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2023-12-18

ネルフレジ「買うなら早くしろ。でなければ帰れ」

ヴィレレジあなたはもう、何もしないで」(電子マネー自動的に支払われるので現金不可)

サイヤレジ「はやくしろ!!! 間にあわなくなってもしらんぞーっ!!!」(閉店間際に現れるレジ)

2023-04-23

シン・仮面ライダーをいまさら見て来た

ネタバレありで、かつ否定的感想なので一応注意。

世間評価はおしなべて低かったので、Amazon primeに来るまで待っていようと思ってたのだが、

観に行った同僚が、「TV版の仮面ライダーは観てないけど普通に面白かった」というので、本日観に行ったわけだが、

うむ、最後まで退屈はしなかったがこれは評価低いわ、という感想

製作途中か、せめて試写会の段階で誰かヤバいと指摘しなかったんだろうかこれは。

製作陣がアレコレ試行錯誤し過ぎて、最終的に『初見一般人にはどう見えるか』が認識できなくなった」としか思えないまとまりの無さだった。

気になった点を思い付く端から羅列すると、

最初の2つのキャラキャラ作りし過ぎて滑ってる。蜘蛛コウモリ。後半の敵はそうでも無い辺り、出現順序を逆にした方が良かったのではなかろうか。初見の客にどう見えるか考えろよ。

キャラ作りを口癖でやろうという安易さ。蜘蛛なんてなんかメフィラス星人二匹目のどじょう狙いじゃないかと疑われるわざとらしさ。蜘蛛とか蜂とかだけでなくヒロインまで。そういうの良いから。キャラ作りは人と人との間の呼吸でやろうよ。

主人公がどういう奴か判らん。後半でやっと父親との思い出とか出て来るけど、変身して怪人と戦うモチベーションがどこから来てるのかとか全然わからん。なんか、隙あらば敵と和解しようとしちゃうせいで、改造人間悲劇とか全然感じない。要するに主人公情念が無い。

・途中を端折り過ぎてダイジェストみたいになってる。ラスボスに会いに行くと決めて、次のシーンではもう玉座の前。ワープ能力でも持ってんのか。

・急に疲労するラスボス。途中までライダー2人相手に圧倒してたのに、急に疲労困憊して一人相手に取っ組み合いして転げまわるようになったの何でなの。

・敵も味方も、どこにいるのか分からん多摩ナンバーから多摩で戦ってるのか? とにかく、場所が分からないだけでなく、位置関係距離も判らない。前述のように移動シーンカットしまくってるし地名も出さないし、敵陣にどうやって乗り込むかとか一切作戦立てずにいきなり敵陣ど真ん中シーンになるから

テンポが良いというレベルの話ではない。信長で喩えると、今川と戦うと決めた直後に義元の本陣に討ち入りしてるシーンに飛ぶような唐突さ。格ゲーかよ。これも、「初見の客に何が見えてて、何が見えてないのか」を完全に失念してる気がする。

観客の予想をコントロールできてない、というか予想をコントロールする発想があったとすら思えない。

政府技術力がよくわからんヘルメットとかスーツとか修理してたみたいだけど、修理できんのかよ。近い性能の物作れる技術力があるなら、家族経営企業並みに人材が少ないショッカーなんて物の数じゃなくない?

そーいや、「ろくすっぽ構成員がいない巨大組織」って、庵野作品によく出て来る気がするな。エヴァネルフもそうだったし。RRRみたいにむやみやたらに人海戦術になるのもアレだが、幹部やらボスやらが1人~数名の部下だけ連れて白兵戦とか笑止である

っつーか、誰向けに作っとんじゃこの作品初見の子供向けでは無いよな。かと言って当時はTVで見てましたという層向けでもない。前述のようにキャラ作りが強引すぎてメフィラス星人もどきだし。まあ初代仮面ライダーは観た事ないけど、幾らなんでもあんな敵だったはずがないと思う。ラブロマンスもねーし。SF的な仕掛けもねーし。今時CGで唸らせようというわけでもあるまい。本当に誰向けか判らない。

致命的なのが、美学の無さ。監督美学が観客に刺さらずにコケた、というより、元々大して作りたい物などないのに取り敢えず何か作らなければならず、アレコレ突っ込んだり削ったり入れ替えたりと繰り返してる内に作ってる側も良く分からなくなったけど完成はさせなきゃいけないので何とか章立てした、という雰囲気がただよう本筋の無ささだった。あらすじ書けと言われたら困るぞこれ。

結論としては、各シーンの頑張りと、取り敢えずダラダラはしてない進行速度のおかげで最後まで見られるが、一本の映画としての核心の無さがひどい。製作陣には反省を求めたい。反省すべき事が山のようにあるだろこの出来なら。

2023-04-19

"ネルフセグレクト"

約 3 件 (0.23 秒)

2022-08-29

anond:20220829213729

苦労や苦痛作品の出来とは無関係で何の言い訳にもならない

その苦悩云々の話も含めてシンエヴァは長く続けてきただのと制作側の背景を考えての擁護が多いがそれは作品単体の評価じゃない

俺は作品単体で見た時の評価を喋ってる

エヴァが受けた理由キャラ可愛いとかロボがカッコいいとかじゃなくて

そのキャラやロボが登場するあのネルフを中心にした街や施設世界観だろ

普通ロボット物じゃパイロットやらは描いてもその裏手で働く連中やそいつらの為の施設なんて描かん

でもエヴァじゃそれを良し悪しは兎も角ちゃんと描いて世界観ちゃんと作ってた

から地下でスイカ育ててる様な突拍子もない事やってるやつが居ても違和感無く受け入れられたんだよ

その世界観をQで無責任にぶっ壊した結果どうだ

意味不明な取って付けたような戦艦とオトナ帝国の逆襲やとなりのトトロと比べるのもおこがましいレベルで嘘臭いそれっぽいだけの田舎の登場で

物語が一気にチープになってただろ

挙げ句の果てに新キャラの掘り下げすら適当になって最後は結局全部シンジにぶん投げて終わり

100歩譲って変わるなら変わるで良いかちゃん世界観作り込んでやれよ

適当なんだよ何もかもが

2021-08-27

anond:20210826193255

シンジアスカ両思いだったって何?

