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はてなキーワード: 天然ガスとは

2022-08-10

anond:20220810213309

石油天然ガス使ってるのは輸出企業以外が大半やろ

一般家計内需企業が使ってる分は貿易収支関係ないと思ってるんか

2022-08-06

日本が衰退しているという話になるときにいつも

天然ガス会社に勤めてて安泰みたいな人を見て

「いやまだ日本でも余裕な生活できますよ」

っていってる人がいるけど。

いやいや、それは発展途上国でも儲かる職業じゃろ。

全員がクソビンボーになっても稼げる職業を見て国が安泰と思うのは変だよな。

2022-08-01

ドイツ人に聞いてみたい

福島第1原発事故日本が大幅に電力が不足して石炭火力発電増設しようとした時に、「そんな事はまかりならん」と一番強く圧力をかけてきたのがドイツだったのだが、いざロシアから天然ガス供給を減らされた所、急遽石炭火力発電に頼る方針に転じたらしい。しかもその政策国民に支持されているらしい。

日本は「脱石炭路線」のままで良いのか…電力危機を受けて石炭火力に回帰するヨーロッパ

https://www.businessinsider.jp/post-256176

ロシアからガスを絞られて、焦ったドイツ石炭火力を2024年までフル稼働」の衝撃

https://gendai.media/articles/-/96711?page=1

この方針転換を、ドイツ自身はどう考えてるのか聞いてみたい。可能ならマライ・メントラインさんにも聞いてみたい。

別にご都合主義反省しろとか方針を変更しろとか言いたいわけではなく、自分達の中でどう整合性・折り合いをつけているのか知りたいという事)

2022-07-23

anond:20220723111645

太陽光発電日本メガソーラーで買い取り10円/kwhとなってるから、後は時間変動の問題だけだな。風力も同様だ。

とにかく今はエネルギー不足かつ、石油天然ガス価格高騰による貿易赤字なんだから原発再稼働でも太陽光風力でもできるだけ早く増産できて石油天然ガス輸入を減らせるかが大事

しろ民主党時代に高く売って市場を伸ばす戦略を取ったからいま安くなってる。最後安くするには最も日本太陽電池産業が強かった時代に高く売って市場を伸ばす戦略を取っていれば今頃太陽電池産業日本産業だっただろう。

2022-07-21

アルメニア人が招いた欧州エネルギー危機

ロシア依存していた天然ガスのせいで、ヨーロッパエネルギー危機に陥っている話だけど、あんまり指摘する人がいないことをひとつ

別にロシアにの天然ガスがあるわけではなくて、中央アジアでは、アゼルバイジャントルクメニスタンが、旧バクー油田などを抑えていて、巨大な天然ガス産出国になっているわけよ。しか反ロシアなので、主に西側資本が抑えているのね。アゼルバイジャンからジョージアトルコをつなぐパイプラインもあり、東地中海からヨーロッパに輸出するアクセス路もある。

なんでこっちの経路をヨーロッパは強化していなかったのよ、って言ったら、アルメニア人特にフランスアルメニア系が反対していたのね。

歌手国葬されたシャルル・アズナヴール赤い彗星元ネタの人だ)、歴史家アンリ・トロワイヤなど、日本でも知られている著名人アルメニア系で、彼らは政治的に結束していて、アメリカユダヤ人のようにフランス国内圧力団体になっている。トルコジョージアアゼルバイジャントルクメニスタンを敵視しているわけ。政治家でもシラク政権下でバラデュール首相を出すなど、アルメニア系の存在感は非常に重いと言うか、大きい。

