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2023-08-07

anond:20230807050739

蜜月関係と言うわけでもないからな。

ウクライナの方も提案された作戦拒否しているし、支援している方だって単純にウクライナが勝てばいいと思っているわけでもない。

ウクライナ中国空母を売った国なわけで、そんな国が強力な兵器無駄に抱えて終戦に至っては心穏やかでいられない国がたくさんある。

2023-07-27

連日世間を賑わせている不正請求について

「へーこんなことになってるんだー」と思いながらニュースユーチューバーブロガーから情報を得ていたが、いざ自身が関わる業界についてのニュースが連日報道されると、違和感がすごい。

違和感

アジスターが来ないのは損保会社蜜月関係にあったから」

これは違います。ここ5年ぐらいから全国の車体整備事業者(鈑金工場)に協定で実地に行くことなんてほとんどありません(だいたい30万以上の事故から来るかもぐらい)

某社だから来ないわけでもなく、どこでもそうです。大体いちいち行ってらんないと思う。

違和感

「某社は特別損保会社から入庫誘導が行われていた」

乱暴です。数百社(数千かも)以上はこういった関係工場存在します。(そういう団体もありますし)別に珍しいことでもなんでもありません。でも自賠責保険の見返りから指示はしてたと思います。まあこんなことはどこでもやってますが。

違和感

我が国車検制度崩壊きっかけになる」

すり替えです。一連の件は車検の話じゃないです。たしかに某社は検査員解任されていますのでホント何やってんのって感じですが、不正請求は車体整備(鈑金)のお話です。外科手術と人間ドックぐらい違います

ただ、業界に身を置く人間としては、国交省にはもっと車体整備に関わるべきではないかと思います自動車の高度化から車体整備の重要性は今後もますます高まってますし、こんなこと起こってますし。

某社はもともと大っ嫌いだったので、今回の件を一切擁護するつもりは全くありません。

が、細部が割愛されたり大袈裟表現されている点が気になってここで吐き出しました。

今度、気が向いたらまた違和感とか追加してみようかなと思います

私が何気なくみていたニュースも、その業界の人から見れば、「ちょっと違うんだけどなー」って思っていたのかなあと、ニュースを見る目が少し変わりました。あんまり鵜呑みにしちゃダメだなあと思ってニュースます

2023-07-24

ビッグモーターの話。 いろいろ突っ込みどころが多い事件から解説していくで。

https://twitter.com/JapanTank/status/1683135314230128641

ビッグモーターについて】

ビッグモーター年商7000億円の中古車屋・整備屋や。

今の社長が一代で築き上げた会社で、上場してないからおそらく株式は兼重一族がほぼ全部持っとる、いわゆる同族オーナー企業やな。 (これは間違い。80%程度が社長で残り2割は損保ジャパンガリバーが持っている)

年商7000億のオーナー企業は珍しいけどなくはないで。

日本だとオーナー企業で大きいのはサントリー竹中工務店森ビル今治造船とかあるで。

事件概要

顧客から預かった車に意図的に傷をつけたりパンクさせたりして、保険屋に不正に金を請求してたのがバレた」っていう話やが、経緯をみていこうか。

【経緯】  (ここゆな先生情報感度がかなり低い)

2022年から保険不正請求問題損保会社らの間で話題となり始めるが、表立って騒がれず終わる。

2023年7月、この問題が表面化。問題を知ってまずブチ切れたのが東京海上日動

自動車保険は、客(ドライバー)が車を壊したり事故する確率統計学的計算した上で払う保険料を決定してるんやが、ビッグモーターはズルして本来あるべき金額よりたくさん保険会社保険金を請求してたんやから東京海上は損をしたわけやな。

ビッグモーター独自特別調査委員会なるものを立ち上げて調査した結果でも保険修理の4割が不正請求やった。

本来、修理部門は壊れたところを直すのが仕事やのに、何故かビッグモーターでは修理部門も「1車あたり14万の収益を上げろ」と命令されてたんや (ここも厳密には誤り。アットのノルマが課せられていたのは誰か調べてみるよろし)

収益が上がらんと降格させられたりクビになったりする謎ルールや。 だから意図的に車を破壊して修理費稼ぐしかなくなるのは自明やな。

特別調査委員会暴露

特別調査委員会調査報告書保険会社に提出するとき報告書偽造してて、組織的関与を示唆する内容箇所を削除する徹底っぷりをキメた。

さら国交省から聴取要請があったのに2週間ガン無視キメてたんやで。

しか過去被害にあった顧客が多すぎて「ビッグモーターにこんなことされた!」と次々にWeb暴露され

良心を持った社員によって、意図的タイヤパンクさせる技法を後輩に紹介する動画流出したりしたんや。

クソみたいな社風やったわけやから、元社員だけじゃなく現役社員ビッグモーターを恨んでるやつ(=正義の心を持った人)がおったわけやな。

社長報酬返上の種明かし】(さっきも言ったけど誤り。給与返上の仕組みもちょっと違う。ゆな先生Twitter情報収集してるだけで自分は詳しくなさそう)

ビッグモーター社長が1年間報酬を全額返上し、役員も3ヶ月間数十%返上するって発表した。

「やっと少しは反省たか」「そんなのじゃ足りない」などと大衆は思ったんや。

でもよく考えてくれ、この会社100%オーナー企業や。

株をたぶん100%兼重ファミリーが持ってるんやから会社は兼重社長のもんやろ。給与返上しても、会社に金が残るんやから、結局兼重社長のもんやねん。

社長個人会社2つ財布持ってるだけで、どっちに金を入れておくかの違いでしか無い。

まり実質的に1円も返上なんてしてない、っていうか、役員にも給料返上させてるから、実は社長収入プラスなんよ。

凄いやろこの反省アピールしつつ社長だけ儲ける技術。見破るまで3日かかったわ。 

損保ジャパンの関与】

ビッグモーターは車を売り修理をするだけではなく自動車保険も一緒に売るから大手損害保険会社代理店でもある。年間取扱200億円。

保険の売上金額も鬼の厳しさで、売上が達成できてないと罰金を払わされたりしてたらしいな。まあ死ぬ気で保険を売ってくれる巨大代理店から損保各社もヘコヘコするわけや。

しかし200億のうち120億円を損保ジャパンが占める。日本では東京海上損保業界首位なのに、ビッグモーターに限ると損保ジャパンがぶっちぎり1位。不思議よな?

事件を知って、東京海上三井住友海上激おこやったんやが、損保ジャパンは当初この問題を「問題なし」と結論づけて有耶無耶にしようとしてたんやで。(ここも事実と違う。ゆな先生全然裏取りしてないな

本来なら保険詐欺被害を被ったはずの立場なのにおかしいやろ?解説しようか。

おそらくこの記事パクリ https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/kurumanews/trend/kurumanews-670598?redirect=1

損保ジャパンビッグモーター蜜月からくり】

(1)(ビッグモーターから買った車かどうかに関わらず)損保ジャパン保険加入者が事故を起こす

(2)損保ジャパンビッグモーターに修理に行くように誘導する(「入庫紹介」と言う)

(3)ビッグモーターは客の車を追加で意図的破壊する

(4)本来より高い金額損保ジャパン請求する。これだけだと損保ジャパンが損してるように見える。

(5)しかし入庫紹介1台あたり、ビッグモーターから損保ジャパンに5人自賠責保険客を紹介する約束がある 

(6)自賠責保険強制保険なので利益は出ないが、損保ジャパン新規客とのコネクションを得る

(7)損保ジャパン任意保険をその紹介客に売り込み新規客を取れる

(8)本来より高い保険金を払った当初の修理客は翌年以降の保険等級悪化し、損保ジャパンに高い保険料を払い続ける

(9)トータルで考えると損保ジャパン利益を得る

(10)損保ジャパンビッグモーターに出向者も送り込んでいて、上記を知っていたと推定される

株式会社武蔵野小山昇との関係

ビッグモーター社員に配られている経営計画書なる社則手帳のようなものがあるが、毎朝の朝礼で「幸せだなあ!俺はツいてる!」と唱和するように促している。

この経営計画書は知床観光沈没事件でも有名になった小山昇氏率いる株式会社武蔵野経営コンサルティング提供しているものと全く同じ雛形・デザインで出来ている。(ついでに言うと手帳作成してるのは武蔵野経営サポート会員企業)

・朝の謎の唱和

罰ゲーム制度(ビッグモーターでいう罰金制度)

