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2018-07-18

anond:20180717173436

似たようなとこがあるので乱文、お節介承知で筆をとります。

私は潰瘍性大腸炎双極性障害実家住まいだったのに、にっちもさっちもいかなくなったことのあるアラフィフのオバちゃんです。(愛知県在住)

他の方の言及にもありますが、まずは最寄りの生活保護担当の方に、親世帯と(物理的に)離れて生活保護を受けられないか相談してみてはいかがでしょう?

私が相談した時も親世帯の諸事情で一緒の生活保護を受ける方向は選択できませんでした。

そこで、親とうまくいっておらず、生活援助も受けられない、ということで一ヶ月、自治体施設保護を受けつつ一人暮らし可能かを見極めるテスト暮らしの後、保護費で実家の近くに今の住居を確保していただきました。

(テスト暮らしは古くて使われなくなった公営住宅の一室に本当に最低限の家電等があって、そこで仮住まい形式でした。)

保護を頂ければ、難病自己負担含め医療費負担ゼロになります

(保護をもらっていても難病公費申請などは必要ですが。)

やりくりは必要ですが、ケータイインターネット含め生活インフラが止まることはなくなると思いますので、日々の暮らしは安定しやすくなると思います

落ち着いたらデビッドカード作成N予備校その他、学習サイトを利用してIT系手に職をつけてみては?

そして在宅ワーカーを目指されてはいかがでしょう?

ハロワ職業訓練学校のようにコマ分けキッチリなのでトイレとか厳しいかもしれません。

私のようなアラフィフ高校中退中途半端難病メンヘラと詰みすぎてるオバちゃんでも未だ保護からの自立を諦められずにもがいているのに、その若さなら尚更でしょう。

今はネットもあるし、何より貴方には若さもある。健全精神もある。

学歴の事も含め、未来を諦めなくていいですよ!

追記:

オバちゃんくらいの文章力でもExcelマクロちょっとしたスクリプト書いたり、2種情報処理技術者(今の基本情報処理技術者)と日商簿記2級受かるくらいは出来てます

増田君くらい文章が書けるなら、プログラミング勉強すればできるようになると思います。焦らずにね!

2018-05-28

職業訓練校でITを学び始めた

会社選びのコツとか今のうちに勉強したほうがいいことがあったら教えてください。

とりあえず基本情報処理技術者Java資格を取ろうと独学で勉強中です。

2016-10-06

学歴就職年収に関する独り語り

今年38歳。

関東だけど人口1桁万人の港町に産まれ、育った。

小中くらいはさしたる努力もせずにクラストップクラスの成績。

ミニ四駆ドラクエが好きなどこにでもいるような子供だった。

なんとか通学できるか、って距離まで伸ばしても圏内には進学先の高校は5,6校。

商業科や工業科、水産科なんかもあって、大学進学の可能性が残る普通科があるのは2校程度。

そのうち1校に入ったものの、ガクガクと成績は落ちていった。赤点をなんとか回避、ってことも何度か。

Jリーグが始まったのがこの頃か。

大学進学の可能性が残るという表現を使ったけど、田舎学校なんでレベルは低い。

平均の偏差値は50切ってたと思う。

同学年でMARCHに入れるのが5人以下、早慶は数年に一人いるかも、くらい。

実際には高卒就職する者、専門学校に進む者も多い。


低成績の俺は地方私大しかからず、親に頼み込んで浪人させてもらった。

条件は予備校の寮に入ること。ほぼ軟禁生活。泣いて嫌がったけど仕方なかった。

それでも、そんな環境であっても勉強は怠けてしまっていた。

当時田舎者にはあこがれだった渋谷タワレコに平日昼間から行って、 TK新譜試聴したな。

高校の頃からそうだけど、「勉強法勉強」は好きで、あの方法勉強すれば俺の成績は上がる、って謎な自信だけもっていて、でも勉強はしない。

明日やれることは今日やらない。よって数学的帰納法により、受験日まで勉強しない。

本当にダメ人間だった。

メタ勉強だけは好きってのは10年前にライフハックにハマったのと、今思えば同じ根っこだったんだろうな。


そんな訳で一浪しても入れたのは偏差値50アンダーの私立理系大。Fランク。最近はGランクであるんだっけ?

