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はてなキーワード: 合理主義とは

2018-10-15

2018年秋の連ドラの第1話をいろいろ見ていく

まだ未消化のや未放送のが多いがひとまず。

あくま1話感想なんで、2話以降どうなってるかは関係なし。

特に気に入ったのは◎、まあまあ気に入ったのは○。

 

まんぷく

<あらすじ>

インスタントラーメン発明するらしい。

感想

15分では特に良いとも悪いとも。

アラサー安藤サクラは役柄の18歳に見えるとまでは言わないにせよ年齢不詳な感じに頑張っているが、姉のアラフォー内田有紀は素で下手すると安藤サクラより年下に見えるくらい年齢不詳なので、なんだか不思議な感じになっている。

 

警視庁捜査資料管理室(仮)』

<あらすじ>

捜査資料データ化する男が安楽椅子探偵……ごっこ?

感想

一人芝居の分量が多い分、説明ナレーションを多用したり、主人公推理の酷さを本編内でツッコまず予告でメタ的にツッコんだり、かと言って一人芝居を貫くわけでもなく……ならずっと二人芝居にした方が無理がなかったんじゃ。

 

PRINCE OF LEGEND』○

<あらすじ>

王子キャラの男達が伝説王子の座を競う現代逆ハーレムものってことでいいのか?

感想

逆ハーレムに興味なくても楽しめる程度にきちんと馬鹿馬鹿しい。

1話のメインの王子の、死んだ母親から酷い夫の代わりに理想王子として育てられたという設定はグロテスク呪いに思えたが、作り手は自覚的っぽく、ヒロインについて心酔する母の生まれ変わりかもなどと多くの女性が引くであろう台詞まで彼に言わせてるあたり興味深い。

14人の王子ドミノ倒しみたいな壁ドンアイキャッチは絵的には面白いが、王子の、延いては女性の好みの多様性否定に思える。

 

『天 天和通りの快男児

<あらすじ>

ざわざわ賭け麻雀

感想

麻雀がわからないとやっぱりもどかしさがあるのと、人生を賭けたドキドキとかべつに味わいたくないなぁというのと。古川雄輝の役も、思い上がった若者鼻っ柱を折られてスッキリという役割なのだろうがあまり酷い目にあってほしくない。おかやまはじめの追い詰められた小市民役はハマっていたが。

 

ブラックスキャンダル

<あらすじ>

木村多江の次は山口紗弥加復讐するよ。

感想

下世話な面白さは『ブラックリベンジ』同様。夏恋(字面込みで憶えやすい役名だ)って女優スキャンダルの餌食にならなかったのは都合が良すぎだが。整形前のヒロイン松本まりかの熱演もいいが、悪役平岩紙の「しろなんて言ってないよぉ」「夏恋、頑張って」の言い方がツボ。

 

このマンガがすごい!

<あらすじ>

このマンガキャラを演じたい!

感想

出来あがった実写作品(とあれで言えるかはわからないが)よりも制作過程のアレコレがメインで、テレ東一連の人気役者を使ったドキュメンタリードラマっぽいな。……このシリーズ、わざとらしくて苦手。

ガラスの仮面』でキャストにド素人集めて上手くいく話があったけど、やっぱり素人素人だと思った。

 

結婚相手抽選で』

<あらすじ>

オトナ高校』や『恋と嘘』のシリアス版。

感想

主題歌が『オトナ高校』と同じ高橋優っていいのだろうか。こちらの暗さの方が彼に合っているかもしれんが。

シリアスな分、非現実的な設定が飲み込みづらい。いや、現実にあの法案が通ることはなくても、本音では肯定ちゃうような政治家結構いそうではあるが。

主人公に真面目に申し上げておくと、恋愛できなくても欠陥品ではないし、合コンの女は酷いが、劣等感を埋める為に結婚を強いられる社会を望むのは相手のことを考えてなくてアウト。

 

深夜のダメ恋図鑑

<あらすじ>

だめんずぶったぎってすっきり。

感想

うーむ、原作から大きな改変はないけど、原作面白さが再現されてるかは微妙な感じがする。「もうちょっと聞いて貰えます?」って、ほんと、何故もうちょっと聞かずに話の流れを止めたのだろう。あと現実感がないとすっきり感も薄れるという点で、コメディ的な誇張も注意が必要だと思った。

 

『SUITS/スーツ

<あらすじ>

弁護士織田裕二が、ちょっと悪どいけど勝つ。

感想

原作海外ドラマは知らない。織田裕二が少々ダーティなのだが、準主役的な子分中島裕翔もぶっとんだ設定かつ強かさも気の毒さも欠いた微妙問題児で、感情移入のやり場に困った。

 

『過ちスクランブル

<あらすじ>

社員社長と客の三角関係

感想

仕事能力が低いからといって恋を成熟させる資格がないわけではないが、しかヒロイン応援したくなる要素が恋敵が悪女であることくらいしかないのはつらい。

 

『僕らは奇跡でできている』○

<あらすじ>

一風変わった動物行動学の先生

感想

やたら地味な企画だが、『ざんねんないきもの事典』のヒットあたりから企画だろうか。まったりと楽しくはある。あの宿題は調べるなと言われてもみんなネットで調べちゃうだろうと思ったが。あと動物行動学+人間ドラマって自然主義誤謬っぽくなりそうと思っていたが、1話童話うさぎと亀って動物行動学と関係なかった。

 

中学聖日記

<あらすじ>

高校じゃなく中学教師と生徒と恋愛もの……って今までにあったっけ?

