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はてなキーワード: 裁定とは

2022-08-16

レコメンドAI人間好き嫌い感情

人間日常生活を送っていて好き嫌い感情が芽生えるのは人生という名の列車から見える範囲しか裁定されないのであって

観測出来ないもの好き嫌いラベリングしようがない

から好きと嫌いは似通ったジャンルにあってもおかしくないわけである

しかレコメンドAIはそこを選別する能力はないので誤ったレコメンドをしてしまうのだ

レコメンドAIはい人間理解するのだろうか

2022-08-10

統一教会の会見に心が揺れる

文化人枠の人間は「つっこみどころだらけ」とか言ってるんだけどさ

個人的には街宣車罵倒されてるとか教徒の子供がいじめを受けてるとかいわれると理があるように感じちゃうのよ。

信者やめた人の話ばっかり訊いて修業にまい進してる現役信者の話はちっとも聞かない(だから印象操作だ)」ってのが特にしっくり来た

アイドルにたとえれば、アイドルアンチはその人を否定することしか言わないに決まってるわけだ。

アイドルアンチの話はそのアイドル自分が好きになれる存在かを知るのに参考にならない。

そういうように、信者やめた人間の話はそれはそれで否定に傾いたいわゆる偏見ありきのアンチ発言しか言わないに決まってるわけだよね。

から信者やめた人の話は参考にならない。

ここで問題なのは、現役信者の話もまた教会肯定的偏見が混じってることなんだよね。

なので現役信者の話もだめ。

じゃあ信者になったことがない話は?ただの無知お気持ち見解しかないよなそれも。

じゃあ誰の話聞けばいいんだよってのがこんかい問題裁定を下すにつけて難しいところだと思う。

anond:20220809000025

やられたらやり返すというのは方によってやり返したら終わりという前提があるから成立していたのですよ。

初代はハンムラビ法典でしょうか?

法が及ばない範囲でやり返すとどうなるかというと、やり返されたほうもやはり気に入らないのでまたやり返すんですね。

それが繰り返された結果、強いやつだけが気持ちよくなる(生き残る)ので、それは良くないだろうということ、それが「大人げない」んです。

やり返すのなら法に近いもの第三者がそれを裁定できる状況でなければならないのです。

2022-08-06

anond:20220806101212

役人先例主義だし、政治家意向があるからできるのが統一教会に対して名称変更拒否が精一杯だってことだろ。

まあ山上義士のお陰でカルト宗教に対して暴風が吹いているから今からでも統一教会宗教法人格剥奪必要だな。

あと多額の献金をする人間に対して心神耗弱をもとに成年被後見人にしてそれ以上の献金を止めさせたり、政治家宗教機関誌への投稿イベント参加を禁止させたり、消費者保護案件で幾度も無効化裁定されている団体勧誘制限させたりする法整備必要だな。

2022-07-28

anond:20220727182318

公式世界大会が行われる対戦型TCGについて「バランスが悪い上にルールの整備度が低くて破綻している」という指摘に対して、「そもそもそういうゲームじゃない」というのは焦点がズレていて反論になってないと思う。



これ論理破綻しているというか、「サリーアン問題」に近いものがある気がする。

公式大会をやっている」=「バランスルールが整備されていなければおかしい」を結びつけている等号(イコール)が本人の脳内しかないのにそれをこの世界押し付けるのを当たり前だと思い込んでる。

言葉を無理にでも圧縮して「なぜ、公式大会をやっているゲームでは、ルールバランス元増田比較対象にしたMTGと同じ程度のレベルで整備されていないとおかしいのか」についての論、せめて現状出来てしまっているロジックの飛躍(ミッシングリンク)を埋められる物を言わなきゃおかしくないか

そもそも元増田比較対象にしたMTGだって裁定が揉めて大会ジャッジが呼ばれることはあるし、デッキカードを握っている比率ヤバイレベルで偏ってしまっていることだって多数報告されているのに、遊戯王が圧倒的に劣っているかの如く語っていることに違和感があるわけだが)

なぜこんなフニャフニャな思い込みだけを投げつけたコメントスターが集中しているのか理解できない。

anond:20220728014237

ちょっとミスしましたが、さきほどの虚無魔神と壊獣の裁定破綻はなく例外ではありません。一般的ルール範囲内で収まります

例えば虚無魔神がいるときに融合を発動して融合素材にしたり、シンクロやエクシーズの素材にすることはできません。

そう考えると割と普通なルールですよね。

これが虚無魔神と壊獣というあまり見ない組み合わせるなのでわかりづらいだけです。

こっちのほうが空撃ちに近く例外処理として扱えます

「妨げられた壊獣の眠り」は、自分または相手モンスターゾーンに「壊獣」と名のついたモンスター存在する場合でも発動する事ができます

その場合、お互いのフィールド存在するモンスターを全て破壊し、『その後、デッキからカード名が異なる「壊獣」モンスター自分相手フィールドに1体ずつ攻撃表示で特殊召喚する。この効果特殊召喚したモンスターは表示形式を変更できず、攻撃可能場合攻撃しなければならない』処理も通常通り適用されます

https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=19928&keyword=&tag=-1

壊獣がいると別の壊獣を出す行為も許さないのに、それができてしまう。

anond:20220728014237

まとめると、遊戯王ルールが後付的に決められたものであって、例外も多いことは事実だと思いますがそれを以て破綻した理由だと言うには論理の飛躍があると思うのですがいかがでしょうか。

これ開き直ってるだけじゃね?