中学生恋愛なんて 憧れの延長線。自分にない魅力を持ってる人に惹かれるだけ。

シンジアスカは、エヴァパイロットという苦痛を共有しながら、お互いに自分にないものを感じあっていた。本当にそれだけの話。

エヴァパイロット感情コントロールされている…との言及があるので、それすら作為的ものである可能性があるが。)

からアスカは「好きだった。でも私の方が先に大人なっちゃった。」と言う。

大人は『お弁当が美味しい』『私には他の人と違う態度をとってる』みたいな理由で好きにならない。確かにあの時は好意を抱いていたけど、精神年齢28歳になった自分が同じような執着心をシンジに感じていないということに気付いた。

と思っている。

アスカってレイみたいなクローン的な作り物なの?レイユイベースになったっぽいけどアスカベースって何?説明あった?

ないんじゃね。覚えてないけど。

惣流をベースにした式波モデルと思っている。なんか解説とかあるんかね。

マリゲンドウとユイと一緒の研究室にいた同世代の仲間のはずなのに、なんでシンジと一緒に中学生身体で戦ってたの?一度大学生大学院生になったあとで身体中学生に巻き戻したの?成長を止めるんじゃなくて巻き戻すとかアリ?あとラストシーンシンジと同年代に見えるのは何なの?エヴァパイロット義務から解放されたら、アスカ身体が急にあのピチピチスーツよりでかくなってパツパツになってスーツが破れたみたいに、本来の肉体のタイムラインに戻るんじゃないの?つまりマリエヴァパイロットやめたらゲンドウと同世代ルックスに戻るんじゃないの?

仮面ライダー電王特異点って存在があるんだけど、そいつタイムトラベルをしても記憶を持ち越すことができるんだよ。

「あ、マリとカオルは新劇場版特異点なのか」って思ったら、割と腑に落ちたな。公式認識と違ってるかもしれないけど。

 

カヲルが言うには エヴァって【繰り返される円環の物語】らしいから、微妙に変わりながら繰り返してるんだよ。

その中で 3つのストーリー映像化された…というていにしている。

TVアニメ版+旧劇 ②漫画版新劇場版

カオルは作られた存在からずっと同じ姿で登場するけど、マリは違う姿で転生してるかもしれない。

②で、マリゲンドウたちと近い歳で研究をしていたけど、③では②の記憶をもったまま シンジと同じ年齢に産まれた。

(そう思ってたから、年齢は巻き戻ったわけでもないし 同年代でもおかしくないんじゃね?と勝手に納得している。)

(カオルが「今度こそ君だけは幸せにしてみせるよ」という思いで新劇場版シンジに接しているけど、マリマリで「ユイが遺したシンジ幸せにしてみせるよ。(だから人類巻き込むとかアホなことするなよクソゲンドウ)」と思ってんじゃないのかな。)

 

ラストシーンは、シンジがつくった【エヴァがなくてもいい世界→③-2エヴァ無いバージョン】。

たぶん、このタイミングシンジ特異点になった。というか、マイナス宇宙世界の書き替えをしたシンジ&そこからシンジを掬い出したマリけが特異点として【③-2エヴァ無いバージョン】に転生した。…ということに自分はしている。

 

エヴァが要らないということは使徒も来ません。海は青いし、冬もきます

エヴァがないということは、エヴァパイロット身体の成長が止まることもありません。だからシンジ大人の姿です。

(たぶん、ユイエヴァに溶けることもないかな。違う理由死ぬとかはありそうだけど。)

使徒が来ないということはネルフもありません。

ネルフがないということはシンジレイカヲルアスカ出会理由がありません。

 

でも、マリシンジ特異点なので【③-1エヴァあるバージョン】の記憶をもって転生しています

から③-1で同世代だった2人は同い年の大人になったし、なんやかんや山口県で会ってる。

 

 

…ってことで、とりあえずのところ 納得してる。

シンエヴァ造語がわかりにくすぎたので解説サイトで全部調べた

序、破までは普通に楽しめていた。

なぜなら新劇場版で登場するのは、TVアニメ版でも再三出てきた「人類補完計画」や「セカンドインパクト」など、ニワカファンの俺でも「あ~聞いたことあるアレね」なワードばかりだったからだ。


ところがエヴァQで出るわ出るわ、わけわからんワード。「アダムスの器」、「インフィニティのなり損ない」などなど。あれ?オレ観てる映画間違えたかな?

しかもQの悪いところは、登場人物たちが新ワード意味を、シンジくんに対してどころか我々視聴者にも教えてくれない!

いくらなんでもファンを置いてきぼりにしすぎだろ!


・・・とぼやいていたら、シンエヴァさらに輪をかけて新たな謎用語を投げつけてきて無事脳のキャパティオーバーしたので、劇場では思考放棄して映像を楽しむことにした。

ところが最近になってアマプラ配信が開始され、今度は自宅で気楽に何度も観返せるようになったので、とうとう重い腰を上げいままで理解を諦めていたシンエヴァ用語たちについて調べることにした。

以下、その自由研究の結果である。(もし間違っていたらやさしく教えてくれよな!)


アダムスの器

エヴァMark9、101112の4体のこと。

アダムス」というのは4機のヴンダーのことで、セカンドインパクト映像によく写っている4人の巨人のことらしい。なんで巨人飛行機になったのかは監督趣味からしか

エヴァ13号機もマリに「アダムスの生き残り」呼ばわりされてるので、じゃあこいつは5人目の巨人なのかもしれない。

元ネタウルトラマン


・カシウスの槍

破でニアサードを起こしたシンジくん+初号機に、カヲルくんがブン投げた槍。儀式を止めることができる。

実は破とQの間で起きた本物のサードインパクトの時にも活躍してたっぽい。カヲルくんがリリスに刺してサードを止めた(と思ったらゲンドウの策略でエヴァMark.6が第12使徒なっちゃって、結局サード継続?)。

