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はてなキーワード: 副将軍とは

2024-03-09

水戸黄門の前の副将軍経歴詐称

という小ネタをやったあとに

前じゃなくて先だろ

というツッコミに悲しくなる記念日です

2023-04-21

⭐️ daikanチームによる新しいであえ系サイト。 ⭐️

aku.daikan.jpへようこそ。新しい大人のであえ系サイトを立ち上げます - kobanlove.jp

そこでは、先の副将軍だけでなく、それ以上の地位についている自称旗本の三男坊を簡単に見つけることができます) 喜びを込めて、DAIKANチーム。 ❤️

2023-04-12

anond:20230412114854

とにかく無条件で偉い前副将軍活躍普段さえないけど実はすごい仕事人友達

も世相を反映したダウングレードであった可能性が…?

2023-04-11

ご老公「助さん角さん、論破っちゃいなさい」

助さん「で?この町で横暴を振るっても良いってソースは?誰が決めたの?地球が何回回った時?」

角さん「黙れ馬鹿ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

助さん「は?暴力は許されんが?俺はちゃんマナーを守ってお前と会話してるが?そうやって暴れることですらも解決出来ないのはお前の力量不足では?」

角さん「帰れアホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

助さん「だからソースは?ソース出せないなら俺の勝ちだが?お前らが手を出した時点でお前らはこの町からご退場だが?」

角さん「わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!うおーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

 

ご老公「助さん、角さん、もう良いでしょう」

助さん「ひかえーーーい!ひかえーーーい!この紋所が目に入らんのかー!」

角さん「恐れ多くも先の副将軍水戸の光圀公にあらせられるぞ!!」

2023-03-06

まれーぃ!静まれーぃ!

この紋所が目に・・・・静まれーぃ!

皆の者~、静まれっ!静まれっ!静まれーぃ!

このお方をどなたと・・・・静まれーぃ!

ええぃ!静まれっ!静まれーぃ!

さきの副将軍水戸の御老・・・・し、静まれーぃ!

まれーぃ!皆の者、静まれーぃ!

水戸・・・・静まれーぃ!静まれーぃ!静まれーぃ!

2021-09-27

anond:20210926170554

先の副将軍(実在しない名誉職)だぞーん

nekokauinu 会長さん付けで呼ぶくらいだから役員クラスなんじゃないの?

2021-09-02

anond:20210902145822

元増田様をどなたと心得る

恐れ多くも先の副将軍地方裁判官より賢い脳みそであらせられるぞ

2021-06-07

anond:20210606000447

単なる隠居のよぼよぼの老人がお供の屈強な男二人を従えて諸国漫遊していた。私は隠居老人を介護しながら徒歩での旅行なんかさせられないだろうと敗北した。水戸は恐ろしいところだと畏怖した。

