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2017-09-09

常識レベル(?)の日本アニメ映画100』を作ってみた

ヒット作品、何かの賞を受賞してる作品クリエイターがよく挙げている作品ネームバリュー等々……要するに「よく語られてる作品」をリストアップしていたらあっという間に100を超えてしまったので、ちょっと手を加えて100作品に調整してみた。正直なところ100だと枠が全く足りない。映画だけで絞ってもだ。

オールタイムベストではないので、ここに載ってるから優れているとかそういう意図はないです。

作品名公開年
1 白蛇伝 1958
2 太陽の王子 ホルスの大冒険 1968
3 長靴はいた猫 1969
4 千夜一夜物語 1969
5 パンダコパンダ / 雨ふりサーカスの巻 1972/1973
6 宇宙戦艦ヤマト 1977
7 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 1978
8 ルパン三世 ルパン対複製人間 1978
9 銀河鉄道999 1979
10劇場版エースをねらえ! 1979
11ルパン三世 カリオストロの城 1979
12ドラえもん のび太の恐竜 1980
13 機動戦士ガンダム / II 哀・戦士編 / III めぐりあい宇宙 1981-1982
14 じゃりン子チエ 1981
15 さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅 1981
16 伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇 1982
17幻魔大戦 1983
18 劇場版うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー1984
19 風の谷のナウシカ1984
20超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか1984
21 銀河鉄道の夜 1985
22 天空の城ラピュタ 1986
23王立宇宙軍 オネアミスの翼 1987
24機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 1988
25 となりのトトロ 1988
26 火垂るの墓 1988
27 AKIRA 1988
28機動警察パトレイバー the Movie 1989
29 魔女の宅急便 1989
30 おもひでぽろぽろ 1991
31老人Z 1991
32 紅の豚 1992
33機動警察パトレイバー 2 the Movie 1993
34 劇場版美少女戦士セーラームーンR 1993
35 平成狸合戦ぽんぽこ 1994
36 耳をすませば 1995
37 GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 1995
38 もののけ姫 1997
39 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に 1997
40 パーフェクトブルー 1998
41 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 1998
42 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness- 1998
43 ホーホケキョ となりの山田くん 1999
44 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 1999
45 デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム! 2000
46 人狼 JIN-ROH2000
47 劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード2000
48 BLOOD THE LAST VAMPIRE2000
49 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲 2001
50 千と千尋の神隠し2001
51 カウボーイビバップ 天国の扉 2001
52 ほしのこえ2002
53 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国合戦2002
54 猫の恩返し2002
55 千年女優2002
56 茄子 アンダルシアの夏2003
57 東京ゴッドファーザーズ2003
58 イノセンス2004
59 スチームボーイ2004
60 マインド・ゲーム2004
61 ハウルの動く城2004
62 劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者2005
63 時をかける少女2006
64 パプリカ2006
65 鉄コン筋クリート2006
66 秒速5センチメートル2007
67 河童のクゥと夏休み2007
68 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 / 破 / Q 2007/2009/2012
69 崖の上のポニョ2008
70 サマーウォーズ2009
71 マイマイ新子と千年の魔法2009
72 ONE PIECE FILM STRONG WORLD2009
73 カラフル2010
74 涼宮ハルヒの消失2010
75 イヴの時間 劇場版2010
76 コクリコ坂から2011
77 映画けいおん!2011
78 ももへの手紙2012
79 おおかみこどもの雨と雪2012
80 ドラゴンボールZ 神と神2013
81 言の葉の庭2013
82 風立ちぬ2013
83 劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語2013
84 かぐや姫の物語2013
85 THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!2014
86ジョバンニの島2014
87 たまこラブストーリー2014
88 思い出のマーニー2014
89 楽園追放 -Expelled from Paradise-2014
90 花とアリス殺人事件2015
91 百日紅 〜Miss HOKUSAI〜2015
92ラブライブ!The School Idol Movie2015
93 バケモノの子2015
94 ガールズ&パンツァー 劇場版2015
95 心が叫びたがってるんだ。2015
96 KING OF PRISM by PrettyRhythm2016
97 君の名は。2016
98 この世界の片隅に2016
99 映画 聲の形2016
100 夜明け告げるルーのうた2017

2017-07-15

細田守ってエロアニメ巨匠

いつも女の子に「ハァハァ」と言わせるためだけのシーン作るよね、MAMORUってさぁ

 

●『時をかける少女』- 終盤でヒロインが走りながらハアハアいう2分くらいのシーン。

 

●『サマーウォーズ』- ヒロインゲームに負けて脅威への切り札を無くしたとき20秒くらいの緊迫ハアハアシーン。

 

●『おおかみこどもの雨と雪』- なんか息子を探して走るシーンでハアハアいう30秒。

2017-03-25

おおかみこどもの雨と雪

ああ、おおかみこどもって

これは娘の雪が語り手なんだよな

から母は美しく、弟はたくましく

全てが不思議なノルタルジーなんだ…

コレは雪が作ったお伽話なのかも知れない…

本当はおおかみじゃないのかも知れない…

あぁなんと言うか…

えぇ話じゃのう…

2017-03-24

おおかみこどもの雨と雪話題になると必ず湧く

獣姦とかケモナーとか言い出すタイプ人間が本当に嫌いなんだ

2017-03-19

フランスでの「君の名は。

2月下旬パリ孤独出張おっさんに、冬の雨が冷たい。美術館巡りも飽きたので映画でも見るか、ということで言語がわかる「君の名は。」。調べるとミニシアター3箇所だけでしかやっていない。他に週1や月1の公開が何か所か。マジかよ、パリ都市圏1200万人に対して3か所かよ?いや、公開後2カ月経っているからこんなものか。まだやっているのが奇跡というべきか。海外XXXスクリーンで公開、というが実態毎日やっている館数は一部なのではないか、という気もする。

 

どのミニシアターもかなりのマニアック臭がする。一番近いのは10区の北東。10区か。。。パリ治安はあまりよろしくない。正確に言うと、普通場所悪い場所があるのだが、北と東は悪い。10区は悪いほうである。行くだけ行ってみるかと、これも評判の良くないRERに乗って移動。RERはパリ近郊の中距離列車である日本人観光客は、空港から市内までの移動でB線と、市内からベルサイユ宮殿までの移動でC線にお世話になるのだが、間接照明で社内は薄暗く、社内中にトイレ匂い漂っている。刃物で刻まれガラスや壁への落書きが痛々しい。日本から来た新婚さんが、最初に夢から覚めるのがこのRERである。とはい最近は新型車両へ交換が進み、新型の社内はキレイで、快適に利用できた。

目的地の映画館移民街の駅にある。地下鉄から上がってみると、何をしているのかよく分からない人たちが、歩道にわんさかいらっしゃる。手に何か持って売っていらっしゃる人、呼び込みをしていらっしゃる人、一番多いのは何もせず通り行く人を見ていらっしゃる人。東洋人はほぼいない。白人もかなり少ない。過去パリの激安ツアーではこういうところのホテルを使って安くあげていたらしいのだが、さすがにトラブルが多いので最近は減っているらしい。映画館自体は意外に普通で、ほかにもミニシアターをみかけたので映画館の街かもしれない。だが「三葉!」「瀧君!」とかそんなスイート映画を見た後に、このハードボイルドワンダーランドを通って帰るのも、おっさん寂寥感が増幅される気がして、3つのうちほかの映画館に行くことにした。

テロはあったものの、最近パリ体感治安はマシになってきている気がしており(おっさんは年に数回定期的に出張に来る)、日本大使館HPを見ると確かに日本人被害件数は減っている(観光客が減っただけの可能性もある)。一方で、こんな警戒情報も出ている。空港から市内に向かう渋滞中のタクシーの窓を割って乗客の膝の上からバッグを奪う。そんな荒っぽい強盗流行っている。日本人も1カ月の間に6件も被害に遭ったらしい。ここはリオデジャネイロか、ヨハネスブルグか、と頭がクラクラする事例である

さて、移動して来たのが南にある6区のミニシアター。6区はリュクサンブール公園など、日本人イメージするパリである。このミニシアターは面倒くさそうな意識高い系シアターの雰囲気白人フランス人しかいない。日本映画を上映しない限り日本人が来ることもないだろう。

俺「君の名はチケットくれ(英語)」店員吹き替えフランス語だけど大丈夫だよね?」俺「吹き替えマジで?」店員冗談、ごめん、字幕だよ」とのこと。フレンチジョークをかましてきやがる。100席程度の小スクリーンはいえほぼ満席。両側に客がいる状況である。両方とも可愛い20代女子であるしまった、さっき一風堂餃子とマー油(焦がしニンニク油)入りラーメン食ったばかりだ、などと緊張する。絵にかいたようなおっさんである。客層は俺以外全員が白人フランス人若者老人からファミリーまで。片側の女子が後半ボロ泣き。隣の彼氏が慰めながら、俺の隣で濃厚なキスをかましてやがる。クソが(嫉妬文化)。逆側の女子もすすり泣きだったので刺さりは良い模様。エンドロール誰も立たず。イギリスでは残る人がほとんどいなかったので、文化差なのか、満足度差なのか、たまたまなのかよく分からない。