しょうがないので加持さんがロンギヌスの槍Mark.6にぶっ刺し特攻してサードは完全に止まった、って幕間があったみたい。

こういう経緯があったから、Qでカヲルくんは2種の槍がセントラルドグマにあると思っていた(実際にはすり替えられていたけど)。


フォースインパクト

Qでシンジ+カヲルくん+13号機が起こしそうになったやつ。発動条件は「13号機が使徒を喰う」+「13号機が2本の同じ槍を持つ」

Qは「使徒Mark.6」+「ゲンドウ製の槍」で起動してしまったが、カヲルくんのファインプレーで止まった。


これ、シンエヴァ初見時は気づかなかったんだけど、実はシンエヴァでもアディショナルインパクトの前にフォースインパクトがきちんと発生してるのな。

シンエヴァでは「使徒アスカ」+「黒き月製の槍2本」をトリガーに発動しちゃってる。


・アディショナルインパクト

これも初見では意味不明だったけど、ようやく理解できた。

いわゆる「ゼーレのシナリオ」は「フォースインパクトで全人類の魂を浄化して、一つの生命体に進化させればオッケー(=人類補完計画)」って話なワケ。

でも、ゲンドウは「ユイにもう一度会いたい」をモチベーションにしてるからフォースが完遂されて生命が一個になっちゃうと困る。

なのでフォース中に別のインパクトを起こして儀式を乗っ取っちゃおう。ってのがアディショナルインパクト

トリガーセカンドインパクトと同じ。「リリス(今回はエヴァイマジナリー)」+「4体のアダムス(今回はヴンダー4機)」+「槍」


ゴルゴダオブジェクト

マジでポッと出てきて説明も無しに終わったかビビった。

マイナス宇宙にある、なんでも願いを叶えてくれる魔法場所らしい。

最近だれかのツイートで見たけど、実はエヴァQニアサーのシーンですでにチラッと登場してたらしくて感心した(ガフの扉の向こう)。

ポッと出とか言ってすまなかった。

アディショナルインパクト目的は、このゴルゴダオブジェクトの力でこの宇宙のどこかにいるユイを見つけることだったっぽい。


劇中で説明特になかったのは、メタ的に言えば「なんでも叶うスーパーアイテムなんてアニメ最終回ではよくあること。だから設定なんてどうでもいいし説明する必要もないでしょ?」ってことなんだと思う。

形状の元ネタウルトラマン


エヴァ8+9+10+11+12号機

冒頭のパリオーバーラッピング装備をゲットしたから使えるようになった8号機の新能力

この状態の8号機はめっちゃつよいのでマイナス宇宙に行けちゃう

元ネタウルトラマンタロウの合体能力ワードがそのまんまらしい。


アドバンス綾波シリーズ

エヴァMark.9〜12に乗せるためだけに作った人形

そっくりさんは元々こいつらと同じ仕事をする予定だったけど、Qでマリandアスカ感情を動かされて自ら離脱した。

それに冬月とゲンドウがキレたのかしらんけど、今度は感情のない肉人形にしたみたい。


↓ここからワードだけじゃなくて、ストーリーでわかりにくかったところの解釈


Qでは謎だったけど、シンエヴァで解明した事柄


・槍でやり直す(笑)って結局どういう理屈なんだよ

シンエヴァでようやく分かったけど、カヲルくんはあのまま2種の槍をつかってゴルゴダに行って「世界をやりなおす」って願い事を叶えてもらおうとしてたんだな。

要はシンエヴァのアディショナルインパクトっぽいことをQでやろうとしてたと。

ただのオヤジギャグじゃなくて安心した。


インフィニティってなんだったの

特に捻りもなく、元人類

人間サードインパクトで大地が浄化されるとエヴァインフィニティ化するっぽい。

中途半端ニアサーを起こしたから、なり損ないがその辺を徘徊するように。

このインフィニティ、シンエヴァ劇中の経過を追っていくと、フォースで魂浄化 → アディショナル(feat.ゲンドウ)で3Dユイ化 → アディショナル(feat.シンジ)で無事もとの人間の姿になってる。

エヴァにしては安直すぎるくらいのハッピーエンドである


ただこれキルラキルでも思ったことなんだけど、怪物化していた一般人人間に戻った時、空から降って(落ちて)帰ってくる演出はいかんでしょ。

生身だぞ生身。成層圏からフリーフォールしたら普通にぺしゃんこになるわ。


ミサトさんヴィレクルーシンジくんに必要以上に冷たすぎだろ

Q製作時点でここまで考えていたのかは怪しいところだけど、今回サクラの言った「碇さんは恩人であり、仇なんや!」で全て解決した。

「相反する感情が愛憎入り混じって生まれた態度」と解釈することで、Qの不快感を見事に反転させたのは今回シンエヴァで一番評価したいポイント

公開前は「もし万が一シンエヴァハッピーエンドになったとしても、シンジくんがQでかわいそうだった事実は消えないんだよなー」って思ってたから、この落とし所を作ってくれた脚本に感心した。


もし、俺が親や恋人を失ったヴィレクルーだと置き換えて想像してみると、うん確かにシンジくんに対してはひどく罵倒したいとは思わないし、逆にやさしく慰めようとも思わないだろうな。

それこそ、劇中と同じく「もうエヴァには乗るなよ」としか言えないと思う。よくできてる。


忘れがちですけど、破のシンジくんって「地球滅亡クラスの巨大隕石を止めた超怪力ヒーロー。でもそのあと彼が調子乗って隕石パンチしたせいで、割れた破片が降ってきてビルが倒壊しまくった」みたいな感じなんですよね。彼からすれば綾波を助けただけなんだけど。


シンエヴァストーリー全般でわかりにくかったところの解釈


アスカオリジナル式波?に連れ去られたのは何アレ?

13号機はクローン人間には乗れないので、シンエヴァでは「カヲルくん」+「オリジナル式波」の魂ダブルエントリーで動かしてる。

ミサトさんらはまだ誰も乗ってないと思ってたから停止失敗。(うっかりアスカシングルエントリーじゃなかったの!?」)

13号機の再起動にやたらと時間がかかっていたのは、Qで爆散したカヲルくんの体をLCL再生させようとしてたから(といっても完全復活ではなくただの肉塊レベルらしい?出典不明)。

ちなみに魂だけでは13号機は動かないので、シンエヴァではゲンドウ(ネブカドネザルの鍵の効果でヒトを捨ててる)が実質の操縦者。つまり使徒アスカを含めると4人乗りである


・やたらリアルな巨大綾波は結局なんやねん

アディショナルインパクト効果フォースインパクトは「全ての魂を一つにする」だけど、アディショナルは「全ての魂の中からユイを探す」なので演出的に綾波になった。特に意味はない。


・そこにいたのか、ユイ ←は?

