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はてなキーワード: 広報とは

2016-03-17

スタートアップ男子生活

朝起きると隣で同じシェアハウスに住んでる男子女子が酔いつぶれていたのよそ目に、シャワーを浴びる。

朝飯は大都会東京の空を眺めながらサードウェーブコーヒーパクチーサラダグラノーラ定番だ。

リュックmacをぶっこんで、iPhoneオキニ音楽を流したなら準備OK。ピストに跨がり渋谷の街を疾走。もちろんノーブレーキだぜ?

出社。とりあえずFacebookTwitterのチェックで午前中を終わらせる。

昼はおフェロ広報カフェランチInstagramでメシを撮るのはマスト

午後からは終日ブレストMTGスタートアップにはこれが欠かせない。

pm20:00、会食へ。投資家事業家たちとクラフトビール乾杯。帰りはピストに乗るわけには行かないからウーバーで帰宅

ここから、やっと充実した独りの時間が始まる。

スタートアップは忙しい。

求められる障害者像ってどんなの? part2

阿倍野ハローワークインターネットサービスで閲覧出来る職業は以下の通り。

詳細は伏せていますが、ハロワに行けば、これよりももう少しマシな案件が見られる。

webSANAと比べても格差ありすぎだろう!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

NO 職種

1 指導

2 (障)事務職

3 (障)システムツールの開発 保守業務

4 (障)あんマッサージ指圧

5 (障)鍼灸あん指圧マッサージ師・柔道整復師

6 (障)土木設計技術者

7 (障)機械警備巡回パトロール

8 (障)一般事務関西営業部

9 (障)正看護師訪問看護

10 (障)サービス管理責任者職業指導員・生活支援員

11 (障)理容師コーナン中もず店)

12 (障)美容師中百舌鳥町

13 ITエンジニア・WEBプログラマー大阪

14 (障)一般事務

15 (障)看護師准看護師

16 (障)通販サイト運営企画   スタッフ

17 (障)WEBエンジニア

18 (障)SE/プログラマー

19 (障)サーバ運用監視

20 (障)<大日店舗スタッフ社員

21 (障)<グランフロント大阪店舗スタッフ契約社員

22 (障)<グランフロント大阪店舗スタッフ社員

23 (障)<伊丹昆陽店>店舗スタッフ社員

24 (障)<大日店舗スタッフ契約社員

25 (障)アソシエイト事務):大阪

26 障)建築設計技術者

27 (障)はり師きゅう師あんマッサージ

28 (障)高齢者マンション住込み管理人平野区

29 (障)高齢者マンション住込み管理人淀川区

30 (障)放課後デイサービススタッフ児童指導員)

31 (障)あんマッサージ指圧師「天王寺区」(住込可)

32 (障)機能訓練指導員(デイサービススタッフ)住込可平野区

33 放課後デイサービススタッフ音楽療法士

34 (障)高齢者マンションスタッフ平野区

35 (障)庶務

36 (障)一般事務

37 (障)一般事務員

38 (障)あんマッサージ

39 (障)あんマッサージ

40 (障)インテリアデザイナー職(大阪市北区

41 障)一般事務東大阪市

42 (障)医療保険適用の在宅マッサージ

43 (障)あんマッサージ

44 (障)あんマッサージ師(茨木市

45 (障)コールセンター受付業務

46 (障)言語聴覚士

47 (障)店舗スタッフららぽーと和泉店)

48 (障)商品管理スタッフ大阪エリア1:契約社員

49 (障)商品管理スタッフTX(大阪エリア2:契約社員

50 (障)商品管理スタッフTX(大阪エリア3:契約社員

51 (障)一般事務契約チーム)

52 (障)訪問マッサージ

53 障)事務及び軽作業(総務・庶務業務全般

54 (障)販売職【セールスアシスト事業部 大阪支店

55 (障)人事アシスタント及び一般事務【人事・総務】大阪市内

56 (障)一般事務セールスアシスト事業部 行政事務G)大阪

57 (障)営業事務キャリアアドバイザースタッフ採用担当

58 (障)営業事務キャリアアドバイザースタッフ採用担当

59 (障)看護師病棟

60 (障)薬剤師

61 (障)医療事務

62 (障)理学療法士

63 (障)作業療法士

64 (障)看護師外来救急

65 障)営業事務

66 (障)広報業務

67 (障)一般事務セールスアシスト事業部 大阪支店

68 (障)販売職【セールスアシスト事業部大阪支店契約社員

69 (障)あんマッサージ師、柔道整復師

70 (障)サービスステーションスタッフ

71 (障)あんま・マッサージ指圧

72 (障)グラフィックデザイナー

73 (障)プログラマー

74 (障)空調部品製造スタッフ

75 (障)購買事務担当者大阪市中央区

76 (障)鍼灸師業務あんマッサージ指圧

77 (障)学校看護師住之江区

78 (障)医療保険適用の在宅マッサージ

79 (障・所在地データ入力

80 (障)事務職、他

81 (障)一般事務大阪市北区

82 (障)パソコンキッティング作業

83 (障)パソコン修理業

84 (障)巡回設備員補助(大阪市浪速区桜川

85 (障)あん摩マッサージ指圧師大阪

86 (障)庶務

87 (障)一般事務

88 (障)中学高校常勤講師国語

89 (障)看護業務高齢者専用賃貸マンション

90 (障)看護師平野区

91 (障)訪問看護

92 (障)システムエンジニア

93 (障)アプリケーション開発エンジニア経験者)

94 (障)組込エンジニア

95 (障)インフラエンジニア

96 (障)作業療法士

97 (障)あんま・マッサージ指圧

98 (障)鍼灸あんま・マッサージ

99 (障)販売スタッフ大阪エリア1:契約社員

100 (障)販売スタッフTX(大阪エリア2:契約社員

101 (障)販売スタッフTX(大阪エリア3:契約社員

102 (障)ECサイト運営

103 (障)社内インフラ管理一般事務補助含む)

104 (障)技術

105 (障)システムエンジニア関西事業所

106 (障)プログラマ-(web系)/関西事業所

107 (障)企画提案営業大阪ブランチオフィス天満

108 (障)人材コーディネーター/天満

109 (障)アドミニストレーター一般事務天満

110 (障)各種プログラマ

111 (障)一般事務(経理・総務・法務財務)の各部

112 (障)一般事務営業サポート

113 (障)鍼灸あん指圧マッサージ師・柔道整復師

114 (障)UNIX系サーバ設計・構築エンジニア

115 (障)データセンターにおけるオープンシステム系の運用SE

116 (障)オープン系SE(リーダ候補~リーダ経験者)

117 (障)一般事務

118 (障)あん摩マッサージ指圧師

119 (障)編集業務

120 (障)マッサージ師(守口市

121 (障)販売大阪地区

122 (障)販売大阪地区

123 (障)一般事務員

124 (障)建築技術者構造設計)/大阪市

125 (障)建築技術者意匠設計)/大阪市

126 (障)タクシー乗務員

127 (障)理学療法士

128 (障)作業療法士

129 (障)言語聴覚士

130 (障)人材コーディネーター/難波オフィス

131 (障)企画提案営業大阪オフィス

132 (障)企画提案営業難波オフィス

133 (障)アドミニストレーター一般事務大阪オフィス

134 (障)アドミニストレーター一般事務難波オフィス

135 (障)事務職大阪支店

136 (障)一般事務大阪市中央区

137 (障)一般事務吹田市

138 (障)整備工(オートバイ)/大阪府寝屋川市

139 (障)整備工(オートバイ)/大阪府大東市

140 (障)整備工(オートバイ)/大阪府和泉市

141 (障)整備工(オートバイ)/大阪市住之江区

142 (障)事務大阪

143 (障)人材コーディネーター/大阪オフィス

144 (障)パソコンを使って受注確定や配送手配・売掛金消込など

145 (障)パソコン設定や操作などについてのコールセンター業務

146 (障)住込み介護スタッフ平野区

147 (障)住込み介護スタッフ淀川区

148 (障)デイサービススタッフ平野区

149 (障)あんマッサージ指圧

150 (障)医療保険適用の在宅マッサージ

151 (障)一般事務

152 (障)看護助手

2016-03-12

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160310-00000575-san-soci

この痛ましい事件に対して、学校対応がずさんだったとか、担任仕事が雑だったということで、担任の氏名まで挙げて袋叩きにしているネット上の風潮が非常に残念だ。

もちろん、生徒が自殺に至ったことが悲劇であるのは疑う余地もないし、その原因が、担任不適切と言われる対応やそれに至らしめた学校の体質にあったことも事実だろうと思う。

ただ、担任教師学校を袋叩きにし、当該教師教育現場を離れたり、校長以下管理職がひたすら謝罪した上その地位を追われたり、学校単位で何かを変えようとしたところで、そのことにはほとんど何の効果もなく、またどこかの学校で同じような悲劇が起きるだけだということを警告したい。