生殺与奪権という単語

環境整備点検なる本部スタッフによる店舗掃除点検の結果での頻繁な人事降格

これらは株式会社武蔵野小山昇氏が提唱経営コンサルティングで頻繁に持ち出しているもの

小山氏は自身の大きな取引先としてビッグモーターロゴ入りで自社サイトで紹介しており、うまくいっているコンサル先としてもこれまで何度も紹介している。

これについては言及しているマスコミが全くいないのは気になる点ではある。関係があったのかどうかをぜひ報道されたい。

副社長=社長の息子】

今回の不正悪化させたのは社長の息子である副社長であるという報道もあるが、副社長早稲田大学卒業入社したのが日本興亜損保(=現在損保ジャパン)や。

これは偶然かそうじゃないのか気になるわな。

その時のつながりが関係ないのか、副社長入社から蜜月関係があったのかは、これから明らかになっていく。

ビッグモーターに出向者を送り込んでたのは東京海上三井住友海上もやし

2社も不正を知ってたのかどうかは気になるし、巨大広告主のビッグモーター悪事を当初黙殺して報道しようとしなかったマスコミ糾弾されるべきではあるわな。

まあこれから誰もビッグモーターに車を持ち込まないやろし彼らが販売する車も買わないやろし

民間車検場としての認定国交省が取り消すやろうしテレビCM拒否しないとマスコミも叩かれるから宣伝もできんし、普通に考えてまともな営業ができんし潰れるやろな。

今後の流れはよく見ないといけないけど、大衆巨大企業マスコミを動かし不正を正すいい例になると思うで。

ちなみに損保ジャパンは旧・安田火災保険や。バブル期に「ゴッホひまわり」を58億円で買った会社や。

今も新宿のSOMPO美術館常設展示されてるから見に行くとええわ。入場料は1400円、新宿駅徒歩5分やで。

ここまで読んだ諸君、気に入ったらフォローしてくれな

月に2回、おすすめふるさと納税商品も紹介してるアカウントやで

Q:長すぎ3行でまとめて

https://twitter.com/MouMou_0110/status/1683261494451126272

保険屋が分からないわけないよね

東京海上三井住友海上激おこ損保ジャパン問題なし

知床遊覧船コンサルしてた株式会社武蔵野コンサル

https://twitter.com/JapanTank/status/1683137893618036737

ワイは最近車欲しい

今日レクサスみにいった

・けっこう高かった

2023-07-12

父が死んだ。葬式もした。

喪主ではないし長々としゃべっても飽きられるだけだからここで自分の整理がてら、書いておこう。

父という人間のことはなんといって表現していいかいまだによくわからない。というのは母が強烈すぎるからである

 

父は1940年代まれ日本人男性である出身地は西の方の川沿いの豊かとはいえない田舎である

6番目の息子である工業高校に通うために下宿がてら養子に出されるまでは、兄の一人に小遣いや親の愛を搾取されていた。

 (おそらくそのせいで自分へのいじめにはとてもドライであるいじめが嫌いだし、「ズルイ」という言葉も苦手である。)

工業高校卒業後は、工場のあった景気のいい化学メーカー就職した。読書が好きで(速読で)すこし本で勉強すればペーパーテストはたいてい受かる。

職場ではじまった国内留学のような制度の初年度生にえらばれて会社のカネで大学化学科に進学した。

学費の足りない分や生活費は賭けマージャンで補っていたという。のんびり無口なくせにダマテンかメンタンピンか即降りの雀風である

趣味登山で、安くて黒いカメラも一応持っていた。(父が人生もっともイケイケだった時代かもしれない)

そこで一学年年上にあたる女性出会った(大学では同学年)。九州で育って浪人して偏差値で選んで入った教育学部にいた女性は、はきはきとしゃべり美人笑顔が気さくだった。

怒るとまくしたてて手が付けられないが、おこっていなくても気を許した人間の前では延々とラジオのようにしゃべっている。

話すうちに多少の脚色も入って来る。それを父はわかっているのだがいちいち訂正しない程度にはおおらかな父と女性は気が合ったようだ。

1960年代?の大学には学生闘争が(東京でとくに盛んに)あった。田舎大学にも多少の余波はあったが、両方とも危うきに近寄らずで敬遠していた。

父は卒業化学企業にもどり、女性は数か月だけ「印刷会社腰かけ事務職」をして寿退社初任給洋裁用ハサミと広辞苑を買ったという。

二人は親へ挨拶をすませ神前式結婚式をあげた。新婚旅行国内)ではパンタロンネッカチーフなど流行の服をきたイケメンの父が観光名所の立て札の前でまぶしそうに笑っている。

1970年代。m市の社宅に二人暮らし妊娠。里帰り出産でまるまるとふとった増田を生んだ。ぴかぴかの母の笑顔は(そのころまだモノクロ写真しかなかったので)モノクロームである。(追記:よく考えてると写真現像紙の質が悪くて色褪せてただけで新婚旅行出産も一応カラーだ)

夏だが一般家庭にはクーラーがないころだ。産院にはあったそうだが、おくるみでぎっちりくるんだ写真をみるに母には赤ん坊を薄着にするという考えがなかったようだ。

(なお増田は今も超絶汗かきである。失うはずの汗腺が全部残っている)

二人目もm市在住で西に里帰り出産した。このとき増田も母実家に連れていかれた。

このころ叔父浪人してから医大に入って実家から通っていた。叔父マンドリン部に入ったといって増田になにかを弾き語りしてくれた。あと本好きの増田学研漫画植物百科を買ってくれた。

三人目を生む前に父は関東のk市に転勤になった。おそらくこのへんで、父は化学から離れたようだ。(父、転身)

というのは、データベースで父の名を探したことがあるのである。染料の特許論文かに1-2件だけ名前があってぷつりと途切れた。

というわけでk市で三人目が生まれた。そうして5人乗り自家用車を買っていろんなところにつれていってもらった(なおそのころベビーシートはない)。

だが車内で父はタバコを吸った。車内はひどい匂いでひどく揺れ、子供たちはぐったりしていたし従兄弟などはゲロを吐いたこともある。あまりいい思い出はない。

(母は父に「ニヒルなくせに私にだけやさしい大人男性」というイメージを抱いていた。一時期はタバコ容認~勧めたことがあったようだ。実際は父のほうが年下で気弱ですらある)

そうしているうちに二人目がアレルギーという未知の病気にかかって(そう、1980年代にはアレルギーによる気管支喘息すら新規だった。父も母も本を買いあさった)、

そのころの(無鉛ガソリンとも限らない)車の排気ガスアレルギーのもとだ、という説にすっかり怯えてしまい、「もっと田舎っぽい場所に家を買いましょう」となった。

とはいえ社宅だって、そこそこ郊外で、隣は竹の子がとれる竹林だったのだが。

まあ、3人の子育ての忙しさの中で狭い金魚鉢みたいな社宅でのハイソ自慢、愛され自慢だの、昇進自慢に母が飽き飽きしたんだろう。

1980年代、父はチバラギの片隅に土地を買って家を建てた。

そこで知ったのだが父はいつのまにか一級建築士になっていたそうだ。意気揚々と自宅を設計現場監督がてら家族をつれてわくわくとみせにいった。

(このへんで、のこり全部の西にいる親類から東京叔父さん」と呼ばれはじめる。後日つくば万博ディズニーランド成田への前泊などで宿をお貸ししたこともあるようだ。)

お礼にとめてくれる親戚をたどってお盆に西をめぐったこともあったがそう回数は多くない。いつも核家族の5人が一緒であった。

 

増田と父と電車記載を削除)

 

そのあと増田はなんとか就職して、ひきとめたがる母親喧嘩しながら「自分の金で」一人暮らしをはじめ、あまつさえ恋人ができたというと、

母が「空の巣症候群」というやつでいろいろとヒステリックになりはじめた。

子供が「いやもう自分大人から口出しをするな、するなら人生最後まで口出しする覚悟しろ恋人よりよい伴侶候補がいるならいますぐつれてこい」とブチ切れてやると、

父親に「ウエーンくやしい!」と子供のようになきついていた母を思い出す。

その後も「恋人を家につれてこい紹介しろ」というからそのとおりにしたところ「こんにちははじめまして」の二言目に「うちの教育方針は!」とはじめたのでみんなでドードーしたのをおぼえている。

子供教育することが母の生きる目標だった。母には並列処理はできないのである教育となったら教育だけをするのだ。

「もういいか子供にかかわらず好きなことをしな」というと……。

しばらくしてようやく、母は広い庭をいじりたいから、もう一軒家を建てて引っ越すといいだしたのだ。

庭で草花をそだてていれば嫌なことはすべてわすれられるという。

父は母のことを浪費家だと数度指摘した由来はこの辺にもあるとおもう。

(ほかにファッションや作り付け家具など、彼女なりの「上質な暮らしイメージを達成するために骨身をおしまなかった母だ。

今で言う「お値段以上」なのだろう、「モノはいいモノだから3人の子供に使うのならこの値段は惜しくない」という言葉を母から何度も聞いた。

学校の縄跳びなんか子供向けのすぐ切れるプラスチックじゃなくてボクサーが訓練に使うようなものをもたされ重かった。)

母にしてみれば教育費を払いきれたのは自分の塾のおかげもあり、父はケチだというのである。どちらが正しいかは…。

ところがしばらくすると、父自身が肺の難病にかかった。タバコは肺にはよくないということはわかっていた。

父は早期退職制度で、ただ社外顧問で数回きてくれればという職だけをのこして闘病に入った。

幸い年金ももらえる。子供への仕送りもぱったりとまってお金には余裕がある。

郊外というよりもはや森の中を切り開いてつくった庭の広いおしゃれハウス建築中)は、たちまち父の療養ハウスに方向転換となった。

手すりやら風呂やら改築し、母は断捨離をし、こだわりより健康を優先し…。

そこで難病なのに20年も生き延びたのは確かに母のおかげであろう。

 

