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はてなキーワード: 社会問題化とは

2024-11-19

有権者市民サービスさえ受けられればいい

深夜ワンオペ社会問題化してもすき家に食べに行き続け、社員自殺するまで追いつめてもワタミはなくならないのだから従業員がどうなろうと、消費者にとってはどうでもいいことなのよ。

から兵庫県庁パワハラが横行してても、それなりに市民サービスさえ提供し続ければ知事選挙で勝てるのは当然、ということよね。

公務員がどうなろうと知ったことではないわけ。

2024-11-18

anond:20241118201628

日本自殺を気にしない国だという認識なら、(失礼ながら)間違ってると思う。

大手企業女性自殺したのがキッカケで、ブラック企業という言葉が広まった。

宝塚劇団員自殺社会問題化したよね。

2024-11-09

もみもみ音頭 未来年表

2027年:「もみもみ音頭スマートデバイスに搭載される

スマートウォッチに「もみもみ音頭」が内蔵され、肩の動きを自動検知。仕事中の「もみもみタイム」通知が来ると自動再生され、サラリーマンたちが肩を揉みながら「未来健康管理は肩揉みだ!」と大満足。

2030年:「もみもみ音頭AI」が肩こり治療を開始

AIが肩揉みを学習し、デジタル肩揉みの技術進化。「もみもみAIセラピー」が登場し、デジタル環境で本格的な肩揉みを体験できると話題に。もみもみ音頭に合わせて肩を揉むAIアバターが「癒しすぎる」と人気爆発。

2035年:「もみもみ音頭ドローン祭りで空中もみもみ

「肩揉み体験」を提供するドローンが開発され、もみもみ音頭に合わせて空中から肩を揉む「もみもみドローン祭り」が全国で開催される。空に浮かぶドローンに肩を揉まれながら「これぞ未来のもみもみ」とおじさんも若者も大興奮。

2040年:もみもみ音頭宇宙ステーション流れる

宇宙旅行日常化した2040年観光の一環で宇宙ステーション内で「もみもみ音頭」が流れるイベントが開催。無重力で肩揉みをしようと試みるも、肩が浮いてしまい「もみもみの限界を感じる」と宇宙飛行士が苦笑。

2045年AIが「もみもみ音頭リミックス100万曲を発表

AIが「もみもみ音頭」のリミックスをひたすら生成し、100万曲が一気に配信される。人々が「もみもみ音頭100年祭」で聴きまくる中、「この世にこれだけのもみもみがあったとは」と感動と謎の達成感に包まれる。

2050年:肩揉みが義務教育に、もみもみ音頭が必修科目に

肩こり社会問題化を受けて、もみもみ音頭小学校の授業に導入される。授業で肩揉みの基本を学ぶ「もみもみ基礎」が始まり、「未来の肩もみマスター」を目指す子供たちが登場。PTAからは「肩揉みのある教育は素晴らしい」と絶賛。

2060年:「もみもみワクチン」登場、肩揉みで健康促進

研究により、「もみもみワクチン」が開発され、肩揉みを通じてワクチン効果を得られる技術確立。「もみもみ音頭」に合わせてワクチン接種イベントが開催され、全国で肩揉みの大合唱が響く。医療と肩揉みが奇跡の融合を果たす。

2080年:もみもみ音頭、ついに人類公式テーマソング

「もみもみ音頭」が国連により人類公式テーマソング認定され、地球全体で肩揉みイベントが行われる。世界中の人々が「もみもみ」のリズムで肩を揉み合い、「人類もみもみ化計画」が発動。

2100年:宇宙で「もみもみ星」が発見される

「もみもみ音頭」が電波として宇宙放出され、遥か遠くの銀河系から「もみもみ星」が発見される。研究者たちは「もみもみ星人とのコンタクトを目指し、肩揉み文化を共有したい」と意気込む。肩揉みが人類の新たな共通言語に。

2024-10-22

名作といわれる昭和映画「はなれ瞽女おりん」(1977年)を観たので感想を書く

最近昭和ドラマ映画を急にみるようになった。

「はなれ瞽女おりん」(1977年)は、名匠といわれる篠田正浩監督作品だ。

半世紀も生きてきているのに、恥ずかしながらこの監督全然知らなかった。

恥じ入るばかり。いや、若いころにみてもぴんと来なかった可能性が高い。

いやいやすごい作品だった。

明治大正日本原風景を撮りたかったと、篠田正浩監督は書いているらしい。ロケ地も全国にわたっているとか。

これはいろいろなところで触れられていることなので、どうしても観る者は知らず知らずにその監督言葉に引きずられてしまうのか、観る者の映画評が、その「風景」に寄り添うようなものになっているようだ。

しかし、この映画もっとも印象深いのは、おりんと鶴川の人となりだ。

両者は、ともに周縁化された存在という共通項がある。

鶴川脱走兵だということは、映画の出だしのほうで、おりんに飯ごうの蓋で水を差しだすシーンからうっすらと気が付かせる仕掛けになっている(演出うまい)。

おりんのほうはというと、はなれ瞽女だ。瞽女という存在もこの映画認識を改めた。

瞽女新潟長岡高田瞽女共同体形成していたことを初めて知った。

おりんは禁制である「男との関係を持った」ことでその瞽女共同体からもはじかれてしまった存在瞽女という存在ですでにマージナルなのに、いわば二重にマージナル境遇にある。しかも、それはレイプによるものであり、おりんが自分で選んだ道ではない。

いきなりかわいそすぎる境遇のおりんだが、そのおりんに心惹かれて、自ら導き手となり、おりんと寄り添う鶴川という男。

自分天涯孤独だ、帰る場所もないとおりんに語り、兄のように思ってくれという鶴川だが、ドラマが展開するにつれ、少しずつ第三者が語る鶴川人物像に不整合みえてくる。

天涯孤独というわりには家族存在示唆されたりと。脱走兵なんだろうなーと思いながら、天涯孤独兵隊?、官憲お金実家に送金していることもつかんでいるなど、家族がいるのでは?とつじつまが合わない。