例外規定だらけだけど競技シーンでまず見ないからセーフ」みたいなこと言ってるよな?

例外も多いことは事実

これ認めた時点で話終わってるだろ

カードテキストで完結しない裁定だらけでwiki見ないとわかんないとか普通に破綻してんじゃん

実際のデュエルほとんどみかけなくてもそういうカードポコポコ存在している時点で言い訳にならんと思うが

anond:20220728001528

はいはい、そうですね例外はありますね。

ただあなた自身が言っている『灰流うららは読めば問題ない、というのは、実はwikiの項目が非常によく整備されており、かつ使用頻度が高く多くの人が解説をしているからに過ぎない』がほぼ全てで、実際にゲームをする上で把握すべき特殊裁定カードプールに対して非常に少ないです。そして現実に、例に出ているような虚無魔神アルティメットファルコンみたいなカードに遭遇する機会はほぼありません。マスターデュエル配信されてそろそろ半年になりますが一度も使われたことはないです。

なので基本的プレイに関しては基本ルールに則っていればよく、偶に特殊裁定にあたるので『遊戯王基本的ルールに対して矛盾する処理がある』という主張であれば私自身も思うところはあり賛同できますが、ではそれがカードゲームとして破綻している主因であるかと言われればそれはNOだと思います普通にプレイする上では通常ルール理解していれば大抵の場合問題ないです。そしてトリケライナーって環境有効メタ札として認識されていなかったというだけで別に特殊裁定ないですよね。

そして総合ルールという形で記載されていないのが破綻している主因であるというのも根拠が薄いと思いますそもそもパーフェクトルールブック、インストラクター制度公式の窓口がある時点で十分な気がしますが)。そもそも実際に総合ルールを先に読んで完全に理解した上でゲームプレイするプレイヤーってどの程度いるのでしょうか。私は遊戯王に限らず他のカードゲームもやっていましたが、実際には先にベーシックルール理解が最低限で、詳細はプレイしながら後から理解することを推奨しているのがほとんどだと思います。例えばハースストーンプレイする中で、聖なる盾をもったミニオンダメージは防げるが破壊は防げないことを知ったのは総合ルールからではなくプレイ中だったと思いますし、いま検索しても公式情報はすぐに見当たりませんでした。

まとめると、遊戯王ルールが後付的に決められたものであって、例外も多いことは事実だと思いますがそれを以て破綻した理由だと言うには論理の飛躍があると思うのですがいかがでしょうか。

anond:20220728001528

はいはい、そうですね例外はありますね。

ただあなた自身が言っている『灰流うららは読めば問題ない、というのは、実はwikiの項目が非常によく整備されており、かつ使用頻度が高く多くの人が解説をしているからに過ぎない』がほぼ全てで、実際にゲームをする上で把握すべき特殊裁定カードプールに対して非常に少ないです。そして現実に、例に出ているような虚無魔神アルティメットファルコンみたいなカードに遭遇する機会はほぼありません。マスターデュエル配信されてそろそろ半年になりますが一度も使われたことはないです。

なので基本的プレイに関しては基本ルールに則っていればよく、偶に特殊裁定にあたるので『遊戯王基本的ルールに対して矛盾する処理がある』という主張であれば私自身も思うところはあり賛同できますが、ではそれがカードゲームとして破綻している主因であるかと言われればそれはNOだと思います普通にプレイする上では通常ルール理解していれば大抵の場合問題ないです。そしてトリケライナーって環境有効メタ札として認識されていなかったというだけで別に特殊裁定ないですよね。

そして総合ルールという形で記載されていないのが破綻している主因であるというのも根拠が薄いと思いますそもそもパーフェクトルールブック、インストラクター制度公式の窓口がある時点で十分な気がしますが)。そもそも実際に総合ルールを先に読んで完全に理解した上でゲームプレイするプレイヤーってどの程度いるのでしょうか。私は遊戯王に限らず他のカードゲームもやっていましたが、実際には先にベーシックルール理解が最低限で、詳細はプレイしながら後から理解することを推奨しているのがほとんどだと思います。例えばハースストーンプレイする中で、聖なる盾をもったミニオンダメージは防げるが破壊は防げないことを知ったのは総合ルールからではなくプレイ中だったと思いますし、いま検索しても公式情報はすぐに見当たりませんでした。

まとめると、遊戯王ルールが後付的に決められたものであって、例外も多いことは事実だと思いますがそれを以て破綻した理由だと言うには論理の飛躍があると思うのですがいかがでしょうか。

anond:20220727231827

Q: 「虚無魔人」がモンスターゾーン存在する場合、「妨げられた壊獣の眠り」を発動できますか?

A: 「虚無魔人」がモンスターゾーン存在し、そのモンスター効果適用されている場合には、「妨げられた壊獣の眠り」を発動する事自体ができません。

https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=6411&keyword=&tag=-1

①:フィールドモンスターを全て破壊する。その後、デッキからカード名が異なる「壊獣」モンスター自分相手フィールドに1体ずつ攻撃表示で特殊召喚する。この効果特殊召喚したモンスターは表示形式を変更できず、攻撃可能場合攻撃しなければならない。


Aがフィールドモンスターの全破壊でBがデッキから特殊召喚に該当する。

虚無魔神存在すると特殊召喚が行えないため、Bの処理はできない。しかし前提となるAの処理には干渉しないにも関わらず、この場合カードの発動自体ができないことを意味する。

