はてなキーワード: 真人とは
まず、朝勃ちのことすら知らなかった女の子が「自分は元々斎藤真人という男だった」と暗示をかけられたところで完全に男として違和感ない存在になれるものなのかなあと。
そもそもこの暗示はだいたいこの二つの文で構成されていると思われる。
基底人格を男として塗りつぶしても、それはあくまで塗りつぶしであって消去ではないし、記憶や経験自体は女として十年余り生きてきたのが変わらず残ってるわけだから、暗示をしたところであくまでそれに基づく振る舞いになるように思う。
記憶については入れ替わり先の脳を参照しろ、という命令はおそらく無意味と思われる。なぜなら記憶を参照できる世界観ではないから。
もしそういう世界観なら主人公は入れ替わった瞬間こいつはサキュバスのハーフだとわかるはずである。ヒロインに言われたら「そんなの記憶を読んでるから知ってるよ」と答えるはずだ。
もし暗示をするための魅了が一瞬のうちに単純な命令だけでなく命令の前提となる情報もいくらでも伝えられるものだったら、それも可能だが、そこまで万能な能力に描かれているとは思えない。
そこまで万能なら番外編であんなまわりくどい方法で女子を掌握する必要もないはずだ。単に入れ替わりを発生させた後女子の魂が入った男の身体に服従するよう暗示をかければいい。作中でも「邪魔をするな」「エッチなことするな」レベルの単純な命令しかしていない。しようと思えばいくらでも高度な命令ができる、とはこういう描写をしているかぎりは考えるべきではないと思う。
・
ただ何につけても気になるのは、男であるという暗示が完全に定着した後のヒロインが自分の体を見て「あの月代さんになんてことを!」と言ってるセリフなんだ。
なぜか「あの」に傍点がかかっている。これが意味することがなんなのかいまいちスジの通る考えが浮かばない。
その前でも一人称に傍点がついているのも人格誤認を起こしてることの強調と思われるが、その意図で考えるなら、暗示の影響が反映されていると考えるべきなのは「あの」ではなく、自分の身体に向かって「月代さん」と言ってるところだと考えるのが素直だろう。あのと言ってることも一応人格改変と影響と考えてもいいが、ならせめて「あの月代さん」まで傍点を振るべきだと思う。
思うにこれは単なる人格誤認の強調ではないのかなあと考える。もともとの主人公は入れ替わってすぐに無遠慮にエッチを求めるぐらい彼女に対してそこまで大事に思ってる感じはないので「あの月代さん」などというセリフが出て来るような性格をしていない。
それが主人公のクローンとでもいうべき人格になり果てた彼女の場合では、もともとの基底人格の良識を引き継いでるから、自分が男で目の前の人間はスクールカーストの高い人間と認識したからこその「あの月代さん」なのだろうと思った。あえて人格の消去でなく人格の上塗りといった何気ない台詞に整合性を持たせるならこう解釈するべきだと思うんだよな。
そもそも彼女が目覚めて一度も目の前の女性がサキュバスであることに突っ込んでないのもおかしいしね(番外編では突っ込まれてるのに)。これは基底人格内の記憶のうえでは元自分の身体がサキュバスであることは当然既知の情報だからだと思う。
・
でも著者本人に台詞の意図とか聞けるのが理想だよな。でも谷口さんってビックネームだしツイッターとかやってるかもしらないししてても読者の質問に答えるほど距離の近い存在じゃないよなあと。
呪術廻戦は漫画を全巻買ってて毎週ジャンプで最新話を追っているけど、あと一歩の所で大好きな作品と言い切ることができない。いつも少し引いた目で見てしまい熱を感じる所まで行かない。なんでかというと、呪術廻戦から読者を置いてきぼりにする癖を感じるからだ。以下自分が置いてきぼりにされたと感じたよくわからない部分を書いていくけど、自分は頭が悪くてそのせいで楽しめてない可能性もあるので、むしろ納得いく説明できる人がいたら誰か説明して欲しい。
まず設定に関してなんだけど、呪力周りがよくわからない。なろう系の読者にはRPGの世界観が前提として共有されてるからウィンドウが出る理由の細かい説明はいらないみたいな感じで、ハンターハンターの念能力という前例があるからなんとなくで理解できてるけどなんかいまいちピンと来ない。
縛りってなんなんだ?ハンターハンターの硬っていうのは、体中のオーラを一点に集中させることで体の防御が薄くなる代わりに一部の攻防力が著しく上がるっていう、筋が通ってるし直感的にもわかりやすい仕組みだ。手の内を晒すという縛りが能力の底上げに繋がるっていうのはどういう理屈なんだ?晒したから何?としか思えない。だれか呪力を生み出した黒幕みたいな存在がいて、その人がルールを決めた的な展開がこの後来るんだろうか。そうでもないと納得できない。まあ同じ事は制約と誓約でも言えるんだけど、オーラの性質を細かく説明してくれてるおかげで一応納得できる。例えばクラピカの鎖なら対象以外に使わないと言うことで、その分普段ためたエネルギーを一気に対象に向けるみたいな感じかな、とか。でも手の内を晒す縛りは本当に意味がわからない。
あと黒閃の2.5乗も訳がわからない。かっこよさで決めたらしいけど違和感が先に来てしまう。乗はやりすぎでしょ。こんな感じのヒロアカの1,000,000%みたいなピンと来ない感が呪術にはいっぱいある。
術式なんてもうぜんぜんわからん。念能力は能力者の思いや育った環境とか色んな要素が反映されるものという前提が共有されている。術式って基本一子相伝で引き継がれる才能がほぼ全てのものらしいけど、アニメの術式とかコピーの術式とかってどうやって生まれたんだ?後引き継がれる前の最初の術式はどうやって作ったんだ?
特に渋谷事変あたりからピンと来ない展開が増えた気がする。色々あるけど思ったことをいくつか挙げていく。
1射道の卍蹴り。いや虎杖お前いつそんなの習ったんだ?あまりに唐突すぎるしこれが話の引きなのもよくわからん。普通にかわして殴って終わりなら別に何も思わなかったけど、虎杖の見せ場に唐突な要素をねじ込んできて真人に攻撃を当てられた理由にしてる感じに違和感を覚えた。格闘技好きっぽい作者にとっては卍蹴り格好いいよねという前提があるから迫力ある見せ場になるのかもしれないけど「射道の卍蹴り!!!」でうおおおおおおおお卍蹴りだああああああああってなる読者はどれくらいいるんだろう。いっぱいいたらごめん。
2甚爾のバグ。殺戮マシーンと化すバグ、あまりに都合が良すぎる。RTAの裏技みたいに物語上都合が良くて便利なバグを一発で引き当てるってどんな確率?
