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2022-05-31

青二塾出てる(自称)人がふざけた同人ボイスコみたいなわざとらしい芝居してるの見かけると絶対殺すマンになってしまう…

うっそだろあのクッソ厳しいと噂の青二塾がそんなん許すのかよ…(厄介オタク

2019-08-01

なんとか袋っぽい回答例

anond:20190731082938

 増田さんがおたずねになりたいことは、

>でもなんで声優なの…?

 でしょうか。それとも、

>だからあんまり割れを傷付けたくないよ。

 ので、どういう進路を勧めたらいいのかということでしょうか。




 文章を読んだだけでは判断出来なかったので、とりあえず後者に重きがあると考えて回答させていただきます

 結論から言えば、頭ごなしに声優を目指すのを辞めろという必要は無いでしょう。

 増田さんが考えられたように、養成所を勧めるのが無難ではないでしょうか。以下、詳説していきます


 まず、増田さんの片割れさんが声優に向いてないのは間違いありません。

>正直片割れの声に魅力があるとは思えないんだよね。容姿も私と同じく見れたもんじゃない。

 これはプラス要素ではありませんが、そこまで致命的なマイナス要素とも言えません。

 声はトレーニングしたあとでどうなっているかがすべてであり、現時点の声質は例えば「ヘリウム吸っても声が変わらない」金田朋子さんとかそのレベルの特異な立ち位置を取れるぐらいでない限り、さほどの決定的な要素にはなりません。

 容姿増田さんの主観以外に情報がありませんし、メイク技術を磨いたり、コーディネイトを学ぶ等で自ずと変わる物です。

>ましてや学習障害漢字もスラスラ読めないしさ。何に使ってるのかわからないけど金遣いも荒くて、心配した父親100万もらってるし。

 これはどちらも大きなマイナスです。声優基本的には台本に沿って演技する仕事であり、これをスムーズに読めないというのは大きなハンデとなります。確かに世の中には漢字が苦手なのが知られている声優さんもいますが、それは例えば「子役出身キャリアをみっちり積んできて『漢字が苦手でも使ってやろう』と考える人がいる」浪川大輔さんみたいな人だから許される話であって、今から勉強する新人にとっては、かなりの不利となります

 金銭感覚の粗さもマイナスです。近年のアプリ配信市場の活況に伴って若手声優収入事情は大幅に改善されましたが、それでも、余程の幸運に恵まれない限り、新人声優生活が苦しいのは変わりません。今も昔も新人声優引退理由の大半は「役がないので収入が苦しく将来の展望が持てない」ですので、なる前から引退可能性を上げているようなものです。

>話し合ってるうちに、譲歩して養成所を勧めたらそもそも養成所の存在を知らなかった。いや調べろよ。知っとけよ。悲しいよ。

 これも極めて大きなマイナスです。声優というのは自営業であり、個人事業主であって、事務所社員ではありません。ですので、必要情報自分で調べて自分解決できるのが基本です。片割れさんのような情報感度の低い方が目指すのは、相当に厳しいと言わざるを得ません。

 そして、それらすべてをひっくるめたよりも大きいマイナスが、

>昨日22歳の

 です。

 身も蓋もない話で恐縮ですが、声優を目指す上で一番重要なのは年齢です。私が業界研究を始めた20年以上前の時点でも年齢の重要性は指摘されていましたが、現今の情勢では間違いなく最重要しか言えません。

 分かりにくい形容かも知れませんが、高校在学中、もしくは高校卒業直ちに声優を目指す場合、RかSR程度の才能でも十分ですが、22歳から目指すとなると最低でもSSR、できればそれ以上の才能が必要です。

 これは、声優の訓練の難しさと、声優になるための競争という二つの面で年齢が大きなハンデになるためです。順に説明します。

 まず、声優というのは役者一種であり、役者とは技術であると同時に肉体労働でもあります。従って修行というのは体力勝負の面もあり、どうしても若くて回復力のある人間の方が有利です。

 また、プロ見解総合すると、一応の才能の持ち主であっても、声優必要技術を身につけるには、3年から5年の訓練が必要というのが相場です。

 実際には専門学校は2年制ですし、養成所も1年から2年のカリキュラムを主力としているところがほとんどで、年数が足りません。

 現在の情勢で新人声優になる、つまり養成所を卒業して声優事務所ジュニア契約を結ぶというのは、

「現時点での技術はまだ心許ないが、今までの本人の態度と成長速度を考えれば、今後とも研鑽を怠らなければ、将来的にはプロ声優として独り立ちできる。かもしれない。」

 という程度の、言うなれば仮免許のようなものです。

 ここで問題になるのが「競争」です。どの事務所も、同程度の才能・能力であれば、若い方を優先して契約します。

 当然ですね。仮にブレイクした場合若い方がより長い期間活躍できますし、そうなるまでに技術を身につけるために勉強する時間的余裕も持てます

 事務所側にしても、「あまり年齢のいった人とお情けで契約するよりはすっぱりと諦めて貰う方が本人の今後の人生のためになる」というようなことを言っていたりもします。

 さて、普通声優志望者が高校卒業後に専門学校に行き、卒業後にさら養成所に入って2年間勉強すると、なんと22歳になっています

 片割れさんが声優を目指すというのはつまり、4歳、無為に歳を取った状態から、今まで4年間みっちり勉強した人たちを押しのけるだけのパフォーマンスを出さなくてはならない、ということになります普通に考えれば無理でしょう。