これは「少数民族圧力団体として一部の国策を乗っ取る」問題なのね。アルメニアキリスト教国だからヨーロッパキリスト教ナショナリズム支援も得られやすい。

最近ようやく、欧州委員長アゼルバイジャン訪問して天然ガス供給を増やす交渉を始めたけど、自業自得よね。

2022-07-17

ドイツロシアから天然ガス供給停止で困ってるらしいじゃん

冬にそなえて日本から石油ストーブやら石油ファンヒーターやら送ってあげればいいのに。

2022-07-15

ロシアドイツへの天然ガスパイプラインを止めたって

下手すると産業が止まるかもって。

親露、親中反日政策のツケだな。

ざまあだわ。

2022-07-14

anond:20220714193733

いや…無限天然ガスが出るスポットがあるならみんなネズミ車で回らなくてもよくなるかなって…

ちょっとした親心で…

実際は研究者派遣したら残り30日くらいで休眠モードに入るということが分かって…それでもタンクに貯めればなんとかなるだろうと…

Oxygen Not Includedをアンインストールした

・ Rimworld並みに、就寝時間家事をする時間休日時間が溶けて生活に支障が出る

資源再生成や「購入」が基本的にない、定住をよしとしない、開拓資源を使いつつ資源を求めて掘り続ける構造なのがつらい

対処の面倒なバイオーム(このゲームバイオームは画面1枚ぶんくらいの広さ)は横を通り抜けるのが最善なのが楽しくない

設置クーラーに相当するものがない(氷作って手作業でぐるんぐるん冷風扇を回して小さな部屋を冷ませる程度)のに、生活してると(地面に穴掘ってる閉空間なので)気温と地温が真綿で首を締めるように上がって作物とか適温でなくなって育たなくなるのもつらい

「何か対処を間違えてトラブルに(自己責任で)遭って死ぬような目に遭う」というのが面白いのは面白いのでつらい

なお直近の放棄ゲームは「天然ガス無限に湧き出る間欠泉をうまく囲んで天然ガス発電機を使い放題、つまり電気使い放題にしようとしたがなにかどこかに隙間があったらしく(エアロック2重にしたんだけどな…)、生活圏全体に天然ガスが大量にバラまかれ住人全員が窒息した」というものである

(厳密には畑部屋ごと窒息して作物が成長停止し食べるものがなくなって餓死である。酷いゲームだ。なお天然ガス間欠泉金属資源ブッコミで作り上げたガス貯蔵庫付き発電システムの稼働直後に休止期が来てガスを出さなくなった。酷いゲームだ)

もちろんその次のゲームでそれなりに対処可能知識はついたし(二酸化炭素天然ガス水素はなんとかなりそう、塩素は怖い)そういう成長のゲームなのはわかってるんだけども…

2022-07-12

SDGs

ヨーロッパ先進国天然ガスを買い占めるから、今年の冬は新興国はガスが足りないんだって

後進国に売ることが決まってた天然ガスも、違約金以上の金を出して横取りしてるんだって

SDGsって言っても、自国民の凍死の危機にそんなこと言ってられないか

2022-07-09

anond:20220709125525

食料とエネルギー世界中つながっていて、小麦や食料や石油天然ガスを握っている国通しの争いだからなぁ。最も天然ガスをあちこちの国につなげようとロシアはしていたから、食料とエネルギーをつかんでしまえば逆らえなくなるという信念のもとにやってたのだろう。

オイルショックもそうだった。

これからエネルギーと食料の安全保障必要だな。

2022-07-01

火力発電に関する個人的メモ

昨今の電力需要ひっ迫に関する記事に対するブコメで「火力発電所をパパっと作れよ!(意訳)」的な内容があり、

「いや、1、2年で大規模火力発電所出来たら苦労せんわ!」と思ったけど、

実際のハードルの高さはどの程度なのか自分でも正確にはつかんでなかったので、経産省HPから確認した情報などを備忘録的にメモ

https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/detail/thermal.html

   

火力発電所はどの程度の期間でできるのか?

神戸製鋼石炭火力は2014年計画段階環境配慮書を提出してから約8年後の2022年運転開始。

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202204/0015247534.shtml

 

北電天然ガス発電所2012年環境影響評価方法書を提出してから約7年後の2019年運転開始。

https://www.global.toshiba/jp/news/energy/2019/02/news-20190227-01.html?utm_source=www&utm_medium=web&utm_campaign=since202202ess

 

関電丸紅計画していた秋田港石炭火力発電所2015年計画段階環境配慮書を、2018年環境影響評価書を提出したが、2021年事業中止

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC276AE0X20C21A4000000/

 

ということで、火力発電所を作るには概ね10年弱程度の期間は必要となりそうで、その間の社会情勢の変化によって事業中止なんてこともあり得る。

ちなみに、ブコメガスタービンなら早いというコメントを頂いたが、調べてみるとどうも東日本大震災時の例外措置とのことで、現在廃止済み(ガスタービンは売れたのだろうか?)。

https://xtech.nikkei.com/dm/article/NEWS/20110421/191338/

https://www.tepco.co.jp/fp/companies-ir/press-information/information/2018/1493574_8926.html

なので基本的にはLNGを使ったガスタービンコンバインドサイクルでも、石炭火力でも発電所を作る期間はそんなに変わらないのは上記の通り。

 

火力発電所の設置は順調に進むのか?

