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2019-05-20

夢見りあむという炎

夢見りあむは炎だ。逆風も追い風も、周りのものを巻き込んで燃え上がる炎だ。炎に魅せられて多くのものが寄ってくる。炎はそれすらも取り込みより大きな炎となる。私もそのように今、炎の一部となるのだろう。

彼女総選挙3位になった。その過程はどうであれ、彼女が第8回シンデレラガール総選挙の第3位になったのだ。これだけは言う必要があるだろう。3位おめでとう、これは間違いなく、あなたけが持っている栄光なのだ、と。

ここで警告。この文は勢いでかかれているため、校正はしたものの、読みづらい。そしてこれに対して思うところがあればコメントに残していってもらって構わないが、ブラウザを閉じてこれを忘れる方が無難だ。

断っておくが、私はプロデューサーでは無い。アイドルマスターシンデレラガールズのいちプレイヤーではあるものの、どのキャラにも愛着以上の感情は見いだせそうにも無い。いってしまえば、声が付こうがどうでもいい。そんな私がどうして筆を取る気になったのか。それは、先述の通り、炎に魅せられてしまった、つまり彼女に興味を持ってしまたからだ。

前置きが長くなってしまった。本題に入ろう。彼女はどうやって票を得たのだろうか。まず、彼女キャラクター性について。Twitterに出回るスクリーンショットを見る限りでも、ツイ廃らしさや人生への敗北者らしさといったオタクの写し鏡のような言動白衣衣装云々という過去をほのめかすことによる誰にでもできそうなちょっとした考察をさせる点、と二次元キャラとして、まぁイイ線いってるかも、と思えるキャラ性がうかがえる。しか彼女が多くの票を入れた要因はそこではなく、もう一つうかがえる言動にあるだろう。端的にいってしまえば、彼女炎上キャラだ。オタクはチョロいなどというのはその最たるものかもしれない。それだけ見るのなら、まず憤る人間ごまんといる。その人間がそれを呟く。ここに、夢見りあむという炎が始まる。共感する呟きが現れる。火種とも言えるその小さな炎は、寄り集まる。呟きは声になる。小さな炎は、その大きさを増していく。声は拡散される。拡散するということは、当然多くの人の目に触れるということだ。炎はさら遠くへと広がっていく。彼女の名は、そうやってアイドルマスター界隈の外側まで広がっていった。その名が消えないうちに総選挙をやれば、当然、面白がって票を入れる人が居るだろう。それにお気持ちをこぼす人も居た。それもまた、彼女存在を目立たせる、炎の一部に過ぎない。そうして目立ち続けた彼女は、燃え続けた炎は、栄光を手にするに至ったのだろう。

そしてその炎には、さまざまな感情がこめられている。特に目立つのは、憎悪感情だろうか。何も彼女に対してのみ向けられたものでは無い。運営やほかのプロデューサーに向けてのものも多くある。特に運営への憎悪を向ける人々は、声無しアイドルプロデューサーが多く、彼女に票を入れていたようだ。この人々は恐らく、彼女を1人のキャラクターとして、というよりかは、単なる革命の旗印として扱っているような印象を受ける。これも、彼女知名度あってこそなのだが。(単なる声問題に関してなら、他のキャラでも良いはずなのに、彼女がまつり上げられたのは、そういうことなのだろうと思う。)

ただ、炎というものは、いつか消えるものだ。オリンピックの聖火でさえも、消えるときは消える。夢見りあむという炎は、急速に知名度を上げ、またそのために革命の旗印となった彼女は、いつ消えるのだろうか。また、どのように消えるのだろうか、まだまだ興味深い。

最後に、蛇足にはなるが、少しだけ心配事を述べさせて欲しい。記紀神話において、火の神カグツチは生まれることによって母であるイザナミを殺してしまった。彼女も、そのように母であるアイドルマスターシンデレラガールズという世界を殺してしまわないといいのだが。

2019-04-23

増田魅せられて

元々読者として日常的に増田を覗いていた。

自由に何にも囚われることな意見を書ける、そんな匿名からこその面白さを感じていた。

自分も書いてみたくてアカウントを取った。

書きたいことが出て来なかった。

思ってた以上に何も考えずに生きているようだ。

自分はなんて空っぽ人間なんだろう。

2019-04-15

火ノ丸相撲高校相撲編まで」(が良かった)と言われる理由

・・・自分なりに考えてみた。

※だらだら書いたので恐ろしく長い。

あくまで「自分の周りでの評価」の話でこれは決して一般論でない。面白さの感じ方は人それぞれということも重々承知している。ごくごく個人的見解だと思ってもらえれば。

推敲もせず勢いにまかせて書いたので、多少ふざけている部分もあるし、すぐ脱線するし、色々な意味で所々間違っているかもしれないし文章も順序も何もかもめちゃくちゃだけどおおよその意味は通じると思うので堪忍してほしい。

小学生大学生あたりまでは欠かさずジャンプを買い続けてきたオッサンなのでいわゆるWJお約束アンケート事情等は踏まえている。

前置き

WJをずっと読み続けている友人が数人いるのだが、誰も火ノ丸相撲を読んでいない。読んでいない理由、ほぼ全員が口を揃えてこう言う。

大相撲からついていけなくなった」「高校相撲の時は面白くて毎週読んでいた」「ごちゃごちゃしてわかりづらくなり読むのをやめた」系統理由

自分原作連載時の初期の方だけは本誌で読んでいて元々相撲好きというのもあり、珍しい題材なのに巧みに関心を引く、驚くほど絵が上手くて話も面白漫画始まったなという印象だった。

そしてアニメをみているうちに改めてもう一度通しで原作ちゃんと読み直したくなったクチなので、彼らの評価を確かめるべく単行本最新刊まで読み進めた結果、なるほどそうか・・・と腑に落ちた。

火ノ丸相撲といえば・・・知名度のわりに本当に単行本が売れていない、アニメ化されても伸びない、掲載はいつもだいたい後ろの方。(これらはしばしば公式でも自虐ネタに使われているようだ) このような状況でありながら打ち切り危機を免れてきたのは、根強いタニマチ(後援者、ファン)の後押し、国技を題材とした作品である社会的評価少年誌作品とは思えない画力構成力、質の高さ、純粋作品としての魅力が高かったからに他ならない。

本題

大相撲編がイマイチ理由の一つとして「異様なほどの性急さ」が挙げられる。これはWJ連載であるりある程度しかたないことかもしれんが・・・

本来であれば、

A★→B→C→D★→E→F→G★ (★は物語の進行上外せない重要な話とする)

と進むべきところが、

★以外のエピソードをすっとばして読者を置いてけぼりにしている感がすごい。 つまりWJ特有事情で話を早くすすめたいがために最低限描かなければ成立しない部分しか描かせてもらっていない印象をうけるのだ。この流れは非常にまずい。なぜならばかつて打ち切られた作品で幾度も幾度も目にしてきた流れだからだ。

高校相撲編ではここらへんが比較的丁寧に描かれていたので余計に異様さが際立つ。

なお、この「すっとばし」はキャラクターにも多大な悪影響を与えている。

一人目は主人公火ノ丸。高校時代までの彼はどこか浮世離れしたつかみどころのないキャラクターでまさに相撲の申し子、ある種神聖視された存在だった。ところが大相撲編では詳細は省くが色々な意味で「人間」にまで「落ちて」しまった。神の化身(横綱)になろうとする者がそこから遠ざかってどうするんだ!?と首を傾げざるを得なかった。(もちろん無垢であること=神性というのが単なる概念にすぎないのは百も承知として)

極論ではあるが、親方に薦められるままにお見合い女性と所帯を持つ方がよほど彼らしかった気がする。それほど色恋には淡白なのが火ノ丸だと思っていた。

彼は一見他人にも自分にも関心があるように見えて実はかなり希薄に思える。かといって他者から本物の好意を向けられれば真摯に応える度量は持ち合わせている。相手によほどの理由がない限り彼は好意に応えようと努力するだろう。とかく恋愛経験値が低い者は猛烈な「押し」には弱いものだ。誰が主人公の心を射止めるかというのは少年漫画面白さの一要素でもある。そういう意味ではあの咲や景子ですらヒロインになりうる一種ワイルドカード的な魅力が無自覚の神性を有していた頃の火ノ丸にはあったように感じる。

さらに言えば、主人公を射止めたヒロイン(レイナ)のキャラが強く立っているにも関わらず、動機付けの弱さ、たまたま近くにいた異性、半ば成り行きのような、描写不十分でさほどの必然性がないように見えたことがとても残念で引っかかるのだ。

いささか潮火ノ丸というキャラクター幻想を抱きすぎた感はあるが、少年期の彼の印象はどうしても強いのだ。

二人目はヒロイン枠のレイナライバルらしいライバル千鶴子くらいのものだったので、これはまぁ順当ともいえるが(ちなみに自分1話での火ノ丸との運命的な出会いからずっと彼をひたむきに愛していた千鶴子推しであった…)、あまりにも性急に距離が急接近したのにはさすがに困惑しかなかった。彼らが後々恋愛関係になることは容易に予想できたし特に異存はない。ただあのような相思相愛関係?に至るまでのプロセスがあまりにお粗末すぎるのでは?何なら高校相撲編のレイナが火ノ丸の相撲魅せられていく名前のつけられないあの純化された感情を抱いた付かず離れずの関係性をもっと見ていたかった・・・

三人目はチヒロ。主人公国宝を脅かすほどの屈指の人気キャラでありながら夢を追うために渡米し実質的な退場となった時は「なんて潔いんだ!!」と感動したものだ。しかし彼は帰ってきた。それは別に良い。問題は特段なんの経緯も語られることなくいきなり彼がシングルファーザーとなっていたことだ。読者は大困惑しかない。あきらかに悪い意味でのサプライズといえる。

他にも数人いるが特に際立って目立つのはこの三人だろう。

実際この漫画きっかけで相撲に興味を持った子供もいると思うが、高校相撲編はともかく自分の子小学生以下なら大相撲編は読ませたいとは思わない。高校相撲編に関しては各種教育関連機関業界団体等(?)からの推薦も十分受けられそうな内容だと思っていただけに遺憾だ。

安易なお色気(下ネタ)、ギャグ、過度な恋愛要素に逃げる作品は総じてレベルが低い。(余談だがお笑いに関しても同様だ)そんなものに頼らなくても十分面白ものこそ本物の面白さなのだ。

