はてなキーワード: 社会問題化とは
宗教法人「顕正会」の男性会員2人が、今年の3月にアルバイトの男性に対し、「入信しないと罰が当たる」「五体満足でいられなくなる」などと脅かして入信を強要したという容疑で、9月11日、警視庁公安部が教団本部や東京会館など5ヵ所を強制捜査に乗り出したというマスコミ報道がありました。
その後の捜査の進展は不明ですが、警視庁公安部が複数の教団施設に強制捜査に入ったことから考えると、捜査当局の主な関心は、教団が今回の容疑に組織的にどの程度関与しているかに向けられていると言えそうです。
顕正会のホームページによれば、同会の会員数は平成23年11月末で150万人余り。もっとも実数は10万人という見方もありますが、いずれにせよ大きな宗教団体のひとつといってよいでしょう。新潟県内の会員数も10万人以上と言われ、新潟、長岡、三条に会館を持っています。
問題は、この教団の会員が入信勧誘をめぐって過去にも同じような事件を何度も繰り返していること。平成18年11月に新潟市内で起こった事件では、2人の信者が男性に入信を勧めたところ、逃げようとしたため襟首をつかんで投げ飛ばすなどの暴行を加えて全治1週間のけがを負わせ、さらに男性を軽自動車に押し込み「逃げるとぶっ殺す」などと脅かして2時間にわたって車に監禁して会館に連行し、数珠を与えてお経を読ませたとされています。警視庁には今年だけで顕正会の勧誘トラブルについて80件の相談があったようです。
私も顕正会の会員の家族からたびたび相談を受けますが、とても気になるのは、顕正会に入会した信者の多くが、家族と一緒に過ごす時間が殆どないほど教団施設に通い、入信勧誘などの宗教活動に奔走していること。しかも自宅でも家族に対して入信勧誘をし、職場の同僚、友人・同級生、子どもの同級生の親にも執拗に勧誘活動を行っているうちに、次第に周囲からも敬遠されて孤立し、顕正会以外に自分の居場所を見つけることができない状態に自らを追い込んでいる形跡があるということです。
今回、報道された事件で、教団が信者に対して勧誘ノルマを課したり、心理的圧力をかけたことはなかったのか、捜査の成り行きが注目されます。
https://niigatagoudou-lo.jp/2404671/
宗教法人「顕正会」(本部・さいたま市大宮区)の会員が入会勧誘時に新潟市の男性を車に監禁などした事件で、県警は17日、逮捕監禁、強要などの疑いで、同会会員の男2人を逮捕した。同日午前、さいたま市の同会本部と新潟市中央区の県支部「新潟会館」など関係先7カ所を、100人態勢で家宅捜索した。
私が以前勤めていた会社のテナントビルにもこの人らの事務所というか参拝所があり、毎日多数の信者(殆ど若者)が勤行などで訪れていました。彼等は色々と周囲に迷惑をかけていたのですが、それは後述します。
信仰の自由が保障されている日本だから、神を拝もうが仏を拝もうが、鰯の頭を拝もうが、はたまたペテン師を拝もうがそれはもう個人の勝手なんですが、唯一他者に迷惑をかける行為を行う・行わせる時点でもうそれは信仰集団ではなくカルト集団となります。
この顕正会という組織は、公安調査庁からも「特異な団体」として指摘されている組織です。ちなみに特異な団体とは、社会通念とかけ離れた特異な主義・主張に基づいて様々な活動を展開する団体、のことです。この調査書から、オウムや核マル、右翼などと同等にこの組織が公安から目を付けられていることが分かります。(だからこそ今回100人体制で家宅捜索になったと思われます)
布教とは名ばかりの強引な勧誘、暴力事件、監禁など反社会的行為を全国で日常的に引き起こして社会問題化しており、今回の事件はその一角でしかないようです。被害者の会などのサイトが多く立ち上がっておりますので詳細はそちらをご覧になってみてください。(こちらも参考までに)大地震が起きて顕正会会員以外は全部死ぬとか、国民全部を信者にして国教を顕正会にするとか、外国から敵が攻めてくるとかの、よくある脅し系の団体です。
私自身は上記テナントビルに勤めている間、勧誘されたことはありませんでしたが、なにしろ普通の小さなテナントビルですので、大勢の人間が出入りするようには作られていません。そこを何百人という人数が朝な夕なに行き来するものですから、床が文字通り磨り減って地が見えてました。当然共有スペースの廊下・階段は汚れ放題。掃除するのは私たち…。指定外の場所にゴミを溜めて一向に捨てないので、意を決しクレームをつけたら逆ギレ。そのゴミは私たちではなく、あなた達が捨てたゴミだ、だそうです。何を言っても通じないので半ば諦め、その都度こちらで片付けていました。共有スペースに置いてあるこちらが買った洗剤・ゴミ袋等(悔しいので社名をマジックで記名済)も当然のように使いまくってやがりましたね彼等。
トイレも各フロアに男女一人分しかないので、そこに20人くらいが列をなし、会社の女性陣たちがトイレを使うことが出来ない。
また廊下で携帯電話を使って十数人が勧誘活動をやっているので、夕方は異様な雰囲気(部屋からは勤行も聞こえてくるし)。一度大事な取引先を商談で会社に連れてきたらドン引きしてましたから。
まあ、そんなのはよくある「頭のおかしい隣人」トラブルのレベルなんでしょうがないなという感じで乗り切れましたが、一度残業中に廊下から大きな声で「助けてぇ!助けてぇ~~!」という女性の絶叫が!
残業してた数人で慌てて廊下に飛び出すも、何事もなかったかのように廊下は静まり返ってる。ただ顕正会のそこの事務所責任者と思われる男が、廊下中央に立ってこちらを伺っているだけ。問い質すものらりくらりと的を得ない返事。
警察を呼ぶかという話にもなったのですが、勘違いで大事になっても困るので、まあ暫く様子を見てみようということになり、結局その日はそれで終わってしまったのですが、今思えば、今回の事件のように無理矢理、この事務所に連れ込まれ入会させられそうになっていたのだと思います。7~8年前の話ですが、あのとき警察を呼んでいればと悔やまれます。
とにかく勧誘のために、日常的に監禁・強要・脅迫・ストーキング・暴力事件を起こしている団体です。今回全国放送でも取り上げられましたから、これを切っ掛けに何らかの処分が下され、会員のマインドコントロールが早く解けることを願います。
http://guinguin.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_1f5c.html
このケースでは小学生男児の兄が持っていた漫画が一因となっていると主張している
このような事例を事前に防ぐ策として「性教育」「ゾーニング」が取り上げられているが 後者に果たして効果があるのか 甚だ疑問だ
何故なら現ネット社会ではエロコンテンツに容易にアクセスが可能だからだ
これで簡単に目当てのキャラクターのエロ画像…どころか濃厚なセックスシーンを視聴可能だ
さらにそれを掲載しているサイトを遡れば多種多様なエロ同人をお目にかけることができる
残念ながらそれは難しい
行動力があればコンビニ受け取りで中古のスマホでも買っちゃえばいいわけだし
同級生には電子辞書でブラウザを閲覧できるよう改造していた猛者もいた
ブラウザを見るツールはあちこちにある 完全に切り離すのは相手が小学生でも至難の技だろう
「ネット上におけるエロ同人誌海賊サイトの無法地帯化」をどうにか皆さんで社会問題化してくれませんか…?
そもそもの話エロ同人・エロアニメは18禁でゾーニングができてますし
だのに勝手に無料で読まれて性犯罪の片棒扱いされるとか理不尽極まりないでしょうよ…!
