「課題」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 課題とは

2021-06-01

anond:20210531191502

学部修士研究では社会的インパクトなんてそこまで大きくないのだから、何を課題に取ったのかとと研究がどう貢献したのかがが分かりやすく伝わるかが勝負で、そこがしっかり伝わったんだろうと思います

良い構成で良い発表をしたから良い評価が得られたわけで、そこで自分卑下しながら他人攻撃するのは私が苛立ちます

2021-05-31

女子学生ってなんで頑張るところを間違えるのだろうか

資料作成するときに、内容よりもレジュメの見栄えとか、しょうもないところを意識する女子学生一定数いる。

見栄えはめっちゃいいのに、内容はスカスカだったり間違えだらけだったり。論理的観点が抜け落ちてる。

上手く言葉で表せんけど、こうしとけば先生評価してくれる、みたいな。

小学とか中学の頃を思い出してみれば、ノートをまとめて提出しましょうみたいな課題も、必死に色鉛筆とか使ってやってる子いたわ。

そのまま成長したんかと思うわ。

2021-05-30

コロナ禍で就活している君へのエール

しがない新卒採用担当だが、少しでも力になればと思い、書く。

■今の就活動向(前提)

1.早期化+長期化

例えば、2023年卒の学生(現3年生)の中で、早くに動き出している層は、既に業界研究自己分析を済ませ、夏季インターンシップに応募する企業を選別している。

企業側の優秀層を早期確保したいという思いと、学生側の早くに内定が欲しいという思いが一致して、その傾向が年々増している。

その上、本選考開始時期は変わらない企業もあるので(特に大手企業)、長期化しやすい。

5月から就活スタートして、翌年の夏まで就活、なんてことも普通にあり得る。

期間が長いということは、学生への負担も大きく、その分、疲弊やすいということである

2.オンライン

コロナの影響で、インターンシップ企業セミナー面接、全てオンラインで完結する企業が増えている。

一度も来社せず、内定が出ることが普通になりつつある。オフィスやそこで働く社員雰囲気も分からない。そもそも就職活動において外出することが減っている。

課題

1.就活相談する相手が出来にくい

まず、学生同士の就活仲間ができない。

インターンシップで同じグループだった人と、終わった後に飲みに行ったり、企業セミナーで隣になった人と帰り道に雑談したり、、

今の社会人にとっては就活において普通だったことが出来ない。(出来る確率が格段に減っている。)

同じ業界を志望している人と知り合って、そこから色んな企業知ったり、悩みを相談しあったりしてお互いに励ましあったり、そんなことが出来ない。

大学友達と会って話すことはあるかもしれないが、コミュニティを広げる難易度は大幅に上がっている。

孤独就活生が多いのだ。

すると、選考不合格が続くと一人で不安になる。

そういう学生はどうするか?

Twitter等のSNS就活生の投稿を見るのだ。

すると、そこでは内定を取れた一部の学生が、

内定◯個目獲得!余裕だわ〜今の時点で一つも内定取れていない学生って何してたの?」

等と煽ったりしていて、不安が更に増す。

(想像力の無い人間がする酷い行為だと思う。本当に優秀な学生はこんな投稿はしないので、気にしなくて良い。)

2.ガクチカアピールし辛い

ガクチカとは、「学生時代力を入れたこと」の略だ。

コロナ留学が中止になった、サークル活動もできなくなった、研究室も行けない、バイトもクビになった、、

そんな学生が本当に多い。

それでも、面接官は「学生時代頑張ったことは?力を入れたことは?」と聞く。

内容自体は大きなことを求めている訳ではないのだが、「そんなこと言われても何もないよ、、」と自己分析して落ち込む学生も多いだろう。

勿論、コロナ禍でも、しっかりとしたエピソードを持って面接に臨む学生一定数いる。

2022年卒までの学生はまだコロナ禍前に大学生活を経験しているので、比較的その割合は高かったが、2023年卒以降はさらに辛くなるだろう。

からほとんど出ない環境で、どうガクチカを作るのか?


ここまで読んで、強い人は言うだろう

「それでも、みんな条件は同じ。時代対応できた人が生き残るだけの話。対応できなかったら自己責任だ。」

ただ、あまりにも環境が厳しすぎる。

就活鬱」になる環境が揃いすぎている。

特に相談できる相手が少ない、というのは大きいと思う。

私自身も就活では色々悩んだ方だが、就活の中で出会った仲間や、社会人に悩みを話すことで、気持ちを保ていたからだ。

なので、私からアドバイスする事は一つだけ。

就活で悩んでいる学生は、周囲の人間をめちゃくちゃ頼って欲しい。

まずは両親。仲の良い友達。勿論、就活で出来た仲間がいるならその人達

また、紹介してもらうのも手だ。自分の近くにいる人達から、その先の相談になってくれそうな人を紹介してもらう。

1〜2年目の若手の社会人オススメだ。

歳が近いので、話しやすいだろうし、今の1〜2年目はコロナ禍での研修等を経験していて、オンラインでのコミュニケーションに慣れている。

1年目は勿論、コロナ禍での就活経験している。友達経由で大学の先輩を紹介してもらってZoomで話す、とかが良いだろう。

在宅勤務も増えているし、都合はつけやすいはずだ。


そして、逆にこれを読んでいる社会人の皆さんには周りに就活生がいたら、最大限サポートしてあげて欲しい。

電話Zoomで少し悩みを聞いてあげるだけでも良い。

皆さんの想像以上に今の就活生は悩みを抱えているし、相談する機会が無い。

ちょっとした励ましやアドバイスが、大きな勇気になるはずなのです。

最後に、私から就活生へのエールだが、

こんな大変な時代就活をしたという経験は、皆さんの今後の人生絶対に大きな力になると思う。

これは、本当に心から思うが、企業は君たちに期待している。何故なら、君たちは「ZOOMネイティブ世代」だからだ。

今の就活生を見ていると、本当にオンラインコミュニケーションを取ること、自分アピールすること、人の話を聞くことに慣れている。

うちの会社でも中堅層やベテラン社員ZOOMやTeamsの使い方を知らない人がなんと多いことか、、

その中でも、オンライン上でも、リアルと同様に自分アピール出来る人材は少ない。オンラインだと照れたり、上手く話せない人が多い。

就活で多数のオンラインでの面接経験した君達は、既にその力が付いている。自信を持って欲しい。

社会人になって数年して、

「あのコロナ時代に、俺就活してたんだぜ!そう!ちょうど東京五輪が中止になった時!ほんま大変だったわ、、でも今となってはいい思い出かな〜」

って後輩に飲みの席で自慢してやったらいいと思う!

この5月時点で内定が出ていない4年生は、不安に感じている人も多いかもしれないが、焦らず、自信を持って、周りを頼りつつ、頑張って欲しい。

社会に出て働くのって結構楽しいよ。

日本のいつものパターンで始まるまでが異常にクズるけれど

いざ始まったら早いという現象ワクチン接種でも起こっているようですね。

まあそれ自体はいことなのだろうなと思います

あとはこの初動でクズるのをどうやって治していくのかというのが国民課題なのだと思います

 

もうたくさんの人が肌感で、直感で、感じていることだろうけれど、

コロナなんてちょっとした前触れみたいなものですよね。

何かが始まろうとしている、これ感じてますよね。

なにが始まるのかは誰にもわからない。

ただ何かが始まるのは間違いないし、それは大事であることは間違いない。

そういったことを感じていることと思います

そのときに今回のようなクズリをしていては間に合わない。

それだけは覚えておきましょう。

 

オリンピックはやるのでしょうか。

正直、そんなこと些末なことですよ。

そんなことで心を煩わすことは止めにします。

いまはただ心を休め、来たるべきときに備えたい。

そう思います

anond:20210530114603

本来異なる尺度で考えなければならない問題を、無理やり同じ尺度で考えようとするからバグってるよって話ね。ダブスタでも何でもなく、課題設定が間違ってる。国語の設問を数学で解けないから。

2021-05-29

IT企業が奪った雇用

田舎事務員をしている。

仕事をする中で、まあ、不都合というか、自分一人のマンパワー解決するのは厳しいことが出てくる。

なんかこれを解決できるツールいかなーと検索していると、まあ、あるんだな。ありきたりな課題だし。

ちなみに、月額費用は人を一人雇うより安い。

でも、うちの社長アナログ大好き人間からツールを見つけて採用してくれと言っても、採用しない。「そうか、それに困ってるのか」と言って人を雇う。ほんと、画面をクリックするためだけに人を雇う。うちの会社は月約20万円をOKボタンクリックするためだけに使っている。

 

正直、その判断にムカついていた。

年間200万円以上を払って非効率を維持すること。(それが自分ボーナスを奪っていること。)

 

その考えが、少し違うものになってきた。

きっかけは転職活動だ。いわゆるIT系視野にいれて会社を調べていると、IT系って利益率めちゃいいんだな。そりゃそうか、開発費用をペイしたあとは、営業かけ続けて 利益をつくるだけだもんな。改良はするだろうけど。

そのときツール採用されなかったときのムカつきを思い出した。あのツールを入れていたら、○○さんは雇われてなくて、どこで働いていたんだろう。

介護職を選んだんだろうか。風俗を選んだんだろうか。他に事務職募集してる他の会社に入れただろうか。

 

AIが人の雇用を奪うという話は聞くが、既にITに奪われた雇用が沢山ある。

頭お花畑事務員志望の女の子たち。君らの仕事は、10年後には無いんじゃないか

 

私は先にさよならするね。

スクラムけがアジャイルじゃない

アジャイルソフトウェア開発宣言』の価値観に反対する人はほとんどいないと思う。

私たちは、ソフトウェア開発の実践

あるいは実践を手助けをする活動を通じて、

よりよい開発方法を見つけだそうとしている。

この活動を通して、私たちは以下の価値に至った。

プロセスツールよりも個人対話を、

包括的ドキュメントよりも動くソフトウェアを、

契約交渉よりも顧客との協調を、

計画に従うことよりも変化への対応を、

価値とする。すなわち、左記のことがらに価値があることを

認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。

かつて、数々のアジャイルな開発手法存在して(というか今も存在しており)、この宣言はそれらの開発者が集まって合意したものだ。

ところが、最近ではスクラムけがもてはやされ、他の手法に全く触れられないことに違和感がある。

また、「うまくいかない原因の根本そもそも開発チームの問題なんだっけ?」って問題のもの議論せず、スクラムだけを導入すれば解決すると思い込まれていると思う。

スクラムへの違和感

私がスクラムについて違和感を持っているのは以下のような点だ。

※ただし、開発チーム以外を変えなくても導入できるのはメリットでもあり、それでチームの負荷を下げつつ他の問題対処するのは悪い手ではないと思う

一方で、例えばXPは「開発が成功するためにチーム内外に向けてなんでもやれ」という視点が強く、「ビジネス上と技術上の責任を分ける」などのアドバイスの章も用意されている。

