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2024-01-11

今日おいしいごはん食べた

文化系趣味があれども文才も画才もなく、楽器ピアノ弦楽器管楽器もどれもそこそこ演奏できるレベル作曲センスもなく、クリエティティとは程遠い人生歩んでんな〜って思ってたんだけど、BBQとか鍋パしてるときにこれをこうすりゃもっとうまくなんじゃね?って言って試したらまんまと美味かったりさ、普段料理でもこれにこれ足したら良さそうだなって思って実行したら思ったとおりだったりして、昔読んだ森茉莉のなんかのエッセイで美味しい料理もそれは芸術だよみたいな文章があったかなって思うんだが、あたしもなんかしらのセンスが有るって思っていいかね?お茉莉

とりま去年提案した食べ方で好評だったのを言うと焼き牡蠣クミンパウダーレモン汁かけるやつだったんで機会があれば試してみてね。みんなも良き食生活を送ってくれよな!

2023-12-19

anond:20231218214639

ジャズはだいたい100年ぐらいの歴史があり、次のような特徴がある。かなりの端折りが入っていることには留意してくれ。

1920年前後 ディキシーランドニューオリンズジャズ

世界最古のジャズレコードとされているのは1917年。このころのごくごく初期のジャズで、形式や編成には幅があるが、ディズニーランド演奏されてそうなゴキゲンで楽しげな感じといえばイメージできるかもしれない。

トランペット(またはコルネット)・クラリネットトロンボーンの3つの管楽器アドリブを交えながら同時に演奏するのが特徴的なスタイル

当時の録音ではドラムセットアンプなどは発展途上の段階で、ドラムスネアやウッドブロック中心のマーチングっぽい感じ、ギターのかわりにバンジョーベースチューバなどが使われることが多い。

具体的にはこういう感じ。これはヨドバシカメラCM原曲であるhttps://www.youtube.com/watch?v=dsp-cA89Wio これぞとされる名盤特に思い当たらない。

当時の録音技術はぜんぜん良くないので、古い録音をリマスタリングした音源を聞いても聞きづらいしノイズもひどい。1950年ごろまではおしなべてこうで、それ以降に録音された音源のほうが聞きやすいと思う。

個人的にはSean MoysesのTiger Rag!というアルバムが好きではあるが、ディキシーランドジャズといよりもジャズバンジョソローアルバムという色が強い。

1935年前後 ビッグバンドスウィング・ジャズ

オーケストラっぽい大編成によるジャズであるクラシックオーケストラとは違い、弦楽器セクションがいることはまずない。ドラムベースピアノギターリズムセクションと、トロンボーントランペットサックス+クラリネットという編成が典型

リズムのキメやソリやトゥッティのかっちりとしたアレンジ、分厚いバッキングを背負いながらのソロ回し、大人数による静と動のコントラストなどが特徴である

バンリーダーとしてはベニー・グッドマングレン・ミラーデューク・エリントンカウント・ベイシーの四者が特に有名。どこかしらで耳にしたことがある曲も多数あると思う。https://www.youtube.com/watch?v=aME0qvhZ37o

個人的にはFletcher Henderson - Swing The Thingsというアルバムが好きではあるが、これもまたとにかく録音が悪い。

バディ・リッチや、BBC Big Bandによる後年の録音や、より現代的なビッグバンドであるGordon Goodwin's Big Phat Bandなどのほうが聞きやすいと思う。

1940年前後1970年前後 ビバップモダンジャズフリージャズなど

スーツを着たジャズメンが4〜5人程度でバーナイトクラブ演奏してしそうなジャズイメージしてほしい。だいたいそれがモダンジャズであるモダンと銘打ってはいるが、70年ぐらい昔の音楽スタイルである

ビバップハードバップモードジャズなど演奏理論の違いによって通常さらに細かく分けられるが、全体的な構造や編成として大きな差はあまりない。

イントロテーマアドリブソロ回し→(バース)→テーマアウトロ という構成で進むのは変わらないまま、どのように斬新なソロをとるか?という音楽理論が30年かけて煮詰まっていった思っておけばよい。

チャーリー・パーカービバップ代表的奏者であるが、当時の録音も良くはなくソロ音感が強くないとぜんぶ同じに聞こえてしまうと思う。1950年代後半あたりに聞きやすアルバムが多くある。

具体的にはMiles Davis - Bag's Groove,Sonny Rollins - Saxophone Colossus, Sonny Clark - Cool Struttin'、Art Blaky - Moanin'など。この4つは一般的にも名盤とされているし個人的にも大好きである

1965年前後あたりのマイルス・デイヴィスジョン・コルトレーンアルバムはだいぶ煮詰まっていてよりエクストリームになっていて、これはこれでまた独特の趣がある。

独特の趣でいうと、ジプシージャズマヌーシュスウィングというスタイルもある。

これはジャンゴ・ラインハルトの一強で、ギターバイオリン存在や独特のメロディセンスが特徴であるhttps://www.youtube.com/watch?v=gcE1avXFJb4

また、フリージャズという既存音楽理論的制約を無視した……平たく言えばめちゃくちゃやってるだけじゃねーのか?という演奏スタイルも勃発した。

ノイズに近い激しいロックなどが好きな人はこれを好みがちという印象がある。

1970年以降〜現代ジャズ

モダンジャズジャズという音楽は完成してしまい、以降は主流のスタイルとして盛り上がっている新しい形のジャズ特に思い当たらない。

1970年以降はおもに別ジャンル音楽(ロックファンク電子音楽民族音楽ヒップホップなど)の要素をどのように混ぜ込むか?という発展の仕方をするようになった。もちろん伝統回帰する派閥もある。

ジャズという大木の成長は1970年で打ち止めになり、いろんな枝が沢山伸びていて全方位のジャズを把握している人間は極めてまれというイメージである

ジャズファンク名盤にはHerbie Hancock - Head Huntersがあり、個人的にも好きである

フュージョンでは、伝説的な天才ベーシストであるジャコ・パストリアスが在籍していたことで有名なウェザー・リポートというグループが有名である

日本でもフュージョンブームがあり、1979年デビューカシオペアは今も現役で活動する大御所フュージョンバンである

民族音楽変拍子を取り入れたジャズにはAvishai Cohen -Continuo などがある。アヴィシャイコーエン同姓同名ベーシストトランペッターがいるが、これはベーシストアルバムである

ある意味電子音楽を取り入れたといえ演奏にはこのようなものがある。https://www.youtube.com/watch?v=KbvCgqTkj64

これは電子音楽大家エイフェックス・ツインの曲のカバーであり、ブレイクビートという電子機器使用してドラムの録音を分解して貼り直して作られた複雑怪奇リズムを人力で演奏しているのが聞き所である

ただしジャズといわれた場合アドリブソロが組み込まれることが通常のため、これはジャズかと言われると微妙ではある。

the Bad Plusの他にも現代的なピアノトリオにはGoGo Penguinなどがいる。電子音楽の複雑怪奇リズムを人力で再現する高い技量を持ったドラマーは他にはJojo Mayer,Louis coleなどがいる。

まとめ

2023-12-08

アラサーアラフォーオッサン(オバハンもだが)が趣味に行き詰まりを感じてる時、人間関係に飢えてるのをまず疑え

こんなん何回も言われてることだけど、趣味が楽しめなくなったとか言う奴ってニートとか引きこもりじゃなくて、基本シングルオッサンオバハンなんだよな。

んで、オタク趣味だろうが本人は普通に働いたりしてて、全体的にはまあ普通社会人なわけ。

普通社会人」なら20代後半くらいまでは学生時代の延長線上で友達付き合いがあったりするもんだが、アラサーにもなれば友達もそれなりに結婚してたりするしアラフォーにもなればもっと結婚しててどうしても友達ちょっと疎遠になりがち。

今時、職場経由でそんなすげえプライベートでも仲良くなれる人なんて滅多にいないしね。

そうすると、それまで友達付き合いで補充していた「他人と接することで得られる刺激や安心感」が不足してくる。

から趣味が楽しめなくなったとか言う奴ってほぼほぼ一人でできる趣味ばっかいうやん? 他人と接する機会がある趣味アラサーになって楽しめなくなったとか書いてる増田ほぼおらんやん?