持たなくていいです
というか 2次エロ同人は前述した通りグーグル検索した際に引っ掛かりやすくなる要因となっていると考えられるので そういった切り口から非難するのもアリだと思います
根本的な話 グレーなことをやっているせいで作者がイマイチ声を発せず 海賊版がのさばる一因になっています
結果として自分の首を絞めている訳です
うーーん……
まとめると 「グレーをグレーのまま放置した結果産み出されたヤミに子供が巻き込まれてるよ」ってことです…?
(うまくまとまらなかった…)
グーグルさん何とかしてください
そういや摂理ってなんだったんだhttps://itest.5ch.net/news19/test/read.cgi/newsplus/1154041257/
◇韓国カルト日本で2000人…「摂理」若者勧誘 教祖が性的暴行
首都圏や関西で、大学生ら20代の若者が、韓国人男性=海外逃亡中=の教祖に絶対服従を誓う
新興宗教団体(カルト)に引き込まれ、マンションの一室で共同生活を送ったり、信者同士の合同
結婚式に参加させられたりしていることがわかった。集団には、約2千人が登録されているとみられ、
少しずつ勢力を拡大している。
教祖の女性信者に対する性的暴行も常態化しており、これまでに100人を超す学生らが被害に
遭ったとされる。脱会支援を進める日本基督教団や弁護士らには、「子供を取り返したい」という
親らの相談が200件以上、寄せられている。
この教団は「摂理」と呼ばれ、キリスト教の聖書を独自に解釈する教義を掲げ、韓国で80年ごろ設立
された。
教祖の鄭明析(チョン・ミョンソク)氏(61)は、女性信者への性的暴行が韓国で社会問題化した
99年、国外に脱出。ソウル地検などから強姦容疑で指名手配され、国際刑事警察機構(ICPO)を
通じて国際手配されている。
集団の内部資料などによると、日本側の信者は、全国の国立大学や有名私立大学の学生や卒業生が
ほとんど。女性が約6割を占める。東京、大阪、名古屋、福岡、札幌など40カ所前後に「教会」と呼ぶ
拠点がある。集合住宅の一室の場合が多く、一部の信者はここで数人単位の共同生活を送っている。
集団内では男女交際が禁止され、信者同士による合同結婚式が年1回のペースで開かれている。
毎月、一定額の献金が課せられ、一部が教祖の逃亡資金として使われている疑いがある。
脱会者らの証言によると、鄭教祖は、国際手配を受ける前の02年までは頻繁に来日していた。
大阪や千葉の側近信者の自宅に滞在。数人から10人前後の女子学生らを連日のように招き、
「健康チェックをする」などと称し、わいせつ行為や乱暴を繰り返したとされる。
現在は海外の潜伏先からひそかに指示を出し、特定の女性信者を呼びつけているという。
被害に遭った女性らは、側近から「誰かに言えば地獄におちる」などと、強く口止めされていた
鄭教祖の暴行を受けた後、教義に疑問を感じ、脱会する女性が相次いだ。そのうちの一人は
「乱暴されているときは何が起きたのか、理解できず、頭の中が混乱し、教祖にされるがままだった」と
打ち明けた。
「摂理」は日本では、15年以上の活動歴があり、別の脱会女性は「被害に遭った日本人女性はゆうに
100人を超える」と話している。
集団の勧誘活動はサッカー、演劇などのサークル活動を装って学生に食い込み、人間関係を築いた後で
徐々に「教義」を説いてマインドコントロール状態に導く手法。信者の親らの脱会相談にのっている
日本基督教団は「組織的手口で思想を変え、人格を破壊するカルトの典型」と指摘する。
「摂理」の実態に詳しい渡辺博弁護士(第二東京弁護士会)は「被害女性のほとんどは泣き寝入りを
強いられてきたが、これ以上の被害を出さないためにも、教祖やその側近たちを刑事告訴することも
考えている。追いつめられた教祖の命令しだいでは、信者たちがいつ暴走を始めるかわからない
危険性もあり、今のうちに対策を講じなければ手遅れになる」と話している。
鄭教祖は、「摂理」を設立する以前の70年代に、世界基督教統一神霊教会(統一教会)でも活動していた。
小学校低学年の頃に北海道の帯広で開催されたイベントに連れていかれました。
苦痛でしたがバスで信者の美人お姉さんの膝の上に座らせてもらったのだけはいい記憶です。
イベントの内容はなんかすごい焚火を囲んで拝んでいた感じだった気がします。
小学校中学年ぐらいの頃には日曜日の朝5時に起きて礼拝をやらされました。
なんかお経を唱えて歌を歌う感じで唯々苦痛でした。
あまりにも嫌すぎて毎週土曜日には友達に家に泊まらせてもらっていました。
この頃にはうちの仏間に見知らぬ禿げと婆の写真が飾られていた記憶があります。(教祖の写真)
※参考URL
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab7c4d020e31ba2a2b2995634805d55da68780df
自分が中学にあがったぐらいに、自衛隊を退官された方と教団の支部長がうちを訪問しました。
プロポリス関連の投資詐欺で両親と元自衛官の方は騙されました。
元自衛官の方は退職金を騙し取られた形で苦労されたと聞きました。
また、韓国の清平に連れていかれたのもこの頃だった記憶があります。
話が少しそれましたが施設では雑魚寝な上に、でかい体育館みたいなところですし詰めにされて講義を聞かされていた記憶です。
高校にあがったら教会の施設で「原理講論」の勉強をさせられました。
一切興味なかったのですが、外出するので交通費と食費を親にたかってゲーム代に充ててました。
講義の内容は911と聖書の話をこじ付ける噴飯ものの内容でした。
禿げのおっさんが一生懸命語っていましたが寝てるか殆ど聞き流していました。
家に居るのが苦痛だったのでよく閉店までゲーセンに行って時間を潰してました。
父に無理やり集会に連れ出されることもありましたが
そのころから集会で安倍首相の名前を耳にすることがありました。
自分たちのバックに自民党議員が居ることをアピールして無知な人を取り込もうという意図が透けて見えました。
自分が社会人になるころ、東京に発つ直前に印鑑を買いに連れて行かれました。
後日値段を聞いてみると40万を越えていました。
どうみても霊感商法ですね。
そこは後日摘発されて潰されました。
印鑑には願いとか目標を書く書類が同封されていましたが気持ち悪すぎて即破り捨てました。
こんなことがあっても宗教を信じ続ける両親には恐怖しかありませんでした。
社会人になってからは選挙絡みで統一教会が推している候補に投票するように呼びかけがありました。
2019年の参議院選挙では北村つねお候補、2022年の参議院選挙では井上よしゆき候補でした。
数年前に父が癌になりましたが、そこでも統一教会が出張ってきました。
その後、父は亡くなりましたがその時にも教会が出張ってきました。
どんなに頑張っても信者の洗脳を解くのは無理だと痛感しました。
弟が今わの際に父から聞いた話では、家が1件軽く建つぐらい献金しており献金してなければもっといい暮らしができたと言っていました。
山上犯人のように家が破綻するまで追い詰められた訳ではないですが、自分の人生に大きな爪痕を残しているのが統一教会です。
国会議員の方々がこのような反社会的な組織と密接な関係にあるのはとても悲しいです。
法的には問題がないとしても社会通念上どう考えても問題のある組織です。
この組織が今後も野放しにされて議員の方々も付き合いを持つのが続く場合、山上犯人と同じことを考える方々が出てくると思います。
それは、教会の幹部や組織の人間を襲撃したとしても狂信者である彼らはそれらを「試練」として組織がより強固になるのは想像に難くないためです。
※実際に教祖がアメリカで収監されたときはそんな雰囲気があった気がします。