結局アディショナルではユイは見つかりませんでした。でも初めてシンジと向かい合ったらそこにユイ面影を見つけましたよーってだけ。

ゲンドウがシンジに向き合った時点でハッピーエンド演出流れるってことは、破であのまま和解してればあそこでお話終了だった説が濃厚。


ネオンジェネシス(笑) で村の大人トウジとか委員長の子供とか居ないことになっちゃったの?

違うっぽい。(シンジくんも「世界を作り替えたり、時間を巻き戻したりもしない」って言ってるし)

正確な言い方ではないけど、いわば「エヴァのないパラレルワールド」を作って、シンジくんマリがそっちに平行移動しただけ。エヴァ時空のケンケンとかはそっちの時空でアスカよろしくやってる。


映画公開後のいろんな考察サイトでは、「ネオンジェネシスによりエヴァ時空は消滅した」みたいに書かれてるけど、いや、絶対そんなシナリオじゃ無かった、と声を大にして言いたい。

というかそうでないと、わざわざヴンダーから地表に投下したスイカの苗とかの加持さんが守った植物のくだりがぜんぶ無意味なっちゃうだろ!

実際に、13号機から切り離したアスカエントリープラグがケンケンハウス前に到着しているカットや、ペンペン末裔?たちの前にタンポポ種子が着水するカットを、わざわざネオンジェネシス発動後に差し込んでいる。

なのでエヴァ(新劇)時空は、色んな人が傷ついて多くのものが失われたまま続いていくけど、(ラストでも第三村の豊かな自然カット意図的に映し出されてたし)今後は復興していくんじゃないかな。退艦時にミサトさんから「(息子のことも含めて)あとはお願い」って言われてたリツコが実質的リーダーになるのかなーっていうのは俺の妄想


一方、2人だけは記憶を保持して、エヴァ存在していないパラレルワールドへ。

そして最後ドローン空撮で、この新パラレルワールドこそが、視聴者の住むまさに "この" 世界だと言うことが明らかになる、と。そういうオチらしい。

「なんか延期してる間にSSSSグリッドマンネタ被りしてない?」と言ってはいけない


イスカリオテマリアくん

意味はない。ただの学生時代あだ名をそれっぽいタイミングでそれっぽく言っただけ。

聖書ワード意味ありげに使って考察班を喜ばせたろw!ってこのへんの言葉回しは、あーTVアニメスタッフ匂いだなーと感じた。


シンジ「父さんは母さんを見送りたかったんだね」らへんのこじつけが難解

シンエヴァラストを難解にしてしまっている元凶は、この「ゲンドウはユイを探すアディショナルを諦める」→「なのになんか色々やってたら結局ユイが出てきてゲンドウの目的も達成されたように見える」っていう二転三転具合なんだと思う。

これ、なんでこんなことになるかと言うと、「初号機の中にユイの魂がいる」って言うエヴァファンなら誰でも知ってる設定に、劇中ではこの時初めてシンジが気付くからなんですよね。

破のダミープラグの流れを見るにゲンドウはこの事実に気付いてたみたいだけど。

でも結局シンジネオンジェネシスで自らを生贄にする、まさにそのときじゃないとユイは出てこようとしないわけなので、序からシンにかけてゲンドウのやってきたことはもう完全にただの空回り、意味が無かったってことになっちゃますよね。でもシンエヴァの着地点はそういうことらしいです。父がすべきは息子との和解だけ。


逆に、ユイは十何年も前に「あ、将来うちのシンジちゃんが初号機に乗ってなんやかんやあって生贄になろうとするから、その時まで初号機の中で眠っとこ」って予知をしちゃう電波キャラになるのが今作の難点よね。

まあエヴァっていう何十年分の巨大ストーリー無難にまとめるためには、設定の皺寄せがシンエヴァのどこかにまれしまうのは仕方のないことなだけど……言わせてくれ。

ユイ、お前は何者なんだよ。


・加持さん「渚司令。」←は?

これがシンエヴァ最大の蛇足なのは間違いない。

要は映画の尺的に「カヲルと加持を同時に退場させる必要があった」→「劇中接点のない2人なので、実は元々仲良しでした〜って表現する必要あり」

で、加持はカヲルくんの指示で動いてた時期もあるんですよ、ってことにしたけど、分かりにくいから、破とQの間でネルフの司令になってたことにしたって感じ。

 この設定いる?

普通に「ゼーレと内通してたときに仲良くなった」とかでいいじゃん。変なことするからゲンドウのクローンだのなんだの謎考察まれてるし。

(13号機がクローン搭乗不可ってのがQで言及されてるので、カヲルくんクローン説はダウトですね。)

ともかく、この「渚司令」はスタッフ悪ノリ説に一票。



なんかまだまだ謎はあった気もするけど、今日はもう思いつかないのでこの辺にしておく。


総評


ウルトラマンパロ多すぎだろ!!



2021-08-19

anond:20210814113331

やくざ世界から足を洗って、娑婆に帰ってきた。一般人になった」という結果が重要なんじゃないかな。

あれでよかったと思ってるよ。シンジ君はサラリーマンとして、ネルフ関係者とは縁を切って、普通男の子になって。

二次創作のように、END後もどこかの軍属に籍を置き続け、旧ネルフ関係者みたいな人格破綻者とこれからも顔を合わせ続ける…みたいな希望のない展開じゃなくてよかった。

2021-08-17

結局庵野さんは遠回りして、

アニメーターなんかやらないで、

ちゃんリクルートスーツ着て新卒一括で就職して、

ロリコン貧乳に興味を持つのではなく、

ちゃんパンツスーツを着た自立した胸の大きい成人女性と手をつないで階段を駆け上がって、

みんな仲良く朝の時間帯に大手企業通勤する生活がしたかった、

という世界真実に気付いてしまったのである

宇部興産入社すれば、ネルフにベークライト供給する側にまわれる

ネルフ所謂ブラック企業であり人生無駄に消耗するだけである

ブラック企業就職するより、ブラック企業が使うパソコンOS、機材を作る会社入社するべき

当然の話であろう

2021-08-14

anond:20210814110903

加持くんが生きてた頃の話だから過去ってのはわかったろ

失われた14年の時にネルフの指令だったっつーのは情報与えられてないんだから推測しかできない

2021-08-03

アマプラでシンエヴァ観れるようになるみたいなのでアニメ、旧劇を視聴済みの姉に新劇エヴァ見せたいんだけど、

全部観る熱量なさそうなので、シンエヴァだけでも観てもらうためにQまでの内容をなるべく簡潔に説明したい。


《序》

・基本アニメ版7話までと内容は同じで、綾波ニコッするところで終わり


《破》

アスカとか出てきて基本はアニメ版と同じ流れだが、途中で新キャラメガネっ娘が出てくる

アニメ版では3号機パイロットとしてシンジ友達のトウジが選ばれるが、こっちではアスカが選ばれて悲惨な目に合う

最後超強い使徒が現れて綾波を食べてしまうが、勇気を出したシンジが頑張って綾波を助けて、なんだかんだでサードインパクトが起こって終わり


《Q》

・前回から14年経ち、初号機の中で眠っていたシンジは急に起こされる(なんかエヴァパイロットは成長しない設定で体が14歳のまま)

