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2017-10-19

自由民主党安倍さん演説を聞いてきたので全文を書き起こす

安倍さんがようやく東京演説をしてくれたので、子どもと一緒に聞きにいきました。

池袋駅前に集まった人の数はものすごくて(アンチも含めて)、枝野さんや小池さんときとは比べものならないくらいでした。ヘリが飛んでたり交通整理の警官がうるさかったりで大変だったけど、演説の全文を書き起こしました。

枝野さん演説

https://anond.hatelabo.jp/20171014230038

小池さん演説

https://anond.hatelabo.jp/20171015174223

も合わせてご参考まで。

2017.10.18 池袋にて 自由民主党 安倍晋三 演説

みなさんこんばんは、自由民主党総裁安倍晋三でございます

みなさん、この選挙北朝鮮の脅威からいかにして国民の命と幸せ暮らしを守りぬくのか。それを問う選挙であります。そしてこうした中、いかにして子どもたちの未来を切り開いていくのか。これを問う選挙であります

先般新潟街頭演説をしておりましたら、安倍さん、この地域横田めぐみさんが通っていた学校があるんだよね、めぐみさんを助けてください、そう話しかけられました。お母さんの早紀江さんも、お父さんの滋さんも だいぶお年をめされた。なんとしてもお二人の手でめぐみさんを助けることができる、その日がやってくるま私たちの使命は終わらない。そういう決意を新たにいたしました。

昨年トランプ大統領会談を行った際、今年の2月10日首脳会談においても、私はこのめぐみさんの話、そして拉致事件、核の問題について時間をかけて話をしました。この前の国連演説においては、世界が最も注目するアメリカ大統領演説においてトランプ大統領は、米国大統領としてはじめて、めぐみさんについてふれてくれました。私はうれしかった。

首脳会談を行ってお礼を言った。そして11月トランプ大統領日本にやってくる際に、どうかめぐみさんのご両親、そして被害者のご家族に会ってください、そして日本からこの問題を変えていかなければいけないというメッセージを発してもらいたい、そうお願いをしました。そうしたらトランプ大統領は、晋三わかった、ひどい話だ、この問題解決をしていくためにも米国全面的に協力するよ、そう約束をしてくれました。

この拉致問題についても核問題についても、あるいはミサイル問題についても、アメリカ国際社会連携をしていかなければなりません。中国習近平主席ともこの問題について話をしました。ロシアプーチン大統領やあるいはドイツメルケル首相とも話をしました。そうした外交努力をもって、先般国連において、北朝鮮へ厳しい制裁を下す決議が、満場一致で採択をされました。北朝鮮へ対して厳しい圧力をかけていかなければならない。それは政策を変えるためであります

安倍さん、そんなに圧力かけて大丈夫ですか。戦争になりませんかという方がおられます。確かに気持ちは分かります。私は紛争なんてまったく望んでいない。闘争を望んでいる総理なんて世界はいないんです。

みなさんこの20年間、わたしたちは話し合いのための話し合いは意味がないということを経験してきた。94年の核合意北朝鮮はもう核開発をやめるという約束をした。そして日本世界支援した。でも北朝鮮私たちの目を欺いて開発を行っていた。そして残念ながら貸した400億円、一円も戻ってきていない。

でも私たちはこれを飲み込んで、そして話し合いを続けてきましたが、そして2005年北朝鮮はもう一度核放棄をするという公約しました。でも残念ながらみなさん、次の年には核実験を行なったんです。私たちの誠意を欺き、そして話し合いを時間稼ぎに使って、核やミサイルの開発をしていたんです。もうわたしたちに、騙されてる余裕はないんです。

本来北朝鮮は、勤勉な国民がいて豊富資源がある。しっかりと北朝鮮が新しい道を歩んでいけば国民を豊かにできる。北朝鮮に明るい未来がやってくる。でもみなさん、北朝鮮ミサイル問題や核問題をそして拉致問題解決しないのであれば、北朝鮮には明るい未来はないんです。いま北朝鮮意図的に緊張を高めている今こそ、私たちがぶれてはならないんです。みなさん、北朝鮮の脅かしに屈してはならないんです、みなさんそうじゃないでしょうか。北朝鮮の側から政策を変えます、話し合いましょうと言ってくるようにもっていきたい。そう考えています

わたしたち2012年政権奪回しました。

あの当時のことを思い出していただきたいと思います日本全国を黒い雲が覆っていた。ひどい円高で、工場会社はどんどん世界へ出ていった。中小企業下請け会社はついていけないから、お店や工場を閉めるしかなかった。若い方がどんなに頑張ったってなかなか就職できない、そういう時代だった。

みなさん、日本GDP経済力1997年536兆円、過去最高になりました。でもその後はデフレです。成長できなかった。民主党政権をとってからはとうとう500兆円をきって、493兆円になってしまった。あのとき民主党政権はなんと言っていたか人口が減少すれば成長なんかできない。こう言っていました。

でも私はそう考えない。正しい政策さえしっかりとすれば日本人はやればできる。成長させられる。その思いで、三本の矢政策を進めてまいりました。結果どうなったか民主党時代、493兆円まで落ちたGDPが543兆円、過去最高。みなさん50兆円も増えたんです。やっぱり日本人はやればできるんです。人口が減少していたって、政策が正しければ成長していくことはできる。

みなさん、株価も22年ぶりの高い数字になった。わたしは株持ってないか関係ない、というかたがおられるかもしれませんが、そうではないんです。みなさんにとって大切な年金がこの株式市場運用をしていますから、この4年半で年金資産は46超円も増えてもう心配しなくていい、という状況を作り出すことができました。

また海外から観光客は800万人から2400万人まで増えた。今年はもっともっと増えていくと思う。この海外から観光客日本人観光客はだいたい5万円使う、でも海外から観光客は15万円使う。ですからいま海外から観光客日本で使っているお金は、4兆円になりました。民主党政権時代はたった1兆円だった。4兆円になって、もっともっと増えていくと、こう思います

そしてみなさん。中小企業、大切です。

わたし総理になって従業員10人の町工場を視察しました。その町工場社長さんのお父さんがいった、言いつけ。それは、従業員を大切にしろ。そのお父さんが残した言葉を大切に、中学高校中退して入ってくる従業員、彼らを会社応援をして定時制高校卒業させました。

そしてこの会社は、リーマンショックで厳しくなってしまった。民主党政権時代とくに厳しくなっていった。でもお父さんのいいつけを守って彼は誰も解雇せず、がんばって雇用を守った。その後政権が変わって、だんだん状況が良くなった。従業員はこの彼の思いにこたえて、一生懸命工程を改良して、生産性を上げた。そして販路を拡大したんです。その結果いま、みなさん自動車スピーカー端子のメッキは、世界中を走っている車の約3割は、この工場からまれているんです。

まさにこれが日本中小企業の力です。日本人の力なんです。わたくしは頑張る中小企業応援をして行きます

たとえば新しい機械を買った。お店を新しくした。そうやって売上を伸ばしたり、生産性を上げて、従業員給料を上げようと思っている。そういう小規模事業者に、私たち投資をしたい。固定資産税を半分にする、約3年間半分にするという政策スタートしました。いまもう3万人の方々が使っている。

またみなさん、大企業社長に求められなくて、中小企業や小規模事業者、小さな会社やお店やさんに求められるものは何か。それはみなさん、個人保証です。設備投資をしようと思って銀行からお金を借りると、個人保証を求められる。家や土地家財一切を担保にしなければお金を借りられない。一回失敗すれば終わりなんです。

本人はもとより家族人生を失うかもしれない。これはやっぱりおかしいと私たちは考えました。そこで私たちは新しい仕組みを作りました一定の条件を整えれば、小さな会社でも個人保証抜きでお金を借りられるようになったんです。こうした努力も実って、あるいは経済がよくなって、みなさん、前の政権よりも中小企業倒産はなんと3割も減らすことができました。

もっともっと私たち中小企業応援してまいります。みなさん、2009年私たち政権を失いました。でも政権を失っても私たち自由民主党という名前を変えようとは思わなかった。悪いのは党の名前ではない。やっぱり私たち自身責任があった。何回何回も車座集会を、ミニ集会を開いて皆さんの声を聞いて、真剣反省しました。そして、ひたすらに政策を磨き、鍛えてきました。

私たち三本の矢政策政権を奪還しました。デフレから脱却をして、経済を成長させ、雇用を作って、国民を豊かにしていく。こうお約束をし、一つ一つ私たちは実行してまいりました。

雇用は185万人分増えました。そして今日も、若い方にこの街頭に足を運んでいただきました。若い方にとってはやっぱり正規雇用がいいでしょう。正社員になりたい。多くの人はそう思っている。とうとう日本は、一人の正規雇用を求む求職者に対して、一人分の正社員の職がある正規雇用有効求人倍率1倍を、それを私たちは初めて成し遂げることができました。

前の政権ではどうだったか私たちに対して正規雇用がないと言って批判していた前の政権時代はどうだったかといえば、あの民主党政権時代は、正規有効求人倍率は0.5倍しかなかったんです。つまり2人の求職者に対して1人分の正規の職しかない。そういう状況だったんです。

批判だけをしていても、やっぱり何にも生まれてこない。大切なことはしっかりと政策を立てて進めていくことであります。そして、うれしかたことは、この4月高校大学卒業して就職した若いみなさん、就職率は過去高水準になりました。この前会ったお年寄りが、私にこう言っていました。

安倍さん最初の孫は運が悪いことに民主党政権時代就職をした。だから就職がなかなか決まらなくて悩んでいる孫を見るのがつらかった。でもねえ、次の孫はおかげさまで行きたいところに行けたんだよ。こう言ってくれました。

みなさん、若いみなさんが、自らの手で未来をつかみとることができる社会。そして働きたい人が働くことができる社会。この社会こそがみなさん、希望ある社会ではないでしょうか。私たちはこれから未来ある、意義ある、希望ある社会をつくっていきます

この選挙は、どの党に日本を託すか、これを決める選挙です。同時に、誰にこの地域を託すことができるのか、それを決める選挙です。そして、誰を信用することができるか、誰が信頼できるか、それを決める選挙でもあります当選するために、ころころころころ政党を変える人を信用できるでしょうかみなさん。当選したいがために看板を替える人を信用できるでしょうかみなさん。