あと家庭持ちで趣味が楽しめなくなったって言うやつもおらんやん?(家事育児趣味時間を取れなくなったって嘆いてるやつはよくいるけど、それは悩みのベクトルが違う)

趣味が楽しめなくなったお前らは、実は人間関係に飢えてる可能性をまず疑うべきなんだよ。

から新たな知り合い・友達を作ってそいつと付き合う時間を作れ、ていうのが答えだよ。

その具体的な手段として他人と接する趣味を始めてみるとか、例えばバーにちょくちょく行って飲み友達作ってみるとか、なんか社会人サークルに入ってみるとか、そういう話。

数か月前にそんな増田を書いた覚えがあるが、個人的お勧めなのはアマチュアオーケストラだな。

弦楽器はむずいけど、比較簡単管楽器(例えばユーフォサックストランペットあたり。できればフルート。男のフルート吹きは少ないので重宝される)なら半年~1年頑張って練習すればまあ下手なりに参加を許されるくらいにはなる。

んでオケって当たり前だけど最低でも30人~40人くらいは必要なんで、人間関係に飢えることはなくなるぞ(逆に悩まされることもよくあるけどなw)

あと下世話な話として、大人になっても楽器やってるやつって男女問わず実家が割と太かったりするので、中流家庭の上または上流家庭の下くらいのお嬢さん出会えるチャンスの場だったりもする。

すまん話が反れた。まあとにかくお前らに必要なのは「ずっとやれる趣味」じゃなくて「他人と接する時間」だよ、多分な。

anond:20231207095703

2023-10-16

anond:20231016145347

まあ、鍵盤楽器が一番とっつきやすいんだろうけど、管楽器の中では吹くだけで最初から音が出せる唯一の楽器だし、安いし場所とらないしメンテ簡単だし、ってのはあると思う。少なくとも管楽器の中ではその点では一番。

鍵盤楽器は昔は高かったけど、今は電子式のキーボードが良くなってるし安いのもあるから、そっちの方がとっつきやすくはあるけどね。

あと、リコーダーがある程度吹けるようになると、他の木管楽器にも興味が出てきたりするし、実際に取り掛かりやすなるみたいだ。おれはクラリネットフルートサックスに手をだして、ブラスバンドでやってた。(今はフルートリコーダーだけだけど)

anond:20231016140626

弦楽器って自分身体を使って音を作っている感じがいいんだよね。管楽器もそうだけどさ。

2023-09-29

先生、お願いだから音楽を教えてください

歌が一番わかり易いのだが、音に込める感情の起伏や細やかさといった表現レベルと、音程発声といった技術レベルは正比例していることが多い。

これはまあ当たり前で、表現を突き詰めるために高度な技法があるわけだし、表現の高みを目指すモチベーションこそが、実力を高める原動力になるのだから

したがって技法の身につけ方も、まず最初に「あるべき理想」を思い、恋い焦がれ、それを実現するために技術を身に着けていく。

音程の正確さだったら、そのフレーズ理想を思い描き、そこにマッチする音をはめ込んでいくことで正確さを実現するわけだ。

そのとき練習意識は「自分の出したい音のために、ちゃんと音符がハマらないと気が済まない。だから頑張る」という感じ。

そしてこれは歌に限らず楽器もそうで、一番の好例はエレキギターベースギターだろう。

音程精緻さという観点で見ると荒削りではあるんだけど、でも圧倒される音/痺れる音を実現するのに十分ハマった音程なわけで。

しかし、このアプローチが全く当てはまらない楽器も世の中に存在するのだ。

その最たるものヴァイオリンで、次点吹奏楽の、特にコンクール偏重環境管楽器を学んだ人達かな。

どういうことかというと、

「そんな微妙過ぎる表現で、音程けがそこまで正確に合うはずないんだけどな…」

と感じる演奏が極端に多いのだ。

ちなみに微妙というのは大味or貧弱だけでなく、指導されるがまま演奏してるのが見え見えな、悪い意味指導者の劣化コピー的なわざとらしい表現も含む。

これは、「表現よりも先に正確さだ!」という方針で、そもそも表現とは?音楽とは?みたいな話を学習者が理解できないうちに、指導から一方的に芸を仕込まれた結果である

具体的には、フレーズの中の音譜を1個ずつ取り上げては「高い」「低い」あるいは「フォルテフォルテ!」という具合だ。

こういう、学習者の自発的音楽へのモチベを引き出さないどころかガン無視するような指導は、習う方からしたら苦痛しかない。

そして上達するために必須の条件というか適性が、この練習苦痛に耐えることになってしまう。

この時点で多数の脱落者が出ることは確定である

脱落しなかったとしても、表現技法アンバランスな、「普通の下手」よりも聴くに耐えない演奏をする、雑魚奏者を量産する可能性が高い。

音楽を習うのに、音楽を後回しにするんだから当然の結果だろう。

しかも、あるべき表現というセンスの涵養を後回しにしてしまう結果、何かの曲の演奏を完成させるにも試行錯誤の回数だけが桁違いに。

(逆にどう表現したいかが先に定まっていれば、そのために必要試行のものシンプルなのだ。)

この傾向は曲が難しくなればなるほど加速度的に大きくなるため、最終的には百万回さらう体力・精神力要求されるようになる。

こういう指導幸せになれる人は、最初から表現モチベーション燃え燃え、あるいは練習の早い段階でモチベに火が付き、それを最後まで絶やさず続けられた人だけである

飲み込みが早い/要領がいいのも必要条件ではあるが、それだけだと「自分のやりたいことはコレジャナイ」という思いを秘めたたまプロとして食うしかないという、これまた苦しい人生が待っている。

というわけで、ごく一部のモチベーション超人かつ強靭な体力気力の持ち主しか楽しい音楽人生を送れない構造なのだ

とはいえ、少なくともヴァイオリンについてはもう少し本人も周囲も幸せになるような育成をして欲しいと思う次第である

幼少に初めたヴァイオリンで自らの雑魚演奏に苦しみ、大人になって再入門後に長い年月を経て、ようやく憧れだった結構難しい曲(音大入試レベル)を心底楽しく学んでいる筆者の、ささやかな願いだったり。

2023-09-16

ピアノ

一人で完結できる。とは言えジャンルによって合う合わないがもある。一人で弾いてダサくならないのはクラシックジャズくらいだし、全くの万能という訳ではない。ボーカル曲をピアノカバーすると同じ音を叩き続けるのがマヌケ。まあその辺は好み。本当に色々やりたかったらエレクトーンだと思う。

電子ピアノならまあ2,3万もあれば。どうせ違いは分からない。ただケチって鍵盤少ないのとか打鍵スカスカのやつにすると後になって物足りなくなる。

ヘッドホン挿せばいつでも弾き放題、と思いきや振動が直で床に行くのでその辺は意外と気を遣う。

アップライトなら多分それなり。数十万くらい?グランドピアノはスペース的にも金額的にも富豪しか買えない。あれ引っ越す時どうすんだろ。

トランペット

始めればハイノートを聴いて快感を覚えるようになる。

当然単音しか出ないので、一人でやってるとたまに虚しい。ほとんど合奏前提だと思う。ジャンル管楽器の中でトップクラスに多い。オケ室内楽ジャズアンサンブルビッグバンド吹奏楽ブラスバンド。居場所はどこにでもある。

ビッグバンドブラスバンドなら華があるけど、1st取れないとちょっと退屈かもしれない。でもビッグバンドって2ndがソロやるんだっけ。

吹奏楽でも目立つけど、そもそもジャンル編曲ばっかりでおれはダサいと思ってる。

オケとかは意外と地味。というか暇そう。

肺活量はあん関係ない気がする。そもそも管楽器で肺活量要るのって息ダダ漏れフルートくらいだと思う。腹式呼吸がどうのとかよく言われるけど、おれは未だに理解してない。横隔膜がどこにあるのかも分かってない。

生で吹ける場所はないけど、電子ミュート着けられるからそこは便利。

ヤマハの一番安いので確か8万くらいだっけ。中古なら5万くらい?今はもうちょっと値上げしてるかもしれない。トランペット界の高級メーカーハイエンドモデルでも100万そこらだったと思う。値段のレンジは割と狭い気がする。

Amazonとかのクソ安いやつは音の出る模型とか言われてる。言い過ぎな気もするし、強ち間違ってもいない気がする。

楽器としての最低限の要求ギリギリ満たしてるか満たしてないか微妙な所で、でもトランペットを握りしめて音を出す喜びを一刻も早く味わいたい別に買えばいいと思う。


クラリネット

一人で吹いてる時の虚しさがトランペットより強い気がする。

ジャンルトランペットに比べるとやや限定的木管の中では割と広い方かもしれない。

吹奏楽で弦の代わりをやらされてる印象が強い。エリックドルフィーバスクラリネットはかっこいい。そもそもバスクラリネットが形からしてかっこいい。

金管は音を鳴らすのが、木管は指使いが難しい。みたいな印象があるかもしれないけど、言うほど運指は難解でもない気がする。木管だって音出すだけなら強めに咥えればいいけど、良い音を出すのは難しいし。