なので彼らと利害関係にあり社会的にも影響力のある議員を襲撃するのが組織に一番ダメージがあるのです。
統一教会ネタにいっちょ噛みしたいのでプロテスタント系大学での統一教会の扱いについて説明するよ。
https://anond.hatelabo.jp/20220710130132
因みに日本のミッションスクールはイエズス会の作った上智大などの少数を除いて、殆どがプロテスタント系だ。これはプロテスタントの方が伝道師の資格が得やすいというのと、アメリカの影響を受けているからだ。
日本の多くのプロテスタント教会は統一教会と戦っているので、そのミッション校である大学では統一教会の活動ははっきりと禁止されている。「信教の自由」みたいな微温的な言い分には完全に聞く耳を持たない。
特にピリピリしているのが学内での勧誘や原理研の偽装サークルを通じたオルグで、入学時のオリエンテーションでかなりの時間を掛けて注意を受ける。
もし学内での勧誘が発覚したらかならずこうする、と強く警告を受ける。
曰く
1.当該学生は呼び出される。
2.教会の牧師や教授の説得チームが構成され親を交えた脱会説得。親が田舎に居る場合でも大学に出てきてもらう。
3.「説得に応じない場合」という譲歩の想定は無し。
4.偽装サークルを作っていた場合はサークルは強制的に閉鎖、関わった学生は全て停学の上で上記1と2コース。
5.停学の解除条件は統一教会脱会のみ(勧誘しませんの約束ではない)。
「統一教会には絶対に接近されるな、勧誘されるな、勧誘する立場までになったら退学だぞ」と念押しされるんだな。
その結果、ミッション校では完全に原理研フリーになってて、学生は統一教会問題というのは過去のもので既にこの世にないものと思っていたりする。それで、卒業したら統一がまだ現役で活動しているという事を知って驚いたり、逆に接近されても気が付かなかったりする。
増田も卒業後にネットで原理研の話を聞いて、あれってまだ現役だったモノなの?と驚いてしまったくらいだ。
なんでプロテスタントミッション校でこんなに統一教会を徹底的に排除しているのかというと、過去に非常に戦闘的な脱会運動をしていたからなんだな。
統一教会が国会などで問題になって盛んに報道されるようになったのは1990年以降なんだが、その前の80年代には霊感商法や洗脳的な集団生活などが問題になって来ていた。
それで牧師たちがこの邪教から学生や相談を受けた親の子息を足り戻す脱会運動をしていたんだがこれは説得とか生ぬるいものじゃない。何しろまず洗脳解除をしなきゃいけないから使う言語は肉体言語込みになる。
1.まずターゲットは道場や寮で集団生活をして宗教活動に励んでいるので、外に出るタイミングを見計らって路上などで親と牧師達で取り囲み、説得したり怒鳴ったり泣き落とししたり腕力で肉体的に説得して車に押し込んで連れ去ってしまう。その為には生活パターンの把握が必須なので張り込みもやる。
2.統一が身柄奪還の為に連絡を取りに来るので、家には戻さない。教会や大学の寮に入れる。とにかく身柄を確保してしまう。
3.洗脳を解く方法は逆洗脳。寝かせずに説得、キリスト教の教義の論争を仕掛けて全て論破しまくる、大声を浴びせて疲れさせる、急に泣き落とす、急に叱りつけてから急に話を聞いて心を開かせ過去の自分を思い出させる。信者のせいで崩壊した家庭の事を説明してこの先の事を考えさせる。
こんな風に非常に強引な手法で洗脳を解き、日常に復帰させる。その後のセミナー系カルトなどの例を見ても脱洗脳はみなこういう方法を取るようだ。
だけど教団側も手をこまねている訳じゃない。こういう手段で身柄を取り返しに来る。
・通勤通学路や家の近くで待ち伏せして「騙されているんだ帰ろう」と説得する。これは数度だけじゃなくて非常にしつこく、何年間、何十何百回も繰り返される。
だから教会とか寮とかの牧師達の目の届くところに住まわせる必要があるし、法廷闘争に対抗して弁護士を立てる必要もある。
だからネットとかで統一側に立って「信教の自由がー」「信者の人権がー」って言ってるのを見ると悪いが鼻で笑ってしまう。
人権は学校では「崇高なもの」みたいに教わるが法廷では誰もが主張できる武器である。武器を掲げているからそっちが正義みたいに思い込むのは学校のホームルームであって、こっちは法廷である。
本人の脱会が成功しました。おめでとう御座います…じゃない。その後も再オルグ対策は続けなきゃならない。
非常にしつこく信者が接触しに来るので、本人の引っ越しは当然のこと、家族も引っ越しする。その為に家を売り払う場合もある。
本人は何とか大学を卒業する。そして遠方に就職する。友人も本人を追えなくする。交友関係が切れてしまうが仕方がない。
とにかく身を隠す為の生活を余儀なくされるのである。まるで犯罪者だ。
実家の引っ越しには親の転職も含む場合がある。だから相当の金も掛かるし、人生も変わってしまう。でも信者のままで霊感商法に従事すると本人も家族も人生なんて無くなるからずっとましである。
プロテスタントの牧師達はこういう風に統一教会と戦って大学から排除していたのだが、他の私学、国公立では信教の自由の下で放置されていた。だから統一はミッションスクールから手を引いてやりやすい普通の私学国公立でオルグをしていた。
ところがオウム事件が日本中を震撼させると学内でのオルグが問題になってくる。
そこで多くの大学が方針を切り替えた。プロテスタント大学のように戦闘的な脱会運動や退学処分が当然のような方針ではないが、他のカルトと一緒に統一教会や原理研の勧誘に注意喚起が出され、「原理研の偽装サークルに注意!」と張り紙が出るようになった。
因みに1990年頃の大学改革で米国式の実学系学部が人気になり、旧来の学部でも実学系の講義が増えたのだが、その非常勤講師が自己啓発セミナーの勧誘を行う事が問題になっていた。それも当時にそういう講師を学期途中でも解雇にするという形になったのだが、、、後にこれら自己啓発系は企業の社員研修に食い込むようになってブラック企業隆盛の片棒を担ぐようになったのだな。
統一教会は1980年代末にはTVで大々的に批判されたので、こういう状況になると警戒されて学内で勧誘が非常に難しくなった。
そこで統一は名称の変更を言い出す。世界平和統一家庭連合、通称:家庭連合だ。
因みに「家庭」っていうタームは、1990年代の保守陣営の流行のようななのだ。
共産主義の親玉、ソ連が無くなって自由主義陣営と共産主義陣営の戦いという「歴史が終わっ」って戦う相手がいなくなってしまったせいで、陣営としてバラバラになってしまった。運動の核が無くなっちゃったのだな。それでマルクス主義フェミニズムなんかが家族という制度を攻撃している!家族や父性を大事にしようっていう風に再び集合するためのテーゼを共有したのだ。この時、この家族は大家族なのか、戦後の核家族なのかは敢えて問わないようにした。
この名称変更を文化庁はずっと拒否していた。理由は偽装勧誘の為なの明白だから当然な対応である。
これまでの経緯を見るとかなりヤバい事をしたと言っていいだろう。牧師らの長い戦闘的脱会運動とオウム事件で流れた血の果てに統一の勧誘名指しが無されたのにその効果をパーにしてしまった。
保守派の論客や自民党議員でカソリック信徒の人は多い。日本ではプロテスタントが専ら優勢なのに奇妙だ。
それは、以上の経緯で日本のプロテスタントがかなりリベラル寄りになっているって事が原因だ。
そもそも統一信者の霊感商法や家族崩壊という社会問題化を封じてきたのは反共議員達であって、憤怒の的だ。
(反共議員が多いのは自民党だったが、社会党にはもっと濃度の濃い反共議員がいた)
そういう事情が影響していると思われる。
だから日本のプロテスタントが左寄りだ!っていうはそうだと思う。