ミサトさんネルフに対抗するヴィレという組織を作っており、官長になっている

アスカは無事だったが、めちゃくちゃ怒っている

シンジのせいでサードインパクトが起こったせいかヴィレメンバーめっちゃシンジにらんでくるため、いたたまれないシンジは襲ってきたネルフに乗り込みその場を逃げ出す

ネルフにはカオル君がおり、フレンドリーに接してくるため仲良しに

綾波もいたが、クローンの別の個体のため冷たい

・カオル君からシンジが原因でサードインパクトが起こり、人類ほとんどがLCL化(パシャ)したこと説明され、ショックを受ける

父親命令ネルフの下のほうにあるリリスから槍を抜けば元通りになるといわれたのでカオル君と向かうが、アスカメガネっ娘邪魔しに来る

・どうやら槍を抜くとフォースインパクトが起こるらしく、騙された責任を取るためにカオル君の首が飛んでしま

・カオル君が死んでショックを受けたシンジはへなへなの自暴自棄になり、アスカ綾波に連れられてどこかへ行くところで終わり


書いてて思ったが、やっぱりオリジナル展開のQは説明が長くなっちゃうので、大部分はシンエヴァ視聴中に都度説明でもいいかな。

しかし姉の子供たちがそばで喧々囂々している中での視聴になるだろうからあんまり集中できないかもしれない。

それでも、シンエヴァだけでも観てもらって旧劇の陰鬱な思い出を爽やかにぬりかえてもらいたい。

2021-07-08

anond:20210708133548

アヤナミレイ(仮称)の消失はあの時点になるまでの好感度集めが足りなかったから発生したって

感じがするんだよね。

あの時点で好感度が十分に高ければ、あそこで綾波が死なないルートに入れる。

マリルートはヒロイン候補の全員の好感度が足りないままマイナス宇宙まで進めてしまったときに入る

強制ノーマルエンドだよ。

ネルフ本部のあたりのデータロードしてやりなおしてくれ。

2021-07-03

ネルフセグレクト”

2 件 (0.28 秒)

2021-05-16

anond:20210516232441

そう

少年がとつぜん軍基地連行されネルフ戦闘員になれと命令されて拒絶は認められず教育訓練もなしにいきなり戦争参加

北朝鮮将軍様ビックリ

少年兵(少女)が治療病院のベッドに寝ていたら少年兵(少年からレイプ

イスラム国もびっくり

2021-04-24

シン・エヴァンゲリオンまだ見てないけど

シン・エヴァンゲリオンまだ見に行けてない。一歳未満の乳児いるからまだ行けてない。早く見たい。ちくしょう盛り上がりやがって…と内心羨ましい。エヴァ大学生の頃に見てドハマリした青春残滓なのだ

でも最近はそこまでじゃない。シンカリオンを息子と一緒に見ていたからだ。ただしうろ覚えではあるので怪しかったらごめん。

シンカリオンきれいなエヴァンゲリオンだ。主人公父ちゃんがすばらしい。自分の息子のハヤトくんがシンカリオンに乗って戦わにゃいかんとなった時に、子供だけに押し付けるわけには行かぬと自分も乗れる方向性で考えた。そして常に自分の息子を信じて戦いに赴く息子を気にかけ、自分にできることはないかと考えている素晴らしいお父さんなのだ。というかゲンドウはほんとにクソでは?としみじみ思い始める。そしてネルフ的なシンカリオン管理している組織も素晴らしい。ミサトさんポジのお姉さんは特撮が好きな可愛いお姉さんだ。社会人としてまともだ。そもそも部下のパイロットと同居するって、保護者会社上司兼ねるって人間関係うまくいくわけねぇ!青葉くんとかに任せたほうがまだ良かったんじゃないかネルフ組織として雑では?!という気持ちがヒシヒシ湧く。シンカリオン組織の方は普通に上司説明する。すばらしい。

カオルくんポジのセイリュウくんも、ハヤトくんとの交流を通じて段々と人間の良さに触れていって、自分たちキトラルザスの行く末を考えたり仲間であり自分のために犠牲になろうとするスザクさんに対して家族という概念理解してもっと長く一緒にいてほしいと懇願したり情緒が発達していく。

というのを見てたら、何だか段々と呪縛が解けつつあった。ゲンドウさんおかしいなあ、とか、ミサトさん社会人としてどうなの?とか思ってしまった。エヴァよくわかんねーな、という気持ちになっていった。変な大人ばっかりだ。

シンカリオン面白いシンカリオンZも始まりました。見ましょう。

2021-04-12

anond:20210412145508

ネルフ「逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ

ネルフ通勤通学して便所自殺しろ

2021-04-05

エヴァに乗れなかったチルドレン候補たち

貞本エヴァで、シンジが通ってた学校クラスメイトはみんなチルドレンの候補だったという話があった。

実際にエヴァに乗ったのは、人造人間綾波長野から転校生シンジドイツから転校生アスカ関西弁トウジだ。

ほとんどのクラスメイトエヴァに乗っていない。

 

少し不思議な気もする。

 