音は金管に比べれば控え目だけど、ミュートを使えなち分むしろこっちの方が厄介な気がする。車で吹くかカラオケ行くかになると思う。

リード中高生には高すぎるけど、大人ならまあ別に……って感じ。プラリードとかあるし。

これもトランペットと似たような価格帯だと思う。1020万を軸に割と狭く固まってる印象。グラナディラかプラかの違いは音聴いても大抵の人が分からないと思う。分かったとして、こだわりたいほどの差かどうかも分からんし。まあ気分の問題だと思う。

これもAmazonで1万ちょいのが売ってて、トランペットとほぼ同じことを思う。ただクラリネットの方が気持ちオモチャ度は高い気がする。

ギター

一人でやっててもそれなりに楽しい友達がいないのでバンドをやる楽しさは知らない。きっと楽しいに違いない。

一人でやる分にはYoutubeで好きな曲のタブ譜調べて弾いたり、Uフレットでコード見てヘタクソな歌声弾き語りしてると楽しい。大体そういう楽しみ方になるのではないか。少し知識をつけて手癖で適当にジャカジャカ鳴らしても気持ち良い。

まあやった事ないから何とも言えんけど、やはりバンドで弾いてナンボではないかジャズギターなんかもある。

ガットギターならメロディから伴奏まで一人で完結出来るらしい。でもジャキジャキのロックをやるにはエレキしかない。

そうなるとバッキングメロディラインを同時にはやれない。ルーパー繋いで自分セッションすればそれなりに楽しめるけど。ぼっちざろっくだ。

メロディは基本単音弾きで、一人でやってると少し寂しい。一応オクターブ奏法とかもあるけど。

管楽器なら上手かろうが下手だろうが単音しか出せない。出来栄えは違っても上手い人とやってる事は同じだ。対してギターだと、上手い人は一人でなんだか重厚な音を出している。出来栄え差し置いて真似しようにも、真似すら覚束ない。譜面通りにフレットを抑えられなかったりどう足掻いてもミュートが上手く出来なかったりする。そのフラストレーションデカい。

かえるのうたを単音で弾いても全く楽しくない。それでも地道に練習して、スタジオでも行ってフルテンでかき鳴らせばヘタクソでも気持ち良い。あの快感は何物にも代え難い。

音作りもエレキギター醍醐味だ。練習もしない機材厨になる恐怖を抱えつつマルチを買って、色々試してる時はギター始めてから随一の楽しさだった。

ヘッドホン繋げば家でも弾けるし、生音も電子ピアノ振動よりはマシなのではなかろうか。

3万も出せばヤマハエントリークラスが買える。5万からだ、いや10万だという人もいるけど、どうせ違いなんて分かりゃしないと思う。

1万とかの安物も、管楽器よりオモチャ度合いは低い気がする。他の楽器より手頃な部類だと思う。弦もせいぜい数千円だし、しょっちゅう張り替える訳でもない。まあ周りの機材含めてこだわり始めたら底なしだし、ビンテージ的なのとかはまた話が違うけど。

ギターは他の楽器に比べて多少の音楽理論的な知識必須になってくる気がする。即興演奏やってナンボだと思うんで。

2023-09-15

楽器業界から去ることにした

仕事管楽器の修理だ。ずっと修理をしていたわけではないが、業界には15年ほどいる。

気持ちの整理をしつつ、あわよくば誰かに聞いてもらいたいような気もするのでここに書くことにした。

この仕事をしているほとんどの人間が、専門学校卒業して楽器店に就職する形で業務に就く。

大抵は店頭接客販売をしながらであったり、学販営業と呼ばれる学校音楽先生パシリみたいなことをしながら、手の空いたときにお客さんから預かったフルートだのトランペットだののメンテナンスや修理をしている。

因みに楽器店の売上の柱は音楽教室だ。ヤマハ音楽教室が有名だが、これは各地のヤマハの特約店がヤマハ看板を借りて運営している。もちろん自店オリジナルレッスンを展開している楽器店も多い。いずれにしろほとんどの楽器店で音楽教室が稼ぎ頭なことに変わりはなく、それ以外の部署地位は低い。

管楽器などというものピアノヴァイオリンのような人気はなく、当然その修理人の扱いはカス以下の以下だ。

などという話をしておいて何だが、私はそういう一般的楽器店では働いていない。何人もの同業者から聞いた話をまとめるとこうなる。みんな同じようなことを言うのだから、多分正しいのだろう。

私が働いているのは工房とでも呼べばいいのだろうか、管楽器の修理をメインの業務としている会社だ。管楽器は売っているような売っていないような、申し訳程度に何本か置いてはあるが売れたのを見たことがない。それどころか客が来ない。

当然音楽教室などという稼ぎ頭もいない。必死楽器を直しまくるしかない。

客が来ないのにどうやって修理品を集めてくるかというと、下請けである

その辺の楽器店にいる管楽器の修理ができるスタッフ、彼らが忙しいときや修理に必要設備がお店にないとき、あるいは手に負えなさそうなヤバい壊れ方をしているときに我々が必要とされる。

そうやってたくさんの楽器からヤバい楽器を集めてくると、薄利で地位の低い管楽器の修理だけでも食っていける。らしい。私は経理部門人間じゃないので、バランスシートの右と左がどうなってるかは知らない。毎月給料がしっかり振り込まれればそれでOKだ。

さて、やたら前置きが長くなったがそろそろ本題に入りたい。気持ちもだいぶ落ち着いてきたし。

一般的楽器店にしろ全国に点在する工房しろ、とにかく労働環境が悪い。

数行前に薄利と書いたが、性質ほとんどが技術料のはずなのに薄利なのは単純に適正価格をつけられていないからで、原因はいろいろあるがしかしとにかく労働環境は悪い。

単純に薄給激務の場合もあれば、パワハラセクハラ蔓延している場合もあるし、ほぼ毎日飲み会に付き合わされて終電がなくなり、会社の近くで一人暮らし余儀なくされたなんてパターンもある。

そのため専門学校卒業して首尾よく楽器店に就職できたとしても、大抵の人間20代のうちに業界を去る。

私の同級生たちももはや私が最後の一人だ。

20代なら得体のしれない専門学校卒でサービス業経験しかなくてもいくらでもやり直しできるが、私はもう30代半ばである詰んだ。因みに理解ある彼くんも現れなかったので、死ぬまで働くしかない。

私は頭が良くないので、自分管楽器の修理という仕事が向いていないことに気付くのにこれだけ時間が掛かってしまった。

なぜ今更こんなことを言っているかというと、最近まで営業部門にいたからだ。

営業はいい。サボり放題だ。毎日コンビニアイス買ってお昼寝できる。

楽器などロクに直せなくても、取引先の楽器店でそこの修理スタッフの話を神妙な顔で聞いて、持って帰ってきた楽器を社内の技術者に丸投げするだけである

たまに問題が発生することもあるがやることは一緒で、取引先で神妙な顔で頭を下げるだけである。最悪でも赤伝切ればみんな許してくれるし。

修理部門に異動になった理由何となく想像がつく。会社は間違いなく親切でそうしてくれたのだ。そして私も一旦は受け入れて、何年ぶりかの修理をやっている。

でも一日中机に向かって黙々と作業を続けていると発狂しそうになるんだ。

担当楽器について同僚たちのように情熱を持って語ることなどできないし、かろうじて吹奏点検に支障がない程度の演奏技能から一向に上達しない。

それに思うように手が動かない。

10年前、新卒で入った工房では基本が10時間労働、繁忙期には毎日日付が変わるまで働かされていたので、早く帰りたい一心でみなとても作業が速かった。

今の会社労務管理にとても気を遣っていて、社員に無理をさせない。仕事が終わらないなら納期を延ばそうという考え方で、そりゃたまには無理をすることもあるけど、日常的に尻を叩かれることはない。そんな環境で育ってきた社員は、そこまで忙しなく動くことはない。

転職してきたばかりのときは何てゆっくり仕事をする人たちだろうと思っていたのに、今ではその人たち以下のスピードしか仕事が進まない。何年も営業をやっていて現場を離れてたとはいえあんまりだ。