ただその分「ここに注意せよ」くらいしか書かれておらず、結局どうやるかは自分たちで試行錯誤しなければならないことは変わりがないが。

スクラム(というか開発手法全般)を不適切に導入した後の最悪のケースは、本当は他の要因で問題が起きているのに、その分析が全く行われずに、開発チームにだけ際限のない改善要求されることだ。

例えば「みんなリファクタリングをしなきゃいけないことに気づいており、それが評価されないか新規プロジェクトに力を入れざるを得ない状況だと知っているが、それを誰も口に出さない。その状態で正確な見積もりをしようとしたり、開発スピードだけ効率を上げようとする」という状況は誰もが身に覚えがあると思う。

主張したいこと

まり、我々の所属するソフトウェア開発チームでは、目の前に存在する問題対処してアジャイルチームになることが重要で、その方法スクラムで主張されているような開発手法とは限らないし、むしろそのわかりやすさやきれいなドキュメントミスリードである場合もある。

そのためには、まず現実課題が何なのかしっかり把握して、フェアに議論することから始めるのが重要なんじゃないか

参考文献


2021-05-27

anond:20210527211050

時々敬語が混ざるのは33歳もこのアドバイスでいいのか迷ってるところあるからだね!

から読む価値ねーなと思うなら流すのも大事よ!

なんでも心の本棚に入れなくていいからね!

 

実際増田肉体労働できる身体じゃないってのも、増田なりの事情があるだろうからと思ってたし

何かしらの障害があるなら障害枠での雇用を目指すか〜って感じだし

だけどまぁインターネットからアドバイスなんてそれが的確でも的外れでも話半分でいいのよ

 

何より増田もの

「これは別の増田の話だな」で流せるのは強みよ。

 

現実なんて「あぁ、はい、まさに私でございます。ございますが!ございますが私にも事情というものが!ええお相手様にもご事情があるのは!…」ってことの繰り返しで、

それを強気言い訳無しで「そちら様が悪いですよね!まぁうちは喧嘩両成敗でいいですよ!ですが何かあった時はこの録音テープしまからね!」って言える奴が強いし

 

でもそんな強くならなくたって生きてはいけるしね

 

あとどうしても機嫌を伺いたいなら自分身体という先生の機嫌を伺うのもアリかもしれません

増田が思っている以上にキツい野郎なんで

仕事の上で先生からちゃんとした時間に寝て、ちゃんとした時間に飯食うっていう課題が熟せない時なんて結構あるのに

身体先生内臓だか筋肉だかが「お前課題こなさなかったよな?」って下痢なり食欲不振なり睡眠なり失神なりで言ってくるんで

 

自分身体自分自身が完全にコントロール出来ているという幻想は強い奴らが見た幻覚です

増田はまず身体先生課題である健康的な生活を送る」っていう課題を時にはリアル医者先生と共にこなしてみるのはどうでしょう

 

因みに二日酔いのおじさんがよく謝ってるのは誰でもない身体先生に対してです

 

あと敬語が増えた通り半ば「これが慰めになればいいな」ぐらいに思ってる妄言なんで聞き流してね

ドラクエ愚痴

ドラクエ最近やらなくなったけど、今日映像見てやっぱり俺の思うドラクエとはもう違うなってなったのでしばらく引退する

まずさ、すぎやんはもう引退させようよ。枯れちゃってるじゃん、完全に。これは9ではっきりと感じ取れたし、スクエニもそう思ってるはずなんだけどさ。

そこで後継者育成を放置した(させてきた)スクエニが全部悪い。反省してほしい。

よく「堀井鳥山、すぎやまの3人誰かが欠けたらもうドラクエじゃない」なんてガキの反論があるんだけど。

鳥山は欠けたようなもんじゃん、実質的に。

すぎやんは枯れてるじゃん、完全に。使いまわしじゃん、音楽

堀井方針はよくわからないじゃん。もうシナリオも書いてないだろうし。

この三人を抜きにしてドラクエを成立させることがスクエニ企業としての使命だと思うんだけど、小銭稼ぎで忙しいのか知らんけど刹那に生きてるのかな、この会社

そんな中HD-2Dリメイクドラクエ3ですよ。

いや、これね、グラは良いんです。UIもたぶん悪くないんですよ。ドラクエから。情けない手抜き移植するぐらいなら思い切ったリメイクは大歓迎。

ただ不安要素があってね。音楽

ぶっちゃけると私がドラクエをしばらく引退しようと思っている理由の8割が音楽のやる気のなさ。

まさかあのムービー東京都交響楽団演奏流すなんて言わないよね。まさかね。

都響には悪いんだけど、あのグラでフルオケはない。ゲームフィットしてない。

SFCの6をプレイした人ならよく分かってくれると思うんだけど、あのグラでフルオケ流されても困るじゃん?そういう感じ。

グラにはそれにあった音楽が当てられるべきで、そこを手抜きされそうな不安がある。

というか制作側が音楽で手抜いてるよね。「生演奏!」ってスゴそうなこと言ってるけど、実は手抜きの手法なんだよアレ。上手い手抜きの仕方だから文句は少ないけどさ。

とにかくグラが良い。あのグラなら4のリメイクも映える。ただし、ゲームって五感で楽しむ総合芸術なので、他の要素で台無しにされる可能性が大いにあり、そこだけが本当に不安

12はよく分からんはいはいって言いたくなるムービーとよく分からんボイスだけ見せられてもね。

そんなわけでしばらく引退します。


==================以下 追記============================

いくつかのブコメに返信。

htnmiki 明日ドラクエコンサートに行きます

いってらっしゃい。ドラクエに限った話じゃないが、音楽は生が一番。CDとかMP3とかFLACかに拘るよりも大事なところ。


ohchidani 個人的には、ドラクエオープンワールド化するのが一番いいと以前から思ってて、ドラクエビルダーズでその可能性を示してくれた事はオールファンとして涙が出るぐらい嬉しかった。ドラクエ、やるじゃんと。

それめっちゃ分かる。私はビルダーズ路線は当初否定的だったんだけど、実際プレイしてみて脱帽した。

これ近い例としてゼルダBotwがあるんだけど、こういう上手いリライトというか、既存の「らしさ」に寄り添ってなお昇華する作品進歩的でありながらも過去との連続性を残せていていいもの


KAN3 11ドラクエシリーズの集大成で、エンディングドラクエシリーズ第一部完!って感じだったか12は色々と変えてくると思う。

ダークであるとか大人向けであるかい声明はあったわけだけど、それがすなわち成功に結びつくかっていうのとはちょっと違うよね。

例えば仮面ライダーアマゾンズっていう作品があったんだけど、あれ「今の平成ライダーじゃ表現できない過激ものも取り入れた」っていうことで楽しみにしていたんだけど、

実際視聴してみたら「いや、方向性はわかるけどそれ初期平成ライダーもやってなかったよね?というか仮面ライダーじゃなくても良くない?」みたいな感想になって。

かにあの表現仮面ライダーを見るのは新鮮だったけど、ファンが求めてた表現ってああいうのだったの?みたいな。

個人的にはもっとドロドロした感じなのかなあと。良くも悪くもスプラッシュだよね、アマゾンズは。その場の興奮優位で、後世まで語られるような持続性に欠けるな、と。

こういう視聴体験があるので、ダークすなわち手放し称賛というほどでもないんだよね。

これからFF差別化していくにあたってドラクエには克服していく課題が多いし、その模索としては評価できる。


luege_traum 既に移植作では2Dにフルオケやってるので、むしろここまでリッチ2Dになるなら合ってると感じるけどな。つーか最近やらなくなってるなら既に引退してるじゃん。こういうのも引退詐欺というのだろうか。

carl_s リメイクDQ4の不満点の一つが『海図を広げて』(船の曲)にイントロ追加されて曲本体部分に到達するのに40秒くらい必要なっちゃった点(4章終盤の演出も変更)なので、「ゲームフィット」の不満はちょっとわかる。

あれはヒドかった。ちょうどあの頃からフルオケ垂れ流しとゲーム音楽境界曖昧になってきたかなと。

補足しておくと、フルオケが悪いわけではなく、あくまで「フルオケならお前ら満足だろ?(垂れ流し)」みたいなやり口がクソだって話ね。

もちろんこれを解決するには相応のコストかかるから判断として垂れ流しにしたい気持ちはよく分かる。

でも看板タイトルでそれやっちゃうんだ、っていう。


evans7 勝手に人を枯れたことにするなw

枯れてんだよ、残念ながらな。

人は老いる。老いては枯れる。この当たり前から目を逸らさずに、お前もやりたいことあるんなら若いうちにやっときな。若くないなら受け入れろ。


klaps ぱふぱふとか寒すぎるんで本当に辞めてほしい

あれが寒いのは、「ぱふぱふかと思った?残念!実は違いました~、いかがでしたか?」みたいなのを面白いと思って実装してしまうのが寒いのであって本当のぱふぱふは温かいぞ(真顔)


c_shiika 12の発売と同時に復帰しそう

できればしたい


monopole すぎやまには松尾隼人という後継者がいる。シレンサントラ聴いてみ?

知ってるけど、彼にドラクエの後継が勤まるかはよくわからない。ドラクエ音楽にはドラクエらしさである以前に「すぎやん節」と呼ばれるすぎやんの「様式」があるの。

ただ場面場面に合わせた曲が作れれば良いわけじゃない。

そういう個人のクセまで模倣できるならいいんじゃない?

