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はてなキーワード: 遺言とは

2024-07-24

anond:20240724174453

実際そうだろ?

でもオタクが暴れたから事で心を痛めて自殺したわけで

何で自分らが暴れたせいで自殺したって事を認めたがらないんだか

遺言意味何だと思ってるんだろう

2024-07-23

マジで今後の天候は屋外で仕事せんならんワイをコロシにかかっとるよな

なんで先月に週2までであとはサボるという暢気なことをやらかしとったんやワイは…

とにかくあと1ヶ月は今のこの週4~6ペースで入れてもろて貯めとかんならんのや、

偶数月は🚰があるのんとせっかく亡き親父がしぃひんでええように遺言まで遺して献体にしてくれよったのに闘病死のいちねんまえからお袋がぽけてもうて結局そうしきやらせて整理つけんとあかんわなってそれの費用が来月はかさなるんや

…もう暑うて先にワイがしんでまうんとちゃうか~😵

2024-07-16

地銀経由で遺言信託サービスを受けるつもりだが、地銀商品を勧めら

地銀経由で遺言信託サービスを受けるつもりだが、地銀の別の商品を勧められた

結局それが銀行のメインの目的


課税対象を割り出したら「流動資産の部分は是非当行の商品へ換えましょう、そうすると税金圧縮できます」とのこと


当初から信託部分は別の信託銀行に任せるというので、じゃあ銀行に旨味があるのはどこかなぁと引っ掛かっていたら

そりゃあまあ、そうですよね、という話だった


その為に「信託」の看板を掲げて、この家にどれくらいの資産があるのかデータを吸い出し、自分の所の商品を売り込むのが銀行の元々の目的の様子


軽め早めに断ったら、ちょっと営業マンたちの様相が変わった

信託部分はあとで講習会に来てください、と言ってセミナーパンフを置いてソソソッと帰っていった

自社商品の部分がないと実益は薄いだろう


遺言信託サービスをお使いになる予定の方は参考にしてください

2024-07-04

anond:20240704211939

さて、夫は叔父財産を一部親戚に渡すというのでびっくりした。なぜなら、叔父は、確執から自分の兄妹に渡さないでと言っていたから。

新たな火種が目に見えるようだったので、(子も巻き込まれると思ったので)もう籍を抜かせてくれと伝えた。

結果、離婚はしなかった。

こういうのも揉めるよなあ

本当に叔父遺言通りに分配拒否すると、叔父と兄妹の間の確執を夫と自分一家に引き継ぐような形になりかねないか

故人の遺志を曲げて気持ち程度に分配するのがよくあるパターンだと思うんだが

嫁に離婚をちらつかされたから分配できないなんて言えないだろうから、夫はこの先も自分一人で飲み込んで親戚付き合いするのかなあ

2024-06-13

おい!お前ら騙されたと思って「ワロタ」を1日3回書き込んでみろ!

匿名ダイアリーに参画()してウン十年・・・ようやくコツを掴んだ爺の遺言だと思って聞いてほしい。

なんでもいいから「ワロタ」を一日三回、書き込むそれだけだ!

するとメンタルが復活し、ポジティブになれるぞ!

だまされたとおもってやってみろ!!!

「習慣」になることの効果だぞ!!

 

追記

よくよく検索したら1日1回もない日が多くて全然習慣になってなくてワロタ

2024-05-29

anond:20240529213426

遺言なんて書いても言っても無駄

そのとおりにしてもらえない

義母生前つねづね葬式いらないと言ってたのに義父と子供らはスタンダード葬儀法事もやって法事のたびに悪天候

実父も遺言ちゃんと書いて亡くなる二十年も前から実母とともに献体の予約して葬儀代かからないようにして墓にも入れなくていいって言ってたのに晩年は遺された実母がボケちゃって葬儀も納骨も結局やることに

2024-05-25

漢字の読みは例外多すぎだから例外を減らすようにしよう

読みの統一は国際化への対応教育コストの低下の両面からメリットがある

  • 早急と早速は「ソウキュウ」「ソウソク」にすべし

早を「サッ」と読むのはこの二つしかない

  • 本望、所望は「ホンボウ」「ショボウ」にすべし
  • 伝言遺言は「デンゲン」「イゲン」にすべし
  • 卑下、乱高下は「ヒカ」「ランコウカ」にすべし
  • 面目は「メンモク」にすべし
  • 執念、執着は「シツネン」「シッチャク」にすべし