感想

センセーショナルに思われそうな題材だが、パスワードが盗まれたりとかボヤ騒ぎが起きたりとか、高尚ぶらず普通にセンセーショナルな作りであった。

夏川結衣池谷のぶえと紛らわしい感じになっているのは役作りだろうか(年相応なだけではあるが)。

 

『GAKUYA~開場は開演の30分前です~』

<あらすじ>

演劇開演前のドタバタ

感想

会話劇としてクスリとくるところはあったもの脚本の妙を感じるまでには至らず。男二人の髪型被りに意味はなかったんだな。

 

『獣になれない私たち』◎

<あらすじ>

恋人社長も同僚も営業先も両親もみんないっぺん母ちゃんの腹の中からやり直してきな!!とぶち切れられない理性の人。

感想

いや父親は死んでるし母親は縁切ってるし会社最後に少し救いが見えたが、それにしてもヒロイン境遇のしんどさに震える。救いが見えたと言ってもタイトルからしてどこまでヒロインが戦えるかわからんし。ぐいぐい引き込まれたのはさすがの野木脚本で、今クール本命だろうという予想はクオリティ的には全く裏切られてないけど、次回以降の視聴率大丈夫か。いやここで脱落する方が後味悪いからみんな見続けようぜ。

 

リーガルV ~元弁護士小鳥翔子~』

<あらすじ>

鉄オタの元弁護士弱者を救って金儲け。

感想

主人公珍名を付けようと思いながら小鳥遊というド定番を選ぶ思考回路の謎。

初回の題材が痴漢冤罪なのはいいとしても、自称被害者は真面目な女子大生「と見せかけて実は」ホステスで金目当ての狂言でしたって世間バイアスに全乗っかりだな。次回予告でもハニートラップなんて文字が踊ってたのはまあ、次回を見てからコメントすべきかもしれないが。

 

『大恋愛~僕を忘れる君と』

<あらすじ>

Pure Soul』とその韓国リメイクの『私の頭の中の消しゴム』は憶えてるがその日本リメイクの『私の頭の中の消しゴム』というのが思い出せないが本作はべつにリメイクじゃない。

感想

合理主義的な松岡昌宏婚約する戸田恵梨香合理主義っぽいが、癒し系ムロツヨシにほだされていくのかな……と思いきやムロツヨシは捻くれてて、なのによくわからんけど戸田恵梨香が菊地・獣・凛子もびっくりの理性のなさでムロツヨシに突っ走ってて理解不能だったのだが、あれはひょっとしてアルツハイマーの症状として理解不能な感じなの? それとも単に大石脚本ヒロインから理解不能なの?(『コントレール』の肉食系で済ませられないヒロインを思い出した)

 

忘却のサチコ

<あらすじ>

大変旨~私は忘れる君を。

感想

婚約破棄、小説家長谷川朝晴、そして忘却……って紛らわしいけどアルツハイマーものではなく、グルメものというあまり興味のないジャンルだが、たしかに美味しそうだし、グルメ以外のパートコミカル演出も効いている。

2018-09-14

anond:20180914094822

総じて「文学」とか「論壇」とかが生んだ宗教だよね。

文章風景を描く~だとか、そんなことに拘るジャンルなんだ。

からおかしなことに、エンターテインメントであるべきフィクションほど、かえって挿絵が少なかったりするよ。新書だとか、ノンフィクションのほうが写真風刺絵をたくさん使っている。昔のブルーバックスとか必ずかわいい絵があったりしたのを覚えてる。

でも戦前から挿絵のついてない本は売れない、とか普通に言ってたはずだしね。

現代美術として展示される出てくる有名な絵なんて、往々にして雑誌なんとかの表紙、だったりするし。

何というか、合理主義が徹底されてなかったのだろうな。

2018-09-09

反「中世学者コスプレ」論

 東洋経済記事世界レベルで「大学崩壊している」根本原因』(https://toyokeizai.net/articles/-/235823)を読んで、大学先生方のあまり時代錯誤ぶりに唖然とした。東洋経済サイトにもコメント投稿したのだが、この討論参加者の一人である藤本夕衣氏の『反「大学改革」論』をもじって、反「中世学者コスプレ」論と銘打ってさらに詳しく批判をしてみたい。この討論の結論部と同様に筆者も基礎科学人文学にも税金を投入すべきだと思うが、一方でこれらは実用性の期待が低いことを考慮して、あるべき規模を考えるべきだとも思う。

大学危機の構図

 件の討論では、まず、日本に限らず欧米でも新自由主義によって大学特に人文学)が危機さらされていることを概観し、その原因を中世から大学史に求める。端的に言うと、大学に残る中世的要素(真理探究称揚世俗価値との隔絶)と近代合理主義的な社会的要請(実利や実用性の要求)とが齟齬をきたしているのが、危機の真因であるという。大略、以下のように要約できる(1-5ページ目)。

 大学中世ヨーロッパの神学に端を発したため、世俗価値(例えば、国家の発展や実用性)とは隔絶していた。大学理念ベース神学から近代啓蒙思想に変化した後も、しばらくは神学的な気質を引き継いで「大学人間の理性に基づく真理の探究の場である」という、世俗価値から隔絶した立場を維持した。

 ところが時代が下ると、大学での基礎科学研究経済力や国力に直結することが意識され始めた。加えて、大学理念から「神への奉仕」が消えたことにより、大学自治根拠が「国家の介入を拒否し、自由研究活動を展開したほうが、国や社会に大きなメリットをもたらせる」というものに変質した。このような考え方は世俗価値自体評価していることを意味し、大学それから隔絶するのを弱めた。