言っちゃ悪いけど、オケなら「ドラクエっぽい」とか思われちゃうなら、作曲家ネームバリューに拘る理由もなく、そこらへんの音大出た新卒に曲書かせりゃいいと思うよ。(一定クオリティさえ保証できていれば誰でもいいって意味ね)

そういう個人の「様式」を他の作曲家模倣できたとしても、それを馴染ませずに放置させてきたことに不満があるの。

すぎやんって割とクセの強い、個性の隠せない作曲家で、そういうところが余人を持って代えがたいところがあったの。

からこそ後継者は誰でもいいわけではなく、次に繋ぐ襲名披露をしなければならなかった。

他にやり方があったとしても、ここまで放置したスクエニ自身企業価値IP価値を損ねている。


lady_joker 私はドラクエほとんどやってないのだが「ドラクエ11 名曲」で検索するといい曲がヒットし、これを名曲だと評価するコメントも山ほどあるからすぎやまさんが枯れたというのは増田勘違いだろう

33件で山ほどのコメントって言って良いのかは知らんが、枯れたっていうのはそういう話じゃないんだよ。


以下、特に生ゴミコメント

norinorisan42 自分が飽きた、に他人を巻き込むタイプの人いるよな、という感じの増田

巻き込んでないし。自分から巻き込まれてきておきながらこういうバカバカしいブコメつけるバカを見るにつけ匿名って素晴らしいなって思うわ。

あー言っておくけどあなた名誉の話だからな?

FutureIsWhatWeAre 「しばらく引退」とか留保可能性残してるのがダサい

はあ?おばけなめくじみたいな人生送ってるお前に言われたくはないわw

このブコメ無料星つけるおばけなめくじフォロワーidやばwえ、おばけなめくじのワナビーだったりする?w

こういうおばけなめくじのこうげきみたいなコメントが人気になっちゃうあたりがはてブオワコンっぷりを物語ってるよね。

ちなみに「留保可能性残してる」んじゃなくて現に留保してるんですよ。活動休止って言えば納得するか?そう書かないと納得できないか可能性の話ですらありませんね。人の話も読み取れないのにクソダサコメント。ダッサ。鳥肌立つわ。

後継作品が気に入れば再開するし気に入らなければ再開しない。

そういう話にダサいダサくないとかい基準を持ち出すところが最高にダサいメンツ重視なくせにリアルでは職場にも家庭にも居場所のない趣味に生きる()中年男性みたい。

都立高校入試難易度男女格差問題

https://www.moto-sapi-t.com/20210331_girls_private-high-schools/

ここにあるように都立トップ高では男女の点数差はむしろ男の方が高かったりする

しかし、このレベル都立を受ける生徒の私学併願先は、女子にとって非常に選択肢が少ない。

都立は一校しか受けられないので、併願先がないと多少ランクを下げても都立を受けるか、自分レベルより低い私学に行くという選択肢を迫られる

一方で、私学自体女子校の方が男子校よりも約40校も多い。女子中学受験率も高く、公立中学生男子中学生の方が多い。

この私学定員に合わせて都立が定員を設定すると、当然男子の定員の方が多くなる。

都立女子競争率が上がっているのは、需要がある高レベル女子校は少ないのに、都立と競合下位レベル女子高だけが多すぎるのだ。

女子学費相対的に高い割にパフォーマンスイマイチ女子校に追いやられているという見方もできるし、成績下位の男子に対しての教育投資がなされて来なかったという見方もできる。

このままの状態で定員を撤廃すると都立の中堅で女子比率が上がり、中低位の女子校のうち、玉突きで生徒を奪われる低位校については定員割れが発生する。

そして、高偏差値では選択肢が多くても低偏差値では逆に私学の併願先が少なる男子の行き先がなくなる。

よってこの課題を円滑に解決するには多すぎる女子校の共学化と進学高化だ。

anond:20210527140824

できない、困難だからそんなのはだってどんな理屈なんだ

簡単にはできない、困難なことこそ試行錯誤しながら解決を目指していくのが社会課題だろ

反差別なんてまさにその代表じゃん

anond:20210527101352

知らんけど元記事面白いよ。

fMRIを使った脳研究で、脳の中のネットワークが、女性は半球“間”のつながりがやや強くて、男性は半球“内”のつながりが強い傾向があるというものでした。その後、論文からプレスリリースになり、ニュースにとりあげられてブログ記事になり、ニュースコメント欄ヤフコメみたいなところにいくにつれて、本来は『結合パターン統計的な差が見つかった』って話なのに、『女性マルチタスクにすぐれていて、男性は難しい課題に集中することができる。だから女性は家にいて家事をやるのが得意で、男性は外で仕事をするのがいいということがわかり、報告された』になってしまうと。いかに細心の技術知識を使って、2群の差をあらわそうとして、単純化できないような差を見つけたとしても、そんなのは社会必要とされていないんだなあと思い知らされます

2021-05-25

anond:20210525235324

増田課題解決能力幽遊白書の霊銃の弾数と同じ頻度でしか発揮できないものなのかよ…

オナニーすると3つくらい課題解決する

オナニーすると、射精した瞬間に頭がめっちゃ冴えてその時抱えている問題解決するひらめきが一瞬で頭に浮かんでくる。あの問題はこうすればいい。この件はこうするべきだ。みたいな。これが俺の人生めっちゃ役に立ってる。この射精した瞬間に頭が冴えて課題解決するチート能力を持ってるのってもしかして俺だけ?

htr同人女ジャンル離れお気持ち吐き出し

追記

htr=ヘタレ

ヘッタクソな創作物しか生み出せないゴミカスのこと、下手くそ創作者の叩きスレ発祥

htr字書きだが、やっとジャンルから離れる決心がついた。

サイト時代を含めて約5年半。1つのカプに執着する期間としては比較的短い方かもしれないが、それでも私のオタク人生の中では最も濃くて幸せな夢を見せてもらった。良い時間だった。

海を見れば潮の匂いを浴びながら夕陽に照らされる夏の終わりの推しカプを想像した。山を見ればキャンプ飯の匂いに腹を鳴らしながらビールを煽る推しカプをそこに登場させていた。

世の中のラブソングは全て推しカプの曲に聴こえていたし、いつも2人のことばかりを考えて行動していた。

24時間365日ずっと日常の全てにカットインしてくるような推しカプだった。腐女子やカプ厨の方なら多少はご理解いただける感情かと思う。

それでも世に出した作品は30足らず。5年半という歳月から見ると相当少ない。遅筆の私は2~3ヶ月に一本新作を出すのが限界だった。どこにも出していないものを含めると100は書いたが、全て納得できずHDしまい込んだ。

なんせhtrなのだ。ここまで読んでいただいた皆様にはバレているだろうが、とにかく文章構成が下手だ。語彙の使い方もダサいてにをはがなっていない。一文が長すぎる。読んでも結局何が言いたいのか全くわからない。

人様に読んでいただく文章として下の下の下である

何よりも私の文はWeb二次小説との相性が悪い。

読み手側は起承転結のついた物語地の文が濃い文章など読みたくはないらしい。

伸びている文、評価されている作品はみな「ほのぼの」「ラブラブ」「わかりやすセリフが多い」「日常を切り取った2000字ほどの短文」これに気付くのに4年かかった。

何なら地の文なしのセリフ劇のほうが伸びる。

私のような作風書き手は本当に上手い人しか評価されない世界だった。

文章力もなく、面白みもなく、萌えもしない文章など誰が読むだろうか。ここ半年作品への反応が一気に落ちた。コメントはおろか、ブクマも二桁止まりという有様。

ツイッター作品アップの告知をしてもいいねは1つも付かない。

もちろん日常切り取り系にも挑戦してみたけれど、どう頑張って削っても8000前後は書いてしまう(普段が数万字であることを考えるとこれでも私の中では進歩だった)。日常を切り取った中でもまた起承転結を付けてしまう。どうしても「物語」を書いてしまう。

htrのくせに伝えたいこと、書きたいもの作風は常に一貫していた。読み手の皆様からすれば検索結果に出てくる邪魔ゴミである

斜陽ジャンルマイカーカプだから仕方ない……ここで書く人がいなくなったらジャンルが衰退してしまう……なんて言い訳自分を奮い立たせながら強がって書き続けていたけれど、先日ついに心が折れた。

普段小説とか読まないから字書きさんのページは正直飛ばしちゃうんだよね」

仲のいいフォロワーさんから出た一言だった。もちろん私が長文htr字書きであることは知っている。そして彼女は神絵師だった。

創作に携わる人間でも普段から小説を読まない人がいる。カルチャーショックだった。

ROMの方なら確かにからなくもないのだが、産み出す側の人間でさえそうなのかと何も言葉を返せなくなってしまった。

最後小説を読んだのは読書感想文課題だったかな。アニメは見るよ。漫画もたまに読む。映画?うーん、推しが出てたら……」

皆、物語のものに対して興味がないのだ。読み手が読みたいのは「ほのぼのでラブラブで誰が読んでも理解できるセリフの多い日常の切り取り短文」であって、私のクソ文ではない。

その頃ちょうど、私はまた1つクソ長htr小説を完成させていた。自分で読み返してもわかる。これも伸びない作品だろう。

一度書き上げた作品推敲したその翌日にアップロードするようにしていた。だけど、今回はそれができなかった。

ジャンルを離れよう。もうここで書き続けていても自分が壊れてしまうだけだ。

今朝、私はサイト支部に投げていた全ての作品を削除した。

ツイッターはちまちまと絵を投げていたけれどそれも全部消した。

絵も描けないわけじゃない。今まで出した本の挿絵や表紙は自分で描いてきた。そちらの道で勝負したほうが良いのではないかと何度も何度も考えた。

だけどやっぱり私は小説が好きだ。

その小説が書けなくなってしまったのならば、もうやめよう。

評価を気にして作品を産み出し続ける作業にはもう疲れた

作品評価に拘る時間を減らして、これから私生活を充実させていくつもりだ。

読みたかった本もたくさんある。家族との団らんを素直に楽しんで、今まで以上に仕事にも打ち込もう。幸い、職場ホワイトを極めたようなホワイト企業で仕事内容も楽しい。もちろん創作だって続けよう。

