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はてなキーワード: 音楽評論家とは

2024-01-08

音楽評論家とそのワナビーってなんであんなに性格悪いの?

とその界隈のSNS発信見るとつくづく思うわ。音楽大量に聴いても性格と耳が悪くなるだけだな。音楽批評大好きですけど

2023-12-06

映画評論家が叩いてきた山崎貴世界で売れ

音楽評論家の叩いてきたYOASOBIが世界で売れ

これじゃ本邦の評論家様に見る目がないみたいじゃん

2022-12-26

結局ここ最近一番割を食っているのはEXILE系なんじゃないか

K-POPやJO1やビーファーストみたいなジャニーズじゃないボーイズグループが出てきた時にジャニオタ以外のオタク音楽評論家()はジャニーズ一強が終わる!みたいなことを言ってたけど、紅白の発表見る限り割を食ったのはEXILE代表されるLDH系のグループなんじゃないかって思っている。

EXILE系は確かにドーム公演やったり演技やったり、ということで話題にはなるけど、楽曲とかTikTokとかそういう「バズ」なことがない。メンディーはいつの間にメンディーーになってたけどそんなこと知らん。

そりゃまあ、ビジュアル関係なく歌って踊るというグループだと日本大手LDH系列くらいしかない(スターダスト男性アイドル系はその土俵すら立ててない)のだし、そこと競合するというのは当たり前だと思うのだけどそれを指摘している人がいないのが驚きなのだ

これは女子ドル日本が弱いのは秋元グループがどうたらと言う人にも言えるけど、K-POP雰囲気が似ている(ダンスボーカルという点で)E-girlsがパッとしないで解散したというのには誰も触れない。

触れたら目黒川にでも沈められるの?

