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はてなキーワード: 天然痘とは

2020-08-10

新型コロナウイルスを正しく怖がるためのメ・モ(メメント・モリの略)

内訳

80代以上が掛かった場合34%の人が死亡(約3人に1人)。

70代の場合は14%の人が死亡(約7人に1人)。

60代の場合は4%の人が死亡(約24人に1人)。

50代の場合は0.8%の人が死亡(約123人に1人)。

40代は0.3%の人が死亡(約316人に1人)。

30代は0.07%の人が死亡(1345人に1人)。

20代は0.01%の人が死亡(8838人に1人)。

10代は0%の人が死亡(1211人に0人)。

10歳未満は0%の人が死亡(564人に0人)。

基礎疾患のある人の場合、死亡率は12倍に上がる。

何も対策を取らない場合国内で40万人が死ぬ可能性がある(314人に1人)。

現在の死亡率から逆算した場合、40万人死亡時の感染者数の想定は約1800万人。

感染しても30~50%は症状が出ない(無症候の割合もっと高い可能性もある)

回復後に何らかの後遺症の出ている人の割合は、まだ不明

この先ウイルス変異する可能性があり、感染力・致死率などが高くなる可能性がある(低くなる可能性もある)。

集団免疫を作るノーガード作戦を取った国がうまくいくかどうかは、まだ未確定。

今までに人類制圧できた感染症は、天然痘だけ。

インフルエンザにはワクチンがあるが、毎年のように型が変異するウイルスに対して決定打になっているわけではない。

SARSMARSなども、封じ込めは成功したもの特効薬はない。

covid-19の2020/08/09時点での国内感染者数 45,439人

死者数 1,039人(平均死亡率 2.28%)

※参考 その他の病気の年間死者数(2018)

悪性新生物(がん) 373,584人

心疾患 208,210

老衰 109,606人

脳血管疾患 108,165人

肺炎 94,654人

平成 30 年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai18/dl/gaikyou30.pdf

※参考 その他の理由年間死者数

自殺 19,959人(2019)

風呂での死亡 5,398人~(2018)

餅などの食べ物による窒息死 4,000人~

交通事故死 3,532人(2018)

2019年の年間死者数(全体) 1,376,000人(日本人口の1.08%)

2019年の1年間で減った日本人口 505,046人

2020-07-25

anond:20200725002211

感染者数は増えてるのに死者数は減ってるからこのまま月30〜50ペースで留まる可能はいくらかあるし、そうなれば死者数的には通常のインフルエンザに比べてもだいぶおとなしい部類になる。

人類インフルエンザ経済活動を止めてきたか人類天然痘以外の病気を根絶することができたか?ということを考えるとある程度の段階で慣れて元の生活に戻るしかないと思うんだよね。

最低でも日本で年間5000人くらい死ぬくらいでないと自動車運転するのを止めない人類経済活動を止める理由にはならない。

2020-07-24

anond:20200724102551

天然痘だの何だの、もっとヤバい病気があふれかえってて誰も気にしないんじゃね?

財宝と一緒に鬼ヶ城風土病持ち帰っちゃったりするかもよ

2020-06-10

天然痘「何がWithコロナだよクソ人類め、俺らのことは根絶させたくせに」

2020-06-06

WHOゥ!

なぜ 君が機会を得られたにもかかわらずPHEICの宣言を一度見送ったのか!

なぜ 渡航制限を推奨しなかったのか!

なぜ 中国露骨に媚びるのか!

その答えは

なぜPHEICの宣言を一度見送ったのか?

IHR緊急委員会(15名 from 13ヶ国 [1])が国際的懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)宣言に足るだけのエビデンスを見出せなかったから。

1月21、22日時点では中国外の感染者数が4~6人だけであり[2]、ヒト‐ヒト感染の強さも不明で、暫定的にR0は1.4〜2.5(季節性インフルエンザ新型インフルエンザくらい)と推定されていた。(後の研究で、R0は4.7~6.6(天然痘風疹レベル)くらいだと推定されている[3]。)

また、ちょうどWHO専門家武漢入りして調査を開始したところであり、その結果を待つ意味もあった。

そういうわけで「今はデータが足りないから保留。10日以内にもっかい検討するからその時にまた呼んで」との結論に至ったわけだ。

この見送り中国への忖度と呼ぶ向きもあるが、過去のPHEIC宣言比較してもそこに特別な違いは見られない。

また、「PHEIC宣言は時期尚早」というのは当時の緊急委員会が至った結論であり、それに同意たからといってテドロス局長を責めるのもお門違いであろう。

また個人的感想だが、PHEIC見送りに関する非難には、人々のPHEICに対する認識もかかわっているのではないか

「PHEIC宣言がなされなければ各国は対策の取りようがない」等々、PHEICを疫病対策の“起点”としてとらえるような認識だ。

一方のWHO、PHEICは“最後の切り札”と考えている模様[4]

データ提供する、ガイドラインも制定する、ガイダンスだって発布するから、あとは各国で適切な対応をしてくれ。もし怠るようならPHEIC宣言でケツ蹴っ飛ばしたる」と、そんな感じ。

エビデンスは無いけど念のため」程度で宣言できるほどPHEICは軽くないのだ。

ただし、そういう時に使える“軽い警告”を制定するべきだとの議論は以前からあったため、それはそれでWHOの怠慢と言えなくもない。

なぜ渡航制限を推奨しなかったのか?

長年のWHO方針である2009年に初めてPHEICを宣言した際も渡航制限を推奨していない[5]

その理由は、渡航制限パンデミックの防止に寄与するというエビデンスが乏しく、むしろ条件によっては有害ですらあるからだ(※)。

複数研究[6][7][8][9][10]――2014年にはWHO自身23研究を用いたレビュー論文を出している[11]――によれば、厳しい渡航制限(全渡航の90~99%をシャットダウン)は感染拡大を数週間ほど遅らせる可能性があるが、最終的な感染者数と規模は据え置きである

※ PHEICが宣言されるような状況に限れば。感染発生の最初期であれば話は別。例えば昨年11月末に全世界渡航制限が行われていれば新型コロナ流行はなかっただろう。

研究をまとめると、

渡航制限メリット

患者の総数が変わらないとしても、時間当たりの患者数は減るため、対応能力の低い国においてキャパシティオバーを緩和できる。

予防接種治療薬が存在している場合、それらの準備を整えるまでの時間稼ぎになる。(今回のコロナ禍には当てはまらない)

渡航制限デメリット

流行期間が延びるため、社会的対応(ロックダウン等)の継続時間も延びる。

サプライチェーン(特に医療品)の深刻な寸断、専門家交流の途絶、国際支援の遅延または減少。

・↑2つと部分的に被るが、経済コストが非常に高くなる。

感染の発生を隠ぺいするインセンティブが働く。

WHO的に、渡航制限は高い経済コスト、低い効果、そしていくつかのデメリット存在から推奨されない。

全く無意味というわけではないが、より有効政策――手洗い等の徹底、適切なスクリーニング及び隔離ソーシャルディスタンシング(社会的距離をもたせるような政策ロックダウンも含む)――にその分のリソースを振り分けるのが好ましい。

これらはあくま過去エビデンスに基づいており、将来の研究にて今回の新型コロナについては渡航制限有効であったとのエビデンスが出るかもしれない。

しかし、“エビデンスに基づき結果的に間違った”対処を貶め、“エビデンスに基づかないが結果的に正しかった”対処を褒めることには同意できない。


なぜ中国露骨に媚びるのか?

