体は催奇性を呈します。睡眠薬として販売されたサリドマイドは、S体のみがもつ催奇性により、重大な薬害事件引き起こしました。有機化合物の多くは鏡像異性体を持つため、薬学的には、R体とS体を区別して考えることは非常に重要です。

薬理作用、すなわち生体内での働きというのは、匂いについても同様です。ある分子は良い匂いがするけど、その鏡像異性体はそうではないというケースは十分に考えられます

したがって、元増田は、ええニオイがしない分子化学合成しようとして、ええニオイがする物質ができあがってしまったため、分子の立体構造上下左右前後全部逆になっている分子、すなわち鏡像異性体を作ってしまったのではないかと考え、そのおかしから腹が痛くなってしまったのではないかと考えられます

2018-12-27

anond:20181227221620

今の時点でも日本野菜世界一高く、貧乏人は野菜が買えずに牛丼を食っている。

野菜が高いのはJAなどの巨大利権が問題

それが解決すれば有機野菜が高くなるわけでもない

2018-12-25

anond:20181225005143

有機化合物ってようは化学物質ってことを言いたいんだろ?

化学物質が人体にとって有害だなんてのは迷信ちゃうんか?

自然界にありふれた有機化合物だって人体にとって有害ものはたくさんあるわけで

化学物質になったから人体にとって有害だってのは単なるイメージだとしか思えんのだが

例えばプラスチックなんて典型的化学物質だが喰ったところで体外に排出されるだけやん

anond:20181225004816

副産物有機化合物がたくさん

最近99.99ってチューハイが出ただろ

あれはストゼロヤバい化合物が多すぎるからこっち飲めよってアピール

2018-11-29

anond:20181129203147

種族とか有機無機にこだわるのもいい加減にして欲しいわホント

2018-11-09

anond:20181108133127

すごく面白いな。多品種少量生産製造業付加価値を出していくには、バリエーション出す土台となる、ある程度シンプル生産設備があるということなのだろうか。

スコットランド博物館で初期の蒸気機関を見たことがあるんだけど、もう天井に届きそうなくらい、とにかくでかいんだ。プリミティブな機械って、部品がそれぞれ独立性が高くて、ゴツゴツとおおざっぱに大きいということがよくわかる。

機械が洗練されていくにしたがって、機能がしっかり分節された部品同士の有機的な結合度合いが高まって、見た目にはコンパクトシームレスで美しいんだけど、素人が触ると、ぎりぎりのところで成立しているバランスがすぐに壊れてしまう。メーカー側の想定範囲内のチューニングしか動かないようになっている。コンピュータも道具としての洗練度が高まるにつれて、そういう方向に向かっているように思う。

ユーザーがあれこれカスタマイズして試せるようにするには、そうすることを最初から設計思想に取り込んでいくしかないのだと思う。Raspberry Piとか、IOTデバイス高級言語コーディングで作れるブロックとか、カスタマイズを前提としたコンピュータは、昔ながらのいわゆるパーソナルコンピュータとは別方向に進化を始めていて、これはこれで、PCとは別の使いこなし方を要求しているように見える。難しそうだな、と思ってたけれど、こういう製造業の人たちの創意工夫を見て、なんだか自分セルフビルドしてみたくなってきたよ。

2018-11-08

anond:20181108055934

興味深い例だと思う。機械がある程度改造できる余地があってはじめて、創造性を発揮することができるように見えるから

その機械というのはどれほど複雑、精密なものなのかな。

機械の部分をいじって、全体の動きを変えることができるには、部分と全体の関係をある程度理解している必要がある。

そして、それぞれの部分は、人間の手でいじって、壊さずに変えることができるくらいには、単純なものでなくてはいけない。

最近PCで失われてきているのは、この部分と全体の関係じゃないかという気がする。

Macみたいに製品が高度化して、部分と全体の有機的な結びつきが、ものすごく緊密になっていくと、部品ひとつづつ取り出して交換したり、改変したりすることが難しくなってくる。

ぜんぶひとつボードにはんだ付けしてあったり、糊付けしてあったり、フィルムで覆ってあったりするので。

素人の手で分解修理することができないから、お店に持っていくしかない。預かった側も、複数部品が一つのボードに合体しているので、多くの部品を、あるいは本体のものを交換ということになる。

作り手の企業意図したとおりに動くよう、PC設計すればするほど、ユーザーにとっての遊びの要素がなくなっていって、ユーザー受動的な消費者になってしまう。

最近、作り手の企業ユーザーとの間の、この不均衡がやや極端になってきている気がする。

これにはビジネス上の理由もあるのかもしれない。

PCコモディティ化して、PC製造販売普通にやっていると利益の薄い産業になったので、製品ブラックボックス化してユーザーに触れないようにすることで、定期的な買い替え需要が発生することを確実にする必要があるのじゃないかと思ってしまう。

AppleMacを毎年少しずつバージョンアップして発表するごとに、スペックが上がれば値段も上がっていくのはあたりまえだと消費者は納得しがちだが、必ずしもそういうことはないと思う。

テクノロジーはすぐにコモディティ化して、価格が下がっていくという視点がここには抜けているから。

部品がとても交換しやすかったThinkPadMacと同じ途をたどっていることは、こうした兆候の表れかもしれないと思う。

今年発表されたThinkPad X280では、これまで取り外し可能だったバッテリーが内蔵型になり、かんたんに交換できなくなってしまった。メモリフィルムに覆われて、どこにあるのかわからないようになってしまった。

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