2022-03-27

anond:20220327072447

そういえば、某音楽評論家東京出身東京在住)が藤井風(岡山出身24歳、2019年上京)を評して

「ずっと岡山に住んでいたのにこんなに豊かな音楽性を持ってて、」

みたいなことを言っていた。

調べてみると確かに出身地人口一万人ほどの農村のようだが、高校岡山市。

岡山、どんだけ辺境だと思われているのだろう。岡山はまともな音楽存在しないし人々も音楽など聞かない文化果つる未開の地、と思ってるからこその発言だろう。

多分雑な岡山dis文学田舎実態として受け入れる東京の人は多いのでは。

2021-09-28

ラーメン評論家も大概だけど

ロック音楽評論家とか専門であるはずの音楽の話もまともにできないのばっかだよね

歌詞が~とか生き様が~とかどうでもいいし

まあちゃんとした解説プレーヤー自身がするようになってきてるし、求められてないんだろうな。

2021-06-28

anond:20210628152125

音楽業界は今現役ミュージシャン評論家になってるからマジで音楽評論家は死んだと思う

だって山崎洋一郎東京事変を語るよりKing Gnu拡声器使ってる人が東京事変を語る方が面白いに決まってるもんな、この前テレビでやってたけど

そういう意味では俺の方が上とは言わないけど、山崎洋一郎King Gnu拡声器使ってる人より俺に近いと思う

なのでKing Gnu拡声器使ってる人が音楽評論家になった今、旧来の音楽評論家素人も似たようなもんだと思う

2021-06-07

『夜に駆ける』を初めて聴いたとき感想は「音ペラペラだな」であって欲しい

食べ物でいうならファストフードインスタント食品だ。

明らかに粗末で体に良くない味がするし、食べた後の尿なんてすんごい臭いになることがある。

でも自分ハンバーガー牛丼はよく食べるし、食べること自体否定したいわけじゃない。

「粗末で体に悪いもん食ってんな」という自覚を持って欲しいということだ。

『夜に駆ける』という曲は音がチープでペラペラだ。

まさに「スマホスピーカー音楽聴く時代」を象徴する存在だろう。

ただそれを聴くこと自体否定したいわけじゃない。

音がペラペラであることを認識したうえで楽しんで欲しいということだ。

質が低いものを質が低いと認識したうえで楽しんでいるのと、

何も感じずただのバカ舌・バカ耳で楽しんでいるのとでは全く違う。

以前どっかの音楽評論家がYOASOBIの音を酷評したとき、大バッシングを受けていた。

基本的にその評論家事実しか言っていないが、それが事実であることを理解できない人が多すぎたのだ。

チーズバーガージャンキーすぎると言われて「そんなわけない!」とキレてるようなもんである


結局何が言いたいかというと、

『夜に駆ける』を初めて聴いた時「音ペラペラだね」と言える彼女が欲しい。

2021-04-04

さよなら音楽評論家番組ばっかになってきたな

とうとうTBSまで関ジャムパクリ音楽家ミュージシャン評価させ始めてるし

てか最近ミュージシャン語りすぎ

前だったらダサいってなりそうだけど、SNS世代というか自分で発信することが当たり前な時代からみんなあまり違和感を感じないのかな

2021-03-21

楽器を弾けない音楽評論家

正直、主観しか話をしてこないから何言ってるかよくわからないんだよな。

キスコードとか一見ふざけた表現ばっかだけど、ゆゆうたの方がちゃん音楽評論してると思う。

2021-03-19

超いまさら、YOASOBI「夜に駆ける」に個人的に思うあれやこれや

少し前にとある音楽評論家ツイートがプチ炎上した。

曰く、YOASOBIのアルバムを聴いて「このビートの単調さと音色・音圧のショボさが世間で許容されてるのはちょっと信じたがたい」とのことだ。

実は私もこの評については概ね同意なのだが、考えをまとめるために「夜に駆ける」を題材に少しだけこのことについて書いていきたいと思う。

見当違いな点もあるかとは思うが、素人ながら20年以上音楽をやってきた人間の一意見だと思っていただけると幸いだ。あと、あくまで音に関する話だから歌詞かについては割愛

メロディについて

特に変なメロディだとは思わないけど、ドラマチックさには欠ける気はしている。目新しさも特にない。が、キャッチーではあると思う。冒頭とか思わず口ずさんでしまインパクトはあるし。

アレンジ

正直ここが一番ツッコミを入れたいところだ。かの音楽評論家の言っていた「音色・音圧のショボさ」はここに主な要因がある。

無駄を省いた、と言えば聞こえはいいかもしれないが、多分Ayase氏はまだそこまでのテクニックを持っていないだけにすぎないのだろう。音の緻密さはなく、だいぶ荒削りだ。

キック4つ打ち重要なローのスピード感いまいちだ。だいぶもっさりしているように思う。

ピアノボイシングも工夫がない。低音で3和音を鳴らしているのは編曲理論としてはあまり好ましくないし、それが結果的ピアノのローをEQでごっそりカットするということに繋がっている。

ギターについてはまぁ職人立ち位置だなとは思った。サウンドメイクはもうちょっと頑張って欲しいけど。

全体の構成としてもだいぶのっぺりしていて、場面場面での厚みにあまり変化がないのが気になった。

ボーカルについては

正直あまり印象に残らない、というのが個人的感想だ。ややのっぺりした歌い方は最近シンガーソングライター系のそれに感じたが、声に強烈な個性があるわけでもないのでそれが逆効果になっているように思った。

歌に表情をつけるためのテクニックがまだ途上なのかな、全体のサウンドがのっぺりしているのにボーカルものっぺりしてるからいまいち曲に抑揚がないように感じてしまう。コンプがどうとかって話じゃないよ。それが私の感じた「つまらなさ」に繋がっているのかな、と思った。

エンジニアリングについて

とにかく平面的で一直線上に張り付いた、奥行き感のないサウンドに感じた。レンジも狭いし。

デジタルビートにも関わらず、キックボトムエンドの量感が感じられないのはかなり気になるところだ。4つ打ちなのにノれない…。

あと、とにかくピアノの音がパッツパツなのが気になりすぎる。曲調が曲調だからなのかもしれないけど、それにしたってそんなに音数が多いわけでもないアレンジの中でこんなにダイナミクスのない音にするのはどうなのかな、と感じる。

