はてなキーワード: レシートとは
もちろん稼ぐにあたりお金をもらうにあたり請求書か領収書は出すわけだが、
大企業ともなるとBtoBなんぞしなくていいケースも多い。
鉄道きっぷの発売は、消費者取引として不特定多数に対して行われるものです。小売業や旅行業には、適格請求書の簡易版「適格簡易請求書」の発行が認められますが、鉄道会社もそれらに準じると考えられます。
企業間の取引にはフルフォーマットの適格請求書を発行してもいいのでしょうが、実務的には必要記載事項が含まれた適格簡易請求書(領収書やレシート)の発行で事足りることになります。
ま、課税事業者なら登録はして番号くらいはゲットしろというわけですわな。
さもないと多数の出張乗客からゴルァ((不適格レシートつかまされた苦情))が入ることが予測されるわけですし。
完全に海外しか納入先がない場合はやらなくてもすむんかもしれん。
それってでも、そもそも納税……、税務署に事業把握されてなくね?
ほなら俺らの小規模労働を集約してくれるサイトはん、中国で日本人下請け・内職者相手に開業したらええんちゃうやろか?
せやせや、ハリーポッターみたいなかっこええ小説を日本人下請けに発注して日本語翻訳させたるとかどないやろか!わいはスイスに住むんやからインボイス関係ないわ!
話がそれたけど、
まあそういうわけで、R5インボイス施行ってのは国内小規模事業者間での相互監視を強める増税システムです。(益税説は国会で否定済み)
既に、チェーンのコーヒーショップのレシートはインボイスに対応されていて、それを持ってきた社員がいて話題になった。
「これからは、取引先と入る店も、事前に『ここインボイス対応?』って聞かなならんのか」
「そこが駄目だったら他に回るんも変やしなあ」
しかし、うちの会社の規定ではそうしないといけないらしい。経理が面倒だから。
ところで、明々後日にジャニーズ事務所が事務所名を変えるかどうかの会見をするらしい。
性加害、人権問題は大事であろうが、メインの加害者はもう故人なので、個別に粛々と補償を進めればいい。
事務所名の変更よりも、もっと重要なニュースがありそうなものだが。
この問題の起きた最初の頃に、被害者の青年がメディアに向けて言っていた。
「メディアが、ジャニーズ事務所はそういう噂のある事務所であることを報道していたら、僕は事務所に入らなかったし、親も入れなかっただろう」と。
これには少し驚いた。
私はいくつか出版された暴露本の存在を知っていたし、ジャニー喜多川がセクハラ裁判で負けたことも知っていたからだ。
セクハラの度合いはともかくとして、少年愛的な傾向のある人物なのだろうと認識していた。
裁判があった当時に、今やっているくらいの報道があったら、まだ子供だった本人はともかく、少なくとも彼の親は見たのではないか。
でも、なかった。
施行する段階になって、今更騒ぐのはおかしい、政策立案時に反対すべき、と言われているが、その時期に十分な量の報道はあっただろうか。
クリエイターだけではなく、農業従事者や工業従事者など多くのフリーランスが困る、普通の会社員にも影響がある、とわかりやすく報道していただろうか。
見た覚えがない。多少はあっただろうが、今、ジャニーズの話題をやっているほどの量はやっていない。
ちなみに、ジャニーズの事務所名変更の半分以下の時間でインボイス関係の話題もやっていた。
「総理が必要な支援対応を指示しています」って、10月から始まるのに、今そんな状態なことに対して、なにか意見はないのか。
ジャニーズの件で「我々にも反省点が~」と言っても、その反省が行かされたようにはとても見えないが。
ちなみに『今更言ったって~』『決まっちゃったものは無駄だよ』について。
今からどうこうできるものではないのだろうが、やらないよりはやったほうがマシ、だと思う。
何もやらないのは賛成と同じ。
「みんな賛成だから何も言ってないんですよ」と言われるくらいなら、とりあえずNOを表明しておこう。
でも、ストライキは行われ、報道されて、会社でも話題になっていた。
売却後、建物に入る予定のヨドバシカメラは、ちょっとだけでもやりにくくなっただろう。
ヨドバシになるのが延期になったら、個人としてその間に転職出来たりする人もいるだろうし、話題になったことで、リストラされる人の交渉もいい方に働くかもしれない。
まったくの無駄というわけではない。