ネルフは「いつか来る使徒から街を守るために箱根要塞都市に作り上げた。

なら、全てのパイロット候補に、何らかの形でエヴァに乗ることが当たり前になるように洗脳なり教育をすべきなのではないか

ネルフ地域貢献活動の一環として、エヴァ搭乗体験会とかを開いておけばいい。

結果論として、生命の書に名前を連ねているのがシンジなので、シンジエヴァに乗ることそのものシナリオなのであるが。

2021-04-01

anond:20210331212017

あー。こっちもネタ返しだったので真面目なコメント付けてもらって恐縮で…。

映画見てから時間が経って考えると、どの状態から、誰が主導して、あの避難村の生活を作り上げてきたのか、って結構謎ですね。日本酒の瓶とか、誰が製造してるんだろう。リサイクル? 樽で醸造してるんだろうから江戸時代みたいに樽から徳利へ配給、みたいなルートでいいはずであって。日本酒ガラスの瓶に入れるようになったのは商店に常時日本酒を置く都合で、たぶん海外お酒が入ってきた大正昭和以後のことでは…。まあ「一升瓶」の方が絵としては分かりやすいって都合だけなのかもだけど。それともヴィレから支給品なんだろうか。旧ネルフ倉庫に大量に獺祭があった……いや、それあの人の仕業しか…。そうか納得した。

2021-03-30

anond:20210329012503

不器用だが一生懸命ゲンドウがユイと一緒に赤ちゃんだったころのシンジを育てる話とか。

ワンカットだけあったやん、ユーロネルフ家族出張してきた碇家が。

おそらく生まれて初めて「冬の寒さ」を体感してむずかるシンジに困らされてるゲンドウ。

あのゲンドウの顔見たら、まあ、別にそんな「続き」見せられなくて済むし。

それをチビアスカが見てたというのがまた衝撃でさ、なんで「破」でシンジのことをナナヒカリ呼ばわりしてたかもそこでわかるし。

結論

「続きを見たくなる」要素自体は、実はシンの中にもいっぱいある。その上で、執着断つ作りにしてるんだよね。

2021-03-28

シンジの精液をマンコに塗りたくる女(シンエヴァネタバレ感想

鈴原サクラ少尉について。

ヴンダーに戻ってきたシンジビンタしてうれし泣きをする場面と、エヴァに乗ろうとするシンジを銃撃する場面がシンエヴァでの主な見せ場ですね。


前者ではQでの悪印象が反転します。彼女の「エヴァにだけは乗らんといてくださいよ!」は序盤のおさらパートでも採用されており、Qのトラウマ発言フラッシュバックでも関西弁なのでやたら目立っていた印象。しか彼女を振り切って脱走し、フォースインパクト未遂まで起こしたシンジをうれし泣きしながら「あほあほ!」と抱きしめるサクラ

アスカの「女房か、あんたは」のツッコミで、観客も「黒波は退場して、アスカケンケンとくっついて、シンジサクラ結婚するんだな」とわかる親切仕様

アスカシンジ君身元引受書にサインさせるのってそういうことですよね。

でもシンジくんは「あれ?チョーカー付けなくていいの?」くらいの反応。カヲルと黒波を看取った男だ、面構えが違う。


あと、サクラ視点だとDSSチョーカー付けたまま出てったシンジエヴァに乗って覚醒したわけで、あの時シンジは死んだと誤解してたのかもしれません。

マリは帰艦してたけど、顛末までは知らないだろうし。

サクラチョーカーの記録から首パァンしたのは別のパイロットだと知りますが、シンジの目の前で人が死んだのに、なぜ戻ってきたのか理解できないサクラ

生きてたのはうれしいけど、エヴァに乗ってほしくないから戻ってきたのは複雑なんでしょう。シンジさんはケジメつけるために覚悟完了してるわけですけど、誰もそのことには気づいていない感じ。

チョーカーなしで対爆隔離室に保護軟禁)されるシンジ。青葉だかが放置してネルフに利用されるよりはいい、みたいなこと言ってたが、船に乗せたことでシンジエヴァに乗せるという選択肢が生まれたことは事実


この後、アスカに渡されたトウジ一家写真手紙を見てサクラがすすり泣く場面があります

ツバメが無事生まれたことを喜んでいるのかと思ったのですが、ゲンドウの最終計画を阻止できなければ死んでしま家族を想って泣いているんじゃないかともいわれており。

いずれにしろ彼女家族を想う気持ちは強く、家族ニアサーで喪った悲しみも深いものだったと推測できます


第二の見せ場、シンジへの射撃について。

食事シーンでミドリ(ピンク)が「射殺許可出てるんだからいざとなったら撃つ」

疫病神シンジ)のせいで家族殺されたのに、みんな身内に甘すぎ。艦長も信用できない。再生だって元は誰のオシッコかわからないのに、清めればすむなんてそんなわけないじゃん」的な発言をして、ヴィレクルーに窘められます。この後シンジエヴァに乗ろうとして撃たれますよ、という前フリと、シンジを許せない遺族代表としての発言ですな。

唐突なオシッコ発言のせいで某所で飲尿キャラ扱いされる風評被害を受けるわけですけど、もとは汚水なのに、なかったことにして平気で飲み干すなんておかしい!ってのは結構鋭い。そうするしかないってのは頭でわかっているとしても。

その後、サクラシンジに「何かあったら赤いボタン押して呼んでください」と電話するのを、ミドリにらむシーン。おそらくサクラミドリの相部屋ですね。

「こいつも、清めればすむと思って…!」みたいな表情してますサクラシンジの傍にいない理由や、シンジへの思いやりを示す説明パートだと思うんだけど、ミスリードと前フリも兼ねてるんですね。

ネルフ妨害のためセカンドインパクト爆心地に向かうが、冬月の計画にハマって打つ手なしのヴィレ

普通に会いに来て元部下とは普通に話すけど、息子が来たら逃げるゲンドウは見どころの一つ。

インパクト阻止のためにエヴァに乗る決意をするシンジ

当然銃を向けるミドリ

でもやっぱり撃てない。

パァン!

「碇さんはエヴァには乗りません!」

ここでミドリと観客の度肝を抜く展開。サクラシンジの足元を撃つ。そんな素振りなかったっしょ!?

シンジさんはエヴァに乗ったせいで自分も周りも不幸にしたってのは、トウジやヴィレクルーとも共通認識ですね。

でも乗らなくていいじゃなくて、力づくでもエヴァに乗せないのってのは女房特権

でもケジメのためにひるまないシンジさん。

「いいえ、サクラさん僕をエヴァに乗せてください」


「無茶言わんといてください!怪我すればエヴァに乗らんで済みますから」パァン!

