2024-09-11

3回リストラを通告されたときの状況を語る

追記

便所の落書きみたいなもんだが、思ったより読まれてて、みんな興味あるんだなーと。

外資高収入キラキラみたいなものの裏側はこんなかんじよ!

以下、コメントに回答していきます


1.3社目のリストラ方法は好印象

これは私も思った。1社目は最悪だっただけに。

2.それでもなぜ外資系?

(1)自分のことだけやればよい的思考。みな自分仕事しか興味ないし。ロール違うと助け合う発想にならないし。無駄なことが少ない。

(2)ジョブホッパーなので、外資系くらいでしか雇ってくれなさそう。

(3)重厚長大系に勤める妻いわく、「あなた絶対日系大手は無理」とのこと。清濁併せ飲み、人と長期的に関係築くのが苦手でしょ、と。自分もそう思う。

(4)お金

(5)ワークスタイル柔軟。働き方について細かくあれこれ言われない。基本ほったらかし。

3.パッケージどうだった?

それぞれ。ただ言えることは、条件交渉絶対すべきということ。条件交渉すれば、多く取れます

4.サバイブしていて尊敬

共働きとはいえ家族養っていかないといけないからね。ジョブホッパーになってしまって、履歴書汚れたな、と時々落ち込んでます

5.基本的に優秀なんだろうな

ありがとう勤労意欲が低いのが悩み。

6.「2社目だけどこかわかった」

おお、あの場にいた同志かな?頑張ってね。私も頑張る。

7.3つとも違う会社なの?

イエス。全部外資系企業です。

8.退職金長者?

いいえ。雀の涙よ。

9.メンタルの切り替え方

言われたその日はすごくショックよ。自分を責めるし、情けない気持ちでいっぱいになるし。でも、1時間後には仕事探しを始めている。慣れだと思います

10.上司責任は?

外資系だと、部下のリストラ責任の一端は上司にある、という発想がそもそもないと思います会社によって違うとは思うけど。

11.解雇規制に関して。

日本外資系は退職勧奨を利用して、人をバンバンやめさせる、ある意味無法地帯みたいな感じだが、よいとは思わないです。労働者権利は強いほうが良いと思います

追記終わり)



バックグラウンドですが、都内外資系企業に勤務しています


1回目のリストラ [コロナ前](私のパフォーマンス低い)

上司上司から対応最近冷たいなーと思っていた矢先のこと。

直属の上司アメリカから、よくわからない題名の打ち合わせが設定された。

そして、Teamsを開くと、上司だけでなく、参加者ではないはずの人事(日本)も出席していた。

(この時点で終わったと思った)

そして、以下の通り話がされる。

あなたはこれができていません」

「あれもできていません」

「この点も指示通りできていません」

「●●もだめです」

「よって就業規則に従って、退職勧奨します」

退職勧奨の条件は別途打合せを設定します」

リストラと決まったら、「私はちゃんとできています」などと言っても無駄なので、言うことに抗弁はしなかった。

で、後から知ったのは、上司上司は、常にリストラできる社員を一人残しておいて、彼/彼女には冷たく接しておく。

そして、誰かやめさせる必要ができたときには、その一人を切る。で、私が切られたわけ。


2回目のリストラ [コロナ中](日本法人なくなる)

4月のある日に、日本法人の全員に対してメールが来て、「来週火曜日の午後2時に重要ミーティングあるので、全員参加してね」と連絡。

ちょうどコロナだったので全員リモートで参加。

Teamsに参加すると、APACの営業ボスと人事と弁護士の3名がカメラに写っている。

なぜか日本法人の代表取締役の姿はいない。

そして、

「先日のリーダーシップ変更により、選択と集中推し進めることになり、日本法人はなくなることになりました」

退職までの期間はロールにより異なります

「詳しくは人事から個別面談をセットさせていただきます

「これまでの貢献に感謝します」

といった感じで、15分程度で終了。

一部、怒っている社員もいたが、大半の社員はショックを受けつつも、次どうするかなーと白けた感じだったのをよく覚えている。

日本法人の社長が打ち合わせに出なかったのは、日本法人を閉めるという判断に納得がいかなかったからだそうな。


3回目のリストラ [コロナ後](私のパフォーマンス低い)

年明けの上長イギリス)との週次Meeting時に、Zoomごしに下記言われる。

今日は残念な話をしなければなりません」

「正直にいって、期待したパフォーマンスには達していないと思う」

「でもそれも仕方ないと思う。うちの会社IBMみたいな会社でなく、一人で何役もやらなければならないハードに働く会社だし」

退職の詳しい条件については、人事より別に面談を設定されます

個人的には、あなたお仕事できて楽しかったです」

「何か私がお手伝いできることがあればいつでも知らせてください」



こう振り返ってみると、自分、色々あったが頑張ってきたな(というか、苦闘はいまも続いている)。

  • 3が一番納得感ある

  • 一応言っておくけど、これは昨今話題の解雇規制とは無関係な話な 1,3は退職勧奨に増田君が応じた話だし 2の法人が廃業する際の解雇は解雇規制の話の中では問題になっていない

  • 実際のところ本人としてはパフォーマンスについて納得感があったんだろうか

  • 徐々に会社のレベル下げて行っててプライド的に厳しそう もっとしっかり目処付けて自分の希望期間を確実に勤め上げられるまで一気にレベル下げて下積み積んだ方が良いと思う リスト...

  • 4回目5回目6回目もヨロシク

  • 普通の会社の適正平均レベルが40としてレベル50の人が適正レベル60の会社に入ったみたいな話?

  • で、後から知ったのは、上司の上司は、常にリストラできる社員を一人残しておいて、彼/彼女には冷たく接しておく。 そして、誰かやめさせる必要ができたときには、その一人を切る...

  • 一段階下の給与で妥協したら長く勤められそうな気がするが、生活水準は下げられないもんなんだろうな

  • 何回ループしてもリストラされてしまう

  • 就業規則に該当するからリストラするのはそのとおりだけど、指示したことができていないなどの事実認定はバイアスなくできてるんだろうか? Woman are wonderful effect ――女性の発達障害...

  • こういうの読んでると外資って入口ゆるゆるなのかなって気がしてしまう 景気良い時過剰に雇って悪くなったら余剰分切り捨ててる感じ

  • 「で、オレが生まれたってわけ。」のノリで「で、私が切られたわけ。」を読んだ

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