しかし、おりんは鶴川のいうことを信じて、ますます心を寄せてゆく。鶴川さんのおかげでやっと「まともな暮らしができるようになった」と幸せをかみしめるおりん。

ところで、これは自分用のメモなので、解説いたことは省くし、ネタバレも気にしない。

この物語白眉は、脱走兵であることが官憲にバレてしまった鶴川最後におりんに隠していた事実告白するシーンだ。

それはまさに、鶴川家族母親)の存在だった。

連行される前に、軍隊を脱走した自分の心境を官憲にぶつけるシーンがある。

何が、国民皆兵だ。金持ち徴兵逃れで、俺が引き受けただけだ。

ちょっと前に増田で、おしん感想でも書いたが、明治から終戦にかけての日本は、天皇を頂点とした「家制度」を仮構し、そのイエの枠組みの中で国民という概念が編み出され、国民国家が成り立っていた。この「家」の概念は、等しく苦労するフィクションを生み出し、社会の不平等を覆い隠していた。鶴川叫びはまさにその矛盾表現している。

このイエを体系化した国民国家の矛盾の噴出は、明治大正昭和20年の敗戦にかけての日本近代史において概ね2つの時期にわけられると思う。

ひとつは、「君死に給うことなかれ」で有名な与謝野晶子の詩のきっかけとなった日露戦争から第一次世界大戦シベリア出兵にかけての時期。国体という概念確立し、厳格な家父長制のもと妻は銀行口座すら作ることが許されなかった時代。それに対するカウンターとして大正デモクラシーが勃興する時期。

もうひとつは、八紘一宇そしてのちの大東亜共栄圏という言葉象徴されるように、イエの体系が日本国内の統一にとどまらず、アジアを中心とした海外に拡大し、アジアひとつ家族になれると勝手思い込み一方的他国侵略をしていた時期。

ドラマおしん」はこの2つの時期をどちらも丁寧に描写する稀有ドラマなのだが、なかでも、おしんドラマでは、戦時中には配給制隣組といった組織を通じて、田倉家が隣組リーダーとしてふるまいながら、軍から甘い汁を吸っている、とおしんが後ろ指をさされる場面がとても印象的だった。

「はなれ瞽女おりん」においては、時代背景としては前者の時代シベリア出兵が描かれている。当時、大正デモクラシーへの失望として、天皇を頂点としたイエ体系の矛盾が表面化した時代だ。当時の殖産興業の旗印のもと製糸工場に動員された女工問題などに象徴されるように、「労働」が社会問題化した時代だ。

農村においても、小作農家の困窮、重税、大地主による圧迫が社会問題化、やがて農民組合運動へと連なってゆく(おしんドラマでは浩太の農民運動を通してこの時代風景を切り取っていた)。しかし、期待された大正デモクラシーは失望に終わる。なぜなら政党政治既得権益コントロールされており、立憲政友会は大地主財閥の側に立つ政党だった。政府財閥に牛耳られていて腐敗しているという風刺画がこの時代の不満を象徴している。

「何が、国民皆兵だ」という鶴川という男の最後叫びはまさに、その時代原風景なのだ

ともあれ、おりんは、鶴川の、ごめん実は家族がいるんだ、という告白に手が崩れ落ちるような衝撃を受ける。

このシーンに二重写しで思い出した映画がある。それは「駅station降旗康男監督1981年)。大晦日に一人飲み屋のおかみさんと熱燗を飲むシーンでおかみさん役の倍賞千恵子がいうセリフだ。

水商売やってる子には暮れから正月にかけて自殺する子が多いの。なぜだかわかる?

男が家庭に帰るからよ。どんな遊び人もこの時期は家庭に帰っちゃうからね。

好きな男には帰る場所別にある、迎え入れてくれるホームグラウンドがある、という、この同じ寂しさがおりんを襲う。

おりんは、よかったじゃないかあんたにお母さんがいても不思議はないと思っていた、自分もいるんだと幼少期に記憶の残る唄を口ずさむ。

この映画は、鶴川告白のあとの展開も秀逸だ。

その後のおりんの行動として、とくに注目に値するのは、駆け付けるようにして、高田瞽女屋敷の門をたたくシーンだ。このテンポ感が演出として素晴らしい。

かつて、自分追放した瞽女共同体を訪ねに行ったこの行動がおりんの不安失望の入り混じった心情を強烈なまでに表現している。

それまでおりんは、はなれ瞽女として、ある意味自分の力で自立して生きていくという覚悟をもって生きていた。

しかし、鶴川告白のあと、自分にとってのホーム確認しようとする行動に出るのだ。

かつての瞽女の頭も仲間たちもいなくなっていた。とうに亡くなっていた。

主の途絶えた寂しい屋敷で、自分を捨てた母親がまだ若狭のどこそこにいるらしい、といううわさ話がおりんの耳に入る。

おりんの絶望には、もうひとつ理由がある。

鶴川は、おりんの導きをしているとき、いつも兄のように思ってくれといいつつ、決して体を合わせようとしなかった。

鶴川がおりんを女房にして下駄屋にしてあげられなかったのはなぜか。

その答えは、映画では何も説明されないが、鶴川告白がすべてを物語っていた。

なぜ鶴川家族がいることを隠していたのか、なぜ告白の際に、許してくれと泣いたのか、そこにすべての答えがある。

男は、自分母親瞽女のおりんを決して受け入れないとわかっていたからだ。男の家族差別がここで暗示されている。

おりんは二重にどん底に突き落とされているのだ。

男の告白ですべてを悟ったおりんは、まず瞽女屋敷に向かい自分の育ったホームを確かめに行く、しかし、すでに時がたちもぬけの殻だとわかると、男を待つことも探すこともせず、心身ボロボロになって宿場町を回る。

そして、親不知の峠で息絶える、という涙腺崩壊の結末。その親不知人生最後を迎えるというのも、それは映画では親不知隧道作業員が暗示しているだけという、演出、すごい。今のドラマっていちいちセリフ説明しすぎなんだよね。このくらい映像にすべてを託すくらいのことができないと面白みがない。