以上、早急に取りまとめておくように

2024-05-21

anond:20240521152726

私が死んだら私の訴訟を承継しろ、取り下げは認めない、裁判に勝訴しなければ遺産もなしだ

遺言に書く

死にそうになったら、日弁連裁判所と保険会社を訴えとく

2024-05-16

男性同士の互助なんて地元に帰ったらなんぼでもあるよ

https://anond.hatelabo.jp/20240516080701

地元との関係がうまくいっていないはてなユーザーが知らないだけ

そんなんなんぼでもある

小学校からの付き合いの腐れ縁

今でも2週間に1回ぐらい飲みに行く独り身のおっさんから

55を過ぎたあたりから飲みにいくたび

「おれが死んだら〇〇をしておいてくれ」って毎回言われて

独り身のおっさんは酒ばっかり飲んでるから

当然のように早死にして

しゃあないかおっさんの遠縁の親戚に連絡したり

家の掃除してエロ本捨てたり

場合によっては遺言先祖代々の小さな土地相続して

相続したはいいけど使いもんにならんし売れん」

「固定遺産税ばっかりかかるから市にでも寄付したいわ」

って悲しそうに笑う年金生活者のおっさん

なんぼでもおるよ

うちの親父もそうだし親戚にもなんぼでもおる

たぶんおれもそうなる

こんど実家帰ったとき親に聞いてみ

2024-05-08

anond:20240507134700

ありが㌧

ミニ四駆で笑ってしまった。いやでもそう言うもんなんすかね。

遺言介護離職だめ絶対

2024-04-26

anond:20240425201005

それが遺言という事か

まあ負け犬らしくて良いと思うよ

2024-04-24

ワイ自転車・車「交差点に他の車両がおるで。一時停止するやで」

ワイ自転車・車「止まってくれてありがとう。発進するで」

ワイ自転車・車「おいおい、停止するんちゃうかい

ワイ自転車・車「あ、やっぱり止まった。ほなら進ませて貰うで」

 

大☆☆激☆☆突☆☆

 

ヘルメットがなければ即死だった。ヘルメットのおかげで救急車が到着するまで生きられたで。

みんなも自転車に乗る時はヘルメットをつけよう。遺言を残す時間くらいは作ってくれるで。

ほならまた来世で。次は資産家の家の猫に産まれ代わりたいな。

2024-04-16

日記タイトル

誰が読むのだ、こんな手記は。

まったく誰の得にもならないことだ。

これを読んているのは、不幸にも偶然にもここに辿り着いてしまった人かーーよほどインターネット文字を読むのが好きな変人かーーくらいだろう。

俺はここに、そんな誰が読むかも知れぬ場所に、"遺言"を書き留めておくことにした。

別に遺産だとか私物の分与だとか、そんなことではなく。

俺が傷つけ続け、俺が痛めつけ、挙句俺が捨てた、

【俺自身】に対する"遺書"だ。

この書き出しだけで痛い奴だカッコつけだ、文才も無さそうなパンピーエッセイストぶりやがって、と怒りが湧いてきた人は今すぐブラウザを閉じ、元いた場所に戻るんだ。

そうでない奇特な人はーーーしばらく俺の話につきあってくれ。

恥ずかしい話てはあるのだが、何度か"ボヤ"を起こしたことがある。

その度に、自分が属している(と思い込んでる、思い込んでいた)界隈での肩身が狭くなっていって。

だいたい人生3回目?くらいのボヤをやらかしたあたりで、(自分の実生活の変化も重なって)

X含むインターネット上での(あるいは、インターネットが主になるような)交流に対して、それまで約十年程自分の中にあった執着や自己顕示欲承認欲求が、急速に消えていくのを感じた。

