はてなキーワード: オーナー企業とは
今の仕事に嫌気が差して、あとやっぱり同じ仕事をしている人たちにくらべて給料が大幅に安いのが辛くて転職活動をしたらこうなった。
正直クソザコなので一個でも受かったらいいなと思ったら、志望度が高い所に絞っても4社から内定を貰ってしまった。
俺に内定が出るとか人材不足にも程があるだろ、日本経済ヤバイ。やばいんだが、俺みたいなクソでも役に立つと言ってくれているならば、それだけで死ぬ気で頑張る覚悟はある。
あるんだが、どこに行ったらいいのか迷いすぎ。しにそう。
内定でなくて悩む事は想定していたが内定が出過ぎて悩むとは思ってなかった。
俺のスペック
中学→高校→大学とスポーツ推薦で入ってプロ待った無しから大学でアキレス腱2回断裂して選手としてプレイしなくなった
(ここまで書くと誰だかわかるかも分からん)
裏方として残る道を勧められて残ったけど、下手なプレイをサポートするという事に耐えられなくてスポーツも大学もやめた
地元に帰ってからは小学校~中学校の部活で指導員(無償)をする無職になった
ホントはプロになれるような人なんだぞみたいな紹介とかでいい気になってた
大学では下手なプレイを見ると(なんでそんなミスすんだよ馬鹿か)みたいな事を思ってイライラしてたけど
小中学生はできなくて当たり前ってスタンスで動いてたからストレスは溜まらなかった
いや、多分圧倒的な格差がある状態で指導する事で自己承認欲求が満たされていただけだとは思う
その頃、何故かわからんが(多分大学か高校の監督が連絡とってくれたんだと思う)
地元のスポーツクラブチームから契約社員で良ければスタッフとして雇用できる旨の連絡が届いた
けど、大学の時に裏方はなぁ・・・ってなった事もあって承諾しなかった
それから無職2年続けた頃、ふとツイッターで大学の同期が仕事の事を呟いているのを見て
急に「そうか、あいつら就職してんのか・・・俺、やべーな」ってなって仕事を探した
2年間の無職生活でプライドのプの半濁点すら消えているような状態でハロワに駆け込んだ
ハロワの窓口で「辛かったな」って職員の人に言われて、なんでかわからんが涙出てきたのを覚えている
親身に相談に乗ってくれてアキレス腱の怪我が不安で歩き回ったり立ちっぱなしの仕事はあまりしたくない
という超わがままな要望を叶えてくれる地元の中小企業の事務職を見つけてくれた。
職員の人は「男性は事務受かりづらいからもしダメでも諦めないで頑張ろう」って言ってくれたけど
中小のオーナー企業だからか「体育会系!いいね!」「大学中退か!他所だと高卒扱いだろうけど2年以上いたんだし短大卒扱いにしてやる!」
ってな感じの対応ですんなり受かった。
今は就職して数年経つけど、大学通ってる頃は中小企業wみたいな感じで思ってた
(自分の中ではプロになるか実業団持ってるような大企業に入るもんだとしか思ってなかった)
(ガス会社とか自動車会社とか旅客会社もいたし石油会社もいたし生命保険会社会社もいた、なんでもいた)
こいつらすげーなって素直に思えた
大学辞めた後に無職してたこと、無名も無名な中小企業に勤めてることを言った時は
露骨に興味無くす奴がいる一方で、リース会社に勤めてるやつが「○○(元請)の○○(製品名)作ってるところ?」
って感じで自分の会社が携わってる製品知ってくれてるときは何故かちょっと嬉しかった
中学~高校の頃、監督とかが「スポーツだけやってる人間は上手く生きていけない」って言っていた
俺は当時勉強もしろって事か~ぐらいに受け止めていたけど本質は違うんだなって最近やっと気づけた
いろんな角度から見ることで物の見方は異なって、一つの事だけやっているとそれに気づけないんだなって
スポーツに集中している時は物の尺度がスポーツしかなくて運動できる奴=神 運動できない奴=ゴミ
って勝手に格付けしてた
だからスポーツできなくなった時は自分で自分にゴミって貼り付けて精神が持たなかったんだと思う
でも今は自分ができない事をできる人=すごい とかいろんな尺度ができて
自分の足りないところに目が行くから何でもかんでも自分が下にできて凄い楽だ
怪我してふてくされている時期があって、無職の時の俺がいて、それら全部があっての俺だから
何だろう、今をがんばろーってかんじ
転職した先の会社、まだ若い中小なもんだから、創業したころからいるごく一部の例外を除いて、特に事務方は転職組ばかりである。しかも事務方の定着率が鬼低い。いかにも若い中小オーナー企業にありがちな、中途でその時取れる人を取ったら、能力が見合ってなかったとかオーナーと合わなかったりで辞めたとかそういう感じのようである。