さらに続いて南の14区、モンパルナス近くのミニシアターへ。完全に住宅地の中にポツンとあるライブハウスミニシアターで、区民会館のような立地である。ところで、どんだけ暇なんだ俺。ここも100席程度で、レイトの割に入りは良く6割くらい。またもや俺以外全員白人フランス人レイトショーなのに小学生くらいの子供がいる。ありなのか?夜更かしするこういう悪い子が、地下鉄強盗するパリ青年ギャングになっていくのか(違う)。あっという間に上映終了。終了後の会話に熱があり(フランス語なので内容はまったくわからないけど)、こちらも観客の満足度は高そうであった。

Allocineというフランス語映画サイトがある。映画館もコレで探したのだが、観客レビューで「君の名は。」はなんと歴代4位。

http://www.allocine.fr/film/meilleurs/

レビュー数が少ないから高めに出てはいるのだろうが、上から順に、フォレストガンプハクソー・リッジグリーンマイル君の名は。ジャンゴシンドラーのリストであるフランス語サイトなので、日本人アジア人投票としているとかではあるまい。興行収入はたいして上がっていないようだが、評価はかなり高いようであるサイト上このまま記録として残っていくのか、と調べてみると、100位以内におおかみこどもの雨と雪とか、かぐや姫が出てくる。このまま残っていくようである。若干大丈夫なのか、という気がしなくもない。

英語圏IMDbでもレーティング8.7であり、IMDbは最低25000レビューないと歴代ランキングに乗らないらしいので対象外だが、8.7を歴代ランキングに照らすとこれも12位-18位相である。同じ8.7はフォレストガンプロードオブザリングマトリックスなど。現在22000レビューなので今後歴代に入ってくる可能性はある(ただし歴代に乗るときレビューの重みづけアルゴリズムが発動して、レーティングが変わるようである。)。

http://www.imdb.com/title/tt5311514/?ref_=fn_al_tt_1

アニメ好きを中心とした少数レビューゆえの点数ではあるのだろうが、それにしても高評価である日本映画は、欧米展開時の配給が弱かったり、マーケティングがあまりなかったり、スクリーンミニシアターや隔日ばかりだったりと、ポケモンドラゴンボールなど確立されたキャラクターを除いては、欧米興行収入を上げるにはまだまだ厳しい条件が多いのだろうが、このように高評価作品が続いていけば、道は徐々に広がっていくのではないかと思う。

2017-01-15

ネットで男女論カルト洗脳された人見ると思わず笑っちゃうよね

マッドマックスフェミ要素がある…素敵」みたいのとか

おおかみこどもの雨と雪ミソジニー」みたいのとかさ

社会学にかぶれた意識高い系が畑違いの映画的外れ評論してるのたまに見る

溢れ者やマイノリティの疎外感を描いた映画には 育ち良い意識高い系人達感情移入共感できないんですね

そこで「せや!誰もが男か女なんだから男女論に持ち込んだらワイらマジョリティでも感情移入共感できるやろ!」って脳内物語を作り変えちゃうわけ

マジョリティ強者にかかれば マイノリティ障碍者貧困戦争や疎外感を描いたどんな映画も万人に共通ヌル〜い男女論の話題に変えられてしま

ほんとウンザリ

機能不全家族だったり発達障害だったり貧困だったり共同体の疎外感などの生きづらさに悩んだことのない楽に育った人間達が楽に受け売り理論で語れる…それが男女論なんです

社会派の多い映画文化は男女論カルトにとって畑違いなんだから口出しすんな

一生サブカルテレビアニメでも評論してろ

2016-10-24

年別実写邦画興行収入トップ20原作種別

ソース2010年映画興行収入ランキング 日本国内Top50【PRiVATE LiFE】年間ランキング

オリジナルは太字。

()アニメ映画

マンガTVドラマ映画マンガ原作扱い。

100億円と50億円で線を引いている。

順位2010201120122013201420152016
01位マンガ::海猿風立ちぬ君の名は。
02位マンガ::テルマエ・ロマエノベル::永遠の0
03位ドラマ::踊る大捜査線ワンピースSTAND BY ME ドラえもん妖怪ウォッチシン・ゴジラ
04位借りぐらしのアリエッティコクリコ坂からバケモノの子
05位マンガ::海猿ポケットモンスターエヴァンゲリオンマンガ::るろうに剣心
06位ドラマ::踊る大捜査線ステキな金縛りおおかみこどもの雨と雪ドラえもんマンガ::テルマエ・ロマエ名探偵コナン
07位名探偵コナンマンガ::るろうに剣心妖怪ウォッチ
08位ワンピースアニメ::SPACE BATTLESHIP ヤマトドラえもんノベル::真夏の方程式ルパン三世vs名探偵コナンドラマ::HEROワンピース
09位マンガ::GANTZポケットモンスターノベル::謎解きはディナーのあとで名探偵コナン名探偵コナンマンガ::信長協奏曲
10ポケットモンスタードラマ::SPそして父になるドラえもん
11マンガ::のだめカンタービレドラマ::相棒マンガ::ALWAYS 三丁目の夕日ポケットモンスター思い出のマーニードラえもんドラえもん
12ノベル::告白名探偵コナン名探偵コナンドラゴンボール
13位マンガ::のだめカンタービレドラゴンボールマンガ::暗殺教室
14位ドラマ::SPマンガ::GANTZマンガ::怪物くん清州会議マンガ::進撃の巨人マンガ::orange
15位ドラマ::SPECポケットモンスター
16位名探偵コナンマンガ::るろうに剣心ノベル::ビリギャル
ラブライブ!
17ドラえもんドラえもんノベル::のぼうの城ノベル::プラチナデータかぐや姫の物語
18位ハナミズキマンガ::僕等がいたマンガ::ホットロードマンガ::暗殺教室
19位ドラマ::SPEC
あなたへ
マンガ::ルパン三世
20マンガ::ライアーゲームドラマ::アンフェア謝罪の王様マンガ::土竜の唄NARUTOノベル::植物図鑑

2016-01-13

http://anond.hatelabo.jp/20160113115749

待て、こっちは「星を追う子供」がはやったなんて一言も言ってないぞ。

増田勝手に付け加えてきただけだ。

なぜそんな小粒作品比較しようとする?

風立ちぬ 興行収入120億

かぐや姫 20~30億

言の葉 1億超え

だそうだ。

言の葉は16館上映という条件かつ短期公開でこの数字からすごいな。

 

 

公開年だと「星を追う子供」は2011年

時をかける少女」の興行収入は興収2億6000万円

2012年「おおかみこどもの雨と雪」興収42億円

http://anond.hatelabo.jp/20160113105159

というわけで2011年まで纏めたで。

2011年アニメ映画一覧(67作品

https://ja.wikipedia.org/wiki/Category:2011%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E6%98%A0%E7%94%BB

オリジナル(19作品

2012年アニメ映画一覧(65作品

オリジナル(17作品)なんか若干定義あいまいなのも含む。

2013年アニメ映画一覧(64作品

https://ja.wikipedia.org/wiki/Category:2013%E5%B9%B4%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E6%98%A0%E7%94%BB

オリジナル20作品


纏めると、多分ピークが2011年前後で、その後「ヒットの見込みが分からんオリジナルアカン」風潮が出てきて、シュリンクされた結果が2015年とかなんだろうよ。

ってかもともと日本オリジナルアニメは圧倒的に少なくて、基本オリジナルと言ったら洋画になってるくさいのも結構デカいよな。

日本オリジナル作品作るパワーが無い(作っても売れない)ってのがある程度分かっちゃった。これは結構問題かもしれんで。

2015-11-01

アニメ映画の上映時間主なものまとめてたけど途中で疲れた

※ソースはインターネット・上映年は日本公開時・基本的に劇場公開時の時間

140分以上

184分 伝説巨神イデオン 接触篇・発動篇(二部作同時上映)(1982)

163分(70mm版)/152分(35mm版) 宇宙戦艦ヤマト 完結編(1983)

162分 涼宮ハルヒの消失(2010)

151分 さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(1978)

150分 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's(2012)

141分 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編(1982)

140分未満

138分 河童のクゥと夏休み(2007)

138分 かぐや姫の物語(2013)

137分 機動戦士ガンダム(1981)

136分 宇宙ショーへようこそ(2010)

135分 幻魔大戦(1983)

134分 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編(1981)

133分 もののけ姫(1997)

130分 さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅(1981)

130分 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st(2010)

130分未満

129分 銀河鉄道999(1979)

128分 千夜一夜物語(1969)

127分 カラフル(2010)

126分 スチームボーイ(2004)

126分 風立ちぬ(2013)

125分 ファンタジア(1955)(米公開1940)

125分 千と千尋の神隠し(2001)

124分 天空の城ラピュタ(1986)

124分 AKIRA(1988)

122分 火の鳥2772(1980)

122分 スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008)

121分 THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!(2014)

120分 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988)

120分 カウボーイビバップ 天国の扉(2001)

120分 ももへの手紙(2012)

120分 屍者の帝国(2015)

120分未満

119分 地球へ…(1980)

119分 王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987)

119分 おもひでぽろぽろ(1991)

119分 平成狸合戦ぽんぽこ(1994)

119分 ハウルの動く城(2004)

119分 劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜(2009)

119分 バケモノの子(2015)

119分 心が叫びたがってるんだ。(2015)

117分 おおかみこどもの雨と雪(2012)

116分 風の谷のナウシカ(1984)