ここでさら実験科目の出席日数が足らず、留年

成績不良じゃないくて出席日数不足ってところがつくづくダメだな。


ただ、振り返ってみてこの頃ラッキーだったのが2つある。

1つはコンピュータサイエンス教官実力主義者で、当時の第二種情報処理技術者、今の基本情報処理技術者試験合格すれば単位をやるって人だった。

ちょうどインターネットが普及し始めて、テレホタイムになると同時にISDNで繋いでいた時期。

コンピュータ勉強面白くて、出席外で単位とれるならと合格できた。ここで基礎を固められたのはラッキーだった。

もう1つは留年したせいで一般教養科目を余計に取れる余裕ができたこと。

心理学の少人数上級版で、自分テーマを決めて教授と毎回議論できるってクラスだった。

就活に備えた自己分析を、心理学者とサシでできたのはラッキーだった。(ドラッカープロフェッショナルの条件を読めたのもこの頃だったな)


で、就職活動2002年卒、有効求人倍率 0.54 倍。世はまさに大氷河期時代日韓共催ワールドカップの頃。

周りや就活相談室の(ストレートな分、俺より有利な奴の)を聞くと、数十名の小規模企業に入るひと、地元に戻って地元会社に入るひとも多かった。

一浪一留偏差値40台という自分スペックと向き合った。

このままだとヤバいなと、底辺だなと(当時は今のような使われ方をしていなかった言葉だけど)思った。

どうするか。資格もあったせいで業界IT特に SI が有利だろうと思った。

計算機室でCOMPUTER WORLDを読み耽けり、大学図書館日経コンピュータバックナンバー2年分を通読して業界を知った。


そして採ったのは某国コンピュータメーカー1社のグループ会社に絞る集中戦略

親会社企業研究(成り立ち、歴史挫折チャレンジ)を深めれば子会社はいくらでも応用が効くし、心理学者と深めた自己分析と付きあわせて「あなた出会えた私」のストーリーでっちあげれば、志望動機入社後の目指す姿も十分語れた。