それまでは誰がどんなポストをしていて

エアリプと思しきポストには全力で内容の特定を急ぎ

俺の知らないところで何を言われているのかと怯え

俺の知らないところで楽しそうなことをしている奴らに僻み嫉妬

気に入らないことがあればお気持ちポストを垂れ流し

ブロックされていると判れば別垢から直近直後のポスト確認反省会こそすれどその内容はまったく活かさず

インターネットの海を泳ぎながら傷ついたり傷つけたり

そんなような日々だった。

しかしいまは、その総てがどうでもいい。

いや、全く総てがどうでもよく、あらゆる評価ふいにするとは言えないが――

オブラートに書かれた文字と、オブラートの中にある真意を覗うことに、酷く疲れてしまった。

……というこの心境に対し、浮かんだ仮説がひとつ

俺の自他境界は、俺と【俺が観測可能世界の総て】だったのでは無いだろうか……

俺が属さな世界のことは総て無関心だが、

俺が属する世界の総ては俺に関係があり、

監視管理する必要がある……と

当時は本気で思っていたのだ。

から友人や恋人が俺の知らないうちに旅行に行けば怒り狂い

俺の知らないうちに会合していれば呼ばれてないんだがと嘆き悲しみ

俺が顔を出したイベントに関するポストが少なければその日居た筈の人を心中で責めていたのではなかろうか。

いやはや、なんと傲慢不遜なことだろう。

自分がまるで世界の王であるかのような、そんな視座でインターネットを見ていたのだ。

これを「インターネットが下手」と言わずして何とするか。

しかし、いまこの視座を自覚した俺は、こんなところを見ているお前に言いたいことがある。

お前もインターネット、やめないか

なんか某配信ゲームの曲みたいな言い方になってしまった

ーーそれに、お前がインターネットに疲れていないのなら……それはそれで別に良いのだーーが。

まあなんだ、言いたいことを言うのにえらく遠回りしてしまったが。

俺は一足先にインターネットをやめる。

あいや、完全にはやめないんだ、ただ少し、距離を置く。

喩えるなら、鉄骨を渡る者たちを別室で眺めているような距離感だ。

これもこれでずいぶん傲慢物言いであることは自覚しているが、しっくりくる喩えがこれしかなかったのだ。許してくれ。

それにしても。

もし、お前たちにも、いつかインターネットをやめる日が来たのなら。

青白いライトを放つスクリーンを眺める目の端に、

桜の色が。

新芽の緑が。

落葉の朱が。

木枯らし白と黒が。

お前の目の端に一瞬でも過ったのなら。

そのときは、俺とどこかですれ違おう。

それじゃあな。

スクリーンの向こうに憧れ、

インターネット有名人になろうとした

馬鹿陰キャの成れの果ての手記】

2024-04-15

anond:20240415204419

上腕二頭筋・胸筋の隆起と誰でも履けるスカートの組み合わせですらちぐはぐに見えて

一般的な男にはウケない見た目になったけどもう後悔はしていないぜ

体鍛えると楽しいよ(遺言

2024-04-02

anond:20240402101759

横だけど、養うというか、親のご機嫌を損ねると、その資産相続する時に不利な遺言を残されそう、とか?

2024-03-24

今更気づいたけど、ダイイングメッセージって

残す余裕あるか?

 

まず命でしょ?

次に遺言でしょ?

犯人とかどうでもよくね?

 

あるとしたらあれか

救急車呼んで、1,2分くらい意識ある状態でとかかな

2024-03-14

性格悪くてもいい、くっそ最高の気分

いとこ、ばあちゃんに買ってもらった品川億ションに住んでんだけど

ばあちゃんがお前のほうがよく会いに来てくれたからあのマンションお前にあげるねって遺言残してくれてて草

ばあちゃん、もともと俺じゃなくていとこをひいきしてたけど叔父さん(いとこの父)がばあちゃん会社継いだから当たり前だと思ってたんだよ 近くに住んでるし

うちの方はそんなに金なかったからいとこはずっと俺のことバカにしてたのよ

最高の気分だわ 今から家探し頑張って欲しいww叔父さんが会社ダメにしたから今はうちのほうがというか俺にすら収入負けてるしww

マジで嬉しすぎて大学受かった時よりテンション上がってる

2024-03-11

君たちはどう生きるか」を理解できないと言ってる人は逆に他のジブリ理解できてるのか?

君たちはどう生きるか」なんて変にうがった見方※(後述)をしなけりゃ普通の「行きて帰りし物語」でしないよね?

戦争が若干ノイズになってるけど、基本骨子は「はてしない物語」や「黄泉平坂(古事記)」と同じだって気づけば、どういう物語として見ればいいかは明白じゃない?

これが複雑に見える人って他のジブリ映画もアレコレ考えまくって見方を見失ってない?

もののけ姫」や「平成狸合戦ぽんぽこだって物語の大筋自体冒険譚だからね?

その冒険譚の中で自然人間対立について問を投げかけてはいるけど、それと物語自体は別のレイヤーにあるものであって、ごたまぜに混線させて考えるようなものじゃないけど大丈夫か?