これは日本教育現場全体が抱える問題なのだ

公立中学校というのは、民間ブラック企業も真っ青のブラック職場だ。

まず、授業とその準備や試験の採点、授業内外での生徒指導学校行事企画運営など教師としての本来仕事に所定の労働時間ほとんどが費やされる。

しか教師仕事はこれだけではない。

教師が担うべき本来仕事に加えて以下のような多種多様仕事をこなさなければならない。

など、企業ならそれぞれ専門の部署スタッフを置くような仕事教師が全てやっている。

おまけに、たまの休日に街を歩こうものなら子ども保護者に出くわし呼び止められ、とても気が休まらない。

想像してほしい。

例えばあなた食品メーカーに勤めているとする。あなた営業部に配属される。


しかあなた仕事はこれだけではない。

なども、通常業務の合間にこなさなければならない。

あなた営業部に配属されていながら、製品開発、社員教育評価消費者対応広報法務にいたるまで社内のほとんどすべての種類の仕事も割り当てられるのだ。

おまけに消費者あなた名前も顔も知っていて、街を歩けばあれこれと要望文句を聞かされる。

少し大げさな例えだが、公立中学校教師というのはこれほどに肉体的・精神的に激務なのだ

教育現場の話に戻る。

このような状況で過度の長時間労働常態化する一方で、自治体予算次第では残業代休日出勤手当も出ず、まるで多少謝礼の出るボランティアのようになっている。

組織士気が下がり、仕事の質が下がって当たり前の日本教育現場

結局、教育に割く予算を増やし、教師以外にも必要職員を適切に配置することで教師本来仕事に集中できるようにすること以外に根本的解決策はない。

街は多少汚くてもいいし、道路デコボコでもいい。あらゆる行政サービスもっと雑でいい。

しか教育だけは、コストをかけ過ぎるということがないのだ。

ぜひ、多少の不便に目をつぶってでも教育予算を回してほしいと、切に願う。

2016-03-07

キモオタによるフェミニズム概論

フェミニストからキモオタ死ねと言われ、私はもちろんキモオタであるから激昂してクソフェミ死ねと言い返しかけて、そこでふと気がついて困惑した。

フェミニズムとは何だろうか。

私はフェミニズム名前ぐらいしか知らない。しかし知らないものを知らないままにしておくことは、少なくとも私にとってキモオタしからぬ行為である。私は自分に自信をもってキモオタでありたい。クソフェミ死ねと罵られるキモオタであることに誇りを持ちたい。ならばフェミニズムについて知らなければならない。

しかフェミニズムについて知りたかったら何を読めばいいのか。これが意外と分からない。ロールズやセンを読めというのを見つけたので読んでみたが、やはりフェミニズムが分かった気になれない。

そこで手当たり次第に適当にフェミニズム書籍を読んでまとめみることにした結果が本稿である。決して十全ではないが、私同様、フェミニズムをよく知らないオタク諸姉諸兄にとって、フェミニズム理解の取っ掛かりになれば幸いである。

フェミニズムとは

フェミニズムは大きく三種類ある。ラディカル・フェミニズム(以下ラディフェミ)、リベラルフェミニズム(以下リベフェミ)、そしてマルクス主義フェミニズム(以下マルフェミ)であり、それぞれ理論の組み立ては全く異なる。以下順に見ていこう。

ラディカル・フェミニズム

現在のラディフェミ理論的支柱はキャサリン・マッキノンと言っていいだろう。「性の不平等の源はミソジニー(女嫌い)」であり、「ミソジニーの源は性的サディズムにある」(C.マッキノン,"フェミニズム表現の自由",1987,*1)。そして社会に溢れるポルノグラフィ(以下ポルノ)こそが「性差別主義者社会秩序の精髄であり、その本質をなす社会的行為」(*1)に他ならないと喝破する。この諸悪の根源ポルノであるという揺るぎない確信からポルノ法規制を推進する。

ポルノ性犯罪を誘発するという統計的証拠はあるのか。この批判に、しかしマッキノンは自覚的である。誘発するという調査もあり、無いという調査もあると率直に認める。従って彼女が起草した反ポルノ法は「被害をもたらすことが証明されうる物だけが告発できる」(C.マッキノン&A.ドウォーキン,"ポルノグラフィ性差別",1997,*2)。「証明されるべき被害は、強制行為、暴行脅迫、名誉毀損、性にもとづいて従属させる物の取引といった被害でなければなら」(*2)ず、不快に感じた、宗教上の信念を侵しているといった被害は認められない。被害者ではない第三者告発することも認められない。

ポルノには、ホモレズ二次元も、古典文学から芸術作品まで被害をもたらすことが証明される限り全て含まれる。自分が叩きやすゲームマンガだけを槍玉にあげて、自分が叩かれやすい文学や芸術から目を背けるチキンではない。殴るからには全て殴る。それがマッキノである

なお、田嶋陽子はラディフェミを名乗りドウォーキンへの共感を示しているが、ポルノ諸悪の根源とはせず、現実的政策としてはリベフェミに近い内容を述べているため注意されたい("愛という名の支配",1992)。

リベラルフェミニズム

J.ロールズの「公正としての正義」やA.センの「不平等の再検討」をその理論的土台とし、リベフェミは次の点を問題視する。「ジェンダーシステムは、その根を家族における性別役割にもち、事実上わたしたちの生活の隅々まで枝葉をはびこらせた、社会の基礎的構造のひとつ」(S.オーキン,"正義ジェンダー家族",1989,*3)であり、「女性男性重要差異が、家族内で現在おこなわれている性別分業によって作られる」(*3)。

夫婦がともに働いている姿を子供に見せることが教育上望ましいと考え、そして共働きにおいて妻にだけ家事育児押し付けられることは不平等であり、二人で平等に分担するべきであるとする。もし専業主婦なら、夫の稼ぎは夫婦二人で稼いだものとして両者で均等に等分すべきだとオーキンは言う。

このように家庭内賃金労働の不平等の解消によって性差別の無い社会が構築されるとする考えから、リベフェミ女性社会進出を推奨し、出産休暇や託児所の拡充、男性育児休暇取得を推進する。また「子どもたちがなりたい人間になる機会」(*3)を拡大するため――その機会を無知ゆえに狭めないために、性教育重要性を訴える。

なお、「男性を敵視し憎む分派は消滅するだろう」(B.フリーダン,"新しい女性創造",1965)が示すように、フェミニズム男性女性権力闘争化することに否定的立場をとる。

マルクス主義フェミニズム

出産を含む女性の家事育児は明白な労働行為である。にも関わらず男性社会はそれに一切の支払いをしてこなかった。ゆえに女性とは搾取されるプロレタリアートであり、その意味で男性とはブルジョワジーである女性の抑圧は、資本制と家父長制の構造上必然的に生じたものであると喝破し、資本制・家父長制の打倒を訴え、そしてこれが日本の伝統フェミニズムである

女性社会進出に関してはリベフェミの主張とほぼ同一だが、フェミニズムの主要な敵は男性であると断じ、マルフェミでは家事育児という労働に対する賃金の支払いを請求する(上野千鶴子,"家父長制と資本マルクス主義フェミニズムの地平",1990,*4)点で異なる。ただし誰に請求しているのか、また家父長制を崩壊させるために「資本制との新しい調停」を、というが、それが共産制かというとそれも曖昧で判然としない。

日本ではさらにそこに独自思想が入り交ざる。例えば男女混合名簿の推進は「日の丸君が代シンボルとする儀式を撃ちくずす」(河合真由美,"「男が先」を否定することでみえてくるもの――学校の中での性差別男女混合名簿",1991)から良いのだ等、目的が何なのか、いささか混沌としている向きも見受けられる。

その他のフェミニズムと補足

レズビアンフェミニズムブラックフェミニズムエコロジカルフェミニズムポストモダンフェミニズムなど多岐にわたる。マルクス主義フェミニズムの派生であるサイボーグフェミニズム(D.ハラウェイ,"サイボーグ宣言",1985)は読むとつまらないがネタとしては面白い。あとキワモノで言えばスピリチュアルフェミニズムとか。

補足1:クィア理論

同性愛者とフェミニスト関係は、従来男性権力社会に対する「敵の敵は味方」関係に過ぎなかった。そこで登場したのが「フェミニズムと、ジェンダーに関するゲイレズビアンの視点と、ポスト構造主義理論を、政治的ひとつに纏め」(J.バトラー,"ジェンダートラブル",1990)たクィア理論である。これにより統一戦線理論的に張ることが出来るようになった。

補足2:男性差別

リベフェミは広範な男性差別否定するが、アファーマティブ・アクションでの男性差別肯定する。ラディフェミ男性敵視の姿勢を持つが、しかしマッキノンは男性けが徴兵されることは男性差別だとして否定する。「平等とは、ジェンダーの違いではなく、ジェンダーヒエラルキーを問題にし、その根絶をめざすものである」(*1)からである。マルフェミはよくわからなかった。女性兵士に反対しているので、男性差別肯定されるのかもしれない。

フェミニズムが扱う問題

セクハラ家庭内暴力中絶女性兵士等色々あるが、本稿ではオタク、わけてもアニメオタク関係の深い「性の商品化」について取り上げる。

「性の商品化」の法規制

マッキノンは、猥褻として過去に規制された、まさに「性の商品化であるユリシーズ(J.ジョイス,1922)について「ポルノではない」と述べる(*2)。現実の被害が証明されていないからである。「性の商品化」は法規制の理由にならない。

リベフェミであるN.ストロッセンは「子供や妻への虐待強姦日常的な女性への屈辱行為などを正当化する内容が詳細に述べられている」書籍として聖書をあげ、「禁止されない安全思想などほとんど存在しない」("ポルノグラフィ防衛論",2000)とする。そして性教育がかつて猥褻として政府に規制された例を上げ、ポルノ禁止法は政府検閲に利用されると強く批判する。

一方、上野は「性の商品化」だとしてミスコン廃止を訴えるフェミニストについて、彼女らは「法的取り締まりを要求したわけではなく、受け手として「不愉快」だという意思表示権利行使であると言う。そして「性の商品化」は「メディアのなかでも、なんらかの基準がつくられる必要がある("「セクシュアリティ」の近代を超えて",新編日本フェミニズム6,2009)」とする。

ここから見えてくる点として、女性が「不愉快であることが問題なのだということが分かる。「性の商品化」とは何か、それに実害があるかは、おそらく最終的にはどうでもいいのである。さらに求めているのは自主規制であって法規制ではない。自主規制によって発言者は自ら口をつぐむのだから表現の自由は全く関係のない話である

