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はてなキーワード: 永田とは

2020-05-27

我が国において本当に偉い数学者は少ない

  

   以下のとおり色々いるけど基本的日本人数学ができないか特別な人でないと明治時代から数学ができなかったので数が少なかったし、以下に列記の全ての数学者が偉かったわけではない。明治時代活躍した数学者が偉いことをしたことと、昭和時代数学者がはっちゃけていただけ。昭和40年代以降の数学者は怪しい腐れゴミだし、

   戦後30年の男の数学者は知り合いの仲間と共同してクソ必死になって研究していたが、昭和50年代になり女性化の時代になって、文科省がニホンジンに教える数学から初等幾何学はやめましょう、日本人女性に害があるということで、初等幾何学は一切教えなくなったことで、もう相当昔から我が国数学教育はすたれ果てている。

  以下に列記の数学者以外にも、国が隠していて活躍していた数学先生で偉い人は、明治昭和時代はたくさんいたが、今はろくな奴がいない。

 菊池大麓(1855-1917):数学最初日本人教授、のちに東京帝国大学総長

藤沢利喜太郎(1861-1933):2人目の教授数学教育、本格・応用両面の西欧数学移入

林鶴一(1873-1935)

吉江琢児(1874-1947)

高木貞治*(1875-1960):類体論近世日本初の世界数学

藤原松三郎(1881-1946):「日本数学史」ご進講

窪田忠彦(1885-1952):幾何学

園正造(1886-1969):代数学

小倉金之助(1885-1962):数学史、随筆家

掛谷宗一*(1886-1947):連立積分方程式、掛谷の定理

竹内端三(1887-1945);『関数論』

辻正次(1894-1960)

吉田洋一(1898-1987):『零の発見』<岩波新書

末綱恕一(1898-1970):解析的整数論

20世紀まれ日本数学

1901年 - 1910年まれ日本数学者[編集]

岡潔*(1901-1978):多変数複素関数論。多くの随筆を残した。

中村幸四郎(1901-1986):位相幾何学の導入、数学

正田建次郎*(1902-1977):抽象代数学上皇后美智子の伯父

岡村博(1905-1948):微分方程式

南雲道夫(1905-1995):解析学

弥永昌吉(1906-2006):整数論。優れた多くの弟子を育てた。

吉田耕作*(1909-1990):関数解析学

1911年 - 1920年まれ日本数学者[編集]

角谷静夫(1911-2004):角谷の不動点定理

矢野健太郎(1912-1993);微分幾何学。多くの数学専門書・啓蒙書で知られる。

中山正 (1912–1964)

伊藤清*(1915-2008):確率微分方程式

小平邦彦*(1915-1997):代数幾何学

古屋茂(1916-1996):解析学

岩澤健吉(1917-1998):整数論。岩澤理論

加藤敏夫(1917-1999):加藤定理

太郎(1920- ):力学系関数解析

1921年 - 1930年まれ日本数学者[編集]

溝畑茂(1924-2002):解析学偏微分方程式

西正武(1924- ):複素解析

冨田稔 (1924-2015) : 作用素環論

竹内外史(1926- ):数理論理学

一松信(1926- ):関数

鈴木通夫(1926-1998):群論

岩堀長慶 (1926–2011)

永田雅宜(1927-2008):代数幾何学ヒルベルトの第14問題否定的解決した。

佐武一郎 (1927-2014) : 代数群、

谷山豊(1927-1958): 複素解析谷山志村予想

佐武一郎 (1927–2014)

森毅 (1928-2010) : 関数空間の解析。数学教育についての多数のエッセイで知られる。

佐藤幹夫(1928- ) : 佐藤関数代数解析学の創始

境正一郎 (1928- ) : 関数解析学, 数理物理学

服部晶夫 (1929–2013)

久保田富雄(1930- ):整数論

志村五郎*(1930-2019 ):複素解析谷山志村予想

米田信夫 (1930-1996)

1931年 - 1940年まれ日本数学者[編集]

広中平祐*(1931- ):代数幾何学

荒木不二洋(1932- ):数理物理学、場の量子論代数的構造論

小林昭七 (1932–2012)

竹崎正道 (1933- ) : 作用素環論

伊原康隆(1938- ):整数論

1941年 - 1950年まれ日本数学者[編集]

足立恒雄(1941- ):代数整数論数学

飯高茂(1942- ):代数幾何学

藤原正彦(1943- ):専門は数論。エッセイスト、『国家の品格』<新潮新書

齋藤恭司(1944- ):複素解析

上野健爾 (1945- ) : 代数幾何学

秋山仁(1946- ):専門はグラフ理論、離散幾何学テレビにも出演

柏原正樹(1947- ):代数解析学佐藤幹夫弟子

斎藤 裕 (1947-2010) : 保型形式

砂田利一(1948- ):大域解析学

宮岡洋一(1949-):代数幾何学。ボゴモロフ・宮岡・ヤウの不等式

三輪哲二 (1949–)

石井志保子(1950- ):代数幾何学

2020-05-24

テレビ番組制作で働こうか迷っている

今、知り合いのつてでテレビ局制作下請け業務ADやらないかって話があってそれを引き受けるかどうか迷ってる。

大学在学時に精神病んだり多重債務が膨らんだことで卒業してすぐ実家に戻って2年くらいニートしてた。

ニートって言ってもぼちぼち家業の手伝いして、とりあえず利息をなんとかするために日雇い派遣に行って、

グループセラピーに顔出したり、町おこしやってる地元NPOボランティアしたりなんやかんやしてたけどどこにも属してなかったかニートニートだ。

同じ面子毎日顔を合わせていると不安でたまらなくなるから月に二日が限界だった派遣も、2年経つごろには週4~5で3つぐらいの現場をローテーションできるくらいには回復した。

そのころになってようやくとりあえずどこでもいいから腰を据えようと考えられるようになって週3のコンビニバイトと週2のホテル清掃を掛け持ちを始めた。

1年前にコンビニの時給が上がってからは週4にシフトを増やしてもらってそっち一本に専念して今もやってる。もうかれこれ4年になる。

そんな自分にもWebデザイナーになるという夢があった。

当時はやっていたテキストサイトなりに影響を受けてhtml自分で書いてみたのが最初で、

それからお遊びで自分サイトCSSで装飾をしたりCGIプログラムを書いてみたりしてた。それも高校生になるころにはやらなくなったけど。

それでもずっとWeb周りの情報は集めていて、はてな情報収集のためにブックマークを使い始めたのがきっかけだった。

2年のニート間中に、ようやく落ち着いて勉強をできるようになったので、

ドットインストールJavascriptPHPPythonRuby基本的な書き方をさらったのち、ちょくちょく自主制作をやるようになった。

いってもPHPPythonWordPressとC4DのXpressoくらいでしか使ってない。Rubyは一回TwitterBOTとミニゲーム作ったあとなんか好きになれなくて弄らなくなった。

ももともとWebに憧れがあったからかサイト制作Javascriptを使うということは結構長く続けられた。

通ってた大学メディア関係学部イラレフォトショもそれなりに使ってたからそんなつまずくこともなく、ちまちまポートフォリオ制作したサイト溜めてた。

あと関係ないけど図書館Java参考書借りてきて写経したり、XCodeSwiftに挑戦したりしたけどアプリあんま興味なくていつの間にかやらなくなった。

それもサーバー代が払えなくなったりHDDがおしゃかになって全部なくなったんだけどね。ここ最近PCも持ってなかったし。

なんとか最近になって惨めな田舎生活から飛び出すだけのお金が貯まって、定職につくことまでようやく考えられるようになって

ちょっと遅くなったけどだめもとでまた一から頑張ろう、まずはポートフォリオまとめていこう」と思ってた矢先にコロナショックで世の中おかしくなりだした。

自分不安でたまらなくて、コンビニバイトをしていることから小売業求人に応募しつつ、Web制作や、大学時代の経験から映像制作募集に片っ端から応募した。

ADの誘いを受けたのはこの流れで、受けた企業採用担当でない社員の方から別の企業を紹介されてそういう話になった。

履歴書も見たしもう一度会ったらもう内定を出すと言われている。

からさまに怪しいと自分も思う。放送業界ハードさは周知の通りであるしか自分にはトラウマがある。

大学卒業直後に第二新卒での就職を目指して3か月だけ就活をしていた時期がある。

そのときに「テレビ制作やってる部署中途採用してあげるから一か月後に荷物まとめて東京に出てきて」と言われ結局自分はそれを蹴った。

当時はほぼ無収入なのに借金の返済に月6万かける生活不安が大きかったのと、

クライアント代理店から依頼された案件企画から制作までじっくり取り組んでいきたかったので放送業界はやや不本意だったかである

でも今になればあのとき飛び込んでいれば違った未来があっただろうと後悔する気持ちがある。

少なくとも今のようにぼんくらとして馬鹿にされ近所から白眼視されながら惨めに孤独に片田舎生活するようなことはなかったのではないだろうか。

今の自分映画悪人」の妻夫木の役どころや「レズ風俗」の永田カビみたいなもんである

現在はその企業以外に2社映像制作会社(放送関係ではない)の面接選考が進んでいてそれも自分を迷わせる原因だったりする。

最近はてブ話題からいろいろ考えてしまうんだけど、現実逃避するように誰に見せるわけでもないポートフォリオサイト休日に作り続けてる。

こうやってずっとPhotoshopコードの書かれたエディターと格闘していられたらいいのに。

2020-04-25

anond:20200424191242

美大出たのに精神病んでて絵の描けない永田カビ男バージョンみたいな生活してる俺からすれば自虐風自慢しか

クラウドソーシングとかで自尊心満たす程度にデザインやりつつなんか適当マーケティング系の仕事とかやればいいんじゃねえの知らんけど

2019-12-22

常習的に酒を飲んでる人間がやめたときの3週目の変化

ストロングゼロ350ml x 6 を毎日飲んでるような人間が酒をやめるとどうなるか、の3週目。

15日目…身体的な離脱は引き続きなし。コーヒーは飲んでしまう、まあいっか。髪の毛を変なふうに切られてむかつく、半日で立ち直る。よい。近く思いきってホラン千秋みたいにする。