火ノ丸相撲は今時珍しく「硬派」な漫画だと思っていたから(大相撲編での品格の落ち方、別方向への舵の切り方に)結構ショックを受けたとは友人の弁。

硬派イメージが強かったのは、高校相撲編までは極力セクシャル描写が避けられてきたからだと思う。

痴漢被害表現

1話満員電車で堀千鶴子痴漢被害に遭うシーンがあるが、彼女はあまりのおぞましさに心底怯えた表情をしている。一見流してしまいそうだが賞賛すべき点がある。痴漢という最低の犯罪行為を決して性的な興奮材料にしていないことだ。他作品には被害女性の顔を紅潮させたり目を潤ませたりといった不適切表現が見受けられるが、火ノ丸相撲はそのようなけしからん作品とは一線を画していた。

②景子の性癖

彼女は優秀な観察眼を持つ記者であることは言うまでもないが、若い男性(とりわけ少年)の裸体や尻に向ける欲望が度を超えておりセクハラまがいの行為が目につく。女性男性であるから流されがちだが本来はあってはならないことだ。ギャグとして笑い飛ばすにはどぎつすぎるし、もはやそういう時流でもない。

レイプ未遂

これは本当に驚いた。①であのような配慮を見せた作者とこれを書いたのは同一人物なのかと目を疑ったほどだ。事のあらましは、意気消沈して部屋に引きこもる火ノ丸をレイナがドアを蹴破り強引に拉致し車でラブホテルへ連れていき、彼の合意を得ないまま性行為を迫るという驚くべきものだ(結果未遂に終わったが)。

たとえ交際していても合意を得ない場合性交渉レイプである。これも女性男性から見過ごしがちだが、この立場を火ノ丸が女性レイナ男性だったとしたらどうだろうか・・・笑えねえよとなるはずだ。さらに悪いことに「成人が飲酒した状態未成年性交強制する」構図なのだ。これはオチウこわぁいどころの騒ぎではない!マジでどうしたんだ川田先生!いよいよウェンカムイに取り憑かれたか?(??)

主人公の魅力度が落ちた作品はその人気も下降の一途をたどるのはいうまでもない。高校相撲編での火ノ丸は他を寄せ付けない魅力があった。あの輝ける国宝たちの中にあってもだ。大相撲編になってからあきらかに精細を欠いている。主人公陣営(メインサイド)の話よりも童子切草薙大包平三日月等の敵陣営の話の方に興味を引きつけられるほどに。むしろそちら側メインの話を読みたくなるというのは相当問題に思える。

火ノ丸はまごうことな平成終盤生まれ平成の子だ。しかし彼の中に古き良き?昭和スポ根漫画主人公を見ていたのは自分だけではないはずだ。

不幸(両親を若くして亡くしており裕福ではない環境)、逆境(あまりにも小柄な体躯)、自己実現能力(自らを厳しく律し、徹底的に稽古で肉体を痛めつける)、黒電話携帯を持たない、機械音痴時代がかった物言い兄貴肌、相撲のことしか頭にない、私生活が見えないなどいかにも昭和ヒーロー感(?)満載である

潮火ノ丸の中に矢吹丈のような壮絶な最期を遂げる姿を夢見ていたのかもしれない・・・モブも言っていた「鬼丸ハッピーエンドが見えない」。決してハピエンが悪いわけじゃないしそちらの方が良いに決まってる・・・が、いかにもな予定調和エンドだけは勘弁してほしい。

ハピエンではなくとも「あしたのジョー」は不朽の名作だ。主人公最期勝利し真っ白に燃え尽きて生死すらどうなったかからないなんてこれ以上ハートが震えて痺れるラストがあるだろうか?ヒーローが完全に浄化され何者にも貶められない最上級存在になった瞬間だと思う。

取組を殺し合い、命のやり取りとまで作中で表現しているならそれくらいの危うさがあってもいい。昨今の少年誌では厳しいかもしれんが。

第1部を第2部以降がクオリティで上回る作品はほぼない。あってもごくまれである。(ちなみに続編が悉く期待外れだった作品としては東〇喰〇等が挙げられる。続編の一報を聞いた時は飛び上がるほどうれしかったものだが、完成度の高い前作とどうしても比べてしまい、しだいに期待は失望へとかわっていった。)少なくとも火ノ丸相撲に限ってはそうはなるまいと思っていたのだが・・・

WJの数多くの縛りや規制大人の事情に阻まれ駄作になるくらいならいっそしかるべき媒体アプリ、あるいはヤンジャンなど)に移籍してのびのび描いてほしい。青年誌の方が表現の幅が広がるだろうし。もし角界の諸問題(暴力八百長パワハラモラハラセクハラ等)の闇の部分に切り込んだりする気があるのならばなおさらだ。

高校相撲編のような神々しいまでの輝きを取り戻すことはもうないのかもしれない。それでも自分火ノ丸相撲という稀有作品に魅せられた一読者して、最終話まで見届けたいと思う。

総括

長々とかいてきてアレだが、要約すると

『あまり余計なことにページ数を割かずに相撲をじっくり見せてほしい。タイトルにおこがましくも相撲を冠してるんだからそれに恥じない内容にしてくれ!相撲で堂々と勝負せんかい!』

・・・だろうか。

2019-03-21

翔んで埼玉が全国で公開している不快感

関東ローカルで公開しろ

東京ローカルニュース全国放送するのと同じレベルのくだらなさ

映画の外でも東京埼玉ゴミのような馴れ合い魅せられてうんざりだよ

で、こういうこと書くと煽ってくるのが田舎出身かっぺエセ東京もどきからうざいったらありゃしない

2018-12-15

インターネットで恋してる

好きな人がいますインターネットの向こう側に。

名前も、顔も知らない。年の差も、性別も定かでない。そもそも実在する人なのか、あるいは自分狂気が作り出した妄想なのか。そんなことすら分からない、この世知辛いインターネットの隣人に過ぎない人。

その人のことが、どうしようもなく好きです。夢中です、恋しています

本当に、本当に。バカみたいですよね。いい歳して、頭がおかしいんです。何にも知らないくせに、ただ何ヶ月か会話して、貴方きらめきにどうしようもなく惹かれて魅せられて、こんなものまで書いて。なんて浅ましい奴なんだって世界中から軽蔑を集めて、私に投げつけてください。

こんなことを言い出せば、困らせてしまう、不愉快にしてしまうのは分かっています。こんな醜態はずっと隠しておくべきだし、明かさなければ普通に会話してもらえるだろうに、これを言ったらもう二度と戻れない。

手のひら返したような態度で、人間不信を植え付けてしまうかもしれない… いや、ごめんなさい、現実逃避しました。「かもしれない」ではなくて、そうなって当然だと思います。本当にごめんなさい。卑怯で、情けなくて、ごめんなさい。

でも、それでも伝えたい。どうしても言いたくて仕方がない。

貴方のことが好きです。

かに言いようがほど、好きです。

叶うものなら、貴方とずっと話がしたい。お互いの考えていることを聞いて、伝えて。ただなんとなく、たまに同じ時間を過ごして、とりあえず生きていく。

そんな関係になりたい、1年後も10年後も100年後もずっとそうしていたい。それがいま、私の願いです。

===

インターネットで憎しみ合うのは、ごく普通ことなのに。どうしてここで人を好きになったら、こんなに奇妙でグロテスクで、不適切なことに思えるんでしょうか。

消えてなくなりたいです。

2018-11-30

12/27から始まるRTAinJapanを見ろ

RTAinJapanっていうRTAイベントを知ってるか?知らないなら今すぐググれ。

https://rtainjapan.net/

RTAを知らないやつは何も調べずに見たほうが面白いかもしれないか12/27日から年が明けるまでの間にRTAinJapanで調べることを忘れるな。

秋葉原で5日間通しで何かしらのゲームRTAをやり続けるっていう狂気イベントだ。Twitchでの配信もある。

これは持論だが、RTAプレイヤーっていうのはどこかしら狂ってる。

羽生善治竜王は報われるのがわかってるなら誰でも努力する、わからないのに努力するっていうのが才能だ、みたいなことを言ってたが、

ゲームRTAなんて報われても金にはならないし名誉だって最初からあった訳じゃない。

最近じゃあesportsだなんだと言われてゲームが金になることも増えてきたがRTAを金にするのは難しいだろう。

なんせ規格がバラバラすぎる。スカイリムデルフィンを殺すRTAを見たことがあるか?無いならお前はマイナス3000DKPだから調べて見てこい。

何が言いたいかって言うとRTAなんてものは走ってるやつが自分ルールを決めてるってことだ。

計測開始地点と終了地点、海外日本で違うことだってある。

EDも全部見て計測終了するのか、最終入力箇所を計測終了地点とするのか、どっちが正しいとかじゃなくてゲームとの向き合い方の話だ。

もちろん厳格にルールを決めて金を稼ぐのはできるだろうが、それをゲームメーカーが許すかな?そういうことを考えるとRTAのものを金にするのは相当難しい。

GDQみたいなチャリティーイベントを見てると金を動かす力があることはわかるがその金がRTAやってるやつの手元そのまま行くことはまず無いだろう。

じゃあ名誉は?自分動画編集したりして面白おかしくわかりやすRTA解説動画を作ってやっと名誉がついてくる風潮が出来た。

RTAやってないやつでspeedrun.com眺めて世界記録更新されるやいなや走者を祝福するっていうお前も走者と同じく狂人の域だから自分一般人ですみたいな顔をするのをやめろ。

俺の持論だがRTAやってるやつらは大体2種類だ。

俺が一番このゲームを愛してやれるっていうことを示す為にゲームプレイし続ける狂人か、

ゲームが上手くなるその魅力に魅せられて時間練習し続けて0.1秒とか1ミスで全部やり直しみたいな領域突入しても自分はまだ普通だと思ってるような狂人だ。

ついこの間時のオカリナ20周年を迎えたのは知ってるか?迎えたんだよ。おめでとう。

その時のオカリナなんか20年間毎年と言ってもいいほど新しいよくわからんバグ技が見つかる。

そのうちのいくつかはRTAに利用できるようなタイム短縮につながる技だからRTAタイム更新されてゆく。

未だに「オフラインアップデートが続いてる。

だがバグ技っていうのは鼻をほじってれば見つかるわけじゃなくて、よくわからんやつらが永遠に時のオカリナプレイしてるから偶然見つかったり、

もしくは見つけようと永遠にプレイしてる狂人とかがいて、その積み重ねの結晶として今の時のオカリナRTAがある。

そういうのを生で見せてくれるっていうんだから見ない手はないだろう?