ボーカルもほやっとして抜けにくい声質だからなのか、パッツパツのしゃりっしゃりになっていて、もうちょいナチュラルに仕上げてもいいんじゃないの?っていう感想だ。

で、ここまでパッツパツになっていながらも、全体的に音圧感はない。

はい、ここで勘違いされそうな単語「音圧」が出ました。音圧っつーのはマスタリングにおける海苔波形がどうとかって話ではなく、一つひとつ音色もつ太さやスピード感、ヌケ、煌びやかさのことだ。パワーというか。

全体的に音が細いんだよね。圧倒的な素人感というか、ちゃんと音作りしてないなーってのがすごく分かる。


で、ここまでいろいろ書いてきたけど、例のプチ炎上したツイートに関連して「スマホとかで聴いてる層をターゲットにしてるからそういう音なんだよ、そういうマーケティングなんだよ」という意見が見られた。

いや、違うでしょ。どう考えてもAyase氏が

「いいサウンドを知らない、いいサウンドの作り方を知らないだけ」

でしょ。

かに彼が作る音楽を好んで聴く層というのは中高生が多いのは事実だ。そして当然高価なオーディオ機器など持ってはいない場合ほとんどだ。今の時代なら、スマホワイヤレスイヤホン聴くという人が多いだろう。

だが、だからといってそういった層が気づかないような部分のこだわりを捨ててしまうというのは、作品としての完成度を下がるだけでしかない。もっとも、この場合はそのこだわり方もまだよく知らない段階だと思うが。

私は「スマホ向けのサウンドに仕上げる」ということには普段から疑問を感じている。クリエイターたるもの「どんな環境で聴いても最良と思えるものに仕上げるべき」と考えているからだ。それに、スマホフィルターに通してしまえばそれは勝手スマホの音になるわけで。

過去名曲スマホで聴いたら、その魅力は劣化するか?そうではないはずだ。Steive Wonderの曲はグルーヴを失うか?浅倉大介アレンジは煌びやかさを失うか?Dream Theaterサウンドは分厚さが薄れるか?

ちょっと脱線した。

まりあれよ、クリエイターたるものクオリティは追求し続けてほしい、という話だ。

じゃあどんな環境においても最高のサウンドに聞こえるようにするためにはどうするか?何よりもまず、作る人間がそれをしっかりジャッジできるモニター環境を構築する事だ。

Ayase氏の制作環境MacBookヘッドホン直挿し、というツイートがバズったことを知っている人は多いと思うが、私はそれを見て非常に納得した。

誤解してほしくないのだが、私は別にそんな環境で曲を作ることが悪いと言いたいわけではない。お金なければその中で頑張るのは当たり前だし。

ただ、もう一つ誤解してほしくないのは「いい曲を作るための環境構築にお金をかけなくても良い」というわけでもない、ということだ。

例えばいいオーディオIFやスピーカーを買うことによって、それまで聞こえなかった音が聞こえるようになる、というのは当たり前だがよくあることだ。私もそこまでお金をかけられているわけではないが、現時点でミドルクラスくらいのモニター環境は構築できているとは思うので、その実感は何度も味わってきた。

まり「できることを増やす」ためにある程度投資した方がいいということだ。SEに置き換えれば、シングルコアCPUメモリ2GBのクソスペPCじゃ仕事にならないのと似ていると思う。

ただまあ、直近のインタビューではある程度機材を導入したりしているような回答もあったので、これからAyase氏の作る音楽がどうクオリティアップしていくのかは…………別に興味ないか……。

私もそのうち気が向いたら「夜に駆ける」のアレンジでもやってみるかね。

2021-01-21

SNS評論家自決

音楽評論家がYOASOBIを批判して炎上している。

ふと評論家一般人(含むオタク)の違いは何なのか、と言う疑問が浮かんだ。

音楽漫画など作品が作れないのは一緒。

作品を聴いたり読んだりしている量も(オタクと比べて)一緒。

専門知識をどこかで学んでいるわけでもないことも一緒。

では評論家一般人、何が違う、または違ったのか。

個人的に3つの違いが過去あったのではないかと推測している。

ただ、その違いはSNSによりほぼ駆逐されたと考えている。

1. 発信する場を持っているかいないか

かつて評論家雑誌などに記事を書き、自分評論を世に出していた。

一方、一般人は一部同人誌という形で評論していた人もいたが基本的自分評論を世に出す手法を持っていなかった。

炎上した宇野も確か元はロキノン記者だったと思う。(名前を見た気がする)