だが、ネットで「日本のプロテスタントは共産主義!」とかいうのを見る事もあって、そういうのを見ると「ああ、やってるなぁ/誰の影響か知らずに居るんだろうなぁ」と思うのである。
ビッチマンコ♡プリキュア!とは、2030年から2031年にかけて放送されていた「プリキュアシリーズ」作品。全49話の殆どがセックスシーンで構成されるという、シリーズ初のエロ特化型TVアニメ番組。
少女向け変身ヒロインバトルアニメで、敵組織のボス・サキュバスクイーンに囚われてしまった主人公・愛野アイリが、洗脳されて悪堕ちしてしまうところから物語は始まる。操られたアイリは少年たちを犯す「キュアビッチマンコ」へと変わり果ててしまい、少年を襲う怪人たちに自ら進んで協力するようになる。
洗脳されたアイリはサキュバスクイーンに忠誠を誓う肉便器となり、毎日のようにセックスに明け暮れるようになる。その後、物語の終盤までアイリは正気を取り戻すことなく、仲間のプリキュアたちとも敵対したまま話が進行する。
最終回では、ついに目覚めた主人公の愛野アイリが、敵の首領であるサキュバスクイーンを逆に陵辱し、組織を崩壊させる。
プリキュアシリーズとしては異質の作品だったが、人気は非常に高く、続編の製作も予定されていた。しかし、最終回の後、スタッフが集団で児童買春を行っていたことが明るみに出て社会問題化し、大半のスタッフが逮捕され、製作中止となってしまった。
1967年5月、初代会長となる橘美也子が、当時のふたなり少女達を集めて「ふたなり会」を発足した。
当初は、ふたなり少女たちの悩み相談を受け付けるなどふたなり支援団体として活動していた。
しかし、次第にふたなり少女たちに犯されたい願望のある男女が集まるようになり、1974年には「ふたなりSMショー」を開催するなど、徐々に変質していった。
1980年にふたなり会は日本ふたなり協会に名称を変更した。この頃から、会員たちはふたなりが人類を導く存在であることをアピールするようになった。
1984年には、当時世間を騒がせていた連続レイプ事件の犯人が、日本ふたなり協会の会員であったことが判明し、社会問題化した。
しかし、「ふたなりにレイプされるなんてむしろご褒美だろ?」という意見が多く、批判の声はかき消されてしまった。
1990年頃から、日本ふたなり協会はレイプ活動を公に認め、積極的にふたなりたちによるレイプを推進し始めた。
今では、ふたなりによるレイプは社会に受け入れられ、レイプされることを望む人々は年々増加している。協会の活動は徐々にエスカレートしているが、多くの男女が望んでふたなりたちの餌食となっている。
授業も終わりに近づき、船を漕ぐ生徒がいる中、突然女子生徒の一人が立ち上がった。
顔を紅く染めた彼女は、もじもじしながらもハッキリこう言った。「先生、好きです!」
女子高で社会科を教えていた可愛らしいビール腹のおじさんである、増田51♂は、困惑した。もちろん生徒を恋愛の対象に考えたことはないが、どのように断ると彼女に一番ダメ―ジが少ないか考えるも、すぐに答えが浮かばないからだ。
なにより、生徒と教員の関係である。邪険に出来ない。鼓動が早くなる。ふと手を見ると汗でぐっしょり濡れていた。
「そ、そうですか……。」増田51♂はしどろもどろに話しながら、時間を稼ぐことしかできない。窮地に追いやられていた。
「警察だ!!」勢いよく教室の扉が開いた。そこには屈強な女性警察官たちがいた。
生徒の誰かが通報してくれたのだろう。
「ま、まってください!私はまだ、、先生から返答が聞けてないのです!!」そう泣き叫ぶ少女は、屈強な女性警察官の一人に肩を掴まれ、連行されていった。
ただこの窮地を脱出できて良かったと
複雑な思いを抱えながらも、安堵のため息をつく。たわわなビール腹がゆさっと揺れた。
西暦21XX年 世の中の若年女性が突然、可愛らしいビール腹のおじさんにTPO問わずわいせつな視線を送ったり、発情して手が付けられない事態が多発した。
社会インフラの大部分を担う可愛らしいビール腹のおじさんは、これによって心身ともにダメージを受ける。結果、警備や監督、医療教育などの社会インフラが大損害を受けた挙句、大きく滞った。
あまりにも重篤であったため、社会問題化された後、可愛らしいビール腹のおじさん保護法が急遽可決施行された。
これによって、可愛らしいビール腹のおじさんに手を出した女性は、懲役刑を受けることになる。出所後もGPSが付けられ、可愛らしいビール腹のおじさんがいる職場には、就職が出来ないなどの制限を受ける仕様だ。
id:ruin20である。自分のIDが出ていたのでいっちょ噛みしておこう。
たわわには巨乳ヒロインが複数登場するが、そのうち、電車の中で会える女子高生のアイちゃんをわざわざ表象に選んでいる意図が抜けている。
元増田が無知なのか無知を装ってるのかは知らんが、アイちゃんが選ばれたのは『たわわ』のシリーズヒロイン、つまりは『月曜日のたわわ』を象徴するヒロインだからだ。
本シリーズは、Twitter上で、「月曜朝の社畜諸兄にたわわをお届けします」と銘打たれて始まった。当初は巨乳少女の水着姿が中心だったが、33回目にアイちゃんが登場する。それまでいいねは1万前後だったがアイちゃんは2回目の登場で2万いいねを稼いだ。作者も(アイちゃんを)「ちょっと気に入った」と述べており、アイちゃんを連続して描くようになる。2回目、あるいは3回目にはぼかしながらも「相手」が登場し、4回目にはスーツ姿の男性らしき人物がアイちゃんの視線の先に現れるようになった。
このように、アイちゃんはシリーズにおいて始めて連続して登場した少女であり、シリーズ飛躍のきっかけになったキャラクターであり、元々はただの巨乳少女を描くだけだった本作に「たわわな女の子と男性」という二者間の関係性を描写するという枠組みを導入したキャラクターなのだ。人気アンケートを取れば当然1位になるだろう。歴史的にもコンテクスト的にも人気的にも『たわわ』の顔であり、だからこそ広告にも登場した。「電車の中で会える女子高生だからアイちゃんがおすすめ」というまとめ方は本質を外していると言わざるをえない。私はここでハンロンの剃刀ということわざを思い出すべきだろうか? 難しいところである。
元増田が無知なのか無知を装ってるのか気になるところは他にもある。
40代以降が萌え絵についていけてなくて価値観がアップデートされていないとか、
上記の根拠として元増田はリスク認知について持ち出している。一定納得するところもあるが、リスク認知が文化的影響を受けるというなら麻薬に対する不安レベルがアメリカより日本の方が高くなるのは明らかにおかしい(当該論文の図4)。レイプの発生件数や発生率はアメリカやイギリスなど先進諸国とくらべて日本が圧倒的に低いと統計的に明らかになっている(※1)が、本邦フェミニストは日本が欧米に遅れた性犯罪大国かのように喧伝する。アメリカに比べて麻薬がまったく社会問題化していない日本の方がそのリスクを感じていたり、レイプ統計を合わせて考えれば実態を伴わないイメージだけで過大にリスクを感じているだけではないのか。
また、元増田はまったく無視しているが、歳を経るごとに『たわわ』に対するイメージが悪化していくのは、若い人ほどオタクに対する偏見やネガティブイメージがなくなっていくからだという点を見逃してはならない。オタクはもともと蔑称であり、宮崎勤事件を頂点に変質者・犯罪者予備軍として社会から差別されてきた。この事件は今40歳であればだいたい10歳ごろにそれを経験している。リスク認知に文化的影響があるというならオタクに対する偏見が社会に満ちていた時代を経験した世代かどうかを無視してはならない。