16日目…身体的な離脱は引き続きなし。部屋の模様替えを進める。コーヒーは飲みすぎ。本の並び替え、ラグソファー位置を変える。などする。かなり楽しい

17日目…身体的な離脱は引き続きなし。多少弱まった気もするけど引き続き自己肯定感あり、すこし落ちても湧いてくる。コーヒーは飲んでる。ニトリダイソー無印を行ったり来たり、模様替えまだやってる。

18日目…身体的な離脱は引き続きなし。自分が好きなもの自覚、落ちたときはすぐに触れるようにする。キッチン以外はだいたい片付く、いい感じ。でもキッチンはやる気しない、日々の営みに密接な場所は難関。まだうつ?もともとズボラ

19日目…身体的な離脱はなし。仕事っぽい会話でアプセットしそうになる、が会話中に自覚しつつコントロール。とてもよい。そのあと飲みたくなる、仕事飲酒が紐付いてることを認識ストレスの解消方法自動的飲酒に向かってることも認識、別の道をいくつか作ることを意識的にやっていく。オイコス奇跡の30%オフで喜ぶ。

20日目…離脱なし。友達お酒のむ。たのしー、超だいすきなひとたち。ありがたい。お店で中ジョッキx3、別れて散歩しながらストロングゼロ350mlx3、飲んでも酔う感覚がない、飲まなくてもいいんじゃないかと思う、と思いながらストロングゼロ。飲むと際限なくなることを理解する(口が寂しい、という理由でのむ)。この日は飲むと決めてたので習慣飲酒区別した飲酒明日以降の変化を観察する。もし飲みたくない・飲みたいを自覚して飲まないを選択できるのなら私の認知で行動を変えれることになる。でも頭いたー、これは飲みながら書いた。

21日…すこしだるい飲酒のせい。すこしのみたいような気がする、これは習慣飲酒バグ。とりあえず身体疲弊してると思うのでごはん食べる。写真でとった友達の顔を見てふふふとなる、高い自己肯定感

この一ヶ月、永田カビさんの「現実逃避してたらボロボロになった話」を何度も読んでる。自己分析と前を向いていくための努力を見習うための本。自分感情を分解していく作業12話)を自力でやってるのはちょっとスゴい。

●2週目

https://anond.hatelabo.jp/20191215131505

2019-11-19

精神疾患精神障害持ちで彼氏とか夫がいない女性の話が見たい

永田カビさんの本は読んでる

というかなんでだいたい配偶者持ちなんだよ

2019-11-10

永田カビの本を面白いって言える人達

まれ人生送ってんなと思う

勝ち組

2019-11-06

anond:20191106100058

ダイエットという蟻地獄――最新の医学データが示すダイエット真実(2) 永田利彦+山田恒 / 精神科医

https://synodos.jp/science/22345

もっとも恐ろしいことは、ダイエットリバウンドを繰り返すことで、

たんに体重が戻るだけではなく、太り易い体質も獲得してしまうことです

(Blomain, Dirhan, Valentino, Kim & Waldman, 2013; Maclean, Bergouignan, Cornier & Jackman, 2011; MacLean, Higgins, Giles, Sherk & Jackman, 2015)。

もう30年も昔から危険性が指摘されており、ヨーヨーダイエットと呼ばれています

(Brownell, Greenwood, Stellar & Shrager, 1986)。

動物実験ダイエットを繰り返すと、食物を身体に貯める能力が向上し、

少しの食物で体重が上がってしまうことが証明されています

(Brownell, Greenwood, Stellar & Shrager, 1986)。

これは身体の仕組みから考えれば当然です。飢饉経験するほど、飢餓に強くなるからです。

2019-07-17

anond:20190716181753

永田 ルリ子 のことかと期待して開いたらぜんぜん違った

2019-06-01

anond:20190601161026

横だが、その推測は違うよ

永田電話で指示をする側、つまりこの企画におけるラジコン操作側だから

2019-02-18

anond:20190218223526

なんでかその手のイラストレーターメンヘラが多いんだよな

きらら系じゃなくて以前の永田カビ系というかヴィレバン系の

2019-02-16

今の、何かにつけすぐに反アベに結びつける風潮

そろそろ次の永田メール事件が起きそうな気がする。

印象として残ってるのが、永田さんの奥さんがサクッと夫を捨てて離婚したことかな。

オンナってのは見切り早いなーと思った。

2019-01-17

まれて初めてレズ風俗を使った

私はレズビアンである

自認したのは、とある女の子に恋をした時。今まで男の子に恋心のようなものを抱いたことはあったものの、性的欲求は持たなかった。ところが、彼女にはキスをしたいと思ったし、それ以上の関係になりたいと思った。思ってしまった。

しかし、彼女ストレートだった。

勇気を出した告白も断られ、一生誰ともセックスせずに終わるんだと思った。(もちろん男性経験はない)

そんなとき永田カビさんの本を思い出した。

知らない人は調べてほしいのだが、うつ病に陥った作者が人の温もりを求めてレズ風俗を利用するといった話のものだった。

素直に、羨ましかった。

そこにいけば、その人達なら、私を受け入れてくれる。

そう思った。

私の指は自然と「レズビアン 風俗」で検索していた。

昼間の新宿東口改札前。その人は来てくれた。

私よりも華奢で年上のYさんは、こざっぱりとした綺麗な人で、普通にネットオフ会のように「初めまして〜」と微笑んで挨拶してくれた。

ガッチガチに緊張していた私だったが、本当に普段オフ会雰囲気そっくりだったので、その挨拶だけでかなり気持ちが楽になった。

普段からまあまあの頻度で新宿には行く。見慣れた街を歩きながら、頭の片隅には「あぁ、この数分後にはセックスするんだ」という思いがあるにも関わらず、私の周りの日常はなんでもないように過ぎていく。

Yさんとも天気の話だとか、この街の話だとか、本当になんでもない話をしながら友達のようにふらふら歩いていった。

たどり着いたのはラブホテル。この辺りの事情には詳しいらしく、Yさんがなれた様子で安価でも設備がいいホテルへ連れていってくれた。

ガラガララブホ街ではカップルにもすれ違わずフロントには誰もいなかったので、女同士でも不審に思われることはなかった。

部屋に入ってもまだ現実感がなく、どこかふわふわした気持ちだった。

ラブホテルといえども見た目は普通ホテルワンルームバスルームガラス張りだったが、そこは別に気にならなかった。

Yさんに言われるまま、お互い温泉に入る前かのように普通に服を脱いで、裸でバスルームに向かった。

ところで、私には変な癖がある。

やたらと人の身体を観察してしまうのだ。

この人はお腹が出ている。この人は下の毛が毛深い。この人のお尻は垂れている…

粗探しをしては、「自分身体普通だ。醜くない」と確認してしまう。

おそらく無意識のうちに自分身体コンプレックスを抱いているのだと思う。

そのときも、Yさんの身体を観察してしまった。

華奢な肩。形のいい胸。ちょっとぽっこりしたお腹。小ぶりなお尻。

私が恋した彼女ほどスレンダーではないが(何度か温泉で見た)十分に美しかった。

一緒にバスルームに入ると、Yさんがボディーソープを手に取り、身体を洗ってくれた。優しく、撫でるように。胸元も、もちろん股の間も。

その時の手つきはまるで作業的で、変な病気にならないためだとか、そういう事務的理由で洗ってくれているんだろうなとぼんやり思った。

Yさんはざっと自分身体も洗うと、バスタオルで母親のように優しく身体を拭いてくれ、自分身体を拭うと、裸のままベッドに入った。

お互いに裸なのに、まるで友達旅行に行った時と同じ感覚で隣に横たわった。

普通に話をして、だんだんとYさんの声が小さくなって、不意に、「キスしていいですか?」と聞かれ、「はい」と答えた。

そのあと勢いよくキスをされ、身体を触られ…いわゆるプレイなだれ込んだのだが…正直に言うと、そんなに良くなかった。

Yさんが下手だとかそういう話ではなくて、多分、私が例の彼女じゃないとダメだったのだ。

Yさんの匂い、肌触り、感覚全てを彼女と比べてしまって、「彼女はこんなことしない。ちがう。ここもちがう。」なんて延々と考えてしまって…。

実際身体は感じた。それでも、心が感じなかった。頭は冴えていて、とても冷静にYさんの愛撫を見ていた。

途中で逆になり、私の方から攻めたのだが、Yさんはうまいこと喘いでくれたが全部が全部演技に見え、後半はもう「早く終わらないかなぁ」なんて失礼なことを考えていた。

プレイが終わって、そっと抱きしめられた時、その温もりは優しかったが、私の心は終始冷めていた。とってもお金をかけてお勉強させてもらった。好きな子とじゃないとセックス気持ちよくない。