諸君は↑の2項目について「中国への媚」と思っていたのだろうが(あとは台湾への対応か)、実際のところエビデンスベース判断であり、発生国中国以外でもWHO対応は同じだった可能性が高い。

しかし、中国への批判を控えたり、台湾冷遇、ちょくちょくあるリップサービス等、WHO医学とは別の領域において中国へ甘い対応をしているのは事実

なぜか?

テドロス局長場合簡単だ。政治的支持基盤が主にアフリカ系とアジア系であり中国存在が非常にでかい。なので中国批判はあまりしないし、リップサービスもする。 中国を称賛した回数はトランプのがテドロスより多いのだが[12]

WHO全体でみるとどうか。金に媚びてることはない。チャイナマネーとは比べ物にならないほどのアメリカマネーゲイツマジェスティWHOに注ぎ込まれている。

では何がWHO中国寄りにしているのか?

データである中国から提供される疫病情報である

WHOの宿痾として、情報提供加盟国善意に頼るしかないという問題がある。専門家/調査員を送り込むにも当該国の許可がいるため、独自情報収集もできない。

中国批判してデータが出てくる――「中国さん。あなた隠ぺいしてますね」「はい申し訳ありません。これが隠ぺい前のデータです」――なんてことはない。

ゆえに政治義理人情感情に惑わされず医学的なベストを尽くすなら、中国を刺激せずに気持ちよくデータを渡してもらうことが最適解になる。(本当のベスト中国が正直に全データ差し出してくれることだが、実現不可能な案に拘泥するのはワーストである)

これはWHOの根幹に関わる極めて深い問題だ。

「(WHOは)何のための組織なんだ」「政治より医学を優先しろ」という感じのブコメも見かけたが、医学を最優先とし、組織の使命を突き詰めて、そうして達する結論が“中国のご機嫌とり”にならざるを得ないこの地獄よ。

オーストラリアなんかはこの問題を正確に認識していて、「(拠出金削減よりも)WHO権限をより強化し、強制的査察権の付与等をすべきだ」という提言をしている[13]

ちなみに「中国抜きで新組織作れよ」的な冗談も目にしたが、それまた現実的ではない。

中国世界最大の人口、広大な国土に加え多数の国と国境を接している。国際的な人の出入りは膨大な数に上り貿易も盛んだ。民間レベル医療水準は高くなく、貧富の差が激しく、人々は頻繁に生きた動物接触する。そのうえ、国家は隠ぺい体質だ。

疫病、特に人獣共通感染症の発生源として絶対無視し得ない国、それが中国

今回のコロナ禍で中国から情報が一切なければどうなっていたかを考えれば答えは明らかだろう。まさに大地獄

故に切れない。切ってはいけない。

参考URL

[1] ttps://www.who.int/ihr/procedures/novel-coronavirus-2019/ec-22012020-members/en/

[2] ttps://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/situation-reports

[3] ttps://doi.org/10.1101/2020.02.07.20021154

[4] ttps://doi.org/10.4000%2Fpoldev.2178

[5] ttps://www.who.int/csr/disease/swineflu/guidance/public_health/travel_advice/en/

[6] ttps://doi.org/10.1038/nm0506-497

[7] ttps://dx.doi.org/10.1371%2Fjournal.pmed.0030212

[8] ttps://dx.doi.org/10.1371%2Fjournal.pone.0000401

[9] ttps://doi.org/10.1371/journal.pone.0016591

[10] ttps://doi.org/10.2807/1560-7917.ES2014.19.42.20936

[11] ttps://www.who.int/bulletin/volumes/92/12/14-135590/en/

[12] ttps://www.politico.com/news/2020/04/15/trump-china-coronavirus-188736

[13] ttps://www.smh.com.au/politics/federal/australia-wants-who-to-have-same-powers-of-weapons-inspectors-20200422-p54m7i.html

2020-05-25

https://anond.hatelabo.jp/20200525211934

完全に撲滅できなくても大幅に勢力を削ぐ意味あるじゃん

例えば暴力団だって撲滅できてないけど、

暴力団関連の犯罪を大幅に減らすのは意味があることじゃん。

ワクチンだって天然痘以外撲滅出来てないけど無意味じゃないじゃん。

2020-05-08

アマプラER見てる

クモPCR検査も出てきて、感染病封じ込めのため(最初天然痘と疑われ最終的にはサル痘と呼ばれてた)ER病棟に閉じ込められた患者暴動を起こすあたりなんだか感慨深くなってしまった

2020-04-26

詐欺捏造・偽作

台湾誌(1704年

ジョルジュ・サルマナザールはフランスまれ白人だったが、ウィリアムイネスという牧師の協力を得て「キリスト教改宗した台湾人」になりすました。「台湾人の先祖日本人である」「香草をまぶした生肉を食べている」などデタラメ風習を広め、独自の「台湾語」まで作りだした。当時のヨーロッパでは台湾ことなど全く知られていなかったので、サルマナザールは25年ものあい台湾専門家と見なされ、彼が執筆した『台湾誌』は知識人からも信頼されていた。しかし、ハレー彗星で知られるエドモンド・ハレーが、『台湾誌』に掲載された星図などから矛盾を見つけ出して突きつけたため、彼はついに自らの虚偽を告白した。

ベリンガー事件(1726年)

数学教授デリック図書館司書エックハルトは、横柄な態度のヨハン・ベリンガーに腹を立て、悪質ないたずらを仕掛けることにした。二人は石灰岩に細工をして、カエルミミズ化石彗星太陽の形をした化石、「ヤハウェ」という文字が刻まれ化石などを作り出し、ベリンガー化石採集していた山に埋めておいた。当時は化石が生まれる原因が分かっておらず、神秘的な力によって形成されると考えられていたので、いま見ると明らかにおかし化石でも、ベリンガーは本物だと信じこみ、図版を収録した書籍まで出版してしまった。話が大きくなって慌てた犯人の二人は偽造であることを明かしたが、ベリンガーはそれを中傷だと考えてまったく取り合わなかったという。

コック・レーンの幽霊(1762年)

コック・レーンにあるリチャード・パーソンズの家に、ウィリアムケントとファニーという夫妻が下宿していた。しばらくしてファニーは天然痘で亡くなったが、それ以来、パーソンズの家では何かを叩くような音や引っかくような音がたびたび聞こえるようになり、パーソンズは「ファニーの幽霊に取り憑かれた」と主張した。ファニーの幽霊は、自分ケントに毒殺されたことを訴えているのだとされた。幽霊のことはロンドン中の話題になり、見物客が連日のように集まってコック・レーンを歩けないほどだった。しか調査の結果、パーソンズ自分の娘を使って、木の板を叩いたり引っかいたりさせていたのだということが分かり、彼は共謀罪有罪となった。

