2021-05-27

都立高校入試難易度男女格差問題

https://www.moto-sapi-t.com/20210331_girls_private-high-schools/

ここにあるように都立トップ高では男女の点数差はむしろ男の方が高かったりする

しかし、このレベル都立を受ける生徒の私学併願先は、女子にとって非常に選択肢が少ない。

都立は一校しか受けられないので、併願先がないと多少ランクを下げても都立を受けるか、自分レベルより低い私学に行くという選択肢を迫られる

一方で、私学自体女子校の方が男子校よりも約40校も多い。女子中学受験率も高く、公立中学生男子中学生の方が多い。

この私学定員に合わせて都立が定員を設定すると、当然男子の定員の方が多くなる。

都立女子競争率が上がっているのは、需要がある高レベル女子校は少ないのに、都立と競合下位レベル女子高だけが多すぎるのだ。

女子学費相対的に高い割にパフォーマンスイマイチ女子校に追いやられているという見方もできるし、成績下位の男子に対しての教育投資がなされて来なかったという見方もできる。

このままの状態で定員を撤廃すると都立の中堅で女子比率が上がり、中低位の女子校のうち、玉突きで生徒を奪われる低位校については定員割れが発生する。

そして、高偏差値では選択肢が多くても低偏差値では逆に私学の併願先が少なる男子の行き先がなくなる。

よってこの課題を円滑に解決するには多すぎる女子校の共学化と進学高化だ。

  • 受験において、男子を優遇することには正当性があるよね。 女性は男性に対して、自分以上の学歴や職歴を要求するのだから、男性の点を高くするのは合理的であるから。 それがおかし...

    • ちゃんと読んで欲しいのだが、誰かが明確に男子を優遇しているわけではない。 東京都の私立の割合が高く、中でも男女の定員差を生む女子校の多さから否応なしに都立の女子の定員が...

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