 近年の大学改革も同じ構図である。今なお大学が維持する神学気質の「真理探究」という理念近代合理主義から派生した新自由主義によって攻撃され、世俗的な価値である実利(産業競争力向上に資する研究グローバル人材の育成)を大学に求める力が強くなってきている。

中世学者コスプレ

 ここまでは中々興味深い議論だと感じた。しかし、最後の6ページ目で驚くべき主張が展開されている。中野氏は「大学とは天才を飼っておく場所」だと言う。他の三氏もこの意見同意している。少し長いが引用しよう。

中野:僕は研究機関としての大学は、効率性を求めるべき場ではないと思っているんです。(中略)そういう人たち(引用者注:本当に学問が好きで学問に優れた人間)は権威主義も何も一切関係なくて、「とにかく研究させてくれ。研究費だけ出して、あとは放っておいてくれ」と、それだけ思っている。たぶんそういう人たちが世の中には必要なんです。好き放題にやれと言われて、100年後に認められるような成果を出す人間というのが、この世に0.003%ぐらいはいて、われわれ凡人は「そういう人間必要なんだ」と寛容に認めなくてはいけない。」

 本当に学問が好きで学問に優れた人間は、権威主義には関心がないが、なぜか研究費は出して欲しいらしい。しかし、「研究費もいらないから放っておいてくれ。自ら集めた寄付や自費で自由研究させてくれ」という経済的覚悟研究するのが、ここで議論されている天才ではないのか。

 産業振興等とは独立した真理探究という、世俗から超越した価値を解きながら、研究費を求めるという世俗要請を行うことに、中野氏や賛同した御三方矛盾を感じないのだろうか。真理探究の重みに比べれば一国の産業振興など軽いと考えているのであれば、一人の研究者の経済状況など取るに足らないものだろう。ご本人達が「本当に学問が好きで学問に優れた人間」ならば、世俗的な国家から隔絶して税金に頼らず自費で研究をすればよい。あるいは、ご本人たちは運悪くそのような天才ではないが、「われわれ凡人は「そういう人間必要なんだ」と寛容に認めなくてはいけない」と言うならば、そのような天才のために寄付をし、富裕層パトロン探しに奔走してはどうか。中世学者の大部分は税金に頼らずに研究をしていたのだ。

 それを実践すれば大学危機など問題にもならないだろう。何せ今、問題視されているのでは高等教育研究における税金の使い方であって、税金に頼らない学術研究は誰も問題にしていないかである

 しかし、おそらく彼らはそのような中世的な学者になりきることはないだろう。それにも関わらず中世学者称揚するようなことを言う彼らを、私は中世学者コスプレと呼ぶことにしたい。

反「中世学者コスプレ」論

 一方で、基礎科学人文学研究にも税金が投入されるべきだと私は考えている。ただ、その根拠中世学者コスプレに求めるのではなく、実用性という世俗価値に求めるべきだと思う。冒頭の「大学危機の構図」で触れたように、時代が下るにつれて大学側が世俗価値に寄せてきているのだから、これをさらに進めるのは自然なことだろう。

 私は以下の考えに基づいて、あらゆる学問への税金投入を正当化したい。

 まず、あらゆる学問には実用性の可能性を見出せることに注目しよう。例えば、法学医学工学はもちろん、歴史学文学哲学にも実用性の可能性が見いだせる。歴史学は、歴史小説創作において舞台装置を与え、歴史ドラマ制作時に時代考証の基盤を提供する。同様に文学哲学も、小説ドラマ創作においてインスピレーション作家提供するだろう。マイナー外国語も、遠い将来に日本がその地域貿易を行う必要性が生じるときに、実用性を発揮することを期待できる。

 したがって、あらゆる学問研究には税金投入が正当化できる。実用性が期待できるもの税金を投入するのは合理的なことだからだ。

 しかし、ある学問知識実用に転換する難易度(以下、実用転換難易度と呼ぶ)は、それぞれの学問によって大きく異なる。例えば医学であれば、医師はその教科書知識を直接的に利用することで患者を救うことができるだろう。医学知識治療という実用に転換する難易度は極めて低い。他方、歴史学場合医師よりもはるかに少ない歴史小説家や大河ドラマ制作者でなければその知識実用に供する場面が存在せず、しかもその知識の利用方法医学場合ほどには一定しない。したがって、歴史学知識創作という実用に転換する難易度は極めて高いといえる。

 したがって、実用転換難易度に応じてその学問への税金投入額が決まるべきである。その難易度が低い学問医学工学)ほど税金投入を多くし、その難易度が高い学問歴史学文学)への税金投入は少なくすべきである基礎科学は両者の真ん中ぐらい)。

 これはもう少し具体的に言うと、実用転換難易度が高い大部分の人文系学問旧帝国大学などのトップエリート校に限定して税金を投入すべきである、ということに帰結する。少数のトップエリート校の教授学生には税金を投入して手厚く保護しつつ、残念ながらそこに至らない方々は完全に私費大学運営するなり、大学の外で別の仕事をしながら研究を進めてもらうなりする他ない。中野氏も、本当に学問が好きで学問に優れた人間はごく少数だという趣旨のことを述べているのだからトップエリート校のみを保護すれば問題ないだろう。