ナウシカ」が人類の愚かさと滅びと愚行権を描いていようが、映画ストーリー自体は優しくて勇敢な姫様のおかげで世界は救われましためでたしめでたし以上でも以下でもないぞ?

人伝に聞いた高尚な見方意識しすぎて、最初の1回目は素直に物語を受け止めようって気持ちがなくなってんじゃないの?

しかにまあ「コクリコ坂」だの「思い出のマーニー」なんかは全体として退屈で、あまりに暇だから一周目からその奥にあるモチーフ探しが始まったりしてもおかしくなかったが、君生きは序盤ちょっとスローなだけで中盤以降はストーリーにだけ集中しても全然楽しめるぐらいの映画だったろ?

なーんか変な見方する癖がつきすぎてるんじゃないの皆?

鳥の羽ばたきの作画がヤベーとか、木材バラバラカットが全部手書きとか狂ってるとか、そういうのを単純に楽しんでりゃいいだけなのに、宮崎駿遺言探しでもやってたんか?

そんなのは金曜ロードショーに来た時にでもツイッターでやってりゃいいんだよ。

一回目は普通アニメとして楽しめっての。



※変にうがった見方の例「塔はスタジオジブリ」「インコジブリアニメーター」「インコ大王は例の映画監督」「ばあやは宮崎駿師匠世代アニメーター」「鳥は鈴木

2024-03-07

小父の家売却顛末記 - 全ては良い不動産屋に出会えるか-

梅宮アンナさんが梅宮辰夫さんの別宅を売却した話を読んでいて書きたくなったので書く。

ワイは田舎限界集落の看取り人を自覚しながら、もうすぐ消滅自治体になると予言されている山奥で暮らしている。しかし、父の弟、つまり叔父地元を出て外で暮らしていた。

中堅企業なれど、ニッチ特殊プラントを作れる唯一の会社で、そこのエンジニアとして働いており、最後は三代目社長ボンボンぼんくら)を支えるNo2として技術の面から支えていて、結構な金を稼いでいたようだ。

田舎農家を継いだお人好しの兄貴……つまりワイの父がトラクターが壊れたと修理していたら、突然新品の35馬力の巨大なトラクターを手配してくるような豪快な人だった。

ところが、役員定年を迎えた翌年、ものが旨くたべられないと病院受診したら進行した食道癌がみつかり、一応手術をしたもののあれよあれよという間に死んでしまった。小父は独身でもちろん子どもはおらず。内縁奥さんといっていいぐらい長い間お付き合いをしていた女性がいたらしいのだが、ずいぶんと年が離れていたためか、籍は入れなかったようだ。

そして残ったのが叔父資産である。その最大の資産は、会社がある地方都市結構いいところにある広い家であった。

家との遭遇

ワイと父は一度も小父の家に行ったことが無かった。いつも小父は呼ぶより帰って来たがったし、当時はまだ祖母がまだ生きていたので。

さらに、小父の最後は、ワイらが住んでいる家の近くのがんセンター引っ越してきていて、そこのホスピスに転院すると言う話をしている間に亡くなった、ということもある。

そこで小父は「中身は全部捨てて空にしてくれ」「空にしたらあとは好きにしてくれ」と遺言を託していた。

で、行ってみたところ、びっくり。そこは結構な高級住宅が並ぶ一帯だった。庭は狭かったが、駐車場は3台楽々止められる広さがある日本家屋建物自体はかなり立派。

小父はこれを中古で買ったらしく、築40年ちかくたっていたが、最低限のメンテナンスは行われていて、雨漏りしているとか致命的なことは無さそうではあった。

家終い

中は、絵に描いたような男の一人暮らしで、ゴミの山とかはなかったものの、物だらけ。小父の趣味のものがあちこちに詰め込まれている状態だった。

まずはこれを処分。それだけで一年近くかかった。全部捨てろとのことだったが、それもなんか心苦しくて、形見分けに欲しがる人に渡す、古物屋に売る、などをやっていた。

そうしながら、親父の兄弟で話し合いをもったところ、兄弟の家から結構離れていることもあって、売却する方向で話を進めること担った。

当初、飛び込みでそこらの不動産会社などに相談していたのだが、いずれも「上物には価値がない。値段は土地だけ」と言われた。まぁそんなものなのかなと思う一方で、なんかもったいない気もしていた。

