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2024-04-25

生きづらい哀れなオス

29歳男性のこじらせ日記。よかったら読んでって。


直近こじらせたきっかけは多分2つ。

1つめは大学来の親友結婚報告を受けたこと。

2つめは飲み会の場で男も女も下心丸出しで異性にべたついているのを見て、なんかいろいろ気持ち悪く見えてしまたこと。


それぞれのきっかけと自分精神状態思考方法思想、そういったものを絡めながら言語化していく。


大学来の親友結婚した。彼がもうすぐ結婚するであろうことは、なんとなく察していた。

洗面所にはずっと歯ブラシが2本あったから、半同棲をしていたんだと思う。

そいつ彼女いるかは聞いたことがなかった。そもそも自分は、友人に恋人がいるのか聞くことが割と苦手だ。

から聞かなかったけど、長いこと付き合っている風だし、もうすぐ結婚すると思っていた。


先週あたりにその連絡がきた。普通にしかったし、本当にめでたいことだと思った。

ただ、恋人がいない自分のことをやはりネガティブに捉えてしまう。「結婚」というワードは、いまだに自分に対して大けがを負わすらしい。


匿名で書き込んでいるか説明しておくと、私は一昨年末離婚している。当時27歳だった。

1年保たずに空中分解した自身の情けなさに対して、当時は大いに病んだ。

そこから恋人はいない。結婚願望が自分の中にあるのかは正直分からない。


ただ自分あさましいというか、自分が叶えられなかった幸せ他者が、それも境遇が近いような人が掴もうとするその姿を、100%の祝福で見ることができない。

どうしても羨望とか嫉妬とか、そういう感情コンタミする。それに端を発し、また自己否定フェーズに入る。


我々はそれなりにいい大学卒業した。もっと自分留年して学部卒、友人は修士卒なんだけど。

学歴至上主義否定できない現代日本で、母校の新卒カード結構な効力を持っていることを、今なら知っている。

ただ当時はすべてがアホらしかった。ガクチカとか資格とかTOEICとか。自分は専門を活かしつつ、会社雰囲気が良い小企業入社した。

社内環境には本当に不満はない。同世代の全国平均以上の給料ももらえているし、友人と飲みに行ったり遊びに行ったりするくらいの余裕はある。恵まれている自覚はある。

ただやはり、新卒カードを上手に切った同級生たちは、名だたる大企業就職して、それなりに稼いでいる。

経済的に羨ましいとは思うが、努力した彼らとそうでない自分の差を無視し、一方的に羨望することはお門違いだと承知している。だから他人を呪ったりはしていない。

ただ、自分生き方の下手さにほとほと愛想が尽きて泣きたくなる。

社会人になってからは、老後とかも見越した資産運用を始めたりしたが、学生の頃は本当に刹那的に生きていたと思う。その結果を今になってまざまざと見せつけられているに過ぎない。生きるのが下手くそすぎる。


からそうだ。

第一子として生まれて、親との喧嘩も何度もしてきた。言葉を文面通りしか捉えられないような節があることも自覚している。愛想のよい会話も苦手で、可愛げがないと何度言われたことか。

弟はそのあたり非常にうまくやっている。ユーモア大人を笑わせ、親が望むような労いの言葉を見逃さずにかける。そういうのを見るたび、やるせなさが募る。


幸い、頭だけは良かった。特に物事法則性を見出す能力に優れていると思う。まあ、自分より優れた人間なんて掃いて捨てるほどいるんだけどさ。

から勉強には困らなかった。自分の身の丈に合った環境に身を置くことが幸福につながると信じていたから、特に苦労しないで入れる高校大学に進学した。

そこで出会う友人たちは、どことな自分と同じところがあった。頭のデキとか、公立故の家庭環境とか。そんなに大差ない半生を送ってきたんだろうなって。


ただ、社会進出孤独だ。それまでの半生の判決が下されるような感覚

特に何もなさなかった自分と彼らの差は、いったいどこで決定的になったのだろう。

俺は知らなかったんだ。そんな判決が下る日が来るってことを。

頭がいい友人はみんな気が付いていた、早い奴は高校生のころから気付いていたと思う。そのあたりは、本当に馬鹿だなって今でも思う。


自分にもポテンシャルはあったはずなんだけど、どこで失ってしまったのか、または持っていると錯覚していただけなのか…。そんなことを考えて少し病んだ。

まあ、優秀な同級生自分の対比はよくやってる内省テーマから、大きくこじらせることはないはずなんだけど。





続けて、先日の飲み会の話。

その飲み会には酒癖が悪い女の子が来ることになっていた。みんなそのことを知っている。

酔っぱらうと、男との物理的な距離ゼロになる。

自分飲み会の前までは、隣にその子が来てベタベタされたらラッキーくらいには正直思っていた。

ただ席が割と離れたので、なんとなくその子の周りを見ていた。


案の定、男が寄って行った。男がトイレ等で席を立つたび、他の男が代わる代わるやって来た。

それが素直にきしょいと思った。彼らと同じことを考えていた自分もきしょいと思った。

どいつもこいつも、「自分は介抱しているだけで、下心なんてありませんよ」みたいな顔して近づいていく。なんかそれが無理だった。

もうおっぱい揉んだりキスしたりしろよ。その方が素直だよ。もっときしょいけど。

自分よりイケてない(と自分勝手に思ってる)やつが、その子イチャイチャしてるのを見て、なんか正解が分からなくなった。恋愛とか人生とか、そういうのの正解。


の子彼氏いるんだけど、なぜこんな行動がとれるのか。

たまたま先日開いたまとめサイトで、「外国人日本人の女をスケベだと認識している」というレスを読んだ。

この女もスケベか。じゃあこのスケベ女にも相手にされない俺はもう終わってますね??(謎理論

自分は、女は淑やかであるべき、みたいな思想を持っている。割と封建的昭和チックな価値観を持っていると自覚している。

からこそだらしない女を見てるとウザイなと思う反面、「ヤレそう(ヤレない)」とも思うし、その自己矛盾気持ち悪いし、そこに群がる男もきもい


うーーーーーん、わからん。べつにその特定個人から好意を持たれたいわけじゃない。


他にも夫子持ちの既婚女性が叫んでたり、恋人がいる男女がなんか楽し気に盛り上がっている様を見ながら、理性とか本能ってなんだろう…と一人沈んでいた。

なんか矢印がいっぱい見えちゃって非常に疲れた。という話。








最近は金の事ばかり考えている。なぜか。

やはりモテる男は顔がいいか金を持っていると思うので。

ならば自分モテたいのか?自分の性欲を直視するのが気持ち悪くて、そのあたりは考えないようにしている。でもこれを直視しないといけない。


モテたい。もっというとセフレが欲しい。

離婚してから性風俗以外で性行為をしていないが、セックス普通に好きなので。

自分セックスに対するコンプレックスもあるが、最終的にヤリたいに帰着する気がする。


恋人とか新婚夫婦って、ほぼ確実にセックスしてるじゃないですか。

死ぬほど羨ましい。そういう愛の確認がしたい。愛がなくてもいいけど。

同棲してます」は、「昨日もセックスしました、今夜もします」にしか聞こえないし、

結婚します」は、「今までいっぱいセックスしました」にしか聞こえないし、

子供が生まれました」は「NNしました」にしか聞こえない。


おかしくなるって。いやもうなってる。なってるからこう聞こえてるんだって

どこでこんなにこじらせた??????

男子中学生レベル100か???