そのあと2人でお風呂に入った。

その時が一番気持ちよかった。お風呂は素晴らしい文化だ。裸の付き合いとはよく言ったものだ。

ジャグジーにして、入浴剤を入れて、あわあわにして。子供のようにはしゃいだ。

風呂からあがると、何も無かったかのように普通に会話をしながら服を着て、ホテルを出て、また駅に向かった。

外はまだ昼間で、明るくて、私たちがやっていたことなんてまるで夢だったかのようで、それでも確かにあの時間はあった。

Yさんは駅のホームまで見送ってくれた。私のこれから応援すると明るく言ってくれた。

優しいYさん、本当にありがとうございました

私は一つ大人になれたのかな。

2019-01-03

さびしすぎてレズ風俗に行けなかった話。



 世にも有名なレズ風俗レポ漫画永田カビさんの「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」を書籍で読んだとき自分の中にわだかまっていた名前のつけられないもやもやとした気持ちに気づいた。いつ購入したか定かではないが、読んでその日に「横浜 レズ風俗」で検索をかけた。幸い都会なのでわりとお店はいっぱいあったが、「もう少し痩せてからにしよう……もう少し化粧が上手くなってからにしよう……」とそのページを閉じた。

 恋愛対象は多分男性だと思う。街コンに参加して、短い時間で会話のテンポを探りながら男性と話す努力をするくらいには、男性恋愛したいと考えている。

 だけど、一緒にいて一番楽しいのは女性だ。高校女子校だったこともあるが、人生楽しいポイントはいつもそば女性がいた。女子特有の面倒くさいアレソレも、「まあ女ってめんどくさいしな~そういうところが楽しいんだよな~」と思えた。あと純粋高校時代が一番楽しかった。

 去年の夏頃は趣味が同じ女性ルームシェアしたいという考えが常に頭を巡っていて、仕事の休憩中はずっとルームシェア可の築浅賃貸を探していた。明確な相手もいないのに。

 少し話が逸れるが、友達はわりといる方だと思う。誰かと予定を立てて呑みに行くこともできるし、同窓会にも問題なく出席ができた。死ぬほどコミュ障という訳ではないはずだが、如何せん「ニコイチ」的な友人がいない。高校時代はいたが、在学中にケンカ別れした。

 なんというか、振り返ると「私はこれをあなたにしたから、あたなにはこれをしてほしい」「自分相手に接する同じくらいの熱量自分に接してほしい」を押しつけてしまう傾向にある気がする。近ければ近いほど。

 今でも5年以上付き合いの続いている友人は、そういった気持ちを押しつけないようなギリギリ距離感で接している人しかいない。その最たるが幼稚園からの幼馴染みで、今は年に二回会えれば良い方だ。仕事や日々がつらいとか、特に理由もないが無性に寂しいといったときに連絡を取れる人とは、3年も持たずに疎遠になっている気がする。

 話を戻そう。

 この正月休みに暇をこじらせたせいで無性に寂しくなって、部屋にある本を読みあさっていた。その中には先述したレズ風俗レポ、その続編にあたる「一人交換日記」も含まれており、読み終わった直後、私はまた「横浜 レズ風俗」で検索をかけていた。

 いろいろな店舗キャストさんのプロフィールを見ながら、あ~~~めちゃくちゃ好みだな~~~と思う子が数人いた。このまま予約しちゃおうかな、とまて心が傾きかけているときキャストさんのやっているブログに飛んだ。

 何月何日にご指名くださった方へというタイトル記事が並ぶ光景に、あ~~~~無理だ~~~~~~~!!!!!と瞬時に思った。

 本当に気持ち悪い考えなのだが、数万円かけて好みの女性性的に触れあっても、当たり前だがそれはキャストと客の関係からは抜け出せないし、キャスト商売である以上私以外の他の誰かとセックスをするんだ、という考えに行き着いてしまった。まだ予約すらしていないのにその先を想像して傷ついた。

 悪癖である「私はこれをあなたにしたから、あたなにはこれをしてほしい」「自分相手に接する同じくらいの熱量自分に接してほしい」が、たった数時間しか触れあわない、しかもまだ会ったこともない女性勝手に押しつけている自分がとてつもなく嫌だった。

 ストーカーになる人間心理に少し触れてしまった気がして、そんな自分気持ち悪くてぼろぼろ泣きながらページを閉じた。隣の部屋に母親がいることを考慮して、声を殺しながらビービー泣いた。気づいたら寝落ちしてた。

 コミュ障じゃないと思っていたが、こう書き出してみると立派なコミュ障だし、立派な距離なしクソ女だと思う。病院にでもカウンセリングにでも何でも行くしお金なら払うから、この寂しさがどうにかなる方法を誰か教えてほしい。

2018-12-27

anond:20181227101722

https://www.jstage.jst.go.jp/article/hppt/3/3/3_113/_pdf

ハイヒールは着用頻度の高い履物であるものの,一方で,さまざまな障害発生の原因になることが指摘されてきた。高橋らは,デパート職員251名のうち,ヒール靴の着用中に転倒した人は全体のほぼ半数,痛みがあると答えた人は全体の約90%だったと報告した。永田は,労働災害分析結果から,多くの女性ハイヒールセミハイヒール着用中に階段から転落事故に遭っていることを見出した。また,倉らは,ハイヒール着用による障害発生頻度は83.9%であったと報告した。女性にとって利用頻度の高いハイヒール障害発生の原因となっていることは明らかであり,障害予防の観点からも快適で安全ハイヒールの開発が求められる。

2018-12-10

[]2018年12月9日日曜日増田

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1日1888223804118.538

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2018-12-09

青少年の性行動全国調査(5/5)(Session-22 書き起こし)

ラジオ「Session-22」書き起こし。https://www.tbsradio.jp/319359

"大学生デート経験率は過去最低" 草食化とも報道された「青少年の性行動全国調査」その結果から読み取れる本当に大事な事とは?

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荻上

後半、性教育の方にちょっと話を広げていきたいと思うんですが、今回性教育についてはそもそもどんな調査が行われていて、どんな分析結果が出たんでしょうか?

永田

性教育に関しては継続調査になってますね。

まず、どういうことを学習したのか、ということについて質問をしていくというのが継続になってます

HIVエイズですねーー先週末イベントでもあったようなーーあるいは妊娠の仕組みとか避妊方法性感染症かいろんな項目に関して、継続的に学校学習たかどうかというのを聞いて、それがどれぐらい学習した経験を持っているっていう風に回答するのかなというのを見るというのが、まぁ大きいところです。

あとこの調査ちょっと面白いのはクイズをですね、出すんですよ。

教育ってわけじゃないんですけど、性行動に関わるような……例えば「精液が溜まりすぎると体に悪い影響がある」正しい?間違ってる?とかそういうのを7問ぐらい出して、どれぐらい正しい知識を持ってるのかクイズ形式で訊いているって言うのも、ちょっと特徴的なところかなとは思います

荻上

アメリカとかでは、偏見浸透率調査みたいなもので、例えば進化論はないと思ってるとか、ワクチンは効かないとか、あえて間違った知識がどの程度広がってるのかみたいなもの調査するってのいうようなことをやったりしてますけれども、今みたいなクイズもとても重要ですよね。

永田

そうなんですよね。

偏見の度合いというか、どういう風なところに今みんなが引っかかってるのかっていうのが割と分かるというのが面白いとこだなとは思いますね。

荻上

分かった上で言ってるんだけど、それが結局騙されてしまうということになることもあったりしますし、今言った例えば「体に悪いかマスターベーションしてます」って言ったりすると、ダイレクトに体に悪いわけじゃないよって言われてしまうと言い訳が一個無くなっちゃうんじゃないか、と。

でもまぁ、メンタルには良かったりしまからどうぞどうぞしてください、ということだと思うんですが、今言ったようなクイズを出しながら色々調査をすると、どうでしょう、推移、変化を感じ取れるような所ってどんなところにありますか?

永田

そうですね、「既習率」という風に言いますが、どういうことを勉強した経験がありますかっていうことですね。

荻上

既に学んだ経験率っていうことですね。

永田

そうです。

学校で以下のようなことについて勉強した経験がありますか、というのを聞いたと。

それを2005年から2017年、今回調査にかけて3回推移を見てるんですけれども、基本的HIVエイズそれから体の仕組み、それから性感染症のあたりは8割バッターぐらいで、まあまあ既習率高いですね。

荻上

バッターとしては凄すぎますけど(笑)8割くらいということですね。

永田

それはやっぱり、保健体育の内容なんですよ。

保健体育って試験もありますし、割と1年生くらいの段階で結構しっかり勉強させるところではあるので「学習した経験があります」という風に答えるのが多いというのはありますが、それに加えて学校勉強したことを折に触れて、例えばニュースかいろんなとこで触れる機会があると定着しますよね。

ですから学校での教育ってもちろん大事なんですけども、それに加えての啓発活動とか色々な情報提供ってとっても大事で、だって一回学校勉強しても忘れるじゃないですか、歴史とか日本史とか忘れますよね(笑)

荻上

2つとも歴史ですよ(笑)

永田

2つとも歴史だったね(笑)、私苦手なんですけど。

荻上

分かります、分かります

永田

でも、大河ドラマとかで見るとなんか覚えますよね?