まぁ今回は時のオカリナは無くて、ゼルダシリーズからトワイライトプリンセス風のタクトHDだがな。

ゼルダの伝説RTAっていうやつはどれもハズレ無しだ。風タクHDバリアスキップなんて説明を聞いてるだけで目眩がするぜ?

気になるか?なら年末RTAinJapanで会おう。

RTAinJapanの主催のもか氏は今回トキトワを走る。

おいおい。時と永遠~トキトワ~を知らないのか?2012クソゲーオブザイヤー据え置き機部門次点だぜ?

俺は音楽古代祐三から発売前から知ってたが、まぁもか氏に比べると俺なんかは何も知らないに等しい。

プレイヤーのもか氏は自ら選評をクソゲーオブザイヤースレッド投稿し、更に攻略同人誌コミックマーケット頒布する等当ゲームを非常に愛し知り尽くしているプレイヤーです。

https://rtainjapan.net/schedule/game-title/time_and_eternity/

RTAinJapan公式HPゲーム紹介の一文だが、つまりこういうのを狂人と呼ぶ。

俺は思ったね。ゲームへの狂気とも呼べる愛をここまで示せるものなのかって。ゲームを愛するってことはこういうことなんじゃないかってね。

RTAを知るまで俺は少しばかしゲームを周りのやつらよりは愛してやってるって自負してたがそんなことは無かった。

主催のもか氏なんかはごく一部なんだよ。狂人の集まりの一人にすぎない。

なんせ5日間休み無しで永遠にRTAやってるっていうんだから刃牙で言ったら選手入場だけで単行本1巻終わる勢いだよ。

いか約束だ。RTAinJapanを見ろ。どう取り繕おうったってお前も本当は狂気の愛を見たいんだ。

2018-07-03

十二月二十四日。昼頃からちらほらと雪が舞いはじめ、夕方深沢君があろえを引き取りに家に訪れるころには本格的な雪模様となっていた。

 彼は恋人を連れていた。私やあろえも何度か会ったことがある元気のいい女の子で、あろえを見ると、かわいいかわいい、と喜び、あろえはすかさず同じ言葉を返す。

 まだパーティには少し早かったので、家にあがって貰ってお茶を出した。深沢君の恋人あろえのために今日来てゆく服を選ばせて欲しいと言い、あろえと一緒に二階に上がって行った。

 すぐに、二人の話す楽しげな声が聞こえてくる。

彼女あろえと話をするのが上手ですね。驚きました」

「勘がいいんですよ。それにしても、凄いですね。ツリーも立派ですし」

 部屋のクリスマスの飾り付けを見回しながら深沢君は言う。

 あろえがすっかり工作魅せられてしまって、この一週間、頼みもしないのに毎日輪飾りばかり際限なく作っては笑顔で私のところへ持って来るので、飾り付けないわけにはいかなかったのだ。

「習慣になっちゃったんですね。クリスマスの後も、きっと作りたがりますよ」

 深沢君はおかしそうに目を細めた。

「そういえば、今年は学生最後クリスマスイブなのに、プライベートに使わないでいいんですか?」

最後からこそ、学校のみんなと過ごしたいなと思ったんですよ」

 少し寂しそうに言う深沢君は、年が変わり春になれば大学卒業してしまう。そしてその後は実家に帰って中学校先生になることが決まっていた。評判の良いボランティアである彼は、きっと良い先生になるだろう。

ちょっと早いけれど、お疲れ様でした。深沢君のおかげであろえは色んなことが出来るようになりました」

「いや、僕なんか全然したことしてませんよ。本人や周りの人がみんな頑張ったからです。いつも力不足を感じてますよ」

 深沢君は照れくさそうに頭を掻いた。

「もし中学校がクビになったら、帰って来てくださいね

 私が言うと、深沢君は困ったように笑った。

 やがて着替えを終えたあろえ階段下りてくる。選んでもらった服は組み合わせのセンスが私なんかよりもずっと良くて、同じ服なのに普段よりずっと可愛いく見える。

 そしてあろえたちが行ってしまうと、家の中が急に静かになってしまった。考えてみたら家に居るときはいつもどこかにあろえがいた。一人ぼっちになんて一体いつ以来になるのか、はっきりと思い出せない。

 シャワーを浴びて、体を洗う。丹念に洗う。そんな自分ちょっと恥ずかしい気もするが、それは考えすぎというもので、こんなの何も特別意味などない大人の女性として当たり前の身だしなみだ。そうに決まっている。下着だって、一番良さそうなやつを選んでやるのだ。やるのだ。

 それからメイクをして、髪の毛をセットして、着てゆく服をもう一度選び直していたら、いつの間にか時間がなくなっていた。だいぶ余裕を見ていたはずなのに。月島君が車で迎えに来る予定になっている。私は慌てて服を決め、コートまで着込み準備を済ます。そして椅子腰掛けると変に緊張してしまって今度は一秒がやたら長い。時計のカチカチする音が、普段よりずっとスローテンポに聞こえる。表の道路を車が通るたびに、彼じゃないかと思って立ち上がりそうになる。

 やがて訪れた彼の車に乗る。見知った街なのに、どこをどう走ったのかさっぱり覚えていない。駅の近くにあるその小さなイタリアンレストランの前で車から降りたとき、はじめて、自分たちがどこへ向かっていたのかを理解した。

 月島君の大きな背中を身ながら店内に入ると静かで品の良い音楽が聞こえてくる。席に座ってまもなくシャンパンが運ばれグラスに注がれる。細長いグラスのピンク色の液体の中を底から水面に向かって気泡が泳いでいる。私たちは小さくお互いのグラスの縁を合わせて、一口含む。

 美味しくて、ラベル確認したらどこかで聞いたような銘柄だった。高いのだろうか? そう思うとやたらと緊張してしまって、あとは何を食べているのかさっぱり解らなくなってしまった。

 食事がほぼ終わって二本目のシャンパンゆっくり飲みながら、高校時代の話をしていた。月島君が野球部で汗くさい放課後を過ごしていたとき、私は美術部でテレピン臭くなっていた。

 あの頃月島君が付き合っていた女の子の話を仕向けると、彼は仕返しに私と仲の良かった男の子について尋ねて来た。随分大昔のような気がする。世の中の何もかもをわかったようなつもりで、そのくせ何もわかっていなかった青臭い時代の話だ。

あのころも随分大人だっていう印象があったけど、八坂さんはいまでも大人な感じがするね」

「それは老けてるってこと?」

「じゃなくて」

 月島君は酔いでほのかに赤く染まった頬を弛緩させた。

 いい年して、こんなデートなんかでのぼせ上がって、何を食べているのかもわからなくなってしまう私が、大人の筈はない。せっかくこんなに高い料理を頂いたのに。

 もし私がそんなふうに見えているのなら、それはただ大人のふりが上手いというだけのことだろう。いつも幼くてわがまま自分にてこずっている。そんな話をしたら、

今日はのぼせてくれてるんだ」

 彼は少し驚いた様に言い、私は自分失言に気が付いた。

「化粧室行ってくる!」

 恥ずかしさにいたたまれなくなってハンドバッグを掴むと、慌てて席を立った。鏡に向かうと、私の顔は月島君よりもずっと赤くなっている。蛇口をひねり流れる水で手を冷やし、深呼吸をして気分を落ち着ける。お酒なんか飲んだのは今年のお正月以来だから殆ど一年ぶりだ。ふわふわして楽しい気分だ。これはお酒のせいだけなのだろうか。

ケーキがまだ残ってたんだって

 戻ると、テーブルの上には美味しそうなケーキが乗っている。

「でも、もうお腹一杯だわ」

「そうだね。包んで貰おう」

 月島君はウェイターを呼び止め、ケーキは下げられた。

「雪が、だいぶ強くなって来たね。この分だと明日除雪車が要るな」

 彼の視線につられて窓の外を見ると、羽毛の様な雪がゆっくりと舞い落ちていた。雪かきとなったら、スコップを新しく買わなければならない。去年のは、あろえおもちゃにしてどこかになくしてしまった。今年はよく教えておかなければ、また同じことを繰り返すだろう。

「妹さんは……」

 彼が、ふと呟いた。

「え?」

 顔を向けると、月島君はまっすぐに私の顔を見つめている。

「妹さんは、今日は何時までに迎えに行けばいいの?」

 ボランティアの人が明日まで面倒見てくれる、と答えかけて、彼の真剣な表情の意味に気が付いた。もし、私が今日は迎えに行かなくてもいい、と言ったなら、それが自分のどんな意思を示すことになるか、解ってしまった。

 私の表情がこわばったのを見て、月島君は表情をゆるめ、グラスを手に取る。私に考える時間をくれたのだ。ほっとする。

 しかし、どうしよう、どうしよう、そればっかりが頭のなかでぐるぐる回って上手に考えられない。

「あ、預かってくれてる人に訊いてみるね」

 無理矢理愛想笑いを作ると、携帯電話を手に取った。心臓の鼓動が早くなり、顔に血が集まってくるのがわかる。緊張しすぎだ。まったく予想しなかったわけじゃないんだ、別に拒む理由もないんだ。私は今さら何をうろたえているの?

 自分を納得させる時間を稼ぐつもりで、電話をかけた。

 五回コールしたところで、深沢君が電話に出る。

八坂さんですか?」

 彼の口調はいつになく硬かった。

「そうですけれど、あろえは何もしていませんか?」

「いや、何もないです。大丈夫です。安心してください

 何か変だ。

「もし何かあったのなら、教えてください」

「本当ですよ。ただ、突然の電話だったからびっくりしちゃって……」

 とてもそうとは思えなかった。確かに彼の口調はもう普段通りに戻っている。だけれど違和感は拭い得ない。だいたい、楽しく過ごしているにしては彼の声の後ろが妙に静かだ。どこにいるのだろう?