トルコ人(1770年

ヴォルフガング・フォン・ケンペレンは「トルコ人」という名の人形を完成させた。それは完全な機械仕掛けチェスを指し、しかほとんどの人間より強いというものだった。「トルコ人」はヨーロッパ中を旅してチェスを指し、その中にはベンジャミン・フランクリンナポレオン・ボナパルトなどの名だたる人物がいた。多くの人間がその秘密を暴こうとしたが果たせなかった。ケンペレンの死後、「トルコ人」はヨハン・メルツェルのもとに渡りアメリカなどで大金を稼いだが、1854年火事によって焼失した。その後、最後の持ち主の息子が明らかにしたところでは、やはりチェス盤のあるキャビネットの中に人が入っていたのであった。

首飾り事件(1785年

宝石商シャルル・ベーマーは、自身が持つ高額な首飾りを王妃マリー・アントワネットに売りたいと思い、王妃の友人だと吹聴していたラ・モット伯爵夫人仲介を依頼した。伯爵夫人は、ルイ・ド・ロアン枢機卿を巧みに騙して首飾りの代理購入をさせ、王妃に渡すと言って受け取った首飾りをばらばらにして売りさばいてしまった。その後、事件が発覚して伯爵夫人逮捕された。かの有名なカリオストロ伯爵も巻き添えで逮捕され、のちに無罪となっている。また「王妃はラ・モット伯爵夫人同性愛関係にあった」「この事件王妃陰謀だった」といった事実無根の噂が流れ、マリー・アントワネットの評判は貶められた。

ヴォーティガンとロウィーナ(1796年

19歳のウィリアムヘンリー・アイアランドは、父親を喜ばせるためにシェイクスピア手紙文書を偽造するようになった。多くの専門家がそれを本物だと鑑定し、ジェイムズ・ボズウェルなどは「我らが詩人聖遺物を生きて見られたことに感謝する」と祝杯を上げたほどだった。ついにウィリアム戯曲の偽作まで行うようになったが、その戯曲「ヴォーティガンとロウィーナ」はあまりにも悲惨出来栄えだった。また、その頃にはエドモンド・マローンによる批判も広まっていた。ウィリアムは罪を自白したが、世間はそれをウィリアム父親が息子に言わせているものだと受け取った。当の父親も、無能な息子がそんなものを書けるわけがないと、死ぬまで贋作であることを信じなかった。

プリンセス・カラブー(1817年)

イギリスで異国の言葉を話す身元不明女性保護された。ある船乗りが「言葉が分かる」というので通訳となった。船乗りによれば、彼女インド洋島国王女ラブーであり、海賊に囚われていたが逃げ出してきたのだということだった。彼女地元の有力者たちのあいだで人気となり、またその肖像画新聞掲載されて広まった。しかし、その新聞を見た人から通報があり、彼女メアリー・ベイカーという家政婦で、架空言語を作り出して、カラブー王女のふりをしていただけだということが判明した。

ポヤイス国(1822年)

イギリス軍人グレガー・マクレガーは、中南米で実際に功績を上げたのち、イギリスに戻って「ポヤイス国」への移住者募集した。ポヤイス国は南米の美しい楽園で、土地は肥沃であり、砂金が採れると喧伝された。ポヤイス国の土地役職通貨などが高額で売りに出された。それを購入した二百七十人の移住者グループが船で現地へ向かったが、そこにポヤイス国など存在しなかった。荒れ地に放り出された移住者たちは次々に死んでいった。マクレガーフランス高飛びし、そこで同じ詐欺を働こうとして失敗した。さらベネズエラへと逃げて、そこで英雄的な軍人として死んだ。

ピトケアン島の独裁者1831年

アメリカ冒険家だったジョシュアヒルは、ハワイ移住しようとして失敗した後、タヒチ島からピトケアン島へと渡った。ピトケアン島は、イギリスからタヒチまで航海したのちに水兵たちが反乱を起こしたという「バウンティ号」の生き残りと、その子孫たちが暮らす絶海の孤島だった。ヒルは、自分イギリス政府から派遣された要人だと嘘をつき、独裁者として君臨した。逆らう者には容赦なく鞭を振るい、恐怖で島を支配した。それから6年後、通りすがりイギリス海軍の船に島民たちが助けを求めたことで、ついにヒルは島から追放された。

ティッチボーン事件1865年

イギリスの名門ティッチボーン家の長男ロジャーは、1854年南アメリカ沖で海難事故に遭って亡くなっていたが、その10年後にオーストラリア肉屋を営む男が「自分ロジャーである」と名乗り出た。翌年、ロジャーの母である未亡人と「ロジャー」はパリで面会した。華奢だったロジャーとは違い、「ロジャー」は体重100kgを超える粗野な男だったが、未亡人は彼こそがロジャーだと認めた。貴族を名乗りつつも労働者であった彼は、イギリス庶民からも大いに人気を集めた。しか未亡人が亡くなった後、裁判において彼は偽者であるとの裁決が下され、14年の懲役刑を課されることになった。

カーディフ巨人1869年

ジョージハル進化論を支持する無神論者だったが、聖書に登場する巨人実在について口論となり、それがきっかけで巨人化石捏造することを思いついた。石膏を巧みに加工し、毛穴まで彫り込んで、いかにも偶然発見たかのように装って大々的に発表した。専門家たちはすぐに偽物であることを見抜いたが、キリスト教原理主義者の一部は進化論への反証としてこれを支持し、また全米から多くの見物客がやってきた。フィニアス・テイラーバーナムが同様に巨人化石見世物にしはじめたことで、ハルバーナムを訴えるが、その裁判取材していた新聞記者がハルの雇った石工を突き止めて自白させたため、ハル観念して偽造を認めてしまった。

ケーペニックの大尉1906年

ドイツの靴職人ヴィルヘルム・フォークトは、古着屋で軍服軍刀などを購入し、「プロイセン陸軍大尉」に変装した。彼は大通りで立哨勤務をしていた近衛兵に声をかけ、十数名の兵士を集めさせると、ケーペニック市庁舎に踏み込んだ。フォークトは、市長秘書らを逮捕し、また市の予算から4000マルクほどを押収すると、兵士たちにこのまま市庁舎占拠するよう言いつけ、自分は悠々と駅に向かい新聞記者から取材に応じた後、列車に乗り込んで姿を消した。彼はすぐに逮捕されたが、ドイツ全土で人気者となり、時の皇帝によって特赦を受けた。

ピルトダウン人(1909年

イギリスピルトダウンでチャールズドーソンによって発見された化石は、脳は現代人のように大きいが、下顎は類人猿に似ている頭蓋骨だった。ドーソンはこれをアーサー・スミス・ウッドワードと共同で研究し、人類の最古の祖先として「ピルトダウン人」と名付けて発表した。当時は大英帝国繁栄期であり、人類発祥の地がイギリスであるという説は強く関心を持たれた。しか1949年フッ素年代測定により、ピルトダウン人の化石捏造されたものだと断定された。捏造犯人は未だに分かっておらず、『シャーロック・ホームズ』の作者であるアーサー・コナン・ドイル真犯人だという説まである