似た例としてスターライトロードがあるが、これは虚無魔神があっても発動でき、前半の無効化だけは処理できる。

「虚無魔人」の『①』のモンスター効果適用され、モンスター特殊召喚する事ができない場合でも、「スターライトロード」を発動する事ができます

エクストラデッキに「スターダストドラゴン」が存在するかどうかによって処理に違いはありません。)

なお、この場合、「スターライトロード」の『その効果無効にし破壊する』処理は通常通り適用されますが、『その後、「スターダストドラゴン」1体をエクストラデッキから特殊召喚できる』処理を適用する事はできません。


また、RR-アルティメット・ファルコンは相手フィールドモンスターがいなくとも(2)の起動効果を発動できる

相手モンスターゾーンモンスターが1体も存在しない場合でも、自分のメインフェイズに「RRアルティメット・ファルコン」のモンスター効果を発動する事はできます

その場合、『相手フィールドモンスター攻撃力は1000ダウンし』の効果適用されるモンスター存在していませんが、『相手カード効果を発動できない』効果適用される事になります

https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=18169&keyword=&tag=-1

これらをA,Bの関係性で説明するのは非常に難しい

こういったものを的確に説明できるほどには今の遊戯王ルール整備が整っていないと考えるのが自然

スターライトロードは、後半の特殊召喚マクロコスモス同様に任意であるがために前半の効果を使える、というのはまだわかる

だけどアルティメット・フェルコンが相手モンスターのいない時に効果を発動できることが空撃ちに該当するかどうかを即座に判断するのは難しいだろうな

遊戯王が「読めばわかるルール」ならばカードだけで全てが完結してよいはずなんだ

だけど多種多様裁定裁定変更は多く、調整中の箇所も無数にある

灰流うららは読めば問題ない、というのは、実はwikiの項目が非常によく整備されており、かつ使用頻度が高く多くの人が解説をしているからに過ぎない

トリケライナー大会で使われるまで多くの人がそのカードの使い方を知らなかったのは有名な話

結局、カードを読めば問題ないというのは実は奢りじゃないか

マクロコスモススターライトロードに関しても、特殊召喚任意からデッキに出せるモンスターがいなくとも発動できる、というのは初心者初見理解するのは無理がある

もちろん、基本的ルールに則っているのは事実だろうけど、ルールってどこに書いてある?

総合ルールというものがなく、非公式wiki公式データベース、あるいはパーフェクトルールブックに載っているかスターターについている薄い冊子だけ

まり「Aを処理できるならBを処理できなくとも発動できる」というルール自体は、実際は裁定をみるかwikiを読むか、事務局質問することで判明する

それ自体反証が多いため、実際に本当のルールがなんなのかを読むのは厳しいところ

総合ルールという形で遊戯王が明記していない以上、遊戯王はいつまでも裁定を読み解き、副読本に頼ることでしか遊べない

マスターデュエル等はそれを簡素化したが、決して実装が正しい処理ではない

2022-07-27

遊戯王破綻しているのはルール裁定の積み重ねだからではない

マスターリンクスやってるYP(遊戯王プレイヤー)です。最高ランク維持しており、非公認ですが大会入賞は一々数えてない程度にはあるのでちょっとだけやり込んでる方だと思います。紙はやってません。

元増田の言っていることは現代遊戯王には当てはまらず嘘に近いです。例えば増田が例に上げている灰流うららは以下を『含む』効果無効にするを効果を持っています

デッキからカードを手札に加える効果

デッキからモンスター特殊召喚する効果

デッキからカード墓地へ送る効果

この効果では、例えば「デッキからセットする」効果や「デッキから発動する」効果無効にできない。含んでいないのだから当たり前である。もちろん、上記に対する公式裁定は大量にある。しかしこれらを読み解かなければプレイできないというよりはテキストを読めないプレイヤー向けに予めおいてあるというだけであって大抵のプレイヤーはこんなものを全部読んだりはしない。日本語が読めれば意味がわかるからだ。

https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=12950&request_locale=ja

因みに『含む』を強調したのにはわけがあって、この文言があるかどうかで遊戯王では有効範囲が変わる。例えば効果の処理時に『モンスター特殊召喚する』か『カード破壊する』か選べる効果が発動された場合、『モンスター特殊召喚する効果無効にする』効果では無効にできない。効果の発揮時点ではモンスター特殊召喚するかどうかは定まっていないからだ。一方で、『モンスター特殊召喚する効果を含む効果無効にする』効果であれば無効にできる、理由簡単で、効果テキスト特殊召喚する効果が含まれいるからだ。テキストを読めばわかる。

また空打ちが可能かどうかがカードごとの特性を把握しなければわからない、というのも普通に嘘だ。例えば元増田はAとBの処理を行うカードと雑な説明をしているが、実態としては『Aの処理のあとBの処理をする』効果と、『Bの処理をしたあとにAの処理をする』効果がありえる。ここでプレイヤーがAの効果を処理できない状態であった場合後者効果けが発動できる。これは後者は発動した結果としてBの処理を行えるのに対して、前者はBの処理を実行する前提条件としてAの処理を実施しなければならず、発動したとしてもAとBの両方の効果を処理できない、つまり空打ちとなってしまうからである(だたし、前段が部分的に処理できた場合に後段の処理を実行できるか、みたいな裁定頼みのケースは多くはないもののある)。一部の特殊裁定を除いて、基本的には遊戯王ルール統一された規則に則っている。もちろん規則自体裁定の積み重ねの結果であるという面は否めないが、基本的には規則がわかっていればテキストを読むだけで理解できるルールになっている。また一部の特殊裁定については古いカード殆どである