結果的に、まあまあ定着しているのは良くも悪くもこの環境下でサバイブしてきている人たちであり、なんかやたら気が利いたりとか仕事できたりとかすごい良い人だとかそんな感じ。
将来的にこの記事を自分で見直して、あああのとき自分はこう思っていたんだな、という記録として記す。特にオチはない。
アラフォーの転職組。前職では上司に詰められた結果、やる気なし・やや鬱状態に陥り、仕事をサボりまくっていた。サボった証拠とともに首になるか自主退職するか選べと詰められ辞めた(サボったこと自体は事実だし一切言い訳しないが、ぶっちゃけ証拠をちゃんと残しておけばパワハラとして訴えられるレベルだったと思う)。サクッと転職先が見つかり、退職願を出したら、想定より早かったらしい上司が、ちゃんと引継ぎするまで有給消化を認めないとか言い出した。いやお前が辞めろ言うたからやんけ。アホちゃうか。
40代の転職組。転職してきたと思ったら配属部署の前任者が全員退職しておりいきなり部長になってしまった苦労人。すごい良い人。過労死ラインを余裕で超過して働いているが前職より待遇が良い&裁量が認められているためあんま辛くないらしい。部下として心配になるレベルで働いているのでなんとか負担の一部を肩代わりしてあげたい。
50台の転職組だが実質生え抜き級の社歴の人。直接の上司。肩書は無いが実質課長みたいなもん。元地銀の銀行マンで合併で銀行消滅しこの業界に転職してきたらしい。どの業界かは伏せるが、銀行マンからこの業界、しかも現場に転職ってすごいというか、バブル崩壊あたりのことだからよっぽどほかに仕事が無かったのであろう。結果的に現場に20年くらいいた叩き上げで、数年前に事務方に異動してきたとか。ものすごく良い人。現場サイドの事務系ヘルプデスク化しており、毎日現場から鬼電あり。そのせいで仕事進まず過労死ラインを超過して働いている。助けてあげないと死んじゃいそうなので増田的にも頑張らないといけない感じである。
新卒なのか前職あるか知らんがめっちゃ若いスレンダー巨乳美人。胸を強調したくないのかダボっとした服を着ていることが多く、胸のせいで寸胴に見える。素のキャラはぽやっとした人見知り陰キャっぽいのだが、話してみるとすごく愛想がいい。実は割とがっつりタトゥーを入れてるようで、常に長袖シャツ&パンツスタイルで隠している(申し訳ないが胸チラした時に見えてしまった)。トークの感じ、タトゥー、喫煙、メイクの雰囲気等から夜の仕事経験者と思われる(ひょっとして今でも現役なのかもしれない)。そういう店で出てきたらガッツポーズするレベルの大当たり級。最近ちょっと打ち解けてきた。
新卒入社というレアキャラ。めっちゃ若い身長高めスレンダー美人。この会社、新卒・若い女子の採用時に絶対に外見評価が入ってると思う。少なくともビジネスの場においてはすごい穏やかで愛想の良い態度・トークなのだが、素のキャラはもうちょいはっちゃけてそうな気配である。担当業務的にあんま絡みがない。
20代の転職組。前職がブラック過ぎて転職してきたらしい。良くも悪くも空気読まない系っぽく、何か用事があるとガッと距離を詰めて話しかけてくる。申し訳ないがルックス的に完全にオタ確定。そろそろ「最近はどのウマ娘を育ててるの?」とかそっち系の話を振ってみたい。いかにも最近の20代っぽく素直で礼儀正しく良い人。
私がクビになった会社はとんでもないオーナー企業で、「プラダを着た悪魔」のメリル・ストリープを1000億倍酷くした感じのトップが君臨していて、毎日言うことやることコロコロ変わって本当に振り回されっぱなしの10年間で、でも私はその中でもうまく世渡りして、なんとかクビにならずに働いてこれた。新卒2年目の時に同期4人でチームを組んで新しい事業を始めたんだけど、これがほんと、上司もつけてもらえず自分たちでなんとか成果を出せって言う無茶苦茶なやつで、あるイベントに出店するのが納得できなくて会社に反発して、結果その部署追い出された。たぶん即日解雇だろうなって思ってたんだけど、その時私のこと守ってくれて、違う部署に異動させてくれたのがおばあちゃん専務だった。おばあちゃん専務はトップのいいなりで冷酷で無情ですぐ人を裏切るからみんなに嫌われてたけど私はその頃からこっそり好きだった。おばあちゃん専務だって生活あるから、独身だし、いま社会に放り出されたって他にいく当てないし、自分の身を守るのに必死なんだよ。それ分かってるから、私は別に、冷酷とか思わなかったし。たぶんおばあちゃん専務も私のこと好きだったから、(ほかと毛色が違って生意気でやる気なくてでも仕事はできたからだと思う)、事あるごとに可愛がってくれて、それで10年経ったんだけど、ついこの前そのおばあちゃん専務にクビって言われた。