ただ、今やSNSで誰もが発信することができる。

そしてSNSつぶやきの方が雑誌の発信力より大きいのは間違いない。

国民総発信の時代に、評論家一般人の間にこの違いは存在しない。

2. 新しい作品アーティストに関する情報

評論家の元にはかつて様々な情報が集まっていたと思う。

そして、評論家が1.で挙げた発信力を使うことで"見つかった"アーティストはたくさんいた。

ただ、新たな才能を発掘して世に出すという仕事も最早不要だ。

何故なら評論家評価してもらうよりtiktokでバズった方が売れるし多くの人に見つかるからだ。

また、そういうバズりに頼らなくとも、めざとい一般人オタクが才能を見つけ出し、SNSブログ記事を書くことで見つかることもある。

藤井風もはてブで知った)

才能をいち早く見つけるのが評論家必要はなくなった。

というより、評論家は今何千万人といる一般人とどちらが早く才能を見つけられるか競争することを強いられているのだ。

勝ち目は無いだろう。

3. 文章力

これが評論家最後の砦だと思う。

ただこれもどうだろう。今の時代ブログSNSで発信することを鍛えられている一般人もなかなか読ませる文章を書くようになったのではないか個人的には思っている。

更に宇野のようにSNSに引き摺り下ろされた評論家場合たかが百数文字表現する必要がある。

その文字数で文章力の差は出にくいので評論家評論家最後の砦文章力も役に立たない。


評論家SNSなどネット活動の場を移しているが、それは評論家一般人の違いを無くし、自らを一般人に毛の生えた存在貶める行為だと思う。自殺行為だ。

ただ、SNSを使わないと評論家としての自分世間に見つからないことも事実だ。

SNSが普及し影響力を持った今、評論家SNSで発信しないと評論家として生きていけない、ただSNSで発信することが自らの価値を貶めているという二律背反に苦しんでいるのではないだろうか。

[]2021年1月20日水曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
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本日の急増単語 ()内の数字単語が含まれ記事

音楽評論家(5), 兵役逃れ(5), ラウドネス(3), ダイナミックレンジ(3), マスタリング(5), テスカトリポカ(3), プリセット(8), YOASOBI(19), ラスク(4), eV(3), シンセサイザー(4), 圧(17), 変異(9), ピアノ(9), 詐欺師(8), 楽器(9), 演奏(7), 直(7), ワクチン(31), 掲示(6), 常連(7), 免許(14), スケジュール(9), エビデンス(12), 低学歴(9), オフィス(11), 鼻(28), 標準(8), 音楽(31), 音(40), 人権(31), 曲(27), 読ま(26), 試験(13), -2(13), 認知(13)

頻出トラックバック先 ()内の数字は被トラックバック件数

活字を追えない人々 /20210120053002(31), ■司法試験合格した /20210120173345(16), ■卒業旅行なら行っていいよね? /20210120225148(16), ■音楽評論家に聞きたいんだけど「ショボい音色・音圧」ってなに? /20210119190456(15), ■「なんでも調べられること」に疲れた /20210119234225(13), ■親が「電磁波」と言い出して困ってる /20210120124849(12), ■韓国女性韓国男性への絶望はすごいな /20210119213654(8), ■「プリセット・低音圧」批判かいう「今時Flash使ってないサイトとかw」的議論 /20210120145245(8), ■なんで漫画って公開するのが前提の文化なの? /20210120185917(8), ■西野よりもQどもをネタしろよクソオタクども /20210119234100(8), ■モルカーはこれだけ話題になってるのに /20210118231931(7), ■バイデンさん /20210120010313(7), ■YOASOBIと混同する文字列 /20210120102429(7), ■ /20210120120645(7), ■社内恋愛ってどうやってるの? /20210120133002(7), ■免許取ったら親が車買ってくれた /20210120135940(7), ■コロナが怖いか常連以外は来ないで欲しいと言われた /20210120230055(7), ■ナンパ界隈について /20210120155246(6), ■モルカーは別に覇権アニメでもなんでもない /20210120104139(6), ■女1人焼肉デビューした /20210119232337(6), ■PDCAを高速回転したら空も飛べるはず /20210119231047(6), ■大学そばスーパーバイトしてるんだけど /20210120110853(6)