遊戯王は初期にルールが未整備な状態テキスト作成しその後テキストに合わせてルールを作ってきた、という経緯は確かにある。しかしどうしてもルールに組み込めなかった一部の古いカードを除いて基本的には事後的に統一されたルールの中で処理が可能であり、少なくとも最近刷られたカードルールを前提としてカードが作られている。古いカードについても、再販時にはルールを前提としたテキストエラッタが行われている。元増田のような嘘が非YPに信じられてしまうのは悲しいので、嘘は嘘であると主張しておきたい。

そして現役YPからみて『遊戯王』が破綻しているかと言われると、主語が大きすぎて何とも言えない。遊戯王はもはや紙(OCG、TCG)だけではなくマスターデュエルデュエルリンクスラッシュデュエル、そしてもうすぐリリースされるクロスデュエルと展開を広げている。自分がやっているのはマスターデュエルデュエルリンクスだが、確かに現在マスターデュエル環境破綻していて先攻が圧倒的に有利な回りくどいコイントスゲームになっている。ただこれはシステム的な要因ではなく先行に有利なカードがなぜか規制を受けずに野放しになっている(マスターデュエルではOCGのカードが遅れて実装されるが、OCGの同時期に規制されていた過去カードであっても規制されずに使えるものがある)からであり、ほぼ『抹殺指名者』と『勇者』が悪いので規制がかかれば正常に戻ると思われる。リンクス現在群雄割拠の良環境であるクロスデュエルクローズベータをやったけど破綻してるので転けると思います

anond:20220727011240

anond:20220727185533

「昔のカードは~~~」とか言うならマナがあって高尚なカードゲームであるはずのMTGだって意味不明ものばっかだしな。

そもそも裁定読んでもケースバイケースが複雑すぎたり、概念自体マジで難しくて説明読んでも勘違いが横行するフェイジングとかもあったしなあ……

anond:20220727192243

仮にマスデュエから始めた紙を知らない新参に大して裁定になんか困らないし手間にもならないでしょと切り捨てられたところで

カード個別名出して「あれも!」「これも!」って何とか下げようとする意味ってなんなん

どうこう言おうが数回デュエルして一回当たるか当たらないかカード特殊条件における裁定なんて大部分のプレイヤーには関係ないし、突然「紙のカードの現状をご存知でない?」とマウント取るのもほんまきもい

anond:20220727190604

そこに列挙したのは「9期以降テキストがある」かつ「カード個別特殊裁定を把握してないと挙動理解できない」カードでパッと思いついたもの

からそいつ自身が膨大な裁定を抱えてるわけじゃなくて、膨大な個別カード裁定を知らないと〜ってやつだね

(カード1枚〜数枚にほぼ専用の膨大なルールがつくカードも残念ながらまだある。例えば邪神や銀幕の鏡幕)

手札抹殺限定的に空撃ちができて、かつ普通はその用途(大量デッキ破壊によるライブラリアウト)で採用されるカード

から普通プレイ」でも知らないと勝敗に直結する

anond:20220727185451

懐かしいカードきたなと思って手札抹殺効果ウィキ読んだけど膨大な裁定必要な場面がわからなかった

いや、何かのカード効果特定場面で干渉したりするのかも知らんけど、「普通プレイには困らなくね?」の反例としては適切ではなさそう

anond:20220727183024

最近カードはかなりテキスト整備されてるし、環境カードで「裁定読まないと効果がどうなるか分からない」みたいなシチュエーション殆どないよね。

anond:20220727183024

ダメステ周りと攻守増減周りだけでも十二分に複雑でしょ

いわゆるKONMAI語は9期以降だいぶ意識して減らされてきたけど、それでもアーゼウスとヴェルゼビュートとか壊獣の眠りとか手札抹殺とか未界域みたいなテキストから読み解けるわけない裁定の違いはあるわけだし

anond:20220727011240

コンマイ語とかネタにされる大部分の要因である対象を取る取らない辺りのテキストのお決まりだけググればプレイには困らないのでよくある遊戯王dis裁定云々は正直大袈裟なんだよなあ

anond:20220727011240

マスデュエからまともに始めたけど、膨大な裁定を読み解くことが必要なほど難解なカードなんか実際プレイしていて出会わななくない?

あんだけカード枚数と歴史があればそりゃ変なマイナーカードもあるんだろうけど、大声上げるほどプレイ感には支障をきたさな

遊戯王マナがないか破綻しているのか

追記

コメント返しはしないと言ったが、やはりこういう誤読があるので後でいくつか問題をだす。単にテキストが整備された程度で解決しないことが未だに大量にある。発動できるかどうかに関しても実に難しいんだよ

“発動ができるかどうかは状況やカードごとにバラバラだ” これはちょっと違うかな。第9期(2014年)くらいか改善されていて、テキストを読めば発動できるタイミングがわかるようになっている。

---

YES

けれどそれだけではない

遊戯王マナエネルギーの要素が無いかそもそもゲームとしては破綻してる」って話を聞いてまあ言いたい事は分かったけど序盤から派手に動けたりコストを貯める地味なシーンがないのでデュエルを省略せず描けたりとアニメ漫画だと滅茶苦茶優秀なんですよね。

ここ漫画発祥TCGって感じがする。

https://twitter.com/punsukabooks/status/1551752118704521220

遊戯王アニメマンガをみていればわかるけど、一ターンに何度も召喚を繰り返したりして強力なモンスターを呼び出すなど派手な演出が非常に多い

ゆえに販促アニメとしては非常に優秀だし、何をしているのかわからなくともなんか凄いことをしている雰囲気を出せればいいので映像作品として向いている

マナ管理するのはカードを動かすより地味な上にリソース管理という側面をださないといけない

それを本格的にしだすとカイジになってしまうので、動きを重視する場合には遊戯王のほうが向いている

話が変わるが「すべての人類破壊する。それらは再生できない。」という漫画オススメからよめ。


ではアニメマンガではないカードゲームとしての遊戯王はどうなのか?