今の会社転職してきた理由は、ダブルリード経験を積みたかたから。というのは表向きで、本音は前の会社が2年間で3度めの労働基準監督署に踏み込まれてついにタイムカードをなくすという暴挙に出たからだ。そういう会社未来はない。と思ったけどあれから10年経っても普通に営業してる。まあ世の中そんなもんだな。

ダブルリード経験は積めなかったが、営業経験は積めた。

入社して半年ほどで営業に異動になった。引き抜かれた理由は「陰キャじゃなさそうだったから」。

管楽器の修理をやろうとする人間陰キャが多い。陽キャ音大に行く。音大ヤバい。毎晩酒盛りと蘭光パーティーだ。特に金管専攻はウワバミしかいない。私は陰キャなのでこれらはもちろん聞いた話だ。本当のところは知らない。だがこの業界にたくさんいる音大出身人間を見ていると、嘘とも言いきれなさそうではある。もちろん大学による。溝の口やばいヤリチンしかいねえ。庄内もヤバい。酒の飲みすぎで本番に遅刻してくる。上品なのは上野の森だけだ。

しかし私は修理の専門学校を選んだ人間だ。すなわち陰キャだ。何なら吹奏楽部出身ですらない。

この業界には40代50代になっても高校とき吹奏楽コンクール全国大会金賞を取ったことを自慢してくるヤバい奴がゴロゴロいるので、吹奏楽部じゃないことには話にならない。営業なんてできるはずもないと思っていた。

しかしできたのだ。リレーション営業というものは私に向いていたらしい。楽しかった。

私を営業に連れてきた上司はとても私のことを可愛がってくれた。

泣ける。何で辞めることにしたんだっけ。

修理を今更やる気になれない。ダブルリード経験も積めず、転職してきたとき以下の能力に落ちぶれ、業務報告以外で口を開くことは一切なく、それでも目の前にある楽器を直すために黙々と手を動かし続ける。

異動から2週間で無理になった。すぐに転職活動を始めた。

営業経験者の女というのは比較的引き合いがあるらしい。中小企業アファーマティブアクション求人に応募すると、大抵は「おじさんの相手は得意か?」ということをやんわり訊かれる。

平均年齢が高く男性の多い中小企業では、新卒女性採用しようにもなかなか応募がない。営業職なら尚更だ。そんな訳で私のようなそれなりに歳いってて営業抵抗がない人間は多分丁度いいのだと思う。めちゃくちゃ内定もらった。

おじさんの相手は得意だからな。楽器業界なんて未だにメールが使えなくてFAX写真送れとか言ってくるトンチキなおじさんたちが幅を利かせてるんだぜ。楽器店も中小企業であることが多いからね。

それで、いくつか内定をくれた会社の中で一番条件の良さそうなところに転職することにした。

育成前提で業界経験可、という求人にもかかわらず、現職より100万も年収が上がってしまうようだ。

悲しすぎる。今の会社業界の中では結構待遇いい方だと思うんだけど。

そういえば新卒ときの月給は12万だった。地方。総支給ナスなし。なあ楽器店でボーナス出るとこあるの?あったら教えてくれ。私の周りには一人しかいない。

つらつら書いてきたけど、終わりが見えなくなってきた。

結論としては、三度の飯より楽器が好きという変態以外はこの仕事を目指すべきじゃないよ。というところか。

そんなことより明日休みなので阪神優勝セールに行くんだ。好きなことを楽しむには時間お金がいる。好きなことは仕事にするべきじゃないんだ。好きじゃなくなってしまうから

でも私に営業の楽しさを教えてくれた上司のことは本当に尊敬していたし感謝している。ずっとこの人の下で働きたいと思っていた。自分で辞めるって決めたのに、悲しくて泣いてる。

訳の分からない文章いくら書いたところで何にもならないな。

2023-09-10

生涯続けられそうな趣味を見つけた気がする

それはギター

なお俺は趣味基本的ぼっちで遊ぶのが好きなタイプだ。

しかギターは一人でも楽しめるし、人と一緒でも楽しめるという点でもとてもいいと思う。

仕事中心の生活でも気楽に続けられる

さすがに会社で弾きまくるは無理だけど家の中ならちょっとした隙間時間の遊びにちょうどよい

仕事との切り替えが心地よいシナジーがある

俺はデスクワークなのでディスプレイに向かってる時間が長い。

今まで隙間時間の遊びといえばスマホゲームしたりネット動画見たりが多かった。

これだと頭も体もなかなか休まらない。

ギターだと体の使う場所が変わるからか、すごくリラックスできるしいいリフレッシュにもなる。

ぼっちでやってても楽しい

これは好む音楽スタイルにもよるんだが、俺の場合目指したいのは一人でそれなりに上手く弾くことだ。

完全に自己満足だし誰に聞かせたいとかもないが、こんな風に弾きたいという目標があるので少しでも上達したらそれだけで嬉しいし楽しい

・所有欲的なものも満たされる

自身ギターコレクター的な考えもその資金もないけど、色んなタイプギターがほしいなとは思う。

見た目が好きなギターってずっと見てられる。見ててうっとりしちゃう感じは車のそれと似てるかもしれないが、車よりはずっとコスパがよいし場所も取らない。

カスタム欲も満たされる

やっぱ趣味的な面ではカスタマイズ性もあるほうがよい。

ギターはまあそれほどいじるとこはないんだけど、好きな人はこのネックの木材は~でとか、ここのパーツは変えてこっちのにしたとか、

色んなこだわりでカスタムする人もいたりするらしい。

またアンプエフェクターなんかも揃えだすとさすがに沼る可能性高いが、自分場合ギターで出したい音は限られてるのでちょうどいいバランスになりそう。

・年取ったら取ったなりの楽しみ方ができそう

爺さんになってどのくらい弾けるのか分からないけど、たまによぼよぼ爺さんが弾いたりもしてるの見たことあるのでまあいけるんじゃないか

逆にギターやっとけばボケ防止にもよいんじゃないか。あとギター弾いてる爺ってかっこよくないか

ちなみに今までハマってきた趣味として、カメラ(及び写真)、テニス自転車キャンプ登山などもある。

いずれも細々と続けてるといえば続けてるんだけど、以前ほど散財はしなくなったし、たまにキャンプとか行ければそれでいいかなくらいの熱量

ギターに関してはとにかく練習必要なのだが、他の趣味スケジューリング、新しい機材などへの気移りなど煩わしい面があり、

その点ギターに関しては恐らく最初に1本それなりのものさえ変えば、少なくとも今後1~2年くらいはそのギターを弾きこなすという目標だけでやっていけそう。

そしてアウトドアではないので来月のこの辺の週末を狙って予定してとか段取り必要ないのも良い。

まあギターにかぎらず楽器演奏みたいなことなピアノでも管楽器とかでもだいたい当てはまりそうだけど、お手軽さで言えばギターはかなり始めやすい部類だと思う。

コード押さえるのとか最初ちょっと苦労するものだが、そこから先がめちゃ楽しいぞ。

2023-08-01

響け!ユーフォニアム凄さ経験者が改めて語る。

以前書いた記事2016年というから驚く。

https://anond.hatelabo.jp/20161107160144

3日まで総集編2本と劇場版1がなんとyoutubeで公開されている。急いでみた方がいい。

リズと青い鳥時系列的には重要で、こちらはアマプラで見れるから劇場版1の前に見るのがよき。

総集編とはいうが構成も良く、初めて見る人でもあらすじが分かり感動を損なわない作りになっている。

さて会場風景等の素晴らしさを以前感動して書いたのだが、あらためて見直したので演奏面について語りたい。

京アニ日常作画風景描写、例えば1期の久美子が走るシーンなどはもちろん素晴らしいのだが、吹奏楽経験者としては演奏シーンの凄さを改めて言いたいのだ。

まず前提として「運指が音と合っている」という素晴らしさは感動モノだ。

バンドシーンで描かれるギター1本一場面の描写が正確なことに初めて感動したのはいつのことだったか。あれも京アニだったが、今作では進化どころか別次元突入した。

55人ものキャラ多種多様楽器でそれをやっているのはアニメ素人ながら狂気しか感じない。

さらに例えばユーフォニアム

音程を操る場所が基本4つしかないので同じ指なのに違う音が出ている、という状態になる楽器だ。これはトランペットチューバなども同様である

それを肩の動きや息の入れ具合で音程に変化をつけていることを、アニメーションにしていることに感動を覚えるのだ。

吹奏楽声楽では当然のように言われるが身体楽器である。そこを描いてこそなのだが、実はこれは実写俳優ですらなかなか再現できていない。

監督スタッフのこだわりと理解が無ければ描写できない部分だ。

金管以外で、主に指で音を変える木管楽器でもアプローチが鋭い。

リズと青い鳥」のオーボエ演奏最初、奏者のみぞれちゃんは固まったまま吹いている。学生演奏あるあるなのでそのままで問題はないが、彼女音大を目指すことになったあと演奏アマチュアを超えるシーンがある。