 月島君と視線が合う。思わず真剣な表情になってしまった自分申し訳なく思い、目をそらしてから会話を続ける。

「何かあったんですね。それで、私に言えないってことは、あろえに何かあったんではなくて、あろえが何かしたんですね?」

まいったな、本当にそんなんじゃ……」

「いま、どこにいるか教えてください」

 私が強い口調で言うと、彼は言葉を詰まらせてから

「すいません、僕は柿崎病院に来ています

病院……。あろえはどこにいますか?」

「一緒にいます

 それだけ聞くと私は電話を切り、月島君と向かい合った。

「ごめんなさい」

「気にしないで」

 彼は首を振ると、すっと立ち上がる。

「妹さんに何かあったんだね。行こう。俺もついて行くよ」

ありがとう、でも、一人で行くわ。一人の方がいいから」

「そうか」

「きょうはごめんなさい。誘ってくれて嬉しかった」

「うん」

 彼の微笑からからさまに失望が読み取れて、胸が苦しかった。新しいコートとブーツが、やたらと硬く感じる。

 タクシーで向かう途中、深沢から電話があった。

大丈夫ですからゆっくりしていてください」

 そんなことが出来るわけない。私はもう病院に向かっていることを告げる。そう遠い距離ではないから、すぐに到着した。

 一カ所だけ明かりの灯っている救急玄関に回ると、入り口のところに深沢君が立っていた。普段着のままで上着を身につけず、ズボンポケットに手を突っ込んで肩をすくめながら、寒そうに白い息を吐いている。声をかけると、

「中だと携帯が使えませんから

 震える唇で言った。

 彼は救急車に乗ってここへ来た。怪我人は、彼の恋人だった。コンクリートの上で転倒して、腰を打った。骨には異常がなかったけれど、いますぐに起きあがるというわけにもいかないらしい。痛み止めを飲んで、ついさっき寝付いたそうだ。

階段に雪が積もっていて、足を滑らせたんです」

 はじめはそうとしか言わなかったのを問い詰めると、やはり、あろえが原因だった。階段上りかけた彼女の服を、あろえが急に引っ張ってバランスを崩させたのだ。そして結果として階段から転落した。

「僕たちが不注意だったんです。あろえちゃんが人を呼ぶとき服や腕をつかんだりすることがあるのは、ちゃんと知っていたはずなのに」

 湯気のたつ紙コップで両手を温めながら、彼はそう言った。

 行為自体子供もよくやることだが、あろえの体格は子供のものではない。身長深沢君の恋人と同じか、ことによるとあろえのほうが少し高いかもしれない。そんな人間階段の途中でいきなり引っ張られたら、注意していたとしても、転倒は不可抗力だったはずだ。

 私はぞっとして背筋が冷たくなる。もし一歩間違えていたら、もっと酷い結果を導いてことは容易に想像出来た。

申し訳ありません」

「いや、頭なんか下げないでください。こっちこそ、せっかくのクリスマスだったのに、こんなことになってしまって」

「そんな」

「僕がついていたのに。あろえちゃんは、ただいつも通りにしていただけなんですよ。それなのに。やっぱり僕は、向いていないんでしょうね。今日は僕はここで夜を明かしますよ。八坂さんは帰った方が良いですよ。ちゃんとした時間あろえちゃんを寝かさないと」

 彼は元気づけようと笑ってくれたが、普段ほどの力がない。そしてコップの中身をすすった。

 自信を失い落ち込む彼を初めて見て、覆い隠せない彼のショックを知った。私は何も声をかけるべきだと思ったけれど、いまの私の役割から何を言ったらいいか解らなかった。

 あろえ病院の長椅子腰掛け絵本を読んでいた。傍らには若い看護師が座ってそれを見守っている。

「姉です」

あなたがお姉さん? この子、さっきまで落ち着かなかったんだけれど、この絵本が気に入ってくれたみたいで、ずっと真剣に見てるの」

「そうですか、面倒みていただいてすみません

自閉症なんですってね。こんなに大きい子、家にいる間ずっと面倒見てるのは大変でしょう。パニックが起きたときとか、大丈夫なの?」

「まあ、なんとか。妹は腕力はそんなにないですから

「親御さんも家にいないんですってね。大変ねえ」

「………」

「出来れば、ちゃんと話し合って一緒に面倒みたほうがいいですよ。やっぱり、身内の人が一致団結しないと。でも、そうは言っても簡単はいかないのよね。大変ねえ。綺麗な格好して、あなた今日どこか出かけていたんでしょう?」

 同情されて私は、より一層みじめな気分になった。あろえは、すぐ傍で自分のことについて話されているのにも気が付かず、絵本を見つめている。自分が何をしたか、ちっとも理解していないのだろう。

あろえ、もうやめなさい」

 あろえは、顔をあげた。

「帰ります。もうやめなさい」

ダメです」

 言ってから視線絵本に落とす。

「やめなさい」

 強く言っても、あろえは返事をしない。

「聞こえないの?」

「きこえないの」

「よっぽど気に入っちゃったんですね。もう少しだけここに居ますか?」

 いつのまにか深沢君が近くに来ていた。私たちは、いまこの状況の彼にまで、気を遣わせてしまっている。恥ずかしくなった。

「いいんです。ほら、やめなさい」

ダメです」

 その返事にもう耐えられなくなって、私は絵本あろえの膝の上から取り上げた。奪い返そうと伸ばしたあろえの手を掴む。

あろえ、帰りますよ」

 あろえは私の口調からようやく異変を察したのか、不安な表情を浮かべ、

あろえかえりますよ」

 口の中でぼそぼそと呟いた。私は取り上げた絵本看護師さんに渡す。

八坂さん……」

 深沢君が心配げに見ている。

今日は本当にすみませんでした」

 私は頭を下げてから、まだ絵本に未練を残し見つめているあろえの手を強く引いた。

https://www.saibunkan.co.jp/lechocolat/soft/ka_swan/images/preswan.htm

2018-05-14

本物のシャア・アズナブル

オリジンの話だけど可哀想すぎない?

事故死に見立てられて殺されて

親友は偽物と気づくけど、キャスバルカリスマ性に魅せられてしまれすらしないし

ちょっとアレな人だったのかな

士官学校合格した日の食事会の時も興奮してジオンアゲして周り引いてたし

生きてたら顔はいいけど愛すべきバカみたいなポジにならなかったのかな

2018-05-02

湾岸MIDNIGHTのおかげでソシャゲにつぎ込む人間気持ちがわかった

推し限界まで重ねるために生活費を切り詰める連中が職場にいるんだが、今までずっとそいつらのこと理科不能な救いようのないバカだと思っていた。

でもやっと理解できたよ。

救いようのないバカだけど理解の出来ないバカではなかった。

何のためにそんな事しているのかまでは理解出来ないが、なんでか知らないけど魅せられてしまった以上行く所まで行くしかないって事は理解したよ。

狂ってるけど、方向性を見失ってくるってんじゃなくて方向性を見定めて狂ってるんだと知ったよ。

いやしかし、全くタメになるな湾岸MIDNIGHTは。

趣味人思考回路一般人の頭にも入る形で教えてくれて実に助かった。

趣味のために散財する人間心理をこれほど的確にかつ面白く描いた作品は見たことがない。

これに比べたら美味しんぼなんてカスや。

2018-04-26

史上最高に病んでた時、漠然と「この高さから飛び降りたら即死だろうな。どこから外に出られるっけ」と思いつつ見上げた建物からマジで死人が出た。それからというもののその建物魅せられて仕方がない。

2018-03-19

今日、俺の好きなソシャゲサービス終了する

大学時代から毎日プレイしていたソシャゲ今日、正午をもってサービス終了する。

今どき流行るわけもない所謂ポチポチゲーだ。

でも何故だか魅せられて気付いたらサービス終了までプレイしていた。

このゲーム一言で言うならば愛嬌がとてもあるんだと思う。

スポーツ観戦はほとんどしないが、

例えるならば「強くはないけれど何処か応援したくなるチーム」がイメージに合う。

よくソシャゲ揶揄する言葉として課金したって「何も残らない」と目にする。

自分も昔そう思っていた時期がある。

結果としては全然そんなことなかった。

たくさんの思い出が出来た。

たくさんの人と交流出来た。

たくさんの楽しい時間を過ごすことが出来た。

コンテンツは今もなお成長し続けている。

実はこのゲームは完全に終わってしまう訳ではなく、

アプリ版として、リズムゲーとして既にリリースされている。

もちろん自分プレイしている。

サービスが開始されてから今日まで、新天地彼女たちと向き合おうともした。

けれど自分には同一視することは出来なかった。

if世界線のような感覚が近い。限りなく似ているけれど別のもの

もちろんこれから彼女たちを応援する気持ちは変わらないけれど

今までを肩を並べて歩んできた5年間だとするならば

これからはそっと後押しをするような、そんな未来なんだと思う。

遠い向こうに行ってしま彼女たちを

ただただ見送ることしか出来ない自分に急に年を取ったように感じる。

(実際に5年も経過しているわけだけど)

彼女たちを全力で応援した5年間。

今度は自分自身を全力で応援してみようと思う。

残る20代を全力で生きてみようと思う。

きらめく出会いありがとう

ときめく舞台ありがとう

輝く時間ありがとう

君が大大好きだ

同じ歩幅でいてくれてホントにThank you!

2017-05-05

オスメスのときめく見分け方

本日、某スーパーで「ししゃも」を購入した。いや正確には「カペリン」というらしい。

そんなことはどうでもいい。

パッケージに *オスメス*無選別* というシールが貼ってあり、大振りでやや太り気味の体格に

魅せられて購入した。俺は魚卵には目がない。

フライパンクッキングシートを引いて、ししゃもを弱火で焼く。

数分で、ししゃもから油がじゅわっと流れてくる。

数分して裏返す。こんがり焼き上がれば、クッキングシートを捨てて、

フライパンは綺麗なまま。これ、生活の知恵。

で、実食。

7匹中1匹のみがメス。おそらく、これは無選別ではない。

まあ、悪玉コレステロール値が高い俺様に、神様がオスばかりをプレンゼントしてくれたんだと思う。

神様ありがとう

2017-04-06

若手俳優にハマった

Twitterでよく見る「若手俳優にハマってから身なりを気にしてきれいになった」という話をかなり他人事のように聞いていた。

恋みたいだなとか女の子みたいで可愛いなとか、プラスの印象はあるけど自分には関係ないとずっと思っていた。

そもそも俳優の顔が全く覚えられない。オタクだけど男性声優もまともに覚えられない。

イケメンには一切興味がないししいていえば二次元イケメンしか興味が持てなかった。

から好きな作品が2.5次元舞台をやっているからという理由観劇に行ったときも、キャラとして見て俳優としては全く見てなかった。

顔が綺麗だなあ、くらい。俳優なんだから最低レベルイケメンなんだろうなで終わらせてた。

それがどういうことが

一番好きなキャラだったわけでもないのに目を惹く演技に魅せられてDVDで見た)