ロシアによるウクライナ侵攻が起きてから世界情勢が一変し、特にLNGの確保が非常に難しくなっているのはニュースでも流れてるけど、

ちょっと前までは脱炭素社会の流れで、石炭火力発電所更新や新設計画が撤回されている。

上述の秋田港火力発電所以外でも市原火力発電所2017年事業廃止)、

高砂火力発電所新1・2号機設備更新計画2018年事業廃止)、西沖の山発電所2021年事業廃止)とかがあるけど、

天然ガス事業廃止になったのは清水天然ガス発電所のみ(2018年事業廃止

https://www.sankei.com/article/20180328-PNCQ6INHLFI6FNZPJAMTEHGFRY/

余談だが、ガスプロムからガスを送ってもらう予定で計画していた名寄発電所はまだ事業廃止届は出てないようだ…。

 

また、政治家が「脱炭素」を旗印に掲げるときに左右問わず石炭火力をやり玉に挙げる形になっている。

https://www.alterna.co.jp/49316/

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-02-13/2016021301_05_1.html

なお、小泉進次郎は電力の安定供給をどうするかはいものぼんやりした総論的な話で特に踏み込んでおらず、

共産党は「省エネ再生可能エネルギー」で乗り切る方向性の模様で

今回の政見放送をざっくり見た限りやり玉になってたのは原発石炭火力だったので、安定供給電源をどうするかという点は無いっぽい。

 

さらに、上記神戸製鋼石炭火力発電は住民訴訟を抱えている。

(ただ、これは清水のガス発電所住民協議で潰れたので、石炭火力のみのリスクなのかは微妙鴨)

 

・雑感

現状、日本電力の安定供給を担っている火力発電所は新設するために必要な期間が長く、

その間の社会情勢で建設が中止や凍結され、今回のように電力需給がひっ迫すると古い火力発電所を再稼働させる悪循環に陥ってるようだ。

かといって、大規模な方針転換があって計画を中止した火力発電所が再び建設されるという事も考えにくいので、

電力供給がひっ迫するたびに今回のような議論ネット上で繰り返されるんじゃないだろうか。

2022-06-30

anond:20220629175646

女性差別の根っこは「経済的不利益」が根っこにあるんだよ。

いや、だから、それとリョナロリエロコンテンツって無関係ですよね?

そういうことを言うなら、そもそも石油天然ガスの大量消費、肉を食べること、パーム油コーヒーカカオ豆のようなプランテーション一次産品搾取など、私達の生活社会的不正義の上に成り立っているわけで、その責任とってから偉そうなこと言えよ、って話になるよ。

2022-06-27

EVに関してEUお笑い力を見せ始めてる

これでもEUEVに舵を切れるのかね?

日本電気汚ねぇ!えんがちょ!と言って日本自動車業潰すつもりだったのに、自分達も日本と同じで汚ねぇ国になったらどうするつもりなんだろうね?

そんな状況でイタリアとかがエンジン禁止を5年延ばせと冷静なこと言ってるの草。

クソ面白いコメディ観てる感覚

https://jp.reuters.com/article/climate-change-eu-autos-idJPKBN2O8005

2022-06-23

ロシア天然ガス絞るのって日本的には渡りに船じゃね

ヨーロッパ「お前のところの電気ばっちいからお前らの作ったEVはばっちいEV補助金なし)なw」

って言われなくなったよな、ロシアのおかげで

まずロシアヤバい空気を察して原発クリーン電気になったし、日本と比べて汚ねぇ石炭発電を使い直すことになったし

まぁ日本原発再稼働しないでヨーロッパ原発増やしたら日本は汚ねぇままなんだけど

anond:20220623192010

新興国を見ろと言ったり、欧米中と言ったりブレブレだな。

ちなみに、欧州でも東欧意識高い馬鹿の国とロシアの手先の天然ガス全振り国で全然違うし、米はいくらバイデン大統領なってもピックアップトラックの国だし、中国自由に車買えない国だからな。