 大学理念存在意義に実用性を真正から据えれば、以上のような結論になる。

 もちろんこれは単なる思いつきであるしかし、中世学者コスプレオタ芸よりは説得力があると考えるのだが、いかがだろうか。

anond:20180909094309

別に今の日本原子力肯定してるのは科学主義者じゃないぞ。強いて言えば経済合理主義者だな。「直近の金銭コストが火力や太陽光よりマシ」以外の理由なんてないだろ。科学で言えば、予算さえ出るなら原子力である必要なんかないよ。文脈ちょい無茶すぎるわ。

普通、この意味での科学主義合理主義信仰と対決させるのは、キリスト教とかだ。

インテリジェデザインvsダーウィン

俺はもちろん科学主義者なんだけど、増田は違うの? 原子力以外は、こんなに正しいこと言ってるのに。

科学主義原子力技術

科学主義と単に言う多くの場合ポジティブイメージで語られることはない。

科学主義科学絶対主義科学原理主義科学万能主義科学崇拝主義科学教などという別名もあるように、科学に対して盲信・狂信的な思考や行動・言論を指すからだ。

科学主義唯物論経験論・合理主義・理性主義実証主義などを備えた考え方で、対論として挙げられるべきは、それらの主義・論と対比される主義・論である

科学主義者に取ってみれば、よく揶揄されるディストピア論へ対しても「正しく科学運用されるとディストピアになり得ない」「科学評価基準科学である」と解釈するため、そもそも科学主義者の心理の中に「科学の誤った運用によるディストピア存在しても科学によってディストピアは生じ得ない」とされている。

誤解されがちなのは科学主義は冷淡で感情考慮しない」だが、科学主義者にとってみれば「感情科学によって判定し得るものであるため、本当に誤解でしかない。

昨今の日本では東日本大震災による福島第一原子力発電所事故によって原子力技術運用について懐疑的言論が目立つが、科学主義者は懐疑論科学の参考にしても懐疑論によって原子力技術運用をやめない。

科学主義者に取ってみれば万物の根源力たる原子力の究明や実証主義的な運用は言ってみれば聖書宗教原典の一編の作成へ非常に親しいものであるため、その手は止まるはずがない。

科学主義者は言う「原子力技術人類は扱いきれないのではない。人類がまだ科学を知らないだけだ」と。

このエントリを読み「科学主義者とは対話できない」と思った者は忘れちゃならない。

科学主義とは科学を盲信・狂信することなのだから

2018-06-11

わかったわかった

誰でもいいっていうなら老人にしろってこったろ

合理主義はてなーならそうだよな

2018-06-09

コモンズ問題

anond:20180609114041

それはコモンズ問題社会を維持するためには様々な物が必要で、そのひとつコモンズ社会参加者の行動規範もあたえるし、法や制度にまで落とし込まれていない福祉とか地域社会の維持とかもコモンズに寄りかかっている。「みんなが当然だと思ってるから機能している無形のインフラ」はおおよそコモンズ

もちろん町内会PTAのように徐々に時代とそぐわなくなる慣習やコモンズもあるんだけど、公園きれいなのも、人気のラーメン屋行列ができるのも、コモンズのおかげ。

これがあるからみんなが快適に暮らせているわけなんだけど、これって参加者がそれぞれに行動自制や労力を持ち寄ってるから維持されてるわけ。コモンズによって生きていられるのだから、その維持には全員参加で貢献しなければならない。

日本比較的恵まれてて豊かな先進国なのだけど、その居心地の良さはコモンズが強力であることが背景にある。悪い方面で評すれば同調圧力だけど、良い方向に評すれば謙虚几帳面生活文化があるから。金払ったんだから俺らはお客様だぞー! なんてサッカースタジアムうんこゲロ撒き散らかしたりはしない。

んでまあ、コモンズは前出したように「みんなが心地よく過ごせるという利益を得ているんだから、みんなも維持に貢献しましょうね」って理屈で動いてるんだけど、それを、子どもに言い含めるように理屈抜きで感情駆動にした表現が「日本は良い国、愛そうぜ」ってものだ。

から本質的には愛情必要ない。愛情なくただコモンズの維持に貢献すればいい。でもそれって普通人間精神には難しい。参加コミュへ「参加している意識」が必要で、必要ならば愛着心とか向上心とかあったほうがずっと楽で、多くの場合まっとうだ。愛国心はそこまで必要じゃないけれど、社会貢献は必要だ。

「法に反しない範囲であるのならば暗黙の前提や協定であるコモンズなんて破ってもOKだ」という人間がいるけれど、じゃあ、彼らはコモンズから利益を得ていないかというと、得ている。秩序ある社会利益万民にとって有益から。なので、そういうことを言う人は「社会維持観点でのフリーライダー」だとみなされる。

近年、経済的に厳しさを増す中で、ベンチャー企業オーナー発言などが合理主義に偏りすぎて、この種の「コモンズに対する搾取」方向になったりして炎上する(法的には無罪なんだから何言っても/何やっても良いだろう系)。また移民が増えれば、彼らは日本旧来のコモンズ維持の習慣なんかは学習していないわけだから、当然日本コモンズへ貢献しない(でも清潔や安全や信頼ベースの商習慣などの利益は得る)。そういう光景日常化して、世間でも、コモンズの維持に敏感になってきているように思える。日本的に言うと「これだから他所者は信用できない」だ。