南部

つながっていきますよね。

荻上

その指摘は歴史学の人たちからドラマです!」というのもあるかと思います(笑)

永田

ごめんなさいごめんなさい(笑)

荻上

ただ教科書ちゃんと学んだ上で、あるいは学校で学んだ上で、テレビであえて、じゃないけれども、間違った情報に触れたときに、違う仕方で表現しているな、という風に学べるのか、それともそうしたものから触れてしまって、そう学習してしまうのかは、差が出てくるじゃないですか。

永田

おっしゃるとおり。

荻上

これは既習率、つまり性教育などで学んだ人とそうでない人とで、その後の行動や知識の正答率というものは変わるんですか?

永田

変わりますね。

正答率が高い人というか、もうちょっとちゃん分析的に言うと、学習経験が多い人と少ない人ですね。

よりたくさんの項目を勉強しているという人と、必要最低限というかみんなが学習している程度の内容で止まっている人っていうので比べてみると、よりいろんな項目を勉強している人の方がクイズの点数は高いです。

もうちょっと言うと、これ今回の調査分析では出てないんですけど、前回調査分析の結果としては、情報源が学校である子っていうのはーー情報源って色々ありますよね?雑誌とかね、ビデオとかねーーそういう子と比べるとやっぱり正答率が高いというのはあります

荻上

たとえばリスク行動であるとか、自尊自己認識であるとか、他のものに対する影響っていうところまでの分析というのはどうなのでしょうか?

永田

えっとね、自尊感と性教育っていうところはちょっと難しいんですが、もうちょっとなんですけれども、ただ性に対するイメージはやっぱり違いますよね。

まり性に対して、明るい、とか、楽しい、とか、そういうポジティブなーーまぁ項目いろいろあるんですけどーー今いったような事に関しては、たくさん学習している、いろんな角度から性について学習している経験を持っている人の方が、イメージポジティブっていうことがあります

荻上

しっかりと学習していくということが重要であると。

それからあの、冒頭でも少し紹介させてもらったんですけれども、あの最初セックスコンドームをつけてする人としない人とでは、その後もつけてするかしないかが変わるという話……

永田

あれ面白いですよね。

それも前回調査分析なんですが、それは多分今回もそんなに変わってないんじゃないかなというふうに思います

その具体的な避妊、今とりあえずコンドーム使用なんですけれども、コンドーム使用に関して、まず初交でコンドーム使用していた人っていうのはその後の性交においてもコンドーム使用する傾向があると。

その初交の時にコンドーム使用するかどうかっていうのは「相手のことが好きだったから」ていう風な動機性交、初交に至った人っていうのは割と避妊もしっかりするっていうことは、そういう道筋あるかなっていうのは分かっているところで見えてきているところですよね。

荻上

この間の変化としては「セクシュアル・マイノリティについて学びました」という人が6年間で倍増近くしてるということは結構これは重要な変化であると同時に、ただ男女差で見るとマスターベーションについては、男性が5割近く毎回調査で学んだことがあるよって人が多い(注:5割程度「いる」か?)んですけれども、女性の方が2割ぐらいだという事で、こうしたそのジェンダーギャップがでるような項目っていうのも色々ありますよね。

永田

ありますね。

あともう一つがやっぱりあのクイズの結果もそうなんですが、自分が直接関わるようなこと、つまり女性場合だったら月経に関する項目なんかは既習率も、学習してその後覚えてるって言うことで既習率も高くなるしクイズの正答率も高くなる。

男性場合だったら、マスターベーションであるだとか、あるいは精液、精通に関するようなクイズはやっぱり正答率が高くなるというとこでちょっとジェンダーギャップっていうのはあって、私これはちょっと乗り越えたいとこだなと思いますよね。

だってほら、自分のことはわかるけど相手ーー異性愛で想定するとーー相手のことってやっぱりわからないっていうのがあるので、男性女性のこと、女性男性のことをもう少ししっかり学習できるようになるといいなぁとは思いますが、まあそういう課題は見えてきますよね、数字の上での。

荻上

昔は男女別学で、保健体育の時は教室を分けてみたいな仕方で、生理女性けが学ぶと。

でも例えば、上司部下の関係で、部下が女性上司男性で、生理休暇について無理解だったり、あるいは上司女性、部下が男性で、上司が体調悪そうにしてることを「なんだよ女は」みたいな形でざっくりと大雑把に暴力的に回収してしまうみたいな、そうしたことがないように、生理とは何なのか、周期とは何なのか、PMS みたいな苦しみは何なのか、とか、当事者のことを知る、っていうことは理解をするためにはまず一歩にはなりますよね。

永田

そうなんですよね。

あの、今となっては保健体育もテスト共通なので、男女によって既習の内容がもう大きく違うっていうことはだいぶ解消されてるとは思うんですけども、結局学習してもその後定着しなければあまり既習率の数字としてはね返ってこないので、日頃からどういう情報に触れていくかとか、相手のことを知るような努力するとか、そういうところに関わってくるかなとは思いますよね。

荻上

他にも色々性に関した課題が沢山あるわけですけれども、今日永田さんが「ここが面白い」って言ってくださったポイントっていうのは、要はそこに政策社会的課題がより濃縮されてるポイントだということになるわけじゃないですか。

そうしたことを踏まえて、これからこの調査を活かした上で、どんな性に関する教育であるとか、発信が必要だという風にお感じになりますか?

永田

私が思うのは、やっぱり日頃から情報に接するチャンネルを増やすっていうことかなとは思います

例えばあの圧倒的に多いのは、性に興味がある子はインターネットで調べるんですよ。

学校勉強してそれに加えてネットで調べていくと。

その時にどういう風な情報アクセスできるのかっていうのって結構微妙問題だなあというふうに思いますよね。

荻上

思います

例えばあの YouTube とか子供重要情報源になってますけれども、そこで「セクハラ」とかで検索すると、例えばその”芸人の何々が何々にハラスメントしたあの瞬間”みたいなもの違法アップロードされる、お笑い番組とかで。

あるいはユーチューバーがドッキリと称して誰々にセクハラしてみた結果とか、妹にセクハラした結果、みたいな仕方で出てきて、セクハラを受けた場合、何がセクハラであるのかとかその時の相談先はとか、そうしたものYouTube だけじゃなくて Google 検索とか諸々出てこないんですよ。

それを変えるための活動とかも今、してはいるんですけれども、そうした点もやっぱり重要ではありますね。

永田

だと思いますね。

やっぱり教育が果たせる機能ってかなりあるとは思うんですけれども、どうしてもあの教育である以上は一定基準とか評価基準みたいなものを持たないといけないので、ともするとパターナリズムに陥りがちなんですよ。

荻上

こうしろ、とか、こうあるべき、とか。

永田

それはまぁちょっとそういう風な方向ばかりになってしまうのは、やはり望ましくないと。もちろん教育教育で一つの大事チャンネルなんですけども、情報をいろんなところから提供していくことで、より自分にしっくり来る情報自分たちが主体的に接することができて選ぶことができていく、っていうのが望ましいっていう風なことではあの一番大事かなぁ、ていう風に思いますよね。

荻上

こうしたその結果が出た時に、メディアで報じる際「こうなってます」だけじゃなくて、これをきっかけに、たとえばもうお昼の番組でもいいんでーー多分結構間違ってると思うんです、皆さんの知識って。土曜日にあったイベントでもコンドームの開け方付け方……。

永田

ああ、あれねー。

荻上

あれだけでも正しく使える人の方がむしろ少ないという現状があるということがわかった。包茎の人とそうじゃない人で付け方のポイントが変わるとか、そういったこと知らない人多かったりするじゃないですか。

そういったような事を細かく、そのちゃんチャンネルを含めて発信していくために、データ活用しながらいろんな現場と繋がっていきたいですよね。

永田

そうなんですよね。

そのためのエビデンスだと思います

単に興味本位でいくんじゃなくて、こういう状況だからプラスでこういう情報必要なんだ、って考えていくってことですよね。

南部

今夜は社会学者永田夏来さんをお迎えしてお送りしました。ありがとうございました。

永田荻上

ありがとうございました。

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青少年の性行動全国調査(4/5)(Session-22 書き起こし)

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荻上

あの、草食化と言われた時に、性に興味がない、みたいなイメージがつきやすい所はあるんですけれども、たとえばこうした性行動調査ですからマスターベーションについてもずっと調査されているわけじゃないですか。

そのあたりの結果というのはどうですか?