3綺羅羅ちゃんの術式。複雑すぎる。あと戦闘中に一発でそれを理解した伏黒は頭が良いとかそういう次元じゃ無くて、考察能力自体を術式にしてもいいレベル。あまりに少ないヒントで術式を把握するに至る道のりが急すぎてご都合感半端ない。あと綺羅羅ちゃんの術式はどんな過程をたどって継承されたらそんなわけわからんことになるの?
4秤VS鹿紫雲戦。一番ひどい。パチンコ術式って何???これ本当に少年漫画?どうやってその術式を得たの?大当たりで呪力爆増ってどういう理屈?現実の機体とかその仕組みが術式に反映されてるのは、明らかに秤の意思によるものだけどそんな自由に決められるもんなの?ハンターハンタ-みたいに能力者の思いによってオーラが形を成す、みたいな説明をしてくれた訳では無くただ一子相伝とか元々体に刻まれてるとかたまに隔世遺伝するとかそんな感じのことしか聞いてないから、そういうのができるならできるって言っといてくれよ!って思う。術式ってそんな可変性あるの?真人に直接脳をイジるようにお願いしてパチンコの術式にして貰ったって言うなら一応納得する。後パチンコと言えば金を溶かすリスクをしょって勝負するものだと思うけど領域展開すればたいしたリスク無しに無限に回せるのってどうなんだろう。秤のザラザラした呪力に関してはいつか詳細が明かされるんだろうか。鹿紫雲の呪力は電気の性質を帯びてるらしいけど鹿紫雲の時代に電気みたいな概念ってあったのか?現代の術式は現実の物を参考にしてるのが多い(パチンコとか)割に、鹿紫雲だけその時代にはないような概念を使っているのに違和感を感じる。あと電荷分離とか海中で電気を放出するとか塩素ガスとか急に科学要素出てきたけど本当に急で置いてかれた感じがある。どこをファンタジーにしてどこを現実にするかって作者次第だけど、なんか都合の良いときだけ現実の法則を持ち出されてもいまいち乗り切れない。ご都合というか作者の意思を感じてしまって没入感が阻害される。ファンタジー漫画なんだからもっとシンプルに科学じゃなく能力で駆け引きして欲しいし勝敗を分かつのはファンタジー要素であって欲しい。あとなんで鹿紫雲は大昔の術師なのにそんな科学を使いこなしてるの?あとジャンプのターゲットの少年はパチンコの良さがわからないだろうから(自分もパチンコをやってないのでわからない)そこでも置いて行かれてる感がある。
他にも羂索の儀式とか死滅回遊のルールとかよくわからないところが色々ある。こういうのはまあ別に細かいこと気にすることは無い、そういう前提があるもんなんだと片付けるべきなんだろう、ファンタジーだし。サカモトデイズなんかハチャメチャな世界観だけど勢いとかキャラの魅力とかアクションシーンの良さでゴリ押されて「なんかすげ~」って楽しめる。ノリでかっこよければ良いよね、みたいな楽しみ方をする漫画かも知れない。でも呪術廻戦はバトルの決着理由を半端に科学とか理屈に寄せてるせいでよくわからない所への疑問が際立ってしまう。都合の良さを感じて物語に乗りきれない。
読者を納得させるためじゃなくて作者が納得するために設定を練ってる気がして、理屈が独りよがりで自己完結してるように感じる。設定オタクの悪いところみたいな感じがする。下手に科学とか複雑な設定の術式なんかを持ち出して頭良さそうというか高度な駆け引き感を演出するんじゃ無くて作品で明快に説明された能力内でシンプルに決着して欲しい。ワールドトリガーとかハンターハンタ-とかこのあたりマジで凄いと思う。説明や設定は多いけどスッと頭に入ってくるもん。呪術廻戦の場合は疑問が先立って読む手が止まってしまう。
後度々「これくらいは知ってるよね?」「普通こうだよね?」みたいな感じで前提の説明が不足するのも嫌。先生が虎杖がパチンコ行ってたことの弁解で、「普通お爺ちゃんに育てられた一人っ子はパチンコ行ってるから」みたいなこと言ってたけど全然共感できん。ここでも強い作者の意思が作品への没入を阻害する。この作者は普通とは感覚が決定的にズレている気がする。藤本タツキとかはネットだと狂人みたいに扱われてるけど作品内でも狂人はちゃんと狂人として描くし、狂った世界の中でも女の胸揉みてえみたいな男なら誰でもある普遍的な感覚を描くことで入り込みやすくしてくれたり意外と普通の人の感覚をバッチリ押さえている。呪術廻戦は作者のズレた感覚のせいでナチュラルに人が狂っていてそれがさも当たり前かのように描かれている。まあ何が普通でどの感覚なら世間とあってるかなんて誰かが決められることじゃないけど自分からすると決定的にズレている。他の漫画と比べてもそう感じる。普通と違うっていうのは創作だと良い要素になったりもするけど、このせいで作品に乗り切れなくなってるのでこれは良くない尖り方だと自分は思う。
ただ、こんだけ嫌な要素が入ってるのに読むのをやめようとは思わないしずっと先が気になってるっていうのは本当にそれ以外の部分が面白いからだと思う。作者の影を抜きにすればキャラクターは皆デザインがよくて性格も魅力的で、覚悟が決まってて格好いいと思う。自分は野薔薇さんがめっちゃ好き。台詞回しも軽快で煽り合いが見てて楽しいし、ストーリーも展開が読めずハラハラする。だからこそ本当に嫌な要素、納得できない要素が残念でならない。
自分は幽遊白書は好きだけどそこまででもなくて、ハンターハンタ-がめっちゃ好きな人間なので芥見先生も呪術廻戦を踏まえて二作目を描いて欲しい。ていうか、むしろ自分は能力バトル以外の要素にとても良さを感じていて、別にハンターハンターになろうとしなくて良いし整合性も気にしなくて良いからもっとシンプルな良さと勢いのある作品を描いて欲しい。
"第2次安倍政権の7年8カ月のあいだ、政権が掲げた経済政策の目標は「3本の矢」(大胆な金融緩和、機動的な財政出動、民間投資を促す成長戦略)に始まり、「新3本の矢」(強い経済=GDP600兆円、子育て支援=出生率1・8、安心につながる社会保障=介護離職ゼロ)へと広がった。
さらに一億総活躍、女性活躍、働き方改革、観光立国……。掲げるテーマが次から次へと登場するたびに官邸には直轄の担当部門が設けられ、霞が関からスタッフが集められ、部屋に看板がかけられた。一時は注目されるが、いつしか話題にもならなくなる。政策目標があまりに軽く消費されていった。