2021-01-20

音楽評論家ほど当てにならないものはないって

いつになったらわかるんだよお前ら。

anond:20210120145245

宇野は音圧戦争帰結や現状まではわかってると思うよ。彼が根本的におかしいのはそこじゃない。

それを技術解決したのがYoutubeとかSpotifyとかですね。彼らは音圧が高い曲の音量を下げて、他の曲との音量差を少なくしました。揚げ物使った弁当弁当箱のサイズ強制的に2/3にするイメージですね。そうして消費者錯覚に騙されず本当に美味しい弁当を選ぶことができるようになりました。めでたしめでたし

ここはめでたしめでたし終点じゃなくて、今も音圧戦争は形を変えて続いている。音圧が高い曲の音量を下げるのを「ラウドネスノーマライゼーション」という。配信プラットフォームはそれぞれノーマライゼーションアルゴリズム(主にはLUFS、聴感上の音圧を数値化するパラメータ)を定めている。そして音楽エンジニアリング業界は、この制約上限に抵触せずにどうやって聴感上「圧のある」音を出せるか、という一種のハックに向かっている。「測定結果が-14.0LUFSを超える楽曲強制的に-14.0LUFSまで下げる」ということがわかっているなら、そのアルゴリズムを狙って作ればいい。

君は音圧戦争を生き抜けるか? 音楽ストリーミング時代のラウドネス・ウォー対策 (1/3)

配信時代の音楽制作〜ミックス、マスタリングの傾向と対策 – 今知るべき配信テクニック

音圧戦争から遠く離れてーラウドネスノーマライゼーションの誤解と意義

配信最適化エンジニアリングマスタリングだけでなく、基本的ビートの作り方にまで影響しつつあって、これなんかはテクノロジー音楽を変えるという最新の事例といえるんだけど、それはともかくとして、この話は結局のところ「いまの聴取環境に合わせた、いまの流行り」でしかない。リスナーに目立つように、印象に残るように聴かせる最新のテクニックではあっても、音楽自体構造が優れているか劣っているかという話とはほとんど関係ない。

ましてポップス=popular musicの一番の評価指標は「どれだけ売れているかなのだ。現にバンバン売れている楽曲を捕まえてきて、その音圧が今時っぽいかどうかにケチをつける行為には生産性がない。よく繁盛してる飯屋で「店が汚い、食器が野暮だ、なぜこんなに客が入っているのか」と言ってるのに近い。クレーマーがどう言おうが、料理が美味いと思った客が多ければ店は流行る。音楽評論家を名乗るなら、今の技術トレンドに沿っていない楽曲がなんでこんなに売れているか、という分析に傾注すべきだと思う。

https://anond.hatelabo.jp/20210120145245

anond:20210120145245

そもそも音楽評論家を名乗るなら「信じがたい」と思っても表に出したらあかんよね。評論である以上、今そこにある現象を読み解加なくてはならない。

プリセット・低音圧」批判かいう「今時Flash使ってないサイトとか

音楽ジャーナリスト、YOASOBIについて「このビートの単調さと音色・音圧のショボさが世間で許容されてるのはちょっと信じたがたい」

https://togetter.com/li/1654398

これ、タイトルだけ見て「今更音圧……?まーでもそんなこと思う人もいてもおかしくはないな」と思ってスルーしてた。

で、さっきこの増田を見かけたので答えてあげるべく元ネタも読んでみた。

音楽評論家に聞きたいんだけど「ショボい音色・音圧」ってなに?

