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はてなキーワード: フォークミュージックとは

2024-06-28

折坂悠太のニューアルバム呪文」でたで。

前作の「心理」がコロナ禍のピリついた雰囲気を感じさせたのに対して、今回はリラックスムードもある。

とは言え、フォークミュージック以外の要素、ラテンジャズエレクトロニックな要素なんかも見え隠れして、一筋縄はいかない重層性を持った音ではあるね。

インタビューを読むと、意外にも「宇多田ヒカルに聞いてほしい」なんて言葉も出てきた。

音楽、その中でもポップミュージック大衆に消費される音楽)へのメッセージ的なものが、隠されているのかもしれないね

 

https://youtu.be/SYETFzIv-04?si=ySOumpVFyIIQlLC9

2022-12-30

最近聴いて良かった音楽

Lord Huronの「Long Lost」。アメリカインディーロックバンドで、五大湖ひとつから名前を取っているとか。

アルバム丸ごと、古のエコー(リバーヴではなく、エコー)で包まれた、カントリーフォークミュージック。いつの時代の手触りなんだ…?

50-60年代を参照しているんだろうか。映画サウンドトラックのように間にセリフ風の繋ぎがあったりするのもそれっぽい。

あぁ、自分音楽を聴いているんじゃない、古いフィルムに念写された、記憶を聴いているんだ…

https://youtu.be/cCME0zOngn8

2021-10-24

折坂悠太、半端ないって

最近リリースされたアルバム、「心理」すごいよ。

浪曲歌謡曲ラテン音楽フォークミュージック、色んな音楽の亡霊がゆらりゆらりと後の隙間に見え隠れしているような謎の迫力。

YouTubeオフィシャルに全曲聴けちゃいます

https://youtu.be/hpIcfY6P4cE

2017-11-25

実家保守老人

年末までもうちょっとあるが、あした実家帰省する。

両親は70手前。母は専業主婦、父も数年前にリタイアし、2人で田舎移住して悠々自適の老後ライフを送っている。

親子関係はまずまず良好といえる。

だが一つ問題がある。

両親、特に父がいわゆる「保守老人」なのだ

テレビでそれ絡みのニュース流れると、口癖のように「(チィ!)また朝鮮/中国だろう!」と宣う。

産経新聞は全てにおいて正しくて、曽野綾子氏は素晴らしい人で、安倍首相はもちろんヒーローであるLGBT権利など言語道断であるそれから日本製品品質は未だに世界最高である就職祝いに買ってくれた本が、某明治天皇の玄孫が書いたやつだったのには閉口したな…(すぐ売った)

常日頃から喚いていたりするわけではなく、ネットに入り浸ってヘイトを撒き散らしたりはしていないのが救いではあるが…

これは今に始まったことではなく、20年くらい前、俺が小学生だった頃に確立したスタイルだ。

学生運動小馬鹿にしつつもビートルズフォークミュージックに傾倒した父母はしばらく平均的な「ややリベラル」だったのだが、あるとき産経新聞出会って「真実」を知り「開眼」したらしい。近年の「ネットde真実」に比べれば年季の入った御仁である

その頃幼かった俺も、一緒に暮らしていればそれなりに染まってくる。高校生くらいが一番ひどかった。ゴー宣布教をした、と言えば察してもらえるだろうか…思い出したくないのでこれ以上は書かない。

俺は大学進学とともに親元を離れ(過干渉から逃れるため)色々な人と交流し、徐々に毒が抜けていった。ネトウヨ化することはなかった。幸いなことに、染まり切る素質がもともとなかったのだ。しかしそんな中でも父はブレず、今に至るという感じだ。

先述の通り、きっかけがなければそういう話にはならない。だが、サンフランシスコ慰安婦像問題タイムリーに噴出してしまった。食事中にNHKニュースで流れたり…するだろうな…。

そんな家に帰る。妻と息子を連れて。

息子はまだ人語を解さない年齢だが、あと数年もすれば…じいじの言ったことを素直に受け入れてしまうかもしれない。あるいは先生やお父さん(俺)の言ってることと違う!となり、話がこじれやしないか

今まで、俺は強く反論することはなかった。反応せず適当にやり過ごしたり、一部同意/一部反対といった軽い意思表示のみ。今まではこれでしのいでいたが、いまは子供がいる。

俺は父親として何ができるだろうか。今さら宗旨替えなどできないだろ、怒らせたくない、言いたいこと言わせといてやろう、と向き合ってこなかったツケがいま回ってきている。

 
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