さて、篠田正浩監督映画を初めてみた感想としては、やっぱりすごいっす、に尽きる。

明治大正日本原風景を撮りたかったとのことだが、明治から大正時代のイエ体系の矛盾、ひたすらアウエイで生きることが強いられる女性象徴としてのおりん、帰る場所がある男との非対称、これがまさに彼のいう原風景だと私は思った。

もちろん映画公開当時の国鉄旅行キャンぺーンの影響とかいろいろあったかもしれないし、ロケ地も興味深いんだけど、いやそういうことじゃないんだよ、と強く思う。

男の周縁というのは、天皇を頂点としたイエからマージナル存在であっても、家やふるさとがあるのに対し、女の周縁というのは帰る場所がない。寄る辺が全くない。

唯一の導き手だった男まで家族がいると告白して別れを告げる。

それが最後のシーンで象徴されている。

親知らずトンネル建設現場から見えるおりん着物、白骨となったおりんの骸骨という寂しすぎるラストは、どんなにズタボロに傷ついても帰れる場所がある男とズタボロになっても帰れるふるさとのない女の、ふるさと観の相違が残酷な形で表現されているのが、この映画もっとも印象的だった自分にとってのキーポイントだ。

井上陽水の「少年時代」と山崎ハコの「望郷」と同じくらい、男性女性ふるさと観は違う。そんなことを思った。

2024-10-14

anond:20241013110516

玉木、男気見せたとは思うけど、尊厳死の話は実際に延命による破産野垂れ死にが出て社会問題化してからで良いんだよ。炎上させてどうする。まずやるべきは、高齢者自己負担増と延命保険適用除外だよ。

2024-10-04

anond:20241004111057

はあ横からだが久々にイラッとしちゃったな

なんでもない時に自らこれが嫌だって発信しろよ。それをしないか個人間のやり取りで終わって社会問題化しなくて結果改善されないんだろうが。

ゴミリベラルゴミフェミニストゴミみたいな本当にゴミみたいな視点でございます

お前らのは不満を喚き散らして他者罵詈雑言浴びせてるだけだろうが

社会における合理性まで考えたら温泉掃除女性が来てたりとかは仕方ないから言わないんだよ

お気持ちヤクザと一緒にすんなよ

anond:20241004110805

いつも思うけど、男女間で意見対立した時にだけ自分普段思ってる不満点を相手にぶつけるんじゃなくて

なんでもない時に自らこれが嫌だって発信しろよ。それをしないか個人間のやり取りで終わって社会問題化しなくて結果改善されないんだろうが。

2024-10-03

レプリコンワクチンお断り美容室社会問題化するの楽しみすぎる

こういうので荒れるニュースが一番良いんだよ

2024-09-01

anond:20240901153434

それで、貧しい人が安全安楽死ができないから、危険飛び降り自殺ばかりして巻き添え死が社会問題化するんじゃないの。

2024-08-30

私の『産後の恨みは一生』エピソード

推敲してないので途中で口調が変わるけれど許して。ブームが去る前に公開しておきたい。

2000~2001年の話です。そのときまれた娘は健康に育ち独立して離れた場所生活。私は当時の夫とは娘が1際の時に離婚し、その後、娘の高校卒業と同時に別の相手再婚しました。

情報だけでおわかりの通り、産後の恨みが原因で離婚しました。そして産前から出産の時も含めて広い期間ダメダメだったので、『産後の恨み』どころか『出産前後およびその他諸々の恨み』が正しいかも。今はもう相手のことを恨んでいることはありませんが、それはスッパリと関係を断ち切ったからであり、今でも共同生活を送っていたなら、頭の中でグチグチと恨みを反芻させ骨髄に入るまで温存させていたでしょう。

当時の夫とはデキ婚でした。この時点で当時の自分説教したいのですが二十歳そこそこの世間知らずの恋愛脳だった自分には、説教したところで、どんな言葉右から左に貫通していったこと間違いなし。ほんとにしょうもない体験して失敗しないと脳に染み込まない。本当のうえで理解したのは全部が終わって数年たったころだったと思う。相手もまた1歳年上の二十歳過ぎたばかりのペーペーです。

この時点でアカンと思うでしょ。私も書いてて「こりゃ、アカンわ」と思ってる。

とにかく妊娠きっかけに結婚し、新居として安アパートを借り新生活開始。妊娠による体調不良であれよあれよと働けなくなり退職

田舎だったこともあり『育休産休』という制度はあっても実際に取っている人が周りに居なかったため、辞める以外の選択肢があるなんてその時の自分には思いもよらなかった。男性だって明らかな労災でも自己負担病院に行ったりしていたのが普通だったため、そういうものだと思ってました。

というより育休とる以前に、安定期入る前に何度も貧血を繰り返し、ホルモンバランスが崩れて顔・体全体にアトピーが出てしか赤ちゃんのために薬も飲めず、肌がグルート(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにでてくる木のやつ)みたいな見た目になって人前に出るのがまず精神的に無理になった。膿んで乾いたカサブタが、振り向くたび、お弁当を食べて大きく口を開くたびにこぼれてデスクの周りが汚れた。客前に出ることはおろか、お茶を淹れることも、書類仕事にも支障が出た。上司(女性)からはその都度迷惑そうに「もうお茶淹れなくていいから」「書類汚れてるので、長袖かつ手袋できないだろうか」「また貧血? もう帰ったら?」と言われた。

「働きたかったけれど、働けなくなった」という気持ち微塵もなく、逃げ出すように退職して、もう人前に出なくて済むと思ったのが当時の心境。自分視点で書いてるから被害者っぽい書き方になっちゃうけれど、上司視点から見て私は困った対象だったと思う。ギリギリ人員で回している仕事を私の都合で滞らせていたので、迷惑だっただろうなと。当時は優しい言葉をかけて欲しかったけれど、求め過ぎな気がする。今、自分は同じ立場になって、昔の自分のために当事者気遣い言葉をかけるようにしている。