116分 ゲド戦記(2005)

116分 カーズ(2006)

116分 星を追う子ども(2011)

116分 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編] 叛逆の物語(2013)

115分 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984)

115分 機動戦士ガンダムF91(1991)

115分 Mr.インクレディブル(2004)

115分 サマーウォーズ(2009)

115分 劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜(2010)

115分 キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-(2013)

113分 機動警察パトレイバー 2 the Movie(1993)

113分 MEMORIES(1995)

113分 ONE PIECE FILM STRONG WORLD(2010)

113分 カーズ2(2011)

113分 劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2015)

112分 ブレイブ ストーリー(2006)

112分 レミーのおいしいレストラン(2007)

112分 THE LAST -NARUTO THE MOVIE-(2014)

111分 耳をすませば(1995)

111分 鉄コン筋クリート(2006)

110分 モンスターズ・ユニバーシティ(2003)

110分 鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星(2011)

110分 映画けいおん!(2011)

110分 劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ(2013)

110分未満

109分 ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-(2012)

108分 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009)

108分 グスコーブドリの伝記(2012)

108分 ONE PIECE FILM Z(2012)

108分 劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-(2014)

107分 銀河鉄道の夜(1985)

107分 名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002)

107分 ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE(2013)

106分 メトロポリス(2001)

106分 ファイナルファンタジー(2001)

106分 イヴの時間 劇場版(2009)

106分 Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS(2010)

106分 ねらわれた学園(2012)

105分 アリーテ姫(2001)

105分 劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者(2005)

105分 図書館戦争 革命のつばさ(2012)

105分 虹色ほたる 〜永遠の夏休み〜(2012)

105分 劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza(2015)

104分 ホーホケキョ となりの山田くん(1999)

104分 カールじいさんの空飛ぶ家(2009)

104分 楽園追放 -Expelled from Paradise-(2014)

103分 APPLESEED(2004年)

103分 ストレンヂア 無皇刃譚(2007)

103分 トイ・ストーリー3(2010)

102分 ルパン三世 ルパンVS複製人間(1978)

102分 魔女の宅急便(1989)

102分 マインド・ゲーム(2004)

102分 ジョバンニの島(2014)

102分 アナと雪の女王(2014)

102分 ベイマックス(2015)

102分 ラブライブ!The School Idol Movie(2015)

101分 崖の上のポニョ(2008)

101分 シュガー・ラッシュ(2013)

100分 ルパン三世 カリオストロの城(1979)

100分 ドラえもん のび太の日本誕生(1989)

100分 機動警察パトレイバー the Movie(1989)

100分 名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001)

100分 ファインディング・ニモ(2003)

100分 イノセンス(2004)

100分 塔の上のラプンツェル(2011)

100分 魔女っ娘姉妹のヨヨとネネ(2013)

100分未満

99分 SPACE ADVENTURE コブラ(1982)

99分 マダガスカル3(2012)

99分 サカサマのパテマ(2013)

98分 うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984)

98分 人狼 JIN-ROH(2000)

98分 時をかける少女(2006)

98分 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007)

98分 ヒックとドラゴン(2010)

98分 怪盗グルーのミニオン危機一発(2013)

97分 バグズ・ライフ(1999)

97分 ウォーリー(2007)

97分 ストライクウィッチーズ 劇場版(2012)

97分 劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(2013)

97分 クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014)

97分 映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!(2014)

96分 クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996)

96分 劇場版 銀魂 新訳紅桜篇(2010)

95分 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997)

95分 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦(2002)

95分 銀色の髪のアギト(2006)

95分 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012)

95分 STAND BY ME ドラえもん(2014)

95分 BORUTO -NARUTO THE MOVIE-(2015)

94分 モンスターズ・インク(2002)

94分 劇場版 CLANNAD -クラナド-(2007)

94分 借りぐらしのアリエッティ(2010)

94分 劇場版BLEACH 地獄篇(2010)

94分 メリダとおそろしの森(2012)

94分 ドラゴンボールZ 復活の「F」(2015)

94分 インサイド・ヘッド(2015)

93分 紅の豚(1992)

93分 クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王(1993)

93分 ブラック・ジャック 劇場版(1996)

93分 シュレック2(2004)

93分 マイマイ新子と千年の魔法(2009)

93分 シュレック3(2010)

92分 ドラえもん のび太の恐竜(1980)

92分 ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992)

92分 トイ・ストーリー2(2000)

92分 東京ゴッドファーザーズ(2003)

92分 シュレック3(2007)

92分 カンフー・パンダ(2008)

92分 東のエデン 劇場版II Paradise Lost(2010)

91分 雲のむこう、約束の場所(2004)

91分 ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005)

91分 コクリコ坂から(2011)

91分 PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth(2013)

90分 アラジン(1993)

90分 ガンドレス(1999)

90分 シュレック(2001)

90分 ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険(2003)

90分 劇場版 AIR(2005)

90分 パプリカ(2006)

90分 劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-(2013)

90分 聖☆おにいさん(2013)

90分 百日紅 〜Miss HOKUSAI〜(2015)

90分 劇場版 弱虫ペダル(2015)

90分未満

89分 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001)

89分 マダガスカル2(2009)

89分 劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ(2013)

89分 劇場版 アイカツ!(2014)

89分 劇場版 境界の彼方 I’LL BE HERE 未来篇(2015)

88分 ピノキオ(1952)(米公開1940)

88分 エースをねらえ!(1979)

88分 火垂るの墓(1988)

88分 ライオン・キング(1994)

88分 ターザン(1999)

88分 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH(2010)

87分 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997)

87分 千年女優(2002)

87分 friends もののけ島のナキ(2011)

86分 となりのトトロ(1988)

86分 マダガスカル(2005)

85分 GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(1995)

85分 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録(1999)

85分 リロ・アンド・スティッチ(2003)

85分 ドラゴンボールZ 神と神(2013)

84分 美女と野獣(1992)

83分 白雪姫(1950)(米公開1937)

83分 リトル・マーメイド(1991)

83分 劇場版 カードキャプターさくら(1999)

83分 たまこラブストーリー(2014)

82分 ダイナソー(2000)

82分 劇場版 カードキャプターさくら 封印されたカード(2000)

82分 東のエデン 劇場版I The King of Eden(2009)

81分 トイ・ストーリー(1996)

81分 パーフェクトブルー(1997)

81分 劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕(1999)

80分 うる星やつら オンリー・ユー(1983)

80分 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-(1998)

80分未満

79分 白蛇伝(1958)

79分 101匹わんちゃん(1962)

77分 ピーター・パン(1955)

76分 眠れる森の美女(1960)

76分 ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1994)

75分 ふしぎの国のアリス(1953)

75分 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(1998)

75分 猫の恩返し(2002)

74分 桃太郎 海の神兵(1945)

74分 ピーター・パン2 ネバーランドの秘密(2002)

72分 シンデレラ(1952)

70分 バンビ(1951)(米公開1942)

70分 ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦(1993)

70分 劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI(2000)

70分 映画 ふたりはプリキュア Max Heart(2005)

70分 映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!(2009)

70分未満

68分 SHORT PEACE(2013)

66分 劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME(2013)

65分 めぞん一刻 完結篇(1988)

65分 マルドゥック・スクランブル 圧縮(2010)

64分 ダンボ(1954)(米公開1941)

63分 秒速5センチメートル(2007)

62分 楽しいムーミン一家 ムーミン谷の彗星(1992)

61分 劇場版xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢(2005)

60分 劇場版美少女戦士セーラームーンR(1993)

60分 ONE PIECE ねじまき島の冒険(2001)

60分未満

55分 リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード(2015)

53分 Wake Up, Girls! 七人のアイドル(2014)

50分 劇場版 ブレイク ブレイド 第一章「覚醒ノ刻」

50分 コードギアス 亡国のアキト 第1章 翼竜は舞い降りた(2012)

49分 劇場版 空の境界 第一章 俯瞰風景(2007)

49分 UN-GO episode:0 因果論(2011)

49分 劇場版 プリティーリズム・オールスターセレクション プリズムショー☆ベストテン(2014)

47分 茄子 アンダルシアの夏(2003)

46分 言の葉の庭(2013)

40分 デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!(2000)

38分 桃太郎の海鷲(1943)

38分 パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻(1973)

35分 劇場版 ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君(2005)

34分 パンダコパンダ(1972)

26分 台風のノルダ(2015)

25分 ほしのこえ(2002)

12分 つみきのいえ(2008)

2015-10-05

精神年齢で変わっていったジブリ遍歴


精神年齢が)こどもの頃: 天空の城ラピュタ

「謎の女の子との劇的な出会い(空から降ってくるような)から、大冒険に巻き込まれないかなあ」

中二病をこじらせていた頃(彼女なし=年齢): 風の谷のナウシカ

ナウシカみたいな神がかった女性と劇的な出会いをして、自分には目もくれないでいいから、戦友みたいな感じで一緒にいられたらなあ」(妄想の中で自分はチヤルカもしくはセルム)