書きたいときに書きたいものだけを書いて、いつかまた活動したいジャンルが現れたときにオンでもオフでもなにか作品を出してみよう。

ジャンル移動というよりジャンル離脱と呼んだほうが正しいかもしれない。

女性向けジャンル男性向けジャンルとは少し毛色が違い、作家ではなくジャンルに人がつく。ジャンルの切れ目が縁の切れ目である

ジャンル活動者も少なく村社会化しているから、仲良くしていただいたフォロワーさんには少し申し訳ない。ただ、私のようなhtrが消えたくらいで衰退するような場所ではないだろう。

検索するときこの人の作品邪魔だなあ」くらいにしか思われていなかっただろうし。

今参加中のアンソロ(脱稿済)の献本が届いたらツイも支部アカウントを消す。サイトはもう閉じた。

離脱する私が言うのも変な話だが、少しでもジャンルが長く太く息をしてくれることを願っている。これは本心だ。

こんなにもジャンル離脱に体力を奪われるものだとは思ってもいなかった。今から気が重い。いっそのこと、あの人がいなくなってよかったね、くらいに思ってもらった方が気が楽かもしれない。

それも私のわがままだな。

自分わがままで去ることになるのだからジャンル者には失礼のないように努めたいと思う。

自衛隊コロナ制圧に大活躍して憲法改正解散」の流れが完成した

元増田見立て自分見立ては、半分合ってて半分違う。「朝日毎日共通の敵にして叩く」というのは計画的なことではなくて、単に偶発的なイベントだと思う。セキュリティ関連法的にはこれで両メディア法的責任を問うのは難しく、朝日/毎日叩きの界隈では(サンゴKYのように)長く言及されても、世間的には尻すぼみの話題になるだろう。

官邸にとってはともかく「自衛隊活躍させる」ことが重要だった

増田の書いてることで的を射ていると思うのは、「今後何とかワクチン接種が進む度に防衛省は称賛され」の部分だ。今回の自衛隊による大規模接種プロジェクトには、第一にこの効果を狙った政治戦略メディア戦略という側面がある。そしてそれは、より大きな政権目的と結びついている。

そもそもこのプロジェクトはどう始まったか産経報道(5/17)によれば、1月下旬に「菅義偉首相の「特命」を受け、杉田和博官房副長官トップ防衛省厚生労働省総務省などから集まった約10人のチームが編成された」が、その事実は外部には3ヵ月以上秘密にされていた。理由は「自治体の接種態勢が緩む懸念もあったこから計画には箝口(かんこう)令が敷かれた」からだ。そして「河野太郎ワクチン担当相とは、異なるライン計画は進められた」。

常識的に言えば、相当めちゃくちゃなやり方だ。自治体側のラインと国側の特命チームラインがあって、それぞれが互いに情報交換せず、箝口令まで敷いて、完全に二重行政のまま進んでいた。しか自衛隊自身が大規模接種のためのリソースを潤沢に持っているというわけではなく、医療従事者の一部とイベント運営全体はそれぞれ医療派遣会社旅行代理店外注する形になっている。なんでこんな不自然なことをしたのか。

自民党にとって一番重要なのは五輪でもコロナでもなく今年の衆院選

この問題もっと大きな枠組で見る必要がある。自民党の中枢や国会議員から見て、今年最大のイベントは何か。それは五輪開催でもないし、コロナ鎮圧でもない。衆議院選挙だ。このまま菅首相解散を行わなければ、2021年10月21日に衆議院任期満了となり、総選挙となる。そしてよく知られている通り、戦後に行われた25回の衆議院選挙で、任期満了による選挙は1回しかない(1976年ロッキード選挙自民結党後初めての過半数割れ)。支持率が上がる政策をぶち上げてから解散権を行使できるのは政権与党が持つ最大の武器で、逆に任期満了による選挙、あるいはその近くでの追い込まれ解散では与党が負ける、というジンクス政界には根強くある。

から自民党は何としても任期満了前に解散総選挙に挑みたい。といって、むやみに「大義なき解散」はできない。党内でも菅降ろしマグマは燻っていて、スジを整えなければ解散の流れが(ロッキード選挙時の三木内閣のように)党内で押し止められる可能性もある。だから国民に好感されるネタをぶら下げて「国民に広く信を問う」体裁必要になる。そして今年は、平時では難しいが、今だからこそ「国民に広く信を問う」ことが可能テーマがある。そう、憲法改正だ。

どういう切り口でやるのか。自民党の憲法改正提案のページでは、4つの項目を「変えたい」と言っている。

  1. 安全保障にかかわる「自衛隊」の明記と「自衛措置」の言及
  2. 大地震が発生した時などの緊急事態対応を強化
  3. 参議院の合区解消、各都道府県から1人以上選出
  4. 家庭の経済的事情に左右されない教育環境の充実

参議院の合区解消/家庭の経済的事情に左右されない教育環境の充実

このうち一番下の「家庭の経済的事情に左右されない教育環境の充実」については、大きな方向性としては反対する国民は少ないだろう。下から2番目の「参議院の合区解消」は、一種のゲリマダリング(自党有利に選挙区を改編すること)だ。現在合区になっている「鳥取島根」と「徳島高知」(いずれも自民党地盤)を分割することで自民党議席を増やせるという露骨党利党略案件で、与党公明党にも疑問視され、日経でも厳しい批判を受け産経にすら叩かれるという相当ろくでもない代物だ。これはこれで厳しく批判されるべきだろうが、いま注目すべきはその上の2つのほうだ。

安全保障にかかわる「自衛隊」の明記と「自衛措置」の言及

これは後期の安倍内閣が目指していた「自衛隊明記改憲」という奴そのまんまだ。統計の取り方で国民賛否がかなりブレるこの案件だが、新型コロナワクチン接種に自衛隊を担ぎ出した時点で、勝負はほぼ決まった各自治体のワクチン接種が(主には国側のロジスティクス問題で)遅々として進まない中、国と自衛隊が大規模接種をアレンジして、1日100万人の接種水準を達成する。計画通りに行けば、高齢者たちは国と自衛隊に大いに感謝し、国民全体に「やっぱり自衛隊を大切にしよう」という雰囲気が醸成されていくだろう。

おそらく内閣岸信夫防衛大臣はこのゴールを見据えて、ワクチン特命チームPT以外にもさまざまな仕込みをしてきた。大臣就任した去年末から今年5月にかけて、民放テレビ枠で自衛隊露出が確実に増えている防衛庁自衛隊の全面協力による番組コーナーが、ゴールデン帯で何度も放映されている。これまでの自衛隊では情報公開を渋ったような基地構造や訓練・兵装なども惜しみなく紹介し、番組側は「初潜入」「初公開」を謳って大々的にアピールする。元旦放映の「鉄腕DASH!」、幾度となく自衛隊をフィーチャーし、岸大臣自らも出演した「沸騰ワード」。さら今日(5/24)は「深イイ話」で護衛艦「やまぎり」トップ女性艦長密着取材をやる。おそらくあと3ヵ月程度は、こういう防衛庁自衛隊メディア露出が続くだろう。

防衛省自衛隊機微防衛関連情報ネタにして番組制作者を惹き付け、「選挙まで最長でもあと数ヶ月」という今のタイミングを狙って、国民自衛隊との接触機会を高める。人間接触回数が多い対象に親しみを感じるようになることが知られている(ザイアンス効果)。「親しみやす自衛隊が、コロナ制圧でも頑張ってくれた」。「ワクチンを打ちに行ったおじいちゃんに、自衛隊の人が敬礼してくれた」。こういう風に感謝と感動と親近感をトリガーする建て付けさえ成立していれば、多少のアラはどうとでもなる。

大地震が発生した時などの緊急事態対応を強化

新型コロナウイルス感染症の第4波拡大と変異株の急増に伴って叫ばれるようになった「私権制限」がここにつながる。「今の国や自治体権限では効果的な営業抑制や人流抑制ができない。法的な根拠正当性をもって、ロックダウンをはじめとする強力な感染症抑制政策実施するには、こうした緊急時一定私権制限可能にするような憲法改正必要だ」---5月になって、そんな議論が盛んにされるようになった(たとえば、いま話題高橋洋一こんなことを言っている)。

私権制限論については橋下徹吉村府知事など大阪維新筋が積極的に発信しているが(ちなみに高橋洋一政策工房経由で大阪維新と繋がっている)、政府与党も折に触れて「現在政府権限では、これ以上の対策は無理」という言い方をしてきた。もちろん感染拡大は一面では政府失策でもあるのだが、エクスキューズとして「私権制限ができないのが悪い」と言い張れば、国民の不満の矛先は、政府失策ではなく法の不備、つまり「現憲法における強すぎる私権保護」に向かう。実際、変異株が急増して切迫感が高まるとともに、私権制限をめぐる国民感情は明らかに「NO」から「YES」に傾きつつある

憲法改正解散」の見通しと障害

こう考えてみると「合区解消」以外の3テーマについては、過半数国民「YES」と考えるような情勢が整いつつある。国と自衛隊主導でのワクチン接種拡大が「自衛隊明記論」を後押しし、変異感染の増加と医療逼迫により「私権制限導入」が現実的選択肢として受け入れられていく。平時には国民賛同を得るのが難しい私権制限論だが、コロナ禍真っ直中の今だからこそ「アリ」なのだ

残る課題タイミングだ。高齢者へのワクチン接種が一巡し、パラリンピック(8/24-9/5)も終了した9月中旬頃。おそらく菅義偉首相衆議院任期満了の1ヵ月前に「憲法改正について国民の信を問う」として衆議院解散に踏み切り、そこで大勝して、自民党改正案上記4項目を盛り込んだ形で憲法改正道筋をつける。第二次安倍政権が9年かけても実行できなかった憲法改正を、安倍元首相実弟岸信夫大臣、そして昵懇の仲である大阪維新の会をうまく使うことで達成するわけだ。

ただ、このシナリオが成立するにはいくつか条件がある。国と自衛隊による大規模接種プロジェクト破綻なく進行し、8末までに(自民公明の大票田である高齢者層への接種を完了すること。オリンピックパラリンピックを、形式はどうあれ予定通りの日程で開催すること。コロナのこれ以上の拡大を選挙時点までうまく抑制すること。このどれかが破綻すれば、選挙戦略も大幅に見直さざるを得ない。あとはお手並み拝見というところだが、コロナの推移を見るに、正直かなり暗雲が立ちこめてきた感はある。

anond:20210524153356

2021-05-24

氷河期世代いじめ抜くことで日本問題解決する

まず喫緊課題としてコロナによる経済ダメージ。これは早急に自粛を解除することでダメージを抑える必要がある。高齢者ワクチン接種がある程度済んだら自粛を解除して全力で経済を動かす。するとコロナ感染者が増えてしまうだろうが、若者は元々コロナ死者ほとんどいないから困らない。老人もワクチンのおかげで困らない。中途半端な年齢の氷河期世代けが死ぬ。まぁええやろ。

次に年金問題。これは年金支給開始年齢を一時的に引き上げることで対応する。今からすぐ引き上げるのは無理だろうから氷河期世代年金をもらうくらいの頃に引き上げて、その次の世代がもらう頃にはそろそろ資金に余裕がうまれから支給開始年齢を引き下げる。これで解決

日本が抱えている問題氷河期世代犠牲にすればだいたい解決する。あいつら何やっても怒らないし負担はそこに集中させよう!