ホルモンバランス不安定で誰にも会いたくない状態病院通いだけしていたころ、夫の友人がお祝い持って当日にアポ無しで現れた。

こんな顔で人になんて会いたくなかった。しかし部屋が汚かったので、リビングに座ってもらいながら大急ぎで片付け、その周りの掃除機をかけた。すごく迷惑そうな顔をしていたと思う。夫友人が少しだけ話しをして申し訳無さそうにお祝いを置いて帰ったあと、夫には「せっかくお祝い持ってきてくれたのに」と小言を言われた。自分自身も申し訳ない気持ちになって落ち込み、具合が悪いからと部屋で休んだ。

8時過ぎに目が覚め、夕飯を用意してなかったことを思い出して、「ごめん、夕飯用意してなかった」とキッチンへ行った。夫は優しい気遣う声で「気にしなくていいよ。もう食べたから」と。シンクにはカレーヌードルの汁だけ入った箸の刺さった容器と、お湯を沸かしただけなのに、そこら中にお湯が飛び跳ねている状態になっていた。もちろん外装フィルムもそこに横たわっている。なんならストックしてないはずのパックご飯のカラもあったし、ゲームしてる夫の脇にはポテチもあった。コンビニで買ってきたのだ。そして私の夕飯はもちろん買ってきておらず。

その光景だけ見て、私は脱力し再び寝室に戻った。夫から「〇〇(私)の分どうする?」という言葉もなく、朝起きたら、ゴミゴミのままそこにあった。私のことを気遣ってほしかったし、自分で出したゴミ自分で捨てて欲しかった。けれども、当時は言葉にするのも面倒で、ただ黙ってゴミを捨て、キッチンキレイにしてから朝ご飯を作った。

夜の生活も続いていた。妊娠のある期間は中出しOKボーナスタイムという知識はあったらしい。

それで妊娠はしないものの、出されたものがそのまま留まってくれるでもなく、しばらくして排出されたものトイレで流す必要があって億劫だった。ゴムをしているときより滑りが良いと判断したのか、回を重ねるごとに前工程が雑になっていって辟易した。ついにはキス、胸、即挿入になってビックリした。今、書いてて不思議に思うけれどグルート肌の女を良く抱けたな。

そして臨月お腹が大きくなって寝返りもうてなくなった。腰も痛いし、便秘になるし、車に乗れば車酔いするし、妊娠間中は種類の違うあらゆる不調が手を変え品を変え一身に降り掛かった。体型が変わって服も替えなければならなかったが、幸いなことにホルモンも安定期に入ったらしくこの頃には、「ちょっと肌荒れが酷い人」くらいまで回復した。買い物している時、重い荷物など明らかに大変なものは持ってくれたが、かがむ必要がある軽いダンボールなどは放置され、お願いすると「これくらいでも?」と言われ、「これくらいでも」と返した。夫のぺったんこのお腹が恨めしかった。

そして出産。予定日になっても生まれず、あらかじめ病院入院して陣痛促進剤を打って臨む運びとなった。前もって出産日がわかるというのはありがたい。夫は有給をとって分娩直前まで一緒に居てくれることとなった。(立ち会い出産は断られていた。このころ周囲でもテレビでも今のように「立ち会いがむしろデフォルト」のような時代でもなかったので、そういうものかと受け入れていた)

朝一番から付き添ってくれるハズが夫は来なかった。夫が居なくても処置は進む。促進剤を入れ、やがてジワジワと兆しらしい変化が現れ、そして昼過ぎには痛みは最高潮。それが夕方まで続いた。

夫が現れたのは14時過ぎ。あとで聞いたところ朝方までゲームしていて寝過ごしたそう。出産までの陣痛マックスの時も夫は病室の隅っこの椅子にちょこんと座り、手を握ることもしてくれなかった。原因不明子ども心音がとまり、慌ただしく右往左往する先生助産師さんの邪魔にならないようにしたかったのかも。メチャメチャ苦しがってる私に何をすればいいのかわからなかったのかもしれない。夫は部屋の隅で怯えていた。

原因不明心停止は、あるとき突然原因不明のまま復活。そして分娩。生まれた。

いざ、産み落とす!となった瞬間から急に助産師さんが鬼軍曹になって叱咤してきて、まじでビビった。命に関わることなので、それくらい追い立てなきゃスムーズにことが運ばないんだと思う。それは出産後の入院時期にも続き。いろんな助産師さんがいる中で、比較若い人は穏やかに経験値の高そうな人ほど厳しくビシビシと授乳や寝かしつけ、沐浴などの指導がされた。(そして点滴やらおっぱいマッサージやらは、そういう厳しい人ほど巧い) 結婚する以前までは、自分の目指すべきところは『プリンセス』にぼんやり置いていたけれど、出産した直後からは『ソルジャー』になることを求められた。そうしないと子供が死んでしまう。強く賢く逞しくならないといけない。生まれたての弱々しい我が子を抱いて、自分の目がカッと見開いたような気持ちになった。

入院中、夫はあまり見舞いに来なかった。義両親が来た時に案内して少し話してすぐ帰宅。2~3週間の入院期間の内、来たのは3回くらい。夫が毎日会社帰りに寄って、面会時間ギリギリまで一緒にいる同室の夫婦たちを眺めていたので羨ましかった。

退院の数日前、夫に「◯日の◯時に、車で迎えてにきて欲しい」とお願いしたら、「出産日に休んだので、会社申し訳なくてもう休めない」と言われた。は? 真冬に、新生児を抱えて、2週間分の入院荷物と、これからのためにと持たされたオムツやら何やらを一人で家に持ち帰れと???? 私、ついこの間、股が裂けて縫っているので、重い荷物とか持って踏ん張れないんですけど?