これは間違いなく破綻しているし終焉に向かっているというのが正直なところだ

単純にいえば、相手1ターン目に後攻プレイヤー自分の場にモンスターを並べることすら可能であった

言ってる意味がわからないと思うが事実

先行プレイヤーの1ターン目なのに、なぜか後攻の側が手札のモンスターを次々に召喚し場を揃え、相手カードをどんどん妨害してしまデッキ存在した

マナ管理要求するカードゲームにはまず絶対に起こり得ないことだ

先行1ターンでデッキを引き切ったり、相手の手札を全て0にするなど、遊戯王は本当になんでもありだ

アニメではモンスター同士の熱いバトルが楽しめるが、最近遊戯王OCGではモンスター同士の戦闘ほとんどないことすら普通になっている

しろ敵は制限時間であることも多い

まりに1ターンでできることが多く、様々なカードを駆使するためか、遊戯王は高度なパズルゲームと呼ばれることがある

もはや対戦ゲームですらない

この原因は、マナがないこともそうだが、レギュレーションなどを作らず禁止改定エラッタのみに頼った手法が主な原因だ

古いカードも使えるというメリットはあるが、単純に膨大すぎるカードプールデッキを複雑にしインフレを加速させる

これが直近3年以内のパックやストラクチャーのみで構築したものしか大会に出られない、というならそうはならなかった

あるいはフォーマット複数設ければよかったのかもしれない

現代遊戯王一方的相手の展開をみて関心するだけということも多い壁ゲーである

そしてそのインフレも実はまだまだ広がっており天井知らずというのも恐ろしい

それを端的に理解するには、今の禁止制限を見ればわかるだろう

なんと、ブラックホールサンダーボルトが無制限カードになっている

15年以上禁止されていたカードが今では3枚フルに使えるのだが、それほど環境インフレ化しているのだ

でもそれは遊戯王破綻というには生易しい

本当に破綻しているのはルールの方だ

遊戯王ルールがややこしいと言われるが、その実態総合ルールを設けずカードごとの裁定を積み重ねるという独特の手法にある

総合ルールとは、公式カードの動かしかたをまとめたもの

もちろん遊戯王にも似たものはあるが、その範囲は非常に狭い

例えばMtGではカード用語が増えるとそれに応じて総合ルール改定される

コリアというセットで登場したカードには「変容」という複雑なキーワード能力があるが、それも総合ルールに含まれており、事細かくルーリングがなされている

もちろん全てにおいてこれが通用するわけではないものの、多くのTCGはこういった総合ルールを基盤として、カードごとの裁定を最小限にしている

一方で遊戯王は簡易的なルール存在するものの、カードいくら増えても大本ルールはあまり変更がない

2年ほど前に大規模な改定があり一部はわかりやすくなったが、それでも根本的な部分は裁定もの

無効」という概念がある

これはカードの発動や効果をなくすことを意味するのだが、この無効がどこまで影響しているのかはカードごとにバラバラ

そしてそれを読み解くことは非常に難しい

例えば灰流うららというカードがある

このカードデッキから特殊召喚をする効果を含む効果にチェーンして無効にできるが、特殊召喚効果を含む、とはどこからどこまでなのかはわかりづらい

一見特殊召喚する発動する効果みえてそうでなかったりと、カードごとの特性を全て理解していないと対処できないのだ

こういったことは本来総合ルールとして「~を含むという用語に関する記述」という形で明記されておかなければいけないのだが

遊戯王はそういったことは一切せず、全て裁定と言うかたちでカードごとに膨大な資料を用意している

他にも「スキルレイン」「王宮のお触れ」「抹殺指名者」「冥府の魔王ハ・デス」というカードはそれぞれ無効化の範囲が違っている

どのカードでどの効果無効にできるかを理解するのは、極めて膨大な裁定資料を読み解くしかない


他にも、他のTCGだと空撃ちが可能であるのに、遊戯王ではそれができない

空撃ちとは無意味な行動のことであり、例えばフィールドモンスターがいない場合には全体除去のカードを発動できない、というのが空撃ちの禁止に当たる

これは一見問題ないようだが、複数効果のうちどれかが使用できない場面においてはややこしいことになる

仮に1つの効果で、AとBという2種類の効果処理を行うカードがあるとしよう

なんらかの都合でBだけが処理を行えない場合遊戯王ではこれは発動できるのかどうか

実は「カードごとに違う」というのが正解だ

他のTCGでは、可能な限り処理を行うのが基本原則となっている

からBだけが行えなくともAを行えるなら発動できるしAの処理までは可能

しか遊戯王では前述のように空撃ち、つまり無意味な行動は原則禁止されており、発動時に効果処理ができるかどうかまでを条件としている

にもかかわらず、発動ができるかどうかは状況やカードごとにバラバラ

もちろんそれを読み解くことはできるが、そのためには膨大な裁定資料をもとにしなければならない

テキストの読み方という基本ルールすら曖昧なのだ

この根本は、遊戯王カードゲームとして重要ルール整備という基本動作を怠り、カード裁定という形でその場しのぎの対処をしているからだ

つまるところ、遊戯王ルールが複雑なのではない

遊戯王ルールほとんどないのだ

少なくとも長い歴史を持つMtGポケカに比べると、圧倒的にルーリングに関しては未整備なままだ

カードごとにルール付与され、それを最低限度のルールで縛っているにすぎない

カードが先でルールは後付だ

ルールはいわば道路のようなもの

そこにカードという車を走らせるのがカードゲームだが、未整備でどこからどこまでが道路なのかもわからないところを、一切の制限免許メーターもない車を走らせているのが遊戯王