2021-05-23

anond:20210523003100

宿題が親子関係大量破壊兵器になったパターンです。

父(私。発達)

母(妻。健常)

元増田はすごい。尊敬する。

うちのもwisk150くらいの発達、宿題に限らず、既に理解したつもりのことを繰り返すことを嫌悪し、やれというと大暴れ。

音読は超高速で読み、意味を感じなかったが、やったことだけで万々歳。

苦しいのは、漢字計算ドリル

一周目はまだ嫌がりながらもやるが、なぜか現れる2周目、もう大戦争

やれば10分で終わることのために1時間近く押し問答。特に健常の妻はこのバカバカしさが全く理解できないため、我慢し切れず叱ってしまうことも。

こちらが諦めて出さないことを了承したものの、学校教師から宿題をださないことを責められ、学校に行きたがらないように。

もともと社会性が低いことを親としても心配していることもあり、不登校は避けてほしいという気持ちを拭い去れず、なんとか行かないか、と説得するも、ムダな上に、学校に行かないことがいわゆるフツウではないことに本人も気づいているが、嫌だという気持ちが勝ってしまいら言い争いになるだけ。

私も発達である自覚はあるが。社会性は高く、人付き合いに困ったことはないし、宿題を忘れてもヘラヘラしていた。親子で発達でも表現形は全然違う。

ふとした時に、「なんでこの子はこうなんだ」という気持ちが込み上げてきて、言ってはいけないとわかっている一言

飲み込めない。

宿題ぐらいやれよ、納得がいかないことでもやらないといけない場面があるんだ!」

言った自分で嫌になる一言私自身、発達の巣窟のような職場仕事しているが、近年常識の波が押し寄せてきて、こんなに打たれ弱くて、この子は、私の職場ですらうまくやっていけないのではないだろうかという不安が口を開かせてしまう。

親に味方でいてほしいはずなのにこんなことを言われ、心穏やかにいられるわけもなく、癇癪で答える子と、うまく対応できない自己嫌悪の親による争い。しんどい

「もういいよ、宿題なんかやらなくても。」と言うことにしていったんは平穏を取り戻し、学校にも行けるようにはなったが、宿題ぐらいやってほしいな、という気持ちを抑えるのは大変。

元増田みたいに工夫することも出来なかった。

中学は近所の公立中はやめたほうがいいかと思い、公立中高一貫校を調べると、これでもかというくらい課題がでると知り、諦めた。

金銭的に余裕はないが、ガバガバ校則ゲキユルで有名な某私立中学になんとか合格したので、この春から通い始めたが、意外に宿題は出る。ただ、無意味と思える反復練習はないし、内容的にも歯応えがある。それだけでなんとかやれるようで、友達学校でやってから帰ってくるようになった。

公立小にきめ細やかな指導は望むのは酷なのはわかるから、できないことは理解して、出来ないならそれで構わないとだけ言って欲しかった。

プロダクトオーナーという仕事

俺はITエンジニアをしていて、ベンチャーSIerなどで自社、顧客企業を問わず今まで多くのWebシステムを作る案件に関わってきた。

そして多くの上手くいかないプロジェクトを見てきた。

今日は俺が得た示唆を共有したいと思う。

結論から言うとプロダクトオーナーが一番大事だ。

プロダクトが上手くいくもいかないも、プロダクトオーナーが全てだ。

特にWebサービス場合ビジネスサイド、ITエンジニアデザイナーという3つの職種がチームを作ってプロダクトを開発していくことになる。

その場合プロダクトオーナービジネスサイドが務め、テックリードがPdM補佐のような形になるだろう。

SIer場合は、顧客企業の窓口となる人がPOを努め、開発会社マネージャーテクノロジーを統括することになる。

そして大抵の場合ビジネスサイドの人間POを務めると、「声のデカステークホルダー」となり、チームを引っ掻き回し、プロダクトを迷走させ、モチベーションを下げさせるのだ。

だってそうでしょう!?プログラミングも、DBでのデータの持ち方も、他社のAPIの使い方も、UIデザインも、いくつかあるUI選択肢とそれを実現する工数も、何も分かってないんだから。そんな人間が最終意思決定者をやるんだから、上手くいくはずない。

だいたいMVPにはふさわしくないリッチUI要求してきたり、難しい実装工数のかかる機能要求してくるのだ。そしてその実装工数がかかるのは、エンジニアの怠慢、スキル不足だと考えている。

本来であれば、機能の過不足については、ユーザーがやりたいこと、こちらがやらせたいことが実現できているかどうかだけを考えるべきなのだ。それがどういう形のUI提供されているか。別ページなのか、モーダルなのか。ボタン押下で動作するのか、JavaScriptインタラクティブ操作ができるようにするのか、ビジネスサイドがこだわり主張するべき所ではない。

そもそもエンジニアは1+1=2になる世界で生きているが、営業というのは顧客口説いて意思変容させるのがミッションだ。現実を歪めるのが職務なのであるエンジニアエンジニア工数は変えられないものだと理解しているが、営業はそれも「なんとかできるはず」と考えてしまうのだ。

仕事には内部に向けるエネルギーと、外部に向けるエネルギーの2つがある。そして、外部に向けるエネルギーをどれだけ大きく出来るかがビジネス成功に繋がる。

ビジネスサイドの何もシステムの専門知識の無い人間POをやると、思いつきで「あれはどうなの」「こうしたらどうなの」って言って、エンジニアデザイナーという専門家が「それは難しいです。なぜなら技術的に…工数的に…タイミング的に…」という話をして、仕事に使えるエネルギーモチベーション時間も、POを説得するという「内部に向けるエネルギー」に消費してしまうことになるのだ。

色んな専門家が集まって、それぞれの専門領域を発揮し、お客様価値を与えるプロダクトを作り、金を稼ぎたい。だからこの仕事をやっているのに、なんで何も分かってないPO自分存在意義を発揮するためのだけのオ◯ニープレイを説得することに毎日忙殺されているんだろう。馬鹿じゃないかしら。

そういうPOを補佐するために有能なPO補佐がいるんですよという話もあるが、どうせ人の話を聞かないんだからPO補佐がいたって意味ないです。

そしてそれができるバランス感覚説得力を持った有能なPO補佐がいるんだったら、その人がPOをすべきだ。お前じゃない。

過去会ったことのあるPOには、エンジニア出身ダメなやつもいた。この現代において生PHPStruts時代で止まった知識を振りかざし、自分知識があると勘違いした痛いやつが。もっとも彼は元エンジニアであって、エンジニア辞めた後はかなりの年数を営業としてやっている人間だったが。

から俺は、POは現役エンジニアがやるべきだと思う。技術オタクCTOというよりは、VPoEの立場の人がやるのが一番いいかな。顧客無視したエンジニアリングオ◯ニープレイをしない、ちゃんカスタマーサクセスUXへの費用対効果を考えられるエンジニアだ。

そして営業/マーケターはサービスを売りつつ、顧客の声を聞き、顧客の抱えてる課題発見し、それをチームに伝えてくれたら良い。ソリューションエンジニアデザイナーが考えるので。

ある程度会社が大きければ、エンジニアプロダクト開発のトップに据える、そういう責任移譲もできるだろう。

しか問題ベンチャーである

ベンチャーあるあるとして、ビジネスモデルは考えられるけどプロダクトモデルを考えられない営業人間起業して、「俺の考えたビジネスモデルを実現するに協力してくれるエンジニア募集!」とか言ってチームを作り、社長POを務めることが多い。

でもその社長に、POとしての職責が果たせるかどうか、スキルがあるかは別な話である。というか大抵の場合、無い。

声のデカワンマン社長の言うことを聞いて、クソなものをクソだと思いながら作り、社長VCプレゼンして調達したお金を啜って生きていくのがベンチャーでのエンジニアライフである。オワリです。

ベンチャーで上手くいくのは、エンジニアでありながら希なプレゼン能力コミュ力を持った、エンジニア社長がいる会社しか見込みがない。

これを読んでるあなたがもしビジネスサイド出身社長さんであれば、あなた仕事プロダクト開発にズカズカと踏み込んでいって、思いつきで喋って、自分のこだわりを入れるように怒鳴り散らすことではありません。

課題は無いか耳を傾け、解決できそうな人を連れてきて、お金を出すだけに徹するように下さい。

それができないのであれば、あなたWebシステムという無限拡張性があるものからお金を得ることはできません。愚直な営業と手作業バリューを出すという、労働集約型の仕事を一生全うしてください。

そしてこれを読んでるあなたがもしエンジニアであれば、ビジネスサイドにプロダクトの決定権を握られている状況ではエンジニア幸せになれることは決して無いので、ビジネスの作り方やマーケティングを学んで、エンジニアビジネスを握っていこう。プログラミングを修得するのに費やした時間努力ビジネスサイドにも発揮すれば同じように身につけられるはずであるビジネスサイドに顎で使われる存在から抜け出していこう。

星野リゾートの例

星野リゾートではどのようにして旅館現場出身者をIT人材へ育成したのか?【デブサミ2021】 (1/3):CodeZineコードジンhttps://codezine.jp/article/detail/14017

これはすごいですね。非エンジニア出身POでありながら、ちゃんプロダクトを成功へ導いている。

ここでの例では2例あって、社内システムと、社外のお客様向けのシステムだ。

社内システムはノーコード活用して、自分たちで作って自分たちで運用するようにした。いいですね。非エンジニアの思いつきをエンジニアに作らせる、という動きにはなっていない。自分の思いつきのケツはちゃん自分で拭け、他人迷惑をかけて対処しようとするな、ということだ。