雑なんだよ、お前。

2022-06-14

anond:20220614131314

プーチンは途中まではうまくいってたのに台無しにしたよね

クリミア半島までで満足していたら名君として生涯を終えられていた

EU原発が全て廃炉になってからウクライナ侵攻したら、天然ガスでの恫喝もっと効果あったのにね

何が判断を誤らせたのか、とても気になる

2022-06-12

増田をご利用のみなさまへ重要なお知らせ

平素より当サービスをご利用いただきまことありがとうございます

このたび、長年増田提供している「手から無限から揚げを出す能力」につきまして、変更を加えることになりました。

昨今のロシアウクライナ情勢および国際的需要増の影響によりから揚げ粉に使用する小麦および鶏肉のための飼料取引価格エネルギー費の上昇が続いており、来客用のお茶を削減するなどの企業努力では吸収が難しい状況となっております

つきましては、来月1日より「から揚げが1秒間に出現する個数」(KPS)を10%低下させることを決定いたしました。「一日のから揚げの出現個数」(KPD)の制限検討しておりましたが、できるだけ「無限」を守りたいという思いが社内にも強くあり、今回の変更となりました。みなさまには多大なご迷惑をおかけしますがなにとぞご理解のほどをよろしくお願い申し上げます

なお、今回の変更に伴い「2段ジャンプ能力」への切り替えを受け付けさせていただきます。詳細につきましてははてなヘルプのお問い合わせフォームからお問い合わせください。注意点として、「2段ジャンプ能力」につきましても推進に利用する天然ガスの輸入がロシアから滞っているため上昇量の削減を検討中です。こちらも変更が決定した場合には再度お知らせいたします。

今後もさらシステム見直しコスト削減などの企業努力を続けサービスの質の維持、改善を目指してまいりますので、引き続き増田よろしくお願い申し上げます

2022-06-08

anond:20220608001944

できるはずがない、とたかをくくってたのがロシアなんだけどね

特に天然ガス絡みでズブズブのドイツ擁護に回らなかったのは完全に誤算だったと思う

2022-06-07

anond:20220606204143

天然ガスが終了した世の中でまだEVとか言ってて草

電気オワコンになったんやで、露助さんのせいで

そもそもEVは今後車が増えてくるアフリカじゃ耐えられない

UAEですら日本のガス車以外壊れまくってるやんけ

かといってEVに参戦しなくていい訳じゃないのが国際社会の辛いところ

やってるフリええんやEVなんて

2022-05-31

防衛費増やして誰と戦うのかさっぱりわからないし無駄だと思う

ロシアが攻めてくるのはあり得ないと専門家が言ってる

北朝鮮ミサイルつのは真っ先に米国および韓国日本スルーだろう

中国戦争になるんだろうか

 

無理だろ。上海ロックダウンしたら日本経済がダウンして「早くロックダウン解除して」と要求する分際で、どうやって逆らうつもりなんだ

自分業界でいえば半分以上の商品中国製造ないし中国関連企業製造、残りも中国の港経由でしか入ってこない。

今、日本港湾を慌てて拡張してるけど、拡張したらすぐ船が入ってくるわけでもない

石油天然ガスレアメタル武器弾薬の確保ができたとして、それ以外の一般的産業生活資材のほぼ全般にわたって中国頼み

それ全部、アメリカがケツ持ってくれるのだろうか

 

政界財界も、中国と真面目にことを構えるつもりなんて全くないだろう

台湾有事とき適当理屈つけてスルー名目上の制裁は並べるけど実体は何もせず、以外の選択肢があると思えない

それでも中国脅威を煽るのって内閣支持率視聴率数字目当てがやめられないからでしかない

 

それで防衛費増、いったい何をするつもりなんだろうか

防衛費国内産業支えてくれる? 自衛官採用増と給与増できる? 政治家軍オタ海外製のオモチャ買うことしか頭にないよな?