どんなに厳しくても歯を食いしばって、自分の信念、政策遂行するには、がんばるしかない。北朝鮮の脅威から国民の命と幸せ暮らしを守り抜くことができるのは、子供たちの未来のために日本未来のために、その未来を切り開いていくことができるのは私たち自由民主党そして公明党であります

この選挙もっと厳しい選挙になる。みなさんの一票を必要としております。どうぞ皆さん、よろしくお願いを申し上げますありがとうございます

2017-10-13

anond:20171013205508

今の株高、有効求人倍率等の指標がここからどうなるかなんて素人には分からん

国民としては良い数字をこれからも期待するが、今の政策でどんな作用副作用がもたらされるのか。

アベノミクスインチキ成果

★サギノミクスのインチキ成果★

インチキ株価上昇

円安により割安になった日本の株に外国人投資家の買いが入った。

 2012年12月28日日経平均10395円、85円/ドル。円は第二次安部内閣発足時より40%程度毀損している。

 10395円×0.4=4158円、少なくとも4000円程度の上昇分は円の毀損による株価の上昇。

円安による家計から企業への所得移転により企業の売り上げが増えた。

《1ドル80円の場合トヨタの売上と家計負担

トヨタの売上          20兆円(80円)

家計エネルギー・食料費 ▲20兆円(80円)

《1ドル120円の場合トヨタの売上と家計負担

トヨタの売上          30兆円(120円)

家計エネルギー・食料費 ▲30兆円(120円)

円安によりトヨタの売り上げが10兆増えたとしても、それは家計負担増が為替市場を通じ移転されたに過ぎない。

③将来の財政破綻による銀行券の大量発行を見越し投資家に買われた。

  アルゼンチンジンバブエなどにおいても財政破綻時は著しく株価は上昇した。

日銀ETF買い。

結論】サギノミクスによる株価上昇は、①円安により国民負担を増加させ、かつ、それを

為替市場を通じて企業利益移転させた。②ドル建てで割安感の出た外国人投資家

日本株を買った。③日銀によるETF買い。④将来の財政破綻を見越し投資家の買いが入った。

デフレ脱却お題目企業に値上げを促し、それによって家計所得企業移転させた。

ことによるものである企業が強くなったものでは全くなく、国民を苦しめた結果生じたものである

インチキGDP

吉野家の牛丼価格280円→380円

原価率7割として原価200円、利益80円。付加価値が80円から180円になった(225%増)。

GDP牛丼一杯あたり225%も増えた。これがサギノミクスによるGDP増の正体。

デフレ脱却お題目意図的企業に値上げを促し、その結果、効用(満足)は変わらないのに物価けが上がり、

国民を苦しめたことにより達成されたGDP増がサギノミクスのGDP増。

企業利益になるくらいなら、その利益分を消費税増税で税収として徴収し、国民福祉

(教育行政効率化を促す投資)に回したほうがよっぽど良かった。

安部自民消費税増税の時に散々値上げを促していたが、企業利益のための値上げと

消費税増税による値上げをいっぺんにやったら、物価は急激に上がり消費が落ち込むのは

明らか、結果、個人消費の落ち込みは想定以上になった。あの対応馬鹿しか言いようがない。

増税しつつ、企業には値上げを促すべきではなかった。

結論】サギノミクスによるGDP増は国民を豊かにした(財産などを与えた)のではなく、国民を苦しめ、

国民財産企業移転させたことによって生じたものである。これは貯蓄率などからも伺える。

★サギノミクスのインチキ成果★

インチキ雇用

円安企業の売り上げを増やすための意図的な値上げで貧困層が増え、

  今まで働いていなかった主婦が働かざるを得なくなった。

円安企業の売り上げを増やすための意図的な値上げで年金だけでは

  生活できなくなり、今まで働いていなかった高齢者が働かざるを得なくなった。

③ 今まで大手正規社員だった夫や家族非正規になったため、賃金が減り、

  主婦が働かざるを得なくなった。

高齢者の増加で医療介護需要が増え、それを賄うための雇用が増えた。

円安により国力を弱めた結果、外国人観光客が増え、それに伴う観光業雇用が増えた。

  国力を弱めれば外国人観光客が増えるというのは後進国などを見れば自明

資格取得など教育に関する補助金などにより、教育関連の雇用が増えた。

円安により製造業が強くなったというのは全くの出鱈目。雇用ほとんど増えていない。

     雇用者製造業 宿泊観光 医療介護 教育支援 公務員 (万人)

  2011  5459   998   314   647    267    222

  2012  5461   981   311   677    267    224

  2013  5514   991   321   706    273    229

  2014   5560   990   324   727    274    235

  2015  5610   988   325   753    278    231

  2016  5696   999   334   778    282    231

 増減    237     1    20   131    15      9

http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/

結論】サギノミクスによる雇用増加は①高齢者の増加。②円安による国力低下(国民貧困化と外国人観光客増)。③財政支出(公)により需要を創出した(バラマキ)。の結果生じたものである

インチキ有効求人倍率

① 若年労働人口の減少(求人は圧倒的に若い労働者に対するものが多い)。

  ■労働力人口の推移

     15-24歳 25-34歳 合計

  2011  525   1291   1816 ▲57

  2012  514   1261   1775 ▲41

  2013  518   1239   1757 ▲18

  2014  518   1214   1732 ▲25

  2015  516   1191   1707 ▲25

  2016  539   1180   1719  12

高齢者の増加による医療介護求人が劇的に増えた。

政府に有利になるように数字操作している可能性もあり得る。企業が偽りの求人を出したとしても統計でそれを省くことは不可能

結論】サギノミクスによる有効求人倍率改善は、少子化による若年労働人口の減少と高齢者の増大

による医療介護求人の増大によるものである金融緩和政府経済政策によるものではない。

 そもそも安倍自民が優れた行政集団であるならば、あらゆる分野(医療介護製造業飲食など)で生産性

効率化させたはずであり、そうなれば雇用者数は減っているはずである

 それでも家計が窮することのない豊かな社会を作り、余剰労働力もっと知的生産活動(科学文芸など)

に投入され、科学音楽映画ゲーム文学などの分野において、もっと優れた作品技術革新

生み出されたはずである

 だが、現実正反対あり、世界賞賛されるほどの文芸作品技術革新ほとんど生み出されず、

貴重な労働力介護飲食観光業などの低劣な労働従事させて、奉仕という従属精神を植えつけ

自尊心を著しく損なっている。これは成果ではなく弊害

2017-09-24

anond:20170924092316

景気すごく回復してきてるのにいったい何を見てるの?

有効求人倍率バブル期以上だよ

2017-09-19

なぜ雇用流動性は上がらないのか?

正社員有効求人倍率非正規雇用ほどではないが、上がっている

 

にも関わらず、雇用流動性面白いほど横ばいだ

http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/16-2/dl/gaikyou.pdf

8ページ下図

 

何だろうこれは

リーマンショック時と今で、1〜2%しか違わない

おそらくこれ以上に好景気になっても、20%を超えることはないだろう

もちろんこの1%というのはそこそこでかいと言えばでかい

これはあくまで1年で辞める人の確率から、長期で見れば若干の変化がある

はいえあまりにも若干すぎる

人材市場インパクトなんて微塵もないだろう

 

何が雇用流動性変数になってるんだろう?

国民性

日本雇用流動性を上げるなんて不可能なのか

2017-08-27

いい加減、学生ローンをどうにかしてくれよ

今日本では国民借金の増加について議論が繰り広げられている。特に現在問題になっているのは学生ローンすなわち奨学金である。長引いた不景気に伴う就職難や収入不安定階層高学歴化によって自己破産する家庭が出現している。日本政府日本学歴社会化を待ち望んでいるが、奨学金ローンによる弊害を知った庶民高学歴化(高校卒業後の進学)を諦め、景気の自然回復(とはい不況から普通になっただけだが)による有効求人倍率の上昇や企業努力などによる働きやす環境の整備などもあって、早期就職選択する若者が急増している。これは政府にとって痛い現実だ。世界経済社会成熟に合わせて学歴社会が進むのが当たり前(北欧韓国がその例)だが、日本学歴社会化は減速している。(日本大学現役進学率は1990年代不況以降上昇し続けてきたが、2010年代に入ってから減少に転じた。)これは日本社会成熟させるに当たって解決せねばならない問題だ。

そこで、私は、ローン式の学生奨学金制度順次廃止して、給付式の奨学金に移行させる、学生奨学金改革提案したい。その前提として、人口増加率の減速に合わせた学校の整理を行わなければならない。具体的には底辺の私学に対する閉校勧告公立学校の整理で、学生ローンの原因となっているランニングコストの削減を図る。一般的に、日本では高偏差値学校ほど志望倍率や学生人口が多く、低偏差値になるにつれて倍率や人口が少なくなる傾向がある。欧州教育インフラ成熟がうまくいっているのは、まず大学絶対数が少ないために、公的機関によるランニングコスト負担が軽減されているかである底辺校は切り捨てられる流れにし、学生ローンでまかなっていた教育コスト負担公的に行える土壌になればよい。ついでに、加計学園のような底辺校新規開設も止めさせるべきだ。底辺校粗製乱造公共にも学生のためにもならない。そういう学生浪人して別の大学を志望するなり、大学進学が必要なければ高卒就職する方がよい。大体日本学歴社会なんて韓国よりは100倍ましなのから

なお、今ある学生ローンについてだが、私が教育界隈を司る大臣役人であれば、徳政令によって債権債務を帳消しにすることを考える。「自己責任」という意見もあるだろうが、大学学費ローンは住宅ローン並みと同じくほぼ一生付き合わされる重い負担である。その負担を軽減したほうが、経済復興の加速や若者の消費意欲の向上にも繋がるのではないか。私は国公立大学卒業した中流の上の家庭出身だが、それでも元大学生としての経済的な痛みは理解できている。もし、地方自治体レベルでもいいか選挙政治シンポジウムに参加する際には、是非とも日本学生ローン問題について取り上げてみたいと思う。


とにかく、学生ローンというのは日本社会にとって喫緊課題であるので、次の国会自治体議会において取り上げられればと思う。いや、選挙ときに争点にされなければならないレベルになっているのではないかと思う。しかしながら、私は公務員として働いており、娘や息子も今年受験して来年公務員になる予定があるので、民間人のように政治思想自由に語れないという不自由さもあるのだが……。

2017-08-20

正社員過労死するか非正規貧困

正社員採用が絞られてて、有効求人倍率は0.7だそこらだそうな。やっぱ不景気からだろうけど

そうなると採用されるだけでも大変だけど、入社してからも人が減ってるわけだから一人あたりの仕事負担責任ってのは重くなるわけでまぁ死ぬ

非正規は結局バイト扱いで最低賃金だったりするし、経験上ちゃん時間管理されてるところだと残業とかはない

けど地獄みたいなとこだと非正規でもサービス残業とかあるからどうしようもない。そういうとき正規にくらべて辞めやすいのはありがたいが

それも正規だと辞めたら正社員再雇用してくれるとこなんてどこにもないからだけど、非正規にはそもそも正社員として雇用されるアテなんてないからで

いっそ移民でもAIでもいいから全部終わらせるべきじゃね

2017-07-31

https://anond.hatelabo.jp/20170731201454

え、バブルの原因は土地神話以外になんかあるの?