https://anond.hatelabo.jp/20210119190456

アルバム通してちゃんと聴いた。この気恥ずかしさは嫌いじゃないんだけど、このビートの単調さと音色・音圧のショボさが世間で許容されてるのはちょっと信じたがたい。少なくとも家のスピーカー聴く音楽じゃないですね

だとしたら音色の選び方にもう少しこだわりはあるでしょう。プリセットしか使わないという強い意志を感じます

ええ……。元記事が何を言っているかはてなの人に分かりやす話題で言うと「Webサイトを全部眺めてみた。この気恥ずかしさは嫌いじゃないんだけど、このデザインパターンの単調さとFlashも使っていないサイト世間で許容されてるのはちょっと信じたがたい。少なくともFullHDで開くサイトじゃないですね」と2021年に言ってるような感じか。

ビートの単調さがダメって、お前2020ビルボード1位の前で同じこと言えんの?

https://www.youtube.com/watch?v=fHI8X4OXluQ

3分間全部一本調子音色の抜き差しも無しやぞ。

音色がショボい」に関しては、字面だけ見たらまあ同意するよ。でもそれが「プリセット批判」in2021となれば話は別だ。

増田音色がショボいがどういうことかを説明すると、一般的には「生録ではなく打ち込みの音色が安っぽい」というところを意味すると思う。昔のMIDIとかカラオケとか、あるいはスーパーでかかってるJ-POPインストとか、音色がなんか「パソコンで打ち込みました!」「生の音じゃありません!」って感じしない?逆に最近ピアノだけで数万円数十ギガバイトするような音源だと、ピアノの鍵盤から指が離れるノイズまで拾っていたり、弦と弦の共鳴まで再現していたりして、生の演奏区別がつかない。

そういう意味でYOASOBIの音色がショボいことに異論は無い。まあ、後ろの音をカットして極端に打ち込みっぽくしてる夜に駆けるのピアノ代表的なように、それはあえてやってることなのは明らかであるので、本人達はショボいの一言で済まされると嫌だろうけど。

し・か・し!この音楽評論家は「音色がショボい」をそういう意味では使っていない。「シンセサイザープリセットをそのまま使っている」ことをもってショボいと言っている。まあそれはいいよ。別に広辞苑に音がショボいの定義が載ってるわけでもないし。

し・か・し!2021年にそのことをもってアーティスト批判しているとなると正気か?という感じだ。さっきの例に載せきれなかったが、これは「bootstrap.min.cssを読み込んでる!手抜きだ!このサイトはショボい!」と言っているに等しい。いや、使い方次第だし、つーかそれ今時普通だし……という。

シンセサイザーに出荷時に登録されたプリセットそのまま使うのは手抜きである考える人がいる(というかいた、絶滅危惧種)のはまあわかりますよ。でもね、2021年に「プリセットしか使わない曲が世間で許容されているのは信じがたい」とか音楽評論家が言っちゃうのは死ぬほど恥ずかしいことなのでやめた方がいいと思います(「プリセット~が許容されるのは嘆かわしい」というのだったら賛同はしないが理解は出来る)。

まずあなたは打ち込みJ-POPにそこそこ詳しい音楽評論家顔で登場していますけど、小室哲哉ってひと知ってますちょっとマイナーかな?多分知らないと思うのでただのリスナーの僕が評論家先生説明してあげますが、「プリセットしか使わないでJ-POPで天下を取った男」です。小室プリセットほとんど弄りません。そのことを彼はインタビューで度々悪びれもせず語ってきました。

https://www.youtube.com/watch?v=LgBxze0ye94

これの30秒過ぎからクラブ系の曲を作ったことがある人だったらフフッとなると思う。なぜならここで、Sylenth1というクラブ系で1番人気のシンセサイザーの、起動して一番最初に鳴らせるプリセットがそのまま使われているからです。他に90年代当時の曲でも、あのピアノはどのシンセの何番のプリセット、とか結構バレてる。本人も隠してないし。