エチオピア皇帝事件1910年

後に作家となるヴァージニア・ウルフを含む6人の大学生たちは、外務次官の名義でイギリス艦隊司令長官に「エチオピア皇帝艦隊見学するので国賓として応対せよ」と電報を打ってから変装をして戦艦ドレッドノートが停泊するウェイマス港に向かった。ぞんざい変装だったにもかかわらず正体がバレることはなく、イギリス海軍から歓待を受けた。彼らはラテン語ギリシア語を交えたでたらめな言葉を話し、適当ものを指して「ブンガ!ブンガ!」と叫んだりした。ロンドンに帰った彼らは新聞社に手紙を送って種明かしをし、イギリス海軍の面目は丸潰れとなった。

コティングリー妖精事件1916年

コティングリー村に住む少女フランシスグリフィスとエルシー・ライトは、日頃から「森で妖精たちと遊んでいる」と話していた。ある日、二人が撮影してきた写真に小さな妖精が写っていたことに驚いた父親は、作家アーサー・コナン・ドイルに鑑定を依頼した。そしてドイルが「本物の妖精」とのお墨付きを与えて雑誌に発表したため、大騒動となった。50年後、老婆となったエルシーは、絵本から切り抜いた妖精を草むらにピンで止めて撮影したと告白した。しかし、フランシスもエルシーも「写真は偽物だが妖精を見たのは本当だ」と最後まで主張していた。

アルバニア王オットー1世1913年

ドイツ曲芸オットー・ヴィッテは、アルバニア公国独立の際に「スルタンの甥」のふりをしてアルバニアへ赴き、嘘がバレるまでの五日間だけ国王として即位した。ただし、そのような記録はアルバニアにもなく、当時からオットー証言は疑わしいものとされていたが、オットードイツ国内でよく知られており、新聞などでは人気を博していた。オットーが亡くなったとき、その訃報は「元アルバニア王オットー1世」に対するものだった。

アーン・マレー(1943年

オーストラリア現代詩誌『アングリーペンギンズ』に、25歳で亡くなったという青年アーン・マレーの詩が、彼の姉であるセルから送られてきた。『アングリーペンギンズ』誌はこれを大きく取り上げて天才と称賛した。しかし、これは保守派詩人であるジェームズマコリーハロルドスチュワートが、現代詩を貶めるためにつくったデタラメものだった。この事件によりオーストラリア現代詩壇は大きな損害を蒙ったが、1970年代に入るとアーン・マレーの作品シュルレアリスム詩として称賛されるようになり、以降の芸術家に大きな影響を与えるようになった。

タサダイ族(1971年

フィリピンミンダナオ島で、文明から孤立したまま原始的暮らしを続けてきたという「タサダイ族」が発見された。彼らの言語には「武器」「戦争」「敵」といった言葉がなかったため「愛の部族」として世界的な話題になった。彼らを保護するため、世界から多額の寄付が集まり居住区への立ち入りは禁止された。しかし15年後、保護地区に潜入したジャーナリストは、タサダイ族が家に住み、タバコを吸い、オートバイに乗っているのを目撃した。全ては当時のフィリピン環境大臣マヌエル・エリザルデJr.による募金目当てのでっちあげだったとされた。

ソーカル事件1994年

評論雑誌ソーシャルテキスト』は、「サイエンス・ウォーズ」と題したポストモダニズム批判への反論特集に、アランソーカルから寄せられた『境界侵犯すること 量子重力の変換解釈学に向けて』という論文掲載した。しかしそれは、ソーカルがのちに明かしたとおり、きちんと読めば明らかにおかしいと分かるような意味不明の疑似論文であり、ソーカルはそうしたでたらめをきちんと見抜けるかを試したのだった。それはポストモダン哲学者たちが科学用語濫用かつ誤用している状況に対する痛烈な批判だった。

2020-04-23

「足並みが揃わないなら自粛無意味」ではない

ご時世の自粛

「足並み揃わないなら無意味だ」と考えるのは間違いだという話。

接触機会量

人々が普段どおりに生活した場合、当然接触します。

レジ電車などで直接的にも、手すりや便所を介して間接的にもです。

直接/間接はあまり関係なく、また接触の濃厚なものは大きくカウントし、薄い接触を小さくカウントした上で、それらの総計を「人と人との接触機会の全体の量」としましょう。

接触機会量とでも呼びましょうか。

政府が8割減らしてくださーい!と言っているのはこの「接触機会量」です。

からまあ「満員電車に乗らなくする」とかはとても効果高いですし、

自動販売機で買った缶ジュースの外側を毎回完全消毒する」とかは効果の量としては低いです(無意味ではない)。

なぜ目標8割?

そしてなぜ8割?かというと、単純に計算上、8割減らすと総患者数が減少に転じるからです。

いまは1日でx倍という増え方をするわけですが、このxが1以下になり1日で0.9倍・・・かになるということです。(※厳密には指数関数的減少ではないですが)

長い時間では0人になるでしょう。

「足並み揃わないなら無意味だ」と考える人はここまでは理解していて、「8割を達成=患者数が減る=患者がいなくなって終わる」とならないと「無意味だ」と思っているんだと思います

それが間違いであることを今から説明します。

まず、このコロナウィルス流行で皆が困っているわけですが、その「解決」とはなんでしょうか?を考えねばなりません。

国内自粛が完全に行き届いて、8割どころか10割を達成し(国民全員が誰とも会わない生活をする)、患者数が減ってゼロになっても実はまったく「解決」ではありません。

海外ではまだ流行るでしょうし、暗数といって数字に出ていない感染はいます(それも、最近南カリフォルニア大学調査によるとかなり)。

永遠に鎖国し、永遠に自粛すれば感染ゼロ社会を生きることができますが、それは「解決」ではありません。

(単に我々が困っている状況が伸びるだけです)

解決」は我々が普段どおりの生活を送れること、

そして感染者が通常の治療を受けられる状態であること、です。

チャチャッと自粛して沈静化して自粛解除してコロナのない暮らししようやー!って思うのは間違いで、それは全員が協力しても達成できません。

そしていつどの時点でも自粛解除すれば、必ず増加に転じます

ワクチンができれば別ですが、それは年内レベルの話ではなさそうなので置いておきます

ただ絶対数が少なければ、病院でさばけます

絶対数が多ければ、病院でさばけなくなります

「8割」で患者数の減少、あるいは現状維持を目指すというのは、このためです。

コロナウィルスを根絶するためではありません。

コロナウィルスは根絶できない

人類はいままで科学医学でいくつもの感染症を克服してきたでしょうか?

いいえ、違います

人類が克服(根絶)したのは200年以上前ジェンナー人類初のワクチンを開発した「天然痘」だけです。

「新型コロナウィルスのない世界」はおそらくほぼ確実にきません。

強力なワクチンができて全世界に接種したとしても、恐らく根絶までは数十年かかります

我々は何を目指しているのか?

コロナウィルスは根絶できない。ならば我々は何を目指しているのか?