バブル潰しは大失敗だったけど。


バブル時代でも有効求人倍率全然上がらなかった北海道とか沖縄アベノミクスバブルの時より上がってるよ。

2017-07-30

キモくて金の無い人は何故救われないのか?(追記あり)

結論から先に言おう。

人間全てが人間らしく暮らせる、救われるべきであるという近代社会の前提がフィクションからだ。

この前提は共産主義陣営対峙した自由主義陣営が作り出した、苦肉の策しかない。

そもそもが、現代日本生活保護ワープア生活が、中世人間から見れば中流以上の生活だ。

衣食住が極端な例外を除き一応保証され、医療機関は誰でも受診出来る、テレビネットなどの娯楽があり、外を歩いても殴られたり罵声を浴びせられる事はほぼ無い。

中世の最底辺生存すら危うかった。現代でも中東アフリカでその片鱗を見る事が出来る。

中世の最底辺現代に連れてきて生活保護を与えれば、涙を流して喜ぶだろう。

少し前までは、日本生活保護を受けるためにブローカーに金を払って手配してもらう貧困層存在していた。(今も少し居る)

今はアジア各国が成長しているので、出稼ぎ生活保護目当ても随分減った。

日本生活保護水準が極端に落ちた訳でも無いのに、各国が豊かになった事でそうなったのだ。

人の知恵と努力は確実に進歩してきた。昔は有った大規模な飢饉現代ではほぼ駆逐された。

着るものや住む所も、戦争さえ無ければほぼ確保されるようになった。

人類の最低ラインは確実に上昇している。

しかし、最低ラインと平均が上昇しても格差が解消される事はない。

人には能力出自出身地に差が有る。その差を埋める事は現実的不可能

共産主義的に子供は国の子とやれば出来るかもしれないが、それでも能力の差は埋めがたい。

人間社会的な生き物なので、他人との比較の中でしか生きられない。

メシが食えない人と食える人が居れば、食える側は優越感を持ち食えない側は劣等感を感じる。

衣食住が満ちても娯楽や持ち物一つで優劣を感じる。それが人間です。

どれだけ生活改善されても、自分社会的立場を気にする生き物、それが人間です。

ここで格差根拠としてよく挙げられる相対的貧困率について見てみよう。

ある国や地域の大多数よりも貧しい相対的貧困者の全人口に占める比率。→絶対的貧困率貧困率

[補説]OECD経済協力開発機構)では、等価可処分所得世帯可処分所得世帯人数の平方根で割って算出)が全人口中央値の半分未満の世帯員を相対的貧困者としている。相対的貧困率は、単純な購買力よりも国内所得格差に注目する指標であるため、日本など比較的豊かな先進国でも高い割合が示される。平成24年(2012)の日本貧困線は122万円、相対的貧困率は16.1パーセント平成25年国民生活基礎調査より)。


一定以上(最低レベルと言っても良い)の知性が有ればわかるだろうが、この定義だと永遠に貧困は無くならない。

平均が上がれば中央値も上がる。中央値が上がれば貧困線も上がる。

どうやっても解決出来ないのだ。多少の緩和は出来るが、解消しようとすれば収入キャップかけて超えた分は全部取り上げないと無理。

すなわち、現実的不可能です。

そして、貧困122万円を12ヶ月で割ると10万少々だが、この収入を得て満足な人居ますか?

少なくとも現在雇用状況だと、週5日働ける健常者なら簡単に稼ぎ出せる金額のはずです。(750円×8時間×22日で13.2万、チョイ残業で15万超え)

貧困線にかかるのは国民年金もらってる老人と、何らかの事情フルタイム働けない人だけです。

そして制度上、貧困線にかかってる人は生活保護受給資格があります。(門前払い申請自体しない無知な人は居ますが)

政治に出来る事は限られている。

衣食住を保証した上で、有効求人倍率を1以上に保ち、意欲とある程度の能力が有る者に無償教育するくらいしかない。

それでも浮き上がれない者は、残念ながら救いようが無いのだ。政治には全体を持ち上げる力は有っても、個人を持ち上げる力は無い。

そしてキモくて金の無いオバサン、オッサンにとってはとても残念なお知らせだが、日本では上記が達成されつつ有る。

貧困線に引っかかれば生活保護が貰える、職安では職業訓練メニュー豊富に有り、無償で受けられる学問カルチャースクールにも事欠かない。

キモオバ、キモオジの最後の砦である社会が悪い、政治が悪い、世の中が悪い」は、実は的外れ。単純にあなた能力が無く、現代社会あなた価値が無いのだ。

冒頭で、人間全てが人間らしく暮らせる、救われるべきであるという近代社会の前提はフィクションと述べた。

しか努力してきた先人により、そのフィクション現実になりつつ有る。

するとまぁ、皆さんは様々な言い訳を考える訳です。努力できるのも才能とかね。


昔は賢くても家の事情で進学を諦めざるを得ない人が「かわいそうな人」だった。

今では努力出来ない人が「かわいそうな人」扱いですよ。要するに、努力出来るレベルの人は救い終わったのです。

これもまた人類進歩であり、喜ばしい事なのかもしれません。

キモくて金の無いオバサン、オジサンは、人類進歩が生み出した徒花なのでしょうかね。

昔は道端で野垂れ死にしてた存在が、多少は注目されるようになったのですから


恐らくキモくて金の無いオバサン、オジサンは、ご自身問題解決する能力は皆無でしょう。

今しばらく人類進歩を待って、他人解決してくれるのを待つくらいしか方法は無いと思います

幸いな事に、日本人なら生存はほぼ保証されています。生き延びるだけなら余程の不運か寿命でもなければ大丈夫でしょう。

せいぜい長生きして、他人が救ってくれる日を夢見て下さい。

https://anond.hatelabo.jp/20170729142613



追記

キモくて金の無い人を象徴するブコメがついたのでご紹介したい。

plagmaticjam 社会保障問題挑発的に書く人って馬鹿だと思う。長谷川豊しか


この人は週に何度も透析を受ける患者と、キモくて金の無い人を同一視してるんだなと。

もう少し踏み込めば、キモくて金の無い自分を、透析を受けて命をつないでいる患者と同じくらい社会が面倒見ろと言ってるわけですよ。

この自意識過剰、本当にキモいですね。

キモくて金のない人を救うのは福祉問題とおっしゃっていますが、本気でバカじゃないのかなと思います

福祉というのは、親が居ない子供とか、育児仕事を一人で両立しないと暮らせない母子or父子家庭や、様々な疾患や障害を持つ方々や働けない老人の命を繋ぐモノですよ。

同胞の命は出来るだけ守るというのは、近代以前から続いてきた人間不文律です。それとキモい上に無能社会の役に建てず金も持ってない人に対する施策を同一視するなんて、頭がイっちゃってるとしか思えません。

その考え方がキモいんですよね。生まれつきキモいのではなく、それなりに長い人生で培ってきた考え方がキモいのです。


まぁそれでも、賢くて優しい多数の人によって、職業訓練中の給付だの、無料の学ぶ場だのが着々と整備されてるわけですよ。

それらを活かす事もせず、自助努力するほどの頭も無い人をですね、一般人程度にまで引き上げるのは無理ですわ。

西成ドヤに住んでるオッサンバサンをまっとうな社会人にするくらいの無理ゲーですわ。

他人自分を助けて当然みたいな思考一般人は3歳で卒業するんですよ。

中身3歳児のまま40になってしかキモくて金が無くて役に立たない人を誰が助けようと思いますかね?

どうやったら自分が大切にされるべき存在だと思えるのか、頭の中を覗いてみたいです。

まぁそれでも世の中の賢くて優しい人は、君みたいなキモくて金の無い人も助けようと頑張ってるよ。

自分ではどうにか出来ないだろうから他人がなんとかしてくれるまで生存する事に注力しとけ。


キモくて金の無い人達ブコメトラバで暴れておりますね。

自尊心のみチョモランマのように高く、能力が一切追いついていないご様子が伺えて、持論を後押しして頂いている気持ちです。

キモいのは運動して引き締めれば女性でも5割以上、男性は9割以上解決しま

ダイエットはアンダーカロリーを保って運動すれば誰でも痩せますので、能力出自は一切関係ありません。やるかやらないかのみです。

でもキモくて金の無い人はやらんのですよ。キモくて金の無い自分に対する愛はチョモランマでも、目の前の簡単な砂山すら登ろうとはしない。

ブコメトラバで暴れるヒマが有るなら、スクワット100回くらいしとけ。休みながらなら誰でも出来るだろ。でもキモくて金の無い人はやらんのだろうけどね。

からお前らはキモくて金が無いんだよ。自業自得なの。

優しくて賢い人が解決するまで、自分への愛を抱いて汚部屋で寝てろ。

2017-07-21

anond:20170721102752

あんたらがアベノミクスで結果を出している所を無かった事にしようとしていたのは傍から見てわかったな笑

株価経常利益有効求人倍率、これらの数字無視して悪い要素だけ挙げるんだろうなとね

anond:20170721093231

アベノミクスを失敗だと言う人って詳しい根拠を述べないよね

数字が下がったという具体的な結果があるならわかるけど

全く理由も述べずに「失敗した」だけ。

自分で調べてみたら、株価二倍、有効求人倍率二倍、年金数十兆増加させてる

何が失敗なの?