「だから声優なんか目指さない方がいい」というのが普通結論になります


 ですが、現在の情勢で、声優を目指す人だけが養成所や専門学校に在籍しているわけではありません。

 声優専門学校中退率はだいたいどこでも5割を超えるというのが定説です。

 また、少し調べれば分かるとおり、声優専門学校というのは、2年という時間と数百万円の学費生活費をドブに捨てるのと大差ありません。違いは、ドブに捨てたお金はドブさらいをすれば多少は回収できる可能性があるのに対して専門学校に投じたお金絶対に帰ってこないことぐらいです。

 現状、専門学校卒業して事務所といきなり契約できる人は率で言えば1%未満の極めて才能に恵まれた人だけであり、それ以外のほとんどの人は養成所に行って勉強し直して、初めて声優になれています

 そしてそれらの人が(母校に気兼ねしなくていい場面で)言うことは、

養成所に入って分かったが専門学校とはぬるま湯につかってるみたいなもので本気の修行なんて行われていない」だけだと言ってよいほどです。

 さて、代アニのような駄目な学校運営する週1コースでは、詳細な説明を見ると、学内オーディションすらなく、単なる趣味の延長線上であることがそれとなく(あるいは、大っぴらに)書かれていたりします。

 そういう目で見ると、例えば業界大手である日ナレ場合でも、主力である週1コース学費入学10万円年間受講料20万円で、まあ「安い」と手放しで言えるほどの額ではありませんが、大人趣味として考えると、そこまで高い物でもありません。

 増田さんが片割れさんの要望を頭ごなしに否定しないというのは相手を気遣われてのことだと思いますし、それはとても大事な事だと思います

 それでも、専門学校に行くことで生じる金銭的・時間的ロスは極めて大きな物ですから、最低限、それだけでも止めるべきでしょう。仕事に行きながら、でも通えるどこかの週1コースに行き、本人が納得したら辞める、というので十分ではないでしょうか。



 なお、何かの間違いで、片割れさんが本気で声優を目指していて、僅かな可能性でも本気で挑戦したい、そして増田さんがそれを応援したい場合についても書いておきます

 この場合選択肢養成所、それも東京青二塾もしくはプロ・フィット声優養成所(本科)のような難関養成しかありません。

 これらはいずれも実績のある養成所で、現在日本声優を目指すなら一番分のいい場所と言えます。また、1年制であり、良くも悪くも1年で結果が出ます

 もっと言うと、入学倍率が厳しく、0年で結果が出る方が多いですが。

 厳しい、と言っても青二塾が7から15倍程度、プロフィット本科が15から20倍程度とされるので、まあ、簡単ではないですが、大規模公募オーディションとかと比べれば一桁少ない数字です。これを通れないようであれば、そもそも声優を目指すなど無理ということであり、すっぱり諦める方が後人生のためになるでしょう。

2017-12-21

anond:20171221143339

面白い勝手トラバする。

新人声優って、一昔前は、青二塾みたいな老舗で入学する選抜が厳しくて、その中で抜きん出た人が選抜されて所属になって活躍するみたいな幻想があったけど、今、全然青二新人パッとしないし、名の通った人も他所からの転籍組だったり、どうしちゃったの?って感じはある。関わっている人間選抜システムが古いのかなぁ?

反対に今出て来る人は、きっかけも経験も何でもいい感じ。別ジャンルから来た人でも凄い人は凄い。

特に若い女性声優は、歌が下手な人って本当に少なくなった。三石琴乃くらいホームラン級のヘタな人って殆どいない感じ。あと器用だよね。何でもさせられるから何でも出来る感じがする。普通に出来る子が入ってくる感じが。