2010年に行われた調査では10代女性の50.9%は自分がオタクだと回答し、35~39歳の女性は17.6%に過ぎなかった。同調査においてオタクに対するネガティブイメージは10代だと29%だったのに対し、35~39歳は40.5%だった(※2)。自身がオタクである割合が増えればオタクに対するイメージも良化する傾向にある。別の調査元ではあるが、2020年の調査では自分がオタクだと回答した10代女性は86%に増加している(※3)。これらを踏まえれば「40代以降が萌え絵についていけてなくて価値観がアップデートされていない」はむしろ正と言える。
「電車の中の女子高生を性的コンテンツとして楽しむこと」と痴漢等の具体的な性的被害への危機感がリンクするのは、主に被害の実体験を持つ者だからである。
これもありふれた理由付けである。誰かの個別的体験に配慮して表現を規制するのであればあらゆる表現が規制されねばならない。表現規制しろとまでは言ってない、と言うのだろう。しかしこれもいじめではなくからかっただけ、と同じで攻撃者が好むご飯論法だ。
誰かの権利を抑制しようとするとき、そこにはフェアネスが必要だ。オタクや萌え絵を攻撃する連中にはそれがない。
“周囲の大人は痴漢に怒ってくれる、という信頼感を自分にくれた恩人である。” この信頼感の絶対量がもっと多い世の中だったら、たわわも問題にならなかったんじゃないのかな〜と思ったりする“
元増田は上記ブコメに感銘を受けたようだが、俺に言わせれば萌えフォビアのフェミニストにこそ信頼が置けない。月曜日のたわわ、温泉むすめ、宇崎ちゃん、境ホラ、のうりん、人工知能学会表紙エトセトラエトセトラエトセトラ。連中はいくつものコンテンツを燃やしてきたが、それを批判されると反論するのではなく論点を変えてやり過ごそうとする。たわわも最初は公共の場にふさわしくないという話だったが、日経新聞というブランドでやったことが問題視され、次は「見たくない表現に触れない権利」などというものが持ち出され、どちらも論破されると「日経新聞はUN Womenのアンステレオタイプアライアンスのメンバーだから守るべき」という話にすりかわってそれも論破されると元増田のように「講談社の意図が気になる」みたいのが出てくる。もはやいたちごっこであり、誠実さの欠片もない。広告だったことが問題なのであれば何故たわわ以外のコンテンツを燃やしたのか? 主張の一貫性などどこにもない。たわわのような表現によって性犯罪が増えるという統計的裏付けがあるならまだしも出てきたのがたわわのような表現があると不安になる女性がいるから、とか言うんだから話にならない。
萌えフォビアのフェミニストにフェアネスがないのは、ananSEX特集の駅ナカ広告や宮崎県日向市のCMをスルーしたり擁護したりすることからも指摘できる。これを引き合いに出すと決まって必ず「Whataboutismだ!」などと吹き上がる連中がいるのだが、ここで問題にしているのは社会を背景に表現を批判する者が持つべきフェアネスと一貫性である。萌えフォビアのフェミニストがオタクコンテンツを燃やすとき決まって必ず社会性をまとう。私が気に食わないからという理由で攻撃しても誰もついてこないからだ。だから「公共の場所に性的と感じられるコンテンツを置くべきではない」という論調になるが、それであれば渋谷駅の駅ナカで展開されたananのSEX特集の広告など真っ先に批判されるべきだろう。しかしそれをやってるフェミニストは見たことがない。けっきょく「私」が気に入らないから攻撃しているに過ぎず、それであれば「私はそれが嫌いだから私の見えないところにそれをやれ」と言われた方がよほど誠実に感じる。
フェミニストにフェアネスと一貫性があってもっと信頼感があれば言うことを聞く人も増えるだろう。だが今はその対極にいる。その事実をまっすぐに受け止めた方が良い。
※1:https://hakusyo1.moj.go.jp/jp/64/nfm/n64_2_1_3_4_0.html
まず土壌が違うので単純にこれが駄目ならあっちも駄目とは言えない。
たわわは知ってるが少女漫画の方を読んでみた。
中学生?から10年ファンをしている描写があるので男は成人している。
たわわの未成年者を性欲対象にするなという論点で比べようもない。
未成年ジャニーズの桶ダンスなら本気でやばいと思う。(あれ誰得なんだろうね)
たわわと同列にするなら、大好きなアイドルが求婚しに来る事例がありすぎて社会問題という…
なるわけがない。
相思相愛の成人二人がドタバタする漫画と、顔なし成人男性が巨乳女子高生をじろじろ見る漫画。
さすがに同列には語れない。
そこまでではなくても、女性による男性への痴漢行為が社会問題になり、痴漢被害者が
男女半々になるくらいじゃないと。
余談だけど対面の座席に座ってる女の子のスカートの中をスマホで盗撮しようとしてたお兄さんを遮ったらにらまれた事がある。
怖すぎて知らない駅で降りた。
今回の問題は単に巨乳とか露出度とかセクシーイラストの問題ではないということ。
痴漢やセクハラが社会問題化し、厳罰もされず、捕まっても反省せず再犯し、更にOK娘かと思ったなどと言われ
なぜ痴漢したかで「ストレスがあって」…と「ストレス解消のため」とされている現状で
そういう行為をしているような気分になれる漫画(男は顔なしなので主人公=読者である)を「元気になるため(ストレス解消のため)に」という意味で広告掲載した事が問題。
ゼレンスキー大統領のオンライン国会演説のテーマが米では911と真珠湾だったが、日本では原爆だろうなと予想が盛り上がってる件。
第二次大戦は8/15の日本の降伏で終わったと思ってる人ばかりだがソ連に関してはそうじゃない。
時系列は
8/14 ポツダム宣言受諾、日本軍は全軍に攻撃停止命令、英米軍攻撃停止
8/15 玉音放送
8/18 占守島の戦い
8/22 三船殉難事件
と、連合国のうちでソ連軍だけが停戦せずに攻撃を続けた為に戦闘が継続し軍民に被害が発生した。
日ソ中立条約破棄は日本を降伏に追い込んで戦争を終結させる為だからまあいいとしてもだ。
だが8/15以後も攻撃を続けて避難民を殺したりしたのが是認できる訳が無い。
8/22 三船殉難事件というのは樺太(サハリン)の大泊から逃げる避難船をソ連潜水艦が留萌~増毛沖で3隻撃沈したっていう事件だ。
2隻は魚雷、もう一隻は浮上して機関砲を執拗に撃たれたものだが、この時撃たれた避難船は白旗を上げていた。でも攻撃は止まずに結局撃沈されて3隻で1700人くらいが死んでいる。
ゼレンスキー大統領が米議会で真珠湾を出したのが気に入らねぇとか言ってる奴等は馬鹿じゃねーの?アメリカじゃ卑劣な奇襲攻撃の代表格としてポピュラーだろ?という立場だが、8/15以降のソ連の行動は是認できるものじゃない。
米ソでヤルタ会談が行われ、千島列島はソ連にあげるってな密約がされたのな。
その上でソ連は釧路-留萌ライン以北の占領計画を勝手に立ててこういう行動をしていた。
占守島の戦いで膠着状態になっていた所にトルーマン大統領がスターリンに「北海道占拠するな」と釘を刺したので計画は頓挫されたが、それが無かったら北海道に上陸されて占領されていた可能性が高い。
無条件降伏した日本は第二次大戦の獲得領土だけじゃなくて明治以降の獲得領土も全部失うことになった。
でもそれに戦後納得が得られて「朝鮮台湾や青島は日本のモノだ!」みたいな意見が大きくならなかったのは連合国の方も領土を獲得しないっていう原則で戦後処理がされたからだ。
サンフランシスコ講和条約は日本の近代以降の武力や武力を背景とした干渉で得た領土を手放させ、過去の穏当で文化的な占有範囲を基準にして領土を決めている。
だがその例外が千島列島で、ここだけはヤルタ会談の密約が根拠になってるわけよ。ソ連だけがプチ帝国主義許されてる訳だ。更にそのうえで北海道ゲット計画もあったわけだ。
レーニンさん、帝国主義って資本主義の必然だったのでは?ソ連のこのざまは一体…?