その結果、内閣機構の肥大化が進んだ。今年7月時点で内閣官房に置かれた政策担当室は36室にのぼる。全世代型社会保障構築本部事務局、デジタル市場競争本部事務局、孤独・孤立対策担当室……。
どこかの省庁に担わせればすむようなテーマが首相直轄となっているものも少なくない。政権の「やってる感」を見せるのにこれほど楽な方法はない。
"
当方こどおじ。鬼滅ブーム以後、還暦過ぎの母が急にアニメを見るようになった。
無趣味だった母に楽しみができて嬉しい一方で、俺(にわかオタク)のオススメレパートリーが尽きかけている。
地上波で放送予定、もしくはNetflixとアマプラで見られるアニメで頼む。
以下、参考までに作品ごとの母の反応と傾向。
・SPY×FAMILY
今どハマりしている。マジで来週土曜までの日数を指折り数えている。設定が面白く、キャラが可愛く、かつ話が難しくないのが良いらしい。アーニャが可愛い可愛いとよく言っている。こないだフォージャー家のシール付きスナック菓子を自分用に10袋ほど大人買いしてきて驚愕した。はは、そんなひとじゃなかったのに……。
・鬼滅の刃
技名や敵の名前を覚えていないどころかストーリーの細部もあやふやなので、多分バトルがどうこうよりキャラが好きなんだと思う。劇場版も観に行った(付き添った)。猪之助が大好きらしく、出先でショーウィンドウの猪之助フィギュアを買おうか迷った話をされて驚愕した。あとLINEスタンプを買ってくれと頼まれたりした。言うとは思わなかった。そんなことを。俺の母親が。
ダイキチがりんの母親に「会わなくて良いんで遠くから見てみませんか」みたいなことを言うシーンで泣いてた。
・呪術廻戦
ダークな少年漫画だが鬼滅と同じく女性ファンが多いので薦めてみた。例によってバトルやストーリーより両面宿儺が好きらしい。今でもたまに見ていて、OP1を早戻ししては「この宿儺かっこええわ〜歌もええわ〜」と感嘆の声を上げている。
虎杖、五条、宿儺、ナナミン、真人以外は名前を覚えておらず、夏油(羂索)は「頭縫い縫いされてる袈裟の人」と呼ばれている。
・地獄少女
絶賛。いつの間にか四期まで見てた。
・極主夫道
3周くらいしてた。
これも繰り返し見てた気がする。
・富豪刑事
神戸大介が好きらしい。
・舟を編む
良かったそうだ。
最終話を見終わって「続きないん?」と悲しんでいた。
上に同じ。
まあまあ
昔からサスペンスやミステリードラマを好んでいたので薦めてみた。楽しんでくれたようだったが、半年ほど経ったころ「ジョーカー・ゲーム見たやん?」と話を振ったら「何それどんな話やった?」と首を傾げられた。口頭で説明しても全然思い出してもらえなかった。
ふつーに面白かったようだが2クール目がいまひとつだったらしい。
・あの花
勉強になると言っていた。
響かなかった
・蟲師
「面白いわ」と言ったわりにすぐ見るのをやめたようだ。
・サマータイムレンダ(録画)
変化球でSFはどうだ!?と思い切ったが、「話が難しいわ」と数話で切られた。
・コタローは一人暮らし
「盛り上がらん」「(子供が一人で暮らして)そうはならんやろ」と苦言。
・オトナ帝国
「万博世代はドンピシャやと思うで」と強く推したが何度見ても寝てしまうそうだ。
・平家物語
歴史を追う系のドキュメンタリーをよく見ているので薦めたが「難しい」とのこと。
さてはジャンプ系のキャラが強い作品が正解だな!?と「ハイキュー!!」「ヒロアカ」を紹介したが前者は見る前から「スポーツはちょっと……」、後者はパッと見で拒否された。
ノイタミナは当たりが多かったので、マッチしそうなのがあったら教えてほしい。
本好きの下剋上は見てた。すまん。一覧に追加した。
・本好き3期
・プラネテス
・魔入りました!入間くん
・であいもん
「難しい」で一蹴されるのが確定している。代わりに俺が見る。
代わりに俺が見る。
>いや、紙雑誌は全体のページ数決まってるから原稿落としたらその分穴埋め原稿用意しなければならないし
なるほどなあ。学びが多い。
呪術のストーリーへの不満で言ったら、呪い側の主人公として立てられてたっぽい真人があっさり退場したのが「?」だった。他の呪霊からageられて、七海殺して、野薔薇は死んでる可能性に追い込んで(たぶん生きてると俺は思うけど)、あれだけ因縁積んどいて、同じ章で真人もリタイアすんのかい、と。
読んでてハシゴを外されたというか、ここまでで読者に伝わってる印象を描いてる側が裏切ってる感じがした。まあ、夏油に回収されただけで、カムバックするかもしらんけど。
七海と釘崎がやられた直後に悠仁が脹相とギャグやってたのも違和感あったな。
しばらくは精神的に再起不能でいてほしかった。それが悠仁の異常性って描き方でもなかったし。九相図の兄弟殺したときの野薔薇との会話はよかったのに。
全体的に、読者がやって欲しいことをやらずに、やって欲しくないことが増えてきた感はある。
どうもこんにちは、小学生の頃に読んだ越智義彦のダビスタ外伝で男の子なのか女の子なのかわからないキャラクタを見たときに、男の子だった方がエッチな感じするから男の子ということにしてエッチな妄想しよ、と思ったときから全てが始まっている気がする者です。
替え歌でクスッと笑わせることができれば仲違いした二人を再び結び合わせることができるのです。
以下の通りです、本田とおるはフルーツバスケットのキャラクタないしは電波男です。藉真さん、電波届いた? です。
MorningDreamerの「昨日はギグで」を「昨日は岐阜で」と替え歌すれば、愛県精神により許してもらえる。
逃げ切りっ! Fallin’Loveの「今日もめいいっぱいアピールしちゃうんです」を「今日もめいいっぱいあびる優しちゃうんです」と替え歌すれば、競馬文化に敬意を払って作品作りをしていることが伝わ、アトモン公式配信のアーカイブが売れるとるーりぃーの報酬も増える仕組みがあるのでみんなも見よう。
翼はシュヴァルツのイントロめっちゃ好きなんやけどわかる? わかれよ。