ただ母はだんだん父が自分より弱い生物になりさがっていくことがなかなか納得できなかったようだ。

母にとっては子供庇護すべきで、父は母を庇護すべきだったのに、すべてが逆転してしまったのだ。

母の癇癪は昔からものすごく、感情の嵐の生のままの奔流であって、いうことがよくまとまっていない。

Aといった直後にいいかえすとじゃあ反Aだと躊躇なく言えてしまう。もちろんきっかけはあるのだが。

母がなんでタバコを吸ったの!と責めて、理由をはっきりいわないと納得しないので父は「母も勧めたではないか」と言い返すのではなく「社内政治に参加するためだ」と説明した。

「なんで私を浪費家だというの!」「なんで感謝してくれないの!」には、

それぞれ「幼少より母の愛に飢えていたため」などの適当理由がつけられ、反省書となった。

反省書はなんども日記にかきつけられ、こどもたちへも父がこんなに反省したとメールで送った(母もいつでも読めるようccつき)。

まるで自首後の犯人動機を言えと迫る刑事のようなやり取りである。さしずめ母は愛情刑事であった。

 

この「なんで」期の母は2人だけの蜜月のはずがいきなり愛情が枯れ果てたかのようなふるまいをしたので子供たちにも影響があった。

あるときなど増田が呼び出されて母と東京カフェであった遠かったねよく来たねの二言めで「今日ね、おとうさんをいじめてきたの」というのである

どのように苦しめたか。それがどれだけ自分の恨みを買った人間の正当な末路なのか。話はじめると30分以上いきつぎもしないでとうとうとやる。

増田や父は、そういう手の付けられない母をどうしていいかいつもわからないで黙っている。

ただただ、ああ、となりのテーブルの客が居心地悪くて逃げたなあときときょとしながら口をはさむ隙を探す。

まるで楽園のなかの地獄であった。

やめてくれ。あなたたちは善良で努力家で思いやりある人間だっただろう。泣きたかった。

カフェの次は庭園つきフランス料理で父もいるときニコニコと「お父さんに遺言をかかせたの。私に全部残させるって」というのである

増田遺産も愛も父からはあたえられない子供になったのだと、増田当人にむかって心から嬉しそうにいうのである

理由を聞いてほしかったようだが「ふーんそう」というのがせいぜいだった。

後日やっぱり何十回もしつこく聞かされた。あれもこれも、…、わたしケチといわれたのよ!!父は母に愛情がない!

父は平謝りするしかなかったらしい。

増田ボケがきたか気がくるっているとしかおもえなかった。

でもその場で諭そうにも耳も悪い。

「その話は今聞きたくない」と穏やかに告げるとまるっと無視された(なんなら常にセリフを母にカブせられているし慣れてるけど)。

もう一度はっきり言うと「え?」といわれ、もっと大きい声でいうと「大きな声を出さないで!心臓がどきどきする!」と泣き出すのである

補聴器をすすめたけど、ぼわんぼわんして不快だとつけたがらない。

それに庭に出ている間も補聴器をつける必要がない(むしろつける必要がないから庭がすき)だから悪くなる一方だ。

子供たちは私を味方してくれない、おとうさんばかり味方して、おとうさんがだましているからだ!ということで本当に手が付けられなかった。

  

でも素直な母は、父をいじめるだけではなくまっとうに、増田子供たちに直接説得も試みた。

ところが増田子供がうまれて送迎などで忙しいのに、携帯業務用)に電話をかけることがつづいたのである

運転中は出られない。うるさくて運転に集中もできない。ガチャギリするしかない。それでもかけてくるのでやむを得ず「固定電話にかけて」と携帯ではブロックをした。

このことは増田子供の送迎がいらなくなりガラケーアイフォンをのりかえるまで続いた(のりかえたときブロックは解除した)が

ボケ?もとから機械音痴?の母は下の兄弟増田の伴侶に「増田ちゃんわたしブロックしたの!解除するようにいって」と何年も頼み続けた。

   

父はじわじわと悪くなった。3年に一回ほどのペースで入院するたびに母から死にそうな声で「おとうさんが入院したの、もうだめかも」といわれて子供たちが全国から新幹線などでとんでいった。

父は母に「浪費家だ」といったことを老後一生かけて平謝りし続けた。

酸素マスクが一日中必要になっても、下の世話はしないからと母にいいわたされると一回30分かけてでも一人で家のトイレにいった。

母はトイレにいく父の血中酸素モニターが鳴る音だけはよくきこえたらしくて「いつもピーピーうるさいから本当に止めさせたかった」のだそうである

かにもブザー音がなると死んでいるかもしれないし、地震があると停電したら酸素送風がとまってしまう。そうすればすぐに酸素濃度がさがって窒息死だ、ということで不眠ぎみであったという。

なるほど不眠であれば気が狂うほど老々介護はつらいだろうというのはさっせられた。

途中で増田は「あなた(母)はもう後期高齢者だし、父はさっさと介護認定を受けるべきだ。他人を入れろぜひ入れろ、入院介護施設はないのか」とアドバイスをしたりもした。

父も早く「介護認定を」といえばよかったのだが母だけに甘えていたかったのかもしれない。

母親認識は古くて「介護認知症施設にいれられ毎朝チーチーパッパと歌わせられる」というなんかアレな印象しかなかったのだが、

父も「自分=強い=介護うけられない」とおもってた節がある。いいコンビだよあんたら。

まあ、実際、肺病で介護認定がそんなに高くなった父という存在チバラギ地方では珍しく、認知症むけばかり取り揃えられている施設からは選びづらかったようだ。

 

母は一度、「もうすべてをほうりなげたい。お父さんなんか死んで良い」と増田ドライに告げたので増田市役所を通じてケアマネに緊急電話をした。

実際病状がすすんでいるのも理由にあったようだ。

父は身の回りを手に取ることすらおぼつかない。あれをとって、かわりにこれを置いて、の命令の繰り返しの24時間。そりゃ気が狂う。

頭がはっきりしているだけに介護をうけておきながら「あの礼状は出したか」などと口うるさいこともこまごまという。

ケアマネ介入後はデイステイのできる施設をいくつかめぐって、母に介護休暇をあたえ父の入浴はステイ先で複数人介護をうけることにして解決となった。

  

他人の手が入ったあとはなんとか母の忍耐がたもったようだ。

ラインでこまめに連絡をとると、お互い聞き取れない・聞いてもらえない長話のストレスと徒労感も解消された。

コロナのおかげで世の中全体が肺病に警戒しており、

ストレスのたまった母親の消費欲やお出かけ欲も「コロナは怖いから」と唱えるだけでだいぶ抑制された。

母はユーチューブをおぼえた。

コロナワクチンふたりともいち早くうけられた。怪我の功名である

 

増田の残りの二人の兄弟子育てに忙しい中でガス抜きに付き合ったらしい。なんとか二人の生活はつづいた。

  

そうして2*年の闘病、*年の介護認定酸素マスク、90日の入院のあげく父は体重が半分になって逝去した。

母は感情が高ぶると耳が全くなにも聞こえなくなるので、増田葬式の打ち合わせに逐一ついていってすべてをメモにして渡してやった。

 

父がなくなって重荷が下りても母はやはり理不尽であり、やはり葬式相談のあとにも爆発した。

かねて希望していたように「全部の遺産を母の元に相続させつつ凍結などの不愉快事態にさせない」ためにはなるべく資金を動かさないほうがよいのに、

はいます資金をすべて自分の口座に動かそうというのである

それなら司法書士とか頼んだ方が楽だよというと、母の感情は爆発するのである。「高いでしょう!?」3万でいける「デモデモダッテ」。

今すぐにでもATMにいってお金おろしてあつめたいというのである。(父は箪笥貯金を高額な葬式分くらいはおいてあったし互助会にも入っていたか葬式費用ではない。)

なぜと問うと、「子供たちに私からお金を送りたいから」。はあ~~~???だよ。じゃあ法定相続割合でよくない?父もそれが一番簡単からのぞんでいたんでしょう。

anond.hatelabo.jp/20230712024305

2023-06-18

ジャニーズ百科事典、読みました。すごいね

https://jjpedia.web.fc2.com/johnny.html

  

ジャニー喜多川のページだけ読んだ。かなり、まとまってるね。

  

https://www.youtube.com/watch?v=m5slSJb_HJY

  

これテレビマンが前から、ちらほら語ってるけど、タダの性的児童虐待じゃなくて巨大権問題だよね。

ジャニーズ事務所(他の芸能事務所も)はメディア蜜月関係で「誰もジャニー喜多川に逆らえなかった」って話。

  