インボイスも粛々と実施されるだろうけど、反対意見が大きければ大きいほど、『次』はやりにくくなったはずだ。
そして、我々の側も学びを得た。
次に増税が検討される時は、法案の段階で大規模に反対をするべきであることとか。
そして、とりあえずTVはあてにならない。
いつも不思議に思うこと。
二桁以上の計算をしようとすると、夢がありとあらゆる手段でそれを阻止しようとしてくる。
普段なら電卓出して終了なのに、電卓が壊れてたりボタンがうまく押せなかったり、電卓そのものを探すことが阻止されたりする。
今朝の夢は、レジで会計が間違っているという夢だったのだけど、レジのおばちゃんが間違いを認めなかったり、別の人間が邪魔をしてきたり、問題も解決していないのにおばちゃんがその場を離れようとしてストレスの矛先が変わったりと、ずっと計算できないままだった。
夢の中だとどれもおかしいとはおもわないのだけど、目が覚めてから思い返してみると、数字の桁が何度も変わったり、レシートの数字が記憶できなくて電卓に打ち込めなかったり、数字を見ながら打ち込もうとするとボタンの位置が勝手に変わってたり、とにかくありとあらゆる方法で夢が計算させないように仕向けてきて、計算ができないことにいつまでもストレスを溜めるという最悪の夢だった。
夢の中で電卓に数字入力しても、計算するのは自分の頭なのだから正しい答えが一瞬で出てこなくても当然なのだけど、何故か夢は間違えた答えを出すのではなくて、計算させないように仕向けてくるんだよね。
俺は一体誰に操られてるんだ?
https://smart-flash.jp/entame/240978/1/
とぶち上げている
今年6月の時点でこの有様
【年収1000万円以下の小規模事業者が、消費税10%を新たに納めることになる】のはダウト
あえて書くなら
【年収1000万円以下の小規模事業者が、取引先の圧力で、適正業者にならざるを得ない可能性がある】だろうか
漫画家などが反発していたね
しれっと「消費税10%を新たに納める」とか書いてるけど、それを「させる」のは行政じゃなくて、取引先のオマイラだ
そう6月に至ってだ
単なる政局批判としてなされた批判だから、所詮こんなもんだった
それが、10月を控えた9月の記事ではこう
2500億円税収増にかかるコストは年4兆円…「生産性激落ち」で批判殺到
https://smart-flash.jp/sociopolitics/253480/1/1/
作業時間をベースに経理1人あたりの追加業務負担を計算したところ、月約1~2分、経理以外の従業員でも1人あたり月約7分、日本全体で月約1.4億時間の負担増となった
とか言い始めてる
もう、昔みたいにマスコミが「ドーン」とやって、世論を上書きするとかできなくなってる
結果として、昨今では、君たち国民一人一人が犠牲者足りえるのだとスライドしてきた
それも、零細は税金分を預かってなどいないとまで言ってね
でも、実体としては違う
仕入れた業者側が、免税業者で控除できなくなる、という企業増税だったんだよ
企業増税賛成とぶち上げて、「価格転嫁の違法整備」「圧力の根絶」に振ってれば、世間の反発を得ずに企業に増税をぶちかますという、政党理念にも沿った行動が出来たのに
「ポッケナイナイ」なる言葉が世間に広まってしまい、インボイス反対への批判が発生することになる
そりゃそうだ
消費者たる末端の市民は、商品に対して、10%の消費税が発生しているレシートで決済している
純然と、消費税分を払っている、にも関わらず
この欺瞞を内包したまま、うまく取り繕う言葉もなく、零細目線で闘った結果、どんな矛盾が発生したかと言うと
とかいう
お前らがずっと望んでた企業増税は、市民の生活を破壊するんか?というトンデモ発言
このインボイス騒動を初手から扇動した奴が【もし】いたとしたら
仕組みとしてオカシイ主張を、けれど弱者という立場の者にさせ、まんまと世論を分断せしめた
弱者救済を謳うものは、このオカシナ主張を支持せねばならず、論理が破綻し
このオカシナ主張を批判するものの出現で、視線を弱者攻撃に吸い取られ
誰も彼も、実際どういう手続きで、何が起こり、どう負担が発生するのか
大・勝・利で酒が旨い😋って奴だ
ざんねーん、まんまと踊ったはてなー共
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d098b4497766bc60430889e693f56d18051d2a3 より