その答えはとても簡単かつ現実的です。

コロナウィルスが”普通病気”になること」を我々は目指しています

かかったら死ぬはいるけれども、治療薬があり、病院で手当をすることができる病気になることです。

現在のところ端的に言えば、病床と人工呼吸器の数が増えるか、重症化を一定割合で抑える薬(恐らく有望なのが最低2つあります)ができることです。

一般的風邪(いくつかの旧来コロナウィルスを含む、感染症)は日本だけで年間のべ2億人ぐらいが罹患します。

インフルエンザでは世界で年間30~60万人が死にます

それが”普通病気”です。

症状がわかり、医者が鑑別でき、薬を処方でき、インフルエンザに至ってはワクチンまであります

この状態であれば、風邪インフルエンザノロウィルスがそうでないように、コロナウィルスは我々の社会を止めるものではなくなります

これが我々のゴールで、人類勝利と呼べる地点です。

結論:足並みが揃わないなら無意味か?

ここまで話して本題に入ります

自粛が目指すものウィルス根絶ではなく増加の遅延です。(減れば、なお良いですが)

遅延の目的は、治療薬や医療体制対応のための時間稼ぎです。

治療薬や医療体制が整えば、我々にかかる制約は解除となり、これがゴールです。

まり、「足並みが揃わなければウィルス根絶ができなくて意味がない」という考えは、ゴールそのものの設定が間違っています

目的は遅延なのですから最初に言った「接触機会量」を減らせば減らしただけ意味があります

また自粛してないで江ノ島でウェーイしている人は、通常通りの行動をしているだけなので、自粛している人の効果を打ち消しているわけではないです。

「足を引っ張っている(接触機会量を増やしている)」というよりは「協力してない(接触機会量を減らしていない)」が言い方としては正しいですかね。

もちろん協力しろ馬鹿野郎、なんでワイだけが自粛してんねん、という怒りはあっていいんですが、

アレを見て腐る必要はぜんっぜんないです。

結論自粛はやる人がやっただけ効果があります

なので江ノ島ウェーイをTVで見ても腐らず続けましょう。

最悪なのは江ノ島ウェーイを見て自粛をしている人たちが自粛をやめてしまうことです。

これは江ノ島ウェーイそのものよりよっぽど痛手になります

繰り言になりますが、

なんでこんなことをつらつらとかいいるかと言うと、江ノ島ウェーイを見て「ワイの自粛意味ないわーもう自粛ないわー」というマインドの人が増えたら、

それこそ良くないからです。

ちゃん自粛している人にその有用性を認識してほしいんです。

これは、江ノ島ウェーイな人を説得するより重要なことだと思ってます

2020-04-22

新型コロナウイルスSARS-CoV-2)の擬人化小呂ちゃん

好きな作家の一人にネイティブアメリカンがいる。

彼の作品にはよく天然痘擬人化が出てくる。

それは男だったり、「奇妙な衣と飾りを身につけた若く美しい女」だったりする。(醜い描写もあるがここには載せない)

白人侵攻の時代

現在の我々以上の驚異にさらされていたネイティブアメリカンの子孫)が天然痘擬人化している。

ならば、我々が新型コロナウイルス擬人化したってよいのではないか

不謹慎ともとられかねない妄想を人目に晒すのは、このような免罪符からである


小呂ちゃんの設定】

2019年まれ

中国出身

黒髪

幼女、あるいは少女の姿をしている

・円環、環状のものを身に着けている(服の模様でもOK

纏足の足でキョンシーのようにぴょんぴょん跳ねる

・寂しがり屋

・影のように存在感が薄い。

・むしろ影の中に住んでいる。

影の中で生きて、影と影が重なった瞬間に移る。影渡り

・なかなか見つけてもらえない。

ふぇぇ……だれか、あたしに気づいてようっ……うぅっ……」

かわいい

「みつけた! あなたをさがしていたの!」

「さぁ、あなたもこっちへきて!」

粘着ヤンデレ

「だいすき! あたしたち、ずっといっしょにいましょうね!」

・ほら、あなたの影から声がする

「あたしはここよ……!」

絵師様。

どうぞよろしくねがいします。











追記

ーーーー

「『天然痘』と呼ばれているわ」

異邦人たちの情婦よ。いっしょにきたけど、置いていかれたの」

ーーーー

「滅びの符合―太陽の帝国アステカ終焉

ジュマーク ハイウォーター (著), 金原 瑞人 (翻訳), 渡辺 了介 (翻訳)

福武書店

残念ながら絶版

コロナ感染戦犯は無症状感染

奴らは症状がないものから感染者の自覚なしに元気に活動してウイルスをばらまいてるのに自分らだけ症状が出ずに苦しまないんだよな。

まるで自分達には効かないが敵だけによく効く天然痘をばらまくスペインアメリカ大陸征服者だ。

まさにコロナコンキスタドールといえる。

マスクしろ、物に触れるな、家にいろ、と言いたい。

2020-04-19

みんなががんばって外出自粛をすればするほど、コロナ禍の終息は遅くなる

って常識だと思ってたんだが、そうでもないんだろうか。

「みんながんばって外出を自粛して、こんなの早く終わらせようぜ!」みたいなツイート複数見かけたのだ。

今の外出自要請は、感染者が一気に増えて医療崩壊を起こさないための時間稼ぎであって、

コロナによる死者数は減るのだろうが、当然、終息は遅くなる。

死者数無視して手っ取り早く終息したければ、みんなで一斉に夜の街にでも行って感染すればいい。

日本だけで100万人くらい死ぬだろうが、集団免疫が獲得できることだろう。

コロナ免疫が得られない、なんて話もあるが、もしそれが本当なら、コロナ禍は永久に終息しないことになる。

そうなら一時的な外出自粛なんて無意味で、死生観見直し必要になるかもだ。

今、外出自粛! 呼びかけている人たち(政府地方自治体も、Twitterで叫んでいる一般人も含む)って、

いつまでそれを続ければいいと思っているんだろう。

コロナウイルスを天然痘のごとく絶滅させるのはまず不可能であることを考えると、

自然集団免疫を得るのに3年くらい、ワクチンができたとして1年半後ぐらいってところかね。

それまでずっと、こんなことが続けられると思っているんだろうか。

仮に続けられたとして、その頃には居酒屋も夜のお店も全滅してそうだ。

そういえば、5世紀に、日本仏教と一緒に天然痘が入ってきたらしいけど、

鎌倉時代元寇の時じゃなくてよかったな。

もし、元寇とともに天然痘が入ってきていたら、インカやアステカ帝国みたいになっていたのかも。

伝染病が伝わったのは不幸な出来事だけど、結果的にはよかったのかも。

今回のコロナウイルスも、これでテレワークオンライン学習などの、

ライフスタイルテクノロジー進化するきっかけになればいいな。

2020-04-10

新型コロナウイルスワクチン開発の問題点

風邪の原因となる昔から知られたコロナウイルスは、生涯に何度もかかる。

コロナウイルスだけではない。風邪の原因となるウイルスRSウイルスもライノウイルスも全部そうだ。

もちろん、大抵は2回目以降の感染は軽く済む。乳幼児風邪重症化しやすいのはそのせいだ。

ワクチンではなく本当の感染が起きても免疫の力はその程度なのだ

新型コロナウイルスワクチンが開発されても、少し重症化しにくくするとか、発症を遅らせるとか、そんな程度だと思う。インフルエンザワクチンと同じくらいの期待しか持てないだろう。もちろん、それだって十分すぎるくらい福音だ。