えっただの隠居じゃなく実は先の副将軍かも?だって本人がただの隠居だって名乗ったんだからただの隠居って書いただけですよ。そんなこと私は邪推してません。

2021-03-16

anond:20210315193717

転生したら副将軍だった水戸黄門もなろうだろ

いくら精鋭戦士で固めても少人数で都合よくその場の敵対集団制圧できると思えない

2020-08-30

[]登場・未登場人物

楠永玉秀(くすながたまひで):元居戸家家臣。ある意味主人公武威戦国トリックスター武威ノ本中の忍びから監視されている。

小鯨白姫(こくじらはくき):おほHoIおほHoIと外交をになう昇国の惣領兵科は槍折人。

馬場阿茶局(ばばあちゃのつぼね):昇国家老。居戸家家臣団の乳母役。

桜桃みやこ(おうとうみやこ):居戸家家臣。いつも三百人役(石高一万あたり兵三百を動員)で領民に優しい。

虫愛軽路(むしめづけいじ):居戸家家臣。釣り野伏の囮役が得意。

古田三目(ふるたさんもく):居戸家家臣。佩用する臑当てが左右で異なる。

鈴木神楽(すずきかぐら):居戸家家臣。トリガーハッピー鉄砲大将

地弥呼(ちみこ):幌生家足軽大将。東南の風を吹かせる。春画絵芝居を嗜む。

澪生狼(みぶろ):幌生家足軽大将トリックスターを楠永玉秀と争う。

凹田米国衛門(へこだこめくにえもん):幌生家足軽大将。兎耳形兜を着用する。

カルロス・某(かるろす):南蛮商人。楠永玉秀の乱後、幌生家の御用商人に収まる。

犬縣某(いぬあがた):楠永の家来。一説によれば一門衆とも。

愛宕縁(あたごえにし):最初戦国大名人外自称する。

蟐娥光圀(じょうがみつくに):為力家の副将軍二名の同僚を伴って諸国を漫遊する安国寺恵瓊武威ノ本における外交僧のこと)。飢饉に備え、領民雑草の食べ方を知らしめる。

深紅龍(しんくりゅう):元居戸家家臣。楠永と共に出奔したが、その後は距離を置いている。

蘇祝媛(そのほぎひめ):昇国組下大名。怪力の小兵。

留守麗(るすれい):幌生家足軽大将合戦時、床机の横に打つためのかまぼこ板を置くことから、板武将と呼ばれる。家中を強力に掌握している。

義原鰭(よしはらひれ):為力家の郎党。その胴間声は敵味方を震撼させる。

松杉衿(まつすぎえり):為力家奉公衆。火計を得意とする。

舞農庫(まいのうこ):為力家一領具足。火計を受けるのが得意。

天使香取(あまつかかとり):為力家陰陽師。「遅参つかまつった!」が口癖。

縷々美大(るるよしひろ):為力家先手大将。酒を注いだ盃に蜘蛛が落ちてきた際、鬼にその盃を干させた逸話を有する。

野良猫(のらねこ):為力家家猫。

用語

酸茶(すいティー):荘園などから兵に徴発させた兵糧のこと

 以前、馬場阿茶局を居戸家の家老と書き申したが間違いにて候🙇

楠永玉秀の謀略

https://anond.hatelabo.jp/20200823175138

株兎の屈辱

https://anond.hatelabo.jp/20200825185224

赤備えロンダリングゆめうつつ

https://anond.hatelabo.jp/20200830143411

この増田フィクションです。実在仮想人物団体などとは一切関係ありません。

2020-08-10

anond:20200810142544

転生したら先の副将軍水戸のご老公になって各地で不正している役人を片っ端から処刑して回りたい

2020-07-28

カタルシス」の誤用

「抑圧から解放される物語を見ることで快感を得る」、

たとえば「何の変哲もない好々爺が実は天下の副将軍だった」という

スカッとした爽快感のことをカタルシスと言うんだと思ってたんだけど、

本来は「抑圧される物語を見ることで感情解放される」、

まり「悲しい物語を見て怒ったり泣いたりすることがストレス解消になる」

みたいなやつをカタルシスと言うんだな。

間違えて覚えてたぜ。

2020-06-26

先の副将軍の先って何だよ

そんな役職ないだろただの藩主だろ

anond:20200626232843

2020-03-28

anond:20200328144557

官に弾圧されると脳みそ快楽物質が出るのが普通の日本人だろ

老人が身分を隠して潜入して

から俺様副将軍様だあ土下座しろやあああ

みたいなドラマ大好きじゃん

2020-01-15

anond:20200115221809

副将軍=空てい団長

助さん=格闘教官

格さん=歩兵大隊長

こんな感じじゃないの

2018-09-27

仕事で自信を持ちたい

リーダーになったり、昇進すれば自信が出るかと思ったが

もうフリーなっちゃったのでそういうことは滅多にない

いや仕事を直接受注してるからプロジェクトの中でかなりクリティカルポジションだったりすることもあるんだけど

何ていうかそういうのってテストで「クリアした」っていうより、「やってる」って感じで認められた感がない

「ぼくは水戸黄門だぞ!先の副将軍だぞ!」みたいな、印籠がない

から最近は「いくら稼いだか」に執着してるけど、なんかそれも違う気がしてきた

もっとチヤホヤされたい

オライリーで本出せたらきっと自信が持てるのに

 

端的に言えば社会におけるカラースターが欲しい

2018-08-15

anond:20180815203946

恐れ多くも先の副将軍みとみつくにこうにあらせられるぞ

町奉行杉田源之亟

2017-12-23

先の副将軍がおわさな

インターネッツ自由な代わりに黄門様がいないことが多いから大変だなぁって

権威主義的っちゃあ権威主義的なんだけど

からシャリと言って収めてくれる人がいるとだいぶ助かるのもまた事実だと思わない?