愛国心を求めるような言説はその文脈に従って理解されるべきだと思う。要するに大事なのは地域社会の心地よさなんだから、そこに参加して貢献すればそれでいいだけだ。

2018/06/10 13:44 追記

なんかブコメいっぱいつけてもらったんで、補足を追記。上記生地は裏返しても成立する。つまり「国を愛する精神を声高に叫んでも、地域社会の維持に貢献しなければコモンズ的にはタダ乗り」。素人Web論壇みたいなのが花盛りで、そういう「愛国心だけをさけぶひと」が可視化されちゃったのも不幸なことだと思う。公共の場所はきれいに使う、列の割り込みはしない、軽挙妄動せず災害に備えて準備する、子どもがかけだしたら安全に注意する。別に大した話じゃないのに愛国なんとかで締め付けるのは窮屈。良い文化は捨てる必要ないよ。

2018-04-01

[]よくある質問

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.「ストーリーは死んだ」とよく言われますが、それ以外に死んだと言われ、今はほぼ言われなくなったものはありますか。

19世紀の頃いわれた「ロマンスは死んだ」とかが、それにあたるな。

ロマンスとは何かについて語っていてはキリがないので、ここでは「騎士道」などの「合理主義的ではない思想」程度の認識でいてくれ。

騎士のもの形骸化し、文学などで語られることのほうが多くなっていた時代から、そういった考えが出てくることは不自然じゃない。

この「ロマンスは死んだ」を誰が言っていたかまでは確証がないのだが、当時のイギリス思想家の本に「ロマンスは死んだと言う人がいる」と書かれている箇所がある。

しかし、その著者自身は「ロマンスは死んだ」という説に否定的な態度をとっているが。

現代騎士のものについて言えることはないが、騎士道についてどうかというのは、私が語るまでもないだろう。

「死んだ」と言われて、それでも生き残ったものは「死んだ」と言われなくなる、ということだ。

まあ、本当に死んだものは「死んだ」とすら言われない、言ったとして大衆の耳には届かないという可能性もあるが。

いずれにしろ、少なくとも今のところは、ストーリーはまだ死んでいないということになるな。

Q.ゲーム翻訳について憂いているエントリがありましたが、これは日本特有問題ですか。

しろ他の国のほうが、この手の問題には熱視線が向けられているかもな。

Windowsみたいなのが普及していない、まだ映像メディアVHSのころからファンサブってものがあったくらいだから

翻訳の良し悪し云々の前に、字幕をつけることすら個人では困難だった時代だ。

それでも、一部の熱狂的なオタクは金と時間をかけ機材を揃えて字幕を打ち込み、それが無理なら翻訳した小冊子をつけるという荒業まで使って、当時はまだ狭かったオタク村社会の中で作品を楽しんだり普及に努めたのだ。

非公式かつ違法であることを重々承知な上ではあったと思うが、当時は日本の多くの作品ローカライズされない、されたとしても大幅な改変をされることが多々あったからな。

どうしても見たい、或いはしっかりと楽しみたいならば、企業をアテにするのではなく自分たちでどうにかしたほうが良かったわけだ。

現代においては、(少なくとも昔よりは)公式ローカライズ積極的に行うようになった。

だが、その時代になってもファンサブは普及していた。

昔よりも容易く字幕を打ち込み、世界に発信することが可能になったからだ。

更に言えば、公式ローカライズは多くが“不甲斐なかった”というのもある。

近年の話だと、それなりに力を入れているとされるアトラスですら、「ペルソナ5」の翻訳は不評の声が多かったのが有名か(ゲーム内容そのものは好評だったが、それ故に不満が募るのだろうな)。

もちろん、そんなファンサブですら酷い翻訳は珍しくなかったし、ニュアンスの違いで意見割れることも多々あったが。

公式非公式わず、そういった翻訳ネタにされやすいのは世界共通なので、画像検索すればいくつか出てくると思うぞ。

英語をかじった程度の私ですら、明らかに変な英訳だって分かるレベルから安心したまえ。

このあたりの話を語っていたら、いくら文字数制限があっても足りないので、「どの時代翻訳オタクは面倒な存在」という雑な結論で締めくくらせて貰おう。

2018-03-23

人事評価努力評価すべきか否か

弊社は欧米的に合理主義を突き詰めたい会社なので成果だけを見るべきか?と思ったのだがやはり努力評価する土壌を作っておかないと伸びる人材が伸びなかったりするだろうか?

でも成果出してないのに「こいつは能力がある」という理由で金を出すのは変な気がするのと同様に「こいつは真面目にやってる」「こいつは伸びるかもしれない」という理由で金払うのもおかしい気がする

最終的にどっちが会社が得するのか

2018-03-05

国家権力バンザイ 異民族は敵

anond:20180305200507

幼女戦記」がこれだね。主人公は「帝国」の軍人

異世界生物である。徹底的な合理主義者でエリートサラリーマンが、創造主を名乗る「存在X」によって、非科学的な「魔法」が存在し、戦乱の世界で、非力な幼女に転生させられる。