2017-07-18

武藤駐韓大使、「嫌韓本批判反論

ニュースソクラ編集長インタビュー武藤正敏駐韓大使に聞く

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170714-00010001-socra-int


知韓派として知られた武藤正敏駐韓国大使が著した『韓国人に生まれなくてよかった』(悟空出版、1250円税別、6月1日)が多くの韓国メディアから嫌韓本」と批判された。袋叩きのリスクを犯してまで、出版したのはなぜか。真意を聞いた。

――韓国の多くのメディアに、バッシングといえるような記事が載りましたね。

 見出しほとんどが「嫌韓本」というトーンでしたが、記事のなかでは冷静に内容を紹介してくれたところも多かったのです。中央日報記事などがそうでした。そのなかでは、「文政権の登場が韓国民全体を不幸にする方向に進めたように思えてならない」というこの本で訴えたかった点も取り上げてくれています

 主に保守系の方々からタイトルは刺激的だが、内容は納得できるものだという声もいただいています

 実は韓国から日本語の本なのに60部ほど注文がありました。韓国語翻訳したいというお話も3件ありました。しかし断りました。

――どうしてですか

 冷静に読んでもらえないことが分かっているからです。内容は、嫌韓派ではなく、ごくごく一般的日本人から視点意識してまとめていますしかし、文在寅政権が80%以上もの支持を得ている今、特に若い世代は読まずに嫌韓と反応しだします。韓国社会全体としても本を出せば「けしからん」という反応になることは明らかです。

 タイトルが少し刺激的に過ぎたとも正直感じてはいます。(タイトルで踏み込んだことで)私自ダメージを受けましたが、それでも文政権のありようや、韓国社会問題点は訴えておきたかった。

――先週から週末にかけ、文大統領は米、中、日本首脳会談しました、いわゆる外交デビューです。韓国メディア評価する論調が多かったようですが。

 メディアブリーフ政権側の説明)に引きづられます。確かに、安倍首相との会談では慰安婦問題への直接的な言及はないなど、日中米のどことも無難にこなした。しかし、よく発言分析すれば、新大統領の最大の関心事が浮き彫りになります北朝鮮問題です。韓国が主導権を取り、対話路線北朝鮮問題解決すると、各国首脳に伝えました。安倍首相トランプ米大統領習近平中国国家主席のいずれに対しても、対立は避けながら、北朝鮮との対話路線を主張しています

――対話北朝鮮の核・ミサイル開発を抑えられますか。

 対話北朝鮮の核・ミサイル開発を止めることができないのは過去20年の経緯から明らかです。しかし、文在寅大統領は本気で言っています。少なくとも中国ロシア対話路線の方が都合いいと思ったのかもしれません。韓国提案に乗る形で米韓軍事演習の規模縮小などを言い出しています。その一点では、文在寅外交は成果を上げています(苦笑)。

 文政権の対話路線で、北朝鮮圧力をかけていこうというムードが殺がれていますトランプ大統領がどう出るかが焦点です。

――オリンピックの共催提案はどうですか。

 現実感のなさには驚かされます。都鍾煥・文化体育観光相は来年平昌冬季五輪スキー競技の一部を北朝鮮スキー場で行う案を明らかにしました。兄を毒ガスで殺すような人物が治める国に、世界一流のアスリート世界メディアを入れ、各国の応援団も入れ、そこから世界生中継しようということです。

 IOC国際オリンピック委員会)も北朝鮮も、受け入れられるはずがありません。それを提案するわけです。

 経済政策財閥改革南北統一政策文在寅政権政策はいずれも現実感がありません。一人あたりGDP有効求人倍率日本より低いのに最低賃金東京以上に上げるなど、経済を知っていればありえないことですけどね。

――韓国国内でそのような指摘はないのですか?

 文在寅がすべて正しく、朴槿恵がすべて間違っているという「感情」が今、韓国を動かしています。文さん自身も、外交をうまくやっていると確信しているように見えます

 

――大使館総領事館の前の慰安婦像撤去を声高に言う段階ではないとお書きになっています

 それは戦術的な問題です。基本的慰安婦合意は断固として履行させるべきです。あの合意日韓政府が互いに譲歩してまとめた歴史的ものです。これまでの日韓交渉日本が譲歩ばかりしていましたが、その時代にはもう戻れない。日本がそれではもう持たないことをうまく伝える必要があります。彼らが理解するためにも合意からの譲歩はあり得ません。

――朝鮮半島をめぐる今後の展開をどう予想されていますか。

 文在寅大統領の対北朝鮮対話路線世界の流れになってしまうことを恐れています。その兆候はすでに出ています。肝心のアメリカがそちらの方向に向かっているのではないかと思わせるサインを、マティス国防長官発言などから感じています

――どうして韓国左翼勢力は力を維持してきたのでしょう。なぜ、左翼政権誕生したのでしょうか。

 政府財閥癒着が強く、コネ社会である韓国では、財閥批判政権批判に直結するからです。韓国IMF管理下になった時、大統領左派金大中だったことは韓国にはある意味幸いでした。金大統領財閥との関係が薄かったため、いわゆる「選択と集中」に成功したと言えます

――文在寅外交対話推し進めるなか、北朝鮮核実験をすれば、対話路線は失敗となるのでは。

 一時的には北朝鮮批判しても、文政権は対話路線を変えないでしょう。ある種の信念を持ってやっているのでしょう。それは人事にも表れていて、北朝鮮との実質的責任者である国家情報院長には、これまで2回の南北首脳会談を仕切ったソ・フン氏を、青瓦台大統領官邸)の秘書室長には、左翼学生運動の元議長国会議員のイム・ジョンソク氏を選んでいます。ほかにもありますが、どの人も対話派ばかりです。文政権は安倍政権以上に「お友達内閣」ですよ。

 仮に、核実験があっても彼は「外交的成功している」と主張するでしょうし、外交面で大統領批判する大きな流れは起きないと思います文在寅政権が崩れるとしたら、最大の要因は経済でしょう。もしくは北朝鮮統合する負担が大きいと分かったときです。対話路線への反対で政権が崩れる可能性は極めて低いと見ています

――北朝鮮の核・ミサイル問題解決の鍵は何でしょう

 米中が北朝鮮の将来についてビジョンを共有することでしょうね。その際には日本韓国蚊帳の外になるでしょう。それは文在寅大統領が最も嫌うところですけれど。

武藤正敏(むとう・まさとし) 横浜国大卒、外務省入省。韓国語研修の後、在大韓民国日本国大使館勤務。クウェート大使を経て2010-2012年韓国大使。著書に「日韓対立の真相」「韓国の大誤算」(悟空出版

聞き手 土屋直也(つちや・なおや) ニュースソクラ編集長

日本経済新聞社ロンドンニューヨーク特派員経験1991年の損失補てん問題で「損失補てん先リスト」をスクープし、新聞協会賞を受賞。2014年日本経済新聞社退職ニュースソクラを創設

構成 豊川博圭

anond:20170718083321

そんな風に上辺しか見ない人がほとんどだから

自分安倍政権になって

株価2倍、経常利益20兆増、有効求人倍率2倍、60年ぶりの農業改革電力自由化

観光客3倍増

かなり成果出してるのを知ってるからマスコミの切り取り報道見ても

またやってるな~くらいにしか思わないんだけどね

2017-07-06

転職の総括 2017夏

春に、詳しく話せない事情から病気した)自己都合で退職の運びとなった。この経緯については自業自得の面もあるので致し方ない。

結構近々に転職した会社だったのでその時との違いなどに気づいたことについてまとめておく

(※個人の感想です

1.失業保険がもらえなかった

ネットで調べて、いわゆる3D案件半年以内に自己都合で退職した特定受給資格者 特定理由離職者の範囲:体力の不足、心身の障害、疾病、負傷、視力の減退、聴力の減退、触覚の減退等により離職した者)でもなんとか3ヶ月しのげると思っていたのですが、今年(2017年)の4月より廃止されたそうです。

なので、前回失業保険を使い切っちゃった人は転職一年病気をしないようにしましょう。

しれっと改正されたので雇用保険関連のサイトでも内容をアップデートしていないところが多いので要注意ね。


2.Web制作業界有効求人倍率はほぼ変わらない

やっぱ中途半端な職歴だとWeb制作業界内での転職は難しいです。その中でも引く手あまたの職種が一つだけあります。それは「Webデザイナー」です。ただしピクセル単位案件を仕上げることが身についてるのが最低条件、CSSHTMLモックが作れる人は引く手あまたです。

コーダーと言われる職種は「フロントサイトエンジニア」に駆逐されつつあります

Webディレクターで最低必要要件は「コードがある程度書けて進行管理が出来るのははもちろん、要件定義からワイヤーフレーム製作まで出来ること」です。


3.とは言え、ダメ企業はとことんダメみたいで

前職を応募した時に募集してた企業10社ほど同じ職種募集してた。前回も今回も転職サイト100万円以上かかるような掲載だったからもったいなすぎる。ここ1年で5~6人以上辞めてる企業業務内容を反省しないと同じことを繰り返すことになりますよ。

なぜなら、「辞めない」「辞めにくい」人は転職市場じゃすくないですから


4.面接を受けたうち、5~6社で聞いた話

フリーや小さな事務所でやってるクリエイターエンジニアマッチングさせるポータルを作るぜ」

いま企画段階の方はすでにレッドオーシャンです。胸に手を当てて再考してください。


5.手書き履歴書必要企業が減った

雇用保険対策で送った1件と他1件ぐらい。


気がついたことはこんくらいかな。


後、辞めてから職を探さなければならない羽目になってしまった人はエージェント経由だと難しいよ。なぜならエージェント経由だと「募集に掛ける費用が後払い」なのでのんびりやるし、そもそも長い間採用しなくても損はないので短期決戦には向かない。「応募書類履歴書職務経歴書など)を添削し、転職市場についてアドバイスをしてくれるだけの存在」と割り切って付き合いましょう。「在職中によりいいとこ探す」のであれば使えるかも。

2017-06-18

安倍以外だと緊縮財政から不況が怖いと自民支持者は言うが、

たぶん安倍政権消費税増税は避けられないからどっちみちまた景気は冷え込むと思うよ。

直近の景気調査みても、実体経済はまだまだ、ぜんぜん不安定状態が続いてるのにね。

雇用環境社会問題化したり有効求人倍率は下がっているけれど、賃金市場事態が上向きになってるわけじゃないしな

2017-06-02

ニュース感想

これ→http://www.asahi.com/articles/ASK5075MRK50ULFA03C.html

技術革新が加速し、

研究開発に力を入れるという話が始まるのかな?