2017-05-13

恐れ多くも先の副将軍水戸光圀ちゃんにあらせられるぞ!

光圀ちゃんは高飛車ドジっ子美少女で決定として、

助さん格さんはどうしよう。

あえておっさん色を強めても良いかもしれない。

2017-05-09

時代劇水戸黄門」が健全民主主義を阻害する

日本では時代劇高齢者を中心に人気を博している。

特に、40年以上放映され、今なお毎日再放送されている「水戸黄門」は、その代表である

今回はそのストーリーいかに非民主主義的、非現代であるかを検証する。

水戸黄門主人公である水戸光圀の一行は、「越後ちりめん問屋」と身分詐称諸国を漫遊しているが、その先々では必ず商人の不当な物価の値上げや、代官の課す重税に庶民が苦しめられている。それを聞いた一行が、屋根裏に潜入し、また色気を使って捜査証拠をとる。そうして悪事を暴いた「越後ちりめん問屋」は、悪事を起こした者の怒りを買い、刀を交えることになる。最大の見どころであるチャンバラシーンのあと、権威象徴である「印籠」を見せつけることで、「先の副将軍である自身の正体を明かす。それを見た者はみな平伏し、悪事を働いた者は自分の過失を認め、登場した藩の者がその身柄を拘束する。最後は一件落着と一笑しまた旅を続ける、というのがストーリーの梗概である

この作品には

権力者の悪はさらに上の権力者しか裁けない」

庶民は無力で虐げられる存在である

権力者はどんな手段を用いても許される」

という世界観が透けて見える。これについて持論を述べる。

まず、「権力者の悪は更に上の権力者しか裁けない」という点について述べる。

本作の世界では、いつ来るかわからないような、国家から派遣された、さらに上の権力者しか悪を懲らしめられないことになっている。水戸光圀はその土地の者でなく、また問題解決した後は旅を続けてしまうため、対処療法的な解決しか行えない。地方にも自浄能力がなく、一回水戸光圀問題解決したあと、また同じような悪事不正が起き続ける。地方はそれを解決する術を持たないため、水戸光圀が来るのを待っているだけである住民当事者意識民主主義原理が欠落した「他人任せ」の政治は、今日日本の政治通底するものがある。

また、ある放送では、朝廷中納言悪事を裁いた際、「私は徳川の家来ではないので従わない」と反発したが、更に上の役職である左大臣が登場し裁いたという回もあり、「権力者の悪は更に上の権力者しか裁けない」という世界観をより強固なものにしている。

次に、「庶民は無力で虐げられる存在である」という点について述べる。

水戸光圀が「越後ちりめん問屋」と詐称しているにもかかわらず、庶民からは色々な苦情が持ちかけられる。旅する隠居にまで相談しなければならないほど、それほどまでに事態悪化してしまっていることがわかる。作中ではこのように圧政不正に苦しめられる庶民の姿がよく描写されるが、反対に実力行使に出ようとする庶民水戸光圀が宥める場面は皆無である。先述した住民他人任せの意識がここでも顕在化している。

欧州市民革命においては、圧政に苦しんだ市民の流血によって民主主義が獲得されたが、日本においては明治以降主権者の変更は市民革命ではなく、支配者同士の権力争いの結果に過ぎない。このように市民自らが流血し民主主義を獲得した経験がないことが、権力者任せの日本人気質形成しているのではないか

そして、「権力者はどんな手段を用いても許される」という点について述べる。

苦情を持ち掛けられた水戸光圀の一行は、全員が証拠裏付けのために捜査を行うことになる。しかし、その捜査方法卑劣である。「越後ちりめん問屋」と身分詐称した捜査は、当然警察権を保持する藩の奉行所許可を得ていない。令状なしに現場や物的証拠を取り押さえるという、現在の「法の支配原理からはかけ離れたものであるが、作中では身分詐称私人の警察権行使について議論されることは一切ない。奉行所水戸光圀の一行のおかげで吐かされた自白を聞いた後に、身柄を連行するだけという、警察組織の体をなしていないものであるが、水戸光圀がこれを一喝するシーンもない。