社外向けのシステムを作るに当たっては、ちゃん自分たちをIT人材に変化させていくための勉強ちゃんとしている。エンジニアと同じ目線に立って同じレベルで話ができるようになっている。これだといいですね。

やっぱり、Webシステムを作るPOは、営業出身ならめっちゃITのこと勉強すべきだし、それが嫌ならITで金儲けしようということからは降りるべき。

2021-05-22

冷やし中華メモ

ver.5である

これは呪いだ。

タレも具もどうしても多量になる。

調達上どうしても量を調節できない卵以外は基本今回のすべて2/3くらいにしてもらわないと本当に困る。

肉が食いたいなら喰え。だがそれ以外の量が多すぎる。

豆腐海藻だって話ならまあ腹持ちせんし、また肉もササミなら重くなることもないかもしれんが、それでもだ。

大根おろしは2個で良い。

辛子は必要以上に水を絞れ。

豆腐もっと半分で良いし、半分でないなら水を切れ。徹底的に。

タレは醤油2、酢2.5~3、砂糖1.5、アレ1~1.5という配分で良い。あと粉末スープ

あとあれば生姜絞り、味を見て酸味と甘味の調整。加熱の必要なし。よく溶かして後は冷凍直行

そしてすべての具は先にサッサと用意して、冷蔵冷凍。冷たいのが身上

かといって大根おろし結晶が残るようでは冷たすぎるし食感による食味もマイナス

実に難しい。

例の醤がけはナイスアイディア。これにより鶏や卵などは味付けなしで良い。

卵はゆで卵で十分。錦糸卵とか時間かかるから時短モードでは省略の第一候補

そして鶏。ササミが@86とかあるんですね。やっぱり胸肉よりも遥かに美味いっすよ。

筋取りも極めかけたので、次早めに取りかかることができれば完全マスターも容易。

これをブラッシュアップしていければ、次は手順書くらいまでいきたいものだね。

第一大根2個用意。これが一番最初

第2、タレ調理冷蔵

第三、きくらげわかめ戻しの上冷蔵

第四、…といった塩梅で。

あたふたやってると1時間かかるけれど、レシピが固まって手順も固まれば30分のお手軽レシピに化けるポテンシャルを秘めている。

まだまだ修行である

タレも美味い、やはり自分的には甘味と酸味が決め手のようだし、例の醤があるから醤油は薄味で良いかも。あ、あとスープの素との兼ね合いもね。

ササミ冷凍で、半本単位でやろう。1本だと多いと思うのだが、肉メインなら1本、そういった運用をとりあえずは想定。

それにしても業務スーパー縮れ麺は@30円なのに何の遜色もない。激安豆腐はあれほど激マズなのに。

そうなると3玉188円の普段スーパーのアレは何なのかと。2倍美味いとも、業務スーパーのが1/2の旨さとも思えん。不思議だ。

麺に関して馬鹿舌なら、馬鹿舌で良かった。

1玉個包装なので冷凍も楽ちん。これしかないわ。

ver.4也。

同じ分量で作ったつもりが、タレが多かった。洪水であるノアが具を一種番ずつ持ち去る勢いである。

辛子も多量なら具も多量。錦糸卵を作らなくてよかった。

マジでこれくらい欲しいと思った量の半分~1/3くらいのテンパランスがないと過食で胃がヤラれる。

今回の具は豆腐きくらげ油揚げわかめ辛子漬けきゅうり、鳥の胸肉である

鳥の胸肉が今回は味噌である

結論から言うとどう考えてもササミよりも圧倒的に低コスト且つ美味い。

冷やし中華というと大体800円くらい取られるイメージだが、今回の具だとマジで400円しないだろう。

トマトが高いのかな。

次回は鶏むねを基調に具を峻厳に節制し、理想の配分にて配膳することを目指す。


ver.3だ。

とにかく具について、量が多すぎるのがネックである

肉の量ももう少し小盛りで良い。

きゅうりは5枚。きくらげは小なら3枚、これは以外に少なかった。大1.5、中2枚という検討

わかめは多すぎ。本当に少しで良いのだ。

卵も、Mでつまみ食いしても1個は多い、やはり半個だな。

大根おろしキューブ2個でも良いのでは。今回温めたタレの急冷にもう1個使ったが。

そして今回の大きな変化は醤油ダレである

醤油4、酢3、砂糖2、酒2、アレ2、量にすると相当多くなるが、多少浸り気味でも問題はないと思う。

あ、あとしょうがをすりおろした。だが辛子とか大きなパンチのあるものを入れるとその繊細な風味はあまり感じられない。

なければないでも良い。

欲を言えばパンチが欲しい。

そういう意味で、例の翡翠のアレは大いに検討対象になりうる。

缶詰の安売りをついこないだ逃したのが痛恨である…瓶詰めで何とか代用できるか。

具が多いので麺が110gだとすくないと錯覚しがちだが、

具が多すぎておかしいのだ。

今回はわかめきくらげささみ辛子漬けきゅうり錦糸卵、大根おろしである

今回豆腐はまったく無いのだ。それでいてこの膨満感。

最適な配置配分はこれからも求道していくべきである

とにかく上記の具に豆腐を加え、それぞれの最適量を今後検討していくべきだろう。

…あっさり行きたいなら醤油たれだな。楽だし。

あるならゴマダレも、ってところか。

あとは翡翠プラスでどうなるかにつきさらなる検討を加えたいところだ。

ver.2でR。

今回は味のバランスは最高である

ただいろいろ検討を要すべき課題が多く出た。

まずは今回の具ラインナップ、略して具ナップを確認

錦糸卵、鶏ササミきゅうりわかめ豆腐、干し椎茸きくらげ、なめたけ、生姜ネギ

タレはver.1と同量。調味料皿に入れると如何にもなみなみ感があるが、

全体に回しかけると、水分が少なければむしろひたひたにもならず、偏在の恐れすらあるかもしれない。

また、芝麻醤を分量以上にたっぷり入れたくなるが、本当に入れすぎると相当濃くなるかもしれない。

水分(酢とか)を多くするなら、それに見合い、といった形の運用が望ましいと思われる。

まず大前提として具が多すぎる。今回多すぎたのはわかめきくらげである

両方とも乾物なのだから控えめで良い。足りないと思ったらまたふやかせば良いのである

干し椎茸はあればで良い。今度発展形で、戻し汁をタレに絡めてみるか…?

豆腐はやはり水切りをした方が良い。

錦糸卵は卵半分で良い。…が、普通卵って一個喰うよな。

半分ゆで卵、半分錦糸卵とできれば良いのに。23世紀になったら開発される技術だろうか。

豆腐の水があったので味付きのなめたけとうまい具合に中和し、塩加減がうまくいっただろうか。

豆腐の水切りがよく出来たらタレの酢をもう少し足しても良い。

上述したように、タレ自体は量が多いように見えて、豆腐の水分がもしなくなれば全体に行き渡るほどの液量が得られないように思われる。

きゅうりは1/3本が適量。残った分は辛子漬けにして次の具にする。

メインの鳥ササミだが、2枚入り(少量)を買ってその1枚を細切りにして、

肉は多いかと思ったが余分感はまったくなかった。やはり唯一の肉・動物性タンパク質なので多すぎるということはないのだろう。

しかし、ぶっちゃけた話なのだが、具は混ざってるほうが良い。

見た目はキレイだが、うまく混ざらないと、特にササミが偏った部分を喫食してしまうともったいない感が半端ない

ネギは本当に申し訳程度でよい。何ならみじん切りにしてタレに打ち込んだ方が良いかもしれん。

今回はうまく行ったが、塩加減は難しそうだ。

なめたけやきゅうりササミなどの既味付け具と兼ね合いに考えたタレの醤油配分がモノをいうと思われる。

やはり何と言っても、隠れた主役はきゅうりである

おでんにおける大根のような立ち位置だ。

クソ地味だが、いないと始まらない、というか成立しない。

冷やし中華きゅうりがないことはありえない。

漬物運用で何とか今後様子を見てみよう。作るごとに買ってたのでは追いつかない。

ササミもまとめて千切り炒めにしたものを小分けに冷凍、という運用が良いのではないかと思われる。

またタレについて、合わせた後は何なら冷凍庫でも良いかもしれない。

氷水でキュッと締めた麺の冷たさに比べ、冷蔵庫に申し訳程度の時間保管した程度のタレでは冷たさが及ばない。

最初に作って冷凍保存が良いのかもしれない。

肉も鶏だな。ササミは良い。調理がうまくできれば胸肉でも良いのかも知らんが。

豚、とりわけチャーシューのような獣脂を味わうという向きと根本的に合わない。冷菜だから

ああ、冷しゃぶ用ならむしろ化ける可能性はあるかも。

きくらげは一枚あるとテクスチャー的にも良いアクセントだし調達が容易だ。

…干し椎茸はあってもなくてもいい感じ。

あ、あとすりおろし生姜は、やっぱりあるアクセントになる。

すりおろしたあとの繊維ガビガビになったところを断面で削いで千切りにする運用が良さそうだ。

贅沢するならトマトもぜひウェルカムなところである

あと錦糸卵、焼く際はフライパン全面に卵液が浸るようにするのだったよ。

Lなら大フライパン、Sなら小フライパンでやって、念の為油を全面うっすらが良い。

弱火でやれば良い感じに仕上がる。

ver.2は総じてver.1の全面改良である

問題は具の準備に些か時間がかかるか、でもこれも要領が得られれば時短は大いに望める予感。

ver.3を期待しよう。

あとやっぱ、業務スーパーの数十年ラーメンは味に何らの遜色がない。

ゴマダレはカロリーがな…。

醤油ダレも検討したいが、ついついゴマダレに流れて言ってしまうのでR~。





以下ver.1。

業スーの1玉30円の麺で十分。

きゅうりがないと濃く、重く、さっぱり感がない。

チャーシューも重い。茹で鶏やハムが好まれ理由がわかる。

ザーサイも味が付いてるので濃く重し。ゴマダレの醤油とのバランス必要

ゴマダレは大3、醤油大2、酢大2.5くらい。あと砂糖大1におろし生姜少々。ただすこし汁が残り気味。

わかめは相性抜群。多めでもヨシ。

豆腐はグッドアイディア

卵はL1個だと多い。

しいたけアクセントとしてあって良いが、多いと邪魔。ごく小さい干し椎茸でヨシ。

きゅうりもやしといったさっぱり歯ごたえ系のもの冷やし中華ではここまで重要アクセントになるものか。

とはいえきゅうりももやしも絶対に余る。

漬物にすることを前提にするか連チャンで食べるようにしないと難しい。

しかチャーシューがこんなに相性がイマイチになるとは思わなかった。

いや、きゅうりがあったら問題なかっただろうか。

ゴマダレももうすこし粘度を増したい。保存用の油をもっと減らした方が良くて、使う都度油を足す運用の方が良いのだろうか。

またすりおろし生姜の風味もよくわからず有無の評価判定ができん。なくても良いならムダに使いたくないが。

ゴマダレだから余計にさっぱりシャッキリが必要になると思われる。

あと錦糸卵は油敷かないとテフロンでもきれいに取れん。或いは新しい良いテフロン買うか。

あと具は必須材料から引き算してメンバーを決めないと具が多すぎて食いきれん。

きゅうり、肉、卵、…ここにわかめ、豆腐、があって、

モウ1、2品目をごく僅かに、ってところか。

また試行錯誤が楽しみでR。

頑張れない人への支援について


から本の話をしますので、「ほーん」と思いながら見てください。(推敲追記:本の話より自分語りが多くなってしまいました。)