退院日なんて入院する前から決まってた。しか出産日に休みをとったって、お前現れたの午後じゃん! ゲームして寝坊してきて、来たあとも全っっっっ然、役に立たなかったじゃん! 実際の処置医療者じゃなきゃ無理にしても、励ましの言葉もかけてくれなかったじゃん。さすがにキレて怒った。そしたらキレ返された。「お前に俺の何がわかる!」

全然からない。苗字も体調も体型も仕事生活も変わらず、私がこれまで持っていて失ったものほとんど失わず健康体で子供のことを気にせず働けて、余った時間ゲームを楽しめる人の気持なんて何一つ。

結局、退院日は母にバスで来てもらい、帰りはタクシーを使った。

帰宅後、愕然とした。部屋が寒かった。お互い地元結婚し、新居を構えたのでそれぞれの実家が近い。私の入院中、夫は実家に帰ってご飯を食べそのまま寝泊まりをキメていた。人の住まない北国の部屋はひとき寒い。そしてうっすらとそこら中に積もった埃。休日は家でゲームを過ごしていたらしい場所だけ埃はなく、人型にそこだけ綺麗だった。ゲームドライヤーもコップも出しっぱなし。何かあればうっかり死んでしま新生児が私の腕の中に居た。「赤ん坊ウィルスから守って」と言われた退院していた。ストーブを焚き、母に子供をみてもらいながらそこら中を掃除をした。この件に関しては怒ったら素直に反省してくれた。キレ返さないだけでも嬉しかったのを覚えている。

さて、ここから季節が変わるまで記憶が定かじゃない。どうやって新生児期を乗り越えたのかとんと思い出せない。若くして子供を産んだこともあり、体力があった。「母親になった。子供を死なせちゃいけない」という、これまでにないプレッシャーアドレナリンみたいなものがドバドバ出ていたと思う。夜泣きも平気だったし、数時間おきの授乳も辛いとは思いながらも、病院で指示されたとおりにやれた。私は助産師さんから指導甲斐あって『ソルジャー』にクラスチェンジしてたのだ。ある時、友人に誘われコートを着て買い物に出たら、「え、なんで暑いの? 空気が張り詰めてなくて穏やかなんですけど!!?」となって春の訪れを知った。

夫は沐浴とか『これは父親役割』という分かりやすいことはやってくれた。混合で育てていたので、哺乳瓶での授乳もお願いすれば嫌な顔せずやってくれたし。夜泣き対応も、私の腕が限界になればやってくれた。当時はありがたいと思っていたけれど、今の価値観だと足りてないですね。

そして決定的に離婚の原因となった出来事が明るみになる。

ある時、子供に急な発熱があって、でも保険証は夫のカバンに入っていたため、職場に行って受け取り、その足で病院に行こうとした。夫の職場子供を抱えながら自己紹介し、夫を呼び出すようお願いしたら「この一週間、無断欠勤してます」と。

夫には結婚から借金があった。遊ぶ金欲しさにどうするアイフルしていたのが発端。会社に返済催促の電話がかかってきて、そこから居づらくなって行ってないと言う。どうして黙っていたのかと問いただしたら「◯◯(私)や、生まれてくる子供のことを考えたら言えなかった。二人を幸せにしないと……と思って、隠し通さなきゃと頑張ってた」と。当時、ニュースで取り上げられてた多重債務地獄に落ちていた。闇金だ。

それから義両親も巻き込んで話し合い、アパートは引き払って夫の実家で暮らすことになった。生まれ半年くらいの子供は私の実家に預けて私もパートに出た。

この時、社会問題化していたものの、今のように銀行個人ローンはお断り(家や車を買うのや学資はOK債務の一本化などは受け付けられませんと審査すらしてもらえなかった)、弁護士が『債務整理承ります!』と宣伝打つようになるのも、もっと何年も先の話。家族ぐるみでひたすらその月、その月の返済に追われた。

正直、アパートでのほぼ子供と二人きりのような暮らしに飽き始めていたので社会に出られることはありがたかった。新生児がいては気軽に出かけられず、夫は帰宅して夕飯を食べたら即ゲームこちからしかけないと会話が始まらないことがストレスだった。今のようにスマホがあったわけでもなく、重いデスクトップPCを起動して、ピーヒャラー電子音ならしてネットに繋いでいた時代世間とのつながりはほぼテレビで感じていた。『ダサいダンナ改造計画』とか、今となっては炎上しそうな内容ですら、貴重な娯楽となっていた。もともとソロ活が得意な方だったものの、自分から一人で過ごすのと、強制的社会から断絶させられるのとは違う。いつの間にか「外で働きたい人」になっていた。もちろん、子どもは可愛かったけれど、ほとんど寝るか泣くかご飯を食べるかの暮らしで、コミュニケーションが取れるようになるのはもう少し先だった。

それと専業主婦立場に居心地悪さも感じていた。自分お金で稼いだものじゃないので、ちょっとしたおやつ趣味雑誌を買うのも躊躇していたのだ。

自分の稼いだお金子供の服を買ったときちょっと感動すらしてしまった。結婚前は当たり前だったのに、自分の稼ぎで必要ものを買うことの『当たり前』に『誇らしさ』がオマケでついてきた。とはいえ、結局稼ぎの殆どは夫の借金返済に充てられていたのだが。

あと外に働きに出て、ある程度自分裁量物事を決め、今後の見通しが立てやす作業子育てに比べてとてもやりやすかった。

そして夫実家で近居の義兄からこっぴどく叱られたことがあった。義兄もまた夫の作った借金のため金策に励み、会社をクビになった夫の働き口を探してくれていたのだ。それを知らず、夫婦食材の買い物に行き、やってきた義兄に対して、義父が『二人で遊びに出かけてる』と伝え、激怒された。