不愉快」による法規制正統性

リベフェミであるマーサヌスバウム嫌悪感を根拠とした法規制を徹底して批判し、ゾーニング妥当性を論じるが("感情と法",2004)、マルフェミである永田えり子は「ポルノ市場が成立すれば、必然的ポルノ市場の外部に流出する。そして流出すると不快に感じる人がいる」("道徳フェミニスト宣言",1997)としてゾーニング効果がないと批判する。

ポルノは「人々に広く不快を甘受させているかもしれない。そして事実不快だという人がいる。ならば、それは公害である」。「性の商品化は多くの人々に対して、確実に何らかの不快や怒りを与えるはず」であるがゆえに規制されるべきだと主張する。

そのような不快感を根拠とした規制は恣意的運用がなされるという批判は当たらない。曖昧な法は他にもあるが、現に警察と司法は正しく運用しているかである。性道徳に根拠が無いという批判も当たらない。「根拠がないということがすなわち不当であるわけではな」く、それは「正しいから正しい」のである

なお、福島瑞穂非実在児童ポルノ規制は法的安定性が保証されないとして反対しており、この永田見解がマルフェミ共通見解でないことは述べておく。が、例えば児童ポルノ法規制に対して日本ユニセフ協会広報室長の中井裕真から司法は正しく運用してくれる旨の見解が述べられており(永山薫昼間たかし,"マンガ論争勃発2",2009)、これがフェミニストの通説でないことは明らかだが、一定存在する見解であるように思われる。

日本草の根フェミニズム

初期の日本フェミニズムには「反主知性主義」があり、「女性であれば(女性としての経験をもってさえいれば)誰でも女性学担い手になれること、専門的なジャーゴンや注の使用を避け」、「プロアマ距離をできるだけ近づけること」が目指されたと上野は述べている("女性学の制度化をめぐって",2001)。

こうした取り組みで女性が声をあげられる空気を作り出すことに成功したが、結果としてフェミニズムは「一人一派」と化した。筆者の私見に過ぎないが、これは同時にフェミニズムと「私」の区別を曖昧なままにしたのではないか。

「私」とフェミニズムが一体化しているとすれば、「私」が不愉快ならフェミニズム上も不公正に決まっている。それが従来のフェミニズム理論と矛盾していたり整合性が取れなくとも関係ない。「「オンナ対オトコ!」なんて言ってるフェミなんて、いないのになぁ」(北原みのり,"フェミの嫌われ方",2000)が示す通り、従来の理論について知識も興味もないフェミニストは珍しくない。知らなければ(当人の中で)矛盾はしない。

理論を欠いた思想は、しばしば信念や信仰へと還元されてしまいがちである」(*4)と上野は言う。そのような啓蒙主義者にとって「真理はつねに単純である。(中略)真理を受け容れることのできない人々は(中略)真理の力で救済することができなければ、力の論理で封じるほかはない」。そうして治安警察国家を招き寄せる人々は「反主知主義の闇の中に閉ざされる」。

これは実は上野によるリベフェミへの批判なのだが、筆者にはリベフェミではないところに突き刺さっているように思えてならない。

おわりに

このようにフェミニズム一言で言い表せるような概念ではもはやない。日本の初期フェミニズムはマルフェミが中心であったが、現代日本フェミニストは必ずしもそうではないだろう(例えば堀田碧は"「男女共同参画」と「日の丸フェミニズムの危うい関係"で一部の若いフェミニスト愛国心に苦言を呈している)。

最後になるが、フェミニズムはクソだという見解に私は全く同意しない。職場上司女性社員の尻を撫でることは強制わいせつ以外の何物でもないし、家庭内暴力夫婦喧嘩ではなく傷害である。どれだけ成果を上げようが性別を理由に賃金を低く抑え、出世コースから排除するといった制度の是正フェミニズムが尽力したことを、私は決してクソだとは思わない。

私がクソだと思うのは、……まぁ、書かなくても察してもらえるかと思う。

いささか長い増田になった。この程度の調査力でキモオタとかw という批判は甘んじて受けるしか無いが、とはいえもし誰かの理解の役に立ったのならそれに勝るものはない。

2016-02-21

無駄に忙しくなるから必要の無い活動をするなってのは確かにその通りだと思います

そして思うのが、必要なことをちゃんと広報しろよってこと。ウェブサイトもあるんだからそこを使えよと。

学童に入れるのに書類を持って行きましたが、

役「まだ受け付けてないんですよね」

僕「いつからですか?」

役「近日中です」

僕「それっていつですか?」

役「決まっていません。」

僕「決まったらWebに載りますか?」

役「その予定はありません」

そのあとは、こんな目にも遭った。

僕「書類持ってきました」

役「あー担当者居ないんですよね」

僕「受付は開始されていますよね」

役「それはそうなんですが、担当が居ないので~」

僕「それはそちらの都合ですよね。他に分かる人居ないんですか?」

役「えー、担当者居ないので」

僕「上席とかで分かる人居るでしょ」

役「えーあーまぁ」

上「なんでしょう?」

僕「書類持ってきました。受け付けてください」

上「分かりました。…(目を通している)…。では、受け取ります。」

数日後に

役「すいませんあの書類に不備があったのでまた来てください!」

僕も公務員だけれどさぁ、役所人間仕事はひどいって思うことは多いわ。

僕は役所の人じゃないので、そこの改善に何も出来ませんが…。

http://anond.hatelabo.jp/20160219234227

2016-02-20

http://anond.hatelabo.jp/20160220095356

http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20160220095356

shields-pikes 陰謀論乙。普通にPR活動の成果だろ。色々なメディア担当者に、こういう切り口で記事に出来るんじゃないですか、と打診してるだけ。あらゆる企業広報担当普通にやってることで、なにも怪しくもなんともない。

別にやってもいいけど

そういうのネット民は「ごり押し」と言って嫌うから覚えとくといいんじゃない

なんつーの?反論論点が違うっつーの?そんな感じだよ

2016-02-17

http://anond.hatelabo.jp/20160216223221

地方公共団体サークル活動として認められる利点はお金的な物だけじゃなくて、

練習会場を優先的に使えるようになるとか、区の広報誌に広告とか団員募集乗っけることができたりすることもあるね。

以外にプロオケじゃなくて、アマオケって練習会場の確保大変なんだよ…。

でもメリットだけじゃなくて、ちょっとダークな話。

その運営補助金が「収益」として認められる場合もある。

収益」として認められてしまうと、楽曲演奏する場合著作権料が跳ね上がってしま場合がある。

著作権料って、管理している団体にもよるんだけれど、大体の場合無償公演か有償公演でだいぶ値段が変わる。

収益」として認められてしまうと、有償公演扱いになってしまい結局支払わなきゃいけない額が大きくなることもある。

もちろん、扱う楽曲によるので何とも言えないんだけれど、ただ単に援助があればいいってもんじゃないってのは覚えておいていただけると嬉しい。

2016-02-15

隣の芝生は青い。

一昔前に流行ったエンジニアの主張を思い出します。

データベース構築よりひとつ上にある簡単な仕事ビジネスモデル設計を一度されてみたらどうでしょうか?不満はなくなるかもしれません。

そして、もう一つ上にある簡単なマネジメント層を目指されてはどうでしょうか?もしくは起業されてはどうでしょうか?

起業家を目指しましょう。すると、広く大きな世界が見えてきますよ。

偉い人のバックグラウンドも元は技術者だったかもしれませんし、

あなたも偉い人になると同じようになるかもしれません。

経営を舐めていますが、上がれば上がるほど重責であることが、ようやく分かります技術難易度だけでなく、お金の事を考えること、

リスク責任も考えること、社員集め、社員生活組織体制、教育モチベーション(人が増えれば管理必要経営者嫌いの社員もいます現代ダイバーシティ技術者以外の人間との共同が必要です)、法律倫理理念哲学組織風土文化,デザイン戦略戦術,スケジュールコアコンピタンス,

様々な文化の異なる周囲へのプレゼン説明、説得、

競合他者の事(技術ビジネスモデル両面から)、顧客の事や、市場を読む、未来を読む(感覚感情世界技術のように正解はない)

クレーム対応

時代は動いていますIT業界なら耳タコでしょうがドックイヤーですよね。技術はすぐに陳腐します。どうやって戦略たてますか?


事業の肝となるサービス価値の向上、

(既存仕事をただ機械におき直しただけのビジネスモデルは今の時代流行りませんよ。)

サービスを売り込む営業広報価値ゼロイチで発想するという事も考えていきましょう。

最近大衆(人々)はルサンチマン些細なことでキレやすガラスハートなので、一文字文字言葉にも気を付けてください。細部に気を付けてください。プチって死にますから

笑いもとってください。ビジュアルも良くしてください。皆のメンタルケアカウンセリングもしてください。みんなの将来を考えてください。人生の丸ごと責任をとってください。

その上責任者は何を言ってもみんなのサンドバックになってください。みんなのストレスも解消してください。

人災を考えましょう。自身の身の危険も考えてください。

大衆想像を超絶に絶する幼稚さです。

もっと関わる業界の事を知りましょう。世界を知りましょう。でないと会社はつぶれますよ。

スキル知識には、広さだけでなく深さはありますか?縦と横、ジャネラルかつスペシャルですか?2つのバランスを崩せば会社つぶれますよ。

他にも、未知の問題は山ほど降ってきますし、

零細と大組織では当然ですが課題も異なります。どちらも大変ですが、大組織も元は零細です。

誤字脱字チェックだけの上層部はいません。ファンタジーです。いたとしてもマクロ視野でチェックして、そこから判断します。

マクロになればなるほど複雑です。様々な人・モノ・金・情報死角はないでしょうか?

そして組織構成する各部署へ指示を考えます。次にどう動かなくてはいけないのか?組織が大きくなればこれだけで激務です。そしてもし

死角があれば、判断を謝り借金を抱えます

多くの資料に目を通しています。一日に読む書類の量、情報インプット量はどれぐらいでしょうか?