そこではオーボエ特有の力強い息、と楽器を回すような演奏が描かれる。感情を入れた瞬間を、アテレコ演奏と汗の吹き出し表現するアニメや実写は多いが、ここまで楽器の特徴を捕えて完璧表現されると涙が出てくる。

それにオーボエリードを作るシーンは最高だ。吹奏楽界隈のひとはこのシーンで失神した人が出たとも言う。

さらに、「リズと青い鳥」で苦悩したフルート確変したオーボエに合せてついていくシーンが劇場版1で描かれる。そのときフルート姿勢。実はリズ〜の方では(気にはならなかったが)肘をあげすぎるという改善点があったのだが、劇場版では美しい姿勢で吹いているのだ。

これはフルートあるある作画ミスではなく、明らかに練習した成果が現れているものであり、そんなの誰が気づくかよと思うのだが、こうして経験者は気づくのだ。

語りだすと止まらないがもう一つ、打楽器が凄い!

ここまで作中であまり取り沙汰されてないパートだが、それだけに見せ場のコンクールシーンで、突然ウィンドマシーンラチェットと言う管楽器奏者にすら知名度の低い楽器をなげこんでくるから正直草が生える。視聴者混乱する。おそらくウィンドマシーンを正確に描写した初めてのアニメだろう。

インパクト重視パートかと思うと、スティックの動きの正確さに唸る。

鍵盤打楽器の腕の運びも勿論のこと、例えば譜面にはrollとしか記載されてないシーンで奏者は沢山叩く必要があるのだが、曲に合わせある程度の音粒、数を揃えていく必要がある。

それを音とアニメーションが完璧に合わせているのだ。

初めてみたときはwhat's happened!?だった。細かさで言えば木管楽器演奏を超えている。ティンパニ演奏シーンは鳥肌モノだ。

4日に公開されるアンサンブルコンテスト編。中篇らしいが、どうも噂によると打楽器がフィーチャーされるとかなんとか。もう楽しみでソワソワしている。

引き絵でも滝先生の指揮が正確だとか、語り足りないくらいだが、このへんで終わろうと思う。

とにかく吹奏楽を愛してくれた人たちが作っている作品だと実感する。受け取った愛を返したい。

音楽好きでこのアニメを見ないのは勿体ないと本気で思う。

来年から3年生編も始まるし、改めて盛り上がっていってほしいし、応援していきたい。

2023-07-04

anond:20230704182809

管弦楽はいわゆるオーケストラ

年末に第九演奏してるのがこれ

クラシックの有名楽曲はだいたい管弦楽の曲

弦楽器ヴァイオリンとか)と管楽器打楽器の編成


吹奏楽管楽器+打楽器の編成で弦楽器はいない

歴史的にはマーチングバンドが源流だけど日本吹奏楽では管弦楽管楽器再現した編成って色合いが強い

クラシックとかジャズとかポップスとかなんでもやるけど元から吹奏楽向けに書かれた曲はマーチコンクール課題曲除くとあんまないのでアレンジ演奏するのがメイン


中高の部活管弦楽部はめちゃくちゃ少なくて大半が吹奏楽

プロ団体管弦楽の方が多い

2023-05-28

VTuber数字を伸ばすのは本当に難しそう

推しているVが伸びねえなあ、でも数字関係なく継続可能な限りは活動を楽しんでほしいし、推したいという話。

「良いものはほっといても売れる」なんて夢物語であることは、多くの人が同意するだろう。

というか、商売では売り込みとか、そっち系戦略だって立派な実力の一つとも言える。

少なくともそれは、VTuber世界にもしっかり当てはまると思う。

一口VTuberと言っても色々いて、その中には楽器演奏を売りにするVもたくさんいる。

その殆どピアノギターだが、中にはフルートサックスクラリネットといった管楽器、中には津軽三味線とかもいたり。

そんな楽器演奏Vでも、自分イチオシヴァイオリンを弾くV。

ロックギタリストベーシストリーダーに、アコギ弾き語りシンガープロヴァイオリニストという、なんとも異色の3人組のユニットとしてデビューしたメンバーの1人で、
クラシックの上質な音をベースにしつつも、ポピュラー系の曲調にマッチするカジュアル表現志向したスタイル

これが、以下の演奏の通り聴きやすい上に非常に気持ちいい音なのだ


ちなみにクラシックを弾くとこんな感じ。

(ポピュラー曲の演奏の合間に即興で弾いたものも含む)


おわかりいただけただろうか?

クラシックポピュラーで、ベースになる音の質が殆ど変わっていない。

ここから、この人はどんな曲でもクラシックの奏法の応用として、リズム感を変えたり装飾を適度に加えた音作りをすることで、
あらゆるジャンルヴァイオリンの魅力が一番引き立つ表現を目指していることが見て取れる。

まさに正統派ヴァイオリニストとして、楽器の持ち味を十分に活かし、ジャンルに囚われない表現を追求していると。

他にヴィオラも弾けばギター弾き語りもするし、最近オタマトーンお気に入りと、なんでも楽しもう!という柔軟でサービス精神あふれる姿勢にも好感が持てる。

好きなアーティストYUI坂本真綾ということで趣味もいい。

とはいえソロチャンネルを開設して1年ちょいであることを踏まえても、数字については…という感じ。

これだけ実力があっても数字にならないのがVTuber世界というか、楽器の実力が必ずしも数字に結びつかないのはまあ知ってたというか。

でも音楽家としては間違いなく真っ当な活動なので、数字関係なくこれから推したいし、何かの拍子で有名になればいいし、ならなくてもいいし…と思っていたり。

まあ、ヤマハクロサワサラサーテ(弦楽器雑誌)辺りから案件が来たら万々歳みたいな。

2023-05-09

そんなに女と交わりたいなら楽器始めて楽団に入れよ

https://anond.hatelabo.jp/20230508221407

料理教室ネタがあったのを見て書いてみたよ。

対抗手段としては、社会人向けのオーケストラ社会人吹奏楽団に入ってみることをお勧めする。

ただ金と時間はかかる。以下、具体的なプロセスを書く。

STEP1:楽器を選んで購入する

やる楽器を選んでその楽器を購入するのが最初ステップだ。なぜなら社会人向けの楽団は、「楽器自分で持っている事」が入団の前提になるからだ。

打楽器に限ってはその前提はないが、社会人向けの楽団打楽器メンバー募集しているところは案外少ない。オーケストラ正規団員が1人か0人で演奏会エキストラを呼ぶ運営をしているところが多いかそもそも枠がほとんどないし、吹奏楽団でも常時募集しているところは多くない。また重い楽器運搬を確実にやらされるので体力的にも推奨しない。

また、弦楽器だと入れる団体オーケストラ限定されてしまう。楽団数は吹奏楽団>>>越えられない壁オーケストラなので、選択肢を広めるという観点管楽器の方が良いだろう。

なので、「やる管楽器を選んで購入する」のが第一ステップだ。トランペット辺りが無難だが、人数が不足しやすパートであるフレンチホルンや、頭数が必要になるが故に募集が多いフルートクラリネット辺りも良いだろう。

特にフルートはほぼ女性パートなのでお勧めだ。男がやっているというだけで重宝される。

一方、チューバなどの大型楽器は高価かつ運搬が大変な上、せっかく楽団入団にこぎつけても「仲間がほとんど男」になるパートなのでお勧めしない。

STEP2:音楽教室に行って「経験レベル」にする

社会人楽団は「未経験お断り」のところがほとんどだ。練習がほぼ週末に限られる上、予算も団員からの団費だけで賄う必要があるので、初心者を教えている時間お金もないからだ。

から、「経験者」になるよう、音楽教室に行って演奏スキルを上げる必要がある。

通う期間は長ければ長いほどよいのは当然だが、長すぎても出会い目的から離れてしまうので、半年~1年くらいが良いであろう。

吹奏楽コンクール課題曲レベルの曲が吹けるようになれば経験者としてみなしてもらえるだろうからレベル的にはこのあたりを目標とすべし。

STEP3:楽団を選んで見学希望を出す

ここまで来たら手あたり次第募集中の楽団を探して見学希望を出す。

だいたいの楽団ホームページで今の在籍人数を記載しているので、そういう楽団に対してアプローチするのが良い。在籍人数が書いてない楽団は実際の人数が極端に少なかったりコンサートコンクールエキストラを呼びまくって体裁を整えてるなど運営に難がある団体が多いので避けた方が良い。