2発目はミサトさんが庇って腹で受けるが、動揺しながらもまだ銃はかまえるサクラ

シンジエヴァに乗らなければ人類は滅びていた、責任はすべて自分が取る、とミサトさんが説得するが、

シンジさんは恩人で家族の仇なんや!」と激重感情吐露し、なおも撃つつもりの女房

ミドリ自分の足元を撃って「もういい!明日生きることだけを考えよう!」

銃を落とし座り込むサクラマリ騒動がひと段落したタイミングでスッと出てくるんだけど、女房発言の時にもいなかったし意図的に接点なくしてる?

「なんで艦長撃たれてんだニャ!?」くらいは聞くかもしれないけど、アスカも取り込まれてるしそんな余裕はないのかも。

この後艦長に応急処置をして、処置中の「弾は溶けますから…」発言で(溶けるから何なんだよ)という疑問を観客の心に残すが、ほぼセリフなしでフェードアウト

普通に仕事して、無事脱出します。

ケガをさせてでも止めるという鉄の意志、恩人で親の仇という愛憎の深さをさらけ出して、その後出てこないのが人気の秘密かもしれない。

あと、「明日生きることだけを考えよう」ってのはちょっと気になる。言葉通りだとシンジのことは忘れろってことじゃん…。まぁ、切り替えて今やることをやろう、ってことともとれるが。

仇なのにシンジに向けるのはほぼ恩義で、それでいて恩だけじゃないじっとりした重みがあるのもいいですね。

ここで、シンジエヴァに乗らなきゃインパクト止めれないじゃん!ってのはよく突っ込まれポイント。すでにフォースは発生してほぼ打つ手なしの状況だし。

エヴァに乗らずこのまま二人で…(BGM:甘き死よ、来たれ)ってのも考えられなくはないけど、溶ける弾と応急措置セットで助ける気はマンマンなんですよね。

その場合マリマイナス宇宙ゲンドウと追いかけっこしてもらえばなんとか阻止できるかもしれないけど。

世界より自分大事な人を優先するってのは、ニアサーシンジとか、補完計画ゲンドウと同じなんですよね。その結果結局世界愛する人も両方失うわけです。

で、今回はシンジ自身犠牲になることを選ぶ。

冬月やマリユイのおかげで結局は助かるわけですが。


サクラエンドについて。

サクラシンジへの重い感情を知った後だと、8歳の少女碇シンジ管理担当医官になるまでの14年間はいろんな意味ヘヴィーだったと想像できるわけですよ。

そう考えると一途さヤバいし、シンジ14歳のままずっと寝てたせいで、目覚めたら8歳の親友の妹が14年間自分を想い続けてた22歳に変わってるってのは恐…感動的だと思うんすよね。

あと、シンジがケガをさせた少女医官になって治療する側に回るのとか、シンジが初戦で助けた子が最終戦で引き留めるところとか、

父親和解して自分父親になるとか、サクシンエンドって色々きれいにまとまるし。





こっからサクラちゃんあん関係ないっす。

贖罪とかケジメってのはQとシンでのテーマになってるんすよね。

Qでは「槍でヤリ直す」ことですべてなかったことにしようとしたけど失敗して、カヲル君は爆死。

シンではトウジの「遺族の言葉を受け止めるのも医者のケジメや」の言葉に影響を受けて、命がけでケジメつけようとする。

ミサトさん贖罪自分からしなきゃダメみたいなこと言ってたし。

アディショナルで「過去はなかったことにしない」ことにするのは、ニアサーで生まれた縁を知ったのもあるけど、やっぱ自分の行動に責任を持つってシンジ君なりのケジメなんでしょうね。



三村一見のどか田舎だけど、実態ニアサーの遺族が集まった難民キャンプみたいなもんなんすよね。

知らん人同士の寄せ集めというところも、田舎というより都会っぽい。

やってることはバガボンド農業編なんだけど、村の住民全員吉岡一門の遺族みたいな。



あと、委員長や第三村マダム子供たちが黒波を通じてシンジを立ち直らせるとことか、他人の力で鬱から立ち直るみたいなとこもあったり。

ユーロネルフ殉死職員や加持さん特攻も、自己犠牲文脈ではあるけど利他主義でいい方向に回ってるというのもあり。

死んで花実を残すのは黒波もですね。シンジも周りに助けてもらったけどその覚悟ではあっただろうし。


駅のシーンはやっぱりまだマイナス宇宙じゃないかなぁ。じゃないとチョーカー付けてるのがおかしいし。向いのホームにチルドレンいるし。

無事第三村に帰った描写はするけどその後は映さない(自由想像してね)ってのは徹底してるし。

マリイスカリオテマリアってのはイスカリオテユダマグダラのマリアかなぁ。普通に聖母マリアかもしれないけど。

マグダラのマリアイエスの妻とも娼婦ともいわれてて、裏切り者ユダもだけど聖人だけど罪人でもあるわけで。

大学時代にそんなあだ名付けられるってどうなんだとも思うが。

2021-03-22

酷い出来のシンエヴァとぼくのかんがえたさいきょうのエヴァ

面白くない、というか酷い出来というのが正しいと思う。

三村でトウジたちが生き残ってるのが意味分からん

Qの世界全体に漂っていた死のイメージはなんだったんだ?

シンジが着替えの服にトウジの名前を見つけて察するシーンも、崩壊した世界を見てパニックになったのはなんだったんだ?

カヲル君が「贖えない罪はない」と慰めるシーンの意味も変わってこない?カヲル君ひょっとして第三村存在を知らなかったの?

知らないと結論するしかないんだけど、ゲンドウに次いで世界理解してる感じのカヲル君が人間の生き残り(それもシンジの友人たち)の存在を知らないってある?