消費税法で定められている消費税の納税義務者は、消費者ではなく事業者だ。私たちが消費税だと思って払っているのは、商品の一部価格に過ぎない。レシートには商品価格の110分の10の金額が消費税として単に記載されているだけなのだ。
「多くの国民はここで引っかかると思うんですが、日常的にレシートで消費税〇〇円と書かれたのを見て、洗脳されてしまっているのです」
これはインボイス制度反対論者からのよくある指摘だが、この考え方は誤っていると思う。インボイス制度に対する反対の声は理解できるが、誤った情報を元に語気を強めると、反対論者の信用そのものを失ってしまう可能性があると思う。自分は会計のエキスパートでもなんでもないので、逆に自分のほうが間違っていたら教えてほしい。(国民はバカだからすっかり騙されている、と言わんばかりの物言いも引っかかる)
例えば消費税法にはこうある。
第四条 国内において事業者が行つた資産の譲渡等(特定資産の譲渡等に該当するものを除く。第三項において同じ。)及び特定仕入れ(事業として他の者から受けた特定資産の譲渡等をいう。以下この章において同じ。)には、この法律により、消費税を課する。
ここには、事業者が行った資産の譲渡等に消費税を課すことが明記されており、消費者のみが免税されるという内容は記されていない。そもそも、消費者に食品を販売するとき、イートインとテイクアウトで税率が変わり、それが厳しく定められているのはそれが税金である証拠ではないか。
また、消費者が消費税を払っていない証拠として、元記事には以下のような文がある。
例えば110円の商品があり、レシートに《消費税10円》と書かれていると、消費税額は10円のように思える。しかし、店側が仕入れに33円を払っていれば、粗利益は77円。ここに110分の10を掛けた約7円が、実際に納める消費税額だ。
これもおかしいと思う。店が商品の仕入れに33円を払うとき、その33円のうち3円(10%)は仕入れ元が支払っている。つまり、消費者が支払った消費税の10円は、店7円と仕入元3円の合計で10円として国庫に納められることになる。
要するに、消費者から事業者へ、そして仕入元やそのさらに上流の事業者へと、納税の責任が伝播していき、最終的には消費者が支払った額がおおむね全額国庫に納められる仕組みとなっているのだと理解している(消費税の転嫁という)。
インボイスは全国民に負担強いる“消費増税”だった!「景気は悪化、生活がより苦しくなる」未来
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d098b4497766bc60430889e693f56d18051d2a3
読んでてイライラした
110円の商品は、110円の価値ある商品であって、10円は税金じゃねぇとかどの口がほざきやがる
110円(税抜き)の商品なら、消費税は11円で、税込み価格は121円になる
もちろん、免税店などはその限りじゃない
免税事業者は、取引に課される消費税がありませんので、「税抜価格」を表示して別途消費税相当額を受け取るといったことは消費税の仕組み上予定されていません
したがって、免税事業者における価格表示は、消費税の「総額表示義務」の対象とされていませんが、仕入れに係る消費税相当額を織り込んだ消費者の支払うべき価格を表示することが適正な表示です
免税業者は消費税相当額を受け取る事を仕組み上想定していないのだから
とか大嘘も良いところなんだよ
これも「ゴマカシ」だよ
110円の消費税は10円、33円の消費税は3円、10円から3円控除されるから、7円の納税になる
免税業者が33円側であるなら、仕入れた業者は3円を控除できない
とかならねぇんだよ
マジでこういうゴミが免税業者(フリーランス)の印象を悪くしてんだよ
ポッケナイナイしたいって表明じゃねぇかよ
迷惑なんだよ
あとさぁ
大手電力会社は、インボイス制度導入に伴い電気代の値上げを決めた。
これは各家庭が発電した電気を買い取った代金の消費税を控除できず、電力会社の負担となるため。
事業者の消費増税は、私たちの生活に大きく影響してくるというわけだ。
こうした値上げは、これから次々と起こるはず。
止めなければ─。
これもさぁ
リベラル勢からしたら、企業増税すれば国庫が潤って福祉に少子化対策に万々歳って話じゃなかったのか?