永田

あのですね、精通年齢が遅くなっているというのは言われてるところではあります

荻上

はじめて射精するという。

永田

そういうことですね。

精通年齢っていろいろあるんですけれども、あのー、なんていうのかな、あのー、ねぇ、あの、ん、ん、ゆ、む、まぁ夢精とか、そういう風に特に自分で何かしてるって言うわけじゃないけれども経験するっていうのもあるんですが、やっぱりそのいろんな情報に触れて自慰行為をすることによって射精に至るっていうこともあるんです。

ところが社会の関心、社会が変化していって、また本人の関心も薄れていったことによってそういう性的情報アクセスしなくなっていくので、そうするとあの自慰行為をするっていう頻度も遅くなり(ママ)、結果精通年齢も遅くなるっていう事があるんじゃないのという風にはまぁ言っているところではありますが、もうちょっともう少しきちんと数字見ていかないとはっきりは言えないんですけれどもね。

荻上

そうですね。

ここであの、メディアとして注目すべきは、たとえばスマホなどが普及して、性の情報が氾濫して、結果としてみんなまぁ例えば性に積極的になって……みたい話があったりするわけですけれども、それは少なくともそういうわけではないよ、と。

ただ、他方で変な情報が氾濫してるから性教育必要だよ、という方についてはそれはそうだよねみたいな仕方で、巷に流布してるなんとなくの、まぁ性に関する思い込みというものを、一個一個否定したり、あ、そこはそうだねと言ったり、ってことが繰り返されなくてはいけないということになりますね。

永田

そうだと思いますね。

この非常に面白いところは、そのセクシャリティに関する事柄ってやっぱり身体が伴っているから、なんかこう自然なことだとかね、なんかある程度の年齢になったら誰でもそうなるとかいう加齢効果として考えがちなんですけれども、やっぱり社会文化的文脈っていうのがかなりあるので、そこをまぁうまく考慮に入れながら、その身体的なところと社会文化的なところをうまく分けられるものならちょっと整理しつつ見ていくっていう風なことになっていくかなとは思います

荻上

そうした中でですね、今回本当に色々な調査が行われていて、今はまぁよく注目されがちなセックスであるとかそれに対する関心について触れたんですけれども、永田さんが他の部分で注目をした調査結果というものはあったりしますか?

永田

そうですね、その性的被害のところとか数字ちょっと出しにくいんですけれども、でもまぁ調査をしていくことによって、まぁ様子がだいぶ見えてくる。

性的被害に関する調査っていうのはあんまり無いんですけれどもまあちょいちょいやられていまして、今回のこの調査も他の調査とだいたいまあ合致するような感じで数字が出てきたというところでは、まぁやってよかったなという風には思います

荻上

被害の推移の中で注目してるポイントなどはありますか?

永田

意外に男性被害に遭ってるんだなっていうところですかね。

たとえば性的被害で「付き合っている人以外から性的被害の推移」っていうのがありますけれども、これで見てみるとあの男性ですね、「言葉による性的からかい」っていうのは2011年だと0.5%でまぁ少ないんですよ。

ですが2017年になると男性高校生で3.9%……

荻上

はい

南部

はあー。

永田

で、大学生だと2011年で0.7%が(2017年では)5.5%で、うーん、100のうちの5.5は少ないっちゃ少ないんですけど、でもまぁ増えてはいると。

荻上

20人に一人になってるわけですからね。

これは加害が増えてるのか、それとも被害に対するアンテナが高くなってるのか、というような議論必要になってきますよね?

永田

今その話をしようとしたところで(笑)、おっしゃるとおりなんですよ。

特にたとえばドメスティックバイオレンスなんかもそうだし、虐待なんかもそうなんですけど、認知高まる被害の訴えが多くなる。

南部

これがそういうことなだって知るか知らないか……

永田

うそう、そういうこと。

そういうのは見えないものから見えるようになるっていう風な言い方で表現するんですけども、今まではその概念自体がみんな知らなかったから、ひどい目にあっててもーーセクハラとかそうですよねーーなんかやだなと思いながらもなんて言ったらいいのか……

南部

すごいもやもや……

永田

もやもやもやーっと。

だけど「セクハラ」っていうんですよそういうの!嫌って言っていいんですよ!と言われると、「あ、そうか」といって言うようになる、と。

で、そういうことがこの男子被害の上昇の背景にはもしかしたらあるかもしれないというのはあると思います

荻上

セクハラという概念が広がる、あるいは #MeToo とか、あるいは教育などによって、そうしたことがノーと言っていいものだという風に知るというようなことが、この数字を上げているんじゃないかということもあるわけですよね。

永田

可能性としてあるということですね。

荻上

僕が気になった分析クロス集計なんですけれども、気になったものが「付き合ってる人から被害経験」これがまあ特に多いわけです。

付き合ってない人から被害というと痴漢の類とかが多かったりするんですけれども、でも付き合っている人から被害という観点からすると、やっぱり例えば性的誘惑を無理矢理されるであるとか、性的行為強要されるであるとか、そうしたものに関しては、知らない人にされるよりもダントツで身近な人にされることが多いわけですね。

これはあの犯罪統計などでも元々そういう風な傾向というのはあるわけです。

そうしたようなデータがあるということを前提にした上で、例えば付き合ってる人からの性被害経験と本人のジェンダー規範クロスを取ったところ……

永田

あれ面白いですよね。

荻上

被害経験がある人は被害経験がない人よりも、例えば「男性女性リードするべき」だとか「男は働き女は家庭を守るべきだ」という価値観が、若干であるけど高めということになってるんですね。

被害に遭う人がある種ジェンダー規範、男は男、女は女っていうような思いが強いと。

で僕はこれを見た時に呪われてしまってるのかなと。

まりそのノーと言い難いような価値規範というものに染められているが故に、その被害というものに遭って言いにくくて、あるいは断りにくくて、みたいなことにさらされやすくなってしまってるのかなと思ったんですけど、永田さんはどういう風に思いました?

永田

今の説明は、ドメスティックバイオレンス説明に全く当てはまることをなんですよ。

DV 被害がどうして表に出にくいかっていうと「男の人っていうのは多少荒々しいぐらいの方が頼もしいんだよ」とか「男ってのはそんな感情がうまく表現できないかちょっと腕っぷしに頼っちゃうものなんだよ」っていうジェンダー規範があると、その被害に遭ったとしてもそれを告発しにくい。

男ってそういうものからなんかそういう彼を愛さなきゃ、みたいに思っちゃって、言えない、と(笑)

そういうことがずっと言われてきてたわけなんです。夫婦間の暴力の話ですけれども。

その構図が今度は交際のところにも降りてきていて……

荻上

いわゆるデートDVというものにくくられるものですかね?

永田

うそう。

男は男らしくあるべきだっていう期待を持っている人っていうのは、そういう人間関係に身を置きがちなので、そうすると男らしさの間違った発揮というかーー私そういうのは男らしいとは思いませんけどーー鍵括弧付きで「男らしさ」の発揮であるところの、暴力とか強引さみたいなものさらされやす環境に身を置くっていうことはあり得るとは思います

荻上

これ実は、男性でも女性でも同じ傾向があって、男は男らしくという風な価値観を信じてる人は、女性などから暴力被害を受けたーーこれ相手が書かれてないので、同性間暴力可能ももちろんあるんですけれどもーーそうした時にノーと言うのは男らしくないであるとか……

南部

あ、そちら側にも働くわけだ。

荻上

被害に遭うこと自体が恥ずかしい、女性だと例えば処女幻想などで自分貞操が傷つけられたか言ってはいけないという形になるわけですけれども、男性場合それが沽券に関わるから言ってはいけないみたいな形で、双方にとって被害を受けた場合告発しにくかったり、あるいは被害を受けるような段階までノーと言えない状況に追い込まれしまであるとか、そうしたものが見えてはきますよね。

永田

そうなんですよね。

DVなんかの調査だと男性被害件数一定数あるんですけど「人に言えない」がものすごく高い。

やっぱり今おっしゃってくださったような、そのジェンダー規範内面化しているから、女の人から多少言われたぐらいで、なんかいちいち取り上げるなんて男らしくないとか、そういうことを考えてしまって、その被害を言えないとか、被害自体を認めたがらないとかね、そういう風な構造男性の方も陥ってしまうと。

まさに呪いですよね。

そのジェンダー的な規範呪いって女性の方ばっかり強調されがちなんですけど、男性も同じように巻き込まれているっていうところが、数字である程度出せるっていうのは面白いところかなと思いますね。

荻上

ということから振り返って、さっきの性被害の推移を見てみると、女性より男性の方が被害は少ないんだけど、ここ6年間で申告件数が増えていると。

しかしたら、まだまだ男性の方が言えないっていう部分と、女性の方が言えないっていう部分が項目によって違ってる結果、これから続けていくことによって数字が増えていくかもしれない、増えていくと結果、分析対象が広がることになるので、何が彼ら彼女らをそうさせてるのかっていうのがもっと見えてくるかもしれないという意味では、さらなる継続調査というものが、これやっぱり求められますよね。

永田

そうだと思います

継続調査の強みで、いま少ないからといってやめない、ってことです。

続けていくことで、減ったら減ったでねーーもしかしたら減るかもしれないんですけどーー増えたら増えたで、また追加の分析のしようがあるっていうところが面白いところですよね。

荻上

さて、分析などを続けていきたいと思いますが、いったんお知らせ。

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荻上

今回、データから見えてくるものと、それを解釈するために社会の外側の変化を見ていくもの、まぁいろんなやり方があるんですけれども、今回取った調査の中で、例えばそのセックスをしなくなってきている、より厳密に言うと若いうちにセックス経験するという人が減っている、ということの要因として何かピックアップできるようなものはあったりするんでしょうか?