第一次大戦期を経ずに第二次大戦期くらいのの科学軍事産業レベルになっているヨーロッパ大陸主人公所属は「帝国」のモデルドイツ

魔導師の適性から幼女なのに士官学校に志願して、「後方での出世」を狙うが……どうしてこうなった

帝国も周辺列強も、善悪は……ない。

2017-12-05

建前が過ぎる

日本の建前文化なんとかならんのか。

大相撲注射八百長システムがないと成立しないんだったら、認めればいいのに。

そんな言い方も無責任なんだろうけど。

建前でなんとかしようとするから企業不正捏造に繋がるんじゃないのかな。

パチンコ三店方式警察は認めないし。

もっと合理主義現実主義世論、世の中になることを願うわ。

2017-11-22

anond:20171122143628

主観問題悪魔の証明は別だろ

例えばブラックホールの実際の現象なんて実験しようがないのに理論上の話だけで研究が進んでる

この場合悪魔の証明言及したところで理論上の学問として先行してるんだから何の意味もない

実際に目の前に起きない現象確認できないのを

今手元にある裏付けされた理論と結果で先行してるんだから現実的じゃないのは前提だから

こういう仮想を元に作られた学問を持ってして

それに追い付くために現実を変化させるというのを物理学数学情報工学医学はやってきたわけ

から人類の英知なの

恐ろしく精密な仮定の針が合わさったジェンガ科学を発展させてんの

でもこれができるのって本当に一握りのエリートしか無理

バカには絶対無理

バカジェンガに参加した時点で全部ぶっ壊れる

はてなーの9割が無理なことな

99.99999999%のホモサピエンスがクソ雑魚なの

からはてなで話をすると悪魔の証明で躓く

今この文章読んでる中で今のアメリカの核開発が仮想空間の中での実験なんて知ってるやついないでしょ

核実験禁止条約の内容考えたのアメリカから

大気中、地中、水中、宇宙空間での実験禁止したけど、コンピュータ上での実験禁止してない

真理は現実の中だけにあるわけじゃないの

現実だけ見てたら絶対現実人為的に変化しないの

リアリスト合理主義者ではないの

単にできることしかやらないだけなの

 

主観問題環境境遇性質で大きく変わるから問題なの

物理法則とか不変の真理から導き出される予測とは違って

主観問題は内心的な変化でいくらでも変わってしま

それを解決するために不変的な性質確認していって間違いが起こらず時代背景に左右されない真理に到達しようという学問

哲学

 

哲学を学ばない、理かいしていないはてなーたちがいくらうわべや表層で主観問題を語ったところで全部無駄

10年後は言ってること変えてるから

そんなもの主観問題で塗りつぶしの聞く答えであって恒久的な解決から程遠い

ただの間違い、その場しのぎでしかない

2017-11-10

anond:20171110153208

恥ずかしげもなく合理主義者とか自称するのは

厨二病の中でもまだ軽症だから早めに卒業しとけな

anond:20171110152640

いや家庭は普通だけど、合理主義者に育っちゃったから、記念日とかマジ意味ないなーと

2017-10-16

(追記)土曜日ドリーム観に行ったら大失敗した件

anond:20171012102627

>「ドリームおすすめ邦題なんやかんやあったけどストーリーはまじで面白い

この助言を頼りに無名戦士増田映画深淵を歩いていたが、落下死した。

 

がんばってはてな記法使ってみる

タイトルに言いたい結論は含まれているので

以下は個人的偏見ネタバレに満ち満ちています

 

黒人差別問題提起が鼻に付いたの?

とんでもない。

しろその辺りはポテチのうす味よりも薄い描写でしたよ。

具体的にいうとトイレが分けられてる、

ポットが分けられてる、

図書館が使わせてもらえない、

大学で学ばせてくれない、

昇進させてくれない、

この程度。

当時白人が持っていた黒人に対する偏見に満ちた感情思想

それを否定するような反論希望とかはまるでない。

なんか登場人物たちが有能故に各々勝手解決して勝手に助かった。

無能だったら100%自力で助からん

主役の職場問題なんてヒステリー起こして「正直すまんかった」みたいな雰囲気になって解決

俺を殺したいのか。人権侵害です!

まあ白人侮蔑発言を言わせまくるとそれはそれで問題起きるんだろうな。

でもそれならこんな映画作んなよ。

 

まり黒人でも能力あれば採用するNASAマンセー映画?」

マンセーって古いよ昭和加齢臭するわ。

そうだよ。

NASA博物館とかでこの映画流してればいいんじゃないですかね。

 

俳優の演技は悪かったの?

良いよ。

ちゃんと登場人物感情が分かりやすい演技だったし、

わざとらしくもない。

しろ演技がうまいからこそ話が面白くないのが際立ってしまってたよ。

これがジャニーズ主演の邦画ならお遊戯を見に来た微笑ましい感覚になれたのに。クソ!

 

話がつまらなかったのか

うん。

実話を元にしてる黒人女性3人が活躍する話なんだけど。

結果的に3人とも成功するんだけど、

話に盛り上がりが2つあって、

でもそこまでインパクトがない。

大した伏線もないし優秀なスペック解決したみたいな話でしかない。

まあ、実話なんてそんなもんだよね。

特に上司白人部下にチームで一丸となれと再三言ってたけど、

結局最後まで一緒に協力して仕事をこなすことはなかった。

最後コーヒーを指し入れしてできた書類上司に渡してたくらいか

 

まとめると

最後までメインテーマがはっきりしなかった。

黒人差別を訴えたいのか、

女性差別を訴えたいのか、

NASAマンセーしたいのか、

仲間の大切さを訴えたいのか、

合理主義を訴えたいのか、

ギャグ路線にしたいのか、

ひとつ大きな主張にならないまま終わった。

実話に忠実にしたからこうなったのか、

監督無能なのかは分からない。

 

じゃあ面白いところ1つもなかった?

そうとも限らない。

ところどころ面白かったところもある。

昔の映像がところどころ使われているのも

当時の様子を観れる知識的な面白さはあるだろう。

ただそれをピックして観に行くべきだとは口が裂けても言えない。

 

最大の問題点は?

アカ(ソ連)に立ち向かうために、黒人白人で分けて考えずに団結して立ち向かおう!」

肌の色で差別してはいけないのに、

思想の違いで差別してもいいのかという。

この辺りに差別根本的になくならない理由ギュッと詰まってる。

(追記)というかこれこそが実はドリームが一番言いたかたことなんじゃないの?