こっちが苦労して東奔西走している間に、遊びに行くとは何事だと。家庭を持つことに対する自覚がなさ過ぎると。

遊びに行ってたわけではないのだが、自覚がないというのは最もだ。もっと『夫を』怒ってくれ……と思っていたら、私も一緒に叱られた。夫が私に黙ってこさえた借金は、親子三人の生活費にも使われていたため、周囲から見れば私も同罪だったのだ。今となっては「それはそう」と思うけれど、その当時の自分にとっては「そうなの?」という気持ちでいっぱいだった。私は自覚のないまま、分をわきまえない借金をこさえた大馬鹿者になっていたことにこのときようやく気付いた。一緒に買物に行って、私のカバン商品を入れて万引きした絶縁した友達を思い出した。夫は私が叱られている間、ずっと「カミナリこちらに降りかかりませんように」と空気になっていた。義兄の帰宅後もフォローはまったくなかった。この時、夫の中では「お前のせいで借金が膨らんだ」と思われていたのだ。

その後も夫は新しい職場でもうまくいかず、家出もした。もうこの頃には「怒って詰めたら、話し合いまで発展しない」と分かっていたので、諭すようにこれからのことを話した。……が、「もう無理。人間はそんな簡単に変わらない」と弱音しか吐かなくなり、ついには「お前、変わったよな」と言われた。私は出産をキッカケに『ソルジャー』になった。しかし夫はまだ私に『プリンセス』を求めていた。

家出中に何をしていたのか、今後のために携帯のチェックをさせてもらったら、出会い系登録していた。この頃は『メル友募集』とかそういうヤツだ。実際に出会うところまではいってなかったけれど、出会おうとしているところまでは確認した。夫は自分を慰めてくれる『プリンセス』を探していた。

そこから自分実家を頼り、出戻ってお互いの両親を交えて話し合い。養育費が払えるとは到底思えなかったので、最初から請求せず。代わりに面会もさせない運びとなった。夫はその頃にはもうとにかく「自分けがかわいそう。この世のすべてが自分を傷つけにくる敵」みたいな状態に陥っていたので、子供に執着もなく揉めることはなかった。生活の中で新しく二人で買った家電生活雑貨はすべてこちらで引き取ることとなった。ほとんどは私の独身時代貯金から出していたので異論はでなかった。しかプレステ2だけは譲ってくれなかった。それくらいの執着を私と娘にも向けてほしかったと思う。

若気の至りで周囲の人に迷惑をかけた。その恩返しではないけれどやがて訪れた実父の闘病生活はできる限り付き添い、実父が亡くなり一人暮らしになった実母にも、今も頻繁に実家を訪れ日常の買い物や困り事を解決したりしている。(義父除く)義実家は一緒に暮らしている間によくしてくれたので、今でも申し訳ないと思っている。孫の成長も見せたかったが、連絡を取らない取り決めに巻き込んで会わせていない。

いろいろ私視点から書いたので夫の言い分もあると思う。振り返ると二十歳過ぎたばかりのアンチャンには荷が重すぎたとも思う。

夫には良いところももちろんあったし、私にも至らない点が多々あった。さら離婚することで借金から逃げたとも言えるし、今の価値観判断すると、子どものために養育費請求するべきだったかもしれない。

長々と書き綴ったアレコレもそれぞれが離婚の原因にはなったものの今となっては大方許せる。時が経てば大抵のことはどうでも良くなるし、人を恨み続けるほどの胆力は、その後のシングルマザー人生で別のところで必要になったため雲散霧消した。

でもそれでも出産日に寝坊して遅刻してきて退院の時に迎えに来てくれなかったうえ逆ギレしてきたことと、借金を隠して、さらにその理由に「私と娘のため」と発言したことは、今でも絶対さないと思っている。

2024-08-14

anond:20240811122555

皆じゃなくて「おまえ」だろ 

発達障害が増えて社会問題化してるのに加齢で劣化した精子に貴重な若い女をあてがえるわけ無いだろ

若くて優れた男に若い女をあてがうんだよ馬鹿

お前みたいな存在はみんなにとって害なんだって自覚しろ

2024-06-26

孤立した弱者男性が狂わない方法ってなんだろうな

孤立した弱者男性に限らず、孤立した弱者男性と同じように貧困で話す相手すらいない状況なら誰でも狂うと思うんだよ

からこそ、自分がその立場になってしまったらってことを考慮して、どんな社会的支援をしていくのかってのはすごく価値がある

大臣が設けられるほど孤立孤独に関する課題社会問題化するなか、お前らはどんなアイデア持ってる?

2024-06-16

増田と呼ばれる皮肉屋の集団は、いつも鋭い批判冷笑武器に、世の中を斜めから見ていた。

彼らは、社会矛盾不条理嘲笑し、その皮肉匿名日記サイトで広めることに快感見出していた。そんな増田たちは、次第に社会から乖離し、自分たちだけの「真実」を信じるようになる。

集団リーダーである増田一郎は、「真の自由知識皮肉の中にこそある」と主張し、仲間たちを引き連れてカルト団体設立することを決意する。増田たちは、自分たち知識視点こそが唯一無二のものであり、他者とは違う特別存在だと信じ込むようになる。

彼らは、独自儀式集会を開き、外部との接触を極力避けるようになり、次第に社会問題化、メディア政府の注目を集める。内部の閉鎖的な環境と極端な思想が、メンバー精神に悪影響を及ぼし始め、社会全体に不安と恐怖を与えるようになる…。

増田たちの物語は、皮肉が生み出す孤立なのか、社会への警鐘となるのか。

この夏、衝撃のクライマックス…!!

2024-06-03

anond:20240603105456

現実道路の車眺めて来いよ。

増田左折巻き込み事故動画を100個くらい視た方がよくない?

ひいちゃってもひかれちゃってもオシマイよ

自分法律を守ってても相手法律を守ってても事故に遭うことがあるから怖いよね

みんな無傷で済めばいいけど取り返しつかない怪我ちゃうとオシマイになりかねないからねえ

脱法的な例で思い出したけど

「速度取締機レーダー」が売ってるのも脱法的だよね

あれはヒドイよ

もし社会問題化したら警察は「知りませんでした」とか言いそう

2024-05-17

このままだと

弱者男性貧困独居老人になって孤独死社会問題化するのは明らかなので、はやめに自分たちでなんとかしてくれませんか?