意味ないじゃん
ちゃんと考えて主張してほしいよ
これが1万いいねを集めてるのがつらい
モスバーガーのせいでメンタル崩壊し、心にトラウマを抱えました!精神治療必要なので治療費出してください!あと、この先30年苦しみ続けることになるので毎年売上3%貰えますか!?また、今後「モスバーガー」を目にするとあのポスターがフラッシュバックするので会社名変えてください!
引用欄も含めて強すぎる、「茶化すな!」っていう怒られが発生しそうだけど、この要求内容について文句言ったりメンタル崩壊を嘘つき呼ばわりしたりするのは全部ブーメランだし、なんならおたくたちはポスターの画像と今日のレシートとかも合わせて物的証拠出せそう
ハラスメントに大小も優劣もありませんからね……この方がまじで病んでいる可能性捨てきれませんので、この方を攻撃したひとたちは「被害者を誹謗中傷しているジャニヲタ」と同じになりますよ、お気をつけて
青葉が令和元年7月に何で襲撃したのかは分からないが、襲撃する場合、青葉の中でいくつかの主張を行い、激しく出たように思う。しかし、青葉の中でどのような事実が指摘され
そりがために、テロに断行するということに出たのかは、ニュースに事実が書いていないので分からない。俺はこの時にシェアハウスで寝ていてあまり興味がなかったし、なんかそういうのがあって
警官がレシートを集めていたという記憶しかないのだが、小説を盗まれたという主張しかない一方で、ガソリンで放火し自分自身も丸焼けになって出てきてあの状態であるという言語関係
から推測すると、京都アニメーションの流行らせた性風俗に対する激怒の表現のような感じがする。しかし、この種のテロは概して令和元年で終結しており、それ以降、この種の爆発はみられない
ように思う。
「ジャップはコンビニランチに10ドル使うのマジグラス(草)」みたいなのを自分には縁遠いと思ってた。
でも今はスーパーで2日分の食料買い込むと普通に3000円払ってる自分がいる。
酒を飲んでるわけでもないのに。
どこにこんな金がかかってるんだ?
レシートを見る。
惣菜300円✕6
パン200円✕2
お菓子300円
梨2玉400円
低脂肪乳130円
消費税300円
なるほど。
梨をヨーグルトやアイスのマルチパックにするだけでかなり浮きそうだ。
パンはスーパー隣接のパン屋のものじゃなくてヤマザキのチョコスティックにするか。
惣菜から野菜系は減らしてかわりにキャベツでも千切りにして食う手はある。
契約書袋綴じを指示されて和書の袋綴じをして怒られたって棘がバズってるけど
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2205369
いや、元々契約書の綴じ方も和綴じの袋綴じをしていて今でもやる場合があるのだ。そして昭和の契約書やら判決文、戸籍謄本などの法的文書は和綴じの方の袋綴じがされている。
そもそも現代の契約書の綴じ方には「袋」になっているところがない。なのに袋綴じと言われるのは和綴じから変わったからなのだ。
なんで平成中期というか1990年代前半に替ったかというと、コンピュータの出力法が変わったせいなのだ。
契約書などには割り印をする。ページの差し替えをされない為だ。そして契約時点で書面の内容に異存なしという意味で双方のハンコをページにまたがる形で押す。また背表紙の封紙と表紙にも割り印をする。
ページの割り印の仕方は、上の余白で折って隣のページとまたがる様に押印する。
でもこれちょっと無理やりだと思わない?