そうして片付けに通っている間に、近所の方ともなんとなく挨拶するようになって、お土産を交換するぐらいに仲良くなってきていた。

そこで、最終的には維持できないので、売るつもりではいるんです、と言う話をしたところ、なんと、その方が別の不動産会社を紹介するので、そこと相談してみないか?とおっしゃってくれた。

そして売却へ

そうして、別の不動産会社の方と面会すること担ったのだが、その方は一通り家を見て、図面を見たあと、今までの業者全然別の事を言い出す。

そのため

の4つとなった。当然最後にいくほどこちらの取り分は大きくなるが、必要な金とリスクが大きくなる。また、不動産業者は利益関係から最初コースにするなら不動産会社が買うと行っていた。

が、小父は現金でもかなりの遺産を残してくれていたので、祖母相続した分でも相当な金額になっていた。それを定期預金に預けるよりは、と言うことで、4番目のコースで行くことにした。

これが大正解結論から言うと、リノベの改装が直後に複数の買い手がついた。不動産会社が「最終的にこれぐらいの価格であれば確実に売れると思います」としていた価格よりも500万円ぐらいは高く売れた。

そしてその後

祖母兄弟それからワイが入って相談し、売却した不動産お金は、最後まで小父を支えててくれていた内縁の妻と折半し(売却のためのリノベ費用こちら持ち)贈与することにした。

他にも金融資産を中心にしっかりと金はあったのだが、女性は受け取れないと受け取ってくださらなかった。

ただ、どうも小父とお付き合いをしていたために婚期を逃したようなところがあることから、家を売却したお金からと改めてお手紙を書いて、お願いして受け取ってもらった。

また、その時にお世話になった不動産屋さんは、ただ不動産を売却するのではなく、古い家をリノベして高付加価値化して売ったり、貸し出したりすることを得意にしている開発型の不動産屋さんで、そのノウハウを使って地方空き家問題にも取り組まれているところだった。