とまあ、

上記は、今思い付いただけなので、まだ半分ぐらいかもしれません。

こうした元増田投稿を信じた大衆が、憎っくき経営者!!!!!と毎日流行ってましたね。

人の仕事は見えないものですが、それが見えれば上手く立ち回れます事業の要であれば高給になっていきますよ。

http://anond.hatelabo.jp/20160214220715

2016-02-08

オレ達の箱物行政

地元文化ホールが建て替えることになったらしい。

なんでもコンペの結果、有名な先生設計デザイン担当することになったそうだ。

おそらく、高名な「先生」とよばれるような人が担当しなければ何割かも安くなったと思うが、

町長は高くついたことを自慢気に宣伝していた。

来年4月文化ホールが生まれかわります

町のいたるところに新しい文化ホールパースが描かれたポスターが貼ってある。

でも、もううちの町には聞きにくる町民がどんどん減っているし、

交通の便は悪いとこにあるし、コンテンツ提供もろくにできないだろうと思っている。

こけら落とし地元合唱サークルに決まったそうだ。

しかしたら、日本一高くついた発表会かもしれない。

ふと届いた町の広報誌を見たら人口が一月に80人も減っていた。

2016-02-06

アナウンサー出身者がジャーナリズムとか語りだすと胡散臭い理由

そもそも取材っていうのは、

記者さんに話すことなんて何もないよ! さっさと帰んな!」と

塩まかれんばかりに追い返されても、めげずに通い詰めて、

あんたもしつこいねえ、何が聞きたいんだよ」って言われるのを突破口にして

取材源とルートを作ったり、

地道に集めた情報からストーリーを組み立てたり

公にされている資料(たとえば政治資金報告書とか、土地登記簿とか)を

徹底的に読み込んで、怪しいところをあぶりだしたうえで、相手にぶつけて

「そこまでわかってるんじゃあ、しょうがないなあ」と言わせたり、

あんただったら信用できるからいうけれど、実はね・・」と言われるようになるまで

実績を積み上げたりすることだ。

大体、「報道に値すること」ってのは、「相手積極的には話したくないこと」の中に

潜んでいるのが通常だし。

相手の話したいことを「はいはい、おっしゃる通り」って聞いてきて、広く伝えるだけでは、

ただの「マスコミ(マスなコミュニケーション)」とか「パブリシティ」に過ぎない)

堀某とか、長谷川某とか、「報道に携わってきた」とかいう自負のあるらしい「アナウンサー出身者」が

ジャーナリズムとは」とか語りだすと、ものすごぐ薄っぺらくて胡散臭いのは、

多分そういう、「地道な取材」なんか、ほとんどやったことないくせに

表面的なところだけで、語り出すからだと思う。

いや、「僕らも取材してきた」とかいうんだろうが、

どうせ、会社組織看板アナウンサーかい肩書を背負ったまま、

正面から広報電話かけて「○○についての企画をやるんで、お話きかせてくださ~い」とかいって、

話聞いてきたのをこぎれいにまとめてしゃべっただけだろ?

そもそも「アナウンサー」って職責は

「地道に取材する」んじゃなくて

「地道に取材してきた結果をまとめたものをわかりやすく伝える」ものであって、

最期の仕上げのコーティングに過ぎない。

もちろん、それはそれで、大事仕事だろうが、

コーティング経験しかないくせに、中身全部わかったようなしたり顔されてもねえ。

2016-02-02

http://anond.hatelabo.jp/20160202130137

今はWeb制作はいうけどマーケティング広報予算がついて周ることも多いから仕方ないんじゃない。元々そっちは女性が多い職種顧客はアホで隙さえあれば、寝たいと思っている男達だからキラキラ女子が一番活躍出来る。

鑑定団番組P

イコール局P、という理解が少しずつ広がっている気がするので

今回の悪いヤツは制作会社人間ですからね、

という自衛広報の発動まであと何秒?

2016-01-30

日刊スポーツスポーツニッポンが似すぎて困る

SMAP解散騒動の時にジャニ側の広報として嘘吐きまくってたのはどっちだっけ?

何かゲシュタルト崩壊起こして、日刊スポーツも一枚噛んでるのかと思ったわ。

紛らわしいからスポーツって言葉を別の言葉に置き換えて欲しいな

2016-01-28

書泉グランデの件について思うこと

民間から公共の貸しスペースを管理した経験のある者です。

結論として、書泉グランデはただの貸し小屋だったと言えることではありますが、いくつかの見方があると思います

貸しスペースは利用者からの申し込みだけではなく小屋から話を持っていくこともありますグランデにおけるそうした状況が明確でないので「あくまで凡そ一般的と思われる貸し状況から」の思うことです。例外はありますし、今回の肝であろうイベントの内容についてはほぼ触れません。






2016-01-27

品川に降り立ったキラキラ女子

IT関係者がなぜそこまで持ち上げてるのか不思議で仕方がない。

フォロワー多いです、美味しいもの食べてます意識高いです、その3要素と仕事の出来る出来ないは別もの

IT業界は水ものばかり、周りに翻弄されずに自分自身の道は確保して前に進んで欲しい。

恵比寿の元広報のような立ち位置になるかは綱渡りに掛かってますよ。

2016-01-25

所属企業を明かすことのデメリット

近年、Webベンチャーが増えたことによって、勉強会などで所属を明らかにする人が増えている気がする。

なんとなくイケてる企業に務めてる人が所属を明らかにして活動しているのを見るとカッコいいなとか羨ましいとか思う人は少なくないと思うんだけど、それを真似して所属企業を明らかにして活動するという行為について今一度考えて欲しい。

所属企業を明らかにするのには幾つかの理由がある。会社広報宣伝/採用活動の一環、発言内容に説得力を持たせるため、などが主な理由になると思う。会社としては社員が発表をするとき名前を出してくれたり、宣伝してもらうことによって知名度をあげようなどという考えを持っているわけだ。

さて、当然ながら良い発表をした人がいる会社転職したいとか、一緒に働きたいと思う人はまあそこそこいると思うんだけど、下手な発表をした人がいる会社転職したいと果たして思うだろうか?

これが所属企業を明らかにするデメリット

どんなに「私の発言所属関係ありません」なんて言ったところで、「なんとかフレームワークを導入して失敗した話」とか「まだ古いバージョンのかんとかを使ってます」なんて発言したら、あの会社はそんな技術力もないのかと判断されるだろう。

個人だけで完結してればいいけど、どう考えても会社迷惑しかかけないような発表/発言は避けるべきで、どうしても糞みたいな発表をして承認欲求を満たされたいのなら所属を明らかにすべきではない。勿論、そんな発表を所属を明らかにして行ってくれる人は地雷避けとして機能しているわけだから、周りからしたら有り難いことこの上ないので積極的に応援していきたい。

2016-01-23

SIはやめておけ

20代の数年間SIで働いた。1年以上前退職して今は別業界にいる。

今日、Evernoteを整理していたら「退職理由、SIの嫌な点」というメモが発掘された。退職直前のかなりストレスがたまっていた時期に書き殴った文章だった。学生の頃の私は絵を書いたりしていて、ものづくり暮らしたいな〜などと思って始めたプログラミングが楽しかったので安易に受託開発業を選んでしまったが、その後悔が如実に表れていた。

一部自分でも覚えていない話もあったがコンテンツとしては面白かったし、今でもシステムインテグレーター業界で消耗する若者を減らしたいとは思うので公開してみる。

以下、同メモに加筆・修正したものなのでファンタジーだと思って読んでくれ。

工数至上主義

受注した時点で売上がおよそ確定するので、後はその予定工数に収めて納品できれば御の字という考え方。よくある話だが、見積おかしくても顧客と対等な関係が築けていないから追加請求もできない。時間(工数)をかければ良い成果物ができるかもしれないがそれを説明して顧客に嫌な顔をされたくないから、限られた工数の中での最善を尽くす。最善を尽くす、聞こえは良いが要は手を抜く。

まり、どう頑張っても売上は同じなのだから、良いもの価値を生むものを作ろうと考えない人が多い。社内で開発者と呼ばれる人間もそうだし、マネジメント層はそういうものづくり志向を持った人をリスク扱いすることもある。

これが諸問題の根源で、いかに述べるような組織プロジェクトが出来上がっていく。

作業効率化しない

マニュアル作業の正確さをかたくなに信じてる人だらけで、ITとは何なんだと考えさせられる。

私は定型作業効率化しようとjsやrubyスクリプトを書いたりしていた。テストデータを開発用DBに突っ込んだり、テキスト処理して整形したり、Excelからコード生成したりするよくあるやつ。

あるとき上司に肩越しに自分作業を覗かれて「何やってるの?」と聞かれ、そういうスクリプトを作ってると答えたら、工数とリスクの話をされた。曰く「そのスクリプト作るのに何日かかるの?工数に乗ってないよね?」「スクリプトテストもちゃんとしないと結果が正しいって保証できなくない?」と。この時はイラッとして「30分でできる数十行のスクリプトだし自分作業工数内で完結する。むしろ工程や別の人でも同じことを再現性できて楽になる」とか真面目に説明してプログラムも見せたが、読もうとはせず(読めないので)1時間無駄にした。

技術力いらない

前述したようなビジネスモデルから営業力と、予定工数で無難プロジェクトを終えるマネジメント力が大事。IT企業だが開発者は自社で持たない。不況の時に待機コストが発生するリスクがあるし、自社で抱えるより単価の安い開発者人材派遣系の企業や下請けにいっぱいいるから。

社長があるとき社内広報で「技術は買うものだ」と言っていた。文脈で明らかに技術=技術者のことだったので、使い捨ての人売り業と揶揄されていることへの自覚が無いと思う。

