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連日の報道で、統一教会と自民党の蜜月が明らかになっているが、世の中は変わらないだろう。統一教会は警察もマスコミも手中にしているから。警察が動かなければクロにはならない。明らかな違法行為でも疑惑にとどまる。
SNSは怒りのメッセージで埋め尽くされるが、そういう感情は長く続かない。次第に慣れていってしまう。これから先どんな悪事が露見しようと「はいはい」「いつもの」「知ってた」などとスルーされるようになり、次第に諦めが支配し、また新しい話題に関心は移る。ほとんどの人は直接の被害者ではないし、単なる正義感、世にはびこる閉塞感、不公平感が原動力で、山上徹也のように人生を破壊されたわけでもないからだ。
コロナやウクライナもそうだ。感染者は増え続け、地球の裏側では人が死に続けているのに、それが平時のように受け入れられ始めている。人間は極端な感情を長期間維持することはできない。
そして関心が薄れた頃に選挙が行われ、自民党が勝利し、自民党はこれを世間からのシグナルと捉えて、いっそう統一教会との連携を深める。世の中は何も変わらない。
統一教会の支配から逃れるのは比較的簡単だ。資金源を経てばよい。金がなければ警察もマスコミも支配できないだろう。誰もお布施をしなければいずれ干上がる。しかし日本人の心は宗教に対してあまりに脆弱である。統一教会は心理操作に長けており、今後も人々を騙し金を集め続けるだろう。
この脆弱性は日本人の無宗教感から来ているのだろう。早いうちに宗教に触れ、なんならキリスト教などの伝統的な宗教を信仰し、カルトの入る余地がないようにするしかないのかもしれない。
日本が真の意味での民主主義をカルトから取り戻し、世の中が変わってくれればいいとは思っているけど、今思っていることをここに記録しておく。
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