本当に週刊誌スポーツ紙しか、切り込めない。

テレビ新聞忖度するからいくらでも風化できる」って話。

  

http://www.johnnys-watcher.net/article/492746813.html

  

https://twitter.com/mashsapporo/status/1669253374674620421

  

ガーシーが前にツイキャスポロっと言ってたけど、裏社会との繋がりも深そうだね。

すごいねー。日本民主主義無かったじゃん。

2023-06-01

ジャニーズのナメきった再発防止策、なぜ大手メディアは静観するのか

https://diamond.jp/articles/-/323742

だって大手メディアジャニーズ事務所蜜月だもんね。

しろジャニーズ事務所の方が、立場は上。

  

今回のジャニーズ問題って性的搾取はかなり問題

でも、もっとヤバイのはジャニーズ事務所権力問題だね。

ジャニーズと言うよりも、日本って芸能事務所権力が集中してるよね。

  

たぶん、この機会を逃すと、メディア問題に一生切り込むの無理になるかもね。

ここらへんの話、テレビマンの人がちらほら言ってる。

https://youtu.be/m5slSJb_HJY

2023-05-22

魔法のiらんどとかフォレストページとか携帯イラストサイトの思い出

時折、ふと思い立ってPC画像を見返してると大きさ240x320の画像群がずらりと並んだフォルダを見つけて開いてみたら自作アナログ絵をブツ撮りした画像が並んでて羞恥に塗れたリア厨時代の痛々しいネト活の記憶が光の速度でAMSから逆流するように蘇り心臓バクバクさせながらフクロテナガザルのケイジくんみたいな奇声を上げてイキュラスキュオライキュラスキュオラキュラスキュオラ!することってあるじゃないですか。ありますよね。あるんですよ。

私も昨日、昔撮ったきゃわいいきゃわいい飼い猫の写真を久々に見ようかと古い順に画像ソートしたら見ちゃいましてね……中学生の時に愛していた絵師様に向けて描いたキモすぎるラブレター的なアレとかアレとかアレとかをさ。

もうサムネ見た瞬間ビクッとなったんですけど、じゃあはよ消せよって話なんですけど、そんなんでも色々思い出が詰まってるんですよね。キモさの中にも美しさがある、痛さの中にも気持ちよさがある、親しき中にもレズがあり、みたいな。

そんな中学時代の汚らしくも輝かしい青春記憶を今、絶妙嘘松を交えながら赤裸々にここに綴る。

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私が絵を描き始めたのはそれこそ物心ついたときからで、母に聞かされた話によると同じ保育園に通ってたお隣の子が上手なおジャ魔女どれみの絵を描いて私に自慢しに来たのが始まりらしく、対抗心を燃やした私は連日おジャ魔女どれみを描きまくっていたらしい。その傾向は小学生になっても変わらず学校休み時間はひたすら自由帳に絵を描き、帰宅しても夜まで絵を描き、休日は画用紙と絵の具を使ってカラー絵を描くという毎日を送っていた。

そして小学3~4年頃に美術館で観たアンドリュー・ワイエス展に衝撃を受け西洋美術に関心を持つようになり、本格的に勉強したいと思うようになるのだけど…

5年生になった頃には私の身長は170cmを超え、親にも親戚にも「アンタそんな立派な体してるんだから何か運動したら」と事あるごとに言われるようになり、当人らは特に他意無く適当にそう言ってたんだろうけど、言い返せない、断れない性格の私にはその一言が重くのしかかり、渋々陸上部に入部する。

さすがに身長の高さゆえか男子女子わずほとんどの部員より足が速かったためそれなりに記録を残すことができ充実感もあったのだけど、やっぱり勉強以外の時間は絵を描きたいし、特に休日大会があるときなんかは切実に辞めたいと思った。でも親は陸上頑張ってて偉いね、なんて言うもんだから別に親は悪くないんですけど。

そんな調子で2年間を過ごし、卒業まであと3ヶ月という頃にはすっかり絵を描くこともなくなってこの世で一番アンドリュー・ワイエスから縁遠そうな、カリカリ日焼けした野暮ったい私がそこにいた。そして中学進学に向けて色々と準備をするなか親に渡された携帯電話、これが私の人生を良くも悪くも大きく変えてくれたのだった。

当時インターネットなんて全くわからなかった私は、漫画誌に載ってたフォレストページの小さな特集を頼りに、検索でたどり着いたイラストサイトリンクランキングサイト経由でその手のサイトを読み漁っていた。そういえば私絵描くの好きだったなとか思いながら。そして、ある絵描きさんの作品一目惚れし、その方のサイト掲示板初カキコ…ども…してしまう。そのHPは0zeroというドメインで、一番画像を綺麗に貼れるとかで絵描きに好まれていたとかなんとか。

コピックエアブラシで描かれた色鮮やかな夕焼け少女油絵の具の力強いマチエールの上に描かれた少女鉛筆で描かれた量感溢れる少女の裸体、どれも本当に素晴らしかった。何で全部少女の絵なんだろ?と思ったけど。

もう一生懸命考えて思いつく限りの称賛を書いた長文を投稿した瞬間からキドキですよ。もう興奮で夕飯も喉を通らない有様でF5アタックみたいに更新しまくってひたすら返信を待ち続けたのだけど、最初に貰ったのは社交辞令的な一行返信だった。がっかり…。が、後日めげずにこの絵はどんな方法で描いたんですか?それってどんな画材ですかなんて引き続き書いてみると丁寧にコメント返してくれて、油絵の具ってそんなに高いんですか!?私のお小遣い月1000円だからとてもじゃないけど手が出ませんね、なんて言ってみると「あなた何歳?」って。んで11歳です、と。すると、「じゃあ私の持ってる絵の具あげるよ、今度会お?」と言われて。

しばらく固まった。どう返信していいかからなかった。それで母親にそのことを相談したら最初は「馬鹿な子だねそんな知らない人とやり取りして」そう怒られたけどどうしても油絵の具が欲しくて、最終的に私書箱経由で絵師さんが電話番号を教えてくれて、絵師さんと母が直接電話をし、母同伴で絵師さんと会うことが決まった。そんときリアルジャンプしてガッツーズしましたよ。

そして絵師さんは隣府県に住むとても礼儀正しい芸大1年のお姉さんで、母としては好印象だったらしい。実際、母も当日たくさんお土産渡されて即堕ちしてたし。

春休みを迎える頃には私はすっかりお姉さんのサイトに入り浸り、連日絵を投稿しては色々アドバイスしてもらったりキャピキャピ雑談して大学生世界を教えてもらったりと楽しい日々を送っており、さらにはお姉さんの通う芸大の卒展に連れて行ってもらったりして私はすっかり美術世界に舞い戻り、既にお姉さんのことが好きになっていた。本当にお姉ちゃんが出来たみたいだった。そして両親に東京美大に行きたいと言ったらすげえイヤな顔された。そりゃ確かに費用がね…。

そして中学最初夏休み、一緒に宿題を片付けて合間に絵を教えてもらうという名目でお姉さん宅に長期のお泊りをすることになるのだが、これがあかんかった。まああかんかったよ。

隣府県の郊外にある2Kのアパート、そこがお姉さんの住処であり創作現場だった。部屋中に飾られた素描水彩画、見たこともない大きなカルトンイーゼルに立てられた描きかけのよくわからないけどかっこいいのはわかる油絵、全部を束ねればお姉さんの腰くらいになりそうな大量の絵筆と少しだけ錆びついたナイフが並んだテーブルに乱雑に置かれた混沌色に染まったパレット。そして棚に並べられた大量の本とCD

やべ、カッコよすぎて漏らしそう。でも同時にいつもどおりの田舎臭いガキ臭い格好をしてこの部屋に足を踏み入れた自分が凄く恥ずかしくなった。

ただ、テーブルの上に飾られた「スーパードルフィー」なる人形だけは正直キモイと思ってしまった。学生服を着た二体の少女人形がお互い腰に手を回して座りポースを取っているのだが、その光景に何か変態的なものを感じたというかのちに私の勘は完全に正しかったのだと判明する。

うん、確かに宿題はすごい勢いで片付くし、特に苦手な数学は私が完全に理解するまで根気強く教えてくれて本当にありがたいし、絵は美大予備校でやるレベルのことを丁寧に惜しみなく教えてくれる。家事も一緒にやって料理もそのときちょっとだけ覚えたし、お姉さんが影響されたっていうオノ・ナツメ漫画とかミギーイラストとか、他にもボナールとかセザンヌかいろんな画家画集を見せてくれてカッケー洋楽を教えてくれたり一緒にビデオを借りに行って映画もたくさん見せてくれるという、いたれりつくせりの家庭教師っぷり。おお、私の田舎臭が浄化されていく…。

ただね、この人近いんすよ、距離が…。

ちゃぶ台に座って宿題やってるときはお互いの肩が密着するくらいくっついて耳に息がかかるくらいの距離で喋り、計算間違いしたり誤字ったりすると足裏をくすぐってきたり、考え込んでると腰に手を回して太ももを撫でてきたり、絵を描いてるときはまたも背中にピッタリ身体押し付けて色々助言しつつも肩から肘までねっとり撫で下ろしたりしてきて、上手に描き終わったときは思い切り後ろから抱きしめて私を褒めながら脇腹をくすぐってきたりして、とにかくボディタッチが激しい。

で、私がくすぐったがるとお姉さんもケラケラ笑って冗談っぽい雰囲気になるので正直イヤなんだけど拒否しずらいというか私もちょっとくすぐり返したりしてるうちにお互い距離感も縮まり、遠慮がなくなってきてタメ口で喋れるようになったのもあっていつの間にかすっかりお姉さんのボディタッチを受け入れてたんですよね…。

そうこうしてるうちに2週間が過ぎ、翌日は待ちに待ったコミケに連れてってくれるというのでもう我は有頂天である。私はね、去年から流行ってたボカロが気になって気になってどうしてもCDが欲しかったのだよ。しかも事前に宿を取ってくれていて二日目も参戦できるという。そんなん友達に自慢しまくるしかないやん!!!

