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2014-11-02

http://anond.hatelabo.jp/20141102142710

ラムズ悪口もっと聞かせて!(本文を勘違いしている人)

b:id:aukusoe


今にして思うとラムズの鹿志村社長は正しかった。

業界の大半が役者としての声優を(表向きは)指向していた時代に、

新人の生きる道はアイドル売りしかない」と見抜き、公言し、それを実行していた。

そして今から振り返ってみると、ラムズ出身声優業界生存率は、悪くはない。

ラムズが出てきた当時は「声優は裏方」「声優が顔出しとかするなイメージが崩れる」みたいな勘違いしたオタクが生き残っていたから、そういう層から根拠のない反発は招いたが、業界の現状見ればどっちが正しかたかは考えるまでもない。

あ、悪口書いてないな。

単なる噂で何の根拠もないけど、ラムズ養成所(RPE)は「お酌の仕方」を授業で教えてたらしいよ!

まあ、業界の偉い人に気に入ってもらうのは声優の生き残り術の第一と言っていい物だから、本当はこれも必要スキルなんだけどね。

関係ないけど、さくにゃんラムズ最初声優だったから、いろんな人との接待の席に連れて行かれてたとは言ってたけどな。

養成ビジネスの話

http://anond.hatelabo.jp/20141102142710が長くなってまとまり悪くなったので改めて。

現在のサイクルは

   ↓

   ↓

   ↓

   ↓

   ↓

   ↓

という形。

これをもっとも強力な形で進めていたのがかつての代アニこと代々木アニメーション学院で、授業料入学金として集めた金を使ってアニメラジオスポンサーになり、直接CMを流しまくるだけでなく、卒業生・在学生声優として押し込むことで拡大再生産を続けていた。

結局、経営がいい加減だったのと、各声優事務所が直接養成所を設立運営する傾向が強まった事と、より洗練された方法を使う後発企業AMGアミューズメントメディア総合学院が筆頭)に追撃されたことで代アニはあえなく経営破綻と相成ったが、このサイクル自体現在でも機能している。

近年のトレンドとしては少子化学生確保に苦しむ大学短大が「声優養成」と銘打ったコースを新設する動きがある。これは多分成功しないのだが、事務所側にしてみれば、講師としての働き口が増えるだけの話なので、ありがたく利用しているようである

http://anond.hatelabo.jp/20141101231917

うーん、大体あってるけど、原因というか構造が分かってない気がする。

軽く業界全体をまとめておく。

現状、声優界は完全な供給過剰。声優という肩書き持ってる人は1500人とも3000人とも言われるが、専業で食ってる人はせいぜい1割というのが定説

一方、毎年専門学校養成所に入ってくる声優志願者は毎年6000名を超える。学校養成所は増える一方。それ自体が一大産業になっているので止められない。

入れるだけ入れて絶対に声優になれないダメ学校ごろごろしてるが、一応事務所と繋がってる養成所はそういう訳にもいかないので、何人かは新人契約する。そうでないと養成所に入ってくる人がいなくなって、立ちゆかなくなる。これを「養成ビジネス」とか言って批判する人も多いが、あえて言っても必要悪に過ぎない。

とにかく競争は厳しいけれども、一応は事務所との契約まで行ける人も、年間100人以上はいる。

ところが声の衰えは容姿の衰えよりもよっぽど遅い。吹き替え声優第一号の滝口順平さんが亡くなったのはわずか3年前で実働55年間。今年亡くなった永井一郎さんも実働50年(俳優として働いてた期間入れるともっと長い)。

このあたりの大御所は別格と考えても、生涯現役のまま亡くなった人は他にもいくらでもいる。さっきの人数と稼働期間を考えると、辻褄が合わない。

結局、役者として一応の能力を身につけるには、才能ある優秀な人間でも3年から5年の訓練が最低でも必要、というのがプロ評価専門学校は2年だし、大抵の養成所も基礎と応用の2年制。青二塾に至っては1年間。必要な訓練期間に足りてない。

現状、事務所新人声優契約するというのは

「まだ一人前のプロ役者としてやっていくだけの演技力は身についていないが、本人の能力姿勢を考えれば、この後現場経験を積んで研鑽を怠らなければなんとかなる、と現時点では判定しました」

というだけの話。ギャラが安いジュニアランク時代、30分アニメ一本1万5千円の時期が2~3年あるので、言うなればその期間が見習い期間。

さて、ジュニアランク声優とはギャラが安い以外にどういう特徴があるか? そう、「若い」ということ。

若くて演技力はいまいちだけど安い役者をどう使うのがいいか、といえば、顔出し前提の深夜アニメが一番使いやすい、ということになる。安いし他の仕事も大してないから、いろんなイベントに引っ張り出したりウェブラジオで無茶ぶり企画やらせたり、そういうアイドル売りがやりやすい。

こうやって「大きなお友達のファン」を獲得するか、演技力が伸びたり当たり役を掴んだりして業界内で一定の評価を得るか、うっかり歌唱力評価されてCDリリースできるようになるか、そういう「何か」が獲得できれば事務所の方でも「じゃあジュニアランク終わっても生き残れそうだな」と判断できる。

元増田が「確変」と呼んでる現象はその中の極端な成功例で、ギャラが安いうちにどんどん使っておこうと引っ張りだこになっている現象

逆にジュニアランク期間が終わっても(あるいは終わる前でも)見込みがないようならば事務所容赦なく新人との契約を切る。見込みがないなら早期にそう告げる方が、本人の第二の人生のためでもある。

結果、ジュニアランクが終わるまでに、新人声優の半分は消える。劇団だか三流事務所だか何だか分かんないところにしがみついて業界に残ろうとする人も多いが、アニメ声優としてはほぼこの時点でゲームオーバーである

他、ジュニアランク期間では引っ張りだこでも、ランクが付いた途端に仕事が激減して「あの人は今」状態になる人もそれなりに出る。

さて吹き替えの話。アニメ制作本数が多いので新人どんどん使えるが、吹き替えはそうじゃない。もともと予算の考え方も違うし、芝居の性質上、顔出しの仕事やってる俳優がこなす率も低くないし、長期の仕事も多い。そしてFIXと呼ばれる「この俳優にはこの声優さん」みたいな関係性もあったりして、アニメのような若手新人が主役に抜擢、なんて現象は起きにくい。

結果、声優界の中でも、吹き替え声優が一番なるのが難しい少人数な世界になっている。吹き替え向けのコースを持ってる養成所はあることはあるが、そこから物になる人は年に1人出るかどうか。

だいたい、どの事務所でも「元若手声優はいくらでもいて、そういう人は吹き替えに潜り込めないか虎視眈々と狙っている。ぽっと出の新人演技力で対抗できる相手ではない。

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返信の返信。

それなら最初の三行も要らない。一行で済む。

吹き替え声優は裏方だが、深夜アニメ声優は裏方ではない」

で終わり。

深夜アニメ予算が安い。ジュニアを使えば安くなる声優のギャラとか最優先のカット対象。そして円盤やその他の細かい収入に頼るしかないから声優ドル売りすることで作品露出を少しでも増やせるようにしつつ、細かい儲け口を少しでも増やして稼ぐ機会を増やそうとしてる。そういう努力の積み重ねで、現今の狂った制作本数が維持できている。

吹き替えはそういう世界ではない。

2014-10-31

統合失調症と生きる

http://anond.hatelabo.jp/20131012170647

上記の記事を書いた本人です。石田とまた、仮名つけます。

ここから引用

2013-10-12

統合失調症23女性石田(仮名)と申します。

中学生の時、統合失調症を発症しました。

それから、今は、8年が経ちました。

高校普通科全日制の、日本高校と言えば15歳から18歳が通うと想像されるようなところに通いました。

統合失調症と、その薬の副作用に悩まされながらでした。

しかし、普通科高校では、理系クラスで、優秀な成績を修めて卒業しました。

しかも、管理栄養士養成施設指定されている学科をもつ大学に、指定校推薦合格し、進学しました。

2010年4月に、その管理栄養士養成施設学科入学し、今は4年生をしています

4年生の前期までで、100単位以上履修しました。

薬による、手の震え、のどの渇き、足がむずむずして歩き回りたくなるなどの苦しみも持ちながらも、授業は順調に受けました。

調理学や、公衆衛生学、臨床栄養学など、とても面白く、大好きな授業ばかりで、学ぶことは幸せでした。

また、小学生の時から給食が大好きな子供で、10歳のころには栄養士を志していました。

統合失調症を患ったとき栄養士になるのは無理だろうと、家族の全員が思いましたが、私はあきらめませんでした。

高校も、栄養士になりたい、管理栄養士養成施設に進学したいという気持ちで、無理に無理を重ね、頑張って卒業しました。

実際に管理栄養士養成施設大学学科に入っても、苦しかったり辛くても、頑張って授業を履修しました。

そして、ある壁にぶつかりました。

管理栄養士になるためには、小学校事業所福祉施設病院などで、臨地実習というものをしなければなりません。

そのうち病院必須です。

私は、心療内科に通い、処方された薬を、かかりつけの医師の指示通り服薬しています

病状は、安定しています

それなのに、臨地実習というものは、大学教職員が頼みに行って受け入れてくれた場所に行くのに、統合失調症であることを明かして探すと、断られるというのです。

心身ともにある程度安定し、大学にも毎日通えます

かかりつけの医師にも、大学を出た後は、障害者雇用枠で働くことを勧められています

障害者手帳の3級を持っていて、通学に使う交通機関を安くしてもらったり、映画で割引を受けることをしていて、うまく使っています

仕事障害者手帳を利用して障害者雇用枠で入るつもりでいたので、大学にはとある部署手帳コピーを預けています

就職支援をしてもらうつもりで、そうしました。

そうして、大学側は私が統合失調症であることを知っているわけです。

管理栄養士養成施設卒業のためには、臨地実習を複数受けることが必要でした。

臨地実習の担当先生には、統合失調症を隠して実習先を紹介していただけないかと頼みましたが、信用問題からできないと言われました。

養成施設と、実習先には、頼みごとをことわれない関係必要なのです。

教職員の方々が、大変な苦労をして、在籍する学生の人数、受け入れてくれる場所開拓しています

トラブルがあると、その次から断られたり、人数を減らされたりします。

本来は、実習先には受け入れ義務はありません。

できれば断りたいのが現状です。

そんな私は、臨地実習の単位が取れないまま、実習のめどがたたないまま、4年生も終わろうとしています

4年生の年度末で、私は今の大学を退学するつもりです。

必修が取れないので、卒業はできません。

しかし、奨学金も4年を超えると受けれません。

経済的には、もう私が働かねばならない家庭環境です。

中退になりますが、退学し、仕事に就くつもりです。

もし、統合失調症を患う高校生で、管理栄養士になりたい人がいたら、病気を隠して通うことを勧めます

大学側が知っている場合、病名を明かして実習先を探すので、まず見つかりません。

隠し通して、授業を履修してください。

私は、小学生の頃の夢が叶いませんでした。

給食が大好きで、給食を作る人になりたくて、管理栄養士を目指してずっと頑張ってきたつもりです。

病気の壁には、勝てませんでした。

大学先生相談した時は、「気合い入れて病気治してきなさい」などと言われました。

現在医学では、統合失調症は、薬で脳を眠らせ、ドーパミン暴走しないように抑えて、抑えられすぎたせいでパーキンソン病にもなるので抗パ剤も飲んで、何とかやり過ごすだけです。

完治することは、ありません。

これまでの8年間、私は本当に頑張ったと思います

もう、無理はせず、栄養関連の仕事はあきらめ、ほかの仕事に就きます

統合失調症は、珍しい病気ではありません。

100人に1人の割合患者のいる病気です。

それなのに、夢をあきらめることになり、辛い気持ちです。

これからは、障害者雇用仕事を探して就き、奨学金を返済していくつもりです。

 統合失調症石田(仮名)

もう、この記事から一年以上経ちます

退学しましたが、文転して、別の大学文系学問を初歩からやっています

そっちなら、卒業するために実習が必修ではありませんから

今は精神から身体もバランスを崩してしまい、休学中ですけれど、奨学金は仕方がないので親がその親(祖母)が無くなった時に受け取った遺産から一括で返済してくれました。

ずっと、心に整理がつきませんでした。

最近になって、やっと給食に携わる仕事に就けないという現実を受け入れられるようになり、また筆をとりました。

そして、こんな記事を見ました。

http://orcinusorca.hatenablog.com/entry/2013/10/13/214117

「病名による差別」そういってくれたのは嬉しかったのです。

高校から推薦で大学を受けられるくらい欠席日数が少なかった時点で、もう寛解でした。

大学でも、100単位以上履修している時点で、もう健常者と同程度の学力や作業能力があると、自分で過信していました。

臨床栄養学などの座学での成績もよく、講義を行う教員からも「石田については国家試験のことは一切心配していない」などといわれ、喜んでいました。

給食経営管理実習という大学内の給食室の機能を持つ教室で行う授業がありました。

それに関しても、予算内の金額で、予定時間内に調理を終える上に、美味しくて季節感のある献立作成、実際の調理の実務を担当するとき連携、週替わりで巡ってくるパートごとのリーダー担当した時のアクシデントへの対処など、実務については問題なくできると学内実習の担当教員も言ってくれました。

別の必修授業でのことですが、経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)をする実験の授業もありました。

前日の夕食後から何も食べずに1時間目の授業にきて、ぶどう糖溶液を急いで飲み、30分ごとに自分で指先に針を刺して血糖をはかりました。

その実験ときに、私が一日三食毎食後の服薬を医師から指示されているが、朝の薬が食後に飲めないと直訴したら、ほかにも朝食後の服薬が指示されている学生がいました。

薬の名前を横から聞くと、パキシルなどのようでした。

パキシルを飲んでいた方の学生は、学外実習に参加していました。

退学することを決めたあとも、ショックで、何にも集中できなくなり、今ではなぜ栄養学を勉強するためには自分でできていたこともできなくなり、不思議なくらいに病気悪化しました。

幻聴は無いので、再発ではなく、うつ病の発症だと思いましたが、医師の診断名は統合失調症のままで、抗うつ薬が増えたり減ったりしています

パキシルという薬は、うつ病代表される不安や神経の過敏なときに用いる攻撃的な衝動との因果関係のある薬です。

その生徒は、授業も時々欠席する方でした。

それを服薬する学生が実習を受けれて、統合失調症寛解で薬の副作用はあるものの、病気の症状がない私が受けれないのには、憤りを感じたものです。

退学してから、すっかり引きこもりになり、これからリハビリしながら、長い目で社会復帰を目指します。

高校も、栄養学科時代も、週に5日(高校は土曜含め6日)学校に行けていたのに、今では自宅のゴミ出しだけでも、辛くて、心因性の別の病気でも発症したのではないかと思うほどです。

親にも兄弟にも「お前クズ」と毎日言われます

それでも、生きていたいので、なんとかして「統合失調症と生きる」ことを選びます

2014・10・31  石田(仮名)

2014-10-26

高専って知ってる?