非モテをこじらせていた頃(現実社会ちょっといいなと思う女性も現れるが、自分なんかに女性好意を抱く筈もない): もののけ姫

「サンみたいな突き抜けた女性と劇的な出会いをして、住む世界が違っても『そなたは森で、自分タタラ場で、共に暮らそう』みたいな関係でおつきあいできないかなあ」

童貞をこじらせたまま、精神年齢おっさんに: 紅の豚

「長いつきあい女性ほとんどいない)とか、若い娘とかによくわからないけどモテないかなあ」

何かのまちがいで彼女ができて、数年後に結婚(←イマココ): ハウルの動く城

「ようやく守らなければならないものができた、君だ」とか、ぼろぼろになって帰宅しても翌朝には平気な顔で元気なふりをしたりとか、ハウルの言動がいちいち心にしみて涙腺崩壊


ジブリ映画の中で何が好き?というトピック自分の中でもこう変わっていったのを考えると、世の中で名作とか駄作とかい議論は、その人のライフステージとか精神状態とかによって変わるものなのかなあと思う。

これから人生で、おおかみこどもの雨と雪とかバケモノの子とかで心がしみる様になるのだろうか。

2015-09-07

サマーウォーズ」は「ぼくらのウォーゲーム!」だけど

じゃあ他の細田守映画の原型は何である自分なりに考えると、

時をかける少女」は「明日のナージャ」の26話「フランシスの向こう側」

気になる異性の秘密を知って動揺する女の子。どちらも夏の坂のある街が舞台

真琴と千昭以外の人が止まっている博物館のシーンは、日中なのに誰もがシエスタしていて誰もいないスペインの街とかぶる

男が文化財を絡めて自分の話を始めるのも共通点

余談だけどラストナージャの表情はどう見てもヤッた後の貌だった。

作品に一下ねたの源流かも。

おおかみこどもの雨と雪」は「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」の40話「どれみと魔女をやめた魔女

どちらも「2つの生き方提示されている。どちらを選ぶか?」というテーマ

細田監督の好む「Y字路」がなにより活きるテーマ

また、人と人でないものギャップや疎外感が作品の下敷きになっているのも共通している。

少々強引だがガラス作りを通して未来生き方を知るどれみと、田舎暮らしを経て雨の生き方を受け入れる花の姿も似ているかも。

余談だが、この話では最後にどれみは未来さんに着いてく決断をしたと個人的には思っていて、

そういう「卒業すべきとされる世界から卒業しない生き方もあるんじゃないかというのは細田氏のテーマの1つに感じられる。

バケモノの子」は「十二戦支 爆烈エトレンジャー」(27話、33話、37話)

ぶっちゃけこじつけ

ただ主要人物がケモノオンリーであったり、ファンタジー+バトル物であったり絵面的には共通性がある。

37話では同ポや、広角レンズを使った演出キャラを画面の端に置く……などの細田守作風が既に確立されているのでファンは要チェック。

27話はバケモノの子後半で重要アイテムとなった白鯨モチーフの話で、氏のコンテデビュー作。これは監督も間違いなく意識しているハズ。

その白鯨自分の姿を見いだして倒す訳だから、やっぱりバケモノの子は細田氏にとっての自分殺しでもあるんだなあ。







ついでに

オマツリ男爵ウテナ

これは常識だね。

2015-07-22

子供がいるのにミニマリズムとか言ってるやつは虐待じゃないかと思った

とりあえずミニマリズムはわかった。お前一人なら好きにしろ

だがそういう人間遺伝子は残してほしくないから目立たずひっそり死んでいって欲しい。

子供がいるのにミニマリズムとか言ってるやつはそれ虐待なので


おおかみこどもの雨と雪の花さんよろしく子供に嫌われて一人取り残されて寂しく死んでいって欲しい。


自分の親がミニマリストなのと、キラキラネームつける親だったらどっちのほうがいやかというとミニマリズムの親のほうがいやだ。

2015-07-12

おおかみこどもの雨のこと

おおかみこどもの雨と雪をようやく見た。

俺は結構楽しめたよ。

でも最後の雨と花のシーンはよく分からなかった。

花が「まだあなたに何もしてあげてない」と言うと雨が若干驚いたように花に向き直るシーン。

あれ何で雨は驚いてるの?

俺の想像では、花の中の雨はまだ病弱で泣き虫の昔のままだったとこに驚いたのかなと。

から崖の上で遠吠えして、立派な大人になった自分を見せたのかなと。

でも花は雨にずっと家にいろ家にいろ言うてたし、今さら驚くのも違う気がして。

別の考えがあるなら教えてほしい。

雪と草平のシーンは素晴らしかった。

カーテンで隠れた時におおかみの姿になりそして人間の姿に戻った後、もう一度カーテンが雪を隠すけどやっぱり人間の姿の雪が現れたところ。

あそこが何故かわからんがすごいと思った。

ちなみに、草平ってただの人間じゃないよな?

一発で雪の違いに気づいたし、超過保護と思えた草平の母が草平に興味を無くしてたのも、草平に人間離れした何かを感じ取ってたんだろう。

草平にも1/4か1/8か1/16か知らんがおおかみの血が混じってるはず。

から草平は雪を追いかけずにはいられなかったんだろう。

2015-07-10

おおかみこどもの雨と雪』が名作扱いなのがキモチワルイ。

あれは登場人物物語制作者も全て独り善がりなダメ作品だろ。

おおかみこどもの雨と雪

今日地上波でやるじゃん

で、気になるのがカットされるシーンなんだけど、

前と同じでEDの「おかあさんの唄」が思いっきカットされると思うのよ

ワイプ宮崎あおいバケモノの子宣伝するんだろうな

おおかみこどもの一番のクライマックスはおかあさんの唄でしょ・・・

2015-06-29

memo

<金曜ロード SHOW!>「バケモノの子」公開記念で細田守作品を3週連続放送

サマーウォーズ」(2009年公開)は7月3日午後9時~10時54分

おおかみこどもの雨と雪」(12年)は同10日午後9時~11時19分

時をかける少女」(06年)は同17日午後9時~10時54分

2014-12-15

一話で一年すすむ2クールアニメを見てみたい

主人公女の子最初の0話で生まれ(0歳)、最終話の25話(25歳)で結婚するような話(以下、ややこしいので話数は0話始まり、つまり話数が主人公の年齢と同じ数字とかんがえる)。

今まで、同じアニメ内で海に行く話やクリスマスの話など、季節系のネタをやるというのはよくあったけれども、もし一話で一年進むアニメがあるとすると、同じアニメの同じキャラクターによる小中高の入学式修学旅行卒業式、はたまた七五三成人式などの年齢にとらわれる時期ネタというのができる。

さらに、主人公が成長していくという成長アニメはよくあるけれども、もし一話で一年進むアニメがあるとすると主人公内面だけでなく、外見まで成長していくアニメということになる。そんなアニメはなかなかないと思うし、主人公の成長を父性的・母性的な感覚で見守るように見れるアニメになれるのではないかと思う。

「30分アニメで1年を描くということは、2分~2分半で1ヶ月分を描くということか? そんなの無理だ!」と思われそうだけど、そういうわけではなく、1年の中でメインとなる話を2,3抽出してその話を主に描くというイメージ。例えば7話(7歳)なら、小学校入学ネタ七五三ネタの2つをメインにもってきて、他の時期の話は短い時間で簡単に描くという感じ。サザエさんだって30分の間に3話分やってるし、現在放送中のアニメ、『デンキ街の本屋さん』の10話ではバレンタインホワイトデーを両方描き、さらにその前の9話のCパートではクリスマスの話をやっていたので、これだけで30分で数カ月分描けるということが分かる。

それでも、「その話は1話で数ヶ月じゃないか! 1話で1年なんて無理だ!」と思う人もいそうだけど、『琴浦さん』というアニメの1話では最初10分で15年を描いたので、30分で1年ならもっと余裕をもって描けるだろう。他に思いつくのは、映画だけど『おおかみこどもの雨と雪』は2時間で13年間を描いていた。

そもそも、自分がこういうアニメを見てみたいと思ったきっかけは、30秒で60年ほどの年月を描いたディズニーリゾートのCMを見たからであって、30秒で60年が描けるなら30分で1年も十分にできると思う。

さらにいうと、1話で1年進むというのは自分アニメぐらいでしかできないのではないかと思っている。実写ドラマでは無理だ。数年後みたいにいきなり話がとぶのではなく、前回の話の終わりと次回の話の始まりの間隔は数ヶ月しか差がないので、いきなり年齢にあわせて役者を変えるとなると非常に違和感があるだろう。やるとするなら、26年間の撮影必要になり、非現実的だ(ハリウッド映画の『ボーイフッド』という作品は、12年かけて撮影してたというから、もちろんありえなくはないが)。

では、漫画だとどうだろう? 漫画でもできなくはないが、場面転換が少し多くなるので難しいのではないかと思う。4コマ漫画ならできなくはないかもしれないが、個人的シリアスな話も入れて欲しいので4コマ漫画はあわないのではないかと思う(『琴浦さん』を例にあげといてそれはないだろ! とセルフツッコミ)。小説はできるかもしれないが、内面だけではなく外見の成長が大事作品となるのでやっぱりあっていない。