企業の)外部での人材育成必要になっている。

は、はぁ(どうしてそうなるのかよく分からないんですが、大学での研究開発教育を推進しようというのかな?)

第一に、実務経験のある教員を思いきって増やす産業界ニーズに合う実務教育を行う。

この実務経験っていうのは、研究開発経験のことじゃ無さそうなんだけど、冒頭の話と全然違うこと言ってるじゃないか

リカレント教育(学び直し教育)の態勢を整えていく。

しかも、若者対象ですらないのかよ!若者の発想を使わず技術革新とか一体何なんだよ!

さらに言うと、現状でも、大学別に年齢制限とか年齢による学費の傾斜とかやってないだろ

学び直しに来られるよう、態勢を整えるべきなのは企業側じゃないのか

第二に、大学経営層に地元経済界人材を登用し、ガバナンス改革を試みる。

地元経済界人材って具体的にどういう人たちですか?

加計さんとか?

大学で為されるべき教育のこと、分かってないと話にならないし、博士号取得者に勿論限るんですよね?(いいや、そうではないのでしょう:反語)

企業の外で人を育てる仕組みをつくるには、経団連の協力が必要だ。

現状で大学は人を育てられていない、って言ってるわけですな。

経団連の協力なしで、ノーベル賞受賞者をこれまでも輩出してきたのでは?

新卒一括採用だけではなく、大学リカレント教育を受けた人材積極的中途採用していく方針を打ち出していただきたい。

若者に限れば有効求人倍率が0.7とかで、低いという記事が出ていたばかりだが、もっと押し下げようというわけですな

まとめ:記事タイトルは「地方大学の強化」だが、これは「地方大学の弱体化」の誤植ですな

免責:あくま個人の感想です

2017-05-30

三大「ニュースに出てくるけど、ちっとも当てにならない経済指数

・国の借金

有効求人倍率

あと1つは?

2016-12-14

正社員になれない件

紹介予定派遣やっても無理でした。キャリアカウンセラーによると契約社員からの登用目指すのもやめたほうが良いとのことです。

まあ、こう書くととにかく頑張れば道は開けて正社員になれる、正社員有効求人倍率は0.7以下だけど精神力でなんとかできるとか頭のおかし自称雇用情勢に詳しいおじさんがどこにでも沸くので何も書かんが。

2016-10-06

学歴就職年収に関する独り語り

今年38歳。

関東だけど人口1桁万人の港町に産まれ、育った。

小中くらいはさしたる努力もせずにクラストップクラスの成績。

ミニ四駆ドラクエが好きなどこにでもいるような子供だった。

なんとか通学できるか、って距離まで伸ばしても圏内には進学先の高校は5,6校。

商業科や工業科、水産科なんかもあって、大学進学の可能性が残る普通科があるのは2校程度。

そのうち1校に入ったものの、ガクガクと成績は落ちていった。赤点をなんとか回避、ってことも何度か。

Jリーグが始まったのがこの頃か。

大学進学の可能性が残るという表現を使ったけど、田舎学校なんでレベルは低い。

平均の偏差値は50切ってたと思う。

同学年でMARCHに入れるのが5人以下、早慶は数年に一人いるかも、くらい。

実際には高卒就職する者、専門学校に進む者も多い。


低成績の俺は地方私大しかからず、親に頼み込んで浪人させてもらった。

条件は予備校の寮に入ること。ほぼ軟禁生活。泣いて嫌がったけど仕方なかった。

それでも、そんな環境であっても勉強は怠けてしまっていた。

当時田舎者にはあこがれだった渋谷タワレコに平日昼間から行って、 TK新譜試聴したな。

高校の頃からそうだけど、「勉強法勉強」は好きで、あの方法勉強すれば俺の成績は上がる、って謎な自信だけもっていて、でも勉強はしない。

明日やれることは今日やらない。よって数学的帰納法により、受験日まで勉強しない。

本当にダメ人間だった。

メタ勉強だけは好きってのは10年前にライフハックにハマったのと、今思えば同じ根っこだったんだろうな。


そんな訳で一浪しても入れたのは偏差値50アンダーの私立理系大。Fランク。最近はGランクであるんだっけ?

ここでさら実験科目の出席日数が足らず、留年

成績不良じゃないくて出席日数不足ってところがつくづくダメだな。


ただ、振り返ってみてこの頃ラッキーだったのが2つある。

1つはコンピュータサイエンス教官実力主義者で、当時の第二種情報処理技術者、今の基本情報処理技術者試験合格すれば単位をやるって人だった。

ちょうどインターネットが普及し始めて、テレホタイムになると同時にISDNで繋いでいた時期。

コンピュータ勉強面白くて、出席外で単位とれるならと合格できた。ここで基礎を固められたのはラッキーだった。

もう1つは留年したせいで一般教養科目を余計に取れる余裕ができたこと。

心理学の少人数上級版で、自分テーマを決めて教授と毎回議論できるってクラスだった。

就活に備えた自己分析を、心理学者とサシでできたのはラッキーだった。(ドラッカープロフェッショナルの条件を読めたのもこの頃だったな)


で、就職活動2002年卒、有効求人倍率 0.54 倍。世はまさに大氷河期時代日韓共催ワールドカップの頃。

周りや就活相談室の(ストレートな分、俺より有利な奴の)を聞くと、数十名の小規模企業に入るひと、地元に戻って地元会社に入るひとも多かった。

一浪一留偏差値40台という自分スペックと向き合った。

このままだとヤバいなと、底辺だなと(当時は今のような使われ方をしていなかった言葉だけど)思った。

どうするか。資格もあったせいで業界IT特に SI が有利だろうと思った。

計算機室でCOMPUTER WORLDを読み耽けり、大学図書館日経コンピュータバックナンバー2年分を通読して業界を知った。


そして採ったのは某国コンピュータメーカー1社のグループ会社に絞る集中戦略

親会社企業研究(成り立ち、歴史挫折チャレンジ)を深めれば子会社はいくらでも応用が効くし、心理学者と深めた自己分析と付きあわせて「あなた出会えた私」のストーリーでっちあげれば、志望動機入社後の目指す姿も十分語れた。