最近大学もっと実用的に改変して、大学って名前剥奪せよみたいな雰囲気になってるけど、

そういう教育機関ってすでにあるわけだよね。

それは高専ってところ。

みんな知ってる?

俺もあんまり知らなかった。

田舎では有名だけど、都市圏ではほぼ意味のない存在だよね。


説明しておくと、高専ってのは大卒くらい手を動かせる技術はあるけど、大卒ほどの思考力は養わず

大卒より若く、下の学位卒業させることによって、大卒より安いけど大卒並みの歯車養成するところなんだ。

工場とかじゃ使い勝手がいいので、意外に大企業に推薦ですんなり入れる。

先生が推薦書書いてくれて、2,3社受けたらマジでみんな大企業通ってるよ。

もちろん出世具合とか給与体系は大卒、院卒と全然違うけどね!

しか会社はいいし、会社の体力があるのは大企業だよね。

しかも、高専はだいたい国立だ。


しかし、全国に51高専しかなくて、定員も高校の半分から3分の1くらい。

そんなに大学社会ニーズに合わせたいなら、地方国立大を全部高専化したらいいわけだよね。

高専高校を半々くらいにすりゃいい。

そして、高専化した国立大学は、高専にはなるけど、大学院も残しときゃいい。

高専本科5年+専攻科2年+修士2年+博士3年

っていうシステムだ。

帝大だけ、学部を残しゃいい。

今の高校も半分廃校にして、高校教諭をそのまま高専本科の一般科担当にしたらいい。

さあ解決だわ。

http://anond.hatelabo.jp/20141026215255

あー、吐き出すところがなかったのかな。

とりあえず気持ちを文章を書き起こす時間があったら、

顔出しじゃなくてもいいから役者になる道を模索したり、

養成所に行くなりしてみるのがいいんじゃないかと。

なんにしても夢が現実になるときは、

(よほど運が良くない限り)

望んでいないゆがんだ形でしか形成されないけど。

2014-10-24

5人の差は大きいと書いた高校教諭増田です

http://anond.hatelabo.jp/20141023160653

http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20141023160653

増田でこれほどブクマついたのが初めてで興味深く読ませていただきました。ブコメTwitter での言及も。

せっかくなのでそれらを見てまた感じたことを軽く書いてみようと思う。

自分で読み返して

数々のコメントの内容の前に。

HR(ホームルーム)での違いについて

そういれば学級経営についての言及がなかったなと。自分担任経験がなく感じたまま書けることが授業くらいなものだった。

自分のこれまでの経歴では職員数の多い高校での勤務しか経験がなくそこでは一人一分掌的に、担任か、それ以外(総務、教務、進路など)といった組織体制だった。当初は常勤講師としての勤務で担任は持たせてもらえず、教諭となった今、前任校で経験のあった同じ部署仕事をしており、次年度の分掌として学級担任希望しているという次第。

また後でジョブローテーションなんかについても述べるが、今の勤務校が教育困難校である不安も大きいが自身教員としての力量形成キャリア形成として早くに学級担任を持ちたいと思っている。ちなみに年齢的に言うと大学卒業してから一般企業に務めた経験があり、ぎりぎり若手というくくりに入れてもらえるかなというところ。

で、HRについてだが、担任経験者にこういった人数についての話を聞くと、自分の近くではこんな感じだ。

学級経営としては大きな差異を具体的に感じるわけでもなさそう。ただやはり教室に5人増えるだけで教壇で感じる圧迫感が強いのは共通している。

中学校について

これも高校範囲しか書かなかったので。ここに書くことは教育業界にいる人間の、現場から聞いた話と少しの憶測である

例えば高校なんかは義務教育でない上に、多少近い傾向を持った生徒が集まる。それに対し義務教育である中学校は、公立校には基本的地域から選り分けられることなく生徒が集まる。で、ここで短絡的に「小中学校学校による差は無く幅広く多様な生徒が集まる」とは言えない。地域による差があるからだ。

柄の悪い地域というのはどこにでも存在する。よく「団地の多い地域中学校での教育は大変」なんて言ったりするが、比較生活水準が低く、片親であったり家庭環境が複雑であったりする家庭の多い地域がある。そういった地域では、家庭でも子供幼児教育初等教育に割く余裕がない分、ちょっとした勉強の躓きから ADHDLD などの障害までが見過ごされたまま子供が育ちがちだったりする。他方では経済的に余裕があり子供教育にも家計を割くことができる家庭の多い地域があり、そういった地域間教育格差が生まれるのは必然である

そういった「落ち着きのない騒がしい小学校」「柄の悪い中学校」を経験した人も多いのではないだろうか。

そんな中で、高校教員自分が言うのもなんだが小中学校教員の方が激務だ。これは残業時間などのデータにも出ている。まず小学校は言うまでもなく担任ほとんどの授業を行う。また高校教員は大体の授業数が週 12〜18 コマであるのに対し、中学校では多い場合 20 を超える。まして人格形成高校よりもなされていない中学校でそれだけの授業をこなさなければいけない。またその上、子供達の部活動には高校よりも張り付いて監督していなければならないし、部活動が終わり職員室へ戻って授業準備でもしようとした所に近所のショッピングモールから万引き通報が入ったりする。

まとめると、小中学校は平均的とは決して言えず、自分が前記事で書いたような教育困難校は小中学校でもちゃんと存在し、そんな中で上述のような業務をこなさなければいけないのだ。高校自分が前記事のような主張をしたくなるのだから、小中学校は尚更であろうと思う。

ブクマTwitter 等でのコメントについて

思いの外応援や労いの声が多く嬉しかったです。ありがとうございます

大変な5人の隔離について

コメントに多かった声。「5人を隔離すればよいのでは」から「また別の5人が発生」まで色々。

まずその「大変な5人を隔離」については、習熟度別学習もそれに近い性質もあるように思う。試験などの成績でクラス分けを行うことが多いが、それで低学力の子が少人数で集まると、そのチームで学習が行き届くようになるケースは往々にしてある。ただそれで学級一つを作るとなるとそう簡単ではないだろうなとも。

以前は特別支援教育についてもそういう生徒を分けて特別教育をという考えがあったけれど、今は健常な生徒から課題を抱える生徒まで包括して一人ひとりに良い教育をという(理想論に過ぎる)方針に転換しているので(インクルージョン教育)、そこは今の教育の目指すところではないのだろうなぁ。

120人クラスにして、正担任1人、副担任2人の3人チーム案

単位制みたいなイメージだろうか。特定の小規模な学級を持たず自由化ということだろうが、まずもっと教員必要だろうと思うけどそれにしても現実的ではないだろうなぁ。

特に自分の勤務校にいるような生徒は自分で正しく判断していく力が乏しいし、持続的な集中力が乏しく激しい私語などで授業を引っ掻き回すような生徒はその場の楽しさだけを求めて集団で固まり結果授業が崩壊しそう。そこへのサポート案でもあれば。

30人が35人になっても同じ理屈でぜんぜん違うとか言い出すんだろ甘えんな

甘えだと言われても詮ないのだが、実際ぜんぜん違うだろうし、似たような原因から似たような事も起こる。ただしどちらがいいかは別問題。後述するがそこにいる生徒たちによって理想的な人数はそれぞれ違う。それが現実的でないのもお分かりであろうが、自分の中ではこれ以外に具体的な案はない。

その他人数について

自分は少なければ少ないほど良いとは思わない。集団生活能力関係形成能力客観的意識の育成のためにもある程度の人数の集団必要である。そのための場が生徒にとって、30人前後の学級なのか、10前後部活動なのか、15人の特別支援学級なのかはわからない。またこれまでの授業経験でも学級の経営一つで25人の授業が30人になった後でも良くなるケースだってある。生徒たちが自身にとって最も有用集団に属するのが良いと思う。

生身の教師が直接授業する意味ってあるの?

http://anon.isc5.com/2014/10/kyousi.html

記事にいくつかの事が書かれているけどそれらについて。

通信もあるし教員免許のない塾講師にも指導はできるし学校意味はあるのか

通信制高校全日高校も同じ学校だし、それらと塾もまた別だし混同しすぎ。

まず通信制全日制など様々な学校があるのは当然生徒たちに適した学校教育が受けられるため。

あと教員免許状について誤解されているようだが教科指導技術だけで免許を取得しているわけではない。教科指導のみでなく発達心理を学んだ上での生活指導カウンセリング自己実現のための進路選択指導、全てが学校での教育活動でしょう。

教育効果管理能力は違う

目が届くようになるという意味で使っているケアというのは教育でなく管理ではないのか、ということだと理解したけど、その初動からの全てがその生徒のための教育活動。仰る通りだが、教室に座って念仏を聞くだけで教育とは言えない。実際、前記事に書いたような情緒の安定しない課題のある生徒だって、そんな状態で授業を受けなさいといったところで知識・理解なんて深まらない。じゃあどうするのかというと、この場にはいない方が良いと判断した場合、例えばとりあえず付き添いをつけて保健室や職員室の担任の元へ行かせたりする。そこでその場のケア、そしてその後情報交換をし、その子のアフターフォローについて話し合う。その授業一つ一つだけでなく、組織で取り組むのが教育活動である

教室という空間自体に疑問を持っておられそうだが、当然、そこにいることが有用でないのであれば通信制高校などで高卒資格を取得すればいい。現任校のような全日制課程に所属する生徒に対しては、その学校高校生活を送り卒業することを希望したと判断教育を行っている。もちろんそこには保護者も介在しそんなシンプルな話ではないが。

単に、分からない授業を受けるのは退屈なだけなのでは?

突っ込みを入れられている前記事の事例が極端だったので良くなかったかもしれない。年間を通して指導をしていると、教室にいる・いないの問題だけでなく、成績にも環境による差異は現れる。数人人数の減る科目だけ授業に取り組み、結果その科目のみ伸びるというようなことだ(もちろんそんな単一な要因であることも多くはないが)。あとこれについてだけは無いが大きな要素として理解していただきたいのだが、勉強学習けが教育でなく、特にうちのような困難校ではその生徒がいかに健全学校生活を送れるかが大事。そのためには人数を含め教室環境というのは大きすぎる要素だ。その上にあって生徒が負担を感じることな教室にいられる環境を敷くことができるのであればそうしたいだろう。

人数が少ないほど良い?!

人数については前述したので割愛。この記事への返答は終わり。

ここに書かれた状況は教員仕事なのか?

そうだと思ってやっています。教科指導生活指導進路指導、全て教員仕事です。

レベル低い高校に赴任する教諭は、指導能力が乏しいか

結論から言うとそこの相関関係は無い。地域による違いもあると思うけど、一応教員の力量形成のためのジョブローテーションは存在する。

まず基本としては、様々な学校で勤務をすることが教員経験・力量にもなるし、さらに言うと管理職候補も養成しなければならない。そのために普通学校だけでなく、工農商の実業高校定時制単位制高校進学校など様々な環境学校を出来る限り経験しましょうというような方針がある。その上で自分の勤務経歴は、まず常勤講師は力量関係なく空いた枠に入るしかない。そして正規教諭になり、まず最初経験を積むという段になっている。そのため、自分も数年後には異動することになる。優しいコメントもあったけどその異動までは現任校で頑張る所存。

ただ実態としてそうもいっていない現実もある。例えばある都道府県は初任者はちょっとした郊外田舎に勤務することが割合として多い。何故かと言うと都心部から中堅教員が動きたがらないから。そこには持ち家を持っているとかそういう事情もあるが、なんせ勤務年数の長い教員わがままを言う。都心部通勤が楽、その上学校が中堅進学校であったりすると居心地がよくなる。進学指導に躍起になることもなく生徒指導も手がかからないからだ。初任者は数年で異動させる慣例があったりするが中堅はそうでもなく、異動希望を出さなければ長年在籍することができるので、そこにつけいって、なかなか異動しない。自分は割りと本気で様々な問題の病巣がここにあると思っている。

またそんな中にも、様々な問題のある定時制高校でも勤務時間仕事量の少なさから長い間在籍する変わり者もいる。定時制なんかには変な教員・使い物にならない教員が多いなんて声を見たことがあるが、自分はそこまで極端な話ではないとは思いつつも、組織の中で周りと上手くやっていくことが苦手で職員数の少ない定時制に在籍する教員もいるので、まぁねぇ、というところ。

エビデンスは?