実は1990年代までは今のように両面印刷して製本するのではなく、原稿用紙のような升目用紙(内容証明用紙のようなの)に手書きで書き、それを半分に折って重ね袋綴じしていた。綴じるのに使うのは布の「こより」で、千枚通しで穴を開けてから紐を通す。河野太郎が廃止させたやつだね。だから千枚通しはオフィス用品だったのだ。
そして袋綴じされた紙を膨らませて片側のページを山型に折ってそこに割り印をしていた。
「ワープロ」を使うようになっても同じ。片面印刷して袋綴じにして割り印をする。
なんでパソコンじゃなくてワープロなのか?これは後で説明する。
戸籍謄本などはやはり手書きで同じように袋綴じされて割り印され渡された。
そもそも「謄本」と云う言い方をするのは、昔はコピーが無かった(青焼きはあるがコストが高くナンセンス)ので手写しであり、書面の中身を全部写したのが謄本で、労力が大変なので必要な部分だけ写したのが「抄本」だった為だ。今でも閉鎖謄本/抄本を請求するとこの形式で出てくる(流石にコピーを使うが)。そして和綴じ式の袋綴じで割り印されている場合がある。
こより綴じの方は昭和後期には省略されてホチキスになり、これは市役所や弁護士が先行したようだ。だが契約書類はこよりorこより+封紙+割り印が使用されていた。
コンピュータで印刷するというのは今では当たり前で、印刷するのは白いオフィス用紙で、一枚ずつ印刷される。
だが嘗てはコンピュータで使われるプリンタはラインプリンタが主流だった。ページプリンタはDTPなど特殊分野でのみ使用され、一般的なOA機器メーカーはラインプリンタしか製造していなかった。
ラインプリンタの用紙というのは、両側に穴が沢山開いてて薄緑などで罫線が引かれていて、ミシン目が入ってて切り取りが出来る連続用紙の事である。
ラインプリンタの場合、印刷の区切りが一行づつになっていて、プリンタに印刷指示が送られるとそのテキストを印刷して改行の必要がある場合は改行しそこで終了する。ミシン目まで行送りするという事は無い。
だから票として一枚ずつ切り離す場合は、ミシン目が来るところまで行送りを行って停止するという印刷指示を組んでおく。
また、嘗ての標準出力の延長でもあるのでコマンドラインとの相性も良く、リダイレクトやパイプ(|)でデバイスファイル(lp、PRN)にテキストを流すとそれが印刷されるという簡単さであった。
ラインプリンタはページプリンタに押されて無くなったかに見えるが、実はPC POSで印刷されるレシートはラインプリンタの生き残りだ。
プリンタの印刷方法はインクをしみ込ませたインクリボンを活字で叩くというのが主流で、日本語圏だと沢山のピンを弾いて打つ、ドットマトリックス方式が主流だった。これだと一字のドット数が16*16くらいが限界なので、細かい漢字は打てない。
だからカタカナ+数字しか出力されない伝票などの使用が主で、ページプリンタは普及しなかった。
一方、ワープロ専用機は最初からサーマルプリンタを備えていてページプリントが前提であった。だから普段のオフィス業務はコンピュータ+ドットマトリクス、文書の清書はワープロというのが一般的だった。
これで法的文書もワープロで作成し、縦書きで出力して手書きと同じ袋綴じにするというのが増えてきた。
今でも弁護士の文書で表題に倍角文字が使われたりするのもこの名残だ。
これがWindows95が普及するとページプリンタの普及も進み、イントラネットに接続される複合機が普及するなどで印刷=ページプリントとなったのだ。そしてやがて法的書類も両面印刷して製本するという形になった。