防衛費負担増で民間経済が苦しくなれば、国内産業ますます中国頼みでしか回せなくなるだろうし

外交軍事力もどっちも必要」とか言ってる連中、その軍事力をどう使うかのイメージ全くないんだろうなとしか思えない

2022-05-29

ベース電源」という言葉を忘れてしまった結果www

ざっくり言うと

クソみたいな制度設計のせいで日本はもう安定供給ができる国じゃなくなりつつあるよ

この項目で言っていないこと

再エネの開発は不要

主力電源化する再エネ

 以前三菱商事系が洋上風力を総取りした件で軽く騒ぎになっていたが、日本で主力電源化しつつある太陽光、風力はコストが低下し、新規の開発案件日本だけでも目白押しとなっている。ただ、この中長期的なベース電源という言葉を忘れてしまって再エネ大正義の「限界費用ベースの電力市場趨勢のために、今まで2回(オイルショック東日本大震災しかたことのなかった電力使用制限令常態化してしまレベル日本の電力環境が本当にめちゃくちゃになりつつある現状は知られていない。太陽光、風力(まとめて変動性再エネ、以下VREと呼ぶ)の3つの特徴を踏まえた議論をしてみたい。

VREの特徴

1. 限界費用が0

2. 出力が不随意に変動する

3. 同期発電機を利用しないインバーター電源である

1. 限界費用が0

 VRE限界費用が0なので市場には0.01円で入札されており(この理論FITがある現状では額面通り受け取れないものの、概ねこの通りである理解していただいて構わない)、実際日本でも晴れた日の昼には約定価格が0.01円となっている。これはまさに燃料の投入が必要ないVRE恩恵と言え、この時間にはスポット市場では火力の電気コスト面で負けるため落札しない。しかし当然VREには発電しない時間がある(設備利用率は太陽光で最大15%、風力で20−30%出典)ため、夕方以降は火力が落札され、現在では資源価格の高騰もあり、15-20円/kWh程度での落札となっている。再エネ関連のトピックでは風力と太陽光は補完関係にあるという言葉ミスリードされることがよくあるが、蓄電ソリューションバックアップ電源なしでのVREのみでは設備稼働率の低さと稼働時間が集中しがちになるため電力を100%保証することは絶対にできない。そのため現在の電力システムへのVRE導入は火力による調整が前提になっている(蓄電池などによる蓄電ソリューションについては当然後で言及するが、少なくとも今の電力システムではあてにできない)。

 しかしながら昼間には火力の電気落札しないため、当然止めることになる。結果として火力発電設備利用率が低下するため、採算が悪化する。そのため、効率の悪い火力発電所は環境的側面というよりは経済的要請から廃止されていく。すなわち、現状のやり方でのVREの導入は火力の調整が前提なのに、VREのものによって火力が市場から追いやられているのである。 加えて、現在電源の大部分を所有する旧一般電気事業者JERA関西電力など大手地域電力系発電事業者のこと)は「自主的取り組み」として限界費用での玉出しを強制されているため、この傾向は当面続くと思われる。

 加えて言及しておかなければならないのが火力発電の燃料確保(主にLNG)における問題である。燃料には長期契約及びスポット調達の二つがある。長期契約比較長期間(およそ10単位LNGを買い続け、価格についても変動が大きくない。これは一見いいことに聞こえるが、LNG価格が低下したとき契約通りの値段で支払う必要があるため、近い将来VREの導入が多くなりLNG火力が落札せずにLNGを余らせた場合LNG転売することになる。しかしその場合(余るのだから安くしか売れないため)差損が発生することになるため、発電事業者としては長期で需要が見通せる場合のみ契約しようとするのは明白である。一方でLNGスポット依存すると、当然高騰した場合でも安定供給のためには買い続ける必要がある上に、いつも買えるとは限らないため、LNGスポットへの依存の増加が電力市場の高騰に結びつく。JERAカタールとの長期契約の終了のニュース記憶に新しい(JERA社長、カタールとの大型LNG契約は更新せず-年末に終了へ - Bloomberg)が、現状の電力市場取引システムは発電事業者スポットへの依存を招く構造になっているため、日本LNGの長期契約が次々と失われている現状がある。これは欧州の脱ロシアの流れの中においてはLNGの安定供給を危うくすると同時に余計な国富流出を招くため、政府として対処すべき問題である付言しておく(参考:https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shigen_nenryo/sekiyu_gas/pdf/018_03_00.pdf)。