三村での描写は「絶望シンジを立ち直らせるには自然の中で1時間くらい使えば納得するでしょ。」という演出の都合みたいなものしか感じられなかった。

綾波が死んだ時も「ああ死亡フラグ積み重ねてたから回収ね」って感情が動かなかった。

同じ1時間を使うなら、もっとシンジ内面を描いてほしかった。

三村も生き残りも無しにして、3人が壊滅した街をずっと何日も移動する話にして良かった。

シンジが生きる気力は無いけど飢えでレーション自分から手を出して「死にたいけど生きようとしてしまう」って流れで似たようなこと出来たと思う。

綾波の死がピンとこないのは一緒に過ごした時間が少ないからで、3人で寝食を共にするというエピソードがあったら心に響いたのではと思う。

シンエヴァは全編通してラストから逆算して作ってるからキャラの心情描写とか展開に粗が多い。

エヴァを完結させるにはこうするしかない」って意図計算が見える演出ばかりだった。

アスカケンスケと付き合ってるという話も納得するところはあるけど、それより「制作の都合でそういうことにされてしまった」感がある。

最後シンジマリは「こうするしかないよね」と言われたら、はいそうですねと返すしかない。

最終決戦前に銃で撃たれるシンジかばミサトさんという下りは何のために?と思った。そもそもピンク髪のクルーはQでは「自己中な最近の若者

って描かれ方だったのがシンで急に「家族のかたき!」って殺意向けるのが唐突に感じる。

トウジをニアサーで死んだことにして、桜に銃持たせて「命の恩人であると同時に兄のかたき」みたいにしたほうがすっきりしない?

シンジエヴァに乗るための禊の儀式なんだろうけどそもそも必要ないと思う。

というかピンク髪の「超ヤバー」とか若者言葉セリフもそうなんだけど、序破Qシン通して何?この世界から浮ついたセリフって感じるのが多かった。

マヤの「これだから若い男は」もあとで回収するためだけのセリフだったし。しか特に感動しない。

ぽかぽかって言う綾波もバズりたい!名台詞にしたい!って意図しか感じなかった。

アスカが「バカシンジ」「コネメガネ」とかマリが「姫」「ワンコくん」って呼び方も軽くイライラしてた。

ここぞ!ってとき本名で呼ぶだめの前フリなんだけどしつこい。

後半、ミサトさん特攻はなんか変だと感じた。「これから特攻するので、総員退避だけど艦長だけ残ります」って事前アナウンスだとこれから死にます自殺します感が大きい。

「総員退避しました→あいつが居ない!→まさか!?」みたいな流れが鉄板だけど効果的じゃなかったのか。

そもそも特攻してやることは槍のお届け物でーすってだけだし。

ゲンドウとの戦いで背景が撮影所になるシーンでぞっとした。そういう演出TV後半があって旧劇もしつこいくら精神内面描写があったから良かった。

新劇演出でやると酷い違和感しか感じない。なんかどこかのタイミングシンジが客席に向かって「映画を見てるみなさん!僕に力を貸してください!」

とか言いそうで怖かった。

シン詰まんなかったって書くと「じゃあどんなのが良かったんだよ」って返されるけどそれは俺の仕事じゃない、と思いつつ考えると、神様が出てくる話でよかったのでは。

エヴァ考察では使徒人間を作った神的な存在があると指摘してるものもあったので、最初ネルフVSヴィレだったのが、人類VS神という展開になるって話。

ゲンドウとシンジ関係共闘を通して修復される。Qで出てきた新クルー活躍できる。というかそのためにあんキャラ増やしたのでは。

最終決戦で話が全宇宙、全銀河レベルになって視聴者置いてけぼりなのはグレンラガンでもトップでもアベノ橋でも旧ガイナックスの18番だし。

シンは公開日初日に見て酷いという感想だったんだけど、今のところ評価する感想が多くて居心地が悪かった。これだけ書けて満足でした。

2021-03-20

anond:20210320015538

とりあえず「ケンスケ」な。「トウジ」と合体してんぞ。

そもそも村でのアスカの様子(村人との交流がないどころか、人の来訪の気配に対して拳銃構えなきゃいけないレベル精神状態)から言って、

まともな(健康な)精神状態28歳になれてる訳じゃないじゃないですか

空白の14年間のアスカは、一般人からニアサー起こしたネルフ所属エヴァパイロットってことで逆恨みされて、殺されそうになったり犯されそうになったりしたんだろうな、ってそんな経緯を感じて萌えたよ。

シンエヴァクオリティで気になる点

脚本

シンジリハビリであるパート、いうてトウジ・ケンケンに話しかけられてぽつりぽつり返答する程度の描写(ほぼアヤナミ田植えやんけ)から

どこをどう汲み取ると「ゲンドウと対峙できるほど成長した碇シンジ」に対する納得感が得られるのか.

・せめて「村の住人にニアサー張本人であることが露呈したうえで受け入れられる」ならまだしも(それが見たいかというとかなり陳腐だが....)

・前作で大怪我負ったシンジがようやく軽いトレーニング程度できるようになったくらいで、そこから特に進展なくいきなり対ゲンドウ戦に入って

勝利するのがよくわからん

アヤナミレイ液化がキーとして、いうほど会話してたか????

ゲンドウ勝利後のアスカカヲルレイ、完全に消化試合のような尺と進行

・旧劇場版ラスト出してきて、「僕も好きだったよ」の一言ケンケン宛に郵送すな

マリ、どちらかといえば他者というよりかなり都合のいいアニメキャラのものでは

映像表現

・村パートで止め画カット(田植えと水量測定)に声だけで進行するやつ出すとは思わなかった。劇場版でやるか?TVでやるならまだしも

3DCG、これは好みでいいと思うが、やはりネルフ本部から棒立ちMark.07(あるいは冒頭の猫ドローン)が出荷されるシーンで笑う

マイナス宇宙ゴルゴダオブジェクトウルトラマンからの円谷撮影スタジオ、これ「こういうの好きだよな庵野監督」以外で必然性説明できる人いるのか?

特撮スタジオ出してメタ演出(ミサトの部屋にエヴァ二体は笑うが)、のわりにゲンドウ独白パート比較的すなおな演出になっているの、

ちぐはぐな印象が凄い、そこは普通にやるんだ.

エヴァ・イマジナリーからの巨大綾波レイの顔....

・巨大綾波レイ頭部、あれ演出上ああいった質感と言われたらそうかもしれない、だとしたら首から下は旧劇場版作画使用している意味わからん

どちらかといえば顔だけつくったが身体はどうにも前回のやつ使うしかない+作劇上あとは手は動かせないとまずいよね、の結果が、

あの「頭部と手だけ分離している綾波レイ」なのでは

・どう贔屓目に見てもアニメ表現力が旧TVリーズより下手したら苦しい感じなの、これカラー生産能力問題なのか、

本邦全体としてもうアニメを描ける人が少なくなってきているのかどっちなんですかね。

〇シンエヴァ

あれオタクの夢(なに?)すべて達成した庵野秀明さんを称える以外に何かあったのか?

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