コロナのせいで、(それと別の揉め事に巻き込まれたのもあるけど)社内の雰囲気で大量解雇のこと分かってたから、別にその場では「わかりました」って言って、会社都合にしてくれたし、納得したんだけど、最後の日におばあちゃん専務にデメルのチョコレート渡して「お世話になったから特別です」って言った瞬間にブワーっと涙が出て、ほんとは悔しかったんだって思った。なんか言うとわんわん言う気がしたから黙ってたら、おばあちゃん専務が「こんな最後でごめんね」って言って泣いてて、それがまた悲しくて、ハグしてやっぱりわんわん泣いたんだけど…
それがこの前会社の子と会って、「おばあちゃん専務も今度退職するんだよ」って聞かされてなんか全身の力が抜けてしまった。定年ってことになってるけど、たぶんみんなを解雇しといて、最後まで自分だけ残ることはできないって判断したんだと思う。私をクビにした時も、きっと決めてたんだと思うし。「これが今生の別れじゃないからまた遊びにきてね」って、どういう気持ちで私に言ったのか。ほんと、頭真っ白。
人生はとても長くて、きっと80までは元気に生きると思うんだけど、80まで生きるとして、23の新卒ピカピカの頃に描いた「理想の自分」に、果たして到達するのだろうか?それはきっと無理な話で、だって32になった今ですら、勤め上げるたずだった会社をクビになって人生が大きく曲がってしまったのだから。理想の自分にはなれない。誰もがなれない。人生はそんなにうまくできてない。なれないから、突き当たりにぶつかった時にそこからどう立ち直って、誰の手を借りて、どうやって次の「理想の自分」を描くのか。それが大事なんだと思う。
おばあちゃん専務は、70手前で「理想の自分」レールから放り出されてしまった訳だけど、これからどうやって道を作っていくのかな。そればかり考えてしまってぼんやりしてしまう。私だって、有給消化というモラトリアムにぬるく浸かって、ぜんぜんそこから這い上がれないのにさ。次の理想の自分を描くって体力と気力がいる。ずっとこのまま、ソファに座ってテレビ見てるだけの人生でもいいやって思う。おばあちゃん専務は、どこか遠くに旅行するのかな。海外に住むのかな。幸いなことに、きっとお金はたくさんあるから、これまで会社に人生を捧げてきた分、幸せな生き方を見つけてほしい。
最終出社の日に、おばあちゃん専務にプレゼントを贈ろうと思って、おばあちゃん専務の好きなものについて思い出そうとするけど、そういえば好きなものの話ってしたことない。いつもオーナーの好きなものの話ばっかり聞いてたから。それがまた苦しいね。
取引先に「今お願いしてる税理士が役に立たないから腕の立つ税理士を紹介してくれないか」と相談された
税理士にあまり関わったことが無い人だと「税理士がやることって税務申告くらいなんだから大した違いなくね?」と思われるかもしれない
「オーナー企業の創業者が保有する株式の相続対策」「納税額をなるべく抑えるための設備投資の提案」「企業合併の際の適格合併の要件について」
くらいは普通に熟せて欲しいのだがそんな税理士が地方都市に居るかなと思って調べてみてレベルの低さに愕然とした
市内に事務所を構えている税理士のうち、7割程度が税務署上がりで無試験で税理士になったとんでもない連中
税務署側もOBの税理士の申告内容についてはあまりケチをつけてこないので税務申告業務は普通にこなすがそれ以外のことは全く期待出来ない 論外である
では試験合格組はマシなのかというと、そちらはそちらで調査結果は惨憺たる内容だった
地元に古くからあるA税理士事務所は、実務は二代目息子が行っているがこの二代目は税理士試験に落ち続けている
隠居状態の先代の資格で事務所は維持出来ているものの、先代が亡くなれば有資格者が居なくなるため事務所は閉鎖に追い込まれる状態
B税理士事務所も同じく二代目が後を継いでいたが、こちらは親の金で商学系と法学系の大学院を出ることで試験全科目免除で税理士になったろくでなしだった
その後も色々調べ続け、某大手監査法人に勤務したのち地元にUターンして会計士事務所を開業したというまともなところが見つかったので取引先の要望には応えることが出来た
「会計のIT化が進むことで税理士などの士業が用無しになる」みたいなことが囁かれて何年も経つが、全体のパイが縮小するとしてもゼロになることはない
競合相手が無能な税務署OBばかりなら顧客などいくらでも開拓の余地がある ひょっとしたら税理士業界はブルーオーシャンなのではないかとすら思えてしまった