じゃあどうして天然痘は撲滅できたんだ?麻疹風疹ワクチンはなぜ効くんだ?という疑問は湧くだろうが、その答えはさておきとりあえず先に話を進める。

とかく、重症化予防程度のワクチンが数年以内に出回るとする。

フル稼働で生産しても全人類ぶんなんか作れないだろう。

どんなに頑張っても人類の1割にも満たないと思う。

重症化しないだけで軽症または無症状のままウイルスを撒き散らす人々のシワ寄せを、ワクチンを打ってない人がかぶるのだ。

アメリカ原住民ヨーロッパ人の持ち込んだ疫病で人口の9割が死んだように、貧困層はこれまで以上に新型コロナウイルス被害を被るのだ。

2020-04-03

放置戦略ロックダウン戦略

COVID-19について,ロックダウンを求める声が大きい.一方で,感染拡大を放置した方がマシだ,という主張もある.増田でも議論がなされているが(anond:20200402212148),私は,感染拡大を放置することを支持する.

放置戦略は,一時的医療崩壊大量死を招くだろうが,少なくとも一定期間後には多くの人が免疫を獲得することにより通常の社会活動を営めるようになることが保証されている.

ロックダウン戦略は,今この時点での医療崩壊大量死抑制することはできるが,ワクチンの開発に失敗した場合,あるいは開発に時間がかかった場合社会ゆっくりと壊死していくという危険を孕んでいる.

放置戦略は,個々人の命を賭け金にして博打を打っているように見える.だが実際には,社会を賭け金に博打を打っているのはロックダウン戦略の方なのだ

少なくとも放置戦略であれば,社会がそう遠くない未来に再稼働することは確実である.けれどロックダウンしてしまえば,再稼働できるかどうかはひとえにワクチンの出来次第ということになる.もしもロックダウンを緩めたら,再び感染は拡大する.真綿で首を絞めているようなものだ.

放置戦略博打ではない.COVID-19はエボラ出血熱と違い,多めに見積もったとしても致死率が1割にも達しない感染である人口数万程度の島嶼国であればともかく,人口100万人以上の国がCOVID-19で滅ぶことは絶対にありえない.上の増田言及されているdeztecjpさんは何度も,スペイン風邪で滅びた国はないと指摘している.今こそ私たち100年前の教訓を学ぶべきだろう.

もしも私がマーシャル諸島ミクロネシア連邦国民なら国家崩壊に繋がりかねない放置戦略よりもロックダウン戦略を支持するかもしれないが,私は日本国民なので,放置戦略を支持する.なぜなら日本人口サイズ経済規模を考えると,この程度の疫病で国が傾くことはあっても崩壊したり滅亡したりすることはまずありえないと確信するからだ.

生命は大切であり,その価値に貴賤はない.COVID-19で死のうが交通事故で死のうが経済崩壊して生活苦のあまり自殺しようが流通破綻して餓死しようが,等しくひとつの死である.なぜ我々はCOVID-19による死だけを避けなければならないのだろうか? COVID-19での死を避けようとして,他の原因での死を増やすのは本末転倒だろう.

感染対策は,それによって救われる生命が損なわれる生命を越える場合に限って行われるべきだ.天然痘の撲滅は多くの生命を救い,日本における日本住血吸虫症の根絶は大勢の人の健康を守った.しかし本当に重要なことは,それらの病気との闘いによる利益は,闘いによる不利益および闘わないことによる利益を,常に大きく上回っていたということだ.

今回のCOVID-19との闘いによる不利益は,闘わず白旗を揚げた場合不利益を大きく上回っているように私には思われる.

感染症との闘いを目的にしてはならない.それは社会幸福を増加させるための手段に過ぎない.感染対策が何も対策しなかった場合と比べて社会により多くの不幸をもたらすのであれば,それはやらない方がマシということだ.

個人が,自分の命を賭け金にした博打に参加したくないことはよく理解できる.私も肺炎になって苦しむのは嫌だ.だが長期的には私たちはこの病気共存するほかなく,ロックダウン共存を遅らせるだけだ.

私たち真珠湾攻撃するべきではなかった.さっさとアメリカ講和を結んで西太平洋におけるアメリカの弟分としての地位に甘んじていた方がよほど幸福だったのは,わが国の戦後史が証明している.今声高にロックダウンを求めるのは,もっと南洋に兵を送れと主張するようなものだ.短期的にはアメリカ軍を圧倒できるかもしれない.だが最終的には,多くの人が不必要に餓えに苦しみながら死んでいくだけになるだろう.

手洗いの励行や咳エチケットの普及といった対策は低コストであり,社会に及ぼす負の影響が小さいので賛成する.COVID-19対策を何もしなくてよいとは思わない.ただ,合理的範囲でのみ行うべきだというだけだ.

ブコメに応答

まぁ、放置戦略で真先に君が危篤になってしまう事は考えないのか?

自分家族死ぬ1割に入る覚悟について一言言及されてないのでやり直し

どの目線からものを言っているの?神か何か?自分死ぬかもっていう発想はないのかな?

私の業種だとロックダウン死活問題ロックダウンが続けば自分経済的にも精神的にも死ぬから放置戦略で生き残る方に賭ける方が合理的

このままの戦略を採れば100%訪れる未来の死よりも,いま1割の死を引くかもしれないロシアンルーレットをやった方が遥かにマシなのは当然でしょーが.

仮に重症化して呼吸困難で死んだとしても,ロックダウンが続いて絶望の果てに首をくくるのと同じ結果になるだけ.どちらにしても最悪の結果になるなら,私は9割の生存可能性に賭けてロシアンルーレットやることを選ぶね.

“今回のCOVID-19との闘いによる不利益は,闘わず白旗を揚げた場合不利益を大きく上回っているように私には思われる.” / 政府による無策で経済困窮・混乱とそれ故の数万死が不可避、という前提がおかしくない?

ロックダウンてそんな何十万人も人が死ぬようなことになるの?定義おかしくない?

新型コロナに続き「世界的食料危機」の恐れ、国連とWTOが警告 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News

加えて,そりゃ数ヶ月や1年の短期決戦なら保つかもしれないけど,長期戦になったら補償やら何やらが膨れ上がって詰むんじゃないの? 全員がテレワークできるわけでもないんだから膨大な失業者が出るだろうし,それを全部政府の責任で食わせられる期間はかなり短いよね.

短期決戦ならいけるけど長期戦になったら兵站破綻するって,完全にいつか来た道じゃん.最初から戦争なんてするべきじゃないんだよ.無条件降伏しろ

このままだと待っているのは陰鬱戦時体制だ.それで勝てるのならともかく勝ちは保証されていない.だったら,多少の危険おかしてでも確実な自由を掴み取るべきだろう.