肌の色で差別してはいけないと言っておきながら、

資本主義共産主義絶対理解し合えない。

これがドリームが最も言いたかたことなんじゃないかと今ではそう考えている。

これから訪れるであろう真の差別社会

この冷戦より引きずったままの思想差別によって引き起こされるということを

努々忘れるなかれというのがドリームの警告だったのではないか、と。

これが事実だとしたらこ映画は相当計算されて作りこまれている。

アメリカ人たちが気づかない本当の暗黒のような差別がこの映画には潜んでいる。

なにせ、その思想差別の果てに殺し合いの道具を開発しているのが、

主人公たちなんだから

そして今現在も、それは続いている。

全く持って、ハッピーエンドではなかった。

 

てっきり

合理主義という思想の前には

結果こそ全てであり

その結果には肌の色は関係がないので

黒人差別することには組織としてメリットがない。

故に差別をしない。

みたいなNASAの完全合理主義思想差別撤廃を訴えかけるのかと思っていたら

蓋をあけたら、アカヒトモドキから俺たちでぶっ潰すぜ!

これがTHE・USA精神なのかと

東の果ての異国の地に住む黄色チンパンスクリーンを前に恐怖に慄いた。

 

しかしたら楽しめる人もいるか

俺が肌が黒いだけで不当な差別を受けているならこの映画共感できて感動したかもしれない。

でも俺は肌が黄色いし黄色いことで不当な差別も受けたことが無いので全く共感できないし、

面白くもなかった。

なのでドリームは☆5つで採点すると、3.5かな。

素直にダンケルク観に行けばよかったです。

2017-10-08

資産しか日本でもう生き残れない

日本社会が日に日に衰退していくのが明らかすぎて辛い。

あらゆる領域途上国と思ってきた国々に横並びどころか抜かれるまでになった。

別に不思議じゃない。

日本人は非合理的なことでもステレオタイプによって、思考抜きで正しいと盲信する。

まるで日本社会合理性論理性がないんだもの

政治家政治家で、誰も未来に対しての政策を取らない。もう政策バカすぎて絶望しか感じない。

いつまでも医療期間に金をばらまき、老人の寿命を引き伸ばすことに今なお大量の税金を使い、健康寿命そのまま、死に損ないを大量生産し、少子化無視だ。

少子高齢化をどんだけ進めたいんだよ。俺が日本を内部から破壊するなら、今の政治家がやっていることと同じことをする。

ちょっと洗脳してしまえば、この少子高齢化意図的であることを隠せるからね。

自民カスだが、希望も負けじとカスだ。能無しだが金への執着が強い人しか政治家を志さな日本は終わってるよ。

2050年には日本崩壊すると言われていたが、それどころか2040年ですら怪しいらしいじゃないか

それでも政治家はせっせに老人の靴をなめて票を稼ぐ。

この先予測されることは、平均年齢が若く人口増にある国は内需に頼ることができるが、日本真逆。あと数年足らずで2人に1人が50歳以上という異常事態だ。

内需絶望的、さらにもう既に国際競争力はない。日本って世界で最も未来のない国なんじゃなかろうか?

まりこの先、仕事社会保障もなくなる日本で生き抜くということは、既に資産をつくりあげた資産家だけ。

こんな地獄のような国ができあがるくらいなら、ヒトラーみたいな非人道的だが超合理主義人間日本を立て直してもらいたい。

極限状態において、それもやむを得ないよね。

まずは過去20政治に携わった人間極刑を課してもらいたい。

2017-10-05

anond:20171005113847

別に普通にしてるだけで合理主義化できない旧体質の会社勝手に潰れていくから楽です

まず若手が入ってこないんで

anond:20171005113451

お前が心配しなくても合理主義側には何が失敗だったかデータがたんまりあから

お前が思いつく合理主義がクソ雑魚ナメクジなだけで

実践してるところでは過去の失敗から最適な合理化を進めてます

 

反省しないのは共産主義社会主義だけです

anond:20171005113150

目先の合理主義を進めると長い目でみたときイレギュラー内包できなくなるというなら

それはトータルでみて合理主義ではないだろ

別に合理主義ってのは隙間をなくしてしまうってことじゃないぞ

Aさん→Bさん→Cさん じゃないといけなかった仕事

Aさん→Cさん で完結できるようにしてAさん、Cさん大喜び!