なお、作中で水戸光圀は「先の副将軍」と自称しているが、居候の身であるはずの前任者が悪を裁くことについての是非も議論されていない。これは現在においても、我が国では一線を退いた者が強大な発言力を持ち続ける事例が、政財界ともに存在している。

法の支配原理」「地方自治原理」「民主主義原理」すべてが欠落したこのストーリーを、多くの高齢者再放送毎日視聴し続けている。これでは、日本の政治に対する認識を歪めるものであり、健全民主主義国家としての市民意識が育たないことは当然である

2015-09-26

まれーぃ!静まれーぃ!(懐)

まれーぃ!静まれーぃ!

この紋所が目に・・・・静まれーぃ!

皆の者~、静まれっ!静まれっ!静まれーぃ!

このお方をどなたと・・・・静まれーぃ!

ええぃ!静まれっ!静まれーぃ!

さきの副将軍水戸の御老・・・・し、静まれーぃ!

まれーぃ!皆の者、静まれーぃ!

水戸・・・・静まれーぃ!静まれーぃ!静まれーぃ!

2009-02-13

書評: 中村彰彦・山内昌之黒船以降 政治家官僚の条件』(中公文庫

 あまりに面白いので休日に半日を費やして読了した。

単に幕末維新の歴史の知識だけなら、百科事典講釈師のような物知りも沢山いるが、この対談は人物評が現代的で、政治家として官僚としての力量を問う通信簿的な作業でもあり、ことごとくがリアリスティックなのである。

 しかも幕末維新を、本筋を外さないで不思議な逸話で溢れさせ、しかし歴史観の骨髄をしっかり守っている。

 経済視野から薩長会津を比較してみると、京都守護職を越前松平春嶽から押しつけられた会津松平容保は、財政的艱難辛苦に耐えなければならず、藩士1000名の京と駐留経費の捻出は並大抵ではなかった。京都島原遊郭で遊ぶカネがなく、だから会津武士京都人から嫌われ、薩長はすかれた。

なぜか。長州竹島経由で、薩摩沖縄を梃子に「密輸」をやっていて資金が潤沢、最新鋭の軍艦鉄砲も買えた。中村彰彦によれば加賀前田藩も日本海の北と密貿易を展開した銭屋五兵衛を黙認した形跡があるという。

密輸で設けた諸藩の志士らは、経費をちょろまかして島原で遊興もできた。

 本書で両人からコテンパンな酷評を受ける一つは御三家のなかでもイデオロギーの強い水戸藩、天下の副将軍勝手に僭称した水戸光圀は、伝説では「名君」だが、じつはとんでもない御仁だった。

水戸学が、やがて水戸藩を分裂させ、悲惨な内訌が天狗党の悲劇を生んだが、じつはその後も明治三年まで復讐劇が続き、難を逃れて群馬栃木あたりに逃げ、その末裔現在もいるという後日談も、なんだか、西南戦争に負けた西郷軍のうちの1500名ほどが台湾へ逃れ、現地民に同化したという歴史の裏面の話に通じる。

結局、水戸藩の“正義”の史観徳川幕府を毀した。

 

本書は、薩摩長州歴史意識政治構造科学天文学への心構え、軍事思想など似ているようで全く異なることを、これまた目から鱗のように別の視点からえぐり出している。

たとえば坂本龍馬が斡旋した薩長同盟の基軸の発想は公武合体の実現だった。

山内教授は「オーストリアハンガリー二重帝国」の例があるように、天皇を頂き、徳川薩長が二分するアイディア存在を告げる。

イギリスオールコックなどの歴史観世界の情勢から、倒幕に踏み切っていくプロセス西郷大久保坂本邪魔になったという闇の部分にも光を当てる。これは中村がまだ直木賞受賞前にかいた『龍馬伝説を追う』(世界文化社)にも詳しい。