シミュレーションゲームアドベンチャーゲームならできるかもしれないが、操作が面倒だ。

もちろん、だからといってアニメだったら簡単にできるというわけではない。他のアニメ作品と比べると、主人公を演じる声優は0歳から25歳までを演じ分ける必要があり、非常に難しい役どころとなる。主人公女の子と考えたのも、男だと声変わりがあるので無理だと思ったからだ(こんなこと言うと、野沢雅子ならできる! とか、緒方恵美ならできる! 山寺宏一なら! 石田彰なら! とか言われそうだけど)。キャラクターデザインも同じく0歳から25歳で描き分けなければいけないので大変だろう(女の子なので身長だけでなく、胸の大きさも重要になってくる)。作画原画担当としても、主人公が描き慣れるということもないため、他のアニメと比べて難しいだろうと思う。だけど、それでもやっぱりアニメしかできない話だと思うので、やる価値は十分あるだろうと思う。

話の構成としては、0話で誕生し、3話か4話で幼稚園入園はじめてのおつかい、6話で卒園、7話で小学校入学七五三12話で修学旅行小学校卒業、13話で中学校入学、15話で卒業高校受験、16話で高校入学、18話で卒業大学受験、19話で大学入学自動車免許取得、20話で成人式、21話インターンシップ就活、22話で卒論23話で就職、25話で結婚という感じ。

上記で書いてない話は、他のアニメでもよくある水着回温泉回、はたまた季節系イベントクリスマスバレンタイン回をつければいいし、最終話結婚の話なら結婚相手との出会い告白の話も必要になってくるだろう。

シリアスな話を描くなら、ちょっと遠出してみたら迷子になる話、仲の良い友だちの転校、交通事故失恋就職難、それと25年も生きていれば身近な人の誰かは亡くなると思うので、葬式の話をやるのもいいと思う。

後、女の子の成長を描くうえで個人的にかかせないと思うのが初経の話。初経の話といえば、ないしょのつぼみだと思うのだけど、あれが小学校5年生の話なので、11話ぐらいになるだろうと思う。ただ、1クール目の最後の話は12話になるので、12話のほうがいいかもしれない。ただ、そうなると修学旅行卒業の話と12話にいろいろな話を詰め込む必要があるので難しいか。いや、修学旅行の話は前半でさっさと終わらせて、後半で初経と卒業ネタを織り交ぜた話にすれば・・・。少なくとも、2クールではなく、1クールになるようであればそうすべきだろう。

なんてことをよく妄想しているのだけれども、自分には2クールアニメを作れるような金も人脈も能力もないし、将来それらが身につく未来も全くもってイメージできないので、その事実にふと気づくと落胆する。なんとかして実現できる方法はないかなと思って、調べてみると、アイデアをだせばそのアイデアを実現することができるかもしれないクラウドファンディング Dmet idea というサイトを見つけたのだけれども、なんだかこのサイトで求められているアイデアと違う気がしてだしてない。一番可能性がありそうなのが、小説として書いて人気になってアニメ化するという展開になることだけど、先ほども書いたように小説向けではないと思うし、文才もない。何より、自分場合、確実に最後まで書けない。

本当、仕事中にふと、(13話はこういう展開にすると面白いではないか。それと、結婚相手は子どもの時に出会ってたという話にしたら面白い。だから9話はこういう話にして・・・)なんてことが頭に浮かんで困っている。

最後に、自分はそんなにアニメに詳しいわけではないのでもしかしたら知らないだけですでにあるかもしれないので、もしそういうアニメがあるのなら教えてください。

2014/12/16 8:25追記

うそう、一つ書き忘れたことがあった。キャラが歳を取らないサザエさんなんかでは、「いつの間にかカツオより年上になってた」なんて言われることがよくあるが、一話一年アニメとなると、「こないだまで自分より年下だったのに、いつの間にか自分より年上になってた」という逆転現象が起こる。こんなアニメはそうそうないんじゃないかと思う(とはいっても、自分子どもの時は、ドラゴンボール孫悟空がいつの間にか自分より年上になっていたが、それはちょっと違う)。というわけで、例えば『渡る世間は鬼ばかり』は自分の思うイメージと違う。

後、いくつかトラックバックブコメを頂いたのでちょっと返信する

・「主人公の成長を父性的・母性的な感覚で見守るように」と言いながら

女の子なので胸の大きさも重要」だの「水着回温泉回」だのと言ったエロ目線も当たり前のように加わっていて

「父親になったつもりで疑似娘と近親相姦したい」と言う願望丸出しできめえ

確かに、「水着回温泉回」という例をだしたのは少し浅はかだった。個人的にはそういう展開は他のアニメでも求めてないが、ニコニコ動画2ちゃんねるコメントを見てるとよく求められてる印象があったので、例にだした。

ただ、そもそも、『エロ目線』といわれるなら、『初経の話』のほうだと思ったのだけど、そちらのほうに触れられていなくてちょっと驚いている。

結婚女の子人生のゴールみたいな言説は嫌いだよ

こういうこと言われることは考えたけど、ある程度キリよく考えたらそこを最終話にするのがいいと思った(自分だって結婚がゴールと考えてるわけではない)。人生のすべてを描くために80話ぐらいやったら確実に後半マンネリ化するだろうしね。

浦島太郎とか

いや、それは違う。最終話で「数年後」となる話とあまり変わらない。

アニメではないけれど、「ハリーポッターシリーズも1作で1年だった。映画も2年に一度くらいのペースだったので、ハリー役の役者が成長していて時間を感じることができてたなあ。

なるほど。ハリーポッターは確かに近いかもしれない。読んだことないけど。

商業作品ではありませんがコミティアクロニクル第一集に掲載されてるおーみや先生の「余命100コマオススメですよ。

ありがとう。探してみる。

2014/12/17 0:40追記

帰ってきたら100ブクマ超えてた。こういう作品を見てみたい人が多いんだろうな。と思っていいのだろか。ブコメ見てると似たような作品の紹介コメントが多そうだけど。

以下、気になったブコメの返信。

・リチャードリンクレイターの「6歳のボクが大人になるまで」と同じコンセプトですな。

映画だけど、6才のボクが、大人になるまで。面白いんじゃないかな

これは、本文でも言及した、『ボーイフッド』のことですね。見てませんが自分ちょっと気になってます

小学校入学から1クール」ならまだしも、乳幼児期の1話2話を親馬鹿動画じゃなく鑑賞に耐えられる展開にするの

自分イメージでは、最初のうちは、母親がほぼ主役的立場という感じでいいと思ってる。特に0話は特別な数値だし、母親が主役だから『0話』としたといろいろいいわけがつく。

・2クールも要らないよ。5歳から1クールで充分ですよ。

・それだったら小学生以下を無視して13歳~25歳で1クールのほうがよくないか、とも思う。キャラクターデザインも中、高、大、社の4種類以下で済むし。

キャラデザ予算など課題はあるけどアリだと思う。でも小学校入学から高卒までで1クールにした方がいい。赤ちゃん園児時代は回想で充分だし。

1クールだと誕生小学校卒業までだと思ってたけど、そうじゃない案が多いのか。意外。

これなんなんだろ、と思ったら「手軽に「娘の結婚式に出るのお父さん」の気分になりたい」なのか。なるほど。

確かに、そういう感じかもしれない。ブコメの中では一番的を得ているコメントだと思った。

アニメ業界流行り廃りとかテクノロジー進歩歴史になりそうだ。

いや、個人的にはテクノロジー進化は描かなくていいと思ってる。ガラスの仮面名探偵コナンみたいに、作中の時間ではさほど時間がたっていないのに、最初の話では携帯電話なくて、最近の話では携帯電話があるという話があるけど、その逆。近年の0歳~25歳を描くイメージ(できるだけ普遍性はもたしたほうがいいとは思うが)。

一話一年って縛りだからつのイベント最大20分で決着付けなきゃいけないじゃん。尺とれば面白くできるような話もぶつ切りみたいになって絶対まらないと思う。

そうかな? ドラえもんちびまる子ちゃんだって30分の中で2話やってるけど、面白い話も多いよ。もちろん、自分が考えてるストーリー構成案もある程度話題になるとは思うけど、多くの人に面白いと思ってもらえるかどうかは自信ないけど。

一話ごとに「大の仲良しの○○ちゃん」が入れ替わったりする話に、果たして視聴者がついてこれるのか。

いや、一年で大の仲良しの友だちがそうころころ入れ替わるとも思わないし、入れ替わらない話にすればいいだけだと思う。

今回、いろいろブコメでいろんな作品が紹介されていて、でてくるかな? と思ったけどでてこなかった作品で、小学3年生から小学6年生までを描いた50話で1年進む『おジャ魔女どれみ』という作品が昔あったけど、あれだって友だちは入れ替わるわけじゃなかったし(増えはしたけど)。話それるけど、おジャ魔女どれみの続編(高校生編)のライトノベルは気になってるけどまだ読んでない。

2015/04/05 0:07追記

誰も見てないと思いますが、小説家になろう小説として書き始めることにしました。

一話一年物語

2015/04/11 23:28追記

から気になっていたアニメ制作舞台小説の『ハケンアニメ!』を読んでいると、一話で一年進むというアニメがでてきました。

ハケンアニメ!