ただ、基本的に背が低い子が多いなぁ…とは思う。そこが普通モデル女優を目指さな理由かな?とも。

2014-11-02

http://anond.hatelabo.jp/20141101231917

うーん、大体あってるけど、原因というか構造が分かってない気がする。

軽く業界全体をまとめておく。

現状、声優界は完全な供給過剰。声優という肩書き持ってる人は1500人とも3000人とも言われるが、専業で食ってる人はせいぜい1割というのが定説

一方、毎年専門学校養成所に入ってくる声優志願者は毎年6000名を超える。学校養成所は増える一方。それ自体が一大産業になっているので止められない。

入れるだけ入れて絶対に声優になれないダメ学校ごろごろしてるが、一応事務所と繋がってる養成所はそういう訳にもいかないので、何人かは新人契約する。そうでないと養成所に入ってくる人がいなくなって、立ちゆかなくなる。これを「養成ビジネス」とか言って批判する人も多いが、あえて言っても必要悪に過ぎない。

とにかく競争は厳しいけれども、一応は事務所との契約まで行ける人も、年間100人以上はいる。

ところが声の衰えは容姿の衰えよりもよっぽど遅い。吹き替え声優第一号の滝口順平さんが亡くなったのはわずか3年前で実働55年間。今年亡くなった永井一郎さんも実働50年(俳優として働いてた期間入れるともっと長い)。

このあたりの大御所は別格と考えても、生涯現役のまま亡くなった人は他にもいくらでもいる。さっきの人数と稼働期間を考えると、辻褄が合わない。

結局、役者として一応の能力を身につけるには、才能ある優秀な人間でも3年から5年の訓練が最低でも必要、というのがプロ評価専門学校は2年だし、大抵の養成所も基礎と応用の2年制。青二塾に至っては1年間。必要な訓練期間に足りてない。

現状、事務所新人声優契約するというのは

「まだ一人前のプロ役者としてやっていくだけの演技力は身についていないが、本人の能力姿勢を考えれば、この後現場経験を積んで研鑽を怠らなければなんとかなる、と現時点では判定しました」

というだけの話。ギャラが安いジュニアランク時代、30分アニメ一本1万5千円の時期が2~3年あるので、言うなればその期間が見習い期間。

さて、ジュニアランク声優とはギャラが安い以外にどういう特徴があるか? そう、「若い」ということ。

若くて演技力はいまいちだけど安い役者をどう使うのがいいか、といえば、顔出し前提の深夜アニメが一番使いやすい、ということになる。安いし他の仕事も大してないから、いろんなイベントに引っ張り出したりウェブラジオで無茶ぶり企画やらせたり、そういうアイドル売りがやりやすい。

こうやって「大きなお友達のファン」を獲得するか、演技力が伸びたり当たり役を掴んだりして業界内で一定の評価を得るか、うっかり歌唱力評価されてCDリリースできるようになるか、そういう「何か」が獲得できれば事務所の方でも「じゃあジュニアランク終わっても生き残れそうだな」と判断できる。

元増田が「確変」と呼んでる現象はその中の極端な成功例で、ギャラが安いうちにどんどん使っておこうと引っ張りだこになっている現象

逆にジュニアランク期間が終わっても(あるいは終わる前でも)見込みがないようならば事務所容赦なく新人との契約を切る。見込みがないなら早期にそう告げる方が、本人の第二の人生のためでもある。

結果、ジュニアランクが終わるまでに、新人声優の半分は消える。劇団だか三流事務所だか何だか分かんないところにしがみついて業界に残ろうとする人も多いが、アニメ声優としてはほぼこの時点でゲームオーバーである

他、ジュニアランク期間では引っ張りだこでも、ランクが付いた途端に仕事が激減して「あの人は今」状態になる人もそれなりに出る。

さて吹き替えの話。アニメ制作本数が多いので新人どんどん使えるが、吹き替えはそうじゃない。もともと予算の考え方も違うし、芝居の性質上、顔出しの仕事やってる俳優がこなす率も低くないし、長期の仕事も多い。そしてFIXと呼ばれる「この俳優にはこの声優さん」みたいな関係性もあったりして、アニメのような若手新人が主役に抜擢、なんて現象は起きにくい。

結果、声優界の中でも、吹き替え声優が一番なるのが難しい少人数な世界になっている。吹き替え向けのコースを持ってる養成所はあることはあるが、そこから物になる人は年に1人出るかどうか。

だいたい、どの事務所でも「元若手声優はいくらでもいて、そういう人は吹き替えに潜り込めないか虎視眈々と狙っている。ぽっと出の新人演技力で対抗できる相手ではない。

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返信の返信。

それなら最初の三行も要らない。一行で済む。

吹き替え声優は裏方だが、深夜アニメ声優は裏方ではない」

で終わり。

深夜アニメ予算が安い。ジュニアを使えば安くなる声優のギャラとか最優先のカット対象。そして円盤やその他の細かい収入に頼るしかないから声優ドル売りすることで作品露出を少しでも増やせるようにしつつ、細かい儲け口を少しでも増やして稼ぐ機会を増やそうとしてる。そういう努力の積み重ねで、現今の狂った制作本数が維持できている。

吹き替えはそういう世界ではない。

 
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