そういう人が集まっているor残っている組織なので開発者ほとんどいない。20〜30人ぐらいの課に1人ぐらいの割合でstaticおじさんがちらほらいるぐらい。大体20代からプロジェクトリーダーという立場をやり始め、だんだん大型の案件を扱えるようになっていき、後は出世ゲーム部長お気に入り課長になり、部門長のお気に入り部長になる。その繰り返し。

開発案件でのBP(ビジネスパートナー委託先、派遣下請け比率自分の周りだと1:5ぐらいが多い。プロパー社員一人が5人の開発を仕切る、みたいな形。案件規模によりだいぶ差があると思う。この比率が高い=マネジメント力のある組織と考える会社はこの数字を上げようと必死で、比率の低い組織は評価が下がる。

私は開発が好きだったのでエンジニアとして生きていきたい、というようなことを評価面談の度に伝えているが、その度に会社の目指す方向を説かれてモチベーションが下がる。

意識の低い開発者メンバー

上述の通り、案件で接する開発者基本的に社外の人間なのだが、彼らの技術力と意識の高さにはものすごいばらつきがある。言われたものはなんでもこなせる人、何でこの歳まで技術者やれてるんだと疑う人、このプロジェクトおかしいと良い意味で騒ぐ人、何も意見を言わない人、CっぽくJavaを書く人、人当たりは良いが技術力がいまいちな人、すぐ休む人、バグやミスを隠す人…etc。

まぁ色んな人がいるのはどの業界のどの職種も同じだが問題は質だ。私の主観になるが本当にエンジニアとして尊敬できるレベルの人は1%いるかいないか。というのも、ほとんどの技術者は長年SIやその周辺企業と付き合ってきているので同じ体質に染まっているのだ。顧客が良いといえば良いという態度(この場合顧客は私が所属する企業)、請負場合は工数を超えない範囲で手を抜く姿勢、その他諸々。技術力だけをひたすら磨き続けてきたという人はごく一部だけだったし、そんな人でもGitHubアカウント持ってない・ブログやってない・OSSに貢献したことない、といった具合でクローズド世界で生きている。

そうした技術者とやっていく中で最も厄介なのが教育コストだ。案件のあるなしで人が都度入れ替わり、新しい人が来るたびに同じシステム・技術要素の説明をして何とかやる気が出るようモチベートして、というのを繰り返すのに疲れた。私の会社固有の変なルール説明はてきとうにしておいて、私は技術が好きな仲間が欲しかったので今のシステム課題と技術面での改善や展望をよく話す。が、あまり食いつかれることはない。これは私の問題だが、そうした期待と落胆のループ疲弊の一因だ。

static BP

ある時、一つの課に6年近くいるというBPと一緒に仕事をする機会があった。その課にはプロパー技術者が長いことおらず、彼がその課の技術的中心を担っているという話だった。抜けられると途端に色んなものが崩壊するからという理由で、その人の派遣元にはかなり高額の単価を支払っていたと聞いた。課員が口をそろえて「あの人はすごい」「何でもできる」というので初めはかなり期待していた。

だが、拍子抜けした。あまりにも仕事が雑なのだコミットされたコードはTODOコメントだらけだし、バグがあまりにも多かった。一度も実行されずにコミットされ、他の人がチェックアウトした時点で判明したバグなんかもあった。それでも声が大きく、プロパーが技術を知らないのをいいことに自分ブランディングに完全に成功していた。客先にも顔を出し、信頼を得ているらしかった。「自分は設計が得意でテスト以降の工程には興味が無い」と言っていた。確かに彼が関わった各システムには独特の概念が埋め込まれた設計があったが、その複雑な設計は保守性が低く、他の開発者が触ると容易にバグを引き起こしていた。

また、彼はJavaの有名なフレームワークであるStruts拡張したいわゆるオレオレフレームワークを開発しており、それの出来は悪くなかったと思う。そのフレームワークに欠けているものをうまく補うような形になっていた。だがフレームワークバージョンを上げると壊れるというのが残念な点で負債になりかけていた。

私は異動したが、彼は今でもそこにいると聞いた。

技術の話

テストコード書けない

(最低限のものしか作らないから)安くて早い!という触れ込みで売っているので、テストの工数が異常に少ないことも多い。特にテストコードを書くなんてもってのほか。そういう世界でやってきた人ばかりなので、30や40超えたマネジメント側は「テストコードって何?」状態だ。大型の改修案件が来た時にはコア機能だけでもテストを書いていこうと見積段階から社内で提案したが「顧客に『そんなメリットあるなら何で今までのプロジェクトではやってないの?』って問われるから絶対言うなよ」と拒否された。

保守案件をやっていた頃、時間を捻出してコソコソとテストコードを書いたりしていた。その案件を離れてしばらく後、ある時リポジトリを覗いたら私が書いたテストコードがばっさり消えていて驚いた。コミットログから課内のstaticおじさん的な人が消したとわかったが、そのコミットコメントが「現在使用していないコードを削除」だった。これはもう問う気も失せて何も言えなかった。

リファクタできない

先述したようにテストがそもそもないプロジェクトが基本なのでリファクタできないのだが、たとえテストがあったとしても勝手なリファクタは許されない。ソースコード顧客の持ち物なので同意なしに改変することはいわば契約違反なのだ。たとえ内的品質が向上してコスト削減に繋がるとしても、そのためにお金を支払う顧客はまずいない。

レビューない

私がいたどの案件にもコードレビューがなかった。リーダー開発者数人という構成場合、まず開発者は全員下請けリーダーは技術の心得がない場合が多い。そうなると彼らの成果物の良し悪しを図るのは目に見えるシステム挙動実施されたテスト結果のExcel報告書だけになる。これが非常に非効率で、少しコードを読めばわかる明らかなバグや仕様理解齟齬が頻発していた。特に入試験と呼ばれるリリース直前の顧客側での最終確認や本番稼働中におけるhotfixは全機能をきちんとテストせずにデプロイされることが多く、そのhotfixがさらなるバグを引き起こしたりもしていた。

そもそもテストを書けという話だがテストが無いプロジェクトに足すのはかなり大変なので、レビューサイクルをきちんと回すだけでもかなり変わる。実際、私が入った案件ではすべてのコミットに目を通すようにし、明らかな問題は都度指摘することで品質の向上に繋がった。欲を言えば他の開発者にもレビューしてもらいたいが、下請けの彼らの工数を増やすことは嫌がられる。

新規技術試せない

無難プロジェクトをこなすことと新しい技術を試すことの両立こそ技術者の腕の見せどころだと思っているが、ほとんどの場合それは許されなかった。新規にせよ継続にせよ案件を受注する段階で営業マネジメント層と顧客間で「今回は過去に実績のあるこの技術でやります」という契約が結ばれているからだ。その技術(言語フレームワーク)がいかに古く、保守性も将来性もないものだとしても受注できればよいし、その技術のサポート切れか何かの拍子で再度リプレイス案件でも受注できればさらラッキーぐらいの考えでいる。

常に横に倣えのアーキテクチャは私にとって面白くはなかった。

横に倣え

また横に倣えが加速してさらに悪い事に、同じアーキテクチャネットワーク再利用するために既存のサーバに新システム相乗りすればよいという発想も珍しくない。「資産再利用によりコスト削減」という触れ込みだったが、ただでさえスケールしない低スペックオンプレミスサーバ上で複数アプリケーションサーバ運用した結果、予想通り耐障害性が下がった。

また、Oracleライセンスが高いという理由で一つのDBインスタンス上に10数個のシステムが同時稼働しているなんてこともあった。1つのシステムが高負荷なクエリを投げたせいで関連する全システム共倒れになったこともあったがOracleのバグとして報告していた。

static Perlおじさん

新人の頃にOJTでstaticおじさんの下に付いたことがあった。そのとき担当したのはPerlデータ連携用のバッチを書くという開発業務だったのだが、最悪の思い出だ。

まずプログラム構造仕様書というのを書かされた。メソッド単位でのモジュールを全てExcel上に記述し、処理の順番と内容を説明するという謎資料だった。あまりに意味がわからなかったので「UMLのクラス図を書けばよいのですか?」と聞いたら「Perlクラスなんて必要ない。構造プログラミング研修でならってないのか」と返ってきた。「俺が前に書いたPerlバッチがあるから参考にしろ」と言われ、あるリポジトリをチェックアウトして見てみると1ファイル4,000行の.plがいくつか並んでいた。その時の私は何もわかっていなかったのでそういうものかと思ってしまったが後で調べて明らかにおかしいと気づいた。

また、そのプロジェクトのメイン言語Javaで、Eclipseを使っていたのでPerlプラグインを入れてコーディングデバッグをしていたらやめろと言われた。理由は「Eclipse上で動くPerlが信用できない。サクラエディタで書いてプリントデバッグすれば充分だ」と言われた。その時の私は何もわかっていなかったので、プラグイン品質が悪いとかそういう話かと思い「じゃあvimで書きます」と言ったら「サクラエディタしろと言っただろ!」と一喝され、vim vs サクラエディタという史上類を見ないエディタ論争が起きた。

待遇・制度

給与

SI業界の中では高いのかもしれないが決してよくはない。4年目(たぶん25歳)ぐらいで残業込みで年収400万にやっと届いたがそこからほとんど変わっていない。30歳の先輩に聞いたところ「500万前後残業してない場合の月の手取りは未だに20万切ることがある。残業抜きでは新婚生活が厳しい」と言っていた。いわゆる年功序列がきっちりしていてこのまま続けてもしばらくは給与が伸びないということがわかった。

個人での貢献で差がつくのは±10万程度。その程度ならいっそ無くてもいいのでは、と思う。というかそもそも生産性をきちんと評価する制度存在しない。これはどの組織でも難しい問題だと思うが、形骸化した評価制度上司の気に入った人間にS評価を付けているだけならいっそ止めたほうが時間の無駄にならなくてよい。