個人の感想です

そういう趣旨記事じゃないです。

義務教育じゃないんだから放置

教育困難校は本当に、高校生はいえその時その時の刹那的感情に素直な生徒ばかりなんです。そんなわけにいかない。

高校を出て就職をする。そのために就職試験がありその中では「高校数学なんて世の中で使わねーよww」なんて言っていられない。就職試験因数分解三角比問題を解くことが就職につながる。

そんな、教科教育の意義・理想論なんて話以前の、これ以上なく現実的なことでさえ、生徒たちは自分判断学校生活を過ごすことはできない。数学なんて知らねーよ。約数ってなんだっけ。分数って上割る下だっけ。あーもうやだ数学嫌い。ツムツムしよ。

感覚として、今授業をしていて、まだ大人しい1年生の教室の中で、集中してついてこれている生徒 4/5 ,残りがちょっと厳しそうというところだ。そこで自分が授業中、注意や指摘など、教科指導以外のことを放棄したとしよう。怒られない。喋る声で授業聞こえない。あ、LINE きた。そんなこんなで授業を聞く生徒は 3,4 人になるだろうなと思う。

そうなると学校経営破綻する。ただでさえ入学から卒業までに数十人が転退学するような学校だ。進級・卒業就職と進んでいける生徒がいなくなるだろう。そしてそこに「義務教育じゃないんだから」は酷だ。生徒の声に答える事だけが我々の職務でなく、そこには子供自己実現を願う親がいる。それを求める地域社会がある。そのために学校存在する。

最後

繰り返しになりますが、多くのコメントの中様々な視点があり本当に面白かったです。たかだか学級人数の話から少し広がりすぎたが、まぁ面白く読んでいただければ幸い。

皆様の生活があり自分仕事があることも事実であり、そんな社会に少しでも還元できればと思って働いてまいります仕事が楽になればとも思うけど、それ以上に生徒たちが少しでも良くなればとお祈りして、今回の件についての記事を締めます

2014-10-21

はてなブックマークはは知恵遅れ養成

ネットにはほぼ全ての情報がのっているように見えるがそれは完全に誤解だ

人の記憶海馬から前頭葉記憶が飛び脳に知識として定着させるようになるには物語必要

例えば飲みやでも探している時にスマホ検索して一発でダイレクトに店まで行くのとコンビニの店員やキャッチの兄ちゃんに聞いて道に迷いながら行くのとでは全く違う

あの道をこういってコンビニがあって、あの時兄ちゃんに言われたことと複合して記憶されるのとネットスマホの画面を見つめながら景色もそこそこに最短距離で行くのとでははるかに前者のほうが記憶、知識としての定着度は上回る

なんでもそうだが物事枝葉末節があるから記憶が知識になり理解してはじめて知恵になる



ウェブページでの単発的な記事を追いブクマをつけてもそこに物語もなく単なる知識欲を瞬間的に満たすだけで永遠に知恵になどならない

たまに無駄投資投機関係記事ブクマしてる人やプログラミングの始め方みたいなものがやたらブクマを集めるだあれだ。知恵にならない知識などむしろ知らないほうがましだ

知恵にならなければ実社会に反映することもできないので意味がない、自己完結のくだらないものになってしま

僕たちブックマーカー情報強者で知識欲がすごい、しかしおそらく知恵おくれだ

2014-10-14

自治体レベル婚活勘違いしてるから救いようがない

IT技術を日常生活で活かそう: IT業界に必要なのは婚活かも?!

↑ここで紹介されてた↓のページ見に行った。

「男児育成塾」~女性と出会うために:2014年11月8日(土)開催 | 体験型恋愛コラムニスト 神崎桃子のオフィシャルサイト

「ナデシコ養成講座」~結婚の理想と現実:2014年11月8日(土)開催 | 体験型恋愛コラムニスト 神崎桃子のオフィシャルサイト

片や男性向けの方では、

講師恋愛サバイバル教官草食男子仕置き人・神崎桃子

片や女性向けの方では、

講師恋愛難民婚活迷走女子を救う・神崎桃子

後者はいざ知らず、前者の「草食男子仕置き人」とか完全に客を煽っていくスタイルにカチンとこないような、本当の草食男子ターゲットにしていると考えればまだ腹も立たない・・・のか?

少なくともこういうのに行っちゃう時点で望みナシ。

トドメはこんな胡散臭いセミナーを市が主催してやっちゃってるところが救いようがない。

自治体がこんな認識ですよってアホ面をわざわざ晒してるような国だから、ずっと何も解決しないってのがよくわかる好例。

いやまったく、こういうのを自治体主催するってのがつくづく信じられん。

草加市民はこんなのに血税が費やされてるってことに怒ったほうがいいんじゃねーの?

2014-10-02

[]はやとくん

植田委員 そう言っていただければいいんです。

 そこでちょっと最後時間の残りが少しずつなくなってきているんですが、録音反訳の話、先ほども御説明の中で最高裁の方からいただいたんですが、私も不案内なんですけれども、何か最近電子速記「はやとくん」なんていう、えらいかわいらしい名前機械速記反訳システムというソフトが開発されているようです。「「はやとくん」をご存じですか?」なんていうチラシもあるんですけれども、名前の由来までは私承知しませんけれども、これも、名古屋の元速記官の方がこういうシステムソフトを開発されて、聴覚障害者等々の訴訟裁判参加にも役立っているというふうなことが結構書いてあるんです。

 実際、テープ法廷のやりとりを反訳するというのは難しいでというのは、実際その反訳を請け負っている業者の方からも出ているらしいんですよね。というのは、事件の内容が、記録もないからからへんわけですし、裁判専門用語もいっぱいあるわけです。そうなるとやはり、立ち会いメモぐらいはもらえるらしいんですけれども、ほとんどそんなの役に立ちまへんのやという話も聞いています。それで、不明な箇所を書記官に問い合わせたら、不明は空白にしておいてくださいよというような調子でやっているそうです。

 そういう意味で、書記官からも、テープの反訳について疑問の声というものを私幾つか聞いていますテープによる録音反訳でしたら、当然のことながら反訳者法廷に立ち会ってへんわけですから、やはり不正確な文書をつくってくることが間々あるそうです。私も速記のことはよくわからへんのですが、見ましたら全然意味の違う文書が出てくるらしいですね。

 そうなると、今度はその校正のために書記官がえらい時間を費やすことになると。これは二度手間なんですね。そうなると、書記官さんだって本来仕事に支障を来すことになるんじゃないか。いや、そんなことはありませんと言いたいんでしょうが、そういう指摘があるという事実については御承知されていると思うんですが、そういう現場からの録音反訳の精度的な問題を指摘する声を踏まえたときに、この「はやとくん」、こうしたものを実際速記官が自主的に、六割以上が自費で購入して使ってはるらしいんですよ、だったら、こういうのを併用しながらやれば十分対応できるんじゃないでしょうか。この「はやとくん」の使用というのはお認めになっているんでしょうか、みんな使ってはるらしいですけれども。その点、いかがですやろか。

中山最高裁判所長官代理者 まず、録音反訳方式について種々問題点が指摘されているという御質問でありますけれども、録音反訳方式を利用するに当たりましては、反訳者に対して聞き取りやすい録音を提供するために、特別な録音システムというもの法廷に設けまして明瞭な録音の確保に努めているほか、今御指摘ありましたように、反訳を依頼するためには、証拠調べに立ち会っている書記官が、立ち会いメモ、これは必要に応じて書証とかあるいは準備書面の写しも添付いたしますが、それを作成し、録音テープとともに反訳者に送付して、反訳書の作成必要事件情報提供しているところでございます

 また、この録音反訳方式によって作成された調書はあくまでも書記官の調書でございますので、書記官が必ずそれを自分責任において考証するということからも、その内容を見ることは当然必要でございます。そのあたりのところは、職員団体の方からも、この録音反訳方式を導入する際に、書記官による検証というものを必ず守ってくれ、入れてくれ、こういうふうにも強く言われているところであり、最高裁としてもそれを当然のこととして受けとめてやっているところでございます

 現実問題として、録音反訳方式でするとそういった正確性が問題になって控訴審等で破られている事象があるかどうかというようなことを見ますると、そういうものはございません。したがって、精度としては非常に良好に推移しているというふうに考えているところであります

 次に、「はやとくん」のことでございますが、これは聴覚障害者裁判参加に役立っているというようなお話でございますが、この聴覚障害者の方々の裁判参加がどういう場面を想定されているかということによってもこれは大分違うことになります。例えば証人として聴覚障害者の方が来られた場合に、それを「はやとくん」のシステムを使ってディスプレーを見せるということ自体、これは実は通訳ということになるわけでありまして、それは速記官の本来速記職務とは別物ということになるわけであります。したがって、そういうものを利用するに当たっても、訴訟法上、そのあたりをどう正確性を担保していくか、だれがそれを見ながらやっていくのか、そういった問題もあるわけでございます

 ただ、「はやとくん」は利用するといたしましても、これも前々からこの法務委員会で御説明申し上げておりますけれども、もともと速記官の制度というものは、昭和三十七年に労働科学研究所というところに最高裁の方から依頼して、どのくらい打鍵ができるかどうかということを調べたことがございました。その結果、週二時間、月八時間ないし十時間しかできないということでありました。そういうようなところを踏まえ、「はやとくん」を使用したときにこういった八時間ないし十時間というものが飛躍的に伸びていくのかどうか、そういったような問題ももちろんあるわけでございますが、その辺については、職員団体あるいは速記官の内部において一致した考えはない、むしろ考え方は相当異なっている、そういう状況にあろうかと思っておりますので、「はやとくん」を入れることによって一遍にいろいろな問題が解決するということにはならないというふうに考えております

植田委員 いや、私、後でそれを聞こうと思っていたんですが、まず、実際に六割以上の方が使っておられて、それで、なおかつそうした「はやとくん」の使用について、実際それを導入することが正確な、迅速な裁判につながるかどうかは、それは議論余地はあるんでしょう、いろいろな見解があるんでしょう。現実問題としてみんな使ってはるということは、とりあえずその使用を黙認なさっているんですか。お使いになる分には結構ですよということで、特に、いいの悪いの、けしからぬのけしからなくないのということは、別に見解としてお持ちじゃないということでいいわけですね。

中山最高裁判所長官代理者 たしか五八%の速記官の方々から、「はやとくん」を使いたいという、そういったもの当局の方に出されておりまして、それは許可されているということで承知しております

植田委員 要するに、六割近く希望して許可されているということは、非常に使い勝手がよくて業務の遂行資するものだということは、当然その点については認知をされているということですよね。そんな、まずかったらあかんと言えばいい話でしょう。

 まあ、一応聞いておきましょう。

中山最高裁判所長官代理者 最高裁判所として「はやとくん」の有用性をどうこうということではございませんで、本人がそれを使いたい、それが速記、要するに記録を残すという意味別に支障にはならないということから許可しているものでございます

第154回国会 法務委員会 第8号

平成十四年四月十日(水曜日

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/154/0004/15404100004008c.html


小林(千)委員 それで、実際のこの速記がどのようにとられているかということをお伺いしたいんですけれども、実は、私も初めて、先日、実際に裁判所速記官の皆さんがとられている速記方法というものを見せていただきました。このように目の前で速記官の方が国会の中でとられている手で書く方式とはちょっと違うようで、速記用のタイプライターみたいなものを打って、言葉をいわば記号化するそうですね。それで、その記号を見てそれを日本語に直す、このようなやり方で裁判所の中の速記方式はとられているというふうに見せていただきました。

 この日本語に直す方式なんですけれども、従来は、その打った記号を見て直していたわけなんですけれども、その中で、速記官の方々の努力により、自分たちソフトをつくり上げた、「はやとくん」という名前らしいんですけれども、これにより、パソコンでその記号というもの日本語にいわば翻訳する、こういった作業をできるようになった、こういったことを速記官の方みずから自分たち研究をして新しいソフトを開発したというふうに伺っております

 そして、もう一つは速記用のタイプライターなんですけれども、官から支給されているといいます指定されているタイプライターではなくて、ステンチュラというアメリカから輸入された機械を使っている。そちらの方の機械は、それぞれの人の手に合わせて微調整ができるようになっている。例えば、打鍵の重さですとか、打ち込む深さですとか、手の体格に合わせた間隔も調整をできるようになっていて、キータッチも軽いということで、体にかかる負荷というものは大変少なくなっている。こういったステンチュラという機械と「はやとくん」というソフトを使って速記録をつくられている方が多いというふうに伺いました。

 しかしながら、この「はやとくん」というソフト指定ソフトということで、この「はやとくん」の研究開発についても、自分たちの勤務時間外の時間を使って、いわばプライベート時間を使って、仕事に対してのことに時間を費やしている。それにかかるお金もすべて自分たちで自腹を切って行っている。その「はやとくん」も、認められていないソフトなので、支給をされているパソコンインストールすることができないから、それを使うためには、自分の、私物パソコンを持ち込んで使わざるを得ない状況になっていると伺っています

 また、そのタイプライター、ステンチュラなんですけれども、これも、アメリカメーカーで、そこから自分たちで輸入をしている、約四十二万円ぐらいかかると言っていました。四十二万円、仕事のために出費をするんですから、自腹を切って、これは大変大きな負担だと思うんですよ、私は。

 このように、自分たち自助努力をしながら、仕事にかける情熱を持って勤務に当たっている、事務改善に対して大変大きな努力をなさっていることに対して、私は大きな敬意をあらわさなければいけないと思っているわけなんですけれども、最高裁の方は、何で、とても有用な「はやとくん」ソフトを今インストールすることを認めていないんでしょうか。そして、このような速記官の方々の努力というものをどのように認識されているのでしょうか、お伺いをいたします。