どこからスタートコースなのかも曖昧なままひたすらガソリンが切れるまでエンジン全開で走るだけのゲーム破綻していないわけがない

それも、単にレーシングカーだけでなく土木作業車や船すら走らせられるという状況だ

カードが通った跡を無理やりレーシングコースにしている、といってもいい

リング制限時間禁止技のない異種格闘技戦とも言える

喧嘩という形で余興としては楽しめても、ゲーム性が皆無だ





基本的にこれは独り言なので一部には誇張や曲解もある

正しいことを伝えるというより、愚痴や発散に近いので、特にコメント返しなどはしない

2022-07-14

anond:20220714232349

増田通話してるフリしながら「お姉さんかわいいね」と言ったセンが否定しきれないのでキモいのは増田の方という裁定になります

2022-07-07

遊戯王の好きなカード

みんなはどんなカードが好き?

ブルーアイズ?ブラマジ?ネオス?

スキルレイン

永続罠

1000LPを払ってこのカードを発動できる。

(1):このカード魔法&罠ゾーン存在する限り、

フィールドの全ての表側表示モンスター効果無効化される。

好きなカードの筆頭はスキド

初期の方からある無効化カードだけど、現在でも使える有能さに加えて、数多のデュエリストに対して「無効」という概念重要さを教えるきっかけとなったカードの一つ。このカード特にならず者傭兵部隊」や「スターダストドラゴン」のように自身リリースして発動するモンスターとの相性が良いことで知られる。初心者は難しく思えるのだけど、コスト概念無効化の仕組みを理解するにはい試金石だったりする。

そして実はこのようなフィールド限定する無効化は数が少ないく、初期からあるのに異端カードでもある

エフェクト・ヴェーラーや灰流うららとは無効範囲や考えが違うのが厄介だけど面白い

ブラックローズドラゴン

全体破壊と起動効果を併せ持ったシンクロモンスター。このカードはかつて存在した「起動効果優先権」に関するルールで頻繁に取り上げられていた。かつて、モンスターの起動効果MtGと似て召喚成功時に優先権を失わずに発動ができた。つまり召喚成功したら落とし穴を発動される前に起動効果を発動でき、特に自身リリースして発動できる「ならず者傭兵部隊」は妨害を受けにくい除去の代名詞だった。

ブラックローズシンクロ召喚成功時の誘発効果と、相手モンスター攻撃力を0にする起動効果の2つを持っている。

まりかつてのルールならば「誘発効果を発動する」か「誘発を使わずに起動効果を誘発と似たタイミングで使う」という2つのパターンを選べるというやばいモンスターだった。当時は環境デッキにもしばしば登場した汎用モンスターだけ合って、その使い方で多くのデュエリストを混乱されていた。今もそのルールがあったのなら、アクセスコードトーカーが最強カードになっていただろう。

今はルール改定されて召喚成功から優先権を一度放棄しないと起動効果を使えなくなった

サンダーブレイク

いわゆる「コスト効果の違い」でおなじみのカード。かつての遊戯王コストなのか効果なのかが非常に分かりづらく書かれていた。

なのでこのように手札を捨てる行為暗黒界を捨てても発動するかどうかで揉めることが非常に多く、遊戯王テキストの整理を促す過程を辿った一枚といえる。

氷結界の龍トリシュー

対象を取らない除外という最強の除去を持つカード

このカードの旧テキストやばいくらいにわかりづらく、公式裁定をみてもこれが対象を取らない(発動時にどのカードを除外するか選択せず効果解決時に決定する)ということを読み取れない人が続出した。

現在は非常にわかやすくなっていたけど、その凶悪効果汎用性と分かりづらさもあって大量の怨嗟の声が上がったカードでもある。

クリッター

フィールドから墓地に送られるという極めて簡単な条件でカードをサーチできる万能カード。それゆえに禁止制限をかつて受けていたけど、このカードは「同時に複数カードが発動した場合」の処理で最も引用されたカードでもある。例えば「氷帝メビウス」をクリッターをリリースにしてアドバンス召喚した場合、クリッターとメビウスの誘発効果をそれぞれチェーンさせて発動する。本来は誘発効果はチェーン1でしか発動できないのだけど、例外的にこのような処理をするという説明で一番わかりやすく使いやすカードとしてクリッターは重宝された。

灰流うらら

わずとしれた手札誘発の妨害カード筆頭。

ただ、このカード無効にできる範囲がわかりづらいことでも有名で、デッキから特殊召喚を含む効果というのが何を意味するのかを説明する上でとても重宝する

デビルフランケン

かつて蘇生制限がなかったときに暴れたカード現在正規特殊召喚をしていないカードが直接墓地から出せない仕様になっていることから、このカードが与えた影響は大きい。

2022-06-05

ブコメ民は質の低い共産主義者

何か問題が起きるとすぐに理想論を振りかざすが、現実人間感情や柔軟性に乏しい体制があることを全く無視している場合がある。

育休の件で言えば、理想運用はもちろん誰が育休を取ってもうまくまわることに疑う余地はない。しかし、そんなすぐに欠員採用できんのだ。そんなすぐに人を育てられんのだ。食い扶持を稼がにゃならんのだ。ギリギリバランス経営しつつも、少しずつ良い組織にしようと思っている会社だって多いのだ。