見学希望を出した後で楽器経歴を聞かれるが、その楽団から離れた土地にある学校で2年くらい吹いていたとかのレベル適当捏造するのが良い。

「離れた土地」というのがポイントで、社会人楽団所在地域にある中学高校のOBOG率が高いところが多いので、離れてない土地の話を捏造してもすぐに嘘がバレてしまうからだ。

また、見学と言いつつ、実態は「合奏練習にお試し参加する」だったりするので、その点は要注意だ。

STEP4:見学・仮入団正式入団

いくつかの楽団見学して、これはと思った団体に仮入団し、何度か練習に出ていけば正式入団だ。

正式入団までに狙いをターゲティングしておけば後はやりたい放題だ。

ただ、あまり露骨だと通報されて退団の憂き目にあったりするからやりすぎ注意な。増田観測範囲実例が2つあってな・・・

2023-04-21

これから楽器を始めるやつはまずリズムを鍛えろ

楽器うまいへたを決めるのはピッチ(=音程)とリズム(=タイミング)だ。

このふたつのうち、ピッチのほうは「素人でも何とかなる」か「素人ではどうにもならない」かのどちらかなので、今さら慌てて手を打つ必要はない。

なぜピッチ素人でも何とかなるかというと、ギターベースキーボードなどの軽音楽ポピュラー楽器は、所定の位置を指で押さえれば基本的には正しいピッチで音が出るように設計されているからだ。

なぜピッチ素人ではどうにもならないかというと、歌や管楽器のように肉体の微調整で音程を正しく合わせる必要がある楽器は、大人になってからでは獲得がなかなか難しい「音感」というもの必要になるからだ。絶対音感(音を聴いたら音名がわかる、ラの声を出せと言われたら出せる能力)までは必要ないが、相対音感(お手本の音と自分の音が *正確に* 一致しているかを聞き分ける能力)はきちんと持っていないとうまい演奏にならない。

 

そこでリズムである。なぜ「まずリズムを鍛える」ことが重要か。

ひとつには、リズム感は音感に比べればはるかに獲得がたやすいこと(異論はあるかもしれない)。

もうひとつは、タイパが良いということ。

このふたつを比べると、後者のほうがずっとまともな演奏に聞こえるからだ(あやしい程度にもよるが)。つまりかけた時間に対して得るものが大きい。ある程度うまく聞こえる演奏するにはリズムを鍛えるのが近道なのだ

 

では、リズムが鍛えるにはどうすればよいか

さまざまな練習法があるが、いずれも「正確なリズムを刻む何かと一緒に弾いてズレをなくす」ことを主眼にしている。

もっとも手軽にできるのは「メトロノームを聞きながら手拍子を叩く方法」だ。

メトロノームの音はなるべく鋭く短い音がいい。プッ、プッ、はだめ。ピッ、ピッ、のほうがマシ。余韻のないカ、カ、といった音が理想的

一定テンポで鳴る音に合わせて手を叩いて、手拍子メトロノームの音のどちらかが消えてなくなればタイミングがピッタリ、両方聞こえていたらズレている。

本当にドンピシャタイミングが揃うとどちらかの音(耳に届く音量が小さいほうだと思う)がかき消える。

 

やってみたらわかると思うけど、この練習は実はテンポが遅いほうが難しいですよ。

2023-04-02

音大まで行ってクラシックが嫌い?

深刻なのになると、専攻している楽器のものが「自分のやりたいことじゃない」と言い出す場合も。

挙げ句ピアノヴァイオリンだとジャズロック流れる

(プラスヴァイオリンだとフィドルに行く場合も)

管楽器コントラバスだとジャズの他に、吹奏楽流れる人も。

でも、マジな疑問として音大まで行ってそんな事ある??

クラシックの何が嫌いなんだろう?

譜面ベースの繊細な解釈必須の音作り?

音大なんて端から無理だったクラシック好きの楽器愛好者からしたら、

クラシックより好きな道に行った」

ならまだわかるけど、

クラシックが嫌いだから別の道に行った」

とか、最高にクラシックを学べる環境にいながら、なんて勿体ない…と思ってしまう。

2023-02-18

音楽の編成について

クラシックジャズに興味がないという人も少なくはないでしょう。かなり初歩的な内容になりますが、編成について少しだけでも知れば解像度が上がるかもしれません。音楽調和芸術ですが、個々の音に分解して耳を傾けてみるのも楽しいのではないかと思います

オーケストラ

バッハベートーヴェンなど、いわゆるクラシック音楽などの編成。映画音楽もこれが多いですね。弦、金管木管打楽器が編成の基本。

弦は小さい方からバイオリンヴィオラチェロコントラバス

金管トランペットトロンボーンホルンチューバ

木管フルートオーボエクラリネットファゴット

打楽器は……まあ、色々です。スネアティンパニシロフォン(木琴1)、マリンバ(木琴2)、グロッケン(鉄琴1)、ビブラフォン(鉄琴2)、…etc

ここぞという時に使う持ち替えの楽器というものもありますフルートの人がピッコロトランペットの人がピッコロトランペットオーボエの人がイングリッシュホルン、他にも色々。

小さい楽器ほど高い音が鳴り主旋律担当し、大きくなるほど低い音になりリズム隊担当になります中間楽器はそれぞれの橋渡しと言った所でしょう。

弦楽器和音も出せますが、基本的オーケストラで使う楽器は単音しか出せません。調和音楽たる所以でしょう。

楽曲によってはハープピアノ、その他おもしろ楽器打楽器による担当が多い気がする)が入ったりもします。サックスは基本入らないのですが、新しめの曲だと使われる事もあります

楽器ごとに1st、2st、3rd(、4th…)と担当が分かれます部活などでは、基本上の学年(か実力者)ほど若い数字パート担当ソロは基本1st、曲により2ndが担当

数字若いほど高い音を担当し、パート全体で和音構成します。

ソロパートなど目立てる箇所もありますが、個は埋もれがちかもしれませんね。指揮者に束ねられ、各々が細かく決められた役割のもと調和を目指す編成なのでしょう。

余談ですが、指揮者ってただ棒を振り回しているだけではなくて、コンサート本番に向けて楽団練習を仕上げる監督役割も大きいんですよ。

室内楽

クラシック」で一括りにされがちですが、オーケストラ以外にも少人数の編成がありますオーケストラ大衆向けの音楽だとしたら、室内楽音楽貴族のものだった頃の編成と言えるでしょう。音楽家に演奏させたり、自分らで演奏したり。バッハモーツァルトが得意とする所ですね。

二人ならデュオ、三人ならトリオ、四人ならカルテット、五人ならクインテット……

ゆうがたクインテットクインテットはこれですね。

弦楽三重奏ピアノ四重奏金管五重奏……

編成は色々です。

弦楽四重奏パッヘルベルカノンなんかは極めて有名ですね。エヴァの旧劇場版エンディングで流れた時、感動しました。木管五重奏では、なぜか金管ホルンが入ったりもます

少人数で個が立つ編成の分、ジャズにも近い側面があるかもしれませんね。

ジャズ

現代ポップスロックの原点である、偉大なブラックミュージック

ルーツについては色々言われているようです。その一つに、スコット・ジョプリン代表されるラグタイムというピアノの曲のジャンルがあります。彼の"The Entertainer"は誰しも一度は聴いたことがあるでしょう。"Bethena"もベンジャミンバトン重要テーマ曲になっていました。

彼の曲を「クラシック」ではなく「ラグタイム」と言えると、ちょっとかっこいいかもしれませんね。

さて、ジャズの編成について。

トリオカルテットなど、少人数でのセッションビッグバンドに大別されます

ドラムスウッドベースオーケストラで使うコントラバスと同じものです。弓は使わずピッチカートだけで弾く場合が多いですね)、エレキベースなどのリズム楽器トランペットトロンボーンアルトサックステナーサックスなどのメロディー楽器。あるいはボーカルも。ピアノエレキギターは万能です。