Bさんには新しい仕事をさせる

これが合理主義

Bさんが今のたらい回しが楽だから権力使ってこれを続けるのが非合理

2017-09-26

無意味署名活動の意義 ~署名自己循環~

馬鹿の書いた文なので読みづらさと論考の浅さはご勘弁。

なんとか読み取って言わんとすることを拾って書き直してくれる人が現れることを祈って・・・

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署名活動無意味だ」

ただし、署名活動無意味になる状況は限られている。

すなわち、署名活動メッセージを受け取る相手が、参政権と関わりのない企業であること。

署名を受け取るまでもなく消費者意見がまとまり企業等に伝わっていることがある。

前者は、法的に署名運動意味を持っていないこと。

後者は、法的に意味を持っていない場合署名活動が持つ効果、「消費者意見をまとめ伝える」ことが既にされている状況を示す。

特に後者は、SNS時代現代において起こるようになり、また起こりやすい状況である

分かり易い例で言えば、SMAPの存続、解散撤回を求める署名運動けものフレンズたつき監督の存続署名運動がある。

どちらの例も、署名がどれだけ集まろうと法的強制力はない。その意味に限れば、署名活動無意味である

しかし、実際、SMAPしかり、けもフレしかり、無意味であるのに署名活動がされている。

何故だろうか。

その理由は当然、「意味がある」からであろう。

ではその意味とはなんだろうか。

前述の通り、署名活動無意味であると全員が認識していれば、そもそも署名が集まることはない。

まり署名活動参加者は、単に無意味活動だとは思っていないのである

ここで大きく2つの心理が考えられる。

1つは、意味があると思い、署名活動に参加している可能性。

そしてもう1つが、「システムとして無意味だと分かっていてもやる」という儀礼的、感情的活動参加の可能である

後者儀礼的、感情的参加の可能性は、法的に意味がある場合の、本来署名活動に倣ったパフォーマンスのようなものだろう。

無意味だと思っていてもやる」 この儀礼感情的参加による何かしらの影響が、署名活動意味となっている可能性がある。

ここで、一旦「何かしらの影響」の検討は棚上げし、

冒頭で無意味説明した状況かつ、消費者署名活動意味があると考えて参加している前提で、

活動の流れを簡単検討する。

はじめに個人によるネット主導や、ファンクラブのような集団主導で署名活動が動き出す。

すると、署名活動中にはネットニュースになったりテレビに取り上げられたりされ、活動はヨリ認知される。

署名が集まると、嘆願書企業に提出される。

この様子は、ときテレビ雑誌などのマスメディアで流されることもある。

なるほど、署名活動によって、『世間意味があると思われている「署名活動」』の情報が広がっているのだ。

企業の単なる動静でもなく、消費者群の大きな潮流でもなく、「署名活動」の情報が伝播しているのだ。

これにより、「署名活動」がされたぞ、○○万人も署名したんだぞ、企業はどう動くんだ?という見方がされる。

署名活動」がされたという見方、法的強制力のある場合に倣った見方がされている。

そう、参加するほうも儀礼的なら、世間見方も同様に儀礼見方がされるのだ。

すなわちこれは、法的強制力とは直接関係のない、社会による風潮であり、勝手ルールなのである

署名意味がない→署名が集まらない→無意味 でもなく

署名に法的強制力がない→無意味 でもなく

””署名意味がある→署名が集まる→世間マスコミが注目する→企業が注目され、圧がかかる→有意義”” なのだ

加えて言えば、署名による圧により企業が動けば、署名意味があるという最初の要素に立ち返り、署名活動自己循環する。

署名意味がある」という定義けが世間に残り、自己循環の度に、署名意味関係は強くなる。

ただ厄介なことは、「署名意味がある」という定義は、参政権に基づいた署名も、企業への署名も、同じ定義を共有して考えられてしまっていることだ。

これが、法律社会の風潮との誤差になっており、度々、「署名無意味だ」と言われる原因ともなっている。

この流れは、血液型性格診断と似ている。

血液型性格診断は、科学的に全く根拠がないとされている。しかし、実際はA型几帳面であるとかO型はガサツであるとか、よく耳にする言葉である

幾度となく科学的に否定されようと、その声が絶えることはない。

それはおそらく、実際に血液型性格が一致していることが多いからなのであろう。

なぜ一致してしまうのだろうか。

科学理由ではないところに、根拠を求めるとすれば、個人心理社会にあるだろう。

全く勝手な推測だが、例えば「A型几帳面だ」と周囲の人間が思っており、

そのように言っていれば、言われた方は暗示が働き、几帳面として振舞うように個人性格が方向付けられてしまうのではないだろうか。

思い込み自己暗示の力である

全ての人間が周囲から情報性格が決定づけられるとは当然考え難いが、それでも多少の影響はあるだろう。

人間生物根拠とは無関係に、社会的心理的作用として、血液型性格因果関係を持つこともあるのである

からこそ、血液型性格診断のもの科学的根拠はないという、ただその一点で血液型性格診断否定するのは浅はかではないか

そして、本文の主題に立ち返り、換言すれば、

署名活動のもの強制力だけで無意味と切り捨てるのは浅はかであるということ。

意味がある」という前提が意味のないことを意味あるものにしてしまうパワーがあるということが言えるだろう。

署名活動無意味だ」

簡単に言ってしまうのはもったいない社会不思議なパワーを、今こそ使いこなすべきではないか

たつき監督。がんばれ。

PS.

 つらつらと、署名活動応援するようなコメントを書いてきたけれど、どちらかと言えば私は活動否定派です。

 署名活動をするなら、もうひと工夫するべきだと考えています

 単にこうしろああしろ等と、感情と風潮に訴えるだけの署名には効果を感じません。

 というのも、なんというか現代合理主義社会関係に見合ってないからです。

 かと言って、不買運動を起こすなんてのは、ホトトギスを殺してしまうようでスマートじゃない。

 だから、その間を取って、「ユーザー意見聞かないと、これこれ買うの辞めますよ」って署名を集めるのはどうでしょう

 すぐに不買に動くわけじゃないから、企業も損をせずに対応を決められる上に、ちょっと意見の強さは増すし。

 うーむ。でもこれじゃまるでゲームを取り上げるお母さんのやり口だな・・・

2017-08-31

https://anond.hatelabo.jp/20170831190316

宗教の多くは合理主義に対するアンチテーゼとして人々に受け入れられてるのに、それを合理主義で裁いてどうすんの。

宗教にハマった人に対して、その宗教の外の論理で説き伏せようとしても無駄

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