2024-05-03

anond:20240503090732

実際そうなると思う

こんな奴らの遺伝子を残すなんて許せないというフェミニストお気持ち表明があるだろうしリベラル社会問題化する

子育て能力ガーとか適当な例を出して拡大解釈した理由つけてな

2024-05-02

逆に円安で大儲けしている会社って一体何だろう?

輸出を主要目的にやっている会社からトヨタ自動車を筆頭とした自動車産業だろうか。

2か月ほど前に、トヨタ自動車純利益が4兆円を超えたというニュースがあった。

電機メーカーはどうだろう。

日本家電って外国で売れているのだろうか?

円安だと、日本から世界に輸出しやすくなるというのがセオリーである

毎年のように社会問題化している花粉症問題解決するために、日本中の杉の木を伐採してほしい。

円安だったら外国材木よりも安くなるのだったら、円安が続いているうちに日本製の杉木材を全部売っぱらってほしい。

2024-04-15

大阪万博は想定以上の失敗となり、責任の追求を躱したい政治家大阪に巨大なカジノ建設し、経済効果を実積にしようと奔走する。

カジノ海外観光客ターゲットとしていたが、そもそもギャンブル好きの日本人にも好評、一時的には大きな経済効果話題になるも、その影では多くのギャンブル中毒者を生み出し、カジノ破産者も多く現れた。

破産者たちはドヤ街に溢れるようになり、大きな社会問題化観光への悪影響を懸念した行政は、ドヤ街を囲う巨大な壁の建設を始める。

壁に囲まれた巨大な都市空白地帯を、人々は「ネオ西成」と呼んだ…

2024-04-14

anond:20240414113848

お前が知らないだけで一人親家庭での虐待社会問題になってるんだよ

https://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/sh17020105.pdf

子ども虐待日本において社会問題化してすでに久しいが,子ども虐待に関する統計調査において,ほかの世帯特に父母がそろっている世帯比較し,ひとり親世帯虐待の発生率が高いことが繰り返し指摘されている。

例えば,5県27児童相談所において1992年1月から1994年末までに扱われ「社会福祉業務報告」に報告された419事例を分析した萩原岩井(1998)によると,父のみの世帯12.1%(実父のみと継父のみの合計),母のみの世帯23.7%(実母のみと継母のみの合計)となり,合わせると35.8%に及んでいる(ともに祖父母の同居は不明)〔p.30〕。

また,全国規模の調査としても,2008年実施された全国児童相談所長会による「全国児童相談所における虐待実態調査」のデータによれば,実父のみの世帯は5.0%(祖父母同居を含めると6.3%であり,実母のみの世帯は 27.0%(同31.3%)と把握されている。あわせて32.0%(祖父母同居を含めると,37.6%)となる〔丸山(2009),p.142〕。一方,一般人口では子どものいる世帯(約1,215万)のうち,ひとり親と未婚の子のみ世帯核家族世帯)は,約82万(7.4%)でしかなく(平成20年国民生活基礎調査),祖父母同居を含めても約146万世帯(平成23年国母世帯実態調査。異なる調査,年度なので注意が必要であるが),約11.2%でしかない。子ども虐待問題を抱える世帯におけるひとり親世帯の多さが目立つ。

2024-04-02

不快や不満を表明しながらなお利用し続ける奴

不満を漏らした時点で解消できるようならもう最早何も云うなよ

日記に書いとけや

アンチでもない、不満を持ちながらも現状維持する層、社会問題化してるぞ

2024-03-23

anond:20240323162422

罪悪感はありつつも、一通りの好みの相手は試す気がする

社会問題化するころにはとうに身を引いてるようにする感じで

2024-02-28

少子化の原因とその対策

原因

フェミニズムが浸透して男女の賃金格差が縮んだのにも関わらず、下方婚志向する女性が極めて少ない

フェミニズムが浸透して男女の賃金格差が縮んだのにも関わらず、相変わらず専業主婦希望する女性が多すぎる

フェミニズムが浸透して女性発言が力を持つようになった一方、男性の声を軽視するようになった結果、男性結婚するメリットが少なくなった

フェミニズムが浸透した結果、男性恋愛の主導権を握りにくくなった一方、相変わらず生物的な傾向として女性受け身でいる人のがほうが多い

フェミニズムが浸透した結果、年齢差のある男女の恋愛の成立が困難になった

SNSの普及で女性による男性憎悪可視化されたので恋愛結婚を諦める男性が増加した

娯楽の選択肢が増えたので恋愛結婚を望むものが減った

低賃金派遣社員の増加とそれを良しとする政策が続いているので結婚に踏み切れない者が多くなった

高齢化社会に伴い、税金社会保険料の納付額が増加して可処分所得が減っているのにも関わらず、大学授業料は高騰を続けているので子供複数人育てにくくなった

メディアの発達に伴い、ルッキズムが浸透したので伴侶にもそれ相応の容姿を求める人が多くなった

男性実家との同居を拒む女性の声が大きくなり、核家族化が進んだのと、地域コミュニティ役割も縮小したため、祖父母や隣近所に子守を頼めなくなり、夫婦子供の世話をする負担が増大した

企業就職希望者に求める学歴ハードルが高くなった結果、子供の自立時期が遅くなり、養育費が跳ね上がった

都心への一極集中が進んだ結果、都心では居住スペースの縮小、田舎では就労機会の減少が起こり、どこに住んでも子育てがしにくくなった

発展途上国であれば貴重な収入源にもなる児童労働規制されているので「ヤングケアラー」ですら社会問題化し、子供純粋負担しかなくなった

きれいな人間モデルが繰り返しメディアで取り上げられることで「完璧人間」を求める願望が広汎になり、社会的に許容される「人間の幅」が狭くなった結果、「優秀な子供、充実した育児環境が望めないのであれば子供を持たない」という選択肢を選ぶ人が増大した