あと仲直りはしてるからこの曲があるわけなので替え歌は不要です。
CandyBoyの「私好みのCandyBoy」を「私好みのCandyGirl」と歌えば、僕は空の砂漠で迷子になっても大丈夫です。
約束の土地への「約束の土地へどうか導いて」をどう歌っても、無理です。
一生、僕にあなたを嫌いでいさせてくだだい。
「存在しない記憶」が虎杖の隠された能力でも何でもない、ただの意味のない天丼描写だった件ね。
もう全ての描写が薄っぺらい、何の意味もないただの殴り合いバトルマンガになってしまった。
ただ、殴り合うことで仲間を増やす少年漫画の主人公を悪意的に解釈した洗脳能力持ち主人公とか、
人に好かれる気持ちの良い青年が、実は能力有りきの人間関係しか持てていなかったとか、
大ボスっぽいけど面白みのない宿儺の背後にある主人公の闇とか、
その前提を超えて尚、仲間として集まってくれる伏黒や野薔薇ちゃんとか、
ワクワクしながら待っていた、そういう主人公の特異さから来る展開がなにもないことが辛い。
つか、そうなると、交流戦以降、九相図戦、虎杖・東堂vs真人くらいしか見せ場のない、
ずーーーーーーーーっと魅力のない過去話と魅力のない敵と魅力のない味方でごちゃごちゃやってる話じゃん。
つまんねーわこれ。
【必読】 森喜朗会長の性差別発言を受けて、●●はどう反応したか の読み方 https://anond.hatelabo.jp/20210209233648
元エントリ: https://anond.hatelabo.jp/20210209083036
https://anond.hatelabo.jp/20210209180904 の続き
自民党の男性参議院議員92名を確認した。手法は元エントリと同じ。メンバーリストは以下。
氏名 | メディア |
---|---|
青木一彦 | none |
青山繁晴 | TF |
赤池誠章 | TF |
朝日健太郎 | TF |
足立敏之 | F |
阿達雅志 | TF |
石井準一 | TF |
石井浩郎 | none |
石井正弘 | TF |
石田昌宏 | TF |
いそざき仁彦 | TF |
岩井茂樹 | F |
岩本剛人 | TF |
宇都隆史 | TF |
江島潔 | TF |
衛藤晟一 | TF |
大家敏志 | F |
大野泰正 | TF |
岡田直樹 | TF |
岡田広 | F |
小川克巳 | TF |
尾辻秀久 | F |
加田裕之 | TFF |
金子原二郎 | FF |
北村経夫 | TF |
上月良祐 | TF |
古賀友一郎 | TF |
こやり隆史 | TF |
酒井庸行 | TFF |
佐藤啓 | TF |
佐藤信秋 | none |
佐藤正久 | TF |
島村大 | TF |
清水真人 | TFF |
進藤金日子 | F |
末松信介 | none |
関口昌一 | TF |
世耕弘成 | TF |
そのだ修光 | TF |
高野光二郎 | TF |
高橋克法 | F |
滝沢求 | TF |
滝波宏文 | TFF |
武見敬三 | TF |
柘植芳文 | F |
鶴保庸介 | F |
堂故茂 | TF |
徳茂雅之 | F |
豊田俊郎 | TF |
中川雅治 | TF |
中曽根弘文 | F |
中西健治 | TF |
中西哲 | F |
中西祐介 | TFF |
長峯誠 | FF |
西田昌司 | TF |
二之湯智 | TF |
野上浩太郎 | TF |
野村哲郎 | F |
長谷川岳 | TF |
羽生田俊 | TF |
馬場成志 | FF |
林芳正 | TF |
福岡資麿 | TF |
藤井基之 | TF |
藤川政人 | TFF |
藤木眞也 | F |
古川俊治 | F |
堀井巌 | TF |
舞立昇治 | F |
牧野たかお | TF |
松下新平 | F |
松村祥史 | FF |
松山政司 | FF |
三浦靖 | TF |
三木亨 | none |
水落敏栄 | F |
三宅伸吾 | TFF |
宮崎雅夫 | TF |
宮沢洋一 | none |
宮島喜文 | F |
宮本周司 | F |
元榮太一郎 | TF |
森屋宏 | TF |
山崎正昭 | none |
山下雄平 | TF |
山田修路 | TF |
山田太郎 | TFF |
山田俊男 | TF |
山田宏 | TF |
山本順三 | F |
和田政宗 | TF |
渡辺猛之 | F |
【必読】 森喜朗会長の性差別発言を受けて、●●はどう反応したか の読み方 https://anond.hatelabo.jp/20210209233648
◆◆◆目次◆◆◆
森喜朗会長の性差別発言を受けて、自民党男性衆議院議員はどう反応したか https://anond.hatelabo.jp/20210209180904
森喜朗会長の性差別発言を受けて、自民党男性参議院議員はどう反応したか https://anond.hatelabo.jp/20210209195738
森喜朗会長の性差別発言を受けて、公明党議員はどう反応したか https://anond.hatelabo.jp/20210209211827
◆◆◆目次ここまで◆◆◆
個人的に気になったので、自民党女性局のWebページ( ttps://women.jimin.jp リンク数限界につきh抜き)をのぞいてみた。本エントリで確認したのは2021/02/09未明である。
女性局のWebページには女性局メンバーの一覧と、自民党女性国会議員の一覧があり、詳細ページには各議員の情報発信URLが記載されている。その中からTwitterとFacebookのみを目視で確認した。確認メディア欄にはイニシャルのTとFを記載。Facebookは二重に登録されてる場合があり、その場合はFFと記載。件の発言があった2021/2/3以降の物を確認した。議員個人のWebページ・あらゆる動画メディアは確認をしていない。
女性12名、男性19名、総勢31名のSNSを確認したところ、森発言を受けての発信と思われるものを2種3件発見した。メンバーリストは以下である。