また榎本武陽の「蝦夷共和国」構想も、じつはハプスブルグ家の「オーストリアハンガリー二重帝国」が発想にあった、と示唆する。

 脱線ながら、評者(宮崎)が鹿児島指宿の「伝承館」でみたパリ万博記録展示の或る部分に驚いた。パリ万博薩摩徳川幕府が出展した。薩摩焼など、パリジャンの度肝を抜いた。ともにそれぞれの勲章をつくった。

 薩摩は「薩摩琉球国」として勲章をだした。つまり独立国として、国際社会にアピールしていたわけである。

 もう一人、こっぴどく批判されているのは福沢諭吉だ。

福沢が欧米派遣のおりに経費を誤魔化して図書を買いあげたが、それは小学生程度の英語の本が多く、小栗上野介は「あの男の選択眼は節穴、語学能力はその程度だ」と評した逸話は有名だろう。

福沢は本来なら切腹ものだが、ばれて詮議にかかろうとしたとき徳川幕府が瓦解した。

他方では講釈やら近年の小説の裁き方や世評はともかくも、食えなくなった旧幕臣らの面倒をよくみた勝海舟と榎本武陽への評価が高い。

 

 さて表題も示唆する「黒船来航以後」の話であるが、アメリカロシア日本にとって最初の接触だったのは、幕末の混乱期における日本にとって僥倖であり、もし英仏のような『ならず者国家』が日本に先に乗り込んできたらどうなっていたか。

 シナにしかけたアヘン戦争のような略奪と、国内分裂は防げなかったのではないか。幕府フランス薩摩英国に頼ったが、本気で内戦にのめり込んでいったら、日本は良いように利用されたあげくに英仏の植民地化されていた恐れがあった。

 しかし幕末徳川幕府をさしおいて薩長が最新鋭の武器を大量に買えたのも、その先見性や薩英戦争、馬関戦争敗北の体験から軍事知識と実践があり、おりしも南北戦争が終わって大量の武器をもてあましたアメリカから大量に買い付ける。

 市場開拓を狙うドイツ人武器商人だったスネル兄弟は河井継之助長岡藩にガットリング銃を売りつけたが、会津に強力にテコ入れし、最後は榎本軍に従って函館戦争をともに戦った。

 ドイツはむろん、英仏米露の隙間を狙って日本での武器外交が主眼だった。

 しかし幕府敗戦により、スネルは代金を回収できず、兄はやがて会津武士団の食い詰め組を率いてカリフォルニアに移住したり、弟は御維新後、浅草落語を聞いていたとか。脱線する逸話もまた本質に付随した、人間の描写なのである。

 それにしても幕末維新を縦横に語る中村彰彦は歴史作家だから回天の内幕に詳しいのは当然にしても、なぜイスラム中世専門家である山内昌之が、ときに中村を唸らせるほど幕末日本精通しているのだろう。

 もう一つ不思議に思ってきたことがある。山内昌之教授は、『世界』と『諸君』の両方に論文を書く器用な論客でもあり、保守なのか旧左翼なのか、いまもよく分からないところがある。

 山内がいみじくも「後書き」に書いている。

国際会議で、オスマントルコ帝国解体過程やイスラム政治歴史と、日本近世近代との比較をよく問われる。国際的要請でもある。まして日本史を知らずして世界史を語れる筈があろうか、と。

 最後節あたりの日露戦争から大東亜戦争に至る山内の歴史講釈には、ちょっと首肯できない史観部分があるが、山内教授主観だから、その部分は聞かないことにする。

2009-01-24

リアル水戸黄門

黄門様 「助さん、格さん、もういがっぺよ」

格さん 「この紋所が目にはいんねーのけ!」

助さん 「こぢらにおわす方をどなたと心得てんだ、この。先の副将軍水戸光圀公だかんな!」

格さん 「おめーら、ちっと頭がたけーな? みしこら控けーろ、でれすけ、この」

黄門様 「代官、おめーの悪事、もうかんべんしねーかんな?」

代官  「いや、これは全て備前屋が……」

黄門様 「いやうっせーこと。よぐもま、そんなごじゃっぺえんな? おめげんとこの藩主に言っとくかんな、おっつけきつい沙汰があっかんな」

 
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