あれを生でみたい絶対に見たいと思っても激戦チケットは中々取れなくて諦めて

全く元作品を知らない舞台を見に行ってようやく生の演技を見れた。

顔が綺麗だなとか、痩せてるけど男だから逞しい腕や脚してんなとか、思うことは沢山あった。

それからいろいろあってこの人が俳優でいる限りはずっと応援をしようと思ったら急に自分のみすぼらしい格好が気になった。

デブなのは今すぐ変えられないけど、小綺麗なデブにならなれる。

そう思って、マンガアニメゲームに費やしていたお金の幾分かを服や美容に回し始めた。

まだ自分を変えようとしている途中だけど前に見た「若手俳優にハマってから身なりを気にしてきれいになった」を思い出したよ。

あの人に対して思う気持ちは恋とは程遠いしオタクはどうがんばってもオタクしかなれないけど、ましなオタクになろうと思えた。

次に見に行く舞台までにはましな女になりたい。

見られるわけじゃないけど、見に行く姿勢としてそれなりな格好をしていきたい。

2016-07-16

はてなの「あなたへのお知らせ」に赤い数字がつくのは魔力があると思う

あれがついてると凄くうれしいもん

あの魔力に魅せられてあらゆる手口に手を染めてしまうのは分かる気がする

インターネット麻薬

互助会とか批判するけどさ

あの魔力、麻薬にはなかなか勝てないと思うよ

2016-05-05

連休も終わるし半生を振り返ろうか

人生50年と言われた時代ならもう折り返し、何もすること無く連休が終わるので振り返る。古い記憶は思い出すのが難しく、新しい記憶ほど濃く出てしまうのは仕方ない。

小学校時代

進研ゼミをやってたこともあり勉強はそれなりに、いやそもそも小学校範囲なんて普通に聞いてればどうにかなるだろうと。

運動は苦手というか嫌いで部活インドア系、今で言う程の虐めは無かったがからかわれたりされるキャラ。同じ目立たな系グループや、全方位社交的タイプの人や、辛うじてまだ友人と呼べる人がいた。

中学校時代

この頃、パソコン(PC-9821)を買って貰った。もちろん建前は一家共用のもの、だけど実際に使うのはほぼ自分だった(PC-98というところかしてお察しください)。

当時のパソコン通信もやるようになり、「馬鹿(なことを言う奴)は叩かれる」という現代に通ずる教訓を得ることができた。

そして勉強生来ズボラさ、真面目系クズの因子があるとこの辺で勉強に付いていけなくなる。当然、落ち零れ始めると進研ゼミテキストも開かない、課題提出もしないまま高3まで継続することになる。

この頃、一人だけ自分に対して話しかけてくれる女の子がいた。「○○って好きな人かいるの?どんな人?だれだれ?」と妙に絡んできたり、将来はパソコン使う仕事がしてみたいとか話したら、教室の班内で日記的なものを順に書き教師に提出するノートで(明らかにそんな興味はなさそうなのに)「パソコン仕事がしてみたい」と書いたり、それなんてエロゲ的な知識からするとフラグと思えなくも無いが目に見えないフラグなんて何の意味も無いし気付くわけが無い。しかし今でも夢に見ることがある。お陰で、上述したエピソードどころかその存在すらも夢の中で自分妄想したものではないかとすら疑い始めている。

高校時代

進学校はいけず、普通に近い公立校へ。

この辺りから、顔を知っているという程度の知人はいても友人というほど親しい存在がいなくなっていた。放課後に誰かと遊びに行くこともなく、パソコンにかまけていたんだと思う。

中学時代女の子は帰り道が一緒になったときに声を掛けてくれたりたまに話してくれたりもしたが、いつしかそれも無くなり、逆に自分無意識に目で追っていることに後で気付いた。

大学受験は散々だった。理系なのに数学の内容が全く理解できない時点で終わってる。結局、3月過ぎの最終日程で、得意な現国一教受験が可能なFラン大学の新設情報学部滑り込みを果たした。

大学時代

(高い)金さえ出せばアホでも行けるという周囲の評判通り、他学部ではチャラそうな男女が目に付いたが、一日自由に誰の目を気にすることも無く快適なパソコンネットが使えるというのは大変に魅力的で暇さえあれば通い、家では新作エロゲをひたすらプレーしていた。

ゼミのメンバは(イベント毎があれば何かしたがるリア充的な彼ら特有のノリで)大変に気さくで飲みに行くこともあったが、それ以外の場ではやはり話す人も無く、遊びに行く友人も無く、淡々と3年で必修単位を取ることに徹した。卒業1年後、ゼミ同窓会的な催しの連絡があり行ったが、その後は音信不通となった。

就職活動

氷河期と呼ばれる時代は辛い。私はこの時点まで使う必要がないことから携帯電話を持っていなかったが、さすがに差し障りが大きいということで親名義のものを譲って貰った。

就活自己分析に始まり自己否定に終わる。誰もが思ってもいない建前を並べ、何処でも良いから内定を寄越せという本音を隠そうとするがそれでも否定され、自分社会に不必要存在であると言うことを実感させられる。

性格分析の結果だと、凄く明るくて社交的なのに全然違うね?」と宣うぐらいなら、性格検査なんていうアホな試験をさせるべきでは無い。何処の世界就活で、自分は暗くて内向的コミュ障ですとアピールする奴がいるというのだ。

「凄く優秀そうなのに、どうしてまだ未内定なのか不思議です」、その理由はすぐ横にいる人事に聞けばいい(これを言われた面接で落とされた)。

しかし50、60、と面接の回数を重ねると利点が一つだけ有る。心身が疲弊しきって、面接程度ではもはや緊張を覚えなくなるのだ。相手も本気で新卒に何かを求めているわけじゃない、地雷かどうかを見極めているだけだ。グループ面接で聞き飽きた他人エピソード第一位は「サークル or バイトリーダーとしてイベント or 仕事成功させた」だが、横で聞いてる自分ですらまたかよと思うのに採用担当者ともなればもうやめてくれと思うんじゃ無かろうか。

そんな無我の境地が奏功したのか、一社だけ内定を得ることができた。自分のやりたかったこと(開発)とは微妙に異なるがIT系ではあるので運が良かった。

社会人時代

アキバオタク聖地だなんて今でも言うのか知らんが、半導体からアニメまで界隈に集い、ここに慣れてしまうと他が物足りなくショボく見えてしまうのは仕方ないことだと思う。毎週通うために回数券で切符を買っていた。

仕事の方は、残業70~90H/月程度だったがこの頃は羽振りがまだ良く残業時間にうるさくは無かった。むしろ残業代の形で還元されることもあり、周囲含めて生活残業が多かったのだと思う。

しかしそんな給与は1円も貯金すること無く、エロゲアニメDVD同人誌マンガCDへと消えていった。

社会人何年目かで、アキバ出会ってしまったのがいわゆるドールだった。フィギュア的な造形でありながら、フィギュア以上の表現力を持ったそれにすっかり魅せられてしまった。

ドール大量生産に向かないためか通常に買う場合でも一体6~10万、過去の人ドールともなるとヤフオク20万、30万、もしくはそれ以上という異常な価格となる。しかし買えない価格では無い。そう、社会人にとっては多少無理をすれば大抵のものは買えてしまう。

ある時、どうしても欲しいドールがあり、初めてキャッシュカード付属したキャッシング枠を使った。そしてクレジットカードと同じように後日それを返すだけ。

人間感覚というのは本当に恐ろしいもので、一度味をしめると慣れが生じる。経験が油断を生み、警戒心を歪ませる。

間が悪いことにこの頃、親会社への出向が解除となり入社以来縁がなかった自社に戻ることになった。子会社にとって残業時間管理死活問題、定時を過ぎて用が無ければ帰れとしつこく言われ、何年かぶりに明るい時間帰宅をした時は戸惑うしか無かった。

残業時間が減れば残業代が減る。残業代が減れば収入が減る。収入が減れば欲しいものが買えなくなる。ここで話は戻り、足りないなら借りるしかないということになる。

最初キャッシュカード使用はいつの間にかなくなり、別の消費者金融カードを作っていた。最初は50万だけだったのが、100万、200万となり、気付けば借金は3社で計400万近くなっていた。

消費者金融における総量規制により年収の1/3以上を借りられなくなるという話を聞いたとき、ようやく現状を省みることができた(総量規制に便乗した、いわゆるおまとめローンの案内が来た)。

多分、一種買い物依存症だったのだろうと思う。買うという行為自体に満足感を覚え、DVDマンガなどは買ったときレジ袋のまま部屋に放置していたというのがその証拠だろう。酒や煙草は全く嗜まないこともあり、溜め込んだストレスを知らず知らずのうちに買い物という方法しか解消できなくなってしまっていた。

この400万近い借金の返済には6年を要した。途中、1円単位小金を集めて用意することもあったが一度の遅延もなく(信用情報上、大きな借金がある時点で不利なのにさらに遅延があると極めて不利になるので絶対に避けたかった。また、大きな借金があっても遅延無く支払っているのであれば継続的に安定した収入があると見做される)、むしろ終盤には収入が増えて余裕ができたこともあり予定より三ヶ月ほど早く完済が叶った。

あれほど金が無い、金が無いと言っていたのに今では200万程の残高がある。しか三十路を過ぎた男が200万しか貯金が無いというのは余りに情けない。

しか20代の頃はただ闇雲に浪費を重ね、何かを極めたわけでも、引き換えに何か誇れるものを得たわけでも無い。そして30代の前半は今月分を返済したら幾ら残るかを考えるだけで過ぎてしまった。

社会人になってから自名義で契約した携帯電話としてiPhoneを持っているが、その番号を知る知人、友人、家族はいない。掛ける相手もいないので履歴は全てセールスの着信で、発信履歴はない。

一度、中学校同窓会案内が転送されてきたことがある。当時はそれどころではなかったのと、中学時代同級生特に思い入れも無かったこともあり返信すらしていなかったが、引越の時にその案内書がでてきた。よくよく見ると同窓会の告知するwebサイトの案内があり、ふとした興味で何となく覗いてみた。いわゆるBBS、当日の写真といったものがあり、聞き覚えのある名前発見することができた。

写真は年相応になった懐かしい(…とはあまり思えなかったが)面々、年老いた教師、といったものだったが、BBSの方は久闊を叙するメッセージ狭間に「当日は子供の世話が…」「嫁の都合で…」といった文言が有り衝撃を受けた。恐らく当時は26、27ぐらいの年齢だと思うが、見覚えのある名前がそういう状況になるというのはなるほど奇妙なものだ。赤の他人の話であることに違いはないのに、すぐ横で出し抜かれたような気がしてしまうのだ。

今となってはもう友人も恋人結婚も望むべくもないし全てが遅すぎた。もし来世があり、草や木に生まれなかったのなら次はもう少し人間らしい人生を送ってみたかったと戯れに考えてしまう。

2016-04-30

おのにちのパクリ

炎上のうやむやであまり話題にされなかったが、おのにちのパクリ問題はてなとして大丈夫なのだろうか?