氏名 | 確認メディア |
---|---|
吉川ゆうみ | TF |
鈴木貴子 | TF |
今井絵理子 | TF |
青山周平 | F |
大串正樹 | TF |
尾身朝子 | TF |
加藤鮎子 | TF |
木村次郎 | F |
木村弥生 | TF |
国光あやの | TF |
小林史明 | TF |
佐々木紀 | TF |
白須賀 貴樹 | 無し |
武井俊輔 | TF |
田畑 裕明 | TF |
深澤陽一 | TF |
堀井学 | F |
本田太郎 | FF |
牧島かれん | TF |
山田美樹 | TF |
青山繁晴 | TF |
岩本剛人 | TF |
加田裕之 | TFF |
自見はなこ | F |
清水真人 | TFF |
進藤金日子 | F |
高橋はるみ | TF |
本田顕子 | TF |
三浦靖 | TF |
宮崎雅夫 | TF |
山田太郎 | TFF |
https://twitter.com/KaoruNemoto/status/1357252476215332864
RT日付は前後のツイートから2/5であることが分かる。ジェンダー平等を謳う内容で引用されている毎日新聞の記事は去年のものだが、ツイート日付的(2/4)にもRT日付的にも森発言への反応とみて間違いないだろう。
もう1つが小林史明氏による、TwitterとFacebookへの投稿である。
https://twitter.com/kb2474/status/1357528080516927488
https://www.facebook.com/fumiaki.kobayashi0408/posts/3781513345263428
Twitterへの投稿はFacebookへの投稿の一部なので、Facebook投稿の内容を引用する
小林 史明
民間では女性の登用をはじめとするダイバーシティを着々と進め、競争力をつけています。オリンピック・パラリンピックはスポーツを通して多様な人々がつながり、競い合う機会であり、その準備も、女性はもちろん、多様な人材で行われるべきだと思います。ダイバーシティは国民一人一人が自分らしく生き、力を発揮するため、また、日本社会を活性化するために絶対に必要なことであり、青年局長就任中も組織のダイバーシティに力を注ぎました。政界全体にも理解が深まっていくよう、尽力していきます。
森への直接言及はないが、こちらも森発言への反応とみて間違いないだろう。
総勢40名の自民党所属女性国会議員のSNSを確認したところ、森発言を受けての発信と思われるものを1種2件発見した。
氏名 | メディア |
---|---|
あべ俊子 | TF |
稲田朋美 | TF |
小渕優子 | なし |
尾身朝子 | TF |
加藤鮎子 | TF |
上川陽子 | TF |
木村弥生 | TF |
国光あやの | TF |
佐藤ゆかり | TF |
杉田水脈 | TF |
鈴木貴子 | TF |
高市早苗 | F |
高橋ひなこ | TF |
土屋品子 | TF |
とかしきなおみ | TF |
永岡桂子 | F |
野田聖子 | TF |
堀内詔子 | TF |
牧島かれん | TF |
松島みどり | TF |
山田美樹 | TF |
ありむら治子 | TF |
猪口邦子 | TF |
今井絵理子 | TF |
上野通子 | F |
太田房江 | TFF |
小野田紀美 | TF |
片山さつき | TFF |
山東昭子 | TF |
自見はなこ | F |
高階恵美子 | TF |
高橋はるみ | TF |
橋本聖子 | F |
本田顕子 | TF |
松川るい | TF |
丸川珠代 | TF |
三原じゅん子 | TF |
森まさこ | TF |
山谷えり子 | TF |
吉川ゆうみ | TF |
女性局メンバーである木村弥生氏を除けば、自民党女性国会議員で唯一森発言への反応を示したのが稲田朋美氏である。TwitterとFacebookに同じ内容の投稿をしている。
https://twitter.com/dento_to_souzo/status/1357317482227224576
https://www.facebook.com/tomomi.inada.5/posts/2123405041124034
私は「わきまえない女」でありたい。
と、今回確認した議員の中では唯一森への反応だと明記している。
森発言への言及が無い事への価値判断はしないでおく。2/3に発言があり、2/4~2/8の5日間もあれば発言する気があるならしていただろう。
思い立って確認を始める前は、稲田氏の発言だけを確認しており、それ以外には森発言への反応をする国会議員は居ないのではないかと思ったが、迂遠ながら木村弥生氏のRTと、直接言及はないものの、明らかにそれと分かる形での批判とみなせる小林史明氏の投稿が確認できたのは幸いであった。尚、今回確認した議員達のSNS投稿で森発言への擁護的なものは一切なかった事も付け加えておく。
また、自民党女性局のWebページを見ていて気付いた事があるのだが、それはまた後日改めて書こうと思う。
「女性であることから逃げられない」「女性に森への発言を強制するな」等と取るに足りないようなバカバカしいトラックバックが、おそらくいつも女性を小馬鹿にしているような奴らからついている。こんな馬鹿馬鹿しい話もないわけだが、勿論筆者にそんな意図はなく、女性局が何をやっているか気になったきっかけに事実をリストアップし、合理的な推測(森発言との関与)をしたまとめを作っただけだ。男性議員の反応にも興味が無いわけではない。
"「男性国会議員はどう反応したか」っていうページは作られなくて"なんてブコメもある。
男性議員の分なんてどうせできないんだろうと思ってんだろ?数が多いから。やってやるよ。待ってろよ。
何の労力も使わずにゴミみたいな冷笑言動ばっかりしてんじゃねえよ。俺はただの一般人で何の報酬も受け取れない増田書いてんだぞ。