このストーリー説得力と、新人研修で取らせることの多い資格を既に持っていることがあれば、自分スペックをある程度カバーできるだろうと思った。


これはうまくハマって、そのグループ会社では全戦全勝、本体でも最終面接まではいった。落ちたけど。

自分が出た大学では「誰もが知っている名前のついた会社に(子会社はいえ)入れる奴」はレアで、まして一浪一留でってのは劇レアだった。


待遇親会社と同一で、初年度、24歳で年収300万円くらい。

でもトレーナーとソリが合わず(今に思えば子供じみた理由だ)、転職

就活の時にはコンサルなんて職種が世にあることを知らなかったけど、

たまたま募集してたITに強い外資コンサルに移って26歳年収400万。

国内限定学歴揶揄する人もたまに見るけど、ボストン採用の同期とか普通にいたな。

そこでのコンサルスキル海外経験のおかげで別のコンサルに移って28年収750万。貯金1000万超えたのもこの頃。

タイミングが超ラッキーで、この直後にリーマンショックがあった。こんな大幅年収アップの転職案件はすぐになくなった。

さら上級SEに戻って30歳800万円。

35歳くらいで外資ベンダー転職して年収1000万円超えて、38の今は1200万円。

年齢で見た年収は社内の平均からは下がるようだけど、まぁ十分満足してる。

株とETFで4000万円くらい持ってる。

金融資産の半分くらいは100年に一度の株の大バーゲンリーマンショック)の時に買った株のおかげ。

その時期にセールワゴンにしがみつくだけの定期定額収入があったのも、またラッキーだったな。


転職活動では、卒業したFラン大学一浪一留は何の問題にもならかった。

しろ英語力の低さを指摘されることが多かったな。



そんな感じ。



基本、世は学歴社会ではあると思う。

俺はあまりその是非の議論には興味はない。

学歴は時には一発でゲームを決める強力なカードであると思う。

でも自分対峙するフィールドでどういう力学が働くかを理解して、持ってるカードを限られたターンの中で増やし、切っていくだけだ。

現在自分収入タイミングの良い転職のおかげだと思う。

自分が好きなタイミングで職を選べるのは、2つ目の外資コンサルであらゆる「ビジネス知的基礎体力」を身につけさせてもらえたおかげだと思う。

自分学歴とは不釣り合いな場所にいられるのは、ここに、大学を出てからラッキーたちに、集約されると思う。

でも、それでも「大卒である」ことだけは一定程度以上の会社では最低条件、前提条件だった。

大手コンピューターメーカーの大ベテランの中には、時代的に高卒の人もいたし、高卒工場勤務から叩き上げで働いている人もいたけれど、もうそれはない。

今の勤め先も入社時にはbachelor以上の英文成績証明書必須だ。

俺はラッキーだけで現状があるとは思っていない。

ただ、ラッキーに加えて必要だったのは、俺の場合は「Fランだろうが大卒」というチケットそれ自体ではなく、浪人留年学費生活費を捻出してくれた両親だったと思う。

父は企業奨学金日東駒専クラスに通い、卒業後に職業選択の自由はなかった。意に添わない異動も俺たち子供のために受けいれてくれた。

母は家が貧しく、家族に反対されながら働きながら自費で通信制高校卒業資格を得た。

学ぶことで人生選択肢が増える。学ぶことは自由につながる。

そのことを身をもって知り、身をもって子に示し、ダメな俺が大学を出るまで支えてくれた両親こそ、俺が今の俺であるために必要だったと思う。

月並みだが、本当に感謝している。

繰り返すが、学歴は強力ではあっても、いくつかあるカードの一枚に過ぎないと思ってる。

俺は馬鹿ダメ人間だったから「Fラン一浪一留」なんて貧弱なカードしか得られなかった。

でもそれも、そんなカードも、両親が必死になって繋いで手渡してくれた大切なカードだった。

その大切な一枚を活かせるような生き方ができて本当によかったと思ってる。

そろそろ俺が浪人する許しを請うた時の親の年齢に、俺がなる。

あの頃の両親のようにありたいと、そうあるための今の収入資産だと思う。

読んでくれてありがとう

2015-10-11

情報科高校でやってるプログラミングのほうの1級の試験は受かったが、

基本情報処理ソフトウェア開発技術者も受けなかったなあ。

実教出版ハードウェア教科書とかも大体身についてたと思うんだが。

z80だかでアセンブラやったりもしたなあ。

2015-08-08

基本情報処理技術者試験

午前の問題計算問題以外なんとかなっているんだけど、午後の問題難しい!

午前が基礎だとしたら午後は応用というより発展って感じだ。発展の暴力

いままでふーんそうなんだーで過ごしてきていた項目が発展となって私に襲い掛かってくる。

特にアルゴリズムが難しい。いままでこういう考えというか思考の仕方したことなかった。

プロプログラマの人たちはこういう問題でも一読して内容を理解しカチャカチャターンとプログラムを書いてしまうのですか!?