 なお、火力発電設備撤廃に伴う電源不足という現在課題は既に共有されており、2024年から容量市場が導入され、電源容量(kW)に価値をつけて取引ができるようになった。発電側としては資金回収の目処がつくため発電所の新設のハードルが下がる、と思われていたが、新電力配慮したい政治的思惑もあって現在の水準は既設発電所の維持はできるが新設は難しい水準となってしまっている。加えて全く語られないので言及しておくが、九州電力管内においては初年度の2024年から既に不調な結果に終わり、供給信頼度が低い結果となっている(ざっくりいうと、九州電力管内は非落札電源はないので「物理的に」電源が不足する)。一体どうするのだろうか?2025年以降の電源容量の不足は全国的に波及しそうで、中長期的に日本国内での電源は決定的に不足している(参考:https://www.occto.or.jp/iinkai/youryou/kentoukai/2020/files/youryou_kentoukai_29_04.pdf)。

2. 出力が不随意に変動する

 これは広く知られていると思うが、稼働できる時間帯の中でも風はいつも吹かないし、太陽は雲に隠れたりする。ただ、その変動にもスケールがあり、数分ー数時間程度の短期間の変動から気候の季節変化に伴う数ヶ月程度の長期間の変動がある(冬に電力が不足しつつある現状を思い出してほしい)。短期間の変動はご存じのとおり蓄電池解決策になる上に、スポット価格が高くなる他のVREが発電しない時間帯に売電のタイミングをずらせるため、発電事業者には収入の増加も見込めるメリットがある。加えて蓄電池VREでも既に価格競争力を持ちつつあり、詳しくは言及しないが今年から始まったFIP制度がそれのインセンティブになりうると期待されており、要注目であるのだが、今のシステム設計では、あえて蓄電池コスト負担しようとする者はいないだろう。

 一方、である長期間の変動は一体どうするのであろうか?残念ながら蓄電池などの既存の蓄電ソリューションでは対応できない上に、将来的にも難しいため、やはり火力発電によるバックアップ必要かつ前提になるのであるが、既に言及したようにこの有様なのでどうしようもないのである。残念。再エネで作った水素火力発電、という声も聞こえてきそうだが、電気で作った水素を燃やして電気をつくるというこの二度手間、つまり現状の火力発電の熱効率が高くても40%程度(高位発熱基準)で電気分解で90%とするなら35%程度のエネルギーしか利用できないことを考えると発電に使うより車を走らせるべきでコスト面やエネルギー効率観点からで圧倒的に不利になる。それならブルー水素の方が良い気もするが、再エネで水素を作れる時代になればわざわざ褐炭だの天然ガスだのの採掘ファイナンスがつくわけないので非現実的。ということで詰んでいます。現状の解決策はありません。どうするんでしょう。再エネのコストが低下しつつあるのは間違いないのだが、それはあくまで発電事業者にとってのコストであり、VREを主電源化するにあたっては社会全体で追加で負担しなければならないコストが発生することはよく理解していただきたい。