納豆記事デイリーポータルゼットパクリと指摘されていたのは記憶に新しいが、キラキラ女子テキストサイト魅せられて記事よっぴーパクリ、おおかみこどもはトピシュのパクリブログ名を変える前のTwitter記事はかっぴーまんがのパクリである。本人は分かっているのか、指摘を受けると「オマージュでした」と後付けで元記事リンクを張る。

この手の記事に対して、はてなブログ以外興味のない互助会メンはまるでおのにちがネタ元かのように絶賛ブコメをつけているが、もしこれが本心からだとすればさすがに不憫だ。知らずのうちに共犯にされ、パクリ一派と見なされているからだ。

互助会のなにが悪いと開き直ったのがブクマカの反感を買い炎上、その後しばらくは当たり障りのない記事量産に励んでいたおのにち。互助会舎弟は律儀にブクマを続けたものの、承認欲求アクセス乞食のおのにちには満足が出来なかったのか、一度アドセンス規約違反で削除したキラキラ女子記事風俗記事をこっそりとアップ、互助会活動も拡大しだした。

そのうちパクリ記事も再開するのであろうが、炎上で注目度があがった以上、今後どのような指摘を受け、弁明をするのか注視していきたい。

2015-11-20

妻の元彼に頼み事をされた

妻の元彼から久しぶりに電話があった。

俺「もしもし?」

妻元彼「君の家の方角にハヤブサが飛ぶのを見た」

俺「それは文字通りの意味か?それとも何らかの…」

妻元彼「鳥類ハヤブサだ。君は見ていないか?」

俺「見てないが、心当たりはある」

妻元彼「カラスか?」

俺「そうだ。普段うるさいカラスの声が聞こえなくなった」

妻元彼「ビンゴと見ていいだろう。君にはハヤブサを守ってほしい」

俺「俺はハヤブサの守りかたを知らない」

妻元彼「ハヤブサ存在する痕跡を消す事だ。例えば羽根とかフンとか食べ残し小動物だ」

俺「俺にはそんなもの見分けられそうにない」

妻元彼「食べ残しはわかりやすい。小鳥ネズミの頭が食べられずに捨てられる」

俺「そんなものを拾っていたら、あらぬ疑いを受けかねない」

妻元彼「そこは慎重にやらなければならない」

俺「俺は不器用から無理だ。そもそも何から守ろうというんだ?」

妻元彼「悪い人間からだ。ハヤブサ高値取引される」

俺「こんな住宅地ハヤブサハンターがいるとは思えない。余計な活動はかえって目立つんじゃないか」

そんな風にして断ったものの、ハヤブサに肩入れする理由がなかったというのが正直なところだ。

このやりとりを妻に報告したところ、元彼に電話して、旦那に変な事させるなと怒っていた。

補足すると、妻元彼は自然保護活動家でも何でもない。たまたま見かけたハヤブサの姿に魅せられて、四六時中そのことばかり考えるようになってしまったらしい。

以上を書いた後、久しぶりにカラスの声を聞いた。ハヤブサは去ったのだろう。

2015-10-12

http://anond.hatelabo.jp/20151010025735

ましゃラジオの神回を教えてほしい

ギター一本で勝負する人間を馬鹿にするなを書いた者です。

元増田の言いたいことはわかった。音楽趣味嗜好があるのは当たり前だし、個人的な優劣があるのも当然だ。

ただ繰り返すと、やはり「ギター一本で勝負する人間」が「多種多様音楽を取り入れようとしている人間」と比較して「音楽が好きではない」と決めつけられたように感じてしまって、我慢がならなかったんだ。

優劣なまだしも、「ギター一本で満足してるやつなんか音楽きじゃねーよ」ってなんだよ、って。

俺が元々ギター一本で音楽やってた、というのもある。ギター魅せられて、血ヘド吐きながら人生かけてやってる奴も何人か知ってる。音楽きじゃなかったら、なんであいつらは人生を喜んでどぶに捨ててったんだ、って。

から、尚更頭に血がのぼってしまったんだ。こちらこそすまなかった。俺も、山下達郎岡村靖幸も好きだよ。

2015-05-10

ジャニーズ事務所で今一番HOTな場所って

KAT-TUNだと思う。

結成から約15年で昔を遡ろうとするとなかなか長いし色々あったグループなのは否めないけど本人たちもファンも結構さっぱりしてて今の4人はのびのびやってる印象。無理に振り返らないし、振り返って重く考える人間あの中に一人もいない。エイト(関ジャニ∞)やNEWSと決定的に違うところはそこで。情が出てこない。仕事ステージに。KAT-TUN生粋アイドルだ。最近アニメ業界二次元アイドルコンテンツが大盛り上がりを見せているが、所謂アニオタと呼ばれる人たちにも刺さるグループだと思う。二次元だよあれは。もはや異世界。二人欠けてもKAT-TUN世界観が崩れない、崩させない。いつの時代でも東京ドーム自分たちの色に完全染色させてしまったらKAT-TUNが一番。コンサートは普段紙面や画面を通してしか観られない彼らを三次元の場で直視できるのが何より重要なところだが、KAT-TUNは異世界で会ってるイメージ

ジャニオタって物事を重く考える生き物だけどKAT-TUNは考えさせない。ステージが全て。魅せられて幸せになって彼らから出てくるものに感動し、最高だと噛み締めればそれでいい。アイドルとしての存在意義が明確なグループ。ファンをしていて気は楽なのに魅せられるものジャニーズトップと各所ファンから太鼓判を押され、なんだよやっぱりKAT-TUN最高じゃん。MCでファンに「今回のリングのグッズどう思う?」って訊いてファンも「いらない」って返すんだからKAT-TUNはファンにダサいグッズ持たせない思考らしい。

KAT-TUN自身も魅力的だが私が思うにファンも魅力的。ジャニオタには珍しいくらいさっぱりしてて且つギャグセンスが高い。これは昔から変わってない。KAT-TUNに対して多くは語らないが心の深いところで自分たちが観ているものに自信と誇りを持っているんだと思う。

ジャニーズは嫌いじゃないけどジャニオタって何やら面倒臭そう。

そう思ってる人は少なからず居ると思う。自身ジャニオタだがジャニオタは考えたり感情的になったり好意を語ったりするのが大好きな生き物だ。そんなこと考えずにただ、エンターテインメントを楽しみたい、魅せられるだけでいい。そんな人は今のKAT-TUNが置かれている環境を丸っと含めて最高の場だと思う。

ジャニオタにも、ジャニオタじゃない人にも、今のKAT-TUNを観ておいてほしい。

結成当時からデビューまでを見届け、ジャニオタを降り、5年の空白を経て現在嵐のファンとしてジャニオタライフを楽しんでいる自分自身へ宛てた文章

2014-06-28

http://anond.hatelabo.jp/20140628131452

知らんがな。

どっちにしろ知らない屑なんだろ?

間違ってるならそうと指摘してくれればそうですね、と納得するよ?

お前が最初からクズ認定してるし一般的有名人でもないから屑なんだろ、ってだけの話じゃん?

で、反原発にまともな人間は一人でも居るの?

お前みたいなクズ反原発は間違ってると証拠魅せられて駄々こねて受け入れようとしないじゃん?

2014-04-26

円城塔本の雑誌の連載「書籍化までn光年」で取り上げた本のリスト

http://anond.hatelabo.jp/20140421200127

書籍化まで7光年 (2009年)

  1. アンドルー・クルミー 『ミスター・ミー』    「『ミスター・ミー』とドップラー効果恋愛小説
  2. ポール・オースター 『幻影の書』    「オースター百%の『幻影の書』と本のスカート
  3. ピエールバイヤール 『読んでいない本について堂々と語る方法』    「読んでいない本を語る方法と「特性のない本」」
  4. ジョン・クロウリーエンジンサマー』    「言葉の"ずれ"と物騒な本」
  5. 浅暮三文ぽんこつ喜劇』    「ひよこサクラ実験小説
  6. シュボーンロバーツ 『多面体と宇宙の謎に迫った幾何学者』    「迷走と眩惑の理学タイトルの謎」
  7. David Flanagan 『プログラミング言語 Ruby』    「プログラミング言語小説屋」
  8. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「超絶馬鹿技巧小説『麗しのオルタンス』に隠された秘密
  9. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「数と音楽の秩序で作られた希代の小説
  10. ヒュー・ケナー 『機械という名の詩神』    「文学テクノロジー作家関係
  11. チャールズ・ストロス 『アッチェレランド』    「全編ボケ倒しのすごい奴」
  12. 多和田葉子ボルドーの義兄』    「『ボルドーの義兄』謎の276文字を追う」

書籍化まで6光年 (2010年)

  1. パウル・クレー新版 クレー日記』    「小説のような日記日記のような小説
  2. 中野美代子ザナドゥーへの道』    「多幸感に満ちた文字の連なり」
  3. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「『麗しのオルタンス』ジャック・ルーボーに直撃質問!」
  4. ミロラド・パヴィッチ 『帝都最後の恋』    「タロットにしたがって読むパヴィッチの本」
  5. ダンガードナーリスクあなたは騙される』    「現実小説よりハッピーなのだ!」
  6. ティーヴ・トルツ 『ぼくを創るすべての要素のほんの一部 』    「長い小説が書けない理由!?」
  7. 大野克嗣 『非線形世界』    「単純素朴なのになぜか伝わらない本」
  8. ジル・プライスバートデービス 『忘れられない脳』    「ジル・プライス忘却のない人生
  9. クラーク・アシュトン・スミス 『ゾティーク幻妖怪異譚』    「「そういう人」スミスが好き」
  10. スタニスワフ・レム 『泰平ヨンの航星日記』    「レムの欠番を埋めるのは」
  11. エミーリ・ロサーレスまぼろし王都』    「見えないものが見える瞬間」
  12. イヴィッド・レヴィット 『数式に憑かれたインド数学者』    「稀代の数学者架空伝記」

書籍化まで5光年 (2011年)

  1. ブノワ・デュトゥールトゥル 『幼女煙草』    「不穏さに満ち満ちた『幼女煙草』」
  2. スマイル・カダレ 『死者の軍隊将軍』    「不思議な国アルバニア戦争小説
  3. 高橋陽一郎 『変化をとらえる』    「数学教科書いろいろ」
  4. サイモン・シンエツァート・エルンスト代替医療トリック』    「代替医療に挑む議論の書」
  5. 辻原登 『闇の奥』    「辻原登は変である
  6. 柏野牧夫 『音のイリュージョン』    「聴覚だって騙される」
  7. マックス・ブルックスWORLD WAR Z』    「語り伝える書」
  8. ジェラルディン・ブルックスマーチ家の父』    「網目だらけ」
  9. グレゴリー・コクランヘンリー・ハー ペンディング 『一万年進化爆発』    「淡々進化中」
  10. イヴィッド・グラン 『ロスト・シティZ』    「見えない都市
  11. Federico Biancuzzi、Shane Warden 『言語設計者たちが考えること』    「言葉を作る人たち」
  12. A・R・ルリヤ 『偉大な記憶力の物語』    「無限記憶を持つ男」