私は相手の思考(ババット書かれたプログラム)を追うことが苦手なのかも知れないなあと思った今日この頃です。

がんばればなんとかなるのかなあ。

2013-07-21

必然失業と数奇な再就職

やっと転職が決まったので、失業から再就職までの奇妙な3ヶ月間を書き記したいと思います

とある独立ITベンチャーに2年半ほど勤めていましたが、今年の3月に退職勧奨を受け、それに同意する形で退職しました。

最初から退職勧奨を言われた訳ではなく、新設される営業部への異動を打診され、それを断るなら…という形でした。

新設される営業部というのは、その時点では何を売るのかも決まっておらず、有り体に言って追い出し部屋+なんとか売上を

増やそうとする経営者側の悪あがきで、どういう意図があったにしても将来的に進展するような話ではありませんでした。

その話を聞く以前から会社の売上は目に見えて下落しており、また人材流出も激しく、私が辞める時には取締役4名を含む

30人以上も退職しているような状況でした。ちなみに私が入社した時点でも全体で70名程度の会社でです。

もちろん話を聞いた時はショックでしたが、一方で「ああついに」という納得感と、奇妙な安堵感を感じました。

安堵感というのは、正直なところ私も中途入社した1年目から既に他への転職先を探していましたので、こちらから辞意を

伝えることによる離職時のトラブルを避けられたという気持ちと、当時この話を取り仕切っていた取締役が、3ヶ月分の

身分保障について社長から言質をとっていたからです。

私は3月の半ばにこの話を聞き、3月の終わりに同意してから出社しなくなりました。

それから約2ヶ月、正確には1ヶ月半ほどの間、転職活動に勤しみましたが、なかなか再就職先が決まらない中、最悪の自体を

想定して手続きしておいハローワーク職業訓練校に入校許可が下りました。

正直、私にとっては甚だ微妙な状況でした。

実はこの何年か前にも失職中のつなぎのためにハローワーク基金訓練を受講していたのですが、それはもうひどい状況でした。

講師は某大手IT派遣社員で正式な資格はないつなぎの講師自分でそう言っていた)で、受講者を再就職させることも、資格

とらせることも、毎日出席させることすらにも全く責任をもたず、「ただ出席確認してテキスト棒読みするだけ」な授業でした。

もちろんクラスモチベーションが上がる訳はなく、かといって受講者も簡単に辞めるわけにも行かず、非常に閉塞感にあふれた

4ヶ月を過ごし、「もう二度とこんなところに来たくない」とすら思ったものです。

そんなところにまた通所する事になったのです。もちろん行きたくありませんが、それでも失職中にお金を受け取れるという話を

断れるはずはありません。嫌々ながら入校手続きをして、6月から受講し始めました。

ところが今回はなかなかよかった。もちろん有料の専門学校とは比べ物にはなりませんし、私が通っていたのも短期間だったか

かも知れませんが、講師陣のモチベーションが高く、こちらも背筋が伸びるような心地良い緊張感を維持することができました。

元々あくまで再就職のつなぎとしての失業手当目当て(※ハローワークで紹介される職業訓練校に受講すると受講期間中失業手当

が延長される。また自主退職などの給付制限がついている場合給付制限が解除される)でしたが、講師陣の熱い思いに打たれ、

私も結構まじめに受講しました。また、どうも今年は「再勉強」というキーワードがついてまわっているような気がしていましたので

再就職が決まるまでの腰掛けのつもりだったけど、どうせどうなるか判らんし、少し腰を据えて半年間マジメに勉強しようかな」

とまで思い、もうほとんど興味の失せた基本情報処理の対策や、完全に忘れきっていたアルゴリズムの再勉強などを結構まじめに

勉強していました。

ところが私はよくてもそれじゃ困るという立場の人もいました。転職会社エージェントです。

彼らにしてみれば私はあくまで商品であり、私をどこかへ再就職させないと単なる不良在庫を抱えたままとなってしまうのです。

もちろん本当に不良在庫となってしまったならそのまま放置してもいいのですが、今までいろいろ紹介してきたのに、ここに来て

不良在庫化されたら…という気持ちはあるでしょう。彼らも半分は様子見で私に案件を紹介し続けました。

もちろん私にしても最終的には再就職できないと困ります。ですので今は勉強に打ち込みたいと考えていても、エージェント会社

との関係を繋いでおく事は重要でした。ですので半ば形式的に紹介があったら応募し、書類選考が受かれば面接を受ける毎日でした。

さて、そのような中で奇妙な事が起こりました。私の前社がTVに出たのです。

一体どういう形でTVに出たかは伏せますが、それは随分とネガティブな影響、有り体にいって炎上まきおしました。

正直私にとっては意外でもあり納得のいく事でもありました。

意外なのはTVでの露出の仕方で、それまでも前社や前社の社長は何度かTV露出する事がありましたが、その時のような露出の仕方は

なかったからです。

納得したのは、炎上した内容がいかにも前社らしい「なにを伝えたいのか、なにをやりたいのかわからない」という部分で、それは

多くの視聴者からネットで指摘を受けた部分であり、かつ前社を去っていった多くの人達の共通の思いでもあったからです。

そしてその影響は、私の再就職にもつながりました。

私が応募した会社に、たまたま前社と近い業務をやっていた会社があり、その会社採用担当者たまたまそのTVを見ており、そして

当時の応募者の中に私がいたのです。

もちろん今時そんな事だけで再就職が決まるほど甘くはありません。その会社には2次面接の直前に採用試験があり、その内容は

基本情報技術者試験試験内容からアレンジした問題を出題されるというものでした。そしてこの試験の出題範囲は事前に一切教え

られませんでした。

まり基本情報技術者試験の問題を抜粋したものを、何の予備知識もなくその場で回答する必要があったのです。もちろん普通だったら

私に合格などできる訳はありません。ところが、ところがです。ちょうどその時に通っていた職業訓練校で、この試験範囲にかぶる部分の

ほんの一部をたまたま勉強していたのです。

…結果、その週のうちに内定を頂き、この7月からそちらの会社で働くことになりました。なんとも数奇な、奇跡にも近い再就職でした。

現在私は試用期間中で、今後もどうなるか判りませんが、余りにも奇妙な3ヶ月間を、誰にも伝えようもないこの事実を、どこかの誰かに

伝えたいと思い、長々と書き連ねました。

長文にお付き合い頂き、ありがとうございます

2010-07-10

http://anond.hatelabo.jp/20100710202810

受かってから文句言ったらいいんちゃう?

基本情報処理ないと会社に応募する資格すらない所も良くあるよ。

とりあえず派遣でもなんでも最低限は基本情報!みたいなのはある。

TISとかそうだね。会社技術者としてすら入れないからさ。とりあえずとろうよ。

2009-07-15

http://anond.hatelabo.jp/20090715184712

レスありがとうございます

学部は文系です

計算機科学というほど大げさな物ではないのですが、基本情報処理勉強中です

午後の言語選択はCASLIIを選択する予定です。

僕にはPythonがあってるみたいですね

参考にしたいと思います

2008-04-19

4/20開催とか舐めてんのか

4/20は何の日だ?