野党の分は手前らがやれ
Intl Cons. Invest. Journalists (3)
Unherd-LockdownTV (1)
dossierゴーン (253)
eスポーツ (1)
journalist・津田大介 (15)
「村上春樹は三流」 (5)
あとで読む (132)
いんちきアベノミクス (58)
いんちき株高 (1)
お大事に (14)
お粗末極まる安倍外交 (26)
くたばれ籾井 (1)
これはひどい (6)
つけあがるな、米軍 (19)
でたらめな内閣官房 (1)
でたらめ政治屋二階 (15)
ふざけるな安倍晋三 (3)
オウム真理教 (41)
カネカネカネの世の中 (1)
ゲル語録 (98)
コメディアン松元ヒロ (1)
サイバー攻撃 (1)
サブスクリプション (1)
ダジャレ (21)
ヒアリ、恐るべきアリ (13)
フィンセン文書 (3)
ブラック企業 (1)
ヘドが出る安倍政権 (3)
ペーパーレス化 (2)
メディアリテラシー (1)
リアル書店の衰退 (1)
七味(ひちみ) (1)
三遊亭円楽 (1)
不誠実極まる安倍晋三 (1)
事なかれ主義の果てに (1)
仁和地震は反復する? (7)
例:実力制第四代名人 (1)
保守速報・栗田薫? (1)
個人情報保護法 (1)
全く変質した自民党 (1)
再エネの推進を! (1)
医食同源 (2)
単に口の悪い冗談です (2)
口の曲がった麻生太郎 (5)
史上最悪の安倍政権 (2)
史上最悪の米大統領選 (4)
囲碁 (19)
国会を閉じるな (14)
奢りが極まる菅政権 (4)
嫌味な老人の繰り言 (2)
安倍に鉄槌を (52)
安倍は辞めろ (496)
安倍昭恵頭悪すぎ (8)
安倍晋三こそが失礼 (1)
安倍晋三のお友だち (1)
対米ケツ舐め安倍政権 (53)
対米ケツ舐め経産省 (1)
対米ケツ舐め自民党 (5)
将棋 (374)
怒りのダジャレ (5)
政権交代を裏切った輩 (9)
文筆家・内田樹 (1)
新型コロナウイルス (557)
日本一せこい男舛添 (32)
日本人の野蛮性 (6)
日本語を正確に使え! (2)
日米合同委員会 (4)
映画専門・石飛徳樹 (25)
暗愚極まる菅政権 (5)
書評 (8)
最低のNHK会長籾井 (49)
最低の環境相丸川 (4)
作品テーマは「親と子の問題」らしいが作中で出てくるのは母親ばかり。MMMMMORPGの設定上母と子の関係が注目されるのはしょうがないにしても、作中では不思議なほど父親の存在に触れられない。
そもそも大好家の父親は同居しているのか?単身赴任?離婚?死別?それさえ不明。真人も真々子も父親について全く語らないので判断のしようがない。
「謎の力でゲーム世界に肉体ごと転移した」という設定とPCの中に吸い込まれる描写からなにか科学的な方法でゲーム世界に転移したらしいが、それがどういう原理なのかは追究しない。ギャグっぽく死んだり蘇生を繰り返してるけど肉体は平気なのかとか気にしない。
けどさ、いわゆる「ゲーム世界に閉じ込められた系」ならまず脱出することを考えない?理解の及ばないゲームっぽい世界に閉じ込めらたわりには登場人物たち順応しすぎだし、不安を感じるどころかむしろ楽しんでるんだよなぁ。現実の生活や家族のことは不安にならんのか?
これまで登場した二人の母親はログアウトという形でゲーム世界から脱出したけど、その際娘たちは置いてけぼり。本人の意志で残ったんだけど、本当に娘のことを考えるならこんな世界に置いていくなよ…。
これまで登場したワイズママ(ホスト狂いで金遣いが荒く子供に産まなければよかったと言ってしまう虐待親)やメディママ(娘に常に一番になることを強要し自由を奪う教育ママ)に比べると大好真々子は慈愛に満ち、家事を完璧にこなし、「母は強し」を物理的な強さで体現する理想の母親のように描かれている。
周囲のキャラクターも真々子が大好きで、真々子を否定したのは上のママ二人だけ。それも最後は説き伏せられていた。
過干渉は虐待の一種であり「保護者が我が子を一人の主体的な人間として認めず、その子供の意思や思考、自我の発達や自主性などを否定して、操り人形のごとく親の意のままにコントロールしようとすること」である。
メディママを毒親と罵っていたが、真々子も十分毒親なんじゃ?学園編は形は違うが過干渉な親同士の戦い+振り回される子供できつかったぞ。
一応も真人も真々子との関係に違和感を覚え苦手意識は持っているようだが積極的に解消する様子もない。アダルトチルドレン化しないか心配になる。
作品テーマである「親と子の問題」を考えるなら、まず自立できない息子と子離れできない母をなんとかしなきゃいかんのでは?もしかしてラスボスは真々子という展開か?
テンプレを通り越しすでに古典的とすら感じる残念ツンデレドラまたヒロインのワイズや、親のせいで心に闇を抱えながら友達になろうの一言で涙しちゃうメディや、元気で明るく作中唯一毒っけを感じさせないポータの方がかわいかった。
DMM の千年戦争アイギスやってて、基本「西洋風ファンタジー」なんだけど、アーチャーやらビショップで名前などが和風のやつがいるんだよね。
でクラスでも「サムライ」「忍者」「ぬらりひょん」「鬼」「妖狐」「天狗」「雷公」「風公」「シャーマン(カタカナだがすべてのキャラが「巫女+日本名」)」「陰陽師」「猫又」などが和風。
なお、全て基本職でたとえばクラスチェンジすると「サムライ」は「ショーグン」とか「黒鋼大鎧武者」になる。
あ、クラスとしては「キョンシー」や「仙人」「真人」「邪仙」みたいな中華風のもいて、あと独自クラスはないけど「砂漠の民」あたりがエジプト兼アラブ風かな。
こういうベースは「西洋風ファンタジー」なのに忍者とか侍とかの和風要素入れ込んでくるって日本のRPGでよくあるけどどういう経緯なんだろ?
D&D のオリエンタルアドベンチャーとかあるけど、あれはあくまで複数ある設定の一つって扱いだし、やっぱり Wizardry がパロディ要素があまり需要されず真面目なファンタジーとして受け入れられたのが大きいのかな?