永田

ちょっとまず丁寧に行きたいのが、「分極化」なので若いうちに経験する人はまぁいます一定数。しかしながら遅く経験する人がそれを上回る勢いで増えているので、結果として低下傾向にあるっていうことになるっていうのが分極化ですよね。

荻上

はい

永田

それを踏まえて、経験しないっていう理由としてなんなのかっていうことを考えてみた場合に、今までの議論だとリスク化っていうことが言われてたんです。

そのリスク化っていうのはどういうことなのかっていうと、例えば妊娠するのが怖いとか、感染症不安だとか、そういう風な事をまあ根拠なんじゃないのかっていう風に言われていてるんですけども、ちょっと今回調査で見えてくるところは、それだけではちょっとうまく説明できないのかなっていう風に言われているところではあります

それに代わる理由として、相手がいないとかね、早すぎるとかね、あるいは特に理由がないとかね、そういうのが割と性交経験してこなかった理由として、上の方に挙がっているんですけど、面白いのは「(性交の)相手がいない」っていう風に答えている人のうち、現在付き合っている人がいるのに「相手がいない」って答える人が大学生で40%、大学生で30.8%(注:聞き取った結果ママ)。

荻上

うーん、なるほど。

永田

恋人いるのに、性交はしない。

南部

定義が違う、ってことですか?

荻上

ネット上とかで言われてる「自分非モテから」とかじゃなくて、何か別の定義で「相手がいない」と言う人が増えている、と。

永田

から、そこまで行くほど好きな相手じゃない、とか?

荻上

あるいは、まだその年齢ではないからというような、まだ大人じゃないから、みたいな、そうした理由を挙げる方もいますよね。

永田

結婚でも結構そうで「今付き合ってる相手いて、結婚したいなと思ってるけど、でもちょっとまだ結婚は……」ってよく聞くでしょ?(笑)それに置き換えてイメージすると割と分かる。

南部

そうかぁ。

永田

ちょっと古い価値観で言ったら、交際している相手がいて、25、6になったんだったらもう結婚するだろうっていう価値観で、ある時期の日本って動いていたんだけれども、もうそうじゃなくなってきて、別に付き合っているからといって、あるいはある程度の年齢になったからといって即、結婚するとは限らないと。

荻上

ふーん。

永田

で、その構図が今度は恋愛にも持ち込まれているっていう風な状況かなっていう風に見ることができるかなと思いますよね。

荻上

平均が何回のデートかってのは分かりませんけれども、たとえばまぁ10回くらいデートしたらそろそろ行く場所もなくなってきて、でも一方で親密さは深まってきて、そろそろじゃない?みたいな印象があるかもしれないけれども、別に今たとえばチョイスはたくさんあるわけですし、なおかつ、しなくても楽しいんだったらそのままの関係継続できるということだって当然あるわけなんですよね。

ある意味ではセックス至上主義セックスがゴールとかではない、みたいな感覚が緩やかにある人たちも増えてるということなんでしょうかね?

永田

そういう流れかなっていう、それがその新しい世代の考え方なのかなという風には思います

面白いのが「大人になるために必要な事って何ですか」っていうことに対して、性交経験があるっていうことを答えた人は結構少ないですね。

荻上

はい

永田

そうではなくて経済的に自立をしているとか、あるいは親から自立しているとか、そういうところをやっぱり挙げる人がかなり多くて、何て言うのかなその、恋愛しました、性交します、っていう手前のところに、もっと経済的に自立しようとか、しっかりした人間になってからそういう風なステップに行こうっていう風な考え方が挟まってるっていう風な状況として見ることができるんじゃないか、っていうのが今のとこの見立てですね。

荻上

なるほど。

大人になるには「やらなきゃね」みたいな価値観って、だんだん後退していると。

逆に今あの気になったのが、例えば80年代90年代学生も親の財力などで今の若者たちよりも余裕があったと思うんですね、経済的な。

となると、むしろそういったものアクセスするための期待値みたいなものけが維持されている結果、働いて自立しなければセックスとか結婚ってしちゃいけないものだという風になっているのかどうか、この辺りはどうでしょうか?

永田

性交に対する価値自体が減じているわけではないとは思います。それはやっぱりすごくいいものとして、まぁ結婚と同じですけど、キープされていて、大事ものであるからこそ、しっかり準備が整って相手との関係確信を持ててからそっちに行きたいと。

それが確信持てないような相手だったら、別にあの最終的に性交に至らなくてもいいし、交際しなくてもいいっていう風な基準になってきているっていうことかなっていう風に思いますよね。

荻上

ということは恋愛とかセックスに対するある種の価値観ポジティブさというのは変わらないのが上昇してるのが減少してるのか……

永田

そうですね、性交理由を聞いた時に、なぜ性交に踏み切ったのかっていうこと考えて、古い考え方だと「なんか恥ずかしいから」とか「経験したいと思ったから」とか、そういうのが多いかなって感じなんですけど、結構前の調査からそうなんですが、やっぱり「相手のことが好きだったから」とか「愛があるから」とか、それがやっぱり大きいんですよ。

愛と性と交際みたいなものの一体感みたいなものは失われてはいないということだろうなという風に思います

それは結婚もそうで、性と愛と生殖三位一体だっていうのって、ずっと前から指摘されてることなんですけど、なかなかこれ三つはバラバラになりにくいと。

それと同じような感じで恋愛においても愛情と性行動と「モノガミー規範」って言いますけれど「一対一で付き合っている」っていう風なことを大事に思うっていうことは、これは分かちがたく結びついているということだろうなと思いますよね。

荻上

そのあたりは結構不思議で、僕は例えば分極化していくのであれば、そのモノガミー規範が弱まっていく、つまり一人が複数の人と恋愛していても合意してあればいいじゃないかであるとか、あるいはそのセックスをしているっていうことに対してわざわざ人に言わなくてもいいし、そうしたコミュニケーションを取らなくてもいいじゃないかとか、あるいは「この人とはセックスだけ」「この人とは恋愛まで」「この人とは結婚まで」とか、結婚というもの別にゴールじゃないし、そこも多様化してバラついてもいいのかなと思いきや、そこは割と強固にむしろセットになったまま、タイミングが遅れているっていうところが、気になったポイントというか、意外。

永田

それ面白いとこですよね。まさに海外結婚とかそうなんですよ。

まり日本場合だったら戸籍上の婚姻関係という選択肢一択しかないんですけれども、別姓もまだ法制度化されてないような状態なんだけども、例えばフランスなんかだったら色んなバリエーションがあるとか、その中で自分にとって何が一番いいのかと選んでいくっていう風に、選択肢広げる方法多様化っていうのが進んでいくっていうパターンが一つあるんですけども、日本場合にはなんとなく「多様になるよね」っていう風なことは知ってはいるんだけれども、実質的選択肢が一個しかいから、つまりがっつり付き合うと最終的には結婚に結びつくような恋愛ちゃんとした恋愛である、っていう風な選択肢が一つしかないような状態になっているから、いまチキさんが言ってくださったようないろんな選択肢の中で自分がどういう風な生き方を選んでいくのかっていうところまで、「まだ」至ってないのか、まあそういう文化なのかはちょっとからないとこなんですけども、面白い状況だなとは思います

荻上

そうですね。これがなんかちゃんとした恋愛と、あるいはその「遊び」とか「捨てられた」とか、そうしたワードって今でも飛び交っていたりするわけじゃないですか。そうした規範意識みたいなものがむしろ強化されているというのはなぜなのかということも分析対象になってきますよね?

永田

それは私もとても関心があるところですね。

あのつまりコース料理しかダメだって感じなんです。ビュッフェ形式で色々多様なんだから自分が好きなものをたくさん取ったりとかしてもいいじゃない、で、アラカルトで色々頼んでもいいじゃない、ってなるかと思いきや、いろんなメニューがあるのは分かったけど自分コース料理を食べます、っていう感じでみんなそれを選んじゃってるっていう状況です。

荻上

今までは「1時間で食べようね」というものだったものが、なんとなく2、3時間ゆっくりと、というような状況になっているわけですね。

永田

そうですね。

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ラジオ「Session-22」書き起こし。https://www.tbsradio.jp/319359

"大学生デート経験率は過去最低" 草食化とも報道された「青少年の性行動全国調査」その結果から読み取れる本当に大事な事とは?

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青少年の性行動全国調査(2/5)(Session-22 書き起こし)

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荻上

まずですね、草食化と報じられたその根拠になっているのが、性交経験、要はセックスしたことがありますか、というようなものなんですね。

そのデータで見ますと、2005年2011年2017年、6年おきに行っているこの調査で見ていくと、確かにそのセックス経験率というのが2005年ピークに下がってきていると。

例えば大学生男子2005年では63%が経験してきました。大学生女子は62%が経験していました。

それが2017年ですと大学生男子の47%、大学生女子は36%と、確かに激減しているというふうに見えるわけですね。

一方で中学生の方に着目すると、2005年中学生男子が3.6%で女子は4.2%。

これが2017になると中学生男子3.7%、中学生女子4.5%なので、ちょっと増えていると評価するよりは横ばいという風に言った方がいいと思うんですが、年代によっても随分違うような印象もあります

こういったデータが結果として出ました。

これをどう分析すればいいのか、この辺りいかがでしょうか?