その日の昼には車で東京に向けて出発し夜にはホテルチェックインしました。

そして念願の初コミケ1日目はお姉さんのサイトに常駐している何人もの絵師さんと会場で初対面し手描きイラストを沢山プレゼントしてもらい号泣しちゃったり、(特にSAINTさんという鳥居紅葉、月夜と和服女性モチーフに厚塗りリアルタッチ作品を描いてる絵師さんが好きで、その人に貰った絵はその日一日中眺めてました。しかもクソイケメンだった)35度の炎天下で水分補給を怠った結果熱中症ゲロ吐いてぶっ倒れたりと惨憺たる有様でしたが、二日目には「ねんがんのSupercellCDをてにいれたぞ!」したり恥ずかしながら寄せ書きコーナーでミクを描かせてもらったりと最高の一日になった…はずでした。その夜の出来事を除けば。

結果的に言うとその日の夜お姉さんに犯された。ホテルシャワー浴びてるときにお姉さんが風呂突撃してきて、私の身体を洗いながら今までにない冗談抜きのマジ顔で全身くすぐりまくってきて、特に脇腹と胸を執拗愛撫されてイかされた。抑えきれない全身の痙攣に襲われ貧血でぶっ倒れたときみたいな状態になって何の抵抗も出来なくなったらベッドに連れてかれて体感的には一晩中乳首いじられながらクンニされて涙流しながら喉が枯れるほど叫んで何度も何度もイかされ続けた。ちなみにそのときの私は性的欲求なんて皆無だったしオナニーすらしたこともない。そりゃ12歳だしね。

そして帰りの車で初めて会ったときから私を性的対象として見ていた、卒展で再開したときには実行するかはともかくこの計画を立てていた、そしてこの夏に私の日焼けした肌を見て、直接触ってみて欲求を抑えきれなくなったとの供述をし始めた。曰く私はくすぐりに対しての反応が非常によく、沢山くすぐって何度も乳首タッチした日は洗濯物に出した私のパンツにしっかりヌルヌルしたものが付着していたので、着実に性感開発されててこれはいけると確信したと。

俺は限界だと思った。お前首絞めて殺すぞこの悪霊め。

帰路はずっと涙が止まらなくて、でもお姉さんは自分は今で言うとこの性的マイノリティだとか言いつつ潜在的に君はレズからこの経験は後に良いものになる、私のこともホントは嫌いじゃないはずとかぬかしやがってさ…。確かにまだ嫌いではないよバカ野郎。お前にされたことが予想外かつショックすぎて泣いてるだけだよ。んで家に帰ったらもっかい同じことするから嫌なら蹴るなり殴るなり親や警察通報すればいいとか言い出しやがって。

で、その日の夜またお姉さんに風呂で全身くすぐられて乳首いじられながら玩具使いつつクンニされまくってイきまくった。俺は今度こそ限界だと思った。その頃にはマジで気持ちよくて、ていうか他人に逆らうのが苦手な気質のせいかお姉さんに反抗する気持ちが湧かなくなってたので。

その日以来、私はしばらくネットを止めてお姉さんとの連絡も断っていたのだけど疲れからか不幸にもお姉さんのサイトアクセス私書箱から久々の連絡をしてしまう。私もうすぐ冬休みです、と。

そしてサイト掲示板ではクリスマスに皆でパーティーしようかという話にいつの間にかなってて、新しくサイトの一員になった秋間(かずひさんだっけ?もう名前忘れたごめん)さんというパステル画の達人も加わり互いの絵を持ち寄って見せ合おうという話になる。

大阪カラオケボックスに集結したお姉さんに一生さんとかSAINTさんとか秋間さんとか特定されないよう他1名と記すけど5人の美大芸大ガチうま絵師さんたちの生イラストを観て立ち直らねば、あの日覚えた行為の名をググって知って自慰行為も知っちゃったけどやっぱ真剣に絵を描かねばという気持ちになるわけですけど、解散後にまたお姉さんに誘われていつものアレをされて、もう全部が台無しよ。

そして図々しくも来年夏休みもまた一緒に過ごそ?とか言われて。まあ結局そうなるわけですけど。

でも翌年の夏休みは他の絵師さんにも事前に連絡を取り付けてお姉さんの住所を教えてたおかげで日中セクハラされず夜限定になったわけですけど。そして夜にはお姉さんの所有する大人玩具がつよつよすぎてまた屈してしまうというかそれ耐えるの絶対無理ってなって中2のときは毎週のように逢って電マの威力に屈服させられたりしてたわけですけどさすがにお姉さんも4年になると私を相手してる余裕が無くなったらしく卒業就職の準備に時間を割き始めて私はお姉さんより3歳年上のSAINTさんと蜜月になって、彼は愛知住みだけど何度かデートしてたらお姉さんの耳にその情報が入ってしまい、また自宅に呼び出される。

SAINTさんは紳士すぎて何もしてくれないので久しぶりのお姉さんの責めに期待してたら駅前で対面即泣かれて、よくよくそ理由を聞いてみたら「あなたホントは私のこと好きなのに男と付き合ってどうすんの思春期の一時の感情に惑わされないで絶対後悔するよそれはそうとしてまたあのとき快感を思い出させてあげる」とか言われてお姉さん宅連れて行かれたわけですけど、連れ込まれた先はいものあの部屋とは思えない綺麗に片付いた状態で「私は来年東京就職に行くけど貴方は来れないよね」なんて言われてまた泣きつかれて。親には聞いてないけど多分無理でしょと答えたら今までにない本当にあたたか感触ギュッと抱きしめられて「好きだよ…」と言われた。今だから言えるけど私もお姉さんのことが部分的には嫌だったけどやっぱり大好きだった。そしてもう今までのように会えないんだなって、その時悟って泣いた。

でもお姉さんに教わったことはずっと忘れないし、私は必ず絵の道に進むしそのとき必ずまた会えるよって言ったらお姉さんはコミケ帰りの私みたいにぎゃあぎゃあ泣き喚いてて、その姿が可愛くてギュッ彼女を抱きしめた。これが私達には一番心強くて、私達の絆を感じる行為だってわかってたから。そして携帯を取り出してお姉さんのサイトを開いて「私はいつもここにいるから、寂しくないよ、みんな一緒だよ」って。

その日はお姉さん家に泊まってずっと抱き合って一緒のベッドの上で寝てた。SAINTさんとの浮気をチクチク糾弾されながら。

その後、私が3度目の夏を迎えた頃にはお姉さんのサイトはすっかり過疎っていて、連絡しても一月に一回程度、たまに返してくれるくらいの頻度になり、絵を描きつつもバンド活動にハマってお姉さんにそのことを報告しようとしたら去年東京結婚したとの書き込みを期に更新が途絶えていて。私もこのサイトのことは忘れよう、あの頃のことは忘れようとなってtwitterpixiv活動の場を移すうち、いつの間にかお姉さんのHPは(0zeroからecacoへとドメインを変えて必死延命していたらしいけど)サービスもろとも綺麗サッパリ無くなっていました。

2023-05-16

anond:20230516172647

あくまひとつのありうるシナリオなんだけど、「トップクラスの有望株に手を付けると、あとで問題になった時のリスクが大きいので、ちょっと気にかけてやるだけで喜びそうな、下のほうのクラスにこそ手を付けやすかった」という仕組みもありうるんじゃない?