書籍化まで4光年 (2012年)

  1. V・S・ラマチャンドラン、D・ロジャース=ラマチャンドラン 『知覚は幻』    「美の起源?」
  2. Charles Yu 『How to Live Safely in a Science Fictional Universe』(『SF的な宇宙安全に暮らすっていうこと』)    「ウーのくすぐり芸」
  3. マット・リドレー 『繁栄』    「人類は滅亡しない?」
  4. ウンベルト・エーコ 『バウドリーノ』    「エーコが好きだ!」
  5. Steven Bird、Ewan Klein、Edward Loper 『入門 自然言語処理』    「見えない辞書
  6. エットハミ・ムライ・アメド 『モロッコ食卓』    「信楽焼タジン鍋
  7. ピーター・ペジック 『青の物理学』    「青の見取り図
  8. クリストファーチャブリス、ダニエルシモンズ錯覚科学』    「見えないゴリラ
  9. 大沢文夫 『大沢流 手づくり統計力学』    「百円玉実験不思議
  10. トルケル・フランセーン 『ゲーデル定理――利用と誤用の不完全ガイド』    「ゲーデルさんごめんなさい」
  11. Mark Kac 『Kac 統計的独立性』    「数学者をつくる本」
  12. ロザリー・L・コリー 『パラドクシア・エピデミカ』    「矛盾と逆理の入門書

書籍化まで3光年 (2013年)

  1. レベッカスクルート 『不死細胞ヒーラ』    「ヘンリエッタ細胞
  2. ジョン・パウエル 『響きの科楽』    「宇宙人にあげたい本」
  3. 山田風太郎旅人 国定龍次』    「山田風太郎輪郭
  4. レニー・ソールズベリー、アリー・スジョ 『偽りの来歴』    「世界改竄
  5. Bruce A. Tate 『7つの言語つの世界』    「たくさんの言語
  6. 寺田尚樹 『紙でつくる1/100の世界』    「これは本です」
  7. アンソニー・ドーアメモリー・ウォール』    「非SF作家SF
  8. オリヴァー・サックス 『心の視力』    「サックスおじさんの症状」
  9. ダニエル・アラルコン 『ロスト・シティレディオ』    「読んでも未知の本」
  10. P・Gウッドハウスジーヴスとねこさらい』    「"ゆるさ"のシリーズ
  11. ヴィクトリアブレイスウェイト 『魚は痛みを感じるか』    「魚の痛みの判定基準
  12. イヴィッド・イーグルマン意識は傍観者である』    「傍観者法学

書籍化まで2光年 (2014年)

  1. ブライアンクリスチャン機械より人間らしくなれるか?』    「純正人間の奮闘記」
  2. Clifford A. Pickover 『The Math Book』    「数学的あれこれ250」
  3. トレヴァー・ノートン 『世にも奇妙な人体実験歴史』    「楽しい自己人体実験
  4. フリオリャマサーレス無声映画のシーン』    「幸せ本棚
  5. ジョセフ・オルーク折り紙のすうり』    「折り紙数学
  6. ニール マクレガー 『100のモノが語る世界歴史』    「大英博物館のモノ」
  7. 根上生也四次元が見えるようになる本』    「四次元練習
  8. トーマス・トウェイツ『ゼロからトースター作ってみた』    「トースターを作る男」
  9. ロベルトボラーニョ『2666』    「ボラーニョの奔流」
  10. ガイ・ドイッチャー『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』    「言語世界の見え方」
  11. D・マンフォード、C・シリーズ、D・ライトインドラの真珠』    「空海フラクタル
  12. V・S・ラマチャンドラン『脳のなかの天使』    「九つの美の法則

書籍化まで1光年 (2015年)

  1. 川添愛『白と黒のとびら』    「数学小説の融合」
  2. リチャード・パワーズ幸福遺伝子』    「純文とSF
  3. ロン・カリージュニア神は死んだ』    「真正突破短編集」
  4. ラウディアハモンド『脳の中の時間旅行』    「素朴に語る時間の話」
  5. Franco Moretti『Distant Reading』    「遠くから見る世界文学
  6. Lev Manovich『Software Takes Command』    「新しい思考の道具」
  7. デイヴィッド・マークソン『これは小説ではない』    「小説ではない小説
  8. シャロンバーチュ マグレイン『異端統計学 ベイズ』    「紛糾する統計学
  9. 内村直之『古都がはぐくむ現代数学 京大理解析研につどう人びと』    「数学という営み」
  10. Stanisław Lem『Summa Technologiae』    「レムの『技術学大全』」
  11. M・G・ヴァッサンジ『ヴィクラム・ラルの狭間世界』    「言葉より速く」
  12. 語り手 姉崎等、聞き書き 片山龍峯『クマにあったらどうするか』    「クマにあったら」

書籍化まで○光年 (2016年)

  1. ピーター・H・ディアマンディス、スティーヴン・コトラー『楽観主義者未来予測』    「未来は本当に暗いのか」
  2. ジェシーケラーマン駄作』    「いない、いない、の本」
  3. キャサリン・ゴヴィエ 『北斎と応為』    「歴史小説の書き方」
  4. 横山悠太『吾輩ハ猫ニナル』    「色んな言葉が混ざる小説
  5. 佐久間保明監修、本庄千代編『しかけ絵本世界』    「四角な本の大革新
  6. エミリー・オスター『お医者さんは教えてくれない 妊娠出産常識ウソホント』    「経済学者出産育児論」
  7. クレイグ・モド『ぼくらの時代』    「オモチャ電子書籍
  8. Noam Nisan、Shimon Schocken『コンピュータシステム理論実装』    「コンピュータをつくる」
  9. マーティンガードナーガードナー数学パズルゲーム』    「人生を変える数学パズル
  10. ピーターメンデルサンド『本を読むときに何が起きているのか』    「「読む」を考えさせる本」
  11. 遠藤侑介『あなたの知らない超絶技巧プログラミング』    「プログラミングロマン
  12. ベン・H・ウィンタース世界の終わりの七日間』    「世界の終わりへ続く日々」

書籍化まで△光年 (2017年)

  1. 奥修『珪藻美術館』    「ぞわぞわ感の境界
  2. マークチャンバーランド『ひとけたの数に魅せられて』    「ひとけたの数を語る本」
  3. ピーター・ウォード、ジョゼフ・カーシュヴィンク『生物はなぜ誕生たか』    「地球が生まれから歴史
  4. ライナー・クニツィアダイスゲーム百科』    「機械が作るゲーム
  5. ウンベルト・エーコプラハ墓地』    「史上最大の偽書の成立秘話
  6. ユーディット・シャランスキー『奇妙な孤島の物語』    「紙に書かれた五〇の島の物語
  7. 高野秀行『謎のアジア納豆』    「納豆とはにかみ」
  8. ロビンダンバー人類進化の謎を解き明かす』    「友達は二百人できません」
  9. アンソニー・ドーア『すべての見えない光』    「ドーア言語兵器
  10. ティーヴン・ウィット『誰が音楽をタダにした?』    「変化する音楽生態系
  11. 鈴木真治『巨大数』    「書くことのできない数」
  12. コマヤスカン新幹線のたび 金沢から新函館北斗札幌へ』    「視点がひっくり返る絵本

書籍化まで□光年 (2018年)

  1. まつもとゆきひろまつもとゆきひろ 言語のしくみ』    「言語のつくり方」
  2. 原武史政治思想史』    「物から読み解く政治思想
  3. マリオ・レブレーロ『場所』    「どこまでも続く部屋」
  4. 横山茂雄『神の聖なる天使たち』    「ディーとケリーの奇妙な運命
  5. ルシオ・デ・ソウザ、 岡美穂子『大航海時代日本人奴隷』    「記録に残されなかった者たち」
  6. 倉谷滋『分節幻想 動物のボディプラン起源をめぐる科学思想史』    「「発生」をめぐる学問歴史
  7. イチカワヨウスケ『野菜だし』    「レシピと伝達」
  8. 古賀弘幸『文字と書の消息』    「文字歴史の広がり」
  9. 赤野工作『ザ・ビデオゲームウィズ・ノーネーム』    「2115年のゲームレビュー
  10. 本山尚義『全196ヵ国おうちで作れる世界レシピ』    「世界196ヵ国の家庭料理
  11. フレット・スメイヤーズ『カウンターパンチ 16世紀活字製作現代書体デザイン』    「美しい活字への道」
  12. ジェニファー・ダウドナ、サミュエルスターバーグ『CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術発見』    「遺伝子編集の新技術

2013-12-16

アノニマスセブン

記事の中身は風まかせ

Firefox増田を覗いて

熱い釣りを聞きつけりゃ自分勝手トラバが飛ぶ

釣れた釣られたの真ん中で中傷ブコメを味わいながら

ヤバい記事ほど妖しげにインターネットを駆けてゆく

はてなー同士だから飲む

ロマンティックなあのブクマ

IDをみせぬように生きていたいだけさ

書き連ねて私は私喉がカラカラそんな記事こそすべて

増田増田夜もバラバラ我はアノニマスセブン

黒い悪魔がやって来てハード・コアな気持ちにさせる

一度キメたら止められぬ

中途半端増田じゃない

もう一度だけ増田して禁止語句のフル・コース

アカウントも凍るような記事を書きたいだけさ

誰よりも私は私身バレぎりぎりトラバの嵐の中で

ブクマのページは星でキラキラ君もアノニマスセブン

はてなー同士せめぎ合う期待通りのデキ・レース

いつかは燃えるような炎上をしたいだけさ

魅せられて地獄の果てははてなの村

堕ちたブックマーカーブロガー

刃を剥いたネット舞踏会

真面と狂気のヘブン

ブクマして私は私喉がカラカラ

そんな記事こそ好きさモンスター

ブクマブクマ夜もバラバラ我はアノニマスセブン

2013-08-26

私達は変態魅せられてます。それは人間に通じるものがあるからです。

わーお

2012-11-24

ヱヴァンゲリヲン疾走する。情弱は追いつけない。

音楽評論家宇野功芳に「メータ(注:インド出身指揮者)のブルックナーなど聴くほうがわるい、知らなかったとは言ってほしくない」という言葉がある。

その言葉にならうのであれば、本作を過剰に批判する側にも、称揚する側にも、「ヱヴァンゲリヲンはそういうものなのだ。知らなかったとは言ってほしくない」の言葉を添えたい。