みんなが完璧ではない社会を生きている。それでも、この社会には意志の力からでどうにかなる余白が残されている。

大した知見もなく、狭い視野知ったかぶり上から目線にまみれ、すぐに理想論見地に立って超越的に物事裁定するブコメ民は、かりそめの平等を愛する質の低い共産主義者のようだ。社会は超越者によってではなく、われわれによって運営されている。本質的平等はつくり得ないが、平等に近づける努力をして生きている。

ブコメからは、地上の楽園と同じ時代を生きていたらすぐに着いていっちゃいそうな雰囲気を感じる。

anond:20220604133558

ブコメ民は質の低い共産主義者

何か問題が起きるとすぐに理想論を振りかざすが、現実人間感情や柔軟性に乏しい体制があることを全く無視している場合がある。

育休の件で言えば、理想運用はもちろん誰が育休を取ってもうまくまわることに疑う余地はない。しかし、そんなすぐに欠員採用できんのだ。そんなすぐに人を育てられんのだ。食い扶持を稼がにゃならんのだ。ギリギリバランス経営しつつも、少しずつ良い組織にしようと思っている会社だって多いのだ。

みんなが完璧ではない社会を生きている。それでも、この社会には意志の力からでどうにかなる余白が残されている。

大した知見もなく、狭い視野知ったかぶり上から目線にまみれ、すぐに理想論見地に立って超越的に物事裁定するブコメ民は、かりそめの平等を愛する質の低い共産主義者のようだ。社会は超越者によってではなく、われわれによって運営されている。本質的平等はつくり得ないが、平等に近づける努力をして生きている。

ブコメからは、地上の楽園と同じ時代を生きていたらすぐに着いていっちゃいそうな雰囲気を感じる。

2022-05-31

野生の思考とシンウルトラマン

【シン・ウルトラマンネタバレあり というかネタバレ気にせず話す】

 

 

 

 

 現在公開中の『シン・ウルトラマン』を2回見てきた。あまりにも良かった。感想をどっかで書きたい。

 ところで、その感想叫びを漁る中で見かけた勘違いが「リピアくんが『野生の思考』って本を読んでる!」→「リピアくん地球人類のこと野生動物か何かと思ってる?」というもの

 別に誰がどんな感想を持とうが、或いはその人やそれに近しい観点を持ってしまった人が何をどう勘違いしていようが、それ自体全然どうでもいいのだけれども、リピアくんとこの本の著者(レヴィ=ストロース名前は聞いたことある人多いだろう)の名誉のためにもツッコミ言葉ネット上に残しておきたい。ついでに、この映画にこの本が登場した意味考察をちょっぴり披露させてほしい。

 

 

 

 

●要約と見出し
①『野生の思考』を超要約すると「いわゆる”文明人”の思考と”未開人”の思考根本構造的な違いはないよ。つまり両者の思考のものに優劣はないよ」だよ

 

 

②ザラブ、メフィラスは地球人類をいわゆる『未開人』と見ていたよ。ゾーフィもたぶんそう。

 

 

③『野生の思考』がリピアくんあるいはこの映画に与えた影響は不明だよ

 

 

 

 

①『野生の思考』(クロード・レヴィ=ストロース/1962)

 1950年代までのフランスをはじめとした西欧に多かった(今でもかなり多い)哲学思想が「西欧文明における思考と、アジアアフリカ中南米の未開文明思考とでは根本的に違う」という考え方で、主に科学技術文化の面での進歩史観優越感、啓蒙思想資本主義と結びついて植民地主義覇権主義の土台の一つになっていた。それに異を唱えたのがフランス出身人類学レヴィ=ストロースの『野生の思考』という書。特に文化人類学者やリベラル系の人に言わせれば「戦後思想における最大の転換点」となっており、いわゆる人文系に広げてみても、構造主義を生み出し、更にその後のポスト構造主義などの思想もつながる端緒となったという点ですごく重要な一冊になっている。

 

 

 内容をものすっごく要約すると「『事象の切り取り方』『概念の置き方』ひいては社会秩序の維持や幸福追求に対する考え方はどの文化においても根本的な構造は変わらず、表出の仕方、あるいは社会が持つ興味の向かう先と取捨が違うに過ぎない。あらゆる文明進歩史観的考え方を持つわけではなく、発展を望む文化もあれば安定を望む文化もあるというだけ。栽培思考(=科学によって裏付けられ、概念を用いて行われる文明思考)と野生の思考(=記号によって行われる思考。「野蛮な思考」ではない)との間に優劣があるわけではないし、一つの文化の中で両方の思考は両立しうるし、実際個人の中ですら両立している」といったもので、その歴史的意義は「20世紀半ばの西欧にはびこっていた進歩主義特に西欧文化を中心とする思考科学技術を背景に自分達を上位に置こうとする考え方への批判を行ったこと」「しかし、だからといっていわゆる”未開文明”や自然主義を礼賛するわけではないこと」「文化を『仕組み(構造)』に置き換えて分析するツールとして学問の場に登場したこと」あたり。

 「文化構造的に捉え、それぞれの要素が社会の中でどう表出しているか研究する」という所から後に『構造主義』と呼ばれる思想を生み出したことで有名。更に言えば西欧の奢りや発展途上国(昔は「後進国」と言われてたよね)への見下しを批判する流れを生み出したという点でも評価を受けている。