もちろん、両者合意トップクラスとの蜜月関係もあったかもしれないけど。

2023-05-15

anond:20230514222036

まあアメリカナチスとずっと蜜月なんだけどな

戦争前は一緒に断種法とか練ってたし戦争後は真っ先にナチス学者保護したし

2023-05-10

二次創作サイト小池さんの思い出


十年以上前の話である

当時私はBLにのめり込む腐女子のひとりだった。私が二次創作に勤しんでいた原作は全年齢向けのジャンルで、最盛期は検索サイトに1000以上、個人ファンサイト登録されるくらいの規模だったように思う。

男女CPカップリング)が全体の4割、男同士のCPが6割くらい、私の推しCPはかなりマイナーで、検索してもせいぜい15件程度しか出てこない、供給不足の畑だった。仮にA×Cとする。勿論BLである

仕方がないので自分でせっせとA×Cを育て草の根運動的に発信を続けていたところ、男女CPジャンルの中でも人気を二分するCP(これをA×Bとする)で活動する人物と関わりができた。それが小池さん(仮)だった。

きっかけはたしか私の方からファンレターまがいのものを送ったところ、先方も私の存在を知ってくれており、オタク気質特有の噛み合うと一気に粘っこく接近していく貪欲さで交友を深めていった。

そのジャンルではそれまでA×BとA×Cの人間同士が派閥の垣根をこえて交流することは皆無だった。A×Bはほぼ公式CPであり、A×C派に人権はなかった。小池さん接触したことに下心がまったくなかったといえば嘘になる。勿論彼女創作が魅力的で好意感謝を伝えたいための行動だったがその裏で、私と彼女交流がA×BとA×Cの架け橋、ひいてはA×Cの繁栄に繋がるのではないかという野心も恐らくはあった。

小池さん小池さんで、熱烈な支持者が多い一方で『敵』もなかなか多い、癖の強いタイプだった。母数が多い分色々な性格の人が集っていたからというのもあったかもしれない。A×C派は仲間割れなどできないから細々と身を寄せ合う自助会だった。

群雄割拠の中で戦いながら創作を楽しんでいた小池さんにとって私は、不意に出現した奇妙な動物という風だったかもしれない。小池さんに取り入ることに成功し、コラボ的な創作もして、やがて彼女はA×C特設サイトまで作ってくれ、A×Cは盛り上がった。新規参入も目に見えて増えた。私はほくそ笑んでいた。小池さんのA×Cはご褒美であり、五体投地享受しながら小池さんを褒め讃え、ささやかながら私もA×Bを発信したりもし、これもニッチな層に受けたりした。恐らく見えないところで、私を疎ましく思っていたA×B派の人間も少なからずいただろう。その頃は界隈でTwitterが今ほど盛んではなく、縁のない個人の不満は耳に届きにくかった。

蜜月はあるとき波が引くように終わった。

小池さんからメールがきた。「私のアンチから嫌がらせや、私の中傷が届くかもしれません。もう届いているかもしれない、ごめんなさい。私ともう関わらない方が良いかもしれない」というような内容だった。実際届いていなかったので「届いていません。小池さん側にいたいが、距離をとった方がよければそうする。でもいつでもなんでも、必要な時は呼んで欲しい」みたいな文章を、付けたり削ったりこねくり回してから送り返した。

小池さん精神的なバランスを崩してしまったようで、創作の発信はなくなり、ブログでぽつぽつ『敵』に対する呪いのような言葉を吐いていたが、ある時サイト自体を閉じてしまった。

A×Cは拡大して、私はA×Cジャンルの船頭的な立ち位置になっていた。A×Cメインじゃないが私の創作を楽しみにしてくれる友人も増えた。だがそのうち、私も気付けば前線から退いていた。

いま、小池さんの当時のペンネーム検索してみても、本人もしくは本人に近いと思われるなにかは見付からず、当時彼女プレゼントコラボをした作品残滓が二、三出てくるだけだった。

当時の界隈では珍しい話でもないと思う。

なんとなく思い出して書いてみた。もう死語なのかもしれないけど本当の意味の「やおい」だ。

また小池さんと連絡をとりたいか自分自身に問いかけてみてもよくわからない。どちらかというと「NO」な気がする。若気の至りのあれこれが気恥ずかしいというのもあるけど、いま、どこかで穏やかに過ごしているならそれはきっと、当時の出来事記憶の戸棚の奥の方にしまっているような気がするから。そうであればそれは嬉しいことのように思う。

2023-04-11

文字メディア話題って偏ってない?

 最近YouTubeにもいろんな番組があって、食事ときには必ず見るくらいになっているし、テレビなんかも、だいたい一日に1個くらいは

面白そうな番組があったりして重宝してるんだけど、やはりちょっとした隙間時間には文字メディアのお世話になることが多い。

 自分映像より文字のほうが頭に入ってくるタイプだし、時間効率を考えても、やはり文字メディア重要情報源だ。

 しかし、そうしたときに毎回気になるのが、「なんか、文字メディア話題って、偏ってない?」ということだ。

 いろんなニュースサイトを見た感じ、現状、話題網羅性で一番ましなのYahoo!だと思うので、とりあえずYahoo!をメインで見ているのだが、

それでも、映像メディアに比べて話題が随分偏っているような印象はぬぐえない。

具体的には、

 (a) 政治記事が異様に多い。それも、政策テクニカルな話はほとんどなく、愚にもつかない政局の話ばかり。

 (b) 芸能人のどうでもいい個人エピソードを、さも全国民必見のようにアピールする記事

 (c) 野球将棋だけ妙に多いスポーツ

 (d) 産業網羅的に伝えず、国(特に経産省)のプロジェクト報道するだけの経済記事

あたりが気になる。実際、これらの記事だけで、Yahoo!トップの半分以上を占めるのではなかろうか。

 これって結局、ニュースポータルといっても、オールドメディアを中心とした、限られた数の情報ソースしかないせいだと思うんだよね。

(a)はオールドメディア政治記者ばかりなのが原因だし、(b)は新聞テレビと一体経営なせいだし、

(c)は新聞社が主催するスポーツイベントを大々的にとりあげるせいだし、

(d)は記者クラブ中央省庁蜜月関係、と、いずれも、新聞社の社内事情から来ているように思う。

 また、オールドメディア記者というのは、だいたい同じ属性人間が集まってる(具体的には、「大卒・人文系・男」あたり?)

と思うので、例えば科学記事なんかも、仕組みへの興味よりも、「文系のオレに役に立つ技術かどうか?」みたいな視点から

記事になりがちだし、経済記事なんかも、日本製造業の失敗を鬼の首をとったように報道する記事しかなかったり。

 ようは、文字メディア記事は、新聞社の利益と、新聞記者個人思想から

「読者が読みたい記事」や「読者が読むべき記事」ではなく、「読者に読ませたい記事」ばかりであり、

それをいくら集約しても、元の偏りは直らない、ということではないかと思っている。

 というのが目下の悩みなのだが、皆さん、文字メディアにこういう問題を感じたことはありませんか?

 また、他にこういう情報収集してる、みたいなアイデアはありますか?

2023-03-07

公明党も立派なカルト勢力ということ

安倍氏に対する銃撃事件を発端に、自民党統一教会蜜月メディアに取り上げられた事から自民党カルトとみなす世論が以前よりも広く浸透した昨今だが、その自民党の連立与党である公明党に関しては、メディアであまり取り上げられる事も無いせいかぼんやりとしたイメージしか持ってない人も多いと思われる。

結論から言うと、公明党自民党と同じく立派なカルト勢力だ。それも統一教会支持母体となっている勝共連合と同じくらい、その思想には過激ものが見受けられる。彼らのそれが如実に表れるのが選挙期間中だ。

周知の通り、今年の3月の後半から4月にかけては統一地方選挙が行われる。

選挙に浮足立たない政党など存在しないが、公明党のそれは少し事情が異なる。なぜなら、公明党宗教法人である創価学会支持母体政党であり、その選挙活動にはほぼ確実と言って良い程、創価学会の現役信者を動員する為だ。

選挙期間中、信者は知り合いへの家庭訪問や連絡などの選挙活動に駆り出される。ここで言う知り合いとは友人知人という枠では収まらず、少しでも関係のある相手であれば対象となる。

創価学会信者である知り合いか選挙の時だけ連絡が来る」「深い関係でもないのに急に一方的選挙協力の話をされた」という創価学会に対する苦情は、この活動が原因だ。

信者には報酬など無く、ともすれば上記の様な活動による人間関係悪化からトラブルに発展する事も少なくない。それでも信者選挙活動に汗を流すのは、創価学会の教えが正しいと心の底から信じているからだ。

そして宗教が己の教えの正しさと信者の結束を補強する為、しばしば「攻撃するべき敵」を作り出す様に、この創価学会選挙活動においてもその手法は取り入れられている。つまりは、対立勢力悪魔である

公明党はこれまで様々な相手悪魔化してきたが、特に旧民主党勢力共産党に関しては実に過激な主張を繰り返している。

それは公明党が今回の選挙活動信者に配布した内部討議資料に、以下の様な文言が並んでいることからも分かる。

選挙目当ての野合集団立憲民主党”に騙されるな!

今春の地方統一地方選挙で、地域によっては「野党統一候補」の擁立を画策している。政策理念が相反するにも関わらず、選挙の度に野合を続け、目先の利益ばかりを優先するその姿からは、「国民生活を守る」という政治家としての責任感は全く感じられない。「実行力」も「実行する気」も無い彼らの主張に騙されてはいけない!

ーーー立憲民主党無能実態ーーー

危険1 忘れたらアカン!悪夢民主党政権はNO! 国民政治不信を増大させて、日本中を大混乱に陥れた罪は大きい!