そこで、ワイは今、そのノウハウをいただいて、小父さんの遺産を元手に、地元空き家をリノベして活用する事業を進めている。

2024-03-06

アラサー、両親が離婚したせいで精神を病む

去年の暮れに、両親が離婚した。

薄々そうなる気はしていた。二人の間には会話もなかったし、一緒に何かをするという事が絶えて久しかった。

だけど、今か、と思った。

わたしパートナー暮らし始めて、三カ月が過ぎた頃だった。

その年に始めた仕事軌道に乗り、うつ病治療も安定し、ここ最近では一番、元気だった。

その日は、月に一度の実家に帰る日だった。誰もいない実家の、自分の部屋に入って、デスクの上に、それはあった。

わたしと弟に宛てた、母から手紙だった。

「お母さんとお父さんは、離婚しました。お母さんには、支えたい人が別にいるからです」

口で言えよこの野郎、と思った。言葉の代わりに、涙が溢れだした。

脳みそパニックを起こしている気がした。書いてある文字がちっとも理解できなくて、頭に入ってこなくて、全部水滴になって落ちていった。

まり母は、男を作って出ていったのである



母のことは、よくわからないなりに、大好きだったと思う。

小さい頃からちょっとそりが合わなくて、よく反抗した。よく怒られた。よく泣かせた。

同族嫌悪、と言えばいいのだろうか。近すぎるから、同じだから気持ち悪くて、心地よかった。

長らく、母とは共通話題がなかった。

わたしはどちらかというと感性は父に似ており、本を読んだりゲームをしたり、小説を書くのが好きだった。

母は、街を歩くのが好きだった。手芸をするのが好きだった。お菓子作りが好きだった。

どれもこれも、子育てのために我慢していたから、私は彼女のことを「無趣味のひと」だと思っていた。ずっと。

そんな母が、ふらりと一人で出かけるようになったのはいつのことだったろうか。

増えた白髪茶色に染め、ほうれい線に化粧を乗せ、元気に家を飛び出す背中を見送るようになって、どれくらいが過ぎただろうか。

そんな母と化粧の話をするのは楽しかった。服の話をするのは嬉しかった。やっとすきなものの話ができる。これからたくさんしていける。ずっとずっと、そう信じていたのに。

母は、家を出ていった。

わたしたちを、わたしを、置いて。



年末年始は、母のいない実家で過ごした。

飲む薬が一気に増えたし、涙が止まらないせいで仕事にも行けなくなったけど、元気だった。

わたしには、父が、弟が、パートナーがいる。結婚だってしたいし、子供だってほしい。来年ウルトラマンが楽しみでたまらなくて、予定はヒーローショーで一杯だった。

二月に入って、調子が悪くなってきた。

微熱が下がらない。検査をしても異常なし。横になる時間が増える。

頭がぼーっとして動かない。薬を変えたからだろうか。本が読めなくなる。

胃が鈍く痛い。食欲もない。下痢の日が続く。水は飲まなきゃ。

イライラする。他人といるのが苦痛。相槌さえうてない。パートナー申し訳ないな。

最後小説書いたのはいつだろう。母はあの手紙で私に「書け」と言った。だから書き続けないといけないのに。あれは遺言だ。遺言は守らなきゃ。守らなきゃ。

吐きそう。

三月になって、実家に泊まることになった。二月はしんどくてそんな余裕がなかったから、年始ぶりに父に会うのは楽しみだった。

父は飲み会ということで、一人で夕飯をなんとかしないといけなかった。誰もいない家に人でいるのも何だか寂しくて、せっかくだしマックでも食べようかな。そう思って私は、近所を散歩することにした。

やめときゃ、よかったのに。

店を見た瞬間、涙が出てきた。

そうだ。ここは、母とよく行ったスーパーで、母によくナゲットを買ってもらったマックだ。

この場所は、あまりにも、母との日常が、近かった。

わたしは立ちすくむ。両腕で自分を抱きしめる。気を抜くと口から何かが飛び出しそうで、自然口呼吸になった。

子連れわたしの横を通っていった。母と娘だった。わたしは目が離せなかった。

釣られるように、わたしも店に入る。座席に座って、ネットオーダーをする。

天井はうすぼんやりと白く、わたしを見下ろしていた。

涙が止まらない。子供の甲高い声が頭に突き刺さって、気分が悪かった。

ハンバーガーの味は分からなかった。胃からせりあがってくる何かに蓋をするみたいに食べた。泣きながら食べた。

そして、逃げるみたいに実家に戻った。

新居に戻れば、よかったのに。

わたしはベッドに倒れこんで、おかあさん、おかあさんと泣いた。

もうおかあさんと化粧品を買いに行くこともないんだろうな。

もうおかあさんと並んで料理をすることもないんだろうな。

もうおかあさんとテレビを見て笑い合うこともないんだろうな。

もうおかあさんに、抱きしめてもらうこともないんだろうな。

助けて、が溢れ出してきた。誰かに話を聞いてほしかった。

だけど、これから帰ってくる父にも、遠方に住む弟にも、仕事中のパートナーにも、誰にも、メッセージを送ることはできなかった。

ひとりで、眠りに落ちるまで、泣いた。



翌朝、腫れぼったいまぶたをこすりながら、父におはようと言った。父はわたしを見て何も言わなかった。だからわたしも、何も言えなかった。

あいかわらず体調は最悪で、熱っぽかったし、腹痛もあった。頭の中は真っ白で、身体ふわふわとしていた。吐き気けが鮮明だった。

朝の薬を用意して、勢いよく飲んだ。喉に引っかかった「SOS」の言葉と一緒に。

2024-02-29

じゃあ俺だってめちゃくちゃ面白い本をみんなに薦めたいじゃん

20代のうちにこれ読んどけ」とか「本を読んでない俺が薦める本」とか、そんなの見てたら俺も本紹介したくなったからするわ。

桶川ストーカー殺人事件遺言清水潔

1999年埼玉県で発生した桶川ストーカー殺人事件を追った週刊誌記者ルポルタージュ事件事件だけにこういう言い方は不適切かもしれないが本当にとんでもなく面白い。こんな酷いことができる人間が本当に存在するのか、警察はここまで人間の命を軽んじるのか、マスコミ面白おかし報道できれば事実なんてどうでもいいのか……、とにかく最初から最後までずっと衝撃を受けっぱなし。この世界の見え方がぐわんぐわんと歪み、最終的に気持ち悪くなってくるほどの恐怖や憤りを覚えた。また、文庫あとがきにも言葉を失った。打ちのめされる読書体験がしたい人は読むべき。

LIFE 人間が知らない生き方麻生羽呂

人間って生き方下手すぎるだろ、ちょっと動物見習ってみろよ」みたいな本。半分漫画、半分解説文で猛烈に読みやすいから気軽に何度も読み返すうちに大好きになっていた。゛「生存戦略」がテーマビジネス書”と紹介されているが、バリバリビジネスマンから完全なる無職まで、老若男女誰もが普遍的に楽しめて勇気づけられる内容になっているのがすごい。