その時に本来の袋が出来る袋綴じは過去のものとなって袋が無いのに袋綴じと言われるようになった。故に今の袋綴じ方が当たり前になったのは20年位かと思われる。
因みにワープロより早くから、またワープロと平行する形で和文タイプというのがあり、これで升目用紙に、または白紙に升目用紙と同じ字の間隔で印刷するという方法もあったのだが、和文タイプというのはとても時間が掛かった。
この人は流石に遅過ぎなのだが、タイプするのが超絶大変な代物で、行政書士、弁護士など気合が入った士業と法務局、裁判所など気合が入った役所、気合が入った大企業の契約書など、兎に角気合が相当入ってないと使われない清書用アイテムだった。ある意味、100kgぐらいの巨大複合機より気合がある。
というわけで袋の部分が無いのに袋綴じという謎かけみたいな名前の背景にはオフィス史とコンピュータのプリンター史が隠れていたのであります。
昭和日本ではオフィス用紙も法的文書も原稿用紙も、B5だった。ずっとA4より小さい。会社でも役所でも裁判所の判決文でも全てB5だ。
だが1990年頃に役所関係の書類をA4にするというお触れが出た。これは国際化の一環で、ISOに定めれているのはA列だけでB列は日本独自規格。困ったことに当時一番の貿易相手国だったアメリカはアメリカンレターサイズをN倍したANSIという独自規格なのだが(またですか)、まぁレターサイズはA4に近いしA4を標準化すれば万事うまくいくでしょとの見込みだ。
これに数年遅れで企業も倣ったのでB5というのはパージされることになった。
世の中全部B5からA4に変わったのに、大学ノートだけはB5が主流のままだ。あれは何でなんでしょね?小さいと使いにくいのに。
今はオフィス用紙として白くてある程度の厚みがあるものが使われているが、これはコンピュータ印刷が一般化するまではとても薄いペラペラでテカテカつるつるしている紙が使われ、これが「公的な場所で使う」紙だった。
先述の手書き&ワープロの升目用紙も全てこの極薄+つるつるの紙である。両面印刷して製本されなかったのもこれが理由の一つだろう。
これは「カレンダー紙」で、紙を押しつぶす鉄製のカレンダーロールの間を極圧で通して押しつぶし、薄くする。
トレーシングペーパーやクッキングペーパーと同じだ。
また、請求書類の封筒は中の請求書の名前住所が見えてあて名書きを省略してあるが、あの透けた部分が透明ビニルじゃなくて透けた紙である場合もある。この透ける紙もカレンダー紙だ。
公的書類でカレンダー紙が使わるようになった理由だが、増田は羊皮紙の代替ではないかと考えている。羊皮紙は中世の欧州から使われていた「紙」で、羊やその他の皮膚の薄い動物の皮を剥ぎ、石灰水で皮下脂肪を除去して薄く削いで引っ張り、紙のようにした。 https://w.wiki/7FnV
鞣しをしないのがポイント。これは高額なので貴族の手紙や証文、聖書の写本など「公的」な書面に使われた。
これの代替の紙としてカレンダー紙が使われ、それが「高級紙」として日本に輸入されて、ペラペラなカレンダー紙を契約書や判決文に使うようになったのではないか?と推測している。
こういう訳で、昔の契約書やら公的書類などはやたら薄いのが特徴だ。破れそうで怖いのだが、そっとめくるだけなら破れない。
なお、トレーシングペーパーやクッキングシートは長期間放置するとバラバラに崩壊してしまう。これは硫酸で晒しをする為に酸性になっているからで、昔のペラペラ重要書類はそうはならないので、硫酸晒しをやってないのではないかと考えられる。