危険2 口だけは達者!やるやる詐欺の「ペテン政党」 実現できない政策ご都合主義の甘い言葉国民を惑わす!

危険3 自分勝手な「選挙ファース党」 国民置き去り!政策そっちのけ!選挙名物「立憲の野合工作

大嘘国民を欺き続ける”日本共産党”に騙されるな!

危険1 今も昔も変わらない「暴力革命政党」 オウムテロ組織と同じく、政府警察マークされている団体

危険2 暴走する「政界あおりドライバー」 何でも反対!国民不安感情につけこむ、悪質政党

危険3 自語相違の発言国民を騙す「無責任政党」 発言が二転三転!相変わらず支離滅裂

危険4 旧ソ連母体として誕生したのが日本共産党 暴力革命ルーツ!?

いかがだろうか。この様に、まるで過激極右雑誌に並ぶ様な文言選挙活動で用いているのが公明党なのである

更に醜悪なのは、この対立候補に対する悪魔化が、デマ印象操作、物によってはブーメランであるという事だろう。

例えば、「何でも反対」だが、立憲民主党共産党も全ての政策に反対していない為、これは完全にデマによる印象操作だ。

他にも、政府警察マーク危険政党という文言だが、他国においてカルト認定され、社会問題にもなった創価学会母体公明党がこれを言うのはブーメランに思える。統一教会とズブズブの関係自民党と連立与党である事も思えば尚更だ。

悪夢民主党政治不信の点においても、自民党の連立与党として数十年間もの長期にわたり活動してきたにも関わらず、経済少子高齢化対策の面で殆ど成果を出せず、「クリーン政治」を謳いながら2021年には遠山清彦衆院議員在宅起訴されたことは記憶に新しく、また自民党の度重なる汚職には見て見ぬふりをして連立与党を続けてきた現在公明党が、他党に対してこれを言う資格があるとは到底思えない。

また、最大のブーメラン選挙協力の点だろう。公明党上記のような過激文言で他党を悪魔化する一方で、すぐに掌返しをする風見鶏の様な性質がある。

今は連立与党関係である公明党自民党も、かつては犬猿の仲とも言える状態であり、公明党は自らのポスターに「「消費税」は悪だ」「消費税はきっぱり廃止です。」と記述するなど、消費税増税を繰り返す今の状態とは言っている事が真逆だった。

維新との関係もそうだ。公明党維新に対する姿勢には一貫性が無く、これまで選挙の度に協力と対決の方針コロコロと変えている。この様な公明党右往左往に疑問を感じるのは選挙活動に参加していた信者達も例外ではない。

敵対関係にある時は相手悪魔化している為、そこから一転して協力、というのは受け入れられない信者も少なくない。中にはこの様な公明党の動きに不信感を抱き、選挙活動創価学会自体をやめてしま信者も発生している。

特に普段から活動にそれほど熱心でない創価学会所謂宗教2世3世においてはこの動きが顕著であり、こうした部分は統一教会にも共通する点だろう。

この様に、身内の信者からすらも白い目で見られる政治権力を得るためのなりふり構わない公明党こそ、上記の「二転三転」「ペテン政党」「自分勝手な「選挙ファース党」」「理念なき野合」そのものではないだろうか。信者信仰心を利用して虚言で都合よく誘導し、己の利益の為に利用する。まさにカルトである

日本の政治カルトの力を使った自民党公明党が牛耳っているという、この状況の深刻さについて、今一度良く考えてみて欲しい。

2023-03-02

ネタバレ有】映画エゴイスト』を観に行けないので原作小説を読ん

そもそも映画館くそ遠い&しかも上映時間が観に行ける時間帯とずれていたので。


映画の評判やネタバレ回避出来る範囲で読めたレビューから、ある程度の重さは覚悟していたけど、思いもよらない方向性で辛かった。だってこれおそらく完全なフィクションではなく著者の本当の懺悔じゃん……。


過去自分馬鹿にし虐めた同級生復讐するかのように都会でイケイケな暮らしぶりをしていた主人公・浩輔。彼が出会い恋に落ちたのは、ちょっと訳ありで美しく純真好青年の龍太。実は龍太は病身の母親を養う為に売春をしていたのだ。


という、あらすじだけ書くと陳腐BL小説のような感じだし、受けの方の性別女性に変えると更によくある話って感じだ。だが、浩輔と龍太の出会いと恋は物語の序章に過ぎなかったのだ。


浩輔はよかれと思って、悪くいえば自己満足で、龍太に救いの手を差し伸べる。そして龍太の母親も交えて家族のように過ごし幸せ時間を共有することになる。ところが、それが結果として龍太を追い詰める事になってしまい彼の早すぎる死を招く事になってしまったのだ。


文中では浩輔の懺悔が切々と語られるけど、俯瞰してみれば浩輔だけでなく龍太も龍太の母もそれぞれのエゴや愛で行動しており、誰が悪いって話でもない。

著者本人であろう浩輔は等身大人間として描かれている一方で、彼の恋人の龍太という人物は、美しい過去の思い出として徹底的に純真無垢存在として描かれている。

けれども、私が思うには、龍太の死は浩輔のエゴのみが引き起こしたんじゃなくて、龍太自身エゴというか、自分意思で・望みであえて命を縮める方へ邁進してしまったのではないだろうか。

恋人」という肩書きに龍太は囚われてしまったのではないかと。浩輔が龍太とその母親金銭的な援助をしてくれた、それをビジネスと割り切って、浩輔のことをビジネスパートナーくらいに思っていたら起きなかったであろう悲劇恋人から、出来る事なら対等になりたい、正面から向き合いたいって思うあまり背伸びをし過ぎてしまったのだろう。けれど、そうして頑張ったお陰で得た幸せというのが、彼にはあったんじゃないかなあ。

男女の愛人関係にもあり得る話のようでいて、男同士の恋愛だったから起きた悲劇のようにも思える。対等でありたい相手が手の届かない高みにいる事に、女だったらそこまでプライドが傷つけられはしないのではないだろうか。女ならば社会的に男と圧倒的な差があるのは自明の事として渋々でも受け入れられたかもしれない。

なんて。浩輔が悪いんじゃなくてこれはどうしようもない事だったんだよ、と、作者にとってはミリも慰めにはならないだろう事を考えた。


浩輔と龍太との出会い死別までは三年の年月があるけれど、その蜜月描写はあまり多くない。ページ数でいえば龍太が死んでからエピソードが全体の四割くらいを占めていたりする。一人の人間が死んだくらいで世界は終わらないし残された人達にも容赦なく明日はやってくる。


しかも、龍太は人知れずあっさりと死んでしまうけど、その死をすぐには受け入れられず、でも受け入れるしかない浩輔の悲歎に暮れるシーンがけっこうな分量があって物凄くしんどかった。非常にリアル心理描写なので、読んでいて自分が今まさに体験しているような気分になった。この場面、作者はどんな気持ちで書き綴ったんだろう。過去のこととして他人事のように冷静な目で書いたりとか……私だったら無理かな、つらい……。

龍太が死んで後の話。龍太の母親と浩輔とで残された者同士で実の親子のように孝行したり心を支えたりっていう話は、エピローグでもおまけでもなくむしろ本題かなっていうくらいのものだった。だからといって龍太の存在が軽い訳じゃなくて……浩輔が龍太に援助を申し出たモチベーションになったのが浩輔自身の母への思いで。それを龍太の母親が汲み取ってくれて、浩輔がこの親子を救ったと同時に浩輔もまた彼らに救われていたのだと。


だが同時に明るみになる残酷現実というのもあって、龍太の母親は息子を喪って始めて生活保護を受けられるようになり、無料治療を受けられるようになったという。なまじ側に扶けてくれる人がいると社会福祉は遠ざかりがち。浩輔にしろ龍太にしろしなくていい努力をしてしまったともいえるのだけど、そうしたからこそ得られた愛と幸せがあったわけで。


それを外野からエゴ」と呼ぶことは私はできないなぁ。

文庫版後書きの鈴木亮平文章が胸に沁みた。あー、映画版、めちゃめちゃ観たいー!

2023-02-24

anond:20230224172913

はてぶ以外に増田認知したくれるところはないんだよ?両者は蜜月

2023-02-22

はてぶは初心者に何をしてきたんだろうか

単なるブクマサービスだけど、いわゆる集合知形成目的としていると思う

何気ない記事を掘り出したり、多方面から色んな意見を集約したり

ならはてブ初心者に対してどのようなアプローチをしているんだろうか

仮にウェブ技術なら、それを学ぶ上で様々なオンライン講座やサイトが乱立しており、ツールも様々だったりする

じゃーその一角にはてぶはあるんだろうか?