中山最高裁判所長官代理者 裁判所では、現在、例えば全国の裁判所をつなげるJ・ネットというシステムをつくっておりますし、あるいは全庁でLAN化を進めているところであります

 先般の内閣官房情報セキュリティ対策推進会議でも、各省庁の情報システム脆弱性というものが指摘されましたが、その最大の要因は、内部ネットワークに個人用の端末をつないだり、ソフトを入れることにある、そういったところは非常に慎重に考えなければならない、こういうようなところでございました。したがって、今後こういったシステムを全国展開するに当たって、相当慎重な配慮というものをしなければならないのが一つであります

 それからもう一つは、もともと「はやとくん」は、名古屋遠藤さんという速記官の方が開発されたというものでありますけれども、NECの98のパソコンベース最初になされ、その後DOS/V、それからウィンドウズということで、いわばマイクロソフトがいろいろ変えてきた、そこに合わせてOSを合うように変えてきたというわけでありますけれども、裁判所の方も、その間、実は、MS―DOSからウィンドウズ三・一、ウィンドウズ95、98、そして二〇〇〇、XP、このように進んできているわけであります。そういった中にそれまでのOSに基づくものを入れましても、それはなかなか一緒に稼働しないということにもなりますし、また、そのソフト自体インストールした場合には、そのメンテナンスを一体どうするのか、あるいは、ウイルスチェック等でいろいろ問題が起きてきた、やはりソフトの相性というものがございますからシステムに影響を及ぼしたときにそれはだれが責任を持ってやるのか、こういったところの問題も非常に難しいものがございますので、この辺の保守管理体制が整えられて初めて認められるということになるわけであります

 このようなシステム上の制約から、私用ソフトインストールについては、これは慎重に対応しなければならないということを御理解いただきたいと考えますが、速記官の執務環境の整備については、職員団体からも非常に強い要求が出てきているところであります。きょうも後ろに私どもの職員団体である司法委員長しかとにらみに来ておりますけれども、そういうような職員団体意見も十分聞きながら、できる限りの努力をしてまいりたいと考えております

第159回国会 法務委員会 第3号

平成十六年三月十二日(金曜日

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/159/0004/15903120004003c.html


井上哲士君 日本共産党井上哲士です。

 裁判所の職員の中で、速記官の皆さんの問題について質問をいたします。

 昨年の質問の際も、今の裁判でも、そして将来の裁判員制度の下でも、速記官の皆さんの技術や意欲を大いに生かすべきだということを求めました。その際に、速記用の反訳ソフト「はやとくん」のインストールを官支給パソコンにもできるようにするべきだということを求めたんですが、十二月に実現をしたとお聞きをいたしました。その経過について、まず御報告をお願いします。

最高裁判所長官代理者(園尾隆司君) 通称名「はやとくん」と言われております反訳ソフトは、速記自身が開発したものですので、これを官支給パソコンインストールするには、当該ソフト裁判所内の標準的システム環境に影響を与えないということについて検証を行う必要がございましたが、昨年六月にこの検証実施するということを決定いたしまして、全国の速記官の意見や執務の実情等を踏まえて検証対象とするソフト特定いたしました上で、十月に検証実施に着手いたしました。

 検証の結果、「はやとくん」ソフト裁判所標準的システム環境に影響を与えない旨の報告書が提出されまして、インストールについて問題がないということが明らかになりましたので、十二月上旬にそのインストールを許可したものでございます

井上哲士君 私、これまでは、この「はやとくん」の有用性について検証すべきだということを質問いたしますと、そういう今おっしゃったようなセキュリティーの問題があるので有用性の検証ができないんだっていう御答弁をいただいてきたんですね。

 今の経過でいいますと、セキュリティー等の問題についてのみ検証をしたということになりますと、この有用性っていう問題は、局長地裁時代にもごらんになっているんだと思いますが、その速さ、正確さっていうことについてはあえて検証するまでもない、有用性が高いと、こういう判断だということでよろしいんでしょうか。

最高裁判所長官代理者(園尾隆司君) 速記官は、この「はやとくん」ソフトを自ら開発いたしまして、それからその改良ということにつきましても様々な努力を重ねておるというところでございますので、その有用性につきましては、速記官が自らがそのような使用形態を取っておるというところから、言わば外から見て観察をして検討しておるということでございますが、その点も踏まえまして今回のインストール許可ということに踏み切ったというわけでございます

第162回国会 法務委員会 第7号

平成十七年三月二十九日(火曜日

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/162/0003/16203290003007c.html


小林(千)委員 民主党小林千代美です。

 裁判所定員法の一部改正について質問をしたいと思います

 この法案については、私も昨年もここの委員会でこの法案改正について質問をさせていただきまして、ことしも同じ質問を実はしなければいけません。というところに、毎年やっているところに根本的な問題があるのではないかなというふうに思っているわけでございます

 昨年は、この日切れ法案の中に裁判所法の一部改正というのもありまして、そこの中で裁判所速記官の方々のあり方というもの問題になっておりました。これは、平成九年のとき裁判所速記官の養成というのが事実上一時停止というふうになっておりましてから、毎年毎年、この日切れが出てくるたびに法務委員会議論の種にもなっている問題でございます

 昨年、この質問をして以降、最高裁の方では、速記官の方々が独自に開発をされた反訳ソフト通称「はやとくん」が、昨年の十二月インストールが許可されたということを私も速記官の方から伺いまして、本当に速記官の方々の自助努力というもの職場の中で報われたなというふうに、よかったと思っております

 つきましては、昨年質問をいたしました答弁につきまして、何点か確認をしておかなければいけないところがございます

 このように、裁判所速記官の皆様は御自身でさまざまな自助努力をしながら仕事に携わっていらっしゃるわけでございます。そのような速記官の方々の執務環境の整備につきまして、昨年、整備についてはできる限りの努力をしてまいりたいというふうに御答弁をいただきました。昨年から一年間でどのような環境整備が行われたのか、そして、これからどのようにさらに取り組んでいかれる予定なのかを御質問いたします。

○園尾最高裁判所長官代理者 昨年の通常国会において御質問を受けて以後、現在までの間に検討いたしましたことの中で最も大きいのは、ただいま御指摘のありましたいわゆる「はやとくん」ソフト裁判所の業務用パソコンインストールすることを許可したことでございます

 「はやとくん」ソフトは、ただいま御指摘のありましたとおり、速記官がみずから開発をしまして、その上に、ステンチュラという機器もみずから負担で購入をして業務に使っておるということでございまして、これについて裁判所パソコンで使いたいという強い要望があったわけでございますが、裁判所の業務用システムソフトに悪影響を与えないことが確認されていないということでそれまでは認めていなかったわけですが、昨年秋に専門業者ソフト Permalink | 記事への反応(1) | 23:38

我が国は「見て分かる力」を育てるべき

見て分からない人間に言って分からせるのは難しい。こんな言葉がある。「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、 ほめてやらねば、人は動かじ。」。五十六ちゃんの名言だ。

見ても分からない人間に教えるのはかくも難しい。「見て分かるでしょ?」で済む「見て分かる人材」がいかに貴重なことか。

「1を聞いて10を知る」なんてまだまだ有能じゃない。「聞かなくても知る」のが真に有能だ。

人生には無数のシチュエーションがある。本で読んだ知識が通用しない時、頭で考えていた通りにいかない時も沢山ある。「言われなくても知る」には知識や思考だけではダメなんだ。

「見て分かる力」が大事なんだ。そんな「見て分かる力」を持った人こそ「地頭がよい」とみるべきだ。


ところで、程度の差はあれ見て知るのは誰でもやっていることである私たち人間は頭で考えなくても見てある程度学習できる。

いちいち全てを頭で考えていたら頭がパンクする。時間もかかる。忙しい世の中にもついていけない。だから多くの知識は見て学ばねばならぬ。見て分かる力は超重要

重要な力だが個人差は激しい。見ても中々覚えられない人から一発で覚えられる人までいる。見て一発で多くのことが分かる人は極めて少ない。そんな人材を我が国は育てるべきだ。


知識だけで役に立たない人間はいくらでもいる。そこで「生きた知識」って言葉が叫ばれる。臨機応変に使える知識。

そんな知識をつけるにはどうすればいいか?とにかく実践?そうじゃない。沢山実践しても要領をつかめないと意味がない。その要領をつかむために見て分かる力が重要なのだ

「身体で覚える」という言葉は窓から投げ捨てよう。馬車馬のように働くのは御免だ。無駄努力大好きなドMでもない限り。

日本美徳の勤労を「無駄のない勤労」にアップデートすべき。国際競争に勝つためにも、そうすべき時代に来ている。今すぐにも見て分かる力を養成せねば。


見て分かる力は従来の学校教育では育たない。知識偏重は駄目ってことで思考を育てる教育が推進されてる。でも、思考偏重ダメなんだよ。

確かに論理的思考力は情報の真偽や矛盾判断するのに重要だ。また、思考力があれば知識の少なさをかなりカバーできる。だから思考力は育てたほうがよい。

だけど、思考力だけでは臨機応変にはほど遠い。いくら論理を構築しても現実に即していないと意味がない。論理性と実用性の間には解決しがたい隔たりがあるのだ。

なのに思考力ばかりが重視されてしまっている。それも本の知識をもとにした思考が想定されており、現場の知識はほとんど想定されない。

そんなことだから、それに反発して「とにかく実践」を連呼する実践至上主義が出てくる。結果、頭でっかち人間体育会系人間を育てているだけで、本当に必要人材を育てていないのである


そもそもの原因は思考への誤解である思考など人間情報処理氷山の一角なのである。それがよく分かってないから思考偏重になる。

人間はいちいち考えずとも見て沢山の情報を処理している。思考はその一部をピックアップして制限された処理をしてるだけ。

具体的には、使用言語、論理性、興味、好み、道徳性常識先入観といった制限を受けるということだ。

そうした制限とは引き替えに良質な情報が得られるかはともかく、とにかくかなり制限される。仮に良質でも微量では役に立たない恐れがある。


そんな思考ばかりを推進せず、まず現場の実物や実態をよく見たほうが良い。そのほうが現実に即した情報が大量に入る。

この手段世間では「観察」や「直観」と呼ぶ。「観察」だと得られるのは生データであり規則性を認識するニュアンスが弱い。よって、ここでは「直観」という言葉を用いる。

教育学において直観は古くから重視されてきた。しかし、教育制度教育現場ではあまり重視されてこなかった。

思考への過剰な信頼が原因である。今こそ我が国はデカルト象徴される西洋近代合理主義を振り払う時なのだ


スローガンは「見りゃ分かる」だ。この言葉をどんどん使っていこう。「ググレカス」(調べれば分かる)や「頭使え」(考えれば分かる)は抑え目にしていこう。

俗に言われる「空気読め」という言葉や、世の会社で言われる「周り見ろ」という言葉もこの亜種だ。じつに妥当言葉である

ただ、「見ようとしないこと」を非難してはいけない。部下が言うことを聞かないのはあなたが部下を「見ていない」からである

また、「見ても分からないこと」も非難してはいけない。誰でもステップバイステップで成長していくのであり例外はない。適切なステップを与えるのは教育者の役目である

2014-08-21

はてな戦隊テキストファイブ&ゲンロンジャー

 

http://anond.hatelabo.jp/20140817161450

真似して書いてみた。

 

 

テキストファイブ

 

テキレッド 加呂瀬(id:karose

ブロガーというよりはブクマカ。

オンオフわず、おいしい場所にめざとく顔を出して存在感を示す一方、

目の付け所を少し捻っただけで内容ゼロなこけおどしコメントしかさない。

文化人失言炎上した際には、問題の核心への言及を避けつつ

斜に構えたコメントを出して、その文化人マウントしようとする。

はるか以前から「何者か」としてはてなで一目置かれているが、

実際に何者なのかを説明できる人が誰もいないという謎めいた人物。

 

 

テキブルー 転調(id:mk2mk2mk2mk2mk2mk2mk2mk2mk2mk2)

テキストサイト界隈の流れをくむ雑記ブロガー

ありきたりな自意識価値観、精度の低い論考しか書けない上に、

些細な誤解すら恐れて思考の過程を細大漏らさず説明してしまうので、

文章無駄に膨らみ、要点が見えづらい。

平易な内容で知的刺激に乏しい一方、自虐ネタ下ネタでフックを作る

典型的凡才芸で、その人気からはてな衆愚化の最大戦犯と目されている。

 

 

テキイエロー しいたけid:deppanoikari

転調をより価値観型にしたような雑記ブロガー

目を疑うほど無駄記述が多い。

長く締まりのない文章を、それでも我慢して最後まで読んだ結果、

要点がどこにも無いことに気付かされる悪質な文芸

 

 

テキフレンチ コオロギid:Lee1Q84

図解を添えながら段取り良く解説する参考書的な文章で、

学識や実体験の裏付けが一切無い観念的な社会考察を語る。

そんな奇妙な稚拙さが特徴のコオロギ言論も、

有名進学校出身高卒ニートという経歴を見れば納得がいく。

マクロ視点考察しました」という前置きは、ミクロを語れないことの裏返し。

 

 

テキグリーン 水晶id:suishi_suisho

短絡的な雑感や言葉遊びを延々と繰り出す長文ブロガー

口語体で書かれていても、ここまで散漫かつ起伏の無い文章だと、むしろ無機質に感じられる。

 

 

テキブラウン 夕タヌキ(id:forafareta13)

つい先ほど、増田で晒されているのを見て知ったデブ差別ブロガー

オフ喜利、ひだけーだい、大人たばこ養成講座あたりに似た匂いがする。

急ながら、要監視対象として追加しておく。

 

 

 

 

 

ゲンロンジャー

 