このストーリー説得力と、新人研修で取らせることの多い資格を既に持っていることがあれば、自分スペックをある程度カバーできるだろうと思った。


これはうまくハマって、そのグループ会社では全戦全勝、本体でも最終面接まではいった。落ちたけど。

自分が出た大学では「誰もが知っている名前のついた会社に(子会社はいえ)入れる奴」はレアで、まして一浪一留でってのは劇レアだった。


待遇親会社と同一で、初年度、24歳で年収300万円くらい。

でもトレーナーとソリが合わず(今に思えば子供じみた理由だ)、転職

就活の時にはコンサルなんて職種が世にあることを知らなかったけど、

たまたま募集してたITに強い外資コンサルに移って26歳年収400万。

国内限定学歴揶揄する人もたまに見るけど、ボストン採用の同期とか普通にいたな。

そこでのコンサルスキル海外経験のおかげで別のコンサルに移って28年収750万。貯金1000万超えたのもこの頃。

タイミングが超ラッキーで、この直後にリーマンショックがあった。こんな大幅年収アップの転職案件はすぐになくなった。

さら上級SEに戻って30歳800万円。

35歳くらいで外資ベンダー転職して年収1000万円超えて、38の今は1200万円。

年齢で見た年収は社内の平均からは下がるようだけど、まぁ十分満足してる。

株とETFで4000万円くらい持ってる。

金融資産の半分くらいは100年に一度の株の大バーゲンリーマンショック)の時に買った株のおかげ。

その時期にセールワゴンにしがみつくだけの定期定額収入があったのも、またラッキーだったな。


転職活動では、卒業したFラン大学一浪一留は何の問題にもならかった。

しろ英語力の低さを指摘されることが多かったな。



そんな感じ。



基本、世は学歴社会ではあると思う。

俺はあまりその是非の議論には興味はない。

学歴は時には一発でゲームを決める強力なカードであると思う。

でも自分対峙するフィールドでどういう力学が働くかを理解して、持ってるカードを限られたターンの中で増やし、切っていくだけだ。

現在自分収入タイミングの良い転職のおかげだと思う。

自分が好きなタイミングで職を選べるのは、2つ目の外資コンサルであらゆる「ビジネス知的基礎体力」を身につけさせてもらえたおかげだと思う。

自分学歴とは不釣り合いな場所にいられるのは、ここに、大学を出てからラッキーたちに、集約されると思う。

でも、それでも「大卒である」ことだけは一定程度以上の会社では最低条件、前提条件だった。

大手コンピューターメーカーの大ベテランの中には、時代的に高卒の人もいたし、高卒工場勤務から叩き上げで働いている人もいたけれど、もうそれはない。

今の勤め先も入社時にはbachelor以上の英文成績証明書必須だ。

俺はラッキーだけで現状があるとは思っていない。

ただ、ラッキーに加えて必要だったのは、俺の場合は「Fランだろうが大卒」というチケットそれ自体ではなく、浪人留年学費生活費を捻出してくれた両親だったと思う。

父は企業奨学金日東駒専クラスに通い、卒業後に職業選択の自由はなかった。意に添わない異動も俺たち子供のために受けいれてくれた。

母は家が貧しく、家族に反対されながら働きながら自費で通信制高校卒業資格を得た。

学ぶことで人生選択肢が増える。学ぶことは自由につながる。

そのことを身をもって知り、身をもって子に示し、ダメな俺が大学を出るまで支えてくれた両親こそ、俺が今の俺であるために必要だったと思う。

月並みだが、本当に感謝している。

繰り返すが、学歴は強力ではあっても、いくつかあるカードの一枚に過ぎないと思ってる。

俺は馬鹿ダメ人間だったから「Fラン一浪一留」なんて貧弱なカードしか得られなかった。

でもそれも、そんなカードも、両親が必死になって繋いで手渡してくれた大切なカードだった。

その大切な一枚を活かせるような生き方ができて本当によかったと思ってる。

そろそろ俺が浪人する許しを請うた時の親の年齢に、俺がなる。

あの頃の両親のようにありたいと、そうあるための今の収入資産だと思う。

読んでくれてありがとう

2016-09-30

野原ひろしが平均だった時代実在したのか

野原ひろしの年収は650万であり、これは2016年現在から見れば5%のエリートに属するというブログ斜め読みした。

ふむ。では当時ならひろしは平均、あるいは平均よりちょっといい程度とみなされたのだろうか。

Wikipediaによれば野原ひろしの年収650万はアニメ94話の台詞からの推測であり、これが放送されたのは1994年4月である

そして国税庁資料を見ると1年勤続者(男性)の平均年収賞与含む,単位:万円)は当時以下のように推移している。

西暦平均年収
1989493
1990520
1991547
1992558
1993555
1994560

1994年の平均年収は560万である。650万は当時の平均より90万多い(ちなみに彼は35歳だが、1994年の35歳~39歳の平均給与は全体平均と同じ560万である)。

年収というやつは必ずしも正規分布しているわけではなく、一部の凄まじい金持ち平均値を引き上げる傾向がある。従って中央値基本的に平均よりも低いと見た方がいい。

その点も含めると、おそらく1994年の野原ひろし650万は中央値よりも100万ほど多いと思われる。平均給与より月収が8.3万多い計算になる。これを平均よりちょっと良い程度と思うかどうかは……まぁ人によると思うが、どちらかというとそこそこ年収のあるやつが自分年収を隠して言う時に「いや俺だって安月給だよそんなん。え?平均とくらべて?同じようなもんだよ、あー、まぁ、ギリギリ平均よりちょっとだけ良いくらい?」的な雰囲気を感じる。イラッ☆

バブル全盛期と比較してみる

1年勤続者(男性)の平均年収1997年の577万をピークとして緩やかに下っていき、リーマンショックでとどめを刺される。

野原ひろしは35歳の男性社員である。ということでこの全盛期で見ると、35歳~39歳男性1997年の平均は589万であるバブル全盛期の中央値平均値殆ど同じだったと仮定すれば、1997年のひろしの年収650万は平均よりちょっと良い、というのは、まぁわからなくはないだろう。月給にして他の人より5万円多いのを「ちょっと」というのは、多い側からみればそうかもしれないが、少ない側から見ると「あ?それちょっとっていうならよこせや」と思うところな気はするが。

なお2014年の35歳~39歳男性の平均年収は502万である。やんなるね。

埼玉県春日部市の平均年収

一方で春日部市における平均年収から見た野原ひろしはどうか(春日部市の平均収入ググると妙な数字が出てくるけど、これソース不明瞭だし計算式も公開されてないので信用に値しないと考え無視した)。

総務省統計局では都道府県別の家計調査2000年からしかないが、ひとまずこれを参照する。春日部市単独データは無いが、春日部市人口15万人以上であることから中都市に該当する。曰く、2000年賞与を含めた年平均月額の世帯主収入は466,591円である12倍すると534万。バブル全盛期をちょっと過ぎた2000年でこの数字である

650万とは実に120万の差がある。中央値はこれより更に下であることを考えれば、春日部市における野原ひろしは当時から見ても平均的、あるいはそこからちょっと良いだけとは言い難いように思う。

レール

野原ひろしのような人生は、なるほど現代からすると相当なカチグミであるように見える。しかし当時の社会背景を考えれば、こうしたレールに乗ることは平均的な能力プラスアルファでどうにかなる範囲だったのではないか

個人的結論としては、これは当時から困難だと思う。

彼は1994年当時で35歳、二十歳で大学中退して(つまり高卒で)入社したとのことである。従って1979年入社であり、これは残念ながらバブル期である

当時新規有効求人倍率は1を切っていた。

加えて彼は高卒であり、今ほど大卒信仰が強くない時代はいえこれがプラスに働くことはまず無い。ゆえに就職活動において基本的には不利な立場にあったと言える。

そして彼が得た内定中央区日本橋にある商社である

どう考えてもこの時点で相当なカチグミである。これを平均よりちょっと良いレベルとは当時ですらやはり言えないように思う。

まとめ

そういうわけで、野原ひろしは1994年当時で見てもエリートだと思う。バブル真っ盛りの時と比較してギリギリ「平均よりちょっといい程度だね」と見栄込みでいうことは出来ると思うが、それ以外ではいささか厳しい。

さら国内商社年功序列給料が上がるため、2014年55歳の野原ひろしの年収はほぼ間違いなく1000万を超えているだろう。2014年の55歳~59歳の男性平均年収は631万であり、彼は最終的に平均の1.5倍を上回る所得者ということになる。

彼は今からみてもエリートだが、当時からエリートであり続けた、というのが正しい見方ではないだろうか。

追記:子供のいる夫婦限定すれば野原ひろしは平均になりえるのでは?

子供のいる夫婦限定すれば野原ひろしは平均になりえるのではないか、というブコメを見て「あ、それは見てなかったわ」と。

そういうわけで追加で調べた。

1996年国民生活基礎調査「1世帯当たり平均所得金額世帯主の年齢(10歳階級)・世帯構造別」を見ると、「夫婦と未婚の子のみの世帯」の平均所得は621万である。おお、これなら650万は平均よりちょっといい程度やんけ、と思ったが、問題がある。

これは世帯収入、すなわち共働きを含めた数字からである。ひろしは単独で650万である以上、この数字と直接比較はできない。

この基礎調査世帯主収入データは無いようだったため、これを推測すべく、2000年家計調査の「有業人員別1世帯当たり1か月間の収入支出」を見ると「全国・勤労者世帯核家族世帯)」の世帯収入世帯主収入データがある。核家族における世帯の実収入は月額568,391円、このうち473,674円が世帯主収入である割合にして83.3%。

この比率が4年で大きく変動していないとすれば、621万の83.3%は517万である。残念ながら650万とはかなり差があると言わざるをえない。

東京に絞ればどうか

96年の「1世帯当たり平均所得金額世帯人員地域ブロック別」を見ると、世帯人数ごとの所得額が地域別で分かる。ここでとりあえず「3人」を見てみると、全体平均が718万、一方で埼玉が属する「関東Ⅰ」ブロックでは829万である。当時全体平均に対して首都圏所得は115.4%になる。

この比率を当てはめると、517万の115.4%で596万。これが1996年東京ブロックの子持ち既婚男性30代の平均年収の推測値である

ただし、この「関東Ⅰ」には丸ノ内線内在住かつ子持ちの夫婦が含まれている数字であり、彼らが平均を大きく引き上げることは間違いないだろう。従って都内在住の子持ち夫婦というカテゴリで見るなら野原ひろしは平均的かもしれないが、埼玉県春日部市という点で考えれば、97年の最も所得の良かった時期の子持ちの夫婦という点で比較してもやはり平均的な家庭よりも所得に余裕がある立場ではないかと思う。

ひろしは商社マンとしては平均的なのでは

野原ひろしの務める双葉商事中央区日本橋にある商社という設定だが、例えば日本橋にある神鋼商事四季報を見ると平均年齢39歳で平均年収711万である。これと比較してみると35歳の営業課長で650万というのはちょっと低い印象がある。

はい商社も色々である総合商社なら平均で1200万~1300万になるが、中堅商社でいえば650万というのは平均的かもしれない。

バブルでググれ

Wikipediaによればバブル86から91年だそうで。顔真っ赤にして「ITバブルがー!サブプライムがー!」とか書こうと思いましたが、無知をお詫び申し上げる。

しか政府統計を見る限り、この86から91年の所得平均がずば抜けて凄いかというと特にそんなことはない。上述の通り、一番平均所得額がいいのは97年だからである(なので無知自分は97年がバブル全盛期だと信じて疑いませんでした)。ただしピークへ向けて毎年のように平均所得可処分所得が上がっていっているので、サラリーマン的に印象の良い時代だったことは間違いないとは思う。

バブル時代ボーナスがたくさんでた、というのは嘘ではないだろうけれど、全国的な平均を取るとそうでもなかった。給料銀行振込ではなく手渡しだったなら「札束!」という印象が今よりあっただろうこと、東京の一部の羽振りの良い連中が誇張されたこと、当時の情報メディア新聞テレビが全てだったこと、といった条件下で醸成された「バブルの頃はみんな高給取りだった」んじゃなかろうか。

2016-07-03

世界同時株安に対してリベラル政党が主張すべき経済政策

2014年にこんなエントリーを書きました。


民主党支持者としての執行部のアベノミクス批判への愚痴 http://anond.hatelabo.jp/20141125174047



書いてみてわかったのは、はてなブックマークで月間1位を取ろうが年間ランキングに入ろうが世の中には何の影響もないということです。あきらめましょう(挨拶

とは言え、ひさしぶりに参議院選挙前に何か書こうかなーと思いつつモチベーションが上がらずにいたら世界同時株安が起きたので、これにからめつつあれこれ書いてみようかなーと思います。ただ、国内政治状況は変わってないですし、結論はたいして変わらないと思います