私は「私は死なない」と思いこんでる超楽観主義なのでわり同じこと思ってるんだけどそうでない人を巻き込むつもりはないので放置作戦には乗っかれないんだよね。新コロが厄介なのは「動くと巻き込む」だから

それを言ったら,ロックダウン作戦だってロックダウンしたくない人を否応なしに巻き込んでるので,お互い様なんじゃない?

ロックダウン派が勝てば私みたいな人間自分の適職から追われ,外出して気を晴らすことすらままならず最終的には自分で綯った縄で窒息死することになるし,放置派が勝てば既往症のある人や運の悪かった人が呼吸困難死ぬことになる.

問題は,私個人の生死というちっぽけな話じゃなく,ロックダウンを終わらせるあるいは緩められる目処っていつになったら立つの? ってことでしょう.そのときが来るまでに社会が窒息死しちゃったら意味がないわけで.1ヶ月や2ヶ月で確実にワクチンができるならロックダウン派に転向するけど,いつ完成するかわからんものに賭ける気にはなれないよねえ.

ずっと封鎖するわけでなく、感染拡大を防ぐために、一定のしきい値を超えて感染爆発の兆候が見えたエリアを、2週間程度封鎖するのが今回のロックダウン定義だと思っていたけど、2週間ですら致命傷になるんだろか。

2週間ってどこ情報? それどこ情報よー?

感染予防にあたる国立衛生研究所のブルザフェッロ所長は、記者会見し、「危機的な状況は脱した。感染者は減っていく」と述べ、先月10から3週間以上続く外出制限効果が出ているという見方を示しました。

そのうえで、「もし対策を変えれば成果が失われる」とも指摘し、今後も外出制限を続けることが重要だと強調しました。

イタリアの感染者 増えるスピード鈍る「危機的状況は脱した」 | NHKニュース

1ヶ月ほどやってもまだ足りないんだってさ.感染爆発を放置していれば今頃は大勢の人が回復して免疫を得ることによって普通暮らしが徐々に戻り始めていただろうに,まだ窮屈な暮らしを耐え忍ばないといけないらしい.勘弁してほしい.

最初から期限を切って「3週間だけロックダウン,そのかわりどんな事情があろうがロックダウンを延長しない」というなら協力しなくもないけど,なし崩し的に終わりが見えないロックダウン突入させられるのだけはごめんだわ.イタリアの教訓を見習え.

anond:20200403001448

知らんけど、未だに結核免疫のある人はいなかったりするわけだから空想上の概念」ではあると思うぞ。

というか集団免疫で克服した感染症ってそもそもあるのか?

追記天然痘とか麻疹は「免疫持った人の集団免疫を持ってない人を突っ込む」ことにより免疫が獲得できるらしい。糠にきゅうり漬けて糠漬け作るみたいな。

ということは大前提として「免疫を持った人」が防壁として機能できる程度には存在しなきゃいけないのだが、現実には悉く免疫獲得できずに死んだりしている。

でもまあ、作戦的には面白そうだな。ライフゲームみたいで。

2020-03-28

新型コロナウイルスを受容する社会可能

今でもコロナ別にしたことないんじゃないか、という意見が多いようだ。

したことあるかどうかはもちろん主観によるが、中国イタリアスペイン報道を見てそう思うならそうなのだろう。

あるいはあれは騒ぎすぎているインフォデミックの結果だ、と思っている人もいるだろう。

それでは、コロナを受容したら、騒がずに季節性のインフルエンザのように扱ったらどうなるか、ということも考えてみてもよいのではないだろうか。

季節性インフルエンザ比較してみよう。詳細な数字はわからないものの、致死率は少なくとも10倍、桁違いだ。感染力も2倍。少なくともインフルエンザ以上。

https://www.jiji.com/jc/article?k=20200313039830a&g=afp

季節性インフルエンザももちろん死亡に至るが日常でそれほど見ることはない。寝たきり高齢者最後の一撃としてならあるが普通に歩けている高齢者インフルエンザだけで亡くなるということはほとんどない。

ましてや、現役で働けるレベル医師インフルエンザ罹患が原因で亡くなったという話は聞いたことがない。そんなことが身近で起こることを看過できるだろうか。

日本でも季節性インフルエンザで1万人亡くなる

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html Q10参照

それが新型コロナでは単純に計算して10万人になる。感染力が高ければもっと多い。年間死亡者は約137万人。さら10万人がコロナで亡くなる。

別の観点からは、

70代の致死率8%。

元気にテレビに出ていた70代の著名な芸能人罹患し突如亡くなる可能性を受容する。

https://www.mhlw.go.jp/content/000609467.pdf 6p参照

そういう社会

これが受容できるというなら、何も恐れることはない。

つい100年前まで、天然痘結核やその他あらゆる感染症に人類なすすべがなかった。それでも繁栄を遂げた。

それに比べれば、新型コロナウイルスなど取るに足らない病原体

人類全体、人類史全体で考えれば全くその通りだ。

気にしないで生きるのが全体最適と言えるかもしれない。

それが出来るなら何も困らない。

しかし、あの中国ですら、都市を封鎖してまで封じ込めたウイルス

日本だけやる、というならそれも面白い

出来るだろうか。

出来るだろうか?

一方で経済的な影響が健康に及ぼすリスクもある。

まず、経済的理由自殺する必要は全くない、ということは強調しておく。日本生活保護などセーフティーネットは十分ある。なんとでもなる。何度でもやり直せる。

とはいえ、影響はある。

リーマンショックでは自殺者が増えた。

「2000~07年に比べて2009年における世界54カ国の男性自殺率比(RR)は1.033(95%CI 1.027~1.039)であり,有意に増加していた(P<0.001)」

https://medical-tribune.co.jp/mtpronews/1309/1309055.html?_login=1#_login

日本では

2008年に起きたリーマンショックでは、自殺者数32,249人と前年の33,093人に比べ約800人程度増えています。ただ、自殺死亡率で見ると2008年が25.8人、2007年が25.2人と大きな変化は伺えませんでした。」

https://business-career.jp/articles/2LyRmipkcp4qic6ar53g?page=3

かに影響はあるし、無視してよい数字では全くないが、新型コロナウイルスの影響と比べると桁が違う。3桁ほど違う。

2019年自殺者は2万169人。以前よりだいぶ少ない。影響もより少ないことが予想される。

もちろん、対策もできる。

何より、公的補償をすればよい。極めてシンプル解決方法だ。

ただ、もしも政府無視したとしても影響は上記の桁に留まる。

そう考えると、経済が冷え込むから、という理由新型コロナウイルス感染を軽視するのは医療面健康面に関してはかなりバランスが悪いと言えるだろう。

そして、社会的に受容、許容が出来ないとしたらどうなるか。

適切な対策をしなければ、イタリアスペインの後を追うことになる。ならざるを得ない。

まりあれはインフォデミックではない。

まさにパンデミック

じゃあ、どうすべきか。

一刻も早く都市封鎖レベル対策をとり、

同時に公的収入補償約束する。

これに尽きる。

一刻も早くするべきではないだろうか。

2020-03-27

もうちょっと人類医療体制はマシだと思ってたけど

このくらいで機能不全に陥っちゃうならどうしたらいいの?