ゲンレッド 齊藤貴義(id:netcraft

雄弁会出身IT系社会派ブロガー

はてな民しからぬ主体性と行動力がもたらした多様な人生経験談は、

余計な装飾をせず、要点だけを簡潔に記す文章術によって圧力を増している。

齊藤氏の台頭により、自意識ブロガーによる痛い人ごっこは一気に陳腐化した。

 

 

ゲンイエロー ガラニートid:galaneet

日本型労働おかしさを皮肉ブロガー

ワンテーマブログをやると面白くなる事実の手本を示している。

このブログに対して、内容が偏向的だという批判意味が無い。

書き手も当然それを知った上で書いているからだ。

 

独断偏見は、文章圧力を出すための文章術の一つ。

明確な立場をとることで、余計な説明を省き、論旨も見やすくなる。

メイロマ氏やukdata氏も、当然意図的独断偏見を用いている。

 

 

ゲンピンク ℃-uteが見せてくれた奇蹟(id:idealogos

℃-uteを中心にハロプロや他アイドルを語るブロガー

音楽の専門知識を駆使して楽曲理論的に批評したり、

仕事広告の内容からアイドルの売り出し戦略について考察したり。

どれも独自の視点で語られていて、読みごたえがある。

 

はてな女子の大多数がつまらないのは確かだが、

変に見栄を張らず、正直に語る点では女性に軍配が上がるのではないか。

 

 

ゲングリーン こぺんた

はてなの良い生物ブロガーを知らないので、外部の人を紹介する。

こぺんた氏は、虫や魚、植物に詳しい高校生

同じ趣味を持つ人なら、この人のすごさがわかるだろう。

 

フィールドワークをしている生物ブロガーテキストは、短く素っ気ないもののほうが面白い

画像に収められた野生の美こそが価値の中心だから、下手な文芸はいらないし、

ある場所である生物撮影したという事実が、すでに何十何百の言葉を語っている。

 

語らないことで語る。間接的、暗示的に語る。

テキストファイブ系のブロガーはこれができない。

 

 

ゲンリタイア ひきこもり女子id:luvlife

http://luvlife.hatenablog.com/

分不相応な人気を理由更新をやめたブロガー

何の変哲もない身辺雑記ブログは、書き手読み手も隠れ家の気分に

浸れることが唯一の魅力であり、人気が出ることはブログの死に等しい。

この人はそれがわかっている。

 

luvlife氏のブログ停止宣言は、何のとりえもないくせにはてなで有名になろうとする

雑記ブロガーへのカウンターになっている。

2014-08-08

残響のテロル竜頭蛇尾になりませんように。

デスノ天才養成所ワイミーズハウスみたいなとこ)からニアみたいな第三勢力が突拍子なく出てきて正直不安だ。

クールでそれぞれについて掘り下げてそれなりに決着つけるには、最初テロ犯二人と警察の元捜査一課のやつと不確定要素のJKだけでお腹いっぱいなのに。

正直ノイタミナ原作がないやつって竜頭蛇尾も甚だしいから、余計なことしてほしくない。

せっかく久しぶりに面白いかもと思えるオリジナルアニメなのにどんどん不安になってくる。

今ぱっと浮かんだけど、なんか既視感あるなーと思ったらピンドラだった。男二人に女ひとり+謎だらけってところが。

2014-08-04

増田に書けばフィクションって事で許されるよね!11

そういえばあまり書いてこなかったと思ったので、今回はなるべくドロドロした事を書いてみたい。

さて、“人間ヒマで余裕があるとロクな事をしない”というのは、歴史的かつ普遍的事実である

市役所とかの歴史がそのまま、ドロドロした人間関係歴史であるように。

神社歴史もまた、そのまま、暗闘の歴史である

世襲経営者と、代々職員、兼業神職地域住民、その他大勢

まあ大体この辺りが古い大きな神社の職員構成層であると考えてもらっていいし、おおよそ左から順に尊重される。

そして、就職に苦労するのは右からである

この序列コネ順として捉えるとわかりやすい。神社界で物を言うのは人間様のお口ではなくて、コネと金がすべてである

年功序列、上位下達をこそ金科玉条とする神社界においては当然、職務命令に対する理解よりも遂行よりも服従そのものが求められる。

伝統を堅く守る」という事 = 「自分の頭で考える余地がない」という事であり、アレンジャーアドバイザー不要である自分意見を言わずはいられないタイプの不具者は、転任だの何だの理由をつけていずれ追い出される。経歴に転任の多い奴はこの不具者であるとすぐわかる。

以上の背景を前提として、神社内にも暗闘が存在するわけであるが。

まあこの暗闘てのは一般的には俗界において“社内政治”と言われているものに類する。

より具体的には、世襲経営者もしくは実質的経営者層に対し、代々職員や兼業神職が、まるで反抗期のガキのように反旗を翻すものが多い。

ただし、待遇改善職場環境向上を求める声はほとんど上がらず、神社運営における主導権争いがメインになってくるのが特徴的な点と言える。

とは言え、大体の神社において経営者層というのは大体決まっている。どのあたりが宮司になるとかは大体決まっているし、また世襲のところもある。

となれば雇用主と被雇用主は明確に分化されていると言えるし、また、飼い主が誰かわかっていない飼い犬などただの狂犬である

なのになぜ、経営者の座はどうせ何代経とうが小揺るぎもしないのになぜ、このような主導権争いの暗闘がわざわざ発生するのかというと。

この、代々職員や兼業神職という奴がタチが悪いのである

「ウチは代々この神社に勤めてるから」という、自宅感覚職場意見する、代々職員。

また、自分家系で代々ちっぽけな神社宮司を勤めているというだけなのに“神社界に重きをなしている”と勘違いし、また生活費が稼げないからよその神社様にお勤めして食わせてもらっているのに自宅感覚職場にて宮司の如く振舞う、兼業神職

まあカンタンに言えば、でかい会社において、そこに勤めているよそのちっぽけな会社社長やそこの後継ぎが、偉そうに振舞っているのと同じ感覚である

経営者としては、こいつらはタダの被雇用者なのだが、先祖代々のコネがあるから無下にはできないし、地縁血縁もある事だから粗略には扱えない。

で、こいつらがしがない雇われとしての自分立場自覚しているならいいのだが、神社に入ってくる段階で既に、コネで楽して資格とったりコネで楽に就職決めたりして入ってくるだけに、当然のごとく選民思想に満ち溢れており、強く出れない経営者立場を逆手に取り、職場においても我が物顔で振舞う。

なので止める者もなく、こいつらは職場の腫れ物と化してゆく。

で、すっかり腫れ物と化したこいつらが必ず何をするのかというと、神社運営における主導権争いである。

自分達だけでやるなら好きにすりゃあいい話なのだが、迷惑な事に職員全体を巻き込んで争いをおっ始める。

宗教家政治に興味を持ったところで碌な結果には結びつかないし、社内政治においても同様である

金や権勢や社内政治に興味のない人間でも務まるのが聖職者のはずなのだが、否応なしに巻き込まれる。

まあ嫌そうな顔をして正論を吐く程度の自由は与えられるのが、一般企業とは違うところか。

「ここはお前ん家の神社じゃねえんだよ、そういうワガママなら家に帰ってパパ宮司に言えや」みたいな事をオブラートに包んで言っても、

「そういう事を言い出したら意見なんてできない」みたいな一般論を返すだけでまったく内省の気配すらない。


この辺は一般企業と何も変わらないのだが、もちろん神職養成機関においても、年功序列、上位下達を重視した教育が施される。

結果育成されるのは、従順な忠犬のごとき若手人材である

伝統を堅持する神社界に、新しい意見はいらない。その考えにはただ単に飯食う為に神主をやってる私も同意する。てかどうでもいい。

しかし、飼い主が誰かをわきまえていない飼い犬は明らかに不要である

神に仕える身であろうが、給料を出すのは宮司である

労働奉仕であろうが、毎月毎月給与が発生する。

そこんところはキッチリわきまえ、誰におまんま食わせてもらってるのか自覚し、飼い主に尻尾をきちんと振らない限りは、代々続く家の子孫だろうが何だろうがただの狂犬の群れである

職場に対して偉そうに意見するのならまずは、テメエん家の神社一本で食ってけない、情けない我が身を省みて大いに恥じるべきである

やり方次第ではどれだけ小さい神社だろうが、一社の故実を破壊せずに神社一本で食ってく方法なんていくらだってある。でもそれをしない。思わない調べない実行しない。

まずその己の怠慢に対し、親や祖先神社に対してごめんなさいと言うべきである

自分ちの神社だけで食ってけないなら、食い扶持を稼がせてくれるヨソの神社に対して偉そうな事は言わない。

何年勤めていようが、何代勤めていようが一緒。雇われは雇われ。

てかそもそも、そういう偉そうな事を言える立場じゃない。

まあ、俗界から遊離しているはずの聖職者たる我が身が社内政治ごっこに巻き込まれるのはヤだねえ、というお話でした。

半沢直樹でも見過ぎたのかあいつら。

2014-08-02

ド●ンゴとのやりとりから思うwebサービスとはなんなのか

ニコニコ●画、ニコニコ放送などでお馴染みのド●ンゴ。

この会社サービスを利用しているが、すこぶる顧客対応が悪い。

今まで実際に受けた話をもとにwebサービスとはなんなのかを書きたい。

  

会社見学は出来るのか聞いてみた

  

わたしは関西に住まう人間なのだが、昨年末東京へ日帰りで行く予定を立てていた。

空いた時間を利用して、銀座にあるド●ンゴ本社見学が出来ないか考え、問い合わせをしてみた。

最近会社ありがちな、問い合わせ先としての電話番号がサイトには載ってなかったので

メールで問い合わせてみた。

返事はなかった。

  

東京に行く日は決まっており、新幹線チケットも入手済みだった。

メールを出して、1週間近くが経過していた。

仕方なく、会社電話番号を調べて聞いてみることにした。

  

はい、ド●ンゴです」

「あの、お聞きしたいことがあるんですが・・」

ニコニコサービスユーザー様でしょうか?」

「あ・・はい、まぁそうですけど・・」

「少々おまちください(プツッ)」

  

こんな感じでこちらが用件を伝える前に別の担当へと電話を繋がれてしまった。

webサービス担当者技術担当だと思う)が電話に出た。

そこでわたしは、銀座本社移転した記事をネットで見て

その時はマスコミ向けに本社見学を行い

いずれ一般にも開放すると読んだ気がするが今はやっているのか

と聞いた。

電話口の向こうにいる女性はまったく知らないらしく困っていた。

技術担当っぽい人間だったので、それは仕方がなかったかも知れない)

わたしはメールにて一度問い合わせをしていること

そのメールの返事が一週間近く待ってもないことも伝えた。

経緯ははっきり覚えてないが、大体こんなことを伝えた。

すると女性は出来ればもう一度メールにて問い合わせをして欲しい

しかしたら迷惑メールフィルタリングされてるかも知れないので

それも確認して欲しいと言って来た。

わたしはそれを聞きながら、迷惑メールフォルダを見てみたが

該当のメールはなかったことを確認し、伝えた。

すると彼女は再度メールでお願いできないか言って来た。

そこで、自分東京に住んでるのではなく

たまたま用事があって東京に行く予定で

その日が電話をした日の翌々日であることを伝えた。

その状態で、いちどメールにて問い合わせをして

一週間ほど経っても返事がなく

とても東京へ行く日までに返事が返ってくるとは思えないと伝えた。

そこでようやく女性は他の担当者繋ぎましょうかと言って来た。

しかし、この時点ですでに10~15分ほど経過しており

これまでのやりとりからもわたしが聞きたい件の担当者がド●ンゴの方にいるとも思えず

また電話たらい回しにされるのにうんざりしていた。

そこで「いや、あなたお仕事されてて、こういう見学みたいなことで来ている人を見たことがありますか?

なければ、もうそういうサービスはやられてないということなんだろうし、そのことが聞きたかっただけなんですけど」

とこう伝えた。若干いらついたニュアンスを含んでいたかも知れない。

すると向こうは若干小さめの声で「そうですねぇ、見たことないと思います」と言って来た。

「あ、じゃあ、東京行く日までもう時間もないんで、ないってことがわかればそれでいいんで」

そう言って電話を切った。

実はド●ンゴに電話で問い合わせをしたのは初めてではなかったので

恐らくこんな感じの対応になることは予想していたので、驚きはなかった。

  

ブログ更新できなくなった

  

これは昨日の話だ。

ド●ンゴはブログのようなサービスで「ブロマガ」というものユーザー提供している。

ブログとどこが違うのかわたしはよくわかってない。

ブログの閲覧を有料ユーザーのみの限定にすることも可能で

記事を出版するのも簡単に出来るというようなボタンを見たことある気がするが

正確なことは分からない。

このブログサービスは有料会員(月額500円)のみが利用できるサービス

無料ユーザーブログの記事作成が出来ない。

  

わたしはここのブログ地下アイドルについての記事を書いた。

姫乃たまという地下アイドルで脱ぎや絡みナシのAVにも出演し

ライターとして、地下アイドル事情なんかを書いたりしてる人を紹介する内容だった。

わたしのブログアクセスは1記事につき、50~100のあいだで、コメントがつくことも滅多にない。

から書いたら書きっぱなしで、ブログアクセスなんかも思い出した時にチラッと見るぐらいで

そんなに注意して見てるわけでもなかった。

たまたま昨日はニコニコ放送を見る前に「あ、そういえばブログ更新してたな」と思って

管理画面を見たところ、「現在ペナルティ中で記事の新規投稿編集はできません」と書いてあり

姫乃たまについての記事が運営よりまるごと削除されていることがわかった。

ニコニコIDを取得するためのメールアドレスを見たところ

ペナルティに関する通知がメールで届いていた。

そこには、ただこう書かれていた。

  

対象物または違反内容

性的な内容が含まれている

  

理由としては上の言葉が書かれているだけで

あとは該当記事のURLが貼られているだけだった。

ブログペナルティを受けたのは二度目だったので

別に驚きもしなかった。

その時も「性的な内容を含む」とだけ書かれていて

どこが性的だったのかわからなかったので問い合わせると

リンク先に女性の裸が載っているとのことだった。

http://www.mens-now.jp/column/pref/u/2014-01-30/a/%E3%82%A2%E3%82%B1%E3%83%9F%E3%83%B3

ちなみに↑のURLを貼ったのだが、確かにAV女優インタビュー記事ではあるが

写真はどれも着衣の状態でのものだし、どこが性的なのかわからなかった。

ド●ンゴの回答によると、記事の一番下にある女優作品ジャケット写真が引っかかったそうだ。

いや、確かに言われればそうだけど・・・

  

今回も前回同様、性的な内容とのことだけど、リンク先にそんな写真があったのか記憶になかった。

毎度のことだけど、この通り一遍対応もどうなんか!?