マシン

会社から貸与されるノートPCは低スペックすぎて開発には使い物にならない。なので開発者基本的デスクトップ使用せざるを得ないのだがこれもメモリ4G、1.2GHz程度で大したマシンでもない。本当に開発する気がない。

組織問題

とにかくクローズド組織

つの間にかどこかで意思決定がされていて、関与する機会がほとんどない。だがほとんどの社員がそれで良いと思ってる。失敗しても自分が決めたことじゃないから上層の責任だ、そう言えるので楽だから

情報共有をしない、というか意図的にしないようにしているとまで感じる。連絡はメール添付ファイルベースで行っているし、共有のファイルサーバなんてのもあったが一部のフォルダ権限を持った人間しか見られない。何で他の部や課が行った過去の見積提案資料自由に見られないんだよ。

ソースコードリポジトリも同様。外部に公開しないのはまだわかるが、プロジェクト外にすら基本は公開していない。別に奪われて困る大した技術もない。

会社が用意した提案資料共有サイトみたいなのもあったが、それに至ってはもっとひどい。課長以上もしくは部長から承認を与えられた者のみ閲覧可能。共有とは。

意思決定の遅さ

どうでもいいことを決めるにも承認や根回しや説得が必要になる。それがプロジェクト利害関係者ならまだわかるものの、まったく関わっていない上長(課長部長、時には部門長)を通さないと進まないという異常さ。

コスト削減

利益率向上のためにコスト削減ということがしきりに言われており、過剰なコスト削減対応生産性の低下を招いている。たとえば顧客に見せる資料以外は白黒で印刷しろ、みたいなルール。色がないために情報が伝わりにくい。というかそもそも印刷せずに各自ノートPCで見ろという話だが、先述したようにノートPCは低スペックすぎるので多くの社員デスクトップを使っている。ITとは。

本当に無駄しか思えない承認・申請フローの煩雑さに加え、使っているシステムの使い勝手も悪く、ひどい日は一日がそうした事務作業で終わる。しかもそのシステムは自社で以前開発したものだというから泣けてくる。こんな作業が定常的に発生するのでいっそ事務員派遣で雇うべきという提案が何度もされたが、課の予算オーバーするから無理だという回答しか返ってこない。

残業削減

表向きは社員健康促進という触れ込みで残業時間削減を全社的に取り組んでいる。残業減らせと声をかけただけでは誰も帰らないので、勤怠システムと入退館管理システム監視し、削減できていない組織や人間評価を下げるようになった。

その結果、サービス残業が復活した。30時間を超えると部長説明しないといけない、50時間を超えるとその上へ…みたいなループ。表向きの残業時間削減・コスト削減としては成功したかもしれないが、社員残業時間を管理するとかい無駄な仕事を増やしたし、管理される社員ストレスサービス残業に繋がったので下策だと思う。

他人残業時間をExcelにまとめる仕事があって、そこに給与が発生してると思うと泣きたい。

そもそも無駄作業や工数至上主義作業効率が悪いから残業しているので、残業が少ない奴が偉いと一斉に舵取りしただけでは生産性をちゃんと評価できていないことに変わりはない。一昔前の残業多い奴は頑張ってて偉い、というのと本質レベルで何も変わっていない。

辞め方

2016-01-16

ジャニーズ崩壊シナリオ

なんかこう、「SMAP反省して後悔して土下座している」みたいな話題を、ジャニーズ広報一生懸命リークしているのを見ると、苛立つものが有る。

構造的には、検察マスコミにリークして世論操作しようとするのと同じなのだろう。とても日本的で、とても老害的だ。

だが、マスコミときジャニーズ大奥に逆らえそうな気配は全くない。所詮、人気商売。金を落としうるステークホルダー意図は切れないのだろう。高度に進化した日本的資本主義社会主義区別が出来ないという奴だ。

利害関係のないネット民とお手製ニュースあたりは騒ぐだろうが、所詮井の中の蛙。まとめニュースから上手い汁を吸おうとするマスコミの二流記者でも経由しないと、「一般」の世の中には波及しないので、オリンピックエンブレムのような展開にはなりそうにない。

ジャニーズが持て余す可能性があるとすれば、SMAPが影響力を持つアジア圏のマスコミニュースをだだ漏れして、その情報逆輸入されてしまった場合だろう。マスコミ民族海外メディアには弱い。要するに黒船システム幕末からまり国家構造進化していないと言える。

そう言うわけで、SMAP関係者の諸子が本気でジャニーズを潰して生き残る覚悟が有る場合には、ひたすらメリー様のインサイダー情報海外情報を流す事をお勧めする次第である情報の足が遅いので良い戦略とは言いづらいが、メリー様と刺し違える事の出来そうなシナリオはコレくらいしか思いつかない。

スタートアップ社長仕事

ここ数年、起業ブームだ。過去に何度か起業経験がある身として、起業に興味がある人や実際に起業をした人向けに、IT系社長仕事を紹介したいと思う。

金を集める

社長の一番大切な仕事は「会社を潰さないこと」だと思っている。それにダイレクトに繋がるのが資金。金を集めるのは社長の大切な仕事だ。昔、自分はこれを他人任せにしていたせいで、会社危機的な状況になっても全然気づいていなかった。

金の集め方は色々ある。一番わかりやすいのは、別の企業相手に仕事をしてその対価を得るやり方で、受託開発に向いている。仕事をすれば金をもらえる、というスタイルサラリーマン出身の人にはわかりやすいし、学生にもイメージやすいと思う。フリーランスみたいな起業をする人はたいていこのやり方だ。デメリットとしては、常に営業を続け、決して仕事を切らしてはいけない。仕事がなくなり蓄えがなくなれば倒産だ。このような会社場合技術力もさることながら、営業力(個人の場合コミュ力)が大切になる。比較起業やす形態だろう。

にわかやすいのはサービス提供し、そのサービス上で売上をたてるやり方だ。最近流行の、スマホアプリWebサービス起業考える人は大体これだろう。ユーザーから直接金を取ってもいいし、広告アフィリエイトを貼ってもいいし、別の企業提携して売上を立ててもいい。サービスさえ上手く回れば色々な方法がある。自分たちサービスから売上を立てるのは夢があるが、この場合ユーザーを集める」というのが一番むずかしい。普通サラリーマン経験しただけだと、広告の打ち方一つ取っても慣れていない人がほとんどだろう。サービスを立ち上げるだけなら技術者なら簡単だが、継続して上手く運営するには技術力よりマーケティング広報などの経験や才能が大切になることが多い。サービスベースとした起業は難しいが、上手く行っているかどうかを数字判断やすいのがメリットではある。

どのようなやり方でも継続的利益があがればいいのだが、そうはいかない時もある。一切収入がなかったとしても、社員給料事務所代など、いわゆる固定費と呼ばれる支出容赦なく襲ってくる。そういう時にも会社を回すお金を集めるのが社長仕事である。そういう時は融資、いわゆる借金を考えよう。銀行が貸してくれるならそれでよし、ダメ場合でも政府系の支援プログラムなどを頼ることが出来るかもしれない。将来返済が辛くない条件にこだわるにこしたことはないが、目の前の危機を乗り越える方が大切だ。一番気をつけなければいけないのは、融資にはそこそこ時間がかかるので、調達中に資金ショートしないようにしなければいけない。本当にヤバくなる前に検討を始めるのが良いだろう。

最後に、投資を受けるやり方も一応説明しておきたい。融資とは違って、(一般的には)株を渡すことによってお金を得るやり方だ。このやり方は、投資家が将来的にその株が出資金の何十倍もの高値で売れることを期待してお金を入れるやり方になる。投資を受ける判断をした以上、必ず投資家にその株を現金化させるチャンス(一般的exitと呼ばれる)を用意しなければいけない縛りが出るのがポイントだ。これで数千万円の資金調達して、しばらく収入なしでサービスを作る、というのが最近流行りの起業のやり方である投資については色々な話があるが、投資を受けて成功する会社は5%にも満たない(多分1%にも満たない)という事実と、投資を受けて運営する会社は当然投資家株主に入るので、経営に口出しされることを覚悟しなければいけない、という2点だけはしっかり認識しておく必要がある。個人的に、社長が一番大変な起業がこれだと思う。自分は1社きちんとexitまで持っていったが、正直他人にはおすすめしない。

人を集める

社長の次に大切な仕事は、人を集めることだ。一人で会社起業することも出来るが、それは一般的はいわゆるフリーランスという分類になり、あまり起業はいわない。社長は人を集めないといけない。

やはり知り合いと起業するのがいいだろう。できればある程度長い付き合いのある知り合いがいい。考え方が似通っていて、自分に隠し事をしない、できれば自分とは全然違うメンタリティを持っている、そういうパートナーがいればベストだろう。共同経営者として迎え入れるのが望ましいと思う。あまり付き合いの長くない人と起業をするのはおすすめしないが、自分技術素養がない場合、どうしても技術者必要だろうから、そういう場合は仕方ないかもしれない。個人的には、そういう状況になるなら起業しないほうがいいと思うが。

起業パートナーで一つだけ重要ポイントを挙げておくと、会社が失敗した時に友情が将来にわたって破壊される可能性を認識しておくほうがいい。相手の全く想像もしていなかった側面を見ることになるかもしれないし、ぶっちゃけた話、金のトラブル友情はおろか血縁ですらあっという間に破壊する。会社が失敗すれば絶対友情が壊れる、ということは全然ないのだが、その可能性があるということだけは知っておいたほうがいい。