それぞれから一つずつ以上選ぶのが基本です。ベーシックな編成としては、ドラムスベースピアノ/管楽器/ボーカルトリオでしょうか。

しかジャズ自由音楽です。リズム隊ベースドラムにもよくソロが与えられますし、何ならメロディを丸ごと担当する事だってあります

変わり種でフルートバスクラリネットという楽器なんかも使われたりします。

大きなクラリネットサックスみたいなウツボカズラがついててかっこいいんですよこの楽器ジャズの奏者ではエリック・ドルフィーが有名です。

色々な編成を聴いてジャズという音楽の懐の深さを感じるのもまた一興でしょう。

そして、ビッグバンドについて。ビッグバンドといえばグレン・ミラーyoutubeで色々聴けると思います。どれか一つくらいは耳に覚えがあるでしょう。『茶色の小瓶』や『アメリカンパトロール』なんかが特に有名ですね。

編成としては、ブラスバンドに近いかもしれません。金管トランペットトロンボーン木管クラリネットバリトンアルトサックスリズム隊ピアノベースドラムスオーケストラ同様に、1st、2ndが割り振られます

少人数でのセッションライブ感に対して、比較的まとまりのあるサウンドと言いましょうか。予定調和的ではあるかもしれませんが、足並み揃った音の厚みや迫力はまた魅力的なものです。

偏見ですが、中高の吹奏楽部員上がりはビッグバンドオーケストラに入りがちな気がします。

ジャズの魅力の一つに、キンキンと鳴り響く金管ハイトーンがあります。メイナードファーガソンや、エリック宮城なんかが有名どころでしょうか。「すごい!かっこいいなあ…」となるものですが、こればっかりは実際に自分楽器をやってみないと凄さが中々分からないものでしょう。

余談ですが、ビッグバンドトランペットは2ndがソロを吹く事も少なくありません。1stもハイノートで疲れているんでしょうかね。

ジャズにはフュージョンというジャンルもあり、T-SQUAREウェザー・リポートなどが代表的でしょうか。今はあまり流行りではありませんでしたが、EWIリリコンという電子管楽器が使われていました。ジャズスノッブで肩肘張った音楽ジャンルに思われるかもしれませんが、案外ミーハーな所もあるかもしれませんよ。

吹奏楽

日本部活ではこれ。たまに間違えられますが、「ブラスバンド」はサックス+金管楽器(+パーカッション)の編成なので、実は異なるものです。サックス金管楽器なんじゃないか?と思われるかもしれませんが、楽器の素材ではなく音の出し方による分類のため、木管楽器になります

ブラスバンドにはスーザフォンコルネット(ほぼトランペットです)、バリトンアルトホルンなどマイナー楽器が使われたりもます

さて、本題の吹奏楽

基本的にはオーケストラから弦楽器が丸ごと抜け落ち、管楽器ユーフォニアムサックスが入ります。「吹奏」楽たる所以ですね。

管弦楽曲吹奏楽編曲では、弦楽器が担っていた主旋律クラリネットが代わりに担当している印象がありますしかし、弦と管ではやはり表現が異なります特にピッチカートという弦を弾く演奏法は、管楽器いくらスタッカートを強調した所で別なものです。にもかかわらず、指揮者に「ピッチカートっぽく弾いて」なんて無茶振りをされる光景はままあるような気がします。

中高生部活弦楽器を扱うのが難しい(幼い頃からやっていないと人前で演奏するレベルになるのは難しいという風潮?傾向?があります)という事情のもと、部活では管弦楽ではなく吹奏楽が多く採用されているのではないかと思います

しかし、吹奏楽独自の編成を活かした曲があまり書かれておらず、オーケストラジャズポップス吹奏楽編曲が多く演奏されがちな気がします。それって別に吹奏楽編成でやる必要なくない?となってしまうので、吹奏楽らしさを活かした快活で明るいサウンドにしようとの苦心が見られますが、どうにもダサい方に転んでしまう印象を受けます

悪口のようになってしまいましたが、吹奏楽にも独自の良さはあるはずです。コンクールでもよく使われる曲を作っている樽屋雅徳という方は、吹奏楽編成のための曲を書いているので、興味があればぜひ。

2023-02-10

anond:20230210101156

西風ならよいか

そう言って老人は徐に管楽器を吹き始めた。

スライド部分のあるトランペットだった。

2023-01-30

パソコンキーボードって鍵ではないよなあ

ドアの鍵と似ても似つかない

語源調べたのでメモ


鍵の「キー」、ゲルマン語由来

中期英語 keye(鍵)⇒ 古期英語 caeg(鍵)が語源

音楽用語の「キー」の誕生 ※ここでラテン語由来の「鍵」に音階意味が含まれていたので意味が混じる?

音階意味は、同じ鍵を意味するラテン語の clavis の影響から

音楽楽曲の全体または部分の調。または移調楽器の基本音階、基準音。

管楽器発明

管楽器の指孔を機械仕掛けのフタで開閉する「キー装置」が発明される

鍵盤楽器発明キー装置名称転用か?→ここでキーボードを鍵盤と訳したのが混同の原因 音階操作盤とでも呼ぶべきだったか

タイプライター発明鍵盤楽器に似ているので名称転用か?

ワープロコンピューター発明

key 意味と語源 – 語源英和辞典

キー - Wikipedia

音孔 - Wikipedia

じゃあなんでラテン語の鍵って言葉音階意味が含まれてるのか

これはまた後で調べてみるかな

ここらへんか

Clavis, Clef そして Key: まうかめ堂日記

こっちは別の説だな

「鍵」と「錠」の話§3

2023-01-23

アマチュア低音管楽器奏者の憂鬱

人気の高い楽器演奏する人は、演奏させてくれる楽団を探すのが大変である。一方、上達のための情報も選べるパーツも多い。私は体格に恵まれず昔から競争を避ける習慣がついたので体格に恵まれないにも関わらずバリトンサックスを選び20年以上演奏させて頂いている。フルートアルトサックスクラリネットトランペットなどメロディーを担う楽器の奏者はそのポジション数と比較して演奏人口が多いため

等の必要に迫られる。ロックバンドエレキギターリストも似たような状況である。一方、低音管楽器奏者はどちらかというと頼まれ楽団ヘルプする形で演奏に参加する。ロックバンドではドラマーがそのような位置づけである日本吹奏楽文化アマチュア管楽器奏者を大量生産しているの対し弦楽器奏者は少ないのでアマチュアオーケストラ弦楽器パートは常に人数不足という話も良く聞く。

低音管楽器。おいしい様に思えるが色々困難もある。

日本国内で演奏人口が多そうな順に楽器を私の独断偏見で並べると

(西洋楽器以外は解像度低め)

軽音楽で使う楽器
吹奏楽で人気の楽器
この辺りからマイナーになってくる
積極的に志願しない楽器、高額な楽器マニアック楽器西洋楽器以外

2022-12-25

吹奏楽出身者の選民意識が鼻持ちならない

課題曲という、プロを目指していない学生向けに作られた曲で、コンクールに勝つためだけのノウハウ中心に楽器を習ってきたせいか

  1. 和音が合っている
  2. バラバラじゃない

ことしか頭にない奴が多い。

楽譜に書かれていることを表面的にしか読み取らず、あとは顧問のオレサマ解釈に忠実に従ってきただけ。

こんなんスキルスキルでも、猿回しの猿のスキルじゃねーかと思うんだけど気づいていない。

しかブラック部活を耐え抜いてきた自負なのか知らないが、それでどんなジャンルの曲も演奏できると勘違いしているんだから手に負えない。

こういうこと書くと

「実際、発表会とかでクラシックジャズフュージョンもやってきたし」

などと言ってくる奴がいるが、どれも換骨奪胎レベル原曲の原型をとどめてないような吹奏楽アレンジしかいたことないうえに、
そのアレンジ版のほうが好きとか言い放つ時点で何も分かっていないと告白しているようなもの

酷いのになるとコンクールのために無理やりカットしたものしか知らない奴もいるし。

そのせいか吹奏楽からクラシックジャズが好きになった奴って好みが偏りすぎなのに、全然自覚がない。

クラシックは極端に近現代ばっかり、ジャズビッグバンドばっかり。

まあ管楽器だけで合わせてるんだったらそれでもいいよ。

井の中の蛙どもが自己満で悦に浸っているんだなーと冷笑するだけで済むし。

特にプロ向けに書かれた木管五重奏金管五重奏とかやると、途端にザコな演奏(何吹いてるのかリスナーに全く伝わらないレベル)になるのはかなり「あるある」な話で実に滑稽。