リンク先のタイトルに書いてある政党がなくなったとか言われても知りません。

というわけで、まずは上記のエントリー冒頭部分を引用します。とても大事な前提なので。

==========ここから引用==========

そもそもなぜデフレは駄目なのか


ここ15年ぐらいずっと言われてきた「デフレ不況」、デフレとは、物価が持続的に下落している状態を指します。

単純に考えればモノの値段が下がることはうれしいはずなのに、なんでデフレ問題なんでしょうか。

そんなことわかってるよと思われるかもしれませんが、順を追って説明するために書いておきます

物価が下がって企業の売上が減ると、企業収益が減ります企業利益を出すためには費用も減らさなければいけません。

新規設備投資を減らしたり人件費を抑えようとします。

今回はこのうち、人件費を抑える、というポイントにしぼって話をします。

物価が下落したのと同じ割合社員全員の給料を減らせれば何の問題もないのかもしれませんが、そういうふうにはできないですよね。

正社員給料は、物価が下落する割合ほどには下がりません。これを「賃金下方硬直性」と言います

じゃあどうなるかというと簡単です。失業者が増えるんです。

リストラされずにすんで定収入がある人たちはデフレで少しずつ得をしますが、その分をリストラされて収入が無くなる人がかぶるんです。

ただし、リストラをするには非常に煩雑手続き必要です。

結局この被害を一番受けるのは、これから社会に出て仕事をしようとする若い世代です。求人が減って有効求人倍率が下がります

企業はすでに雇用している人を解雇するよりも先に、新しく入ってくる人を減らすので失業率が高くなります。真っ先にこの影響を受けるのは若者です。

これがデフレ問題視するべき大きな理由です。若年失業者が増え、世代間格差が拡大していきます

物価上昇率失業率にははっきりとした相関関係があって、フィリップス曲線と呼ばれていますが、物価上昇率が低いと失業率が高くなります

==========ここまで引用==========

引用部分から続く2014年エントリーで私は、現政権金融政策(世の中に出回るお金の量を調整)を肯定して財政政策(どこから取ってどこに配るのか)と成長戦略規制政策とか産業政策とか)を批判しました。

当たり前ですが、その内容は今回も変わりません。

まずは、最近よく聞く「物価が上がったか実質賃金は下がって国民生活は苦しくなっている」という話についての議論から始めてみようかなと思います

物価失業率実質賃金の話


引用部分で、「リストラされずにすんで定収入がある人たちはデフレで少しずつ得をします」と書きました。

収入が変わらずに物価が下がるのでお得です。この状況が、実質賃金が上昇しているということです。

物価より先に賃金が動くことはありません。商品の値段を変えたからといって、会社給与水準はいちいち変動しないですよね。

ほとんどの企業では多くても年に1回、春闘の時期に給与水準が変わるだけです。

からデフレ下では短期的には実質賃金が上昇し、失業しなければお得ですが、失業者がその分の割を食います

長期的には、デフレのせいで給料が上がらないので失業しなくても損するのは皆さんご存知の通りです。デフレスパイラルというやつです。

そして、デフレ下で金融緩和をして世の中に出回るお金の量が増えて利益が上がっても、企業はすぐに給料を上げるわけではないので、物価が上がった分、実質賃金は下がります

利益が出る前に給与水準を高くする企業なんてあるわけないんだから当然なんですが、でもこれがむちゃくちゃ大事です。物価が上がるのが給与水準よりも先なので、まずは実質賃金が下がります

下がった分だれが得をしているのかというと、それまで失業していて新しく雇用された人たちです。

失業率が高いうちは、給料を上げなくても新しく雇えるので賃金はなかなか上がりません。失業率が下がり人手不足になり労働市場が売り手市場になってはじめて給料が上がっていきます

から物価が上がったか実質賃金は下がって国民生活は苦しくなっている」とか主張するのは本当にやめたほうがいいです。

マクロ経済をきちんと学んだことがある人間には「デフレに戻せ」と言ってるのと同じに聞こえるんですよ。

じゃあ、どういうふうに現政権経済政策批判してどんな主張をすればいいのかについて書いていこうと思います

現代の主流派経済学の中での左派の主張


クルーグマンスティグリッツピケティといった名前を聞いたことがある人はそれなりにいるかもしれません。別に知らなくても何の問題もないです。

クルーグマンスティグリッツはどちらもノーベル賞を受賞した経済学者で、日本では今年3月安倍首相が相次いで会談を行ったことがニュースになりました。

ピケティ2014年12月日本語版出版された「21世紀資本」の大ブーム日本でも有名になりました。

ちなみに、上記リンク先のエントリー2014年11月ピケティブームの直前に書かれたものです。(エッヘン)

そんなことはどうでもいいんですが、この三人のマクロ経済政策に関する主張はかなりの部分でとても似ています

三人とも主流派経済学左派に属する人たちなので、まー当たり前っちゃ当たり前です。

どういうものかというと、失業率が高い状況においては、金融緩和と大規模な財政出動をすべきというものです。

金融緩和についてはもう問題ないと思います。世の中に出回るお金の量を増やさないといけません。

その上で、財政政策(どこから取ってどこに配るのか)については、財政出動(たくさん配ること)を主張しています

金融緩和によって実質賃金はいったん必ず下がります。この実質賃金低下の影響が大きい層、つまり給与所得者層(中でも特に低所得者層)に配るんです。

必要な段階とはいえ、物価が上がったのに給料が変わってない人は消費を抑えようとしますよね。

せっかく出回るお金の量を増やしたのにうまく循環しないと困るので、実質賃金の低下の影響を財政出動によって和らげるんです。

当然、このタイミングでの消費税増税は、愚策中の愚策です。消費を増やすために財政出動しなければいけないのに、逆にその層からたくさん取ってどうすんだって話です。

政権経済政策について批判しなければいけないのはこの財政政策の部分です。

雇用は増やしたけど再分配がまったくできていない、むしろ逆行しているから、低所得者向けの積極的財政政策もっとやれという批判の仕方をすべきです。

金融緩和実質賃金低下を批判しても、雇用を増やしてほしい人たちからの支持を失うだけです。

マスコミ知識人ジャーナリストたちが果たすべきはずの役割とその怠慢


別にすべての人が経済政策について全体像理解してなきゃいけないなんて私はまったく思っていません。

ただ、マスコミ知識人ジャーナリストなどの、情報や知性のハブになるべき人たちが、必要に応じてその時々できちんと説明できればいいだけです。

そして、経済の話については、ここがものすごく弱いところです。

マスコミに期待するのは無駄だとしても、他の分野の話については専門的・学問的な知見の積み重ねに対して謙虚な人でも、経済の話だとまったくそれを無視するのってなんでなんでしょう(泣)

クルーグマンでもスティグリッツでもいいか入門書を一冊でも読んで全体像理解して、その全体像の中で個別論点をそれぞれ掘り下げればいいのにと思うんですが、権威のある経済学者言葉から自分の思いつきにあてはまる部分だけでパッチワークを作ってばかりで、知識人とかジャーナリストって勉強嫌いなんですか?

いちおう私について言っておくと、学者でもエコノミストでもなんでもなく、ただの経済学部出身者です。むかしひととおり学部全体像を学んだことがあるだけです。

知識のハブになる人たちは、「経済学者にはわからないだろうが」みたいなマクラポエムを書く暇があったら現代の主流派の通説ぐらいは知っといてほしいです。(偏見まみれ)

EU離脱を招いた、キャメロン首相緊縮財政政策


さて、イギリス国民投票の結果、EU離脱派が勝利しました。イギリス人移民雇用を奪われたことが原因だと言われたり、でも実際に移民が多い地域では残留派のほうが多かったりといった状況で、いろんな人が理由分析しています

私も、私なりに思い当たる理由を書いてみようと思います。というか小見出しにもう書いています

財政赤字削減を公約に掲げて2010年首相になった英保守党キャメロン首相の「改革」が、間違いなく理由ひとつになっていると考えています

名誉白人様ことめいろまさんがEU離脱解説した一連のツイートを読むとわかりやすいんですが、都市部インテリ(気取り?)は、失業率増加や公共サービスの低下を移民増加と直接的に結びつけて理解していることがよくわかります

移民が多い地域でむしろEU残留支持が多かったことからもわかるように、緊縮財政政策政府がなるべくお金をつかわな政策)による不景気公共サービスの低下が、なんとなくのイメージとしての排外主義を加速させるという意味で、経済学視点からも学ぶことの多い出来事だったと思います

クルーグマン言葉を借りれば「欧米日本失策から学ばずに、日本よりひどい失策をしたことに対する反省皮肉」というやつです。今度は日本失策からきちんと学べるといいですね。

財政再建派」という言葉について


ここはちょっと箸休めです。あんまり関係いから読まなくてもいいです。

よくニュースなんかでも使われる「財政再建派」という言葉があります財政再建派という言葉は、財政政策(どこから取ってどこに配るのか)において、増税特に消費増税)による税収増と緊縮財政を主張する人たちに使われる言葉ですが、すごく誤解を招きやす言葉だなーと思っています

消費税増税すれば、増税した年の財政赤字を減らすことはできますが、消費を落ち込ませることにより不況の原因になります

15年以上にわたるデフレ不況によって増え続けた国の借金を、単年だけの税収増でどうにかできると考えるなんて無理があって、好景気による税収増を続けていくことでしか財政再建成功しないと私は考えているので、せめて「増税優先派」とかにしてくれないかなと思ってしまます

財政再建すべきという目的は変わらないのに、片方を「バラマキ派」、もう片方を「財政再建派」と呼ぶのはいくらなんでもなぁとよく思います

リベラル政党が主張すべき経済政策とは


長々と書いてしますみませんでした。

さて、リベラルが主張すべき経済政策です。ここまで読んでくれた方はもうわかりきってるとは思いますが、「金融緩和低所得者層子育て世帯への財政出動の組み合わせ」です。

政権経済政策アキレス腱財政政策です。2014年エントリーにも書きましたが、

雇用を増やして失業者を減らしたけど、それでもまだ失業している人や低所得者層への再分配だったり世代間格差是正には興味がないのが現政権で、

再分配に興味はあるけどその原資のために景気を良くしたり失業率を下げるための政策最後まで採らなかったのが前政権です。

金融緩和継続するということを大声で主張しましょう。投票先のない経済左派が泣いて喜びます

参議院選挙ですね


そーですね!(やけくそ

私はリベラリズムが好きなので、候補者政党が何をどう言おうが、候補者政党が争点を決めることはできないと思っています

それぞれの有権者勝手優先順位の高い争点を決めて、それぞれの優先順位にしたがって投票してしまます。それでいいと思います

その結果、全体としては、これまで有権者にとっての優先順位が高い政策は、雇用福祉経済でした。これからも変わらないでしょう。

このことは、本来ならリベラル政党にとってはありがたいことのはずなんです!だって雇用を増やして失業率を下げる政策を主張すれば勝てるんですから!!