『私の嫌いな10の人びと』中島義道

世の中なんてクソくらえ、と思っている人にはこれを読んでほしい。世の中には「世の中なんてクソくらえ」と思っている人が割と大勢いて、その中でも哲学者中島義道はかなりクソくらえパワーが強い人間中島が嫌いなのは「常に感謝気持ちをわすれない人」や「自分仕事に誇りを持っている人」、「けじめを大切にする人」など。普通だったら良いこととされる考え方の中にある欺瞞や建前を丁寧にあぶりだしてすさまじく罵倒する。「わが人生に悔いはないと思っている人」に対して「ああ、そう思いたければそう思いなさい!そう思って、さっさと死んでいくがいい!」とブチギレまくっている。中学生の頃にこの本を読んで価値観根底からひっくり返されるような衝撃をうけた。

ナポレオン狂』阿刀田高

はいきました、直木賞作品小説には゛奇妙な味”という、まあ今ではほとんど死語になりつつあるジャンル?があって、阿刀田高はその名手。なんとも後味の苦いブラックユーモア満載の短編が13話入っているのだけれど、文章オチのキレがすごい。ありふれた日常風景から導入して途中に「おや?」と思い、その違和感がいつの間にかとんでもない事態になっている。やっぱり短編小説は読みやすいよね。作品世界に慣れて没入し始めた時に終わってしまうので物足りないこともあるけれど、これはどの作品も大体最後破局的な結末でスパっと終わるので読後感が爽やか。

宇宙人出会う前に読む本』高水裕一

めっちゃふざけたタイトルだが、中身はめっちゃ理系マジで想像以上に理系文系の私にはさっぱりわかりませんし、もはや何が書いてあったのかすら全然覚えておりません!しかし何というか、宇宙人出会った時に恥をかかないためにはどういう教養を身に着けどんな会話をすればよいのか、その会話の先に何が待ち受けているのか。そんな考えたこともないようなシチュエーション解説してくれる宇宙会話ハウツー本として不思議な魅力がある。講談社ブルーバックスという自然科学科学技術系の新書シリーズの中の一冊。

マノン・レスコー』プレヴォ

光文社古典新訳文庫。その名の通り『カラマーゾフの兄弟』とか『方丈記』とか古今東西古典的名著を、今生きている言葉でとても読みやす出版してる神シリーズがあり、その中から出会った一冊。一言でいえば若い男女が愛の炎に燃え駆け落ちする話、なのだがとにかくエネルギーがすさまじい。ああ、お互いのことが好きで好きで堪らないけどとにかく金がないから親から金借ります、その金使っちゃったので友人騙して金借ります、だめだ金足りないか詐欺します、どうやら彼女浮気してるぞこのビッチめ、ごめんやっぱり愛してるよチュッチュ♡、そうこうしてるうちにまた金なくなったか人殺します……、最初から最後までやりたい放題でものすごい疾走感、最高に面白い。驚くのはこれが300年前の小説だということ。

アタゴオルますむら・ひろし

小学生の頃図書館で読んで不思議気持ちになった漫画。猫と人間が同じことをしゃべる世界で、性格が終わってるデブヒデヨシとその友達テンプラパンツたちの日常の話。最近久しぶりに読み返しているがヤバい、毎回最後コマで泣きそうになる。降る雪の上を歩ける靴を履いて「ほんとうに・・・粉雪は冬の散歩身だね」って……(´;ω;`)別に感動的な話ってわけでは全くないんだけれど美しくて。余韻って言葉はこの漫画のためにあるんじゃないのかってくらい、毎話余韻がすごすぎる。

ものぐさ精神分析岸田秀

無人島に一冊だけ持っていくとしたらこの本を選ぶ。40年近く前の本だが、この本はそれだけ長い間日本全国津々浦々、大都会本屋で、片田舎図書館で、おじいちゃんちの本棚で、様々な人にひっそりとけれど強烈に衝撃を与えてきた名著。「ものぐさ精神分析が本当に面白くて」みたいな話を、全く別々の3人からいたことがある。日本人について、歴史について、性について、すさまじい筆力でぐいぐいと独自理論が展開されていく気持ちよさ。今読み直してもその理論社会ピタッと当てはまってしまうような鋭さ。今後もずっと読み続ける一冊。