と、いうわけで20年以上前にはもうプリセットまんま使いで天下を取った人がいた訳なんですよね。評論家さんはご存知なかったみたいなので今日小室哲哉名前だけでも覚えて帰ってくださいね

で、別にプリセットまんま使いは新しいことでもないのだが、むしろ最近トレンドだったりもする。海外アーティストトラック(要するにソースコード)見てみ、やつらNexusめっちゃいい音のプリセットが大量に入ってるシンセbootstrapuiパーツみたいなもん)しか使ってねーぞ。

まーそんな感じなんで、2021年プリセット批判は正直かなり何も知らないのがバレて共感性羞恥でキツいっす正直。

に、加えて音圧!2021年に音圧がない=悪いとかいう論をプロがぶつとは夢にも思わなかった。音圧戦争ってFlashサポート終了より前に終了したぞ。それもまさかご存知ない……?

そもそも音圧が何か分からない、あるいは最近の音圧事情が分からない方に説明します。CDとかの場合、入れられる最大音量ってデータ的に決まってるんですよね。弁当箱の容量と思ってください。で、人間って大きい音の方がいい音に錯覚してしまうんですよね。弁当カロリーが高いほどジャンクに旨く感じてしまうと思ってください。そうなると弁当箱いかカロリーを詰め込むかという戦争が始まりますね。

音圧が高い曲の例

https://www.youtube.com/watch?v=e-IWRmpefzE

このあたりの話は「音圧戦争」とか「海苔波形」とかでググってもらえればいいんですけど、決まった容量の弁当箱に詰め込めるだけ詰め込むと色々犠牲になるように、音楽でも音質が犠牲になっていました。

で、それを技術解決したのがYoutubeとかSpotifyとかですね。彼らは音圧が高い曲の音量を下げて、他の曲との音量差を少なくしました。揚げ物使った弁当弁当箱サイズ強制的に2/3にするイメージですね。そうして消費者錯覚に騙されず本当に美味しい弁当を選ぶことができるようになりました。めでたしめでたし。というのが去年一昨年あたりまでのあらすじなんですけど、評論家さんご存じない……?で、去年あたりはその音量を下げられる中でいか上げ底とかで消費者錯覚させていくかとか、あるいは消費者の側で「ここ10年くらい揚げ物ばっかで飽きたか煮物とか逆に今新しい気がするわ」とかムーブメントが出てきてるのも、これもご存じない……?たとえば最近Youtubeとかで80年代Citypopとか流行ってるのはその流れもあります

総評:あの音楽評論家の言っていることは無茶苦茶なので理解できないのが正しい。増田は悪くない。

(2021/2/7追記)書きました anond:20210207093448

2021-01-19

音楽評論家に聞きたいんだけど「ショボい音色・音圧」ってなに?

音楽ジャーナリスト、YOASOBIについて「このビートの単調さと音色・音圧のショボさが世間で許容されてるのはちょっと信じたがたい」 - Togetter

音楽素人の素朴な疑問と思ってもらいたいんだけど、音色にショボいとかあんの?

ギター音色は良いけどピアノ音色はショボいみたいな?

どんな音色もみんな違ってみんな良いんじゃないの?

YOASOBIの音色の「ショボさ」というのはどういう部分に起因しているんだろう?

格安パソコンで作ると音がショボくなる?

マシンスペックで音が変わるの?

プリセットしか使ってないかダメだというのは、

音色バリエーションが少ないということを言っている?

音色」というのは「その楽器に固有の音」という意味

「その楽器の弾き方を変えることで生まれる音の違い」みたいな意味とがあるのではないかと思うけど(それとも無いのかな?)

プリセット音がどうこうというのは前者の話なのかな?

様々な楽器を使ったオーケストラ音楽よりもギター一本で弾いた音楽のほうがショボい?

あと音圧ってのもよく分かってなかったけど、基本的には「音量」とイコールでいい?