そんな体たらくなのに、ジャズリズム隊オーケストラ弦楽器よりも自分たちはしっかりきっちりしている・センスが優れているみたいな、謎の選民意識支配されているのが非常に不快

かにつけて

「うちのリズム隊はヘタ」

だの

「うちの弦楽器レベルが低い」

だの悪口しか言わないのは勘弁してほしいわ。

その演奏形態自分が吹いている楽器立ち位置や、他の楽器が何をやっているかについて全然解像度が低いから、こういう無神経なことが言えるんだろうな。

ぶっちゃけ吹奏楽なんて形態演奏マーチだけにして、最初のうちからクラシックジャズの曲、それもソロ曲からきちんとレッスンを受ける人が増えないと、
いつまでもこういう勘違いバカがのさばった状態が続くと思うと暗い気分になるわ。

2022-12-17

一人暮らし6年目、ついにホームシック

19歳から地元を離れて県外の大学に通っている。大学院に進学したため、一人暮らしは6年目を迎えた。

6年目にして、初めてホームシックになった。

きっかけは修論によるプレッシャー

小学生から不登校を繰り返して、高校中退し、親との関係が安定してきたのはだいたい7〜8年前。

小学生の時からかなり自律神経がしっちゃかめっちゃかで、最近プレッシャーを感じると何もできなくなってしまう。

11月にあった学外発表で無事に力尽きてしまい(発表前は60時間起きてた)、毎日18時間寝る生活になった。その後、修論に全く向き合えなくなり、バイトにも行けず、ゲームもできず、ただひたすらYouTube小説でやり過ごす日々。流石に指導教官から実家に連絡が行き、母親に帰ってこいと言われ実家に帰った。

今でこそ、母親との関係は良い。

私(長女)の経験を生かし、不登校に関するNPO法人を立ち上げたり、放送大学に通い心理学を学んだりと、母親が学び続けたおかげで関係改善したと思っている。

そんな母のことは嫌いでない。好きだし、尊敬もする。

それでもこの歳になるまではとにかく家を出たくて、一人暮らしも楽しく満喫していた。

小学2年生から不登校だった。幼少期は引っ越し続きで、父は九州田舎亭主関白、母は全く周囲に頼れる大人がいない状況だった。その上、父は単身赴任(本社勤務とのことで家を買ったが、その後転勤が決まったらしい)。私と、弟たちを母1人で育てていくのは今思えば本当に大変なことだったと思う。

それでも、小学生の私にとっては、母が子育て等に不安を感じ続けている生活不安を感じないわけがなく、学校で周囲と衝突し、家では激しい反抗期、とにかく攻撃によるストレス発散が多かった。

よく父に怒られて家の外に出されていたが、その時は泣きながらどうしたら死ねるだろうと、塀(といっても1m)から飛び降りるか迷っていた。飛びおりなかったが、人生で初めての自殺未遂は今でも鮮明に覚えている。

ご飯を食べなくていい、と父に子供部屋に閉じ込められたこともあった。内開きのドアの前に重たい家具を置かれて、ドアノブを紐で繋いで開かないようにされ、水も飲めないトイレも行けない状況で一晩を過ごしたこともある。

喧嘩した時、私がダイニングテーブルをひっくり返して破壊したこともある。15万くらいするかっこいいデスクトップpcも壊したことがある。

私が原因で、離婚になりかけたこともある。

流石にいいところも書いておく。

ピアノ小学1年生から始め、2年生の時には100万の中古グランドピアノを買ってもらった(欲しいとは言ってないけど)。水泳そろばんなど、習い事をたくさんさせてくれた。クリスマス誕生日には欲しかったゲームをくれた。高校では50万の管楽器を買ってくれた。行きたいと言えば海外研修にも行かしてくれた。母は料理が上手(だと思っている)で、3食手作りしてくれたし、時にはお菓子も作ってくれた。裁縫うまい。父も農家出身未成年喫煙するような不良だったが、国立大学に行き20代で1000万プレイヤーだ。

やりたいことをやらせてくれる家庭だったと思う。

今は母も穏やかになり、自分のやりたいことを見つけて人生を楽しんでいる。父も亭主関白はなりをひそめ、週末は単身赴任から帰ってきていろいろ料理をする。私が帰省するとリクエストを聞いてくれる。私がお金心配をしなくてもいいのは絶対に父のおかげだ。

とにかく小学2年生から5年生までは攻撃的な子どもだったし、両親だった。家庭内情緒が最悪であった。(1番の被害者は弟たちだと思っている)

私は部屋に閉じこもり、昼夜逆転生活を送り、どうしたら死ねるかを考え、なぜ生きているのか悩み、母が書いてくれた私の0ヶ月から1歳半までの育児日記を読んで母の愛を確認していた。こうして振り返るとかなり寂しい子どもだと思う。

中学生になってからは、かなり落ち着いたと思う。母が支援に繋がれたことが大きい。

そんな家庭で、形や中身は変わりながら高校まで過ごしていた。

大学はとにかく県外に出たかった。高校中退学歴コンプレックスがあったし、弟たちがいるので国立しか視野になかった。将来の夢があり、養成の名門と呼ばれる大学を目指した。

5年半、ずっとホームシックになることはなかった。

一人暮らしは本当に楽しい自分のペースで生活できること、家にいる限りだれも私のことを知りようがないことがよかった。今でもそう思う。

それでも、ホームシックになった。

実家から帰る日、予定があったのでどうしてもその日に帰らなければならなかった。帰ろうと朝起きて、起きた瞬間涙が止まらなかった。8時半くらいに起きたと思う。18時まで泣き続けた。結局予定はキャンセルした。

18時に、今帰らないとずっと帰れない、と覚悟を決めて帰る準備をした。泣きながら準備をした。

それを見ていた母に、抱きしめてもらった。頭を撫でられながら、がんばってるね、えらいねと褒めてもらった。頑張りすぎなくていい、いつでも応援してると慰めてもらった。

1、2分だったと思う。

そのあと、やっぱり泣きながら車を運転して帰った。

帰ってきた日から、ずっとホームシックだ。

母が持たせてくれた沢山のご飯を食べながら生きている。ジップロックに書かれた母の文字を見ては泣いている。

修士論文にはまだ向き合えていない。

就職が決まっている。

なにもできない日々を過ごしている。

2022-12-12

クラシック動画吹奏楽コンクールの思い出話をするな

クラシック動画吹奏楽コンクールの思い出話をするな。

2度とするな。

三角帽子とか、中国の不思議な役人とか、ダフニスクロエとか、ローマの祭とか、

吹奏楽コンクール自由曲の定番となってるクラシックの曲。

原曲(オーケストラ演奏)の動画ニコニコYouTubeで観ようとすると、

コメント吹奏楽コンクールの思い出話で埋め尽くされてることがある。

本当に、本当に鬱陶しい。

正直レイプと同じだと思う。

そういうのは吹奏楽アレンジ版でやれよ。

原曲動画ですんな。

「これコンクールでやった」

「今年コンクールでやる」

「今年の自由曲です」

「これうちの学校この前自由曲でやったー!」

吹奏楽版の方がいい」

「ここのユーフォきつい」

「いまコンクールに向けて練習中だけど先生に怒られてばかりです」

知らねえよ。

帰れよ。

○○が。

管楽器もやってたことあるけど、これのせいで本当に中高の吹奏楽が嫌いになった。

○○○んだよマジで

2022-12-06

anond:20221206005055

弦を弾くから全然ちゃう。黒板のひっかき音の仕組みは管楽器の方やろ

2022-09-24

管楽器チューニングの音が生理的ダメ

オケオーボエでも吹奏楽クラリネットでもいいけど、アマチュア団体だと、チューニング基準となる音がやたら無味乾燥で、とても楽曲では使えないような音だったりする。

言うなればチューニング専用の音」というのだろうか。

そりゃチューナーにらめっこして吹いているんだろうからピッチは正確なんだろう。

でも音色が全く受け付けないというか、音色に全く気を使っていないせいでピッチが合っているように聞こえない。

具体的にはヌラっとした音色で吹かれると自分の耳には低く聞こえるし、キンキンした音色で吹かれると高く聞こえるんだよね。

てか、なんでチューニング専用なんて、そんな口先だけみたいなイケてない音で吹くんだよ。

基本的ソロ吹く仕事持ってる奏者が吹くんだからソロと同じ音色で吹いてくれよ。

言い換えるなら、ベストリードで最高の音をくれってこと。

それさえやってくれればなんの文句もないのに、ここらへんのデリカシーがない奏者ばっかりなのが残念。

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