2024-02-08

anond:20240208083943

>何と言うか、自殺した人の遺言無視して炎上を続けるノリには加われねーけど

イタコ芸を続ける意図もノリもわからない

スピリチュアルな人じゃなきゃ下記が理解出来ないんでしょうね

 

スシロー皿ペロやバイトテロに対する批判がそうだったように、別に代理戦争してるわけじゃなくて、各々が各個人の考えや感情表現してるだけですよ
> 該当の人物炎上するだけのことはしたし、日テレバカ放置してれば忘れるの方針(謝ったら負け)でいくわけでなきゃSNS運用チームと連携取らなかったのフツーに悪手だったと思います 

 

> 世の中の大半の人は、脚本ドラマという成果物製作過程の良い悪いの話は問題にしておらず、
> インスタでの脚本家のスシロー皿ペロ並みの奇行について意見感情を述べているだけだから
増田はそれがどうしても理解できない、もしくは、世の中よくしたいパッションで溢れていて無視しがちなんだよな

 

> 今、かわいそうランキングの話をしていません😅

 

>パルワールド登場の時にも思ったけどさ、任天堂ポケモン概念を独占してる

著作権法という概念コピー大国へ行けばいいのでは?

 

あと、下記みたいに書いてますけど、べつに任天堂はパルワールド訴えてませんよ

明らかに模造ですけどね

>少し拡張して外部に分け与えれば、多様性がでてより豊かになれる

 

パルは倫理問題はともかく、これがみんなが本当にやりたかったポケモンではあるよなぁと思いました

Microsoftとか乗り出してきてきゃっきゃする前に買収しちゃえばよかったのにって思いちゃいましたが、

まぁそう軽率には動けないよね、現実的には

anond:20240208045945

何と言うか、自殺した人の遺言無視して炎上を続けるノリには加われねーけど

業界全体の仕組みの壊れてる部分があるのなら、バグを直して次の犠牲者を出さないのは有益だとは思う

その上で考察すると、弱肉強食世界観は、いまのアップデートされたモラル感覚に合わないんじゃないか? って

パルワールド登場の時にも思ったけどさ、任天堂ポケモン概念を独占してるより、少し拡張して外部に分け与えれば、多様性がでてより豊かになれると実感した

2024-02-01

anond:20240201230848

攻撃するつもりはなかったって遺言無視して、日テレ謝罪文にさえ発火してるもんな。

賭けてもいいけど99.99%超の人間が、あの謝罪文をあれ以上マシに書き換える日本語能力はねえよ。

2024-01-13

遺言】生きてればいいことがある→あるけどそれで解決にはならない

もうすぐ死ぬので思い切って書く。14歳くらいに初めて自殺未遂をして、「生きてればいいことある」的なことを言われたので頑張って生きてみたら余計に状況が悪化してどうにもならなくなった。今は26歳になるが正直身も心もズタボロ。

ニートして生きながらえようにも、両親がワーホリでかつ「労働はご褒美」とか言うタイプ人間なのでおそらくそれもできない。

自殺を延期してからずっと酷い目に遭った。コロナ禍が就活の時期と被って新卒でやりたかった仕事に就けず、適当仕事でなんとか食いつなぎながらやっとやりたい仕事に就いたと思ったら半年ちょいで部門縮小して、全く関係のないパチンコの裏方の仕事させられてろくに残業手当ももらえなかったり、頑張ってもう一度転職したら実態コールセンターへの派遣のために人を騙して集めるタイプ会社に入っちゃって、電力会社と誤解させてエコキュート売る仕事に就かされたり。合間合間にいいことはあったっちゃあったよ。でもしんどいことが矢のように降り注いで、その中で飴玉1個拾えたくらいのレベル

生きるにあたって必要センスがなさすぎるのはあるとして、自殺10年以上延期した結果コレだから涙出てくるよね。

正直もう立ち上がる気力もないんで、前に下見した場所で決行。死後の世界がどうとかどうでもいい。この人生でやっていける気がしないし、やっていきたくない。てか人間やめたい!来世は植物一択で。

これを見てて同じく死にたい奴ら!延期・中止は個人意志からそれに関してどうこう言うつもりはないが、いいことはあったとして死にたい理由解決しないことは多々あるし、正直それが普通っぽい!人の言うことを真に受けて、人生をより台無しにするのだけは避けような!少なくとも俺みたいにはなるな。 

じゃ、そういうことで。マジで疲れた

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