まあ、こういうアイデア結構な人が思いつくのかもしれませんね。どこかのアニメ会社が作らないもんだろうか。

2014-01-09

おおかみこどもの雨と雪』の感想

おそばせながら、感想

評判通り、気持ち悪いというかなんというか。

結局、なにを表現したいのかよくわからなかった。

シングルマザーは大変ということを描きたかったわけではなさそうだ。

子育ての大変さにリアリティがない。

田舎暮らしの苦労、田舎の人の優しさについてというのもやっぱり違う。

田舎暮らしイコール自給自足という、あくまでイメージの中の田舎暮らしであって、リアリティが全くない。

生活費等々、お金がかかるところへの説明は

「亡くなった狼男貯金

で押し切る強引さ。

田舎育ちの僕からすると、あの田舎暮らしの描き方がちょっとイラッとさせられるみたいに、子育てをしているママさんたちからすると、やはりあの子育て描写はイラッとさせられるんだろう。

僕は当初、リアル世界ファンタジーの生き物が同居するトトロ世界観を期待していた。

蓋を開けてみると、現実のようで現実でない、ファンタジーの異世界の話だった。

トトロよりは、千と千尋の神隠しに近いくらいに。

シングルマザー田舎暮らしも、狼男も、おおかみこどもも、なにかのメタファーであって、ただの舞台装置

ほかに主題はあるんだろうなと思いながら観た中盤。

ようやく、一番の主題が逆の性格兄弟が別々の人生を歩み出す、ということだということに気付く。

「でもなぁ、それを描くためにおおかみこどもっていう設定いるのか?

ヤンキー兄弟とかにして、片方が普通生き方になって、片方はヤンキー街道まっしぐらとかでいいんじゃないのか?

ヤンキーじゃなくたって、オタク兄弟とか、相撲とか歌舞伎の家に産まれた兄弟とか、そういうのにしたっていいだろうし」

とか考えてラストを予想しながら観た。

僕が考えたラストシーンは、二人ともそれなりにいろいろあって、挫折して戻って、家族の絆を確認しあってハッピーエンド、という感じ。

ところが、読みははずれて、

「姉は人間として生きていくことにしました。弟は狼として生きていくことにしました。二人とも家を出たので、母は一人で暮らしています。」

ということに。

「…、…あ、そう、だから?」

という感想しかでなかった。

だって…、だからなんなんですかね?

なにを感じろと。

遅かれ早かれ、兄弟が別々の生き方をしていくのは、当たり前のことでありまして。

おおかみこどもじゃなくても、たとえ人間だって

からない。

結局、なにを伝えるための作品だったのか。

僕がこの作品から受け取れたメッセージは次のとおり。

・ちゃんと避妊をしよう!(たとえ獣姦でも)学生子供をつくると大変。

しか年子かいくら中出しが好きだってやめとけ。

・とりあえずヘラヘラ愛想を振りまくといろいろ吉。

交通事故は怖いね。人も犬もよくはねられて死ぬ

キジ美味しそう。

2013-12-26

フィクション現実の間

おおかみこどもの雨と雪への憎悪結構すごいっぽい。

恋愛妊娠出産育児生活といった、普通に行われていることが主題で、その表現方法アニメーションなところが問題なのかもしれない。アニメにすると、どうしても大体のキャラがかわいくなってしまうし、生々しさがすっかり消えてしまう気がする。

そもそも、自分現実生活していることを主題にされると、すごく悩んだり、問題の対処に走り回ったりしていることを、とても美しい事のように、表現され、また、すばらしい出会いや別れがあったりして、その生活のものが、なんだかとってもすごいものとして表現される。それ自体自分生活と比べて、悲惨だったり、たいして変わり映えのしない物なら良いが、しがらみや環境によって、自分が断念したものを全て取り込んであり、かつ、その断念したものを、無くしてはならない大切な物として描かれると、とても嫌な気持ちになるだろう。

女手一つで、次の旦那を探したりしないし、山奥の空気きれいなところで子供たちを育てたりするし、子供絵本には、アンパンマンプリキュアが無いし、テレビもないし、ましてやゲームなんかないし。農業やって、村の人ともそれなりに仲良く出来てるし、山奥で娯楽なんかないのに楽しそうに生活してるし。

そりゃさ、理想としてはそんな生活もしてみたくなるさ。でもさ、現実はさ、酒飲みたいとか、他の男と恋愛ちゃうかもだし、子供戦隊もの見たりおもちゃねだったりだし、山奥なんかに暮らしたら、マジ不便ですごい困る。なのに、そんな生活ちゃう

やだよ。そんなの見たくないよ。だってさ、都会で子育てするのだって大変で、片親なんかさらさらに大変で、環境だって良くないし煩悩だらけだし、それでも何とかやっていってるのにさ、そんなキラキラしたもの見せられて、これこそ至高!自然ってすばらしい!みたいにされてもさ、頑張って頑張って、いろんなものを我慢して生活してる自分馬鹿にされてるみたいじゃないか

で、前に某店長が言ってた、たまこまがつまんないってのも、たぶん店長はなんとかして、近所づきあいをこなしているのに、トラブル喧嘩がいっぱいあるたまこまの世界の近所づきあいが、不自然なまでに上手くいってる感じが気に入らなかったんじゃないかと思うわけです。俺が悩んで、頑張ったり我慢したりやってることを、さも当たり前でもっとキラキラ生活テレビの中に作られているなら、それはやっぱり悲しくなるよなーと。現実生活で、悩んで苦労して我慢して、なんとか保っている中途半端平和フィクションの力で、幸せな方向にかるーく倒してしまうと、その渦中にいる人からは、自分が否定されているように映るんではないかと。

幸せフィクション現実の間に横たわる、不気味の谷ってのがあるんだろうね。不幸なフィクション現実の間には、無いのだろうけど。でも、不幸と現実も色々で、フィクション側が十分に不幸でないと、現実の側が下回ってしまうとそれはやっぱり不気味の谷が発現してしまうんだろうと思う。それは、その渦中にいる人にしかからない。

おおかみこどもの話に戻るけど、この監督の前作品にサマーウォーズってのがあるのね。おおかみこどもにも賛否あるけど、サマーウォーズにも賛否あるわけですよ。おおかみこどもは、出産育児の話なんだけど、サマーウォーズは、大家族の話で、話のキモに、おばあちゃんの権力と、主人公数学の才能ってのが入ってくる。で、サマーウォーズを貶しつつおおかみこどもを絶賛する人ってのもいたんですね。その人はやっぱり、育児とかには全然縁が無くて、そのかわり権力数学のほうに人生生活を注いでいるんだと思う。権力の持ち方、発動方法数学の問題や解く時間、そんなことが不気味の谷となって、「ありえない」という感想を引き出すんだろうと思う。

現実立ち位置は人それぞれで、フィクションが作り上げる場所もそれぞれ。でも、フィクションの方がほんの少し素敵な場合、その近くで生活している人からは、気持ち悪い不気味な谷が見えるんだ、と、思う。

2013-12-25

おおかみこどもの雨と雪」は「アイ アム サム」である

「アイ アム サム」とは知的障害を持つ青年が幼い子供を育てていたが養育能力が無いとみなされ子供を取り上げられそうになる話です。

「おおかみこども」の花は、サムのように知的障害はありませんが社会で生きていくうえにおい

なんらかの障害を抱えていると仮定すると、物語上のいびつなところがきれいにまとまると思います

 花がおおかみおとこと知り合った頃、こんな告白します。

「父親が『つらいときほど笑っていなさい』と言ったので、葬式でも笑っていたら不謹慎だと怒られた」

一見けなげなエピソードに思われますが、高校生にしては幼すぎるのではないでしょうか。

まり花は

言葉を言われたとおりに受け取ってしまう(皮肉行間が分からない)」

「いったんインプットされたことに強くこだわる」

という傾向があると推測されます

 彼女大学で親しい友人がいないこともこれが原因と思われます。こういうタイプ

学校職場など閉じられたコミュニティーならやっていけるのですが、

大学のように自由度の高いコミュニティーでは孤立する傾向が高いのです。

 つまり花はおおかみおとこと同じように生き難さを感じており、

から彼に惹かれたのでしょう。

 また、花は短期的なことは考えられるが中長期的な計画を考えるのは苦手であるようです。

おおかみこどもをどうやって育てるか、病院学校ははどうするのかなど本来なら雪の妊娠から

相談しておくべきことなのに、彼女は本当に問題が差し迫ってこないと考えられないのです。

(雪が赤ん坊の時に何度か熱を出しているはずなのですが、おそらく自宅療養で乗り切ったと思われます

 

そして同時に二つのことに対処できないのかもしれません。雨に比べて雪は放置されがち

(溺れた雨を助けた雪もびしょぬれであえいでいるのにほったらかし、嵐の日雨を追いかけるのに夢中で

学校の雪は待たせたまま)ですが、一つのことで頭がいっぱいになってしまうともう一つのほうは

お留守になってしまうのでしょう。

 そして、おおかみおとこは死んでしまます

 あの時ゴミ収集車の職員がなにか訴える花に取り合わないのはおかしいのですが、

花がうまく説明できなかったと考えれば納得できます

(突然おおかみおとこなどと言われたらとても信じてはもらえないでしょう)