SF条約に納得できても北方領土の方はおかしいと感じるのはこの為だ。SF条約の千島列島の扱い自体が領土不拡張原則に反してるからだ。
終戦後も海外領土から引揚てくる人が沢山居たのだが、地域によってその過酷さが違った。
資産は放棄せざる得なかったのだが、台湾とか米軍占領地では金銭の持ち出しは比較的緩かった。
でもソ連占領地では殆ど持ち出しが許されなかった。なので引揚船下りた後にどうしようもなくなってしまう人が多数出て、稚内とか新潟とか舞鶴とかの着地でそのままホームレス化してしまう人も沢山居た。
で、日本に土地もないので住居も農地も無く、持ち金もないスタートなので戦後復興や高度成長の流れにも乗れない人が大勢出て、高度成長期の末なのに未だ戦後を生きてる引揚者っていうのが1960年代に社会問題化したわけよ。
最終的に1967年に引揚者に対する特別交付金が支払われることになった。引揚者=苦労人の代表格だったのよ。
そんな風に引揚者への社会的同情が高くなっていた所に起こったのが成田空港建設問題ですよ。
当初の計画から変わって三里塚に決まったのだけど、その理由は満蒙開拓団引揚者の入植地で入植から日が浅いから多分おkって感じのなめた考えて、実際は満蒙開拓団引揚者入植地だから猛烈に開拓地に対する執着が強かった。戦後ゼロからやって来たわけやからな。
国が強引な舐めプで収用したもんだから新左翼が加わって国民的な引揚者への同情が高くなった直後だったので大紛糾したのはご存じの通り。
成田新幹線や接続高速道路まで頓挫したのは引揚者への同情が高くなった直後だったっていう事情ゆえで、これも新左翼のせいだと思ってる人居るが、んなわきゃない。
地主が抵抗したのが原因で千葉の広範囲の地主が左翼シンパなわきゃない。
成田新幹線用地を転用した線路を走るスカイライナー乗るとずっと住宅街の中通るが、実はあれは山林、農地を開拓したニュータウンの真ん中を通ってるのだ。ニュータウンの真ん中を成田新幹線が通るっていう一体化計画だ。
だから激不評な成田新幹線が通るとニュータウン関連の用地買収で地主が首を縦に振らなくなってしまう。なので自治体も成田新幹線計画に反対したのだな。空港本体と接続路線はちょっと事情が違う訳だ。
それもこれも引揚者の戦後困窮問題が元であって、特にソ連占領地で持ち出しを極限まで認めなかった事がルンペンプロレタリアート化の引き金になってるのだ。
だからゼレンスキー大統領とそのスピーチライターが日本の歴史良く知ってたら、多分原爆の被害と共にこういうソビエトロシアの行為を訴えるのではないかと思うのだ。
今のロシアがやってる事は満州国建設以後の日本の愚行そのもので、プーチンは変なヒッピー地政学みたいな本読む前に失敗の研究とか空気の研究読めよって感じなのだ。
その一方で戦後の時流を無視した領土拡張種主義の試みとか抑留の恐怖とか、ロシアのクソっぷりで共有できる経験がある。
…のだけど、例えば日本は悪くない史観なんかのせいで連合国の中でもソビエトロシアの為した理不尽さの線が埋もれてたり、単に忘れられていて、原爆ほどには日本人の心に刺さらないかもな、と思ったりもする。
青メガネは何か言いたいことあるんだろうけど最初から降伏しろとかバカな話しすぎて誰も読まないし論外なんだけどさ
そのウクライナで現在進行形で女は逃げろ、男は戦地のど真ん中に残れって言われてるワケじゃん。
日常でも非日常でも男の命が軽視されすぎてるよねって話の流れの一つだよね。
日常では日本でも自殺者の割合が圧倒的に多くても問題視されない。
コロナ禍で女性の自殺者の割合がちょっと増えたら大騒ぎしだした。それでも男より自殺者が少ないのに。
女が一人過労死したら大ニュースになって社会問題化する。男の過労死は日常。
結局そういう不平等について話をしてるんだけどずっと軽視されてるね。
TL;DR
JIS規格が主流な20年前から現在にいたるまで一貫して左後輪の故障が最も多いのでISOホイールが悪いとは言えない。
国交省のWGの報告書にもあるように、大型車の車輪脱落事故において左後輪が脱落する割合が最も高い。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha/tenkenseibi/images/t2-1/WGchukan.pdf
これはJIS規格からISO規格ホイールへの移行にあたって、ホイールボルト、ナットのネジが左ネジから右ネジに変わったからだ、という主張がある。
本当だろうか?
まず約20年前、大型車の車輪脱落が多発して社会問題化したことをきっかけに国と業界団体、研究機関が調査検討した結果がいくつかあるのでかいつまんで見ていこう。
車輪脱落事故の多発をうけ2004年4月~6月に全国の大型車25万台超が緊急点検された。その結果約2%の車両でホイールボルト・ナット脱落に関連する不具合が報告された。
https://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090611_.html
この緊急点検では、ほとんどの車両がJIS規格ホイールだ。2010年に大型車メーカ各社が排気ガス規制の切り替わりによるモデルチェンジと同時に新車を一斉にISO規格へ切り替えたことがISO規格の普及につながったからだ。
その緊急点検で見つかった不具合は詳しく分析され、車輪の位置による偏りはこの資料のFig.5 Fig.6 で確認できる。元資料が見つからなかったので引用だが・・・
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmemecj/2011/0/2011__S171013-1/_pdf/-char/ja
さらに脱落に至らない不具合に関しても左後輪は34%で最も多い。
1.左前輪:21%
2.右前輪:18%
3.左後輪:34%
4.右後輪:27%
さてさて、これはどういうことか?左ネジだからJIS規格ホイールはネジが緩まないのではなかったのか?
ISO規格ホイールが普及しているH30年の事故件数が、JIS規格が主流だった平成16年度の事故件数に迫っている。
国交省が平成16年にWGを立ち上げて適切なホイール取り付けに関する啓発活動を始めて一旦は事故が減ったが、業界の意識低下と人間の入れ替わりで整備が雑になってまた同じ状態になっただけちゃうか????
だって事故起こしたトラックの49%がユーザー自身でのタイヤ交換なんやろ???仕事なんだからちゃんとできないなら整備工場にお願いしてもらえますか????