男子中学生男子高校生も、ここまで人生観やライフステージ愛について解像度は高くないと思う。

からこの拗らせ方は、セックスコンプレックスを持った哀れなオス特有のものでは。


風俗行けや」と思われるかもしれないが、安い店はそれなりの嬢しかいないし、それなりに高い店は経済的に厳しい。

からこそ、セフレを作って性的にも経済的にも得をしたいと考えてるんだけど、これは異常者の発想なのだろうか。


言語化しなくても気が付いている自分本心直視するのが本当につらいんだ。なんやこのバケモン。

から漠然と「モテたい」と、万人にも分かる言葉で言い直す。


色々努力したつもりなんだ。

元嫁にはそういった「努力」が足りなかったから見放された節があることも分かっている。

そのへんの1000円カットからカットパーマで15000円する美容院鞍替えした。

眉毛の処理は欠かさずするようになった。

爪磨きを買って爪を磨くようになった。

風呂上りには化粧水とか美容液を付けるようになった。


こういうのを当たり前にできる人もいるんだろうけど、自分はできていなかった。だから努力の一歩目を踏み出した。

ただまあモテない。顔が悪いか会話が壊滅的に下手か金がないか。まあ全部か。

結局、自分でもコンプレックスがある金にとりあえず行き着く。


マッチングアプリモテてる男を見てみると、盛ってるのかどうか知らんが、同年齢の連中は軒並み年収1000万を超えている。勝てないって。

女さんサイドもなんでそんな男がアプリやってるのか考えろよ。よほどの異常者かヤリモクの二択だぞ。

ヤリたいなら知らん。マザーファ●カー。


…で、ごく平均的で顔にも金にも取り柄のない自分は、埋もれていくしかない。

自分が好きになるような同年代女性の大半には彼氏がいる。

正直この歳で彼氏がいない女は、別れた直後かよっぽどヤバいしかいない思っている。

からこそ、自分はよっぽどヤバい奴だという論が成立して萎える。

そしてそのヤバさを自覚できていないから、方向性修正仕様がない。

もしくは高望みしすぎか。





学もある。職もある。顔も終わってない(はず)。

ただこの普通過ぎる男でも、「つまらない」という理由で、加熱した恋愛市場では全く相手にされない。狂ってないか???

というか、自分モテなさを棄却しようと色々論じてるのが情けなさすぎる。

なんのために「努力」してきたのかもも分からん。ぶつかりおじさんになった方が幸せである


弱者男性言動思想を追っているうちに、えっげつないエコーチェンバー引き起こして、思想汚染されている自覚もあるが、生きづら過ぎる。

自分の性欲が本当にノイズしょうがない。ヤリたいのにヤレない哀れなオスでいることが精神的にきつすぎる。

去勢したら楽になれるのか。ただ、生命活動の一端をそこで止めてしまうことのリスクがあまりにも大きいことも確かだろう。

なんかもう詰んでね?


追記

書き方が悪かったせいで、自分と学友のBLを想起する人が少なからずいたため、該当箇所を修正しました。

ブクマコメント言及の中で、特に結婚離婚の話が薄いみたいに言われていたが、確かに離婚の話は自分コンプレックスであって、それはそれで大いに病んでメンクリにも通った。

ただその話は今回の題意にはそぐわないと思っているし、破局原因をすべて言語化することを拒んでいる自分がいることも自覚している。

から離婚の細かい話について、ここで掘り下げて共有するつもりはない。

勝手な推測でグチグチ言われるのは心地いいものではないが、それも匿名性のある意味よさだと思うので、やめてくれとも言わないけど。

それから、一部「本心全然書かれていない」的な意見散見された。

これが本当に分からない。自分でぐちゃぐちゃ書かれていることをなるべくゲロ吐いたつもりだったんだけど、本心ってなんだ。

自分軸で生きてるか他人軸で生きてるか的な論?かと考えたけど、そういう話?

まあ壊滅的に他人軸で生きている自覚はあるよ。

そもそも人間は少なから他人から評価を優先して生きてるっぽいですよ(ソースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000030921.html


いくつもあった励ましとか、匿名性ゆえの叫び評価してくれた人には改めて感謝を。

みんなの言語能力が高くてちょっとビビる読書量の差を感じた。

書くことでストレス発散できることを知ってるからぶつけてみた。だから今日は割と元気。

今日も無害な市民を演じて生きています

2024-04-19

anond:20240419122951

永田町政治家秘書やってたけど、地方共産党議員は「共産党大義名分」が機能してて、活発な議論内省があって正論を元に、徹底的な弱者への寄り添いがあるから地方議員の人たちはめちゃくちゃいい人たちだし、体制的にも健全なんだよね。

国会議員や党中枢に近づくと、活発な議論内省が失われているのか正論じゃなくてポジショントークが増えて、中国なんかに対する必要以上の配慮とか、政権批判するためのダブスタが出てくるから、どう考えても支持出来なくなる。

2024-04-08

anond:20240408180934

デフレ貨幣現象という相関関係因果関係の取り違い、合理的経済人というファンタジー設定、人々の予想が思い通りになることを期待するという希望に基づく夢でしたね。

(まあ一応多少は効果あったっぽいが経済回復傾向自体リフレ政策以前から見て取れたので正直分からん

金融緩和しても民間銀行日銀当座預金現金が豚積みされるだけ、っていう金融界隈から出てた批判はわりと正しかったのだと今なら分かるわ。

内省貨幣供給論なんか当時は知らんかったし、万年筆マネーも知らんくて信用創造の仕組みを完全に誤認してたし、今なら国債発行したらMS自然と増えることを理解出来るが。

2024-03-29

スキップローファーをまとめ読みした感想 ネタバレ注意

持ってる人間と持ってない人間の関わりあいを狙って描いていそうなところに注目したい。

人間だれしも自分特権を持っていることには無自覚で、社会を生きる上で、持ってない側からそれを直接的に指摘されることはないから、

自分自分環境立ち位置理解できる程度の観察力や内省力がないと、「ああ自分は(相対的に)恵まれている」という考えには至らないし、そこに至るまでにある程度年を重ねるものだと思う。

高校生のみつみちゃんは「まだ」自分ちゃんと愛されて育ったことと、志摩くんが愛されずに育ったこと「まで」は気付いていない。

作品内で扱われている「人間関係ポジショニングゾーニング」についても、自覚的な側と、無自覚的な側、愛されている側と、愛されてもいない側、かなり繊細な部分まで、スキップローファーキャラクター演出をしている。

氏家くんの脆さと強さ、八坂さんの愛着への強かさと諦め、志摩くんの自己のなさ、みつみちゃんの自信ぶり。

作中では、稠密人物内面描写キャラクターを掘り下げる描写こそないけれど、彼らの言動を恐ろしくリアリスティックに感じるのは、人間相互作用することで起きる「トラブル」を上手に躱していることにあるかと思う。

グループで過ごす時間不協和音スレスレスクールライフコメディ”を謳っているだけあって、やっぱり、かなりとげとげしい描写もある作品なのに、大部分が牧歌的空気を持っているのは作者の技量だと思う。

スキップローファーが学園青春群像劇としての価値をもっているのは、それぞれの人物属性振りやキャラクター性に無理がないからだと感じる。

田舎と都会、陰キャ陽キャ、一軍と日陰者、現実では水と油のように混ざらない関係だと決めつけているのは「ああ、自分自身じゃないか」といえるくらい、みつみちゃん水と油をなじませる乳化剤としての機能をもっているし、こうあってもいいなと感じるまっすぐさは物語の中だけでなくてもいいじゃないかと思える。

そのみつみちゃんに、わざとらしくなく「あなたはでも、愛された経験をもっていますね」っていえる八坂さん、今後、彼女物語を大きく動かす役割もつ可能性は高いか

このストーリーは愛されて育ったみつみちゃんと、愛されずに人の顔色をうかがって生きてきた志摩くんをどう解決するかになっていくかというとこに落ち着くのか、正しさに生きるみつみちゃんを掘り下げるのか気になる。

恋愛漫画というフォーマットだと、主人公+未来パートナーのために舞台装置出来事が用意されていて、寄り道は誌面のためのフック、引きでの巧さとしてみてしまうけれど、

ここまで群像劇の色味が強いと、寄り道の寄せ集めこそが本題という印象になってきて、今後のストーリーがどうなっていくのか楽しみ。

本当はもっと掘り下げたり、メタ視点から感想を書きたい気もするけれど、ちょっと一気読みをするとキャラクター名前を憶えられないので、あの子があの子に対していった「少しのホントウ」をたくさんあつめたような作品でそういうがっつりした考察はしたくないな。

需要があるから、「らしく振舞う」とか、自我が強いから周りに合わせないとか、社会に対して協調性ありすぎることも、協調性がなさすぎることも、結構うんざりすることだと感じるけれど。

自分には価値自己肯定感がないから……自分肯定してくれる、承認してくれるあの子が好きなんだ」という解決にも、素直に納得できず「結局最低限、自己愛や社会的な地盤という下地必要だよね」という皮肉を放つ八坂さんに共感してしまう。

スキップローファーではそもそも都内進学校に通える学力があって、経済的問題に直面している子が出てきていないことも、この愛着(attachment)への問題を抱える青年という描写の分は物足りなく感じる面があるなと感じてしまう。

志摩くんがそういう意味で、単に幼稚・稚拙、初々しいという印象になってしまうのも、自分の中では頷ける。でも、やさぐれた感じとか、荒んだ感じを出したいキャラクターとしては彼は恵まれすぎている。

スキップローファーに感じる物足りなさは結局、それなりの予後可能性をもっているんだから。そんなに悩んでも君たちが最底辺世界とは無縁だよね。という強がりの業か。

アフタヌーン掲載漫画結構心理描写にも力をいれているように感じて、かなり好きなんだけれど。美大生とか高校生とかだと結局、上澄みの世界側だよね……って言いたくなってしまうらしい。

漫画を読んだ後、こうやって乱文でも書かないとやっていられない27歳誕生日

スキップローファーをまとめ読みした感想 ネタバレ注意

持ってる人間と持ってない人間の関わりあいを狙って描いていそうなところに注目したい。

人間だれしも自分特権を持っていることには無自覚で、社会を生きる上で、持ってない側からそれを直接的に指摘されることはないから、

自分自分環境立ち位置理解できる程度の観察力や内省力がないと、「ああ自分は(相対的に)恵まれている」という考えには至らないし、そこに至るまでにある程度年を重ねるものだと思う。

高校生のみつみちゃんは「まだ」自分ちゃんと愛されて育ったことと、志摩くんが愛されずに育ったこと「まで」は気付いていない。

作品内で扱われている「人間関係ポジショニングゾーニング」についても、自覚的な側と、無自覚的な側、愛されている側と、愛されてもいない側、かなり繊細な部分まで、スキップローファーキャラクター演出をしている。

氏家くんの脆さと強さ、八坂さんの愛着への強かさと諦め、志摩くんの自己のなさ、みつみちゃんの自信ぶり。

作中では、稠密人物内面描写キャラクターを掘り下げる描写こそないけれど、彼らの言動を恐ろしくリアリスティックに感じるのは、人間相互作用することで起きる「トラブル」を上手に躱していることにあるかと思う。

グループで過ごす時間不協和音スレスレスクールライフコメディ”を謳っているだけあって、やっぱり、かなりとげとげしい描写もある作品なのに、大部分が牧歌的空気を持っているのは作者の技量だと思う。

スキップローファーが学園青春群像劇としての価値をもっているのは、それぞれの人物属性振りやキャラクター性に無理がないからだと感じる。

田舎と都会、陰キャ陽キャ、一軍と日陰者、現実では水と油のように混ざらない関係だと決めつけているのは「ああ、自分自身じゃないか」といえるくらい、みつみちゃん水と油をなじませる乳化剤としての機能をもっているし、こうあってもいいなと感じるまっすぐさは物語の中だけでなくてもいいじゃないかと思える。

そのみつみちゃんに、わざとらしくなく「あなたはでも、愛された経験をもっていますね」っていえる八坂さん、今後、彼女物語を大きく動かす役割もつ可能性は高いか

このストーリーは愛されて育ったみつみちゃんと、愛されずに人の顔色をうかがって生きてきた志摩くんをどう解決するかになっていくかというとこに落ち着くのか、正しさに生きるみつみちゃんを掘り下げるのか気になる。

恋愛漫画というフォーマットだと、主人公+未来パートナーのために舞台装置出来事が用意されていて、寄り道は誌面のためのフック、引きでの巧さとしてみてしまうけれど、

ここまで群像劇の色味が強いと、寄り道の寄せ集めこそが本題という印象になってきて、今後のストーリーがどうなっていくのか楽しみ。

本当はもっと掘り下げたり、メタ視点から感想を書きたい気もするけれど、ちょっと一気読みをするとキャラクター名前を憶えられないので、あの子があの子に対していった「少しのホントウ」をたくさんあつめたような作品でそういうがっつりした考察はしたくないな。

需要があるから、「らしく振舞う」とか、自我が強いから周りに合わせないとか、社会に対して協調性ありすぎることも、協調性がなさすぎることも、結構うんざりすることだと感じるけれど。

自分には価値自己肯定感がないから……自分肯定してくれる、承認してくれるあの子が好きなんだ」という解決にも、素直に納得できず「結局最低限、自己愛や社会的な地盤という下地必要だよね」という皮肉を放つ八坂さんに共感してしまう。

スキップローファーではそもそも都内進学校に通える学力があって、経済的問題に直面している子が出てきていないことも、この愛着(attachment)への問題を抱える青年という描写の分は物足りなく感じる面があるなと感じてしまう。

志摩くんがそういう意味で、単に幼稚・稚拙、初々しいという印象になってしまうのも、自分の中では頷ける。でも、やさぐれた感じとか、荒んだ感じを出したいキャラクターとしては彼は恵まれすぎている。

スキップローファーに感じる物足りなさは結局、それなりの予後可能性をもっているんだから。そんなに悩んでも君たちが最底辺世界とは無縁だよね。という強がりの業か。

アフタヌーン掲載漫画結構心理描写にも力をいれているように感じて、かなり好きなんだけれど。美大生とか高校生とかだと結局、上澄みの世界側だよね……って言いたくなってしまうらしい。

漫画を読んだ後、こうやって乱文でも書かないとやっていられない27歳誕生日

anond:20240329211414

弱者男性が本当に内省し、それを自分生活に反映させているなら、弱者男性のままであるはずがないんだよなぁ。またつまら増田論破してしまった。敗北を知りたい。

2024-03-13

anond:20240313164821

その研究は知らんけど、MMT的にはクラウディングアウトは起こらない、が共通見解じゃない?

MMTを囓った個人としての見解

クラウディングアウトの発生原因は政府国債を大量に発行することによって民間金融機関プールしてる資金が不足することによって貸出金利が上昇して民間投資抑制される、という理屈だが、

そもそも民間銀行プールしている現金を貸し出してるわけではなく預金通貨信用創造して貸し出してるので貸出自体には資金必要がないため資金が逼迫して金利が上昇するわけがない。

民間銀行国債を購入した場合予算が消化されると最終的には民間銀行の講座に購入分の金額が返ってくる上に中央銀行民間銀行資金供給可能なので資金の不足は人為的に解消可能

なのでクラウディングアウトは発生しない。

これらの説明に疑問があるなら、キーストロークマネー、万年筆マネー内省貨幣供給論あたりで自分で調べてくれ。

2024-03-04

呪いだったらいいのにな

父がねえ。指にあかぎれができて痛いんですって。

指の関節、皺のところがぱっくり割れてね、使わなきゃいいって部位でもないしちょっと繋がったと思ったら些細な動作で端がミシッと割れて新しく血が出てね、まあそれがじくじくじくじくと痛いんですよね。

もう何年も男一人の生活で、今になって急に水仕事が増えるなんてことはないでしょ。それに元々が頑丈な人だし、そういうこまごました身体症状とは無縁の人なんですけれどね。

ああでもどうなのかな。男一人と言いつつ世話を焼きに来る女でもいたんですかねえ。最近すっかり小汚くなって、実の娘よりも洗面台を長く占領してセットしてた髪だってすっかりボサボサでとっ散らかしたまま外に出るようになって、もしかしたらいよいよ女に見向きもされなくなったのがあかぎれの遠因だったりするんですかね。

なんでこんなこと書いてるかってね。これがね、呪いなんじゃねえかなあ。ってちょっと思ってね、どうにも嬉しくなっちゃったんですよね。

あかぎれの何が痛いってことを最初に細々書いたでしょ。あれね。私も同じようになったからああやって書いたわけですね。

子供の頃、十歳くらいの時にね、もう指の関節という関節がそんなんなるかってくらい全部ぱっくりと割れて、漫画みたいに絆創膏まみれだったことが何年かあってね。

それをね。誰が憐れんでくれるわけでもないから年相応に泣くわけもなく、ああ痛えなあと無感動に絆創膏で締め上げてたんですよね。周りは工作ちょっと指切ったってだけで涙ぐむ子がいたのにね。

指を折り曲げるだけで痛くて痛くてじくじく血が滲むから、それが嫌でもうほとんど曲がらないようにぎちぎちと絆創膏を巻いてね、それを見て「どうしたの?」なんて言うのと同じ口でやれ床の拭き掃除ができてないやれ皿洗いができてないやれ洗濯物を毎日やれだの言う人がいたんですよね。びっくりしますね。床の拭き掃除なんてね、クイックルワイパーでも使えばいいのに、というかクイックルワイパーを使ってたんですけど、そしたらそんなもんで埃は落ちねえから雑巾絞ってやれなんて言うんですよね。もうね、わかるでしょ。関節という関節が割れた手で雑巾なんて絞ったらさ、どうなると思います

それをね、泣くでもなくただちょっとだけ顔をしかめてやってたんですよね。今だったら人が掃除してる時間にまだ寝てる父を血まみれの手でぶん殴ってると思うんですけど、まあその頃は父がいなきゃただでさえ一日三食じゃない飯が一日ゼロ食になりかねませんでしたからね。

でね。その父が最近あかぎれができて痛いって、私に言うんですよね。もう十数年も前、私の指がズタズタだったことなんて覚えていないんでしょうねえ。

それでね。しばらく父があかぎれが痛い痛い言うのを思い出しては悶々と苛々として、私も痛かったと当てつけに言ってやろうなんて脳内でぐるぐる考えたりしてそんなこと言ったってあのクソカスは一ミリ内省なんかしないんだから言うだけこっちが不快になるだけだととにかく悶々としてたんですけどね。ふとね。呪いだったらいいのにな。って思ったんですよね。

いや、積年の恨み辛みに比べたら随分ささやかですよねえ。でも、まあ、そういうものかなあって。

これからも少しずつ少しずつ、人から怒鳴られて言い返すすべも立場もなく殴り返す腕も衰え、あまり人生のままならなさに食事が喉を通らなくなる日が少しでも増えればいいなと思いますね。

介護になってからも、介護者が急にぱったり何日間か連絡がつかなくなったりね。かと思えばヘラヘラ笑いながら顔を見に来たりすればいいんじゃないですかねえ。まあその場合介護者は私なんですけれどね。ガキでも数日間ほっといて死なないんだからジジイなんかもっと死なないでしょうよ。ねえ。

人を呪わばと言いますけど、あんたが苦しんで苦しんで地獄行きになってくれれば私の晩年もまあ同じでもいいかなと思っちゃうんですよ。あんたはそんな苦しみの中でも一切の反省なんかせずに「どうしてそれなりに正しくそれなりに善人として生きてきた俺がこんな目に遭わなきゃいけないんだ」って思ってそうですけどね。いやあ不思議ですね。人に呪われるようなことなんか一切してこなかった人生のはずなのに、不思議ですねえ。

まあ。一番の呪いは人並みに幸せな家庭を築いたはずなのに今でもこんな恨み辛みを書き連ねて開陳せずにいられないことじゃないかなと思いますし、大目に見てくださいね

2024-02-19

異業種転職顛末

転職してもうすぐ2年になる。もう、限界かもしれない。

あぁ、なんでこうなってしまったのか。どうしても吐き出したくて、回顧録も兼ねてここに残す。

トントン拍子で採用が決まり、前職では得られないような年収提示された。それが全ての始まりだった。

同業他社選考書類で落ちており、今回の採用が外れ値であることは明らかだった。実際、エージェントから紹介された案件は隣接業界の同職種、もしくは総合コンサルばかりで、僕の転職先となった業界求人は紹介してもらえなかった。

気づくべきだった。

もっと業界を調べておくべきだった。

そうすればポストの危うさと、全くの異業種に総合職として採用されることのリスクについて認知できたと思う。面接での感触と、ポストキャリアがあまりにもマッチしていたことで自分を納得させてしまった。高年収に釣られ、異業種への転職正当化してしまった。

そもそも今回転職活動を始めた理由は何だったのか、内省したい。

挑戦とか、成長とかそんなカッコつけた理由を並べ立てたけど、詰まるところ前職での立場損切りしたのである

新卒から数年間、文字通り泣きながら、踠き、苦しみなんとか耐え、小さな地方都市で働いた。成績は泣かず飛ばずだった。

そのまま特に出世もせずに閑職に流れていくであろう自分にある時チャンスが舞い降りた。

とある部長が若手人材を探していたのだった。偶然研修で知り合ったその人に必死アピールし、関連資格を取得して、引き上げてもらった。あの時の出会いがなければすり減りながら地方転々としていたと思う。妻とも結婚できてなかったかもしれない。人との出会いに救われた。

異動後、死に物狂いで働いた。もう地方都市にはもう戻りたくなかった。ここでの実績を橋頭堡とし、東京でずっと働きたい。そう思った。

そして上手く行きすぎてしまった。

当時の上司組織内で圧倒的なポジションを築いており、人事にも発言力が及んだ。

少し卑屈な考え方かもしれないが、彼は自分判断が正しかったと示したかったのかもしれない。地方で燻っていた若者を見つけ、育て、輝かせることで自身の育成能力を誇示したかったのかもしれない。

今となっては彼の思惑を確認することはできないが、事実彼はがむしゃらに働く僕の功績を何倍にも膨らませて吹聴してくれた。

また、その職場には過去休職したり、既に出世コースを外れやる気がない社員が多く存在していた。仕事の規模が大きい割にルーティンワークが多く、多少働かない社員がいても仕事が回ってしまうため、人事から問題社員の受け入れ先として認知されていたためだ。

から、そういった環境追い風もあって少し頑張るだけで驚くほど高い評価を得られた。

8年間で4つもの部署兼務し、最高の人事評価ももらえた。

それでもずっとコンプレックスは消えなかった。

自分は元々の部署でうまく行かなくて逃げた。環境上司のおかげで評価されているにすぎない。ずっとそんなコンプレックスが消えなかった。与えられた環境評価を勝ち取りキャリアを築いていく同期の噂、コンサルや一流と言われる同僚との会話、自分を頼ってこない現場社員ちょっとしたことから劣等感を膨らまし、勝手に傷付いた。

人事評価の高さや与えられている役割は誰よりも高かったが、自分仕事ぶりをよく知っている人から同じ評価を得られていないことはわかっており、無力感に苛まれた。評価の高さと出来ない自分認識ギャップに苦しんだ。特にコンサルから無能な働き者だと判断されてたと思う。個別会議では自分が中心だったがここぞという重要会議には呼ばれなかったし当然根回しもなかった。彼らは合理的で、そして残酷だった。

しかし誰も僕を無能だと口にしなかった。それが一番辛かった。本当に。

その後、お世話になった上司が異動した。新しい上司は持ち上がりで、ずっと一緒に働いた中だった。だから上司が僕を持ち上げたかたことをよく理解していたし、僕の能力もよく知っていた。

上司が変わって、明らかに僕に振られる仕事が減った。相変わらず評価は高かったが、仕事をこなすことで劣等感を打ち消し虚勢を張りながら生きていた僕は、大いに不安増長させた。不安を消すために、新しい上司フィードバックを求めたが、彼は元上司と同じく褒めるだけで僕の出来ていないところを教えてくれることはなかった。

彼は、「君はそろそろ異動の時期が来ており、組織内で君の仕事量が多すぎるので、少しずつ周りに委譲していかないと抜けた時に困る」と言っていた。「お前が無能なくせに直近の評価が余りにも高く、扱い辛いからだ」とは言ってくれなかった。

コンプレックスを大いに爆発させた僕は、後輩や使えない先輩など立場の弱い者に当たった。そこまで優秀なわけでもないのに上司の威を借り、さぞかし不愉快だったろう。本当に申し訳なく思う。

そんな経緯から、社内で次のポジションを探し始めたがうまくいかなかった。兼務先として設定されていたポジションの一つは、元上司が次の異動先として顔合わせの意味でセットしてくれた先でもあったのだが、兼務先の上司から評価が余り高くなく、元上司が離任したタイミング仕事は無くなっており、異動の可能性はなかった。

このままだと本店適当ポストに異動となり、異動先で化けの皮が剥がれるであろうことは目に見えていた。

から転職した。

結果、本当に奇跡的にエリート中のエリートしかいないような会社入社し、前職も決して待遇が悪かったわけではないが年収は約2倍になった。

しかし、役員人事の余波を受けて入社時点で僕がやるはずだった仕事はなくなり、今、異業種、異職種での仕事に踠いている。能力評価が一致してしまい、結局前の職場で私が感じていた劣等感現実になっただけだった。

今の仕事会社自分に向いていないことはわかっているが、次も失敗するんじゃないかという不安と、今の会社社会的地位年収を手放したくないクソみたいなプライドで、僕は辞められそうにもない。

このまますり減って自分が壊れるまで今の場所から動けず、ただ死を待つしかないのだろう。

2024-02-14

婚活極意増田は誠実だと思う

主に相手を見下すというところで批判されてると思うけど

あれって相手に色々と期待してしまうとそれをできなかった時にガッカリしたりイライラするから期待しないようにしよう

自分相手の面倒を見てあげるのが普通ことなだって話と意図は同一だと思っていて

これはSNSとかでも主に家で動かない男に対して女性からメンタルを保つ術としても発信されることも多い内容だと思う

それを相手に期待しないってのは相手自分が望むレベルには無いと判断してる=見下してるってことなんじゃないか

っていう内省をした結果出てきてる言葉だと思うんだよねまあ自分がそう思っただけだけどさ

仮にそうだとすると相手に期待しないってところで止まってる人よりも

婚活極意増田の方がより相手に誠実だし自分内面をきちんと捉えようとしてるんだと思う

2024-02-07

anond:20240206173958

テメエこの野郎ォオオオオオオオオオ

気力がない?空白12年35歳職歴無し無職派遣登録しようとして門前払いされた俺を何だと思っとるんじゃワレええええええええええええええ!!!!!!!!

いやまあ話は分かるやで、

ご両親は医者スンナ医師免許取れたから知能レベル医師の域まで届かない子息が生まれ可能性なんて頭になかったんやろね

頭にないがゆえに一つのテンプレートに当てはめようとして取り返しのつかないことになってしまう(まあ実家が太けりゃ人生を楽しむという意味での取り返しはある程度つくやろけど)

金は有るが想像力が欠落したクソ親の股からまれたことに同情申し上げます

でもさあ実家が太いんなら色々楽しめることあるじゃん?

ワイは昨日はお散歩中に雨に打たれてショーシャンクごっこして帰って寒かったし

野永氏のレシピハンバーグ作ったら激ウマで氏の他のレシピも試す気マンマンやし

AIイラスト作ってキャラ設定も作ってその子で3回シコった

今も合間にスケベ絵ポチポチしてる

金がなくても割とたのし

人生は志と好奇心

気力は何か楽しいことを見つけた時に湧くもの

楽しいことを続けたいと思ったとき勤労意欲が湧くもんや

遊び尽くして才能の無さを自覚したその先に労働意欲が湧く人もおる

元増田実家が太いということでもうちょっと高尚な遊びができるやろ

とりあえず家名を人質にクソ親に金せびって、ちょっとでも興味があることをやってみておもくそ遊ぶことをオススメしたい

親御さんもやらかしたことを自覚しててホイホイ金出すやろ

というか親御さんには黙って金を出す以外の選択肢がない

出さんようなら毎日昼間っから散歩してご近所さん挨拶もしてその身を世に晒し無職アピールして復讐したれ

体面を重んじる者には恥を晒すことが最も効く

ご近所さんからの「息子さんは何やってらっしゃる人なの?」という質問に窮する御両親の姿を想像すると愉快やろ?

遊ぶのは早い方が良いということを申し上げておきますやで

(加えて貴増田には内省力が有る程度備わっているようなので超えちゃいけないラインを超えることはないと信じておりますやで)

2024-01-26

ブクマカってほんとうに自分の話しかしないよな……

増田に書かれている内容を勘違いしてレスポンスしているならまだしも

「内容は読んでないんだけど」とか言い出すのはなんなんだ?

関係ないんだけど」とマジで関係ない話をするに至ってはもう、ほんと、普段からそういうコミュニケーションしてないのか? コミュニケーションじゃないぞ、それ? 周囲のひとびとをないがしろにしてないか一度内省したり点検したりしたほうがいいぞ

2024-01-17

最近村上隆村上春樹の本を読んだ。どちらもインタビュー本のようなもの

村上隆は、「コンテクスト市場ルール理解する」という文脈村上春樹言及している。

曰く、村上春樹私小説的・内省的な作風かもしれないが、欧米の名作に翻訳等で触れ、その文法手法理解することで、グローバルマーケットで通じる作品を作ることができたのではないか、と。そして、自分自身も同様に、欧米ハイアートのお作法ルール研究することで、それをクリアした作品を作り、売り込むことができた、と。

一方、村上春樹視点では、そのような市場ルールを読み解く戦略的思考はしていない、ということのようだ。ただ、書けることが広くなるように文章を鍛え、日々題材を見つけ、時間をかけて待つことにより、ある時に書き出すことができると。そして書いている時は文章に集中し、それを読む人のことなどは考えない、と。

両者のスタンス共通する部分はあって、とにかく文章を、画力を高める、そのためにはガッツを持って書き直し、描き直し続けることだ、ということ。

成功秘訣があるとすれば、それは泥臭い努力であるということ。

2024-01-16

「チー牛男に優しくしたら加害された」女子は、実は「チー牛女」という説

Twitterを見ると、「チー牛に優しくしたら加害された」系女子結構割合でいる。

しかし実際自分現実女子と話してみると、チー牛に付きまとわれた経験が無い人ばかりだ。


ただ、そのような女子がチー牛と関わらないかというとそうでもない。

普通に世間話をしたり、普通にコミュニケーションをとり、優しさも与える。社会人から当たり前だ。

好きになられたら、傷つかない範囲であしらう。それで終了である。そのような景色を見た人がほとんどだろう。


しかし、Twitterでは謎のチー牛男や弱男叩きが行われている。なぜか。


実際は「チー牛に優しくしたら加害された」のではなく、その女が「チー牛女」だから「加害されたと思っている」のではないだろうか。


ここから先は、夜職の方やオタク女子、チー牛・コミュ障女の自覚がある人は見ないで欲しい。

何故ならその「加害幻想」が無くなってしまうと、「自分は悪くない、チー牛が悪い」という優しい物語が崩れてあなたが傷ついてしまうからだ。


ここから先を読むことで、「チー牛女」の生態と、「チー牛に加害された」話がいかしょうもないかがわかるようになる。


チー牛女とは?

まず、チー牛女について解説したい。

簡単に言えば、「チー牛女」は「チー牛」と同類だと思った方が良い。ただ、いくつか男とは違う部分がある。


被害者意識が強く他責傾向

まず被害者意識が強く他責傾向にある。すぐ人のせいにして、被害を訴える。

新歓オタサー以外から誘われなかったとか、テニサーにスルーされたとか、そういうのを「ルッキズム」とか言って批判したりする。

オタサーが嫌なのもテニサーに憧れるのも、顔がキモイ奴が多い、テニサーは美男美女が多いから憧れている、とかそういう自分内省することはない。


異性に対して歪んだ感情を持っている

男に関わった事がなく、姉の愚痴とかしか聞かないため、男は若さと見た目しか見ないとか極端な視点を持っている。

一方で関わった異性が配信者やアイドルなため、トーク力や見た目に対して異常な要求を見せる。


他人との距離感の詰め方が下手

そもそもまり人と関わった事が無いか子供特有の自他境界の無い付き合いしか経験して無いため、詰め方が下手糞。

いきなり将来の夢や家族の悩み、好みのタイプなどを話したと思えば、それ以外は表面的な会話しかできない。

恋愛感情を断られると極端に避けたり、イケると思うと極端に詰めたりする。


素の容姿キモイ

素の容姿がチー牛。


「チー牛女」の自覚が薄い

化粧で隠せる上に、基本的コミュ障的なアプローチや関りでも周りは優しくしてくれるため、自分コミュ障やブスの自覚が無い。

「私は普通容姿」や「コミュ力がある」と思っている。

年上の男性しか恋愛感情を抱いてくれないのは、普通以下の容姿。同年代女性とまともに話せないのはコミュ障だ。


チー牛男とチー牛女のWチーズ牛丼特盛現象について解説

そんな「チー牛・コミュ障女」がチー牛男と出会うとどうなるか。Wチーズ牛丼特盛現象が発生するのである


チー牛女がチー牛男と出会

お互い素の容姿キモイので、チー牛女とチー牛男は「こいつなら話しやすそう」と思い引かれあう。

チー牛女は「チー牛女」の自覚が薄い。

上から目線でチー牛男に「優しく」するが、他人との距離感の詰め方が下手なので、普通の人なら「好意」に受け取る行為をする。

チー牛男がチー牛女を好きになる。

チー牛女は「チー牛女」の自覚が薄いため、格下に好意を寄せられたと思い発狂する。

お互い被害者意識が強く他責傾向のため

チー牛男は「勘違いさせやがってあのビッチ!」となり、

チー牛女は「チー牛男や弱男に優しくしたら勘違い・加害された」とTwitterに書きこむ。


チー牛女、コミュ障女はどうすればいいの?

じゃぁ、チー牛女どうすればいいの?と思うかもしれない。

それは、チー牛同士で傷ついて学ぶのが一番だ。

大学に入ったばかり、社会人になったばかりの人ならチー牛女であるのは当たり前だ

ここで逃げてはるか年上の人や、モテている格上のセフレになったりして、傷つかない恋愛をしても成長しない。

Twitterでチーチーわめくのはやめて、自分と目の前と向き合ったほうが、結果的に傷つくことなく人として成長できるだろう。

2024-01-14

婚活疲れ』を癒やすつの秘策 - 愛を見つける前に自分を見つけよう

婚活現代における一大イベントしかし、その過程で多くの人が直面するのが「婚活疲れ」です。希望に胸を膨らませながらも、長期にわたる検索と失敗は心身に疲れをもたらし、時には諦めたくなる瞬間も訪れます。だからこそ、婚活疲れを乗り越え、本当の愛を見つけるための秘策を五つご紹介しましょう。

自己理解を深める:

自分自身のことを知り、どのようなパートナーが合うのかを理解しましょう。内省時間を持ち、価値観や将来の目標を整理することで、より適した相手との出会いにつながります

趣味を楽しむ:

あなた趣味情熱を追求することで、婚活ストレスを和らげることができます。また、同じ趣味を持つ人との出会いが、意外な縁を生むこともあります

社会活動に参加する:

ボランティア地域活動に参加することで、さまざまな人との出会いがあり、自然体での交流可能です。人々との繋がりは心を豊かにし、婚活への新たな視点をもたらします。

ストレス管理を学ぶ:

定期的な運動瞑想趣味など、ストレス管理する技術を学びましょう。精神的、肉体的な健康婚活成功にとって不可欠な要素です。

婚活休暇を取る:

時には、婚活から離れ、リフレッシュするための小休止も必要自分自身を再充電し、新たなエネルギー婚活に戻ってくることができます

婚活運命の人を見つけるための旅ですが、その過程で最も大切なのはあなた自身幸せ。無理をせず、これらの秘策を利用して、心豊かな婚活を楽しんでください。そして、どこかで、誰かがあなたと歩む未来を待っています婚活疲れに打ち勝ち、自分らしい愛の形を見つけ出しましょう。

2024-01-10

実績でも経歴でも年収でも学歴でも家柄でも美貌でも、そういう何かしら人に誇れるものがないのに他人に偉そうにしている人間が多すぎる気がする

逆にニートとか引きこもりとかそういう奴に限って偉そうだったりする。

ナンバーワンよりオンリーワンとか世界に一つだけの花とか個性教育とか言ってないで、自分客観視して身の程を弁える教育必要だと思う。

そういう内省深いところが日本人美徳だったんだろ。

2024-01-06

風邪引いたかApple Musicで「風邪」と検索して出てきた曲全部聴いてた

全6曲。

風邪をひいた時の歌/[Alexandros]

落ち着いたアレキサンドロス。よく聴いてるわけじゃないけど『kick&spin』とか『閃光』とかのイメージが強くて意外な気もしつつ、耳触りのよい英語結構好き。何言ってるのか分かんないけど。

日本語で歌うパートにくると歌詞の内容が分かりだす。「午後一時半の小田急線」——どうやら、一度出勤したけど風邪気味だから午後休取って早退したやつの話らしい。サボってる学生や、楽しそうな主婦がいたりする時間帯だ。うんうん、わかるわかる。

そして彼は、最寄りに着いたところでふと気付く。このまま乗っていれば実家に帰れる、と。そして実家で猫に会い、(おそらくは親に)小言を言われ、おいしい味噌汁を飲む——。

は?

小田急沿いに実家……?

ペットを飼えてる実家……?

そして自分独立……?

この曲は、俺のような英語リスニングもできない片田舎人間風邪をひいた時に聴く歌ではない。ただただ、恵まれ環境にいる人間風邪をひいた時の歌なのだ

「いや、そんな恵まれてもないだろ」と思う方もいるかもしれないが、2番の日本語パートで彼自身もこう内省している。

「思えば恵まれ生活をこう/与えられてたこ坊ちゃんが/ロックンロールなんて/叫んでいいんだろうか?」

彼は会社員というよりはロックを叫ぶバンドマンのようである。アレキサンドロスの人そのものを描いているのかどうかは分からないが(まあどちらでもよい)、芸術系とか創作系・表現系に全ベットできる人間実家が太いというのはままある話である

彼の悩みに答えは出ず、玄関まで送りに出てきた親(おそらく)の顔も見ることができずに電車に乗り込む。「一人部屋のアパートに帰ろう」——ロックで売れまくってるってわけでもないようだ。

曲を聴くというよりは歌詞を読みふけってしまった。この曲で描かれる人物は俺とは全然違うところを生きているけども、好感が持てないかと言えば全然そんなことはないし、そういう人間風邪をひいた時の情景を描いた歌として、うん、よかった。しっとりしたアレキサンドロスも良い。

風邪/amazarashi

名前だけは見たことあるけどちゃんと聴いたことのなかったamazarashi

ピアノイントロから入っていきなり「37℃の微熱」、うん、風邪の歌だ。

そしてなんか、フィロソフィーとか運命とか必然とか言い出したな……と思ってるうちに曲が終わった。歌詞サイトを見る。さっきのアレキサンドロスでも見ていた。

2回目の再生ボタンを押すと、なんとこの曲1分55秒である。そりゃすぐ終わるわけだ。

しかし改めて歌詞を見ると、この曲で描かれる風邪を引いた人間もまあ、全然共感できない類の人間だ。部屋にはソファがあるし、彼女がいるし。フィロソフィーとか運命とか必然とか言い出すあたり、俺には話を合わせることもできなさそうである

彼は「ごめんちょっと調子が悪いだけなんだよ本当に」と言い訳をし、「かれこれ数時間/便器にしがみついて/朦朧と/うわ言」。うわ言だったらフィロソフィーとか言うのもやむなし……か?

2分に満たない短い曲の中で、「朦朧と」のフレーズが繰り返される。印象に残る曲だ。全然好きだ。好きだ、amazarashiもっと俺の調子がよくて、なんか小難しいことを考えたいときに聴きたい。

恋風にのせて/Vaundy

恋風邪じゃねーか!

でもまあ、Vaundyは好きなので(数曲しかいたことないけど…)楽しみである

これ前に聴いたな……。

Apple Music自動再生で似たような曲や売れ線の曲を流してくるので、Vaundyなんかは知らぬうちに受動喫煙しているのだ。

恋風にのせて」というタイトルには、いわゆる恋の病的なもの風邪に例えた「恋風邪」と「風にのせて」言葉や思いを吐き出す行為がかかっていて、全編的にそんな感じの曲である俳句みたいな技法で割とすき。

しゃらくせぇ曲だなあとは思うものの、そのしゃらくささがVaundyの魅力だとも思う。いい曲。

「くだらない愛で/僕たちはいつも笑っている」

風邪/小林

Twitterフォロワーにこの人のファンがいて、ちょくちょく名前情報が目に入っていた。実は曲を聴いたことはないのだが、シャニマスが好きみたいなので信用の持てる人だと思う。

そして肝心の『風邪』。風邪をひいた舞台役者脚本家?のつらさを綴った曲のようであるあんまり面白くない舞台あんまり上手くない芝居をして、叩かれて、病んでいるようだ。そんな感じの「風邪ニュアンスを感じた。

自らの作品表現稚拙さに苦しむというのは、個人的には結構わかる。わかるけれども、今食べたい料理はそれじゃない。それじゃないんだ……全然上流階級人間を描いてていいからがっつり熱出して寝込んでてほしかった……。こういう形の風邪全然あるんだけども。こういう形の風邪の話だよね?解釈に失敗してるような気もする。

それはそれとしていい曲だと思うし、小林私のボーカル結構すき。やはり信用の持てる人だと思う。元気になったら(あるいは精神的に病んだら)他の曲も聴いてみようかな。

⑤ただの風邪/KIRINJI

エイリアンしかいたことのないキリンジ

この曲もしっとりした雰囲気で、熱が出てぼーっとしたいときに合っているような気がする。

歌詞としては、風邪が治った直後の情景が描かれている。まだ少しぼんやりとしつつ、でも体の軽さがある、そんな感じ。早くこれになりたい。

「君の手のひらはbutterfly」「僕の額をその翅で慰めた/あぁ」

どうやらこいつにもパートナー的な人間がいるらしい。だけど、不思議嫉妬のような気持ちは湧いてこない。キリンジの、この曲のふんわりとした雰囲気ゆえだろうか。

曲は終盤に1分ほどbutterfly…を連呼して終わる。すごい余韻である風邪ときってこれぐらいの余韻がほしいというか、ぼーっとしたい。いい曲だ。好きだ、キリンジ

風邪が治るまでを再現/ヌミャーン(三味線漫画奏者)

間違いなく1番ひどい。

検索しても歌詞は出てこないし、そもそも歌詞というか一般的な曲の体をなしていない気がするし……音楽に決まったルールなんてねえんだよと言われたらそれまでだけど……。

でも、これが1番なんというか風邪っぽい気がする。風邪引いたときに聞けてよかった。

2023-12-17

最近フェミニズムを正確に理解してる中高年男性も増えたよな

年齢を重ねてから過去常識客観視・内省して新しい概念理解するのは、長年常識だったことを疑う意味でも、自己否定になりがちだったりする意味でも、機会やモチベーション意味でも、難しいと聞いたけど

すごい、見直し

2023-12-13

anond:20231213062339

表紙だけ見た。

おっさんが猫に擬人化した日常系漫画なんだろうと思う。

さな愚痴や小さな幸せが詰まった小人的な日常なんだろうと見当をつけた。

しかし表紙以上には読みたいと思わない。

実際、他人日記内省的なもので「へー、そー」とあんまり興味がないし感動もわかないので読む気にならない。

絵は思ったよりもうまい

ここまで絵がうまくなるなら描くことが好きなんだろうと思う。

でも他人に褒められたいとか認められたいとか承認欲求漫画や絵で獲得しようとすると思い通りにいかいからやめた方がいい。

2023-12-01

anond:20231201161346

「かっこを多用する人って発達障害のケ」←お前の周囲の底辺層だけだろ。人文書引用注釈で括弧ばかりだし、内省的な小説もそう。

その手の本を書くような人間なんて発達障害者だらけだと思うぞ

anond:20231201161346

人文書引用注釈で括弧ばかりだし、内省的な小説もそう。結局普段どういう本を読んでいるかに過ぎない。

人文や内省的な小説じゃないのにカッコを多用してるやつの話やぞ。

anond:20231130133508

「かっこを多用する人って発達障害のケ」←お前の周囲の底辺層だけだろ。人文書引用注釈で括弧ばかりだし、内省的な小説もそう。結局普段どういう本を読んでいるかに過ぎない。

2023-11-14

[] 割と占い好き

占いの結果になぜ?と言っても仕方ないが 、ENTPとENTJ、テスト受けるとこによって違うのよね

あと、いちばんそれっぽいのは、ストレングスファインダー(2016〜2018年くらいに受けた気がする)だが、

上位資質に、学習欲、着想、戦略性があるのに、半分よりも下に、分析思考と原点思考未来志向があるという矛盾

略的思考力
とりあえず考える
実行力
物事を成し遂げる力
間関係構築力
大体みんな友達
響力
売り込み/押し売り

 

自分の34の資質【分類】
1. 学習略的思考力
2. 着想略的思考力
3. 自己確信響力
4. 親密性間関係構築力

5. 戦略略的思考力
↑上位56~10
6. 指令性響力
7. 内省略的思考力
8. 回復志向実行力
9. 達成欲実行力
10. 活発性響力
↑上位10それ以外↓
11. 責任実行力
12. 競争響力
13. 自我響力
14. 目標志向実行力
15. ポジティブ間関係構築力
16. 社交性響力
17. 最上志向響力
半分よりも下↓
18. 個別間関係構築力
19. 収集略的思考力
20. 公平性実行力
21. 適応間関係構築力
22. 運命思考間関係構築力
23. 分析思考略的思考力
24. 成長促進間関係構築力
25. 共感間関係構築力
26. 慎重さ実行力
27. コミュ響力
28. 信念実行力
29. 原点思考略的思考力
下位5↓
30. 未来志向略的思考力
31. アレンジ実行力
32. 規律実行力
33. 調和間関係構築力
34. 包含間関係構築力

 

なお、bingちゃん占い得意です

この34の資質順位から、以下のような個性特徴が推測できます

 

上位資質に、学習欲、着想、戦略性がありますが、半分よりも下に、分析思考と原点思考未来志向がありますということは、

この34の資質順位から、以下のような個性特徴が推測できます

 

上位資質に、親密性やポジティブがありますが、下位10位に、共感性と調和性と包含がありますということは、

この34の資質順位から、以下のような個性特徴が推測できます

 

上位資質に影響力に分類される資質が多いということは、

 

下位資質人間関係構築力に分類される資質が多いということは、

 

ChatGPT ちゃんタロットが得意です

もちろん、これらのタロットカードの組み合わせに基づいて解釈を行います

 

1. ワンドの3(正位置)

ワンドの3は成果や達成を象徴します。現在仕事において、あなたは達成感や成功を感じている可能性が高いです。プロジェクト計画が順調に進んでいることを示しています

 

2. 太陽(正位置)

太陽幸運や明るい未来を示します。現在仕事環境ポジティブであり、喜びや満足感が広がっている可能性があります仕事においてもポジティブな展開が期待できます

 

3. 法王(逆位置)

位置法王伝統権威に対する挑戦を示すことがあります現在の状況で、伝統的な方法権威に対して異議を唱える必要が生じているかもしれません。柔軟性と独自アプローチが求められるかもしれません。

 

4. 皇帝(正位置)

皇帝統治組織力象徴します。現在仕事において、あなたリーダーシップ役割果たしているか、または果たすべき状況にある可能性があります組織力決断力が成功寄与しています

 

全体的に見ると、仕事においては成功と満足感があり、積極的エネルギーが流れています。ただし、逆位置法王から伝統権威に対する調整や柔軟性が必要とされていることが分かります。これに注意しながら、リーダーシップの力を発揮して仕事を進めていくことが重要です。

2023-11-06

anond:20231104234119

もちろん、お話作成しましょう。

カニクリックベイトのお話

昔々、ある海辺の町に、カニという賢い生き物が住んでいました。カニたちは誠実で正直な生活を重んじていましたが、ある日、町にクリックベイトの詐欺師が現れました。

この詐欺師は、ウェブサイト記事に、信じがたいタイトルを付けては、読者をだまそうとしていました。人々はそのタイトルに魅了され、クリックしてしまうのですが、記事を読むといきなり「タイトルは嘘です。でも、完全にありえない話とは言い切れないのです・・・」という言葉が現れ、詐欺師の手口が明らかになりました。

この詐欺師は、カニたちの誠実な価値観馬鹿にし、町の人々を欺こうとしました。しかし、カニたちはこの詐欺師に怒り、彼を町から追い出すことを決意しました。

カニたちは知恵と協力を結集し、詐欺師をたちまち捕まえました。そして、詐欺師に誠実さと正直さの大切さを教え、彼に改心の機会を与えました。

詐欺師は町の人々に謝罪し、クリックベイトの手法を捨て、正直なジャーナリストとして新しい生活を始めました。町の人々と詐欺師友情を築き、共に幸せな日々を過ごしました。

このお話からクリックベイトの手法一時的成功をもたらすかもしれませんが、誠実さと正直さこそが長期的な成功と信頼を築く道であることが示されます

詐欺師を捕らえ、改心させる部分をもう少し詳しく書いて下さい。

もちろん、詐欺師の改心の部分を詳細に描いてみましょう。

詐欺師カニたちに捕らえられた後、町の広場対話が始まりました。詐欺師最初強気で振る舞い、自分の行いを正当化しようとしましたが、カニたちは冷静に説明しました。

カニ1: 「あなたクリックベイトの手法は人々を欺き、信頼を傷つけています。」

カニ2: 「我々は誠実さと正直さを大切にしています。」

詐欺師はしばらくの間、頑なに耳を傾けませんでしたが、カニたちの言葉が次第に心に響いてきました。

詐欺師: 「あなたたちは正しい... 私の手法は誤っていました。」

カニ1: 「でも、我々はあなたにもう一度の機会を与えたいのです。」

カニ2: 「誠実な生き方を選んで、町の一員として共に幸せ暮らしましょう。」

詐欺師は考え込み、最終的には改心しました。彼はクリックベイトの手法を捨て、町の新聞社で誠実なジャーナリストとして働くことを決意しました。

カニたちは詐欺師に誠実さと正直さの大切さを教え、彼を町の一員として受け入れました。詐欺師は新しい生活を始め、クリックベイトではなく真実と信頼に基づく記事執筆しました。町の人々と詐欺師友情を築き、共に幸せな日々を過ごしました。

このお話は、誰もが過ちから学び、改善し、誠実な生き方を選ぶことができることを示しています

詐欺師がどう考えて改心したのか、その思考プロセスステップバイステップで書いてください。

もちろん、詐欺師の改心に至る思考プロセスステップバイステップで描いてみましょう。

ステップ1: 捕らえられた瞬間

詐欺師カニたちに捕まり、町の広場に連れて行かれた瞬間、最初は怒りや防御の姿勢を崩しませんでした。彼は自分の行いを正当化し、カニたちの非難をはねつけました。

ステップ2: カニたちの説得

カニたちは冷静に詐欺師説明を始めました。彼らはクリックベイトの手法の悪影響について語り、誠実さと正直さの大切さを強調しました。詐欺師最初はそれを受け入れようとしませんでしたが、カニたちの言葉が少しずつ心に響き始めました。

ステップ3: 内省反省

詐欺師自分過去の行いを振り返り、誠実さと正直さの重要性について考えました。彼は自己嫌悪に陥り、自分行為他人に害を与えていたことに気付きました。

ステップ4: 謝罪と決意

最終的に、詐欺師カニたちと対話した結果、謝罪の意を表明しました。彼はクリックベイトの手法を捨て、誠実なジャーナリストとして新しい生活を始めることを決意しました。彼の心には新たな価値観が芽生え、彼は誠実さを大切にするようになりました。

このプロセスを経て、詐欺師は誤った行いを改め、新しい方向に進むことを選択しました。彼の改心は、誠実さと正直さが誰にでも備わる可能性があることを示しています

なんかクソみてーな話だな

2023-11-05

anond:20231105103853

私は医療経済医療政策系の大学院を修了して地方病院部長職をしている医師です。

医師として働いていると、この増田Drみたいな気持ちになることはしばしばある。そして医師同士のコミュニティエコーチャンバー的に尖った意見になりがちだ。

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日本戦前国民皆保険という制度はなかった。

そもそも社会保障とは労働者たちが体を壊したら人生終了というハードモード人生ノーマルモードにするために、みんなでお金を出し合って自己があっても保険金がおりて医療を受けることができるようにしておこうという仕組みだった。それが戦後国民健康保険ができて国民は全員強制加入になることで、(当時はまだ)安い保険料医療享受できるようになっていった。

全員強制というのがポイントで、これが全員強制でなくなるとそもそも健康な人は加入しなくなってしまう。そういう人が怪我事故をしてしまうと人生が終ってしまうことになるし、社会の存続にも問題となる。そして医療必要としている人々(2/3は65歳以上)は高額な保険料を支払えず、当然医療費も支払えなくなる。

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1970〜80年頃に老人医療費を無償にするという公約を掲げた政治家が現れて、実際にとある県で始まり全国に広がった。病院やクリニックは老人サロン化したのは皆ご存知の通り。

増え続ける医療費を問題視した政府は、いろんな医療政策受診回数を減らしたり入院期間を短くするように工夫してきた。OECD諸国比較によれば、日本単位人口あたりの病床数がものすごく多く(これも都道府県で差がある。高知神奈川では2倍以上差がある)、かつ単位人口あたりの医師の数は諸国と同じくらいなので、労働節約的な医療体制になっている。

日本世界でも有数の長寿国となり、人口構造が大きく変化してしまった。それを1948年に作られたベース医療制度改定しながら今までやってこれているのはすごいことだと思うし、合わない部分も出てきているように思う。

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その一例として、過剰な医療サービス提供している、と感じることはしばしばある。

例えば、80歳の人が体調を崩して入院をした場合を想定しよう。血液検査は脱水と炎症反応の上昇、肺炎を疑われて入院した。1日1回の点滴を受けて、入院費用は1日4−5万円。10入院して、いざ退院、となったが家族仕事の都合でお迎えができるのは翌週だという。結果、4日退院が伸びた。これで医療費は50万円。でも年金暮らし医療費の上限は月に18000円になるということで、残りの48万円は都道府県後期高齢者広域連合から病院に支払われる。

病院経営立場から、差はあるが病院はたとえばベッドが100床あったら常に90床は埋めておかないと赤字になる。家族の都合で数日退院を伸ばしてほしい…と言われた時、次の入院見込みがなければどうぞどうぞと歓迎してしまう。この影響で社会保険料が多少増えようが、自分給料が出なくなったら困る。医療従事者にとっても患者にとってもWIN-WINなのだ。これは過剰な医療サービスで、社会入院として問題視される。だから入院日数を制限しようと画策するが、某団体からの反対も根強く、じわりじわりとしか改善されない。

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ではどれくらいのサービス適当なのだろうか。

増分費用効果比(Incremental cost-effectiveness ratio: ICER)というものがある。

詳細の説明は省くが本来新規薬剤・治療費用効果検証するための仕組みで、それを保険適用の可否判断にも使用できるかもしれないというもの

その閾値は1年間、健康生活を維持するのに500万円程度とされる。透析治療費がだいたいこれくらいだ。

増田Drの言うTAVIも600万〜の治療だが、これを行うことで心不全入院(1回80〜万)を数回予防できて、かつ症状なく暮らせるなら悪くないんじゃないかとも思う。まあTAVIに関してはどの施設施設基準を満たしたいのでどうしてもやりたがる方向になっている、という問題はあるが。

結局のところ一医療人としてできることは、医療に関する意思決定を行う歳に患者医学的な状況、患者希望、周囲の人の思いや地域社会資源QOLを十分に吟味して、その人にとって最適な意思決定をチームで行う、ということを徹底するしかない。医師だけに判断させてはだめだ。間違いなく独善的意思決定になる。かならずチームで意思決定をする必要がある。そして病院診療所訪問看護ステーションなどの施設管理者自分経営方針が持続可能医療制度矛盾しないか地域ニーズにあったサービスを行えているかを繰り返し内省するしかない。少なくとも週末の退院が集中しているので延期させてください、なんて言う管理職無能だ。

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つい先程往診に呼ばれた。多少フェイクを混ぜるが、90代の心不全患者さんで体重がどんどん増えて苦しくなっているという。休日往診(25000円〜)、心エコー(8500円)を行って、1粒700円くらいの薬剤を追加処方(正しくは増量)した。その他諸々合わせて合計4〜5万円なり。この患者国民健康保険1割の患者で、上限は8000円に達しているので患者の追加自己負担料金は無しだ。90代の患者に往診して高い薬剤を出すなんて…と思われるかもしれないが、明日まで待って悪化して入院してしまうとそれだけで数十万円は確定してしまう。

苦しくなっても病院入院させずに麻薬や鎮静薬を使って死を待てばよい、なんて考えもあるかもしれない。口でそういうのは簡単だが、実際にそういう人を見る人の立場に立つと、なかなかそんな非常な判断はできないものだ。だから人生の最終段階の医療決定プロセスガイドラインなんてものがある。

繰り返しになるが、これから医療必要医療を、その人の価値観意志尊重して、対話の中で合意形成し、限られた社会資源の中で提供する、ということが大切だ。

社会保障について興味を持った方はXのしょうもないレスバを見るだけじゃなくて、ぜひ一度ちゃんとした本で勉強してみてほしい。

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