そう思って(あとこの時は虫の居所も悪かったのかもしれない)

すこし、いや、かなりかも、クレームに近いことを書いてメールにて問い合わせした。

以下は実際にメールしたテキストをそのまま載せる。

  

==========================================================================================

御社より違反があったということでメールを頂きましたが、下記だけではなんのことかわかりません。

  

対象物または違反内容

性的な内容が含まれている

  

具体的にどこがどう性的だったのかも含めてユーザーには通知すべきだと思います

御社御社独自の考えでサービスを展開されているのとは思います

有料会員ではないとブログとき更新できないというのは

webサービス提供してる会社としては稀だと思います

その上、他者より厳しいペナルティを課した上、違反内容のはっきりと分からないメールを送るのみ

というのははっきりいってサービスとしては低レベルだと思います

御社に別件でメールにて問い合わせした際も一週間近く返事がなく

電話したところ、「ニコニコの件で」と言うと、用件も聞かずに担当に繋がれ

担当質問内容に対して全くの知識がなく答えることが出来ず

メールでまずはお問い合わせを・・と言われたのですが

そのメールの返答もないとこちらが言ったところ

御社電話口の方が黙られたということもありました。

  

御社サービス内容に不満があるなら

他社のサービスを利用して下さいというのが、おそらく御社スタンスかと想像します。

このメールに対しての返答も通り一遍のものしか返してこないんでしょうね。

しょせんその程度の会社なんですね。

  

今後も売上拡大に向けて、貴社のますますのご繁栄を祈念いたします。

  

==========================================================================================

  

後半、なんかムチャクチャである

ちょっとキチはいったクレーマーっぽくもある。

気持ちに嘘があるわけではないが、これぐらいのことを書いたら

どういう反応が返ってくるのかが知りたかった。

あと横になりながらキーボード叩いてたので後半めんどくさくなった。

異議申立てにはメールが届いてから3日以内に申し立てる旨も通知には書かれていた。

わたしがメールに気づいたのが4日後なので、返事自体ないかもと思っていた。

しかし、上記内容で問い合わせした2時間ほどで返事がド●ンゴより届いていた。

  

==========================================================================================

お問い合わせありがとうございます

下記のとおり回答させていただきましたので、ご確認ください。

◆ご注意事項◆

このメールは、連絡先メールアドレス宛に送信されています

▼措置対応窓口からの回答内容

お問い合わせいただきましたブロマガ記事削除の件について、

以下の理由により削除となっております

対象記事:http://ch.nicoxxxxx.jp/xxxxxxxx/blomaga/xxxxxxxxxx

対象箇所:記事リンク先の画像(http://sniper.jp/0041information/smt3sm_sniper3rdofficial_tee_s_1.html)

■削除理由:女性乳頭露出

ユーザーの皆様へはブロマガ利用の際、

予め下記運営規約同意することを条件にご利用いただいております

改めてご理解いただけますようお願い申し上げます

==========================================================================================

  

ちょっとびっくりした。

返事自体、来ないものタカをくくっていたのに

内容こそ、それこそ通り一遍のものではあったが、スピードが早かったので。

  

そしてリンク先は脱ぎナシの地下アイドルTシャツに下着という組み合わせで写ってるものなので

乳頭とはどこのことを指してるのか見てみたら、左側の広告のようなバナーに確かに乳頭が写っていた。

なるほど!きっちりみてますね!!

  

これは私の体験ではないが、同様にブロマガ規制を食らった人の話で

あるバンドライブレポを書いたのだがペナルティを受けた人がいる。

内容は「性的な内容を含む」と書かれており、思い当たるフシがないので問い合わせをしたところ

下記リンク先のジャケット画像ブログに貼ったのがまずかったそうだ。

  

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%82%AD%E3%83%A9%E3%81%A8%E8%BC%9D%E3%81%8F%E3%82%82%E3%81%AE-%E7%AD%8B%E8%82%89%E5%B0%91%E5%A5%B3%E5%B8%AF/dp/B00005FEP9

  

確かにイラスト女性の裸が描かれてはいるが

見る人を欲情掻き立てる性質のものではなく

さらにド●ンゴの運営するアフィサイトでは同様のCDが取り扱われている(もちろんジャケ写を載せている)

にも関わらず、1か月間更新も出来ないという、内容的に厳しいと感じざるを得ないものだった。

  

文章がやたらと長くなってしまった。

以上のやり取りからしても非常に対応が厳しいと思う。

②に関して言うと、運営基準はそれぞれかも知れないが

例えば、Amebaなんかも性的な内容についてはけっこう厳しく

欲情掻き立てるような内容でなくとも運営判断で削除というのはよく見たりなんかする。

でも、その場合画像だけだし、記事まるごと削除の上、記事の更新も出来なくなるのは

Amebaでも聞いたことがない話だ。

しかもド●ンゴはそれを有料で提供している。

  

①は、サービス以前の問題だと思う。

顧客に対しての考えのあり方がどうなのかという話ではないだろうか。

大目に見て、システム確立されてないということなのだろうが

それにしてもお粗末と感じざるを得ない。

わたしはセブンイレブンに一度、こんな問い合わせをしたことがある。

セブン限定で販売していたスタバ監修のリフレッシャーズというエナジードリンク

最寄りのコンビニに置いてなかったので、けっこう気に入ってたドリンクだけに

発売中止になったのかと思い

調べるのがめんどくさく、本社電話した時のことだ。

まずヘルプデスクの番号がわからなかったので、とりあえず本社電話した。

すると、ヘルプデスク繋ぎますとのことでしばらく待たされた。

その後、どうも電話が込み合ってるらしく繋がらないので

もしよければ折り返し電話をさせてもらいますと言われ

こちらの番号を伝えた。

5分ほど後、電話がかかってきて、センター長と名乗る人物に上記の件を伝えた。

すると、その男は「スターバックス商品検索したが、該当の商品が見つからない」と言って来た。

「ない」と言われても、実際にその商品を購入してたわけだし・・・

と言ってても、仕方がないので「発売元サントリーみたいなんでそちらに聞いてみます」と言い、電話を切った。

サントリーでは、さすがに対応も早く該当商品は通年販売の予定ですと言われ、わたしはそれで納得した。

ところが電話を切った後、留守電メッセージが残ってるのに気が付いた。

さっきのセンター長だった。

  

もしもしセブンイレブンの●●でございます。先ほどはお問い合わせありがとうございました。

 先ほど、わたくし、該当の商品がないとお伝えしていたのですが、申し訳ございません。

 うちの端末に「スターバックス」ではなく「スタバ」という名前商品が登録されておりました。

 大変申し訳ございませんでした。再度、またお電話入れさせて頂きます

  

と、こう電話が入っていた。

その生真面目さにもはや草不可避だった。

その後、再びセンター長より電話があった。

陳謝され、お近くのコンビニでどこが取り扱いしてるかお調べしましょうか?とまで言われたが

「いや、取り扱いをやってるかが知りたかっただけなので、そこまでしなくていいです」

と言って、電話を切った。

    

別にwebサービス提供してる会社にここまでの対応は望んでいない。

しかし、あまりにもひどい差だなとは思う。

言ってみれば、webサービス提供してる会社なんていくらでもある。

ド●ンゴは配信サービスとしてニコニコ放送を月額500円の有料ユーザーに対して提供しているが

これだってツイキャスFC2など無料で出来る他社サービスは山ほどあり

わざわざ有料でそのサービスを利用してるのはユーザー自身なのであり

いやなら別のサービスを使えばいいだけの話なのだ

しかも他社は時間制限もなかったりするのに

ニコニコ放送は1枠30分という枠組みもあったりして

ブログ同様、他社より制限が多いにも関わらず

利用者が多いのが現状だと思う。

とても不思議なことだと思う。

  

昔、ニコニコ●画の立ち上げに関わったひろゆきさんのインタビューでこう読んだ記憶がある。

「ニコ●は今のところ、赤字ですけど、無料会員の制度をやめるつもりはない」

何故かと言うと、無料でないと人は集まらないと考えたからだそうだ。

今やニコ●は日本トラフィック数の1割を占めると言われ

有料会員数も200万人を超え、さすがに赤字なんてことはないと思うのだが。

思えば、人集めがうまかったのだろう。

そして、今は著名人に有料ブログを書かせたり

いろいろとお金集めがうまい会社になったのだなーという印象がある。

わたしはそれはそれで悪いこととは思わない。

しかし、都度都度こういう対応の悪さが目につくことがある。

  

例えば、こんなサイトがある。

http://www.s04.chikuwachan.com/live/memo.html

ニコニコ放送における、今まで放送規制ペナルティを食らった事例の一覧だ。

これを見ると大まかな基準はあるものの、細かなものは決まってないことがわかる。

パンツの中に掃除機 → BAN

パンツの中にピザ → セーフ

この2つの明確な違いを解説できる人がいるのだろうか。

しかしたら掃除機マスターベーションを想起させ

ピザは想起させないということかも知れないが・・・

  

わたし自身webサービス自体は良いものがあれば

そちらへ移れば良いと思っているので

別にド●ンゴのサービスが向上しなくても

いずれどこか別の会社が取って代わってくれれば

それで良いと思っている。

しかし、なかなか代わりになるものが出てこないのも事実だ。

同じようなサービス提供してるところはあるが

ニコ●ほど賑わってるところは他にないように思う。

そこがすこし歯がゆい

  

話はそれるが、クリプトンフューチャーメディアという会社がある。

初音ミクを販売している会社だ。

ボーカロイドというものは本当に一大産業となり

横浜アリーナで行った単独イベントも満員という盛況ぶりだ。

わたしはそのイベントの記事を見て

儲かってるのはいいけど、初音ミクも一時期の流行りであり

いずれ人気は廃れる。

そうなった時、クリプトンフューチャーメディアとして

次の戦略は出しているのだろうか。

そう思って、会社サイトを見たが

初音ミク海外進出クリエーター養成をしているぐらいで

初音ミクにつづく次のコンテンツで目ぼしいものはなかったように見えた。

別にそれはそれで構わないのだけど

わたしは企業の最大の強みは価値観にあると思う。

もともとクリプトンフューチャーメディアSE効果音)のCDを販売していた会社だ。

その会社ボーカロイドというヤマハ商品を利用して

人口音声に「初音ミク」というキャラクターをつけたのが

ヒットの原因かなと思っている。

SECDを出していた会社がそんな発想をしたのが面白いとわたしは感じた。

なので、初音ミクというコンテンツにしがみついてるように思える

クリプトンフューチャーメディア面白くないと感じた。

(儲かってるあいだは、利用しまくるのも商売だとは思うけど)

  

ド●ンゴにも似たようなことを感じる。

いや、もともとそんな会社だったのかもしれない。

いい意味でもわるい意味でもいい加減な、素人臭い会社

しかに町会議手作り感とかエイプリルフールに毎年実施している

しょーもない企画(いい意味で!)は好感もてるんだけど......

なーんかな.........思うところがあるということを

こんな長い文章で書く必要はまったくなかったと思う。

  

これ、きっとうまい人だったら、ツイッターの140文字という制限内におさめることができるんだろうなぁ......。

たとえば、こんな感じだろうか。

ド●ンゴ、顧客対応、悪すぎィ!!!

2014-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20140725235452

グーグルなんか調べればなんでも出てくるから対人のコミュニケーションが減る要因になるだろ

調べても出て来ないより幸福

twitter相互監視社会の元凶だろ

facebookエンドユーザー義務感のほうが出てくるだろうし

対人のコミュニケーションが増える要因になるから幸福

2ちゃんは書いてると議論して社会に参加してるような気になってニート増加させるだろ

社会に参加した気になれず疎外感を感じるよりは幸福

はてな穿った見方養成塾みたいになってるし

特定見方しか許されないより幸福

>二コ動は見てると低俗でも笑えるからいいかなんて幼稚化していくように感じる

笑えるのは幸福

アダルトサイト風俗嬢の一般化を進めて違法ダウンロードのせいで女優のギャラは安くなってオナ猿が増えたせいで男は草食化したしな

オナネタに金かかるより幸福

youtubeCDという文化破壊したおかげで音楽で実現しうる夢は小さくなった

聴く方はコストが減るので幸福

2014-07-25

ネットサービス社会的幸福の総量を増やしてるものってあるの?