ある程度会社が回ってきたら、従業員を雇って会社を拡大するのも社長重要な務めだ。初期はやはり知り合いを頼るのがいい。技術者なら特に知り合いを頼るべきだ。人数が少ない会社無能が入ってくると大惨事になる。人数が少ない会社無能が入ってくると大惨事になる(2回目)。特に30人以下の会社では、その人間即戦力か、今の会社必要としているか、将来的に成長のポテンシャルがあるか、自社の雰囲気に合うか、などの採用基準すべてに合致した人のみを採用すべきだ。採用の失敗は本当にでかいダメージになる。自分会社規模が10人以下の時に信頼していた共同経営者に何人かの採用を任せたところ、結果的に大失敗で、たくさんの人が傷ついた。採用には、必ず自分が最終的な判断をし、責任を持つようにしよう。少し大げさな言い方だけれど、社長は今までの社員と新しい社員、その両方の人生責任を持つことになるのだから

トラブル防波堤になる

社長は辛い。トラブルは常にやってくる。仕事が入ってこない、重要な人が辞める、仕事約束通りに達成出来ない、先方からの入金が遅れる、取引先が倒産する、よくわからない訴訟を受ける、社員同士で大きなトラブルが起こる、などなど、予想もしない悪い出来事が次々に起こる。胃に穴をあけてはじめて本物の社長だ、と投資家に言われたことがあるけど、あながち間違っていないと思う。そんなときに、決してトラブルを顔に出してはいけない。会社が順調な時もダメときも、いつもにこやかに笑っていよう。

社長が「辛い」ということを漏らしてプラスになることはほとんどない。社長が辛そうだと、社員に動揺が走る。社内に動揺が走るのがプラスになることはまずない。社長が笑っているだけでそれが回避できるなら、それはもう社長仕事だ。社員は、社長仕事をしていなくてもそんなに気にしないが、社長経営に詰まっているのは敏感に察知する。どんなに辛くても、それは会社の中に持ち込まないようにし、いつも「大丈夫だ問題ない」という態度を取るようにしよう。社長ツイッターで「辛い」「忙しい」とほざくのは論外だ。

もちろん社長が本気で大丈夫だと思ってはいけない。トラブル回避しないといけない。社長トラブル対処に失敗すると会社に深刻なダメージを与える。危機に目をつぶるのではなく、しっかりと対処しないといけない。そして、あらゆるトラブルは最終的に自分が引き受ける覚悟を持とう。社員から「こいつはいつも働いてないから、困ったら仕事を投げつけてやれ」と思われれば最高だろう。

必要ときには社員相談しなければいけない。自分で何でも出来るならずっとソロでやるべきだが、実際は自分ひとりで出来ることには限度がある。社員に頼るのもとても大切なことだ。最終的に自分が全部処理するという大前提を忘れてはいけないが、社員無駄不安にさせず、最終的に社長がなんとかするだろう、という安心感は与えなければいけない。トラブルヒステリックになるなんて論外だ。

もっとも、リストラなど、本当にどうしようもなく社員に痛みを与えなければいけないタイミングというのは存在する。リストラをするのは涙がでるほど辛いが、すべては自分が蒔いた種だ。「株主社員を切れと言われたから」などの言い訳は、たとえ事実であっても絶対にしてはいけない。社員に痛みを強いると決めた以上、最後まで責任をもって断行し、その責任かぶり、その後により良い未来を持ってくるために全力を尽くすようにしよう。

仕事をしない

会社がうまく行っている時、社長仕事をしないくらいがちょうどいい。営業したり、コードを書いたり、勉強会に行ったり、人と会ったり、そういう活動はもちろん良いと思うが、例えば社長が一番仕事をしているエンジニアであるとか、社長が一番営業案件を取ってくるとか、そのような状況はあまりよろしくない。今まで書いたように、何かトラブルがあれば社長には一気に重たく辛い仕事が降ってくる。そうなると社長コードを書けないし、営業にも行けない。社長能力に頼る会社ますますマズい状況になってしまう。なので、社長仕事をしないくらいがちょうどいい。会社がうまく回っているなら、普段は毎日六本木に飲みに行って騒いでいても一向に構わない。「俺はこんなに大変なんだ」と社員に漏らす社長は、色々な意味でろくでもない。会社を安定させ、成長させ、何かあった時にすぐに会社に戻り、全力でトラブルを排する、それが社長仕事である

2016-01-09

[]1月9日

○朝食:あんかけラーメン

○昼食:カニカマちくわ

○夕食:マクド

調子

むきゅー!

今日はお休みなので、掃除したり洗濯したり買い物したりしてた。

最近カニカマにハマっているので、カニカマを大量に買おうと思ってスーパーに行ったが、

なんと所謂「本格派」しか置いてなかった!

僕は「スティック派」なのに!

仕方ないので、ファミマカニカマを買って食べた。

美味しいカニカマ情報求む!


ゲームニュース

2016年4月の発売が迫る期待作「Quantum Break」の完成は近い、Remedy広報ボスThomas Puha氏が報告

http://doope.jp/2016/0150227.html

滅茶苦茶楽しみなゲーム

開発が順調なようなので、もう延期とかもないかなあ。

ローカライズがどうなるか気になるところ。

吹き替えは無理かなあ。

2015-12-28

うしじまいい肉界隈の邪悪欺瞞

個展開催をダシに女と仲良くしようとして失敗したチロ @chiro2020さんのまとめ

http://togetter.com/li/917706

有名アニメ会社広報自称している@chiro2020という人が個展を開いてあげますよーと嘘ついてあるアーティストに近づいて

そのアーティスト経由でうしじまいい肉ナンパしようとして失敗した話で

うしじまがここまで@chiro2020を執拗に追い込んでるのは、個展開催を信じた親しいアーティスト作業スペースの確保のため今までの住居を引き払ってしまった後だったか

うしじまと仲良いあきまんこと安田朗氏もこういう図解を描いたりして援護射撃してる

そのアーティストさんとは安田氏の家を週1で掃除しに来てくれる仲なのらしい



まあその事自体はいいよ、悪いのは@chiro2020だし

大打撃を受けた仲間を守るためにやってるんだし

気が済むまでやるべきだ


けどねー、あなたたちもかつては加害者だったわけじゃん?

峰なゆか漫画パクリ問題の話ですけどね

【丸パクか!?漫画誌ハツキス」(講談社)新連載「コトコトくどかれ飯」(田所コウ氏作)が峰なゆか氏の「女くどき飯」を丸パクか!?Kiss編集部クレームシカト!(追記:編集部公式見解を発表)

http://togetter.com/li/860195

こういうまとめをうしじまいい肉作成して拡散させた

検証が進むに連れて、田所コウ氏の作品タイトルが似てるものの、内容はまったく似ても似つかないものなので峰なゆか一人相撲ではないかという見方が大幅に占めた

しか峰なゆか界隈はコンセプトも含めた丸パクりだ!と騒ぎ続けた。

うしじまいい肉はそれに荷担した

以下、コメント欄より

sin @titan_sin

2015-08-24 07:26:19

PredatorRat 印象操作していないという主張ですがタイトルによって先入観を持たせていると思います 今後もタイトルは変えないのでしょうか? 基本的には先入観を与えないで事実を列挙してから 自身感想意見を添える方法妥当ではないだろうかと思います

うしじまいい肉 @PredatorRat

2015-08-24 11:57:53

titan_sin意見ありがとうございます!現状タイトル問題はないと考えておりますので、結果が判明次第、変更をするかどうかを決定します!

洗濯日和 @Sentakubiyori33

2015-08-24 13:45:49

私も講談社見解が「話し合いの結果」なんじゃないかと思う。講談社パクリじゃないって言っていて、峰先生もそれに対して反論していない現状、「丸パク!」の言葉がここに残ったまま拡散されていくのはいかがなものかと思います田所先生商業誌デビューの前から実験的な作品を発表されてきた方で、才能のある方だと思います。この件で田所先生の心が折れてしまってその作品が今後読めなくなってしまったら、我々漫画読みにとって大損失です。彼女名誉のためにも、「丸パク!」という言葉はなんとかしてもらえないでしょうか?


うしじまいい肉 @PredatorRat

2015-08-24 15:00:40

意見ありがとうございます!現状タイトル問題はないと考えておりますので、結果が判明次第、変更をするかどうかを決定します!

sin @titan_sin

2015-08-24 18:58:19

本件は著作権言及したものではなく、コンセプトとタイトルが被っている(似すぎている)ということを問題として指摘したものだと思いますので多少論点がずれるかもしれませんが、参考になればと思い以下のまとめを書き込みしておきます 海法紀光さんが語る「ネタ被りと著作権の考え方」 http://togetter.com/li/705318福満しげゆき先生漫画ゾンビ取りガール」が無断でドラマ化された可能性について http://togetter.com/li/704965

うしじまいい肉 @PredatorRat

2015-08-24 21:00:53

私の意見はもう既に書いてあり、もう言う事はないのでよくよく読んでくださいね

sin @titan_sin

2015-08-25 09:39:37

PredatorRat 言葉足らずで申し訳ありませんでした あなたはもとよりこのコメントを見てくださっているみなさんに対する提示のつもりでした。


うしじまいい肉 @PredatorRat

2015-08-25 12:52:18

titan_sin いえいえ、削除されたコメントを書いた人へのコメントでした。有意義コメントをいただいありがとうございます

うしじまいい肉 @PredatorRat

2015-08-28 00:22:36

削除も面倒なので一度消されたコメントを再度書き込むのはおひかえください


うしじまいい肉 @PredatorRat

2015-09-09 00:12:28

キチガイみたいにタイトルを直せとしつこくされて怖いのでタイトル直しときました(?をつけてみました)

うしじまいい肉 @PredatorRat

2015-08-24 15:04:41

タイトル変更については「峰なゆかさん」「田所コウさん」「講談社」以外からタイトル変更要望は受けません。また、結果が判明次第変更するかどうかを決定しますのでよろしくお願いしま

結果、田所コウ氏は「コトコトくどかれ飯」の連載を中止した。自分意思だそうだ。

参考

著作権侵害未満なパクりの話

http://azanaerunawano5to4.hatenablog.com/entry/2015/08/14/130550

完・著作権侵害未満なパクりの話 〜君の望む未来

http://azanaerunawano5to4.hatenablog.com/entry/2015/08/16/102637

仁義なきパクリの戦い 中村珍代理戦争

http://azanaerunawano5to4.hatenablog.com/entry/2015/08/17/220116



それから間もなくして

と、かつてはこんな事を公言していた峰なゆかアラサーちゃんに、本当にパクリが発覚した

峰なゆか氏「アラサーちゃん」がTSUKURU氏の「きょうのゲイバー」に一部類似の件~SPA編集部より「オマージュ」と経緯説明あり~

http://togetter.com/li/899967

峰なゆか田所コウ氏を追い込んだ理屈適用すれば、完全なブーメランを完成させてしまい、炎上した。

そして峰なゆかと一緒に田所コウ氏を追い込んだうしじまいい肉はどうしたかというと

完全にシカトを決め込んだ。

田所氏には詫びの一言も無かった。

アラサーちゃんはこれからも続くらしい

しかしコトコトくどかれ飯は失われた。




話を冒頭に戻すと

うしじまいい肉は今回は住んでいた場所を失った仲間のアーティストを守るためにやっているそうだ。

それ自体は良いことだ

でもうしじまは一方で田所コウ氏の連載を潰す手助けをした。

住処を失った仲間のアーティストと、連載を失った田所コウ氏

なぜ同じように見てやれなかったのか?