永田

さっきの、我々の睨みとしては、これはコーホート効果なんじゃないかと見ているわけなんです。

それはどういうことなのかっていうと、性に対して積極的世代プレイヤーとして居た時には、ばばっと上がると。

だけどそうじゃない分極化している世代が入って来ることによってバランスが生じてきて、結果として落ちるっていう風なことになってるんじゃないのかなという風に見るっていうのが、我々のデータの読み方なんですね。

それを知るためにはこのコーホート効果を見ないといけない。

荻上

コーホートについてもうちょっと詳しく聞いていいですか?

永田

コーホートっていうのは、特定のことを経験している人たちを集めますっていう、統合的に見るっていう考え方ですね。

一番メジャーなのは出生コーホート、つまり何年から何年に生まれ団塊の世代とか、ゆとり世代とか、そういうやつですね。

だけどたとえば入学年のコーホートとか、結婚年齢とかいろんなコーホートがあり得ますが、ここで言っているのは出生の年齢のコーホート、つまり80年代まれ90年代まれ2000年代まれでどうも様子が違うねと。

プレイヤーが入れ替わっていったことによって数字の出方が変わってきてるんじゃないのかっていう風なもの見方になるというわけです。

荻上

無理やり日本語翻訳すると「共通要因」みたいなものですかね。

この世代に生まれた人はなんとなく恋愛流行ったけど、そこだけなんか急に流行ったので廃れたのか、それとも急に、草食化と言われますけれども、いわゆる「恋愛」なるものがつまらないゲームだと感じる人たちが増えた、ということなのか、このあたりを分析することが必要になってくるわけですよね。

永田

そうなんですよね。

とりあえず、恋愛に対して、恋愛流行っていた時代、つまりは大体80年代の半ばから2005年にかけては性行動が上がっていくわけなんですけど、その頃の人達と今の若い人達文化が違うんじゃないかっていう話ですね。

荻上

これをたとえば年長世代人達メディア上で「今の若者デートも誘わないのか、しないのか、なんだよ、行ってこいよ」なんてウザったらしいことを言うじゃないですか。

一方で、それは上の世代自分たち世代経験自明視というか、当たり前だと、スタンダードだと思っていてそこから評価するから「草食化」という風な言葉なっちゃうわけですよね?

それから一歩引いた仕方で見ると、どんな結論の出し方というもの可能性がレパートリーとして出てくるんでしょうか?

永田

えーとですね、あのひとつあるのが、「立ち上がり方が遅いだけで、最終的には100に近づいて行くんじゃないのか」っていうそういうもの見方ですね。

結婚年齢なんかがすごくわかりやすいんですけれども、団塊の世代人達って23とか4とかで結婚するから婚姻率ってすごいバッて上がるんですよ。

その後結婚しなくなりますから、早い時期に女性場合だと100に近くなってその後横ばいになるんですね。

だけど、その世代がどんどん若くなってくると、昔はそれこそクリスマスケーキって言って、23とか4で結婚しないと売れ残り(笑)って言ったけれど、そんなこと今無いわけだから、25で結婚しようが43で結婚しようがそれぞれってなると、なだらかになっていくので多様になっていくということになっていくと。

そういう風な動き方をするんじゃないのかなっていう風に考えると、さっきチキさんが言ってくださったみたいな、年長者の感覚若者ジャッジしてもそれが全然響かなくなっていくと。

価値観が多様になっていくっていう社会の中で、世代間での価値観の分断が起きてくるっていうことになっていくってことかなという風には思いますよね。

荻上

昔はなんか「やらはた」なんて言葉もあってね、ヤらずにハタチ、みたいな、なんて言葉だと思うんですけど(笑)、それこそ秋元康歌詞でも「一定年齢になったらそろそろバージンを捨てなきゃ」みたいな……

永田

懐かしいですね(笑)

荻上

そうした世界観があって、それがある種の規範だったり、あるいは呪いだったり、価値観になってくるわけですよね。

そうではない考え方というものが、たとえば差別されなかったり、個人選択になったり、そもそもそんな社会じゃないよね、となってくると、数字も変わってくるという風になるわけですか?

永田

そうなんです。

今回調査でも面白いのが、例えば友人の性的な行動に関して気になるか気にならないかっていう項目があるんですけど。

荻上

ほう!

永田

それで気にならないって回答する割合がやっぱり最近になると増えている。

荻上

ああ。

南部

ふーん。

永田

あるいは友人と性についての会話をするかどうかっていう頻度とかも、減少傾向にあるということで、あの「恋愛バブル」のころの00年代若者だった人っていうのは、周りと比べて自分ちょっと早いんじゃないか遅いんじゃないかって気にしてたと。

それはもっと昔の世代であれば結婚がそれだったんでしょうね。ある程度の年齢になったら経験してないと恥ずかしいとか……。

荻上

飲み会の場でとりあえず恋バナとかしてくるっていうね(笑)

永田

そういう風な文化を持ってた世代が退出して若者ではなくなっていって、そうじゃない文化を持っている世代若者として参入してきていると、そういう見取り図として描くことができるというわけですよね。

荻上

これ、(2005年から2017年の)12年間で比較するのではなくて、70年代から比較すると、別に今の若者って過去最低に、例えばセックスしない世代、とかでは全くないじゃないですか

永田

そうですね。

荻上

となると、今のご指摘のように、なんか90年代前後若者は取り憑かれたように性に積極的になってた特殊世代、「特殊な」っていったらアレかもしれないけれど、なんかその時期で、今はそれとは違うんですよ、っていうぐらいの理解の仕方ぐらいがフラットかなという感じですかね。

永田

そうですね。私もそういう見取り図ちょっと持ってます

やっぱりその恋愛というものに対する重みの置き方が、やっぱり時代によって変わってきていて、我々の研究グループではそれを「性愛バブル」とかいう風に呼んでいるんですけど……。

南部

性愛……バブル!」

永田

性愛がすごい流行った時期というのが、90年代から00年代にあって……。

荻上

テレビでもトレンディドラマだとか、愛だ恋だとか……。

永田

クリスマスになったらホテル予約しなきゃ、みたいな(笑)

荻上

やってましたね、クリスマスホテル特集とか!

東京ウォーカーとかあの手の雑誌とかで特集まれていまして、それこそサービス中止になるポケベルみたいなありましたけど(笑)そうしたものを通じて、いかにつながるのか、恋するのか、っていうのが強調される時代でしたよね。

永田

それがまぁ、ひと段落していって、そうじゃないようなことに移っていってる、という風な見方もできるだろうなぁ、と思いますよね。

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ラジオ「Session-22」書き起こし。https://www.tbsradio.jp/319359

"大学生デート経験率は過去最低" 草食化とも報道された「青少年の性行動全国調査」その結果から読み取れる本当に大事な事とは?

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青少年の性行動全国調査(1/5)(Session-22 書き起こし)

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"大学生デート経験率は過去最低" 草食化とも報道された「青少年の性行動全国調査」その結果から読み取れる本当に大事な事とは?

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南部広美:

大学生デート経験率は過去最低に"

草食化とも報道された「青少年の性行動全国調査

その結果から読み取れる本当に大事な事とは?

先月、若者の性行動や性に関する意識調査する青少年の性行動全国調査の結果が公表されました。

この調査日本性教育協会1974年からおよそ6年に一回行っているもので、8回目となる今回は去年、全国の中高生大学生合わせて13000人ほどを対象に本人が記入する方式実施しました。

今回の調査では、デート経験したことがある大学生割合男子が71.8%、女子は69.3%でいずれも過去最低に。また性交経験ピーク時の2000年代半ばに比べ大幅に減少していて、大学生男子で47%、女子は36.7%でした。

この結果を受けて草食化が進むと報じたメディアもある一方で、調査の結果を見てみます中学生デート経験は男女ともに過去最高で、日本性教育協会では性に積極的な層とそうではない層の分極化が進んでいると分析しています

今夜は調査委員会の委員として青少年の性行動全国調査に携わった社会学者永田夏来さんをお迎えして、この調査結果から読み取るべき本当に大事なこと、そして今後の社会的アクションについても考えていきたいと思います

荻上チキ

このように同じような項目について長年取り続ける調査というものは、社会の変化を浮き彫りにする上でとても重要であると同時に、いろんな社会政策の提言とか社会教育のポイントとかそんなことまで浮き彫りにしてくれるものなんですね。

から今回の性に関する調査ではあるんですけれども、性を通じて社会が見えてくるという点もありますし、性を通じて課題が見えてくるという点もあります。なので、今回はどんな調査結果になっているかということに加えて、その報じられ方の問題や、一方で具体的なデータの読み解き方、そして課題、そのあたりをですね、今日は伺っていきたいと思います

南部

ではスタジオゲストをご紹介します。

改めまして社会学者兵庫教育大学大学院学校教育研究科講師永田夏来さんです。

よろしくお願いいたします。

永田夏来:

よろしくお願いします。

荻上

よろしくお願いします。

土曜日イベントではお世話になりました。

永田

とっても楽しかったです。ありがとうございます

荻上

改めてなんですけれども、この調査というのは一体どういった調査なんですか?