 おおかみおとこを失ってしまったので、今までの生活破綻してしまます

これまでのように親子だけで暮らすことは不可能になってしまったのですが、

花にとってはおおかみおとこの「人目を避けて暮らしてきた」という

やり方がインプットされてしまい変更できないのです。

 普通なら最悪の事態を招くところですが、彼女には一つだけ天から与えられた能力がありました。

それは「短期的な目標を与えられればがむしゃらに頑張れる」というものです。

 たった一人で廃屋を修理し、畑仕事をこなすの超人的な能力ですが、

映画レインマン」でサヴァン症候群の兄が驚異的な記憶力でポーカーに勝つようなものかもしれません。

 周囲の人間もそんな花の能力を認めたからこそ共同体の一員として受け入れることができました。

 うまく行っているように見えた花と子供たちの生活ですが、しかしやはり破綻はきてしまます

 花は生活を回すことは出来ても、社会いかに生きていくかということは教えられないのです。

 自分が上手く出来ないことを子供に教えられるはずがありません。

 「おおかみになってはいけない」としか教えられず、コントロールの仕方は知らない雪は学校で友人を傷つけてしまます

 「他の動物をばかにしてはいけない」と雨は教えられましたが、狼の役目は食物連鎖の頂点で他の動物を捕食することです。

 社会に出たら母親のやり方ではまったく通用しないのです。

 だから雪は母親に無断で信頼できる友人に秘密を打ち明け、雨は自分の力で山の先生を見つけ出しました。

 二人は幼い頃は完璧だと思っていた母親限界を悟ったのです。

 そして花は雨にこう言います

 「あなたにまだなんにもしてあげてないのに!」

 その時おおかみの雨は驚いたようなしぐさをしますが、あれは

 「お母さんは自分能力限界を分かっていたんだ!」

 

 ということではないでしょうか。

 花も自分限界をうすうす気づいていたのかもしれません。

 二人の子供は親離れをしますが、ある意味三人にとって一番いい時期だったのでしょう。

テレビで視聴しただけなので、セリフなどあいまいな箇所があると思います。ご容赦ください)

2013-12-24

おおかみこどもの雨と雪 感想

家族物語は常に未完である

1.本作の主題

 大々的に宣伝されていたこの作品の主題は「家族の絆」であった。「時をかける少女」「サマーウォーズ」で、揺れ動く思春期の心情を細やかに描き出してきた細田守監督が、特殊事情母子家庭の波瀾万丈を通して、母と子の結びつきを表現する王道家族劇であろう、と私は予想していた。

 しかし実際には、冒頭でおおかみおとこ主人公の花が「哲学」の講義きっかけに出会うことに示されているように、家族それぞれの社会的承認やアイデンティティの確立といった「生き方」への問いかけが大きなウェイトを占めている。いずれ花と結ばれ父になるおおかみおとこは、人間社会にひっそりと適応しながら、大学にもぐりソクラテスの「無知の知」についての講釈に耳を傾けていた。彼自身の特殊性人間社会との融和点、すなわち「自分は何者なのか」を彼はまだ知らない。もっともそれは花も同様である。彼らが「真に何者であるのか」が判明するのは、その後の人生の中で、主観的にも客観的にもそうだと考えられる地点に辿り着いた時である

2.おとぎ話から現実へ?

 13年という長い月日を描く作品であるため、一時期に割ける時間は限られている。花は前半の少ない上映時間の中で、おとぎ話のようなおおかみおとことの恋と別離から、残された二人の子もの育児という生々しい現実へと転がり進んでいくこととなる。わざわざアニメーションという媒体母子家庭の奮闘記を描くのであれば、母子家庭の「リアリティ」をどれだけ表現できるかが生命線となる。そのためにも花は一刻も早くおとぎ話から抜け出す必要があった。

 しか出産子育ても、半ばおとぎ話の状態からなかなか抜け出せずに進んでいく。その一つの要因として、花がすでに片親の父を亡くしている(母は離婚、別居済み)、という極めて日本アニメ文化的な手軽で便利な設定の中にいたことにある。したがっておとぎ話のような恋の終わりと厳しい現実の到来を告げるはずの「親との葛藤」のシーンはない。東京下宿させていた女子大生の娘が、フリーター(?)の狼に食われて子どもを作り大学を辞め、しかも(おおかみこどもであることを知られるわけにはいかないため)全く子どもに会わせようとしないなど、並の親なら勘当ものである。両親が既にいないにしても、親戚や最悪の場合行政施設の関係者などの後見人や身元引き受け人もいない、では未成年大学生が家を借りるにも何をするにも無理が出てきてしまう。しかし花は劇中ではほとんど言及されることのない両親不在設定を免罪符に、自由におおかみおとこと結ばれ雪を出産し、一年後雨を生んだ後におおかみおとこと死別するまで、誰と葛藤することもなく擬似的な新婚生活を満喫するのであるしか医者にもかからず独学で自然分娩を行い、子ども達も一度も医者には連れて行っていないなど、事情はわかるが少し無理のある状況が続く。リアリティのある家族を描くためには、例え核家族であったにせよリアリティのある一族が描けなければならない。そしてそのためには、リアリティのある社会が描けなければならない。しかし作品の土台となる花の周りの人々との繋がり(親族関係社会関係)が抜け落ちた「おとぎ話」のまま、二人はほとんど社会から孤立して描かれている。

 親族や後に移住する田舎社会の人々に、意を決しておおかみおとこの血を引くこどもたちの秘密を打ち明けていたなら、物語は一風変わった方向へ進んでいただろう(行政医療組織に打ち明けていたなら、悲しい話になってしまうかもしれないが)。しかしこれは二者択一の選択である。おおかみこどもの秘密を守り通そうとするなら、一家は孤立するしかない。秘密を打ち明けてある範囲の人々を味方に引き込んでいたなら、出産子育て環境リアリティはある程度担保されるが、おおかみこどもを受け入れる周りの人々、というまたまた別種のおとぎ話的な絵が出来上がってしまう。この部分のリアリティを保つのは並大抵のことではない。本作は前者、おおかみの本性を隠し通すことで、雨と雪の存在リアリティを保つ代わりに、一家を孤立させて社会生活との折り合いのリアリティを失うことを選んでいる。

3.本作の根底を貫く3つの近代概念:①選択権としての自由観

 社会から孤立した者を待ち受ける宿命は、社会から排除である。雨と雪を隠し続け、医者児童相談所も拒み続ける花は、居場所を失い田舎への引っ越しを決意する。この辺りから見え隠れし始め、映画クライマックスで明らかになるのが、取捨選択の権利としての自由を尊ぶ近代的な自由観である。花が田舎引っ越した主な理由は、人目を避けるためでもあるが、雨と雪が「人間か、おおかみか、どちらでも選べるように」したいということが大きなウェイトを占めている。そして学校田舎の人々に対して秘密を守りながら姉弟は大自然の中で育ち、おてんばの雪と引っ込み思案の雨という当初の関係性を逆転させ、最終的に雪は人間として、雨はおおかみとして生きていくことを決意する、と読み取れるあたりでこの作品は幕を閉じる。二人の姉弟が(そして母が)どのような生き方を「選ぶ」のか、というアイデンティティの「選択」が事実上主題となってくるのである。つまり、二人のおおかみこどもは、人間として生きる事も、おおかみとして生きる事も可能であり、その選択権を自分自身で持っているという考え方が根底存在している。こうした権利概念や自由観は、歴史悲劇から人類がようやく辿り着いた価値ある理念ではあるが、問題が無いわけではない。

 「おおかみであること」はファンタジーではあるが、現実の例えとして捉えることも可能である。元来日本語慣用句でも「一匹狼」などのように「狼」は単に動物を指すだけではなく、社会の周縁に生きるしかないアウトサイダーを指す言葉でもある(押井守監督の『人狼』に描かれているように)。そこから暴力的な存在という意味合いを除外して考えれば、「おおかみであること」は何らかの理由から迫害され、多数派と融和できない少数派に「非自発的に」刻まれた「抑圧のスティグマである。先の近代的自由観に基づけば、我々はあらゆることを強制されず、自発的に選択する権利としての自由を何よりも大事ものとして持っているが、実は選択していないにもかかわらず押し付けられているものもたくさんある。我々は男性として、あるいは女性として生まれることを選んだ覚えはなく、この国、この家族の元に生まれることも選んではいない。選択の自由を行使する以前に、強制的に親や社会から色々なものをもらって今の私たち存在している。こうした、我々が意図せずに所属しているアソシエーションから抜け出すことは、それが被抑圧的アソシエーションであればなおさら、多大な困難を伴う。

 いわば「人間か、おおかみか」どちらかの生き方を選べ、というのは私に対して「日本人か、男性か」どちらかの生き方を選べと言うのに等しい。日本人であることも、男性であることも、やめること自体は可能であるが、多大な葛藤と苦労を伴うし、何より大半の日本人日本人であることをやめたがっているわけではなく、大半の男性男性であることをやめたがっているわけでもない。当然私は「日本人男性」として生きざるを得ないが、それを嫌がっているわけではない。「おおかみであること」は、私にとって「日本人であること」以上に雨と雪の二人のアイデンティティに深く絡み付いている。彼らは望んで「おおかみこども」として生まれたわけではなく、そして何より自己の不可分の半面としての「おおかみであること」を辞めることは不可能だからである。逆もまた然り。雨と雪にとっては、「人間であること」も捨てることはできない。したがって大多数の人間が、国籍人種などの複数の非自発的アソシエーションに従属して生きざるを得ない以上に、彼らは「おおかみにんげん」としてしか生きられないはずである人間としてだけ生きていてもおおかみの本能は満たされず、おおかみとしてだけ生きていても人間の知性は満たされない。一方を選択して他方を捨てることでは、幸福な真の自由は訪れない。というのも、私を含め大半の日本人男性が、日本人であることや男性であることを嫌がったりしておらず、むしろそれを誇りに思うことも時にはあるように、雨と雪も本心から「おおかみであること」あるいは「人間であること」を嫌い、やめたいと感じているわけではない。真相は逆である。雨と雪に限らず「抑圧のスティグマ」を持つ人間が求めているのは、それを捨て去ることではなく、周囲が抑圧的な処遇をやめ、そのスティグマ価値あるものとして社会的に承認されることである黒人女性差別されるから黒人であること、女性であることをやめたがっているわけではない。彼、彼女らが求めているのは、差別をやめること、すなわち黒人であることや女性であることを誇らしく思えるような、他の人々と対等の処遇である自分の非自発的なアイデンティティ差別迫害を理由として捨て去ることは、雪がおおかみに変身することを必死に避けていたように、それ自身当人にとって新たな大きな抑圧となるだけであり、それを捨て去ることを強制することもまた、抑圧からの真の救済とはなりえない。