 

 

 「野生動物思考方法」みたいな生物学の本ではない。

 

 

 

 

②ザラブ、メフィラス、或いはゾーフィの考え方とは

 ザラブにしろメフィラスにしろコミュニケーションの初手は「自分科学力、技術力を地球人類に見せつける」事から始まる。その科学技術力の差を背景に、劣等感と焦りを刺激して地球人同士を争わせようとするのがザラブであり、劣等感無力感……謂わば絶望によって人類心理的支配し最終的に兵器として利用しようとするのがメフィラス。それらに抗うのがウルトラマンたるリピアくん、というのが中盤の流れだった。

 

 物語の序盤で、わざわざ観客に見せつけるようにリピアくんがこの書を読んでいた(演出しての)理由はここにある……気がしなくもない。16世紀から20世紀……あるいは紀元前から現代に至るまで、我々地球人類が奴隷植民地後進国、押し並べて言うなれば『未開人(文明人/強者たる自分達とは構造的に違う考え方をする者)』である他者に対する接し方は、ザラブやメフィラスをそこまで強く批判できるような立派なものではなかった。

 宇宙人ゾーフィもそう。彼が裁定行使できる者・絶対者としての力を行使したのは「『未開人』である地球人類が、未開人のまま我々『文明人』並みの危険性を持つ可能性が出てきた」からじゃん。

 使用を思いとどまったのも、リピアくんもといウルトラマン意思感情を汲んであげたのもあるけど、基本的には、地球人類がβシステム自力で解析・利用し、グリッチじみた手法ではあるがゼットンを無力化せしめたことで「『未開人』から文明人』に格上げされた」だけに過ぎない。

 そんなゾーフィにもリピアくんは抗う、というのが終盤のストーリー。もちろん滅ぼされる我々としてはたまったものではないけれど、じゃあ地球人類の歴史において、他人他国人、あるいは他の生命に対してゾーフィと似たようなことをしてこなかったか、を考えると……やはり「滅ぼされるのは困るからやめてくれ」くらいしか言えない。

 

 

 逆に言えば、あの外星人や地球人の中でリピアくんだけが”変”なのよ。我々が他者と相対する時、普通はザラブとはいかんまでも、マイルドメフィラスかゾーフィくらいの扱いになるし、そうでなくとも暴力政治で言う事を聞かせてその力を利用しようとする各国政府みたいな事をする。地球人類とリピアくんとの科学技術の差や大きさの比で考えれば、虫か何かを前にした人間、の方が理解として近いかもしれない。

 しかし、リピアくんは(各国政府ひいては人類歴史悪辣さを知りながらも)、あのネロンガ戦のたった一度、リピアくんの足下でただ一人リピアくんだけに見えた星のような輝き、小さな他者のために命をかけられる個、そういう価値観を共有できる群体のために命を張った。そういうことをできる生命体のことを知りたくて、知り続けるために守りたくて、学んで、感じて、支えて、何度か支えられて、それでも分からなくて、その果てに見つけた『他者のために命を賭けられる自分』。虫のような他者のために、ネロンガの電撃や、ガボラの激ヤバ光線や、メフィラスのグリップビームや、1兆度の火球の前に身体を晒せる者。ザラブにもメフィラスにもゾーフィにも、あるいは普通地球人類の日常の中にもない”変”な価値観を持つ、だからこそ『ヒーロー』、ウルトラマン

 

  

 自分が今回の『シン・ウルトラマン』に感動したのはまさにここで、「ウルトラマンとはこういうヒーローなのだ」「我々がウルトラマンヒーローだと感じてしまうのはこういう理由なのだ」を2時間かけてぶつけられたのがあまりにも気持ちよかったかなのだ

 

 

 

 

レヴィ=ストロースウルトラマンにどれだけ影響を与えたか

 結論から言うと「わからない」。それはリピアくんに対してという意味でも、『シン・ウルトラマン』という作品に対してという意味でも。

 というのも、リピアくん、地球人類のことをめちゃめちゃ頑張ってお勉強してて(かわいいね)、ものすごい量の本を超速で読んでるわけで、『野生の思考』だけがピアくんの人格形成思想信念の確立寄与しているかと言われれば、まあもちろんそんなことはないだろうという演出はなされてる。レヴィ=ストロース思想だってその後にやって来たグローバリズム等の思想史において批判を受けてきたわけだし。

 そもそもピアくんがザラブやメフィラス、あるいはゾーフィから地球人類を守ろうとしたのは「我々と彼らの文明構造的に違わない」という計算、あるいは知識を基にした思想や信念からではない。「彼らの事を知りたい」という知的欲求から来る寄り添い、ゾーフィが言うところの「好き」、米津玄師が言うところの「あこがれ」という感情こそが、リピアくんの力の根本なわけで。

 

 

 文化人類学の中でも大きな意味を持つ書でもあるし、作中においても先の展開を示唆しかねないアイテムでもあるけど、知らずに見ていた人なら分かる通り、別にこの書が作品全体に超大きな影響を与えているかは正直微妙かもしれない。でも、知っておくと↑のような考察も楽しめるという点では面白いよ。

 

 

 

 

結論

・『野生の思考』という本は生物学ではなく文化人類学の本だよ

・本の内容は『シン・ウルトラマン』という作品意味を落としているかもしれないし落としてないかもしれないよ

・それはそれとして読んでおいて損はない本だよ

以上

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