永田

この調査は、1974年から6年おきに全国の中学生高校生大学生対象にしている、継続的調査というところが一番のポイントですね。

継続調査であるということはどういうことかというと、調査項目を基本的に変えないっていうことです。相手は入れ替わっているんですけれども、同じ項目について、同じ訊き方で、同じ手法で、同じ選び方で訊いているので、社会の変化を見ていくっていうことを前提にした調査になっているっていうところが一番の特徴になりますね。

荻上

最初設計が当然大事になってくるというのはもちろんのこと、たとえば同じ調査項目でただ変化しただけでなくて、もしかしたら答える側の解釈が変わってくるかもしれないとか、単にデータの結果を文字どおりに読むわけではなくてテクニック必要になってくるというのが、こうした継続調査の難しさでもあり面白さでもありますよね。その中で永田さん、今回の調査ではどういった役割をされたんですか?

永田

今回は代表お話しますけど、もちろん分析も含めてチームでやってるっていうのが大前提ですね。私も基本は家族社会学で若者恋愛妊娠結婚出産ぐらいのところを専門にしてますが、私以上に学校教育について詳しい方であるだとか、階層研究について詳しい方であるだとか、いろんな立場研究者が集まってそれぞれの知恵を出し合って分析しているっていうことになります

荻上

階層というのは社会階層立場のことですか?

永田

そうです。

私がやった事っていうのは、その調査設計それから実査それから分析ですね。入力なんかは他の研究分担者がやってくれてますけれども。

この調査実査が非常に面白くて、実際に学校に行ってやるんですよ。

この間このニュースを22日ですか、木曜日デイリーニュースセッションで取り上げて頂いた時に、ツイッターハッシュタグ見てたら「どれぐらいちゃんと答えてるんだろう」って。

「なんか性行動の話とかちょっと答えにくいじゃない」「サバ読んで答えてるんじゃないの?」みたいなことがツイッター議論になってて、そうだよね、って思いながら見てたんですけど、自分で書いてもらってるっていうのがこの調査の特徴です。

実査学校に行って、学校教室でやるんですけど、ちょっと席を空けてもらって、見えないようにして、封筒に入れて配布し、自分で書いて封筒に入れて回収すると。完全に匿名ですね。

学校先生も基本教室から出てもらってますので、そこまで行ってサバまれたらしょうがないけど、極力サバを読まなくても大丈夫な工夫はかなりしているっていう自負はありますね。

荻上

研究として論文にするための手続き、最低限これくらいしなきゃいけないっていうものがあるわけですけれども、そうしたことを行いながらしかも同じ方法で続けているということなので、それでどう変化するのかが見えてくるわけですね。

この研究の意義は、僕なりに解釈したものはさっき言ってみましたけれども、永田さんはこの研究の意義をどうお感じになりますか?

永田

継続調査であることの意義は何なのかって言うとそれは時代効果、加齢効果コーホート効果っていうふうに我々社会学者は言うんですが、この三つを分けることが可能だっていうのが継続調査の一番の強みなんですよ。

時代が変わったことによって生じる変化、たとえば携帯電話の利用率なんかそうですよね?携帯が普及すると年齢かかわらず全員が使うようになった、これが時代効果です。

それと加齢効果っていうのは、例えば通院の頻度とか。歳取ったら、どんな時代に生きている人であっても病院に歳とともに行くようになるとか。そういうのは時代関係ない年齢による効果ですよね。

それともう一つがコーホート効果。それはどんな世代によっていろんな経験の仕方や社会的背景が違うから行動に変化が出てくるコーホート効果

この三つを分けることが可能だっていうのが継続調査の一番の強みなんですよ。

そこをどういう風に見ていくのかっていうことで議論ができるっていうところが、一番のおもしろさかなという風に思いますね。

荻上

例えば、よく若者政治離れ、みたいなことを言われたりするわけですけれども、今の三つの分類で言うと、本当に政治離れしてるのか?

どの世代若者の時が一番政治離れはしてるわけだけれども、だけど二十代三十代四十代と歳を重ねていくにつれて投票に行くようになったり支持政党ができてきたりということを経験していくと。

からこれがその世代独特のものなのか、それともこれからもずっとそうなのかというのは、加齢効果なのか、コーホート効果なのか、時代効果なのか、追って行かないと分かんない点もあるので、一個のデータだけ、その年のデータだけでは解釈できないものもたくさんあるんですよ。

永田

そうなんですよね。その辺をやっぱりしっかり議論していくっていうことにつなげていくというところが一番の継続調査の強みかな、って私は考えてますね。

荻上

そうした中で若者の性行動調査、ということなんですが、今回その結果が一部メディアで、6年前もそうだったと思うんですけど「草食化が進んでる」というワードで報じられたりもしていましたが、実はこの調査、数多く行われている調査で、性行動だけじゃなくていろんな調査が行われているんですよね。プラス分析の仕方も色々あるんですけれども、まず草食化という括りと、そこが注目されることについてはどうお感じになりますか?

永田

そうですね、あのね、若者調査って割とそうなんですけど、レッテル貼りたがるっていうのがあるんですよね。

特に大人にとって若者はこんな何か変わったことをしているとか、逸脱行動に走っているとか、そういうふうに、若者は変だよっていう風な話を作りたがっててるっていうのがそもそもメディアの状況として若者研究でも指摘されてるんですけど。

荻上

ゆとり世代だとか、さとり世代だとか、お金がなくてもなんか絶望してないヤツらだとか……

永田

パラサイトシングルとかね(笑)

そういう風なレッテル貼りに使われるんじゃないのかな、というのが一番危惧しているところです。

草食化というと草食系男子みたいに思いがちなんですけど、実際このあとデータ見ていくと思うんですけど、経験率下がっているのは女子経験率が下がってるっていうのもあるんで、なんか単純に草食化って言われて勝手に皆さん想像されたら困るっていうことありますし、より正確なところは分極化、先ほどお話あったようにバラエティに富んできているというのが正確なところなので、そこをきちんと理解していただいた方が、社会見取り図としては正確になるよねと思ってますね。

荻上

今の言葉の「分極化」なんですけども、これ「二極化」ではないんですか?

永田

ポーラライザーションの訳なんですよ。二極化と言ってもいいんですけど、分極化っていうことで意味されるのは、全然違う要素が同時に起きてるっていうことなんですよ。二極化って言うと、パカっと二つに分かれるって感じなんですけど。

荻上

二極化イメージ格差、分断、すごくコミットする人そうじゃない人に分かれる、みたいなイメージありますけど、分極ってもっとこうぐねぐねして、いろんな人たちがいますよねというようなものが、なんとなくでもこういった集団、こういった集団という風に見えてくるようなもの……

永田

という感じです。

なので二つにパカっと分かれるわけではないというところがこの含意になりますね。

荻上

今日はですね、統計、読み解き講座も兼ねられるような構成にしていますので、まず肝心のデータを見ていきたいと思います

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2018-09-01

少し前にバズった「ゲームセンター大会メンツヤバい」件について

https://twitter.com/r1_ibaraki/status/1031108777422934016

このツイート写真が強烈過ぎるということでちょっとバズったけれども

内部事情を少し知っているので、わかるところだけ解説しようと思う。

・この写真クイズマジックアカデミーQMA)の大会である

写真に写っているのが参加者全員

・一番左の人物以外のカードネーム不明

一番左に写っている強烈過ぎる人物について

カードネームは「JBBFビルパン」 ぶっちぎりの最下位

・あまりにも弱すぎることでQMA界隈では有名になった。

あだ名は「ボディービルダー」 かつて名乗っていたカードネームに由来する。

・「大会では強い人だけいい思いをしている。弱い人にも配慮した大会しろ

となぜかQMA公式ツイッターにリプする。

大会において4位以内になることでプロフィール画面をデコレーションできる

「枠」がもらえるのだが、それほしさに関西圏の色々な大会に出るが負け続けている。

・「枠」ほしさに、なんと自分大会企画・開催する。

(なお、QMA大会ゲーセンではなくプレイヤー主催のものが多い。)

・参加条件は「大会において1度も勝ち抜けたことがない人物」であったが、

ボディービルダー自身が1度だけ勝ちぬけていたことがあったことが大会開催前に発覚。

大会当日、ボディービルダーは1回戦を勝ち抜いたが、2回戦開始直前に

参加者から主催自身参加資格違反を指摘される。

・ボディービルダーは抵抗したが、「参加資格を満たさないから出場を遠慮した人もいるのに

これじゃ示しがつかない」と参加者から諭されて失格扱いとなる。

・この件について、現役プレイヤーであるクイズ永田 喜彰氏からも苦言を呈される。

正直、オタクコンテンツの中でもクイズマジックアカデミー界隈ほどおかしな人が多くて

しかも闇が深い界隈はないと思うので、機を見て増田でも色々書いていきたい。

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