そう、基本情報処理技術者試験試験日だ

で、だ。

お前さんはこんな重要な日にサンクリ39とか言うイベントを持ってくるのか?

ふざけるにもほどがあるだろ。どうやっても行けない奴続出だろう。

2008-04-12

暗号方式はたぶん胡散臭くないよ

この記事にはブクマを見る限りだいぶ懐疑論が集まってるみたいだね。残念ながらWebで資料を探しても見つけることができなかったので、憶測でしか語れないけれども、たぶん大丈夫だと思う。もっとも、「理論的には」の話であって「実用的に」どうかは知らないけどね。

大矢氏がハッタリをかます動機がない

まず、大矢氏はその道では有力な研究者で、名前も売れてます。俺のような門外漢でも知ってるぐらいだから。だから、胡散臭いものに手を出すという動機がまずないんですよ。

ただし学者というのは自分の仕事を宣伝してナンボという商売でもあるから、まだ残っている欠点を敢えて黙っているということはあるかもしれない。でも、少なくとも「CABは完璧暗号である」とは言っていないはず。そういう意味で、嘘はついていないことは信用していいと思います。

確率0」というのは「絶対に解けない」ということではない

次に、大矢氏の発言「鍵空間は無限大ですから、鍵を推定できる確率ゼロ」という発言は数学的に普通かつ真っ当なものであって、レトリックでないことを指摘しておく。

数学では、確率は長さとか面積とか体積とともに「測度」という概念包含されるんだけれど、「確率0」というのは「『点』は『無』ではない」という話と本質的には同じものだ。例えば、中学校の時「点には大きさがない、長さも幅もない」「直線には幅がない」「平面には厚みがない」と習ったはずだけれど、つまりこれは「点の長さは0」「直線の面積は0」「平面の体積は0」って話なんだよね。点とか直線とか平面というのは「無」ではなくちゃんと存在するものなのに長さとか面積とか体積が0(こういうのは「零集合」なんて名前もついてる重要なものだ)という話、当初違和感をもたなかった?多分、今になってみれば感覚的に「そんなもの」だと理解できているはずだけど。つまり、「長さや面積や体積が0ということと、存在しないということは別物だ」ということ。

確率が0というのもこれと同じなんだ。例えば、0<x<1を満たすxを全くのランダム(あるxが別の数より選ばれやすいということはないものとしよう)に選んでくることを考えよう。これはまさに「数直線0<x<1上、x=0.5という一点の長さはいくつ?」と聞いているのと同じことで、答えは0になる。別に変なことではないでしょ?

アルゴリズムの実用化の難しさ

もっとも確かに、「現実コンピュータ上で、鍵の候補が無限大なんて関数が作れるのか」という疑問があると思う。俺の理解が間違ってなければこれは確かに無理だ。でも、そういう言い方をするのは無理なことではないんだ。

というのは、アルゴリズム理論を作るときは、暗黙に「コンピュータには無限メモリがある」と仮定してしまうことがある。もちろん現実にはそんなことはない。でも、必要なだけメモリを増設すればいくらでもその状態に近づけることはできるので、実用はともかく理論としてはそれで十分と考えることがあるんだ。

もう少し詳しくいうと、チューリングマシンっていう数学モデルがあるんだけれども、これはメモリ無限にあるコンピュータ等価能力を持っている。そして、情報工学の問題はチューリングマシンに対して考えられることが多い。しかし、現実コンピュータメモリが有限しかないから、これは本当は「有限オートマトン」(基本情報処理試験にも出るから知っているはず)とよばれる非常に単純なモデルで表せてしまうものだ。これの能力は余りにも限られているので、たとえばカッコ対応問題(たとえばCやJavaで"{"と"}"の数が釣り合っているかを確かめる問題)すらも一般的には解けない。実際、メモリ内で表現できる最大の数以上のカッコを与えてやればいい。もちろん、そんな沢山のカッコを与えるなんて現実には無理だけどね。

そういう風に、アルゴリズムについて理想と現実の壁は大きく、常に実用化の壁というものがつきまとう。そういう意味で大矢氏の新暗号が本当に画期的なものになるのかどうか、これはやってみないとわからないと思う。今後の展開に期待だね。

追記

生半可な知識で下手なこと書くもんじゃないですね。専門家からのご批判を頂きました。

http://d.hatena.ne.jp/smoking186/20080412/1208008068

というわけで、この記事は反面教師として下さいませ。この記事単独では、間違ったことは書いてないつもりですが、前提を理解していませんでした。

 
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