P.S. 機械設計を生業にしてそれなりに長いけど、普通のホイールの設計ならネジの方向はゆるみに影響しないよ。F1みたいなセンターホイールナット方式なら別だけど。
俺もコンビニで箱で買えた
ポケカ転売騒動というか、ポケカが投資になるよみたいな話はひとまずここで終わりを迎えそうで非常に嬉しい
そしてパックをむきたい
それがイーブイヒーローズ発売の5月あたりから1年近くできていなかったので、ようやく日常が戻ってきて嬉しい
2018年11月発売のウルトラシャイニーの時は社会問題化、は言い過ぎかもしれないけど、ポケセンのビル中に列ができる様子がネットでも書かれた
だってウルトラシャイニーは箱買いしてそれを全部カード屋に持っていけば、中身の当たりはずれに関わらず必ず買い取り額がプラスになる、という話だった
過去パックは壊滅して、ポケカを新しく始めようにもなにひとつ買えない、という状況だった
それでも、ブイズGXのスターターキットや、12月発売のタッグボルトなどは、発売日にイオンに行けば普通に買えた
一週間もせずに売切れたりはしていたような気はするけど、発売日に仕事帰りに買って帰ろー、仕事はよ終わらんかなー、みたいなワクワクはあった
2019年に入ればウルトラシャイニーもぼつぼつ再版され、過去パックも再版されて、迅雷スパークを見つけてはたくさん買ったのが懐かしい
そんな騒動はもう終わったのかな、と思い始めた2019年の5月末、エーフィ&デオキシスGXの構築デッキが発売され、そこに入っているプレシャスボールを転売するだけで儲けになる、ということが起きた
お店で60枚カード買って、その1枚(プレシャスボール2枚収録だったから2枚か)をカード屋に持っていくだけで58枚のカードとお小遣いが手に入る現象
で、それから半年、ポケカ品薄はもう過去の話と思っていた2019年11月、サンムーンが終わってソードシールドが始まった
という限定セットが発売された時だった
これもまあ、発売日にポケセンには売ってたんだけど、すぐになくなった
そしてこの中に入っている限定プロモ1枚が、セットそのものと同じ値段以上で売れる、という話になっていた
おいおい、またあのエーフィデオキシスみたいじゃん、とか言っていたら
2021年4月発売の漆黒のガイスト、白銀のランスは仕事終わりじゃ1種類しか残っていない、という事態に遭遇した
あのウルトラシャイニーのころだって、発売日の仕事終わりでパックは買えたんだぞ?
どういうことだ?
と思っていたら、その次に出たイーブイヒーローズは完売でついに手に入らなかった
そこから抽選販売に申し込まないとポケカは買えないという生活が始まった
なんで改善したかというと、ポケモンのカードの封入率が上がって、女の子のイラストのレアカードの封入率が下がったらしい
女の子のイラストのレアカードが50万だかバカな値段で取り引きされるらしく、それが減ってポケモンやボールのレアカードが増えればプレイヤーには影響なく転売ヤーにだけダメージがいく仕組みらしい
李克強、王岐山に続き習近平も「来道」か。中国資本の国土買収の水面下で何が起こっているのか。
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北海道を訪問した王岐山国家副主席(右)。10月25日、鈴木直道知事と
どうしてこうもスルーするのだろうか? 日常化してしまったからなのだろうか? だとすると、慣れというのは怖い。尖閣諸島近海への中国公船の侵犯も、ひところはメディアも大きく取り上げたが、ほぼ日常化した今日、騒がれることはない。
外国資本による不動産買収問題も同じだ。国家は国民、国土(領土)、主権の三要素で構成されているが、その中の国土が周辺国によって脅かされるようになって久しい。外国資本の「経済侵攻」はとどまることを知らないが、我が国では社会問題化することはない。
例えば、北海道は、外国資本、とりわけ、中国資本や中国の影が見え隠れする資本に森林や観光地、農地、ゴルフ場、太陽光発電所用地などが手当たり次第に買収されている。
北海道の定点観測を始めて4年。これまで、幾度となく、北海道を訪ね、中国資本の動向を注視してきた。外国資本による不動産買収が規制されていない我が国では、買収された地域のその後について詳細に追跡調査されていないばかりか、買収の実態そのものも正確に把握されていない。外国資本に農地や観光地などが買収されること自体問題だが、買収後も使途不明のまま放置されており、主権国家の体をなしていない。買収する側からすると、これほど都合のいい買い物はない。
村ごと買収「平取町豊糠」
実際、どのくらい買われているのか。北海道の場合、北海道庁によると、2018年に外国資本(海外に所在する企業・個人)に買収された森林は計21件、108ha。東京ドーム約23個分で、1位は中国(香港、マカオを含む)で13件、約91ha(東京ドーム約20個分)。日本国内にある企業で、外国法人の子会社など資本の50パーセント以上を外国資本が占める企業(外資系企業)による買収は計7件、58ha。東京ドーム約13個分で、1位はやはり中国の2件、3.5ha(同1個分)。外国資本による森林買収は合計すると、28件、166haにのぼる。東京ドーム約36個分にあたり、中国資本関係は15件、94.64ha(同約21個分)で、シンガポール系資本の2件、49ha(同約11個分)を合わせると全買収面積の9割近くを占める。買収目的は「太陽光発電所の建設」「資産保有」などだが、中国資本や中国系資本の場合、4件が「不明」「未定」。一体、何のために北海道の森林を買うのか。疑問が湧いてくる。
広大な土地を買収したものの開発は一進一退。一体、何ができるのか?(洞爺湖町で)
我が国では、一度、売買契約が成立し所有権が移動すると、どのような開発が行われ、どのように利用されても、異議を唱えることはできない。外国資本は目的を問わず自由に不動産を買収でき、自由に利用できる法制度になっているからだ。
こうした無防備な制度下で、海外からの買収は増え続け、北海道庁が統計を取り始めた01年から18年までに38市町村で累計2725ha(同約580個分)に膨れ上がった。だが、この数字は水源地にからむ森林に限られるため、実際に買収された広さは分からない。
中国資本の買収方法を見ると、国際的リゾート地・ニセコとその周辺から放射線状に広がっている。しかも、買収規模が100ha単位と大きくなってきているところもあり、全道を視野に入れて買い進んでいるように感じられる。
中国資本に買収されたテーマパーク「天華園」は大規模な太陽光発電所に(登別市で)
激しい不動産買収のなかで、私が最初に注目したのは11年に中国と関係があるとされる農業生産法人に、村がほぼ丸ごと買収されただ。買収から5年経った16年3月上旬から19年夏までに数回訪ねたが、雑草が伸び手入れをした形跡がない。農作物も牧草も作っていない非耕作地がどこまでも続いている。買収から5年も経っているのに、である。
中国の動向を長年注視している評論家に豊糠のケースを尋ねると、彼は「中国は20年前から北海道を狙ってきた。移民のためにこれからもどんどん北海道の土地を買っていくでしょう。水源地や農地では農作物を作れるから独自の集落、自治区をつくり、病院や軍隊用の事務所も設置する可能性がある。豊糠はそのテストケースと考えられる。一部メディアでは、北海道は10年後には中国の32番目の省になるとも言われている」と話した。彼の分析を聞いたのは2年前だから、10年後とは27年である。
1995年、中国の李鵬首相(当時)がオーストラリアのキーティング首相(当時)に「日本という国は40年後にはなくなってしまうかもわからぬ」と述べたとされる「李鵬発言」が日本の国会で報告されている。もし李鵬氏の洞察が正しければ、日本は2035年にはなくなることになる。
昨年5月、中国ナンバー2の李克強首相が来日、過密なスケジュールを縫うように北海道を訪問した。李首相はなぜ、そうまでして北海道に固執したのか。