「最大音量と最小音量の差を少なくした上で平均音量を上げること」みたいな感じで理解したけど。

となると「音圧がショボい」というのは「音量が小さい」という話なのかな。

でも、音圧って上げれば上げるほど良いってわけでもないだろうし。

何が問題だと言われているのか、いまいちよく分からない。

2021-01-03

anond:20210103214849

米津は今の音楽シーンを先取りしすぎていて、理解できない人がいると音楽評論家が言っていた

2020-01-25

音楽評論家に平手湯里奈というより、AKBを語らせるなら、おた文化スタートせずに最初からソニーAVEX さもなきゃクラシックデビューしろ

郷に入れば郷に従えとはいうが、あれは大衆音楽とおもうのはまちがいか

2017-05-22

なんでロックとか聞かなさそうな音楽評論家のオッサン共が

ONE OK ROCKに限ってはベタ褒めするの、そうか...あいつの親が業界権威から...

2017-03-29

http://anond.hatelabo.jp/20170329113201

七尾旅人言葉を語るなら今の俺達は戦前世代

一流音楽評論家田中宗一郎岡村詩野安倍政権を非常に危険視している。

アニソンじゃない良質な音楽を聞けば危機感は感じられるようになる。

2015-07-19

渋谷系Negicco花澤香菜アイカツ!

最近渋谷系ってワード音楽雑誌とかその辺の論壇でよく目にするようになったけど、2年前の花澤香菜アルバムで既にその辺終わってんじゃねーのって思った。

まあ花澤香菜作家陣は渋谷系かっていうと違う気もするけど。そもそも渋谷系定義自体めんどくさいところあるので彼らも渋谷系ってことにする。

んでまあここのところ渋谷系ってワードをよく出すようになった界隈ってのはアイドル楽曲派な人たちっていう印象なんだけど。

アイドルばかりピチカート」とかいカバーアルバム出したりとか。

他にもそんな有名じゃないアイドル渋谷系っぽさをアピールしてるような感じのが結構ある。

んでこの辺のシーンの中心ってのはたぶんNegiccoなんだろう。

なるほど確かにNegiccoには渋谷系の人たち、それも花澤香菜とは違って「元祖」な人たちも参加してる。

んでまあNegiccoがまるでポップス界の最先端かのような書き方されたりしてるところあるんだけど、もうこの路線花澤香菜でやったじゃん、って少し思うところもある。

Negiccoプロデューサーであるところのconnieも花澤香菜アルバムに影響を受けた旨の発言してるしね。

作家陣も少しだけ被ってるしね。

んで当の花澤香菜はというと新作「Blue Avenue」でもう渋谷系飛び越えてニューヨークシティポップスとかやっちゃってる。

それがミュージックマガジンクロスレビューで誰だか忘れたけどオッサンが偏見まみれで2点とか付けてたりするんだけども。

まあそれはそれとして、今の渋谷系評価の流れって花澤香菜アルバムがわりと重要な位置にあるような気がするし、しない気もする。


それとは違ったところで、アイカツ!の曲も妙に渋谷系なところある。

「fashion check!」とか「恋するみたいなキャラメリゼ」とか顕著。

そもそも曲作ってるMONACAという音楽制作集団がそれっぽいところがあるんだけど、それだけじゃなくて、様々なジャンルの曲を女児に触れてもらおうっていう方針がすげえ良い。

メタルとかロカビリーとかジャズとかフュージョンとか裾野が広いのがたまらん。

アニメ自体面白いし。

Negiccoプロデューサーであるところのconnieもアイカツ!は好きみたいだしね。


Negicco花澤香菜アイカツ!もわりと近いところに音楽性がある気がするんだけど、この3つのファン層ってあまり被ってない感じ。

アイドルアニメってすごい近いような気もするのにね。アイカツ!なんかそもそも歌ってるのがアイドルたまご的な人たちだし。


まあ結局何が言いたいかっていうとアイドル好きもアニソン好きも音楽評論家もみんなアイカツ!見てください!って話と、ミトも来たんだからそろそろ沖井礼二あたりもアイカツ!曲書いてくれないかなって話だ。

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