「Q」はアップデートされた「エヴァであるから「旧作の狂気が帰ってきた」と称揚する評は間違っている。「意味がわからない、映画としての書法をなしていない」との評価も間違っている。

見る側を常に裏切るのが「エヴァなのだ

庵野新劇場版を作る前の宣言文でいった。

「この 12年間エヴァより新しいアニメはなかった」と。

その言葉伊達ではなかったと、冒頭シーンで感じないものがいればそれは不感症なのだ

あの冒頭シーンを見てこの作品を全否定するその神経が分からない。

そう、まずはヴィジュアルの評価から入ろう。

状況の分からない空間戦闘からノーチラス号の発艦シーンまでの息詰まる緊張感と圧倒的なヴィジュアルにため息をつかないものがいるとすれば、それはブーレースの演奏するマーラーを前に「精緻にすぎる」などと見当外れの批判をする童貞ラヲタのようなものだ。

圧倒的な美しさ、スタイリッシュさ、その疾走にはに頭を垂れるしかない。涙は追いつけない。

参照される古今東西映像作品の断片に庵野の美意識が振るわれ、結晶として屹立するその様はベルント・アロイス・ツィンマーマン音楽を思わせる。

ネットにもビジュアルに対する批判は少ない。

あるとすれば、脚本、演出による。

しかし、どれも的外れものに過ぎない。

いくつか代表的なものあげてみよう。面倒なので3点に絞る。

1.いみがわからない

私も意味がわからなかった。もう自己パロディしか思えないほどのとっちらかった謎、伏線、設定に呆然とする気持ちはわからないでもない。

しかし、こうした要素は「わからない」ことも含めて、自らを「サービス業者」と規定する庵野の「サービス」であり、そのインタビューにもあるように「酒のツマミ」として楽しむべきものなのだ。すでに2ちゃんには解釈をめぐりいくつもの「名解釈」が登場している。そこにエヴァ本質はないのでその解釈論争の成立自体「そういうもんだ」と楽しむのが正解だ。「しらなかったとは言ってほしくない」

だいたい、我々が生きているこの世界自体、意味がわからないだろう。

2.登場人物の行動に整合性がない

そうだろうか。ある程度登場人物のおかれた状況に寄り添って、「補完」すれば整合性は保たれてはいいか?たとえば「破」で「行きなさいシンジくん」と煽ったミサトが「Q」で別人のように冷淡だというのも「ミサトの14年間の辛苦」といったもの忖度すればあながち整合性がとれないわけでもない。

だいたい、我々が生きているこの世界の人物自体、行動に整合性がないだろう。

3.リアリティにかける

ゲンドウと冬月の「二人のネルフ」はどんな金で動いてるんだとか、吹きっさらしのグランドピアノがなんであんなに綺麗なんだよ普通さびるだろとか、まぁ分からないでもない。

しかし、エヴァとは「私小説なのだプライベートフィルムにおいて、美意識表現される「わたくし」の前に「世界」のリアリティはある程度犠牲になるのだ。

つーか、あの廃墟、ぐっとくるじゃん。それでいいんだよ。

だいたい、我々が生きているこの世界の自体、リアリティがないだろう。

同様に依存症にも似た称揚にも目が当てられない。

4.狂ったエヴァが帰ってきた。俺たちのエヴァだ。

どこ見てんのかね。この「狂気」は完全に「作った狂気」だ。綺麗にまとまりすぎているし、旧劇場版アドリブ奏法のようなどこに行くのかわからない狂気ではなく、計算された狂気だ。

「序」と「破」をいったんたたき壊すための仕掛けであり、旧劇場版の「狂気」に魅せられて未だに90年代から一歩も動けていないものへの「釣り針」だ。

から、この「狂気」に「狂喜」するものは救いようがない。

この作品は「シン」へのかけ橋である以上、注意すべき点は以下の3点に絞られる

・旧劇場版とほぼ同じ立ち位置にいる「無限に後退していくシンジ」をQで再度設定しながら、決定的に違うのは旧劇場版シンジの周りにはダメな大人と壊れたアスカしかいなかったのに、新劇では導き手としてのアスカとマリが設定されていること。

・旧劇場版で「鬱シンジ」を否定し、「序」、「破」で設定した、ポジティブな「シンジさん」(セカイよりもポカ波を選んだシンジ)も「Q」で全否定したこと。

・露悪的な破壊の中で、通奏低音のように「やり直し」「成長と大人になること」「社会とつながること」を流していること。

上記を踏まえると、庵野<旧劇場版で引導を渡したはずの「エヴァ」に依存するヲタク>をもう一回、別のアプローチ説教しようとしているように見えて仕方ない。ヒントは同時上映された「巨神兵東京に現る」に流れていたようにも思える。

我々は上記3点の「伏線」に「シン」でどうオトシマエが付けられるのかを見守るべきであり、やはりつまらぬ結論ではあるが、それまで判断を留保すべきなのだ

つーか、こういう厨二病全壊な文章をかかせるエヴァさいこうって話ですよ。

2011-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20110726182058

君の考えにケチ付ける前に前提の共有をしておきたい。

音楽ジャンルなんてそりゃいっぱいあるのに

なんで大抵部活っていうと吹奏楽絡みばっかなのか疑問に思わないか

何が「吹奏楽絡み」なのか意味が分からないし、意味が分からいから疑問にも思いようがない。もう少し詳細に。

まず気に入らない点は色物なのに本物ぶってる点

吹奏楽スポーツで言ったらいわば

ビーチサッカービーチバレーキックベースやらタッチフットと考えて欲しい

本家ものはあるけど何らかの事情で簡略化した形態

この本物ぶるというのもやはり意味が分からない。どういう現象を「色物が本物ぶる」のか詳細が欲しい。

そもそも音楽ジャンルスポーツ比喩することは適切だろうか?

たとえばその比喩が適切であるならば、「フルートオーケストラ」や「弦楽四重奏のための協奏曲(ただし弦抜きオケ)」や「クラリネット四重奏」と「クラリネット五重奏」の違いなどが明確に他のスポーツなどに対応されなければならないはずだ。

簡略化、という主張をするならば、当然弦楽四重奏オーケストラから簡略化されたものと見做されねばならないし、ピアノサックスによるソナタもそれに準じなければならないだろう。まさかクラリネット四重奏が四管編成オーケストラの簡略化だ、なんてアホなことは言わないだろうが。

オーケストラより手軽に曲を完成させる(未経験者可)」「部活(教育の場)の思想にマッチさせる」

っていう辺りの思惑と言っていい。

教育的配慮はあろうが、前者は意味がやはり不明。そんな思惑は聞いたことも体験したこともないが。具体的に誰が明言したの?

簡略化した挙句ジャズとかポップス等、多方面からつまみ食いした結果((中高生ハートキャッチするためでしょう。おそらく))

完全になんか不思議ジャンルと化している。どの観点から見ても中途半端

全国的に子供に率先してやらせる音楽ジャンルがこういうものってどう思う?

つまみ食いつまみ食いについての具体例を呈示して欲しい。

19世紀後半からオーケストラジャズつまみ食いはそれこそ作曲家から演奏家まで当たり前のようにしてたわけだけど、そういう事情は無視?

でもそこが日本の中心って全体の底が知れると思わない?

そこまで書いてWASBEとかは無視するんだもんね。

個性<集団」に相当偏ってる。

要は「中高生が協力し合って作った感動」を魅せると高得点取れる。

やはり意味が分からない。

私は地区~県レベル中学と県~支部レベルの高校の吹奏楽部に在籍していた人間だけども、そんな基準は聞いたことないなあ。

普門館に上がるとそういうのが加味されるわけ?

地区大会とか県大会の団体は感動が魅せられていないわけでもないでしょ?

そう思ってるなら、よほどひねくれた考えなんだなあ、と思わざるをえない。

「徹底的に個を排除」「演出は過剰に」という方向に走る

結果出来上がるのは北朝鮮マスゲームみたいな雰囲気の物

音楽ってこういうものだっけ?って感じになってくる。

二行目はわからなくもないけど一行目と三行目は別に問題ないよね。

というか吹奏楽って編成事態が中音が分厚くて低音が薄くて個性の薄れた管楽器集団じゃない。

もちろんこれは構造上の特徴だから、それを活かすも殺すも作曲家次第なんだけどさ。

まあ北朝鮮マスゲームみたいだから音楽じゃないっていうのも読んでてアホだなーって思うけど、まあそれはいいよ本筋じゃないし。

根本的に音楽の発展なんか気にしてないから当たり前なんだけどね

音楽の発展がどういうものかを説明してみてよ。

転向は可能とはい

ビーチバレーバレーボルが違うように

フットサルサッカーが違うように

吹奏楽オーケストラは別。吹奏楽ジャズも別。

前のとこは省略したけどさ、吹奏楽部あがりのプロ管楽器奏者ってザラにいるのよ、わかる?

で、吹奏楽部上がりでプロ作曲家ってのもザラにいるのよ。

で、ジャンルの問題として君は吹奏楽オーケストラジャズの違いも説明できなそうだし(ここでオーケストラジャズを比べないあたりがとても恣意的だよね)

で、そもそもスポーツとの比喩が適切であるかどうかも不明瞭だからここの引き合いも同じく不明瞭。

日本クラシックを本当にやるなら東京藝術大学を目指すんだろうけど

そういう高校生吹奏楽やってる暇はないらしい。そのくらい別物

これはひどい

日本クラシックを本当にやるなら東京藝術大学を目指すんだろう」と「そういう高校生吹奏楽やってる暇はないらしい。」がどういう理路でつながったのだろう?

米軍情報ですか?

あと、君勘違いしてるけど今音楽が熱いのは藝大じゃなくて東音ね。あなたつの人よ?データ古くない?

日本吹奏楽音楽ひとつのあり方とも捉えられるけど

他の物に触れずに歪んだジャンル人材が割かれてると思うと悲しい

杞憂から不安がらなくていいよ、めんどくさくなって前提無視してケチつけまくったけど

ああ、あとちゃんとトラバ返してね。少なくとも上の指摘に適切に返せないようじゃ話にならない。

というかそもそも日本事情しか触れてない時点で色々お察しください案件ではあるけれども。

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