 「人間であること」のみを選択した雪は、今後もおおかみの衝動に苦しめられ続けるだろう。「おおかみであること」のみを選択した雨は、おおかみとして生きるだけでは無力であり、人間から森を守ることはできないことにいずれ気がつくだろう。したがって雨も雪も、「人間であること」か「おおかみであること」のいずれかを選ぶ権利としての自由を持つ、のではなく、彼らはどこまでも「おおかみにんげん」として生きることを運命づけられている。そのため彼らを幸福な真の自由へと導くのは一面を捨て去る選択ではなく、両面を受け入れる承認、すなわち抑圧されることなありのままの「おおかみにんげん」として生きていくことを人々、社会から認められることでなければならない。そしてその基点にして起点となるのは、二人の秘密を知る唯一の存在、母である花のはずだった。しかし雨と雪は選択権としての自由を行使し、「人間であること」、「おおかみであること」の一方を選んで他方を捨て去る。この彼らの選択は同時にもう一つの取捨選択となって現れている。それは、特に雨に顕著なように「個人」としての自己生き方を選択する代償として、それまで所属していた「全体」としての家族を捨て去っていくことである

4.本作の根底を貫く3つの近代概念:②家族を壊す個人観

 取捨選択の権利としての自由観には、この近代的な自由観と表裏一体になって形成され、社会に受け入れられてきたある考え方が寄り添っている。取捨選択の権利としての自由は、何に帰属しているのかを考えればその考え方も見えてくる。「生き方」の選択の権利は、国家にあるのでも何らかの組織にあるのでも、両親にあるのでもない。近代的な自由は常に「個人」の手の内にある。「個人」は選択の権利を持ち、それを他者に妨害されない権利もまた持っている、というわけである。こうした個人観も尊重されるべき人類の英知だが、その発達によって我々人間は別の問題に現在直面している。「個人」の肥大化により、家族社会等の共同体の絆を、そして古い慣習や信仰などに息づいていたいわゆる「大きな物語」や「宇宙的秩序」を破壊して、人類がただのバラバラの個人の寄せ集めになってしまう「アトミズム」に陥るという問題である。したがって家族という、人々の繋がりを描くべき物語根底に、こうした個人観を置いてしまうと、家族崩壊してしまう。雨は山へ飛び出したきりおおかみとして生活し、どういうわけか雪も全寮制の中学に入り、あとに残されたのはひとりぼっちの花だけ、というわけである。雨は個人としての自分を選び、家族を捨ててしまったのである

 家族を最小の社会であると考えたヘーゲルは、市民社会国家世界史へと繋がっていく人倫弁証法スタート地点を家族においている。そして王道的な家族物語はおおよそ、仲の良い親子(正)に何らかのきっかけで対立が生まれ(反)、最後和解して「雨降って地固まる」(合)という弁証法的なプロセスを辿るし、実際の子育てにおいても、子どもは両親べったりの幼少期から反抗期を経て、何らかの和解を踏まえて真の自立へ旅立っていく。反抗期が自立そのものなのではない。このようなプロセスが多くの家族ドラマ踏襲されているのは、それが流行っているからでも面白いからでもない。人間最初に個人として生まれるのではなく、家族という全体の一員として生まれることが不可避である以上、家族の絆を知るには、家族と対立して家族のものを対自化、対象化しなければならないかである毎日当たり前のように存在する両親と、本当に強い絆で結ばれているのかを知るためには、わざと両親に反発し、お互い真剣に向き合う期間が必要だというわけである。こうした視点から本作を見ると、ただただ雨と雪のためだけに「個人」としての自己を押し殺して子育てに奔走する花と、それをただただ当たり前のこととして享受する幼少期の二人は、弁証法の正の段階、無垢な統一としての家族である。そして二人が小学校の高学年に近づくにつれ、激しい対立、反の段階が現れてくる。雨も雪もお互いの違いを強く認識し、雨は特に自分家族の一員ではなく個人(個狼?)として考えるようになる。花の言いつけに反しておおかみの力を使ってしまった雪や、徐々に自然世界の魅力に飲まれ、家を空けがちになる雨、そして激しい姉弟喧嘩など、家族はそこかしこに対立の火花を散らすようになる。

 しかしここまでである。その後一家は和解して家族の絆を再確認することはない。雨は嵐の山から母を助けはしたが、家を飛び出して以後母と会話をすることはなかった。雪は草平と嵐の学校の中で自立への憬れを語り合い、その後母が迎えにくる描写も、直接会話をする描写もない。花は山で気を失っている間、おおかみおとこと再会し、彼にそれまでの人生を肯定し承認される言葉をもらっている。しかしそれは夢の中の出来事に過ぎない。花は以後雨の遠吠えを聞き、祈りの中でおおかみおとこと対話することによって家族の絆を信じ込むのである。真理は主観客観の統一にある。どれだけ心の中で絆を信じていようとも、花の現状は孤独である。そこには反発しつつも助け合うという家族現実的な絆も、現実的幸福もない。雨が個人(個狼?)として家族を捨てて旅立ち、残された花は母としてのアイデンティティを失い空虚に祈るしかない。この物語家族ドラマ王道スタイルである弁証法構造の反の段階以後を切り捨ててしまったような形になっているのである。だから少なくとも映画の終わりの段階では、家族がバラバラになり、皆、特に花は絆を失って見えるのである。そんな状況になっても、どんな時でも笑顔を絶やさない花の表情は不憫ですらある。この物語家族弁証法プロセスにおける対立から総合の段階へと移行できなかったのは、無論、前説の自由観に付随する個人観が差し挟まれ、家族の再統一、和解を妨害しているかである。個人としての生き方を選択し、家族を捨て去ってしまうことが子どもの「自立」である、という錯覚がここにはある。個人(個狼?)として生きることが家族として生きることと両立不可能なら、雨にも花にも真の幸福は訪れない。家族がバラバラの個人に分解してしまうことも、幸福でもなければ自立でもない。

5.本作の根底を貫く3つの近代概念:③価値放棄する平等

 そして何よりも花を不憫に思わせてしまうのは、単に雨がいなくなってしまたからではない。雨が「おおかみとして生きること」を選んだからであるしかし劇中では、雨がおおかみとして生きることに、花は戸惑いはしたものの最終的には肯定したし、作品全体のスタンスとしても、別れの悲しさはあっても、「おおかみとして生きること」自体肯定的表現されている。ここには、前二節の近代的な自由観、個人観から導かれる第三の概念が潜んでいる。すなわち、生き方の選択権としての自由が個人には備わっており、それは何者にも妨害されてはならない尊重されるべきものである。したがって、「個人が生き方を選択する」こと自体重要価値のあることであり、その選択自体尊重するために、政府や他者は個人の選択した生き方の「内容」にケチをつけてはならないという平等である。これも近代以後の社会には欠かせない重要概念である職業に貴賤はなく、魚屋として生きる生き方と教師として生きる生き方はどれも同等に尊重されるべきである、というわけである。この概念も、極端に押し進めると、我々人類文明的に発展させてきた一つの原則、すなわちチャールズテイラーがAuthenticity(ほんもの)と呼んだ理念のものの破棄へと到達する。この理念は、「ある生き方は、別のある生き方より価値がある」として、人間生き方には価値序列があることを前提に、真に人間が生きるべき姿、「ほんもの生き方」を模索するというスタンスを形成する。近代的な平等観に慣れ親しんだ人々にとっては、生き方の優劣を価値付けることは、政府による不必要な介入や、職業身分による差別など危険な事柄を助長するようにも思えるだろう。しかし逆に急進的な平等観の元では、あらゆる生き方平等価値を持つと見なされる。言い換えれば、「生き方」の選択を重視してその内容を無視するということは、あらゆる「生き方」の内容が平等に論争点にはなりえないどうでもよいもの、すなわち無価値となる。偉大な学者生き方も、高名な僧侶生き方も、愚かなギャンブル狂の生き方も、みな平等に無価値なのである

 このことが本作においてはどのように現れてきているのかというと、「人間として生きること」が「おおかみとして生きること」と平等価値ある選択肢として描かれている点である。そしてそれは裏を返せば、「人間として生きること」は「おおかみとして生きること」と同等に無価値であるということの表明に過ぎない。だから姉弟がどの生き方を選んで「決定」するのかということだけが重要視され、その選択した生き方の「内容」の善し悪しは一切吟味されないのである人間人生が理性を持たない単なる動物に過ぎないおおかみのこのエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

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