1987年発売の FF は職業に忍者がいて、最強の武器は「マサムネ」で以降のシリーズも源氏装備やらジョブで忍者や侍いるし、これで定着かな?
1988年発売の DQIII も職業こそないもの「ジパング」やら、「やまたのおろち」、「くさなぎのけん」出てきて町やら待ち人も独自グラだけど、DQIII 自体はワールドマップも世界地図モチーフだから、そこまで和風要素は強くないかな?
PCだと1989年の「Rance-光を求めて」に女忍者出てきたたよね。
だいたいこのあたりで固まってきた感じかな?
いつしか「経済成長」は私たちにとって当たり前のものになっていた。だが、それは永遠のものなのだろうか。
アベノミクスの大黒柱である日本銀行の異次元緩和はお札をどんどん刷って国債を買い支えるという、かなり危うい政策である。にもかかわらず世論の支持が高いことが不思議だった。
思えば「成長よ再び」という威勢のいい掛け声と、「必ず物価は上がって経済は好循環になる」と自信満々の公約に、人々は希望を託したのかもしれない。
希望をくじいたのはくしくも日銀が放った新たな切り札「マイナス金利政策」だった。昨年1月に日銀が打ち出すや世論調査で6割超の人が「評価できない」と答えた。いわばお金を預けたら利息をとられる異常な政策によって、人々がお金を使うようせかす狙いだった。これには、そこまでする必要があるのか、と疑問を抱いた人が多かったのだろう。
政府も国民も高度成長やバブル経済を経て税収や給料が増えることに慣れ、それを前提に制度や人生を設計してきた。
だがこの25年間の名目成長率はほぼゼロ。ならばもう一度右肩上がり経済を取り戻そう、と政府が財政出動を繰り返してきた結果が世界一の借金大国である。
そこで疑問が浮かぶ。ゼロ成長はそれほど「悪」なのか。失われた20年と言われたその間も、私たちの豊かさへの歩みが止まっていたわけではない。
その間、日本のミシュラン三つ星店は世界最多になったし、宅配便のおかげで遠方の特産生鮮品が手軽に手に入るようになった。温水洗浄便座の急普及でトイレは格段に快適になった。
若者たちが当たり前に使う1台8万円の最新スマホが、25年前ならいくらの価値があったか想像してほしい。ずっと性能が劣るパソコンは30万円、テレビ20万円、固定電話7万円、カメラ3万円、世界大百科事典は全35巻で20万円超……。控えめに見積もったとしても、軽く80万円を超える。
スマホに備わるテレビ電話や会話する人工知能の機能となると、25年前ならSF映画の世界の話だった。
ただ、この便益の飛躍的な向上は国内総生産(GDP)というモノサシで測ったとたんに見えなくなる。80万円超の大型消費が、統計上はスマホの8万円だけに減ることさえあるのだ。
そこで見えなくなってしまう豊かさの向上を考慮せず、「どんな政策手段を使ってでもとにかくGDPを膨らませよ」というのがアベノミクスの思想である。
人間はそうまでして成長を追い求めるべきなのか。
実は、いまのような経済成長の歴史が始まったのは200年前にすぎない。長い人類史のなかでは、ほんの最近だ。GDP統計が初めて作られたのは、さらにずっとあとのこと。1930年代の大恐慌、第2次世界大戦がきっかけだった。
昨年夏、GDP統計をめぐるちょっとした論争があった。所管官庁の内閣府に日本銀行が「実態より過小評価されているのではないか」と問題提起したのだ。
きっかけは日銀の若手職員が発表した個人論文。ただ論争には日銀上層部の意向も働いていた。アベノミクスの主軸として史上空前の超金融緩和をしながらインフレ目標を実現できず、成長にも結びつかない。現実へのいらだちがあった。
数字ひとつで財政や金融政策を動かし、人々の景況感にも影響するGDP。その歴史は、長い人類史のなかでは意外と短い。
世界で初めて国の経済全体の大きさを測ろうとしたのは英国。17世紀の英蘭戦争のためにどれくらい戦費が調達できるか知ろうとしたのだ。そこから現在のようなGDPになったのは、さらにあと。1930年代に英国、米国で大恐慌の対策を探り、第2次世界大戦に向けた生産力の分析を進めるためだった。(『GDP』ダイアン・コイル)
一般的には1760年代の英国産業革命が成長の起点とされる。だが西暦1年~2000年代の世界の成長を人口や歴史資料から推定した経済学者アンガス・マディソンによると、1人当たりGDPがはっきり伸び始めた起点は60年ほど後の1820年ごろだった。
その理由を投資理論家で歴史研究家のウィリアム・バーンスタインが『「豊かさ」の誕生』で分析している。1820年ごろになると、ようやく私有財産制度や資本市場が整い、迅速で効率的な通信や輸送手段が発達。技術進歩や新しいアイデアを評価する文化や制度ができて、成長を後押しする基盤が整ったという。
社会思想家の佐伯啓思・京都大名誉教授によると、国家が成長を必要としたのはもともと冷戦期に資本主義陣営が社会主義陣営に勝つためだった。「それだけのことにすぎない。なぜ成長が必要なのかという根源的な問いに、経済理論には実は答えがないのです」
冷戦が終わったあとも成長への渇望だけが残った。むしろ成長の限界や弊害について、以前より語られなくなったのかもしれない。
1970年代初頭、世界の科学者や経済学者たちが集まる民間組織ローマクラブがまとめた報告書『成長の限界』は、経済成長を謳歌(おうか)する人類への警告だった。人口が増え、先進国経済が膨張しすぎると、資源の使いすぎや環境悪化などからいずれ限界が生じる、という問題提起だった。
いつしかその問題意識は薄れ、成長信仰だけがひとり歩きしはじめた。
佐伯氏は「ローマクラブが指摘した問題の重要性は今も変わらない。これから無理やり市場を膨張させ、成長させようとする試みは競争や格差を激しくして、人間にとってますます生きにくい社会にしてしまうのではないか」と話す。
紙幣を発行し、金融政策をつかさどる中央銀行。その「元祖」は英国のイングランド銀行とされる。もともと民間銀行の一つだったが1844年の制度改正で中央銀行に進化した。
つまり1820年ごろに始まる「成長」とともに誕生した機能だった。