なんで勝てないんだろう!?雇用を増やす政策を主張してないからですね!!!

雇用が争点になったら困るリベラルって斬新ですね!!!!新しい!!!!!

本当に情けない、悲しいです。経済左派雇用を最優先に投票先を選んだら、自民党投票するのがもっと合理的になってしまうんです。

相対的に一番ロジカル経済政策を主張してるのが自民党からです。

しかも、ここまでに書いたように、よりロジカルな主張が存在するのに、私はそれを主張してほしくてしょうがないのに、リベラルなはずの政党たちは逆方向に全力疾走してます

自民党一強の状況を、右傾化とかそういう言葉に回収して馬鹿にすることに意味があるとはまったく思いません。


自民党安倍首相以外の執行部は緊縮財政派がずらりと並んでますし、次の総理経済で失政したら政権交代のチャンスも生まれるかもしれませんね。

それまで寝て待ちましょうか。そのときにはどんな党名になってるんでしょうね、すごく楽しみですね(棒)

また愚痴になってしまいました、手が疲れたのでここまでで終わりにします。オチはありません。

2016-03-14

歴代の首相を採点する。

ニュースを見てもネットを見ても時の宰相は常に批判されている。権力批判されて当然という理屈なのだがそれも変ではないか。歴代の首相を考えてみてあいつもダメだこいつもダメだ、全員ダメだと思うなら、それはスケールのほうが狂っている。常に首相批判する人は、誰なら満足するのか?その選んだ人はそんなに立派な人か?完璧人間などどこにもいない。結局現実にいる人物からしか選択肢はないのだ。歴代の首相の半数は、半分よりも上の出来だ。そんな観点から歴代首相を採点してみた。

安倍首相 ○

アベノミクスは失敗だのなんだのとずっと言われているが、株価は上がって有効求人倍率も上がってパートの自給も上がってるので上出来なのでは。外交は近隣との関係が悪すぎてダメ経済成長重視、外交協調政策政党はないのかな?民主維新野合の党が名称だけでも経済外交党にしたらそれだけで票を入れたいですわ。経済外交ひとつでも出来たので○としたい。なんのかんのと3年以上続いてまだ支持率高いしね。

野田首相 ○

近隣との関係悪化が顕著になったのは野田首相の時期だし、経済政策財政再建重視しすぎて景気悪化させちゃって、結果的外交経済もいまひとつだったのだが、この方は自分に厳しく人格的に立派な人だと思いますわ。安倍首相もタジタジの解散の演説は名演説だったと思う。謹厳実直な人柄も良く出ていた。ただし経済政策は謹厳実直なだけではダメなのだ

菅首相 △

敗戦以来の、という言葉は安売りされがちだが、本当に敗戦以来の大事件だった3.11原発事故とき首相東電福島第一原発に乗り込んだトップダウンは、むしろ現場を混乱させたとも言われているが、では東電に任せておいたら良かった?原子力安全委員会に任せておいたら良かった?どっちも無責任でしょう。東電撤退したらつぶれる発言恫喝だとか撤退じゃなかったとも言われているが、首相覚悟は見えたよね。東日本に人が住めなくなる可能性だってあったのだ。少なくとも最悪の事態は免れたでしょう。首相の手柄ではなく現場の手柄だけど、首相覚悟必要だったよ。でもこの方は人徳がないというか、人から好かれないよね。そこがなんとも。

鳩山首相 ×

よくこの人首相に選んだよね。何言ってるかわからないよね。一目見て変だよね。周りの人だってそう思ってるだろうに、この人が首相になれるのだからまだまだ政治は金の力なんだね。民主党政権時代の悪印象って多くはこの方の印象だよね。

麻生首相 ○

漢字とかバーとかどうでもいいことで批判されたけど、英語も堪能だしオリンピック代表経験を生かして海外首脳と個人として親しい関係を築く力があったよね。あと切り返しの上手さもなかなかだね。在任中はバラマキ気味だったことしか記憶にないけど、まあ悪い首相じゃなかったよね。リーマンショックもあり1年未満。地合いが悪かったね。

福田首相 △

典型的番頭さんタイプ首相なっちゃったという状況で、首相になってもサラリーマン部長くらいにしか見えなかった。官房長官ときシニカルコメント面白かったけど、首相がそれじゃ人ごとっぽくて困るよね。よくも悪くも印象に残っていないし、在任期間も1年ちょうど。もう少し何か。

安倍首相 ×

今の安部首相と同じ人かとおもうくらい当時は頼りなさと弱弱しさがあったよね。担いでた人たちも子供じみてたし。強烈な小泉首相の後だったという不運もあれど、当初からうまくいかないだろうなという雰囲気満々で、そのとおりちょうど1年で退任。

小泉首相 ○

強烈な個性賛否両論あっても、平成大宰相だよね。在任期間もさら20年前に中曽根内閣を上回ってるし。郵政とか道路公団とか、国鉄民営化みたいな目覚しい成果はあがらなかったかもしれないけど、よくやれたものだと思うよ。郵政民営化の、殺されてもいい、それぐらいの気持ちでやっているという言葉国民の心を鷲掴みにしたよね。北朝鮮電撃訪問もあったね。ブラジル移民訪問でのヘリ降下エピソードも感動したし、変人で信念と合致しない部分では冷たいところもあるのだろうし、構造改革のせいかはともかく在任期間の自殺者数が最高だとかもちろん負の側面も多いが、20年に1人の首相であるのは間違いない。

首相 ×

彼の話をきちんと通して聞いてみると世間で言われるほどにはおかしな人でも頭が悪くもないとわかるのだが、それでも水準以上ではないよね。えひめ丸衝突事故ときに各局で流されたゴルフ映像は当日のものではなかったらしい。失言癖は目の前の人に露悪的なちょっと面白いことを言いたい気持ちが抑えられない(というかそういうトークでのし上がってきたから今更やめられない)のだろうね。

小渕首相 △

人柄がにじみ出ていて良い人であったのでしょう。一国の首相特に国際政治の場ではもう少し貫禄があってよいとも思うけど。在任中は株価2万円台も赤字国債公共事業をやっていたので賛否両論ですかね。公明党と連立を組んだのが小渕首相時代。それも若干いかがかと。娘さんはPCドリル破壊しつつも議員の座に留まれていますご冥福をお祈りします

橋本首相 ○

いわゆる1990年代後半の金融危機の頃ですかね。住専への税金投入は批判を浴びましたが後世から見れば妥当施策であったと思います消費税増税退陣となり経済失政の例として語られるようになってしまいましたが、当時はやむをえなかったのではないかと思いますし、それ以外は難しい時代を乗り切ったのではないかと思います山一長銀がつぶれ日本はどうなるのかと当時は思いましたが、3.11少子化社会インフラ維持不能な現代日本から見るとまだまだ余裕があったなと思います。強烈なナルシスティックな語り口は近くにいたら仲良くなれるかは疑問ですが、首相としての貫禄はありました。首相指名選挙の討論で若き小泉潤一郎が橋本相手に空回りして負けていたのを思い出すと、安部首相の1次2次の違いと並び、人は成長するのだと知りました。ご冥福をお祈りします

2016-02-18

ヘッドハンター(笑)

転職サイト登録してるんだけど、ちょっとどうなのよ、という求人が多くて萎える。

特にヘッドハンター(笑)求人が酷い。

前職を薦めてくるヘッドハンター(笑)

これはひどい

何らかの理由で満足できずに他社に移る人が多いのだから、出戻りするケースなんてまずないだろ。

これ、キーワード検索に引っかかった人に片っ端から送ってるだけで、職務経歴すら見てないでしょ。論外。

百歩譲って出戻りするにしても、その際はヘッドハンター(笑)は使わんだろうに。

ヘッドハンター経由で出戻りの応募してくる奴がいたらキモすぎるわ。

同じスカウトを何度も何度も何度も何度も送ってくるヘッドハンター(笑)

前職を薦めてくる奴とも被るけど、一度送ったかどうかもチェックせずに送ってるでしょ。

サイト側も一度送信済みかどうかをわかるようにしてやればいいと思うんだけど、

たぶん何度も送らせた方がシステム利用料を稼げるとかゲス理由でそのままになってるんだろうな。

現在よりも明らかに年収が低い職を薦めてくるヘッドハンター(笑)

それに納得して応募する人がいると思うの?自分なら応募するの?

せめてすごく伸びている企業でゆくゆくおいしい思いをできそうとか、

年収は安いが非常にやりがいがある(笑)など見どころがあるならともかく、

全然そういう企業じゃないのを推薦してくるんだよね。

これも現在年収すらチェックせずに送ってるよね、きっと。

ちなみに、この年収ミスマッチヘッドハンターに限らず企業からスカウトでもありがち。

まり自分市場価値が今の年収マッチしてないってことかw

常に今が転職のチャンス!なヘッドハンター(笑)

何度も何度も送ってくる奴だからこうなるということかもしれないけど、

有効求人倍率なんとか倍で今がチャンス!」っていつでも言ってる人というか、会社があるのな。

何とか捻りだしてチャンスを演出する意気込みは買うけども、

見てる側からすると常にチャンスと言われ続けると信憑性ないな、としか思えないわ。

そんなに文句あるなら使わなければいいじゃんと言われそうだけど、

ヘッドハンター(笑)ではない企業からスカウトはチェックしたいので残してる。

ヘッドハンター(笑)からスカウトだけ拒否非表示にできればベストなんだけどねぇ。

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