ある時、「小中高それぞれの時代で自分がハマっていたものをそれぞれまとめてみてください」という課題が出されたことがあった。
自分は、熱帯魚飼ってて好きだったなとか、自分だけ新しいゲーム機を買ってもらえなくて寂しかったなとか、学校の始業前に芝生でボール遊びをして、朝露で靴を濡らしてたなみたいな、断片的で何気ない記憶が指で数えられるくらいしか思いつかない。
今につながっている、継続してやっていることなんて1つも無いし、生き生きと話せるほどハマってたことなんて無かった。まあ大抵そんなもんだろうとは思う。
当時、不自由だったことも、人から不当に扱われたこともなかった。平和で恵まれていたと言っていいと思う。
だから今さら嘆く権利は自分にないんだけど、「特に何もなかったな」としか思えないことが悔しい。つらい。
そんなもんだよな?