いま世界経済の成長スピードが落ちている。2008年のリーマン・ショックでマイナス成長に陥った先進諸国は、危機から回復した後も以前のような成長軌道に戻れていない。
サマーズ元米財務長官は3年前、物質的に満たされた先進国は簡単に低成長から脱せないという「長期停滞論」を唱えた。
日米欧の中央銀行はまるで自分の存在意義を確かめるように、ゼロ金利政策、量的金融緩和、マイナス金利政策……と成長を取り戻すための異例の緩和策を次々と繰り出した。
「これは長い目でみれば中央銀行の終わりの始まりだ」と言うのは日銀出身で金融史にも詳しい岩村充・早稲田大大学院教授だ。
中央銀行が政府から独立する必要があるのは、たとえ政権が代わっても、お金の価値が変わらない金融政策を続けることが経済の安定には大事だからだ。岩村氏は「政府といっしょになって成長のために異常な金融緩和を進める。そんな今の中央銀行に独立性はない。存在意義がなくなってしまった」と指摘する。
経済史の泰斗である猪木武徳・大阪大名誉教授は、成長を謳歌したこの200年間を「経済史のなかではむしろ例外的な時期」と言う。そのうえで無理やり成長率を引き上げようとする最近の政策に異を唱える。
「低成長を受け入れる成熟こそ、いまの私たちに求められているのではないでしょうか」
成長の意義も認めてきた猪木氏が最近そう考えるのは、成長そのものの役割が変質してきたからだ。
「かつて経済成長には個人を豊かにし、格差を縮める大きなパワーがあった。最近は国家間の経済格差は縮まったものの、上っ面の成長ばかり追い求める風潮が広がり、各国の国内格差が広がってしまった」
主要国の成長戦略、金融政策は往々にして強く富めるものを、さらに強くさらに富ませる傾向がある。それがトリクルダウン(滴がしたたり落ちること)で中間層、低所得層に広がるという想定だ。現実にはそうなっていない。
19世紀の経済思想家ジョン・スチュアート・ミルはゼロ成長の「定常社会」を構想した。だが近代経済学は事実上、成長ぬきには語られなくなった。いつしかあらゆる経済理論が成長の持続を前提に組み立てられるようになったからだ。
むしろ現実社会に変化の兆しが出てきた。たとえば最近広がりつつある、買わずにモノを共有するシェアリングエコノミー。大量消費と一線を画す動きだ。
四半世紀にわたるゼロ成長期を過ごした日本人の意識に変化もうかがえる。
博報堂生活総合研究所の定点観測調査によると、「日本の現状はこの先も、とくに変化はない」と見る人は昨年54%で、9年前より22ポイントも増えた。さらに身の回りで「楽しいことが多い」人が増え、「いやなことが多い」人は減った。
同総研の石寺修三所長は「人々の意識が定常社会を前向きに受け止めつつある変化がはっきり示されている。いわば『常温』を楽しむ社会です」と話す。
いま世界が直面する低成長が「成長の限界」を示すものかどうかは、はっきりしない。ただマディソンの2千年の成長率推計を見れば、この200年の2~3%成長が、まるでバブルを示す急騰曲線のようだとわかる。
成長の鈍化はむしろ経済活動の「正常化」を意味しているのかもしれない。少なくとも成長は「永遠」だと思わないほうがいい。(編集委員・原真人)
元ページ(リンク切れ): http://www.asahi.com/articles/ASJDY5DR2JDYULZU005.html
ブコメ: http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/articles/ASJDY5DR2JDYULZU005.html
https://mainichi.jp/articles/20180315/k00/00m/040/093000c
死刑囚13人中7人を東京拘置所から移送、同日夕までに名古屋、大阪両拘置所に各2人、仙台拘置支所、広島拘置所に各1人が到着した。福岡拘置所に15日、残る1人が到着する予定。
林泰男死刑囚
端本悟死刑囚
土谷正実死刑囚
居残り組のうち3人は後日仙台に一人、広島に一人、福岡に一人送られ、
仙台拘置支所2人
広島拘置所2人
福岡拘置所2人
東京拘置所3人 になる予定
Q 何故移送したんですか?
A 共犯犯罪での死刑囚は同日執行が慣例。オウム死刑囚は東京拘置所に13人いたため、そのままでは同日執行が現実的ではなく、そのための複数移送です。
Q 死刑囚の親族のため郷里に近いことろへ移送することもあるそうですが?
家事代行ベアーズ、採用サイトの創業秘話から、微弱で絶妙なひっかかりを感じる。
http://www.happy-bears.com/career/company/story.html
創業者である高橋夫妻が商社勤務時に香港に赴任してた時はメイドが比較的安価に利用できて、デキるフィリピン人家政婦スーザンのおかげで妻もイキイキ働いてたと。
ところが日本に戻ってきて第二子を産んだら、フィリピン人メイドも日本じゃほとんどいないし、手伝いのいない妻がくたびれ果てててた、という内容。
当時妻は第二子を出産し家事と育児に追われていましたが、共働きを検討していました。
そこで、香港と同様のメイドサービスを探したのですが、そこで直面したのが、日本には家事や育児を気軽に頼む習慣も、
行き届いたサービスも無いという事実でした。唯一存在した家政婦紹介も、当時は一部のお金持ちのためのものでしかなかったのです。
夫のお前は家事子育て手伝ってなかったんか、奥さんだけがへとへとか、とちょっとツッコミたくなってしまった。
まぁ、実際は第二子産んで仕事に復帰するのは死ぬほど大変だしメイドサービス使えたらそりゃ楽にはなるだろう。でも、夫の言い草が他人事っぽくて面白い。
創業時はそれが当然な世の中だったのだろうし、夫婦の間で夫は家事育児は手伝わない方針ってんなら、他人が口出しすべきことではないが
女性をメインターゲットにした企業の採用広告と考えたら、今時なら「妻も僕もヘトヘト」ぐらいにした方が、すっきり読めるのになと。
これだと、昨今のPC事情的には、採用広告としては満点ではないのかもねーとか思った。
もしくは、片切真人のようなパワハラ常習・男女差別者をうっかり役員に据えちゃう程度の脇の甘さが透けて見えるようなところだったりして