初心者さん向けに書かれた記事に「情報収集をはてぶでするのがお勧めです」などと書かれている物は滅多にない

あるいははてぶがそういう人向けにサービス展開しているともいえないし、利用者においてはむしろ初心者若者憎悪の目すら向けている始末だ

なにせ増田とはてぶの蜜月だけでサービスが維持されているというとんでもないマッチポンプぶり

新規がこんな状況で入るわけもない

技術を学ぼうとしたら「下方婚が」「子育ては悪」「全部女が悪い」「AEDは訴えられるから使わない」なんて見つけたら、そりゃ引くよ

2023-01-13

育休、暇すぎる

第一出産から3ヶ月、想像していた子育てと違い、毎日暇で暇で仕方なく、一日中ゲーム実況動画を見て過ごしている。

色々なあやし方を試行錯誤した結果、今のところうちの子は抱っこしてロッキンチェアゆらゆらし続ければ気持ちよさそうに眠ってくれる。

我が家は部屋数の少ないマンションに住んでいるもののフルリモートの夫はほとんどの時間WEBミーティングをしているため、子を泣かせていられない。

なので夫の仕事中、私は抱っこゆらゆらマシーンと化してしまう。

ゆらゆらを止めたり、姿勢を変えるだけですぐに起きて泣き出してしまうのでその場から動けず、両手もほとんど使えない。大変ではないが、暇である。できることといえば、昼寝か動画を見ることくらい。(鍛錬したので寝ながらロッキンチェアを揺らし続けることができるようになった)

その時間シリーズものドラマでも一気見することも考えたが、途中でウトウトしてしまうことも多いので今はゲーム実況などの動画をダラダラと見続けている。

育児は大変」とずっと聞いていたのでめちゃくちゃ身構えていたものの、平日の家事を全放棄して抱っこゆらゆらマシーンに専念すれば、こんな暇な場合もあるんだね。

もちろん、抱っこゆらゆらマシーンになるのを「暇」と表現することが間違えているのかもしれないけれど。。

しかし、稀に夫が出社している日に家事育児を並行しようと試みても全くうまくいかないので、子が小さいうちは、今のように家事を全放棄するのが正解なのかなと思っている。昔なら、同居の祖母がやってくれていたのかな。

育休がイージーというわけではないが、ほぼ自炊をしていないのでエンゲル係数ヤバいことと、土日の家事が大変なことを除けば、うまくやれているように思う。

無為動画を見続ける以外のもう少し有意義なこともやるべきなのかもしれないけど、椅子に座ったまま手を動かさずにできることがこの世になさすぎる。

今は我が子との蜜月と、のんびり動画を眺める時間を楽しんでいようかな。

2022-12-14

広告収入ビジネスが終わりそう

今までバカ広告費を出してサイト運営なり利用者に金が回ってたわけだけど

YoutubeTwitter広告みたいな)

大して意味がない事がバレつつあって、蜜月な関連の企業といまだに気付いてないバカ企業しか残ってないっていうねw

YoutuberとかVtuber収益も減ってるっぽいし、広告代理店の闇もバレてきたし、

そろそろ広告業界終わりだろうね。

2022-11-30

anond:20221130025247

攻めてるとかいう頭の回る奴はいないだろ

女の裸体が表現全般規制されるなんてモロ女性差別だし、男性差別でもあるし、そもそも表現の自由なんて持ち出さなくても理詰めで考えれば規制されてる定量的理由なんて何もないのに

責めるつもりは一切ないのだが、このようなものが主流意見なのだとすれば、規制専門家戦略的意見ではなく素人的な特に知識のない人が場当たり的になんとなく反対してるということが読み取れる

エリートフェミニストたちが言っていることともズレてるし専門家反論が元にあると言うのは無理がある

長年にわたる統一教会性嫌悪警察検察蜜月が強固な権力を持ちすぎて、この国ではすっかり性嫌悪コモンセンスになってしまった

性嫌悪からの脱却を訴えるといきなり刑法による処罰という名の弾圧視野に入るのでおいそれと訴えることもできない

素人がこのような見解集団的に持っているのは、やっぱりそういう差別的フォーラムインターネットヘイト煽動された結果だと見るのが1番可能性として高いかなと思うよ。嫌韓ネトウヨ、女叩き、まとめサイト情弱ビジネスインターネット差別ビジネスはこの国に存在する


国民マジョリティは「政治は誰が正しいことを言っているのかわからない」「よく分からいか投票したくてもできない」と言ってるような国だから

個々の国民政治把握なんてそもそもその程度、個人意見を主張したらうるさいと疎まれる国だよ

そんな日本人がハッキリと政治主張するときはどんな時なのか?それは「彼らは敵だからいくらでも攻撃していいものだ」という差別的フォーラムに感化されて集団性を錯覚した時なんだよね。

2022-11-25

anond:20221125190834

とりあえず就活Webテスト不正マジで流行してたようだね。

安倍自民見て育った世代だもんって総括する人たくさんいるけどそれは正確じゃなくて、

安倍自民的な仕草を見て育ったからっていうのが正確だと思う。

あいう「お天道様なんか見てねえよ笑」で不正を働き、糾弾を笑い飛ばす仕草安倍ちゃん自民官邸官僚大企業経営陣も、

はたまた自民経団連なんぞと蜜月関係全然ないそこらへんの田舎中小零細経営者や港区スタートアップ経営だって見せてるからね。

2022-10-28

経済再生担当大臣 山際大志郎殿

一般国民に対し虐待行為と言える、組織的脅迫行為であるいわゆる集団ストーカー及び

被害者をあたか有害電波の飛び交う戦場に送り込むかのような言動を取り締まる法整備が成されていません。

与党中枢にいながら旧統一教会蜜月関係を築いた過去への贖罪として、前述の法​整​備​を​強く​要​求​致​し​ま​す

2022-10-13

可愛らしいビール腹のおじさん、現実世界離婚が多くてしんどいぞ!蜜月は長続きしないようだ。人間は乱婚仕様から進化出来てないんだね。

可愛らしいビル腹おじさんも、結婚離婚辛酸舐めてるのかな。

2022-09-15

夏野剛親友爆笑田中に限らず有名人ってさあ

交友あるその有名人が何やらかそうがどんな非道なこと言おうが自分と揉めない限りほぼ見捨てないよな。

蜜月関係だったダウンタウン

タレントとして天下取ったのに芸風がキツくなってんのは単なるイジメ

って距離とった坂本龍一くらいしか例が思いつかんわ。

2022-09-10

でも考えてみれば戦後保守派ってもとから対米追従売国奴だったか

与党韓国産カルトとの蜜月擁護しながら愛国を叫ぶのも然程おかしくないのかな

2022-07-29

統一マネーの闇に切り込める人はいるのだろうか

統一協会信者数6万人とも56万人とも言われるが、

仮に少ない方の6万人として、一家4人が信者だと仮定すると、

統一信者家庭1万5千世帯

山上容疑者のように信者家庭の生活破綻してでも寄付させる教団の体質考えると少な目だが、

仮に一世10万円/月の「お布施」が上納されてるとして、

毎月15億円の資金(それも領収書がいらないお金だ!)が集められていることになる

エバ国家日本からむしり取り、アダム国家韓国へ送金するという教義から、その9割は韓国へ流れてしまっていると仮定しても

毎月1億5千万円が日本国内の政治工作のために利用できる

そりゃ自民党からしたら統一との蜜月はやめられないだろうな

ちなみに信者数56万人、2人世帯世帯28万世帯、1世10万円/月の上納なら、毎月280億円と試算される

領収書がいらないか国税も把握できない

誰も知らない知られちゃいけない

2022-07-21

何も変わらない

連日の報道で、統一教会自民党蜜月が明らかになっているが、世の中は変わらないだろう。統一教会警察マスコミも手中にしているから。警察が動かなければクロにはならない。明らかな違法行為でも疑惑にとどまる。

SNSは怒りのメッセージで埋め尽くされるが、そういう感情は長く続かない。次第に慣れていってしまう。これから先どんな悪事が露見しようと「はいはい」「いつもの」「知ってた」などとスルーされるようになり、次第に諦めが支配し、また新しい話題に関心は移る。ほとんどの人は直接の被害者ではないし、単なる正義感、世にはびこる閉塞感、不公平感が原動力で、山上徹也のように人生破壊されたわけでもないからだ。

コロナウクライナもそうだ。感染者は増え続け、地球の裏側では人が死に続けているのに、それが平時のように受け入れられ始めている。人間は極端な感情長期間維持することはできない。

そして関心が薄れた頃に選挙が行われ、自民党勝利し、自民党はこれを世間からシグナルと捉えて、いっそう統一教会との連携を深める。世の中は何も変わらない。

統一教会支配から逃れるのは比較簡単だ。資金源を経てばよい。金がなければ警察マスコミ支配できないだろう。誰もお布施をしなければいずれ干上がる。しか日本人の心は宗教に対してあまり脆弱である統一教会心理操作に長けており、今後も人々を騙し金を集め続けるだろう。

この脆弱性は日本人無宗教から来ているのだろう。早いうちに宗教に触れ、なんならキリスト教などの伝統的な宗教信仰し、カルトの入る余地がないようにするしかないのかもしれない。

日本が真の意味での民主主義カルトから取り戻し、世の中が変わってくれればいいとは思っているけど、今思っていることをここに記録しておく。

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