自分公立高校教員10年ほど続けています最初の数年は比較的、学力の高い高校に勤務していました。中学段階での学力を輪切りにする入試入学してくるので多少の上下はありつつも、中学校で上位30%〜15%の生徒が入学してくる学校でした。大学入試でいえば関関同立レベルに1/3程度の生徒が入学し、半数以上が産近甲龍合格するような学校でした。(国公立ほとんどいません)

その後、異動した今の勤務校はいわゆる「生徒指導課題のある学校」です。立地的なことや設立の経緯から、様々な背景を持つ生徒が多く在籍しています。ほぼ毎日のように生徒指導上の案件が発生し、停学を含めた懲戒案件も年間に50件以上起こります

生徒の多くは中学校段階、あるいは小学校段階で「問題のある生徒(家庭)」としてリストアップされ、「高校に行くなら〇〇高校(本校)しかない」と言われて進学してきた生徒です。実例は挙げにくいですが、「金八先生」や「GTO」、「クローズ」をイメージすれば近いです。

勤務する中で最初は前任校との違いに翻弄されましたが、よくよく考えればその「違い」は当たり前で、今、目の前にいる生徒に対して必要な事を考えながら働いています

在籍する生徒の多くは発達に何かしらの課題を抱えていて、LD学習障害)、ADHD注意欠陥多動性障害)、ASD自閉スペクトラム症)の診断を持つ生徒もいます。診断があれば、個人絶対評価などの合理的配慮も行っています

ただ、生徒の大部分は診断されていない、あるいは診断が出ない生徒です。しかし、それでも支援を要する生徒はたくさんいます。いわゆる「しんどい子」です。

しんどい子」を前にした時、我々教員は大体2つのパターンに分類されます。①「しんどさ」に寄り添いすぎて甘々になる教員②「しんどさ」を理解せずに厳しさを押し付け教員です。①に関しては「課題を多く抱えているのだから優しくしてあげれば良い」②に関しては「教員の言う事は全て正しい、言う事を聞けないのはおかしい」というように両極端になります

教員人間性スキルにもよりますが、どちらにせよ「課題を多く持つ生徒を少しでも伸ばす」という視点に欠けてるなぁと思いながら過ごしています

かに、「しんどい子」を前にした時どうすればいいかからないことは沢山あります。原因もわからない事が多く(発達上の課題に関しての理由ほとんどわかりません)、対処方法もわかりません。

そんなこんなでモヤモヤしながら勤務を続けて数年目ですが、2年前に「ケーキの切れない非行少年たち」という本に出会いました。この本は〜児童精神科医である著者は、多くの非行少年たちと出会う中で、「反省以前の子ども」が沢山いるという事実に気づく。少年院には、認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年大勢いたが、問題根深さは普通学校でも同じなのだ人口の十数%いるとされる「境界知能」の人々に焦点を当て、困っている彼らを学校社会生活で困らないように導く超実践的なメソッドを公開する。 〜(出典:Amazon)という内容です。

この「境界知能 IQ70〜84」の人々が、我々の目の前にいる生徒の多くに当てはまると感じました。そして、この本から多くの気づきを得て、生徒との関わりを変化させてきました。

この「ケーキの切れない非行少年たち」の続編として「どうしても頑張れない人たち~ケーキの切れない非行少年たち2 」が出版されました。

この本です。紹介したいのは。学校教員や、対人の仕事をしている人、自分の子どもが「しんどい保護者に読んで欲しいと思います

特に教員の人には高学力学校に勤務していても、いつかその様な生徒を前にするかもしれません。あるいは、こちらが気づいてないだけでそんな子を指導しているかもしれません。

我々(一般的大人)には理解できない世界環境という意味ではなく、認知力の不足による)で過ごしている子どもは多くいます。ですが、我々はそのことに気がつかず、気が付いても対応の仕方がわかりません。そうして、そのことに少なから絶望し、他者との関わり方が歪む子どもがいるのは事実です。

しかし、おそらく多くの大人は(少なくとも教員である私は)目の前にいる子どもが「今の自分」よりも良くなり少しでも明日希望を持って生きていくことを望んでいます

正当化を避けるために、あえて言えば私自身も生徒指導の困難さから、いつも正解の指導ができているとは思いません。正直な所、自分人間性に合わないことや、スキルに見合わない事、どうしようもない事が毎日起こります

しかしながら、場当たり的な甘やかすだけの指導や、有無を言わせず従わせるだけの指導を超えた支援を考え続けたいと思っています。そうすることで「生き辛さ」を抱える人が減っていけばいいなぁ。と思いながら教員という仕事を続けています

長くなりましたが、少しでも興味がでれば「どうしても頑張れない人たち~ケーキの切れない非行少年たち2 」を読んでみてください。

幼少期なんて覚えてないんだけど

ある時、「小中高それぞれの時代自分がハマっていたものをそれぞれまとめてみてください」という課題が出されたことがあった。

自分は、熱帯魚飼ってて好きだったなとか、自分だけ新しいゲーム機を買ってもらえなくて寂しかったなとか、学校の始業前に芝生でボール遊びをして、朝露で靴を濡らしてたなみたいな、断片的で何気ない記憶が指で数えられるくらいしか思いつかない。

今につながっている、継続してやっていることなんて1つも無いし、生き生きと話せるほどハマってたことなんて無かった。まあ大抵そんなもんだろうとは思う。

当時、不自由だったことも、人から不当に扱われたこともなかった。平和で恵まれていたと言っていいと思う。

からさら嘆く権利自分にないんだけど、「特に何もなかったな」としか思えないことが悔しい。つらい。

そんなもんだよな?

2021-05-21

ワクチンを老人優先にする必要性はあるだろうか

毎日テレビ報道される感染者数に最近は興味が持てなくなってきた。いくら世界的な危機だといっても一年以上続けば慣れてしまものらしい。

日本での一般的医療を受けたとき領収書を見たことはあるだろうか、診察、投薬などの医療行為は点数で管理されており会計時には1点=10円で計算される。

そして、一般的患者保険証提示することで7割引される。実は保険証はいつでもどこでも使える7割引クーポンなのである。(Wow)

いつも私は9時過ぎのスーパーで半額の弁当を買うが7割引なんて見たことがない、それほど日本保険制度は素晴らしいと保険を受ける側からしても感じる。

では割り引かれた7割は誰が払っているのかというと日本政府である

視力検査を例にあげよう、視力検査の点数は69 点であり(https://clinicalsup.jp/contentlist/shinryo/ika_2_3_3_7/d261.html])、保険証を出さないでいると690円になる。(え 意外と高いな)

しかし、クーポンを出すことで210円ほどになる、残りの480 円は日本政府が払ってくれている。

私一人が視力検査しただけでも日本政府は480 円奢らなりゃいけないのに、保険証を持っているのは国民ほとんどである

もちろんこれは日本財政を圧迫しており、時たま報道されている

厚生労働省 医療制度改革の課題視点によると https://www.mhlw.go.jp/houdou/0103/h0306-1/h0306-1d.html] 平成30年には全体で42兆円となり、2025年には60兆円にまで伸びるとしているしかしこの1/3を占めているのは老人医療である。老人の保険制度もっと手厚く、75歳以上であれば9割引にすらなる。

こういった記述想像するのは一般的総合病院外科であったり町のクリニックであろう、もちろん医療を求める者に的確で安全医療安価提供することは重要である

しかし、私の持つ老人医療費へのイメージは違う。

老人の持つ杖も実は保険対象であることはご存知だろうか。

車椅子も入浴用の椅子対象であり、7割引が可能である痴呆言葉を話せずただ脱糞するだけの臭い老人でも保険はしっかり適応され、オムツを変えるのも、身体を拭くサービスもすべて適応されている。

こういった医療はよく知られている総合病院ではなく、老人ホームで行われているため、認知度はない。しかし、明らかに日本医療費は寝たきりの痴呆の老人に使われている。

自民党杉田水脈衆議院議員言葉を借りると、「生産性のない」人間医療費はもちろん、医療行為を行う看護師介護士の労力までも奪われている。

いや、杉田水脈衆議院議員で指摘した同性カップルはおそらく労働をし、税金を納めることで貢献できているだろう、老人はそうでない。

老人の家族も面倒なことはすべて老人ホームに任せて知らないフリだ、誰も声を出して発言はしないが深層心理では面倒な荷物として思っているだろう。

そんな老人を国を挙げてワクチンを優先する必要はあるだろうか。

ニュースではワクチンを受けて嬉しいと喜ぶ老人の顔ばかり報道されるが、先に優先させるべきなのはもっと他にあるのではないだろうか。

私は老人ホームクラスターがあるたびに踊っている、嘘である

参考文献

網走中央病院 なぜ医療費は増え続けるのか (https://www.abashiri-chuo.or.jp/2017/06/02/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8C%BB%E7%99%82%E8%B2%BB/])