身内びいきなだけか?

うしじまいい肉は目を背け続けている。

2015-12-26

非常勤講師教員ではない問題

http://d.hatena.ne.jp/saebou/20151221/p1


非常勤講師」とは雇用契約を結んでいない。1コマいくら、学期単位委嘱している。たとえばブコメにあるように民間の人に来てもらって講義してもらう場合とか、あと奇妙な話だが内部の教員が本務以外の他学部講義を持つ場合非常勤講師扱いになっている。単価には幅があるが概して安い。これはターム制導入以前からはっきり言って安すぎるし、ターム制に移行したための負荷の増加というのも正直あまり考慮されていないだろうと思う。脱線するがターム制は前総長時代秋入学だなんだでさんざんぐだぐだやったあげく妥協産物として任期ぎりぎりに制定された間に合わせの制度という印象がある(学部によってタームの時期違ったりする)。ただ準備に充分な時間があったとしても非常勤講師人件費お金が回ることはなかっただろうなという気もする。国立大学法人予算に余裕はないが、中でも教育部門は深刻だ。一番お金を持っている大学でこれだから他は推して知るべし……というところだと思う。

教職員」の定義は「雇用契約を結んでいる教員および職員であるので、非常勤講師の多くはそれに該当しない(上にも書いた通り例外はある)。“非常勤講師東大雇用契約が無く、「教職員」ではない”というのはその定義の上ではくその通りである。とはいえそれだけ聞いたらわけがからないのは間違いない——というかともすれば心無い言葉にも聞こえるし、ブログ主にはそう響いたのだろう。説明の際に言葉が足りなかったものと思うが、申し訳ない話だ。非常勤講師の皆様が居なければ大学講義・授業はとても成立しない。人事制度用語としての「教員」には該当しなくとも、教育を担う重要な方々であるという認識事務部門として当然に持っている。

ただ、その定義の上では“「教職員」でない人に学生を教えさせてい”ること自体は必ずしも問題とは思わない。学生を教える人と必ず雇用契約を結ばなければならないとしたら、今度は民間の人に講師を引き受けてもらうことが兼業規定とかの兼ね合いで難しくなったりするだろう。

それと、講義委託するのであっても、すなわち結果さえ伴えばどうやっても自由、ということではなく、やはりある程度やり方についても指示をする、ということ自体は充分あり得る。そこは委託形態次第だ。しかブログ主がここにひっかかっているのは本質的には雇用形態問題ではないと思える。


余談だが、「非常勤」という言葉には別の意味がある。まあ、このブコメにある通りなのだが、

defy1 非常勤講師ってのは職名というよりいわゆる単発バイト名称であって、国公立大における非常勤教職員パート教員)とはまったく別。国公立と私学の文化的制度上のギャップも大きそう。

教職員」の中にも「常勤」と「非常勤」があるのだ。ただ、学内ではほぼ通じる言葉だが多分正式用語ではない(逆に「非常勤講師」は正式なタームの筈である)。ざっくりいえば常勤の人は月給で働き、非常勤の人は時給で働く。

常勤/非常勤-教員/職員-任期なし/任期あり

と「教職員」にも8通りの形態があると考えていただければよくて、「非常勤講師」はこの中にそもそも入らないというのは上に書いた通り。

ブログコメント欄で出てくる「東京大学特定有期雇用教職員」「東京大学時間勤務有期雇用教職員」「東京大学特定時間勤務有期雇用教職員」という呪文のような職名はそれぞれ「常勤-教員/職員-任期あり」「非常勤-教員/職員-任期あり」「非常勤-教員/職員-任期あり」を指している。あとのふたつがどう違うかは自分にもわからない。

まめちしきとして、職名に「特任」とついている人は任期ありである報道で「特任教授」とか「特任助教」とかいう職名を目にすることも多いかと思うがあれはそういう意味だ。常勤非常勤かは区別がつかないので、例えば月に1回だけとか勤務してる特任教授なんてのもいる。

ちなみに非常勤任期なしというのはもはや存在しないが、国の頃から在籍している人には経過措置でまだ残っている。何十年も同じ研究室にいる秘書さんなんてのは代表的な例だ。


閑話休題

データベースの話は初見では自分ブコメに書かれていたのとほぼ同じ、データベース(あるいは電子ジャーナル? 具体的にはどのようなものか、元記事コメント欄質問もされているが結局ここはあいまいだ)の配信元との契約関係しているのではないかと推測していた。アクセスできる範囲非常勤講師にまで広げてしまと金額が大きくなりすぎるし、それまでは使えていたのは契約違反だった、という話だと“去年までアクセスできていたのは契約違反であり、非常勤講師勝手アクセスしていたという扱いになる”という記述整合する。これは単純にお金の話なので乗り越えるのが難しい。上にも書いた通り教育にかけるお金は厳しい状況だ。

ただ、ブログのほうのコメント欄を見るとそもそも学外からアクセス権がもらえないという話が出ている。それであれば情報セキュリティポリシーの話になる。コメント欄にある通りポリシー上「教職員」以外には原則として学外アクセス権を与えていない。“去年までアクセスできていた”のであればそれは運用がいいかげんだったということでそれはそれで問題だ。

アクセス権についてはどこかで線は引かなければならないのだから雇用関係のある/なしの間で線を引くのはそこそこ妥当な線であるようにも思う。しか非常勤講師に全く学外からアクセス権が与えられないのは確かに不便が起こりうるし、そこは個別に融通を効かせて欲しいところであるとは個人的には思う。改善されると信じたい。

# 単にアクセス権を得るということであれば週数時間でいいから何かの名目で(非常勤教員として雇用されるのが多分近道であったと思うのだがその辺りを相談できる先生はいなかったのかな……。データベース契約の話だとフルタイムにはカウントされないだろうけど。

## もちろんそれでは本質的な解決になっていないし、それこそ本務先との兼ね合いもありそうで、近道ではあっても回答ではない。


情報ヘルプデスクの開始時間についてはターム制導入に際して運用が追いついていない顕著な例で、これも契約の変更が伴うので時間はかかるが改善されると信じたいところではある。が、学内には始業時間が8時30分の部署はこれまでも普通に存在していたのにヘルプデスクはずっと9時からだったので変わらないかも知れない気もする。

UT-roamについてはさすがにその応対をした人がなにか思い違いをされていたと思う……のだが情報部門も常に人数足りてない感じは否めず、各部局の情報担当が汗を流して頑張っている印象はある。その意味で“本郷の誰かがボランティアでやってる”はあまり笑えなかったりする。

取材については詳しいところはわからないが、本部広報部門職員数は大学の規模に比すれば信じられないほど少ない。なので本部に問い合わせれば(個別対応することが不可能なので)全て禁止と言われるのではないかと想像する。しか部局によっては独自広報担当があって、現実問題として部局独自取材を受けることは妨げようがない——という気がしないでもない。歯切れが悪くて申し訳ない。いずれにしてもこの点については大学全体の問題であるように思う。


意欲的な授業を行ってくれていたらしい先生が去っていくことを残念に思う。大学側に積極的な悪意はないと信じたいのだが、直接の応対がどのようなものであったかは知りようがないし、時給が安いのと広報がうまくいっていないのはまあ事実だし、“非常勤講師研究・授業用に学外からデータベースを使えるようにするとか、クラスサイズを小さくするとか、そういう教育環境改善には全く関心が無いようです”と言われたときにそんなことはないと言い切れる材料自分は持っていない。

あとこの手の記事ホッテントリに入るとだいたい複数の「大学事務ってクソだな」みたいなブコメがつくのでなるほど大学事務というのはこのように見られているのだなと毎度思う。思うし、まあそれがまるっきり的外れでないことも実際あることは認めざるを得ない。自分にできることはクソでない仕事毎日していくことと確かにクソである仕事を少しでもあらためようと努力することしかない。

2015-12-18

さっきマイナンバー相談室に電話した


とある特別区なのだが、なんか質問しているこちらも可哀想になるぐらい、現場も混乱が伝わってきて大変そうだった。

なんかこう広報不足、伝達不足、メディア責任も感じたなー。

現場の人は頑張ってね。

アメリカの方が性犯罪が多いと言いセクハラを辞める事の出来ない埼京線乗客

ヒント

統計をちゃんと勉強しよう

日本でのハラスメントは諸外国では性犯罪としてカウントされます

でも言いたいのはこんなことではないのです。ネットバカどもと違い、日本ポリシーメーカー達はそんな事はよく分かっていて、キチンと一応努力しているのです。弱冠広報不足感はあるけど。

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