3. インバーター電源である

 インバーターとは直流交流に変換する素子のこと。VRE交流発電機は直接利用せず一旦直流で発電してから交流に変えたのちに電力網に乗せるため、従来の電源(火力、水力、原子力)で利用される同期発電機という一定の回転数で稼働させる発電機は利用しない。昼間に晴れた時間帯には以前太陽光の出力制御が行われた四国電力管内の例で言うと6割程度がこのインバータ電源が占めていた。実はこの際に語られないが非常に大きな問題が発生する。と言うのも、インバーター電源には「慣性力が存在しない」のである。?となった方もいると思うので、大縄跳びに喩えてみよう。大縄跳びを飛ぶときは紐に合わせるのではなく、一般に人の声にタイミングを合わせて跳ぶ。このうち、同期発電機は声を出している人、インバータ電源はその声を聞いて飛ぶタイミングを合わせている人である。縄跳びがちょうど周波数に相当し、声が慣性力に相当すると考えてもらって良い。先ほどの晴れた昼間の例で言うならば、昼間は火力が系統から退出してしまっているので、声だしのできる人が減ってしまっている。そのため、仮に残った数少ない声だしのできる人が急に捻挫を起こして縄跳びから退出してしまった場合、声でタイミングを合わせていたインバータ電源は急に声が聞こえなくなるのでジャンプタイミングがわからなくなり、大縄跳びが成立しなくなる(周波数の乱れが起こり、UFRの作動による停電)。お分かりいただけるだろうか。すなわち系統を維持するためには一定割合の同期発電機や同期調相機といった慣性力確保のための仕組みが必要なのだが、現状のVREの導入の仕方では不可能なのである(よく話題になる太陽光発電の出力抑制もこのインバーター電源の割合を抑える目的も持っている)。以前の3/18の地震の際に火力発電所の停止の影響で関東に大規模な停電が起こったが、あれは仮に昼間であった場合、脱落しているのはほとんど火力発電=同期発電機だったため、インバータ電源だらけになってしま周波数の乱れが深刻になり、停電する地域がより拡大していた可能性が高い。復旧の際には系統投入は同期発電機から順に行っていくが、VREほとんどは分散型電源のため司令所で気軽にオンオフもできないため、逆に復旧にかなり時間を要する可能性も高い。つまり野放図なVREの導入はその分散型電源としてのイメージとは裏腹に電力系統災害時のレジリエンスをも低下させてしまうのである。昼間に地震が起こらないことを祈るばかりである

 この対策としては、慣性力をもつインバーターがまだ技術的に開発されていない上に、すでに導入されている太陽光発電の規模を考慮すれば、現実的選択肢としてはフライホイールや同期調相機としての同期発電機タービンのから回しなどなのであるが、このような施策を行えるのは大手電力のみであり、自由化で体力を奪われている彼らに期待するのは難しいだろう。このままでは晴れた日は出力抑制が続出するのに曇れば火力がフル稼働というあまりにも不健全な電力構成となってしまう。なお、送電線の強化は出力抑制問題と絡めて語られるが、この問題対策としてはあまりコスパが良くない。と言うのもJEPXスポット市場をご覧になればわかるが、例えば東京電力管内で晴れている時には隣の東北電力管内でも晴れている場合が多く、その場合にはどちらの場合でもインバータ電源の割合が高いため相互接続しても同期発電機の脱落に備えると言う観点からは(もちろん役立つこともあるが、)役立たないことも多く、この問題解決策として優先度は低い。ちなみに、この件に関しては日本風力開発傘下のエネルギー戦略研究所安田陽氏のコラムNo.275 慣性問題の基礎知識と最新動向 - 京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座)やこれ が参考になる。

コスト負担制度設計

 VREは確かに素晴らしい特性を持つが、裏腹にその主電源化には発電事業者ではなく電力系統大手電力会社の側で新たな投資必要となる。そのため、発電事業者から見たコスト(発電コスト)は「安い(≦10\/kWh)」のだが、電力系統全体で負担するコスト統合コスト)は「高い(~20\/kWh)」(ちなみにこれは電力卸市場VRE大規模導入をおこなっている国はどこでも直面している問題であり、Death Spiralなどの言葉検索していただくと良いと思う)。以前統合コストを論じたエントリ太陽光に火力のコストが含まれていることを批判するブコメが多くみられた(例えば、これ)が、この増田で納得いただけただろうか。筆者自身としてVREの導入は避けられないと思っているし、また賛成でもあるが、責任ある立場の人々からこれらの問題解決しようという風潮があまり見られないので非常に心配している。また、そもそもで言うならばこれらの問題の根源はVREではなく制度設計であり、限界費用の考え方のみで、VREの導入と電力市場の安定を両立させようとするのはどう考えても最初から無理だったと思う。(現在の最もあり得る)結果として安定供給担保されなくなることと燃料費高騰という二つのツケを消費者負担させるようでは現在の小売システムや脱炭素理解を得るのは難しくなるだろう。しか最も高い代償を払うのはエネルギー支出割合が大きくなり、家に太陽光パネルを設置できない低所得者層であるSDGsとは一体何だったのか(「10. 人や国の不平等をなくそう」ってあるんだが)。 再エネ議連の皆様には猛省をうながしたいところである

まとめ

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