日本に帰化した中国共産党の動向に詳しい中国ウォッチャーは、中国資本が積極的に北海道の農地や森林などの買収に動いていることなどを挙げ、「李首相が北海道に行ったということは、中国の北海道進出が本格的に動き出したことを示し、滞在中、各方面に今後の方針を指示したはずだ。日本政府が北海道訪問を歓迎したことで、道進出について日本政府のお墨付きを得たと受け止められても仕方がない。今のままで行くと日本は10年から15年後に侵食されてしまう恐れがある。カナダやオーストラリア、マレーシアは中国の戦略を分かっている。気づいていないのは日本だけ」と強い口調で警告した。
この中国注視者の分析の当否は、時の経過を待たねばならないが、李首相の来日後の北海道と中国との関係を見ると、「異変」が起きつつあることに気づく。李首相の来道直後、「日中与党交流協議会」や日本と中国の鉄鋼業界関係者が集う「日中鉄鋼業保全・省エネ先進技術専門家交流会」、それに日本と中国の行政や企業関係者が経済交流の在り方を話し合う「日中経済協力会議」が、北海道で初めて開催されている。不動産買収にも拍車がかかっている。
そして今年10月、王岐山国家副主席が北海道を初めて公式訪問。北海道新聞は、副主席は「(北海道と)ぜひ交流を続けたい」「(習近平国家主席が)私を日本に送ったのは日中関係を大事にしている表れ」と鈴木直道知事に語りかけたと報じた。道側も中国の指導者の道内への関心は高いとし、来春、習氏が国賓として来日することに触れ、「道は習氏の訪問にも期待する」と、前向きに伝えている。
李克強、王岐山に続き習近平も「来道」か。中国資本の国土買収の水面下で何が起こっているのか。
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北海道を訪問した王岐山国家副主席(右)。10月25日、鈴木直道知事と
どうしてこうもスルーするのだろうか? 日常化してしまったからなのだろうか? だとすると、慣れというのは怖い。尖閣諸島近海への中国公船の侵犯も、ひところはメディアも大きく取り上げたが、ほぼ日常化した今日、騒がれることはない。
外国資本による不動産買収問題も同じだ。国家は国民、国土(領土)、主権の三要素で構成されているが、その中の国土が周辺国によって脅かされるようになって久しい。外国資本の「経済侵攻」はとどまることを知らないが、我が国では社会問題化することはない。
例えば、北海道は、外国資本、とりわけ、中国資本や中国の影が見え隠れする資本に森林や観光地、農地、ゴルフ場、太陽光発電所用地などが手当たり次第に買収されている。
北海道の定点観測を始めて4年。これまで、幾度となく、北海道を訪ね、中国資本の動向を注視してきた。外国資本による不動産買収が規制されていない我が国では、買収された地域のその後について詳細に追跡調査されていないばかりか、買収の実態そのものも正確に把握されていない。外国資本に農地や観光地などが買収されること自体問題だが、買収後も使途不明のまま放置されており、主権国家の体をなしていない。買収する側からすると、これほど都合のいい買い物はない。
村ごと買収「平取町豊糠」
実際、どのくらい買われているのか。北海道の場合、北海道庁によると、2018年に外国資本(海外に所在する企業・個人)に買収された森林は計21件、108ha。東京ドーム約23個分で、1位は中国(香港、マカオを含む)で13件、約91ha(東京ドーム約20個分)。日本国内にある企業で、外国法人の子会社など資本の50パーセント以上を外国資本が占める企業(外資系企業)による買収は計7件、58ha。東京ドーム約13個分で、1位はやはり中国の2件、3.5ha(同1個分)。外国資本による森林買収は合計すると、28件、166haにのぼる。東京ドーム約36個分にあたり、中国資本関係は15件、94.64ha(同約21個分)で、シンガポール系資本の2件、49ha(同約11個分)を合わせると全買収面積の9割近くを占める。買収目的は「太陽光発電所の建設」「資産保有」などだが、中国資本や中国系資本の場合、4件が「不明」「未定」。一体、何のために北海道の森林を買うのか。疑問が湧いてくる。
広大な土地を買収したものの開発は一進一退。一体、何ができるのか?(洞爺湖町で)
我が国では、一度、売買契約が成立し所有権が移動すると、どのような開発が行われ、どのように利用されても、異議を唱えることはできない。外国資本は目的を問わず自由に不動産を買収でき、自由に利用できる法制度になっているからだ。
こうした無防備な制度下で、海外からの買収は増え続け、北海道庁が統計を取り始めた01年から18年までに38市町村で累計2725ha(同約580個分)に膨れ上がった。だが、この数字は水源地にからむ森林に限られるため、実際に買収された広さは分からない。
中国資本の買収方法を見ると、国際的リゾート地・ニセコとその周辺から放射線状に広がっている。しかも、買収規模が100ha単位と大きくなってきているところもあり、全道を視野に入れて買い進んでいるように感じられる。
中国資本に買収されたテーマパーク「天華園」は大規模な太陽光発電所に(登別市で)
激しい不動産買収のなかで、私が最初に注目したのは11年に中国と関係があるとされる農業生産法人に、村がほぼ丸ごと買収されただ。買収から5年経った16年3月上旬から19年夏までに数回訪ねたが、雑草が伸び手入れをした形跡がない。農作物も牧草も作っていない非耕作地がどこまでも続いている。買収から5年も経っているのに、である。
中国の動向を長年注視している評論家に豊糠のケースを尋ねると、彼は「中国は20年前から北海道を狙ってきた。移民のためにこれからもどんどん北海道の土地を買っていくでしょう。水源地や農地では農作物を作れるから独自の集落、自治区をつくり、病院や軍隊用の事務所も設置する可能性がある。豊糠はそのテストケースと考えられる。一部メディアでは、北海道は10年後には中国の32番目の省になるとも言われている」と話した。彼の分析を聞いたのは2年前だから、10年後とは27年である。
1995年、中国の李鵬首相(当時)がオーストラリアのキーティング首相(当時)に「日本という国は40年後にはなくなってしまうかもわからぬ」と述べたとされる「李鵬発言」が日本の国会で報告されている。もし李鵬氏の洞察が正しければ、日本は2035年にはなくなることになる。
昨年5月、中国ナンバー2の李克強首相が来日、過密なスケジュールを縫うように北海道を訪問した。李首相はなぜ、そうまでして北海道に固執したのか。
日本に帰化した中国共産党の動向に詳しい中国ウォッチャーは、中国資本が積極的に北海道の農地や森林などの買収に動いていることなどを挙げ、「李首相が北海道に行ったということは、中国の北海道進出が本格的に動き出したことを示し、滞在中、各方面に今後の方針を指示したはずだ。日本政府が北海道訪問を歓迎したことで、道進出について日本政府のお墨付きを得たと受け止められても仕方がない。今のままで行くと日本は10年から15年後に侵食されてしまう恐れがある。カナダやオーストラリア、マレーシアは中国の戦略を分かっている。気づいていないのは日本だけ」と強い口調で警告した。
この中国注視者の分析の当否は、時の経過を待たねばならないが、李首相の来日後の北海道と中国との関係を見ると、「異変」が起きつつあることに気づく。李首相の来道直後、「日中与党交流協議会」や日本と中国の鉄鋼業界関係者が集う「日中鉄鋼業保全・省エネ先進技術専門家交流会」、それに日本と中国の行政や企業関係者が経済交流の在り方を話し合う「日中経済協力会議」が、北海道で初めて開催されている。不動産買収にも拍車がかかっている。
そして今年10月、王岐山国家副主席が北海道を初めて公式訪問。北海道新聞は、副主席は「(北海道と)ぜひ交流を続けたい」「(習近平国家主席が)私を日本に送ったのは日中関係を大事にしている表れ」と鈴木直道知事に語りかけたと報じた。道側も中国の指導者の道内への関心は高いとし、来春、習氏が国賓として来日することに触れ、「道は習氏の訪問にも期待する」と、前向きに伝えている。