しろこれまでどうやってきたの?

新型コロナいくら危険だと言っても

ペスト天然痘と並ぶような病気でもないでしょ?

スペイン風邪クラス」とか言ってる人もいるけど

さすがに今のペースでいって一年後に5000万人も死んでるとは思えん。

にもかかわらず

都市封鎖だとか外出禁止だとか

これだけ大々的に対処しないと食い止められない

っていうのが絶望的なんだけど

こうならないように体制強化を目指すとしたら

今後どうしたらいいわけ

2020-03-14

https://anond.hatelabo.jp/20200314094827

ペストネズミノミシラミ媒介するから完全撲滅は無理。

天然痘はヒトしか感染しないからヒトの患者ゼロになればウイルスはこの世からいなくなる理屈だけど、ペストでそれをやろうとするとヒトの患者だけじゃなく保菌してるネズミノミシラミをこの世からさなくちゃいけない。

2020-03-08

なんでみんなそんなにコロナ不安がるんだろう

周りでも気が狂ったように手を洗ったり、カートを引いている人を見るだけで、「コロナ持ってるかも!こわい!」とか言い出す奴とかいて、なんなんだ?

電車喧嘩するやつもいるし

天然痘とかならわかるけどさ

俺は正直日本の奴らがこんなにストレス耐性がないのかと驚いている

みんな幸せストレスがない生活送ってたんだなあ

2020-03-07

新型コロナウイルスワクチンは出来ません!

ワクチンを望むブックマークコメントがチラホラだけど、絶対出来ない。

今年だけの流行のために大量生産はしないし、そもそも新薬開発はしない

あり得ない仮定だが、実用化できそうなワクチン製法今日世界に公開されたとしてもだな、工場をおったてるかって、建てないわな。

いくら巷で流行してても、タピオカブームに乗るような感覚で、医薬品の開発がやれるかって話。

工場が稼働する頃にこの騒ぎがおさまってしまったら、投資無駄

インフルエンザとか麻疹くらいに世界に広まってくれて、毎年冬になるとCOVID-19が大流行するならとにかく、数年に一度SARSMERSときみたいにたまにぽっと出ては数か月で収束するんなら、流行ってもいない病気ワクチン大量生産して、誰が買ってくれるというのか。

既存の薬がCOVID-19にも有効でした!」

ってんなら、既存の薬の増産くらいはするかもしれん。

けど、COVID-19のためだけに大規模投資は出来んよ。

最近だと、副作用訴訟起こされたら巨大な製薬会社も傾くからな。

医者だって新薬はいきなりは使わん。

動物実験いくら安全だったっていったって、治験でも安全だったって言ったって、基礎疾患を持ってるかによって反応は様々なはずだもん。

藁をもすがる思いで、副作用覚悟で投与する抗がん剤とかならまあとにかく、そもそも罹患する確率が0.1%以下で罹患しても死亡率が5%以下って病気の予防薬なんて、副作用報告が限りなくゼロじゃなくちゃ使いたくないわな。

どうやっても毒になりえない、例えばヨーグルトとかなら

R-1乳酸菌コロナウイルス予防効果が認められました!」

みたいな宣伝をして増産するだろうけども。

そんなわけで、増産どころか開発もしない。

そもそもワクチン大量生産は難しい

そして、ラボワクチン候補を作ってみて、動物でした!人体実験でも有効でした!って結果が得られたとして、それを大量生産できるかは非常に怪しい。

ワクチン味噌づくりや酒造りみたいな「醸す系」のものなので、いきなり大量生産に移行できるかというとかなり難しい。

例えるなら、木桶で日本酒醸造した日本酒を、巨大なステンレスタンク大量生産できるかってこと。

事実ワクチンって21世紀の今でも手作業でチマチマ作ってる。

信じられないかもしれないが、インフルエンザワクチンは卵にウイルスを接種して、培養して液を吸い上げてるし、麻疹ワクチンなんか小さなフラスコ培養してる。

卵をコンベアで運んでるとか、昔はスポイトで吸い上げてたけど今はポンプを使ってるとか、スゲー空調管理された場所フラスコ培養してるとか、そんな程度の機械しか出来てない。

機械化すりゃいいというのは簡単だが、全世界どの業者もそうってことは、出来なかったから今に至ってる。

新型インフルエンザ対策公募事業細胞培養でゴッソリ作れとお達しが出たが、何年も検討して上手くいかなかった。

一応、上手くいったことになってるが、既存の季節性インフルエンザワクチンが今でも卵でチマチマ作ってることからお察し。

ワクチン開発は簡単じゃない

ワクチン開発は易しくない。

マラリアワクチンだってHIVワクチンだって、何十年も頑張っても出来る気配がない。

それと、今の時代倫理的問題で開発が進まない。

ワクチン起源は、ジェンナーが、

「牛痘に罹ったことがあると天然痘に罹らないなら、ひらめいた!」

ってノリで、近所の子供に牛の膿汁を針で刺したのが始まりとか。

出来るかそんなもん!

弱毒化してるとか、このウイルスワクチンになるに違いないとか、どんなに培養細胞動物で確かめたって、ヒトにはそうそう打てないよ。

ワクチン(たぶん)を接種したあと、その人にウイルスを吸い込んでもらって本当に有効かを試すような実験が、いったいどこで出来るというのだ?中国なら出来るかもしれないが。

昔開発された歴史ワクチンは、倫理?なにそれ美味しいの?って時代に開発されてたので、弱毒化したとはいえ病原体のものを使ってるものが多い。

そいつらは超優秀。

天然痘BCG麻疹、そりゃ弱毒な病原体とはいえ、一度罹るわけだから免疫は確実につく。

だが、そんなワクチン開発は今のご時世もう開発は難しい。

今後開発されるワクチン生ワクチンであることはまずない。

一方で、効き目はとにかくとしてとにかく安全不活化ワクチンがこれからワクチンを開発するなら最有力。

ただし、不活化ワクチンは効き目がイマイチ

インフルエンザワクチンくらいの有効性のワクチンが開発できたとしよう。

インフルエンザワクチン有効性が5割、同じ程度のワクチンが開発できても、死亡率3%のCOVID-19を、死亡率1.5%に減らす程度。

感染予防は出来ないので、次回蔓延したときも今回と同じようにイベント自粛、小中学校臨時休校といった措置は避けられない。

これが、エボラとかだったら死亡率を半減させるだけで十分有効といえるけど、今回のCOVID-19って死亡率が問題ってわけじゃないんで。

そういうわけで、ワクチンに期待はしちゃダメ

2020-02-28

anond:20200228110348

生物兵器だろうがなんだろうがウイルスウイルスであってそれ以上でもそれ以下でもないのだが、「生物兵器ぐらいの緊張感」とはなんぞや。

生物兵器」という称号を冠しただけで何か超常的な性質を帯びるとでも思ってるんだろうか。

天然痘汚染された毛布」なども生物兵器ですよ。


(何なら仮に生物兵器だとすると、それを使用したどこかの誰かは治療法も同時に開発してる可能性高いので、希望が生まれそう。)

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