グーグルなんか調べればなんでも出てくるから対人のコミュニケーションが減る要因になるだろ

twitter相互監視社会の元凶だろ

facebookエンドユーザー義務感のほうが出てくるだろうし

2ちゃんは書いてると議論して社会に参加してるような気になってニート増加させるだろ

はてな穿った見方養成塾みたいになってるし

二コ動は見てると低俗でも笑えるからいいかなんて幼稚化していくように感じる

アダルトサイト風俗嬢の一般化を進めて違法ダウンロードのせいで女優のギャラは安くなってオナ猿が増えたせいで男は草食化したしな

youtubeCDという文化破壊したおかげで音楽で実現しうる夢は小さくなった

なんだろ、よさそうなのは

誰でも株や債券リアルタイムトレードできるようになったのは大きいか

2014-07-23

anond:20140723104039

私の実家は代々、ここ20世代ほど、世襲してきている、田舎の小さな村のお寺だ。

かなり嘘っぽい

なぜならば坊主が妻帯して子をなし寺を継がせるようになったのは、明治維新後。

江戸時代ほとんどの仏僧は女犯を含む戒律をちゃんと守っていた。

江戸時代までは、口減らしとして寺に送り込まれる小坊主養成して立派な坊主に育て上げて寺を継がせるのが基本だったのだが、明治廃仏毀釈運動により寺の経済基盤が破壊されたため、維新の風に乗って妻帯を受容した寺だけが生き残っている。(もちろんかたくなに戒律を守った寺もあったが後継ぎがいないまま荒れ果てた)

平気で戒律を破る愚僧の巣窟 日蓮宗系でもないかぎり代々20世代世襲してきた寺というのはありえないのだよ。

2014-07-22

幕間:脳筋祭り

神社界の神職養成機関というと、いかにも文系人間ばかり居そうな印象を受けるものだが。

実際には、どこでも。年功序列、上位下達、施される“教育”がすべて封建社会的な為に、輩出されるのは体育会系人間ばかりとなる。

文系人間はおろか私のように文章を書く人間すら少ないのが現状である

なので、ゆとり世代の後輩あたりと話すと大体こうなる。(実際の会話をほぼ四分の一にまとめたもの



「先輩なんで本読むの好きなんですか」

「うーん…まあそうだね。本を読むと、よく眠れるしね」

「あぁーあぁー。わかります。アレですよね、難しい本の方がよく眠れるんですよね?」

「そうだね、適度に頭を使った方がよく眠れるしね」

ちょっと小難しい本とかだと、2〜3ページパラパラってめくればもうそれ以上読まなくても充分ですよね」

「2〜3ページ!? たったそれだけしか読まないの!?

 いや、流石にそれだけ読めば私は気が済むって訳じゃないから、ちゃんと最後まで読むけれど」

最後まで読むんすか!? どんだけ我慢強いんですか!」

「えっ? 我慢?

 いや、我慢とかそういう事じゃなくて、楽しんでするもんだと思うけれど」

「楽しむ!? 逆に、楽しむんすか!? それ上級者過ぎません!?

「上級者とか言われてもなぁ。普通の読み方だと思うけれど…」

「そうっすか? で、アレですよね。

 ホンットーに難しい本とかだと、目次見ただけで充分で、本を閉じちゃいますよね」

「目次しか読まないの!? もったいなくない!?

「いやいや、長い目次をずっと目で追いかけてると、もういいやお腹一杯、って感じになっちゃって」

「目次見ただけで全部内容わかっちゃう!? 凄くない!? ひょっとして天才!?

「いやぁそんな、のび太くんみたいな褒め方されても」

のび太くん!? なんでここでのび太が出てくるの!?

「なんでって当然じゃないすか?

 でもアレですよね。そういう意味で一番効果のある本って言えば、やはりアレしかないですよね」

「何?」

「そりゃーもちろん教科書ですよ」

「えっ…。

 …まあ、頭を使うという意味では、確かにそうかも知れないね

 とは言っても、あまり教科書とか好んで読む人もいないと思うけど」

「あ、辞書とかも捨てがたいですよねー」

辞書!? 辞書って読むものなの!?

「それ以外にどうやって使うんですか」

「君すごいな!? もう活字中毒ってレベルだよ! どっちが上級者だよって話だよ!」

「読むにも向いてますけど、辞書って分厚いじゃないすか? こう、頭を置くのに丁度いい高さなんですよねー」

「頭を置く!? 一体どんな読み方してんだよ!?

「で、よくやりませんでした?

 こう、まだ真新しい辞書のページを全部、ぐちゃぐちゃぐちゃーって皺くちゃにするの」

「えっ? ああ…そう言えば、中一の時に、英語辞書でやったような記憶があるなあ」

「そうするとページがふわふわになって、頭を置いた時すごく気持ちいいんですよねー」

「気持ちいい!? わざわざそんな変な読み方する為にページぐちゃぐちゃにしたのかよ!?

「え? 違うんですか?

 じゃあ何で先輩は何で英語辞書ぐちゃぐちゃにしたんですか?」

「何でってそりゃ、クラスのみんながやってたからだよ」

クラスのみんながそれやってんですか!? 学級崩壊ですか!? 一体どうしてそんな事になっちゃったんですか!?

「どうしてってそりゃ、英語の授業で、先生がみんなに“やれ”って言ったからだよ」

「教師がやれって言ったんですか!?

「うん。“その方が辞書が使いやすくなるから”って」

クラス全員にそんな事勧めてたんですか!? 随分とまあやる気のない教師ですね!?

「? 別にそんな事なかったけどなあ…」

「でも高校の頃の俺の友達とか、よくこう言ってたもんですよ。

 “教科書は枕”って」

「枕!? ちょっと待って、さっきから一体何の話をしてんの!?

「何って、”本を読むとよく眠れるね”、って話ですよね?」

「うん、合ってるわ…」

「ええ」

「?」

「?」



これはあくまでも極端な例だが、本当にこういう、アンジャッシュがよく発生する。

無論、鉄の掟の理解実践現場に出る上でどうしても必要ではあるのだが。

神社界は一刻も早く、人材教育方針復古して、伝統文化を愛する文系人間神職の育成を目指すべきであると思う。

…俺はわたべおにいさんじゃねえんだよ、キュータくん。

2014-06-07

http://anond.hatelabo.jp/20140607052114

海外大学にわざわざ行って日本に居るって、そりゃアホ養成だわな、お前の人生が。

2014-06-01

最近パイロット不足で誤解されていること

パイロット関係のことについて思いついたことをぐだぐだ書いていく。

パイロット就職

先週、J-AIRJAの子会社)の採用試験を受けてきた。この会社は去年から4ヶ月に1回くらい採用を繰り返していて今回で4回目。採用人数は毎回6人程度で応募者は毎回100人を超える。倍率は20倍くらい。この状態が他社も含めずっと続いている。これが、パイロット資格は持っているけど実務経験のない人の実情。いま実際に問題になっているのは機長が足りないってこと。機長は足りないのにその1つ下の段階の人はまともに仕事につけないのはなんでだろうってのをなんとなく書いていく。

航空会社新人パイロット需要は毎年100~150人程度しかない。JALがつぶれたときに700人以上のパイロットが職を失ったのでその時の影響がまだ続いている。1つの会社採用募集を出すと100人分以上の履歴書が届くけど採用されるのは数人。当然、履歴書を送ってる現役の人だけじゃなくて資格は持ってるものの半分あきらめて採用活動に参加していない人もいっぱいいる。

この応募者の中には航空大学校卒(パイロット養成する唯一の学校法人)の人もいっぱいいる。報道では、航大の人数を増やして~とか言ってるが現状ではまともに就職できていないので意味がない。さらに、自社養成の人数を増やして~とかも言ってるけど、それだとさらまっさらな状態の人に訓練を始めるってことだからかなり的外れなこと。


LCCの待遇は悪くない

この2年ほどでLCCは機材を増やし、パイロットもそろえた。そのパイロットほとんどは日本人なんだけど、一体どうやって集めたのか?答えは簡単、他社から引き抜いた。で、もし自分がどこかの航空会社で働いているパイロットだとしてそう簡単にLCCのような「格安」航空に行くだろうか?でも元の会社より待遇がよかったら行くよね。一般の人が誤解していることは、格安航空だからといって働いている人の給料が低いというわけではないということ。

結局、いまLCCで働いているパイロットJALやANAの子会社から来た人。それらの子会社よりLCCのほうが給料がいい。じゃないとわざわざ転職しない。飛行機を利用するみなさんに知っておいてほしいのは、JALやANAの高い航空券を買ったとしても機材がB737やA320以下の小さいものだったら、多くの場合実際の中身はLCCよりも待遇の悪い会社で働いている人達が運航しているということ。JALやANAのつもりでサービス要求するのはかわいそう。LCCは格安から安全性不安を感じる、とか言う人がいるけど、それだったら知らずに乗っているJALやANAの子会社のほうがもっと悪いから


訓練費用は10分の1、訓練期間

報道では、よく機長になるまでに10年とか何億の訓練費が~とかの話があるけど、ゼロから航空会社に応募できるまでの資格をそろえるのに2年、さらそれから6年で機長になれる。で、資格をそろえるのに2年と書いたけどこれをアメリカ基準でやると10ヶ月で全部の資格が取れる。費用は300万円くらいかな。国土交通省のやりかたのせいでそこからさらに同じ資格日本で取らないといけなくて、これに1年ちょっとと500万円くらいの追加費用がかかる。この部分は完全に無駄。で、東海大学資格を取れる学科を作ったんだけど、なぜかここでは全ての訓練をアメリカで修了させることができる。しか試験官がアメリカ人というわけのわからん扱い。それができるならいままで国土交通省試験官がわざわざ海外試験のために出張に行ってたのはなんだったんだ、国内でのバカ高い訓練費はなんだったんだと。で、そんな好待遇なのに学費は2000万、4年もかけて資格を取る。全部アメリカ価格から格安資格を取れるのにそんな高い学費は一体どう使ってるんだと思ったら、卒業生採用してくれた航空会社に裏で渡してるみたい。それが500万以上。そんなことされたらそりゃいろいろおかしくなるよ。ちょっと前までは訓練の質が~とか言ってたのに結局は金かと。

まぁこのへんの訓練期間とか費用は、JALやANAのような大型の機体を飛ばす大手のように毎月のフライト時間の少ないパイロットと、LCCのようにフライト回数が多いパイロットでは全然違ってくる。だいたいの場合大手の基準が紹介されるからかなり時間がかかるようなことになってるけど実際はそうではない。さらに、日本だけ妙にきびしい基準を緩和すればもっと短縮できるし、海外で訓練すれば費用場合によっては10分の1にもなる。

ちなみに、ジェットスターが公表していたA320への機種移行訓練は1ヶ月150万円。世界基準ではこの程度だけどどこかで機種移行について書かれた記事があったら比較してみてほしい。


なにが言いたいかというと

結局、航空会社が社内訓練費を出さないようになったことがかなり大きな問題だと思う。東海大学等にパイロット資格が取れる学科ができたが、これはつまり航空会社は訓練費をださず学生自分お金出して資格取ってねってこと。それでまぁ一応ANA東海大学支援してるから一応卒業生を数人だけ採用するけど、何人採用するかは航空会社側の自由だしそれ以外の人の採用約束できないのであとは自分就職先みつけてねってこと。東海大学入学する人はANAに入れると思って入るんだけどね。以前のような自社養成だと一般の大学生採用してから社内で訓練させていたけど、この方式だと訓練費を出さないですむし、技量不足等で最後まで訓練を終えられなかった人を他の職種で面倒を見る必要もない。これはパイロットだけじゃなくて客室乗務員でも同じようなANA支援学校がある。

パイロット医師弁護士のように個人で仕事をするのはむつかしくて、どこかの航空会社にいないと仕事ができない。資格を取っただけではそれを活かせないところに大学資格を取るということに無理があるように思う。

資格を取ったあと航空会社採用されると、その会社で使っている機種ごとの資格を取らないといけない。飛行機では一定以上の大きさだと機種ごとの資格必要になる。ここにかかる訓練費が国土交通省基準だとかなり大きい。航空会社はこの費用もけちる。ある程度乗務員として働くとどこの会社にでも転職できるくらいの経験値がたまるんだけど、その転職に関しては航空会社は以前はあまり気にしてなかったように思う。なぜなら航空業界は閉鎖的で、ステップアップができないような業界だったから。一度どこかの会社に入ってしまうと同待遇か下の会社しか転職できなかった。JAグループ、ANAグループ内でより待遇のいい会社には行けない。だから毎年のように待遇に関してストが起きる。だけどここ数年のLCCの設立で、訓練させたパイロットを他社に取られるということが頻繁に起こるようになった。ある会社の人事の人は「いままで育てたのに他社に行ってしまうような人は信用できません」って言ってたけど人事としてその発言ははずかしくないのかと思ったよ。で、そうなってくると自分のところで訓練させたあと他社に取られるの覚悟で新しい人を採用するべきか?となってますます訓練費を出さなくなる。こんな感じで、入社初期の多額の訓練費とステップアップのない業界事情が機長不足の原因の1つだと思う。


いまやらないといけないことは、今後も機長は不足するので増やさないといけないということ。外人機長を雇うという手もあるけど外国人ほとんどの場合短期でしか働かないし人件費日本人より高い。つまり一時しのぎにしかならずそのあとも同じ状況が続く。それなら日本人副操縦士を機長にしていくべきだ。LCC並みの多めのフライト時間ならいままでよりも短い期間で経験が積める。いまはLCCでの機長昇格はあまり積極的ではないけれど、この数年で体制を整えればいい。むしろ国が支援してLCCを機長養成機関みたいにすればいい。JAlやANAだと時間がかかりすぎる。早ければ入社して4年で機長になれるかもしれない。同時に、いまのままの未経験者の採用状況だと同じような状況が続くことは目に見えている。これはポジショントークだけど、でもたしかにいま副操縦士を多く採用しないと機長だけ増やしてもその後が続かない。自社養成をどうこうより、最短で問題を解決するにはい資格を持って就職活動している人を雇うほうが早い。そういう人がたくさん余っているんだから採用する代わりに給料をぐっと下げて、それを訓練費にまわせばいい。

訓練基準と手続きの緩和も必要国土交通省無駄に基準を高くしすぎている。技量の低いパイロットを増やすのは心配かと思うかもしれないけど、実際いまの採用状況は腕ではなく金で決まってるし、日本以外の世界ではもっとゆるい基準でスピーディーパイロット養成されている。それでも安全に運航が行われている。厳しい基準でも日本けが特出して安全というわけではない。

うまくまとまらなかったけど、またなにかあれば書きます

2014-05-29

http://anond.hatelabo.jp/20140529114215

歯科医者とは別の職業だと思っていて最初から頭に入ってなかった

実際資格養成課程も違うしね

2014-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20140519232548

ふたばに行ったときここはキ○ガイ養成所かと思ったが

キ○ガイみたいな書き込みをしないとレスを貰えない)

はてなも違うベクトルキ○ガイ養成所だなあ

検察擁護河川敷スマホ発見について一つ一つ疑問を解消していく【PC遠隔操作事件

いやー、今回のはてな民片山擁護はひどい。

そりゃね、この国の検察もひどいと思うよ。冤罪だの証拠ねつ造だの。

表になっているのは氷山の一角だという意見にも激しく同意する。

でも、だからといって片山氏を盲目的に擁護し、無理やり検察批判に繋げていいわけがない。

何でもかんでも陰謀陰謀って決めつけるその行為。まさに容疑者犯人だと決めつける検察と一緒。同類ですよ。

ということで、ちょっと冷静に考えれば解消するであろう疑問点について、一つ一つ解消していこう。

①なぜ壊さず埋めたのか

タイマーメールを送るためだよ。

②なぜ自宅などから送信してこっそり処分すればよかったのに、河川敷に埋めたのか。

自宅においてたら、送信してすぐ家宅捜索されると思ったからじゃないかな?