朝日新聞 杉田水脈氏「不適切記述撤回はせず 「生産性寄稿 https://www.asahi.com/articles/ASLBS5HW8LBSUTFK013.html

anond:20210520182114

これ読んで思い出した個別指導などであたった厳しい保護者シリーズ共通点こちらの言うことを全然聞かないところ。大体は非常識な点をやんわり困りますからと伝えると逆ギレして辞めさせていく。子供意思はそこに反映されない。

子供の話をしない

子供の送迎ついでに立ち話するとき、何故か子供の話では無く自分趣味の話をベラベラして行く。子供は脇で黙って聞いているだけ。

自分で何とかしようとする

お金払ってお任せされているのでこちらは学力面のサポートをしているのに追加で課題設定するので子供疲弊する。やんわりと「余計なことはせんでいい」と言っても「心配から」とその子学力的に難しめの課題を出して「うちの子できないんですよ」という。

学力のものに無関心

6年生だけどかけ算できないなど学力的に結構ヤバいので保護者相談するも「お金払ってるんだからそっちで何とかしてください、こっちは仕事で忙しいので」で全ツッパされる。何とかしたくても今のカリキュラムじゃどうにもならないか相談しているのだが。

対応しない

子供のヤバさに気づいた祖父母その他の親類が塾に通わせるけど、肝心の両親は無関心。費用面だけでも保護者の了承が欲しいのだけど大抵は仕事が忙しいと言われて終わり。

月謝払わない

月謝設定で都合の悪い日は振替なども行っているのだが「今月は一回しか行けないので4分の1しか払いません」など言い出す。送迎の祖父母が払うから祖父母は私は聞いとらんと言い合いになるパターンもある。とりあえずどっちでもいいから払って欲しい。

夫婦仲が悪い

事務連絡などで電話をかけると「私は塾に行かせるのは反対なのにブツブツ」と愚痴られる。学力が低いことを巡って大喧嘩になることも。

平気で遅刻する

連絡なく終了10分前に到着して「さあやりましょう」だと。何で保護者が送迎してきてそれが出来るのかわからない。

2021-05-20

anond:20210519214122 政府向けシステムの話をするときの前提知識

政府向けシステムに関わったことがある身からすると、政府向けシステムの話をするときに前提として知っておいてほしいことは、住基ネット最高裁判決に「現行法上,本人確認情報提供が認められている行政事務において取り扱われる個人情報一元的管理することができる機関又は主体存在しない」という骨子があること。これによって政府向けシステム個人情報一元的管理できず、個人情報各自治体で分散管理しかできない。この文面でググれば政府がどれだけこの骨子を気にしているかは分かると思う。

今回の話は「国民マスターテーブルを持たずに認証するにはどうすべきか」という政府向けシステムで常に挙がる課題で、良いアイデアがある人は政府提案しにいってほしい。個人情報保護法の目的外利用に違反しない上で。

はがき送りつけ

これをできるのは自治体のみで防衛省はできない。防衛省国民の住所氏名を知らないのではがきを送れない。防衛省に限らず、どの省庁も国民の住所氏名を一元的には知らないので、政府はできない。

自治体から発行済接種番号と生年月日のペアデータ提供を受けて、接種番号をIDとし、生年月日を仮パスワードとして登録し、認証システムとする。

かなり難しい。上の骨子により防衛省個人情報一元的管理することができないので、最高裁判決とは条件が異なることを主張しないといけない。たとえば「都市圏だけなので一元ではない」とか。それに国民野党が納得するかどうか。これがひろみちゅの言う「政治的にそう言えないというのはあり得るが、乗り越えなければならない」課題

来る者拒まずベストエフォート方式にする

これで良いなら予約システムなんていらないけど、密を作って高齢者に何日も前から徹夜で並ばせるのが今のシステムより良いと思う?

どうすればよかったのか?

政府が使える一元的情報マイナンバーしかない。マイナンバーカードを読み取れる人だけが利用できる予約システムなら認証できるけど、自治体ネット予約さえ高齢者には使えないと叩かれているのに「マイナンバーカードとリーダー必要です」なんて要件で作れるわけがない。そもそも短期間に多くの人に接種させる」という目的にもそぐわない。

各自治体の予約システムAPIを持って防衛省が接種券番号の有効性をAPI確認できれば認証できるけど、首都圏だけで200以上ある自治体がばらばらに調達しているすべての予約システムに高負荷でも落ちないAPI共通仕様で緊急で作らせれる必要がある。けど、そんな体力があるならば自治体の予約システム自体が落ちないようにすれば良いわけで、大規模接種自体不要かもしれない。

個人情報一元的管理することができる機関立法すればできる。けど、そんなものは「たった1年」じゃ作れない。マイナンバー住基ネットに何年掛かったと思っている?「パンデミックという緊急事態なので防衛省高齢者個人情報一元的管理することができる」世界は「戦争という緊急事態なので防衛省20代30代男性個人情報一元的管理することができる」世界につながっていることを理解した上で、国民はこの法案に賛成できるのか? できるなら、良くも悪くも政府向けシステムの将来は大きく変わる。

結局、「国民行政サービスを直接提供するのは自治体で、そのための個人情報を持っているのも自治体政府自治体支援する」というデザインですべてが作られている日本において、菅の「政府主導でのワクチン接種」というアイデアの実現がそもそも無理ゲー出生届転入届を出すのは各自治体、運転免許の番号を発行しているのは各都道府県公安委員会政府国民個人情報一元的に入った共通データベースをどこにも持っていないか管理できない。従来通り、政府自治体支援に特化するべきだった。

中国みたいな管理国家日本はならないという選択国民がした時点で、この予約システムでの認証実装難易度は相当高い。ウイルスとの戦いに強い国は戦争にも強い国で、「人間にせよウイルスにせよ、敵との戦いに勝つために国民政府にどれだけ一元管理されてもよいか」の総意を国民が取らないといけないので、マイナンバー住基ネットの実績を考えると1年くらいの準備期間じゃ、みんなが期待している認証をこのシステムでは実現できない。

認証は無理としてチェックデジットくらいは入れられたのでは?

チェックデジットがないことで誰かの誤入力自分の予約ができない確率が上がっているのは残念。ただ、発券しているのは各自治体なのでチェックデジットをつけられるのも各自治体なので、開発会社防衛省もやれることはない。誰なら事前に自治体統一仕様で作らせられたかというと厚労省だけど、接種券の仕様が決まったあとに大規模接種の話が出てきたので事後諸葛亮こんなこともあろうかとチェックデジットの指摘が事前にできる勘が良い人がいたなら、たぶん落ちない予約システムの作り方の指摘も事前にできただろうから、大規模接種自体不要だったかもしれない。

いたずら予約で枠を全部押さえられたらどうするの?

現状でもreCAPTCHABot対策されている。reCAPTCHAを越えて大量予約するやつは悪意があるので逮捕で良いでしょ。

接種券番号のバリデーションは無理として、市区町村コードバリデーションはできたのでは?

できた。でも、接種券番号のバリデーションができない時点で大した意味はない。入力フォーム電話番号SMS送って電話番号全体の有効性を確認することはあっても、市外局番存在有無だけをバリデーションするなんてことしないでしょ。入力された市外局番市外局番マスターを引きあててバリデーションをしている者だけが石を投げられる。

生年月日が65歳未満でも登録できるのはバリデーションすべきでは?

防衛省は生年月日の正しい情報を持っていないので、この数字に大した意味はない。たぶん予約キャンセル用のパスワード相当、当日の誤入力を見つけるためのヒントくらいの意味しかない。「パスワードを設定してください」でも良かったんだけど、高齢者には難易度が高いと思って生年月日にしたんだろう。秘密質問みたいなものあなた母親旧姓が本当に正しいかどうかにシステム側は興味がないのと同じくらい、この生年月日が正しいかどうかに大規模接種予約システムは興味がない。

SQLインジェクションは?

いまだに具体例が出てこないので、多分ガセ

接種券番号だけがユニークになっている

異なる市町村番号+同じ接種券番号+異なる生年月日でログインできないことで接種券番号だけがユニークと主張しているけど、ログインできない理由はそれだけじゃない。たとえば2-123,5678がすでに登録されていることをこの人は知らない状況で、この人は1-123,1234でログインできるけど、2-123,7890はログインできない。システムとしておかしくない。

追記(2021/05/21 2:45)

よくあるコメントに返信。

接種番号と生年月日は個人情報ではない

法律素人システム屋なので、この指摘は正しいのかもしれない。一方で「個人情報とは個人を一意に識別できる情報のことを指すもの」というコメントもある。私には判断できないけど、仮に個人情報ではないとすると、

かなり難しい。上の骨子により防衛省個人情報一元的管理することができないので、最高裁判決とは条件が異なることを主張しないといけない。たとえば「接種券番号は個人情報ではない」とか「都市圏だけなので一元ではない」とか。それに国民野党が納得するかどうか。これがひろみちゅの言う「政治的に(『接種券番号と生年月日は個人情報ではないので一元管理します』とは)言えないというのはあり得るが、乗り越えなければならない」課題

が正しいのかもしれない。住基ネット最高裁判決によって政府向けシステム認証機能をつけることは想像以上に難しいという趣旨は変わらないけど、悪いのは菅じゃなくて「個人情報ではない」で突っ張れなかった防衛省なのかもね。いずれにせよ「認証すらまともに作れない技術力」から「接種券番号は個人情報なのか」に議論が高まってくれれば書いた甲斐があった。

VRSでは一元管理できている

VRSってのは各自治体の接種会場で使われているバーコードがなくてOCR必要なことで有名なシステムOCRは置いておいて、VRSは一元管理していない。 https://cio.go.jp/sites/default/files/uploads/documents/vrs_overview_210506.pdf の6ページ目に書いてある。

市区町村ごとに区切られて保存されており、個人の記録は、接種券を発行した市区町村確認できます

国民の接種率が重要指標なんだからDBは1個にしたほうが便利なのに、「あえて」区切って保存している。また、個人の記録は各市区町村しか確認できい、つまり串刺しで全国民個人記録を見られる人はいないと書いてある。そんなわけでVRSは「政府は一元管理していません」に気を使っていることが分かる事例。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん