はてなキーワード: スリラーとは
いまさら新曲を作ろうが既存曲をカバーしようがマライア・キャリーや山下達郎には勝てないし。
それよりハロウィーンソング作って定番化を狙ってはどうかしら?過去アドヴェントにも同ネタ書いてる増田がいたわね。
米国でハロウィーンの時期にマイケル・ジャクソンの「スリラー」やゴーストバスターズのテーマ曲が再生回数伸びてチャートインしたらしいのよ。
ハロウィーンソングとしてはちょっと苦しくない?アメリカもハロウィーンソングに飢えてるとはね。
という事はよ。ベタな内容の歌詞のハロウィーンソング作って日本語だけでなく英語でも歌えばグローバルなヒットが狙えるんじゃないかしら?
試しに作詞してみたわ
♪もーいーくつ寝ーるーとー ハロウィーン
ハロウィーンには南瓜買ってー 顔をくり貫き遊びましょー
はーやーくー 来い来い ハロウィーン
♪もーいーくつ寝ーるーとー ハロウィーン
ハロウィーンには仮装してー “Trick or Treat”して遊びましょー
はーやーくー 来い来い ハロウィーン
これでミリオンヒットでビリオネア間違いナシね!!
「心を病んで多重人格者になった主人公の青年が、特に理由はないけど俺たちで殴り合ってすっきりしようぜ!と裏人格に唆されて、自らをボッコボコにする事をきっかけに、なんか、こう…どんどん事態が変なことになっていくスリラー映画」だ
んでもって、主人公が「初めての殴り合い」をするときは、表人格と裏人格はちゃんと別人として描写されてて、お互いに陶酔しながら殴り合うように描かれる
俺はストレスからくる愚痴とかをまずここに投稿したあとに、それを責めたり追い打ちをかけるようなトラバを自分でつけまくる
要は自演だ、自分で自分を殴るのだ、ファイト・クラブの主人公みたく
そうしてセルフトラバで伸びていくエントリを見て、「ああ!なんて俺は不幸なんだ!!俺に同調するどころか俺を責める奴ばかりだ!!」と気持ちよくなる
その責めてるやつは俺自身なのに、段々と無数の匿名に誹謗中傷されてる気持ちになるんだ
そうしてるとなんか…スッキリするんだ
あれの半分くらいは俺なんだ
増田って文体がよほど似てるとかじゃない限り、そのトラバつけたやつが元増田なんてわかりゃしないだろ?
自演し放題なんだ、だから俺は自分のためのファイト・クラブを開催できる
悲劇のヒロイン気取りの元増田の俺に対して、追い打ちを仕掛けるネットリンチャーの俺たち、この構図で楽しんでる
そしてスッキリして寝るか…と一晩寝て、翌朝ファイト・クラブ跡地を見ると、殴られる側の俺に同調する人と殴る側の俺に同調する人が2回戦を繰り広げてたりするの
すると不謹慎だが…ニチャニチャ笑えてくるんだ、まさに映画通りにファイト・クラブが広がっていく
それほど洋ロックについて興味もないゆとり世代だが、スリラーのMVくらいは見たことがあるし、ムーンウォークの練習もしたことがある。
しかし、ちゃんと彼について調べたことはなく、今さっきたまたまwikiを読んでいて誤解していたことがたくさんあった。
・どうやら児童虐待はしてなかったらしい
うっすら子供の頃のニュースで、マイケルが男児に性的虐待をしたというので大騒ぎしていた。
自分も幼かったし、今以上にマイケルに興味もなかったのでその後どうなったのか知らなかったが、
どうやら真相は児童の父親が虚偽の証言をさせて大金を強請り取ろうとしていたらしい。
自宅に「ネバーランド」とかいう遊園地を作っていたという話もあり(これは事実)、
遊園地をエサに子供を集めていたずらしていたというイメージがついてしまっていた。
マイケルといえば、その音楽性と同じくらい話題だったのが容姿の話題だった。
マイケルは黒人なのに、整形によって肌は白く、鼻が高く、白人のような見た目にしたのだとメディアでは認識されていた気がする。
しかし、整形は元々は怪我や火傷によるもので、整形の回数も「鼻が2回、顎が1回」とのことでイメージほど整形しまくってるわけではなかった。
また、肌が白くなったのは整形ではなく病気によるものだとのこと。マイケルは黒人であることに誇りを持っていたらしく、白人になりたがっていなかった。
ほとんど神格化されていたレベルのミュージシャンなので、人間性に問題があっても不思議じゃないか、くらいに勝手に思っていたが、
自分がマイケルに対して持っていたネガティブなイメージのほとんどすべてがメディアによるでっち上げだったみたいだ。
ケーブルテレビSTBでは見られない場合が多いようなのでBSパススルーとか
地域によってはSTBで見られるようになったかもしれないので最新情報要確認
・02 アグネス・チャン
・03 秋の夕暮れ
・04 17(歳
・05 竜田(揚げ
・06 [すべて][4つ]カリフォルニア テキサス フロリダ ニューヨーク州
・07 C
・08 松本伊代 まつもといよ
・09 R:狩野(派 かのうは
・10 [近似値]90526(人
・11 へそ
・15 [略さず]ティラノサウルス
・16 『スリラー』
・18 [頭文字]おちば
・19 テニス
・21 2(番
・25 エスプレッソ
・26 『勧進帳』 かんじんちょう
・27 カナダ
・28e 1)メートル
Amazon Prime Videoのおすすめが定期的に話題になるが、見ようと思ったらプライム対象外になってた…ってことが割とある。ならAmazonオリジナルなら消えないのでは?と思いオリジナル作品からいくつか感想など書いてみた。そんなに見てないので大したリストにならなかった。アマプラ入ってる人は大抵見てるだろう。今から入るって人にはちょっと参考になる…か?
どれ見たか思い出すためにWikipediaの「Amazonが配信するオリジナル番組のリスト」を見てわかったが、Amazonオリジナルと表記されていても「買い取り」作品の場合は配信が終了することかある。現に評判の良かった「Mr.ロボット」はアマゾンでの配信は終了してしまっている。「リーガルバディーズ フランクリン&バッシュ」も一度配信終了リストに載った(現在配信中)。
アメドラ見てる人ならどこかで見たことがある、色んなドラマに(主に)悪役ゲストで出てるタイタス・ウェリバーが主演の刑事もの。顔つきからダーティコップものかな?と思わせて割と真っ当な刑事っぷり。人気が出てS7まで製作され、現在スピンオフの「ボッシュ: 受け継がれるもの」S1配信中。
個人的にはS1はいまいちだがS2からはめちゃくちゃ面白かった。脇のデカ箱+ビア樽コンビが最高。
ちなみにスピンオフは「買い取り」作品なのでいつか見られなくなるかもしれない。
syfyチャンネルでS3まで製作され打ち切られたがベゾスが大ファンだったためにAmazonで拾われたハードSFドラマ。
S1序盤は地味だがどんどん盛り上がっていく。S4からはまた地味になるが。宇宙船や戦闘の描写がいいんですよ。ちゃんと宇宙船に穴が空くし。
サイコサスペンス…サイコスリラーかな?S1はジュリア・ロバーツ主演、S2で完結。一回30分なので見やすい。S1では過去のアメリカの復員兵の復帰支援施設での出来事と、そこで働いていたケースワーカーのハイディの現在が交互に描かれる。とにかくS1の不穏な空気感が良い。演出が素晴らしい。Wikipediaにはズバッとネタバレが書かれているのでネタバレ嫌い組は見てはいけません。
話題になったので知っている人も多いであろう、ブラックな笑いのヒーロー物。かなりグロ。エロもある。話は面白い。ホームランダーが取り繕っていたものがどんどん剥がれていく。
ニューヨークのオーケストラにいたオーボエ奏者による回顧録を原案とし、南米から来た天才指揮者ロドリゴ(デュダメルがモデル)と新人オーボエ奏者ヘイリーをメインにオーケストラをめぐる人間模様や楽団の現実問題等を描く。
自分の中のイマジナリーモーツァルトに話しかけてるロドリゴ、楽団に入りたいヘイリー、ヘイリーのルームメイトのリジー、予算確保に走り回る総裁グロリア、ちょいちょい口を出したがる名誉指揮者トーマスなど脇の人々もみんなチャーミングで良い。S3のシベリウス5番のシーンが美しい。
S4は日本が舞台になるが、変なロボと変なクラオタが出てくる。あんなチンピラみたいなクラオタおらんやろ…面白いからいいが。
画集からインスパイアされたというSFドラマだけど、装置や研究の謎は特に明かされたりしないのでSFっぽい雰囲気のドラマ、って感じ。北欧の田舎の薄暗い空気と佇むなぞのロボ、って絵はたっぷり味わえる。そういうの好きな人におすすめ。
最近公開されたクリス・プラット主演のお父さん復讐もの。クリス・プラット、今回はシリアス演技。アクションは金かかってて見ごたえはある。
これ書いてる今現在3話まで見た。配役の人種がどーたらこーたらと色々物議醸してて、検索してもストーリーの感想までなかなかたどり着かん。個人的には人種は気にならないけど、ヌメノールでのガラドリエルが若者ムーブ過ぎてちょっと気になる。ガラドリエルでも若い頃はあんなもんなんだろうか。
新聞の読者投稿欄の恋愛物語を一話完結でドラマ化。S1はいい感じにオチもある物語が多くてほっこりします。
死後に脳内の記憶をバーチャル空間にアップロードして金がある限り永遠に生きられる世界のコメディ。金が無い人はアップロードしても容量の問題で一日に数分しか活動できなかったりという世知辛さ。主人公がアップロードされた経緯に不審な点があり…とサスペンス展開に。
イーガンで似たような設定あったなと思い出す。
オカルト事件を解决していくコメディ。面白かったけどS1で終わってしまった。
ハルマゲドンを阻止しようとする天使と悪魔、人間のオカルトコメディ。悪魔たちは悪魔の子を人間の子とすり替えるが、うっかり間違ってすっかりいい子に育ってしまうのであった。地獄の番犬もかわいいわんこに。
その他、マーベラス・ミセス・メイゼル、スニーキー・ピート、子供向けだとまほうのレシピ、ゴーティマー・ギボンが評判いいみたいです。そのうち見る。
元英軍兵士で今はホテルのナイト・マネジャーであるパインがかつて殺された恋人の復讐をすべく、武器商人ローパーの組織に潜入。ドキドキスパイもの。
トム・ヒドルストンとエリザベス・デビッキが美しい。ちなみにタイトルはナイトマネジャーだけどマネジャーやってるの序盤だけだった。
スター・トレックの続編ドラマ。親友データを失い、失意のうちに実家のぶどう畑でワインを作っていたピカードのもとに一人の女性が助けを求めて現れる。
スター・トレック全然見てないんだけど、冒頭の掴みが好みすぎて見てしまった。面白かった。
本国アメリカではパラマウントの配信サービスにて配信中なので、最終シーズンはアマゾンでの配信がないかもしれない。悲しい。
二人の破天荒弁護士のドタバタコメディ。よくありがちな深刻な展開がなく気楽に見られる。嫌味な同僚や弁護士の父親との確執もあるにはあるが、全員アホなので全然深刻にはならない。「シリコンバレー」のディネシュ役の人が広場恐怖症の弁護士役で出てくるが、ほぼディネシュ。
あとグッドオーメンズと原作者一緒ということでアメリカン・ゴッズはS1だけ見た。かなり暗かった。
ハンズオブゴッドは1話でやめてしまった。つまらんとか面白いとか言えるほど見てないが、単に1話目の殺人シーンとかが辛くて。
足が骨になってる絵と一生が一日で終わるってキャッチコピーでかなり気になってた。
感想はぁ~。うん、まあまあ。いやあんまり。飽き性の自分にはよくある後半失速映画。
ロケーションはとてつもなく良いんですよね。ホテルはきれいで楽しそうだし、ワンシチュエーションの場所となる海岸の風景も抜群。美しい。
映像もパンで振って戻したときに人物の時間が進んでるみたいな演出は素人でもおーええやんとなる。
シナリオ・設定に難、無理やり、不自然な点はあるものの、だいたいは許容して飲み込める範疇か。
自分は結局、出産までは楽しく見れた。その後はかなりダレて退屈な映画になった。
明確な悪役が同席しない隔離空間でのスリラーは統合失調症の男に頼り、高速な時間の経過は子供の成長という名の役者の入れ代わりがかなりの部分が占める。謎解きをしようにも道具もPCも何もない海岸で、進行方向は気絶する谷間か崖か海しかない。
つまり時間が早く進むという要素を開陳したあとに何のギミックもない。手術や出産というイベントをこなしたあとはただ成長と老化と持病の悪化を漫然と眺め続けるしかなかった。そこに何もないから何も起きないんだよ。まあスリラーってこういうものなのかな?見ないからわからない。
出産もまず精神年齢6歳がいつの間にかセックスしてんなよと。そこはいい。一瞬で妊娠しておなかが大きくなって出産というのはエロ漫画じゃあ勃起物ですが??(特殊性癖すぎる)ぶっちゃけそれやりたかっただけだろって雑にこなした感はあるよね。やりたかったのは高速妊娠だったから子供のことなんて考えてなくて、だから無理やりな理由で子供は一瞬で死にました。赤ちゃんを用意すらしてなかったような?見逃した?死体をくるまれてるていの体が見えないタオルを赤ちゃんとして扱ってる演技になんだかなあと興ざめした。この映画で一切の教育も対した接触もなく高速で育っていく子供を描写しろなんてフリードリヒでも言うまいが、うーん、性教育は大事だよねというメッセージだと思えばいいのか?
それから夜になって暗くなるので印象として話が停滞していくイメージが強くなったかな。いろいろイベントはあるのだが。
あとこれも隔離空間ゆえだけど子供の死因含む登場人物たちの推測のセリフがだいたい事実を言っている前提なのがむずむずする。システムの説明ゼリフにどうしてもなっちゃうよね…。
説明セリフで解説されるように役者の髪や爪はほぼ変化しなくて、大人勢はわずかに皺やヒゲが生えていくぐらいで変化が乏しい一方で、子供たちは急速に成長するものの子供たち同士や自分自身では変化に気が付かず、目を離していた大人が成長を発見してわーきゃー騒ぐのもワザとらしくてうんざりした。姉が成長してピッチピチの子供用水着を平然と着ているシーンはもはやギャグだけど、ハイグレ族?にはこういうのご褒美かもね。
不満はまだあって、ネタバレは長期治験の実験場という話だったんだけど、一度飲んだだけの薬の数年~数十年の効果を観察するってどうなんだろうね。もっと定期服用させなあかんやん?でも一度飲めば数年てんかんが起きない新薬とかすごすぎてんーまーそういうものねとそこは飲み込んだ。
ただし、経過観察が超雑。おそらく目視や映像記録のみで治験なのにバイタルデータはとってないんじゃないかなあ。治験対象外の子供たちだったから子供のバイタルはとってないかもしれないんだけど、でも子供含めた全員の死亡が実験終了の条件なんだから目視で生死判定するよりは取ってるほうがいいよね。だから全員とってないんじゃないかなあ。
そんなこんなで最期のどんでん返しは実は子供たちは生きてました~オチ。目視で溺死判定してたという雑な実験方法がアダでした。雑~。
視聴者もだます方法として珊瑚に水着がひっかかって溺死という見せ方なんだけど、実はそこから珊瑚に亀裂が走って…揺すったらなんとかなりました~と。なんも盛り上がらない「実は…」でポカンとなった。
あとあとあと、これは賛否あるけどいちおう各人物の職業のスキルを活かした活躍や発言があってそこはよかったともこれもわざとらしいとも感じた。そこ重点するならラッパーの黒人にもラップ披露させよう!されたら困惑するけど!
結論、面白かったか面白くなかったかで言えば面白かったんだけど、思ったよりアイデア膨らまなかったね。って感じ。中盤あたりでネタ切れに感じた。狂気や人間関係よりも謎解きや脱出方法を探る方向が好きだったなー。だからキャッチコピーの「謎解きタイムスリラー」には騙された感があるよ!
この映画、凄いよ。
ネタばれ全開なのでそれだけ注意。
原作と違い、極限状態関係なく黒幕以外みんな狂ってる状態からスタート。
「完全に男性のみで関係性が閉じており、唯一の女性はなにもせず、なんの被害もうけず、しかし利益だけを享受しているもののその描写はなく、ただ全体の支配者側である」ってことが全体の特徴。
これほど完璧な皮肉があるかって話。狙って作ってなかったらそれはそれで凄い。
親に従うことでやりすごしていたが、結果弟は耐えられず自殺を図り、その場に居合わせたが手を差し伸べられなかった。
虐待を回避する方法はおそらく勉強してよい成績をとることで、弟はできず暴力をうけていた。
金を稼げない無学な男性はカスで弱者だということを示しているキャラクター
コンビニバイトで食いつなぐ、自分の境遇は全てが大人が悪い・社会が悪いというステレオタイプな弱者男性。
いじめにあっていたなどの言及もあり相当なうっぷんはたまっているのだが、その矛先は経営者のおっさんに向かい、女性に向かうことはない。
詳細の描写はないがいじめを受けていてもだれも助けてくれなかったか、あるいは親から虐待をうけていたと考えられる。
周りの男性を怖がる描写はあるが、唯一の女性には特に拒否反応なし。
家族か身内のイベントに間に合わせるために脱出を積極的にめざす唯一まともな男性。
原作の脱獄犯ポジションではあるが、普通の整備工のようで特に悪人の要素はなく、
なんだかんだ周りを助けてくれる口調の悪いだけの善人。
広告会社の役員であり、世の中が悪いのは努力をしない若者が悪いんだというこれまたステレオタイプなおっさん。
やたら高圧的に周りにあたるし、子供にも暴言を吐くが、女性にはその矛先は向かない。
甲斐麻子 (杏)
黒幕。
びっくりするぐらい何もしない。
CUBEのシステムにリンクしているようで、トラップの有無もわかっているようだが特に何もしない。
作中では何度か上のキューブに昇るために安東と宇野がシャツのロープで引き上げられる描写があるのだが、なぜか彼女が引き上げられる描写は全カットされてたはず。
まあ女性を男性が助けるのは当たり前すぎて描写する必要すらない。
一応端っこの部屋があったと主張はするんですが、管理者側なので全員を合流させるためにあえて流したんだろう。
総合してみると描写が一貫していて、強い男性が弱い男性を支配・搾取して、弱い男性の怒りは強い男性に向かうけど、でもその全体の支配者は女性という構造。
まさに現代の縮図。
その男性描写があまりにステレオタイプなために滑稽な印象が強くなり、だからこそ女性のノータッチ、特権ぶりが強調されてシニカルにオチに繋がるのは実に美しい。
原作における暴力的な黒人男性をキーとして、大学生および医者に学のある女性を配置した上でキリスト教的な罪を語る姿勢と見事に一致していると感じる。
スリラーとしてみると無駄がなく完璧な構成だった原作とは比べ物にならず、描写も全年齢相当で甘く、エンタメ作品としては褒められたものではないけど、
『プロミシング・ヤング・ウーマン』観て、めっちゃもやもやする女性
似たような経験はあるし(回されたわけではないが)、
フェミ嫌いな私が歩み寄れるきっかけになるかもしらん……と思って観てきたが、
そもそもこの作品を、女性vs.男性の映画として語ること自体がよくわからん。
「女が男にひどいことをされる話」じゃなくて、「非対称な力関係によって起こされる加害と被害の話」じゃないの?
主人公が当事者ではなく「被害者の友人」であり、彼女を崇拝し、同一化しているというところに対する言及が少ないところも気にかかる。
シスターフッドなんじゃない。共倒れからの加害を連鎖て、絶対回避したいやつじゃんか。
脚本すばらしくて会話はサイコーだし、美術やファッションも女心がびんびんになってしまう可愛さだし、音楽もめっちゃクール。
しかし、この映画を取り巻く言論空間が、どうしても気持ち悪くてしょうがない。
残念ながらチンコおじさんが絶えることはない。
チンコおじさんだけではない。
加害は絶えることはない。
そして当人にその罪業を心から理解させ償わせることは、だいたいできない。
私はできなかった。父親に暴力を認めさせることも、むりやりホテルに連れ込んだ男を社会的に殺すこともできなかった。今もできる気がしない。
「男性はすべからく―傍観者含め―女性を害なす可能性があるチンコだ」
ではなく
「チンコおじさんと飲酒の場を共にしようという成人女性は、自衛手段を持って臨むべきである」
「傷を受けた者の役割は、傷の再生産を防ぐよう尽力すること、そして被害者を抱きしめることだ」
だと思う。
ヤリたくなけりゃチンコとは飲むな。
飲むなら「ホテルいこっか」のサインは3回くらいあるから見逃すな。
飲み代は男に払わせるな。