対策

マスキュリズム論客メディアに登場させる

企業に中高卒枠の採用税金減免し、大学の数を暫時淘汰していく、最終的に大学進学率は2割くらいを目標にする

同一労働であれば派遣社員賃金正規社員より高額にするよう規制する

労働基準監督署の権限人員を拡充する

東京一極集中を緩和して、国主導で地方投資する

保育施設赤ちゃんポストなどを拡充し、職員待遇改善して核家族化と地域コミュニティの縮小によって荒野になった子育て環境回復を図る

児童労働をある程度許容し、子供を過度に家庭の負担にさせないようにする

ルッキズム政策としては打つ手がないので個々人の努力諦観に任せる

子供が増えなければ「完璧人間」とは程遠い発展途上国人間が大量にやってきて社会蹂躙されて治安悪化する、という未来予測を周知し、日本人の不完全な子供が増えることを許容できるような世論形成する

不完全な子供が増えると学校現場が荒れるので教員権限人員を強化し、責任を軽減し、待遇改善する

何人目だろうが出産したら1000万円程度の現金報酬として給付し、文字通り子供財産として再定義する

財源は出産限定したMMTでよい

2024-02-25

H&Mの広告問題だって言ってる人たちさ、

COMIC LO編集部より読者の皆様へ | 茜新社

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.akaneshinsha.co.jp/news-ad/21038/

↑この記事で圧倒的に★を集めているトップブコメが、以下のもの

hutaai774a7b

前段階として豪の保育所で91人1600件超の児童性的虐待発覚、社会問題化→H&Mが女児服を「性的魅力で振り向かせよう」と宣伝炎上撤回日本人LO作家が茶化して炎上の流れ。2次と現実の切り分けが出来ていると言う欺瞞

2024/02/24 リンク yellow156yellow



H&Mが女児服を「性的魅力で振り向かせよう」と宣伝炎上

はてブでもこれがあたか事実のように語られているが、Buzzfeedが続報したように、

この広告攻撃し、炎上を煽ったメディア評論家のメリンダ・タンカード・リースト氏の批判投稿

女児服を性的に~」みたいな内容は別にないようである

Buzzfeedによる続報(訂正?)記事

H&M、制服姿の女児広告撤回 ⇒ 目立った抗議理由は「性的表現」よりも「ルッキズム助長」だった(オーストラリア

https://www.buzzfeed.com/jp/kenjiando/hm-girls


そもそも初報の段階での小宮先生による解説も、戸惑い含みというか、歯切れの悪いものだったよな。

小宮氏:児童への性的虐待に対する危惧女性がより性的対象にされやすい現状への問題意識などが議論ポイントになっていると考えられる。

広告一見すると、女の子性的対象にする描き方はされておらず、むしろおしゃれをしようという女の子主体性が描かれているともとれる。

しかし、だから問題ないという話にはならない。あくま広告には作り手がおり「どういった価値観表現しているのか」が問われる。



小宮先生初見で「これのどこが問題なんだろう?うーん、でも批判正当化せねば」と頭をひねったであろうことが伝わってこないか

しかしメリンダ氏の投稿は「性的虐待に対する危惧」ではなくアパレル企業子供にまでルッキズムを煽ること」への批判が主である

小宮先生ちょっと困って「などが議論ポイントになっていると考えられる」といううすらぼんやりした表現を使ったのではないか

それでも広告狩りを正当化したい人々が「Make those heads turn in ~という表現性的ニュアンスが強い」などと言い出したが、

記事を見る限りオーストラリアではこの表現自体は別に問題視されていない。

この光景ももはや何度見たことか、日本ネット民の悪い病気の一つだと思う。

だいたいさ、はてブ最初ホッテントリ入りした以下の記事ブコメを見てほしい。


女児性的対象化につながる」H&Mの広告批判殺到→削除し謝罪 消費者広告とどう向き合うべき?識者に聞いた

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/maidonanews.jp/article/15133686

性的対象云々以上にルッキズムを煽ることへの批判でしょ。とくに女児にオシャレに対するプレッシャーをかけることが正しいのか。


女児は思った以上に気を付けて見ておかないとすぐにおしゃれを通じて承認欲求を煽られる事で摂食障害危険な整形手術にシームレスに繋がってしまう現状を知ってるかどうかでこの主張の理解度変わると思った


性的じゃなくて、性差別的な点が批判されてるわけでしょ。そしてH&Mもその指摘を理解したと。


大人視点子供押し付けてないかという問題だと思う。女の子から見てこの広告は素敵に映るだろうか?個人的には子供より大人・親へのアピール感が強くて微妙


批判は正しい。ナニを表現したいか、そして、広告からこそ、受け手評価がすべて/印象としては、女児を素のまま広告塔にする意図が透けて見えるから気持ち悪い。これでケバケバしくヘイクしてたら気持ち悪くない


男子2人の親だけど、子供消費者に仕立てあげるマーケティング活動が年々対象年齢を下げていることに危惧を覚る 経済的自立が可能な年齢を対象にして欲しいと、子供が接する各種メディアを横で見ていて思います


これくらいでと思うかもしれないが、その“これくらい”が無数に積み上がって若い女子の無理なダイエットや拒食過食整形などに繋がるので。男子未成年脱毛や整形希望が増えて親が困ってたり他人事じゃない。


表現の自由と、ルッキズムに煽られてすぐ摂食障害やら港区女子になってしま女子リスクと。家庭で教育したくとも外の世界で友人や雑誌漫画アニメ広告から影響を受けてしまうのよね。



性差別である」(男児モデルがいないか???

大人価値押し付けている」

子供消費者にしようとしている」

女児ルッキズムに煽られて摂食障害になる」

女児を素のまま使う広告意図が透けてみる。ケバくメイクしてればキモくない」(これが一番意味不明。素のままか???

言ってることバラバラじゃねえか。

なのに全員が「これは誰がどう見ても◯◯って意味でしょ。普通わかるでしょ。ロリコンどもはとぼけるな」ってテイなのがまたよくわからん

非難してる人たちも「正直どこが問題なのかよくわからないが、白人様によるリベラル的な立場から性搾取批判っぽいか肯定せねば(使命感)」みたいになってないか

それの行き着く先を想像してみてほしい。STARTOなんか即廃業やで?

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