あるいは、自宅の電波等を傍受監視されていることを想定したのかもしれない。

③なぜ、片山氏が埋めたとする写真等の決定的証拠がないのか?

尾行してたんだから取れるだろ?おかしいだろ?って言うけれども、埋めた場所をもう一度よく考えてみよう。

河川敷だよ?河川敷ってどういうところかわかるよね?見通しの良い場所です。

そんなところでぴったり後ろについて尾行ができるわけがない。すぐに気付かれるわ。100メートルでも200メートルでも離れた場所からしか尾行出来ないの。

もちろん、大きな望遠レンズがついたカメラ何か持って来れないわけ。目立つわー、それ。僕が片山氏ならむっちゃ疑うね。振り返ったらいつもでっかいカメラ持っている人が(人は変わるだろうけど)こっそりついてきてたら。

そりゃコンデジくらいは持ってただろうけど。離れたところで撮っても鮮明に取れるわけがない。

④なぜ河川敷で不審な行動をしていたのに、逮捕しなかったのか

一体何の罪で逮捕するの?スマホ不法投棄罪?現行犯で捕まえられるの?仮に捕まえられたとしても、別件逮捕だ!ってまた批判の的になるんじゃないの?

また③で述べたように遠くから尾行していた可能性があるので何をしているか良く分からなかったんじゃないかな?

スマホをなぜすぐ掘り返さなかったのか?なぜメールを送らせたのか?

片山氏を泳がせたかもしれないし、掘り返したところを捕まえるつもりだったかもしれないし、もしかしたらメール送信後、片山氏の行動を振り返って再調査して見つけたのかもしれない。

いろんな理由が考えられるけど、どれも不自然な理由には思えないな。

Torで送ったんでしょ?どうして送信元が特定されるの?

PC遠隔操作事件の時にも明らかになっていたけれども、Torは受信元からは送信元は分からないけど、送信元が判明したら、送信元からTor接続履歴というのは分かる。

から片山氏に嫌疑がかかってから片山氏が利用していたネカフェから

Tor接続履歴が明らかになったでしょ。それと同じ。

⑦どうして現在行方不明なの?スマホ埋めたところは尾行して確認したんでしょ?

行方不明って警察が発表しているわけではなく、弁護士マスコミが連絡取れなくなっているだけ。

家で突っ伏して泣いているかもしれないし、外出してても尾行されているとは思う。

とりあえず、警察行方不明だと発表してから、そのリアクションをしよう。

裁判では無罪濃厚だったのに、片山氏には危険を冒してメールする動機がない。

無罪濃厚(笑)いったいどこが(笑)

とりあえず今まで報道されている状況証拠のまとめ

偶然、犯人と同じ雲取山に登る

偶然、犯人と同じ江ノ島の同じ野良猫グレイ(ゆたかくん)に接触

偶然、犯人と同じフィギュアを購入してた

偶然、犯行時に目撃されたのと同じ服を売ってしま

偶然、ゆうちゃんと揉めたショップ犯人脅迫を行う

偶然、犯行に使われたネカフェ犯行があった同日に入店してた

偶然、今回と同じような前科逮捕歴あった

偶然、iesys.exeプロパティにあったHewlett-Packard Companyと同じ機種のPCをゆうちゃんが使ってた

偶然、開発環境も同じVisual C# Express2010だった

偶然、最後ウィルス2012年9月10日14時16分34秒を作成した直後の2012年9月18日に開発環境を削除していた

偶然、iesys開発フォルダ C:\Users\TKY-DEV-PC07_2 と同じアカウントTKY-DEV-PC07_2をゆうちゃんが使っていた

なおかつ、裁判では職場PCHDDからイベントログ」「ファイルラック領域」「レジストリ」「USN Change Journal」などウイルス作成の多種類の痕跡が、整合性を保ったまま見つかっているし、専門家からそれら痕跡第三者遠隔操作で、意図的に残すことは難しいと鑑定されている。

そんな状況で、裁判では弁護士検察に対して敵意むき出しで、裁判中に怒号や罵倒などを繰り返し、裁判官にかみついたりしてる。でも検察が出された証拠に対してはすべて認める手法?を取っていて、論理的な反論もできていない。

全然無罪遠いですわー。はっきり言って。犯人である蓋然性が高いと言わざるを得ない。裁判官から心証もむっちゃ悪いと思いますわ。

もしかして真犯人からメールをみんな真に受けてるの?

メールの本文で無罪濃厚って書かれたのは、まさに片山氏が焦ってメールを送ったと思われないようにするために決まっているし、

スマホ職場PC、自宅PCネカフェPC、すべてを遠隔操作監視して、なおかつその痕跡を残さないなんていう超絶スーパーハカー存在を信じているの?しかも、感染していたUSBメモリ物理的に消去することができるジェームスボンド的才能ももっている人物。あっ、ごめん、偶然か、偶然捨てちゃったんだよね。

とりあえず、そういうのはそのUSBメモリなり、遠隔操作されていた証拠なりを見つけてから主張しようか。OK?

⑨今行方不明なのは警察が口封じに殺したからだ。

一番ひどい妄想がこれ。皮肉で言ってる人も多いけど、ガチで信じてそうな人も多くてびびる。

何?警察暗殺部隊でも養成しているの。上司の命令があれば、人を殺すこともいとわない人物が、公務員やってるの?すげーうける。

それに、片山氏を殺しても全然口封じにならないよね。だって真犯人別にいるんでしょ?また真犯人からメールが届いたらどうするの?幹部たちがぐぬぬっ、そう来るとは思わなかった……、てなるの?(笑)

真犯人からメールも含め、警察自作自演だ。

もう反論しなくていいよね。ばかばかしすぎて(笑)

以上、こんな感じで皆様の疑問はほぼ解決したのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

とりあえず反論があればブコメでどうぞ。

とくに警察暗殺からブコメが期待ですな。どういう暗殺部隊要請しているか、あるいは雇っているか教えてね。

2014-05-05

職場の女に手を出すということ

席を並べて二年六ヶ月。ついに、ついにコネ入社のバカが転任する事となった。

職場男性は全員、就職面接時に「職場女性とお付き合いしたら進退を考えてもらう」と言い渡される。この業界では普通の事だ。

その、清楚な職業イメージを保たねばならない職場の女に、着任後二ヶ月という速攻で手を出し。

他の先輩達のように責任を取って結婚するでもなく、二年以上だらだらと付き合い続けた結果がこれである

それだけ長く付き合っているだけに口さがない地元人間の噂にもなり、今回の問題へと発展した。何ともだらしのない話であり下半身だ。

女の方は既に先日、急に辞めていった。職場からの無言の圧迫に耐えかねたらしいが、どうも他にも理由があるらしい。

さて男の方をどうするか、という話になったところで、都合よく転任の話が先方からもたらされたらしい。

無資格者の女は実質クビになり、有資格者コネのある男は転任で済む。何ともやりきれない結末だ。

女の方は入社から辞めるときまで常に愛想がよく有能だったが、男の方ははっきり言って「使え」なかった。

常に反抗的で、抗弁抗命面従腹背なんでもござれのとんでもない奴だった。

「上から何か言われれば黙ってハイと言えばいい」業界常識無視し(そもそも養成機関すら出ていない)、最下端の立場から滔々と自身の意見を述べる。

当然、そういう業界であればその僭越を真っ先に喜び勇んで怒鳴りつけるはずの上役がいるのだが、これに日常的におべっかを使い、注意しづらくして「叱責されない」ように立ち回る。

コネと言っても大した事はない。遠方の有力者の遠縁で、この事業所とはほぼ無縁ながら、他に行く場所がなくなって「〇年だけなら」という口利きで入れてもらったに過ぎない。

本人もそれがわかっているのか、他のコネ採用上司先輩に特におべっかを使い、それ以外の先輩を見えないところでこき下ろして共通の攻撃対象とし、連帯を組もうとしていたようだが、しかし。

新人に対しては黙ってハイと言わせる」。そういう教育を施してきた連中が、次期経営者ならまだしも、ただのコネ入社の奴をいつまでも甘やかすわけがない。何しろ自分も通らされてきた道なのだから

はいえ、一番下がやるべき仕事を堂々と放棄しても、真っ先にぎゃあぎゃあ怒鳴るべき上がなぜか何も注意しないという状況が長く続いて、当時はまだ転任の話も出ていなかった為(いずれ引き取る約束の有力者から何の音沙汰も無い状況が続いた)、そのしわ寄せが下に集まり、結局は自分自身で動かざるを得なかったのだが。

入社以来、どんな扱いをされても全く怒るという事をしなかった私が、終業後に衆人環視の中で一時間説教した。

あくまでも怒りはしなかった。ただ淡々と、先輩達が代々引き継いできた仕事と引き比べ、その僭越な振る舞いを糾弾した。

うち四十五分程は奴の説得力のない弁解と到底信じられない決意表明に費やされた事を考えると、「上の指示には黙ってハイハイと頷かなければならない」という論旨を理解していたようには思えないし、説教効果も半分くらいしかなかったようだが。

まるで木や石が突然口をきいたのを見て驚いたかのように、態度も修正され、下の仕事もするようになった。

(とはいえ、職場人間大勢見ている中で説教しなければ、彼の中ではその叱責は無かった事にされただろうが)

表面上は至って平静のまま、態度も問題なく、その変化は訪れたのだが。

何よりも前歴がある。その裏では、女に当たったことだろう。相当激しく当たった事だろう。

過去に、男の過ぎた態度を見かねて軽く一言注意しただけで、その翌日に女が「二人でいる時に当たられて、もうどうしていいかわからない」と別の後輩に相談しているのを聞いた事があった。(無論、注意した私に聞かせる為に、あえて聞こえるところでそういう話をしていたのだろうが)

まあ当然の事であるが、注意されて人に当たるのは当たる奴が悪い。当たられる奴には何の関係もない話だからだ。

その男からの裏で行われた相当派手な当たり散らしと、職場から行われた勧告とが、今回の女の急な退職へとつながったものと見ている。

さて、男の次の転任先はコネがなければなかなか入れないような歴史ある事業所だが、基本給も三万くらい下がり、また休みも少ない。

誰に聞いても「性格が温厚」という評判が帰ってくるような新卒の子が、入社して二年で上役と喧嘩して辞めた。

その後任として取った、有能で使い勝手のいい新卒が、入社して二年もせずにクビになった。

このクビというのも突然の話で、そのポストが空いてたまたま都合よく人手不足になったために、さらにその後任として採用されるらしいという話なのだが、しかしこの事業所には厳格なルールがある。

職場の女に手を出したら即両方クビ」

職場の女に手を出して転任させられる奴が、職場の女に手を出したら即クビになる事業所へ転任する。何とも愉快な話である

どこで何をやらかそうがコネゆえにそういう職場へ転任もできるのだろうが、成長のない奴はどうせどこで何をやっても同じ事をやらかす。

転任後は毎日、「あのブドウはすっぱいに違いない」とか自分に言い聞かせながら女達と仕事をしていくのだろうか。見物したいものである

しかし、その転任先を辞めていった人達は奴よりも遥かに我慢強い性格をしていたので、こいつはまず二年も保たないと踏んでいる。

奴がクビになり、またうちで面倒見てくれという話がもう二度と来ないように、

今のうちに、奴がうちに転任してくる前に勤めていた事業所・私の職場・奴の新しい転任先の三箇所に所属する人たちに、奴からされたあんな事こんな事、今まで黙っていた事をことごとく喋っておいて、予防線を張っておこうと思う。

狭い業界ゆえに奴の新しい転任先にも知人の親族がいるので、きっちり根回しをしておいて、躾のやり方に役立ててもらえればと思う。

(年下の先輩をうまく足で使うような奴なので、そうされないように注意をしておきたい)

最後に、未知の転任先へと赴任していく勇者に、この一言を贈りたい。

「おめぇの席ねぇから

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